JP2000221373A - 光海底ケーブル、光ファイバユニットおよび製造方法 - Google Patents
光海底ケーブル、光ファイバユニットおよび製造方法Info
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- JP2000221373A JP2000221373A JP11022426A JP2242699A JP2000221373A JP 2000221373 A JP2000221373 A JP 2000221373A JP 11022426 A JP11022426 A JP 11022426A JP 2242699 A JP2242699 A JP 2242699A JP 2000221373 A JP2000221373 A JP 2000221373A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広帯域、低損失であるとともに、生産性の優
れた構造の光ファイバユニットおよびこれを用いた光海
底ケーブルを提供するものである。 【解決手段】 光海底ケーブル9の内部に収容される光
ファイバユニット1であって、熱可塑性樹脂のチューブ
3と、チューブ3内にルースに収容された光ファイバ心
線5および防水用ジェリー状混和物6とを備え、さら
に、チューブ3の外側に光ファイバ心線5と平行に設け
られた抗張力体2と、チューブ3および抗張力体2と一
体に設けられた熱可塑性樹脂の被覆4とを有するのであ
る。
れた構造の光ファイバユニットおよびこれを用いた光海
底ケーブルを提供するものである。 【解決手段】 光海底ケーブル9の内部に収容される光
ファイバユニット1であって、熱可塑性樹脂のチューブ
3と、チューブ3内にルースに収容された光ファイバ心
線5および防水用ジェリー状混和物6とを備え、さら
に、チューブ3の外側に光ファイバ心線5と平行に設け
られた抗張力体2と、チューブ3および抗張力体2と一
体に設けられた熱可塑性樹脂の被覆4とを有するのであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光海底ケーブルと
これに用いられる光ファイバユニットおよびその製造方
法に関するものであり、特に低損失、広帯域特性を有す
るものである。
これに用いられる光ファイバユニットおよびその製造方
法に関するものであり、特に低損失、広帯域特性を有す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光海底ケーブルの構造は、使用目的、使
用環境および布設修理法を把握し、それらが反映させら
れることが必要である。即ち、ケーブルの布設およびケ
ーブル修理の際の回収に伴う張力、曲げ、磨耗などの外
力に耐え、8,000mもの深海底の環境下(水圧:8
00気圧、水温:3℃前後)において25年以上の長期
間安定した特性を保つことが要求される。また大洋横断
のシステムを考慮すると、最大方式長は約10,000
kmにも及ぶが、満一ケーブルが切断され海水がケーブ
ル内に侵入すると、光ファイバの強度および伝送特性が
劣化するため、切断点からの海水の侵入を防ぐことが要
求される。
用環境および布設修理法を把握し、それらが反映させら
れることが必要である。即ち、ケーブルの布設およびケ
ーブル修理の際の回収に伴う張力、曲げ、磨耗などの外
力に耐え、8,000mもの深海底の環境下(水圧:8
00気圧、水温:3℃前後)において25年以上の長期
間安定した特性を保つことが要求される。また大洋横断
のシステムを考慮すると、最大方式長は約10,000
kmにも及ぶが、満一ケーブルが切断され海水がケーブ
ル内に侵入すると、光ファイバの強度および伝送特性が
劣化するため、切断点からの海水の侵入を防ぐことが要
求される。
【0003】かかる目的に使用される従来の光海底ケー
ブルとしては、図8に示するように外周には所定構造の
鎧装A(例えば、図1(a))が施され、その内側に光
ファイバユニットBが配置される。光ファイバユニット
Bは、温度変化による熱膨張・収縮によるマイクロベン
ドの発生を抑制するため、1層目は低ヤング率の紫外線
硬化型樹脂、2層目は高ヤング率の紫外線硬化型樹脂、
3層目は高ヤング率のナイロン樹脂で被覆された光ファ
イバ心線Cが適当なピッチで中心鋼線Dの周りに撚り合
わされ、紫外線硬化樹脂Eを充填して、光ファイバ心線
Cを固定・保護して光ファイバユニットBを形成してい
る(特開平10-170775号公報)。また、図9に
示するように金属チューブF内に光ファイバ心線Gおよ
びジェリー状の樹脂Hを導入して光ケーブルユニットが
形成され、外周に所定構造の鎧装Iを施した光海底ケー
ブルが提案されている(IWCS Proceedin
gs 1996,pp8〜9:New Submari
ne Cable Design for Long
Haul,High Bit Rate System
s)。
ブルとしては、図8に示するように外周には所定構造の
鎧装A(例えば、図1(a))が施され、その内側に光
ファイバユニットBが配置される。光ファイバユニット
Bは、温度変化による熱膨張・収縮によるマイクロベン
ドの発生を抑制するため、1層目は低ヤング率の紫外線
硬化型樹脂、2層目は高ヤング率の紫外線硬化型樹脂、
3層目は高ヤング率のナイロン樹脂で被覆された光ファ
イバ心線Cが適当なピッチで中心鋼線Dの周りに撚り合
わされ、紫外線硬化樹脂Eを充填して、光ファイバ心線
Cを固定・保護して光ファイバユニットBを形成してい
る(特開平10-170775号公報)。また、図9に
示するように金属チューブF内に光ファイバ心線Gおよ
びジェリー状の樹脂Hを導入して光ケーブルユニットが
形成され、外周に所定構造の鎧装Iを施した光海底ケー
ブルが提案されている(IWCS Proceedin
