JP2000220972A - Egrガス冷却装置 - Google Patents

Egrガス冷却装置

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JP2000220972A
JP2000220972A JP11325612A JP32561299A JP2000220972A JP 2000220972 A JP2000220972 A JP 2000220972A JP 11325612 A JP11325612 A JP 11325612A JP 32561299 A JP32561299 A JP 32561299A JP 2000220972 A JP2000220972 A JP 2000220972A
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JP
Japan
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tube
heat transfer
transfer tube
egr gas
cooling device
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JP11325612A
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English (en)
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Masayoshi Usui
正佳 臼井
Hideo Ryu
秀雄 劉
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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    • Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12—Improving ICE efficiencies

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴管内の冷却水の水位が下がっても、伝熱管
の伸びによる座屈や曲がりを防止し冷却装置の寿命を延
ばすことができるとともに、熱交換性能の低下を防止し
EGRガスを十分に冷却することができるEGRガス冷
却装置を提供。 【解決手段】 胴管の内部に配設されたチューブシート
に伝熱管群が固着配列され、さらに前記胴管の両端部に
はEGRガスの流入口と流出口が設けられた端部キャッ
プが固着され、前記端部キャップに締結用フランジが固
着された構造の多管式のEGRガス冷却装置において、
少なくとも上側に配設される胴管内壁近傍の伝熱管群を
該胴管の円周に沿って下向き、上向きに配管された直線
状管体からなる伝熱管、または周方向で下向き、上向き
あるいはこれらの組合せからなる伝熱管、あるいは周方
向で下向き、上向きあるいはこれらの組合せからなる屈
曲部または湾曲部を有する伝熱管で構成することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの冷却液
を冷媒とするEGRガスの冷却装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】排気ガスの一部を排気系から取出して、
再びエンジンの吸気系に戻し、混合気に加える方法は、
EGR(Exhaust Gas Recircula
tion:排気再循環)と称される。EGRはNOx
(窒素酸化物)の発生抑制、ポンプ損失の低減、燃焼ガ
スの温度低下に伴う冷却液への放熱損失の低減、作動ガ
ス量・組成の変化による比熱比の増大と、これに伴うサ
イクル効率の向上など、多くの効果が得られることか
ら、エンジンの熱効率を改善するには有効な方法とされ
ている。
【0003】しかるに、EGRガスの温度が高くなりか
つEGRガス量が増大すると、その熱作用によりEGR
バルブの耐久性が劣化し、早期破損を招く場合があった
り、その防止のために水冷構造とする必要があることや
吸気温度の上昇に伴い充填効率の低下による燃費の低下
などが認識されている。このような事態を避けるため、
エンジンの冷却液などによってEGRガスを冷却する装
置が用いられている。この装置としては、一般に多管式
の熱交換器が利用される。
【0004】この場合に利用される多管式の熱交換器
は、図7、図8にその一例を示すごとく、両端部に冷却
媒体流入口21−1および冷却媒体流出口21−2を設
けた胴管21内部において、直管で構成された伝熱管群
22の両端部が板金製のチューブシート23にろう付け
により固定され、一方、チューブシート23はその外周
端部を胴管21にろう付けにより固着して配列され、前
記胴管21の一方の端部にはEGRガスの流入口24−
1が設けられた端部キャップ24が固着され、また他方
の端部にはEGRガスの流出口24−2が設けられた端
部キャップ24が固着された構成となし、かつ前記端部
キャップ24のガス流入口24−1およびガス流出口2
4−2の外側開口端部に締結用フランジ25が外嵌固着
された構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の多管式熱交換器において、エンジンの冷却液などの冷
却水を冷媒として用いてEGRガスを冷却する場合、前
記冷却水が胴管21内に充満している場合は問題ない
が、例えばエンジンの冷却液が減少して胴管21内の水
位が下がり胴管21の内周面近傍の伝熱管群22が水面
より露出して蒸気中に存在すると、その外表面の温度が
当該伝熱管内を通過するEGRガス温度まで上昇してし
まい、その結果高い熱応力を生じてろう付け継手部より
破壊するか、あるいはチューブシート23間で伝熱管が
伸びて座屈や曲がりを生じてEGRガス冷却装置の寿命
を縮めてしまうという問題を生じ、また伝熱管が全長に
わたって水面より露出すると当該伝熱管はほとんど冷却
されないため熱交換性能も低下するという問題を生じ
る。
【0006】本発明は上記した従来の多管式熱交換器の
問題を解決するためになされたもので、何等かの原因で
胴管内の冷却水の水位が下がっても、伝熱管が全長にわ
たって露出することなく、少なくとも当該伝熱管の一部
が冷却水中に存在するように直線状の伝熱管を斜め配置
したり、長手方向に曲げ加工を施した伝熱管を使用する
ことにより、伝熱管の座屈や曲がりを防止し冷却装置の
寿命を延ばすことができるとともに、熱交換性能の低下
を防止しEGRガスを十分に冷却することができるEG
Rガス冷却装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るEGRガス
冷却装置は、多くは端部付近に冷却媒体流入口および冷
却媒体流出口が設けられた胴管の内壁の両端部付近に固
定されたチューブシートに伝熱管群が固着配列され、さ
らに前記胴管の両端部には端部キャップが固着され、ま
た前記端部キャップにはEGRガスの流入口と流出口が
設けられ、前記端部キャップのガス流入口および流出口
の外側開口端部に締結用フランジが外嵌固着された構造
であって、ほぼ水平に配置される多管式のEGRガス冷
却装置において、前記両端のチューブシート間に固着配
列される伝熱管群の構成に特徴を有するもので、その第
1の実施態様は少なくとも上側に配設される胴管内壁近
傍の伝熱管群を両端のチューブシート間に該胴管の円周
に沿って下向き、上向きに配管された直線状管体で構成
することを特徴とし、第2の実施態様は前記第1の実施
態様における両端のチューブシート間に前記胴管の円周
に沿って下向き、上向きに配管された直線状管体からな
る伝熱管で構成された伝熱管群を、両端部に胴管の管軸
と平行する直管部を有する伝熱管で構成することを特徴
とし、第3の実施態様は少なくとも上側に配設される胴
管内壁近傍の伝熱管群を両端のチューブシート間に該胴
管の周方向で下向き、上向きあるいはこれらの組合せか
らなる伝熱管で構成することを特徴とし、第4の実施態
様は前記第3の実施態様における両端のチューブシート
間に固着配列される前記胴管の周方向で下向き、上向き
あるいはこれらの組合せからなる伝熱管群を、屈曲部ま
たは湾曲部あるいは直管部を有する伝熱管で構成するこ
とを特徴とし、第5の実施態様は前記第3の実施態様に
おける両端のチューブシート間に前記胴管の周方向で下
向き、上向きあるいはこれらの組合せからなる屈曲部ま
たは湾曲部を有する伝熱管で構成される伝熱管群を、両
端部に直管部を有する伝熱管で構成することを特徴とす
るものである。
【0008】本発明において、少なくとも上側に配設さ
れる胴管内壁近傍の伝熱管群を該胴管の円周に沿って下
向き、上向きに配管された直線状管体、または該胴管の
周方向に下向き、上向きあるいはこれらの組合せからな
る伝熱管、あるいは該胴管の周方向に下向き、上向きあ
るいはこれらの組合せからなる屈曲部または湾曲部を有
する伝熱管で構成したのは、何等かの原因で胴管内の冷
却水の水位が下がっても伝熱管の少なくとも一部を常時
水中に存在させるためである。すなわち、何等かの原因
で胴管内の冷却水の水位が、胴管の内壁付近の伝熱管が
胴管内の水面より露出する水位に下がった場合、伝熱管
が従来のような胴管の管軸および内壁と平行に配管され
たストレートパイプであると全長にわたって露出する
が、胴管の円周に沿って下向き、上向きに配管された直
線状管体、または伝熱管の一部に下向きおよび/または
屈曲部または湾曲部を有するパイプであると水面より露
出するのは当該伝熱管のある長さだけであって、少なく
とも該伝熱管の一部は冷却水中に没することになり、管
全長にわたってEGRガス温度まで管外表面温度が上昇
することがなくなり、伝熱管の伸びを抑制することがで
きるからである。また、下向きおよび/または上向きの
屈曲部または湾曲部を有する伝熱管の場合は、上記効果
に加えて、万が一EGRガスの熱により伝熱管が伸びて
もその伸びを屈曲部または湾曲部で吸収することができ
るという効果が得られる。なお、上記の屈曲部または湾
曲部を有する伝熱管の形状としては特に限定するもので
はなく、下向きあるいは上向きの屈曲部または湾曲部を
有する伝熱管の場合は、両管端部の上下高さを変えたス
ロープ形状、あるいは管の中央部を下側にくぼませたV
字形状などがあり、下向きと上向きの屈曲部または湾曲
部を有する伝熱管の場合は、例えば管の一方の端部を山
形(上向き)に曲げ加工しかつ他方を下側に曲げた形状
などがある。また、管両端部の上下高さの落差、あるい
はV字形状などにくぼませる場合の深さ、あるいは山形
に形成する場合の高さは、当該EGRガス冷却装置の大
きさ、あるいは胴管の容積、伝熱管の長さや径などに応
じて予想される水位に基づいて設定する。
【0009】また、伝熱管をチューブシートに固着する
場合は、図5からも明らかなごとく予めチューブシート
に穿設した貫通孔に伝熱管の端部を貫通してろう付けま
たは溶接する方法がとられるため、本発明における伝熱
管のうち、胴管の円周に沿って下向き、上向きに配管さ
れた直線状管体からなる伝熱管の場合は、その両管端部
がチューブシートに穿設した貫通孔に斜めに貫通される
ことになるが、チューブシートへのろう付けまたは溶接
には何等支障はない。しかしながら、チューブシートへ
の伝熱管の固着をより容易にかつ確実に行うためには前
記直線状管体からなる伝熱管、前記曲げ加工が施された
伝熱管の両端部に胴管の管軸と平行する直管部を設けた
方がろう付けまたは溶接するのにより好適であり、かつ
ろう付け強度または溶接強度をよりいっそう高めること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例装置を一
部破断して示す正面図、図2(a)(b)は同上装置に
おける伝熱管を平面に展開した参考図、図3は本発明の
他の実施例装置を一部破断して示す正面図、図4は同上
装置の側面図、図5は同上装置の胴管内の冷却水の水位
が下がった場合の一例を示す図3A−A線上の断面図、
図6(a)(b)(c)(d)は同上装置における伝熱
管の曲げ加工形状を平面に展開した参考図であり、1、
11は胴管、1−1、11−1は冷却水入口、1−2、
11−2は冷却水出口、2、12は伝熱管群、2−1は
前記胴管の円周に沿って下向き、上向きに配管された直
線状管体からなる伝熱管、12−1〜12−5は前記胴
管の周方向で曲げ加工が施された伝熱管、12−6はス
トレートパイプからなる伝熱管、3、13はチューブシ
ート、4、14は端部キャップ、4−1、14−1はE
GRガスの流入口、4−2、14−2はEGRガスの流
出口、5、15は締結用フランジ、αは外周上面が胴管
内水面と接する伝熱管の軸芯と胴管軸芯との中心角であ
る。
【0011】すなわち、図1、図2(a)(b)に示す
本発明のほぼ水平に配置されるEGRガス冷却装置は、
チューブシート3間に配列固着される伝熱管群のうち、
胴管1の上側の内周壁近傍の伝熱管群を、両端のチュー
ブシート3間で該胴管1の内壁の円周に沿って下向き、
上向きに配管された直線状管体からなる伝熱管2−1で
構成し、他の伝熱管群は従来と同様のストレートパイプ
からなる伝熱管で構成したもので、前記図2(a)
(b)に示す直線状管体からなる伝熱管2−1の両管端
部は上下高さを変えて配列されている。この図2(a)
に示す直線状管体からなる伝熱管2−1の場合は両管端
部がチューブシート3に穿設された貫通孔に斜めに貫通
された状態で当該シートにろう付けまたは溶接される。
また、図2(b)に示すごとく伝熱管2−1の両管端部
に胴管1の管軸と平行する直管部を設けることにより、
チューブシート3へのろう付けまたは溶接をより確実に
し、ろう付け強度または溶接強度をより高めることがで
きる。
【0012】上記図1、2に示す構成のEGRガス冷却
装置において、EGRガス流入口4−1より胴管1内の
伝熱管群2に流入したEGRガスは、冷却水入口1−1
より胴管1内に供給される冷却水により冷却されてEG
Rガス流出口4−2より流出し、一方冷却水は冷却水出
口1−2より排出されるが、エンジン冷却水等の減少な
どにより胴管1内の冷却水の水位が低下した場合、胴管
1の上側内壁付近の伝熱管2−1は該胴管1の内壁の円
周に沿って下向き、上向きに配管されて両管端の上下高
さを変えて配管されたパイプであるため、高さの高い方
の管表面の一部は水位が低下した胴管1内の冷却水の水
面より上方に露出しても、高さの低い方は水中に存在す
るので、水面より上方に露出した部分はEGRガスで加
熱されても、水中に存在している部分で冷却されるので
露出部分も伝熱により間接的に冷却されてEGRガス温
度よりはかなり低温となり、伝熱管の伸びを抑制するこ
とができる結果、伝熱管の熱膨張に伴うチューブシート
3とのろう付け部あるいは溶接部が破壊されたり伝熱管
に曲がりや座屈などが生じるようなことはなくなる。
【0013】つぎに、図3に示すEGRガス冷却装置
は、チューブシート13間に配列固着される伝熱管群の
うち、胴管11の上側の内周壁近傍の伝熱管群を、両端
のチューブシート13間で該胴管11の内壁に沿って周
方向で下側に湾曲させて両管端部の上下高さを変えると
ともに、かつ両管端部には短い直管部12−1sを有す
る、同一方向に曲げ加工が施された伝熱管12−1で構
成し、他の伝熱管群は従来と同様のストレートパイプか
らなる伝熱管12−6で構成したものである。上記伝熱
管12−1は曲げ加工装置等によって機械的に曲げ加工
して製造する。この曲げ加工により成形される伝熱管1
2−1の曲げ角度は、図5に示すごとく外周上面が胴管
内水面と接する伝熱管の軸芯と胴管軸芯との中心角α以
上とするのが望ましく、例えばこの中心角αの2倍の角
度曲げ加工を施したパイプで胴管11の内周壁近傍の伝
熱管群を構成すると、最も露出する伝熱管は管軸方向長
さの半分は水位が低下した胴管11内の冷却水の水面よ
り上方に露出するが、残り半分は水中に存在し水面より
上方に露出しないこととなる。なお、伝熱管の曲げ角度
は前記したごとく当該EGRガス冷却装置の大きさ、あ
るいは胴管11の容積などに応じて予想される水位に基
づいて設定することになるが、具体的にはα以上であれ
ばよいが、3α程度が好ましい。
【0014】胴管11の内壁に沿って周方向で下側に湾
曲させて両管端部の上下高さを変えるとともに、両端部
に短い直管部12−1sを有する伝熱管12−1とスト
レートパイプからなる伝熱管12−6で構成する伝熱管
群12は、前記図1示すものと同様、両端部に冷却水入
口11−1および冷却水出口11−2を設けた胴管11
内部において両管端部が板金製のチューブシート13に
ろう付けまたは溶接により固定され、一方、チューブシ
ート13はその外周端部を胴管11の外壁にろう付けま
たは溶接により固着して配列され、前記胴管11の一方
の端部にはEGRガスの流入口14−1が設けられた端
部キャップ14が固着され、また他方の端部にはEGR
ガスの流出口14−2が設けられた端部キャップ14が
固着された構成となし、かつ前記端部キャップ14のE
GRガス流入口14−1および流出口14−2の外側開
口端部に締結用フランジ5が外嵌固着された構造となっ
ている。
【0015】上記図3〜図5に示す構成のEGRガス冷
却装置の場合、EGRガス流入口14−1より胴管11
内の伝熱管群12に流入したEGRガスは、前記図1に
示すものと同様、冷却水入口11−1より胴管11内に
供給される冷却水により冷却されてEGRガス流出口1
4−2より流出し、一方冷却水は冷却水出口11−2よ
り排出されるが、この冷却装置の場合はエンジン冷却水
等の減少などにより胴管11内の冷却水の水位が低下し
た場合、胴管11の上側内壁付近の伝熱管12−1は該
胴管11の周方向で曲げられて両管端の上下高さを変え
たパイプであるため、この装置の場合も高さの高い方の
管軸方向長さの一部は水位が低下した胴管11内の冷却
水の水面より上方に露出しても、高さの低い方は水中に
存在するので、水面より上方に露出した部分はEGRガ
スで加熱されても、水中に存在している部分で冷却され
るので露出部分も伝熱により間接的に冷却されてEGR
ガス温度よりはかなり低温となり、伝熱管の伸びを抑制
することができる結果、伝熱管の熱膨張に伴うチューブ
シート13とのろう付け部あるいは溶接部が破壊された
り伝熱管に曲がりや座屈などが生じるようなことはなく
なる。
【0016】また、伝熱管の曲げ加工形状を例示した図
6(a)に示す伝熱管12−2は両管端部の上下高さを
変えた例で、両管端部に直管部12−2sを有し、高い
方の管端部より低い方の管端部へ向けて直線的なスロー
プが形成されるように曲げ加工を施したものである。し
たがって、この伝熱管12−2の場合は胴管11内の冷
却水の水位が低下して、例えば高い方の管端部が当該水
面より上に露出した場合でも低い方の管端部が水中に没
することになる。図6(b)に示す伝熱管12−3は図
6(a)の変形例で、両管端部に直管部12−2sより
は長い直管部12−3sを有し、高い方の直管部12−
3sより低い方の直管部12−3sへ向けて直線的な、
もしくはなだらかに湾曲したスロープが形成されるよう
に曲げ加工を施したものである。したがって、この伝熱
管12−3の場合も前記図6(a)に示す伝熱管12−
2と同様、胴管11内の冷却水の水位が低下して、例え
ば高い方の直管部12−3sが当該水面より上に露出し
た場合でも低い方の直管部12−3sが水中に没するこ
とになる。図6(c)に示す伝熱管12−4は管の中央
部を下側にくぼませた例で、両管端部に直管部12−4
sを有し、管の中央部を管軸方向にV字形に曲げ加工を
施したもので、この伝熱管12−4の場合は両管端部を
高い位置に設けると管中央部が低くなるので、胴管11
内の冷却水の水位が両管端部の直管部12−4sの高さ
位置より低下した場合、管中央部のV字形にくぼんだ部
分が水中に没することになる。図6(d)に示す伝熱管
12−5は上向きと下向きの曲げ加工部を有する伝熱管
を例示したもので、両管端部に直管部12−5sを有
し、かつ高い方の管端部に山形部12−5mを形成する
とともに、この山形部12−5mより低い方の管端部へ
向けて直線的なスロープが形成されるように曲げ加工を
施したものである。この伝熱管12−5の場合は胴管1
内の冷却水の水位が低下した場合高い方の管端部が当該
水面より上に露出し、低い方の管端部が水中に没すると
ともに、万が一EGRガスの熱により伝熱管が伸びても
その伸びを曲げ角度の大小と山形部12−5mなど3箇
所の曲げ加工部で吸収することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明の水平に配
置されるEGRガス冷却装置は、少なくとも胴管の上側
内壁近傍の伝熱管群を両端のチューブシート間に該胴管
の円周に沿って下向き、上向きに配管された直線状管体
からなる伝熱管、または周方向で下向き、上向きあるい
はこれらの組合せからなる伝熱管、あるいは周方向で下
向き、上向きあるいはこれらの組合せからなる屈曲部ま
たは湾曲部を有する伝熱管で構成したことにより、何等
かの原因で胴管内の冷却水の水位が低下して、たとえ水
面より上方に露出した部分はEGRガスで加熱されて
も、水中に存在している部分で冷却されるので露出部分
も間接的に冷却されてEGRガス温度よりはかなり低温
となり、伝熱管の伸びを抑制することができ、また万が
一EGRガスの熱により伝熱管が伸びても屈曲部または
湾曲部で吸収できる結果、伝熱管の熱膨張に伴うチュー
ブシートとのろう付け部あるいは溶接部の破壊や、伝熱
管の曲がりや座屈などを防止できるので、胴管内の冷却
水の水位が低下しても熱交換性能の低下を防止できると
ともに、冷却装置の寿命を延ばすことができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置を一部破断して示す正面
図である。
【図2】同上装置における伝熱管を平面に展開した参考
図で、(a)は変曲点のない直線状管体からなる伝熱管
の一例を示す参考図、(b)は両管端部に直管部を設け
た直線状管体からなる伝熱管の一例を示す参考図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例装置を一部破断して示す正
