JP2000220376A - パイプルーフ工法 - Google Patents

パイプルーフ工法

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JP2000220376A
JP2000220376A JP11026296A JP2629699A JP2000220376A JP 2000220376 A JP2000220376 A JP 2000220376A JP 11026296 A JP11026296 A JP 11026296A JP 2629699 A JP2629699 A JP 2629699A JP 2000220376 A JP2000220376 A JP 2000220376A
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Mitsuru Yokoo
尾 充 横
Shohei Kato
藤 正 平 加
Hiroyuki Sekino
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺の掘削或いはパイプ建て込みを、直線・
曲線にかかわらず掘削予定線に沿って高精度にて行うこ
とが出来て、しかも、隣接する複数のパイプの建て込み
を効率良く行うことの出来る工法の提供。 【解決手段】 長尺のドリルロッド(12)及び掘削ビ
ット(22)を用いてパイプ建て込み用の掘削孔(H)
を掘削し、掘削孔(H)内に長尺のパイプ(14)を建
て込み、所定本数のパイプ(14)を建て込んだ後にパ
イプ(14)の内外に注入材(MS)を注入し、前記掘
削孔(H)を掘削する際に、掘削軌道を修正しつつパイ
プルーフの予定線(T−V)に沿ってドリルロッド(1
2)及び掘削ビット(22)を進行せしめている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイプルーフ工法に
関し、特に、トンネルを掘削する以前に、パイプルーフ
の予定線に沿って且つトンネル横断面の上方に、複数の
パイプを建て込むパイプルーフ工法に関する。
【0002】
【従来の技術】この様なパイプルーフ工法は、支保が困
難な施工環境において、安全且つ確実にトンネル等の掘
削を行うことが出来るので、広範囲に用いられている。
【0003】図20は、パイプルーフ工法によるトンネ
ルパイプルーフ工法の概要を示しており、パイプルーフ
の予定線T−Vに沿って、掘削されるべきトンネル横断
面に対応する領域PTの上方或いは周囲に、複数のパイ
プ14・・・が建て込まれた状態が示されている。複数
のパイプ14・・・を建て込むことにより、トンネル上
方或いは周囲の土圧を支持する屋根(ルーフ)として機
能せしめ、以てトンネル内の作業を安全ならしめている
のである。
【0004】しかし、従来のパイプルーフ工法では削孔
精度が悪く且つ削孔途中の方向制御が出来ないので、長
尺の掘削を行うと、掘削孔の位置が所望の位置から離隔
してしまうという問題が存在する。例えば図20で示す
様に、複数のパイプ14・・・の内、2点鎖線で示すパ
イプの様に、パイプルーフの予定線T−Vから離隔して
しまい、パイプルーフとしての機能を奏することが困難
になる。
【0005】そのため従来は、図21で示す様に、拡幅
部Wを断続的に設け、拡幅部W間の短い区間ごとにパイ
プの建て込みを行っていた。しかし、短い区間毎にパイ
プの建て込みを行った結果、掘削孔の掘削、パイプの建
て込み、モルタルやセメントミルク等の注入材の注入、
といった作業を多数回繰り返して行わなければならず、
作業に費される労力が多大となってしまう。さらに、従
来のパイプルーフ工法においては、曲線部分はごく一部
の例外を除いて施工できず、直線部のみの施工となる。
例外的に、曲線部分を施工する方法は、パイプの口径が
大きい場合のみ行われ、施工コストが高額となってしま
うので、さほど実用化はされていないのが現状である。
図22において、パイプルーフの予定線T−Vが湾曲し
ている場合には、直線状のパイプ14の端部14Eはパ
イプルーフの予定線から離隔してしまい、パイプルーフ
としての機能を発揮する事が困難となってしまう。
【0006】その他の従来技術として、例えばフォアパ
イリング工法が存在する。しかし、フォアパイリング工
法では、削孔と掘削と支保工で段取り替えが必要であ
る。また、図23で示す様に、フォアパイリング工法で
は余掘部分ADCを必要とするが、余剰掘削部分ADS
の多量の掘削土の処理コスト、及び掘削部分へ注入する
べき注入剤のコストが無視出来ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みて提案されたもので、掘削或いはパ
イプ建て込みを直線或いは曲線に限らず、また特に10
0mを超える長距離のパイプルーフの予定線に沿って高
精度にて行うことが出来て、しかも、掘削についての余
剰部分が発生しない様なパイプルーフ工法の提供を目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者は種々研究の結
果、測定器で掘削位置を測定し、掘削方向或いは掘削軌
道を修正しつつ、水平孔掘削機によって長尺のドリルロ
ッドを押し、引き、回転させて地盤を掘削(或いは削
孔)、進行する所謂「リードドリル工法」を応用すれ
ば、パイプルーフ工法或いはフォアパイリング工法によ
るパイプルーフ工法に極めて有効であると判断した。
【0009】本発明のパイプルーフ工法は、ドリルロッ
ド及び掘削ビットを用いてパイプ建て込み用の掘削孔を
掘削する工程と、該工程により掘削された掘削孔内にパ
イプを建て込む工程と、所定本数のパイプを建て込んだ