gs 1996,pp8〜9:New Submari
ne Cable Design for Long
Haul,High Bit Rate System
s)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、WDM通信の導
入にともないモードフイールド径、あるいは実効コア断
面積の大きい光ファイバが必要となった。しかし、この
ような光ファイバはパワー分布がクラッドの中に広く拡
がってしまい、光ファイバを曲げると放射モードに変わ
ってしまい損失が大きくなる。そのため抗張力線Dの外
周に光ファイバ心線Cを巻き付ける上記光ファイバユニ
ットBでは、曲げ損失が増大するという問題があった。
入にともないモードフイールド径、あるいは実効コア断
面積の大きい光ファイバが必要となった。しかし、この
ような光ファイバはパワー分布がクラッドの中に広く拡
がってしまい、光ファイバを曲げると放射モードに変わ
ってしまい損失が大きくなる。そのため抗張力線Dの外
周に光ファイバ心線Cを巻き付ける上記光ファイバユニ
ットBでは、曲げ損失が増大するという問題があった。
【0005】また、金属チューブF内に光ファイバ心線
Gを導入して光ケーブルユニットを形成する構造は、金
属テープを長手方向に溶接をし金属チューブFを作製し
ながら光ファイバ心線Gおよびジェリー状の樹脂Hを導
入するので、溶接速度に限界がある。そのため製造コス
トが極めて高くなり、また、高温の溶接熱が光ファイバ
心線に加わり易く、安定に製造することが難しいという
問題があった。
Gを導入して光ケーブルユニットを形成する構造は、金
属テープを長手方向に溶接をし金属チューブFを作製し
ながら光ファイバ心線Gおよびジェリー状の樹脂Hを導
入するので、溶接速度に限界がある。そのため製造コス
トが極めて高くなり、また、高温の溶接熱が光ファイバ
心線に加わり易く、安定に製造することが難しいという
問題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、かかる問題を解決
して広帯域、低損失であるとともに、生産性の優れた構
造の光海底ケーブル、光ファイバユニットおよびその製
造方法を提供するものである。
して広帯域、低損失であるとともに、生産性の優れた構
造の光海底ケーブル、光ファイバユニットおよびその製
造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる光ケーブ
ルユニットは、光海底ケーブルの内部に収容される光フ
ァイバユニットであって、熱可塑性樹脂のチューブと、
チューブ内にルースに収容された光ファイバ心線および
防水用ジェリー状混和物とを備え、さらに、チューブの
外側に光ファイバ心線と平行に設けられた抗張力体と、
チューブおよび抗張力体と一体に設けられた熱可塑性樹
脂の被覆とを有することを特徴とする。
ルユニットは、光海底ケーブルの内部に収容される光フ
ァイバユニットであって、熱可塑性樹脂のチューブと、
チューブ内にルースに収容された光ファイバ心線および
防水用ジェリー状混和物とを備え、さらに、チューブの
外側に光ファイバ心線と平行に設けられた抗張力体と、
チューブおよび抗張力体と一体に設けられた熱可塑性樹
脂の被覆とを有することを特徴とする。
【0008】本発明の光ファイバユニットによれば、光
ファイバ心線は熱可塑性樹脂のチューブ内に余裕をもっ
て収容されているので、光ファイバ心線に直接側圧が加
わることがなく、マイクロベンドによる損失増を回避す
ることができる。
ファイバ心線は熱可塑性樹脂のチューブ内に余裕をもっ
て収容されているので、光ファイバ心線に直接側圧が加
わることがなく、マイクロベンドによる損失増を回避す
ることができる。
【0009】また、本発明のチューブおよび被覆と一体
に設けられた抗張力体は、温度変化によるチューブおよ
び被覆の収縮、あるいは押出直後の熱可塑性樹脂の収縮
を制限するので、チューブ内に収容された光ファイバ心
線は必要以上に余長が発生することはない。チューブに
対する光ファイバ心線の余長が長がすぎると、温度変化
を繰り返すうちに局部的に余長が集中して損失を増加さ
せる傾向を示すが、抗張力線はチューブの収縮を抑制す
るので損失特性を安定化する機能を有する。さらに本発
明の抗張力線は、海底に配置される中継器と光ケーブル
を相互に固定するときに、光ファイバユニットを中継器
筐体に引留めるための重要な役目もする。
に設けられた抗張力体は、温度変化によるチューブおよ
び被覆の収縮、あるいは押出直後の熱可塑性樹脂の収縮
を制限するので、チューブ内に収容された光ファイバ心
線は必要以上に余長が発生することはない。チューブに
対する光ファイバ心線の余長が長がすぎると、温度変化
を繰り返すうちに局部的に余長が集中して損失を増加さ
せる傾向を示すが、抗張力線はチューブの収縮を抑制す
るので損失特性を安定化する機能を有する。さらに本発
明の抗張力線は、海底に配置される中継器と光ケーブル
を相互に固定するときに、光ファイバユニットを中継器
筐体に引留めるための重要な役目もする。
【0010】チューブ内に収容された防水用ジェリー状
混和物は、海底でケーブル事故が発生してもケーブル全
長に浸水するのを防止する機能を有し、ケーブル全長を
取替える必要はなく被害を最小限に留めることが出来
る。
混和物は、海底でケーブル事故が発生してもケーブル全
長に浸水するのを防止する機能を有し、ケーブル全長を
取替える必要はなく被害を最小限に留めることが出来
る。
【0011】本発明の光ファイバユニットにおいて、抗
張力体が2組の線状体からなり、2組の線状体がチュー
ブとほぼ接触して、チューブの中心軸に対し対向する位
置に配置されることが好ましい。抗張力体をチューブの
中心軸に対し対向する位置に配置することによって被覆
