JP2000220873A - マイナスイオン製造方法及びそれを用いたマイナスイオン発生装置、空気清浄装置及び空気加湿装置 - Google Patents

マイナスイオン製造方法及びそれを用いたマイナスイオン発生装置、空気清浄装置及び空気加湿装置

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JP2000220873A
JP2000220873A JP11023098A JP2309899A JP2000220873A JP 2000220873 A JP2000220873 A JP 2000220873A JP 11023098 A JP11023098 A JP 11023098A JP 2309899 A JP2309899 A JP 2309899A JP 2000220873 A JP2000220873 A JP 2000220873A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マイナスイオンを効率良く大量に発生させるマ
イナスイオン製造方法及びそれを用いたマイナスイオン
発生装置、空気清浄装置及び加湿装置を提供する。 【解決手段】水もしくは水溶液を、対向した2以上の噴
射・噴霧穴又はノズル14…より噴射・噴霧させ微細水
滴となし、更にその微細水滴どうしを衝突させることで
更に微細化を促進させ、微細水滴を増加発生させなが
ら、その空間(微細水滴発生部3)に風速0.1〜30
m/secで空気を通すことで微細水滴混合空気とな
し、この空気1m3にマイナスイオンを0.5×109
個以上発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、空気中にマイナス
イオンを発生させるマイナスイオン製造方法及びそれを
用いたマイナスイオン発生装置、空気清浄装置及び加湿
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、空気中には1μmから分子程度の
大きさまでの電気を帯びた微粒子が浮遊している。その
中で分子が10個から100個程度集まった大きさの粒
子を小イオンと呼び、特にマイナス極に帯電しているも
のをマイナスイオンと呼んで、このマイナスイオンは精
神を安定させ、呼吸器の機能を高める効果を持っている
といわれている。
【0003】このように、空気中にマイナスイオンが浮
遊するのは、空気中で水滴が分裂するとき、水滴は陽極
に帯電し、周囲の空気は陰極に帯電する空気のイオン化
現象によって起こる。この空気のイオン化現象は、一般
にレナード効果として知られ、自然界では、滝、河川の
上流などの急流地域、現に強い雨が降っている地域など
ある特定の地域に発生する。
【0004】したがって、修験道や講にはよく滝に打た
れる行があるが、滝の水が落下し水しぶきが立ち上がる
周辺には、多くのマイナスイオンが生成しているから理
にかなったものといえる(神山恵三「健康の設計」大月
書店発行参照)。
【0005】このように、マイナスイオンは人体に良い
ことが知られるようになってきているが、以前は普通の
空気中に存在するマイナスイオンに頼る以外方法がなか
った。しかしながら、長い研究の結果、電子工学の発達
と共に、空気イオンの状況に関係なく、自由にマイナス
イオンを生成することができる装置として、マイナスイ
オン(マイナス電位)治療器(A.L.チジェフスキー
教授著「国民経済における空気イオン化」参照)が開発
された(立野信夫著「解明マイナスイオンの偉力」竹井
出版発行参照)。
【0006】上記のマイナスイオン治療器によれば、マ
イナスイオンを多量に発生させ、細胞にマイナスイオン
を容易に補給することができ、生体内のマイナスイオン
効果を上げ、体液、細胞、神経に及ぶ全身に好適な影響
を与え、これによって諸種の病気を治療し、健康を増進
させることができる。しかしながら、このマイナスイオ
ン発生の代償として、オゾン(O3)が多く発生する。
このオゾンは、空気中に微量に含まれていても人体に対
して害があるといわれている。
【0007】このため、近年、レナード効果を利用し
て、自然界に存在するオゾンを含まないマイナスイオン
を発生させながら、空気中の塵埃等を水で洗浄して空気
を清浄化する空気清浄装置が提案されている。この空気
清浄装置は気水混合装置によって空気と水とを混合させ
ることにより、空気中の塵埃等を洗浄して清浄化しつつ
マイナスイオンを発生するものである。
【0008】このような、イオン発生・空気清浄化装置
では、フィルター等の消耗品が不要になり、送風機で空
気を供給することで広範囲の空気を清浄化することがで
きる。
【0009】そして、水を、壁面、回転体、固定板など
の固体に噴射衝突させたり、回転する多穴板やノズルよ
り噴射して水を分裂し、微細化することでイオンを発生
