JP2000219134A - 管内走行装置 - Google Patents

管内走行装置

Info

Publication number
JP2000219134A
JP2000219134A JP11023847A JP2384799A JP2000219134A JP 2000219134 A JP2000219134 A JP 2000219134A JP 11023847 A JP11023847 A JP 11023847A JP 2384799 A JP2384799 A JP 2384799A JP 2000219134 A JP2000219134 A JP 2000219134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
traveling
pipe
fluid
fluid pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11023847A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Kato
重雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11023847A priority Critical patent/JP2000219134A/ja
Publication of JP2000219134A publication Critical patent/JP2000219134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】柔軟な管内を走行するのに適した管内走行装置
を提供する。 【解決手段】ベローズ31、滑り止め部材34,35は
ゴムもしくは塩化ビニル等からなり弾性を有する。滑り
止め部材の内径は、ベローズ31の谷の外径よりも小さ
く、外径は走行管46の通常時の内径よりも大きい。滑
り止め部材は、ベローズに装着されると円錐台形に撓
む。走行管46の最小半径よりも小さい半径の硬い滑り
止め部材71を滑り止め部材に固着させ、滑り止め部材
の外周部には、半径方向に延びる切り欠きもしくは切り
込み61を複数個入れる。滑り止め部材の表面と裏面に
は複数の小さな疣状の突起72が与えられている。ベロ
ーズを圧縮伸張するときにそれぞれ正圧と負圧を印加
し、ベローズの変位を大きくすると共に変位に要する時
間を短くし、もって高速に移動可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス管、水道管など
の直管あるいは胃、大腸、小腸、血管などの人体内の柔
軟な管を走行するのに適した管内走行装置に係り、とく
に、管内検査装置、管内修理装置、管内治療装置などを
検査、修理あるいは治療する管内位置まで運搬するのに
適した管内走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地面を掘ることなくガス管、水道管など
を内部から検査して修理箇所を見つけて修理する管内検
査装置あるいは管内修理装置、あるいは、胃や大腸の癌
やポリープを苦痛なく検査したり、心臓環状動脈の閉塞
しそうな部分を安全に拡張できる管内検査装置、管内修
理装置あるいは管内治療装置が従来からも研究されてい
る。
【0003】たとえば、図1に示すように、精密工学会
誌61巻第1号、第90頁から第94頁に記載の管内走
行装置の走行部は、3組の流体圧駆動装置6,7,8で
構成され、各流体圧駆動装置は、板1、リンク2、足
3、ジョイント4、ゴム管5から成る。図2に示すよう
に、この走行部が走行管内を走行するときには、流体圧
駆動装置7,8のそれぞれのゴム管22,23には空気
圧が送気管(図示せず)によって供給される。この結
果、ゴム管22,23は伸び、リンク2は水平になり、
足3は走行管21に接触してこの走行部を保持する。次
に流体圧駆動装置6のゴム管5に空気圧が送気管(図示
せず)によって供給され、流体圧駆動装置6は伸びる。
同時に流体圧駆動装置8のゴム管23の空気圧が送気管
(図示せず)から大気圧に抜かれ、流体圧駆動装置8は
縮む。
【0004】次に流体圧駆動装置7のゴム管22に空気
圧が送気管(図示せず)から大気圧に抜かれ、流体圧駆
動装置7は縮む。同時に流体圧駆動装置8のゴム管23
に空気圧が送気管(図示せず)によって供給され、流体
圧駆動装置8は伸びる。ここで、流体圧駆動装置8の足
は初めの位置から左に移動していることが理解される。
従って、これが繰り返されると、足3が走行管21に接
触して摩擦力により管内走行装置の走行部を保持し、管
内走行装置の走行部は前進できることになる。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかし、この従来の管内走行装置には次の
ような問題点がある。 (1)流体圧駆動装置が伸張して、かつ、流体圧駆動装
置を収縮させるのは流体圧駆動装置のゴム管である。ゴ
ム管は直管のため、変位量は少ない。しかも正圧の加圧
だけであるので、収縮には利用できない。従って、その
変位量は小さい。また、流体圧駆動装置の収縮はゴム管
自身の力だけによるため、大きな時間が掛かる。結局、
走行速度は比較的小さい。 (2)走行管が体内の腸などの柔軟な管の場合、足3が
接触しても走行管が逃げてしまい、摩擦力が発生せず、
走行が困難となるおそれがある。
【0006】本発明の目的は、高速走行可能な管内走行
装置を提供することである。本発明の他の目的は、体内
の柔軟な管内を走行するのに適した管内走行装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)走行速度を向上す
るために、本発明による管内走行装置の第1の望ましい
態様では、複数の流体圧駆動装置を作動流体の正圧によ
る力で伸張させるとともに、流体圧駆動装置を作動流体
の負圧の力で収縮させ、流体圧駆動装置の収縮側の変位
も利用する。その結果、流体圧駆動装置の伸縮収縮量を
従来に比べほぼ2倍に増大する。さらに、伸張させる流
体圧駆動装置を作動流体の正圧による力で伸張させると
ともに、同時に収縮させる流体圧駆動装置を作動流体の
負圧の力で収縮させる。これにより、収縮に要する時間
は伸張時間とほぼ等しく短くした。以上により、走行時
間を短くする。この技術は、管内走行装置に複数の流体
圧駆動装置が含まれる場合にも適用出来るが、管内走行
装置に一つの流体圧駆動装置が含まれる場合には移動速
度の点で有利である。
【0008】(2)従来技術では複数、とくに3個の流
体圧駆動装置を使用した。3個の流体圧駆動装置を用い
る管内走行装置では、走行部が要する伸縮時間と収縮時
間は1個の流体圧駆動装置が要する伸縮時間と収縮時間
の3倍である。しかも1回の移動動作によって走行部が
移動できる距離は一つの流体圧駆動装置の変位量に等し
い。本発明者は、研究の結果、走行管との摩擦力を得る
方法を上記のように改良すれば、1個の流体圧駆動装置
でも管内走行装置は走行できることを見いだした。この
場合の走行部が要する伸縮時間と収縮時間は従来の3個
の流体圧駆動装置を使用する場合の1/3である。しか
も1回の移動動作によって走行部が移動する量は従来の
場合と変わらない。したがって、走行速度が従来に比べ
て約3倍となる。
【0009】本発明では、この流体圧駆動装置として、
2種類の流体圧駆動装置を提供する。その一つは、先に
述べてきたような外部から供給される作動流体の正圧に
よる力で流体圧駆動装置を伸張し、流体圧駆動装置を収
縮させるのは外部から供給される作動流体の負圧の力を
用いる方式である。これを圧力外部供給方式と呼ぶこと
にする。この圧力外部供給方式は、流体供給排出管を必
