JP2000218440A - ワイヤ放電加工機 - Google Patents
ワイヤ放電加工機Info
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Abstract
を良くできて、コストを低減できるようにする。 【解決手段】 上ワイヤガイド22におけるジェットノ
ズル27の液噴出口27aから噴射される結線用液の液
流65が傾いているような場合、結線時には、上ワイヤ
ガイド22を、結線用液受け口33aに対するずれを修
正するように、U軸及びV軸方向に所定量移動させる
(W1参照)。これにより、液噴出口27aから噴射さ
れる液流65を、下ワイヤガイド24の結線用液受け口
33aに確実に案内させることができるようになり、ひ
いてはワイヤ電極を良好に結線できるようになる。この
ため、ジェットノズル27や上ワイヤガイド22を極め
て高精度に製作する必要がなくなると共に、歩留まりを
良くすることができるようになる。
Description
ジェットノズルから下ワイヤガイドに向けて結線用液を
噴射させることに基づきワイヤ電極を結線する自動結線
機能を備えたワイヤ放電加工機に関する。
工機において、上ワイヤガイドと下ワイヤガイドとの間
にワイヤ電極を通す場合について図9を参照して説明す
る。上ワイヤガイド1と下ワイヤガイド2との間にワイ
ヤ電極を通す場合、まず、これら上ワイヤガイド1の鉛
直軸の軸線4aと下ワイヤガイド2の鉛直軸の軸線4b
とが一致するように、例えば上ワイヤガイド1を移動さ
せる。
aから下方へ送り出しながら、図示しないジェットポン
プの圧力により、結線用液である水を上ワイヤガイド1
におけるジェットノズル5の液噴出口5aから下方へ向
けて噴射させる。すると、液噴出口5aから下ワイヤガ
イド2の結線用液受け口2bにかけて柱状の液流6が形
成され、上ワイヤガイド部1aから送り出されたワイヤ
電極が、その液流6に案内されて下ワイヤガイド部2a
に案内されるようになる。
液噴出口5aから噴射される液流6が上記軸線4a,4
bに沿って噴射され、下ワイヤガイド2の結線用受け口
2bに受けられる理想的な場合を示している。しかしな
がら、ジェットノズル5によっては、図10に示すよう
に、液噴出口5aから噴射される液流6が軸線4a,4
bから外れ、下ワイヤガイド2の結線用受け口2bから
も外れてしまうことがある。このような場合には、ワイ
ヤ電極の結線ができないため、ジェットノズル5若しく
は上ワイヤガイド1ごと不良品となることが多く、歩留
まりが悪くなってしまう。歩留まりを良くするために
は、ジェットノズル5や上ワイヤガイド1を、図9のよ
うな状態となるように極めて高精度に製作する必要があ
るが、このためにはコストが高くなってしまう。
のであり、その目的は、ジェットノズルや上ワイヤガイ
ドの歩留まりを良くできて、コストを低減できるワイヤ
放電加工機を提供するにある。
めに、請求項1の発明は、ワイヤ電極を被加工物の上方
においてガイドする上ワイヤガイド部を有すると共に、
この上ワイヤガイド部の外周部に結線用液流路を形成す
ると共に下端部に液噴出口を形成したジェットノズルを
有した上ワイヤガイドと、この上ワイヤガイドに対して
下方から対向するように配置され、前記ワイヤ電極を前
記被加工物の下方においてガイドする下ワイヤガイド部
を有すると共に、結線用液受け口を有した下ワイヤガイ
ドとを備え、結線用液を前記結線用液流路を通して前記
液噴出口から前記結線用液受け口に対して噴射させるこ
とに基づき、前記ワイヤ電極を前記上ワイヤガイド部か
ら前記下ワイヤガイド部へ導いて結線するようにした自
動結線機能付きのワイヤ放電加工機において、前記ワイ
ヤ電極の結線時に、前記上及び下ワイヤガイドのうち少
なくとも一方のワイヤガイドを、それら上及び下ワイヤ
ガイドの各鉛直軸の軸線がずれる方向に所定量移動させ
る制御手段を備えたことを特徴とする。
下ワイヤガイドとを各鉛直軸の軸線が一致するように位
置させた状態で、上ワイヤガイドにおけるジェットノズ
ルの液噴出口から噴射される結線用液の液流が、下ワイ
ヤガイドの結線用液受け口からずれるような場合、結線
時には、上及び下ワイヤガイドのうち少なくとも一方の
ワイヤガイドを、上記ずれを修正するように、上記軸線
がずれる方向に所定量移動させる。これにより、ジェッ
トノズルの液噴出口から噴射される液流を、下ワイヤガ
イドの結線用液受け口に確実に案内させることができる