させ、空気清浄を行なっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来装置
では、固体面に水を衝突させる方法によってマイナスイ
オンを発生させているが、この方法は衝突面に水膜が張
り、水が分裂し微細化するのを妨げ、微細化した水滴が
水膜に吸収され易くなり、マイナスイオン発生を妨げる
という問題があった。
【0011】また、回転する多穴板や回転するノズルに
より水を噴射する方法は、固体面に衝突させる方法より
もマイナスイオンの発生効率が悪いものであった。
【0012】したがって、従来装置では、単位空間当た
りのマイナスイオン発生量が少なく、マイナスイオンの
発生量を増大させるためには、動力を増大するしかなく
不経済であった。
【0013】本発明は、上記のような問題点に鑑み、レ
ナード効果を利用して供給される単位空間当りのマイナ
スイオン量を、低動力で効率よく発生させることができ
るマイナスイオン製造方法及びそれを利用したマイナス
イオン発生装置、空気清浄装置及び加湿装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の請求項1に係るマイナスイオン製造方法
は、水もしくは水溶液どうしを噴射・噴霧して衝突させ
ることで微細水滴を発生させながら空気空間内に放出
し、マイナスイオンを大量に含む微細水滴混合空気とな
し、この空気1m3中にマイナスイオンを0.5×10
9個以上発生させるものであり、具体的には、水もしく
は水溶液を、対向した2以上の噴射・噴霧穴又はノズル
より噴射・噴霧させ微細水滴となし、更にその微細水滴
どうしを衝突させることで更に微細化を促進させ、微細
水滴を増加発生させながら、その空間に風速0.1〜3
0m/secで空気を通すことで微細水滴混合空気とな
し、この空気1m3にマイナスイオンを0.5×109
個以上発生させることを特徴とする請求項2に記載のマ
イナスイオン発生装置によって行うものである。
【0015】また、請求項3に係るマイナスイオン発生
装置は、水もしくは水溶液を、5〜100mmの距離を
隔てて対向させた2以上の直径0.01〜3mmのノズ
ルより、0.1〜3kg/cm2の圧力で噴射・噴霧さ
せ微細水滴となし、更にその微細水滴どうしを衝突させ
ることで更に微細化を促進させ、微細水滴を増加発生さ
せながら、衝突空間である微細水滴発生部へ空気を風速
0.1〜30m/secで通すことで微細水滴混合空気
となし、この空気1m3中にマイナスイオンを0.5×
109個以上発生させるものである。
【0016】請求項4に係る空気清浄装置は、請求項1
記載のマイナスイオン製造方法又は請求項2又は請求項
3記載のマイナスイオン発生装置により製造された微細
水滴混合空気を、室内空気を吸い込みながら吹き出し、
被清浄化空気と混合させ、室内空気中に含まれる塵埃等
を除去して空気清浄を行なうものである。
【0017】請求項5に係る加湿装置は、請求項1記載
のマイナスイオン製造方法又は請求項2又は請求項3記
載のマイナスイオン発生装置により製造された微細水滴
混合空気を、室内空気を吸い込みながら吹き出し、室内
を加湿するものである。
【0018】請求項6に係るマイナスイオン発生装置
は、空気を吸い込む吸込口と、吸い込んだ空気を吹き出
す吹出口と、5〜100mmの距離を隔てて対向した2
以上の直径0.01〜3mmの噴射・噴霧穴又はノズル
と、水もしくは水溶液を、0.1〜3kg/cm2の圧
力で噴射・噴霧させる水又は水溶液供給機と、水又は水
溶液を貯留する水槽と、微細水滴どうしの衝突空間とし
ての微細空気発生部と、空気を風速0.1〜30m/s
ecで送風する送風機とからなり、空気1m3中にマイ
ナスイオンを0.5×109個以上発生させるものであ
る。
【0019】請求項7に係る空気清浄装置は、空気を吸
い込む吸込口と、吸い込んだ空気を吹き出す吹出口と、
5〜100mmの距離を隔てて対向した2以上の直径
0.01〜3mmの噴射・噴霧穴又はノズルと、水もし
くは水溶液を、0.1〜3kg/cm2の圧力で噴射・
噴霧させる水又は水溶液供給機と、水又は水溶液を貯留
する水槽と、微細水滴どうしの衝突空間としての微細空
気発生部と、空気を風速0.1〜30m/secで送風
する送風機とからなり、空気1m3中にマイナスイオン
を0.5×109個以上発生させるマイナスイオン発生
装置を備えるものである。
【0020】請求項8に係る加湿装置は、空気を吸い込
む吸込口と、吸い込んだ空気を吹き出す吹出口と、5〜
100mmの距離を隔てて対向した2以上の直径0.0
1〜3mmの噴射・噴霧穴又はノズルと、水もしくは水
溶液を、0.1〜3kg/cm2の圧力で噴射・噴霧さ
せる水又は水溶液供給機と、水又は水溶液を貯留する水
槽と、微細水滴どうしの衝突空間としての微細空気発生
部と、空気を風速0.1〜30m/secで送風する送
風機とからなり、空気1m3中にマイナスイオンを0.
5×109個以上発生させるマイナスイオン発生装置を
備えるものである。
【0021】本発明のマイナスイオン発生装置、空気清
浄装置、加湿装置に使用される水としては、純水・水道
水・井戸水・アルカリイオン水・酸性水・ミネラルウォ
ーター等が好適であり、水溶液とは、薬液・消毒液・海
水・塩水等が好適である。
【0022】ところで、水の分裂によるマイナスイオン
発生に関して、レナード(Lenard)は、水滴が金
属板に衝突して分裂する場合に、付近の空気中にイオン
が発生し、且つ分裂した水滴の帯電量の総和は、最初の
電気量よりも多くなること、空気中に発生したイオンの
電荷の総和と、分裂によって増した水滴の電気量とは相
等しいことを実験的に見い出し、その後シンプソン(S
impson)は、レナードの実験を繰返し、より精密
な装置を用いて測定した結果、水滴が空気中で分裂する
だけでレナード効果と同様な現象が起こり得ること、空
気中に発生したイオンは水滴の電荷の如何に関わらずマ
イナスイオンであること、水滴は分裂の際に発生したイ
オンと等価の正の電荷を帯びることを確かめたのである
(「気象電気学」畠山、川野著 岩波書店発行 p26
〜p27参照)。
【0023】また、本発明によるマイナスイオン製造方
法によってマイナスイオンが大量に発生する原理は、イ
オン解離処理と気体分子のイオン化処理を実行するもの
であり、イオン解離処理は、水を解離する処理であっ
て、液体(水)に高エネルギーを与えると、水(H
2O)は、H2 →OH++OH−のように電離して、
図1に示すように、液体内には電荷の三重層が形成され
空気に接する。液体表面には、配向双極子がマイナスイ
オンを外側に向けて配列するようになり、液面近くにマ
イナスイオンがより多く引き付けられる。ここで、何ら
かの方法で液体が機械的に小さな水滴に分裂させられる
と、水滴の正味の電荷はマイナスとなり、プラスイオン
の方は大きな粒子となって液中に残され、あるいは接地
を通して中和されることとなる(「静電気ハンドブッ
ク」静電気学会偏 p104 オーム社発行参照)。
【0024】また、気体分子のイオン化処理は、水滴の
活性化処理によって必然的に行なわれる処理で、液滴が
高エネルギーを得て運動する間に限りなく細分化され、
水滴表面で双極子が配向する際に、気体(空気)側の界
面に存在する酸素(O2)分子をイオン化し、O2 −・
(H2O)nで表示されるマイナスイオン分子群となる
(前出の「静電気ハンドブック」p137参照)。マイ
ナスイオン分子群は、水分子付加負イオンと呼ばれるも
のである。そして、水滴は、結果的に分裂の際に発生し
たイオンと等量のプラスの電荷を得ることとなる(前出
の「気象電気学」p27参照)。
【0025】すなわち、水又は水溶液を、対向した2以
上の噴射・噴霧穴又はノズルより微細水滴として噴射・
噴霧させ、更に、その微細化した水滴どうしが衝突する
ことで、また更に小さな水滴となり、その水滴が分裂飛
散し、その分裂飛散した水滴が再度他の噴射・噴霧され
た微細水滴、あるいは衝突によって分裂飛散した水滴と
が同一空間において再衝突、再々衝突を繰り返すことに
より大量な微細水滴が発生している状況下において、同
時に空気を風速0.1〜30m/secで通すことで、
レナード効果(シンプソン効果)により微細空気の一部
はマイナスイオンとなる。ここで、理論的には電気的に
バランスが取れた状態になっていなければならないが、
実際の衝突空間である装置内部では水若しくは水溶液ど
うしが高速で噴射・噴霧され、衝突して周囲に飛散する
力が大きく作用し、また、空気の流れによる力や重力が
働くために、プラスイオンに帯電している微細水滴の大
きいものは、衝突空間の下にある液面や装置内の水面状
の壁面に吸収されてしまうので、マイナスイオンを大量
に含んだ微細水滴混合空気が得られるのである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明の実施の形態を説明する。
【0027】
【実施例】図2において、1は、マイナスイオン発生装
置を示し、このマイナスイオン発生装置1は、水又は水
溶液(以下、水という)より微細水滴を発生させる微細
水滴製造機2と、外気(室内空気)を吸い込んで風速
0.1〜30m/secで送風する送風機4と、微細水
滴製造機2により製造された微細水滴からマイナスイオ
ンを発生させる微細水滴発生部3と、本体カバー5と、
本体カバー5に設けられた空気吸込口6及び空気吹出口
7と、本体カバー5内に収納することのできる給水タン
ク8とを有するものである。
【0028】微細水滴製造機2は、水槽9と、ケーシン
グ10と、ケーシング10内に収納された空気通路であ
るダクト11及びダクト12と、微細水滴発生部3と、
微細水滴発生部3の空気流入口に設けられた混合空気風
向調整板13と、微細水滴発生部3内に設けられた対向
して水を噴射・噴霧するノズル14…と、これらのノズ
ルを有するヘッダー15A、15Bと、このヘッダー1
5A、15Bに水を供給する給水管16B及び分岐管1
6Aと、水を供給するためのポンプ(水供給機)17
と、噴射・噴霧されて微細水滴発生部3内に溜まった水
19を水槽9へ排出する戻り管18から構成されてい
る。
【0029】マイナスイオン発生装置1について、空気
と水の流れに沿って説明すると、送風機4にて空気吸込
口6より装置内に吸い込まれた外気は、ダクト11を通
り、微細水滴発生部3の入口に設けられた風向調整板1
3により風向きを調整されて微細水滴発生部3へ送られ
る。この時の風速は、0.1〜30m/secの範囲と
する。この風向調整は、後でノズル14…より噴射・噴
霧され微細化した微細水滴を、より効率よく空気と混合
して微細化を促進してマイナスイオンを大量に含む微細
水滴混合空気を得るために行うものである。
【0030】水槽9に貯溜されている水は、ポンプ17
により給水管16Bを介して分岐管16Aへ送られ、分
岐管16Aの両端から連通して垂設された一対のヘッダ
ー15A、15Bに分流される。ヘッダー15A、15
Bは、5〜100mmの任意距離を隔てて対向して設け
られると共に、夫々に複数のノズル14a、14b、1
4c、14d、14e、14f、14g、14h、14
i、14jが設けられている。そして、これらのノズル
14a、14b、14c、14d、14e、14f、1
4g、14h、14i、14jより水を噴射・噴霧して
水滴を微細化する(図3参照)。この時、微細化した水
滴どうしが衝突することで、また更に小さな水滴とな
り、その水滴が分裂・飛散し、その分裂・飛散した水滴
が、再度他の噴射・噴霧された微細水滴あるいは衝突に
よって分裂飛散した水滴と再衝突・再々衝突を繰り返
し、微細化が促進されながら混合され、マイナスイオン
を大量に含む微細水滴混合空気となり、また、室内空気
に含まれる塵埃を除去し、空気が清浄化されると共に、
微細水滴により加湿される。
【0031】そして、清浄化され加湿された空気は、ダ
クト12を通って吹出口7より再度外部(室内)に吹き
出される。ここで、装置外に吹き出されなかった微細水
滴は、微細水滴発生部3の底部に貯溜され(19)、戻
り管18を通って水槽9へ戻される。外部へ放出された
微細水滴分の水は、給水タンク8より補充される。
【0032】このようにして得られたマイナスイオンを
大量に含んだ微細水滴混合空気は、立野信夫著「解明マ
イナスイオンの偉力」で明らかにされているように、表
1のような作用効果を奏する。
【0033】
【表1】
【0034】また、ここで使用される送風機は、風速
0.1〜30m/secを確保するのに充分な圧力と風
量を得られるものであれば良く、給水に使用されるポン
プは、圧力0.1〜3.0kg/cm2の圧力と充分な
水量を確保できるものであれば良い、また、噴射・噴霧
穴又はノズルの形状については図4に示すようなものが
良い。
【0035】次に、本実施例装置と現在市販されている
装置とのマイナスイオン発生能力の比較を行った試験結
果を示す。また、空気清浄能力と加湿能力についても比
較を行った試験結果を示す。
【0036】マイナスイオン発生量は、吹出口へ0.5
mのダクトをセットしてダクト出口位置にイオンテスタ
ー(イオン数測定器 型式KST−900神戸電波株式
会社製)をセットして30分間連続測定し、クランプ式
電力計(型式3165 日置電気株式会社製)にて消費
電力を測定し、風量は熱線風速計(型式6112 日本
化学工業株式会社製)を使用して測定した。そして、こ
れらの測定結果に基づいて単位消費電力・時間における
マイナスイオン発生量を次式を用いて算出した。
【0037】
【数1】
【0038】
【試験例1】マイナスイオンの発生能力試験を行った。
ポンプを稼動させ圧力1.2kg/cm2で10L/m
inの水量を、対向した5個×5個のノズルより噴霧し
て衝突させながら、送風機を稼動させ風量1.07m3
/minで空気を吹き込んだ。この時のマイナスイオン
発生量は、651,900個/cc発生しており、消費
電力は130Wであり、単位消費電力・時間によるマイ
ナスイオン発生量は53.65×108個/W・min
であった。大気温度は24.5℃、湿度は53.2%R
Hであった。その比較例を後記表4に示す。
【0039】試験例1、試験例2及び試験例3で使用し
た装置仕様は以下のとおりである。 1.ポンプ(水供給機) 型式:マグネットポンプ PMG−70A 水量:10L/min 水圧:1.2kg/cm2 電力:単相100V×60Hz×110W 2.送風機 型式:シロッコファン MG−001A 水量:1m3/min 静圧:20mmAq 電力:単相100V×60Hz×40W 3.微細水滴発生部 角筒寸法:巾(W)120×奥行(D)85×高さ
(H)220 ヘッダー:直径25mmφ×長さ(L)120 ノズル :フルコーンスプレーノズル、穴径2.0mm
φ×10個(5個×5個の対向) ノズル対向距離30mm
【0040】
【試験例2】空気清浄能力試験を行った。縦1.5m×
横1.5m×高さ1.5mの密閉室内にマイナスイオン
発生装置を置き、アンモニアガスボンベよりアンモニア
ガスを空間に吹き込んで、室内に設置したプロペラ式攪
拌機により室内空気をゆっくり攪拌しながら、室内のア
ンモニア濃度をアンモニアガス測定具(型式AP−1光
明理化学社製)で測定した。次に空気清浄装置を稼動さ
せ、経時におけるの室内入口・出口のアンモニア濃度を
測定し、次式を用いて除去率を算定した。
【0041】
【数2】
【0042】表2に測定結果を示す。
【0043】
【表2】
【0044】
【試験例3】加湿能力試験を行った。マイナスイオン発
生装置の入口、出口での温度・湿度を、温湿度計(型式
TRH−CA 神栄株式会社製)にて測定し、微細水滴
混合空気として装置外に排出された1時間当たりの加湿
量を、装置内への供給水量より装置内残水を差し引き算
定した。
【0045】表3に測定結果を示す。
【0046】
【表3】
【0047】試験例1と比較するために、市販の従来装
置についても上記試験例1で使用した測定機を用いて測
定し、同じ算定法にて単位消費電力・時間当りのマイナ
スイオン発生量を算定した。
【0048】
【比較例1】市販の真気発生機(型式 CAM3−J
株式会社ジオクト社製)の測定を行なった。
【0049】
【比較例2】市販の加湿空気浄化機(型式 F−B04
F1 松下電器産業株式会社製)の測定を行なった。
【0050】
【比較例3】市販の空気清浄機(型式 ACL−W1
アイワ岩手株式会社製)の測定を行なった。
【0051】上記試験例1と各比較例の測定結果を表4
に示す。
【0052】
【表4】
【0053】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、以
下の優れた効果がある。 (1)微細化した水滴どうしが衝突することで、また更
に小さな水滴となり、その水滴が分裂・飛散し、その分
裂・飛散した水滴が、再度他の噴射・噴霧された微細水
滴あるいは衝突によって分裂飛散した水滴と再衝突・再
々衝突を繰り返し、微細化が促進されながら混合される
ので、マイナスイオンを大量に含む微細水滴混合空気を
得ることができる。 (2)噴射・噴霧された水滴どうしが衝突して周囲に飛
散する力及び風力により、プラス電荷に帯電している比
較的大粒の水滴は、衝突空間の下方に貯留された水の液
面や装置内の壁面に発生する液面に吸収されてしまうた
め、マイナスイオンを大量に含んだ微細水滴混合空気を
効率よく得ることができる。
【0054】すなわち、表4に示す試験結果からも明ら
かなように、本発明に係るマイナスイオン発生装置は、
小動力で大量のマイナスイオンを供給できるため、一般
家庭用としても小型で経済的な装置を提供することがで
き、このマイナスイオンを大量に含む微細水滴混合空気
を利用して健康を増進させることができる。
【0055】また、吸い込んだ室内空気にマイナスイオ
ンを大量に含んだ微細水滴混合空気と混合させること
で、空気中の塵埃等を除去することができる。具体的な
効果は表2より明らかである。
【0056】さらに、室内空気にマイナスイオンを大量
に含んだ微細水滴混合空気を混合させて吹き出すこと
で、室内を加湿することができる。具体的な効果は表3
より明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】水の分裂によって空気中にマイナスイオンが発
生する原理を説明する説明図である。
【図2】本発明のマイナスイオン製造方法を具体化した
マイナスイオン製造装置を示す正面断面図である。
【図3】微細水滴発生部の噴射・噴霧の実施形態を示す
もので、(a)は微細水滴発生部の断面平面図、(b)
は正面縦断面である。
【図4】微細水滴発生部の噴射・噴霧穴又はノズルの噴
射・噴霧パターンを示した図である。
【符号の説明】
1 マイナスイオン発生装置 2 微細水滴製造機 3 微細水滴発生部 4 送風機 5 本体カバー 6 空気吸込口 7 吹出口 8 給水タンク 9 水槽 10 ケーシング 11 ダクト 12 ダクト 13 風向調整板 14a ノズル 14b ノズル 14c ノズル 14d ノズル 14e ノズル 14f ノズル 14g ノズル 14h ノズル 14i ノズル 14j ノズル 15A ヘッダー 15B ヘッダー 16A 分岐管 16B 供給管 17 ポンプ(水供給機) 18 戻り管 19 微細水滴発生部の貯溜水
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月2日(1999.12.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の請求項1に係るマイナスイオン製造方法
は、水もしくは水溶液どうしを、対向した2以上の噴射
・噴霧穴又はノズルより噴射・噴霧させ微細水滴とな
し、更にその微細水滴どうしを衝突させることで更に微
細化を促進させ、微細水滴を増加発生させながら、その
空間に風速0.1〜30m/secで空気を通すことで
微細水滴混合空気となし、この空気1m3中にマイナス
イオンを0.5×109個以上発生させるものであり、
具体的には、水もしくは水溶液を、5〜100mmの距
離を隔てて対向させた2以上の直径0.01〜3mmの
ノズルより0.1〜3kg/cm 2 の圧力で噴射・噴霧
させ微細水滴となし、更にその微細水滴どうしを衝突さ
せることで更に微細化を促進させ、微細水滴を増加発生
させながら、その衝突空間である微細水滴発生部へ、空
気を風速0.1〜30m/secで通すことで微細水滴
混合空気となし、この空気1m3にマイナスイオンを
0.5×109個以上発生させることを特徴とする請求
項2に記載のマイナスイオン発生装置によって行うもの
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】請求項3に係る空気清浄装置は、請求項1
記載のマイナスイオン製造方法又は請求項2記載のマイ
ナスイオン発生装置により製造された微細水滴混合空気
を、室内空気を吸い込みながら吹き出し、被清浄化空気
と混合させ、室内空気中に含まれる塵埃等を除去して空
気清浄を行なうものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項4に係る加湿装置は、請求項1記載
のマイナスイオン製造方法又は請求項2記載のマイナス
イオン発生装置により製造された微細水滴混合空気を、
室内空気を吸い込みながら吹き出し、室内を加湿するも
のである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項5に係るマイナスイオン発生装置
は、 空気を吸い込む吸込口と、吸い込んだ空気を吹き
出す吹出口と、5〜100mmの距離を隔てて対向させ
た2以上の直径0.01〜3mmの噴射・噴霧穴又はノ
ズルと、水もしくは水溶液を、0.1〜3kg/cm2
の圧力で噴射・噴霧させる水又は水溶液供給機と、水又
は水溶液を貯留する水槽と、微細水滴どうしの衝突空間
としての微細空気発生部と、空気を風速0.1〜30m
/secで送風する送風機とからなり、空気1m 3中に
マイナスイオンを0.5×109個以上発生させるもの
である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項6に係る空気清浄装置は、空気を吸
い込む吸込口と、吸い込んだ空気を吹き出す吹出口と、
5〜100mmの距離を隔てて対向させた2以上の直径
0.01〜3mmの噴射・噴霧穴又はノズルと、水もし
くは水溶液を、0.1〜3kg/cm2の圧力で噴射・
噴霧させる水又は水溶液供給機と、水又は水溶液を貯留
する水槽と、微細水滴どうしの衝突空間としての微細空
気発生部と、空気を風速0.1〜30m/secで送風
する送風機とからなり、空気1m3中にマイナスイオン
を0.5×109個以上発生させるマイナスイオン発生
装置を備えるものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】請求項7に係る加湿装置は、空気を吸い込
む吸込口と、吸い込んだ空気を吹き出す吹出口と、5〜
100mmの距離を隔てて対向させた2以上の直径0.
01〜3mmの噴射・噴霧穴又はノズルと、水もしくは
水溶液を、0.1〜3kg/cm2の圧力で噴射・噴霧
させる水又は水溶液供給機と、水又は水溶液を貯留する
水槽と、微細水滴どうしの衝突空間としての微細空気発
生部と、空気を風速0.1〜30m/secで送風する
送風機とからなり、空気1m3中にマイナスイオンを
0.5×109個以上発生させるマイナスイオン発生装
置を備えるものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、以
下の優れた効果がある。 (1)微細化した水滴どうしが対向して衝突すること
で、また更に小さな水滴となり、その水滴が分裂・飛散
し、その分裂・飛散した水滴が、再度他の噴射・噴霧さ
れた微細水滴あるいは衝突によって分裂飛散した水滴と
再衝突・再々衝突を繰り返し、微細化が促進されながら
混合されるので、マイナスイオンを大量に含む微細水滴
混合空気を得ることができる。 (2)噴射・噴霧された微細水滴どうしが衝突して周囲
に飛散する力及び風力により、プラス電荷に帯電してい
る比較的大粒の水滴は、衝突空間の下方に貯留された水
の液面や装置内の壁面に発生する液面に吸収されてしま
うため、マイナスイオンを大量に含んだ微細水滴混合空
気を効率よく得ることができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水もしくは水溶液どうしを噴射・噴霧し
    て衝突させることで微細水滴を発生させながら空気空間
    内に放出し、マイナスイオンを大量に含む微細水滴混合
    空気となし、この空気1m3中にマイナスイオンを0.
    5×109個以上発生させることを特徴とするマイナス
    イオン製造方法。
  2. 【請求項2】 水もしくは水溶液を、対向した2以上の
    噴射・噴霧穴又はノズルより噴射・噴霧させ微細水滴と
    なし、更にその微細水滴どうしを衝突させることで更に
    微細化を促進させ、微細水滴を増加発生させながら、そ
    の空間に風速0.1〜30m/secで空気を通すこと
    で微細水滴混合空気となし、この空気1m3にマイナス
    イオンを0.5×109個以上発生させることを特徴と
    するマイナスイオン発生装置。
  3. 【請求項3】 水もしくは水溶液を、5〜100mmの
    距離を隔てて対向させた2以上の直径0.01〜3mm
    のノズルより0.1〜3kg/cm2の圧力で噴射・噴
    霧させ微細水滴となし、更にその微細水滴どうしを衝突
    させることで更に微細化を促進させ、微細水滴を増加発
    生させながら、衝突空間である微細水滴発生部へ、空気
    を風速0.1〜30m/secで通すことで微細水滴混
    合空気となし、この空気1m3中にマイナスイオンを
    0.5×109個以上発生させることを特徴とするマイ
    ナスイオン発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマイナスイオン製造方法
    又は請求項2又は請求項3記載のマイナスイオン発生装
    置により製造された微細水滴混合空気を、室内空気を吸
    い込みながら吹き出し、被清浄化空気と混合させ、室内
    空気中に含まれる塵埃等を除去して空気清浄を行なうこ
    とを特徴とする空気清浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のマイナスイオン製造方法
    又は請求項2又は請求項3記載のマイナスイオン発生装
    置により製造された微細水滴混合空気を、室内空気を吸
    い込みながら吹き出し、室内を加湿することを特徴とす
    る加湿装置。
  6. 【請求項6】 空気を吸い込む吸込口と、吸い込んだ空
    気を吹き出す吹出口と、5〜100mmの距離を隔てて
    対向させた2以上の直径0.01〜3mmの噴射・噴霧
    穴又はノズルと、水もしくは水溶液を、0.1〜3kg
    /cm2の圧力で噴射・噴霧させる水又は水溶液供給機
    と、水又は水溶液を貯留する水槽と、微細水滴どうしの
    衝突空間としての微細空気発生部と、空気を風速0.1
    〜30m/secで送風する送風機とからなり、空気1
    m3中にマイナスイオンを0.5×109個以上発生さ
    せることを特徴とするマイナスイオン発生装置。
  7. 【請求項7】 空気を吸い込む吸込口と、吸い込んだ空
    気を吹き出す吹出口と、5〜100mmの距離を隔てて
    対向させた2以上の直径0.01〜3mmの噴射・噴霧
    穴又はノズルと、水もしくは水溶液を、0.1〜3kg
    /cm2の圧力で噴射・噴霧させる水又は水溶液供給機
    と、水又は水溶液を貯留する水槽と、微細水滴どうしの
    衝突空間としての微細空気発生部と、空気を風速0.1
    〜30m/secで送風する送風機とからなり、空気1
    m3中にマイナスイオンを0.5×109個以上発生さ
    せるマイナスイオン発生装置を備えたことを特徴とする
    空気清浄装置。
  8. 【請求項8】 空気を吸い込む吸込口と、吸い込んだ空
    気を吹き出す吹出口と、5〜100mmの距離を隔てて
    対向させた2以上の直径0.01〜3mmの噴射・噴霧
    穴又はノズルと、水もしくは水溶液を、0.1〜3kg
    /cm2の圧力で噴射・噴霧させる水又は水溶液供給機
    と、水又は水溶液を貯留する水槽と、微細水滴どうしの
    衝突空間としての微細空気発生部と、空気を風速0.1
    〜30m/secで送風する送風機とからなり、空気1
    m3中にマイナスイオンを0.5×109個以上発生さ
    せるマイナスイオン発生装置を備えたことを特徴とする
    加湿装置。
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