要とするので長距離走行よりも短距離走行には適する。
流体圧駆動装置を高速で伸縮できるので、比較的近距離
例えば肛門から盲腸に至る約1m程度までを高速で走行
する管内走行装置に適している。
【0010】もう一つの方式は、初めは流体圧駆動装置
に作動流体を封じた状態で負圧にしておき、封じた作動
流体を気化させて正圧を作りこの正圧で流体圧駆動装置
を伸張し、次いで作動流体を液化させて低下した内圧で
流体圧駆動装置を収縮させる方式である。これを圧力内
部供給方式と呼ぶことにする。本発明者による実験の結
果、気化と液化は高い周波数で行えることが判明した。
この圧力内部供給方式は、エネルギーを供給する電線は
必要であるが電線の抵抗は大きくないので、かなり長距
離まで電線を延ばすことができ、したがってこの方式は
比較的長距離、たとえば大腸から盲腸を経由して小腸そ
して胃に至る約10m程度の距離を高速度で走行する管
内走行装置に適している。なお、電池を管内走行装置に
携行させることもでき、この場合には上記電線は不要で
あり、管内走行装置は自律走行することも可能となる。
【0011】(3)従来の管内走行装置が腸などの柔軟
な走行管内を走行することが困難であるのは、管との摩
擦を得るための足が接触しても腸が逃げてしまい摩擦力
が発生しないためである。本発明の第2の望ましい態様
では、摩擦力が発生するように、その最大径が体内の柔
軟な走行管内の内径よりも大きい滑り止め部材を流体圧
駆動装置に付加する。
【0012】本発明のさらに望ましい態様では、上記滑
り止め部材が腸などの柔軟な体内走行管にある内径の小
さい狭窄部を通過できるように、滑り止め部材の外周部
に切り欠きや半径方向の切り込みを入れる。これによっ
て、走行管の半径の変化に滑り止め部材の最大径が追従
できるようにした。
【0013】本発明のさらに他の望ましい態様では、走
行管の最小半径よりも小さい半径の硬い滑り止め部材
を、切り込みや褶のある大半径の摩擦輪に結合させて、
弾性のある滑り止め部材として滑り止め部材の追従性を
高める。
【0014】本発明のさらに望ましい態様では、腸など
の表面がぬるぬるした走行管との摩擦力を高めるため、
滑り止め部材の表面と裏面の少なくとも一方あるいは両
方に疣(いぼ)状の突起を複数個設ける。この疣状の突
起が雪道におけるスノータイヤの役目となり、滑らかな
表面を有し半径が変化する腸などの管内も容易に走行可
能とする。
【0015】また、以上のいずれの実施の形態でも、流
体圧駆動装置にはベローズを用いるのが望ましい。ベロ
ーズは復元する力は弱いが伸縮量は極めて大きいためで
あり、移動量を大きくするのに適する。このベローズは
2重構造とすることもできる。このベローズの内径から
内側の空洞部分に、走行管内の液体、たとえば血管内の
血液をそのまま流すことが出来る。
【0016】また、走行部を、複数のベローズが並列に
配置された流体圧駆動装置が複数個直列に接続した構成
とすることもできる。上記複数の流体圧駆動装置の伸縮
圧縮を制御することにより、舵取りや蛇行伸縮運動を行
なわせることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る管内走行装置
のいくつかの実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図3には、走行部に3個の流体圧駆動装置を用い、
各流体圧駆動装置に圧力外部供給方式を採用した管内走
行装置の全体を示す。3つの流体圧駆動装置は、ベロー
ズ31,32,33により構成されている。各ベローズ
は金属たとえばニッケルからなる。厚さはたとえば30
μmである。先頭のベローズ31の先端部には内部が空
洞である半球部92でもって封じられている。ベローズ
31の後端は肉厚の円盤状に形成され、この肉厚部によ
り封じられている。第2、第3のベローズ32,33の
先端部は肉厚の円盤状に形成され、それにより封じられ
ている点でベローズ31と異なる。
【0018】最後のベローズ33の後端の肉厚部を除い
て、各ベローズの先端あるいは後端の肉厚部は先行する
または後続のベローズの肉厚部に溶接されている。各ベ
ローズの山の数は19、重さは0.06gである。ここ
では、走行する管46の内径は場所に依らないで一定で
あると仮定する。各ベローズの外径は走行する管46の
内径よりも小さくする。ここでは走行管46の内径は、
9.0mmと仮定する。各ベローズの外径はたとえば
6.8mmである。各ベローズの内径はたとえば3.8
mmである。各ベローズの肉厚部と先頭の半球部92の
サイズもこの外径6.8mmと同じである。長さは収縮
時にはたとえば15mmである。但し、先頭のベローズ
31の収縮時の長さは18mmである。したがって、3
つのベローズ全体の長さは収縮時には48mmである。
【0019】上記ベローズ31から32には、複数の滑
り止め部材34,35,36,37が設けられている。
すなわち、ベローズ31の半球部92の直後に滑り止め
部材34が設けられ、その後端の肉厚部の直前に滑り止
め部材35が設けられ、ベローズ32の後端の肉厚部の
直前に滑り止め部材36が設けられ、さらにベローズ3
3の後端の肉厚部の直前に滑り止め部材37が設けられ
ている。各滑り止め部材はベローズの谷間に装着され
る。本実施の形態では、各滑り止め部材は、ほぼ円形で
弾性を有する薄い板からなり、その中心の円形部分は空
となっている。滑り止め部材の外径は、走行すべき管4
6と滑り止め部材との間で摩擦を発生させるように、ベ
ローズの外径よりも大きくされる。
【0020】たとえば走行管46の内径にほぼ等しく、
9.0mmとする。各ベローズの厚さ、内径は使用する
材質により適宜決める。滑り止め部材の材質はたとえば
厚さ0.3mmという薄い塩化ビニルである。このとき
には塩化ビニルでも弾性を有する。滑り止め部材の内径
は、ベローズの内径よりも少し小さくする。ここでは、
3.5mmとする。滑り止め部材の厚さは適当な弾性を
有するように十分薄くする。このような滑り止め部材が
ベローズの谷間に装着されると、その外径は走行する管
46の内径9.0mmより若干大きく9.2mmとな
る。従って、各滑り止め部材の最大径は走行管46の内
径よりも、約2%大きい。この2%という数値は重要で
ある。本発明者による実験によれば、滑り止め部材の機
能を達成するには、各滑り止め部材の外径は走行管46
の内径より2%以上大きいことが必要であった。
【0021】滑り止め部材は、走行管46に挿入される
と、挿入方向に円錐頂点を持つ円錐台形になる。1枚の
滑り止め部材によって、円錐台の順方向では0.03
N、逆方向では0.12Nの摩擦力が発生することが分
った。逆方向の摩擦力は順方向の摩擦力よりも大きい。
この差によって、管内走行装置は垂直方向にも自由に走
行できる。
【0022】各ベローズ31,32または33は流体供
給排出管38,39,40にそれぞれ接続されている。
すなわち、流体供給排出管38は、ベローズ32,33
とを貫通してベローズ31の後端の肉厚部に接続されて
いる。流体供給排出管39は、ベローズ33を貫通して
ベローズ32の後端の肉厚部に接続されている。流体供
給排出管40は、ベローズ33の後端の肉厚部に接続さ
れている。
【0023】各流体供給排出管はたとえばプラスチック
からなり、内径はたとえば0.5mm、外形は1.0m
mである。流体供給排出管38はベローズ31に、流体
供給排出管39はベローズ32に、流体供給排出管40
はベローズ33に流体の正と負の圧力を供給する。流体
はたとえば気体、より具体的には空気でよい。これらの
流体供給排出管は3個の電磁制御弁41,42,43に
接続されている。これらの電磁制御弁には2個の供給孔
があり、一方は正圧の発生機である圧縮機44に接続さ
れ、もう一方は負圧の発生機である真空ポンプ45に接
