JP2000221694A - 水現像感光性フレキソ版の溶出装置 - Google Patents
水現像感光性フレキソ版の溶出装置Info
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Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 版全面にわたって製版ムラが少なく、かつ細
線の再現性がよく、印刷に適するレリーフプロフアイル
と深度を有するフレキソ印刷刷版が連続的に製作するこ
とができる溶出装置を提供すること。 【解決手段】 製版ムラの発生要因の一つは露光済みの
フレキソ版材の溶出装置中での搬送速度の変動にある。
特に水現像フレキソ版の溶出枚数が増えるにつれて起こ
る溶出液粘度の上昇、および溶出液中に配合されている
界面活性剤による表面張力低下に伴う搬送板のスリップ
現象などが回避するできれば搬送速度の変動に起因する
製版ムラはほとんど防止できる。
線の再現性がよく、印刷に適するレリーフプロフアイル
と深度を有するフレキソ印刷刷版が連続的に製作するこ
とができる溶出装置を提供すること。 【解決手段】 製版ムラの発生要因の一つは露光済みの
フレキソ版材の溶出装置中での搬送速度の変動にある。
特に水現像フレキソ版の溶出枚数が増えるにつれて起こ
る溶出液粘度の上昇、および溶出液中に配合されている
界面活性剤による表面張力低下に伴う搬送板のスリップ
現象などが回避するできれば搬送速度の変動に起因する
製版ムラはほとんど防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】フレキソ刷版の全面にわたって製
版ムラのない、高品質の印刷物の製作が可能なフレキソ
印刷版製作に使用する溶出装置を提供すること。特に、
水現像フレキソ版のごとく、溶出液の粘度上昇、および
溶出液中に含まれている多量の界面活性剤により搬送板
が走行時にスリップし、搬送速度に変動が起こる場合に
適する。
版ムラのない、高品質の印刷物の製作が可能なフレキソ
印刷版製作に使用する溶出装置を提供すること。特に、
水現像フレキソ版のごとく、溶出液の粘度上昇、および
溶出液中に含まれている多量の界面活性剤により搬送板
が走行時にスリップし、搬送速度に変動が起こる場合に
適する。
【0002】
【従来の技術】フレキソ印刷方式で印刷して、オフセッ
ト印刷あるいはグラビア印刷方式による印刷物に匹敵す
る品質の印刷物を製作することは困難といわれいた。そ
の理由は大きく分けると(1)版式が凸版であること、
(2)刷版自体の解像性あるいは細線の再現性が低いこ
とが挙げられる。(2)の起こる原因は、いくつか考え
られるが、製版ムラが大きく関係している。製版ムラは
露光工程、溶出工程、後処理工程の各工程ごとに検討さ
れているが、これらの中で可能性の高いのは溶出工程、
とくに水現像フレキソ版を連続的に処理する場合であろ
う。製版ムラは現象的には溶出工程で起こる溶出ムラ、
それ以後の工程で起こる処理ムラがあるがあるが、まと
めて製版ムラということにする。また、版材、刷版の名
称については、露光工程に入る以前のものを版材、それ
以後の工程を経たものを刷版と使い分けることにする。
ト印刷あるいはグラビア印刷方式による印刷物に匹敵す
る品質の印刷物を製作することは困難といわれいた。そ
の理由は大きく分けると(1)版式が凸版であること、
(2)刷版自体の解像性あるいは細線の再現性が低いこ
とが挙げられる。(2)の起こる原因は、いくつか考え
られるが、製版ムラが大きく関係している。製版ムラは
露光工程、溶出工程、後処理工程の各工程ごとに検討さ
れているが、これらの中で可能性の高いのは溶出工程、
とくに水現像フレキソ版を連続的に処理する場合であろ
う。製版ムラは現象的には溶出工程で起こる溶出ムラ、
それ以後の工程で起こる処理ムラがあるがあるが、まと
めて製版ムラということにする。また、版材、刷版の名
称については、露光工程に入る以前のものを版材、それ
以後の工程を経たものを刷版と使い分けることにする。
【0003】溶出装置には一枚づつ溶出するバッチ型溶
出装置と、連続的に溶出するワンウエイ型溶出装置とが
ある。バッチ型装置では版材が移動しないので、後で述
べる溶出ブラシ圧が適性であれば製版品質たとえばレリ