樹脂の熱収縮力および構造が左右均等になり、光ファイ
バユニットを曲げたときの念回を抑制することができ
る。
張力体が2組の線状体からなり、2組の線状体がチュー
ブとほぼ接触して、チューブの中心軸に対し対向する位
置に配置されることが好ましい。抗張力体をチューブの
中心軸に対し対向する位置に配置することによって被覆
樹脂の熱収縮力および構造が左右均等になり、光ファイ
バユニットを曲げたときの念回を抑制することができ
る。
【0012】また、2組の線状体うち、それぞれの組の
線状体が複数本の抗張力体により形成されることが好ま
しい。複数本の抗張力体を用いることによって1本あた
りの外径を細くでき、チューブと被覆材の最小厚を厚く
できるため抗張力体が被覆から突出すような不具合が低
減される。最小厚が同じ場合は、光ファイバユニットの
外径を細くすることができるため、光ファイバユニット
上の鎧装材料が低減できるとともに、巻取りドラムを小
さくでき、より長尺の光海底ケーブルを巻取ることがで
きる。
線状体が複数本の抗張力体により形成されることが好ま
しい。複数本の抗張力体を用いることによって1本あた
りの外径を細くでき、チューブと被覆材の最小厚を厚く
できるため抗張力体が被覆から突出すような不具合が低
減される。最小厚が同じ場合は、光ファイバユニットの
外径を細くすることができるため、光ファイバユニット
上の鎧装材料が低減できるとともに、巻取りドラムを小
さくでき、より長尺の光海底ケーブルを巻取ることがで
きる。
【0013】本発明に係わる光ファイバユニットの製造
方法は、光海底ケーブルの内部に収容される光ファイバ
ユニットの製造方法であって、中空部に防水用ジェリー
状混和物およびルースに光ファイバ心線が導入された熱
可塑性樹脂のチューブを押出成形する第1工程と、チュ
ーブの外側に光ファイバ心線と平行に設けられた抗張力
体を縦添えするとともに、チューブおよび抗張力体の外
側に熱可塑性樹脂の被覆を押出成形する第2工程とを有
し、第1工程と第2工程と別工程で行うことを特徴とす
る。
方法は、光海底ケーブルの内部に収容される光ファイバ
ユニットの製造方法であって、中空部に防水用ジェリー
状混和物およびルースに光ファイバ心線が導入された熱
可塑性樹脂のチューブを押出成形する第1工程と、チュ
ーブの外側に光ファイバ心線と平行に設けられた抗張力
体を縦添えするとともに、チューブおよび抗張力体の外
側に熱可塑性樹脂の被覆を押出成形する第2工程とを有
し、第1工程と第2工程と別工程で行うことを特徴とす
る。
【0014】本発明に係わる光ファイバユニットの製造
方法によれば、熱可塑性樹脂のチューブを押出成形する
第1工程と熱可塑性樹脂の被覆を押出成形する第2工程
とを分離して行なう方法である。そのために光ファイバ
心線等をチューブ内に導入する第1工程においてトラブ
ルが発生しても、製造ラインを停止して調整し再スター
トすることができる。特に光海底ケーブルのように長尺
ケーブルを製造する時には、チューブ内に光ファイバ心
線を導入するという微妙な工程を停止可能とすることに
よって、不良製品の発生を未然に防ぐことを可能とした
ものである。
方法によれば、熱可塑性樹脂のチューブを押出成形する
第1工程と熱可塑性樹脂の被覆を押出成形する第2工程
とを分離して行なう方法である。そのために光ファイバ
心線等をチューブ内に導入する第1工程においてトラブ
ルが発生しても、製造ラインを停止して調整し再スター
トすることができる。特に光海底ケーブルのように長尺
ケーブルを製造する時には、チューブ内に光ファイバ心
線を導入するという微妙な工程を停止可能とすることに
よって、不良製品の発生を未然に防ぐことを可能とした
ものである。
【0015】本発明に係わる光ファイバユニットの製造
方法において、第1工程と第2工程とを同一工程で行な
っても良い。チューブを一旦巻取った後、抗張力体を導
入しながら被覆を施すと、両工程間で保管されている間
にチューブは長手方向に収縮が生じ、チューブにおける
光ファイバ心線の弛み量が変化する。チューブの収縮量
は保管時間や温度、湿度などの条件によって変化するた
め、光ファイバ心線の弛み量の制御が困難である。両工
程を連続して製造すると、チューブはほとんど収縮しな
い抗張力体と一体化されるので、チューブの収縮が抑制
され、長い光ファイバユニットについても弛み量の均一
な状態で製造することが出来る。光海底ケーブルに用い
られる光ファイバユニットは、このように長尺にわたり
安定な特性の光ファイバユニットであることが望まし
い。
方法において、第1工程と第2工程とを同一工程で行な
っても良い。チューブを一旦巻取った後、抗張力体を導
入しながら被覆を施すと、両工程間で保管されている間
にチューブは長手方向に収縮が生じ、チューブにおける
光ファイバ心線の弛み量が変化する。チューブの収縮量
は保管時間や温度、湿度などの条件によって変化するた
め、光ファイバ心線の弛み量の制御が困難である。両工
程を連続して製造すると、チューブはほとんど収縮しな
い抗張力体と一体化されるので、チューブの収縮が抑制
され、長い光ファイバユニットについても弛み量の均一
な状態で製造することが出来る。光海底ケーブルに用い
られる光ファイバユニットは、このように長尺にわたり
安定な特性の光ファイバユニットであることが望まし
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の光ファイバユニットおよびこれを用いた光海底ケ
ーブルの実施形態について詳細に説明する。なお、図面
の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複
する説明を省略する。
発明の光ファイバユニットおよびこれを用いた光海底ケ
ーブルの実施形態について詳細に説明する。なお、図面
