JP2000221100A - 漏液センサ - Google Patents
漏液センサInfo
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Links
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Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄紙なしの高速検出可能な漏液センサを提供
する。 【解決手段】 漏液と接触し得る少なくとも1つの反射
境界面と、光源手段及び受光手段から成る漏液センサで
あって、前記光源手段から前記反射境界面へ光を投射
し、該境界面からの反射光を複数の受光手段で受光し、
これら受光手段の出力を演算処理して前記反射光の明暗
パターンの配置を所定の周期毎に決定し、該反射光の明
暗パターンの配置位置の変動により漏液の有無を判定す
る。
する。 【解決手段】 漏液と接触し得る少なくとも1つの反射
境界面と、光源手段及び受光手段から成る漏液センサで
あって、前記光源手段から前記反射境界面へ光を投射
し、該境界面からの反射光を複数の受光手段で受光し、
これら受光手段の出力を演算処理して前記反射光の明暗
パターンの配置を所定の周期毎に決定し、該反射光の明
暗パターンの配置位置の変動により漏液の有無を判定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水、酸性溶液、
アルカリ溶液等の電気的導通を有する液体や、アルコー
ル、シンナー、ベンジン等の有機性等の絶縁性を有する
液体の漏液を検知する漏液センサの改良に関する。
アルカリ溶液等の電気的導通を有する液体や、アルコー
ル、シンナー、ベンジン等の有機性等の絶縁性を有する
液体の漏液を検知する漏液センサの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来工場等の設備では配管により液体を
供給している。しかし、配管には多くの個所に接続用の
継手が設けられているため継手から液体が漏液する場合
が多い。そこで、液体の種類によっては漏液の監視を人
間が常時行なわなければならなかった。かかる従来の漏
液監視方法としては導電方式や液量方式が知られてい
る。又、特公平4-70572号公報には漏液を吸収す
ると透明になるフイルタに光源より光を照射しておき、
漏液があった時に上記フイルタからの透過光又は反射光
の変化量を検知することにより漏液を確実に検知できる
ようにした漏液センサ技術が記載されている。図1はか
かる従来の反射方式の漏液センサ20の原理を示す図で
あり、床面1に薄紙及びケースのホルダ4がその底面4
aを黒色に塗装され反射板を兼ねてネジ等の止め具6に
より固定され、その上に白色の薄紙(又は布、合成樹脂
等でも良い)8が載置されている。また、ホルダ4には
その底部12aが透明又は半透明な部材で構成されたケ
ース12が挿入され、ケース12の内部には光源手段1
4、受光手段16及びコンパレータ等を含む検知手段1
8が一体化して収容され、ケーブル26を介して外部と
接続されるようになっている。尚、ケース12は防塵、
防水用のフタを兼ねているが、漏液2が薄紙8の中央の
反射領域8bに浸透し易くし、かつ、漏液の検出時間を
短縮するため、ケースの底部12aと薄紙8との間には
空隙部10が設けられている。この空隙はほこり、ちり
等の汚れを避けると共に、外部のノイズ光を検知せず、
安定的に薄紙8からの反射光を検出するため数mm以内
が望ましい。また反射板4aとケース12とを着脱可能
な構造のフイルタとした方が薄紙8の交換や設置作業等
が容易なことが分った。更にまた、漏液の発生個所が一
般的には特定できないことから、どの方向から浸透して
来る漏液に対しても素早く応答するため、薄紙の形状は
一般的には円形が好ましいことも分った。このような構
成において通常LEDや赤外レーザー発光素子、光ファ
イバー等の光源手段14から光22が照射され、薄紙8
からの白色の反射光24が受光手段16により常時検出
されている。しかして、床面1に漏液2が生じた場合、
接触部9から漏液2が順次薄紙8の反射領域8bに浸透
していき、薄紙8の接触部9は漏液の浸透により白色か
ら透明色に変化する。しかるに、薄紙8の下側の反射板
4aは黒色であるので、薄紙8の色は接触部9では白色
から黒色に変化し、受光手段16への反射光24は反射
板4aに吸収されて大幅に減少し、検知手段18により
この反射光量の変化を検出して漏液検知が行われる。か
かる薄紙を利用した漏液センサは構造が簡単で、動作も
確実であり、止め具等で床面に固定されているのでセン
サが転倒する事故もなく、粘度の高い液体でも比較的短
時間で検知できる利点があるが、ホルダの床面設置作業
や薄紙の交換作業をできるだけ省略したい利用者からは
薄紙を使用せず、床面設置作業の不要な漏液センサが要
望されていた。
供給している。しかし、配管には多くの個所に接続用の
継手が設けられているため継手から液体が漏液する場合
が多い。そこで、液体の種類によっては漏液の監視を人
間が常時行なわなければならなかった。かかる従来の漏
液監視方法としては導電方式や液量方式が知られてい
る。又、特公平4-70572号公報には漏液を吸収す
ると透明になるフイルタに光源より光を照射しておき、
漏液があった時に上記フイルタからの透過光又は反射光
の変化量を検知することにより漏液を確実に検知できる
ようにした漏液センサ技術が記載されている。図1はか
かる従来の反射方式の漏液センサ20の原理を示す図で
あり、床面1に薄紙及びケースのホルダ4がその底面4
aを黒色に塗装され反射板を兼ねてネジ等の止め具6に
より固定され、その上に白色の薄紙(又は布、合成樹脂
等でも良い)8が載置されている。また、ホルダ4には
その底部12aが透明又は半透明な部材で構成されたケ
ース12が挿入され、ケース12の内部には光源手段1
4、受光手段16及びコンパレータ等を含む検知手段1
8が一体化して収容され、ケーブル26を介して外部と
接続されるようになっている。尚、ケース12は防塵、
防水用のフタを兼ねているが、漏液2が薄紙8の中央の
反射領域8bに浸透し易くし、かつ、漏液の検出時間を
短縮するため、ケースの底部12aと薄紙8との間には
空隙部10が設けられている。この空隙はほこり、ちり
等の汚れを避けると共に、外部のノイズ光を検知せず、
安定的に薄紙8からの反射光を検出するため数mm以内
