JP2000222811A - 光ディスクの記録再生装置 - Google Patents

光ディスクの記録再生装置

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JP2000222811A
JP2000222811A JP11024727A JP2472799A JP2000222811A JP 2000222811 A JP2000222811 A JP 2000222811A JP 11024727 A JP11024727 A JP 11024727A JP 2472799 A JP2472799 A JP 2472799A JP 2000222811 A JP2000222811 A JP 2000222811A
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Tomoyoshi Takeya
智良 竹谷
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録可能な光ディスク(1)において、データ
を記録した当のユーザのみがデータの書き換えや消去を
行なえるようにして、不注意あるいは故意の行為から重
要なデータを保護することができる光ディスクの記録再
生装置(70)であって、その機能は収納ケース(2
4)から取り出して使用するディスク(1)においても
機能する、消去可・不可判定手段(32)を備えた光デ
ィスク(1)の記録再生装置(70)を提供する。 【解決手段】複数の発光源(53)(54)を発光さ
せ、ピックアップレンズ(50)(51)を光軸方向に
動かし、出力するフォーカスエラー信号中に見られるS
字カーブパターンから光ディスク(1)の種類を判別す
る。更にディスク(1)にデータを記録する際に、デー
タのライトプロテクト設定とパスワードを入力し、デー
タとともにディスク(1)に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】光学的にデータの記録及び再
生が可能な光ディスクの記録再生装置に関し、特にデー
タの消去・書き換えの許可、禁止の制御が可能な光ディ
スク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的にデータの記録再生を行なう光デ
ィスクの記録再生装置において、従来は例えば書き換え
可能な光ディスクであるCD−RWの場合、セッション
を閉じずに記録動作を一旦終了し、まだデータが記録さ
れていない領域に次回にデータを記録出来るようにす
る、マルチセッションと呼ばれる手法があった。
【0003】この場合、記録が書き込まれたディスク
は、まだ記録がなされていない領域に次回に記録を書き
加える事が誰にでも可能であったし、また書き込まれた
データを消去し新たなデータを書き込んだり、データを
書き換えたりする事も誰にでも可能だった。あるディス
クに書き込まれたデータが、書き換えや消去が許される
内容かどうかということは、実際に記録を書き込んだ本
人が記憶しているだけであって、確実にそのデータを保
護しようとしたり、書き換え可・不可に関する情報を他
人に伝えようとする場合には、ディスクやケース等にメ
モをしておく等の方法しかなかった。
【0004】前記の様に、誰にでも容易に書き換えがな
されてしまう光ディスクに書き込んだデータが消去され
るのを防止する(このような目的を持つ機能を、以下、
ライトプロテクトとも呼ぶ)ために、次のような方法が
従来から実施されてきた。例えばPD(相変化記録方式
による書き換え可能光ディスク)のようなケースに収納
されたディスクの場合、重要なデータを書き込んだ時に
は、ケースの”つめ”や消去防止タブを消去防止のポジ
ションに手動で記録者が切り替えておくようにしてい
た。こうすることで次に使用する時に誤ってデータを書
き換えてしまったり消去してしまうのを防止することが
出来た。上記の、従来技術における光ディスクの書き換
え、消去禁止の手法の詳細を図1ないし図3を用いて以
下に説明する。
【0005】図1は、従来技術における光ディスクの記
録再生装置の概略の構成を示す構成図である。 図1の
構成図を用いて、まず従来技術の装置における記録の再