面図である。
【図4】同上装置の側面図である。
【図5】同上装置の胴管内の冷却水の水位が下がった場
合の一例を示す図3A−A線上の断面図である。
【図6】同上装置における伝熱管の曲げ加工形状を平面
に展開した参考図で、(a)(b)は両管端部の上下高
さを変えた伝熱管の一例を示す参考図、(c)は管の中
央部をV字状に形成した伝熱管の一例を示す参考図、
(d)は上向きと下向きの間下加工部を有する伝熱管の
一例を示す参考図である。
【図7】本発明の対象とする従来の多管式のEGRガス
冷却装置の一例を中央部を省略して示す横断平面図であ
る。
【図8】図7A−A線上の断面図である。
【符号の説明】
1、11 胴管 1−1、11−1 冷却水入口 1−2、11−2 冷却水出口 2、12 伝熱管群 2−1 直線状管体からなる伝熱管 12〜1〜12−5 曲げ加工が施された伝熱管 12−6 ストレートパイプからなる伝熱管 12−1s、12−2s、12−3s、12−4s、1
2−5s 直管部 12−5m 山形部 3、13 チューブシート 4、14 端部キャップ 4−1、14−1 EGRガスの流入口 4−2、14−2 EGRガスの流出口 5、15 締結用フランジ θ 水面の中心角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部付近に冷却媒体流入口および冷却媒
    体流出口が設けられた胴管の内壁の両端部付近に固定さ
    れたチューブシートに伝熱管群が固着配列され、さらに
    前記胴管の両端部には端部キャップが固着され、また前
    記端部キャップにはEGRガスの流入口と流出口が設け
    られ、前記端部キャップのガス流入口および流出口の外
    側開口端部に締結用フランジが外嵌固着された構造であ
    って、ほぼ水平に配置される多管式のEGRガス冷却装
    置において、少なくとも上側に配設される胴管内壁近傍
    の伝熱管群を両端のチューブシート間に該胴管の円周に
    沿って下向き、上向きに配管された直線状管体で構成す
    ることを特徴とするEGRガス冷却装置。
  2. 【請求項2】 両端のチューブシート間に前記胴管の円
    周に沿って下向き、上向きに配管された直線状管体から
    なる伝熱管で構成された伝熱管群は、両端部に胴管の管
    軸と平行する直管部を有することを特徴とする請求項1
    記載のEGRガス冷却装置。
  3. 【請求項3】 端部付近に冷却媒体流入口および冷却媒
    体流出口が設けられた胴管の内壁の両端部付近に固定さ
    れたチューブシートに伝熱管群が固着配列され、さらに
    前記胴管の両端部には端部キャップが固着され、また前
    記端部キャップにはEGRガスの流入口と流出口が設け
    られ、前記端部キャップのガス流入口および流出口の外
    側開口端部に締結用フランジが外嵌固着された構造であ
    って、ほぼ水平に配置される多管式のEGRガス冷却装
    置において、少なくとも上側に配設される胴管内壁近傍
    の伝熱管群を両端のチューブシート間に該胴管の周方向
    で下向き、上向きあるいはこれらの組合せからなる伝熱
    管で構成することを特徴とするEGRガス冷却装置。
  4. 【請求項4】 両端のチューブシート間に固着配列され
    る前記胴管の周方向で下向き、上向きあるいはこれらの
    組合せからなる伝熱管群は、屈曲部または湾曲部あるい
    は直管部を有する伝熱管で構成することを特徴とする請
    求項3記載のEGRガス冷却装置。
  5. 【請求項5】 両端のチューブシート間に前記胴管の周
    方向で下向き、上向きあるいはこれらの組合せからなる
    屈曲部または湾曲部を有する伝熱管で構成された伝熱管
    群は、両端部に直管部を有することを特徴とする請求項
    3記載のEGRガス冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537044A (ja) * 2005-03-24 2008-09-11 ベア・ゲーエムベーハー・ウント・シーオー.カーゲー 排気ガス熱交換器、特に、自動車の排気ガス還流のための排気ガス冷却器
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