JP2000219242A - 物品収納具 - Google Patents

物品収納具

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JP2000219242A
JP2000219242A JP11020872A JP2087299A JP2000219242A JP 2000219242 A JP2000219242 A JP 2000219242A JP 11020872 A JP11020872 A JP 11020872A JP 2087299 A JP2087299 A JP 2087299A JP 2000219242 A JP2000219242 A JP 2000219242A
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JP11020872A
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Masami Nakanishi
正己 中西
Toshihiro Hayakawa
稔洋 早川
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品収納具の前後左右からスムーズに物品を
出し入れでき、さらに、高さの低い物品を収納して輸送
する場合の輸送効率が向上する物品収納具を提供する。 【解決手段】 底体3の前後左右にそれぞれ側体4,
5,6,7が設けられ、各側体4,5,6,7はそれぞ
れ上位側部材4a,5a,6a,7aと下位側部材4
b,5b,6b,7bとに分割され、各上位側部材4
a,5a,6a,7aは各下位側部材4b,5b,6
b,7b上で起立する閉位置Sと下位側部材4b,5
b,6b,7bの外方へ垂下する開位置との間を上下回
動自在に構成されている。また、全ての上位側部材4
a,5a,6a,7aを開けた状態で、物品収納具1を
上下に複数段積みすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な物品の輸送
時等に用いられる物品収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品収納具としては例え
ば実公昭54−26276号公報に示されるものがあ
る。すなわち、ベースの前後にそれぞれ四角枠状の前後
方フレームが設けられ、ベースの左右にそれぞれ四角枠
状の左右フレームが設けられている。上記各前後方フレ
ームおよび左右フレームにはそれぞれ観音開き式の扉が
設けられている。
【0003】これによると、各扉を開くことによって、
コンテナの前および後方または左および右側方から物品
を出し入れすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、各扉を開いて物品を出し入れする場合、前
後方フレームや左右フレームが出し入れの邪魔になると
いった問題がある。また、全扉を閉じた場合のコンテナ
の全高と全扉を開けた場合のコンテナの全高とは同一で
ある。したがって、高さの高い物品をコンテナに収納し
て輸送する場合と高さの低い物品をコンテナに収納して
輸送する場合との両方の場合において、コンテナの全高
は常に一定であるため、高さの低い物品をコンテナに収
納して輸送する場合の輸送効率が悪かった。
【0005】本発明は、物品収納具の周囲からスムーズ
に物品を出し入れでき、さらに、高さの低い物品を収納
して輸送する場合の輸送効率が向上する物品収納具を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における物品収納具は、物品を支持する底
体の周囲に複数の側体を設け、これら側体の内側に物品
収納空間を形成した物品収納具であって、上記各側体は
それぞれ上位側部材と下位側部材とに分割され、上位側
部材は、下位側部材に取付けられ、下位側部材上で起立
する閉位置と下位側部材の内外いずれかに垂下する開位
置との間を上下回動自在であるものである。
【0007】これによると、上位側部材を閉位置から開
位置まで回動して開くことによって、開かれた上位側部
材の側から物品収納空間に対して物品を出し入れするこ
とができる。この際、開かれた上位側部材は下位側部材
の内外いずれかに垂下しているため、下位側部材の上方
には邪魔物は存在せず、したがって、開かれた上位側部
材の側から物品をスムーズに出し入れすることができ
る。
【0008】また、全ての上位側部材を開くことによっ
て、上位側部材を閉じた場合に比べて、物品収納具の全
高が低減される。したがって、高さの低い物品を収納す
る場合、上記のように全ての上位側部材を開いた状態
で、物品収納空間に物品を収納することにより、物品収
納具の全高が低減されるため、より多くの物品収納具を
輸送トラック等に積み込むことができ、輸送効率が向上
する。
【0009】本第2発明における物品収納具は、全ての
側体の上位側部材が閉じられた状態の物品収納具を上下
に複数段積み可能であり、全ての側体の上位側部材が開
けられた状態の物品収納具を上下に複数段積み可能であ
るものである。
【0010】これによると、全ての側体の上位側部材が
開けられた場合、物品収納具の全高が低減するため、複
数の物品収納具を段積みした際、最下段の物品収納具か
ら最上段の物品収納具までの段積み高さも低減される。
これにより、高さの低い物品を複数の物品収納具に収納
して輸送トラック等で輸送する場合、上記のように全て
の側体の上位側部材を開けた状態で複数の物品収納具を
段積みすることによって、より多くの物品収納具を輸送
トラック等に段積みすることができ、輸送効率が向上す
る。
【0011】本第3発明における物品収納具は、底体の
前後に前部側体と後部側体とが配設され、底体の左右に
