JP2000218520A - ワークキャリア - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐磨耗性に優れ、高い加工精度を維持して長
期間使用可能なワークキャリアを提供する。 【解決手段】 ワークキャリア11の外周部或いは外周
近傍に形成される、ワークを収受保持するためのキャリ
アポケット25を、ダイヤモンド等超砥粒を含んだメタ
ルボンド等耐磨耗性に優れた部材で構成した。
期間使用可能なワークキャリアを提供する。 【解決手段】 ワークキャリア11の外周部或いは外周
近傍に形成される、ワークを収受保持するためのキャリ
アポケット25を、ダイヤモンド等超砥粒を含んだメタ
ルボンド等耐磨耗性に優れた部材で構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両頭研削加工など、被
加工物即ちワークの平行な二つの面に同時に加工を加え
る加工方法において使用する、ワークを保持するための
ワークキャリアに関する。
加工物即ちワークの平行な二つの面に同時に加工を加え
る加工方法において使用する、ワークを保持するための
ワークキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば両頭研削加工において、多数のワ
ークを連続的に加工する方法として、ロータリキャリア
方式と称されるものがある。この方式は、図6に示され
るように、円盤状のワークキャリア1の外周近傍に、ワ
ークを保持するためのキャリアポケット2を多数形成
し、このキャリアポケット2にワーク3を保持した状態
で研削ホイールである上下のヘッド4、5の間を通し、
ワークキャリアの上下面より突出しているワークの上下
の面を研削するものである。そして、従来使用されてい
るワークキャリアには、SK材等の鉄系材料、ガラスフ
ァイバ入りエポキシやベークライト等樹脂系のもの等が
ある。
ークを連続的に加工する方法として、ロータリキャリア
方式と称されるものがある。この方式は、図6に示され
るように、円盤状のワークキャリア1の外周近傍に、ワ
ークを保持するためのキャリアポケット2を多数形成
し、このキャリアポケット2にワーク3を保持した状態
で研削ホイールである上下のヘッド4、5の間を通し、
ワークキャリアの上下面より突出しているワークの上下
の面を研削するものである。そして、従来使用されてい
るワークキャリアには、SK材等の鉄系材料、ガラスフ
ァイバ入りエポキシやベークライト等樹脂系のもの等が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワークキャ
リアのワークを保持する保持部即ちキャリアポケット
は、加工中にワークを安定して保持するとともに、ワー
クの出し入れが容易に行われねばならないという要求が
ある。このため、例えば円筒形のワークであれば、キャ
リアポケットの内径は、ワーク外径に対しておよそ10
%大きい径に設定する。そして、従来のワークキャリア
は上記した如き材料で作られているために、加工中のワ
ークとの接触により、キャリアポケットの部分に磨耗が
生じ、或いは変形が生じる等してワークを安定的に保持
することが出来なくなる。結果として、加工中にワーク
がキャリアポッケット内で遊ぶようになり、ワークの加
工精度が低下し、不良品を生じるようになる。特に最近
では、このような作業は自動化されている場合が多く、
その場合には大量の不良品発生の危険性があり、頻繁に
ワークキャリアの早期交換を行うことを余儀なくされて
いる。
リアのワークを保持する保持部即ちキャリアポケット
は、加工中にワークを安定して保持するとともに、ワー
クの出し入れが容易に行われねばならないという要求が
ある。このため、例えば円筒形のワークであれば、キャ
リアポケットの内径は、ワーク外径に対しておよそ10
%大きい径に設定する。そして、従来のワークキャリア
は上記した如き材料で作られているために、加工中のワ
ークとの接触により、キャリアポケットの部分に磨耗が
生じ、或いは変形が生じる等してワークを安定的に保持
することが出来なくなる。結果として、加工中にワーク
がキャリアポッケット内で遊ぶようになり、ワークの加
工精度が低下し、不良品を生じるようになる。特に最近
では、このような作業は自動化されている場合が多く、
その場合には大量の不良品発生の危険性があり、頻繁に
ワークキャリアの早期交換を行うことを余儀なくされて
いる。
【0004】本発明は、上記従来技術に係るワークキャ
