JP2000218459A - 工作機械における工具呼び出し方法 - Google Patents
工作機械における工具呼び出し方法Info
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- JP2000218459A JP2000218459A JP11025903A JP2590399A JP2000218459A JP 2000218459 A JP2000218459 A JP 2000218459A JP 11025903 A JP11025903 A JP 11025903A JP 2590399 A JP2590399 A JP 2590399A JP 2000218459 A JP2000218459 A JP 2000218459A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予備工具での加工精度の確認等を短時間で集
中して済ませておくことができる工作機械における工具
呼び出し方法が求められていた。 【解決手段】 工作機械における工具呼び出し方法は、
被加工部を加工するために呼び出される予備工具が被加
工部を初めて加工する未使用の工具であるか否かを判断
する第1の工程と、第1の工程で未使用の工具であると
判断された場合、予備工具と同一種類の予備工具群に、
その工具の他にまだ未使用の工具があるか否かを判断す
る第2の工程と、第2の工程で未使用の工具があると判
断された場合、第1の工程で判断された未使用の工具に
よる被加工部の加工と、第2の工程で判断された未使用
の工具のうちの少なくとも一本の未使用の工具による被
加工部の加工とを順次行う第3の工程とからなってい
る。
中して済ませておくことができる工作機械における工具
呼び出し方法が求められていた。 【解決手段】 工作機械における工具呼び出し方法は、
被加工部を加工するために呼び出される予備工具が被加
工部を初めて加工する未使用の工具であるか否かを判断
する第1の工程と、第1の工程で未使用の工具であると
判断された場合、予備工具と同一種類の予備工具群に、
その工具の他にまだ未使用の工具があるか否かを判断す
る第2の工程と、第2の工程で未使用の工具があると判
断された場合、第1の工程で判断された未使用の工具に
よる被加工部の加工と、第2の工程で判断された未使用
の工具のうちの少なくとも一本の未使用の工具による被
加工部の加工とを順次行う第3の工程とからなってい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC(数値制御)
工作機械における工具呼び出し方法にかかり、特に、未
使用の予備工具の呼び出しを行う工具呼び出し方法に関
する。
工作機械における工具呼び出し方法にかかり、特に、未
使用の予備工具の呼び出しを行う工具呼び出し方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ(以下、MCと記
載),ターニングセンタなどNC工作機械は、コンピュ
ータを内蔵したNC装置により制御されている。NC装
置は、各種加工を行うためのNC加工プログラム(以
下、NCプログラムと記載)をNC加工プログラムメモ
リに記憶している。加工を行う場合には、必要なNCプ
ログラムを呼び出して、そのNCプログラムにプログラ
ムされた指令に従って、工具と工作物とを相対的に移動
位置決め制御する。また、自動工具交換装置(以下、A
TCと記載)により自動的に工具を交換し、自動パレッ
ト交換装置(以下、APCと記載)等により、工作物が
取付けられたパレットを加工領域内に搬出入することも
行う。
載),ターニングセンタなどNC工作機械は、コンピュ
ータを内蔵したNC装置により制御されている。NC装
置は、各種加工を行うためのNC加工プログラム(以
下、NCプログラムと記載)をNC加工プログラムメモ
リに記憶している。加工を行う場合には、必要なNCプ
ログラムを呼び出して、そのNCプログラムにプログラ
ムされた指令に従って、工具と工作物とを相対的に移動
位置決め制御する。また、自動工具交換装置(以下、A
TCと記載)により自動的に工具を交換し、自動パレッ
ト交換装置(以下、APCと記載)等により、工作物が
取付けられたパレットを加工領域内に搬出入することも
行う。
【0003】ところで、同一種類の工作物の繰り返し加
工を行う場合には、工具寿命に達する恐れのある工具と
同一種類の工具を予備工具として工具マガジンに収納し
ておく場合がある。たとえば、使用中の工具が寿命に達
すると、次の加工の際、その工具の予備工具を工具マガ
ジンから主軸に呼び出して装着し、この予備工具を新工
具(主軸に新たに装着されて加工に使用される工具)と
して加工を続行することになる。
工を行う場合には、工具寿命に達する恐れのある工具と
同一種類の工具を予備工具として工具マガジンに収納し
ておく場合がある。たとえば、使用中の工具が寿命に達
すると、次の加工の際、その工具の予備工具を工具マガ
ジンから主軸に呼び出して装着し、この予備工具を新工
具(主軸に新たに装着されて加工に使用される工具)と
して加工を続行することになる。
【0004】それほど加工精度が要求されない工具で
は、工具の工具長補正等の入力をしておけば、新工具で
加工してのチェックは行わないで加工を続行できる。し
かしながら、加工精度が要求される工具では、新工具が
未使用の工具(その所望の加工を一度も行ったことがな
い工具)の場合、この新工具を使用して工作物を実際に
加工し、加工精度のチェックを行い、その結果必要があ
れば補正量の入力,刃先位置の修正等を行って、所望の
公差範囲内で加工ができるように確認する必要がある。
そのため、使用中の工具が寿命に達し予備工具を呼び出
して加工を行う場合に、この予備工具を新工具として呼
び出す度に、この新工具で加工のチェックを行って、正
常な加工が行われていることを確認する必要がある。
は、工具の工具長補正等の入力をしておけば、新工具で
加工してのチェックは行わないで加工を続行できる。し
かしながら、加工精度が要求される工具では、新工具が
未使用の工具(その所望の加工を一度も行ったことがな
い工具)の場合、この新工具を使用して工作物を実際に
加工し、加工精度のチェックを行い、その結果必要があ
れば補正量の入力,刃先位置の修正等を行って、所望の
公差範囲内で加工ができるように確認する必要がある。
そのため、使用中の工具が寿命に達し予備工具を呼び出
して加工を行う場合に、この予備工具を新工具として呼
び出す度に、この新工具で加工のチェックを行って、正
常な加工が行われていることを確認する必要がある。
【0005】たとえば、所定の工具で一つの工作物に対
して複数の被加工部を加工する場合には、従来は、NC
プログラムを下記のように作成していた。なお、工具を
呼び出して工具交換するためには、工具交換指令(たと
えば、M06)および自動工具交換位置への移動位置決
め指令などが必要であるが、下記のNCプログラム(プ
ログラム番号:「O***1」)では省略している。
して複数の被加工部を加工する場合には、従来は、NC
プログラムを下記のように作成していた。なお、工具を
呼び出して工具交換するためには、工具交換指令(たと
えば、M06)および自動工具交換位置への移動位置決
め指令などが必要であるが、下記のNCプログラム(プ
ログラム番号:「O***1」)では省略している。
【0006】 O***1 ………… ………… T*****1 加工1 加工2 加工3 ………… ………… T*****2 …………
【0007】このNCプログラムでは、工具呼び出し指
令「T*****1」で呼び出された工具(工具番号
「T*****1」)で、一つの工作物に対して加工
1,加工2,加工3のように複数の被加工部を形成する
加工を工作物毎に繰り返している。次に、工具呼び出し
指令「T*****2」で呼び出された工具で加工を行
う。加工に使用された所定の工具(工具番号「T***
**1」)が寿命に達すると、工具呼び出し指令「T*
****1」で工具を呼び出す際この所定の工具の予備
工具を呼び出して工具交換を行った後、前記と同様の加
工作業を続行する。このように、工具が寿命に達する度
に、「T*****1」,「T*****2」など工具
呼び出し指令により所定の工具番号毎にまたは工具のグ
ループ(群)毎にあらかじめ登録された予備工具を呼び
出して新工具として使用する。
令「T*****1」で呼び出された工具(工具番号
「T*****1」)で、一つの工作物に対して加工
1,加工2,加工3のように複数の被加工部を形成する
加工を工作物毎に繰り返している。次に、工具呼び出し
指令「T*****2」で呼び出された工具で加工を行
う。加工に使用された所定の工具(工具番号「T***
**1」)が寿命に達すると、工具呼び出し指令「T*
****1」で工具を呼び出す際この所定の工具の予備
工具を呼び出して工具交換を行った後、前記と同様の加
工作業を続行する。このように、工具が寿命に達する度
に、「T*****1」,「T*****2」など工具
呼び出し指令により所定の工具番号毎にまたは工具のグ
ループ(群)毎にあらかじめ登録された予備工具を呼び
出して新工具として使用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この所定の工具が仕上
げ加工のための工具で加工チェックが必要な場合、未使
用の予備工具を新工具として呼び出す度に、新工具で加
工してのチェックを行わなければならなかった。たとえ
ば、所定の工具が100回加工するだけの寿命を有して
いるとすれば、工作物を100回加工する毎に、未使用
の予備工具が新工具として呼び出されるので、その度に
新工具での加工精度のチェック、および補正量の修正等
をしなければならなかった。このように、使用中の工具
が寿命に達する毎に未使用の予備工具で加工してチェッ
クを行う必要があるので、NC工作機械の運転を行うオ
ペレータはこの予備工具による加工が開始する毎にNC
工作機械についてチェック作業を行う必要があり、オペ
レータの負担が大きかった。また、NC工作機械の連続
運転中に未使用の予備工具が呼び出された場合、新工具
での加工のチェックを行う必要があるが、オペレータが
他の作業を行っていたり無人運転であったりすると、い
わゆるオペレータ待ちの状態となり、切削加工が中断し
てしまう恐れがある。そのため、夜間などオペレータの
少ない時に自動連続運転で高精度な加工を行うことが困
難であった。
げ加工のための工具で加工チェックが必要な場合、未使
用の予備工具を新工具として呼び出す度に、新工具で加
工してのチェックを行わなければならなかった。たとえ
ば、所定の工具が100回加工するだけの寿命を有して
いるとすれば、工作物を100回加工する毎に、未使用
の予備工具が新工具として呼び出されるので、その度に
新工具での加工精度のチェック、および補正量の修正等
をしなければならなかった。このように、使用中の工具
が寿命に達する毎に未使用の予備工具で加工してチェッ
クを行う必要があるので、NC工作機械の運転を行うオ
ペレータはこの予備工具による加工が開始する毎にNC
工作機械についてチェック作業を行う必要があり、オペ
レータの負担が大きかった。また、NC工作機械の連続
運転中に未使用の予備工具が呼び出された場合、新工具
での加工のチェックを行う必要があるが、オペレータが
他の作業を行っていたり無人運転であったりすると、い
わゆるオペレータ待ちの状態となり、切削加工が中断し
てしまう恐れがある。そのため、夜間などオペレータの
少ない時に自動連続運転で高精度な加工を行うことが困
難であった。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、未使用の複数の予備工具を順次呼び
出して新工具での加工のチェックを行って、各予備工具
での加工精度の確認等を短時間のうちに集中して済ませ
ておくことができる工作機械における工具呼び出し方法
を提供することを目的とする。
になされたもので、未使用の複数の予備工具を順次呼び
出して新工具での加工のチェックを行って、各予備工具
での加工精度の確認等を短時間のうちに集中して済ませ
ておくことができる工作機械における工具呼び出し方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明にかかる方法は、工作物の所定の被加工部を
加工するための工具と、この工具が寿命に達したときに
前記所定の被加工部を加工するため複数本備えられた予
備工具と、前記工具および前記予備工具を収納可能な工
具収納手段とを備えた工作機械における工具呼び出し方
法であって、前記被加工部を加工するために呼び出され
る前記予備工具が、前記被加工部を初めて加工する未使
用の工具であるか否かを判断する第1の工程と、この第
1の工程で未使用の工具であると判断された場合、この
予備工具と同一種類の予備工具群に、その工具の他にま
だ未使用の工具があるか否かを判断する第2の工程と、
この第2の工程で前記未使用の工具があると判断された
場合、前記第1の工程で判断された未使用の工具による
前記被加工部の加工と、前記第2の工程で判断された未
使用の工具のうちの少なくとも一本の未使用の工具によ
る前記被加工部の加工とを順次行う第3の工程とからな
っている。
め、本発明にかかる方法は、工作物の所定の被加工部を
加工するための工具と、この工具が寿命に達したときに
前記所定の被加工部を加工するため複数本備えられた予
備工具と、前記工具および前記予備工具を収納可能な工
具収納手段とを備えた工作機械における工具呼び出し方
法であって、前記被加工部を加工するために呼び出され
る前記予備工具が、前記被加工部を初めて加工する未使
用の工具であるか否かを判断する第1の工程と、この第
1の工程で未使用の工具であると判断された場合、この
予備工具と同一種類の予備工具群に、その工具の他にま
だ未使用の工具があるか否かを判断する第2の工程と、
この第2の工程で前記未使用の工具があると判断された
場合、前記第1の工程で判断された未使用の工具による
前記被加工部の加工と、前記第2の工程で判断された未
使用の工具のうちの少なくとも一本の未使用の工具によ
る前記被加工部の加工とを順次行う第3の工程とからな
っている。
【0011】前記工作物は、前記工具または前記予備工
具によって加工される前記被加工部を少なくとも一つ有
する工作物であり、前記第3の工程は、前記第1の工程
で判断された未使用の工具と、前記第2の工程で判断さ
れた工具のうちの少なくとも一本の未使用の工具とを順
次呼び出し、前記被加工部の一つ毎に前記未使用の工具
を使用して加工していくのが好ましい。
具によって加工される前記被加工部を少なくとも一つ有
する工作物であり、前記第3の工程は、前記第1の工程
で判断された未使用の工具と、前記第2の工程で判断さ
れた工具のうちの少なくとも一本の未使用の工具とを順
次呼び出し、前記被加工部の一つ毎に前記未使用の工具
を使用して加工していくのが好ましい。
【0012】前記呼び出し方法において、前記予備工具
を呼び出す条件は、使用中の前記工具が工具寿命に達し
た場合、および、オペレータが前記予備工具を呼び出す
ための擬似寿命信号を入力した場合のいずれかであるの
が好ましい。
を呼び出す条件は、使用中の前記工具が工具寿命に達し
た場合、および、オペレータが前記予備工具を呼び出す
ための擬似寿命信号を入力した場合のいずれかであるの
が好ましい。
【0013】一つの好ましい実施態様にかかる方法は、
工作物の所定の被加工部を加工するための工具と、この
工具が寿命に達したときに前記所定の被加工部を加工す
るため少なくとも一本備えられた予備工具と、前記工具
および前記予備工具を収納可能な工具収納手段とを備え
た工作機械における工具呼び出し方法であって、前記被
加工部を加工している現在使用中の前記工具が擬似的に
寿命に達したとの擬似寿命信号を入力する第1の工程
と、前記擬似寿命信号の入力によって、前記被加工部を
加工するために呼び出される前記予備工具が前記被加工
部を初めて加工する未使用の工具であるか否かを判断す
る第2の工程と、この第2の工程で前記未使用の工具で
あると判断された場合、この未使用の工具で前記被加工
部の加工を行う第3の工程とからなっている。
工作物の所定の被加工部を加工するための工具と、この
工具が寿命に達したときに前記所定の被加工部を加工す
るため少なくとも一本備えられた予備工具と、前記工具
および前記予備工具を収納可能な工具収納手段とを備え
た工作機械における工具呼び出し方法であって、前記被
加工部を加工している現在使用中の前記工具が擬似的に
寿命に達したとの擬似寿命信号を入力する第1の工程
と、前記擬似寿命信号の入力によって、前記被加工部を
加工するために呼び出される前記予備工具が前記被加工
部を初めて加工する未使用の工具であるか否かを判断す
る第2の工程と、この第2の工程で前記未使用の工具で
あると判断された場合、この未使用の工具で前記被加工
部の加工を行う第3の工程とからなっている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施の形態
の一例を図1から図6を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1から図4は本発明の第1の実施
形態を示す図で、図1はNC装置を含むブロック図、図
2はこの実施形態にかかる方法で呼び出した工具での加
工の手順を示す概略説明図、図3は各工具の寿命等の状
態を示す工具一覧表の一例を示す説明図、図4は工具呼
び出しの手順を示すフローチャートである。
の一例を図1から図6を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1から図4は本発明の第1の実施
形態を示す図で、図1はNC装置を含むブロック図、図
2はこの実施形態にかかる方法で呼び出した工具での加
工の手順を示す概略説明図、図3は各工具の寿命等の状
態を示す工具一覧表の一例を示す説明図、図4は工具呼
び出しの手順を示すフローチャートである。
【0015】図1に示すように、NC装置(数値制御装
置)1は、工具マガジンおよび自動工具交換装置(以
下、ATCと記載)を備えたMC(マシニングセン
タ),ターニングセンタ,NC旋盤などNC工作機械を
制御して加工を行う。NC装置1により制御されるMC
は、主軸に装着された工具を工作物に対してX軸,Y軸
およびZ軸方向にそれぞれ相対的に移動させるX軸用サ
ーボモータ2,Y軸用サーボモータ3およびZ軸用サー
ボモータ4と、主軸を回転駆動する主軸モータ5と、各
種工具、および所定の工具と同一種類の工具を予備工具
として一本または複数本収納する工具マガジン(工具収
納手段)7と、工具マガジン7と主軸とのあいだで工具
を交換するためのATC6と、工作物が取付けられたパ
レットをMCの加工位置に自動的に供給するためのAP
C(自動パレット交換装置)(図示せず)等を有してい
る。NC装置1は、主軸モータ5を回転し、X軸,Y
軸,Z軸用サーボモータ2,3,4,ATC6およびA
PCなどを動作させることにより、工具を自動的に呼び
出して工具交換し、呼び出された工具で工作物を順次加
工する。
置)1は、工具マガジンおよび自動工具交換装置(以
下、ATCと記載)を備えたMC(マシニングセン
タ),ターニングセンタ,NC旋盤などNC工作機械を
制御して加工を行う。NC装置1により制御されるMC
は、主軸に装着された工具を工作物に対してX軸,Y軸
およびZ軸方向にそれぞれ相対的に移動させるX軸用サ
ーボモータ2,Y軸用サーボモータ3およびZ軸用サー
ボモータ4と、主軸を回転駆動する主軸モータ5と、各
種工具、および所定の工具と同一種類の工具を予備工具
として一本または複数本収納する工具マガジン(工具収
納手段)7と、工具マガジン7と主軸とのあいだで工具
を交換するためのATC6と、工作物が取付けられたパ
レットをMCの加工位置に自動的に供給するためのAP
C(自動パレット交換装置)(図示せず)等を有してい
る。NC装置1は、主軸モータ5を回転し、X軸,Y
軸,Z軸用サーボモータ2,3,4,ATC6およびA
PCなどを動作させることにより、工具を自動的に呼び
出して工具交換し、呼び出された工具で工作物を順次加
工する。
【0016】NC装置1は、未使用の(すなわち、一度
も使用されていない)一本または複数本の予備工具を順
次呼び出して、新工具での加工のチェックを集中して行
うことができる機能を有している。予備工具は、使用中
の工具が寿命に達したときに所定の被加工部を加工する
ために少なくとも一本備えられている。NC装置1は、
CPU(中央処理装置)8により統括制御されており、
CPU8にはバスライン9が接続されている。オペレー
タがデータや指令などを入力するための入力手段12
と、文字,図形,表などを表示するための表示手段とし
てのディスプレイ13が、インターフェース14を介し
てバスライン9に接続されている。表示手段としては、
たとえば、液晶ディスプレイ,ELパネル,ブラウン管
(CRT)などが使用され、入力手段12にはキーボー
ド,タッチパネル等が使用される。
も使用されていない)一本または複数本の予備工具を順
次呼び出して、新工具での加工のチェックを集中して行
うことができる機能を有している。予備工具は、使用中
の工具が寿命に達したときに所定の被加工部を加工する
ために少なくとも一本備えられている。NC装置1は、
CPU(中央処理装置)8により統括制御されており、
CPU8にはバスライン9が接続されている。オペレー
タがデータや指令などを入力するための入力手段12
と、文字,図形,表などを表示するための表示手段とし
てのディスプレイ13が、インターフェース14を介し
てバスライン9に接続されている。表示手段としては、
たとえば、液晶ディスプレイ,ELパネル,ブラウン管
(CRT)などが使用され、入力手段12にはキーボー
ド,タッチパネル等が使用される。
【0017】バスライン9には、MCを制御するための
システムプログラムや工具呼び出しプログラム15など
を記憶しているROM16と、パラメータなど各種デー
タを一時的に記憶するとともに、各種プログラム,デー
タがロードされるRAM17と、一つまたは複数のNC
プログラムを記憶しているNC加工プログラムメモリ1
8とが接続されている。CPU8は、RAM17にロー
ドされたシステムプログラム,各種プログラムおよびデ
ータにしたがって動作させる。MCで工作物の各種加工
を行うためのNCプログラムは、所望の仕上げ形状を得
るための工具軌跡等である移動・位置決めデータ、主軸
の回転速度や送り速度などのデータ、切削油剤の使用の
有無などの指令、所望の工具および予備工具を工具マガ
ジン7の工具交換位置に呼び出すための工具呼び出し指
令(T指令)などがプログラムされたものである。
システムプログラムや工具呼び出しプログラム15など
を記憶しているROM16と、パラメータなど各種デー
タを一時的に記憶するとともに、各種プログラム,デー
タがロードされるRAM17と、一つまたは複数のNC
プログラムを記憶しているNC加工プログラムメモリ1
8とが接続されている。CPU8は、RAM17にロー
ドされたシステムプログラム,各種プログラムおよびデ
ータにしたがって動作させる。MCで工作物の各種加工
を行うためのNCプログラムは、所望の仕上げ形状を得
るための工具軌跡等である移動・位置決めデータ、主軸
の回転速度や送り速度などのデータ、切削油剤の使用の
有無などの指令、所望の工具および予備工具を工具マガ
ジン7の工具交換位置に呼び出すための工具呼び出し指
令(T指令)などがプログラムされたものである。
【0018】X軸用サーボモータ2は、バスライン9に
接続されたX軸用の移動軸制御部21に、アンプ22を
介して接続されており、移動指令に従って工作物または
工具をX軸方向に移動・位置決め制御する。X軸用の検
出器23から出力されるX軸用サーボモータ2の速度デ
ータおよび位置データは、フィードバック信号としてX
軸用移動軸制御部21とアンプ22にフィードバックさ
れて、工作物に対する工具の相対移動のX軸方向の移動
速度および位置が所定値になるように制御される。Y軸
用サーボモータ3とZ軸用サーボモータ4も、X軸用サ
ーボモータ2と同様にそれぞれ接続されかつ移動・位置
決め制御されている。すなわち、Y軸用サーボモータ3
の制御には、Y軸用の移動軸制御部25,アンプ26,
Y軸用の検出器27が使用されている。Z軸用サーボモ
ータ4の制御には、Z軸用の移動軸制御部29,アンプ
30,Z軸用の検出器31が使用されている。主軸モー
タ5は、バスライン9に接続された主軸モータ制御部3
3に、アンプ34を介して接続されており、主軸回転指
令などに従って主軸を回転駆動する。検出器35の速度
データは、アンプ34にフィードバックされる。
接続されたX軸用の移動軸制御部21に、アンプ22を
介して接続されており、移動指令に従って工作物または
工具をX軸方向に移動・位置決め制御する。X軸用の検
出器23から出力されるX軸用サーボモータ2の速度デ
ータおよび位置データは、フィードバック信号としてX
軸用移動軸制御部21とアンプ22にフィードバックさ
れて、工作物に対する工具の相対移動のX軸方向の移動
速度および位置が所定値になるように制御される。Y軸
用サーボモータ3とZ軸用サーボモータ4も、X軸用サ
ーボモータ2と同様にそれぞれ接続されかつ移動・位置
決め制御されている。すなわち、Y軸用サーボモータ3
の制御には、Y軸用の移動軸制御部25,アンプ26,
Y軸用の検出器27が使用されている。Z軸用サーボモ
ータ4の制御には、Z軸用の移動軸制御部29,アンプ
30,Z軸用の検出器31が使用されている。主軸モー
タ5は、バスライン9に接続された主軸モータ制御部3
3に、アンプ34を介して接続されており、主軸回転指
令などに従って主軸を回転駆動する。検出器35の速度
データは、アンプ34にフィードバックされる。
【0019】ATC6は、インターフェース40を介し
てNC装置1のバスライン9に接続されたPLC(プロ
グラマブルロジックコントローラ)41により動作制御
される。ATC6は、MCの機体の側部等に配置され複
数の工具(予備工具を含む)を収納している工具マガジ
ン7と主軸とのあいだで工具交換を行う。ATC6は、
ATC用駆動体43,ATC用検出体44および工具交
換アーム(図示せず)などを有している。工具交換アーム
は、ATC用駆動体43に駆動されて、主軸と工具マガ
ジン7とのあいだで自動工具交換動作を行い、この動作
はATC用検出体44により検出される。工具マガジン
7は、工具マガジン駆動体45に駆動されて、所望の工
具が収納された工具ポットをマガジン側工具交換位置に
位置させる動作を行う。この移動動作は工具マガジン検
出体46により検出される。なお、PLC41は、NC
装置1内に設けられたPLC部であってもよい。
てNC装置1のバスライン9に接続されたPLC(プロ
グラマブルロジックコントローラ)41により動作制御
される。ATC6は、MCの機体の側部等に配置され複
数の工具(予備工具を含む)を収納している工具マガジ
ン7と主軸とのあいだで工具交換を行う。ATC6は、
ATC用駆動体43,ATC用検出体44および工具交
換アーム(図示せず)などを有している。工具交換アーム
は、ATC用駆動体43に駆動されて、主軸と工具マガ
ジン7とのあいだで自動工具交換動作を行い、この動作
はATC用検出体44により検出される。工具マガジン
7は、工具マガジン駆動体45に駆動されて、所望の工
具が収納された工具ポットをマガジン側工具交換位置に
位置させる動作を行う。この移動動作は工具マガジン検
出体46により検出される。なお、PLC41は、NC
装置1内に設けられたPLC部であってもよい。
【0020】図1および図3において、バスライン9に
接続されたツールテーブルメモリ50は、工具に関する
データを格納するためのメモリであり、工具一覧表51
に示すデータなどを格納している。工具一覧表51は、
工具マガジン7の工具ポットに収納されている工具に関
する各種データが、ディスプレイ13に表示されたもの
である。図3に例示する工具一覧表51には、工具ポッ
トのポット番号Da,工具番号Db,工具の寿命設定値
Dc,工具の寿命現在値Dd,工具の状態Deなどのデ
ータが含まれている。
接続されたツールテーブルメモリ50は、工具に関する
データを格納するためのメモリであり、工具一覧表51
に示すデータなどを格納している。工具一覧表51は、
工具マガジン7の工具ポットに収納されている工具に関
する各種データが、ディスプレイ13に表示されたもの
である。図3に例示する工具一覧表51には、工具ポッ
トのポット番号Da,工具番号Db,工具の寿命設定値
Dc,工具の寿命現在値Dd,工具の状態Deなどのデ
ータが含まれている。
【0021】工具番号Dbは、たとえば5桁の数字で表
す工具呼び出し番号と2桁の数字で表す付加番号との組
み合わせにより構成されている。たとえば、ポット番号
1〜4には、「12345−01」〜「12345−0
4」で表示するように、5桁の数字「12345」が付
与された同一種類の工具(図2,図5では簡単に、T
a1〜Ta4と記載)が収納されており、最初に使用す
る工具以外のものは予備工具となる。寿命設定値Dc
は、たとえば、工具の使用可能時間「時間,分,秒な
ど」または「使用可能回数」などであり、寿命現在値D
dは、その工具をすでに使用した時間または回数などで
ある。工具の状態Deは、その工具の使用状況たとえば
現在使用中または一回でも加工に使用されたことがある
と「使用中」になり、一回も使用されたことがないと
「未使用」となり、その工具が寿命に達すると「寿命」に
なる。
す工具呼び出し番号と2桁の数字で表す付加番号との組
み合わせにより構成されている。たとえば、ポット番号
1〜4には、「12345−01」〜「12345−0
4」で表示するように、5桁の数字「12345」が付
与された同一種類の工具(図2,図5では簡単に、T
a1〜Ta4と記載)が収納されており、最初に使用す
る工具以外のものは予備工具となる。寿命設定値Dc
は、たとえば、工具の使用可能時間「時間,分,秒な
ど」または「使用可能回数」などであり、寿命現在値D
dは、その工具をすでに使用した時間または回数などで
ある。工具の状態Deは、その工具の使用状況たとえば
現在使用中または一回でも加工に使用されたことがある
と「使用中」になり、一回も使用されたことがないと
「未使用」となり、その工具が寿命に達すると「寿命」に
なる。
【0022】バスライン9には、工具毎の寿命設定値D
cや寿命現在値Ddなどをカウントして記憶する工具寿
命カウンタ55と、補正が必要な場合に補正番号毎に補
正データを記憶するための工具補正メモリ56が接続さ
れている。バスライン9には新工具呼び出しカウンタ5
8が接続されている。この新工具呼び出しカウンタ58
は、未使用の予備工具を新工具として呼び出した呼び出
し回数をカウントして記憶するとともに、所望の制限値
(新工具呼び出し回数)を設定可能になっている。
cや寿命現在値Ddなどをカウントして記憶する工具寿
命カウンタ55と、補正が必要な場合に補正番号毎に補
正データを記憶するための工具補正メモリ56が接続さ
れている。バスライン9には新工具呼び出しカウンタ5
8が接続されている。この新工具呼び出しカウンタ58
は、未使用の予備工具を新工具として呼び出した呼び出
し回数をカウントして記憶するとともに、所望の制限値
(新工具呼び出し回数)を設定可能になっている。
【0023】本発明における方法で呼び出した工具で加
工する場合の概略の手順を図2により説明する。図2
(A)は所望の工具Ta1と同一種類の予備工具Ta2
〜Ta4の数(たとえば、三本)と、工作物na1〜n
anの一個当たりの被加工部57の数(たとえば、三箇
所)が同じ場合を示している。図2(B)は、予備工具
Ta2〜T a4の数(三本)より、工作物nb1〜n
bnの一個当たりの被加工部57の数(たとえば、五箇
所)の方が多い場合を示している。図2に示すように、
同一種類の工具で一つの工作物に複数の被加工部57を
形成する場合に、複数の未使用の予備工具Ta2〜T
a4を順次呼び出して、一つの工作物に初めての加工を
順次行って複数の被加工部57を形成するようにしてい
る。
工する場合の概略の手順を図2により説明する。図2
(A)は所望の工具Ta1と同一種類の予備工具Ta2
〜Ta4の数(たとえば、三本)と、工作物na1〜n
anの一個当たりの被加工部57の数(たとえば、三箇
所)が同じ場合を示している。図2(B)は、予備工具
Ta2〜T a4の数(三本)より、工作物nb1〜n
bnの一個当たりの被加工部57の数(たとえば、五箇
所)の方が多い場合を示している。図2に示すように、
同一種類の工具で一つの工作物に複数の被加工部57を
形成する場合に、複数の未使用の予備工具Ta2〜T
a4を順次呼び出して、一つの工作物に初めての加工を
順次行って複数の被加工部57を形成するようにしてい
る。
【0024】すなわち、通常の加工で前回の工作物n
a1,nb1を加工して工具Ta1が寿命に達した場合
(図2(A)中の工程(1),図2(B)中の工程
(1))、今回の工作物na2,nb2の加工の際に、
工具Ta1と同一種類の未使用の予備工具の全部Ta2
〜Ta4(または、一部)を順次呼び出して今回の工作
物n a2,nb2に初めての加工を行って複数の被加工
部57を形成している。その結果、未使用の予備工具T
a2〜Ta4による加工のチェックを、一つの工作物n
a2(または、nb2)に集中させることができる。こ
うして、未使用の予備工具Ta2〜Ta4の加工のチェ
ックが終了する(図2(A),(B)中の工程
(2))。全部の予備工具のチェックが終了した後は、
図2(A)中の工程(3)〜(n),図2(B)中の工
程(3)〜(n)に示すように、通常の手順で最初の予
備工具Ta2を呼び出して通常の加工を行い、この工具
Ta2が寿命に達するまで工作物に被加工部57を形成
する。この工具Ta2が寿命に達したら、次の予備工具
Ta3を呼び出して、加工のチェックをすることなく前
記と同様の通常の加工を行うことになる。
a1,nb1を加工して工具Ta1が寿命に達した場合
(図2(A)中の工程(1),図2(B)中の工程
(1))、今回の工作物na2,nb2の加工の際に、
工具Ta1と同一種類の未使用の予備工具の全部Ta2
〜Ta4(または、一部)を順次呼び出して今回の工作
物n a2,nb2に初めての加工を行って複数の被加工
部57を形成している。その結果、未使用の予備工具T
a2〜Ta4による加工のチェックを、一つの工作物n
a2(または、nb2)に集中させることができる。こ
うして、未使用の予備工具Ta2〜Ta4の加工のチェ
ックが終了する(図2(A),(B)中の工程
(2))。全部の予備工具のチェックが終了した後は、
図2(A)中の工程(3)〜(n),図2(B)中の工
程(3)〜(n)に示すように、通常の手順で最初の予
備工具Ta2を呼び出して通常の加工を行い、この工具
Ta2が寿命に達するまで工作物に被加工部57を形成
する。この工具Ta2が寿命に達したら、次の予備工具
Ta3を呼び出して、加工のチェックをすることなく前
記と同様の通常の加工を行うことになる。
【0025】本実施形態では、NCプログラムを下記の
ように作成する。なお、工具交換の指令および自動工具
交換位置への移動位置決め指令などは省略している。 (NCプログラムA) (NCプログラムB) O***1 O1001; ………… ………… ………… ………… T****1 T12345; ……P1 加工1 加工1; 加工2 M**1; M**1 T12345; ……P2 T****1 加工2; 加工3 T12345; ……P3 ………… 加工3; M**2 M**2; T****2 T****2; ………… …………
ように作成する。なお、工具交換の指令および自動工具
交換位置への移動位置決め指令などは省略している。 (NCプログラムA) (NCプログラムB) O***1 O1001; ………… ………… ………… ………… T****1 T12345; ……P1 加工1 加工1; 加工2 M**1; M**1 T12345; ……P2 T****1 加工2; 加工3 T12345; ……P3 ………… 加工3; M**2 M**2; T****2 T****2; ………… …………
【0026】このNCプログラムAに示すように、該当
する工具による加工の先頭に第1の工具呼び出し指令
「T****1」を挿入している。また、この第1の工
具呼び出し指令以降の所望の位置に、さらに第2の工具
呼び出し指令「T****1」を挿入している。第1の
工具呼び出し指令と第2の工具呼び出し指令とを区別す
るために、前記第2の工具呼び出し指令を、補助機能コ
ード「M**1」と「M**2」で囲んでいる。
する工具による加工の先頭に第1の工具呼び出し指令
「T****1」を挿入している。また、この第1の工
具呼び出し指令以降の所望の位置に、さらに第2の工具
呼び出し指令「T****1」を挿入している。第1の
工具呼び出し指令と第2の工具呼び出し指令とを区別す
るために、前記第2の工具呼び出し指令を、補助機能コ
ード「M**1」と「M**2」で囲んでいる。
【0027】次に、工具呼び出しの手順を図4のフロー
チャートに従って説明する。前記プログラム番号のNC
プログラムがNC加工プログラムメモリ18から呼び出
され、NCプログラムの各ブロックが順次読み出されて
実行される。読み出したブロックが補助機能コード「M
**2」の指令であるか否かを判断する(ステップ10
1)。この指令である場合には、未使用の予備工具を連
続して呼び出すモードをリセット状態にし(ステップ1
02)、新工具呼び出しフラグをリセット状態にして処
理を終了する(ステップ103)。ステップ101で、
読み出したブロックの指令が補助機能コード「M**
2」の指令でない場合には、補助機能コード「M**
1」の指令であるか否かを判断する(ステップ10
4)。補助機能コード「M**1」の指令である場合、
新工具呼び出しフラグがセット状態か否かを判断する
(ステップ105)。今まで使用していた工具が寿命に
達したり、擬似的に寿命に達したとの擬似寿命信号を入
力している場合には、新工具呼び出しフラグがセット状
態になっているので、未使用の予備工具を連続して呼び
出すモードをセット状態にして処理を終了する(ステッ
プ106)。ステップ105でフラグがリセット状態の
場合は、何も行うことなく処理を終了する。
チャートに従って説明する。前記プログラム番号のNC
プログラムがNC加工プログラムメモリ18から呼び出
され、NCプログラムの各ブロックが順次読み出されて
実行される。読み出したブロックが補助機能コード「M
**2」の指令であるか否かを判断する(ステップ10
1)。この指令である場合には、未使用の予備工具を連
続して呼び出すモードをリセット状態にし(ステップ1
02)、新工具呼び出しフラグをリセット状態にして処
理を終了する(ステップ103)。ステップ101で、
読み出したブロックの指令が補助機能コード「M**
2」の指令でない場合には、補助機能コード「M**
1」の指令であるか否かを判断する(ステップ10
4)。補助機能コード「M**1」の指令である場合、
新工具呼び出しフラグがセット状態か否かを判断する
(ステップ105)。今まで使用していた工具が寿命に
達したり、擬似的に寿命に達したとの擬似寿命信号を入
力している場合には、新工具呼び出しフラグがセット状
態になっているので、未使用の予備工具を連続して呼び
出すモードをセット状態にして処理を終了する(ステッ
プ106)。ステップ105でフラグがリセット状態の
場合は、何も行うことなく処理を終了する。
【0028】ステップ104で、補助機能コード「M*
*1」の指令でないと判断した場合には、工具呼び出し
指令「T****1」であるか否かを判断する(ステッ
プ107)。この工具呼び出し指令であると判断された
場合、未使用の予備工具の連続呼び出しモードがセット
状態か否かを判断する(ステップ108)。セット状態
である場合、未使用の予備工具の有無が判断される(ス
テップ109)。未使用の予備工具がある場合には、未
使用の予備工具を呼び出す処理を行って終了する。すな
わち、「T****1」が実行される(ステップ11
0)。
*1」の指令でないと判断した場合には、工具呼び出し
指令「T****1」であるか否かを判断する(ステッ
プ107)。この工具呼び出し指令であると判断された
場合、未使用の予備工具の連続呼び出しモードがセット
状態か否かを判断する(ステップ108)。セット状態
である場合、未使用の予備工具の有無が判断される(ス
テップ109)。未使用の予備工具がある場合には、未
使用の予備工具を呼び出す処理を行って終了する。すな
わち、「T****1」が実行される(ステップ11
0)。
【0029】ステップ108で、未使用の予備工具の連
続呼び出しモードがセット状態でないと判断された時に
は、通常の工具呼び出しモードなので、指定工具の判定
をして所望の工具または予備工具を呼び出す処理を行
う。すなわち、「T****1」が実行される(ステッ
プ111)。呼び出した工具が未使用の新工具か否かを
判断し(ステップ112)、未使用の新工具の場合に
は、新工具呼び出しフラグをセット状態にして処理を終
了する(ステップ113)。ステップ109で未使用の
予備工具がない場合と、ステップ112で呼び出した予
備工具が未使用の新工具でない場合には、処理が終了す
る。ステップ107で読み出したブロックが「T***
*1」の工具呼び出し指令でないと判断された場合、
「M**1」,「M**2」,「T****1」の工具
呼び出しに関する指令のいずれでもないので、工具呼び
出しの処理は終了する。すなわち、読み出したブロック
の指令に基づいた他の指令として処理される。このフロ
ーチャートに従って工具呼び出し処理を行うことによ
り、第1の未使用予備工具だけではなく第2,第3の未
使用予備工具についても、順次呼び出して新工具での加
工のチェックを集中して済ませている。
続呼び出しモードがセット状態でないと判断された時に
は、通常の工具呼び出しモードなので、指定工具の判定
をして所望の工具または予備工具を呼び出す処理を行
う。すなわち、「T****1」が実行される(ステッ
プ111)。呼び出した工具が未使用の新工具か否かを
判断し(ステップ112)、未使用の新工具の場合に
は、新工具呼び出しフラグをセット状態にして処理を終
了する(ステップ113)。ステップ109で未使用の
予備工具がない場合と、ステップ112で呼び出した予
備工具が未使用の新工具でない場合には、処理が終了す
る。ステップ107で読み出したブロックが「T***
*1」の工具呼び出し指令でないと判断された場合、
「M**1」,「M**2」,「T****1」の工具
呼び出しに関する指令のいずれでもないので、工具呼び
出しの処理は終了する。すなわち、読み出したブロック
の指令に基づいた他の指令として処理される。このフロ
ーチャートに従って工具呼び出し処理を行うことによ
り、第1の未使用予備工具だけではなく第2,第3の未
使用予備工具についても、順次呼び出して新工具での加
工のチェックを集中して済ませている。
【0030】こうして、未使用の予備工具を呼び出して
加工のチェックが終了した後は、第1の予備工具を呼び
出して通常の加工に移行する。呼び出した第1の予備工
具は未使用の新工具ではないので、補助機能コード「M
**1」から「M**2」の指令のあいだの工具呼び出
し指令「T****1」(T指令)は実際上無視され
る。したがって、第1の予備工具を使い切って寿命にな
った時点で、第2の予備工具が新工具として呼び出され
るが、この第2の予備工具も未使用の工具ではないの
で、補助機能コード「M**1」から「M**2」の指
令のあいだの工具呼び出し指令「T****1」は実際
上無視される。
加工のチェックが終了した後は、第1の予備工具を呼び
出して通常の加工に移行する。呼び出した第1の予備工
具は未使用の新工具ではないので、補助機能コード「M
**1」から「M**2」の指令のあいだの工具呼び出
し指令「T****1」(T指令)は実際上無視され
る。したがって、第1の予備工具を使い切って寿命にな
った時点で、第2の予備工具が新工具として呼び出され
るが、この第2の予備工具も未使用の工具ではないの
で、補助機能コード「M**1」から「M**2」の指
令のあいだの工具呼び出し指令「T****1」は実際
上無視される。
【0031】図3の工具一覧表51,前記NCプログラ
ムBに従って、さらに具体的に工具呼び出し方法の説明
を行う。なお、工具一覧表51の「12345−01」
の工具が寿命に達したものとし、また、未使用工具連続
呼び出しモードおよび新工具呼び出しフラグは、それぞ
れリセット状態となっているものとして説明を行う。
ムBに従って、さらに具体的に工具呼び出し方法の説明
を行う。なお、工具一覧表51の「12345−01」
の工具が寿命に達したものとし、また、未使用工具連続
呼び出しモードおよび新工具呼び出しフラグは、それぞ
れリセット状態となっているものとして説明を行う。
【0032】NCプログラム(O***1)の「T**
**1」は「T12345」のようにプログラムされて
いる。工具呼び出し指令「T12345」で通常最初に
呼び出される工具は、工具番号「12345−01」の
工具になる。この工具番号「12345−01」の工具
には、予備工具として「12345−02」,「123
45−03」,「12345−04」の3本の予備工具
がツールテーブルメモリ50に登録されている。すなわ
ち、「12345−01」の工具が切削加工で寿命に達
すると、同じ工具呼び出し指令「T12345」の指令
は、該当工具の予備工具を選択し、工具番号「1234
5−02」の予備工具が呼び出される。以下、同じ工具
呼び出し指令「T12345」で、「12345−0
3」,「12345−04」の予備工具が順次呼び出さ
れる。
**1」は「T12345」のようにプログラムされて
いる。工具呼び出し指令「T12345」で通常最初に
呼び出される工具は、工具番号「12345−01」の
工具になる。この工具番号「12345−01」の工具
には、予備工具として「12345−02」,「123
45−03」,「12345−04」の3本の予備工具
がツールテーブルメモリ50に登録されている。すなわ
ち、「12345−01」の工具が切削加工で寿命に達
すると、同じ工具呼び出し指令「T12345」の指令
は、該当工具の予備工具を選択し、工具番号「1234
5−02」の予備工具が呼び出される。以下、同じ工具
呼び出し指令「T12345」で、「12345−0
3」,「12345−04」の予備工具が順次呼び出さ
れる。
【0033】前記NCプログラムBが実行されて、工具
の呼び出しを行う場合、NCプログラム中の工具呼び出
し指令「T12345」(P1)で未使用の予備工具を
呼び出して新工具になった時に、補助機能コード「M*
*1」から「M**2」で囲まれた工具呼び出し指令
「T12345」(P2,P3)で、該当工具の未使用
の予備工具を呼び出す。
の呼び出しを行う場合、NCプログラム中の工具呼び出
し指令「T12345」(P1)で未使用の予備工具を
呼び出して新工具になった時に、補助機能コード「M*
*1」から「M**2」で囲まれた工具呼び出し指令
「T12345」(P2,P3)で、該当工具の未使用
の予備工具を呼び出す。
【0034】この手順を図4のフローチャートに従って
説明する。NCプログラムBの「T12345;」(P
1)を読み取ると、ステップ107,108と移行し、
ステップ108で未使用工具連続呼び出しモードがセッ
ト状態でないのでステップ111に移行し、通常の工具
呼び出しを行う。すなわち、「12345−01」の工
具の予備工具である「12345−02」の工具が呼び
出される。また、ステップ113で新工具呼び出しフラ
グがセット状態となる。「加工1」のプログラムが実行
され、「12345−02」の工具で加工が行われる。
未使用工具であった「12345−02」の工具で加工
がされたことが通知され、工具一覧表51の状態Deが
未使用から使用中に書き換えられる。
説明する。NCプログラムBの「T12345;」(P
1)を読み取ると、ステップ107,108と移行し、
ステップ108で未使用工具連続呼び出しモードがセッ
ト状態でないのでステップ111に移行し、通常の工具
呼び出しを行う。すなわち、「12345−01」の工
具の予備工具である「12345−02」の工具が呼び
出される。また、ステップ113で新工具呼び出しフラ
グがセット状態となる。「加工1」のプログラムが実行
され、「12345−02」の工具で加工が行われる。
未使用工具であった「12345−02」の工具で加工
がされたことが通知され、工具一覧表51の状態Deが
未使用から使用中に書き換えられる。
【0035】次に、「M**1;」が読み取られ、ステ
ップ104,105と移行し、ステップ106で未使用
工具連続呼び出しモードがセット状態となる。「T12
345;」(P2)を読み取ると、ステップ107,1
08と移行し、未使用工具連続呼び出しモードがセット
状態のため、ステップ109に移行する。ステップ10
9で、未使用工具(12345−03,12345−0
4)があることが確認されるので、ステップ110で、
未使用工具である「12345−03」の工具が呼び出
される。「加工2」のプログラムが実行され、「123
45−03」の工具で加工が行われる。未使用工具であ
った「12345−03」の工具で加工がされたことが
通知され、工具一覧表51の状態Deが未使用から使用
中に書き換えられる。
ップ104,105と移行し、ステップ106で未使用
工具連続呼び出しモードがセット状態となる。「T12
345;」(P2)を読み取ると、ステップ107,1
08と移行し、未使用工具連続呼び出しモードがセット
状態のため、ステップ109に移行する。ステップ10
9で、未使用工具(12345−03,12345−0
4)があることが確認されるので、ステップ110で、
未使用工具である「12345−03」の工具が呼び出
される。「加工2」のプログラムが実行され、「123
45−03」の工具で加工が行われる。未使用工具であ
った「12345−03」の工具で加工がされたことが
通知され、工具一覧表51の状態Deが未使用から使用
中に書き換えられる。
【0036】「T12345;」(P3)を読み取る
と、前記と同様の処理で、未使用工具である「1234
5−04」の工具が呼び出される。「加工3」のプログ
ラムが実行され、「12345−04」の工具で加工が
行われる。未使用工具であった「12345−04」の
工具で加工がされたことが通知され、工具一覧表51の
状態Deが未使用から使用中に書き換えられる。「M*
*2;」が読み取られると、ステップ102,103で
未使用工具連続呼び出しモード,新工具呼び出しフラグ
がリセット状態となる。このとき、工具一覧表51の
「12345−02」から「12345−04」の工具
の状態の欄Deは、それぞれ「使用中」に変更されてい
る。
と、前記と同様の処理で、未使用工具である「1234
5−04」の工具が呼び出される。「加工3」のプログ
ラムが実行され、「12345−04」の工具で加工が
行われる。未使用工具であった「12345−04」の
工具で加工がされたことが通知され、工具一覧表51の
状態Deが未使用から使用中に書き換えられる。「M*
*2;」が読み取られると、ステップ102,103で
未使用工具連続呼び出しモード,新工具呼び出しフラグ
がリセット状態となる。このとき、工具一覧表51の
「12345−02」から「12345−04」の工具
の状態の欄Deは、それぞれ「使用中」に変更されてい
る。
【0037】次の工作物が搬入され、NCプログラムB
を実行すると、ステップ112で呼び出し工具が新工具
でないと判断されるので、新工具呼び出しフラグはリセ
ット状態を維持する。すなわち、ステップ105で新工
具呼び出しフラグがセット状態でないことが確認される
ので、未使用工具連続呼び出しモードもリセット状態を
維持する。したがって、「T12345;」(P2,P
3)の指令もステップ111に移行して工具呼び出しを
行うので、P1の「T12345;」と同様に「123
45−02」の工具を呼び出す。すなわち、実際上は、
何の動作も行うことなく「加工2」,「加工3」のプロ
グラムが実行される。この状態は、「12345−0
2」の工具が寿命に達するまで維持され、「12345
−02」の工具が寿命に達すると「12345−03」
の工具が予備工具として呼び出される。しかしながら、
「12345−03」の工具は加工チェックを終了して
いるので、オペレータが加工チェックのためNC工作機
械の操作を行う必要がない。
を実行すると、ステップ112で呼び出し工具が新工具
でないと判断されるので、新工具呼び出しフラグはリセ
ット状態を維持する。すなわち、ステップ105で新工
具呼び出しフラグがセット状態でないことが確認される
ので、未使用工具連続呼び出しモードもリセット状態を
維持する。したがって、「T12345;」(P2,P
3)の指令もステップ111に移行して工具呼び出しを
行うので、P1の「T12345;」と同様に「123
45−02」の工具を呼び出す。すなわち、実際上は、
何の動作も行うことなく「加工2」,「加工3」のプロ
グラムが実行される。この状態は、「12345−0
2」の工具が寿命に達するまで維持され、「12345
−02」の工具が寿命に達すると「12345−03」
の工具が予備工具として呼び出される。しかしながら、
「12345−03」の工具は加工チェックを終了して
いるので、オペレータが加工チェックのためNC工作機
械の操作を行う必要がない。
【0038】このように、第1の実施形態では、未使用
の複数の予備工具を順次呼び出して新工具での加工のチ
ェックを一つの工作物に集中させたので、各予備工具で
の正常な加工と加工精度の確認を事前に短時間のうちに
集中して済ませておくことができる。一つまたは複数の
工作物の各被加工部57をチェックすれば、複数の未使
用予備工具による加工のチェックを行ったことになり、
チェックの結果、加工精度が満足しない場合や加工に異
常があった場合には、不良品になる可能性のある工作物
が最小限で済む。
の複数の予備工具を順次呼び出して新工具での加工のチ
ェックを一つの工作物に集中させたので、各予備工具で
の正常な加工と加工精度の確認を事前に短時間のうちに
集中して済ませておくことができる。一つまたは複数の
工作物の各被加工部57をチェックすれば、複数の未使
用予備工具による加工のチェックを行ったことになり、
チェックの結果、加工精度が満足しない場合や加工に異
常があった場合には、不良品になる可能性のある工作物
が最小限で済む。
【0039】(第2の実施形態)図5は第2の実施形態
にかかる方法で呼び出した工具での加工の手順を示す概
略説明図、図6は工具呼び出しの手順を示すフローチャ
ートである。なお、第1の実施形態と同一または相当部
分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分
のみ説明する。
にかかる方法で呼び出した工具での加工の手順を示す概
略説明図、図6は工具呼び出しの手順を示すフローチャ
ートである。なお、第1の実施形態と同一または相当部
分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分
のみ説明する。
【0040】本実施形態は、図5に示すように、一つの
工作物na1〜nanに同一種類の工具Ta1〜Ta4
で一つの被加工部57を形成する場合を示している。そ
して、この工具呼び出し方法では、複数の未使用の予備
工具を順次呼び出して、APC等により自動的に順次供
給される工作物毎に初めての加工を順次行って被加工部
57を形成するようにしている。この場合のNCプログ
ラム(プログラム番号「O***1」)は下記のように
作成する。なお、工具交換の指令および自動工具交換位
置への移動位置決め指令などは省略している。
工作物na1〜nanに同一種類の工具Ta1〜Ta4
で一つの被加工部57を形成する場合を示している。そ
して、この工具呼び出し方法では、複数の未使用の予備
工具を順次呼び出して、APC等により自動的に順次供
給される工作物毎に初めての加工を順次行って被加工部
57を形成するようにしている。この場合のNCプログ
ラム(プログラム番号「O***1」)は下記のように
作成する。なお、工具交換の指令および自動工具交換位
置への移動位置決め指令などは省略している。
【0041】 (NCプログラムC) (NCプログラムD) O***1 O1111; ………… ………… ………… ………… M*11 M*11; ……P11 T****1 T12345; ……P12 M*12 M*12; ……P13 加工1 加工1; ……P14 T****2 T****2; ……P15 ………… ………
【0042】このNCプログラムでは、該当工具を呼び
出すための工具呼び出し指令「T****1」の前と後
ろに補助機能コード「M*11」,「M*12」をそれ
ぞれ挿入することにより、未使用の予備工具の連続呼び
出しモードを設定している。工具呼び出し指令「T**
**1」により通常は、使用可能予備工具(少なくとも
一度使用された使用可能な予備工具)の呼び出しを行
う。しかし、この工具呼び出し指令で未使用の予備工具
を一旦呼び出したなら、順次供給される工作物の加工の
ために、該当工具の未使用の予備工具がある限り全ての
(または、所望の数の)未使用の予備工具を呼び出し
て、一つの工作物に少なくとも一つの被加工部を形成す
る。こうして、未使用の予備工具を少なくとも一回使用
した後は、通常の使用可能工具を呼び出して加工を続行
する。
出すための工具呼び出し指令「T****1」の前と後
ろに補助機能コード「M*11」,「M*12」をそれ
ぞれ挿入することにより、未使用の予備工具の連続呼び
出しモードを設定している。工具呼び出し指令「T**
**1」により通常は、使用可能予備工具(少なくとも
一度使用された使用可能な予備工具)の呼び出しを行
う。しかし、この工具呼び出し指令で未使用の予備工具
を一旦呼び出したなら、順次供給される工作物の加工の
ために、該当工具の未使用の予備工具がある限り全ての
(または、所望の数の)未使用の予備工具を呼び出し
て、一つの工作物に少なくとも一つの被加工部を形成す
る。こうして、未使用の予備工具を少なくとも一回使用
した後は、通常の使用可能工具を呼び出して加工を続行
する。
【0043】次に、工具呼び出しの手順を説明する。図
1,図5および図6に示すように、前記プログラム番号
のNCプログラムがNC加工プログラムメモリ18から
呼び出され、NCプログラムが実行されて工具で工作物
が加工される。工具呼び出し動作が開始すると、補助機
能コード「M*12」の指令であるか否かを判断する
(ステップ201)。この指令の場合には、未使用の予
備工具を連続して呼び出す連続工具呼び出し判定モード
をリセット状態にする処理を行う(ステップ202)。
ステップ201で、補助機能コード「M*12」の指令
でないと判断された場合には、補助機能コード「M*1
1」の指令であるか否かを判断し(ステップ203)、
この指令の場合には、未使用の予備工具を連続して呼び
出す連続工具呼び出し判定モードをセット状態とする処
理を行う(ステップ204)。
1,図5および図6に示すように、前記プログラム番号
のNCプログラムがNC加工プログラムメモリ18から
呼び出され、NCプログラムが実行されて工具で工作物
が加工される。工具呼び出し動作が開始すると、補助機
能コード「M*12」の指令であるか否かを判断する
(ステップ201)。この指令の場合には、未使用の予
備工具を連続して呼び出す連続工具呼び出し判定モード
をリセット状態にする処理を行う(ステップ202)。
ステップ201で、補助機能コード「M*12」の指令
でないと判断された場合には、補助機能コード「M*1
1」の指令であるか否かを判断し(ステップ203)、
この指令の場合には、未使用の予備工具を連続して呼び
出す連続工具呼び出し判定モードをセット状態とする処
理を行う(ステップ204)。
【0044】ステップ203で、補助機能コード「M*
11」の指令でないと判断された場合には、工具呼び出
し指令「T****1」であるか否かを判断し(ステッ
プ205)、この工具呼び出し指令でない場合には、工
具呼び出しに関する処理を終了する。工具呼び出し指令
の場合には、未使用の予備工具の連続工具呼び出し判定
モードがセット状態か否かを判断する(ステップ20
6)。このモードがセット状態の場合には、新工具の連
続呼び出しモードがセット状態か否かを判断する(ステ
ップ207)。ステップ206で、未使用の予備工具の
連続工具呼び出し判定モードがセット状態でない場合
と、ステップ207で、新工具の連続呼び出しモードが
セット状態でない場合には、該当工具の使用可能工具
(すなわち、少なくとも一度呼び出されて加工チェック
がされた予備工具)が残っているか否かを判断し(ステ
ップ208)、残っていればこの使用可能な予備工具を
呼び出す(ステップ209)。
11」の指令でないと判断された場合には、工具呼び出
し指令「T****1」であるか否かを判断し(ステッ
プ205)、この工具呼び出し指令でない場合には、工
具呼び出しに関する処理を終了する。工具呼び出し指令
の場合には、未使用の予備工具の連続工具呼び出し判定
モードがセット状態か否かを判断する(ステップ20
6)。このモードがセット状態の場合には、新工具の連
続呼び出しモードがセット状態か否かを判断する(ステ
ップ207)。ステップ206で、未使用の予備工具の
連続工具呼び出し判定モードがセット状態でない場合
と、ステップ207で、新工具の連続呼び出しモードが
セット状態でない場合には、該当工具の使用可能工具
(すなわち、少なくとも一度呼び出されて加工チェック
がされた予備工具)が残っているか否かを判断し(ステ
ップ208)、残っていればこの使用可能な予備工具を
呼び出す(ステップ209)。
【0045】ステップ208で、該当工具の使用可能な
予備工具がなければ、該当工具の未使用の予備工具が残
っているか否かを判断する(ステップ210)。未使用
の予備工具が残っていれば、その未使用予備工具を呼び
出した後(ステップ211)、未使用の予備工具の連続
工具呼び出し判定モードがセット状態か否かを判断し
(ステップ212)、このモードがセット状態の場合に
は、新工具の連続呼び出しモードをセット状態にして処
理を終了する(ステップ213)。ステップ210で未
使用の予備工具の残りがない場合には、該当工具なしと
して処理を終了し(ステップ214)、また、ステップ
212で、未使用の予備工具の連続工具呼び出し判定モ
ードがセット状態でない場合にも、工具呼び出しに関す
る処理を終了する。
予備工具がなければ、該当工具の未使用の予備工具が残
っているか否かを判断する(ステップ210)。未使用
の予備工具が残っていれば、その未使用予備工具を呼び
出した後(ステップ211)、未使用の予備工具の連続
工具呼び出し判定モードがセット状態か否かを判断し
(ステップ212)、このモードがセット状態の場合に
は、新工具の連続呼び出しモードをセット状態にして処
理を終了する(ステップ213)。ステップ210で未
使用の予備工具の残りがない場合には、該当工具なしと
して処理を終了し(ステップ214)、また、ステップ
212で、未使用の予備工具の連続工具呼び出し判定モ
ードがセット状態でない場合にも、工具呼び出しに関す
る処理を終了する。
【0046】ステップ207で、新工具の連続呼び出し
モードがセット状態である場合には、該当工具の未使用
の予備工具を新工具として呼び出し(ステップ21
5)、この未使用の予備工具が残っているか否かを判断
する(ステップ216)。未使用の予備工具が残ってい
る場合には、新工具呼び出しカウンタ58に記憶されて
いる新工具呼び出し回数の値に1を加算し(ステップ2
17)、このカウンタ58で得られた値が、設定済みの
制限値(新工具呼び出し回数)以上であるか否かを判断
する(ステップ218)。新工具呼び出しカウンタ58
での値が制限値に達していなければ、工具呼び出しに関
する処理を終了する。ステップ216で未使用の予備工
具の残りがない場合と、ステップ218でカウンタの値
が前記制限値に達した場合には、新工具の連続呼び出し
モードをリセット状態にして工具呼び出しに関する処理
を終了する(ステップ219)。
モードがセット状態である場合には、該当工具の未使用
の予備工具を新工具として呼び出し(ステップ21
5)、この未使用の予備工具が残っているか否かを判断
する(ステップ216)。未使用の予備工具が残ってい
る場合には、新工具呼び出しカウンタ58に記憶されて
いる新工具呼び出し回数の値に1を加算し(ステップ2
17)、このカウンタ58で得られた値が、設定済みの
制限値(新工具呼び出し回数)以上であるか否かを判断
する(ステップ218)。新工具呼び出しカウンタ58
での値が制限値に達していなければ、工具呼び出しに関
する処理を終了する。ステップ216で未使用の予備工
具の残りがない場合と、ステップ218でカウンタの値
が前記制限値に達した場合には、新工具の連続呼び出し
モードをリセット状態にして工具呼び出しに関する処理
を終了する(ステップ219)。
【0047】図3の工具一覧表51,前記NCプログラ
ムD(図5の例)に従って、さらに具体的に工具呼び出
し方法の説明を行う。なお、工具一覧表51の「123
45−01」の工具が寿命に達したものとし、また、連
続工具呼び出しモード、新工具呼び出しモードは、それ
ぞれリセット状態となっているものとして説明を行う。
N個目の工作物が搬入される。NCプログラムDの「M
*11;」(P11)を読み取ると、ステップ203か
ら204に移行し、連続工具呼び出し判定モードをセッ
ト状態にする。「T12345;」(P12)を読み取
ると、ステップ205,206,207と移行し、新工
具連続呼び出しモードがリセット状態であるのでステッ
プ208に移行する。使用可能工具残は無いのでステッ
プ210に移行し、未使用工具残は有りなのでステップ
211に移行する。
ムD(図5の例)に従って、さらに具体的に工具呼び出
し方法の説明を行う。なお、工具一覧表51の「123
45−01」の工具が寿命に達したものとし、また、連
続工具呼び出しモード、新工具呼び出しモードは、それ
ぞれリセット状態となっているものとして説明を行う。
N個目の工作物が搬入される。NCプログラムDの「M
*11;」(P11)を読み取ると、ステップ203か
ら204に移行し、連続工具呼び出し判定モードをセッ
ト状態にする。「T12345;」(P12)を読み取
ると、ステップ205,206,207と移行し、新工
具連続呼び出しモードがリセット状態であるのでステッ
プ208に移行する。使用可能工具残は無いのでステッ
プ210に移行し、未使用工具残は有りなのでステップ
211に移行する。
【0048】ステップ211で未使用工具を呼び出す。
すなわち、「T12345;」の指令で「12345−
02」の工具を呼び出す。ステップ212で連続工具呼
び出し判定モードがセット状態であるので、ステップ2
13で新工具連続呼び出しモードをセット状態にする。
「M*12;」(P13)で連続工具呼び出し判定モー
ドをリセット状態にする。「加工1」(P14)のプロ
グラムが実行され、「12345−02」の工具で加工
が行われる。未使用工具であった「12345−02」
の工具で加工がされたことが通知され、工具一覧表51
の状態Deが未使用から使用中に書き換えられる。
すなわち、「T12345;」の指令で「12345−
02」の工具を呼び出す。ステップ212で連続工具呼
び出し判定モードがセット状態であるので、ステップ2
13で新工具連続呼び出しモードをセット状態にする。
「M*12;」(P13)で連続工具呼び出し判定モー
ドをリセット状態にする。「加工1」(P14)のプロ
グラムが実行され、「12345−02」の工具で加工
が行われる。未使用工具であった「12345−02」
の工具で加工がされたことが通知され、工具一覧表51
の状態Deが未使用から使用中に書き換えられる。
【0049】次に、N+1個目の工作物が搬入される。
「M*11;」で連続工具呼び出し判定モードをセット
状態にする。「T12345;」を読み取ると、ステッ
プ206,207と移行し、新工具連続呼び出しモード
がセット状態であるのでステップ215に移行する。ス
テップ215で、新工具すなわち「12345−03」
の工具を呼び出し、ステップ217で、新工具呼び出し
カウンタ58に記憶されている新工具呼び出し回数の値
に1を加算する。「M*12;」で連続工具呼び出し判
定モードをリセット状態にする。「加工1」のプログラ
ムが実行され、「12345−03」の工具で加工が行
われる。未使用工具であった「12345−03」の工
具で加工がされたことが通知され、工具一覧表51の状
態Deが未使用から使用中に書き換えられる。
「M*11;」で連続工具呼び出し判定モードをセット
状態にする。「T12345;」を読み取ると、ステッ
プ206,207と移行し、新工具連続呼び出しモード
がセット状態であるのでステップ215に移行する。ス
テップ215で、新工具すなわち「12345−03」
の工具を呼び出し、ステップ217で、新工具呼び出し
カウンタ58に記憶されている新工具呼び出し回数の値
に1を加算する。「M*12;」で連続工具呼び出し判
定モードをリセット状態にする。「加工1」のプログラ
ムが実行され、「12345−03」の工具で加工が行
われる。未使用工具であった「12345−03」の工
具で加工がされたことが通知され、工具一覧表51の状
態Deが未使用から使用中に書き換えられる。
【0050】次に、N+2個目の工作物が搬入される。
「M*11;」で連続工具呼び出し判定モードをセット
状態にする。「T12345;」を読み取ると、ステッ
プ206,207と移行し、新工具連続呼び出しモード
がセット状態であるのでステップ215に移行する。ス
テップ215で、新工具すなわち「12345−04」
の工具を呼び出す。ステップ216で新工具残が無しの
状態になるので、ステップ219で新工具連続呼び出し
モードをリセット状態にする。「M*12;」で連続工
具呼び出し判定モードをリセット状態にする。「加工
1」のプログラムが実行され、「12345−04」の
工具で加工が行われる。未使用工具であった「1234
5−04」の工具で加工がされたことが通知され、工具
一覧表51の状態Deが未使用から使用中に書き換えら
れる。したがって、工具一覧表51の状態の欄Deは、
「T12345−02」から「T12345−04」ま
で「使用中」となっている。
「M*11;」で連続工具呼び出し判定モードをセット
状態にする。「T12345;」を読み取ると、ステッ
プ206,207と移行し、新工具連続呼び出しモード
がセット状態であるのでステップ215に移行する。ス
テップ215で、新工具すなわち「12345−04」
の工具を呼び出す。ステップ216で新工具残が無しの
状態になるので、ステップ219で新工具連続呼び出し
モードをリセット状態にする。「M*12;」で連続工
具呼び出し判定モードをリセット状態にする。「加工
1」のプログラムが実行され、「12345−04」の
工具で加工が行われる。未使用工具であった「1234
5−04」の工具で加工がされたことが通知され、工具
一覧表51の状態Deが未使用から使用中に書き換えら
れる。したがって、工具一覧表51の状態の欄Deは、
「T12345−02」から「T12345−04」ま
で「使用中」となっている。
【0051】次に、N+3個目の工作物が搬入される。
「T12345;」を読み取る。ステップ207で新工
具呼び出しモードはリセット状態になっており、ステッ
プ208で使用可能工具残は有りの状態になっているの
で、ステップ209に移行する。ステップ209では、
使用可能工具である「T12345−02」の工具を呼
び出す。この状態は、「T12345−02」の工具が
寿命に達するまで続き、「T12345−02」の工具
が寿命になったら、順次「T12345−03」の工
具、「T12345−04」の工具で加工ができる。
「T12345;」を読み取る。ステップ207で新工
具呼び出しモードはリセット状態になっており、ステッ
プ208で使用可能工具残は有りの状態になっているの
で、ステップ209に移行する。ステップ209では、
使用可能工具である「T12345−02」の工具を呼
び出す。この状態は、「T12345−02」の工具が
寿命に達するまで続き、「T12345−02」の工具
が寿命になったら、順次「T12345−03」の工
具、「T12345−04」の工具で加工ができる。
【0052】このように工具呼び出し処理を行うと、該
当工具の第1の工具(Ta1)を使用中で、第2〜4の
予備工具(Ta2〜Ta4)が未使用の状態の場合は、
次のようになる。工作物na1の通常の加工で工具T
a1が寿命に達した場合には(図5中の工程(1))、
未使用の予備工具Ta2を呼び出して新工具での加工を
次の工作物na2でチェックする(図5中の工程
(2))。次に供給される工作物na3では、未使用の
予備工具Ta3を呼び出して新工具での加工のチェック
を行い、次に供給される工作物na4では、未使用の予
備工具Ta4を呼び出して新工具での加工のチェックを
行う(図5中の工程(3),(4))。これで該当工具
の加工のチェックが終了したので、その後供給される工
作物n a5,na6などは、使用中の状態になって使用
可能な予備工具Ta2を呼び出して寿命に達するまで通
常の加工を行い、この工具が寿命に達すると工具番号
3,4の予備工具Ta3,Ta4を順次呼び出して、加
工のチェックをすることなく通常の加工を行う(図5中
の工程(5)〜(n))。
当工具の第1の工具(Ta1)を使用中で、第2〜4の
予備工具(Ta2〜Ta4)が未使用の状態の場合は、
次のようになる。工作物na1の通常の加工で工具T
a1が寿命に達した場合には(図5中の工程(1))、
未使用の予備工具Ta2を呼び出して新工具での加工を
次の工作物na2でチェックする(図5中の工程
(2))。次に供給される工作物na3では、未使用の
予備工具Ta3を呼び出して新工具での加工のチェック
を行い、次に供給される工作物na4では、未使用の予
備工具Ta4を呼び出して新工具での加工のチェックを
行う(図5中の工程(3),(4))。これで該当工具
の加工のチェックが終了したので、その後供給される工
作物n a5,na6などは、使用中の状態になって使用
可能な予備工具Ta2を呼び出して寿命に達するまで通
常の加工を行い、この工具が寿命に達すると工具番号
3,4の予備工具Ta3,Ta4を順次呼び出して、加
工のチェックをすることなく通常の加工を行う(図5中
の工程(5)〜(n))。
【0053】第2の実施形態によれば、未使用の複数の
予備工具を順次呼び出して、新工具での加工のチェック
を、連続して順次供給される工作物で行っているので、
各予備工具での正常な加工と加工精度の確認を短時間の
うちに集中して済ませておくことができる。また、新工
具呼び出しカウンタ58を設け、ステップ217,21
8の処理を行っている。したがって、該当工具に未使用
の予備工具がある場合に、工具マガジン7に貯蔵されて
いる該当工具の未使用予備工具のうち一部の予備工具に
ついて加工のチェックをしたい時は、新工具呼び出しカ
ウンタ58であらかじめ制限値を設定しておけば、所望
の数の未使用の予備工具のみを加工チェックすることが
できる。これにより、オペレータは、未使用の予備工具
を呼び出して新工具での加工のチェックの時間を自在に
調整することができる。なお、第1の実施形態でも、新
工具呼び出しカウンタを設け、第2の実施形態と同様
に、所望の数の未使用の予備工具のみを加工チェックし
てもよい。
予備工具を順次呼び出して、新工具での加工のチェック
を、連続して順次供給される工作物で行っているので、
各予備工具での正常な加工と加工精度の確認を短時間の
うちに集中して済ませておくことができる。また、新工
具呼び出しカウンタ58を設け、ステップ217,21
8の処理を行っている。したがって、該当工具に未使用
の予備工具がある場合に、工具マガジン7に貯蔵されて
いる該当工具の未使用予備工具のうち一部の予備工具に
ついて加工のチェックをしたい時は、新工具呼び出しカ
ウンタ58であらかじめ制限値を設定しておけば、所望
の数の未使用の予備工具のみを加工チェックすることが
できる。これにより、オペレータは、未使用の予備工具
を呼び出して新工具での加工のチェックの時間を自在に
調整することができる。なお、第1の実施形態でも、新
工具呼び出しカウンタを設け、第2の実施形態と同様
に、所望の数の未使用の予備工具のみを加工チェックし
てもよい。
【0054】なお、第1,第2の実施形態では、使用中
の工具が所定の寿命設定値Dcに達した場合に、次の未
使用の予備工具を呼び出す時に本発明の工具呼び出し方
法を実行すると説明を行っているが、これに限定される
ことはない。たとえば、未使用の予備工具を呼び出した
い時などに、使用中の工具を強制的に寿命に達したよう
にすることもできる。
の工具が所定の寿命設定値Dcに達した場合に、次の未
使用の予備工具を呼び出す時に本発明の工具呼び出し方
法を実行すると説明を行っているが、これに限定される
ことはない。たとえば、未使用の予備工具を呼び出した
い時などに、使用中の工具を強制的に寿命に達したよう
にすることもできる。
【0055】その第1の工具呼び出し方法は、使用中の
前記工具は所定の寿命設定値Dc(使用可能時間,使用
可能回数など)に達していないが、主軸モータ5,サー
ボモータ2〜4の負荷が所定値以上に上昇した場合やタ
ッチセンサ等での計測で工作物の加工精度が低下した場
合など加工状況の変化により、この工具は寿命になって
いると強制的にみなす方法である。この第1の方法で
は、自動的に寿命とする場合と、オペレータに加工状況
が異常である旨を知らせ、オペレータに寿命か否かを判
断させ、寿命と判断したとき強制的に寿命に達した旨の
入力をする場合がある。
前記工具は所定の寿命設定値Dc(使用可能時間,使用
可能回数など)に達していないが、主軸モータ5,サー
ボモータ2〜4の負荷が所定値以上に上昇した場合やタ
ッチセンサ等での計測で工作物の加工精度が低下した場
合など加工状況の変化により、この工具は寿命になって
いると強制的にみなす方法である。この第1の方法で
は、自動的に寿命とする場合と、オペレータに加工状況
が異常である旨を知らせ、オペレータに寿命か否かを判
断させ、寿命と判断したとき強制的に寿命に達した旨の
入力をする場合がある。
【0056】第2の工具呼び出し方法は、オペレータが
予備工具を呼び出すために操作盤の操作により入力した
擬似寿命信号により、一時的に使用中の工具が寿命にな
ったとみなす方法などがある。この第2の方法は、被加
工部を加工している現在使用中の工具が擬似的に寿命に
達したとの擬似寿命信号を入力する第1の工程と、擬似
寿命信号の入力によって、被加工部を加工するために呼
び出される予備工具が被加工部を初めて加工する未使用
の工具であるか否かを判断する第2の工程と、この第2
の工程で未使用の工具であると判断された場合、この未
使用の工具で被加工部の加工を行う第3の工程とからな
る。この擬似寿命信号入力の場合には、未使用工具での
加工が終了した後、元の工具に戻って加工を続行するこ
とになる。この擬似寿命信号は、操作盤61の切換スイ
ッチ(擬似信号入力手段)62等の操作によって入力で
きるようにするのが好ましい。切換スイッチ62の信号
は、PLC41に入力されている。なお、擬似寿命信号
は、キーボードなど入力手段(擬似信号入力手段)12
の操作によって入力する場合であってもよい。このよう
にすれば、オペレータが加工チェックを行いたい時に、
未使用の予備工具を呼び出して加工のチェックを済ませ
ることができる。
予備工具を呼び出すために操作盤の操作により入力した
擬似寿命信号により、一時的に使用中の工具が寿命にな
ったとみなす方法などがある。この第2の方法は、被加
工部を加工している現在使用中の工具が擬似的に寿命に
達したとの擬似寿命信号を入力する第1の工程と、擬似
寿命信号の入力によって、被加工部を加工するために呼
び出される予備工具が被加工部を初めて加工する未使用
の工具であるか否かを判断する第2の工程と、この第2
の工程で未使用の工具であると判断された場合、この未
使用の工具で被加工部の加工を行う第3の工程とからな
る。この擬似寿命信号入力の場合には、未使用工具での
加工が終了した後、元の工具に戻って加工を続行するこ
とになる。この擬似寿命信号は、操作盤61の切換スイ
ッチ(擬似信号入力手段)62等の操作によって入力で
きるようにするのが好ましい。切換スイッチ62の信号
は、PLC41に入力されている。なお、擬似寿命信号
は、キーボードなど入力手段(擬似信号入力手段)12
の操作によって入力する場合であってもよい。このよう
にすれば、オペレータが加工チェックを行いたい時に、
未使用の予備工具を呼び出して加工のチェックを済ませ
ることができる。
【0057】本発明によれば、連続運転中に、未使用の
新工具での加工のチェックを行うためオペレータを呼び
出すいわゆるオペレータ待ちのための中断をしなくても
よい。たとえば工作機械を24時間連続自動運転を行っ
ている場合に、昼間に、未使用予備工具を呼び出して新
工具での加工のチェックを集中して済ませておけば、予
備工具呼び出しを行うNCプログラムによる切削加工で