左部側体と右部側体とが配設されているものである。
【0012】これによると、前部側体の上位側部材を開
くことにより、物品収納具の前方から物品収納空間に対
して物品を出し入れすることができ、後部側体の上位側
部材を開くことにより、物品収納具の後方から物品収納
空間に対して物品を出し入れすることができ、左部側体
の上位側部材を開くことにより、物品収納具の左側方か
ら物品収納空間に対して物品を出し入れすることがで
き、右部側体の上位側部材を開くことにより、物品収納
具の右側方から物品収納空間に対して物品を出し入れす
ることができる。
【0013】本第4発明における物品収納具は、上位側
部材を閉位置で固定する固定装置が具備されているもの
である。
【0014】これによると、上位側部材を閉じて固定装
置で固定することによって、上位側部材が勝手に開いて
収納されていた物品が物品収納具の外側へこぼれ出すと
いった不具合を防止し得る。
【0015】本第5発明における物品収納具は、固定装
置は、被係合部材と、この被係合部材に係脱自在な係合
部材とで構成され、互いに隣接する一方の上位側部材に
上記係合部材が設けられるとともに、他方の上位側部材
に上記被係合部材が設けられているものである。
【0016】これによると、一方の上位側部材と他方の
上位側部材とを閉じた状態で、係合部材を被係合部材に
係合させることによって、上位側部材が閉位置で固定さ
れる。また、係合部材を被係合部材から脱抜することに
よって、上位側部材の閉位置での固定が解除され、上位
側部材を開くことができる。
【0017】本第6発明における物品収納具は、前部側
体の上位側部材の左右片方に係合部材が設けられるとと
もに他の片方に被係合部材が設けられ、後部側体の上位
側部材の左右片方に係合部材が設けられるとともに他の
片方に被係合部材が設けられ、左部側体の上位側部材の
前後片方に係合部材が設けられるとともに他の片方に被
係合部材が設けられ、右部側体の上位側部材の前後片方
に係合部材が設けられるとともに他の片方に被係合部材
が設けられ、上記各上位側部材を閉位置にした際、上記
各被係合部材は、係合相手の係合部材が設けられている
前後左右の各部側体に形成された開口部に挿入されるも
のである。
【0018】これによると、各係合部材を各被係合部材
に係合させることによって、前後左右部の各側体が閉位
置で固定される。この状態で複数の物品収納具を上下に
段積みした場合、万一、係合部材が被係合部材から脱抜
されるような異常事態が発生しても、上記各被係合部材
は、係合相手の係合部材が設けられている前後左右の各
部側体に形成された開口部に挿入されている。これによ
り、上位側部材の開方向と被係合部材の開口部への挿入
方向とが直交するため、段積み状態で、上位側部材が勝
手に開くことは防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図15に基づいて説明する。
【0020】図1および図5〜図8に示すように、1は
物品収納具であり、物品2を支持する底体3の前後に前
部側体4と後部側体5とが配設され、上記底体3の左右
に左部側体6と右部側体7とが配設されており、物品収
納具1は上部が開口した四角箱状に形成され、上記各側
体4〜7の内側に物品収納空間8が形成されている。
【0021】上記底体3の下部の左右両側部には、それ
ぞれ、前後一対の脚体9が設けられている。また、上記
底体3と各側体4,5,6,7とはそれぞれ、複数の縦
線材10と横線材11とを格子状に直交させた網(メッ
シュ)構造であり、多数の目開き部20(開口部の一
例)を有している。
【0022】上記各側体4,5,6,7はそれぞれ上位
側部材4a,5a,6a,7aと下位側部材4b,5
b,6b,7bとに上下2分割されている。このうち、
前部側体4の上位側部材4aの下端部は、螺旋状に形成
された上部ヒンジコイル14などの上部ヒンジ具によっ
て、前部側体4の下位側部材4bの上端部に取付けられ
ている。これにより、上記上位側部材4aは、下位側部
材4bの上方で起立する閉位置S(図1参照)と、下位
側部材4bの外方へ垂下する開位置O(図2参照)との
間を、上下に回動可能に構成される。
【0023】尚、上記上部ヒンジコイル14は上位側部
材4aの下端の横線材11と下位側部材4bの上端の横
線材11とに外嵌されている。また、上位側部材4aの
下端の横線材11と下位側部材4bの上端の横線材11
とには、下位側部材4bに対する上位側部材4aの幅方
向(左右方向)へのずれを低減させるための短管状の上
部ヒンジ固定材37が外嵌されている。
【0024】また、図1,図2に示すように、上記後部
側体5の上位側部材5aと下位側部材5bおよび左部側
体6の上位側部材6aと下位側部材6bおよび右部側体
7の上位側部材7aと下位側部材7bについても、上記
前部側体4と同様に構成されている。
【0025】さらに、上記前部側体4と同様に、後部側
体5と左部側体6と右部側体7とにもそれぞれ上部ヒン
ジコイル14と上部ヒンジ固定材37とが設けられてい
る。このうち、上記左部側体6と右部側体7とにおいて
は、それぞれ、上部ヒンジコイル14の前後に上部ヒン
ジ固定材37が設けられている。尚、これら左部側体6
と右部側体7との各前後一対の上部ヒンジ固定材37の
前後間隔は、上記脚体9の前後間隔と同一に設定されて
いる。
【0026】図1に示すように、上記各上位側部材4
a,5a,6a,7aには、これら上位側部材4a,5
a,6a,7aを閉位置Sで固定する複数の固定装置1
5a〜15dが設けられている。これら各固定装置15
a〜15dはそれぞれ、図9,図10に示すように、先
端部が半円である横U形状のステップル16(被係合部
材の一例)と、このステップル16の先端部に挿脱自在