ーフ深度あるいはレリーフプロファイルは版全面にわた
って安定している。一方、ワンウエイ型溶出装置は走行
にともなうトラブルが発生することが多く、版の全面に
わたって同一製版品質を得ることが困難といわれてい
る。トラブルの要因としては、走行(搬送)が不安定な
こと、溶出ブラシの圧力の局所変動などが挙げられるが
解決方法についてはほとんど検討されていなかった。一
方、最近、フレキソ印刷の経済性が見直されて、従来の
オフセットあるいはグラビア印刷方式に代え、新たにフ
レキソ印刷方式を採用しようとの気運になってきた。
出装置と、連続的に溶出するワンウエイ型溶出装置とが
ある。バッチ型装置では版材が移動しないので、後で述
べる溶出ブラシ圧が適性であれば製版品質たとえばレリ
ーフ深度あるいはレリーフプロファイルは版全面にわた
って安定している。一方、ワンウエイ型溶出装置は走行
にともなうトラブルが発生することが多く、版の全面に
わたって同一製版品質を得ることが困難といわれてい
る。トラブルの要因としては、走行(搬送)が不安定な
こと、溶出ブラシの圧力の局所変動などが挙げられるが
解決方法についてはほとんど検討されていなかった。一
方、最近、フレキソ印刷の経済性が見直されて、従来の
オフセットあるいはグラビア印刷方式に代え、新たにフ
レキソ印刷方式を採用しようとの気運になってきた。
【0004】それに対応するためには、大サイズの刷版
が大量に製作できる製版装置の実用化、さらには労働衛
生、地球環境汚染防止など社会的要請に対応できる水現
像フレキソ版のワンウエイ型溶出装置の実用化が急務に
なってきた。なお、発明者らの経験ではバッチ型装置で
画線再現性のよい刷版が得られるのはA2サイズ(概ね
420×600mm)が限度であって、それ以上のサイ
ズの版材の製版はワンウエイ型装置によらなければなら
ない。
が大量に製作できる製版装置の実用化、さらには労働衛
生、地球環境汚染防止など社会的要請に対応できる水現
像フレキソ版のワンウエイ型溶出装置の実用化が急務に
なってきた。なお、発明者らの経験ではバッチ型装置で
画線再現性のよい刷版が得られるのはA2サイズ(概ね
420×600mm)が限度であって、それ以上のサイ
ズの版材の製版はワンウエイ型装置によらなければなら
ない。
【0005】発明者らは、先にワンウエイ型溶出装置に
ついて検討し、連続溶出装置を完成し、特許出願(出願
人 日本電子精機株式会社、出願番号特願平7−327
798)をしている。概略を説明すると溶出装置は洗
浄、リンス、およびプレ乾燥の機能を有する3つのゾー
ンから構成されており、これらのゾーンを順次通過させ
ることにより、製版ムラ防止効果の高い刷版が製作でき
る連続溶出装置を完成した。その装置によって、従来、
連続溶出作業工程での解決しなければならない課題、す
なわち、(1)溶出ブラシの圧力が強い場合、版材の搬
送が安定しない、(2)版面が受ける溶出ブラシ圧が一
定でない、(3)溶出液をロール絞り方式で取り除くた
め、溶出液中のスカムが粘着する、溶出部と洗浄部の境
界で(4)溶出液と洗浄水が混じり合う、水切り部で
(5)ロール絞り方式によるため洗浄水は除けても粘着
しているスカムは取り除けないなどが解決できた。該溶
出装置は溶剤現像フレキソ版の溶出では所期の目的を達
成できた。
ついて検討し、連続溶出装置を完成し、特許出願(出願
人 日本電子精機株式会社、出願番号特願平7−327
798)をしている。概略を説明すると溶出装置は洗
浄、リンス、およびプレ乾燥の機能を有する3つのゾー
ンから構成されており、これらのゾーンを順次通過させ
ることにより、製版ムラ防止効果の高い刷版が製作でき
る連続溶出装置を完成した。その装置によって、従来、
連続溶出作業工程での解決しなければならない課題、す
なわち、(1)溶出ブラシの圧力が強い場合、版材の搬
送が安定しない、(2)版面が受ける溶出ブラシ圧が一
定でない、(3)溶出液をロール絞り方式で取り除くた
め、溶出液中のスカムが粘着する、溶出部と洗浄部の境
界で(4)溶出液と洗浄水が混じり合う、水切り部で
(5)ロール絞り方式によるため洗浄水は除けても粘着
しているスカムは取り除けないなどが解決できた。該溶
出装置は溶剤現像フレキソ版の溶出では所期の目的を達
成できた。
