JP2000220677A - 静的制動用ブレーキ - Google Patents

静的制動用ブレーキ

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JP2000220677A
JP2000220677A JP11025057A JP2505799A JP2000220677A JP 2000220677 A JP2000220677 A JP 2000220677A JP 11025057 A JP11025057 A JP 11025057A JP 2505799 A JP2505799 A JP 2505799A JP 2000220677 A JP2000220677 A JP 2000220677A
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JP
Japan
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brake
friction material
static
resin film
friction
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Application number
JP11025057A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Murayama
哲司 村山
Fuminori Terao
文教 寺尾
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Astemo Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーキングブレーキ等の静的制動用ブレーキ
を製造する際に、当り付け作業を不要にできる静的制動
用ブレーキを提供する。 【解決手段】 車両のパーキングブレーキ等に使用され
る静的制動用ブレーキにおいて、該ブレーキを構成する
摩擦材16の研摩面を平滑面とするように、前記研摩面
に有機樹脂を主成分とする樹脂皮膜18が形成されてい
ると共に、前記有機樹脂には、樹脂皮膜18の摩擦係数
を向上し得るゴム等の摩擦材料が配合されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静的制動用ブレーキ
に関し、更に詳細には車両のパーキングブレーキ等に使
用される静的制動用ブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のブレーキには、動いている車両を
停止等させる動的制動に使用されず、駐車時等の際に車
両の停止状態を保持する静的制動のみに使用される静的
制動用ブレーキがある。かかる静的制動用ブレーキを図
3に示す。図3に示す静的制動用ブレーキは、ドラム・
イン・ディスクブレーキ等のパーキングブレーキに使用
されるブレーキシュー50である。このブレーキシュー
50は、金属製のリム板52と円弧状ウェブ板54とが
T字状に接合されたシュー56と、円弧状ウェブ板54
に接着された摩擦材58とから構成されている。かかる
図3に示すブレーキシュー50の摩擦材58の表面に
は、通常、ブレーキシュー50が装着されるブレーキド
ラムの内面径と、ブレーキシュー50の摩擦材58の外
面径とが同一径となるように研摩が施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に、摩擦材58
の表面に研摩が施されたブレーキシュー50をブレーキ
ドラムに組込むことによって、制動の際に、ブレーキシ
ュー50の摩擦材58の表面をドラムブレーキの内面に
密着させることができる。しかし、パーキングブレーキ
では、ブレーキシュー50を新品と交換等した際に、ブ
レーキの初期制動力(初期静的制動力)が不足し易くな
る傾向がある。パーキングブレーキ等の静的制動用ブレ
ーキでは、動的制動用ブレーキの様に、摩擦材の表面が
回転体に擦られることがないため、摩擦材58の表面に
研摩によって形成された微小凹凸が残存し易いためと考
えられる。一方、ブレーキシュー50を新品と交換等し
たパーキングブレーキでは、何回かブレーキ操作を行う
ことによって、制動力が次第に回復してくる。このた
め、パーキングブレーキに用いるブレーキシュー50で
は、実車等に実装して何回かブレーキ操作を行う、いわ
ゆる当り付け作業を施し、ブレーキの初期制動力を確保
することが行われている。しかしながら、かかる当り付
け作業は、パーキングブレーキ等の静的制動用ブレーキ
を製造する製造工程を煩雑化し、生産性を低下させる作
業である。そこで、本発明の課題は、パーキングブレー