の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複
する説明を省略する。
【0017】図1(a)は、本実施形態に係わるの光フ
ァイバユニットを用いた光海底ケーブルの斜視図、同図
(b)は光ファイバユニットの斜視図である。図1にお
いて、光ファイバユニット1は、熱可塑性樹脂のチュー
ブ3と、チューブ3の中に所定の弛みを設けてルースに
収容された光ファイバ心線5と、光ファイバ心線5とと
もに収容された防水用ジェリー状混和物6とを備え、さ
らに、チューブ3の外側に光ファイバ心線5と平行に設
けられた抗張力体2と、チューブ3および抗張力体6と
一体に密着して設けられた熱可塑性樹脂の被覆4とで形
成される。
ァイバユニットを用いた光海底ケーブルの斜視図、同図
(b)は光ファイバユニットの斜視図である。図1にお
いて、光ファイバユニット1は、熱可塑性樹脂のチュー
ブ3と、チューブ3の中に所定の弛みを設けてルースに
収容された光ファイバ心線5と、光ファイバ心線5とと
もに収容された防水用ジェリー状混和物6とを備え、さ
らに、チューブ3の外側に光ファイバ心線5と平行に設
けられた抗張力体2と、チューブ3および抗張力体6と
一体に密着して設けられた熱可塑性樹脂の被覆4とで形
成される。
【0018】本実施形態の光ファイバ心線5は、外径
1.9mm、内径1.8mmのポリエチレン、ナイロ
ン、ハイトレルあるいはポリブタジエンテレフタレート
(PBT)等からなるチューブ3の中に混和物6ととも
に収容されている。そのため、光ファイバ心線5には直
接側圧が加わることがなく、マイクロベンドによる損失
増を回避することができる。このチューブ3の外側に
0.35mmの鋼線あるいはFRPからなる抗張力体2
が縦添えされ、それらの外周に外径3mmのポリエチレ
ン、ナイロン、ハイトレル、ポリ塩化ビニルあるいはP
BT等からなる被覆4が設けられて光ファイバユニット
1が形成される。
1.9mm、内径1.8mmのポリエチレン、ナイロ
ン、ハイトレルあるいはポリブタジエンテレフタレート
(PBT)等からなるチューブ3の中に混和物6ととも
に収容されている。そのため、光ファイバ心線5には直
接側圧が加わることがなく、マイクロベンドによる損失
増を回避することができる。このチューブ3の外側に
0.35mmの鋼線あるいはFRPからなる抗張力体2
が縦添えされ、それらの外周に外径3mmのポリエチレ
ン、ナイロン、ハイトレル、ポリ塩化ビニルあるいはP
BT等からなる被覆4が設けられて光ファイバユニット
1が形成される。
【0019】さらに、光ファイバユニットの外周には水
走防止コンパウンド、鋼線、ポリエチレンシース等から
なる鎧装構造8を施して光海底ケーブル9が形成され、
前述のような深海の環境に耐えうる構成となっている。
走防止コンパウンド、鋼線、ポリエチレンシース等から
なる鎧装構造8を施して光海底ケーブル9が形成され、
前述のような深海の環境に耐えうる構成となっている。
【0020】光ファイバ心線5は、直径が125μmの
石英系ガラスファイバの外周に、1層目は低ヤング率の
紫外線硬化型樹脂、2層目は高ヤング率の紫外線硬化型
樹脂からなる外径0.25mmの被覆層で覆われてい
る。
石英系ガラスファイバの外周に、1層目は低ヤング率の
紫外線硬化型樹脂、2層目は高ヤング率の紫外線硬化型
樹脂からなる外径0.25mmの被覆層で覆われてい
る。
【0021】鋼線あるいはFRPからなる直径0.35
mmの抗張力体2は、チューブ3あるいは被覆4の温度
変化による収縮、あるいは押出後の収縮を制限するの
で、チューブ3に収容された光ファイバ心線5は必要以
上の余長を発生することがない。チューブ3に対する光
ファイバ心線5の余長が長すぎると、蛇行して損失増を
生じる。温度変化を繰り返すと局部的に余長が集中して
さらに損失を増加させる傾向を示す。抗張力体2はチュ
ーブ3あるいは被覆4の収縮を抑制するので損失特性を
安定化する機能を有する。また、本発明の抗張力線2
は、海底に配置される中継器と光ケーブルを相互に固定
するときに、光ファイバユニット1を中継器筐体に引留
めるための重要な役目を有するものである。
mmの抗張力体2は、チューブ3あるいは被覆4の温度
変化による収縮、あるいは押出後の収縮を制限するの
で、チューブ3に収容された光ファイバ心線5は必要以
上の余長を発生することがない。チューブ3に対する光
ファイバ心線5の余長が長すぎると、蛇行して損失増を
生じる。温度変化を繰り返すと局部的に余長が集中して
さらに損失を増加させる傾向を示す。抗張力体2はチュ
ーブ3あるいは被覆4の収縮を抑制するので損失特性を
安定化する機能を有する。また、本発明の抗張力線2
は、海底に配置される中継器と光ケーブルを相互に固定
するときに、光ファイバユニット1を中継器筐体に引留
めるための重要な役目を有するものである。
【0022】チューブ3の中に収容された防水用ジェリ
ー状混和物6は、海底でケーブル事故が発生してもケー
ブル全長に浸水するのを防止する機能を有し、ケーブル
全長を取替える必要はなく被害を最小限に留めることが
出来る。
ー状混和物6は、海底でケーブル事故が発生してもケー
ブル全長に浸水するのを防止する機能を有し、ケーブル
全長を取替える必要はなく被害を最小限に留めることが
出来る。
【0023】防水用ジェリー状混和物6としては、ヤン
グ率が0.1kg/mm2の熱硬化又は紫外線硬化シリ
コンゲル、あるいはブタジェン、シリコンなどのゴムを
シリコーン、ナフテンなどのオイルに膨潤させ、必要に
応じて充填剤を添加したジェリー状樹脂とがある。この
ような防水用ジェリー状混和物6は、光ファイバ心線5
が半径方向に移動可能の粘性を有するので光ファイバ心
線5に過剰の張力をかけることなくケーブルを曲げるこ
とができ、ケーブルの布設等に対処することができる。