生の動作を説明する。図1において、記録再生装置にセ
ットされたディスク(1)は、例えばDVD−RAMデ
ィスクであり、保護ケース(24)に収納されており、
前記保護ケース(24)には、書き換えや消去禁止のた
め消去防止タブ(25)が付属している。
【0006】図1の記録再生装置は、まずディスク
(1)からピックアップ(以下、PUともいう)(3)
を用いて信号を読み出し、読み出した信号をプリアンプ
(4)に入力する。入力した信号から、プリアンプ
(4)は変調高周波信号であるRF信号と、トラッキン
グずれ量に応じて変化するトラッキングエラー信号(以
下TEともいう)及び焦点ずれ量に応じて変化するフォ
ーカスエラー信号(以下FEともいう)を生成する。ま
たPU(3)内のレーザー光源(図示せず)の発光量を
コントロールするためにAPC回路(14)が配置さ
れ、APC回路(14)とレーザー光源のON/OFF
はCPU(22)によりコントロールされている。PU
(3)はキャリッジ(25)によってディスク(1)の
記録面に沿って移動可能になっている。
【0007】プリアンプ(4)で生成されたFE信号は
サ−ボアンプ(5)に入力する。前記入力した信号はサ
ーボアンプ(5)内部の第1のA/D変換器(6)でデ
ジタル信号に変換され、第1のイコライザ・増幅器
(7)を介し、第1のD/A変換器(8)にて再びアナ
ログ信号に変換された後、フォ−カス・コイル駆動用の
第1のドライバ回路(12)に入力する。そしてPU
(3)内の図示しないフォ−カス・コイルを駆動する。
更に、プリアンプ(4)で作られたTE信号はサ−ボア
ンプ(5)に入力する。入力した信号はサーボアンプ
(5)内部の第2のA/D変換器(9)に入力し、第2
のイコライザ・増幅器(10)を介して、第2のD/A
変換器(11)によって再びアナログ信号に変換された
後、トラッキング・コイル駆動用の第2のドライバ回路
(13)に入力する。そしてPU(3)内の図示しない
トラッキング・コイルを駆動する。
【0008】更に、プリアンプ(4)で作られたRF信
号はデコ−ダ(15)に入力する。入力した信号は、デ
コーダ(15)内部の第3のA/D変換器(16)でデ
ジタル信号に変換された後、第3のイコライザ・増幅器
(17)を介し、同期検出回路(18)に入力する。さ
らに同期検出回路(18)の出力信号はスピンドルエラ
−回路(19)に入力しエラ−信号が生成されて第3の
D/A変換器(20)にて再びアナログ信号に変換され
た後、スピンドルモータ用の第3のドライバ回路(2
1)によりスピンドル・モータ(2)を駆動する。また
第3のイコライザ・増幅器(17)の出力は、復調回路
(27)で復調された後、再生された出力データとし
て、記録再生装置の外部に出力される。
【0009】また、図1において、ケース(24)に装
着された消去防止タブ(25)は、ユーザがあらかじめ
消去可か不可のどちらかに位置を設定してあり、消去防
止検出器(26)がユーザの設定した位置を検出し、検
出結果をCPU(22)が読み取って、CPU(22)
に接続されているメモリ(23)に検出結果を記憶す
る。前記の消去禁止タブ(25)が消去可の位置にセッ
トされている場合、ユーザが入力したディスク(1)に
記録すべきデータは、変調回路(28)でディスク
(1)のフォーマットに合わせて例えばDVD−RAM
の記録フォーマットに変調され、記録回路(29)を介
してPU(3)によってディスク(1)に記録される。
【0010】次に、前記の従来技術にかかる光ディスク
の記録再生装置において、ディスク(1)に記録された
データの消去可・不可判別方法を、図2、図3−1、図
3−2を用いて、より詳細に説明する。図2は、ディス
ク(1)を収納するケース(24)の外観と、消去防止
タブ(25)の動作を示す摸式図である。図3−1、図
3−2は、前記消去防止タブ(25)の位置を消去防止
検出器(26)が検出する原理を示す摸式図である。
【0011】図2においてケース(24)には、例え
ば、図示しないディスク(1)の記録面と同じ面に前記
消去防止タブ(25)が設けられている。消去防止タブ
(25)は取りうる二つの位置のどちらかを選択するこ
とで、記録再生装置がディスク(1)にデータを書き込
んだりデータを消去することを出来るようにするか(図
2(B))、あるいは出来ないようにするものである
(図2(A))。
【0012】図3−1及び図3−2において、記録再生
装置は、ディスク(1)が収納されたケース(24)が
装置にセットされると、消去防止検出器(26)によ
り、消去防止タブ(25)がどちらに設定されているか
検出する。検出方法は、例えば図3−1及び図3−2に
示すように、前記消去防止検出器(26)をメカニカル
なスイッチで実現したとすると、消去防止タブ(25)
が“記録可”の位置にある場合は、スイッチで実現され
た消去防止検出器(26)は図3−1のような状態とな
り、例えば論理値”L”を出力する。一方、消去防止タ
ブ(25)が“記録不可”の位置にある場合(図2
(A))には、スイッチで実現された消去防止検出器
(26)は図3−2のような状態になり、例えば論理
値”H”を出力する。前記の様に消去防止検出器(2
6)が出力した信号をCPUが確認し、セットされたデ
ィスクが記録可か不可か、を判定していた。
【0013】しかしながら、前記に説明した従来技術に
かかる光ディスクの消去可・不可判別方法では、前記の
ように光ディスク(1)を収納するケース(24)に付
属する消去防止タブ(25)の位置を切り換えてディス
クの記録可・不可の設定を変更しているので、その変更
はデータをディスク(1)に書き込んだ当のユーザばか
りでなく他の誰にでも行なうことができる。そのため
に、不注意あるいは故意にデータを破壊しようとする行
為から、重要なデータを保護することができない、とい
う問題が生じていた。
【0014】ところで、本出願人は、先に出願した、特
願平10−63611号および特願平10-17770
9号において、収納ケースから取り出されたむき出しの
状態の光ディスクを装着して記録の読み出しと書き込み
を行なう光ディスクの記録再生装置において、迅速に光
ディスクの種類を判別する装置を提案している。前記の
発明における提案の核となるのは、ピックアップに含ま
れる複数のレーザ発光源を同時に発光させてフォーカシ
ングを行なった時のFE信号のパターンから、光ディス
クの判別を行なう技術と、前記のFE信号を複数の増幅
器で同時に増幅したときの出力パターンから光ディスク
の判別を行なう技術である。
【0015】一方、従来は、光ディスクを収納ケースか
ら出してしまうと、読み出し専用か追記型か、書き換え
型か、あるいはCDか、CD−RWか、DVDか等の判
別を迅速に行なう方法がなく、特に書き換えが可能な光
ディスクにおいてはケースに収納したまま使う方法が主
流であった。しかし、前記の本出願人の発明にかかる書
き換え可能な光ディスクの記録再生装置においては、光
ディスクを収納ケースから取り出されたむき出しの状態
で記録再生装置に装着して記録の読み出しと書き込みを
行なうことが、実用上十分に可能となってきた。ところ
が、光ディスクをケースから取り出して使用すると、従
来技術として既に説明した、収納ケース(24)に付属
した消去防止タブ(25)等を用いた消去可・不可判定
手段が機能しなくなる。従って、ディスクをむき出しの
状態で記録再生装置にセットした時に、ディスクの記録
消去可・不可が判定できない、という問題を生じてい
た。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は前記の状況
に鑑みてなされたもので、以下の課題を解決することを
目的とする。すなわち解決しようとする課題とは、デー
タの記録と再生が可能な光ディスクにおいて、データを
記録した当のユーザのみがデータの書き換えあるいは消
去ができるようにして、そのデータを書き換え、あるい
は消去しようとする不注意あるいは故意の行為から重要
なデータを保護することができ、またその機能は収納ケ
ースから取り出して使用するディスクにおいても機能す
る、消去可・不可判定手段を備えた光ディスクの記録再
生装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願発明は、光学的にデータの記録及び再生が可
能な光ディスク(1)の記録再生装置において、データ
を読み出すための発光源(53)(54)を複数発光し
て前記光ディスク(1)の種類を判別する判別手段(2
2)と、前記光ディスク(1)にデータを記録する際に
データのライトプロテクト設定の宣言と認証パスワード
とをデータに付随して記録することが可能な記録手段
(3)(28)(29)(30)(22)と、前記光デ
ィスク(1)に記録された前記ライトプロテクト設定が
宣言された前記データの付随して記録された前記認証パ
スワードの認証を行なう認証手段(32)と、前記認証
手段(32)による前記認証パスワードの認証が不成功
であれば前記データの書き換え・消去を行なわない制御
手段(22)とを含むことを特徴とした光学的にデータ
の記録及び再生が可能な光ディスク(1)の記録再生装
置を提供する。
【0018】更に、上記の課題を解決するために、本願
発明は、光学的にデータの記録及び再生が可能な光ディ
スク(1)の記録再生装置(70)と前記記録再生装置
(70)の記録再生動作を制御する制御装置(71)が
相互に信号の送受が可能なように接続された装置におい
て、データを読み出すための発光源(53)(54)を
複数発光して前記光ディスク(1)の種類を判別する判
別手段(22)と、前記光ディスク(1)にデータを記
録する際にデータのライトプロテクト設定の宣言と認証
パスワードとをデータに付随して記録することが可能な
記録手段(76)(72)(71)(28)(29)
(22)(3)と、前記光ディスク(1)に記録された
前記ライトプロテクト設定が宣言された前記データの付
随して記録された前記認証パスワードの認証を行なう認
証手段(71)とを含み、前記制御装置(71)は前記
認証手段(71)による前記認証パスワードの認証が不
成功であれば前記データの書き換え・消去を行なわない
ことを特徴とした光学的にデータの記録及び再生が可能
な光ディスクの記録再生装置(70)と前記記録再生装
置(70)の記録再生動作を制御する制御装置(71)
が相互に信号の送受が可能なように接続された装置を提
供する。
【0019】
【発明の実施の形態】本願発明にかかる光ディスクの記
録再生装置の、第一の実施の形態を、図4ないし図9を
用いて以下に説明する。
【0020】まず最初に、図4で示された装置の構成と
構成物の概略の機能を以下に説明する。図4は、本願発
明にかかる装置の第一の実施の形態における概略の構成
図である。なお、図1を用いて説明した前記の従来技術
にかかる装置と共通した機能を持つ場合には、同一の名
称、番号を付したものもある。
【0021】図4において、ディスク(1)は例えばD
VD−RAMの様な記録、再生ができる光ディスクであ
り、前記従来技術にかかる装置とは異なり、ケースに収
納されることなくディスク単体で装置にセットされる。
スピンドルモータ(2)はディスク(1)を回転させる
機能を持つ。ピックアップ(3)(以下PUともいう)
はディスク(1)から光学的にデータを読み出したり、
光学的にデータを書き込む機能を有する。
【0022】図4において、装置にセットされたディス
ク(1)から信号がPU(3)で読み出され、読み出さ
れた信号はプリアンプ(4)に入力し、プリアンプ
(4)では増幅と、後述する複数の信号の生成が行なわ
れる。PU(3)はキャリッジ(25)によってディス
ク(1)の記録面にそって移動可能となっており、また
PU(3)内の図示しない複数のレーザー光源の発光量
をコントロールするためにAPC回路1(14)、APC
回路2(33)が配設され、APC回路1(14)、APC
回路2(33)とレーザー光のON/OFFはCPU(2
2)によりコントロールされる。前記のプリアンプ
(4)は、後述する第1のレーザー光源(DVDの再
生、書き込みを主な用途とする)(53)が出力する、
レーザー光の焦点ずれに応じて変化する信号である、第
1のフォーカスエラー信号(FE信号−1)と、後述す
る第2のレーザー光源(CDの再生、書き込みを主な用
途とする)(54)が出力する、レーザー光の焦点ずれ
に応じて変化する信号である、第2のフォーカスエラー
信号(FE信号−2)を出力し、それぞれの信号は、サ
−ボアンプ(5)に入力する。
【0023】前記サーボアンプ(5)内では、前記のF
E信号−1は、第1のA/D変換器(6)と第1の増幅
器(34)に、FE信号−2は、第1のA/D変換器
(6)と第2の増幅器(35)に入力する。前記二つの
フォーカスエラー信号は前記第1のA/D変換器(6)
でデジタル信号に変換され、第1のイコライザ・増幅器
(7)を介し、第1のD/A変換器(8)にて再びアナ
ログ信号に変換された後、フォ−カス・コイル駆動用の
第1のドライバ回路(12)に入力し、PU(3)内の
図示しないフォ−カス・コイルを駆動する。
【0024】更に、前記二つのフォーカスエラー信号が
入力した、前記第1の増幅器(34)と第2の増幅器
(35)の出力は第2のA/D変換器(36)に入力す
る。前記第1のA/D変換器(6)と第2のA/D変換
器(36)が出力する前記二つのフォーカスエラー信号
の大きさをCPU(22)が読み出して、メモリ(2
3)に記憶する。また前記第1のA/D変換器(6)、
第2のA/D変換器(36)へ入力した前記二つのフォ
ーカスエラー信号は、CLK(37)の制御により時分
割され、同時に平行してA/D変換が処理される。時分
割の方法は、例えば入力をスイッチ手段で切り替える
が、図は省略している。
【0025】更に、プリアンプ(4)で作られた、トラ
ッキングずれ量に応じて変化するトラッキングエラー信
号であるTE信号は、サ−ボアンプ(5)に入力した
後、その内部にある第3のA/D変換器(9)に入力
し、第2のイコライザ・増幅器(10)を介し、第2の
D/A変換器(11)にて再びアナログ信号に変換され
た後、トラッキング・コイル駆動用の第2のドライバ回
路(13)に入力し、PU(3)内の図示しないトラッ
キング・コイルを駆動する。
【0026】更に、プリアンプ(4)で作られた、変調
された高周波信号であるRF信号はデコ−ダ(15)に
入力する。入力した信号は、デコーダ(15)の内部に
ある第4のA/D変換器(16)でデジタル信号に変換
された後、第3のイコライザ・増幅器(17)を介し、
同期検出回路(18)に入力し、そこから更にスピンド
ルエラ−回路(19)に入力して、ディスク(1)の回
転むらに応じて変化するエラ−信号が作られて第3のD
/A変換器(20)にてアナログ信号に変換された後、
スピンドルモータを駆動する第3のドライバ回路(2
1)に入力してスピンドルモ−タ−(2)が駆動制御さ
れる。
【0027】また第3のイコライザ・増幅器(17)の
出力は、一方で復調回路(27)で復調され、復調され
たデータは読み出されたデータとして装置の外部へ出力
されると同時に、書き換え可・不可判別回路(32)に
入力される。書き換え可・不可判別回路(32)では入
力された復調データに含まれる、データの書き換え可・
不可に関する情報を抽出し、その情報をCPU(22)
に出力する。CPU(22)は、入力した情報の内容を
メモリ(23)に記憶する。また、CPU(22)に
は、後述するようにユーザがパスワード等を入力するた
めの、入力キー等で実現された入力部(30)と、前記
入力部から入力した文字やユーザへのメッセージ等を表
示する、液晶パネル等で実現された表示部(31)が接
続されている。
【0028】次に、前記ピックアップ(3)の内部の構
成を、図7を用いてより詳細に説明する。図7は、本願
発明にかかる装置の第一の実施の形態におけるピックア
ップ(3)の概略の構成を示したものである。
【0029】本実施の形態ではCD用とDVD用の光学
系等が同一のケース(図示しない)に納められている。
すなわち、ピックアップ(3)内部には、例えば装置が
記録・再生するディスクがCD、CD−RWとDVDの
場合、CD用の対物レンズ(50)、DVD用の対物レ
ンズ(51)、そしてCD用のレーザー光源(54)
(以下LD2ともいう)とDVD用のレーザー光源(5
3)(以下LD1ともいう)が配設されている。そしてC
D用の対物レンズ(50)とDVD用の対物レンズ(5
1)を同時に駆動するフォーカスコイル(52)、CD
用の受光素子(59)とDVD用の受光素子(60)、
CD用のミラー(58)とハーフミラー(57)、DV
D用のミラー(56)とハーフミラー(55)が配設さ
れている。なおピックアップの光学的な構成は、従来の
光ディスクの記録・再生装置と原理上異なるものではな
い。
【0030】次に、本願発明に係る装置の一実施の形態
において、ディスクにデータを記録する記録時の動作を
図5のフローチャートを用いて説明する。図5は、本願
発明に係る装置がディスクにデータを記録する際の、動
作の時間的な推移を示したフローチャートである。
【0031】ディスク(1)にデータを記録する処理が
スタートすると、まず最初にディスク(1)が装置にセ
ットされたか確認し(STEP1)、ディスク(1)が
セットされたなら、ディスク判別(詳細は後述する)を
行い(STEP2)、セットされたディスク(1)が記
録再生できるディスクか否かを判別する(STEP
3)。記録再生できるディスクと判別された場合、ディ
スクの種類に対応したレーザー光源(53)(54)を
選択して発光し、ピックアップ(3)をフォーカスイン
させ、ディスク(1)の記録面の記録出来るエリアの先
頭で待機させる(STEP4)。
【0032】STEP3で記録再生できるディスクでは
ない、と判別された場合は記録は行なわず、再生動作の
みを行うため、本動作処理をぬける。STEP3でYE
Sで、STEP4に進み、ユーザーからの記録命令を受
け取ると(STEP5)、今からディスク(1)に記録
しようとするデータが、記録書き換え・消去が自由なデ
ータか否か、すなわち記録するデータにライトプロテク
トを設定するのか否か、の選択をユーザに求める表示を
し(STEP6)、どちらであるかをユーザーが選択し
て入力する(STEP7)。
【0033】前記の記録書き換え・消去設定を、ユーザ
が書き換え・消去可と入力したか否か、を確認し(ST
EP8)、STEP8でYES、すなわち記録書き換え
・消去が自由なデータであるとユーザが選択した場合
は、書き込み自由に設定し(STEP9)、STEP1
2に進む。自由でないデータとユーザが設定した場合に
は、装置はパスワード入力を促す表示をし(STEP1
0)、ユーザーはパスワードを入力する(STEP1
1)。そして、入力された記録書き換え・消去が自由な
データか否かの情報、すなわちライトプロテクトの設定
とパスワード情報、及びデータの記録を開始する(ST
EP12)。記録する際、ライトプロテクト設定の情報
とパスワード情報を、例えばデータの先頭に記録する。
【0034】次に、データの書き換え時の動作を第6図
を用いて説明する。図6は、本願発明の第一の実施の形
態に係る装置が既にディスクに記録されたデータを書き
換えたり消去する際の、動作の時間的な推移を示したフ
ローチャートである。
【0035】図6において、図5を用いて説明した方法
で記録されたディスク(1)に対して記録再生装置は、
ディスク(1)がセットされたか否かを確認し(STE
P21)、YESなら後述するディスク判別を行い(S
TEP22)、セットされたディスクが記録再生できる
ディスクか否か判別する(STEP23)。記録再生で
きるディスクである、と判別された場合、ディスクの種
類に対応したレーザー光源(53)(54)を選択して
発光しピックアップ(3)をフォーカスインさせ、これ
から書き換えようとするデータの記録されたエリアの先
頭で待機する(STEP24)。書き換えもしくは消去
の命令が来た場合(STEP25でYES)、あらかじ
めディスク(1)に記録された、ライトプロテクト設定
の情報とパスワード情報を読み取り記憶する(STEP
26)。
【0036】前記の記憶した情報を評価して、データの
書き換え・消去が自由か否かを判別する(STEP2
7)。書き換え・消去が自由でない(許可を要する)場
合はユーザに対しパスワードの入力を促す表示をし(S
TEP28)、ユーザーはパスワードを入力する(ST
EP29)。前記入力されたパスワード(図6において
P2とする)と、ディスク(1)にあらかじめ記録され
ていて、STEP26で読み込んだパスワード(図6に
おいてP1とする)を比較し(STEP30)、一致し
ていれば書き換え・消去を許可し、更に今回の書換後の
データに対しライトプロテクトを設定するか否かの入力
を促す表示をする(STEP31)。
【0037】STEP30でNO(パスワードが一致し
ていない)であれば、書き換え・消去を不許可にし処理
を終了する。STEP27でこれから書き換えようとす
るデータが、ライトプロテクトを設定しない、という情
報が書き込まれていた場合は、書き換え・消去を許可し
STEP31へ進む。ユーザーが入力した、今回書き換
えたデータの、ライトプロテクトの設定に関する情報
と、新規の書き換えデータもしくは消去データをディス
クに書き込む(STEP33)。以上でディスクに対す
るデータの書き換え動作を終了する。
【0038】次に、第一の実施の形態に係る装置におけ
るディスク判別方法を、図4および図7ないし図9を用
いて説明する。最初にピックアップの動作と、ピックア
ップの出力波形の関係を、前記図4、図7と図8を用い
て説明する。図8は第一の実施の形態におけるディスク
判別動に際してピックアップの出力波形の時間的な変化
を示したものである。
【0039】図8において、各波形パターンの横軸は時
間軸である。(a)(l)は、ピックアップ(3)がフ
ォーカシングをするためにディスク(1)の記録面に垂
直な方向に動作するパターンを示したものである。
(b)(c)は、CD用レーザ発光源とLD用レーザ発
光源の発光パターンを示したものである。(d)(e)
(f)(g)は、CD用受光素子(59)の前記FE信
号(フォーカスエラー信号)の出力(FE信号−2)
を、装着したディスク(1)がCDの場合、一層DVD
の場合、DVD−RAMの場合、CD−RWの場合につ
いて示したもので、その上方に示した(a)(b)
(c)の時間的な変化に対応するように図示してある。
(h)(i)(j)(k)は、(d)(e)(f)
(g)で示した出力を、増幅率が2倍の状態で示したも
のである。
【0040】(m)(n)(o)(p)は、DVD用受
光素子(60)のFE信号の出力(FE信号−1)を、
装着したディスク(1)がCDの場合、一層DVDの場
合、DVD−RAMの場合、CD−RWの場合について
示したもので、図8中に別途示した(a)(b)(c)
の時間的な変化に対応するように図示してある。(l)
は(a)と同じ信号だが、DVD用受光素子(60)の
FE信号の出力の時間変化をわかりやすくするために図
示してある。(q)(r)(s)(t)は、(m)
(n)(o)(p)で示した出力を、増幅率が2倍の状
態で示したものである。
【0041】FE11〜FE28は、前記に説明したC
D,一層DVD、DVD−RAM,CD−RWという各
種のディスクをドライブに装着し、ピックアップ(3)
がフォーカシング動作をした際に、受光素子(59)
(60)が出力するFE信号のパターン中に現れる“S
字カーブ”と呼ばれる、特異な形状のカーブのピーク・
トゥ・ピークの値を示したものである。
【0042】次に図8で示したFE信号パターンが出力
される際の装置の動きを、図7を用いて説明する。ピッ
クアップ(3)の構成図である図7において、流れる電
流を制御することによってフォーカスコイル(52)を
レンズ1(50)、レンズ2(51)と共に下げ(ディ
スク(1)から離れる方向に動かす)、CD用LD(5
4)とDVD用LD(53)を同時に発光させる。次に
レンズ1(50)とレンズ2(51)とを徐々に上昇さ
せて行く(ディスク(1)に向かって近づけていく)。
【0043】セットされたディスクが例えば一層DVD
だったとすると、CD用LD(54)の発光によって受
光素子2(CD用受光素子)(59)が出力するFE信
号パターン中のS字カーブ(図8 FE12とFE2
2)、及びDVD用LD(53)によって受光素子1
(DVD用受光素子)(60)が出力するFE信号パタ
ーン中のS字カーブ(図8 FE16とFE26)が発
生する。図4における第2のA/D変換器(36)で前
記のFE12とFE22およびFE16とFE26が時
分割して計算され、そのピーク・トゥ・ピーク値が二値
化されて、データがCPU(22)を介しメモリ(2
3)に記憶される。セットされたディスクが他の種類の
場合も全く同様にして、FE信号中のS字カーブパター
ンが第2のA/D変換器(36)で時分割して二値化し
てデータがCPU(22)を介しメモリ(23)に記憶
される。
【0044】なお、記録再生装置にセットされたディス
クがCDおよびCD−RWの場合、ディスク上のピット
が並んだ反射面が、DVDよりもレンズ(50)(5
1)から遠くの位置にあるので、DVDの時よりも時間
的に後に、CD用LD(54)によるフォーカスエラー
のS字カーブ(図8 FE11,FE14、FE21,
FE24)、及びDVD用LD(53)によるフォーカ
スエラーのS字カーブ(図8 FE15,FE18,F
E25,FE28)が発生する。
【0045】次に前記の記憶したFE信号中のS字カー