キ等の静的制動用ブレーキを製造する際に、当り付け作
業を不要にできる静的制動用ブレーキを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するには、研摩されたブレーキシューの摩擦材の
表面を平滑面化することが有効である考え、研摩した摩
擦材の表面に樹脂皮膜を形成することを試みた。しか
し、樹脂皮膜が表面に形成された摩擦材では、依然とし
て、ブレーキの初期制動力が不足し易くなる傾向があ
る。このため、本発明者等は、樹脂皮膜の摩擦特性を向
上すべく、ゴム等の弾性材料を配合した有機樹脂を摩擦
材の研摩面に塗布して樹脂皮膜を形成した結果、摩擦材
に当り付け作業を施すことなく所定の初期制動力を呈し
得る静的制動用ブレーキが得られることを見出し、本発
明に到達した。
【0005】すなわち、本発明は、車両のパーキングブ
レーキ等に使用される静的制動用ブレーキにおいて、該
ブレーキを構成する摩擦材の研摩面を平滑面とするよう
に、前記研摩面に有機樹脂を主成分とする樹脂皮膜が形
成されていると共に、前記有機樹脂には、前記樹脂皮膜
の摩擦係数を向上し得る摩擦材料が配合されていること
を特徴とする静的制動用ブレーキにある。かかる本発明
において、有機樹脂に配合した摩擦材料としては、ゴム
等の弾性材料、及び/又はシリコンカーバイトや酸化ク
ロム等の無機粉末材料を好適に用いることができる。ま
た、樹脂皮膜の厚さを10〜70μmとすることが好適
である。
【0006】本発明によれば、研摩が施されて微小凹凸
が形成された静的制動用ブレーキの摩擦材の表面に、有
機樹脂を主成分とする樹脂皮膜を形成し、摩擦材の表面
を平滑面化すると共に、樹脂皮膜を形成する有機樹脂に
ゴム等の摩擦材料を配合することによって、形成された
樹脂皮膜の摩擦係数を向上することができる。その結
果、静的制動用ブレーキの初期制動力の向上を図ること
ができる。ところで、静的制動用ブレーキの摩擦材の表
面に形成した樹脂皮膜は、ブレーキ操作によって少しづ
つ削り取られ、ブレーキ操作が繰り返されることによっ
て樹脂皮膜は消滅するが、その際には、摩擦材本体の平
滑面化された表面が露出するため、ブレーキの制動力を
所定値に維持できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る静的制動用ブレーキ
の一例を図1に示す。図1は、図3に示すブレーキシュ
ーと同様に、ドラム・イン・ディスクブレーキ等のパー
キングブレーキに使用されるブレーキシュー10の部分
正面図である。このブレーキシュー10は、金属製のリ
ム板12と円弧状ウェブ板14とがT字状に接合された
シューと、円弧状ウェブ板14に接着された摩擦材16
とを具備する。かかる摩擦材16の表面には、ブレーキ
シュー10が装着されるブレーキドラムの内面径と、ブ
レーキシュー10の摩擦材16の外面径とが同一径とな
るように研摩が施されている。本発明においては、研摩
が施された摩擦材16の表面に、有機樹脂を主成分とす
る樹脂皮膜18を形成する。かかる有機樹脂としては、
摩擦材16にバインダー等として使用されている有機樹
脂を使用でき、フェノール系の熱硬化性樹脂を好適に使
用できる。
【0008】本発明では、この有機樹脂中に、形成され
た樹脂皮膜の摩擦係数を向上し得る摩擦材料を配合す
る。かかる摩擦材料を配合することによって、形成され
た樹脂皮膜を所望の摩擦係数とすることができる。この
摩擦材料としては、摩擦材16を形成する摩擦材料を使
用できるが、ゴム等の弾性材料、シリコンカーバイトや
酸化クロム等の無機粉末材料を好適に使用できる。かか
る弾性材料と無機粉末材料とは、各々を単独で使用して
もよく、両者を併用してもよい。摩擦材料が配合された
有機樹脂から成る樹脂皮膜18の厚さは、研摩によって
微小凹凸が形成された摩擦材16の表面を平滑面とする
程度でよく、具体的には10〜70μm程度の厚さが好
適である。かかる樹脂皮膜18は、有機樹脂として、フ
ェノール系の熱硬化性樹脂を用いた場合、円弧状ウェブ
板14に接着されて表面が研摩された摩擦材16の表面
に、摩擦材料が配合された液状のフェノール系の熱硬化
性樹脂を、ローラ又はディッピングによって所望の厚さ
に塗布した後、加熱して熱硬化させることによって形成
できる。
【0009】この様に、摩擦材16の表面に、摩擦材料
が配合された有機樹脂から成る樹脂皮膜18が形成され
たブレーキシュー10を、静的制動用ブレーキとしての
パーキングブレーキに使用すると、樹脂皮膜18が形成
されていない図3に示すブレーキシュー50を用いたパ
ーキングブレーキに比較して、初期制動力を向上でき
る。その結果、ブレーキシュー10の製造工程で行う当
り付け作業を省略でき、ブレーキシュー10の製造工程
を簡素化できる。尚、図1にはドラムブレーキに用いら
れるブレーキシューを示したが、ディスクブレーキに用
いられる摩擦材についても本発明を適用できる。
【0010】
【実施例】円弧状ウェブ板14に接着されて表面が研摩
された摩擦材16の表面に、摩擦材料として、ニトリル
ゴム、シリコンカーバイト、及び酸化クロムが配合され
た液状のフェノール系の熱硬化性樹脂を、ディッピング
によって10〜70μmの厚さに塗布した後、180〜
250℃の加熱雰囲気下で加熱して熱硬化し、図1に示
す様に、摩擦材16の表面に樹脂皮膜18を形成した。
この様に、樹脂皮膜18を形成したブレーキシューを実
施例品とする。また、樹脂皮膜18を形成しなかった他
は、実施例品と同一の図3に示すブレーキシューを比較
例品とする。これらの実施例品と比較例品との各々に、
通常の当り付け作業を行った後、各ブレーキシューの当
り面の摩擦係数を測定した。この当り付け作業と摩擦係
数の測定とを複数回行い、その結果を図2に示す。図2
から明らかな様に、実施例品では、当り付け作業によっ
て当り面の摩擦係数が若干増加するものの、その増加割
合は少ない。一方、比較例品では、当り付け作業によっ
て当り面の摩擦係数は急激に増加するが、当り付け作業
が9回未満では、当り面の摩擦係数が実施例品よりも低
く、比較例品の初期摩擦特性、換言すれば初期制動力が
実施例品よりも劣ることが判る。尚、比較例品でも、当
り付け作業を9回以上行うことによって、実施例品の当
り面の摩擦係数と略等しくすることができる。摩擦材5
8の表面に研摩によって形成された微小凹凸が消滅し、
表面が平滑面になったものと考えられる。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る静的制動用ブレーキによれ
ば、初期制動力を向上できるため、当り付け作業を不要
とすることができ、静的制動用ブレーキの製造工程を簡
略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静的制動用ブレーキに用いられる
ブレーキシューの部分正面図である。
【図2】本発明に係る静的制動用ブレーキに用いられる
ブレーキシューと従来の静的制動用ブレーキに用いられ
るブレーキシューとについて、当り付け作業と当り面の
摩擦係数との関係を調査した結果を示すグラフである。
【図3】従来の静的制動用ブレーキに用いられるブレー
キシューの正面図である。
【符号の説明】
10 ブレーキシュー 12 リム板 14 円弧状ウェブ板 16 摩擦材 18 樹脂皮膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16D 69/02 F16D 69/02 C Fターム(参考) 3J058 BA61 CA02 GA15 GA22 GA55 GA92 GA95 4F071 AA01 AA10 AA41 AB18 AB26 AE12 AH07 DA01 DA06 DA11 4J002 AA001 AC072 CC031 DE096 DJ006 FD202 FD206 GN00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のパーキングブレーキ等に使用され
    る静的制動用ブレーキにおいて、 該ブレーキを形成する摩擦材の研摩面を平滑面とするよ
    うに、前記研摩面に有機樹脂を主成分とする樹脂皮膜が
    形成されていると共に、 前記有機樹脂には、前記樹脂皮膜の摩擦係数を向上し得
    る摩擦材料が配合されていることを特徴とする静的制動
    用ブレーキ。
  2. 【請求項2】 有機樹脂に配合された摩擦材料が、ゴム
    等の弾性材料、及び/又はシリコンカーバイトや酸化ク
    ロム等の無機粉末材料である請求項1記載の静的制動用
    ブレーキ。
  3. 【請求項3】 樹脂皮膜の厚さが、10〜70μmであ
    る請求項1又は請求項2記載の静的制動用ブレーキ。
JP11025057A 1999-02-02 1999-02-02 静的制動用ブレーキ Pending JP2000220677A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112128275A (zh) * 2020-09-12 2020-12-25 东北石油大学 基于界面力学效应的摩擦阻力增加方法
CN112128275B (zh) * 2020-09-12 2022-04-01 东北石油大学 基于界面力学效应的摩擦阻力增加方法

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