また、光ファイバ心線5の余長が長さ方向に不均一に集
中し、局所的に発生する損失増を抑制するため、充填さ
れる混和物6は少なくとも自然に流動しない程度の粘性
を有し、かつ、緩やかな外力に対しては変形するが、急
激な外力に対して復元性を示す性質のものが好ましい。
グ率が0.1kg/mm2の熱硬化又は紫外線硬化シリ
コンゲル、あるいはブタジェン、シリコンなどのゴムを
シリコーン、ナフテンなどのオイルに膨潤させ、必要に
応じて充填剤を添加したジェリー状樹脂とがある。この
ような防水用ジェリー状混和物6は、光ファイバ心線5
が半径方向に移動可能の粘性を有するので光ファイバ心
線5に過剰の張力をかけることなくケーブルを曲げるこ
とができ、ケーブルの布設等に対処することができる。
また、光ファイバ心線5の余長が長さ方向に不均一に集
中し、局所的に発生する損失増を抑制するため、充填さ
れる混和物6は少なくとも自然に流動しない程度の粘性
を有し、かつ、緩やかな外力に対しては変形するが、急
激な外力に対して復元性を示す性質のものが好ましい。
【0024】図2は、光ファイバユニットの構成を示す
斜視図である。図2において、抗張力体2が2組の線状
体からなり、2組の線状体がチューブ3の外周上にチュ
ーブ3の中心軸に対して対向する位置に配置された構造
を示す。抗張力体2をチューブ3の中心軸に対し対向す
る位置に配置することによって被覆樹脂4の熱収縮力、
あるいは光ファイバユニット1の断面構造が左右均等に
なるので、光ファイバユニット1を曲げたときの念回を
抑制することができ取り扱い易くなる。
斜視図である。図2において、抗張力体2が2組の線状
体からなり、2組の線状体がチューブ3の外周上にチュ
ーブ3の中心軸に対して対向する位置に配置された構造
を示す。抗張力体2をチューブ3の中心軸に対し対向す
る位置に配置することによって被覆樹脂4の熱収縮力、
あるいは光ファイバユニット1の断面構造が左右均等に
なるので、光ファイバユニット1を曲げたときの念回を
抑制することができ取り扱い易くなる。
【0025】図3は、光ファイバユニット1がドラム2
1の胴面22に巻かれた状態を示す図である。図2に示
す構造の光ファイバユニット1において、2本の抗張力
体2はドラムの胴面22に対して同一の曲率半径となる
ように胴面22と平行に巻かれることが好ましい。2本
の抗張力体2には荷重が均等にかかるため光ファイバユ
ニット1が念回するのを防止することが出来る。抗張力
体2と曲げ方向の関係は、光海底ケーブル9をドラムあ
るいは床面上に巻き取る場合も同じである。
1の胴面22に巻かれた状態を示す図である。図2に示
す構造の光ファイバユニット1において、2本の抗張力
体2はドラムの胴面22に対して同一の曲率半径となる
ように胴面22と平行に巻かれることが好ましい。2本
の抗張力体2には荷重が均等にかかるため光ファイバユ
ニット1が念回するのを防止することが出来る。抗張力
体2と曲げ方向の関係は、光海底ケーブル9をドラムあ
るいは床面上に巻き取る場合も同じである。
【0026】図4は、2組の線状体のうち、それぞれの
組の線状体が2本の抗張力体2より形成され、チューブ
3の中心軸に対し対向する位置に配置された構造を示
す。それぞれの組の線状体として複数本の抗張力体2を
用いることによって1本あたりの外径を細くでき、チュ
ーブ3と被覆材4の最小厚を厚くできるため抗張力体2
が被覆4から突出すような不具合が低減される。最小厚
が同じ場合は、光ファイバユニット1の外径を細くする
ことができるため、光ファイバユニット1上の鎧装材料
8が低減できるとともに、巻取りドラムを小さくでき、
より長尺の光海底ケーブル9を巻取ることができる。
組の線状体が2本の抗張力体2より形成され、チューブ
3の中心軸に対し対向する位置に配置された構造を示
す。それぞれの組の線状体として複数本の抗張力体2を
用いることによって1本あたりの外径を細くでき、チュ
ーブ3と被覆材4の最小厚を厚くできるため抗張力体2
が被覆4から突出すような不具合が低減される。最小厚
が同じ場合は、光ファイバユニット1の外径を細くする
ことができるため、光ファイバユニット1上の鎧装材料
8が低減できるとともに、巻取りドラムを小さくでき、
より長尺の光海底ケーブル9を巻取ることができる。
【0027】図2に示された光ファイバユニットを製造
するためには、図5と図6に示された装置が用いられ
る。図5に示す装置は、光ファイバ心線5を供給するボ
ビン11と、ボビン11から供給された光ファイバ心線
5、および混和物供給装置14からパイプ15を通して
供給された防水用ジェリー状混和樹脂6を内部に導入し
てチューブ3を押出成形する第1押出成形装置12と、
押出成形されたチューブ3を冷却固化する水槽16とを
備え、チューブ3が形成される(第1工程)。成形させ
たチューブ3は引取り装置13によって所定速度で引取
られ、ドラム22に巻取られる。
するためには、図5と図6に示された装置が用いられ
る。図5に示す装置は、光ファイバ心線5を供給するボ
ビン11と、ボビン11から供給された光ファイバ心線
5、および混和物供給装置14からパイプ15を通して
供給された防水用ジェリー状混和樹脂6を内部に導入し
てチューブ3を押出成形する第1押出成形装置12と、
押出成形されたチューブ3を冷却固化する水槽16とを
備え、チューブ3が形成される(第1工程)。成形させ
たチューブ3は引取り装置13によって所定速度で引取
られ、ドラム22に巻取られる。
【0028】図6に示す装置は、第1工程で作製された
チューブ3を供給するドラム22と、チューブ3の外周
に光ファイバ心線5と平行に設けられる抗張力体2を供
給するリール17と、チューブ3および抗張力体2の外
周にそれらと一体に被覆4を押出形成する第2押出成形
装置18と、押出成形された被覆4を冷却固化する水槽
19とを備え、光ファイバユニット1が形成される(第