な閂形式のバーボルト17(係合部材の一例)とで構成
されている。
【0027】各固定装置15a〜15dのうち、図1,
図5に示すように右前部の固定装置15aのバーボルト
17は前の上位側部材4aの右上部に左右移動自在に設
けられており、図1,図8に示すようにステップル16
は右の上位側部材7aの前上部に設けられている。
【0028】また、図1,図7に示すように左前部の固
定装置15bのバーボルト17は左の上位側部材6aの
前上部に前後移動自在に設けられており、図1,図5に
示すようにステップル16は前の上位側部材4aの左上
部に設けられている。
【0029】また、図1,図8に示すように右後部の固
定装置15cのバーボルト17は右の上位側部材7aの
後上部に前後移動自在に設けられており、図1,図6に
示すようにステップル16は後の上位側部材5aの右上
部に設けられている。
【0030】また、図1,図6に示すように左後部の固
定装置15dのバーボルト17は後の上位側部材5aの
左上部に左右移動自在に設けられており、図1,図7に
示すようにステップル16は左の上位側部材6aの後上
部に設けられている。
【0031】尚、図1に示すように上記各上位側部材4
a,5a,6a,7aを閉じた場合、図9,図10に示
すように右前部の固定装置15aのステップル16の先
端部が上位側部材4aの端の目開き部20に内側から外
側へ挿通され、バーボルト17は上位側部材4aの外側
で上記ステップル16の先端部に対して挿脱自在であ
る。
【0032】同様に、左前部の固定装置15bのステッ
プル16の先端部が上位側部材6aの端の目開き部20
に内側から外側へ挿通され、バーボルト17は上位側部
材6aの外側で上記ステップル16の先端部に対して挿
脱自在である。
【0033】同様に、右後部の固定装置15cのステッ
プル16の先端部が上位側部材7aの端の目開き部20
に内側から外側へ挿通され、バーボルト17は上位側部
材7aの外側で上記ステップル16の先端部に対して挿
脱自在である。
【0034】同様に、左後部の固定装置15dのステッ
プル16の先端部が上位側部材5aの端の目開き部20
に内側から外側へ挿通され、バーボルト17は上位側部
材5aの外側で上記ステップル16の先端部に対して挿
脱自在である。
【0035】また、図1,図5に示すように、上記前部
側体4の下端部(すなわち下位側部材4bの下端部)
は、螺旋状に形成された前下部ヒンジコイル21などの
下部ヒンジ具によって、底体3の前端部に取付けられて
いる。これにより、前部側体4は前下部ヒンジコイル2
1を介して前後に回動自在に構成され、図13の実線で
示すように、前部側体4を後方へ横倒して底体3の上面
側に折畳むことができる。
【0036】また、図13,図14に示すように、上記
後部側体5の下端部は前方へ屈曲した屈曲部22を有し
ており、これにより、後部側体5は側面視でL形状に形
成されている。そして、上記屈曲部22の前端部は、螺
旋状に形成された後下部ヒンジコイル23などの下部ヒ
ンジ具によって、底体3の後部に取付けられている。こ
れにより、図15に示すように、後部側体5は後下部ヒ
ンジコイル23を介して前後に回動自在に構成され、後
部側体5を前方へ横倒して底体3の上面側に折畳むこと
ができる。
【0037】また、図1,図7に示すように、上記左部
側体6の下位側部材6bの後端部は、螺旋状に形成され
た左後部ヒンジコイル24などのヒンジ具によって、後
部側体5の下位側部材5bの左端部に取付けられてい
る。これにより、左部側体6は左後部ヒンジコイル24
を介して左後部縦軸心34周りに回動自在に構成され、
図14に示すように、左部側体6を回動して後部側体5
の前面側に折畳むことができる。
【0038】また、図1,図8に示すように、上記右部
側体7の下位側部材7bの後端部は、螺旋状に形成され
た右後部ヒンジコイル25などのヒンジ具によって、後
部側体5の下位側部材5bの右端部に取付けられてい
る。これにより、右部側体7は右後部ヒンジコイル25
を介して右後部縦軸心35周りに回動自在に構成され、
図14に示すように、右部側体7を回動して後部側体5
の前面側に折畳むことができる。
【0039】また、図1,図5に示すように、上記前部
側体4の下位側部材4bと左部側体6の下位側部材6b
と右部側体7の下位側部材7bとには、上記下位側部材
4bを起立姿勢で固定するための下部固定装置28a,
28bが設けられている。これら下部固定装置28a,
28bはそれぞれ、図9,図10で示した上記各固定装
置15a〜15dと同様に、ステップル29とバーボル
ト30とで構成されている。
【0040】このうち、図5,図8に示すように、右下
部固定装置28aのバーボルト30は上記下位側部材4
bの右上部に設けられ、ステップル29は上記下位側部
材7bの前上部に設けられている。また、図5,図7に
示すように、左下部固定装置28bのバーボルト30は
上記下位側部材4bの左上部に設けられ、ステップル2
9は上記下位側部材6bの前上部に設けられている。
【0041】また、図5〜図8に示すように、各側体4
〜7には、上記各固定装置15a〜15d,28a,2
8bのステップル16,29とは別に、他のステップル
32が設けられている。これら他のステップル32は、
物品収納空間8に収納された物品2の押圧力によって各
側体4〜7が外側へ膨らむのを抑制するためのものであ
る。すなわち、図5に示すように前部側体4に設けられ
た他のステップル32は左部側体6の前端部の目開き部
20に内側から挿脱可能であり、図6に示すように後部
側体5に設けられた他のステップル32は右部側体7の
後端部の目開き部20に内側から挿脱可能であり、図7
に示すように左部側体6に設けられた他のステップル3