後にパイプの内外に注入材を注入する工程とを含み、前
記掘削孔を掘削する工程では掘削軌道を修正しつつパイ
プルーフの予定線に沿ってドリルロッド及び掘削ビット
を進行せしめていることを特徴としている。
【0010】また本発明のパイプルーフ工法は、先端に
掘削ビットを有するドリルロッドをパイプ内に挿入し、
該パイプの先端から掘削ビットが突出した状態で地盤を
掘削し、パイプ建て込み用の掘削孔の掘削とパイプの建
て込みとを同時に行う工程と、ドリルロッド及び掘削ビ
ットを回収する工程と、所定本数のパイプを建て込んだ
後にパイプの内外に注入材を注入する工程とを含み、掘
削及び建て込みを行う工程では掘削軌道を修正しつつパ
イプルーフの予定線に沿ってドリルロッド及びパイプを
進行せしめていることを特徴としている。
【0011】さらに本発明のパイプルーフ工法は、先端
に掘削ビットを有するドリルロッドをパイプ内に挿入
し、該パイプの先端から掘削ビットが突出した状態で地
盤を掘削し、パイプ建て込み用の掘削孔の掘削とパイプ
の建て込みとを同時に行う工程と、ドリルロッドから掘
削ビットを切り離して掘削ビット以外の掘削編成を回収
する工程と、所定本数のパイプを建て込んだ後にパイプ
の内外に注入材を注入する工程とを含み、掘削及び建て
込みを行う工程では掘削軌道を修正しつつパイプルーフ
の予定線に沿ってドリルロッド及びパイプを進行せしめ
ていることを特徴としている。
【0012】そして本発明のパイプルーフ工法は、ドリ
ルロッド及び掘削ビットを用いてパイプ建て込み用の掘
削孔を掘削する工程と、該工程により掘削された掘削孔
内に注入材を注入する工程と、注入材が充填された掘削
孔内にパイプを建て込む工程とを含み、前記掘削孔を掘
削する工程では掘削軌道を修正しつつパイプルーフの予
定線に沿ってドリルロッド及び掘削ビットを進行せしめ
ていることを特徴としている。
【0013】或いは本発明のパイプルーフ工法は、ドリ
ルロッド及び掘削ビットを用い且つ注入材を混合した泥
水を充填した状態でパイプ建て込み用の掘削孔を掘削す
る工程と、該工程により掘削された掘削孔内にパイプを
建て込む工程とを含み、前記掘削孔を掘削する工程では
掘削軌道を修正しつつパイプルーフの予定線に沿ってド
リルロッド及び掘削ビットを進行せしめていることを特
徴としている。
【0014】これに加えて本発明のパイプルーフ工法
は、先端に掘削ビットを有するドリルロッドをパイプ内
に挿入し、該パイプの先端から掘削ビットが突出した状
態で且つ注入材を混合した泥水を充填した状態で地盤を
掘削し、注入材の注入とパイプ建て込み用の掘削孔の掘
削とパイプの建て込みとを同時に行う工程と、ドリルロ
ッド及び掘削ビットを回収する工程とを含み、注入と掘
削と建て込みを行う工程では掘削軌道を修正しつつパイ
プルーフの予定線に沿ってドリルロッド及びパイプを進
行せしめていることを特徴としている。
【0015】また本発明のパイプルーフ工法は、先端に
掘削ビットを有するドリルロッドをパイプ内に挿入し、
該パイプの先端から掘削ビットが突出した状態で且つ注
入材を混合した泥水を充填した状態で地盤を掘削し、注
入材の注入とパイプ建て込み用の掘削孔の掘削とパイプ
の建て込みとを同時に行う工程と、ドリルロッドから掘
削ビットを切り離して掘削ビット以外の掘削編成を回収
する工程とを含み、注入と掘削と建て込みを行う工程で
は掘削軌道を修正しつつパイプルーフの予定線に沿って
ドリルロッド及びパイプを進行せしめていることを特徴
としている。
【0016】本発明の実施に際して、掘削孔の掘削工程
がパイプの建て込み工程に先行する場合には、ドリルロ
ッド及び掘削ビットを用いてパイプ建て込み用の掘削孔
を掘削する工程で、先行して建て込まれたパイプに設け
た継手とドリルロッドに設けた継手とを係合して、ドリ
ルロッドはパイプの継手で案内されつつ掘削を行い、以
て、先行して建て込まれたパイプと連結して建て込まれ
る様にパイプ建て込み用の掘削孔を掘削するのが好まし
い。
【0017】また、パイプ建て込み用の掘削孔の掘削と
パイプの建て込みとを同時に行う場合には、パイプ建て
込み用の掘削孔の掘削とパイプの建て込みとを同時に行
う工程で、先行して建て込まれたパイプに設けた継手と
後発して掘削を行っているパイプに設けた継手とを係合
して、後発のパイプは先行するパイプの継手で案内され
つつ掘削を行い、以て、先行して建て込まれたパイプと
連結して建て込まれる様にパイプ建て込みを行うのが好
ましい。
【0018】ここで、掘削孔の掘削工程がパイプの建て
込み工程に先行する場合には、ドリルロッド及び掘削ビ
ットを用いてパイプ建て込み用の掘削孔を掘削する工程
で、ドリルロッドにガイド管を取り付け且つ先行して建
て込まれたパイプにガイド管の大径リングを通し、ドリ
ルロッドが先行して建て込まれたパイプに案内されて掘
削を行い、以て、先行して建て込まれたパイプと連結し
て建て込まれる様にパイプ建て込み用の掘削孔を掘削す
るのが好ましい。
【0019】そして、パイプ建て込み用の掘削孔の掘削
とパイプの建て込みとを同時に行う場合には、パイプ建
て込み用の掘削孔の掘削とパイプの建て込みとを同時に
行う工程で、後発的に建て込まれるパイプにガイド管を
取り付け且つ先行して建て込まれたパイプにガイド管の
大径リングを通し、後発のパイプは先行して建て込まれ
たパイプに案内されつつ掘削及び建て込みを行い、以
て、先行して建て込まれたパイプと連結するように建て
込まれるのが好ましい。
【0020】さらに本発明の実施に際しては、パイプ同
士が間隔を空けて建て込まれる様にする事が可能であ
る。
【0021】ここで本発明では、ドリルロッド及び掘削
ビットを用いて、或いはドリルロッドをパイプの内側に