2工程)。成形させた光ファイバユニット1は引取り装
置20によって所定速度で引取られ、巻取りドラム21
に巻取られる。
チューブ3を供給するドラム22と、チューブ3の外周
に光ファイバ心線5と平行に設けられる抗張力体2を供
給するリール17と、チューブ3および抗張力体2の外
周にそれらと一体に被覆4を押出形成する第2押出成形
装置18と、押出成形された被覆4を冷却固化する水槽
19とを備え、光ファイバユニット1が形成される(第
2工程)。成形させた光ファイバユニット1は引取り装
置20によって所定速度で引取られ、巻取りドラム21
に巻取られる。
【0029】上記の製造方法によれば、熱可塑性樹脂の
チューブ3を押出成形する第1工程と、熱可塑性樹脂の
被覆4を押出成形する第2工程とを分離して行なう方法
である。そのために光ファイバ心線5および防水用ジェ
リー状混和物6をチューブ3内に導入する第1工程にお
いてトラブルが発生しても、製造ラインを停止して調整
し再スタートすることができる。特に光海底ケーブルの
ように長尺ケーブルを製造する時には、チューブ3内に
光ファイバ心線5を導入するという微妙な工程を停止可
能とすることによって、不良製品の発生を未然に防ぐこ
とを可能としたものである。
チューブ3を押出成形する第1工程と、熱可塑性樹脂の
被覆4を押出成形する第2工程とを分離して行なう方法
である。そのために光ファイバ心線5および防水用ジェ
リー状混和物6をチューブ3内に導入する第1工程にお
いてトラブルが発生しても、製造ラインを停止して調整
し再スタートすることができる。特に光海底ケーブルの
ように長尺ケーブルを製造する時には、チューブ3内に
光ファイバ心線5を導入するという微妙な工程を停止可
能とすることによって、不良製品の発生を未然に防ぐこ
とを可能としたものである。
【0030】図2に示された光ファイバユニットを他の
方法によって製造するために、図7に示された装置が用
いられる。図7に示す装置は、光ファイバ心線5を供給
するボビン11と、ボビン11から供給された光ファイ
バ心線5、および混和物供給装置14からパイプ15を
通して供給された防水用ジェリー状混和樹脂6を内部に
導入してチューブ3を押出成形する第1押出成形装置1
2と、押出成形されたチューブ3を冷却固化する水槽1
6とを備え、チューブ3が形成される(第1工程)。さ
らに、抗張力体2を供給するリール17と、水槽16を
通過したチューブ3およびリール17から供給された抗
張力体2を導入し、それらの外周に一体に被覆4を押出
形成する第2押出成形装置18と、押出成形された被覆
4を冷却固化する水槽19とを備え、光ファイバユニッ
ト1が形成される(第2工程)。成形させた光ファイバ
ユニット1は引取り装置20によって所定速度で引取ら
れ、巻取りドラム21に巻取られる。
方法によって製造するために、図7に示された装置が用
いられる。図7に示す装置は、光ファイバ心線5を供給
するボビン11と、ボビン11から供給された光ファイ
バ心線5、および混和物供給装置14からパイプ15を
通して供給された防水用ジェリー状混和樹脂6を内部に
導入してチューブ3を押出成形する第1押出成形装置1
2と、押出成形されたチューブ3を冷却固化する水槽1
6とを備え、チューブ3が形成される(第1工程)。さ
らに、抗張力体2を供給するリール17と、水槽16を
通過したチューブ3およびリール17から供給された抗
張力体2を導入し、それらの外周に一体に被覆4を押出
形成する第2押出成形装置18と、押出成形された被覆
4を冷却固化する水槽19とを備え、光ファイバユニッ
ト1が形成される(第2工程)。成形させた光ファイバ
ユニット1は引取り装置20によって所定速度で引取ら
れ、巻取りドラム21に巻取られる。
【0031】上記の製造方法によれば、中空部に光ファ
イバ心線5と防水用ジェリー状混和物6を導入しながら
チューブ3を押出成形する第1工程と、第1工程で製造
されたチューブ3に抗張力体2を平行に配し、被覆4に
より一体化する第2工程との間で一旦ドラムに巻き取る
ことをせずに、一連の工程で製造する方法である。チュ
ーブ3を一旦巻取った後、抗張力体2を導入しながら被
覆4を施すと、両工程間で保管されている間にチューブ
3は長手方向に収縮が生じ、チューブ3における光ファ
イバ心線5の弛み量が変化する傾向がある。チューブ3
の収縮量は保管時間や温度、湿度などの条件によって変
化するため、光ファイバ心線5の弛み量の制御は一般的
に簡単ではない。したがって両工程を連続して製造する
と、押出成形されたチューブ3はほとんど収縮しない抗
張力体2と一体化するので、チューブ3の収縮が抑制さ
れ、50kmを越える長い光ファイバユニット1につい
ても弛み量の均一な状態で製造することが出来る。光海
底ケーブル9は長尺であるため、このように長尺にわた
り安定な特性の光ファイバユニット1の製造方法を用い
ることが望ましい。
イバ心線5と防水用ジェリー状混和物6を導入しながら
チューブ3を押出成形する第1工程と、第1工程で製造
されたチューブ3に抗張力体2を平行に配し、被覆4に
より一体化する第2工程との間で一旦ドラムに巻き取る
ことをせずに、一連の工程で製造する方法である。チュ
ーブ3を一旦巻取った後、抗張力体2を導入しながら被
覆4を施すと、両工程間で保管されている間にチューブ
3は長手方向に収縮が生じ、チューブ3における光ファ
イバ心線5の弛み量が変化する傾向がある。チューブ3
の収縮量は保管時間や温度、湿度などの条件によって変
化するため、光ファイバ心線5の弛み量の制御は一般的
に簡単ではない。したがって両工程を連続して製造する
と、押出成形されたチューブ3はほとんど収縮しない抗
張力体2と一体化するので、チューブ3の収縮が抑制さ
れ、50kmを越える長い光ファイバユニット1につい
ても弛み量の均一な状態で製造することが出来る。光海