2はそれぞれ前部側体4と後部側体5との各左端部の目
開き部20に内側から挿脱可能であり、図8に示すよう
に右部側体7に設けられた他のステップル32はそれぞ
れ前部側体4の右端部の目開き部20に内側から挿脱可
能である。
【0042】尚、上記各上位側部材4a〜7aに設けら
れた他のステップル32の突出量tは各固定装置15a
〜15dのステップル16の突出量Tよりも少なく設定
されている。
【0043】また、図5,図6に示すように、上記各脚
体9の下端には下方に開口した凹部33が形成されてお
り、左側の脚体9の凹部33と右側の脚体9の凹部33
との間隔は左部側体6と右部側体7との間隔と同一に設
定されている。
【0044】以下、上記構成における作用を説明する。
【0045】例えば、物品収納具1の前方から物品2を
出し入れする場合には、図9の仮想線で示すように右前
部の固定装置15aのバーボルト17を左方へ移動して
ステップル16の先端部から脱抜するとともに、図1に
示すように左前部の固定装置15bのバーボルト17を
後方へ移動してステップル16の先端部から脱抜する。
その後、左部側板6の上位側部材6aの前端上部を左外
方へわずかに撓ませることによって、左前部の固定装置
15bのステップル16の先端部と下方の他のステップ
ル32とを左の上位側部材6aの各目開き部20から内
側へ脱抜させる。そして、この状態で、図11に示すよ
うに、前部側体4の上位側部材4aを閉位置Sから開位
置Oまで回動して開くことによって、物品収納具1の前
方から物品収納空間8に対して物品2を出し入れするこ
とができる。
【0046】この際、開かれた上位側部材4aは下位側
部材4bの前外方に垂下しているため、下位側部材4b
の上方には邪魔物は存在せず、したがって、物品収納具
1の前方から物品2をスムーズに出し入れすることがで
きる。
【0047】尚、上記のように左の上位側部材6aの前
端上部を左外方へわずかに撓ませて、左前部の固定装置
15bのステップル16の先端部と下方の他のステップ
ル32とを左の上位側部材6aの各目開き部20から内
側へ脱抜させる際、他のステップル32の突出量t<固
定装置15bのステップル16の突出量Tであるため、
他のステップル32の脱抜が容易に行える。
【0048】同様な要領で、後部側体5の上位側部材5
aおよび左部側体6の上位側部材6aおよび右部側体7
の上位側部材7aを個別に開くことによって、物品収納
具1の後方および左側方および右側方の任意の方向から
物品2をスムーズに出し入れすることができる。
【0049】また、図12に示すように、上記のような
要領で前部側体4の上位側部材4aを開き、さらに、左
後部の固定装置15dのバーボルト17を右方へ移動し
てステップル16の先端部から脱抜する。そして、後部
側体5の上位側部材5aの左端部を後外方へわずかに撓
ませることによって、左後部の固定装置15dのステッ
プル16の先端部と下方の他のステップル32の先端部
とを後の上位側部材5aの各目開き部20から内側へ脱
抜させる。この状態で、左部側体6の上位側部材6aを
閉位置Sから開位置Oまで回動して開くことによって、
物品収納具1の前方と左側方とから物品収納空間8に対
して物品2をスムーズに出し入れすることができる。
【0050】さらに、上記と同様な要領で、前部側体4
の上位側部材4aと右部側体7の上位側部材7aとを開
くことによって、物品収納具1の前方と右側方とから物
品収納空間8に対して物品2をスムーズに出し入れする
こともでき、また、後部側体5の上位側部材5aと左部
側体6の上位側部材6aとを開くことによって、物品収
納具1の後方と左側方とから物品収納空間8に対して物
品2をスムーズに出し入れすることもでき、また、後部
側体5の上位側部材5aと右部側体7の上位側部材7a
とを開くことによって、物品収納具1の後方と右側方と
から物品収納空間8に対して物品2をスムーズに出し入
れすることもできる。
【0051】また、全ての固定装置15a〜15dの各
バーボルト17を各ステップル16の先端部から脱抜す
ることによって、図2に示すように、前後左右全ての上
位側部材4a〜7aを開くことができる。これにより、
上記全ての上位側部材4a〜7aを閉じた場合(図1参
照)に比べて、物品収納具1の全高hが低減される。し
たがって、高さの低い物品2を収納する場合、上記のよ
うに全ての上位側部材4a〜7aを開いた状態(図2参
照)で、物品収納空間8に物品2を収納することによ
り、物品収納具1の全高hが低減されるため、より多く
の物品収納具1を輸送トラック等に積み込むことがで
き、輸送効率が向上する。
【0052】また、前後左右全ての上位側部材4a〜7
aを開位置Oから閉位置Sまで回動して、右前部の固定
装置15aのステップル16の先端部を前の上位側部材
4aの右端の目開き部20に挿通させるとともに、左前
部の固定装置15bのステップル16の先端部を左の上
位側部材6aの前端の目開き部20に挿通させ、右後部
の固定装置15cのステップル16の先端部を右の上位
側部材7aの後端の目開き部20に挿通させ、左後部の
固定装置15dのステップル16の先端部を後の上位側
部材5aの左端の目開き部20に挿通させる。
【0053】そして、図9の実線で示すように全ての固
定装置15a〜15dの各バーボルト17を各ステップ
ル16の先端部へ挿入することによって、上記各上位側
部材4a〜7aは図1に示すように閉位置Sで固定され
る。これにより、各上位側部材4a〜7aが勝手に開い
て収納されていた物品2が物品収納具1の外側へこぼれ
出すといった不具合を防止し得る。
【0054】また、上記のようにして前後左右全ての上
位側部材4a〜7aを閉じた状態で、図3に示すよう
に、複数の物品収納具1を上下に段積みすることができ