続される。コンピュータ47が制御回路48を通じてこ
れらの電磁制御弁に開の指示を与える。
【0024】指示がない状態では、電磁制御弁はそれに
接続された流体供給排出管を真空ポンプ45側に接続す
るので、流体負圧(矢印49で示す。実際はベローズ内
の流体を強力に排出する)がベローズに与えられて全て
のベローズ31,32,33は収縮している。走行部を
前進させるには、まず、電磁制御弁41に開の指示が与
えられる。電磁制御弁41は流体供給排出管38を圧縮
機44側に接続するので、ベローズ31に流体正圧(矢
印50で示す)が与えられ、このベローズ31だけが急
速に伸張し、滑り止め部材34が右に大きく移動させら
れる。
【0025】次いで、電磁制御弁42に開の指示が与え
られると、電磁制御弁42は流体供給排出管39を圧縮
機44側に接続するので、ベローズ32は流体正圧が与
えられ、急速に伸張する。同時に先頭のベローズ31は
流体負圧が与えられ、急速に収縮する。その結果、滑り
止め部材34も右に移動させられた状態に維持されたま
ま、滑り止め部材35が右に大きく移動させられる。こ
のように、流体負圧で収縮していたベローズ32を、流
体正圧で伸張するため、先頭の滑り止め部材34が右に
大きく、従来の約2倍ほど移動させられる。
【0026】さらに、ベローズ32を流体正圧で伸張す
るときに、流体負圧でベローズ31を収縮するため、ベ
ローズ31の収縮が高速に実行され、真ん中の滑り止め
部材35が右へ短時間で移動させられる。その後、電磁
制御弁43に開の指示が与えられ、電磁制御弁43は流
体供給排出管40を圧縮機44側に接続するので、ベロ
ーズ33に流体正圧が与えられ、左端のベローズ33だ
けが伸張する。同時にベローズ32は流体負圧が与えら
れ、急速に収縮する。その結果、滑り止め部材36が右
に大きく移動させられる。
【0027】再度、右端のベローズ31に流体正圧が与
えられると、このベローズ31だけが急速に伸張し、滑
り止め部材34が右に大きく移動させられる。同時にベ
ローズ33に流体負圧が与えられ、このベローズ33は
収縮して、滑り止め部材37が右に大きく移動させられ
る。この1サイクルで全ての滑り止め部材はベローズの
1伸張量だけ移動したことになる。これを繰り返すと、
3個のベローズからなる管内走行装置は、安定に前進す
ることができる。
【0028】上記3つのベローズの伸張の順番を逆にす
ると後退もできる。すなわち、上記滑り止め部材はその
構造から明らかなように、ベローズの後進のときには、
ベローズの前進の時と逆方向に変形可能に構成されてい
る。このことを利用して、ベローズ33,32,31の
順で伸張を繰り返すことにより後退ができる。すなわ
ち、後退が始まると、滑り止め部材は後退の方向に円錐
頂点を持つ円錐台形に変形し、後退走行が容易に実行さ
れる。
【0029】図4には、以上のごとく本発明により一つ
のベローズを正圧で伸張し、負圧で収縮するという方法
を採ったときのベローズの変位の時間的な変化の波形a
を示す。これに対して、比較例として、そのベローズを
大気圧から正圧で伸張するだけ(その後大気圧への収縮
は自然収縮にまかせる)という方法1を採ったときと、
ベローズを大気圧から負圧で収縮するだけ(その後大気
圧への伸張は自然伸張にまかせる)という方法2を採っ
たときの、ベローズの変位の時間的な変化を二つの波形
b,cで示す。
【0030】方法1では、波形bに示されるように、そ
の変位量は加圧による伸張量のみである。図4に任意単
位の+1の変位で示す。大気圧への収縮は自然収縮にま
かせるため時間が掛かる。方法2では、波形cに示され
るように、その変位量は収縮による伸張量のみである。
図4に任意単位の−1の変位で示す。大気圧への伸張は
自然伸張にまかせるため時間が掛かる。これに比べて、
本発明に依れば、波形aに示されるように、その変位量
は加圧による伸張量と収縮による伸張量の合計であり、
上記方法1および2の場合の変位量の2倍である。
【0031】さらに、方法1によると、波形bに示され
るように、伸張時間は短いが、収縮時間はその約4倍も
掛かる。一方、方法2によると、波形cに示されるよう
に、収縮時間は短いが、伸張時間はその約4倍も掛か
る。これに対して、本発明に依れば、波形aに示される
ように、伸張時間も収縮時間も短く、収縮時間と伸張時
間の合計は方法1、2の場合の約2/5である。したが
って、本発明に依れば、方法1、2に比べて走行速度は
約5倍になることがわかる。
【0032】以上に記載したごとく、本実施の形態によ
る3個のベローズを有する管内走行装置は、高速に走行
できる。さらに、滑り止め部材を使用するので、牽引力
が大きい。前進、後退の制御が容易である。
【0033】以上では、滑り止め部材34等の材質は塩
化ビニルであった。実験によれば塩化ビニルの場合が走
行速度が最も大きい。ゴムを用いると走行速度は小さく
なるが、摩擦力が大きいので牽引力は増大する。また、
滑り止め部材34,35,36,37については、先頭
のベローズ以外のベローズには一つ設けられた。先頭の
ベローズには例外的にその先頭位置にさらに一つの滑り
止め部材が設けられている。しかし、ベローズ当たりの
滑り止め部材の数を増やしてもよい。
【0034】たとえば各ベローズに2個以上の滑り止め
部材を設けても良い。たとえば、ベローズ32,33の
先端部の肉厚部の直後に設けてもよい。あるいは各ベロ
ーズの中間の位置に一つの滑り止め部材を追加しても良
い。各ベローズの滑り止め部材の数が複数になると走行
管との摩擦力が大きくなるので走行速度は少し落ちる
が、牽引力はさらに増大し走行が確実になるという利点
が生じる。したがって、走行速度を重視する用途では、
本実施の形態のように、ベローズ当たりの滑り止め部材
の数を基本的に一つとし、走行の確実さを重視する用途
では、滑り止め部材の数をベローズ当たり1個より多く
すればよい。
【0035】また、図3では、流体正圧の発生器として
圧縮機を示し、流体負圧の発生器として真空ポンプを示
した。この場合の作動流体は気体であり、空気、窒素、
ヘリウムが適している。すなわち、空気が一番使用上で
簡単で、コストも掛からないが、用途によっては、窒
素、ヘリウムのように不活性ガスが望ましい。
【0036】図5には、図3で作動流体として使用され
た気体の代わりに液体を用いる管内走行装置の全体図を
示す。以下においては、上記第1の実施の形態との相違
点を主に説明するに止める。また、同じ参照番号は同じ
ものもしくは類似のものを表わす。図5において、流体
の正圧を作るのは液体正圧ポンプ51となり、流体の負
圧を作るのは液体負圧ポンプ52となる。液体正圧ポン
プ51の出口圧力は圧力スイッチ53で検出され、規定
圧力以下になれば、液体正圧ポンプ51と液体負圧ポン
プ52を停止する。
【0037】規定圧力はいずれかの流体供給排出管3
8,39,40以降の場所から作動流体が漏洩した場合
の圧力である。すなわち、作動流体が漏洩した場合、作
動流体の供給は停止される。その他の要素は作動流体が
気体の場合の管内走行装置の全体図を同じである。液体
の場合、作動流体は水が適するが、とくに、管内走行装
置を生体内部の検査治療に用いる場合は、周辺の液体と
似ている作動流体として、生理的食塩水、リンゲル液、
あるいは人工血液が適している。
【0038】図6は、走行部が1個の流体圧駆動装置か
らなる管内走行装置の概略構成を示す。ここでも走行す
る管46の内径は場所に依らないで9.0mmと一定で
あると仮定する。流体圧駆動装置はベローズ31からな
り、その材料、寸法は図3の場合と同じである。しか
し、図3の場合と異なり、前方の滑り止め部材34と後
方の滑り止め部材35は、厚さ0.3mmのゴム製で、
その最大径は走行管46の内径よりも十分に大きい9.