ようになり、ひいてはワイヤ電極を良好に結線できるよ
うになる。このため、ジェットノズルや上ワイヤガイド
を極めて高精度に製作する必要がなくなると共に、歩留
まりを良くすることができ、コストを低減できるように
なる。
イドを移動させる方向及び移動量は予め設定しておくこ
とが好ましい(請求項2の発明)。また、制御手段は、
ワイヤ電極の結線終了後、結線時に移動させたワイヤガ
イドを結線前の位置へ戻すことが好ましい(請求項3の
発明)。
するワイヤ断線検出手段を備え、制御手段は、前記ワイ
ヤ断線検出手段がワイヤ電極の断線を検出した場合、上
及び下ワイヤガイドのうち少なくとも一方のワイヤガイ
ドを所定量移動させてからワイヤ電極の結線動作を行う
ようにすることが好ましい(請求項4の発明)。
図1ないし図8を参照して説明する。まず、ワイヤ放電
加工機の全体の概略構成を示す図2において、ワイヤ放
電加工機の本体11は、基台12と、コラム13とから
構成されていて、コラム13の図中左側部に制御ユニッ
ット14が設けられている。基台12上には、水平面内
で直交する2軸(X軸及びY軸)方向に移動可能なXY
テーブル15が設けられている。このテーブル15上に
は加工槽17が設置されていて、XYテーブル15と共
に加工槽17もX軸及びY軸方向に移動されるようにな
っている。加工槽17内には被加工物取付台18が固定
状態に設けられていて、この被加工物取付台18上に被
加工物19が取り付けられている。
15と対向する水平面内で直交する2軸(U軸及びV
軸)方向に移動可能なUVテーブル20が設けられてい
て、このUVテーブル20の先端部にZ軸支持台21が
設けられている。このZ軸支持台21の下部に、上ワイ
ヤガイド22がZ軸方向(図中上下方向)に移動可能に
設けられている。この上ワイヤガイド22は、上記被加
工物19の上方に配置される。
23が水平方向へ張り出すように設けられている。この
下部アーム23の先端部は、上記加工槽17の側壁を貫
通して加工槽17内に突出していて、その先端部に下ワ
イヤガイド24が設けられている。この下ワイヤガイド
24は、被加工物19の下方において上記上ワイヤガイ
ド22に対して下方から対向するように配置されてい
る。
に示すように、ベース部25と、このベース部25の下
部中央部に設けられた上ワイヤガイド部26と、この上
ワイヤガイド部26の外側に設けられたジェットノズル
27と、このジェットノズル27の外側に設けられた上
ノズル28とから構成されている。このうち、上ワイヤ
ガイド部26の下端部にはダイスガイド26aが設けら
れている。上ワイヤガイド部26の外周部とジェットノ
ズル27の内周部との間には、結線用液を通すための結
線用液流路29が形成され、ジェットノズル27の下端
部には液噴出口27aが形成されている。また、ジェッ
トノズル27の外周部と上ノズル28との間には加工液
を通すための加工液流路30が形成され、上ノズル28
の下端部には加工液噴出口28aが形成されている。
は図1に示すように、ベース部31と、このベース部3
1の上部中央部に設けられた下ワイヤガイド部32と、
この下ワイヤガイド部32の外側に設けられた下ノズル
33とから構成されている。このうち、下ワイヤガイド
部32の上端部にはダイスガイド32aが設けられ、下
ノズル33の上端部には結線用液受け口33aが形成さ
れている。結線用液受け口33aは、上部から下部にか
けて次第に狭くなるようにテーパ状に形成されている。
を巻回した供給リール36が設けられていて、この供給
リール36からワイヤ電極35が繰り出されるようにな
っている。供給リール36から繰り出されたワイヤ電極
35は、UVテーブル20に設けられた一対のローラ3
7において、張力が掛けられる。張力が掛けられたワイ
ヤ電極35は、Z軸支持台21に設けられたガイドロー
ラ38と、下ワイヤガイド24の下部に設けられたガイ
ドローラ39との間に掛けられていると共に、これらガ
イドローラ38,39の間で、上ワイヤガイド22の上
ワイヤガイド部26と下ワイヤガイド24の下ワイヤガ
イド部32に通されていて、これら上及び下ワイヤガイ
ド部26,32により摺動自在に位置決めされている。
上ワイヤガイド22と下ワイヤガイド24との間を、放
電加工部40としている。
ヤ電極35は、下部アーム23内のワイヤ電極走行路を
通された後、コラム13の下部に設けられたワイヤ駆動
ローラ41を通り、切断機42に送られる。ワイヤ駆動