る。この際、上段の物品収納具1の左側の脚体9の凹部
33が下段の物品収納具1の左部側体6の上位側部材6
aの上端部に上方からはまり込むとともに、上段の物品
収納具1の右側の脚体9の凹部33が下段の物品収納具
1の右部側体7の上位側部材7aの上端部に上方からは
まり込む。
【0055】このような段積みの際、例えば輸送中の衝
撃や誤操作等の異常事態によって、万一、各固定装置1
5a〜15dのバーボルト17がステップル16から脱
抜されたとしても、下段の物品収納具1の左部の上位側
部材6aの上端部と右部の上位側部材7aの上端部とが
それぞれ上段の物品収納具1の左右の脚体9の凹部33
にはまり込んでおり、さらには、下段の物品収納具1の
右前の固定装置15aのステップル16の先端部が前部
の上位側部材4aの目開き部20に挿通し、左前の固定
装置15bのステップル16の先端部が左部の上位側部
材6aの目開き部20に挿通し、右後の固定装置15c
のステップル16の先端部が右部の上位側部材7aの目
開き部20に挿通し、左後の固定装置15dのステップ
ル16の先端部が後部の上位側部材5aの目開き部20
に挿通しており、各上位側部材4a〜7aの開方向と上
記各ステップル16の目開き部20への挿入方向とが直
交するため、下段の物品収納具1の前後左右の各上位側
部材4a〜7aが勝手に開いてしまうことはなく、段積
み時における安全性が向上する。
【0056】さらに、前後左右全ての上位側部材4a〜
7aを開けた状態で、図4に示すように、複数の物品収
納具1を上下に段積みすることもできる。この際、各物
品収納具1の全高hが低減するため、最下段の物品収納
具1から最上段の物品収納具1までの段積み高さHも、
上位側部材4a〜7aを閉じた場合での段積み(図3参
照)に比べて、低減される。これにより、高さの低い物
品2を複数の物品収納具1に収納して輸送トラック等で
輸送する場合、上記のように全ての上位側部材4a〜7
aを開けた状態で複数の物品収納具1を段積みする(図
4参照)ことによって、より多くの物品収納具1を輸送
トラック等に段積みすることができ、輸送効率が向上す
る。
【0057】尚、この際、上段の物品収納具1の左側の
前後一対の脚体9の凹部33が下段の物品収納具1の左
部側体6の前後一対の上部ヒンジ固定材37に上方から
はまり込むとともに、上段の物品収納具1の右側の前後
一対の脚体9の凹部33が下段の物品収納具1の右部側
体7の前後一対の上部ヒンジ固定材37に上方からはま
り込む。これにより、上段の物品収納具1の脚体9は、
下段の物品収納具1の左および右部側体6,7の各前後
一対の上部ヒンジ固定材37上に載置されるため、下段
の物品収納具1の左および右部側体6,7の各上部ヒン
ジコイル14に干渉することはない。
【0058】さらに、図3,図4に示すような段積み機
能の利用例として、かさばる複数の素材や部品を工場へ
輸送し、工場で上記素材や部品をかさの小さな製品に加
工組立した後、再度輸送するような場合、図3に示すよ
うに、各上位側部材4a〜7aを閉じて物品収納具1の
高さhを高くした状態で、上記かさばる複数の素材や部
品を物品収納具1に収納して輸送し、加工組立後、図4
に示すように、各上位側部材4a〜7aを開いて物品収
納具1の高さhを低くした状態で、上記かさの小さくな
った製品を物品収納具1に収納して輸送することもでき
る。これにより、輸送効率が向上する。尚、素材や部品
の状態ではかさが小さく、製品にするとかさばる場合
は、上記と反対に、図4に示すように各上位側部材4a
〜7aを開いた状態で複数の素材や部品を輸送し、図3
に示すように各上位側部材4a〜7aを閉じた状態で製
品を輸送してもよい。
【0059】また、物品収納具1を保管する場合には、
各固定装置15a〜15dのバーボルト17をステップ
ル16から脱抜して、各上位側部材4a〜7aの固定を
解除し、さらに、図5に示すように、右下部固定装置2
8aのバーボルト30を左方へ移動させてステップル2
9の先端部から脱抜するともに、左下部固定装置28b
のバーボルト30を右方へ移動させてステップル29の
先端部から脱抜する。これにより、下位側部材4bの固
定が解除され、図13の実線で示すように、前部側体4
を底体3の上面側へ折畳む。
【0060】次に、図14の実線で示すように、左部側
体6を左後部縦軸心34周りに回動させて後部側体5の
前面側へ折畳むとともに、右部側体7を右後部縦軸心3
5周りに回動させて後部側体5の前面側へ折畳む。その
後、図15に示すように、後部側体5を前側へ横倒させ
て上記左部側体6と右部側体7と共に底体3の上面側へ
折畳む。これにより、物品収納具1が平坦に折り畳まれ
るため、多数の物品収納具1を保管する保管スペースを
縮小でき、効率良く保管し得る。
【0061】また、物品2を物品収納具1に収納して図
3または図4に示すような段積み状態で輸送した後、各
物品収納具1を図15に示すように折畳んだ状態で返送
したり、あるいは、各物品収納具1を折畳んだ状態で輸
送し、輸送先で物品収納具1を組み立て、物品2を収納
して各物品収納具1を返送するといった利用も可能であ
る。
【0062】上記実施の形態では、図1に示すように、
各側体4〜7を前後左右に計4枚設けているが、4枚に
限定されるものではなく、4枚以上設けてもよい。
【0063】上記実施の形態では、図1に示すように、
各上位側部材4a〜7aの左右一端又は前後一端にバー
ボルト17を設けるとともに他端にステップル16を設
けているが、例えば、バーボルト17を前後の各上位側
部材4a,5aの左右両端に設けるとともに、ステップ
ル16を左右の各上位側部材6a,7aの前後両端に設
けてもよい。また、バーボルト17を左右の各上位側部
材6a,7aの前後両端に設けるとともに、ステップル
16を前後の各上位側部材4a,5aの左右両端に設け