が望ましい。また反射板4aとケース12とを着脱可能
な構造のフイルタとした方が薄紙8の交換や設置作業等
が容易なことが分った。更にまた、漏液の発生個所が一
般的には特定できないことから、どの方向から浸透して
来る漏液に対しても素早く応答するため、薄紙の形状は
一般的には円形が好ましいことも分った。このような構
成において通常LEDや赤外レーザー発光素子、光ファ
イバー等の光源手段14から光22が照射され、薄紙8
からの白色の反射光24が受光手段16により常時検出
されている。しかして、床面1に漏液2が生じた場合、
接触部9から漏液2が順次薄紙8の反射領域8bに浸透
していき、薄紙8の接触部9は漏液の浸透により白色か
ら透明色に変化する。しかるに、薄紙8の下側の反射板
4aは黒色であるので、薄紙8の色は接触部9では白色
から黒色に変化し、受光手段16への反射光24は反射
板4aに吸収されて大幅に減少し、検知手段18により
この反射光量の変化を検出して漏液検知が行われる。か
かる薄紙を利用した漏液センサは構造が簡単で、動作も
確実であり、止め具等で床面に固定されているのでセン
サが転倒する事故もなく、粘度の高い液体でも比較的短
時間で検知できる利点があるが、ホルダの床面設置作業
や薄紙の交換作業をできるだけ省略したい利用者からは
薄紙を使用せず、床面設置作業の不要な漏液センサが要
望されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる薄紙を使用しな
い漏液センサとしては、上述のケース底部に光を照射
し、その反射光量の大小により漏液の有無を判定するも
のが種々考案されているが、ケース底部と床面とを密着
させると粘度の高い液体はケース底部の中央部には非常
に浸透しにくくなるので、一般には薄紙を使用した漏液
センサよりもはるかに大きい2〜4mmの空隙部を床面
とケース底部との間に設けた構造となっており,大量に
漏液が流出してケース底部が漏液と接触しないと漏液が
全く検知できない構造となっていた。また、ケース底部
が直接床面に対向して露出している構造のものでは床面
の塗装色の影響を受けやすく、漏液が浸透して来た段階
で不必要な床面からの反射光を大量に受光してしまい誤
作動する等反射光量の大小だけでは漏液の有無判定が安
定しないという問題点もあった。更に、ケースを床面に
固定せず単に置いておくだけなのでケースが床から浮き
上がったり転倒するといった事故も発生しやすかった。
よってこの発明は上述のような事情に鑑みて成されたも
のであり、この発明の目的は、ケース底部に漏液が接触
しなくても早期に漏液の検出が可能な薄紙を使用しな
い、転倒検出機能付きの漏液センサを提供することにあ
る。
い漏液センサとしては、上述のケース底部に光を照射
し、その反射光量の大小により漏液の有無を判定するも
のが種々考案されているが、ケース底部と床面とを密着
させると粘度の高い液体はケース底部の中央部には非常
に浸透しにくくなるので、一般には薄紙を使用した漏液
センサよりもはるかに大きい2〜4mmの空隙部を床面
とケース底部との間に設けた構造となっており,大量に
漏液が流出してケース底部が漏液と接触しないと漏液が
全く検知できない構造となっていた。また、ケース底部
が直接床面に対向して露出している構造のものでは床面
の塗装色の影響を受けやすく、漏液が浸透して来た段階
で不必要な床面からの反射光を大量に受光してしまい誤
作動する等反射光量の大小だけでは漏液の有無判定が安
定しないという問題点もあった。更に、ケースを床面に
固定せず単に置いておくだけなのでケースが床から浮き
上がったり転倒するといった事故も発生しやすかった。
よってこの発明は上述のような事情に鑑みて成されたも
のであり、この発明の目的は、ケース底部に漏液が接触
しなくても早期に漏液の検出が可能な薄紙を使用しな
い、転倒検出機能付きの漏液センサを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、漏液と接触
し得る少なくとも1つの反射境界面と、光源手段及び受
光手段から成る漏液センサに関し、この発明の上記目的
は、前記光源手段から前記反射境界面へ光を投射し、該
境界面からの反射光を複数の受光手段で受光し、これら
受光手段の出力を演算処理して前記反射光の明暗パター
ンの配置を所定の周期毎に決定し、該反射光の明暗パタ
ーンの配置位置の変動により漏液の有無を判定するよう
にしたことによって達成される。また、この発明は、漏
液と接触し得る少なくとも1つの反射境界面と、底部が
透明材又は半透明材で構成されたケースと、光を照射す
る光源手段と、この光源からの照射光を前記ケースの透
明材又は半透明材を介して前記反射境界面に照射する第
1の光伝送手段と、前記境界面からの反射光を受光して
伝送する第2の光伝送手段と、前記第2の光伝送手段か
らの光を受光する受光手段から成る漏液センサにも関
し、この発明の上記目的は、前記第1の光伝送手段の一
端及び前記第2の光伝送手段の一端で光学系路を形成す
るよう一体化して前記ケース内に納めると共に、前記第
2の光伝送手段を複数の光伝送手段で構成して反射光の
受光位置が相互に識別できるように伝送し、前記第2の
光伝送手段の他端で複数の受光手段により反射光の受光
位置が相互に識別できるように伝黄信号に変換し、これ
ら受光手段の出力を演算処理して前記反射光の明暗パタ
ーンの配置を所定の周期毎に決定し、該反射光の明暗パ
ターン位置の変動により漏液の有無を判定することによ
っても達成される。更に、この発明の上記目的は、漏液
に接触し得る少なくとも2つの反射境界面を、光の進行
方向に気体層又は漏液浸透層を介在させて形成し、少な
くとも2つの光源手段及び受光手段を前記各反射境界面
のそれぞれに対し、同一の側に配設し、前記光源手段に
最も近い第1の反射境界面に対しては臨界角以上の入射
角で第1の光源手段から光を投射し、前記第1の境界面
からの反射光を第1の受光手段で受光し、その出力を演
算処理して漏液を検知する第1の検知手段とで第1の漏
液センサを構成し、前記第1の境界面以外の反射境界面
に対しては臨界角未満の入射角で第2の光源手段から光
を投射し、前記第1の境界面以外の反射境界面からの反
射光を第2の受光手段で受光し、その出力を演算処理し
て漏液を検知する第2の検知手段とで第2の漏液センサ
を構成することによっても達成される。
し得る少なくとも1つの反射境界面と、光源手段及び受
光手段から成る漏液センサに関し、この発明の上記目的