ローラ41によりワイヤ電極35が矢印A方向に引っ張
られることに基づき供給リール36が回転され、これに
伴い供給リール36から新しいワイヤ電極35が順次繰
り出される。切断機42へ送られたワイヤ電極35は、
内部に設けられた切断刃により細かく切断され、ワイヤ
切断片43としてワイヤ回収容器44に回収される。
ラ38の近傍に自動結線用駆動ローラ45が設けられて
いる。この自動結線用駆動ローラ45は、ガイドローラ
38に対して接離可能となっている。また、自動結線用
駆動ローラ45の下方でかつ上ワイヤガイド22の近傍
に位置させて、ワイヤ電極35の有無を検出するための
ワイヤ検出手段を構成するフォトセンサからなるワイヤ
検出用センサ46が設けられている。
部分についての電気的構成がブロック図で示されてい
る。この図3において、マイクロコンピュータを含んで
構成された制御装置47は、本発明での制御手段を構成
するものであり、上記制御ユニット14内に設けられて
いる。この制御装置47には、制御ユニット14に設け
られた複数個の入力スイッチ48の信号や、上記ワイヤ
検出用センサ46の信号、上記ローラ37の回転軸と一
体に回転する回転板を備えたエンコーダ49の信号が入
力されるようになっている。このエンコーダ49は、ワ
イヤ電極35が断線した場合に、これを検出するワイヤ
断線検出手段を構成する。
8、ワイヤ検出用センサ46、エンコーダ49などの信
号と、予め備えたプログラムに基づき、XYテーブル1
5を移動させるためのZ軸用モータ50及びY軸用モー
タ51、上ワイヤガイド22をZ軸方向に移動させるZ
軸用モータ52、UVテーブル20を移動させるための
U軸用モータ53及びV軸用モータ54、ワイヤ駆動ロ
ーラ41を回転させるためのワイヤ駆動モータ55、自
動結線用ワイヤ駆動ローラ45を回転させるための正逆
回転可能な自動結線用ワイヤ駆動モータ56、ジェット
ノズル用ポンプ57などを制御する機能を備えている。
トノズル27から結線用液を噴射させた際に、その液流
が下ワイヤガイド24の結線用液受け口33aに対して
どれくらいずれているかのずれ量(傾き)の検出の仕方
について、図6ないし図8を参照して説明する。この検
出は、上ワイヤガイド22を上記ワイヤ放電加工機に装
着した状態でも行うことは可能であるが、ここでは、ワ
イヤ放電加工機とは別の場所で行う場合について説明す
る。
は、U軸方向及びV軸方向に移動可能な部位に取り付け
る。また、上ワイヤガイド22の下方に水受け皿60を
設けると共に、下ワイヤガイド24の結線用液受け口3
3aが位置される位置と同じ位置に、ジェットノズル2
7の噴出口27aの径と同じかそれよりもやや小さな内
径を有するパイプ61を固定状態に設け、このパイプ6
1の一端部に圧力検出器62を接続する。このとき、上
ワイヤガイド22の鉛直軸の軸線B1とパイプ61の鉛
直軸の軸線B2(下ワイヤガイド24の鉛直軸の軸線B
2に相当)とを一致させておく。また、上ワイヤガイド
22の上ノズル28は外しておく。
でタンク64内の結線用液(水)を、ジェットノズル2
7の液噴出口27aから下方に向けて噴射させ、パイプ
61内に入った結線用液の圧力の変化を圧力検出器62
で検出するようにする。
下端とパイプ61の上端との間の距離をH、ジェットノ
ズル27の下端と上ノズル28の下端との間の距離をT
(これは機械固有の値)とし、H−TをZとする(Z=
H−T)。このZは、上ノズル28の下端と下ノズル3
3の上端との間の距離に相当する。
誤差などがあり、図7に示すように、ジェットノズル2
7の液噴出口27aから噴射された液流65が、上ワイ
ヤガイド22の軸線B1とパイプ61の軸線B2とを結
ぶ直線からずれていると(傾いていると)、パイプ61
内には結線用液が入らないため、圧力検出器62の検出
値は「0」のままである。
駆動手段により水平方向(U軸方向及びV軸方向)に移
動させ、図8に示すように、液噴出口27aから噴射さ
れた液流65がパイプ61内に入るようになると、圧力
検出器62の検出量67が上昇する。そして、上ワイヤ
ガイド22の元の位置から、検出量67がピークを示す
ときの上ワイヤガイド22の位置までの移動量W(U軸
方向とV軸方向の両方について)を計測する。この移動
量Wが補正量となる。
出口27aから噴射された液流65の傾き角)θは、 tanθ=W/H =W/(Z+T) により求められる。従って、移動量Wは次式となる。 W=(Z+T)tanθ …(1) これを前記制御装置47に記憶させておく。
て、ワイヤ電極35を自動結線する場合について、図4
のフローチャートも参照して説明する。入力スイッチ4
8のうちの自動結線用スイッチが操作されると、制御装
置47は、まず、ワイヤ駆動モータ55をオンさせてワ
イヤ駆動ローラ41を回転させ(ステップS1)、この
後、ワイヤ電極35がつながっているか、いないかを判
別する(ステップS2)。
ヤ電極35が図1の矢印A方向に引っ張られる。このと
き、ワイヤ電極35が、供給リール36からワイヤ駆動
ローラ41までつながっている場合には、ロ−ラ37の
回転に伴いエンコーダ49の回転板が回転するため、エ
ンコーダ49から「結線状態」である検出信号が制御装
置47に出力される。制御装置47は、エンコーダ49
から「結線状態」の検出信号が入力された場合には、ワ
イヤがつながっていると判断し、ステップS2で「N
O」に従いステップS3へ移行し、ワイヤ駆動モータ5
5をオフして終了する。
からワイヤ駆動ローラ41までの間で断線している場合
には、ワイヤ駆動ローラ41が回転しても、ロ−ラ37
が回転せず、エンコーダ49の回転板が回転しないた
め、エンコーダ49から「断線状態」である検出信号が
制御装置47に出力される。制御装置47は、エンコー
ダ49から「断線状態」の検出信号が入力された場合に
は、ワイヤがつながっていないと判断し、ステップS2
で「YES」に従いステップS4へ移行する。このと
き、ワイヤ駆動モータ55は停止させず、放電加工部4
0或いはその下流に残されたワイヤ電極35をワイヤ駆
動ローラ41により引き込んだ後も作動し続ける。
上方に設けられたワイヤ検出用センサ46により、検出
部である当該ワイヤ検出用センサ46の前にワイヤ電極
35があるか否かを判別する。ワイヤ検出用センサ46
がワイヤ電極35を検出した場合には、「YES」に従
ってステップS5へ移行し、自動結線用ワイヤ駆動ロー
ラ45をガイドローラ38に接触させると共に、自動結
線用ワイヤ駆動モータ56を逆回転駆動させる。する
と、自動結線用ワイヤ駆動ローラ45が逆回転され、ワ
イヤ電極35は、放電加工部40とは反対側に引き上げ
られる。そして、ワイヤ検出用センサ46がワイヤ電極
35の先端を検出したら(ステップS6)、自動結線用
ワイヤ駆動モータ56を停止させると共に、自動結線用
ワイヤ駆動ローラ45をガイドローラ38から離間させ
る(ステップS7)。
センサ46がワイヤ電極35を検出しなかった場合に
は、「NO」に従ってステップS8へ移行し、自動結線
用ワイヤ駆動ローラ45をガイドローラ38に接触させ
ると共に、自動結線用ワイヤ駆動モータ56を正回転駆
動させる。すると、自動結線用ワイヤ駆動ローラ45が
正回転され、ワイヤ電極35は、上ワイヤガイド22側
に向かって送り出される。そして、ワイヤ検出用センサ
46がワイヤ電極35の先端を検出したら(ステップS
9)、ステップS7へ移行し、自動結線用ワイヤ駆動モ
ータ56を停止させると共に、自動結線用ワイヤ駆動ロ
ーラ45をガイドローラ38から離間させる。
ヤガイド22のZ軸高さZ1と、上記(1)式とによ
り、結線に適した上ワイヤガイド22の自動結線位置を
演算し、登録する。この場合、上ワイヤガイド22の自
動結線位置と現在位置との差W1(図1参照)を、U軸
方向及びV軸方向について演算し(次の(2)式参
照)、登録する。 W1=(Z1+T)tanθ …(2)
54を駆動させて、上ワイヤガイド22を自動結線位置
へ移動させる(ステップS11,12,13)。上ワイ
ヤガイド22を自動結線位置へ移動させた図1の状態で
は、上ワイヤガイド22の軸線B1と下ワイヤガイド2
4の軸線B2とが水平方向にW1分ずれている。
させ(ステップS14)、また、自動結線用ワイヤ駆動
ローラ45をガイドローラ38に接触させ自動結線用ワ
イヤ駆動モータ56を正回転駆動させる(ステップS1
5)。ジェットノズル用ポンプ57が駆動されると、結
線用液が、結線用液流路29を通してジェットノズル2
7の液噴出口27aから下方に向けて噴出される。液噴
出口27aから噴出された液流65は、下ノズル24の
結線用液受け口33aに入るようになる。また、自動結
線用ワイヤ駆動モータ56が正回転駆動されると、ワイ
ヤ電極35が上ワイヤガイド部26から下方へ送り出さ
れる。上ワイヤガイド部26から送り出されたワイヤ電
極35は、液流65に案内されて下ノズル24の結線用