底ケーブル9は長尺であるため、このように長尺にわた
り安定な特性の光ファイバユニット1の製造方法を用い
ることが望ましい。
【0032】抗張力体2に鋼線を用いる場合には、被覆
4を施す前に鋼線に接着層を設けておくことが望まし
い。接着層としては、被覆4としてポリエチレンを用い
る場合は日本ユニカ(株)製のNUC-ACEや三井化
学(株)のアドマーなどを用いるのが良く、被覆4とし
てポリ塩化ビニルを用いる場合はウレタン系、エチレン
系等の材料、例えば大日本インキ化学工業(株)のパン
デックスT-5102S、東洋紡績(株)のパイロン、
東亜合成(株)のアロンメルトを用いるのが良い。これ
らの接着層を設けることで、鋼線と被覆4の引抜き力は
十倍以上大きくなる。
4を施す前に鋼線に接着層を設けておくことが望まし
い。接着層としては、被覆4としてポリエチレンを用い
る場合は日本ユニカ(株)製のNUC-ACEや三井化
学(株)のアドマーなどを用いるのが良く、被覆4とし
てポリ塩化ビニルを用いる場合はウレタン系、エチレン
系等の材料、例えば大日本インキ化学工業(株)のパン
デックスT-5102S、東洋紡績(株)のパイロン、
東亜合成(株)のアロンメルトを用いるのが良い。これ
らの接着層を設けることで、鋼線と被覆4の引抜き力は
十倍以上大きくなる。
【0033】また被覆材料として熱可塑性樹脂に上記接
着層の樹脂を添加して用いることは、鋼線と被覆4の密
着力の向上に有用であるのに加えて、チューブ3と被覆
4の密着力を大きくする効果がある。
着層の樹脂を添加して用いることは、鋼線と被覆4の密
着力の向上に有用であるのに加えて、チューブ3と被覆
4の密着力を大きくする効果がある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ファイバ
ユニットは、光ファイバ心線がチューブ内に移動可能に
収容されているので、光ファイバ心線に直接側圧が加わ
ることがなく、マイクロベンドによる損失増を回避する
ことができる。また本発明の光ファイバユニットは抗張
力体と一体構造となっているので、温度変化によるチュ
ーブの収縮を制限し、温度変化を繰り返すうちに局部的
に集中して発生する損失増を抑制する。
ユニットは、光ファイバ心線がチューブ内に移動可能に
収容されているので、光ファイバ心線に直接側圧が加わ
ることがなく、マイクロベンドによる損失増を回避する
ことができる。また本発明の光ファイバユニットは抗張
力体と一体構造となっているので、温度変化によるチュ
ーブの収縮を制限し、温度変化を繰り返すうちに局部的
に集中して発生する損失増を抑制する。
【0035】本発明の光ファイバユニットは、光ファイ
バ心線を抗張力体の外周に巻き付ける構造でないので、
放射モードによる損失増が抑制され広帯域となる。ま
た、金属チューブを使用しないので、安全かつ高速に作
製できる。
バ心線を抗張力体の外周に巻き付ける構造でないので、
放射モードによる損失増が抑制され広帯域となる。ま
た、金属チューブを使用しないので、安全かつ高速に作
製できる。
【図1】図1(a)は光海底ケーブルの構成を示す斜視
図、図1(b)は光海底ケーブルに使用された光ファイ
バユニットの斜視図である。
図、図1(b)は光海底ケーブルに使用された光ファイ
バユニットの斜視図である。
【図2】本実施形態に係わる光ファイバユニットの一構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図3】光ファイバユニットが巻取りドラムに巻かれた
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図4】本実施形態に係わる光ファイバユニットの他の
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図5】光ファイバユニットの製造方法のうち、第1工
程に係わる装置の構成を示す図である。
程に係わる装置の構成を示す図である。
【図6】光ファイバユニットの製造方法のうち、第2工
程に係わる装置の構成を示す図である。
程に係わる装置の構成を示す図である。
【図7】他の方法によって光ファイバユニットを製造す
る装置の構成を示す図である。
る装置の構成を示す図である。
【図8】従来の光海底ケーブルの構成を示す断面図であ
る。
る。
【図9】従来の光海底ケーブルの他の構成を示す断面図
である。
である。
1・・・光ファイバユニット、2・・・抗張力体、3・・・チュ
ーブ、4・・・被覆、5・・・光ファイバ心線、6・・・防水用
ジェリー混和物、8・・・鎧装、9・・・光海底ケーブル、1
1・・・ボビン、12、18・・・押出成形装置、14・・・混
和物供給装置、15・・・パイプ、16、19・・・水槽、1
7・・・リール、13、20・・・引取り装置、21、22・・
・巻取りドラム。
ーブ、4・・・被覆、5・・・光ファイバ心線、6・・・防水用
ジェリー混和物、8・・・鎧装、9・・・光海底ケーブル、1
1・・・ボビン、12、18・・・押出成形装置、14・・・混
和物供給装置、15・・・パイプ、16、19・・・水槽、1
7・・・リール、13、20・・・引取り装置、21、22・・
・巻取りドラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 靖 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 田中 茂 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H001 DD06 DD11 DD37 KK02 KK06 KK19 KK22 MM01 MM09
Claims (6)
- 【請求項1】 光海底ケーブルの内部に収容される光フ