8mmで、内径は3.5mmで、それぞれ先頭の半球部
92の直後に位置するベローズの一つの谷と、ベローズ
の最後の谷に挿入されている。これらの滑り止め部材は
装着されると最大径は9.9mmとなる。
【0039】滑り止め部材34,35の最大径は走行管
46の内径よりも10%大きい。実験に依れば、これら
の滑り止め部材の外径は走行管46の内径よりも10%
以上大きいことが有効である。ベローズ31が1個の場
合、滑り止め部材34,35の外径は走行管46の内径
よりも十分大きい方が走行が確実になる。また、図6
(b)に示すように滑り止め部材34,35の外周部
に、3個の、半径1.7mmの半円形の切り欠き61が
120度づつ隔てて付けられている。
【0040】これは、図6(c)に示すように滑り止め
部材34,35が走行管46の中で、挿入方向にカーブ
のある円錐台形とならせるためである。各滑り止め部材
によって、円錐台の順方向では0.07N、逆方向では
0.15Nの摩擦力が発生する。このように、滑り止め
部材はゴムのような可撓性の部材よりなり、流体圧駆動
装置の径より大きな略円形の板により構成できる。しか
し、その形状は図6(b)からも分かるように略円形に
制限されず、周囲に突起がある3角形でも4角形でも多
角形でもよい。この板が走行管の走行時に変形し、内壁
との間で前進方向と逆方向に摩擦力を生じ、流体圧駆動
装置を前進可能にする。
【0041】ベローズ31に、流体供給排出管38が接
続され、この流体供給排出管38は、図3に示したのと
同じく、コンピュータ(47)と制御回路(48)によ
り制御される電磁制御弁(41)と、その電磁弁に接続
された圧縮機(44)、真空ポンプ(45)に接続され
ている。以下ではこれらの部品に関しては図3を適宜参
照する。
【0042】さて、この状態で流体供給排出管38から
流体正圧が供給されると、流体正圧による力でベローズ
31は伸張する。ベローズ31は伸張すると、前方の滑
り止め部材34と後方の滑り止め部材35はその相互の
距離を離さねばならなくなる。円錐台形の底辺の方向に
は、摩擦力は0.15Nと大きいので、後方の滑り止め
部材35は後退しにくい。一方、円錐台形の仮想頂点の
方向には、摩擦力は0.07Nと小さいので、前方の滑
り止め部材34は前進する。この結果、後方の滑り止め
部材35がブレーキとなり、前方の滑り止め部材34は
滑り、管内走行装置の前半部は前方(図の左の方向)に
動くことになる。
【0043】次いで、流体正圧の供給を止め、流体給排
気管38から流体負圧を与える。ベローズは収縮する。
今度は逆に、前方の滑り止め部材34の摩擦力は0.1
5Nとなるのでブレーキとなり、後方の滑り止め部材3
5の摩擦力は0.07Nとなるので、前方の滑り止め部
材35は滑り、管内走行装置の後半部は前方(図の左の
方向)に動くことになる。この結果、流体正圧による力
でベローズ31を伸張し、流体負圧の力でベローズ31
を収縮させることを1サイクルとして、管内走行装置全
体は前方(図の左の方向)に走行することができる。以
上の如く、本管内走行装置は、その前方の滑り止め部材
34と後方の滑り止め部材35の円錐台形の仮想頂点の
方向に走行ができる。
【0044】また、前方の滑り止め部材34と後方の滑
り止め部材35の円錐台形の仮想頂点の方向を逆にする
と、本管内走行装置は逆走行が可能である。すなわち、
本管内走行装置が停止中に流体供給排出管38を引け
ば、簡単に前方の滑り止め部材34と後方の滑り止め部
材35の円錐台形の仮想頂点の方向を逆にすることがで
きる。すなわち、その後は逆走行することになる。な
お、ベローズの31材質は塩化ビニルでもよい。
【0045】以上に説明した複数の実施の形態での管内
走行装置の走行部が一定内径の走行管を走行するとした
が、以下では、腸などの体内管のごとく、走行管の内径
が変化し、かつ柔軟である場合に使用するのに適した管
内走行装置のいくつかの実施の形態を示す。
【0046】図7は腸などの柔軟な管を走行するのに適
した管内走行装置の走行部の断面図である。走行部以外
は図3あるいは図5と同じである。走行部は、図6の場
合と同じく、ベローズ31、走行管46との摩擦を発生
させる前方の滑り止め部材34、後方の滑り止め部材3
5と流体供給排出管38で構成される。図6と異なり、
ベローズ31の材質はゴムもしくは塩化ビニルである。
ベローズ31の厚さは0.3mm程度で、このときには
塩化ビニルでも弾性を有する。
【0047】滑り止め部材34,35の材質もゴムもし
くは塩化ビニルが適しており、その厚さも同様である。
図7(b)にその平面図を示す。図7(c)にその斜視
図を示す。図6と同様に、その内径は、ベローズ31の
谷の外径よりも小さく、外径は腸などの柔軟な走行管4
6の通常時の内径よりも大きい。したがって、前方の滑
り止め部材34、後方の滑り止め部材35は、図6の場
合と同様に、装着されると円錐台形に撓む。
【0048】図6と異なり、走行管46の最小半径より
も小さい半径の硬い滑り止め部材71を、前方の滑り止
め部材34,35に固着させ、弾性のある滑り止め部材
として滑り止め部材34,35の追従性を高めている。
このことは腸などの走行に有効である。
【0049】図6の半円形の切り欠き61と異なり、滑
り止め部材34,35の外周部には、半径方向に延びる
3角形状の切り欠きもしくは切り込み61を複数個入れ
てある。これらは腸などの半径の変化する管内を走行す
るときに有効である。また、前方の滑り止め部材34と
後方の滑り止め部材35の表面と裏面には、複数の直径
約1.0mm、高さ約0.5mmの疣状の突起72が与
えられている。図7では簡単化のために裏面に設けられ
た疣の突起71は図示していない。疣状の突起72の直
径と高さは、走行管46の形状や走行面の状況によっ
て、夫々1.0mmと0.5mmから変化させるとよ
い。各滑り止め部材の走行管4との接触面積と摩擦力が
大きく増大する。そのため、走行管の半径が変化しても
滑り止め部材はその半径変化によく追従し、かつ摩擦力
を保持できるようになった。
【0050】この結果、腸などのように半径方向に逃げ
やすく半径方向の変化のある管を走行することが極めて
容易になった。すなわち、この疣状の突起72が雪道に
おけるスノータイヤの役目となり、本走行部は滑らかな
表面の腸などの半径の変化する管46内も容易に走行で
きる。なお、ベローズ31が弾性を有するので、その半
径方向の膨らみを防止するための部材を付加することは
有効であり、図7では、この目的にために複数個の膨ら
み防止リング73がベローズ31の谷部に設置されてい
る。
【0051】なお、膨らみ防止リング73に代えて、複
数個の膨らみ防止リング73が繋がった1個のコイル状
のもの、すなわち、膨らみ防止コイルでも良いことは言
うまでもない。この場合は、ベローズ31の谷部ではな
く、ベローズの周囲に設置されることになる。また、以
上ではベローズ31と滑り止め部材(前方の滑り止め部
材34、後方の滑り止め部材35)は同じ部材である
が、異なる部材でも良いことはいうまでもない。
【0052】なお、図7で示した管内走行装置は、1個
のベローズ31を使用するものであるが、このベローズ
は、図5のように3個のベローズを結合した管内走行装
置にも使用できる。
【0053】図8は本発明の、ベローズと滑り止め部材
を一体に形成した、管内走行装置の走行部の断面図であ
る。図8(b)にその側面図を示す。図7と異なる点
は、ベローズ31と滑り止め部材34,35の材質はゴ
ムもしくは塩化ビニルにより一体に形成されていること
である。それらの厚さ、サイズは図7の場合とほぼ同じ
でよい。なお、図7の滑り止め部材71は使用されてい
ない。複数の滑り止め部材と、流体圧駆動装置を一体構
造としたことにより、走行部の構造は極めて単純とな
り、安価でしかも安定な走行のできる管内走行装置が得
られる。
【0054】なお、図8で示した管内走行装置は、1個
のベローズ31を使用するものであるが、このベローズ
は、図5のように3個のベローズを結合した管内走行装
置にも使用できる。
【0055】図9は二重のベローズからなる管内走行装
置の走行部の断面図である。図9(b)にその正面図を
示す。走行部以外は図3または図5と同じである。図7
と異なる点は、ベローズ31が二重のベローズにより構
成され、ベローズ31の内径と外形の間に密閉空間が形
成され、その空間に流体供給排出管38から流体が供給
される。ベローズ31の外径は正面図の円80で、内径
は正面図の円81で示している。ベローズの内径から内
側は空洞となっている。血管内を本管内走行装置を走行
させる場合、血液はこの空洞を通って流れるので、血流
が止まらないという利点が得られる。ベローズ31の材
料、寸法、滑り止め部材34,35の材料、寸法等も図
7と同じである。滑り止め部材の斜視図を図9(c)に
示す。
【0056】なお、図9で示した管内走行装置は、1個
のベローズ31を使用するものであるが、このベローズ
は、図5のように3個のベローズを結合した管内走行装
置にも使用できる。また、図8のように、ベローズと滑
り止め部材を一体構造としてもよいことは言うまでもな
い。
【0057】以上、圧力外部供給方式について説明した
が、もう一つの方式である圧力内部供給方式を用いる管
内走行装置について説明する。この方式では、初めは流
体圧駆動装置に作動流体を封じた状態で負圧にして置
き、封じた作動流体を気化させて正圧を作りこの正圧で
流体圧駆動装置を伸張し、次いで作動流体を液化させ低
圧となった内圧で流体圧駆動装置を収縮させる。
【0058】図10は、圧力内部供給方式を採用した管
内走行装置の全体図である。ベローズ91は、図6と同
じく金属(たとえばニッケル)製である。図6と異なる
のは、ベローズ91内部には、ヒーター93が設けら
れ、ヒーター93には電力を供給する電線96が接続さ
れる。コンピュータ97が電流制御装置98を制御し
て、直流電源99からヒーター93に供給する電力を制
御する。作動流体には液化と気化を高速に行いうる流体
を使用する。作動流体については発明者の研究によれ
ば、その沸点が管内の温度よりも摂氏で10度程度高い
ものが適することが分った。たとえば、塩素を含まない
弗化炭素であるC6F11NOは沸点が摂氏50度であ
るので、生体の腸や血管の内部を走行する管内走行装置
の流体圧駆動装置に適している。
【0059】初めにベローズ91に作動流体を封じた状
態で負圧にしてある。従って、ベローズは収縮してい
る。コンピュータ97が電流制御装置98を制御して、
直流電源99からヒーター93に0.1秒間2.7ジュ
ールの電力を与えると、作動流体は気化し正圧が発生し
ベローズ91は伸張する。その後、0.9秒間電流を切
ると気化した作動流体は液化して低圧が発生しベローズ
91は収縮する。この電力の供給状況を図10(b)に
パルスで示した。この結果、本管内走行装置は1秒間に
1回伸張収縮し、前方(図の左の方向)に0.36mm
/sの速度で走行することが確認された。作動流体の量
を大幅に減らし、ヒーター93を小型にし、ヒーター9
3に後に図11について説明する覆い(101)を付け
たりすると、管内走行装置は1秒間に30回程度伸張収
縮させることが可能である。走行速度は10mm/sの
高速度走行が可能である。
【0060】なお、図10で示した管内走行装置は、1
個のベローズ91を使用するものであるが、このベロー
ズは、後述の図12のように3個のベローズを結合した
管内走行装置にも使用できる。
【0061】図11は、圧力内部供給方式を採用した他
の管内走行装置の断面図である。図10と異なり、ヒー
ター93に覆い101がつけられ、本管内走行装置にヒ
ーター電力制御装置102、電池103が搭載される。
図10のコンピュータ97、電流制御装置98、直流電
源99は使用されない。また、図7等の場合と同じく、
滑り止め部材34,35の表面と裏面には疣状の突起7
2を複数付けてある。このことは、腸などの柔軟な管内
を走行するときに有効である。
【0062】ヒーターの覆い101は気化と液化の効率
を高める効果がある。電池103はヒーターの電源であ
る。電力制御装置102は、電池からヒーターへの電力
を制御する装置で、この電力制御装置102は外部から
無線や超音波を使って操作することができる。したがっ
て、本管内走行装置は、電線や流体供給排出管が必要な
く、自律走行できるので、複雑な場所へ行くことや遠距
離の走行が可能である。
【0063】なお、図11で示した管内走行装置は、1
個のベローズ91を使用するものであるが、このベロー
ズは、図12のように3個のベローズを結合した管内走
行装置にも使用できる。
【0064】図12は圧力内部供給方式を採用したさら
に他の管内走行装置の走行部の断面図である。管内走行
装置の走行部は、図10と異なり、3個の流体圧駆動装
置A、B、Cのそれぞれにベローズ91が使用される。
各ベローズ内にヒーター93,94または95、ヒータ
ーの覆い101、管との摩擦を発生させる滑り止め部材
34,35,36または37が設けられているのは図1
0とほぼ同じである。
【0065】滑り止め部材は二つのベローズの連結部に
は一つ設けられているのは図5の場合と同じである。そ
の数をさらに増やしても良いが走行速度は低下する。滑
り止め部材の表面と裏面には、図7から図11の場合と
同じサイズの疣状の突起72が無数に付けられている。
各ベローズには、図10と同じく、ヒーター93に電力
供給する電線96、コンピュータ97、電流制御装置9
8、直流電源99が接続されている。
【0066】コンピュータ97が電流制御装置98を制
御して、直流電源99から3個のヒーター93,94,
95に位相をずらして、0.005秒間約0.2ジュー
ルの電力を与えると、電力を与えられたヒーターの覆い
の中の微量の作動流体が瞬時に気化して正圧が発生しベ
ローズ91は伸張する。その後、0.025秒間電力を
切ると気化した作動流体は液化して低圧となり、ベロー
ズ91は収縮する。この3個のヒーター100への電力
の供給状況を図12(b)にパルスで示した。この結
果、本管内走行装置のベローズ91は1秒間に約33回
伸張収縮し、前方(図の左の方向)に約10mm/sの
高速度走行が可能である。なお、ヒーター93等に与え
る電力と時間は一例を示したもので、もちろん、この値
に拘束されるものではない。
【0067】また、図12では、ヒーターに電力供給す
る電線96、コンピュータ97、電流制御装置98、直
流電源99を用いる方式を図示したが、図11に示すよ
うに、走行部に電力制御装置102、電池103を結合
することも可能である。
【0068】図13は、複数のベローズが並列に配置さ
れた他の管内走行装置の走行部の断面図である。走行部
以外は図3あるいは図5と同じである。走行部は流体圧
駆動装置としての並列に配置された2個のベローズ3
1,32と、これらのベローズに共通に設けられた、前
方の滑り止め部材34および後方の滑り止め部材35
と、それぞれのベローズのための流体供給排出管38,
39とで構成される。各ベローズ31,32と各滑り止
め部材34,35は、図7と同じく弾性を有する部材で
構成される。側面図を図13(b)に示す。ベローズは
4個でもよい。これを図13(c)に示す。ベローズ3
1,32の他にベローズ55,56が並列に配置され
る。
【0069】ベローズが2個の場合について以下に説明
する。各滑り止め部材は、ベローズ31,32にはめ込
むための二つの挿入穴を有し、それぞれの穴を広げてそ
こにベローズ31,32を挿入し、それらの谷の位置に
各滑り止め部材を位置づける。各滑り止め部材の挿入穴
の径はベローズ31,32の谷の外径よりも小さく、上
方の挿入穴の下端と下方の挿入穴の上端との距離は、上
方のベローズ31の谷と下方のベローズ32の谷との間
の距離より小さい。各滑り止め部材の外径は腸などの柔
軟な走行管(図示せず)内の内径よりも大きい。
【0070】図6と同じく、外周部に半径方向に切り欠
きもしくは切り込み61を入れ、前方の滑り止め部材3
4と後方の滑り止め部材35の表面と裏面には、複数の
疣状の突起72が与えられ、各ベローズには、複数個の
膨らみ防止リング73がそのベローズの谷部に設置され
ている。なお、リングが繋がった複数個の膨らみ防止リ
ング73がそのベローズの谷部に設置されている。複数
個の膨らみ防止コイルの場合は、ベローズの周囲に設置
される。
【0071】さて、流体供給排出管38,39へ供給す
る圧力と供給タイミングを変える。たとえばベローズ3
1,32の伸張時には、ベローズ31に高い圧力を与
え、ベローズ32にはそれより低い圧力を少し遅れて供
給する。すると、ベローズ31,32の双方の伸び量に
差ができる。今の場合にはベローズ31がより大きくか
つ先に伸びる。伸び量が少ない方にこの管内走行装置の
走行部が曲がることになる。すなわち、ベローズを並列
的に配置することによって、舵取りができることにな
る。走行管が終始1本であればこのような舵取りは不要
であるが、分岐がある血管などの走行管では、舵取りが
できることは重要である。
【0072】さらに、図13に示す舵取りができる管内
走行装置はそれ単独でも使用でき、また、図7、図8ま
たは図9に示す管内走行装置の前に結合して使用するこ
とができる。これについては、図15で詳細に説明す
る。
【0073】なお、図13(a)では、ベローズは並列
に2個しか示さなかったが、複数のベローズを直列に結
合したものを複数個(たとえば2個、もしくは4個)並
列に結合することもできる。たとえば、図3または図5
のように3個のベローズを直列に結合したものを2個づ
つ並列に結合することもできる。この場合はベローズは
6個以上必要である。
【0074】図14にそのような6個のベローズ(山と
谷は省略して図示している)が並列的及び直列的に配置
された他の管内走行装置の走行部の断面を示す。管内走
行装置の走行部は流体圧駆動装置の並列的及び直列的に
配置された6個のベローズ121,122,123,1
24,125,126と、走行管との摩擦を発生させる
滑り止め部材127,128,129,130と、6本
の流体供給排出管131,132,133,134,1
35,136(図14では簡略化のために2本の流体供
給排出管のみを示す)とで構成される。滑り止め部材1
27−130はさらに増加させると、速度は遅くなる
が、牽引力は増加する。流体供給排出管131,13
2,133,134,135,136は、夫々ベローズ
121,122,123,124,125,126にコ
ンピュータ(47)で制御した流体正圧と流体負圧を独
立して供給することができる。
【0075】このような管内走行装置の場合、直角より
小さい角である鋭角への優れた舵取りができる。また、
左右一つ置きのベローズを走行部の曲がりの中心にし、
その中心のベローズを順次移動することにより管内走行
装置の走行部は図14のように蛇行伸縮運動を行うこと
ができる。蛇行伸縮運動によって、管壁から十分な摩擦
が得られなくても周囲に血液や体液があれば、水中の魚
のように前進できる。なお、図14では6個のベロー
ズ、6個の流体供給排出管と4個の滑り止め部材を示し
たが、並列する4個のベローズが直列に3段に繋がり、
12個の流体供給排出管と4個の滑り止め部材で構成さ
れる走行部もさらに有効である。この場合は3次元の蛇
行伸縮運動が可能となる。
【0076】図15は平列する4個のベローズは舵取り
を行い、3個の直列のベローズが推進を行う例である。
さて、ベローズ151,152,153,154は平列
して、その先頭は固定リング171によって固定され
る。その後端はベローズ155の先端の肉厚部に接続さ
れている。固定リング171は後述の滑り止め部材より
小さくて良い。平列する4個のベローズは走行中は流体
負圧によって収縮している。
【0077】図示されていないが、流体供給排出管16
1はベローズ151に、流体供給排出管162はベロー
ズ152に、流体供給排出管163はベローズ153
に、流体供給排出管164はベローズ154に連結して
いる。また、流体供給排出管165はベローズ155
に、流体供給排出管166はベローズ156に、流体供
給排出管167はベローズ157に連結している。直列
するベローズの間とその前後に推進用の滑り止め部材1
72,173,174,175が固定され、走行管との
摩擦力を発生する。
【0078】直列する3個のベローズは図3や図5に示
すように、順番に流体圧力を供給されて、推進を行う。
走行管の分岐点に来た時、ベローズ152に例えば、
0.02MPaの高い圧力を与え、ベローズ153,1
54に例えば、0.01MPaの中位の圧力を与え、ベ
ローズ151に例えば、0MPaの大気圧を与えると、
管内走行装置の走行部の先頭部(舵取り部)はベローズ
151側に曲り、分岐の希望する方向(ベローズ151
側とする)へと走行部を導くことができる。
【0079】ここでは、3個の直列のベローズが推進を
行うことを説明したが、図7,8,9に示すような1個
のベローズであってもよいことはいうまでもない。ま
た、滑り止め部材は図7に示すような疣状の突起や切り
込みは有効である。本実施の形態では、舵取り部に、4
個のベローズを用いたが、3個のベローズを用いても同
じことができる。また、外部からの圧力を利用する圧力
外部供給方式を用いたが、気化液化を利用する圧力内部
供給方式を応用することも有効である。
【0080】図16は、気化液化を利用する圧力内部供
給方式を応用した平行する4個のベローズによって舵取
りを行い、外部からの圧力を利用する圧力外部供給方式
を応用した3個の直列のベローズが推進を行う例であ
る。ベローズ181,182,183,184は平列し
て、その先頭は固定リング171によって固定される。
その後端はベローズ155の先端の肉厚部に接続されて
いる。固定リングは後述の滑り止め部材より小さくて良
い。
【0081】平行する4個のベローズは走行中は最初に
設定した自身の負圧によって、収縮している。図示され
ていないが、電線191はベローズ181内のヒーター
に、電線192はベローズ182内のヒーターに、電線
193はベローズ183内のヒーターに、電線194はベ
ローズ184内のヒーターに連結している。また、流体
供給排出管165はベローズ155に、流体供給排出管
166はベローズ156に、流体供給排出管167はベ
ローズ157に連結している。直列するベローズの間と
その前後に推進用の滑り止め部材172,173,17
4,175が固定され、走行管との摩擦力を発生する。
直列する3個のベローズは図3や図5に示すように、順
番に流体圧力を供給されて推進を行う。
【0082】さて、走行管の分岐点に来た時、ベローズ
182内の作動流体に図10に示すようなコンピュータ
97によって電流制御装置98を制御して、直流電源9
9からヒーターを介して0.1秒間2.7ジュールの電
力を与える。作動流体は気化し、正圧が発生してベロー
ズ182は大きく伸張する。ベローズ183,184に
は、0.1秒間1.3ジュールの電力を与えると中位に
伸張し、ベローズ181には、0.1秒間0.6ジュー
ルの電力を与えると小さく伸張し、管内走行装置の走行
部の先頭部(舵取り部)はベローズ181側に曲り、分
岐の希望する方向(ベローズ181側とする)へと走行
部を導くことができる。
【0083】ここでは、3個の直列のベローズが推進を
行うことを説明したが、図7,8,9に示すような1個
のベローズであってもよいことはいうまでもない。ま
た、滑り止め部材は図7に示すような疣状の突起や切り
込みは有効である。本実施の形態では、舵取り部に、4
個のベローズを用いたが、3個のベローズを用いること
も有効である。これらの電力の大きさはベローズの大き
さ形状に大きく影響を受けるので適宜変更するとよい。
【0084】図17は、気化液化を利用する圧力内部供
給方式を応用した平行する4個のベローズによって舵取
りを行い、同じく圧力内部供給方式を応用した3個の直
列のベローズが推進を行う例である。ベローズ181,
182,183,184は平列して、その先頭は固定リ
ング171によって固定される。その後端はベローズ2
05の先端の肉厚部に接続されている。
【0085】固定リングは後述の滑り止め部材より小さ
くて良い。平列する4個のベローズは走行中は最初に設
定した自身の負圧によって、収縮している。図示されて
いないが、電線191はベローズ181内のヒーター
に、電線192はベローズ182内のヒーターに、電線
193はベローズ183内のヒーターに、電線194は
ベローズ184内のヒーターに、電線195はベローズ
205内のヒーターに、電線196はベローズ206内
のヒーターに、電線197はベローズ207内のヒータ
ーに連結している。直列するベローズの間とその前後に
推進用の滑り止め部材172,173,174,175
が固定され、走行管との摩擦力を発生する。直列する3
個のベローズは図12に示すように、順番に電力を供給
されて推進を行う。舵取りについては図16と同じなの
で省略する。
【0086】本実施の形態では、舵取り部に、4個のベ
ローズを用いたが、3個のベローズを用いることも有効
である。ここでは、3個の直列のベローズが推進を行う
ことを説明したが、図10,11に示すような1個のベ
ローズであってもよいことはいうまでもない。また、滑
り止め部材は図7に示すような疣状の突起や切り込みは
有効である。ヒータへの電力の大きさはベローズの大き
さ形状に大きく影響を受けるので適宜変更するとよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、高速走行可能な管内走行装置が得られる。また、体
内の柔軟な管内を走行するのに適した管内走行装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の管内走行装置の断面図。
【図2】従来の管内走行装置が走行管に入れられている
様子を示す断面図。
【図3】3個の流体圧駆動装置に気体を用いる圧力外部
供給方式を採用した、本発明に係る管内走行装置の全体
図。
【図4】図3の装置における流体圧駆動装置の変位と時
間との関係を示す図。
【図5】3個の流体圧駆動装置に液体を用いる圧力外部
供給方式を採用した、本発明に係る他の管内走行装置の
全体図。
【図6】1個の流体圧駆動装置に圧力外部供給方式を採
用した、本発明に係るさらに他の管内走行装置の走行部
の断面図。
【図7】他の流体圧駆動装置に圧力外部供給方式を採用
した、本発明に係るさらに他の管内走行装置の走行部の
断面図。
【図8】さらに他の流体圧駆動装置に圧力外部供給方式
を採用した、本発明に係るさらに他の管内走行装置の走
行部の断面図。
【図9】さらに他の流体圧駆動装置に圧力外部供給方式
を採用した、本発明に係るさらに他の管内走行装置の走
行部の断面図。
【図10】流体圧駆動装置に圧力内部供給方式を採用し
た、本発明に係るさらに他の管内走行装置の断面図。
【図11】流体圧駆動装置に圧力内部供給方式を採用し
た、本発明に係るさらに他の管内走行装置の断面図。
【図12】3個の流体圧駆動装置に圧力内部供給方式を
採用した、本発明に係るさらに他の管内走行装置の全体
図。
【図13】ベローズが並列的に配置された、本発明に係
るさらに他の管内走行装置の走行部の断面図。
【図14】6個のベローズが並列的及び直列的に配置さ
れた、本発明に係るさらに他の管内走行装置の走行部の
蛇行伸縮運動の概念を説明する図。
【図15】外部からの圧力を利用した平列する4個のベ
ローズは舵取りを行い、3個の直列のベローズが推進を
行う、本発明に係るさらに他の管内走行装置の走行部の
一部断面図。
【図16】気化液化を利用した平列する4個のベローズ
によって舵取りを行い、外部からの圧力を利用した3個
の直列のベローズが推進を行う、本発明に係るさらに他
の管内走行装置の走行部の一部断面図。
【図17】気化液化を利用した平列する4個のベローズ
によって舵取りを行い、3個の直列のベローズが推進を
行う、本発明に係るさらに他の管内走行装置の走行部の
一部断面図。
【符号の説明】
31,32,33…ベローズ、34,35,36,37
…滑り止め部材、38,39,40…流体供給排出管、
41,42,43…電磁制御弁、44…圧縮機、45…
真空ポンプ、47,97…コンピュータ、48…制御回
路、51…流体正圧ポンプ、52…流体負圧ポンプ、6
1…切り込みもしくは切り欠き、71…小さい半径の硬
い滑り止め部材、72…いぼ状の突起、73,74…膨
らみ防止リング、91…流体圧駆動装置のベローズ、9
2…べローズ先頭の半球部、93,94,95…ヒータ
ー、96…ヒーターに電力供給する電線、98…電流制
御装置、99…直流電源、101…ヒーターの覆い、1
02…ヒーター電力制御装置、103…電池、121,
122,123,124,125,126…ベローズ、
127,128,129,130…滑り止め部材、13
1,132,133,134,135,136…流体供
給排出管、151,152,153,154,155,
156,157…ベローズ、161,162,163,
164,165,166…流体供給排出管、171…固
定リング、172,173,174,175…滑り止め
部材、181,182,183,184…ベローズ、1
91,192,193,194…ヒーターに電力供給す
る電線、205,206,207…ベローズ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行管内を走行するための少なくとも一つ
    の流体圧駆動装置と、 正圧の作動流体を供給するための第1の流体供給装置
    と、 負圧の作動流体を供給するための第2の流体供給装置
    と、 上記流体圧駆動装置を伸張するときに上記流体圧駆動装
    置に上記第1の流体供給装置を接続し、上記流体圧駆動
    装置を圧縮するときに上記流体圧駆動装置に上記第2の
    流体供給装置を接続するための接続切換装置とを有する
    管内走行装置。
  2. 【請求項2】走行管内を走行するための少なくとも一つ
    の流体圧駆動装置を有し、 上記流体圧駆動装置は、 液化気化可能な作動流体を封じた空間と、 上記作動流体に熱的に接触され、電力を供給されたとき
    に上記作動流体を気化させるための熱量を発生するため
    の発熱手段とを有する管内走行装置。
  3. 【請求項3】走行管内を走行するための少なくとも一つ
    の流体圧駆動装置と、 上記流体圧駆動装置の複数の位置に装着された、上記走
    行管の径より大きい径を持つ複数の滑り止め部材とを有
    する管内走行装置。
  4. 【請求項4】各滑り止め部材は、半径方向に複数の切り
    込みをさらに有する請求項3記載の管内走行装置。
  5. 【請求項5】各滑り止め部材は、半径方向に複数の切り
    欠きをさらに有する請求項4記載の管内走行装置。
  6. 【請求項6】各滑り止め部材は、その表面に複数の疣
    (いぼ)状の突起をさらに有する請求項3から5のいず
    れか一つに記載の管内走行装置。
  7. 【請求項7】上記複数の滑り止め部材と流体圧駆動装置
    を一体構造とする請求項3から6のいずれか一つに記載
    の管内走行装置。
  8. 【請求項8】上記流体圧駆動装置は、二重構造のベロー
    ズを有する請求項1から7のいずれか一つに記載の管内
    走行装置。
  9. 【請求項9】上記流体圧駆動装置は、並列に配置された
    複数のベローズを有する請求項1から7のいずれか一つ
    に記載の管内走行装置。
  10. 【請求項10】上記流体圧駆動装置を複数個有し、 上記複数の流体圧駆動装置は、複数組に区分され、 各組は、並列に配置された複数の流体圧駆動装置からな
    り、 上記複数組の流体圧駆動装置は、直列に接続されている
    請求項1から7のいずれか一つに記載の管内走行装置。
  11. 【請求項11】正圧の作動流体を供給するための第1の
    流体供給装置と、 負圧の作動流体を供給するための第2の流体供給装置
    と、 上記流体圧駆動装置を伸張するときに上記流体圧駆動装
    置に上記第1の流体供給装置を接続し、上記流体圧駆動
    装置を圧縮するときに上記流体圧駆動装置に上記第2の
    流体供給装置を接続するための接続切換装置とをさらに
    有する請求項3から10のいずれか一つに記載の管内走
    行装置。
  12. 【請求項12】上記流体圧駆動装置は、 液化気化可能な作動流体を封じた空間と、 上記作動流体に熱的に接触され、電力を供給されたとき
    に上記作動流体を気化させるための熱量を発生するため
    の発熱手段とを有する請求項3から10のいずれか一つ
    に記載の管内走行装置。
  13. 【請求項13】走行管内を走行するための複数の流体圧
    駆動装置と、 上記複数の流体圧駆動装置の各々内の作動流体の圧力を
    切り替えるための制御装置とを有し、 上記複数の流体圧駆動装置は、複数組に区分され、 各組は、並列に配置された複数の流体圧駆動装置からな
    り、 上記複数組の流体圧駆動装置は、直列に接続されている
    管内走行装置。
  14. 【請求項14】上記制御装置は、上記複数組の流体圧駆
    動装置の走行方向を変えるときに、同じ組の複数の流体
    圧駆動装置内の作動流体の圧力を時間差を付けて切り替
    える請求項13記載の管内走行装置。
JP11023847A 1999-02-01 1999-02-01 管内走行装置 Pending JP2000219134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11023847A JP2000219134A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 管内走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11023847A JP2000219134A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 管内走行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000219134A true JP2000219134A (ja) 2000-08-08

Family

ID=12121810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11023847A Pending JP2000219134A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 管内走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000219134A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003530975A (ja) * 2000-04-21 2003-10-21 ユニベルシテ ピエール エ マリー キュリー(パリ シジェム) 特に内視鏡検査及び/又は低侵襲手術の分野での位置決め、検査及び/又は処置装置
JP2007032581A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Pentax Corp 駆動装置
JP2008215438A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Fujifilm Corp 流体アクチュエータ、およびカメラモジュール
CN108799694A (zh) * 2018-07-26 2018-11-13 佛山市高明曦逻科技有限公司 用于管道探测的软体机器人
CN109623847A (zh) * 2019-02-13 2019-04-16 佛山市金净创环保技术有限公司 一种用于建筑穿线的软体机器人
CN112845429A (zh) * 2021-01-14 2021-05-28 贵州大学 一种隧道排水管道除晶去堵装置
JP2022549203A (ja) * 2019-09-20 2022-11-24 ロビューテ 微細構造体を推進および操舵するための装置
CN115751002A (zh) * 2022-12-01 2023-03-07 山东航宇数字勘测有限公司 可适应管道直径的管道探测机器人
JP7691165B1 (ja) * 2025-01-22 2025-06-11 株式会社ソラリス 管内移動ロボット

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003530975A (ja) * 2000-04-21 2003-10-21 ユニベルシテ ピエール エ マリー キュリー(パリ シジェム) 特に内視鏡検査及び/又は低侵襲手術の分野での位置決め、検査及び/又は処置装置
JP2007032581A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Pentax Corp 駆動装置
JP2008215438A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Fujifilm Corp 流体アクチュエータ、およびカメラモジュール
CN108799694A (zh) * 2018-07-26 2018-11-13 佛山市高明曦逻科技有限公司 用于管道探测的软体机器人
CN109623847A (zh) * 2019-02-13 2019-04-16 佛山市金净创环保技术有限公司 一种用于建筑穿线的软体机器人
JP2022549203A (ja) * 2019-09-20 2022-11-24 ロビューテ 微細構造体を推進および操舵するための装置
JP7795786B2 (ja) 2019-09-20 2026-01-08 ロビューテ 微細構造体を推進および操舵するための装置
CN112845429A (zh) * 2021-01-14 2021-05-28 贵州大学 一种隧道排水管道除晶去堵装置
CN115751002A (zh) * 2022-12-01 2023-03-07 山东航宇数字勘测有限公司 可适应管道直径的管道探测机器人
JP7691165B1 (ja) * 2025-01-22 2025-06-11 株式会社ソラリス 管内移動ロボット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10583273B2 (en) Tip propelled device for motion through a passage
US12161316B2 (en) Expandable devices
US6764441B2 (en) Peristaltically self-propelled endoscopic device
US7172551B2 (en) Cyclical pressure coronary assist pump
US9427143B2 (en) Inflatable chamber device for motion through a passage
Phee et al. Locomotion and steering aspects in automation of colonoscopy. I. A literature review
JP2009545371A (ja) 電気活性ポリマーを組み込んだ医療用バルーン並びに該バルーンを製造および使用する方法
AU2001290088A1 (en) A blood circulation assistance device
EP1379294A2 (en) A blood circulation assistance device
WO2000030523A2 (en) Temporary stent system with shape memory heating apparatus and method of use
JP2001523142A (ja) バルーンカテーテル装置およびその使用方法
CN115530923B (zh) 管腔开通器械和管腔开通系统
US11420021B2 (en) Fluid-actuated displacement for catheters, continuum manipulators, and other uses
WO2021049282A1 (ja) バルーンカテーテルの製造方法
CN116782976A (zh) 具有可控致动的锚定、摩擦减少和装置移动的医疗装置
JP2022549203A (ja) 微細構造体を推進および操舵するための装置
JP6895660B2 (ja) アクチュエータおよび移動体
US20170290493A1 (en) Carrying platform for moving a device within a conduit
Ingram et al. Whole skin locomotion inspired by amoeboid motility mechanisms
EP4374808A1 (en) Catheter assembly for slitting a dissection membrane of an aorta
Nomura et al. Development of a Self-Propelled Actively Bendable Colonoscope Robot with a" Party Horn" Propulsion Mechanism
WO2024024173A1 (ja) カテーテル及び医療システム並びにカテーテルの操作方法
Hong A Biologically Inspired whole skin locomotion strategy for mobile robots
CN116196084A (zh) 使用冷疗法的血管改变
WO2025262691A1 (en) Intra-aortic chamber for cardiac assistance