【0006】ところが、最近実用化が急速に進んできた
水現像フレキソ版の溶出工程では上記の課題のうち、特
に(1)の課題が解決できないため、製版ムラが発生
し、フレキソ刷版の製版品質を低下させる主要因の一つ
になっている。そこで、発明者らは搬送機構に着目し、
搬送装置を工夫し、溶出装置へ組み込むことによって、
溶剤現像フレキソ版の製版の場合と同じように細線の再
現性がよく、印刷に適するレリーフプロフアイルと深度
を有し、版面に溶出作業中に析出するスカムの付着がな
く、かつ版全面にわたって製版ムラのない印刷刷版の製
作が可能な連続溶出装置の開発に成功し、本発明を完成
した。
水現像フレキソ版の溶出工程では上記の課題のうち、特
に(1)の課題が解決できないため、製版ムラが発生
し、フレキソ刷版の製版品質を低下させる主要因の一つ
になっている。そこで、発明者らは搬送機構に着目し、
搬送装置を工夫し、溶出装置へ組み込むことによって、
溶剤現像フレキソ版の製版の場合と同じように細線の再
現性がよく、印刷に適するレリーフプロフアイルと深度
を有し、版面に溶出作業中に析出するスカムの付着がな
く、かつ版全面にわたって製版ムラのない印刷刷版の製
作が可能な連続溶出装置の開発に成功し、本発明を完成
した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】製版工程とくに溶出工
程で特に重要視されるのは製版ムラのないこと、すなわ
ち刷版の全面にわたってレリーフの深度およびプロフア
イルが同じであることである。製版ムラを低減するため
の打手はいろいろ考えられるが、実験の結果、搬送速度
の不安定さ、すなわち搬送の速さが速くなったり遅くな
ったりするのを防ぐことが大切であることが明かになっ
た。さらに、解決の手段としては、上下ロールと搬送板
間の摩擦抵抗を一定に保てばよいとの仮説をたて実行
し、本発明を完成した。
程で特に重要視されるのは製版ムラのないこと、すなわ
ち刷版の全面にわたってレリーフの深度およびプロフア
イルが同じであることである。製版ムラを低減するため
の打手はいろいろ考えられるが、実験の結果、搬送速度
の不安定さ、すなわち搬送の速さが速くなったり遅くな
ったりするのを防ぐことが大切であることが明かになっ
た。さらに、解決の手段としては、上下ロールと搬送板
間の摩擦抵抗を一定に保てばよいとの仮説をたて実行
し、本発明を完成した。
【0008】溶剤現像フレキソ版の溶出では、溶出され
る感光性樹脂組成物が溶剤に溶解するため上下ロールと
搬送板間の摩擦抵抗は若干変動しても搬送速度の変動は
あまりないが、水現像フレキソ版の場合は、溶出される
感光性樹脂組成物が現象的には溶出液に溶解するのでな
く、水系溶剤に多量に添加した界面活性剤の力をかりて
乳化あるいは分散する状態で分離されるので、界面活性
剤による表面張力の低下あるいは溶出液の粘度が溶出枚
数が増えるにつれて高くので、搬送板がスリップし、搬
送速度が変動することは避けられない。
る感光性樹脂組成物が溶剤に溶解するため上下ロールと
搬送板間の摩擦抵抗は若干変動しても搬送速度の変動は
あまりないが、水現像フレキソ版の場合は、溶出される
感光性樹脂組成物が現象的には溶出液に溶解するのでな
く、水系溶剤に多量に添加した界面活性剤の力をかりて
乳化あるいは分散する状態で分離されるので、界面活性
剤による表面張力の低下あるいは溶出液の粘度が溶出枚
数が増えるにつれて高くので、搬送板がスリップし、搬
送速度が変動することは避けられない。
【0009】上述の課題について逐一検討した結果、細
線の再現性がよく、印刷に適するレリーフプロフアイル
と深度を有し、かつ版全面にわたって製版ムラのない刷
版の製作が可能な水現像フレキソ版の溶出に適合する溶
出装置を完成した。本装置は当然ながら溶剤現書フレキ
ソ版の溶出装置としても使用可能で、製版品質のすぐれ
た刷版を製作することができる。
線の再現性がよく、印刷に適するレリーフプロフアイル
と深度を有し、かつ版全面にわたって製版ムラのない刷
版の製作が可能な水現像フレキソ版の溶出に適合する溶
出装置を完成した。本装置は当然ながら溶剤現書フレキ
ソ版の溶出装置としても使用可能で、製版品質のすぐれ
た刷版を製作することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる装置は、
搬送板の両側面にはスリット孔を連続して穿ち、搬送板
を駆動するために搬送板の上下に対向して設けたニップ
ロールとキャリアーロールを搬送板のスリット内に食い
込ませ、ロールと搬送板間のスリップを防止する。キャ
リアーロールとニップロールは平歯車にて連結されてお
り、搬送板が溶出工程でブラシの圧力による不安定走行
を防ぐことができる。当然ながら、露光済みの版材を搬
送板の上面に貼りつけ固定する。
搬送板の両側面にはスリット孔を連続して穿ち、搬送板
を駆動するために搬送板の上下に対向して設けたニップ
ロールとキャリアーロールを搬送板のスリット内に食い
込ませ、ロールと搬送板間のスリップを防止する。キャ
リアーロールとニップロールは平歯車にて連結されてお
り、搬送板が溶出工程でブラシの圧力による不安定走行
を防ぐことができる。当然ながら、露光済みの版材を搬
送板の上面に貼りつけ固定する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明をさらに詳しく説明す
る。
る。
【0012】水現像フレキソ版材は、先にも述べたよう
に溶剤現像フレキソ版材と異なり、版材を構成する感光
性組成物は溶出液に完全に溶解せずに膨潤するだけとい
う性質を有する。したがって、強いブラシ圧を加えて擦
りとるか、あるいは溶出液中に感光性組成物への浸透性
の強い薬剤たとえば界面活性剤を加えるなどの手段を講
じなければならない。本発明の装置はこれらの過酷な処
理条件下で使用してもなんら支障はない。
に溶剤現像フレキソ版材と異なり、版材を構成する感光
性組成物は溶出液に完全に溶解せずに膨潤するだけとい
う性質を有する。したがって、強いブラシ圧を加えて擦
りとるか、あるいは溶出液中に感光性組成物への浸透性
の強い薬剤たとえば界面活性剤を加えるなどの手段を講
じなければならない。本発明の装置はこれらの過酷な処
理条件下で使用してもなんら支障はない。
【0013】まず、溶出装置の概略を図1を用いて説明
する。キャリアロールとニップロールは版材の搬送
板▲11▼を挟む位置に対向して配置されている。ブラ
シは非露光部の感光性組成物を擦りとるため、ブラシ
圧自動調整機構は溶出面へのブラシ圧を制御する。洗
浄液ノズルおよび洗浄液管理タンクは溶出液の供給
に、リンス液ノズルは版面からの溶出液の除去、エア
ーカーテンは版面からリンス液の除去の機能を有す
る。挿入台および収納台▲10▼はそれぞれ版材のハ
ンドリングに係わる。
する。キャリアロールとニップロールは版材の搬送
板▲11▼を挟む位置に対向して配置されている。ブラ
シは非露光部の感光性組成物を擦りとるため、ブラシ
圧自動調整機構は溶出面へのブラシ圧を制御する。洗
浄液ノズルおよび洗浄液管理タンクは溶出液の供給
に、リンス液ノズルは版面からの溶出液の除去、エア
ーカーテンは版面からリンス液の除去の機能を有す
る。挿入台および収納台▲10▼はそれぞれ版材のハ
ンドリングに係わる。
【0014】つぎに、搬送板▲11▼に対するキャリア
ロールとニップロールの位置、およびスリット孔の
形状を図2に示す。(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は立面図である。ウオームギヤー▲12▼はキヤ
リアーロールを駆動するため、キャリアロール歯車▲1
3▼とニップロール歯車▲14▼は搬送板を予め設定さ
れた速さで走行させために設けられたものである。スリ
ット孔の形状は▲15▼に示す。ニップロールは好適摩
擦圧が得られるよう上下方向に移動可能である。▲16
▼はウオームホイールを示す。
ロールとニップロールの位置、およびスリット孔の
形状を図2に示す。(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は立面図である。ウオームギヤー▲12▼はキヤ
リアーロールを駆動するため、キャリアロール歯車▲1
3▼とニップロール歯車▲14▼は搬送板を予め設定さ
れた速さで走行させために設けられたものである。スリ
ット孔の形状は▲15▼に示す。ニップロールは好適摩
擦圧が得られるよう上下方向に移動可能である。▲16
▼はウオームホイールを示す。
【0015】実際の溶出工程について図1を用いて説明
する。溶出工程は版材挿入ゾーン▲17▼、洗浄ゾーン
▲18▼、リンスゾーン▲19▼、プレ乾燥ゾーン▲2
0▼、および版材搬送板収納ゾーン▲20▼を経て完了
する。本発明はこのうち洗浄ゾーンおよびリンスゾーン
の搬送機構に係わるものである。搬送板▲11▼上に固
定された露光済みのフレキソ版材は洗浄ゾーン中へ搬送
され、前後左右に移動する溶出ブラシと接触し、溶出
され、それに続く工程へ順次搬送される。
する。溶出工程は版材挿入ゾーン▲17▼、洗浄ゾーン
▲18▼、リンスゾーン▲19▼、プレ乾燥ゾーン▲2
0▼、および版材搬送板収納ゾーン▲20▼を経て完了
する。本発明はこのうち洗浄ゾーンおよびリンスゾーン
の搬送機構に係わるものである。搬送板▲11▼上に固
定された露光済みのフレキソ版材は洗浄ゾーン中へ搬送
され、前後左右に移動する溶出ブラシと接触し、溶出
され、それに続く工程へ順次搬送される。
【0016】すでに述べたように、本装置では対向する
上下ロールと該搬送板間に発生する摩擦抵抗を利用して
搬送板を予め設定された速さで走行させるるため、スリ
ット孔の形状が重要である。穿孔加工の容易なこと、ロ
ールの損傷の軽減、走行の安定化などを勘案するとスリ
ット孔▲15▼に示すごとく、ニップロール幅と同程度
の幅の長方形状のスリット孔を連続して設けることが必
要である。
上下ロールと該搬送板間に発生する摩擦抵抗を利用して
搬送板を予め設定された速さで走行させるるため、スリ
ット孔の形状が重要である。穿孔加工の容易なこと、ロ
ールの損傷の軽減、走行の安定化などを勘案するとスリ
ット孔▲15▼に示すごとく、ニップロール幅と同程度
の幅の長方形状のスリット孔を連続して設けることが必
要である。
【0017】本発明の搬送機構を有する溶出装置は、対
向する複数のロールが搬送板のスリット内で接触し、発
生する摩擦抵抗によって搬送板のスリップを防止するこ
とができる。この効果を利用して、版全面にわたって製
版ムラが少なく、かつ細線の再現性がよく、印刷に適す
るレリーフプロフアイルと深度を有するフレキソ印刷刷
版を連続的に製作することができる。
向する複数のロールが搬送板のスリット内で接触し、発
生する摩擦抵抗によって搬送板のスリップを防止するこ
とができる。この効果を利用して、版全面にわたって製
版ムラが少なく、かつ細線の再現性がよく、印刷に適す
るレリーフプロフアイルと深度を有するフレキソ印刷刷
版を連続的に製作することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、製版ムラの主
要要因の一つである搬送速度の変動を防止することがで
きる。すなわち、本発明による搬送装置を備えた連続溶
出装置によれば、特に水現像フレキソ版の溶出のごとき
溶出枚数が増えるにつれて起こる溶出液の粘度が上昇、
および配合されている界面活性剤による表面張力低下に
伴う搬送板のスリップ現象などを回避することで、搬送
速度の変動が防止でき、製版品質を著しく高めることが
できる。
要要因の一つである搬送速度の変動を防止することがで
きる。すなわち、本発明による搬送装置を備えた連続溶
出装置によれば、特に水現像フレキソ版の溶出のごとき
溶出枚数が増えるにつれて起こる溶出液の粘度が上昇、
および配合されている界面活性剤による表面張力低下に
伴う搬送板のスリップ現象などを回避することで、搬送
速度の変動が防止でき、製版品質を著しく高めることが
できる。
【図1】本発明の全体構成を示す概略図である。
【図2】搬送板に対するキャリアロールとニップロール
の位置、およびスリット孔の形状を示す概略図である。
(a)は搬送板におけるスリットの配置を示す平面図、
(b)はキャリアロールとニップロールの位置を示す側
面図、(c)キャリアロールとニップロールの位置を示
す側は立面図、(d)はスリット孔の細部を示す概念図
である。
の位置、およびスリット孔の形状を示す概略図である。
(a)は搬送板におけるスリットの配置を示す平面図、
(b)はキャリアロールとニップロールの位置を示す側
面図、(c)キャリアロールとニップロールの位置を示
す側は立面図、(d)はスリット孔の細部を示す概念図
である。
【符号の説明】 :キャリアロール :ニップロール :ブラシ :ブラシ圧自動調整機構 :エアーカーテン :洗浄液ノズル :リンス液ノズル :洗浄液管理タンク :挿入台 ▲10▼:収納台 ▲11▼:搬送板 ▲12▼:ウオームギヤー ▲13▼:キャリアロール歯車 ▲14▼:ニップロール歯車 ▲15▼:搬送板のスリット孔の形状 ▲16▼:ウオームホイル ▲17▼:版材搬送板挿入ゾーン ▲18▼:洗浄ゾーン ▲19▼:リンスゾーン ▲20▼:プレ乾燥ゾーン ▲21▼:版材搬送板収納ゾーン
Claims (4)
- 【請求項1】 露光済みのフレキソ版材を固定した搬送
板を走行させるために、歯車にて連結された(1)シャ
フトで連動した搬送板の幅方向の両側面の上部に設けら
れた2本のニップロールと、(2)搬送板の下部に設け
られた搬送板の全幅をカバーする1本のキャリアロール
とを対向、接触させ、それらのロールと搬送板間に発生
する摩擦抵抗を利用して搬送板を予め設定された速さで
安定走行させることを特徴とする搬送装置を持つフレキ
ソ刷版の連続溶出装置。 - 【請求項2】 両側面のニップロールに接触する位置に
スリット孔を連続して穿ち、搬送板の上部および下部に
設置された二本の一組の対向するロールが搬送板のスリ
ット孔内で接触するよう設計された請求項1記載の搬送
板。 - 【請求項3】 キャリアーロールのシャフトの一方が駆
動装置に、他方が歯車を通じてニップロールと接続され
ている請求項1記載の連続溶出装置。 - 【請求項4】 ニップロールを上下に移動させることに
より、ニップロールとキャリアロール間に発生する接触
圧が調整可能な請求項1記載の連続溶出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5750799A JP2000221694A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 水現像感光性フレキソ版の溶出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5750799A JP2000221694A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 水現像感光性フレキソ版の溶出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000221694A true JP2000221694A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=13057661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5750799A Pending JP2000221694A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 水現像感光性フレキソ版の溶出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000221694A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005345502A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 印刷版製造装置 |
| JP2011064796A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 印刷版の製造方法および製造装置 |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP5750799A patent/JP2000221694A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005345502A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 印刷版製造装置 |
| JP2011064796A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 印刷版の製造方法および製造装置 |
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