ァイバユニットであって、 熱可塑性樹脂のチューブと、 前記チューブ内にルースに収容された光ファイバ心線お
よび防水用ジェリー状混和物とを備え、 さらに、前記チューブの外側に前記光ファイバ心線と平
行に設けられた抗張力体と、前記チューブおよび前記抗
張力体と一体に設けられた熱可塑性樹脂の被覆とを有す
ることを特徴とする光ファイバユニット。 - 【請求項2】 前記抗張力体が2組の線状体からなり、
前記2組の線状体が前記チューブとほぼ接触して、前記
チューブの中心軸に対し対向する位置に配置されること
を特徴とする請求項1に記載の光ファイバユニット。 - 【請求項3】 前記2組の線状体のうち、それぞれの組
の線状体が複数本の抗張力体よりなることを特徴とする
請求項2に記載の光ファイバユニット。 - 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の光ファイバユニ
ットの外周に鎧装構造が施されたことを特徴とする光海
底ケーブル。 - 【請求項5】 光海底ケーブルの内部に収容される光フ
ァイバユニットの製造方法であって、 中空部に防水用ジェリー状混和物およびルースに光ファ
イバ心線が導入された熱可塑性樹脂のチューブを押出成
形する第1工程と、前記チューブの外側に前記光ファイ
バ心線と平行に設けられた抗張力体を縦添えするととも
に、前記チューブおよび前記抗張力体の外側に熱可塑性
樹脂の被覆を押出成形する第2工程とを有し、 前記第1工程と前記第2工程とを別工程で行なうことを
特徴とする光ファイバユニットの製造方法。 - 【請求項6】 前記第1工程と前記第2工程とを同一工
程で行なうことを特徴とする請求項5に記載の光ファイ
バユニットの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11022426A JP2000221373A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 光海底ケーブル、光ファイバユニットおよび製造方法 |
| US09/441,559 US6744954B1 (en) | 1998-11-20 | 1999-11-17 | Submarine optical cable, optical fiber unit employed in the submarine optical cable, and method of making optical fiber unit |
| EP99123127A EP1003058A3 (en) | 1998-11-20 | 1999-11-19 | Submarine optical cable, optical fiber unit employed in the submarine optical cable, and method of making optical fiber unit |
| AU59579/99A AU776505B2 (en) | 1998-11-20 | 1999-11-19 | Submarine optical cable, optical fiber unit employed in the submarine optical cable, and method of making optical fiber unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11022426A JP2000221373A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 光海底ケーブル、光ファイバユニットおよび製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000221373A true JP2000221373A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12082375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11022426A Pending JP2000221373A (ja) | 1998-11-20 | 1999-01-29 | 光海底ケーブル、光ファイバユニットおよび製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000221373A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2022004666A1 (ja) * | 2020-06-29 | 2022-01-06 | ||
| JPWO2022254556A1 (ja) * | 2021-05-31 | 2022-12-08 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11022426A patent/JP2000221373A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2022004666A1 (ja) * | 2020-06-29 | 2022-01-06 | ||
| JPWO2022254556A1 (ja) * | 2021-05-31 | 2022-12-08 | ||
| JP7639911B2 (ja) | 2021-05-31 | 2025-03-05 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブル製造装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040223 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |