JP2000218909A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JP2000218909A JP2000218909A JP11021196A JP2119699A JP2000218909A JP 2000218909 A JP2000218909 A JP 2000218909A JP 11021196 A JP11021196 A JP 11021196A JP 2119699 A JP2119699 A JP 2119699A JP 2000218909 A JP2000218909 A JP 2000218909A
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- rotation
- core
- knob
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Abstract
(57)【要約】
【目的】供給コアの近傍におけるインクリボンの弛みを
防止するとともに、リボンスリップ現象を未然に防止
し、画像記録状態を常に良好に維持する。 【構成】供給ノブ24を軸支する支持軸213に、バッ
クテンションバネ51、、摩擦部材52及び回転部材5
3を支持させた。バックテンションバネ51は弾性力に
よって供給ノブ24を摩擦部材52側に付勢する。回転
部材53は、回転位置に応じて底面から突出した突起5
5がキャリッジベース211の凹部56に選択的に嵌合
して上下方向の位置が変化し、供給ノブ24とバックテ
ンションバネ51との相対距離を変化させて摩擦部材5
2から供給ノブ24に作用する摩擦力を増減する。記録
ヘッド23が減速領域Sbに位置している間における回
転部材53の回転位置を制御することにより、記録ヘッ
ド23が減速領域Sbに位置している間にのみ、供給ノ
ブ24に大きなバックテンションを作用させる。
防止するとともに、リボンスリップ現象を未然に防止
し、画像記録状態を常に良好に維持する。 【構成】供給ノブ24を軸支する支持軸213に、バッ
クテンションバネ51、、摩擦部材52及び回転部材5
3を支持させた。バックテンションバネ51は弾性力に
よって供給ノブ24を摩擦部材52側に付勢する。回転
部材53は、回転位置に応じて底面から突出した突起5
5がキャリッジベース211の凹部56に選択的に嵌合
して上下方向の位置が変化し、供給ノブ24とバックテ
ンションバネ51との相対距離を変化させて摩擦部材5
2から供給ノブ24に作用する摩擦力を増減する。記録
ヘッド23が減速領域Sbに位置している間における回
転部材53の回転位置を制御することにより、記録ヘッ
ド23が減速領域Sbに位置している間にのみ、供給ノ
ブ24に大きなバックテンションを作用させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、キャリッジに装着さ
れたリボンカセットが収納しているインクリボンを介し
て記録紙上に画像を記録するプリンタ装置に関する。
れたリボンカセットが収納しているインクリボンを介し
て記録紙上に画像を記録するプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リボンカセット内で供給コアに巻回して
収納されたインクリボンを供給コアから記録ヘッドと記
録紙との間を経由して巻取コアに巻き取り、この間に記
録ヘッドを選択的に駆動してインクリボンに塗布された
インクを記録紙の表面に転写するサーマルプリンタ等の
プリンタ装置がある。このようなプリンタ装置では、リ
ボンカセットを搭載したキャリッジを記録紙の搬送方向
に直交する方向に往復移動させ、キャリッジが往動して
いる間にリボンカセット内の巻取コアを回転させてイン
クリボンを供給コアから引き出すとともに、キャリッジ
が復動している間には巻取コアの回転を停止してインク
リボンを供給コアから引き出さないようにしている。
収納されたインクリボンを供給コアから記録ヘッドと記
録紙との間を経由して巻取コアに巻き取り、この間に記
録ヘッドを選択的に駆動してインクリボンに塗布された
インクを記録紙の表面に転写するサーマルプリンタ等の
プリンタ装置がある。このようなプリンタ装置では、リ
ボンカセットを搭載したキャリッジを記録紙の搬送方向
に直交する方向に往復移動させ、キャリッジが往動して
いる間にリボンカセット内の巻取コアを回転させてイン
クリボンを供給コアから引き出すとともに、キャリッジ
が復動している間には巻取コアの回転を停止してインク
リボンを供給コアから引き出さないようにしている。
【0003】また、記録紙の全面について画像の形成状
態を均一にするためには、画像記録期間中において記録
紙に対するインクリボンの走査速度を一定にする必要が
ある。このため、キャリッジの往復移動方向における記
録紙の全幅に対向する画像記録領域の始端及び終端の外
側に加速領域及び減速領域のそれぞれを含む範囲をキャ
リッジの往復移動範囲とし、インクリボンが記録紙に対
向する画像形成領域においてキャリッジを一定速度で移
動させるようにしているとともに、キャリッジが画像形
成領域を往動する間においてのみリボンカセット内でイ
ンクリボンを供給コアから巻取コアに巻き取り、画像の
記録が行われない加速領域及び減速領域においてインク
リボンが消費されないようにしている。
態を均一にするためには、画像記録期間中において記録
紙に対するインクリボンの走査速度を一定にする必要が
ある。このため、キャリッジの往復移動方向における記
録紙の全幅に対向する画像記録領域の始端及び終端の外
側に加速領域及び減速領域のそれぞれを含む範囲をキャ
リッジの往復移動範囲とし、インクリボンが記録紙に対
向する画像形成領域においてキャリッジを一定速度で移
動させるようにしているとともに、キャリッジが画像形
成領域を往動する間においてのみリボンカセット内でイ
ンクリボンを供給コアから巻取コアに巻き取り、画像の
記録が行われない加速領域及び減速領域においてインク
リボンが消費されないようにしている。
【0004】ところが、キャリッジが画像形成領域の終
端に達した時点で巻取コアの回転を停止しても、インク
リボンを巻回した供給コアは慣性力の作用により直ちに
回転を停止することはなく、巻取コアの回転停止タイミ
ングから遅れて供給コアの回転が停止し、巻取コアの巻
取量よりも多量のインクリボンが供給コアから送り出さ
れてしまう。このため、キャリッジの復動時にリボンカ
セット内でインクリボンが弛みを生じ、次のキャリッジ
の往動時における巻取コアの回転開始直後には、弛みを
生じている部分が巻取コアに巻き取られた後に供給コア
に巻取負荷が作用することになり、巻取負荷が急激に変
動するためにインクリボンの走行不良や巻取不良を生
じ、インクリボンの供給状態が不安定になって画像の欠
落等の画像品質の劣化を招く問題がある。
端に達した時点で巻取コアの回転を停止しても、インク
リボンを巻回した供給コアは慣性力の作用により直ちに
回転を停止することはなく、巻取コアの回転停止タイミ
ングから遅れて供給コアの回転が停止し、巻取コアの巻
取量よりも多量のインクリボンが供給コアから送り出さ
れてしまう。このため、キャリッジの復動時にリボンカ
セット内でインクリボンが弛みを生じ、次のキャリッジ
の往動時における巻取コアの回転開始直後には、弛みを
生じている部分が巻取コアに巻き取られた後に供給コア
に巻取負荷が作用することになり、巻取負荷が急激に変
動するためにインクリボンの走行不良や巻取不良を生
じ、インクリボンの供給状態が不安定になって画像の欠
落等の画像品質の劣化を招く問題がある。
【0005】そこで、従来のプリンタ装置では、キャリ
ッジに搭載されたリボンカセットの供給コアにバックテ
ンションと呼ばれる摩擦負荷を常時作用させ、この摩擦
負荷によってインクリボンを巻回した供給コアの慣性力
を相殺することにより、巻取コアの停止後におけるイン
クリボンの弛みの発生を防止するようにしていた。
ッジに搭載されたリボンカセットの供給コアにバックテ
ンションと呼ばれる摩擦負荷を常時作用させ、この摩擦
負荷によってインクリボンを巻回した供給コアの慣性力
を相殺することにより、巻取コアの停止後におけるイン
クリボンの弛みの発生を防止するようにしていた。
【0006】また、実開昭64−52761号公報に
は、記録ヘッドの巻取コア側でインクリボンに走行抵抗
を付与する抵抗付与部材を設けるとともに、キャリッジ
の復動時における記録ヘッドの印字位置からリリース位
置への移動に連動した揺動部材の揺動を介して回動部材
を回動させ、回動部材の回動を摩擦伝達部材を介して巻
取コアに伝達することにより、キャリッジの復動時に巻
取コアを余剰に回転させ、抵抗付与部材から記録ヘッド
を経由して巻取コアに至る間におけるインクリボンの弛
みの発生を防止するようにした構成が開示されている。
は、記録ヘッドの巻取コア側でインクリボンに走行抵抗
を付与する抵抗付与部材を設けるとともに、キャリッジ
の復動時における記録ヘッドの印字位置からリリース位
置への移動に連動した揺動部材の揺動を介して回動部材
を回動させ、回動部材の回動を摩擦伝達部材を介して巻
取コアに伝達することにより、キャリッジの復動時に巻
取コアを余剰に回転させ、抵抗付与部材から記録ヘッド
を経由して巻取コアに至る間におけるインクリボンの弛
みの発生を防止するようにした構成が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、供給コ
アに常時バックテンションを作用させることにより巻取
コアの回転が停止された時に供給コアに作用する慣性力
を相殺するようにした従来のプリンタ装置では、新たな
リボンカセットの使用開始時からインクリボンの弛みの
発生を確実に防止するためには、インクリボンの巻回量
が多い状態の供給コアに作用する慣性力を基準としてバ
ックテンションの大きさを設定する必要があるが、イン
クリボンの巻回量が多い状態の供給コアに作用する慣性
力を基準として設定されたバックテンションを供給コア
に常時作用させると、インクリボンの使用量の増加にと
もなって供給コアにおけるインクリボンの巻回量が減少
した際に、巻回されているインクリボンの最外周部から
供給コアに作用する巻取トルクに対してバックテンショ
ンが相対的に大きくなり、画像記録時に供給コアに巻回
されているインクリボンを巻取コアに確実に巻き取るこ
とができなくなる所謂リボンスリップ現象を生じ、画像
記録状態が劣化する問題がある。
アに常時バックテンションを作用させることにより巻取
コアの回転が停止された時に供給コアに作用する慣性力
を相殺するようにした従来のプリンタ装置では、新たな
リボンカセットの使用開始時からインクリボンの弛みの
発生を確実に防止するためには、インクリボンの巻回量
が多い状態の供給コアに作用する慣性力を基準としてバ
ックテンションの大きさを設定する必要があるが、イン
クリボンの巻回量が多い状態の供給コアに作用する慣性
力を基準として設定されたバックテンションを供給コア
に常時作用させると、インクリボンの使用量の増加にと
もなって供給コアにおけるインクリボンの巻回量が減少
した際に、巻回されているインクリボンの最外周部から
供給コアに作用する巻取トルクに対してバックテンショ
ンが相対的に大きくなり、画像記録時に供給コアに巻回
されているインクリボンを巻取コアに確実に巻き取るこ
とができなくなる所謂リボンスリップ現象を生じ、画像
記録状態が劣化する問題がある。
【0008】また、実開昭64−52761号公報に開
示された構成は、記録ヘッドの供給コア側に配置された
抵抗付与部材から記録ヘッドを経由して巻取コアに至る
間におけるインクリボンの弛みを防止するものであり、
供給コアの近傍におけるインクリボンの弛みを防止する
ことはできない。さらに、次のキャリッジの往動時にイ
ンクリボンの走行不良や巻取不良を生じなかった場合で
も、リボンカセット内に弛みを生じた範囲でインクリボ
ンが過剰に巻き取られることになり、インクリボンの消
費量が増加してランニングコストの上昇を招く問題があ
る。
示された構成は、記録ヘッドの供給コア側に配置された
抵抗付与部材から記録ヘッドを経由して巻取コアに至る
間におけるインクリボンの弛みを防止するものであり、
供給コアの近傍におけるインクリボンの弛みを防止する
ことはできない。さらに、次のキャリッジの往動時にイ
ンクリボンの走行不良や巻取不良を生じなかった場合で
も、リボンカセット内に弛みを生じた範囲でインクリボ
ンが過剰に巻き取られることになり、インクリボンの消
費量が増加してランニングコストの上昇を招く問題があ
る。
【0009】この発明の目的は、キャリッジが減速領域
に位置している間においてのみ供給コアにバックテンシ
ョンを作用させることにより、リボンカセットの使用開
始直後から供給コアの近傍におけるインクリボンの弛み
を確実に防止することができるとともに、供給コアにお
けるインクリボンの巻回量が減少した際におけるリボン
スリップ現象の発生を未然に防止することができ、画像
記録状態を常に良好に維持することができるプリンタ装
置を提供することにある。
に位置している間においてのみ供給コアにバックテンシ
ョンを作用させることにより、リボンカセットの使用開
始直後から供給コアの近傍におけるインクリボンの弛み
を確実に防止することができるとともに、供給コアにお
けるインクリボンの巻回量が減少した際におけるリボン
スリップ現象の発生を未然に防止することができ、画像
記録状態を常に良好に維持することができるプリンタ装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、キャリッジの往復移動方向における記録紙の全幅に
対向する画像記録領域の終端の外側にキャリッジが減速
動作を行う減速領域を形成し、少なくともキャリッジが
画像記録領域を往動している間に巻取コアを回転させて
供給コアに巻回されたインクリボンを記録ヘッドと記録
紙との間を経由して巻取コアに巻き取り、キャリッジが
減速領域内に位置している間に巻取コアの回転を停止す
るプリンタ装置において、キャリッジが減速領域内に位
置している間にのみ供給コアに負荷を作用させる負荷機
構を設けたことを特徴とする。
は、キャリッジの往復移動方向における記録紙の全幅に
対向する画像記録領域の終端の外側にキャリッジが減速
動作を行う減速領域を形成し、少なくともキャリッジが
画像記録領域を往動している間に巻取コアを回転させて
供給コアに巻回されたインクリボンを記録ヘッドと記録
紙との間を経由して巻取コアに巻き取り、キャリッジが
減速領域内に位置している間に巻取コアの回転を停止す
るプリンタ装置において、キャリッジが減速領域内に位
置している間にのみ供給コアに負荷を作用させる負荷機
構を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項1に記載した発明においては、キャ
リッジが記録紙の全幅に対向する画像記録領域の終端を
往動方向に通過して減速領域に位置している間にのみ、
負荷機構から巻取コアに対して負荷が作用する。したが
って、巻取コアの回転が停止されることによって供給コ
アに慣性力が作用する間にのみ供給コアに負荷が作用
し、キャリッジが画像記録領域を往動中においてインク
リボンが巻取コアに巻き取られている間には供給コアに
負荷機構からの負荷が作用することがなく、供給コアが
余剰に回転することによるインクリボンの弛み、及び、
インクリボンの巻取時におけるリボンスリップの発生が
確実に防止される。
リッジが記録紙の全幅に対向する画像記録領域の終端を
往動方向に通過して減速領域に位置している間にのみ、
負荷機構から巻取コアに対して負荷が作用する。したが
って、巻取コアの回転が停止されることによって供給コ
アに慣性力が作用する間にのみ供給コアに負荷が作用
し、キャリッジが画像記録領域を往動中においてインク
リボンが巻取コアに巻き取られている間には供給コアに
負荷機構からの負荷が作用することがなく、供給コアが
余剰に回転することによるインクリボンの弛み、及び、
インクリボンの巻取時におけるリボンスリップの発生が
確実に防止される。
【0012】請求項2に記載した発明は、前記負荷機構
が、リボンカセット内の供給コアに係合する供給ノブに
摩擦接触する摩擦部材と、供給ノブに対して相対的に移
動自在にされるとともに供給ノブとの間の相対距離が短
くなるにしたがって増加する付勢力を供給ノブに対して
摩擦部材に近接する方向に作用させる弾性部材と、キャ
リッジが減速領域内に位置している間にのみ駆動源の回
転を供給ノブ又は弾性部材の少なくともいずれか一方に
対して互いに近接する方向の移動力に変換して伝達する
移動部材と、を含むことを特徴とする。
が、リボンカセット内の供給コアに係合する供給ノブに
摩擦接触する摩擦部材と、供給ノブに対して相対的に移
動自在にされるとともに供給ノブとの間の相対距離が短
くなるにしたがって増加する付勢力を供給ノブに対して
摩擦部材に近接する方向に作用させる弾性部材と、キャ
リッジが減速領域内に位置している間にのみ駆動源の回
転を供給ノブ又は弾性部材の少なくともいずれか一方に
対して互いに近接する方向の移動力に変換して伝達する
移動部材と、を含むことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載した発明においては、キャ
リッジが減速領域内に位置している間には、駆動源の回
転が移動部材を介して供給ノブと弾性部材とが互いに近
接する方向の移動力として供給ノブ又は弾性部材に伝達
され、弾性部材から供給ノブに作用する摩擦部材方向へ
の付勢力が増加する。したがって、キャリッジが減速領
域内に位置している間において供給ノブと摩擦部材との
間に生じる摩擦力が増加し、巻取コアの回転が停止され
た際に供給コアに生じる慣性力が相殺され、巻取コアが
余剰に回転することがない。
リッジが減速領域内に位置している間には、駆動源の回
転が移動部材を介して供給ノブと弾性部材とが互いに近
接する方向の移動力として供給ノブ又は弾性部材に伝達
され、弾性部材から供給ノブに作用する摩擦部材方向へ
の付勢力が増加する。したがって、キャリッジが減速領
域内に位置している間において供給ノブと摩擦部材との
間に生じる摩擦力が増加し、巻取コアの回転が停止され
た際に供給コアに生じる慣性力が相殺され、巻取コアが
余剰に回転することがない。
【0014】請求項3に記載した発明は、前記伝達部材
が、供給ノブの軸方向に移動自在に軸支された回転部材
と、キャリッジが減速領域内に位置している間にのみ回
転部材に駆動源の回転を伝達する伝達部材と、回転部材
の回転を供給ノブの軸方向の移動に変換する動作変換部
材と、を含むことを特徴とする。
が、供給ノブの軸方向に移動自在に軸支された回転部材
と、キャリッジが減速領域内に位置している間にのみ回
転部材に駆動源の回転を伝達する伝達部材と、回転部材
の回転を供給ノブの軸方向の移動に変換する動作変換部
材と、を含むことを特徴とする。
【0015】請求項3に記載した発明においては、キャ
リッジが減速領域内に位置している間に伝達部材を介し
て駆動源の回転が回転部材に伝達されて回転部材が回転
すると、この回転体の回転が動作変換部材によって供給
ノブの軸方向の移動に変換される。したがって、キャリ
ッジが減速領域内に位置している間において、駆動源の
回転が伝達部材、回転部材及び動作変換部材を介して供
給ノブに伝達され、供給ノブと弾性部材とが互いに近接
し、弾性部材から供給ノブに作用する摩擦部材方向への
付勢力が増加して供給ノブと摩擦部材との間に生じる摩
擦力が増加する。
リッジが減速領域内に位置している間に伝達部材を介し
て駆動源の回転が回転部材に伝達されて回転部材が回転
すると、この回転体の回転が動作変換部材によって供給
ノブの軸方向の移動に変換される。したがって、キャリ
ッジが減速領域内に位置している間において、駆動源の
回転が伝達部材、回転部材及び動作変換部材を介して供
給ノブに伝達され、供給ノブと弾性部材とが互いに近接
し、弾性部材から供給ノブに作用する摩擦部材方向への
付勢力が増加して供給ノブと摩擦部材との間に生じる摩
擦力が増加する。
【0016】請求項4に記載した発明は、前記動作変換
部材が、回転部材と一体的に回転して回転部材を軸方向
に変位させる回転カムであることを特徴とする。
部材が、回転部材と一体的に回転して回転部材を軸方向
に変位させる回転カムであることを特徴とする。
【0017】請求項4に記載した発明においては、回転
部材の回転を供給ノブの軸方向の移動に変換する動作変
換部材が、回転部材に一体的に配置された回転カムによ
って構成される。したがって、キャリッジが減速領域内
に位置している間に回転部材の回転を供給ノブと弾性部
材とを互いに近接させるための移動に変換するための部
材が、簡単な構造によって構成される。
部材の回転を供給ノブの軸方向の移動に変換する動作変
換部材が、回転部材に一体的に配置された回転カムによ
って構成される。したがって、キャリッジが減速領域内
に位置している間に回転部材の回転を供給ノブと弾性部
材とを互いに近接させるための移動に変換するための部
材が、簡単な構造によって構成される。
【0018】請求項5に記載した発明は、前記伝達部材
が、駆動源に常時係合する全周回転体、及び、回転部材
にキャリッジが減速領域内に位置する間にのみ係合する
間欠回転体を同軸上に配置した2段回転体を含むことを
特徴とする。
が、駆動源に常時係合する全周回転体、及び、回転部材
にキャリッジが減速領域内に位置する間にのみ係合する
間欠回転体を同軸上に配置した2段回転体を含むことを
特徴とする。
【0019】請求項5に記載した発明においては、駆動
源の回転を回転部材に伝達する伝達部材が、駆動源に常
時係合する全周回転体と、回転部材にキャリッジが減速
領域内に位置する間にのみ係合する間欠回転体と、から
なる2段回転体によって構成される。したがって、駆動
源によって常時回転する2段回転体の回転が、2段回転
体における間欠回転体によって規定されるタイミング
で、キャリッジが減速領域内に位置する間にのみ確実に
回転部材に伝達される。
源の回転を回転部材に伝達する伝達部材が、駆動源に常
時係合する全周回転体と、回転部材にキャリッジが減速
領域内に位置する間にのみ係合する間欠回転体と、から
なる2段回転体によって構成される。したがって、駆動
源によって常時回転する2段回転体の回転が、2段回転
体における間欠回転体によって規定されるタイミング
で、キャリッジが減速領域内に位置する間にのみ確実に
回転部材に伝達される。
【0020】請求項6に記載した発明は、前記伝達部材
が、回転部材と同軸上に一体的に配置されたレバー部材
と、駆動源の回転によってキャリッジが減速領域内に位
置する間にのみレバー部材を回転させるカムと、を含む
ことを特徴とする。
が、回転部材と同軸上に一体的に配置されたレバー部材
と、駆動源の回転によってキャリッジが減速領域内に位
置する間にのみレバー部材を回転させるカムと、を含む
ことを特徴とする。
【0021】請求項6に記載した発明においては、駆動
源の回転を回転部材に伝達する伝達部材が、回転部材と
同軸上に一体的に配置されたレバー部材と、駆動源の回
転によってキャリッジが減速領域内に位置する間にのみ
レバー部材を回転させるカムと、によって構成される。
したがって、駆動源によって常時回転するカムの回転
が、カムの形状によって規定されるタイミングで、キャ
リッジが減速領域内に位置している間にのみ確実にレバ
ーを介して回転部材に伝達される。
源の回転を回転部材に伝達する伝達部材が、回転部材と
同軸上に一体的に配置されたレバー部材と、駆動源の回
転によってキャリッジが減速領域内に位置する間にのみ
レバー部材を回転させるカムと、によって構成される。
したがって、駆動源によって常時回転するカムの回転
が、カムの形状によって規定されるタイミングで、キャ
リッジが減速領域内に位置している間にのみ確実にレバ
ーを介して回転部材に伝達される。
【0022】請求項7に記載した発明は、前記駆動源
が、キャリッジにおける記録ヘッドの移動機構の駆動
源、又は、巻取コアの回転又は停止を切り換える切換機
構の駆動源と共用されることを特徴とする。
が、キャリッジにおける記録ヘッドの移動機構の駆動
源、又は、巻取コアの回転又は停止を切り換える切換機
構の駆動源と共用されることを特徴とする。
【0023】請求項7に記載した発明においては、供給
ノブと摩擦部材との間に生じる摩擦力を増加させる摩擦
機構の動作の駆動源として、プリンタ装置に既存の記録
ヘッドの移動機構の駆動源、又は、巻取コアの切換機構
の駆動源が用いられる。したがって、摩擦機構の駆動源
を新たに備える必要がなく、装置が小型化される。
ノブと摩擦部材との間に生じる摩擦力を増加させる摩擦
機構の動作の駆動源として、プリンタ装置に既存の記録
ヘッドの移動機構の駆動源、又は、巻取コアの切換機構
の駆動源が用いられる。したがって、摩擦機構の駆動源
を新たに備える必要がなく、装置が小型化される。
【0024】請求項8に記載した発明は、前記回転部材
の回転量に応じて供給ノブと弾性部材との相対距離の変
化量を変えるとともに、画像記録処理の実行状態に応じ
て駆動源から回転部材に供給される回転量を制御する制
御部を設けたことを特徴とする。
の回転量に応じて供給ノブと弾性部材との相対距離の変
化量を変えるとともに、画像記録処理の実行状態に応じ
て駆動源から回転部材に供給される回転量を制御する制
御部を設けたことを特徴とする。
【0025】請求項8に記載した発明においては、供給
ノブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転
量が、画像記録処理の実行状態に応じて制御される。し
たがって、摩擦部材から供給ノブに作用する摩擦力の大
きさが画像記録処理の実行状態に応じて制御され、供給
ノブには画像記録処理の実行状態に応じた摩擦力が作用
する。
ノブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転
量が、画像記録処理の実行状態に応じて制御される。し
たがって、摩擦部材から供給ノブに作用する摩擦力の大
きさが画像記録処理の実行状態に応じて制御され、供給
ノブには画像記録処理の実行状態に応じた摩擦力が作用
する。
【0026】請求項9に記載した発明は、前記制御部
が、キャリッジに装着されるリボンカセットの種類に応
じて駆動源から回転部材に供給される回転量を制御する
ことを特徴とする。
が、キャリッジに装着されるリボンカセットの種類に応
じて駆動源から回転部材に供給される回転量を制御する
ことを特徴とする。
【0027】請求項9に記載した発明においては、供給
ノブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転
量が、キャリッジに装着されるリボンカセットの種類に
応じて制御される。したがって、摩擦部材から供給ノブ
に作用する摩擦力の大きさがキャリッジに装着されるリ
ボンカセットの種類に応じて制御され、供給ノブには画
像記録処理に用いるリボンカセットの種類に応じた摩擦
力が作用する。
ノブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転
量が、キャリッジに装着されるリボンカセットの種類に
応じて制御される。したがって、摩擦部材から供給ノブ
に作用する摩擦力の大きさがキャリッジに装着されるリ
ボンカセットの種類に応じて制御され、供給ノブには画
像記録処理に用いるリボンカセットの種類に応じた摩擦
力が作用する。
【0028】請求項10に記載した発明は、前記制御部
が、キャリッジに装着されたリボンカセットの供給コア
におけるインクリボンの巻回量を検出する検出手段を含
み、検出手段が検出したインクリボンの巻回量に基づい
て駆動源から回転部材に供給される回転量を制御するこ
とを特徴とする。
が、キャリッジに装着されたリボンカセットの供給コア
におけるインクリボンの巻回量を検出する検出手段を含
み、検出手段が検出したインクリボンの巻回量に基づい
て駆動源から回転部材に供給される回転量を制御するこ
とを特徴とする。
【0029】請求項10に記載した発明においては、供
給ノブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回
転量が、キャリッジに装着されたリボンカセットの供給
コアにおけるインクリボンの巻回量に基づいて制御され
る。したがって、摩擦部材から供給ノブに作用する摩擦
力の大きさがキャリッジに装着されたリボンカセットの
供給コアに生じる慣性力の大きさに基づいて制御され、
供給ノブには供給コアに生じる慣性力の大きさに応じた
摩擦力が作用する。
給ノブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回
転量が、キャリッジに装着されたリボンカセットの供給
コアにおけるインクリボンの巻回量に基づいて制御され
る。したがって、摩擦部材から供給ノブに作用する摩擦
力の大きさがキャリッジに装着されたリボンカセットの
供給コアに生じる慣性力の大きさに基づいて制御され、
供給ノブには供給コアに生じる慣性力の大きさに応じた
摩擦力が作用する。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
るプリンタ装置におけるプリンタユニットの構成を示す
平面図である。プリンタユニット11は、フィードロー
ラ15の回転によって搬送される記録紙の搬送方向に直
交する方向に配置されたプラテン16を備えている。プ
ラテン16に対向する記録ヘッド23を搭載したキャリ
ッジ21にはモータ19の回転がプーリに張架されたベ
ルト17を介して伝達され、キャリッジ21はプラテン
16に沿って矢印A及びB方向に往復移動する。キャリ
ッジ21には、リボンカセット31が装着される。キャ
リッジ21に装着されたリボンカセット31の供給コア
33及び巻取コア37は、キャリッジ21に設けられて
いる供給ノブ24及び巻取ノブ26に係合する。
るプリンタ装置におけるプリンタユニットの構成を示す
平面図である。プリンタユニット11は、フィードロー
ラ15の回転によって搬送される記録紙の搬送方向に直
交する方向に配置されたプラテン16を備えている。プ
ラテン16に対向する記録ヘッド23を搭載したキャリ
ッジ21にはモータ19の回転がプーリに張架されたベ
ルト17を介して伝達され、キャリッジ21はプラテン
16に沿って矢印A及びB方向に往復移動する。キャリ
ッジ21には、リボンカセット31が装着される。キャ
リッジ21に装着されたリボンカセット31の供給コア
33及び巻取コア37は、キャリッジ21に設けられて
いる供給ノブ24及び巻取ノブ26に係合する。
【0031】図2は、上記プリンタユニットにおけるキ
ャリッジの移動状態を示す図である。上記のようにキャ
リッジ21に搭載されている記録ヘッド23は、プラテ
ン16に沿って所定の移動範囲Sを往復移動する。この
移動範囲Sは、加速領域Sa、画像記録領域Sp及び減
速領域Sbによって構成されている。キャリッジ21
は、移動範囲Sの左端部のイニシャル位置から矢印A方
向に移動を開始し、加速領域Saにおいて停止状態から
画像記録時における所定速度Vまで加速しつつ矢印A方
向に移動する。この後、キャリッジ21が所定速度Vを
維持した状態で画像記録領域Sp内を矢印A方向に往動
する間に、記録ヘッド23の駆動により記録紙上に画像
を記録する。キャリッジ21は、画像記録領域Spの右
端に達した時に記録ヘッド23の駆動を停止し、減速領
域Sbにおいて所定速度Vから停止状態まで減速しつつ
矢印A方向に移動する。キャリッジ21は、減速領域S
bの終端において矢印A方向の移動を停止した後、矢印
B方向にイニシャル位置まで復動する。
ャリッジの移動状態を示す図である。上記のようにキャ
リッジ21に搭載されている記録ヘッド23は、プラテ
ン16に沿って所定の移動範囲Sを往復移動する。この
移動範囲Sは、加速領域Sa、画像記録領域Sp及び減
速領域Sbによって構成されている。キャリッジ21
は、移動範囲Sの左端部のイニシャル位置から矢印A方
向に移動を開始し、加速領域Saにおいて停止状態から
画像記録時における所定速度Vまで加速しつつ矢印A方
向に移動する。この後、キャリッジ21が所定速度Vを
維持した状態で画像記録領域Sp内を矢印A方向に往動
する間に、記録ヘッド23の駆動により記録紙上に画像
を記録する。キャリッジ21は、画像記録領域Spの右
端に達した時に記録ヘッド23の駆動を停止し、減速領
域Sbにおいて所定速度Vから停止状態まで減速しつつ
矢印A方向に移動する。キャリッジ21は、減速領域S
bの終端において矢印A方向の移動を停止した後、矢印
B方向にイニシャル位置まで復動する。
【0032】なお、図2に示す例では、加速領域Sa及
び減速領域Sbは画像記録領域Spとともに記録紙に対
向する範囲に形成されており、記録紙において加速領域
Sa及び減速領域Sbが対向する部分を画像が記録され
ないボイド部にされているが、加速領域Sa及び減速領
域Sbの一部又は全部を記録紙に対向しない範囲に形成
することもできる。
び減速領域Sbは画像記録領域Spとともに記録紙に対
向する範囲に形成されており、記録紙において加速領域
Sa及び減速領域Sbが対向する部分を画像が記録され
ないボイド部にされているが、加速領域Sa及び減速領
域Sbの一部又は全部を記録紙に対向しない範囲に形成
することもできる。
【0033】図3は、この発明の実施形態に係るプリン
タユニットのキャリッジに装着されたリボンカセットの
内部状態を示す図である。図3(A)はキャリッジの画
像記録領域内における往動時のリボンカセットの内部状
態を示しており、図3(B)はキャリッジの画像記録領
域内における復動時のリボンカセットの内部状態を示し
ている。上記のようにキャリッジ21に装着されたリボ
ンカセット31内において供給コア33に巻回して収納
されたインクリボン32は、複数のガイドローラ36に
案内されて、記録ヘッド23と記録紙Pとの間を経由し
て巻取コア37に巻き取られる。供給コア33から引き
出されたインクリボン32には、板バネ352の先端に
貼付されたフェルト351との当接によって摩擦負荷が
付与されている。また、供給コア33と巻取コア37と
の略中間位置においてインクリボン32には板バネ38
の先端が当接している。リボンカセット31内において
回転自在にされた供給コア33及び巻取コア37には、
キャリッジ21において軸支された供給ノブ24及び巻
取ノブ26が嵌入して係合している。
タユニットのキャリッジに装着されたリボンカセットの
内部状態を示す図である。図3(A)はキャリッジの画
像記録領域内における往動時のリボンカセットの内部状
態を示しており、図3(B)はキャリッジの画像記録領
域内における復動時のリボンカセットの内部状態を示し
ている。上記のようにキャリッジ21に装着されたリボ
ンカセット31内において供給コア33に巻回して収納
されたインクリボン32は、複数のガイドローラ36に
案内されて、記録ヘッド23と記録紙Pとの間を経由し
て巻取コア37に巻き取られる。供給コア33から引き
出されたインクリボン32には、板バネ352の先端に
貼付されたフェルト351との当接によって摩擦負荷が
付与されている。また、供給コア33と巻取コア37と
の略中間位置においてインクリボン32には板バネ38
の先端が当接している。リボンカセット31内において
回転自在にされた供給コア33及び巻取コア37には、
キャリッジ21において軸支された供給ノブ24及び巻
取ノブ26が嵌入して係合している。
【0034】キャリッジ21の記録ヘッド23が画像記
録領域Sp内を矢印A方向に往動する間には、図3
(A)に示すように、キャリッジ21に搭載された記録
ヘッド23はプラテン16との間に記録紙P及びインク
リボン32を挟持する印字位置に移動しているととも
に、巻取ノブ26に矢印C方向の回転力が供給されてお
り、巻取コア37は巻取ノブ26とともに矢印C方向に
回転する。
録領域Sp内を矢印A方向に往動する間には、図3
(A)に示すように、キャリッジ21に搭載された記録
ヘッド23はプラテン16との間に記録紙P及びインク
リボン32を挟持する印字位置に移動しているととも
に、巻取ノブ26に矢印C方向の回転力が供給されてお
り、巻取コア37は巻取ノブ26とともに矢印C方向に
回転する。
【0035】この巻取コア37の回転により、供給コア
33に巻回されたインクリボン32が供給コア33から
引き出され、記録紙Pの表面に圧接しつつ巻取コア37
に巻き取られる。また、インクリボン32が引き出され
ることにより供給コア33は供給ノブ24とともに矢印
D方向に回転する。この状態で、記録ヘッド23が画像
データに基づいて駆動され、インクリボン32において
画像に対向する部分が選択的に加熱されることにより、
その部分に塗布されたインクが溶融して記録紙Pの表面
に転写される。
33に巻回されたインクリボン32が供給コア33から
引き出され、記録紙Pの表面に圧接しつつ巻取コア37
に巻き取られる。また、インクリボン32が引き出され
ることにより供給コア33は供給ノブ24とともに矢印
D方向に回転する。この状態で、記録ヘッド23が画像
データに基づいて駆動され、インクリボン32において
画像に対向する部分が選択的に加熱されることにより、
その部分に塗布されたインクが溶融して記録紙Pの表面
に転写される。
【0036】キャリッジ21の記録ヘッド23が加速領
域Sa及び減速領域Sbを矢印A方向に往動する間、並
びに、画像記録領域Sp内を矢印B方向に復動する間に
は、図3(B)に示すように、記録ヘッド23は記録紙
P及びプラテン16から離間したリリース位置に退避し
ているとともに、巻取ノブ26に対する回転力の供給が
停止され、巻取コア37も矢印C方向の回転を停止す
る。これによって、インクリボン32は供給コア33か
ら引き出されなくなる。
域Sa及び減速領域Sbを矢印A方向に往動する間、並
びに、画像記録領域Sp内を矢印B方向に復動する間に
は、図3(B)に示すように、記録ヘッド23は記録紙
P及びプラテン16から離間したリリース位置に退避し
ているとともに、巻取ノブ26に対する回転力の供給が
停止され、巻取コア37も矢印C方向の回転を停止す
る。これによって、インクリボン32は供給コア33か
ら引き出されなくなる。
【0037】なお、矢印A方向の往動時に画像記録範囲
Spを通過した記録ヘッド23が印字位置からリリース
位置に移動することによって記録ヘッド23の近傍にお
いて余剰するインクリボン32は、記録ヘッド23がリ
リース位置に退避した後に回転を停止する巻取コア37
に巻き取られるとともに、板バネ38の弾性力によって
リボンカセット31内に弛みを生じることなく収納され
る。
Spを通過した記録ヘッド23が印字位置からリリース
位置に移動することによって記録ヘッド23の近傍にお
いて余剰するインクリボン32は、記録ヘッド23がリ
リース位置に退避した後に回転を停止する巻取コア37
に巻き取られるとともに、板バネ38の弾性力によって
リボンカセット31内に弛みを生じることなく収納され
る。
【0038】一方、記録ヘッド23が画像記録領域Sp
を矢印A方向に往動している間にインクリボン32が巻
取コア37に引き出されることにより回転していた供給
コア33には、巻取コア37が停止してインクリボン3
2が停止た際に矢印D方向の慣性力が作用する。このた
め、供給コア37又は供給ノブ24に十分なバックテン
ションが作用していない状態では、巻取コア37が停止
しても供給コア37が矢印D方向に回転し続け、図3
(B)中に2点鎖線で示すように供給コア33の近傍に
おいてインクリボンの弛みを生じる。このため、キャリ
ッジ21には、後述するように、供給ノブ24にバック
テンションを作用させるための摩擦機構が設けられてい
る。
を矢印A方向に往動している間にインクリボン32が巻
取コア37に引き出されることにより回転していた供給
コア33には、巻取コア37が停止してインクリボン3
2が停止た際に矢印D方向の慣性力が作用する。このた
め、供給コア37又は供給ノブ24に十分なバックテン
ションが作用していない状態では、巻取コア37が停止
しても供給コア37が矢印D方向に回転し続け、図3
(B)中に2点鎖線で示すように供給コア33の近傍に
おいてインクリボンの弛みを生じる。このため、キャリ
ッジ21には、後述するように、供給ノブ24にバック
テンションを作用させるための摩擦機構が設けられてい
る。
【0039】図4は、この発明の第1の実施形態に係る
プリンタ装置における摩擦機構の構成及び動作を示す図
である。プリンタユニット11のキャリッジ21におい
て、キャリッジベース211の上面に支持軸213が立
設しており、この支持軸213に供給ノブ24が軸支さ
れている。供給ノブ24は、リボンカセット31が装着
されるカセット台212の上面に露出しており、キャリ
ッジ21に装着されたリボンカセット31内の供給コア
33に下方から係合し、供給コア33と一体的に回転す
る。
プリンタ装置における摩擦機構の構成及び動作を示す図
である。プリンタユニット11のキャリッジ21におい
て、キャリッジベース211の上面に支持軸213が立
設しており、この支持軸213に供給ノブ24が軸支さ
れている。供給ノブ24は、リボンカセット31が装着
されるカセット台212の上面に露出しており、キャリ
ッジ21に装着されたリボンカセット31内の供給コア
33に下方から係合し、供給コア33と一体的に回転す
る。
【0040】支持軸213には、供給ノブ24の凹部2
41内においてバックテンションバネ51が外嵌してい
るとともに、回転部材53が供給ノブ24と同軸上に軸
支されている。バックテンションバネ51の上端部は支
持軸213に固定されたストッパ511に当接してお
り、バックテンションバネ51の下端部は供給ノブ24
の凹部241の底面に当接している。バックテンション
バネ51は弾性力によって供給ノブ24を回転部材53
側に付勢している。
41内においてバックテンションバネ51が外嵌してい
るとともに、回転部材53が供給ノブ24と同軸上に軸
支されている。バックテンションバネ51の上端部は支
持軸213に固定されたストッパ511に当接してお
り、バックテンションバネ51の下端部は供給ノブ24
の凹部241の底面に当接している。バックテンション
バネ51は弾性力によって供給ノブ24を回転部材53
側に付勢している。
【0041】支持軸213において供給ノブ24と回転
部材53との間には、摩擦部材52が外嵌している。摩
擦部材52は、少なくとも供給ノブ24の下面に接触
し、供給ノブ24に摩擦力をバックテンションとして作
用させる。図4(C)に示すように、回転部材53は、
一例として周面の2箇所から延出部531を延出させて
いる。回転部材53にはギア54が外嵌しており、回転
部材53の延出部531がギア54の溝部541に嵌入
している。これによって、回転部材53は、ギア54と
一体的に回転するとともに、ギア54に対して支持軸2
13の軸方向に移動自在にされている。
部材53との間には、摩擦部材52が外嵌している。摩
擦部材52は、少なくとも供給ノブ24の下面に接触
し、供給ノブ24に摩擦力をバックテンションとして作
用させる。図4(C)に示すように、回転部材53は、
一例として周面の2箇所から延出部531を延出させて
いる。回転部材53にはギア54が外嵌しており、回転
部材53の延出部531がギア54の溝部541に嵌入
している。これによって、回転部材53は、ギア54と
一体的に回転するとともに、ギア54に対して支持軸2
13の軸方向に移動自在にされている。
【0042】回転部材53の底面には、一例として図4
(D)に示すように、2箇所から傾斜面を有する突起5
5が突出している。一方、図4(E)に示すように、キ
ャリッジベース211の上面において回転部材53の底
面が対向する部分の2箇所には、突起55が嵌入する凹
部56が形成されている。この突起55と凹部56とに
よって回転カムを構成している。即ち、回転部材53の
回転によって突起55が選択的に凹部56内に嵌入する
ことにより、回転部材53の支持軸213の軸方向の位
置が上下に変化する。
(D)に示すように、2箇所から傾斜面を有する突起5
5が突出している。一方、図4(E)に示すように、キ
ャリッジベース211の上面において回転部材53の底
面が対向する部分の2箇所には、突起55が嵌入する凹
部56が形成されている。この突起55と凹部56とに
よって回転カムを構成している。即ち、回転部材53の
回転によって突起55が選択的に凹部56内に嵌入する
ことにより、回転部材53の支持軸213の軸方向の位
置が上下に変化する。
【0043】ギア54には、一例として2段ギア57を
介して駆動源であるモータ58の回転が供給される。2
段ギア57は、モータ58の回転軸に固定された駆動ギ
ア58aに噛合するギア歯を全周に形成した全周ギア5
7a、及び、ギア54に噛合するギア歯を周面の一部に
形成した間欠ギア57bを上下に同軸上に一体的に配置
して構成されている。したがって、駆動ギア58aと全
周ギア57aとの噛合によって回転する2段ギア57に
おいて、間欠ギア57bがギア54に噛合する間にのみ
ギア54が回転部材53とともに回転する。
介して駆動源であるモータ58の回転が供給される。2
段ギア57は、モータ58の回転軸に固定された駆動ギ
ア58aに噛合するギア歯を全周に形成した全周ギア5
7a、及び、ギア54に噛合するギア歯を周面の一部に
形成した間欠ギア57bを上下に同軸上に一体的に配置
して構成されている。したがって、駆動ギア58aと全
周ギア57aとの噛合によって回転する2段ギア57に
おいて、間欠ギア57bがギア54に噛合する間にのみ
ギア54が回転部材53とともに回転する。
【0044】図4(A)に示す状態から回転部材53が
回転すると、突起55が凹部56に嵌入しなくなり、突
起55がキャリッジベース211の上面に当接すること
により、図4(B)に示すように、回転部材53は支持
軸211の軸方向に上方に移動する。この回転部材53
の上方への移動により、摩擦部材52とともに供給ノブ
24が上方に移動し、供給ノブ24とバックテンション
バネ51との相対距離が短縮される。バックテンション
バネ51は供給ノブ24との相対距離に応じて伸縮し、
バックテンションバネ51から供給ノブ24に作用する
弾性力は、バックテンションバネ51が伸長するにした
がって小さくなり、バックテンションバネ51が短縮す
るにしたがって大きくなる。
回転すると、突起55が凹部56に嵌入しなくなり、突
起55がキャリッジベース211の上面に当接すること
により、図4(B)に示すように、回転部材53は支持
軸211の軸方向に上方に移動する。この回転部材53
の上方への移動により、摩擦部材52とともに供給ノブ
24が上方に移動し、供給ノブ24とバックテンション
バネ51との相対距離が短縮される。バックテンション
バネ51は供給ノブ24との相対距離に応じて伸縮し、
バックテンションバネ51から供給ノブ24に作用する
弾性力は、バックテンションバネ51が伸長するにした
がって小さくなり、バックテンションバネ51が短縮す
るにしたがって大きくなる。
【0045】前述のように、バックテンションバネ51
の弾性力は、供給ノブ24に対して摩擦部材52側への
付勢力として作用する。したがって、供給ノブ24とバ
ックテンションバネ51との相対距離が短縮することに
より、バックテンションバネ51から供給ノブ24に作
用する付勢力が大きくなり、摩擦部材52から供給ノブ
24にバックテンションとして作用する摩擦力も大きく
なる。
の弾性力は、供給ノブ24に対して摩擦部材52側への
付勢力として作用する。したがって、供給ノブ24とバ
ックテンションバネ51との相対距離が短縮することに
より、バックテンションバネ51から供給ノブ24に作
用する付勢力が大きくなり、摩擦部材52から供給ノブ
24にバックテンションとして作用する摩擦力も大きく
なる。
【0046】したがって、間欠ギア57bに噛合してい
ない状態のギア54を突起55が凹部56内に嵌入する
回転位置に停止させる復帰手段を設けるとともに、2段
ギア57を構成する間欠ギア57bの周面においてギア
歯を形成する範囲を調整し、キャリッジ21の記録ヘッ
ド23が減速領域Sbに位置している間においてのみ突
起55が凹部56内に嵌入しないようにすることによ
り、キャリッジ21の記録ヘッド23が減速領域Sbに
位置している間にのみ、供給ノブ24に大きなバックテ
ンションを作用させることができる。
ない状態のギア54を突起55が凹部56内に嵌入する
回転位置に停止させる復帰手段を設けるとともに、2段
ギア57を構成する間欠ギア57bの周面においてギア
歯を形成する範囲を調整し、キャリッジ21の記録ヘッ
ド23が減速領域Sbに位置している間においてのみ突
起55が凹部56内に嵌入しないようにすることによ
り、キャリッジ21の記録ヘッド23が減速領域Sbに
位置している間にのみ、供給ノブ24に大きなバックテ
ンションを作用させることができる。
【0047】例えば、キャリッジ21の往復移動中にモ
ータ58が常時一定方向に駆動される場合、2段ギア5
7を構成する間欠ギア57bの周面においてキャリッジ
21の記録ヘッド23が減速領域Sbに位置している間
にギア54に対向する範囲にのみギア歯を形成すること
により、記録ヘッド23が減速領域Sbに位置している
間にのみ、供給ノブ24に大きなバックテンションを作
用させることができる。
ータ58が常時一定方向に駆動される場合、2段ギア5
7を構成する間欠ギア57bの周面においてキャリッジ
21の記録ヘッド23が減速領域Sbに位置している間
にギア54に対向する範囲にのみギア歯を形成すること
により、記録ヘッド23が減速領域Sbに位置している
間にのみ、供給ノブ24に大きなバックテンションを作
用させることができる。
【0048】なお、2段ギア57に代えてモータ58の
回転をギア54に伝達する単一又は複数の全周ギアを配
置し、ギア54を回転部材53とともにキャリッジ21
が1往復する間に1回転させるとともに、キャリッジベ
ース211の上面の突起55が対向する部分において、
記録ヘッド23が減速領域Sbに位置している間に突起
55が対向する範囲を除く範囲に凹部56を形成するこ
とによっても、記録ヘッド23が減速領域Sbに位置し
ている間にのみ、供給ノブ24に大きなバックテンショ
ンを作用させることができる。
回転をギア54に伝達する単一又は複数の全周ギアを配
置し、ギア54を回転部材53とともにキャリッジ21
が1往復する間に1回転させるとともに、キャリッジベ
ース211の上面の突起55が対向する部分において、
記録ヘッド23が減速領域Sbに位置している間に突起
55が対向する範囲を除く範囲に凹部56を形成するこ
とによっても、記録ヘッド23が減速領域Sbに位置し
ている間にのみ、供給ノブ24に大きなバックテンショ
ンを作用させることができる。
【0049】また、突起55及び凹部56を傾斜面によ
って構成することにより、回転部材53の回転量に応じ
て回転部材53の上方への移動量を変化させることがで
きる。回転部材53の上方への移動量が変化すると、供
給ノブ24とバックテンションバネ51との相対距離も
変化し、供給ノブ24にバックテンションとして作用す
る摩擦力も変化する。
って構成することにより、回転部材53の回転量に応じ
て回転部材53の上方への移動量を変化させることがで
きる。回転部材53の上方への移動量が変化すると、供
給ノブ24とバックテンションバネ51との相対距離も
変化し、供給ノブ24にバックテンションとして作用す
る摩擦力も変化する。
【0050】したがって、キャリッジ21に装着される
リボンカセット21の種類が相違することにより巻取コ
ア37によるインクリボン32の巻取速度が変化するこ
とにともなって供給コア33に作用する慣性力が変化す
る場合や、キャリッジ21に装着されたリボンカセット
21内の供給コア33におけるインクリボン32の巻回
量が減少することにともなって供給コア33に作用する
慣性力が減少する場合に、回転部材53の回転量を制御
して供給コア33に作用する慣性力の大きさに見合った
摩擦力をバックテンションとして作用させることができ
る。
リボンカセット21の種類が相違することにより巻取コ
ア37によるインクリボン32の巻取速度が変化するこ
とにともなって供給コア33に作用する慣性力が変化す
る場合や、キャリッジ21に装着されたリボンカセット
21内の供給コア33におけるインクリボン32の巻回
量が減少することにともなって供給コア33に作用する
慣性力が減少する場合に、回転部材53の回転量を制御
して供給コア33に作用する慣性力の大きさに見合った
摩擦力をバックテンションとして作用させることができ
る。
【0051】キャリッジ21に装着されるリボンカセッ
ト21の種類が相違することにより巻取コア37による
インクリボン32の巻取速度が変化することにともなっ
て供給コア33に作用する慣性力が変化する場合とは、
例えば、カラーインクリボンを収納したカラーリボンカ
セットと、黒色インクリボンを収納した黒色リボンカッ
トと、が選択的にキャリッジ21に装着される場合が考
えられる。この場合には、カラーリボンカセットの装着
時におけるキャリッジ21の移動速度及びインクリボン
の巻取速度が、黒色リボンカセットの装着時におけるキ
ャリッジ21の移動速度及びインクリボンの巻取速度よ
りも低く、それぞれにおいて供給コア33に作用する慣
性力が異なる。
ト21の種類が相違することにより巻取コア37による
インクリボン32の巻取速度が変化することにともなっ
て供給コア33に作用する慣性力が変化する場合とは、
例えば、カラーインクリボンを収納したカラーリボンカ
セットと、黒色インクリボンを収納した黒色リボンカッ
トと、が選択的にキャリッジ21に装着される場合が考
えられる。この場合には、カラーリボンカセットの装着
時におけるキャリッジ21の移動速度及びインクリボン
の巻取速度が、黒色リボンカセットの装着時におけるキ
ャリッジ21の移動速度及びインクリボンの巻取速度よ
りも低く、それぞれにおいて供給コア33に作用する慣
性力が異なる。
【0052】このような場合に、キャリッジ21に装着
されたリボンカセット21の種類を、オペレータによる
切換スイッチ等の手動操作、又は、センサによるリボン
カセット21からの自動検出によって判別し、この判別
結果に応じて回転部材53の回転量を制御し、供給コア
33に作用する慣性力に見合ったバックテンションを供
給ノブ24に作用させる。
されたリボンカセット21の種類を、オペレータによる
切換スイッチ等の手動操作、又は、センサによるリボン
カセット21からの自動検出によって判別し、この判別
結果に応じて回転部材53の回転量を制御し、供給コア
33に作用する慣性力に見合ったバックテンションを供
給ノブ24に作用させる。
【0053】また、キャリッジ21に装着されたリボン
カセット21内の供給コア33におけるインクリボン3
2の巻回量に応じて、供給コア33に作用する慣性力の
大きさに見合った摩擦力をバックテンションとして作用
させるためには、供給コア33におけるインクリボン3
2の巻回量を検出する必要がある。このための手段とし
ては、例えば、図5に示すように、リボンカセット31
内において供給コア33に巻回されているインクリボン
32に対向するキャリッジ21上の所定位置に配置され
た投光素子及び受光素子からなるフォトセンサ291を
用いることができる。この場合に、リボンカセット31
においてフォトセンサ291に対向する部分に孔部を形
成しておくとともに、プリンタ装置11のカバー102
の下面においてフォトセンサ291に対向する部分に反
射部材295を貼付しておく。
カセット21内の供給コア33におけるインクリボン3
2の巻回量に応じて、供給コア33に作用する慣性力の
大きさに見合った摩擦力をバックテンションとして作用
させるためには、供給コア33におけるインクリボン3
2の巻回量を検出する必要がある。このための手段とし
ては、例えば、図5に示すように、リボンカセット31
内において供給コア33に巻回されているインクリボン
32に対向するキャリッジ21上の所定位置に配置され
た投光素子及び受光素子からなるフォトセンサ291を
用いることができる。この場合に、リボンカセット31
においてフォトセンサ291に対向する部分に孔部を形
成しておくとともに、プリンタ装置11のカバー102
の下面においてフォトセンサ291に対向する部分に反
射部材295を貼付しておく。
【0054】この構成において、供給コア33に多量の
インクリボン32が巻回されている状態では、フォトセ
ンサ291の投光素子から照射された光がインクリボン
32において吸収され、フォトセンサ291の受光素子
は投光素子の反射光を受光しない。一方、供給コア33
のインクリボン32の巻回量が所定量以下に減少した状
態では、フォトセンサ291の投光素子から照射された
光がカバー102の反射部材295において反射し、フ
ォトセンサ291の受光素子が反射部材295における
反射光を受光する。
インクリボン32が巻回されている状態では、フォトセ
ンサ291の投光素子から照射された光がインクリボン
32において吸収され、フォトセンサ291の受光素子
は投光素子の反射光を受光しない。一方、供給コア33
のインクリボン32の巻回量が所定量以下に減少した状
態では、フォトセンサ291の投光素子から照射された
光がカバー102の反射部材295において反射し、フ
ォトセンサ291の受光素子が反射部材295における
反射光を受光する。
【0055】なお、フォトセンサ291における投光素
子からの光の照射、及び、受光素子における受光信号の
出力は、キャリッジ21の往復動作中における任意のタ
イミングにおいて実行することができる。また、図5に
示した構成において、リボンカセット31の筐体が透光
性の素材によって構成されている場合には、孔部を形成
する必要はない。
子からの光の照射、及び、受光素子における受光信号の
出力は、キャリッジ21の往復動作中における任意のタ
イミングにおいて実行することができる。また、図5に
示した構成において、リボンカセット31の筐体が透光
性の素材によって構成されている場合には、孔部を形成
する必要はない。
【0056】さらに、インクリボン32の巻回量に応じ
て供給コア33の回転速度が変化することを考慮すれ
ば、巻回量検出手段として、図6に示すように、供給ノ
ブ24の回転速度を検出するロータリエンコーダ292
を用いることもできる。また、ロータリエンコーダ29
2によって供給ノブ24が慣性力によって供給ノブ26
の回転停止後に余剰に回転したか否かを検出し、この検
出結果に応じて供給ノブ24が余剰に回転した場合にの
み供給ノブ24を逆転するようにしてもよい。
て供給コア33の回転速度が変化することを考慮すれ
ば、巻回量検出手段として、図6に示すように、供給ノ
ブ24の回転速度を検出するロータリエンコーダ292
を用いることもできる。また、ロータリエンコーダ29
2によって供給ノブ24が慣性力によって供給ノブ26
の回転停止後に余剰に回転したか否かを検出し、この検
出結果に応じて供給ノブ24が余剰に回転した場合にの
み供給ノブ24を逆転するようにしてもよい。
【0057】図7は、この発明の第2の実施形態に係る
プリンタ装置の摩擦機構の構成及び動作を示す図であ
る。この実施形態に係るプリンタ装置では、摩擦機構の
動作の駆動源を記録ヘッド23を動作させる駆動源、及
び、巻取ノブ26の回転の切換動作の駆動源と共用して
いる。
プリンタ装置の摩擦機構の構成及び動作を示す図であ
る。この実施形態に係るプリンタ装置では、摩擦機構の
動作の駆動源を記録ヘッド23を動作させる駆動源、及
び、巻取ノブ26の回転の切換動作の駆動源と共用して
いる。
【0058】このため、プリンタユニット11のキャリ
ッジ21には、記録ヘッド23、供給ノブ24及び巻取
ノブ26に加えて、レバー22、2段ギア54、カムギ
ア27及びモータ58が設けられている。カムギア27
は、カム271、カム272及びギア273を上下方向
に一体的に積層して構成されている。カム271の周面
は、記録ヘッド23を搭載したヘッドホルダ231の一
部に当接する。カム272の周面は、レバー22の一端
に当接する。ギア273は、モータ58の回転軸に固定
された駆動ギア58a及び2段ギア57を構成する全周
ギア57aに噛合する。カムギア27は、ギア273と
駆動ギア58aとの噛合によってモータ58の回転の伝
達を受けて回転する。
ッジ21には、記録ヘッド23、供給ノブ24及び巻取
ノブ26に加えて、レバー22、2段ギア54、カムギ
ア27及びモータ58が設けられている。カムギア27
は、カム271、カム272及びギア273を上下方向
に一体的に積層して構成されている。カム271の周面
は、記録ヘッド23を搭載したヘッドホルダ231の一
部に当接する。カム272の周面は、レバー22の一端
に当接する。ギア273は、モータ58の回転軸に固定
された駆動ギア58a及び2段ギア57を構成する全周
ギア57aに噛合する。カムギア27は、ギア273と
駆動ギア58aとの噛合によってモータ58の回転の伝
達を受けて回転する。
【0059】キャリッジ21が矢印A方向に往動する間
には、カム271の大径部の周面がヘッドホルダ231
の一部に当接し、ヘッドホルダ231は記録ヘッド23
とともにスプリング232の弾性力に抗して矢印E方向
に回転し、記録ヘッド23はプラテン16との間に用紙
P及び図外のインクリボン32を挟持する位置に露出す
る。これに対して、キャリッジ21が矢印B方向に復動
する間には、カム271の小径部の周面がヘッドホルダ
231の一部に当接し、ヘッドホルダ231は記録ヘッ
ド23とともにスプリング232の弾性力によって矢印
F方向に付勢され、記録ヘッド23はプラテン16から
離間したリリース位置に退避する。
には、カム271の大径部の周面がヘッドホルダ231
の一部に当接し、ヘッドホルダ231は記録ヘッド23
とともにスプリング232の弾性力に抗して矢印E方向
に回転し、記録ヘッド23はプラテン16との間に用紙
P及び図外のインクリボン32を挟持する位置に露出す
る。これに対して、キャリッジ21が矢印B方向に復動
する間には、カム271の小径部の周面がヘッドホルダ
231の一部に当接し、ヘッドホルダ231は記録ヘッ
ド23とともにスプリング232の弾性力によって矢印
F方向に付勢され、記録ヘッド23はプラテン16から
離間したリリース位置に退避する。
【0060】レバー22は、略L字型形状を呈し、前述
のように、一端においてカム272の周面に当接する。
レバー22の中間部には互いに噛合する切換ギア222
及び切換ギア223が軸支されており、レバー22は切
換ギア223の回転軸を中心に回転自在にされている。
レバー22は、他端に係止されたスプリング225の弾
性力により矢印G方向に付勢されており、キャリッジ2
1の往動中において一端にカム272の小径部の周面が
当接している間には、切換ギア222が巻取ノブ26に
固定された巻取ギア261に噛合する。一方、キャリッ
ジ21の復動中においてレバー22の一端にカム272
の大径部の周面が当接している間には、レバー22はス
プリング225の弾性力に抗して矢印H方向に回転し、
切換ギア222は巻取ギア261に噛合しなくなる。
のように、一端においてカム272の周面に当接する。
レバー22の中間部には互いに噛合する切換ギア222
及び切換ギア223が軸支されており、レバー22は切
換ギア223の回転軸を中心に回転自在にされている。
レバー22は、他端に係止されたスプリング225の弾
性力により矢印G方向に付勢されており、キャリッジ2
1の往動中において一端にカム272の小径部の周面が
当接している間には、切換ギア222が巻取ノブ26に
固定された巻取ギア261に噛合する。一方、キャリッ
ジ21の復動中においてレバー22の一端にカム272
の大径部の周面が当接している間には、レバー22はス
プリング225の弾性力に抗して矢印H方向に回転し、
切換ギア222は巻取ギア261に噛合しなくなる。
【0061】キャリッジ21には、ベルト17に常時噛
合する駆動ギア224が設けられている。駆動ギア22
4は、キャリッジ21の往復移動にともなって正逆両方
向に回転する。駆動ギア224には、切換ギア223が
常時噛合している。したがって、キャリッジ21の往動
中において、レバー22の一端にカム272の小径部の
周面が当接している状態では、駆動ギア224の正転が
切換ギア223及び切換ギア222を介して巻取ギア2
61に伝達され、巻取ノブ26がインクリボン32を巻
き取る方向に回転する。一方、キャリッジ21の復動中
において、レバー22の一端にカム272の大径部の周
面が当接している状態では、駆動ギア224の逆転は切
換ギア222から巻取ギア261に伝達されないため、
巻取ノブ26は回転を停止する。
合する駆動ギア224が設けられている。駆動ギア22
4は、キャリッジ21の往復移動にともなって正逆両方
向に回転する。駆動ギア224には、切換ギア223が
常時噛合している。したがって、キャリッジ21の往動
中において、レバー22の一端にカム272の小径部の
周面が当接している状態では、駆動ギア224の正転が
切換ギア223及び切換ギア222を介して巻取ギア2
61に伝達され、巻取ノブ26がインクリボン32を巻
き取る方向に回転する。一方、キャリッジ21の復動中
において、レバー22の一端にカム272の大径部の周
面が当接している状態では、駆動ギア224の逆転は切
換ギア222から巻取ギア261に伝達されないため、
巻取ノブ26は回転を停止する。
【0062】2段ギア57は、カムギア27を構成する
ギア273に常時噛合する全周ギア57aと、供給ノブ
24に同軸上に配置されたギア54に選択的に噛合する
間欠ギア57bと、を同軸上に一体にして構成されてい
る。キャリッジ21の往動中において、2段ギア57
は、キャリッジ21のイニシャル位置における待機中の
回転位置から180度回転し、記録ヘッド23が画像記
録領域Spを矢印A方向に通過した時点では、間欠ギア
57bは、図7に示すように、ギア54に噛合する手前
に位置している。
ギア273に常時噛合する全周ギア57aと、供給ノブ
24に同軸上に配置されたギア54に選択的に噛合する
間欠ギア57bと、を同軸上に一体にして構成されてい
る。キャリッジ21の往動中において、2段ギア57
は、キャリッジ21のイニシャル位置における待機中の
回転位置から180度回転し、記録ヘッド23が画像記
録領域Spを矢印A方向に通過した時点では、間欠ギア
57bは、図7に示すように、ギア54に噛合する手前
に位置している。
【0063】図8は、上記プリンタ装置のキャリッジの
減速動作中における摩擦機構の状態を示す図である。キ
ャリッジ21の矢印A方向の往動時に記録ヘッド23が
画像記録領域Spを通過して減速領域Sbに達すると、
ベルト17を介して駆動されるキャリッジ21の矢印A
方向の往動速度が徐々に低下する。したがって、駆動ギ
ア224、切換ギア223、切換ギア222及び巻取ギ
ア261を介してベルト18によって駆動される巻取ノ
ブ26及び巻取コア37の回転速度も徐々に低下する
が、このとき、インクリボン32を介して巻取コア37
に従動する供給コア33及び供給ノブ24は、慣性力に
よって巻取ノブ26及び巻取コア37よりも余分に回転
しようとする。
減速動作中における摩擦機構の状態を示す図である。キ
ャリッジ21の矢印A方向の往動時に記録ヘッド23が
画像記録領域Spを通過して減速領域Sbに達すると、
ベルト17を介して駆動されるキャリッジ21の矢印A
方向の往動速度が徐々に低下する。したがって、駆動ギ
ア224、切換ギア223、切換ギア222及び巻取ギ
ア261を介してベルト18によって駆動される巻取ノ
ブ26及び巻取コア37の回転速度も徐々に低下する
が、このとき、インクリボン32を介して巻取コア37
に従動する供給コア33及び供給ノブ24は、慣性力に
よって巻取ノブ26及び巻取コア37よりも余分に回転
しようとする。
【0064】しかし、記録ヘッド23が減速領域Sbに
位置している状態では、図5に示した画像記録動作時の
状態からカムギア27及び2段ギア57がさらに回転
し、2段ギア57の間欠ギア57bがギア54に噛合す
る。この間欠ギア57bとの噛合によってギア54が回
転し、供給ノブ24は図4に示した動作によって上方に
移動し、供給ノブ24にバックテンションとしての摩擦
力が作用することにより、供給コア33及び供給ノブ2
4が巻取ノブ26及び巻取コア37よりも余分に回転す
ることがない。
位置している状態では、図5に示した画像記録動作時の
状態からカムギア27及び2段ギア57がさらに回転
し、2段ギア57の間欠ギア57bがギア54に噛合す
る。この間欠ギア57bとの噛合によってギア54が回
転し、供給ノブ24は図4に示した動作によって上方に
移動し、供給ノブ24にバックテンションとしての摩擦
力が作用することにより、供給コア33及び供給ノブ2
4が巻取ノブ26及び巻取コア37よりも余分に回転す
ることがない。
【0065】なお、記録ヘッド23はキャリッジ21が
完全に停止した後にリリース位置に移動するため、キャ
リッジ21の減速動作中においては記録ヘッド23はプ
ラテン16との間に記録紙Pを挟持する位置にある。こ
のため、インクリボン32は供給コア33から継続して
引き出され、回転を継続している巻取コア36に巻き取
られる。
完全に停止した後にリリース位置に移動するため、キャ
リッジ21の減速動作中においては記録ヘッド23はプ
ラテン16との間に記録紙Pを挟持する位置にある。こ
のため、インクリボン32は供給コア33から継続して
引き出され、回転を継続している巻取コア36に巻き取
られる。
【0066】上記第2の実施形態に係るプリンタユニッ
トにおけるカムギア27の回転角度、記録ヘッド23の
位置、供給ノブ24の位置及びバクテンションの大き
さ、巻取ノブ26の駆動状態、並びに、キャリッジ21
の動作状態の関係を、図9に示す。
トにおけるカムギア27の回転角度、記録ヘッド23の
位置、供給ノブ24の位置及びバクテンションの大き
さ、巻取ノブ26の駆動状態、並びに、キャリッジ21
の動作状態の関係を、図9に示す。
【0067】図10は、この発明の第3の実施形態に係
るプリンタ装置の摩擦機構の構成及び動作を示す図であ
る。この実施形態に係るプリンタ装置では、図7〜9に
示した第2の実施形態に係るプリンタ装置の摩擦機構に
おけるギア54及び2段ギア57に代えて、一端にスプ
リング611を係止したレバー61を備えている。この
レバー61は、支持軸213に軸支されている。また、
カムギア27は、カム271、カム272及びギア27
3に加えてレバー61を動作させるためのカム274を
上下方向に一体的に積層して構成されている。この実施
形態に係るプリンタ装置のカムギア27におけるカム2
71、カム272及びギア273の動作は、第2の実施
形態に係るプリンタ装置のカムギア27と同様である。
即ち、カムギア27は、駆動ギア58aとギア273と
の噛合によって回転し、カム271は回転によって記録
ヘッド23を動作させ、カム272は回転によて巻取ノ
ブ26による巻取動作を切り換える。
るプリンタ装置の摩擦機構の構成及び動作を示す図であ
る。この実施形態に係るプリンタ装置では、図7〜9に
示した第2の実施形態に係るプリンタ装置の摩擦機構に
おけるギア54及び2段ギア57に代えて、一端にスプ
リング611を係止したレバー61を備えている。この
レバー61は、支持軸213に軸支されている。また、
カムギア27は、カム271、カム272及びギア27
3に加えてレバー61を動作させるためのカム274を
上下方向に一体的に積層して構成されている。この実施
形態に係るプリンタ装置のカムギア27におけるカム2
71、カム272及びギア273の動作は、第2の実施
形態に係るプリンタ装置のカムギア27と同様である。
即ち、カムギア27は、駆動ギア58aとギア273と
の噛合によって回転し、カム271は回転によって記録
ヘッド23を動作させ、カム272は回転によて巻取ノ
ブ26による巻取動作を切り換える。
【0068】図11は、上記第3の実施形態に係るプリ
ンタ装置のキャリッジの減速動作中における摩擦機構の
状態を示す図である。キャリッジ21の矢印A方向の往
動時に記録ヘッド23が画像記録領域Spを通過して減
速領域Sbに達すると、図7に示した画像記録動作時の
状態からカムギア27がさらに回転し、カムギア27の
カム274の長径部がレバー61の他端に当接する。こ
の当接によってレバー61は、支持軸213を中心とし
て矢印K方向に回転する。このレバー61の矢印K方向
の回転によって回転部材53が回転することにより、供
給ノブ24は図4に示した動作によって上方に移動し、
供給ノブ24にバックテンションとしての摩擦力が作用
する。
ンタ装置のキャリッジの減速動作中における摩擦機構の
状態を示す図である。キャリッジ21の矢印A方向の往
動時に記録ヘッド23が画像記録領域Spを通過して減
速領域Sbに達すると、図7に示した画像記録動作時の
状態からカムギア27がさらに回転し、カムギア27の
カム274の長径部がレバー61の他端に当接する。こ
の当接によってレバー61は、支持軸213を中心とし
て矢印K方向に回転する。このレバー61の矢印K方向
の回転によって回転部材53が回転することにより、供
給ノブ24は図4に示した動作によって上方に移動し、
供給ノブ24にバックテンションとしての摩擦力が作用
する。
【0069】なお、キャリッジ21が矢印B方向の復動
を開始した時点で、カムギア27の回転によってカム2
74の長径部がレバー61の他端に当接しなくなる。こ
の時、レバー61は、スプリング611の弾性力によっ
て矢印L方向に回転し、レバー61とともに回転部材5
3が矢印L方向に回転することにより、供給ノブ24は
下方に移動し、供給ノブ24にバックテンションとして
作用する摩擦力が減少する。
を開始した時点で、カムギア27の回転によってカム2
74の長径部がレバー61の他端に当接しなくなる。こ
の時、レバー61は、スプリング611の弾性力によっ
て矢印L方向に回転し、レバー61とともに回転部材5
3が矢印L方向に回転することにより、供給ノブ24は
下方に移動し、供給ノブ24にバックテンションとして
作用する摩擦力が減少する。
【0070】したがって、カム274によって動作する
レバー61を用いた場合にも、キャリッジ21の減速動
作中にのみ供給ノブ24にバックテンションとして摩擦
力を作用させることができ、第2の実施形態に係るプリ
ンタ装置における摩擦機構の構成に比較して構造を簡略
化することができる。
レバー61を用いた場合にも、キャリッジ21の減速動
作中にのみ供給ノブ24にバックテンションとして摩擦
力を作用させることができ、第2の実施形態に係るプリ
ンタ装置における摩擦機構の構成に比較して構造を簡略
化することができる。
【0071】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、キャ
リッジが記録紙の全幅に対向する画像記録領域の終端を
往動方向に通過して減速領域に位置している間にのみ、
負荷機構から巻取コアに対して負荷を作用させることに
より、巻取コアの回転が停止されることによって供給コ
アに慣性力が作用する間にのみ供給コアに負荷を作用さ
せることができ、キャリッジが画像記録領域を往動中に
おいてインクリボンが巻取コアに巻き取られている間に
供給コアに負荷機構からの負荷を作用させないように
し、供給コアが余剰に回転することによるインクリボン
の弛み、及び、インクリボンの巻取時におけるリボンス
リップの発生を確実に防止することができる。
リッジが記録紙の全幅に対向する画像記録領域の終端を
往動方向に通過して減速領域に位置している間にのみ、
負荷機構から巻取コアに対して負荷を作用させることに
より、巻取コアの回転が停止されることによって供給コ
アに慣性力が作用する間にのみ供給コアに負荷を作用さ
せることができ、キャリッジが画像記録領域を往動中に
おいてインクリボンが巻取コアに巻き取られている間に
供給コアに負荷機構からの負荷を作用させないように
し、供給コアが余剰に回転することによるインクリボン
の弛み、及び、インクリボンの巻取時におけるリボンス
リップの発生を確実に防止することができる。
【0072】請求項2に記載した発明によれば、キャリ
ッジが減速領域内に位置している間には、駆動源の回転
を移動部材を介して供給ノブと弾性部材とが互いに近接
する方向の移動力として供給ノブ又は弾性部材に伝達
し、弾性部材から供給ノブに作用する摩擦部材方向への
付勢力を増加させることにより、キャリッジが減速領域
内に位置している間において供給ノブと摩擦部材との間
に生じる摩擦力を増加させることができ、巻取コアの回
転が停止された際に供給コアに生じる慣性力を相殺し
て、巻取コアが余剰に回転することを確実に防止でき
る。
ッジが減速領域内に位置している間には、駆動源の回転
を移動部材を介して供給ノブと弾性部材とが互いに近接
する方向の移動力として供給ノブ又は弾性部材に伝達
し、弾性部材から供給ノブに作用する摩擦部材方向への
付勢力を増加させることにより、キャリッジが減速領域
内に位置している間において供給ノブと摩擦部材との間
に生じる摩擦力を増加させることができ、巻取コアの回
転が停止された際に供給コアに生じる慣性力を相殺し
て、巻取コアが余剰に回転することを確実に防止でき
る。
【0073】請求項3に記載した発明によれば、キャリ
ッジが減速領域内に位置している間に伝達部材を介して
駆動源の回転が回転部材に伝達されて回転部材が回転し
た再に、この回転体の回転を動作変換部材によって供給
ノブの軸方向の移動に変換することにより、キャリッジ
が減速領域内に位置している間において、駆動源の回転
を伝達部材、回転部材及び動作変換部材を介して供給ノ
ブに伝達し、供給ノブと弾性部材とを互いに近接させて
弾性部材から供給ノブに作用する摩擦部材方向への付勢
力を増加させることができ、供給ノブと摩擦部材との間
に生じる摩擦力を確実に増加させることができる。
ッジが減速領域内に位置している間に伝達部材を介して
駆動源の回転が回転部材に伝達されて回転部材が回転し
た再に、この回転体の回転を動作変換部材によって供給
ノブの軸方向の移動に変換することにより、キャリッジ
が減速領域内に位置している間において、駆動源の回転
を伝達部材、回転部材及び動作変換部材を介して供給ノ
ブに伝達し、供給ノブと弾性部材とを互いに近接させて
弾性部材から供給ノブに作用する摩擦部材方向への付勢
力を増加させることができ、供給ノブと摩擦部材との間
に生じる摩擦力を確実に増加させることができる。
【0074】請求項4に記載した発明によれば、回転部
材の回転を供給ノブの軸方向の移動に変換する動作変換
部材を、回転部材に一体的に配置された回転カムによっ
て構成することにより、キャリッジが減速領域内に位置
している間に回転部材の回転を供給ノブと弾性部材とを
互いに近接させるための移動に変換するための部材を、
簡単な構造によって構成することができ、装置の小型化
及びコストダウンを実現することができる。
材の回転を供給ノブの軸方向の移動に変換する動作変換
部材を、回転部材に一体的に配置された回転カムによっ
て構成することにより、キャリッジが減速領域内に位置
している間に回転部材の回転を供給ノブと弾性部材とを
互いに近接させるための移動に変換するための部材を、
簡単な構造によって構成することができ、装置の小型化
及びコストダウンを実現することができる。
【0075】請求項5に記載した発明によれば、駆動源
の回転を回転部材に伝達する伝達部材を、駆動源に常時
係合する全周回転体と、回転部材にキャリッジが減速領
域内に位置する間にのみ係合する間欠回転体と、からな
る2段回転体によって構成することにより、駆動源によ
って常時回転する2段回転体の回転を、2段回転体にお
ける間欠回転体によって規定されるタイミングで、キャ
リッジが減速領域内に位置する間にのみ確実に回転部材
に伝達することができる。
の回転を回転部材に伝達する伝達部材を、駆動源に常時
係合する全周回転体と、回転部材にキャリッジが減速領
域内に位置する間にのみ係合する間欠回転体と、からな
る2段回転体によって構成することにより、駆動源によ
って常時回転する2段回転体の回転を、2段回転体にお
ける間欠回転体によって規定されるタイミングで、キャ
リッジが減速領域内に位置する間にのみ確実に回転部材
に伝達することができる。
【0076】請求項6に記載した発明によれば、駆動源
の回転を回転部材に伝達する伝達部材を、回転部材と同
軸上に一体的に配置されたレバー部材と、駆動源の回転
によってキャリッジが減速領域内に位置する間にのみレ
バー部材を回転させるカムと、によって構成することに
より、駆動源によって常時回転するカムの回転を、カム
の形状によって規定されるタイミングで、キャリッジが
減速領域内に位置している間にのみ確実にレバーを介し
て回転部材に伝達することができる。
の回転を回転部材に伝達する伝達部材を、回転部材と同
軸上に一体的に配置されたレバー部材と、駆動源の回転
によってキャリッジが減速領域内に位置する間にのみレ
バー部材を回転させるカムと、によって構成することに
より、駆動源によって常時回転するカムの回転を、カム
の形状によって規定されるタイミングで、キャリッジが
減速領域内に位置している間にのみ確実にレバーを介し
て回転部材に伝達することができる。
【0077】請求項7に記載した発明によれば、供給ノ
ブと摩擦部材との間に生じる摩擦力を増加させる摩擦機
構の動作の駆動源として、プリンタ装置に既存の記録ヘ
ッドの移動機構の駆動源、又は、巻取コアの切換機構の
駆動源を用いることにより、摩擦機構の駆動源を新たに
備える必要がなく、装置の大型化及びコストの上昇を防
止することができる。
ブと摩擦部材との間に生じる摩擦力を増加させる摩擦機
構の動作の駆動源として、プリンタ装置に既存の記録ヘ
ッドの移動機構の駆動源、又は、巻取コアの切換機構の
駆動源を用いることにより、摩擦機構の駆動源を新たに
備える必要がなく、装置の大型化及びコストの上昇を防
止することができる。
【0078】請求項8に記載した発明によれば、供給ノ
ブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転量
を、画像記録処理の実行状態に応じて制御することによ
り、摩擦部材から供給ノブに作用する摩擦力の大きさを
画像記録処理の実行状態に応じて制御することができ、
供給ノブに画像記録処理の実行状態に応じた摩擦力を作
用させることができ、供給コアが余剰に回転することに
よるインクリボンの弛み、及び、インクリボンの巻取時
におけるリボンスリップの発生を確実に防止して画像記
録動作を円滑にすることができる。
ブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転量
を、画像記録処理の実行状態に応じて制御することによ
り、摩擦部材から供給ノブに作用する摩擦力の大きさを
画像記録処理の実行状態に応じて制御することができ、
供給ノブに画像記録処理の実行状態に応じた摩擦力を作
用させることができ、供給コアが余剰に回転することに
よるインクリボンの弛み、及び、インクリボンの巻取時
におけるリボンスリップの発生を確実に防止して画像記
録動作を円滑にすることができる。
【0079】請求項9に記載した発明によれば、供給ノ
ブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転量
を、キャリッジに装着されるリボンカセットの種類に応
じて制御することにより、摩擦部材から供給ノブに作用
する摩擦力の大きさをキャリッジに装着されるリボンカ
セットの種類に応じて制御し、供給ノブに画像記録処理
に用いるリボンカセットの種類に応じた摩擦力を作用さ
せることができる。
ブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転量
を、キャリッジに装着されるリボンカセットの種類に応
じて制御することにより、摩擦部材から供給ノブに作用
する摩擦力の大きさをキャリッジに装着されるリボンカ
セットの種類に応じて制御し、供給ノブに画像記録処理
に用いるリボンカセットの種類に応じた摩擦力を作用さ
せることができる。
【0080】請求項10に記載した発明によれば、供給
ノブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転
量を、キャリッジに装着されたリボンカセットの供給コ
アにおけるインクリボンの巻回量に基づいて制御するこ
とにより、摩擦部材から供給ノブに作用する摩擦力の大
きさをキャリッジに装着されたリボンカセットの供給コ
アに生じる慣性力の大きさに基づいて制御し、供給ノブ
に供給コアに生じる慣性力の大きさに応じた摩擦力を作
用させることができる。
ノブと弾性部材との相対距離を決定する回転部材の回転
量を、キャリッジに装着されたリボンカセットの供給コ
アにおけるインクリボンの巻回量に基づいて制御するこ
とにより、摩擦部材から供給ノブに作用する摩擦力の大
きさをキャリッジに装着されたリボンカセットの供給コ
アに生じる慣性力の大きさに基づいて制御し、供給ノブ
に供給コアに生じる慣性力の大きさに応じた摩擦力を作
用させることができる。
【図1】この発明の実施形態に係るプリンタ装置におけ
るプリンタユニットの構成を示す平面図である。
るプリンタユニットの構成を示す平面図である。
【図2】上記プリンタユニットにおけるキャリッジの移
動状態を示す図である。
動状態を示す図である。
【図3】この発明の実施形態に係るプリンタユニットの
キャリッジに装着されたリボンカセットの内部状態を示
す図である。
キャリッジに装着されたリボンカセットの内部状態を示
す図である。
【図4】この発明の第1の実施形態に係るプリンタ装置
における摩擦機構の構成及び動作を示す図である。
における摩擦機構の構成及び動作を示す図である。
【図5】リボンカセット内の供給コアにおけるインクリ
ボンの巻回量を検出する手段の一例を示す図である。
ボンの巻回量を検出する手段の一例を示す図である。
【図6】リボンカセット内の供給コアにおけるインクリ
ボンの巻回量を検出する手段の別の例を示す図である。
ボンの巻回量を検出する手段の別の例を示す図である。
【図7】この発明の第2の実施形態に係るプリンタ装置
の摩擦機構の構成及び動作を示す図である。
の摩擦機構の構成及び動作を示す図である。
【図8】上記プリンタ装置のキャリッジの減速動作中に
おける摩擦機構の状態を示す図である。
おける摩擦機構の状態を示す図である。
【図9】上記第2の実施形態に係るプリンタユニットに
おけるカムギアの回転角度、記録ヘッドの位置、供給ノ
ブの位置及びバクテンションの大きさ、巻取ノブの駆動
状態、並びに、キャリッジの動作状態の関係を示す図で
ある。
おけるカムギアの回転角度、記録ヘッドの位置、供給ノ
ブの位置及びバクテンションの大きさ、巻取ノブの駆動
状態、並びに、キャリッジの動作状態の関係を示す図で
ある。
【図10】この発明の第3の実施形態に係るプリンタ装
置の摩擦機構の構成及び動作を示す図である。
置の摩擦機構の構成及び動作を示す図である。
【図11】上記第3の実施形態に係るプリンタ装置のキ
ャリッジの減速動作中における摩擦機構の状態を示す図
である。
ャリッジの減速動作中における摩擦機構の状態を示す図
である。
11−プリンタユニット 21−キャリッジ 23−記録ヘッド 24−供給ノブ 26−巻取ノブ 31−リボンカセット 32−インクリボン 33−供給コア 37−巻取コア 51−バックテンションバネ 52−摩擦部材 53−回転部材 54−ギア 55−突起 56−凹部 57−2段ギア 58−モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 健二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C068 AA01 AA06 FF01 FF03 FF05 FF08 FF14 GK01 GK04 GK18
Claims (10)
- 【請求項1】キャリッジの往復移動方向における記録紙
の全幅に対向する画像記録領域の終端の外側にキャリッ
ジが減速動作を行う減速領域を形成し、少なくともキャ
リッジが画像記録領域を往動している間に巻取コアを回
転させて供給コアに巻回されたインクリボンを記録ヘッ
ドと記録紙との間を経由して巻取コアに巻き取り、キャ
リッジが減速領域内に位置している間に巻取コアの回転
を停止するプリンタ装置において、 キャリッジが減速領域内に位置している間にのみ供給コ
アに負荷を作用させる負荷機構を設けたことを特徴とす
るプリンタ装置。 - 【請求項2】前記負荷機構が、リボンカセット内の供給
コアに係合する供給ノブに摩擦接触する摩擦部材と、供
給ノブに対して相対的に移動自在にされるとともに供給
ノブとの間の相対距離が短くなるにしたがって増加する
付勢力を供給ノブに対して摩擦部材に近接する方向に作
用させる弾性部材と、キャリッジが減速領域内に位置し
ている間にのみ駆動源の回転を供給ノブ又は弾性部材の
少なくともいずれか一方に対して互いに近接する方向の
移動力に変換して伝達する移動部材と、を含む請求項1
に記載のプリンタ装置。 - 【請求項3】前記移動部材が、供給ノブの軸方向に移動
自在に軸支された回転部材と、キャリッジが減速領域内
に位置している間にのみ回転部材に駆動源の回転を伝達
する伝達部材と、回転部材の回転を供給ノブの軸方向の
移動に変換する動作変換部材と、を含む請求項2に記載
のプリンタ装置。 - 【請求項4】前記動作変換部材が、回転部材を軸方向に
変位させる回転カムである請求項3に記載のプリンタ装
置。 - 【請求項5】前記伝達部材が、駆動源に常時係合する全
周回転体、及び、回転部材にキャリッジが減速領域内に
位置する間にのみ係合する間欠回転体を同軸上に配置し
た2段回転体を含む請求項3又は4に記載のプリンタ装
置。 - 【請求項6】前記伝達部材が、回転部材と同軸上に一体
的に配置されたレバー部材と、駆動源の回転によってキ
ャリッジが減速領域内に位置する間にのみレバー部材を
回転させるカムと、を含む請求項3又は4に記載のプリ
ンタ装置。 - 【請求項7】前記駆動源が、キャリッジにおける記録ヘ
ッドの移動機構の駆動源、又は、巻取コアの回転又は停
止を切り換える切換機構の駆動源と共用される請求項3
乃至6のいずれかに記載のプリンタ装置。 - 【請求項8】前記回転部材の回転量に応じて供給ノブと
弾性部材との軸方向の相対距離の変化量を変わるととも
に、画像記録処理の実行状態に応じて駆動源から回転部
材に供給される回転量を制御する制御部を設けた請求項
3乃至7のいずれかに記載のプリンタ装置。 - 【請求項9】前記制御部が、キャリッジに装着されるリ
ボンカセットの種類に応じて駆動源から回転部材に供給
される回転量を制御する請求項8に記載のプリンタ装
置。 - 【請求項10】前記制御部が、キャリッジに装着された
リボンカセットの供給コアにおけるインクリボンの巻回
量を検出する検出手段を含み、検出手段が検出したイン
クリボンの巻回量に基づいて駆動源から回転部材に供給
される回転量を制御する請求項8に記載のプリンタ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11021196A JP2000218909A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11021196A JP2000218909A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | プリンタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000218909A true JP2000218909A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12048223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11021196A Pending JP2000218909A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000218909A (ja) |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11021196A patent/JP2000218909A/ja active Pending
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