液受け口33aに入り、下ワイヤガイド部32に挿入さ
れるようになる。下ワイヤガイド部32に挿入されたワ
イヤ電極35は、さらに、別の案内手段により向きを変
えられて駆動中のワイヤ駆動ローラ41側に案内され
る。
41に達すると、ワイヤ電極35はワイヤ駆動ローラ4
1により矢印A方向に引き込まれるようになる。このと
き、ワイヤ駆動ローラ41の駆動力及び送り速度が、自
動結線用ワイヤ駆動ローラ45の駆動力及び送り速度よ
りも大きく、ガイドローラ37と同軸上のエンコーダ4
9の回転速度が大きくなるため、制御装置47は、その
エンコーダ49の信号に基づき、ワイヤ電極35の先端
がワイヤ駆動ローラ41に達したことを検出する(ステ
ップS16)。
ワイヤ駆動ローラ41に達したことを検出すると、自動
結線用ワイヤ駆動モータ56と、ワイヤ駆動モータ55
と、ジェットノズル用ポンプ57とをオフさせ(ステッ
プS17)、この後、U軸用モータ53及びV軸用モー
タ54を駆動させて、上ワイヤガイド22を自動結線前
のスタート位置へ移動させる(ステップS18,19,
20)。これにより、自動結線の動作が完了する。
駆動させてワイヤ駆動ローラ41によりワイヤ電極35
を送ると共に、ジェットノズル用ポンプ57を駆動させ
て加工液(これも水)を加工液流路30を通して加工液
噴出口30aから噴出させながら行う。
場合には、ワイヤ駆動モータ55を駆動させていても、
ガイドローラ37及びエンコーダ49が回転しなくなる
ため、制御装置47は、そのエンコーダ49の信号に基
づき、ワイヤ電極35が断線したことを検出する。この
ような場合には、上記した自動結線の場合とほぼ同様
に、ワイヤ電極35の切断箇所に応じて自動結線用ワイ
ヤ駆動モータ56を正転または逆転させ、ワイヤ電極3
5の先端をワイヤ検出センサ46のところ(検出部)に
位置させる(ステップS1〜S9参照)。
2と、上記(1)式とにより、結線に適した上ワイヤガ
イド22の自動結線位置を演算し、登録する(ステップ
S10参照)。この場合、上ワイヤガイド22の自動結
線位置と現在位置との差W2(図5参照)を、U軸方向
及びV軸方向について演算し(次の(3)式参照)、登
録する。この場合のZ軸高さZ2は、図1の場合のZ軸
高さZ1よりも小さくなっている。 W2=(Z2+T)tanθ …(3)
54を駆動させて、上ワイヤガイド22を自動結線位置
へ移動させる(ステップS11,12,13参照)。上
ワイヤガイド22を自動結線位置へ移動させた図5の状
態では、その上ワイヤガイド22の軸線B1と下ワイヤ
ガイド24の軸線B2とが水平方向にW2分ずれてい
る。
動させると共に、自動結線用ワイヤ駆動ローラ45を正
回転駆動させて結線動作を行う。この場合も、ジェット
ノズル27の噴出口27aから噴出された液流65が、
下ノズル24の結線用液受け口33aに入ると共に、上
ワイヤガイド部26から送り出されたワイヤ電極35
は、液流65に案内されて下ノズル24の結線用液受け
口33aに入り、下ワイヤガイド部32に挿入されて結
線されるようになる。
2を自動結線前のスタート位置へ移動させ(ステップS
18,19,20参照)、この後、再び加工動作を行う
ことになる。
を得ることができる。すなわち、上ワイヤガイド22と
下ワイヤガイド24とを各軸線B1,B2が一致するよ
うに位置させた状態で、上ワイヤガイド22におけるジ
ェットノズル27の液噴出口27aから噴射される結線
用液の液流65が、下ワイヤガイド24の結線用液受け
口33aからずれるような場合、結線時には、上ワイヤ
ガイド22を、上記ずれを修正するように、上記軸線B
1とB2がずれる方向に所定量移動させる。これによ
り、液噴出口27aから噴射される液流65を、下ワイ
ヤガイド24の結線用液受け口33aに確実に案内させ
ることができるようになり、ひいてはワイヤ電極35を
良好に結線できるようになる。このため、ジェットノズ
ル27や上ワイヤガイド22を極めて高精度に製作する
必要がなくなると共に、歩留まりを良くすることがで
き、コストを低減できるようになる。
させる方向及び移動量は、上ワイヤガイド22のZ軸高
さに基づき自動的に演算されて設定されるので、自動結
線を容易に行うことができる。結線終了後は上ワイヤガ
イド22を元の位置へ戻すようにしているので、次の動
作を容易に行うことができる。
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。被加工物19を加工する際に、加工槽17内に
加工液(水)を貯留し、加工液中で加工するタイプのも
のにも適用できる。この場合、ワイヤ電極35を自動結
線する場合には、加工槽17内の加工液を排出した状態
で行うようにする。
づき自動結線を行う場合、予め上ワイヤガイド22の自
動結線位置を一定の位置に設定しておき、自動結線用ス
イッチが操作された場合、演算などを行わずに、上ワイ
ヤガイド22を予め設定された自動結線位置へ移動させ
るようにすることもできる。下ワイヤガイド24がU,
V軸方向に移動可能な構成である場合には、自動結線時
に下ワイヤガイド24を移動させるようにすることもで
きる。
1のワイヤ放電加工機によれば、上ワイヤガイドと下ワ
イヤガイドとを各鉛直軸の軸線が一致するように位置さ
せた状態で、上ワイヤガイドにおけるジェットノズルの
液噴出口から噴射される結線用液の液流が、下ワイヤガ
イドの結線用液受け口からずれるような場合、結線時に
は、上及び下ワイヤガイドのうち少なくとも一方のワイ
ヤガイドを、上記ずれを修正するように、上記軸線がず
れる方向に所定量移動させる。これにより、ジェットノ
ズルの液噴出口から噴射される液流を、下ワイヤガイド
の結線用液受け口に確実に案内させることができるよう
になり、ひいてはワイヤ電極を良好に結線できるように
なる。このため、ジェットノズルや上ワイヤガイドを極
めて高精度に製作する必要がなくなると共に、歩留まり
を良くすることができ、コストを低減できるようにな
る。
場合の要部の縦断面図
合での図1相当図
検出する場合の要部の縦断面図
パイプからずれている状態の図6相当図
パイプに対応した状態の図6相当図
液流が結線用受け口に受けられる理想的な場合の縦断面
図
受け口から外れた場合の縦断面図
0はUVテーブル、22は上ワイヤガイド、24は下ワ
イヤガイド、26は上ワイヤガイド部、27はジェット
ノズル、27aは液噴出口、28は上ノズル、29は結
線用液流路、32は下ワイヤガイド部、33は下ノズ
ル、33aは結線用液受け口、35はワイヤ電極、3
8,39はガイドローラ、41はワイヤ駆動ローラ、4
5は自動結線用駆動ローラ、46はワイヤ検出センサ、
47は制御装置(制御手段)、49はエンコーダ(ワイ
ヤ断線検出手段)、57はジェットノズル用ポンプ、6
1は検出用のパイプ、65は液流、B1は上ワイヤガイ
ドの軸線、B2は下ワイヤガイドの軸線を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 ワイヤ電極を被加工物の上方においてガ
イドする上ワイヤガイド部を有すると共に、この上ワイ
ヤガイド部の外周部に結線用液流路を形成すると共に下
端部に液噴出口を形成したジェットノズルを有した上ワ
イヤガイドと、 この上ワイヤガイドに対して下方から対向するように配
置され、前記ワイヤ電極を前記被加工物の下方において
ガイドする下ワイヤガイド部を有すると共に、結線用液
受け口を有した下ワイヤガイドとを備え、 結線用液を前記結線用液流路を通して前記液噴出口から
前記結線用液受け口に対して噴射させることに基づき、
前記ワイヤ電極を前記上ワイヤガイド部から前記下ワイ
ヤガイド部へ導いて結線するようにした自動結線機能付
きのワイヤ放電加工機において、 前記ワイヤ電極の結線時に、前記上及び下ワイヤガイド
のうち少なくとも一方のワイヤガイドを、それら上及び
下ワイヤガイドの各鉛直軸の軸線がずれる方向に所定量
移動させる制御手段を備えたことを特徴とするワイヤ放
電加工機。 - 【請求項2】 ワイヤ電極の結線時にワイヤガイドを移
動させる方向及び移動量は予め設定されていることを特
徴とする請求項1記載のワイヤ放電加工機。 - 【請求項3】 制御手段は、ワイヤ電極の結線終了後、
結線時に移動させたワイヤガイドを結線前の位置へ戻す
ことを特徴とする請求項1または2記載のワイヤ放電加
工機。 - 【請求項4】 ワイヤ電極が断線したことを検出するワ
イヤ断線検出手段を備え、 制御手段は、前記ワイヤ断線検出手段がワイヤ電極の断
線を検出した場合、上及び下ワイヤガイドのうち少なく
とも一方のワイヤガイドを所定量移動させてからワイヤ
電極の結線動作を行うことを特徴とする請求項1ないし
3のいずれかに記載のワイヤ放電加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11018158A JP2000218440A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ワイヤ放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11018158A JP2000218440A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ワイヤ放電加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000218440A true JP2000218440A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=11963817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11018158A Pending JP2000218440A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ワイヤ放電加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000218440A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20140291294A1 (en) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | Fanuc Corporation | Wire electric discharge machine with automatic wire connecting function |
| JP2016104507A (ja) * | 2014-11-19 | 2016-06-09 | ファナック株式会社 | 上下面独立コーナ形状補正機能を有するワイヤ放電加工機 |
| US10307847B2 (en) | 2014-11-19 | 2019-06-04 | Fanuc Corporation | Wire electric discharge machine having corner shape correcting function |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11018158A patent/JP2000218440A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20140291294A1 (en) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | Fanuc Corporation | Wire electric discharge machine with automatic wire connecting function |
| JP2014198355A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | ファナック株式会社 | 自動結線機能を有するワイヤ放電加工機 |
| EP2783781A3 (en) * | 2013-03-29 | 2014-12-17 | Fanuc Corporation | Wire electric discharge machine with automatic wire connecting function |
| US10189101B2 (en) * | 2013-03-29 | 2019-01-29 | Fanuc Corporation | Wire electric discharge machine with automatic wire connecting function |
| JP2016104507A (ja) * | 2014-11-19 | 2016-06-09 | ファナック株式会社 | 上下面独立コーナ形状補正機能を有するワイヤ放電加工機 |
| US10307847B2 (en) | 2014-11-19 | 2019-06-04 | Fanuc Corporation | Wire electric discharge machine having corner shape correcting function |
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