は、前記光源手段から前記反射境界面へ光を投射し、該
境界面からの反射光を複数の受光手段で受光し、これら
受光手段の出力を演算処理して前記反射光の明暗パター
ンの配置を所定の周期毎に決定し、該反射光の明暗パタ
ーンの配置位置の変動により漏液の有無を判定するよう
にしたことによって達成される。また、この発明は、漏
液と接触し得る少なくとも1つの反射境界面と、底部が
透明材又は半透明材で構成されたケースと、光を照射す
る光源手段と、この光源からの照射光を前記ケースの透
明材又は半透明材を介して前記反射境界面に照射する第
1の光伝送手段と、前記境界面からの反射光を受光して
伝送する第2の光伝送手段と、前記第2の光伝送手段か
らの光を受光する受光手段から成る漏液センサにも関
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端及び前記第2の光伝送手段の一端で光学系路を形成す
るよう一体化して前記ケース内に納めると共に、前記第
2の光伝送手段を複数の光伝送手段で構成して反射光の
受光位置が相互に識別できるように伝送し、前記第2の
光伝送手段の他端で複数の受光手段により反射光の受光
位置が相互に識別できるように伝黄信号に変換し、これ
ら受光手段の出力を演算処理して前記反射光の明暗パタ
ーンの配置を所定の周期毎に決定し、該反射光の明暗パ
ターン位置の変動により漏液の有無を判定することによ
っても達成される。更に、この発明の上記目的は、漏液
に接触し得る少なくとも2つの反射境界面を、光の進行
方向に気体層又は漏液浸透層を介在させて形成し、少な
くとも2つの光源手段及び受光手段を前記各反射境界面
のそれぞれに対し、同一の側に配設し、前記光源手段に
最も近い第1の反射境界面に対しては臨界角以上の入射
角で第1の光源手段から光を投射し、前記第1の境界面
からの反射光を第1の受光手段で受光し、その出力を演
算処理して漏液を検知する第1の検知手段とで第1の漏
液センサを構成し、前記第1の境界面以外の反射境界面
に対しては臨界角未満の入射角で第2の光源手段から光
を投射し、前記第1の境界面以外の反射境界面からの反
射光を第2の受光手段で受光し、その出力を演算処理し
て漏液を検知する第2の検知手段とで第2の漏液センサ
を構成することによっても達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、この発明
の好適な実施例について詳細に説明する。図1に対応さ
せて示す図2はこの発明の明暗パターンの配置を利用し
た漏液センサ20aの一例であり、それぞれ同一の番号
を付した装置は同一の機能を果たすと共に、薄紙8を使
用せずホルダ4の底面4aは、例えば、中間調の灰色で
塗装されており、その反射光24がCCDやMOS型ホ
トダイオード等が複数個並設された1次元又は2次元光
電変換素子アレイセンサ(以下アレイセンサと略す)2
8に入力され、その出力が所定のサンプリング周期毎に
A/D変換手段32によりデジタル信号に変換され、マ
イクロプロセッサ(MPU)36を含む制御手段30内
のダブルバッファメモリ34に順次書込まれるようにな
っている。また傾斜センサ38がケース12内に配設さ
れ、その出力は制御手段30に入力されると共に、漏液
の検知出力は外部に電気信号として出力され、更に表示
手段29にも赤色LED等により出力されるようになっ
ている。尚、ホルダ4の床面1との接触面はその外径が
ケース12の外径の1.5倍以上の大きさのものを使用
した方が、センサ20aの転倒防止の面から好ましい。
又、ケース12の底部の漏液との接触面12aとホルダ
4の底面4aとの間隔dは検知する液体の粘度に対応し
て種々のものに変更できることが好ましく、地震や重量
物の移動等により反射境界面4aと受光手段28との角
度や間隔が変化すると、誤動作の原因となるので、ホル
ダ4とケース12とは着脱可能で、かつ、間隔dが外部
の振動に対しても変化しない構造のものが好ましい。
又、ホルダ4は遮光部材により構成されているので、ケ
ース12の周囲からノイズ光が侵入したり、床面からの
不要な反射光を防止する効果がある。かかる構成におい
て、その動作を次に説明する。先ず、漏液2がない場合
には、図2(B)に示すようにホルダ底面(反射境界
面)4aからの反射光24がアレイセンサ28a〜28
nに入力され、その明暗パターンは図3(A)に示すよ
うな分布を形成する。また、漏液2が反射境界面4aに
薄く浸透した場合には、その反射光24aは図3(B)
のような明暗パターンの配置となり、更に漏液の厚さ
(深さ)が大きくなると図3(C)の明暗パターンの配
置となり、ケース12が漏液2の中に水没するとその反
射光24zは図3(D)の明暗パターンの配置に変化す
る。従って、所定のサンプリング周期でアレイセンサ2
8の各素子28a〜28nの出力をダブルバッファメモ
リ34に書込んだ後、MPU等により以下の処理を行な
うと良い。 a)各受光素子28i(i=a〜n)の感度補正を行な
った後、受光パターンを移動平均処理等により平滑化す
る。 b1)平滑化した受光パターンの明暗のピーク位置を演
算し、この位置が漏液無し範囲内にあるか否かで漏液の
有無を判定する。 b2)平滑化した受光パターンの反射光量の輝度分布の
重心XGを次式により演算し、この重心位置が漏液無し
範囲内にあるか否かで漏液の有無を判定する。
の好適な実施例について詳細に説明する。図1に対応さ
せて示す図2はこの発明の明暗パターンの配置を利用し
た漏液センサ20aの一例であり、それぞれ同一の番号
を付した装置は同一の機能を果たすと共に、薄紙8を使
用せずホルダ4の底面4aは、例えば、中間調の灰色で
塗装されており、その反射光24がCCDやMOS型ホ
トダイオード等が複数個並設された1次元又は2次元光
電変換素子アレイセンサ(以下アレイセンサと略す)2
8に入力され、その出力が所定のサンプリング周期毎に
A/D変換手段32によりデジタル信号に変換され、マ
イクロプロセッサ(MPU)36を含む制御手段30内
のダブルバッファメモリ34に順次書込まれるようにな
っている。また傾斜センサ38がケース12内に配設さ
れ、その出力は制御手段30に入力されると共に、漏液
の検知出力は外部に電気信号として出力され、更に表示
手段29にも赤色LED等により出力されるようになっ
ている。尚、ホルダ4の床面1との接触面はその外径が
ケース12の外径の1.5倍以上の大きさのものを使用
した方が、センサ20aの転倒防止の面から好ましい。
又、ケース12の底部の漏液との接触面12aとホルダ
4の底面4aとの間隔dは検知する液体の粘度に対応し
て種々のものに変更できることが好ましく、地震や重量
物の移動等により反射境界面4aと受光手段28との角
度や間隔が変化すると、誤動作の原因となるので、ホル
ダ4とケース12とは着脱可能で、かつ、間隔dが外部
の振動に対しても変化しない構造のものが好ましい。
又、ホルダ4は遮光部材により構成されているので、ケ
ース12の周囲からノイズ光が侵入したり、床面からの
不要な反射光を防止する効果がある。かかる構成におい
て、その動作を次に説明する。先ず、漏液2がない場合
には、図2(B)に示すようにホルダ底面(反射境界
面)4aからの反射光24がアレイセンサ28a〜28
nに入力され、その明暗パターンは図3(A)に示すよ
うな分布を形成する。また、漏液2が反射境界面4aに
薄く浸透した場合には、その反射光24aは図3(B)
のような明暗パターンの配置となり、更に漏液の厚さ
(深さ)が大きくなると図3(C)の明暗パターンの配
置となり、ケース12が漏液2の中に水没するとその反
射光24zは図3(D)の明暗パターンの配置に変化す
る。従って、所定のサンプリング周期でアレイセンサ2
8の各素子28a〜28nの出力をダブルバッファメモ
リ34に書込んだ後、MPU等により以下の処理を行な
うと良い。 a)各受光素子28i(i=a〜n)の感度補正を行な
った後、受光パターンを移動平均処理等により平滑化す
る。 b1)平滑化した受光パターンの明暗のピーク位置を演
算し、この位置が漏液無し範囲内にあるか否かで漏液の
有無を判定する。 b2)平滑化した受光パターンの反射光量の輝度分布の
重心XGを次式により演算し、この重心位置が漏液無し
範囲内にあるか否かで漏液の有無を判定する。
【数1】 XG=ΣR(j)・j/Σj (j=1からn) 但し、R(j):受光レベル j=:受光位置 b3)予め、反射光の明暗パターンの波形立上り部分及
び/又は、波形ピーク部分、及び/又は、波形立下り部
分等を漏液有りの反射光パターンの中から切出してテン
プレートメモリ等に漏液テンプレートパターンT(j)
として登録しておき、このテンプレートパターンT
(j)と類似した波形位置を平滑化した受光パターンの
中で次式により演算する。
び/又は、波形ピーク部分、及び/又は、波形立下り部
分等を漏液有りの反射光パターンの中から切出してテン
プレートメモリ等に漏液テンプレートパターンT(j)
として登録しておき、このテンプレートパターンT
(j)と類似した波形位置を平滑化した受光パターンの
中で次式により演算する。
【数2】 次に、漏液無し位置より所定の距離以上離れた位置で、
かつ、所定の類似度Thcr以上テンプレート波形と類
似した明暗パターンが検出された場合、漏液有りと判定
し、それ以外の場合には漏液無しと判定する。 c)かくして、漏液が検出されると、表示手段29を赤
色点灯させると共にケーブル26を介して外部に漏液の
有無を出力する。尚、上述のb1)及びb2)の処理で
はレンズ等の集光手段により広く反射光を集めることに
より、最小限2箇所の受光手段により、漏液の有無演算
が実行できる。また、b3)の相関演算では最小限4〜
8箇所の異なる位置からの受光手段による反射光データ
の収集が好ましい。従って図2に示すような構造の漏液
センサによれば、漏液センサ20aを床面1に置くだけ
で薄紙8を使用せず、床面へのセンサ固定作業も不要で
かつ、大量の漏液が流出せず、漏液が反射境界面4aに
浸透した初期の時点で、確実に漏液を検出することがで
き、ホルダ4の外周を大きくすることによりセンサ20
aの転倒も防止することができる。
かつ、所定の類似度Thcr以上テンプレート波形と類
似した明暗パターンが検出された場合、漏液有りと判定
し、それ以外の場合には漏液無しと判定する。 c)かくして、漏液が検出されると、表示手段29を赤
色点灯させると共にケーブル26を介して外部に漏液の
有無を出力する。尚、上述のb1)及びb2)の処理で
はレンズ等の集光手段により広く反射光を集めることに
より、最小限2箇所の受光手段により、漏液の有無演算
が実行できる。また、b3)の相関演算では最小限4〜
8箇所の異なる位置からの受光手段による反射光データ
の収集が好ましい。従って図2に示すような構造の漏液
センサによれば、漏液センサ20aを床面1に置くだけ
で薄紙8を使用せず、床面へのセンサ固定作業も不要で
かつ、大量の漏液が流出せず、漏液が反射境界面4aに
浸透した初期の時点で、確実に漏液を検出することがで
き、ホルダ4の外周を大きくすることによりセンサ20
aの転倒も防止することができる。
【0006】次に、図2に対応させて示す図4はこの発
明の明暗パターンの配置を利用した漏液センサ20bの
別の一実施例を示すものであり、漏液検知部に電気配線
をなくし、光ファイバー等の光伝送手段40、42a〜
42zにより反射境界面4aへの光の投受光を行なうよ
うにしたため、液体2が揮発性で引火、爆発の危険があ
る場合でも極めて安全に反射光による漏液検知ができる
ようにしたもので、それぞれ同一の番号を付した装置は
同一の機能を果たすと共に、遠隔地に設けられた光源手
段14からの照射光は光伝送手段40によりケース12
の底部12aまで導かれ所定の角度で反射境界面4aへ
照射され、その反射光は直線状に配設された光伝送手段
42a〜42zにより受光され、遠隔地に設けられた受
光手段28a及び28bに伝送され、AD変換手段32
を介して制御手段30に入力されるようになっている。
かかる構成においても漏液2がホルダ4の反射境界面4
aにない場合には、受光手段28bの出力の方が受光手
段28aの出力よりも大きくなり、また、漏液2が反射
境界面4aの照射領域に浸透すると、漏液2による光の
屈折及び反射現象により受光手段28aの出力が増加
し、受光手段28bの出力が減少する等の変化により、
上述のb1)又はb2)の処理により漏液の有無を検知
することができる。従って、図4に示すような構造の漏
液センサによれば漏液センサ20bを床面1に置くだけ
で薄紙8を使用せず、床面へのセンサ固定作業も不要で
あり、揮発性の液体2に対しても極めて安全に少量の漏
液が反射境界面4aに浸透して来た時点で漏液の検出を
行なうことができる。又、図2及び図4のような構成の
装置では一度に大量の漏液が流出してケース12が漏液
中に水没し、かつ、ケース底部12aに気泡等が発生し
ても、反射境界面4aに漏液が浸透していれば照射光は
その反射系路が曲げられ受光手段28a、28b等の出
力に変化が現れるので、気泡等の影響を受けずに漏液の
検出を行なうことが可能となる。
明の明暗パターンの配置を利用した漏液センサ20bの
別の一実施例を示すものであり、漏液検知部に電気配線
をなくし、光ファイバー等の光伝送手段40、42a〜
42zにより反射境界面4aへの光の投受光を行なうよ
うにしたため、液体2が揮発性で引火、爆発の危険があ
る場合でも極めて安全に反射光による漏液検知ができる
ようにしたもので、それぞれ同一の番号を付した装置は
同一の機能を果たすと共に、遠隔地に設けられた光源手
段14からの照射光は光伝送手段40によりケース12
の底部12aまで導かれ所定の角度で反射境界面4aへ
照射され、その反射光は直線状に配設された光伝送手段
42a〜42zにより受光され、遠隔地に設けられた受
光手段28a及び28bに伝送され、AD変換手段32
を介して制御手段30に入力されるようになっている。
かかる構成においても漏液2がホルダ4の反射境界面4
aにない場合には、受光手段28bの出力の方が受光手
段28aの出力よりも大きくなり、また、漏液2が反射
境界面4aの照射領域に浸透すると、漏液2による光の
屈折及び反射現象により受光手段28aの出力が増加
し、受光手段28bの出力が減少する等の変化により、
上述のb1)又はb2)の処理により漏液の有無を検知
することができる。従って、図4に示すような構造の漏
液センサによれば漏液センサ20bを床面1に置くだけ
で薄紙8を使用せず、床面へのセンサ固定作業も不要で
あり、揮発性の液体2に対しても極めて安全に少量の漏
液が反射境界面4aに浸透して来た時点で漏液の検出を
行なうことができる。又、図2及び図4のような構成の
装置では一度に大量の漏液が流出してケース12が漏液
中に水没し、かつ、ケース底部12aに気泡等が発生し
ても、反射境界面4aに漏液が浸透していれば照射光は
その反射系路が曲げられ受光手段28a、28b等の出
力に変化が現れるので、気泡等の影響を受けずに漏液の
検出を行なうことが可能となる。
【0007】次に、図1及び図2に対応させて示す図5
はこの発明の漏液センサ20cのまた別の一実施例を示
すものであり、それぞれ同一の番号を付した装置は同一
の機能を果たすと共に、光源手段14aからはケース底
部の漏液と接触する反射境界面12aに対し臨界角以上
の入射角で光22aを照射し、その全反射光24aを受
光手段16aで受光し、電気信号に変換するようになっ
ており、また、光源手段14bからはホルダ4の底面4
aに接着剤5により貼着されたガラス又は合成樹脂等の
反射部材の表面に凸凹を刻設した第2の反射境界面7に
対し臨界角未満の入射角で光22bが照射され、その反
射光24bが受光手段16b又は28により受光され、
電気信号に変換されて制御手段30に入力され、更にケ
ース底部12aの内側には金属箔等の遮光部材15が貼
着され、遮光部材15の一端は静電容量センサ39に入
力されるようになっている。この遮光部材15は光の照
射面及び受光手段近傍の反射光受光面を除いた範囲に配
設するので、漏液浸入時に床面が白又は鏡面であっても
不要な反射光を床面から受光しない光学的効果がある。
かかる構成において漏液センサ20cの動作を説明する
と、傾斜センサ38が所定の角度以上の傾きを検知する
とアラーム信号が外部に出力されるが、かかるアラーム
信号の出力されない通常の状態では受光手段16の出力
及び静電容量センサ39の出力がチェックされ、反射境
界面7からの反射光量が減少したり、静電容量センサ3
9の出力が所定の範囲以上に変化した場合には漏液2が
反射境界面7又はケース底部12aに接近したと判定
し、漏液検知信号を外部に出力する。尚、受光手段16
bを図2と同様の複数の受光手段28に変更した場合に
は凸凹を刻設した反射境界面7は不要である。更に大量
の漏液2が一度に床面1等に流出した場合には受光手段
16aの出力も変化するので、漏液検出の信頼性を一段
と向上させることができる。また、図5(B)に示すす
ように照射光22aと22bとはそれぞれ直交する方向
に投射しているので相互の光学的干渉は少ないが、交互
に光源手段14a/14bを点灯させると光源間の干渉
は完全に排除することができる。又、ケース12の脚部
12fの高さdは検出する液体の粘度に応じて変更する
のが好ましく、着脱可能なホルダ4もケース12の先端
に取付けた方が床面の塗装色や表面性状の影響を排除で
き好ましい。更に又、受光手段16bや静電容量センサ
39はホルダ4を使用しない場合、漏液センサ20cの
床面1からの浮き上がりセンサとして利用することも可
能である。従って、図5に示すような構造の漏液センサ
によれば、消耗品であり、ちり等の原因となる薄紙を使
用せず、床面へのセンサ固定作業も不要でありながら少
量の漏液が床面に浸透して来た時点で確実に漏液の検出
を行なうことができる。また、一度に大量の漏液が流出
しても静電容量センサ39や全反射境界面12aにより
2重、3重に漏液検出をチェックできるので装置の信頼
性を一段と向上させることができる。
はこの発明の漏液センサ20cのまた別の一実施例を示
すものであり、それぞれ同一の番号を付した装置は同一
の機能を果たすと共に、光源手段14aからはケース底
部の漏液と接触する反射境界面12aに対し臨界角以上
の入射角で光22aを照射し、その全反射光24aを受
光手段16aで受光し、電気信号に変換するようになっ
ており、また、光源手段14bからはホルダ4の底面4
aに接着剤5により貼着されたガラス又は合成樹脂等の
反射部材の表面に凸凹を刻設した第2の反射境界面7に
対し臨界角未満の入射角で光22bが照射され、その反
射光24bが受光手段16b又は28により受光され、
電気信号に変換されて制御手段30に入力され、更にケ
ース底部12aの内側には金属箔等の遮光部材15が貼
着され、遮光部材15の一端は静電容量センサ39に入
力されるようになっている。この遮光部材15は光の照
射面及び受光手段近傍の反射光受光面を除いた範囲に配
設するので、漏液浸入時に床面が白又は鏡面であっても
不要な反射光を床面から受光しない光学的効果がある。
かかる構成において漏液センサ20cの動作を説明する
と、傾斜センサ38が所定の角度以上の傾きを検知する
とアラーム信号が外部に出力されるが、かかるアラーム
信号の出力されない通常の状態では受光手段16の出力
及び静電容量センサ39の出力がチェックされ、反射境
界面7からの反射光量が減少したり、静電容量センサ3
9の出力が所定の範囲以上に変化した場合には漏液2が
反射境界面7又はケース底部12aに接近したと判定
し、漏液検知信号を外部に出力する。尚、受光手段16
bを図2と同様の複数の受光手段28に変更した場合に
は凸凹を刻設した反射境界面7は不要である。更に大量
の漏液2が一度に床面1等に流出した場合には受光手段
16aの出力も変化するので、漏液検出の信頼性を一段
と向上させることができる。また、図5(B)に示すす
ように照射光22aと22bとはそれぞれ直交する方向
に投射しているので相互の光学的干渉は少ないが、交互
に光源手段14a/14bを点灯させると光源間の干渉
は完全に排除することができる。又、ケース12の脚部
12fの高さdは検出する液体の粘度に応じて変更する
のが好ましく、着脱可能なホルダ4もケース12の先端
に取付けた方が床面の塗装色や表面性状の影響を排除で
き好ましい。更に又、受光手段16bや静電容量センサ
39はホルダ4を使用しない場合、漏液センサ20cの
床面1からの浮き上がりセンサとして利用することも可
能である。従って、図5に示すような構造の漏液センサ
によれば、消耗品であり、ちり等の原因となる薄紙を使
用せず、床面へのセンサ固定作業も不要でありながら少
量の漏液が床面に浸透して来た時点で確実に漏液の検出
を行なうことができる。また、一度に大量の漏液が流出
しても静電容量センサ39や全反射境界面12aにより
2重、3重に漏液検出をチェックできるので装置の信頼
性を一段と向上させることができる。
【0008】次に、図4及び図5に対応させて示す図6
は、この発明の漏液センサ20dの又別の一実施例を示
すものであり、漏液検知部に電気配線をなくし光ファイ
バ等の光伝送手段40a、40bにより反射境界面12
a及び7にそれぞれ臨界角以上又は臨界角未満の入射角
で光を照射し、その反射光を遠隔地に設けられた受光手
段16a/16bまで光伝送手段42a及び42b〜4
2zにより伝送しているので液体2が揮発性で引火、爆
発の危険がある場合でも極めて安全に反射光による漏液
検知ができるようにしたものである。また、ケース底部
12aはその外側を光の照射面及び反射光受光面を除い
て合成樹脂等の遮光部材12gで被覆又は構成し、透過
光部材12aと一体成形されており、ホルダ4がなくて
も周囲光のノイズを受けたり、漏液浸入時に床面が白又
は鏡面であっても不要な反射光を床面から受光しないよ
うな光学的構造になっており、光源手段14からの照射
光はその一部が光伝送手段40bによりケース12迄伝
送され、床面1に置かれた薄紙8に臨界角未満の入射角
で光22bとして照射され、その反射光24bが光伝送
手段42b〜42zにより遠隔地に設けられた受光手段
16b迄伝送され、漏液2の有無がチェックされるよう
になっている。尚、薄紙8を床面1に載置しないで床面
1からの反射光を直接受光することも可能である。かか
る構成の漏液センサ20dではホルダ4がなくても外来
光の影響を受けにくく、かつ、漏液2が全反射境界面1
2a迄大量に流出しない漏液流出の初期段階で素早く漏
液を検出することができる利点がある。また、漏液検知
部には電気信号が一切流れないので揮発性の漏液に対し
ても極めて安全に検出処理を行なうことができ、全反射
境界面12aを突出させた構造とすると、一度に大量の
漏液が流出しても、この漏液を2重、3重にチェックし
て検出し、検出処理の信頼性を一段と向上させることが
できる。更にまた、上述の遮光部材12gと透過光部材
12aとを一体成形したケースヘッド部は図2乃至図5
に示した薄紙8なしの漏液センサに図6と同様に適用で
きることは明らかである。
は、この発明の漏液センサ20dの又別の一実施例を示
すものであり、漏液検知部に電気配線をなくし光ファイ
バ等の光伝送手段40a、40bにより反射境界面12
a及び7にそれぞれ臨界角以上又は臨界角未満の入射角
で光を照射し、その反射光を遠隔地に設けられた受光手
段16a/16bまで光伝送手段42a及び42b〜4
2zにより伝送しているので液体2が揮発性で引火、爆
発の危険がある場合でも極めて安全に反射光による漏液
検知ができるようにしたものである。また、ケース底部
12aはその外側を光の照射面及び反射光受光面を除い
て合成樹脂等の遮光部材12gで被覆又は構成し、透過
光部材12aと一体成形されており、ホルダ4がなくて
も周囲光のノイズを受けたり、漏液浸入時に床面が白又
は鏡面であっても不要な反射光を床面から受光しないよ
うな光学的構造になっており、光源手段14からの照射
光はその一部が光伝送手段40bによりケース12迄伝
送され、床面1に置かれた薄紙8に臨界角未満の入射角
で光22bとして照射され、その反射光24bが光伝送
手段42b〜42zにより遠隔地に設けられた受光手段
16b迄伝送され、漏液2の有無がチェックされるよう
になっている。尚、薄紙8を床面1に載置しないで床面
1からの反射光を直接受光することも可能である。かか
る構成の漏液センサ20dではホルダ4がなくても外来
光の影響を受けにくく、かつ、漏液2が全反射境界面1
2a迄大量に流出しない漏液流出の初期段階で素早く漏
液を検出することができる利点がある。また、漏液検知
部には電気信号が一切流れないので揮発性の漏液に対し
ても極めて安全に検出処理を行なうことができ、全反射
境界面12aを突出させた構造とすると、一度に大量の
漏液が流出しても、この漏液を2重、3重にチェックし
て検出し、検出処理の信頼性を一段と向上させることが
できる。更にまた、上述の遮光部材12gと透過光部材
12aとを一体成形したケースヘッド部は図2乃至図5
に示した薄紙8なしの漏液センサに図6と同様に適用で
きることは明らかである。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光学式
漏液センサによれば、薄紙を使用せず、漏液センサを床
面に置くだけで漏液の検出が可能となり、センサのレイ
アウト変更や施工工事が極めて短時間で行なえるという
利点がある。また、センサを収納したケースの先端にホ
ルダ4を着脱可能な状態で取付けることにより、センサ
の転倒防止効果を期待できると共に、床面の塗装色や表
面性状に影響されない漏液検知処理が行なえ、更に地震
等の振動や衝撃を受けても誤動作をしない信頼性の高い
漏液センサを実現できる。更にまた、従来は漏液が床面
に2〜4mm以上の深さまであふれて大量流出しないと
