JP2000220618A - 嵌挿式装着部品 - Google Patents

嵌挿式装着部品

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JP2000220618A
JP2000220618A JP11025065A JP2506599A JP2000220618A JP 2000220618 A JP2000220618 A JP 2000220618A JP 11025065 A JP11025065 A JP 11025065A JP 2506599 A JP2506599 A JP 2506599A JP 2000220618 A JP2000220618 A JP 2000220618A
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Yoshinori Shimamoto
佳則 島本
Kimitada Funase
公資 船瀬
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンタッチで装着可能で部品点数も少なく抑
えられることを基本条件に備えつつ、特に、前記のよう
な負荷が作用した場合でも容易に外れないようにした嵌
挿式装着部品を提供すること。 【解決手段】 嵌挿操作される連結部1aと、この連結
部1aの一側から同一方向に向けて複数の突条として一
体に突出し、相手孔内に弾性変形により嵌挿される嵌挿
突部1bと、孔の奥端に係合すべく嵌挿突部1bの先部
にあって外径向きに一体に突出して形成された係止部1
cとを備え、先端部1dが孔内に挿入可能な先細状に形
成された嵌挿式装着部品1において、先端部1dから嵌
挿突部1bまでの適宜個所に、係止部1cを含む嵌挿突
部1bの弾性変形を所定の量以下に規定する規定手段
2,3が一体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、嵌挿操作される
連結部と、この連結部の一側から同一方向に向けて複数
の突条として一体に突出し、相手孔内に弾性変形により
嵌挿される嵌挿突部と、前記孔の奥端に係合すべく前記
嵌挿突部の先部にあって外径向きに一体に突出して形成
された係止部とを備え、先端部が前記孔内に挿入可能な
先細状に形成された嵌挿式装着部品に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動現像処理装置においては、
図9(a)に示すように、四角な孔50a付きの受部5
0が突設された部品51が装置内に設けられ、この部品
51には、図9(b)に示すように、前記孔50aに先
端が嵌挿されるようにして他の特定の機能を有する部品
(装着部品)53が装着されることがある。この部品5
3は、図9(a)に示すように、先細状の樹脂一体成形
品で、嵌挿操作をするための連結部53aと、この連結
部53aの一端から2つの割形として平行に突設された
嵌挿突部53bとを備えるとともに、この嵌挿突部53
bの先端には、鉤形突起として上下それぞれに係止部5
3cを突出して形成されている。
【0003】この部品53は、連結部53aをもって先
細状部分から孔50aに差し込むようにして嵌挿される
のであり、この際、係止部53cが孔50a内に差し込
まれると、嵌挿突部53bが窄まり状にたわみ変形(弾
性変形)することにより挿通でき、そのあと、係止部5
3cが孔50aを通過することで嵌挿突部53bが拡が
るとともに係止部53cが受部50の向こう側に係止す
ることで、部品53が部品51に抜け止めされた状態で
装着される。
【0004】部品53はスナップフィットとも称される
こともあるが、こうした部品53は、ワンタッチで装着
でき部品点数も少なくて済むことから、図10(a)、
(b)に示すような、取付ねじ55により部品56を部
品51に対して装着(固定)する方式のものに比べて優
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す装着方式のものは、図10に示すねじ止め式のもの
に比べて前記の点で優れているものの、次の点で問題が
ある。すなわち、図11は他のスナップフィットである
嵌挿式装着部品57の外観斜視図を示すものであるが、
この部品57は、例えば、図12(c)に示すように、
部品58に部品59を取り付ける場合に使用されるもの
である。部品57は、図11に示すように、円板状の連
結部57aと、2つ割れ状の嵌挿突部57b、および係
止部57cとを備えた丸軸状のものであって、図12
(a)に示すように、部品58に部品59を当てがった
状態で、先細状部分57dを孔58aに差し込み、連結
部57aを介して押し込むように操作する。図9のとこ
ろでも述べたように、係止部57cが孔58aに差し込
まれることで、嵌挿突部57bは図12(b)に示すよ
うに窄まり状にたわみ変形しながら通過し、あとは嵌挿
突部57bの弾性復帰とともに係止部57cが孔58a
の奥縁部に係止することで、部品57が嵌挿されると同
時に部品59の取り付けが完了することになる。
【0006】こうした嵌挿式装着部品57は、装着状態
で図13(a)に示すようになるが、この部品57は、
従来、部品59に図に示すような負荷Lがかかると、そ
の力によって嵌挿突部57bが13図(b)のように窄
まりがちになり、その際、ある程度自由に窄まって係止
部57cが孔58a内に入り込むおそれもあり、13図
(c)のように抜けてしまうおそれもあった。勿論、図
14に示すように、取付ねじ61により締結してもよい
が、この場合は、組立の効率化が図れない等の問題が生
じる。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ワンタッチで装着可能で部品点数も
少なく抑えられることを基本条件に備えつつ、特に、前
記のような負荷が作用した場合でも容易に外れないよう
にした嵌挿式装着部品を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る嵌挿式装着部品は、嵌挿操作される連結部
と、この連結部の一側から同一方向に向けて複数の突条
として一体に突出し、相手孔内に弾性変形により嵌挿さ
れる嵌挿突部と、前記孔の奥端に係合すべく前記嵌挿突
部の先部にあって外径向きに一体に突出して形成された
係止部とを備え、先端部が前記孔内に挿入可能な先細状
に形成された嵌挿式装着部品において、前記先端部から
嵌挿突部までの適宜個所に、前記係止部を含む嵌挿突部
の弾性変形を所定の量以下に規定する規定手段が一体に
形成されていることを特徴とするものである。
【0009】この構成によると、前記先端部から嵌挿突
部までの適宜個所には、係止部を含む嵌挿突部の弾性変
形(窄まり状たわみ変形)を所定の量以下に規定する手
段が一体に形成されている。したがって、孔に装着され
た嵌挿式装着部品を孔から抜けさせるような負荷が作用
したとしても、嵌挿突部などの変形量を所定の量以下に
押さえ、係止部が孔に落ち込んでしまう可能性が少なく
なる。その結果、ワンタッチで装着可能で部品点数も少
なく抑えられることを基本条件に備えつつ、特に、前記
のような負荷が作用した場合でも容易に外れない嵌挿式
装着部品を提供することができた。
【0010】本発明の好適な実施形態として、前記規定
手段は、前記先端部に設けられた当たり部により構成さ
れているものがあげられる。この構成によると、当たり
部の機能により嵌挿突部などの変形量を所定の量以下に
押さえると共に、嵌挿しやすさも維持することが可能で
ある。先端部に当たり部を設けると言う簡単な構成によ
り、容易に外れない嵌挿式装着部品を提供することがで
きた。
【0011】本発明の別の好適な実施形態として、前記
規定手段は、嵌挿突部の複数本の基部間を一体的につな
ぐ変形抵抗部にて構成されているものがあげられる。こ
の構成によると、嵌挿突部の基部間をつなぐことでこの
部分を変形しにくくし、これにより嵌挿突部の弾性変形
(窄まり状たわみ変形)を所定量以下に押さえることが
でき、その結果、負荷によるこじれを有効に阻止して嵌
挿式装着部品の孔からの抜けを防止することができるよ
うになる。
【0012】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記当たり部は、噛み合う関係に形成されているものが
あり、かかる構成により、負荷によるこじれに対し当た
り部の噛み合いにより強力に抵抗し、嵌挿式装着部品の
抜けをより有効に防止することができる。
【0013】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記規定手段は、前記先細状部分を一体につないで構成
されている。これにより、負荷によるこじれに対しつな
ぎ部が強力に抵抗し、嵌挿式装着部品の抜けをより有効
に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る嵌挿式装着部
品の実施形態を図面を用いて説明する。 <第1実施形態>図1〜図3は、本発明の第1の実施形
態を示すもので、図1は嵌挿式装着部品1を示す外観斜
視図、図2は嵌挿式装着部品1を一側方からみた側面
図、図3(a)及び(b)は嵌挿式装着部品1を締結の
ために装着した状態および負荷Pに抵抗する様子を示す
断面図である。
【0015】まず、嵌挿式装着部品1は、図1及び図2
に示すように、円板状をした連結部1aと、同連結部1
aの一側面から同一方向に垂直に突出する2つ割れ状の
嵌挿突部1bと、この嵌挿突部1bの先側に設けられた
係止部1cとを備え、両係止部1cは、先細状部分1d
をそれぞれ備えるものである。嵌挿突部1bは丸軸を基
本とし、丸軸の中央に割れ部分を有するものである。ま
た、嵌挿突部1bは複数の突条が割り型をなすように連
結部1aから一体に突出形成される。
【0016】嵌挿式装着部品1は、先細状部分1dの一
方の内側面に規定手段として機能する当たり部2が一体
に突出して形成され、嵌挿突部1bの窄まり状たわみ変
形に際しては、従来技術に比べて、当たり部2と先細状
部分1dのもう一方の内側面とが早い段階で当たるよう
になっている。規定手段のもう1つは、嵌挿突部1bの
複数本の基部間を一体的につなぐ変形抵抗部3を設けて
いることである。これらの規定手段として機能する当た
り部2と,変形抵抗部3は、その一方だけを設けたとし
ても本発明の効果を発揮することができる。
【0017】この嵌挿式装着部品1は、図3(a)に示
すように部品4の孔4a内に係止部1cと嵌挿突部1b
のたわみ変形により挿通され、係止部1cが孔4aの奥
端に係止されることで抜け止めされた状態になる。この
挿通にあたって、先細状部分1dが孔4a内に差し込ま
れると当たり部2が相手側の先細状部分1dに当たるよ
うになるが、それ以上の押し込み力を与えると、係止部
1cと嵌挿突部1bはたわみ変形することで孔4a内を
通ることができる。この嵌挿により部品5が締結され
る。尚、この実施形態における当たり部2の突出量は、
嵌挿突部1b相互の間隔の約1/2になっているが、こ
れに限定されるものではない。
【0018】部品5の一端に負荷Pが作用すると、嵌挿
式装着部品1は、図3(b)に示すように、こじれ現象
を生じるが、変形抵抗部3が窄まり状たわみ変形を一定
に押さえていることと先端の当たり部2が相手側の先細
状部分1dに当たって同じく窄まり状たわみ変形を所定
量以下に押さえることにより、係止部1cのさらなる窄
まりは抑止され、より強力な負荷Pまでも耐え得るよう
になる。因みに、図13(c)に示す場合の抜け時の負
荷が1kg程度であったものが、図3(b)に示すもの
では約6kgの負荷までも耐え得るようになった。
【0019】<第2実施形態>図4に第2実施形態の構
成を示す。この実施形態は、当たり部10が先細状部分
1dの双方に分けて形成されたものであり、これら1対
の当たり部10,10間には自然状態で隙間cが残され
ている。
【0020】<第3実施形態>図5は第3実施形態を示
し、当たり部12が先細状部分1dの双方に設けられ、
自然状態時にも当たる(隙間が0)ようになっている。
尚、図4及び図5の実施形態における当たり部10,1
2は、作用については後述するが、図6あるいは図7に
示すような軸方向に互いに噛み合うように構成にしても
よい。
【0021】<第4実施形態>図6は第4実施形態を示
し、当たり部14が先細状部分1dの一方において凸状
部14aとして形成される一方、他方の先細状部分1d
には凹み部14bとして形成されて、凸状部14aと凹
み部14bとは負荷がかかると互いに噛み合うように構
成されている。特に、この実施形態によると、前記負荷
により凸状部14aが凹み部14bに嵌まり合うと嵌挿
突部1b相互の軸方向のずれを阻止するように機能し、
これにより、負荷時のこじれ作用に大きく抵抗する。つ
まり、これが嵌挿突部1bのこじれ時のたわみを極力小
さく抑え、抜けをより効果的に防止する。その一方にお
いて、こじれを伴わない通常の挿入時には、凸状部14
aと凹み部14bとの軸方向の相互ずれがなく、凸状部
14aが凹み部14b内で滑り回転するようになるの
で、複数の嵌挿突部1bは正規のたわみ作用をして嵌挿
を容易にする。凸状部14a及び凹み部14bは、先細
状部分1dの他の箇所あるいは嵌挿突部1b等他の箇所
に設けてもよい。
【0022】<第5実施形態>図7は第5実施形態を示
し、当たり部16が先細状部分1dの一方に山形として
形成された凸状部16aと他方にV形として形成された
凹み部16bとで構成されたもので、特にその一方が凸
状であるのに対し他方が凹状になっているものである。
この実施形態の場合も正規の嵌挿時には嵌挿を容易にす
る一方において負荷によるこじれには大きく抵抗して抜
けを有効に防止する。凸状部16a及び凹み部16b
は、先細状部分1dの他の箇所あるいは嵌挿突部1b等
他の箇所に設けてもよい。
【0023】<第6実施形態>図8は第6実施形態を示
し、規定手段が、先細状部分1dをつなぎ部18により
一体につないだものになっている。この実施形態の場合
も正規の嵌挿時には嵌挿を容易にする一方において負荷
によるこじれには大きく抵抗して抜けを有効に防止す
る。
【0024】なお、図4ないし図8に示す実施形態にお
いては、全てに変形抵抗部3が形成されているが、変形
抵抗部3を備えていない構成にしてもよい。
【0025】本発明に係る嵌挿式装着部品10は、好ま
しくは樹脂により成形される。また、写真現像処理装置
の部品の取り付けに用いる場合には、好ましくは対薬品
性を有する樹脂により成形される。
【0026】<更に別の実施形態>前記実施形態では、
嵌挿式装着部品10を締結用としてあったが、図9
(a)に示す装着形式のように、他部品の締結用でなく
嵌挿式装着部品それ自体のみが装着される場合もこの発
明が適用されることは勿論である。また、前記実施形態
において、相手側の孔は、丸孔、角孔以外の形状の孔を
含むことは勿論、丸孔のように内面が連続した周面でな
い、例えば、一側あるいは両側が開口した溝状のものそ
の他の構成のものもここに含む。さらに、係止部は複数
段のものも含まれるし、凹み状のものも含まれる。ま
た、前記嵌挿突部の本数は2本であるが、3本にしたり
それ以上にすることも可能である。さらに、連結部は円
板形に限定されず、四角断面やその他の幾何学形状にし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す嵌挿式装着部品の
斜視図
【図2】図1の嵌挿式装着部品を側方からみた側面図
【図3】(a)は図1の嵌挿式装着部品を他部品の締結
のために装着した様子を示す断面図、(b)は装着状態
において負荷が作用した際に抵抗する様子を示す断面図
【図4】嵌挿式装着部品の第2実施形態を示す側面図
【図5】嵌挿式装着部品の第3実施形態を示す側面図
【図6】嵌挿式装着部品の第4実施形態を示す側面図
【図7】嵌挿式装着部品の第5実施形態を示す側面図
【図8】嵌挿式装着部品の第6実施形態を示す側面図
【図9】(a)は従来の嵌挿式装着部品による場合の構
成部品を示す分解斜視図、(b)はその装着状態の様子
を示す斜視図
【図10】(a)はねじで締結する場合の構成部品を示
す分解斜視図、(b)はその装着状態を示す斜視図
【図11】従来のスナップフィットである嵌挿式装着部
品を示す斜視図
【図12】従来の嵌挿式装着部品を用いて他部品を締結
する様子を示し、(a)は装着前の様子を示す断面図、
(b)は嵌挿途中の様子を示す断面図、(c)は装着を
終えた際の様子を示す断面図
【図13】従来の嵌挿式装着部品を用した際の負荷発生
時の様子を示し、(a)は負荷作用当初の様子を示す断
面図、(b)は負荷が作用して嵌挿式装着部品が抜け始
める様子を示す断面図、(c)は負荷により嵌挿式装着
部品が抜ける様子を示す断面図
【図14】部品締結にねじを用いた従来の例を示す断面
【符号の説明】
1 嵌挿式装着部品 1a 連結部 1b 嵌挿突部 1c 係止部 1d 先細状部分 2,10,12,14,16,18 当たり部 3 変形抵抗部 4 部品 18 つなぎ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌挿操作される連結部と、 この連結部の一側から同一方向に向けて複数の突条とし
    て一体に突出し、相手孔内に弾性変形により嵌挿される
    嵌挿突部と、 前記孔の奥端に係合すべく前記嵌挿突部の先部にあって
    外径向きに一体に突出して形成された係止部とを備え、 先端部が前記孔内に挿入可能な先細状に形成された嵌挿
    式装着部品において、 前記先端部から嵌挿突部までの適宜個所に、前記係止部
    を含む嵌挿突部の弾性変形を所定の量以下に規定する規
    定手段が一体に形成されていることを特徴とする嵌挿式
    装着部品。
  2. 【請求項2】 前記規定手段は、前記先端部に設けられ
    た当たり部により構成されている請求項1に記載の嵌挿
    式装着部品。
  3. 【請求項3】 前記規定手段は、嵌挿突部の複数本の基
    部間を一体的につなぐ変形抵抗部にて構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の嵌挿式装着部
    品。
  4. 【請求項4】 前記当たり部は、噛み合う関係に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の嵌挿式装着部品。
  5. 【請求項5】 前記規定手段は、前記先細状部分を一体
    につないで構成されていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の嵌挿式装着部品。
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