あっても連続自動運転を行うことができる。なお、第
1,第2の実施形態では、工具を工具マガジン7に収納
し、ATC6で工具交換を行っていると説明している
が、工具を主軸と工具マガジンとのあいだで直接工具交
換するものであってもよい。また、工具収納手段は、工
具マガジンの他に旋盤等の刃物台であってもよく、すな
わち複数の予備工具を含む工具を収納または装着等でき
るものであればよい。なお、各図中同一符号は同一また
は相当部分を示す。
新工具での加工のチェックを行うためオペレータを呼び
出すいわゆるオペレータ待ちのための中断をしなくても
よい。たとえば工作機械を24時間連続自動運転を行っ
ている場合に、昼間に、未使用予備工具を呼び出して新
工具での加工のチェックを集中して済ませておけば、予
備工具呼び出しを行うNCプログラムによる切削加工で
あっても連続自動運転を行うことができる。なお、第
1,第2の実施形態では、工具を工具マガジン7に収納
し、ATC6で工具交換を行っていると説明している
が、工具を主軸と工具マガジンとのあいだで直接工具交
換するものであってもよい。また、工具収納手段は、工
具マガジンの他に旋盤等の刃物台であってもよく、すな
わち複数の予備工具を含む工具を収納または装着等でき
るものであればよい。なお、各図中同一符号は同一また
は相当部分を示す。
【0058】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、未
使用の複数の予備工具を順次呼び出して新工具での加工
のチェックを行って、各予備工具での加工精度の確認等
を短時間のうちに集中して済ませておくことができ、ま
た、連続運転中に、未使用の新工具での加工のチェック
のための中断をしなくてもよい。
使用の複数の予備工具を順次呼び出して新工具での加工
のチェックを行って、各予備工具での加工精度の確認等
を短時間のうちに集中して済ませておくことができ、ま
た、連続運転中に、未使用の新工具での加工のチェック
のための中断をしなくてもよい。
【図1】図1から図4は本発明の第1の実施形態を示す
図で、図1はNC装置を含むブロック図である。
図で、図1はNC装置を含むブロック図である。
【図2】第1の実施形態にかかる方法で呼び出した工具
での加工の手順を示す概略説明図である。
での加工の手順を示す概略説明図である。
【図3】各工具の寿命等の状態を示す工具一覧表の一例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】工具呼び出しの手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】第2の実施形態にかかる方法で呼び出した工具
での加工の手順を示す概略説明図である。
での加工の手順を示す概略説明図である。
【図6】第2の実施形態にかかる工具呼び出しの手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
7 工具マガジン(工具収納手段) 57 被加工部 na1〜nan,nb1〜nbn 工作物
Claims (4)
- 【請求項1】 工作物の所定の被加工部を加工するため
の工具と、この工具が寿命に達したときに前記所定の被
加工部を加工するため複数本備えられた予備工具と、前
記工具および前記予備工具を収納可能な工具収納手段と
を備えた工作機械における工具呼び出し方法であって、 前記被加工部を加工するために呼び出される前記予備工
具が、前記被加工部を初めて加工する未使用の工具であ
るか否かを判断する第1の工程と、 この第1の工程で未使用の工具であると判断された場
合、この予備工具と同一種類の予備工具群に、その工具
の他にまだ未使用の工具があるか否かを判断する第2の
工程と、 この第2の工程で前記未使用の工具があると判断された
場合、前記第1の工程で判断された未使用の工具による
前記被加工部の加工と、前記第2の工程で判断された未
使用の工具のうちの少なくとも一本の未使用の工具によ
る前記被加工部の加工とを順次行う第3の工程とからな
ることを特徴とする工作機械における工具呼び出し方
法。 - 【請求項2】 前記工作物は、前記工具または前記予備
工具によって加工される前記被加工部を少なくとも一つ
有する工作物であり、 前記第3の工程は、前記第1の工程で判断された未使用
の工具と、前記第2の工程で判断された工具のうちの少
なくとも一本の未使用の工具とを順次呼び出し、前記被
加工部の一つ毎に前記未使用の工具を使用して加工して
いくことを特徴とする請求項1に記載の工作機械におけ
る工具呼び出し方法。 - 【請求項3】 前記予備工具を呼び出す条件は、 使用中の前記工具が工具寿命に達した場合、および、オ
ペレータが前記予備工具を呼び出すための擬似寿命信号
を入力した場合のいずれかであることを特徴とする請求
項1または2に記載の工作機械における工具呼び出し方
法。 - 【請求項4】 工作物の所定の被加工部を加工するため
の工具と、この工具が寿命に達したときに前記所定の被
加工部を加工するため少なくとも一本備えられた予備工
具と、前記工具および前記予備工具を収納可能な工具収
納手段とを備えた工作機械における工具呼び出し方法で
あって、 前記被加工部を加工している現在使用中の前記工具が擬
似的に寿命に達したとの擬似寿命信号を入力する第1の
工程と、 前記擬似寿命信号の入力によって、前記被加工部を加工
するために呼び出される前記予備工具が前記被加工部を
初めて加工する未使用の工具であるか否かを判断する第
2の工程と、 この第2の工程で前記未使用の工具であると判断された
場合、この未使用の工具で前記被加工部の加工を行う第
3の工程とからなることを特徴とする工作機械における
工具呼び出し方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11025903A JP2000218459A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 工作機械における工具呼び出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11025903A JP2000218459A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 工作機械における工具呼び出し方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000218459A true JP2000218459A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12178757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11025903A Pending JP2000218459A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 工作機械における工具呼び出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000218459A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006212762A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Nissan Motor Co Ltd | 生産加工ラインにおける工具交換方法および工具交換装置を備えた生産加工ライン |
| JP2009297867A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Mori Seiki Co Ltd | 工具マガジン装置における工具配置替え方法およびその装置 |
| JP2009297868A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Mori Seiki Co Ltd | 工具マガジン装置における工具配置替え方法およびその装置 |
| JP2010234450A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Brother Ind Ltd | 数値制御式工作機械及びその工具交換方法 |
| JP2012101285A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-31 | Mori Seiki Co Ltd | 工作機械の工具交換装置 |
| JP2021186938A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 本田技研工業株式会社 | 工作機械における加工方法 |
| CN115319517A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-11-11 | 广东长盈精密技术有限公司 | 自动换刀控制方法、控制装置及自动换刀系统 |
| EP4219069A1 (en) | 2022-02-01 | 2023-08-02 | DMG Mori Co., Ltd. | Machine tool |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP11025903A patent/JP2000218459A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006212762A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Nissan Motor Co Ltd | 生産加工ラインにおける工具交換方法および工具交換装置を備えた生産加工ライン |
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| US9962800B2 (en) | 2010-11-05 | 2018-05-08 | Dmg Mori Seiki Co., Ltd. | Tool changer of machine tool |
| JP2021186938A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 本田技研工業株式会社 | 工作機械における加工方法 |
| US11484981B2 (en) | 2020-06-01 | 2022-11-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Machining method implemented by machine tool |
| JP7167090B2 (ja) | 2020-06-01 | 2022-11-08 | 本田技研工業株式会社 | 工作機械における加工方法 |
| EP4219069A1 (en) | 2022-02-01 | 2023-08-02 | DMG Mori Co., Ltd. | Machine tool |
| CN115319517A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-11-11 | 广东长盈精密技术有限公司 | 自动换刀控制方法、控制装置及自动换刀系统 |
| CN115319517B (zh) * | 2022-08-19 | 2024-03-22 | 广东长盈精密技术有限公司 | 自动换刀控制方法、控制装置及自动换刀系统 |
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