漏液検知ができなかったが、本願発明の漏液センサでは
床面に0.1mm以上薄く漏液が浸透して来た初期の時
点で漏液を十分に検出することができ、重大な漏液事故
を未然に防止することができる。また、漏液検出部に電
気配線の一切ない構造のセンサを使用すれば揮発性で、
引火爆発の危険のある液体も安全確実に検出することが
できる。更にまた、上述の遮光部材12gと透過光部材
12aとを一体成形したケースヘッド部は外来光の影響
を受けにくく、ホルダ4を不要としてケース12の構造
を簡略化できる利点がある。
漏液センサによれば、薄紙を使用せず、漏液センサを床
面に置くだけで漏液の検出が可能となり、センサのレイ
アウト変更や施工工事が極めて短時間で行なえるという
利点がある。また、センサを収納したケースの先端にホ
ルダ4を着脱可能な状態で取付けることにより、センサ
の転倒防止効果を期待できると共に、床面の塗装色や表
面性状に影響されない漏液検知処理が行なえ、更に地震
等の振動や衝撃を受けても誤動作をしない信頼性の高い
漏液センサを実現できる。更にまた、従来は漏液が床面
に2〜4mm以上の深さまであふれて大量流出しないと
漏液検知ができなかったが、本願発明の漏液センサでは
床面に0.1mm以上薄く漏液が浸透して来た初期の時
点で漏液を十分に検出することができ、重大な漏液事故
を未然に防止することができる。また、漏液検出部に電
気配線の一切ない構造のセンサを使用すれば揮発性で、
引火爆発の危険のある液体も安全確実に検出することが
できる。更にまた、上述の遮光部材12gと透過光部材
12aとを一体成形したケースヘッド部は外来光の影響
を受けにくく、ホルダ4を不要としてケース12の構造
を簡略化できる利点がある。
【図1】従来の薄紙を使用した光学式漏液センサの構造
を示す図である。
を示す図である。
【図2】この発明の漏液センサの構造及び光の反射系路
を示す図である。
を示す図である。
【図3】この発明の反射光の明暗パターンの配置例を示
す図である。
す図である。
【図4】この発明の防爆型漏液センサの一例を示す図で
ある。
ある。
【図5】この発明のまた別の一実施例を示す図である。
【図6】この発明のまた別の防爆型漏液センサの一例を
示す図である
示す図である
1 床面 2 漏液 4 ホルダ 5 接着剤 4a、7、12a 反射境界面 8 薄紙 12 ケース 12g、15 遮光部材 14、14a、14b 光源手段 16、16a、16b、28 受光手段 20a〜20d 漏液センサ 30 制御手段 32 AD変換手段 34 ダブルバッファ 36 MPU 40、40a、40b、42、42a、〜42z 光
伝送手段 38 傾斜センサ 39 静電容量センサ
伝送手段 38 傾斜センサ 39 静電容量センサ
Claims (19)
- 【請求項1】 漏液と接触し得る少なくとも1つの反射
境界面と、光源手段及び受光手段から成る漏液センサで
あって、前記光源手段から前記反射境界面へ光を投射
し、該境界面からの反射光を複数の受光手段で受光し、
これら受光手段の出力を演算処理して前記反射光の明暗
パターンの配置を所定の周期毎に決定し、該反射光の明
暗パターンの配置位置の変動により漏液の有無を判定す
るようにしたことを特徴とする漏液センサ。 - 【請求項2】 前記光源手段及び受光手段を底部が透明
材又は半透明材で構成されたケースに収納し一体化した
請求項1に記載の漏液センサ。 - 【請求項3】 漏液と接触し得る少なくとも1つの反射
境界面と、底部が透明材又は半透明材で構成されたケー
スと、光を照射する光源手段と、この光源からの照射光
を前記ケースの透明材又は半透明材を介して前記反射境
界面に照射する第1の光伝送手段と、前記境界面からの
反射光を受光して伝送する第2の光伝送手段と、前記第
2の光伝送手段からの光を受光する受光手段から成る漏
液センサであって、前記第1の光伝送手段の一端及び前
記第2の光伝送手段の一端で光学系路を形成するよう一
体化して前記ケース内に納めると共に、前記第2の光伝
送手段を複数の光伝送手段で構成して反射光の受光位置
が相互に識別できるように伝送し、前記第2の光伝送手
段の他端で複数の受光手段により反射光の受光位置が相
互に識別できるように電気信号に変換し、これら受光手
段の出力を演算処理して前記反射光の明暗パターンの配
置を所定の周期毎に決定し、該反射光の明暗パターン位
置の変動により漏液の有無を判定するようにしたことを
特徴とする漏液センサ。 - 【請求項4】 前記光伝送手段が光ファイバーである請
求項3に記載の漏液センサ。 - 【請求項5】 前記反射光の明暗パターンの配置位置を
相関演算又は反射光量の輝度分布の重心位置により演算
するようにした請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
漏液センサ。 - 【請求項6】 予め漏液が前記反射境界面に接触した状
態で前記相関演算用のテンプレート受光データを入力
し、所定のメモリに記憶するようにした請求項5に記載
の漏液センサ。 - 【請求項7】 前記複数の受光手段からの受光データを
ダブルバッファを利用して入力し、サンプリング入力用
受光データと反射光の明暗パターンの配置位置演算用受
光データとを分離するようにした請求項1乃至6のいず
れか1項に記載の漏液センサ。 - 【請求項8】 前記反射境界面上に漏液が浸透し得る気
体層を介在させた請求項1乃至7のいずれか1項に記載
の漏液センサ。 - 【請求項9】 前記受光手段が1次元光電変換素子アレ
イセンサ又は2次元光電変換素子アレイセンサである請
求項1乃至8のいずれか1項に記載の漏液センサ。 - 【請求項10】 前記反射境界面を前記ケースに着脱可
能な非透明の薄板状のキャップホルダで形成し、当該漏
液センサの配置箇所の表面性状及び表面色の影響を受け
にくくした請求項2乃至9のいずれか1項に記載の漏液
センサ。 - 【請求項11】 漏液に接触し得る少なくとも2つの反
射境界面を、光の進行方向に気体層又は漏液浸透層を介
在させて形成し、少なくとも2つの光源手段及び受光手
段を前記各反射境界面のそれぞれに対し、同一の側に配
設し、前記光源手段に最も近い第1の反射境界面に対し
ては臨界角以上の入射角で第1の光源手段から光を投射
し、前記第1の境界面からの反射光を第1の受光手段で
受光し、その出力を演算処理して漏液を検知する第1の
検知手段とで第1の漏液センサを構成し、前記第1の境
界面以外の反射境界面に対しては臨界角未満の入射角で