リアの問題点に鑑みなされたものであり、耐磨耗性が高
く、長期間に渡って使用でき、ワークの加工精度を良好
に維持できるワークキャリアを提供することを目的とす
る。また、靱性があり、ワークキャリアへのワークの着
脱時或いは加工中に、ワークがワークキャリアに当たる
等しても、割れや欠けが発生しないワークキャリアを提
供することも本発明の目的である。
リアの問題点に鑑みなされたものであり、耐磨耗性が高
く、長期間に渡って使用でき、ワークの加工精度を良好
に維持できるワークキャリアを提供することを目的とす
る。また、靱性があり、ワークキャリアへのワークの着
脱時或いは加工中に、ワークがワークキャリアに当たる
等しても、割れや欠けが発生しないワークキャリアを提
供することも本発明の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るワークキャリアにおいては、少なくと
もそのワークを保持するためのキャリアポケットを形成
する部分を、超砥粒を含んでなる耐磨耗性部材で構成し
た。
に、本発明に係るワークキャリアにおいては、少なくと
もそのワークを保持するためのキャリアポケットを形成
する部分を、超砥粒を含んでなる耐磨耗性部材で構成し
た。
【0006】ある実施の形態では、その耐磨耗性部材は
超砥粒をメタルボンドで固定した部材である。
超砥粒をメタルボンドで固定した部材である。
【0007】ある実施の形態では、その超砥粒はダイヤ
モンドである。
モンドである。
【0008】
【実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具体的実
施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明さ
れる実施の形態に限定されるものではない。
施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明さ
れる実施の形態に限定されるものではない。
【0009】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
ワークキャリア11を用いて両頭研削を行う状態を概念
的に示した平面図である。ワークキャリア11の外周に
沿って略半円状のキャリアポケット25が一定の間隔で
多数形成されている。このキャリアポケット25にワー
ク101がそれぞれ収受される。符号103はワークキ
ャリア11と同心に配置された、半円環状のガイドであ
り、その内周面105がワーク101の外周に接し、ワ
ーク101をキャリアポケット25内に保持しかつ案内
するようになっている。107は研削ホイールであり、
ワークキャリア11を挟む形で上下に二枚配置される。
そして、ワークキャリア11が回転することにより、キ
ャリアポケット25に保持されたワーク101が順次上
下の研削ホイールの間に送り込まれ、その上下面を研削
加工される。
ワークキャリア11を用いて両頭研削を行う状態を概念
的に示した平面図である。ワークキャリア11の外周に
沿って略半円状のキャリアポケット25が一定の間隔で
多数形成されている。このキャリアポケット25にワー
ク101がそれぞれ収受される。符号103はワークキ
ャリア11と同心に配置された、半円環状のガイドであ
り、その内周面105がワーク101の外周に接し、ワ
ーク101をキャリアポケット25内に保持しかつ案内
するようになっている。107は研削ホイールであり、
ワークキャリア11を挟む形で上下に二枚配置される。
そして、ワークキャリア11が回転することにより、キ
ャリアポケット25に保持されたワーク101が順次上
下の研削ホイールの間に送り込まれ、その上下面を研削
加工される。
【0010】図2は、図1におけるワークキャリア11
とガイド103の部分拡大平面図であり、図3は、図2
におけるA−A線による断面図である。ワークキャリア
11は、台金13と、キャリアポケット25を形成する
ポケット部材27とで構成されている。
とガイド103の部分拡大平面図であり、図3は、図2
におけるA−A線による断面図である。ワークキャリア
11は、台金13と、キャリアポケット25を形成する
ポケット部材27とで構成されている。
【0011】台金13は、炭素鋼等適宜な金属材料で作
られた円板であり、その外周に沿って、多数の同一形状
の凹部17が、互いの間に短い境界部21を挟んで、等
間隔に形成されている。この凹部15は、半円部17
と、その半円部17の両端から互いに平行に延びる短い
伸直部19で構成されている。
られた円板であり、その外周に沿って、多数の同一形状
の凹部17が、互いの間に短い境界部21を挟んで、等
間隔に形成されている。この凹部15は、半円部17
と、その半円部17の両端から互いに平行に延びる短い
伸直部19で構成されている。
【0012】符号27は、台金13の凹部15に取り付
けられ、キャリアポケット25を直接構成するポケット
部材である。ポケット部材27は、台金13の厚みより
も0.1mm程度薄くして、半円部29と、その半円部
29の両端から互いに平行に延びる伸直部31で構成さ
れている。そして、その外側形状は、台金13の凹部の
形状に対応した形状となっており、その内側形状は、こ
のキャリアポケット25に収受されるワークの外形形状
に対応した形となっている。すなわち、本実施の形態で
はワーク101の外形は円形であり、ポケット部材27
の半円部29の内側半径は、そのワークの半径より僅か
に大きい寸法となっており、キャリアポケット25への
ワークの出入りが容易に行われ、固定されたガイド10
3に沿って移動することにより、収納されたワークをキ
ャリアポケット内で遊ばないよう安定的に保持するよう
になっている。なお、ポケット部材27の伸直部31の
先端は、図示のとおり、台金13の境界部21の先端と
同一円周上、もしくは内側に若干引っ込んだ形となって
いる。
けられ、キャリアポケット25を直接構成するポケット
部材である。ポケット部材27は、台金13の厚みより
も0.1mm程度薄くして、半円部29と、その半円部
29の両端から互いに平行に延びる伸直部31で構成さ
れている。そして、その外側形状は、台金13の凹部の
形状に対応した形状となっており、その内側形状は、こ
のキャリアポケット25に収受されるワークの外形形状
に対応した形となっている。すなわち、本実施の形態で
はワーク101の外形は円形であり、ポケット部材27
の半円部29の内側半径は、そのワークの半径より僅か
に大きい寸法となっており、キャリアポケット25への
ワークの出入りが容易に行われ、固定されたガイド10
3に沿って移動することにより、収納されたワークをキ
ャリアポケット内で遊ばないよう安定的に保持するよう
になっている。なお、ポケット部材27の伸直部31の
先端は、図示のとおり、台金13の境界部21の先端と
同一円周上、もしくは内側に若干引っ込んだ形となって
いる。
【0013】本実施の形態でのポケット部材は、超砥粒
を含んだ素材で構成されている。より詳細に言えば、超
砥粒をブロンズ粉末等金属質結合材(メタルボンド)で
固結して形成した部材であり、ホットプレス等により成
形される。超砥粒としてはCBN砥粒等もあるが、本実
施の形態で使用されている超砥粒はダイヤモンドであ
る。ダイヤモンドは、CBNと比較して耐磨耗性が高
く、ポケット部材として好適に使用できる。また、本発
明に使用するダイヤモンドの粒径は、300ミクロン以
下のものを、単独の粒径で、或いは複数の粒径のものを
混合して使用する。そしてこのポケット部材は、ロー付
けその他の手段も採用可能であるが、本実施の形態で
は、エポキシ系の接着剤を用いて台金13に接着されて
いる。なお、本実施の形態でのガイド103は、その材
質について特に制限はなく、例えば超硬合金、焼き入れ
鋼等が使用可能である。
を含んだ素材で構成されている。より詳細に言えば、超
砥粒をブロンズ粉末等金属質結合材(メタルボンド)で
固結して形成した部材であり、ホットプレス等により成
形される。超砥粒としてはCBN砥粒等もあるが、本実
施の形態で使用されている超砥粒はダイヤモンドであ
る。ダイヤモンドは、CBNと比較して耐磨耗性が高
く、ポケット部材として好適に使用できる。また、本発
明に使用するダイヤモンドの粒径は、300ミクロン以
下のものを、単独の粒径で、或いは複数の粒径のものを
混合して使用する。そしてこのポケット部材は、ロー付
けその他の手段も採用可能であるが、本実施の形態で
は、エポキシ系の接着剤を用いて台金13に接着されて
いる。なお、本実施の形態でのガイド103は、その材
質について特に制限はなく、例えば超硬合金、焼き入れ
鋼等が使用可能である。
【0014】以上の通り、本実施の形態では、ワークが
収納されるキャリアポケットを構成する部材をメタルボ
ンドで形成したので、きわめて耐磨耗性に優れたキャリ
アポケットとなり、従来のワークキャリアに比して、耐
磨耗性が格段に優れたワークキャリアが提供され、長時
間、ワークキャリアの交換無しで、高い加工精度を維持
することが出来る。
収納されるキャリアポケットを構成する部材をメタルボ
ンドで形成したので、きわめて耐磨耗性に優れたキャリ
アポケットとなり、従来のワークキャリアに比して、耐
磨耗性が格段に優れたワークキャリアが提供され、長時
間、ワークキャリアの交換無しで、高い加工精度を維持
することが出来る。
【0015】なお、メタルボンドに代えて、超砥粒を含
んだ耐磨耗性部材としては、台金に超砥粒、例えばダイ
ヤモンドを電着した部材、或いはダイヤモンドコンパク
トで形成した部材も使用可能であり、これらによっても
従来のワークキャリアに比して極めて優れた耐磨耗性が
確保できる。しかし、ダイヤモンドを電着したもので
は、ダイヤモンド層が一層であり、しかも、ワークを傷
つけないためにはダイヤモンド砥粒の突出量を小さくす
る必要がある。また、ダイヤモンドコンパクトの場合に
は、メタルボンドに比して高価であり、しかも靱性の点
でメタルボンドより劣る。従って、メタルボンドの使用
が最適であると判明した。
んだ耐磨耗性部材としては、台金に超砥粒、例えばダイ
ヤモンドを電着した部材、或いはダイヤモンドコンパク
トで形成した部材も使用可能であり、これらによっても
従来のワークキャリアに比して極めて優れた耐磨耗性が
確保できる。しかし、ダイヤモンドを電着したもので
は、ダイヤモンド層が一層であり、しかも、ワークを傷
つけないためにはダイヤモンド砥粒の突出量を小さくす
る必要がある。また、ダイヤモンドコンパクトの場合に
は、メタルボンドに比して高価であり、しかも靱性の点
でメタルボンドより劣る。従って、メタルボンドの使用
が最適であると判明した。
【0016】
【実施例】ここで、具体的な1実施例と、従来例の1つ
を比較例として詳述すると、以下のとおりである。結果
を表1に示す。 実施例 図2に示すワークキャリアを製作した。台金13はSK
材で、厚みは2.3mmである。続いて、粒度100/
120のダイヤモンドをメタルボンドで焼結し、厚み
2.2mmのポケット部材を製作した。仕様はSD10
0N125Mである。このポケット部材を、台金の両側
面から突出しないように配置し、エポキシ系の接着剤で
固着した。このワークキャリアを用いて、焼き入れ鋼S
UJ2製の円筒状部材の幅決め加工を行った。100万
個加工後でもキャリアポケットの磨耗は半径で0.1m
m以下であり、ワークの加工精度は良好であった。 比較例 従来品のSK材のワークキャリアを使用して、同様の幅
決め加工を行った。加工数30万個でキャリアポケット
が半径で約1mm磨耗し、ワークの加工精度不良が発生
したため、加工を中止し、ワークキャリアを交換した。
を比較例として詳述すると、以下のとおりである。結果
を表1に示す。 実施例 図2に示すワークキャリアを製作した。台金13はSK
材で、厚みは2.3mmである。続いて、粒度100/
120のダイヤモンドをメタルボンドで焼結し、厚み
2.2mmのポケット部材を製作した。仕様はSD10
0N125Mである。このポケット部材を、台金の両側
面から突出しないように配置し、エポキシ系の接着剤で
固着した。このワークキャリアを用いて、焼き入れ鋼S
UJ2製の円筒状部材の幅決め加工を行った。100万
個加工後でもキャリアポケットの磨耗は半径で0.1m
m以下であり、ワークの加工精度は良好であった。 比較例 従来品のSK材のワークキャリアを使用して、同様の幅
決め加工を行った。加工数30万個でキャリアポケット
が半径で約1mm磨耗し、ワークの加工精度不良が発生
したため、加工を中止し、ワークキャリアを交換した。
【0017】
【表1】
【0018】図4は本発明の第2の実施の形態に係るワ
ークキャリア41の部分拡大平面図である。本実施の形
態では、キャリアポケット45を構成するポケット部材
47が一体に形成されている点に特徴がある。すなわ
ち、台金43は第1の実施の形態と異なり、その外周部
に凹所を備えておらず、外周が円形の部材である。一方
ポケット部材47は円環状に形成され、その外周側にキ
ャリアポケット45を構成する凹所48が等間隔で多数
形成されている。
ークキャリア41の部分拡大平面図である。本実施の形
態では、キャリアポケット45を構成するポケット部材
47が一体に形成されている点に特徴がある。すなわ
ち、台金43は第1の実施の形態と異なり、その外周部
に凹所を備えておらず、外周が円形の部材である。一方
ポケット部材47は円環状に形成され、その外周側にキ
ャリアポケット45を構成する凹所48が等間隔で多数
形成されている。
【0019】このポケット部材45も超砥粒、より具体
的にはダイヤモンド砥粒をメタルボンドで固結すること
により形成されている。そしてこのポケット部材45の
成形及び台金43への取付けは以下のように行う。即
ち、先ず台金43に一体焼結することにより、台金43
の外周の外側に、所定の幅で円環状のダイヤモンドメタ
ルボンド固結体を成形する。すなわちポケット部材45
の母材の成形と台金43への取付けを同時に行う。次に
放電加工により、キャリアポケット45を順次形成す
る。なお、この実施の形態に形態に係るワークキャリア
を使用する場合にも、第1の実施の形態に係るワークキ
ャリアに関連して使用されたガイド103と同種のガイ
ドが使用される。
的にはダイヤモンド砥粒をメタルボンドで固結すること
により形成されている。そしてこのポケット部材45の
成形及び台金43への取付けは以下のように行う。即
ち、先ず台金43に一体焼結することにより、台金43
の外周の外側に、所定の幅で円環状のダイヤモンドメタ
ルボンド固結体を成形する。すなわちポケット部材45
の母材の成形と台金43への取付けを同時に行う。次に
放電加工により、キャリアポケット45を順次形成す
る。なお、この実施の形態に形態に係るワークキャリア
を使用する場合にも、第1の実施の形態に係るワークキ
ャリアに関連して使用されたガイド103と同種のガイ
ドが使用される。
【0020】図5は、本発明の第3の実施の形態に係る
ワークキャリア61の部分拡大平面図である。この実施
の形態では、先の第1及び第2の実施の形態とことな
り、形成されるキャリアポケット65が閉じた円となっ
ている。すなわち、台金63は、その外周近傍に円周方
向に沿って等間隔で多数の同一径の孔64を備え、この
孔64内に円環状に成形されたポケット部材67が接着
剤で固定され、キャリアポケット65を構成している。
ワークキャリア61の部分拡大平面図である。この実施
の形態では、先の第1及び第2の実施の形態とことな
り、形成されるキャリアポケット65が閉じた円となっ
ている。すなわち、台金63は、その外周近傍に円周方
向に沿って等間隔で多数の同一径の孔64を備え、この
孔64内に円環状に成形されたポケット部材67が接着
剤で固定され、キャリアポケット65を構成している。
【0021】なお、上記実施の形態では、主として両頭
研削加工に使用した例をもって説明したが、本発明のワ
ークキャリアの用途はそれに限定されるものではなく、
例えばラップ加工等においても使用可能である。
研削加工に使用した例をもって説明したが、本発明のワ
ークキャリアの用途はそれに限定されるものではなく、
例えばラップ加工等においても使用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明に係るワー
クキャリアにおいては、少なくともワークを収受するキ
ャリアポケットを構成する部材を、超砥粒を含んだ耐磨
耗性部材で形成したので、このキャリアポケットの部分
がきわめて耐磨耗性に優れたものとなり、従来のワーク
キャリアに比して、高い加工精度を維持した状態できわ
めて長期間使用することが出来、加工コストの低減に大
いに利することができる。また、超砥粒を含んだ耐磨耗
性部材として、超砥粒をメタルボンドで固結して形成し
た部材を使用した場合、靱性にも優れ、ワークキャリア
の、特に重要な部分であるキャリアポケットでの欠けや
割れの発生を防止できる。
クキャリアにおいては、少なくともワークを収受するキ
ャリアポケットを構成する部材を、超砥粒を含んだ耐磨
耗性部材で形成したので、このキャリアポケットの部分
がきわめて耐磨耗性に優れたものとなり、従来のワーク
キャリアに比して、高い加工精度を維持した状態できわ
めて長期間使用することが出来、加工コストの低減に大
いに利することができる。また、超砥粒を含んだ耐磨耗
性部材として、超砥粒をメタルボンドで固結して形成し
た部材を使用した場合、靱性にも優れ、ワークキャリア
の、特に重要な部分であるキャリアポケットでの欠けや
割れの発生を防止できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るワークキャリ
アを使用して両頭研削加工を行っている状態を概念的に
示す平面図である。
アを使用して両頭研削加工を行っている状態を概念的に
示す平面図である。
【図2】図1におけるワークキャリアとガイドの部分拡
大平面図である。
大平面図である。
【図3】図2におけるA−A線による断面図である。
【図4】第2の実施の形態に係るワークキャリアの部分
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図5】第3の実施の形態に係るワークキャリアの部分
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図6】ワークキャリアを用いたロータリキャリア方式
での両頭研削加工を示す、要部斜視図である。
での両頭研削加工を示す、要部斜視図である。
11、41、61 ワークキャリア 13、43、63 台金 15 凹所 25、45、65 キャリアポケット 27、47、67 ポケット部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 英夫 神奈川県川崎市高津区久地185 旭ダイヤ モンド工業株式会社玉川工場内 (72)発明者 野村 元義 神奈川県川崎市高津区久地185 旭ダイヤ モンド工業株式会社玉川工場内 Fターム(参考) 3C058 AA04 AA09 AA18 AB04 AB08 CA02 CB01 CB06 DA06
Claims (3)
- 【請求項1】 加工工具たる二つのヘッドを対向配置
し、該二つのヘッドの間にワークを送り込み、該ワーク
の平行な二つの面に同時に加工を加える加工方法におい
て使用するワークキャリアであって、円板状の基板の外
周部もしくは外周近傍に、ワークの外形形状に対応した
形状を有するキャリヤポケットを複数形成してなるワー
クキャリアにおいて、少なくとも前記キャリアポケット
を形成する部分を、超砥粒を含んでなる耐磨耗性部材で
構成したことを特徴とする、ワークキャリア。 - 【請求項2】 請求項1に記載のワークキャリアにおい
て、前記耐磨耗性部材は、メタルボンドで超砥粒を固定
して形成された部材であることを特徴とする、ワークキ
ャリア。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のワークキャリア
において、前記超砥粒はダイヤモンドであることを特徴
とする、ワークキャリア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982699A JP2000218520A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | ワークキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982699A JP2000218520A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | ワークキャリア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000218520A true JP2000218520A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12010115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982699A Pending JP2000218520A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | ワークキャリア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000218520A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006255871A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Nisshin Seisakusho:Kk | ホーニング砥石およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP1982699A patent/JP2000218520A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006255871A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Nisshin Seisakusho:Kk | ホーニング砥石およびその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040727 |