位置せしめて、掘削孔の掘削を行う際に、測定器で掘削
位置を測定し、掘削方向或いは掘削軌道を修正しつつ、
水平孔掘削機を用いて、ドリルロッド或いはパイプを操
作して地盤を掘削(或いは削孔)する。
【0022】係る構成を具備する本発明によれば、掘削
孔を掘削するに際して、掘削軌道を修正しつつパイプル
ーフの予定線に沿ってドリルロッド及び掘削ビットを進
行せしめているので、掘削方向或いは掘削軌道が所望の
軌道からずれてしまったならば、直ちに軌道修正するこ
とが出来る。同様に、長尺のドリルロッドを長尺のパイ
プ内に挿入し、該パイプの先端から掘削ビットが突出し
た状態で地盤の掘削と、長尺のパイプの建て込みとを同
時に行うに際しては、掘削軌道を修正しつつパイプルー
フの予定線に沿ってドリルロッド及び長尺のパイプを進
行せしめているので、掘削軌道が所望の軌道からずれて
も、直ちに軌道修正することが出来る。
【0023】すなわち本発明によれば、長尺のドリルロ
ッドや長尺のパイプを用いて、長尺の掘削或いはパイプ
建て込みを、掘削予定線に沿って、高精度にて行うこと
が出来る。そして、長尺のドリルロッドや長尺のパイプ
を用いることが出来る結果、拡幅部を設ける必要が無
く、また、短い区間毎に区切って施工する必要が無くな
る。
【0024】また、長尺のパイプを複数埋め込むので、
フォアパイリング工法の様な余剰掘削部分は発生しな
い。
【0025】さらに、継手同士の係合或いはガイド管を
使用することにより、先行して建て込まれたパイプを、
隣接する掘削孔を掘削するドリルロッド或いは後発的に
立て込まれるパイプの案内部材として利用することが出
来るので、所定の線形で、複数のパイプを迅速に建て込
むことが出来る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1−図19を参照して、
本発明の実施形態について説明する。ここで、図中、同
一の部材には同一の符号を付してある。
【0027】図1−図5は、本発明によるトンネル掘削
及びその補助工法、より詳細にはパイプルーフ工法によ
って支保工を構成するトンネル断面の概要を示してい
る。図1において、符号Gはトンネルを掘削しようとす
る地盤を示し、符号PTで示すのが掘削するべきトンネ
ルの横断面に対応する領域であり、2点鎖線T−Vは掘
削しようとするトンネルの予定線を示しており、符号1
0は水平孔掘削機を示している。
【0028】水平孔掘削機10は、ドリルロッド12を
回転させたり、押し込んだり、引き込む機能を有してお
り、方向を制御しながらドリルロッド12先端の図示し
ないビットにより、トンネルのパイプルーフの予定線T
−V直上に沿って地盤Gを掘削する。より詳細には、ト
ンネル横断面に対応する領域PTの直上及び周囲の位置
を、パイプルーフの予定線T−Vに沿って掘削するので
ある。なお図1において、ドリルロッド12を用いて掘
削される掘削孔(図1では点線で示す)は、符号Hで示
されている。
【0029】次に、図2で示す様に、ドリルロッド12
(図1)を用いて方向を制御しつつ掘削された掘削孔H
に、水平孔掘削機10により、パイプルーフ用の鋼管
(或いはパイプ)14を建て込む。ここで水平孔掘削機
10は、ドリルロッド12のみならず、パイプ14を回
転させたり、押し込んだり、引き込む機能を有している
のである。
【0030】明確には図示されていないが、ドリルロッ
ド12を用いて掘削された掘削孔Hに、パイプ14を建
て込むのに代えて、パイプ14自体により削孔を行って
も良い。この場合においても、先端に掘削ビットを備え
た長尺のパイプ14を、水平孔掘削機10により、回転
し、押し込み、引き込むことにより、地盤Gをパイプル
ーフの予定線T−Vに沿って掘削するのである。
【0031】図3において、ドリルロッド12を用いて
掘削してパイプ14を建て込み、或いは、パイプ14自
体で削孔した後に、図示しないモルタル注入機構によ
り、パイプ14内外にモルタルを注入する。なお、図3
中の符号14Mは、内外にモルタルを注入したパイプを
示している。
【0032】この様に、内外にモルタルを注入したパイ
プ14Mを所定数だけ構成した後に、図4及び図5で示
す様に、パイプルーフの予定線T−Vに沿って、トンネ
ルTを掘削する。ここで、トンネルTの天井部分は、パ
イプ14及び注入されたモルタルにより、支保工を形成
する事が出来る。
【0033】ここで、パイプ14の配置に際して、図4
及び図5で示す様に円弧状に配置することに限定するも
のではない。図6で示す様に、パイプルーフ工法では、
トンネル横断面の予定形状、或いは、地下構造物SGを
避ける様に、パイプ14・・・を配置出来るのである。
なお、パイプルーフ工法の実施に際して、本発明は複数
のパイプを一定間隔で建て込むことも、図6で示す様
に、間隔を空けずに建て込むこともできる。より詳細に
述べると、隣り合う複数のパイプの離隔或いは接触につ
いては、図25で示す様に、3通りの態様が存在する。
すなわち、図25の(イ)で示す様に、隣り合うパイプ
14、14及び周囲のグラウト充填部50、50の双方
とも離隔している態様と、図25の(ロ)で示す様に、
パイプ14、14は離隔しているがグラウト充填部5
0、50は接触している態様と、図25(ハ)で示す様
に、パイプ14、14同士が接触している(当然にグラ
ウト充填部50、50同士も接触している)態様、とが
ある。そして、パイプ同士が隙間無く建て込まれた状態
としては、図25(ロ)の状態と、図25(ハ)の状態
の双方が該当する。図25(ロ)の状態では、パイプ同
士がグラウトを介して一体化されており、パイプ周辺土
砂の崩落防止効果や止水効果は問題ない。
【0034】図7−図16は、ドリルロッドを用いた掘
削(図1参照)及びパイプ14を建て込む際における種
々の実施形態を示している。図7は、ドリルロッド12
を用いた掘削行程、及びパイプ14を一定間隔で建て込
む工程における最も基本的な実施形態を示している。
【0035】図7において、先ず(a)で示す様に、ド
リルロッド12(図1参照:図7では図示せず)の先端
には、計測装置20及び掘削用のビット22が設けられ
ている。ここで計測装置20は、ビット22により地盤
Gのどの部分が掘削されているかを検出する。またベン
トサブ21は、計画線T−Vに沿って掘削が行われる様
に制御するための装置である。また、ビット22は、地
盤Gの土質等により適宜選定される。なお、ドリルロッ
ド12先端、計測装置20、ビット22は、「掘削編
成」と総称され、全体が符号30で示されている。
【0036】図7の(a)において、矢印Dは掘削編成
による掘削・進行方向である。
【0037】所定の掘削孔Hの掘削が完了したならば、
図7の(b)で示す様に、掘削孔Hから掘削編成を引き
抜いて回収する。図7の(b)において、矢印Pは、掘
削編成30の引き抜き方向を示している。
【0038】そして、図7の(c)で示す様に、穿孔さ
れた掘削孔Hにパイプルーフ用のパイプ14を挿入す
る。ここでパイプ14は、掘削孔Hの曲率等に追従出来
る程度の可撓性を有しており、図1の水平孔掘削機10
(図7では図示せず)等により建て込まれる。なお、図
7の(c)における矢印D14は、パイプ14の挿入方
向或いは建て込み方向を示している。
【0039】パイプ14を掘削孔Hに建て込んだなら
ば、図7の(d)で示す通り、セメントミルク或いはモ
ルタル等MSをパイプ14の内側に充填(中込注入)
し、パイプ14の外側に充填(裏込注入)する。これに
より、図3で符号14Mによって示す様な、内外にモル
タルを注入したパイプが形成される。
【0040】図8も、ドリルロッド12を用いた掘削行
程、及びパイプ14を一定間隔で建て込む工程における
他の実施形態を示している。先ず、図8の(a)で示す
様に、先端に掘削ビット22sを設けたドリルロッド1
2を長尺のパイプ14の内側に挿入し、掘削ビット22
sのみがパイプ14の先端よりも突出している様な形態
に構成する。そして、水平孔掘削機10(図8では図示
せず)を用いて掘削編成による掘削とパイプ14の建て
込みとを同時に行う。ここでビット22sは、その外径
が可変に構成されており、掘削時にはパイプ14の外径
よりも大きいが、後述する掘削編成回収時にはパイプ1
4の内径よりも小さくなるタイプのビットである。
【0041】所定の掘削孔Hの掘削が完了したならば、
ビット22sの外径がパイプ14の内径よりも小さくな
るまでを縮径して、図8の(b)で示す様に、掘削孔H
から掘削編成30(ドリルロッド12先端、計測装置2
0、ベントサブ21、ビット22s)を引き抜いて回収
する。但し、図8の(b)で示す通り、パイプ14はそ
のまま残留する。
【0042】そして、図8の(c)で示す通り、セメン
トミルク或いはモルタル、薬液、自硬性泥水等MSをパ
イプ14の内側に充填(中込注入)し、パイプ14の外
側に充填(裏込注入)する。これにより、図3で符号1
4Mによって示す様な、内外にモルタルを注入したパイ
プが形成される。
【0043】図9は、ドリルロッド12を用いた掘削行
程、及びパイプ14を一定間隔で建て込む工程における
さらに別の実施形態を示している。図9の(a)におい
ては、上述した図8の実施形態における(a)で示す工
程と同様に、先端に掘削ビット22Aを設けたドリルロ
ッド12を長尺のパイプ14の内側に挿入し、掘削ビッ
ト22Aのみがパイプ14の先端よりも突出している様
な形態に構成し、水平孔掘削機10(図9では図示せ
ず)を用いて掘削編成による掘削とパイプ14の建て込
みとを同時に行う。
【0044】明確には図示されていないが、図9の実施
形態で用いられる掘削ビット22Aは、外径が縮小する
タイプではない。このビット22Aは、所定の掘削孔H
が掘削されたならば、ロッド12或いは計測装置20
(図9では図示せず:図7参照)から簡単に切り離し可
能な構成となっている。なお掘削ビット22Aを切り離
す構造については、既存の切り離し可能な掘削ビットを
そのまま適用すれば良い。
【0045】所定の掘削孔Hの掘削が完了したならば、
図9の(b)で示す様に、ビット22Aをロッド12或
いは計測装置20(図9では図示せず:図7参照)から
切り離し、パイプ14をそのまま残留して、掘削孔Hか
らビット22A以外の掘削編成30を引き抜いて回収す
る。換言すれば、図9の実施形態では、ビット22Aが
埋め殺しになる点で、図8の実施形態とは相違するので
ある。
【0046】そして、図9の(c)で示す通り、セメン
トミルク或いはモルタル、薬液、自硬性泥水等MSをパ
イプ14の内側に充填(中込注入)し、パイプ14の外
側に充填(裏込注入)して、図3で符号14Mによって
示す様な、内外にモルタルを注入したパイプを形成する
のである。
【0047】図7−図9では、ドリルロッド12を用い
た掘削行程、及びパイプ14を一定間隔で建て込む工程
における実施形態を示した。
【0048】図10−図16は、前工程で建て込まれた
パイプとの隙間を無くした状態で隣接するべきパイプの
建て込みを行う際における実施形態が示されている。
【0049】図10の実施形態では、先ず工程(a)に
おいて、ロッド12先端の掘削編成30により、水平孔
掘削機10(図10では図示せず)を用いて、地盤Gに
掘削孔Hを掘削する。所定の掘削孔Hが掘削されたなら
ば、図10の(b)で示す様に、ドリルロッド12及び
掘削編成30を矢印P方向に引き抜く。そして工程
(c)において、パイプ14Aの建て込みを行う。
【0050】ここで、図10で示す工程(a)、
(b)、(c)については、図7の実施形態における工
程(a)、(b)、(c)と概略同一である。但し、図
10で示す実施形態で用いられるパイプ14Aには、継
手14Jが設けられている点で異なっている。
【0051】次に、図10の(d)で示す通り、パイプ
14Aの継手14Jと係合する様な継手12Jを有する
ロッド12A及び先端の掘削編成により、掘削孔Hと連
続する掘削孔H2を掘削する。この際に、図10の
(d)及び(e)で示されている様に、ロッド12Aの
継手12Jがパイプ14Aの継手14Jと係合した状態
で、矢印D方向に掘削が行われる。そして、継手14J
及び継手12Jがガイド部材として作用して、ロッド1
2A及び先端の掘削編成(ビット22、計測装置20)
が掘削孔Hに連続した状態(隙間の無い状態:図25の
(ロ)、(ハ)で示す状態)で掘削孔H2を掘削する様
に案内するのである。
【0052】パイプ14Aの継手14Jで案内された状
態で所定の掘削孔H2が掘削されたならば、ロッド12
A及び先端の掘削編成を引き抜く。そして、図10の
(f)で示す様に、掘削孔H2にパイプ14Aを建て込
む。図10の(f)からも明らかな様に、新たに建て込
まれるパイプ14Aの継手14Jは、既に建て込まれて
いるパイプの継手14Jと係合している。換言すれば、
隣接するべきパイプ14Aの継手14J同士の係合によ
り、新たに建て込まれるパイプが案内されて、建て込ま
れたパイプ14Aが連続した状態、或いは隙間の無い状
態(図25の(ロ)、(ハ)で示す状態)となるのであ
る。
【0053】所定本数のパイプ14Aが隣接するパイプ
14A同士が隙間無く(図25の(ロ)、(ハ)で示す
状態)建て込まれたならば、図10の(g)で示す様に
(図示の簡略化のため、2本のパイプのみが建て込まれ
た状態で示す)、セメントミルク或いはモルタル等MS
をパイプ14の内側に充填(中込注入)し、パイプ14
の外側に充填(裏込注入)するのである。
【0054】図11は、パイプ14Aに設けられる継手
14Jの形状を例示しており、図11の(a)で符号J
−1で示す雄・雌の継手は二港湾形と呼ばれ、(b)で
示す継手はWL(A)形と呼ばれ、(c)で示す継手は
WL(B)形と呼ばれ、(d)で示す継手はCH形と呼
ばれる。さらに図11(e)で示すような継手を使用す
る事も可能である。図11(e)で示す継手は、雄継手
・雌継手を組み合わせたものであり、継手部分における
捩れ或いはローリング現象を防止する効果を有する。
【0055】図12の実施形態では、先ず(a)で示す
様に、先端に掘削ビット22sを設けたドリルロッド1
2が、継手14Jを設けた長尺のパイプ14Aの内側に
配置されており、掘削ビット22sのみがパイプ14A
の先端よりも突出している。そして、水平孔掘削機10
(図12では図示せず)を用いて掘削編成(ドリルロッ
ド12先端、計測装置、ビット22s)による掘削と、
パイプ14Aの建て込みとを同時に行う。ビット22s
は、その外径が変化するタイプであり、掘削時にはパイ
プ14の外径よりも大きいが、掘削編成回収時にはパイ
プ14の内径よりも小さく縮径される。
【0056】所定の掘削孔Hの掘削が完了したならば、
ビット22sの外径をパイプ14の内径よりも小さくな
るまでを縮径して、図12の(b)で示す様に、パイプ
14Aを残留したまま、掘削孔Hからドリルロッド12
及びビット22を引き抜いて回収する。ここで、図12
で示す工程(a)、(b)は、パイプ14Aに継手14
Jが設けられている点を除けば、図8の実施形態におけ
る工程(a)、(b)と概略同一である。
【0057】次に、図12の(c)で示す通り、建て込
まれたパイプ14A(図12(c)では符号14A−1
で示す)に隣接した位置で、図12の(a)で示す様な
構成を有するビット22s、ロッド12、パイプ14A
−2によって、掘削孔H2の掘削と当該パイプ14A−
2の建て込みとを同時に行う。ここで、掘削及び建て込
みを同時に行う際に、先行して建て込まれたパイプ14
A−1の継手14Jと、後発的に建て込まれたパイプ1
4A−2の継手14Jとが係合した状態で、矢印D方向
に掘削が行われる。すなわち、先行するパイプ14A−
1の継手14Jがガイド部材として作用して、先行して
掘削された掘削孔Hに連続して、或いは隙間の無い状態
で、掘削孔H2が掘削される様に、後発のパイプ14A
−2を案内するのである。
【0058】先行パイプ14A−1の継手14Jで案内
された状態で所定の掘削孔H2が掘削されたならば、図
12の(b)で示す様に、ロッド12A及び先端の掘削
編成を引き抜く。ここで、パイプ14A−1とパイプ1
4A−2とは、継手14J同士の係合により、建て込ま
れたパイプ14Aが連続した状態となる。
【0059】所定本数(図12でも、図示の簡略化のた
め2本のみ示す)の隣接するパイプ14A同士が隙間無
く(図25の(ロ)、(ハ)で示す状態)建て込まれた
ならば、図12の(d)で示す様に、セメントミルク或
いはモルタル等MSをパイプ14の内側に充填(中込注
入)し、パイプ14の外側に充填(裏込注入)するので
ある。
【0060】図13で示す実施形態は、使用する掘削ビ
ット22Aは、外径が縮小するタイプではない。このビ
ット22Aは、所定の掘削孔Hが掘削されたならば、ロ
ッド12或いは計測装置20(図13では図示せず:図
7参照)から簡単に切り離し可能な構成となっている。
その他については、図12の実施形態と概略同様であ
る。
【0061】図14の実施形態では、先ず工程(a)に
おいて、ロッド12先端の掘削編成30により、水平孔
掘削機10(図14では図示せず)を用いて、地盤Gに
掘削孔Hを掘削する。所定の掘削孔Hが掘削されたなら
ば、図14の(b)で示す様に、ドリルロッド12及び
掘削編成30を矢印P方向に引き抜く。
【0062】そして工程(c)において、パイプ14B
の建て込みを行う。ここで、図14の(c)及び(d)
で示す様に、パイプ14Bにはガイド管34が取り付け
られており、そして、ガイド管34のもう一方の側は、
掘削編成30を有するロッド12に取り付けられてい
る。すなわち、掘削編成30を有するロッド12とパイ
プ14Bとは、ガイド管34を介して連結されている。
従って、パイプ14Bが掘削孔Hに建て込まれるのと同
時に、該掘削孔Hに連続する掘削孔H2が掘削されるの
である。
【0063】パイプ14Bが掘削孔Hに建て込まれたな
らば、ロッド12及びガイド管34を回収する(図14
の(e)の状態)。
【0064】そして、図14の(f)で示す様に、掘削
孔H2に新たなパイプ14B−2を建て込むが、このパ
イプ14B−2も、ガイド管34を介してロッド12に
連結している。従って、パイプ14B−2の建て込みと
同時に、掘削孔H2に連続する新たな掘削孔H3が、ロ
ッド先端の掘削編成30により掘削される。
【0065】この様にして所定本数のパイプ14Bの建
て込みが完了したならば(図14の(g)では、図示を
簡略化するため3本のみ示す)、セメントミルク或いは
モルタル等MSをパイプ14Bの内側に充填(中込注
入)し、パイプ14Bの外側に充填(裏込注入)するの
である。
【0066】図15の実施形態では、先ず(a)で示す
様に、先端に掘削ビット22sを設けたドリルロッド1
2が、長尺のパイプ14B−1の内側に配置されてお
り、掘削ビット22sのみがパイプ14B−1の先端よ
りも突出している。そして、水平孔掘削機10(図15
では図示せず)を用いて掘削編成による掘削と、パイプ
14B−1の建て込みとを同時に行う。ビット22s
は、その外径が変化するタイプであり、掘削時にはパイ
プ14B−1の外径よりも大きいが、掘削編成回収時に
はパイプ14B−1の内径よりも小さく縮径される。
【0067】所定の掘削孔Hの掘削が完了したならば、
ビット22sの外径をパイプ14B−1の内径よりも小
さくなるまでを縮径して、図15の(b)で示す様に、
パイプ14B−1を残留したまま、掘削孔Hからドリル
ロッド12及びビット22sを引き抜いて回収する。
【0068】次に、図15の(c)、(d)で示す通
り、建て込まれたパイプ14B−1にガイド管34Aの
一方のリング部R−1を通し、他方のリング部R−2を
後発的に建て込まれるパイプ14B−2に取り付ける。
このパイプ14B−2は、パイプ14B−1と同様に、
ビット22s等と組み合わせて、掘削孔H2の掘削と、
当該パイプ14B−2の建て込みとを同時に行う様に構
成されている。但し、パイプ14B−2では、ガイド管
34Aにより、先行して建て込まれたパイプ14B−1
により案内されるので、掘削孔Hと掘削孔H2とは連続
し、且つ、パイプ14B−1と14B−2とは隙間を空
けること無く(図25の(ロ)、(ハ)で示す状態)建
て込まれるのである。
【0069】隣接するパイプ14B同士が隙間無く(図
25の(ロ)、(ハ)で示す状態)建て込まれたなら
ば、図12の(d)で示す様に(図示の簡略化のため、
2本のみパイプを示す)、セメントミルク或いはモルタ
ル等MSをパイプ14の内側に充填(中込注入)し、パ
イプ14の外側に充填(裏込注入)する。
【0070】図16で示す実施形態は、使用する掘削ビ
ット22Aは、外径が縮小するタイプではない。このビ
ット22Aは、所定の掘削孔Hが掘削されたならば、ロ
ッド12或いは計測装置20(図16では図示せず:図
7参照)から簡単に切り離し可能な構成となっている。
その他については、図15の実施形態と概略同様であ
る。
【0071】上述した本発明の実施形態の作用につい
て、図17−図23を参照して、従来技術と比較しつつ
説明する。上述した本発明によれば、ドリルロッド12
による掘削或いはパイプ14(14A、14B)の建て
込みに際して、掘削ビット22(22s、22A)によ
る掘削或いは削孔の方向に誤差が生じた場合には、方向
修正を行うことが出来るので、長尺の掘削及びパイプ建
て込みを、パイプルーフの予定線T−Vに沿って、高精
度にて行うことが出来る。明確には示されていないが、
図17において、符号50で示す箇所は掘削或いはパイ
プ建て込みに際して軌道修正した箇所である。この点
で、図20で示す様に、掘削方向の精度を高くすること
が出来ず、長尺の掘削或いはパイプ建て込みを行うと、
掘削孔の位置やパイプの位置がパイプルーフの予定線T
−Vから離隔してしまう従来技術に比較して、本発明は
優れている。
【0072】また、従来技術において、掘削孔の位置や
パイプの位置がパイプルーフの予定線T−Vから離隔し
ない様にするためには、図21で示す様に、拡幅部Wを
設けて、短い区間毎に施工しなればならない。これに対
して図示の実施形態によれば、拡幅部Wを設けずに、長
尺のドリルロッド22による掘削と、長尺のパイプの建
て込みとを行うことが可能なのである。
【0073】さらに上述の実施形態によれば、長尺のド
リルロッド22による掘削と、長尺のパイプの建て込み
とを行うので、図18において符号B−Bで示す領域で
曲線ボーリングを行う場合には、当該領域において方向
修正を連続的に行えば良い。一方、従来技術では、曲線
部分には掘削やパイプ建て込みを行うことは殆ど実用化
されていない。
【0074】これに加えて、図19で示す様に、本発明
によれば長距離(長尺)範囲に亘ってパイプによる先受
けが行われる。そのため、図23で示す従来のフォアパ
イリング工法の様に、トンネルの余剰掘削部分が発生し
ないのである。
【0075】図6及び図10以下の実施形態は、主とし
てパイプ14間の間隔を無くする様に連結して施工する
場合を示しているが、図7から図9までの実施形態によ
って図24で示すように、パイプ14間の間隔を空けて
施工する事も勿論可能である。なお、図24は、トンネ
ル掘削工事におけるパイプルーフ工法に本発明を適用し
た場合を正面から示しており、図24中の符号Tで示す
領域はトンネル断面である。
【0076】図示の実施形態はあくまでも例示であっ
て、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記載ではな
い。換言すれば、本発明は図示の実施形態の変形等を、
その技術的範囲に包含するものである。例えば、図示の
実施形態においては、パイプ建て込み工程が注入材注入
工程に先行しているが、パイプ建て込み用掘削孔に注入
材を注入・充填した後にパイプを建て込む事が可能であ
る。或いは、注入材を混在した泥水を充填しつつパイプ
建て込み用掘削孔を削孔して、削孔工程と注入材注入工
程とを同時に行う事も可能である。
【0077】
【発明の効果】本発明の作用効果を以下に列挙する。 (1) 掘削或いはパイプ建て込みを、パイプルーフの
予定線に沿って、長距離に亘って高精度にて行うことが
出来る。 (2) 拡幅部Wを設ける必要が無く、また、短い区間
毎に区切って施工する必要が無い。従って、トンネル掘
削及びトンネル掘削補助工法の全工期を短縮する事が出
来る。 (3) 余剰掘削部分が減少する。 (4) 掘削及びパイプ建て込みを効率善く行うことが
出来る。 (5) 隣接するパイプ間に隙間を生じさせること無
く、或いはグラウト材充填領域に隙間を生じさせること
無く、複数のパイプを建て込むことが出来る。 (6) 湾曲したパイプルーフの予定線に沿って、施工
する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態における掘削工程を示す
図。
【図2】図1の実施形態におけるパイプ建て込み工程の
要部を示す図。
【図3】図1の実施形態においてパイプ建て込みが完了
した状態を示す図。
【図4】図1の実施形態において、トンネルを掘削する
工程を示す図。
【図5】図4のトンネル坑口付近を拡大して示す図。
【図6】複数のパイプルーフを連結して曲線状に建て込
んだ状態を示す図。
【図7】パイプルーフ建て込みの1実施形態を示す図。
【図8】図7とは異なる、パイプルーフ建て込みの実施
形態を示す図。
【図9】図7、図8とは異なる、パイプルーフ建て込み
の実施形態を示す図。
【図10】図7−図9とは異なる、パイプルーフ建て込
みの実施形態を示す図。
【図11】継手の例を示す図。
【図12】図7−図11とは異なる、パイプルーフ建て
込みの実施形態を示す図。
【図13】図7−図12とは異なる、パイプルーフ建て
込みの実施形態を示す図。
【図14】図7−図13とは異なる、パイプルーフ建て
込みの実施形態を示す図。
【図15】図7−図14とは異なる、パイプルーフ建て
込みの実施形態を示す図。
【図16】図7−図15とは異なる、パイプルーフ建て
込みの実施形態を示す図。
【図17】本発明の実施形態の作用効果を説明するため
の図。
【図18】図17とは異なる、本発明の実施形態の作用
効果を説明するための図。
【図19】図17、図18とは異なる、本発明の実施形
態の作用効果を説明するための図。
【図20】従来のパイプルーフ工法の問題点を説明する
図。
【図21】従来のパイプルーフ工法の別の問題点を説明
する図。
【図22】従来のパイプルーフ工法のさらに別の問題点
を説明する図。
【図23】従来のパイプルーフ工法のその他の問題点を
説明する図。
【図24】間隔を空けてパイプを配置する実施形態を示
す正面断面図。
【図25】隣り合うパイプの位置関係を模式的に示す断
面図。
【符号の説明】
G・・・トンネルを掘削しようとする地盤 PT・・・掘削するべきトンネルの横断面に対応する領
域 T−V・・・トンネルの掘削予定線 10・・・水平孔掘削機 12・・・ドリルロッド H、H2、H3・・・掘削孔 14、14A、14B、14M・・・パイプ 12J・・・ドリルロッドに設けた継手 14J・・・パイプに設けた継手 20・・・計測装置 21・・・ベントサブ 22、22s、22A・・・掘削用ビット 30・・・掘削編成 MS・・・セメントミルク或いはモルタル等 34、34A・・・ガイド管 W・・・拡幅部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加 藤 正 平 東京都港区西麻布3丁目20番16号 日本海 洋掘削株式会社内 (72)発明者 関 野 宏 之 東京都港区西麻布3丁目20番16号 日本海 洋掘削株式会社内 Fターム(参考) 2D054 AC15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドリルロッド及び掘削ビットを用いてパ
    イプ建て込み用の掘削孔を掘削する工程と、該工程によ
    り掘削された掘削孔内にパイプを建て込む工程と、所定
    本数のパイプを建て込んだ後にパイプの内外に注入材を
    注入する工程とを含み、前記掘削孔を掘削する工程では
    掘削軌道を修正しつつパイプルーフの予定線に沿ってド
    リルロッド及び掘削ビットを進行せしめていることを特
    徴とするパイプルーフ工法。
  2. 【請求項2】 先端に掘削ビットを有するドリルロッド
    をパイプ内に挿入し、該パイプの先端から掘削ビットが
    突出した状態で地盤を掘削し、パイプ建て込み用の掘削
    孔の掘削とパイプの建て込みとを同時に行う工程と、ド
    リルロッド及び掘削ビットを回収する工程と、所定本数
    のパイプを建て込んだ後にパイプの内外に注入材を注入
    する工程とを含み、掘削及び建て込みを行う工程では掘
    削軌道を修正しつつパイプルーフの予定線に沿ってドリ
    ルロッド及びパイプを進行せしめていることを特徴とす
    るパイプルーフ工法。
  3. 【請求項3】 先端に掘削ビットを有するドリルロッド
    をパイプ内に挿入し、該パイプの先端から掘削ビットが
    突出した状態で地盤を掘削し、パイプ建て込み用の掘削
    孔の掘削とパイプの建て込みとを同時に行う工程と、ド
    リルロッドから掘削ビットを切り離して掘削ビット以外
    の掘削編成を回収する工程と、所定本数のパイプを建て
    込んだ後にパイプの内外に注入材を注入する工程とを含
    み、掘削及び建て込みを行う工程では掘削軌道を修正し
    つつパイプルーフの予定線に沿ってドリルロッド及びパ
    イプを進行せしめていることを特徴とするパイプルーフ
    工法。
  4. 【請求項4】 ドリルロッド及び掘削ビットを用いてパ
    イプ建て込み用の掘削孔を掘削する工程と、該工程によ
    り掘削された掘削孔内に注入材を注入する工程と、注入
    材が充填された掘削孔内にパイプを建て込む工程とを含
    み、前記掘削孔を掘削する工程では掘削軌道を修正しつ
    つパイプルーフの予定線に沿ってドリルロッド及び掘削
    ビットを進行せしめていることを特徴とするパイプルー
    フ工法。
  5. 【請求項5】 ドリルロッド及び掘削ビットを用い且つ
    注入材を混合した泥水を充填した状態でパイプ建て込み
    用の掘削孔を掘削する工程と、該工程により掘削された
    掘削孔内にパイプを建て込む工程とを含み、前記掘削孔
    を掘削する工程では掘削軌道を修正しつつパイプルーフ
    の予定線に沿ってドリルロッド及び掘削ビットを進行せ
    しめていることを特徴とするパイプルーフ工法。
  6. 【請求項6】 先端に掘削ビットを有するドリルロッド
    をパイプ内に挿入し、該パイプの先端から掘削ビットが
    突出した状態で且つ注入材を混合した泥水を充填した状
    態で地盤を掘削し、注入材の注入とパイプ建て込み用の
    掘削孔の掘削とパイプの建て込みとを同時に行う工程
    と、ドリルロッド及び掘削ビットを回収する工程とを含
    み、注入と掘削と建て込みを行う工程では掘削軌道を修
    正しつつパイプルーフの予定線に沿ってドリルロッド及
    びパイプを進行せしめていることを特徴とするパイプル
    ーフ工法。
  7. 【請求項7】 先端に掘削ビットを有するドリルロッド
    をパイプ内に挿入し、該パイプの先端から掘削ビットが
    突出した状態で且つ注入材を混合した泥水を充填した状
    態で地盤を掘削し、注入材の注入とパイプ建て込み用の
    掘削孔の掘削とパイプの建て込みとを同時に行う工程
    と、ドリルロッドから掘削ビットを切り離して掘削ビッ
    ト以外の掘削編成を回収する工程とを含み、注入と掘削
    と建て込みを行う工程では掘削軌道を修正しつつパイプ
    ルーフの予定線に沿ってドリルロッド及びパイプを進行
    せしめていることを特徴とするパイプルーフ工法。
  8. 【請求項8】 ドリルロッド及び掘削ビットを用いてパ
    イプ建て込み用の掘削孔を掘削する工程で、先行して建
    て込まれたパイプに設けた継手とドリルロッドに設けた
    継手とを係合して、ドリルロッドはパイプの継手で案内
    されつつ掘削を行い、以て、先行して建て込まれたパイ
    プと連結して建て込まれる様にパイプ建て込み用の掘削
    孔を掘削する請求項1、4、5のいずれか1項のパイプ
    ルーフ工法。
  9. 【請求項9】 パイプ建て込み用の掘削孔の掘削とパイ
    プの建て込みとを同時に行う工程で、先行して建て込ま
    れたパイプに設けた継手と後発して掘削を行っているパ
    イプに設けた継手とを係合して、後発のパイプは先行す
    るパイプの継手で案内されつつ掘削を行い、以て、先行
    して建て込まれたパイプと連結して建て込まれる様にパ
    イプ建て込みを行う請求項2、3、6、7のいずれか1
    項のパイプルーフ工法。
  10. 【請求項10】 ドリルロッド及び掘削ビットを用いて
    パイプ建て込み用の掘削孔を掘削する工程で、ドリルロ
    ッドにガイド管を取り付け且つ先行して建て込まれるパ
    イプにガイド管の大径リングを通し、ドリルロッドが先
    行して建て込まれるパイプに案内されて掘削を行い、以
    て、先行して建て込まれるパイプと連結して建て込まれ
    る様にパイプ建て込み用の掘削孔を掘削する請求項1、
    4、5のいずれか1項のパイプルーフ工法。
  11. 【請求項11】 パイプ建て込み用の掘削孔の掘削とパ
    イプの建て込みとを同時に行う工程で、後発的に建て込
    まれるパイプにガイド管を取り付け且つ先行して建て込
    まれたパイプにガイド管の大径リングを通し、後発のパ
    イプは先行して建て込まれたパイプに案内されつつ掘削
    及び建て込みを行い、以て、先行して建て込まれたパイ
    プと連結して建て込まれる請求項2、3、6、7のいず
    れか1項のパイプルーフ工法。
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