第2の光源手段から光を投射し、前記第1の境界面以外
の反射境界面からの反射光を第2の受光手段で受光し、
その出力を演算処理して漏液を検知する第2の検知手段
とで第2の漏液センサを構成するようにしたことを特徴
とする漏液センサ。 - 【請求項12】 前記光源手段及び受光手段を底部が透
明材又は半透明材で構成されたケースに収納し一体化し
た請求項11に記載の漏液センサ。 - 【請求項13】 底部が透明材又は半透明材で構成さ
れ、その外側境界面が漏液と接触し得る第1の反射境界
面を形成するケースと、この反射境界面とは別に漏液に
接触し得る少なくとも1つの第2の反射境界面と、光を
照射する光源手段と、この光源手段からの照射先を伝送
し前記第1の反射境界面に臨界角以上の入射角で照射す
る第1の光伝送手段と、前記第1の境界面からの反射光
を受光して伝送する第2の光伝送手段と、前記第2の光
伝送手段からの受光信号を電気信号に変換する第1の受
光手段と、その出力を演算処理して漏液を検知する第1
の検知手段とで第1の漏液センサを構成し、前記光源手
段からの照射光を伝送し、前記第2の反射境界面に臨界
角未満の入射角で照射する第3の光伝送手段と、前記第
2の境界面からの反射光を受光して伝送する第4の光伝
送手段と、前記第4の光伝送手段からの受光信号を電気
信号に変換する第2の受光手段と、その出力を演算処理
して漏液を検知する第2の検知手段とで第2の漏液セン
サを構成し、前記第1の光伝送手段の一端及び前記第2
の光伝送手段の一端で別の光学系路を構成すると共に、
前記第3の光伝送手段の一端及び前記第4の光伝送手段
の一端で第2の光学系路を形成するように一体化して前
記ケース内に納めるようにしたことを特徴とする漏液セ
ンサ。 - 【請求項14】 前記光伝送手段が光ファイバである請
求項13に記載の漏液センサ。 - 【請求項15】 前記ケースの内部に傾斜センサを内蔵
させ、該ケースが傾いた場合にアラーム信号を出力する
ようにした請求項2乃至14のいずれか1項に記載の漏
液センサ。 - 【請求項16】 前記ケース底部の内側に光の照射面及
び反射光受光面を除いて遮光部材を被覆し、この遮光部
材を近接センサとして作動させるようにした請求項2乃
至15のいずれか1項に記載の漏液センサ。 - 【請求項17】 前記ケース底部を光の照射面及び反射
光受光面を除いて遮光部材で被覆又は一体成形し、当該
漏液センサの設置箇所の表面性状及び/又は表面色の影
響を受け難くした請求項2乃至16のいずれか1項に記
載の漏液センサ。 - 【請求項18】 前記第2の反射境界面を前記ケースに
着脱可能な非透明の薄板状のキャップホルダで形成し、
当該漏液センサの設置箇所の表面性状及び表面色の影響
を受けにくくした請求項11乃至16のいずれか1項に
記載の漏液センサ。 - 【請求項19】 前記キャップホルダの表面に漏液との
接触により透明状態となる白色の薄板を貼着した請求項
17に記載の漏液センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11022293A JP2000221100A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 漏液センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11022293A JP2000221100A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 漏液センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000221100A true JP2000221100A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12078712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11022293A Pending JP2000221100A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 漏液センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000221100A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002168769A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-14 | Sunx Ltd | 漏液センサ |
| JP2004053560A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Sunx Ltd | 漏液センサ |
| JP2011215039A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd | 漏液センサ |
| CN117629530A (zh) * | 2022-08-11 | 2024-03-01 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 水浸传感器 |
| JP2024027371A (ja) * | 2022-08-17 | 2024-03-01 | 株式会社堀内機械 | 漏洩検知装置および固定ケース |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11022293A patent/JP2000221100A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN117629530A (zh) * | 2022-08-11 | 2024-03-01 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 水浸传感器 |
| JP2024027371A (ja) * | 2022-08-17 | 2024-03-01 | 株式会社堀内機械 | 漏洩検知装置および固定ケース |
| JP7849876B2 (ja) | 2022-08-17 | 2026-04-22 | 株式会社堀内機械 | 漏洩検知装置および固定ケース |
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