てもよい。
【0064】上記実施の形態では、図2に示すように、
各上位側部材4a〜7aを開いた場合、これら上位側部
材4a〜7aは各上位側部材4b〜7bの外側に垂下さ
れるが、内側に垂下させてもよい。
【0065】上記実施の形態では、図4に示すように各
上位側部材4a〜7aを開いた状態で複数の物品収納具
1を段積みした場合、上段の物品収納具1の各脚体9が
下段の物品収納具1の左および右部側体6,7の前後一
対の各上部ヒンジ固定材37(図1参照)上に載置され
る構成であるが、上段の物品収納具1の各脚体9が下段
の物品収納具1の左および右部側体6,7の各上部ヒン
ジコイル14上に載置される構成であってもよい。ある
いは、上段の物品収納具1の各脚体9が下段の物品収納
具1の左および右部側体6,7の各下位側部材6b,7
bの上端に直接載置される構成であってもよい。
【0066】上記実施の形態では、図1に示すように、
前部側体4と後部側体5にそれぞれ上部ヒンジ固定材3
7を1個ずつ設けているが、上部ヒンジコイル14の両
端側に2個設けてもよい。この場合、物品収納具1を段
積みした際、下段の物品収納具1の前部側体4の左右一
対の上部ヒンジ固定材37と後部側体5の左右一対の上
部ヒンジ固定材37とに上段の物品収納具1の各脚体9
が載置されるように構成してもよい。
【0067】次に、本発明の第2の実施の形態を図16
〜図18に基づいて説明する。
【0068】先述した第1の実施の形態における各固定
装置15a〜15dの各ステップル16は図10に示す
ように各上位側部材4a〜7aにそれぞれ溶接等によっ
て固定されているが、第2の実施の形態では、上記固定
式のステップル16の代りに、可動式ステップル50を
設けている。
【0069】すなわち、図16〜図18に示すように、
右前部の固定装置15aの可動式ステップル50は四角
平板状に形成されており、先端部に被係合孔51が形成
されている。そして、バーボルト17は上記被係合孔5
1に対して挿脱自在に構成されている。尚、上記可動式
ステップル50は、以下のような構成によって、上位側
部材7aの前上部に、前後移動自在に設けられている。
【0070】つまり、上記上位側部材7aの前端部に
は、内側の前後2本の縦線材10に対向して、外側の前
後2本の縦線材52が設けられており、上記可動式ステ
ップル50は、内側の縦線材10と外側の縦線材52と
の間に挿入されている。さらに、上記内側の縦線材10
と外側の縦線材52との間には、横線材11が上下複数
本挟まれて設けられており、上記可動式ステップル50
は上から2番目の横線材11と3番目の横線材11との
間に挿入されている。これにより、可動式ステップル5
0の内外方向(左右方向)の脱落は内側の縦線材10と
外側の縦線材52とで阻止され、上下方向の脱落は2番
目の横線材11と3番目の横線材11とで阻止される。
【0071】また、可動式ステップル50には、可動式
ステップル50の移動量を規制するストッパ53が上下
一対設けられている。これらストッパ53としてはネジ
が用いられ、図16の実線で示すように両ストッパ53
が外側かつ前端部の縦線材52に当接することで、可動
式ステップル50が突出位置Xで位置決めされ、図16
の仮想線で示すように両ストッパ53が外側かつ前端部
の後隣りの縦線材52に当接することで、可動式ステッ
プル50が退入位置Yで位置決めされる。
【0072】また、残りの固定装置15b〜15dの各
可動式ステップル50の構成も、上記右前部の固定装置
15aの可動式ステップル50と同一である。すなわ
ち、左前部の固定装置15bの可動式ステップル50
は、前の上位側部材4aの左上部に、左右移動自在に設
けられている。また、右後部の固定装置15cの可動式
ステップル50は、後の上位側部材5aの右上部に、左
右移動自在に設けられている。また、左後部の固定装置
15dの可動式ステップル50は、左の上位側部材6a
の後上部に、前後移動自在に設けられている。
【0073】これによると、前部側体4の上位側部材4
aを開く場合、図17の仮想線で示すように、右前部の
固定装置15aのバーボルト17を左方へ移動して可動
式ステップル50の被係合孔51から脱抜するととも
に、左前部の固定装置15bのバーボルト17を後方へ
移動して可動式ステップル50の被係合孔51から脱抜
する。
【0074】そして、図16および図17の各仮想線で
示すように、右前部の固定装置15aの可動式ステップ
ル50を突出位置Xから退入位置Yまで後方へ退入移動
させて、上記可動式ステップル50の先端部を前の上位
側部材4aの目開き部20から内側へ脱抜する。同様
に、左前部の固定装置15bの可動式ステップル50を
突出位置Xから退入位置Yまで右方へ退入移動させて、
上記可動式ステップル50の先端部を左の上位側部材6
aの目開き部20から内側へ脱抜する。これにより、前
部側体4の上位側部材4aの固定が解除され、上記上位
側部材4aを開くことができる。
【0075】同様に、後部側体5の上位側部材5aを開
く場合、右後部の固定装置15cのバーボルト17を前
方へ移動して被係合孔51から脱抜するとともに、可動
式ステップル50を退入位置Yまで左方へ退入移動させ
て、上記可動式ステップル50の先端部を右の上位側部
材7aの目開き部20から内側へ脱抜し、さらに、左後
部の固定装置15dのバーボルト17を右方へ移動して
被係合孔51から脱抜するとともに、可動式ステップル
50を退入位置Yまで前方へ退入移動させて、上記可動
式ステップル50の先端部を後の上位側部材5aの目開
き部20から内側へ脱抜すればよい。
【0076】また、左部側体6の上位側部材6aを開く
場合、左前部の固定装置15bのバーボルト17を後方
へ移動して被係合孔51から脱抜するとともに、可動式
ステップル50を退入位置Yまで右方へ退入移動させ
て、上記可動式ステップル50の先端部を左の上位側部
材6aの目開き部20から内側へ脱抜し、さらに、左後
部の固定装置15dのバーボルト17を右方へ移動して
被係合孔51から脱抜するとともに、可動式ステップル
50を退入位置Yまで前方へ退入移動させて、上記可動
式ステップル50の先端部を後の上位側部材5aの目開
き部20から内側へ脱抜すればよい。
【0077】また、右部側体7の上位側部材7aを開く
場合、右前部の固定装置15aのバーボルト17を左方
へ移動して被係合孔51から脱抜するとともに、可動式
ステップル50を退入位置Yまで後方へ退入移動させ
て、上記可動式ステップル50の先端部を前の上位側部
材4aの目開き部20から内側へ脱抜し、さらに、右後
部の固定装置15cのバーボルト17を前方へ移動して
被係合孔51から脱抜するとともに、可動式ステップル
50を退入位置Yまで左方へ退入移動させて、上記可動
式ステップル50の先端部を右の上位側部材7aの目開
き部20から内側へ脱抜すればよい。
【0078】このように、各上位側部材4a〜7aを開
く場合、各固定装置15a〜15dのバーボルト17を
可動式ステップル50の被係合孔51から脱抜した後、
各可動式ステップル50を突出位置Xから退入位置Yま
で退入移動させることによって、各可動式ステップル5
0の先端部が上位側部材4a〜7aの目開き部20から
脱抜されるため、各上位側部材4a〜7aの開放がスム
ーズに行える。
【0079】また、前部側体4の上位側部材4aを閉位
置Sまで回動し、図16の実線で示すように、右前部の
固定装置15aの可動式ステップル50を退入位置Yか
ら突出位置Xまで前方へ突出移動させて、上記可動式ス
テップル50の先端部を前の上位側部材4aの目開き部
20へ挿入した後、図17の実線で示すように、バーボ
ルト17を右方へ移動して被係合孔51に挿入するとと
もに、左前部の固定装置15bの可動式ステップル50
を突出位置Xまで左方へ突出移動させて、上記可動式ス
テップル50の先端部を左の上位側部材6aの目開き部
20へ挿入した後、バーボルト17を前方へ移動して被
係合孔51に挿入する。これにより、上記前部側体4の
上位側部材4aが閉位置Sで固定される。
【0080】同様に、後部側体5の上位側部材5aを閉
位置Sまで回動し、右後部の固定装置15cの可動式ス
テップル50を突出位置Xまで右方へ突出移動させて、
上記可動式ステップル50の先端部を右の上位側部材7
aの目開き部20へ挿入した後、バーボルト17を後方
へ移動して被係合孔51に挿入するとともに、左後部の
固定装置15dの可動式ステップル50を突出位置Xま
で後方へ突出移動させて、上記可動式ステップル50の
先端部を後の上位側部材5aの目開き部20へ挿入した
後、バーボルト17を左方へ移動して被係合孔51に挿
入する。これにより、上記後部側体5の上位側部材5a
が閉位置Sで固定される。
【0081】また、左部側体6の上位側部材6aを閉位
置Sまで回動し、左前部の固定装置15bの可動式ステ
ップル50を突出位置Xまで左方へ突出移動させて、上
記可動式ステップル50の先端部を左の上位側部材6a
の目開き部20へ挿入した後、バーボルト17を前方へ
移動して被係合孔51に挿入するとともに、左後部の固
定装置15dの可動式ステップル50を突出位置Xまで
後方へ突出移動させて、上記可動式ステップル50の先
端部を後の上位側部材5aの目開き部20へ挿入した
後、バーボルト17を左方へ移動して被係合孔51に挿
入する。これにより、上記左部側体6の上位側部材6a
が閉位置Sで固定される。
【0082】また、右部側体7の上位側部材7aを閉位
置Sまで回動し、右前部の固定装置15aの可動式ステ
ップル50を突出位置Xまで前方へ突出移動させて、上
記可動式ステップル50の先端部を前の上位側部材4a
の目開き部20へ挿入した後、バーボルト17を右方へ
移動して被係合孔51に挿入するとともに、右後部の固
定装置15cの可動式ステップル50を突出位置Xまで
右方へ突出移動させて、上記可動式ステップル50の先
端部を右の上位側部材7aの目開き部20へ挿入した
後、バーボルト17を後方へ移動して被係合孔51に挿
入する。これにより、上記右部側体7の上位側部材7a
が閉位置Sで固定される。
【0083】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、開か
れた上位側部材は下位側部材の内外いずれかに垂下して
いるため、下位側部材の上方には邪魔物は存在せず、し
たがって、開かれた上位側部材の側から物品をスムーズ
に出し入れすることができる。
【0084】また、全ての上位側部材を開くことによっ
て、上位側部材を閉じた場合に比べて、物品収納具の全
高が低減される。したがって、高さの低い物品を収納す
る場合、上記のように全ての上位側部材を開いた状態
で、物品収納空間に物品を収納することにより、物品収
納具の全高が低減されるため、より多くの物品収納具を
輸送トラック等に積み込むことができ、輸送効率が向上
する。
【0085】本第2発明によれば、全ての側体の上位側
部材が開けられた場合、物品収納具の全高が低減するた
め、複数の物品収納具を段積みした際、最下段の物品収
納具から最上段の物品収納具までの段積み高さも低減さ
れる。これにより、高さの低い物品を複数の物品収納具
に収納して輸送トラック等で輸送する場合、上記のよう
に全ての側体の上位側部材を開けた状態で複数の物品収
納具を段積みすることによって、より多くの物品収納具
を輸送トラック等に段積みすることができ、輸送効率が
向上する。
【0086】本第3発明によれば、物品収納具の前後左
右の任意の方向から物品収納空間に対して物品を出し入
れすることができる。
【0087】本第4発明によれば、上位側部材を閉じて
固定装置で固定することによって、上位側部材が勝手に
開いて収納されていた物品が物品収納具の外側へこぼれ
出すといった不具合を防止し得る。
【0088】本第5発明によれば、一方の上位側部材と
他方の上位側部材とを閉じた状態で、係合部材を被係合
部材に係合させることによって、上位側部材が閉位置で
固定される。また、係合部材を被係合部材から脱抜する
ことによって、上位側部材の閉位置での固定が解除さ
れ、上位側部材を開くことができる。
【0089】本第6発明によれば、各係合部材を各被係
合部材に係合させることによって、前後左右の各部側体
が閉位置で固定される。この状態で複数の物品収納具を
上下に段積みした場合、万一、係合部材が被係合部材か
ら脱抜されるような異常事態が発生しても、上記各被係
合部材は、係合相手の係合部材が設けられている前後左
右の各部側体に形成された開口部に挿入されている。こ
れにより、上位側部材の開方向と被係合部材の開口部へ
の挿入方向とが直交するため、段積み状態で、上位側部
材が勝手に開くことは防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における物品収納具
の概略斜視図であり、各上位側部材を閉じた状態を示
す。
【図2】同、物品収納具の概略斜視図であり、各上位側
部材を開いた状態を示す。
【図3】同、物品収納具の各上位側部材を閉じた状態
で、複数の物品収納具を段積みした状態の正面図であ
る。
【図4】同、物品収納具の各上位側部材を開いた状態
で、複数の物品収納具を段積みした状態の正面図であ
る。
【図5】同、物品収納具の正面図である。
【図6】同、物品収納具の背面図である。
【図7】同、物品収納具の左側面図である。
【図8】同、物品収納具の右側面図である。
【図9】同、物品収納具の固定装置の正面図である。
【図10】図9におけるA−A矢視図である。
【図11】同、物品収納具の概略斜視図であり、前部側
体の上位側部材を開いた状態を示す。
【図12】同、物品収納具の概略斜視図であり、前部側
体の上位側部材と左部側体の上位側部材とを開いた状態
を示す。
【図13】同、物品収納具を折畳む際の手順を説明する
概略側面図であり、前部側体を底体側へ折畳んだ状態を
示す。
【図14】同、物品収納具を折畳む際の手順を説明する
概略平面図であり、左部側体と右部側体とを後部側体の
内側へ折畳んだ状態を示す。
【図15】同、物品収納具を折畳んだ状態での側面図で
ある。
【図16】本発明の第2の実施の形態における物品収納
具の可動式ステップルの正面図である。
【図17】図16におけるA−A矢視図である。
【図18】図16におけるB−B矢視図である。
【符号の説明】
1 物品収納具 2 物品 3 底体 4 前部側体 5 後部側体 6 左部側体 7 右部側体 4a〜7a 上位側部材 4b〜7b 下位側部材 8 物品収納空間 15a〜15d 固定装置 16 ステップル(被係合部材) 17 バーボルト(係合部材) 20 目開き部(開口部) 50 可動式ステップル(被係合部材) S 閉位置 O 開位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を支持する底体の周囲に複数の側体
    を設け、これら側体の内側に物品収納空間を形成した物
    品収納具であって、上記各側体はそれぞれ上位側部材と
    下位側部材とに分割され、上位側部材は、下位側部材に
    取付けられ、下位側部材上で起立する閉位置と下位側部
    材の内外いずれかに垂下する開位置との間を上下回動自
    在であることを特徴とする物品収納具。
  2. 【請求項2】 全ての側体の上位側部材が閉じられた状
    態の物品収納具を上下に複数段積み可能であり、全ての
    側体の上位側部材が開けられた状態の物品収納具を上下
    に複数段積み可能であることを特徴とする請求項1記載
    の物品収納具。
  3. 【請求項3】 底体の前後に前部側体と後部側体とが配
    設され、底体の左右に左部側体と右部側体とが配設され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の物品収納具。
  4. 【請求項4】 上位側部材を閉位置で固定する固定装置
    が具備されていることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の物品収納具。
  5. 【請求項5】 固定装置は、被係合部材と、この被係合
    部材に係脱自在な係合部材とで構成され、互いに隣接す
    る一方の上位側部材に上記係合部材が設けられるととも
    に、他方の上位側部材に上記被係合部材が設けられてい
    ることを特徴とする請求項4記載の物品収納具。
  6. 【請求項6】 前部側体の上位側部材の左右片方に係合
    部材が設けられるとともに他の片方に被係合部材が設け
    られ、後部側体の上位側部材の左右片方に係合部材が設
    けられるとともに他の片方に被係合部材が設けられ、左
    部側体の上位側部材の前後片方に係合部材が設けられる
    とともに他の片方に被係合部材が設けられ、右部側体の
    上位側部材の前後片方に係合部材が設けられるとともに
    他の片方に被係合部材が設けられ、上記各上位側部材を
    閉位置にした際、上記各被係合部材は、係合相手の係合
    部材が設けられている前後左右の各部側体に形成された
    開口部に挿入されることを特徴とする請求項5記載の物
    品収納具。
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