ブパターンを用いてディスクの種類を判別する手順を図
8ないし図9を用いて説明する。図9は、FE信号中の
S字カーブパターンを用いてディスクの種類を判別する
手順を示すフローチャートである。図9において、まず
ディスク(1)がセットされているか確認し(STEP
40)、セットされていればピックアップ(3)のフォ
ーカスコイル(52)をレンズ(50)(51)ととも
に下げる(STEP41)。
【0046】次にCD用LD(54)とDVD用LD
(53)を点灯させ、アクチュエータが安定するのを待
つため例えば10msec待ち(STEP42)、その後
フォーカスコイル(52)をレンズ(50)(51)と
ともにディスクにぶつからない高さまで徐々上昇させる
(STEP43)。上昇する過程に存在する合焦点の近く
で発生したCD用LD(54)による増幅率1倍のS字
カーブのピーク・ツウ・ピークの値(図9においてFE
1とする)を読み取りメモリ(23)に記憶する(ST
EP44)。 さらに増幅率2倍のS字カーブのピーク
・ツウ・ピークの値(図9においてFE2とする)を読み
取りメモリ(23)に記憶する(STEP45)。また同
時に平行して、上昇する過程に存在する合焦点で発生し
た、DVD用LD(53)による増幅率1倍のS字カー
ブのピーク・ツウ・ピーク(図9でFE3とする)を読み
取りメモリ(23)に記憶し(STEP46)、さらに増
幅率2倍のS字カーブのピーク・ツウ・ピーク(図9で
FE4とする)を読み取りメモリ(23)に記憶する(S
TEP47)。
【0047】次にフォーカスコイルを可動範囲の中点付
近まで下げCD用LD(54)とDVD用LD(53)
を消灯する(STEP48)。次にCPU(22)は、メ
モリ(23)に記憶されているFE1を読み出し、基準
値、例えば1.0Vp-pと比較し(STEP49)、FE1が
1.0Vp-p以上ならばCDと判別する(STEP50)。S
TEP49でFE1が1.0Vp-p未満だった場合、メモリ
(23)に記憶されたDVD用LD(53)による増幅
率1倍のS字カーブであるFE3を読み出し、基準値、
例えば1.0Vp-pと比較し(STEP51)、FE3が1.0Vp
-p以上ならば一層DVDと判別する(STEP52)。
【0048】STEP51でFE3が1.0Vp-p未満だっ
た場合、メモリ(23)に記憶された、DVD用LD
(53)による増幅率2倍のS字カーブであるFE4を
読み出し、基準値、例えば0.8Vp-pと比較し(STEP5
3)、FE4が0.8Vp-p以上ならばDVD−RAMと判別
する(STEP54)。STEP53でFE4が0.8Vp-p
未満だった場合、メモリ(23)に記憶された、CD用
LD(54)による増幅率2倍のS字カーブであるFE
2を読み出し、基準値、例えば0.5Vp-pと比較し(STE
P55)、FE2が0.5Vp-p以上ならばCD-RWと判別
する(STEP56)。STEP55でFE2が0.5Vp-p
未満だった場合、ディスク無しと判別し(STEP5
7)、判別を終了する。以上が本願発明の第一の実施の
形態の装置における、記録再生装置がディスク(1)の
種類を判別する際の詳細な手順の説明である。
【0049】以上説明した本願発明の装置の第一の実施
の形態によれば、データの記録と再生が可能な光ディス
クにおいて、データを記録した当のユーザのみがデータ
の書き換えあるいは消去ができるようにして、そのデー
タを書き換え、あるいは消去しようとする不注意あるい
は故意の行為から重要なデータを保護することができ、
またその機能は収納ケースから取り出して使用するディ
スクにおいても機能する、消去可・不可判定手段を備え
た光ディスクの記録再生装置が得られる、という効果が
ある。
【0050】次に本願発明に係る装置の第二の実施の形
態を図10を用いて説明する。第二の実施の形態におけ
る装置のデータの書き換え、消去時の動作を図10を用
いて説明する。第二の実施の形態において、図10に記
載の内容以外は、既に説明した第一の実施の形態と共通
であるので、共通な部分の図示や説明は省略する。図1
0は第二の実施の形態におけるデータの書き換え・消去
時の動作を示したフローチャートである。
【0051】最初に、第一の実施の形態の図5で示した
手順で記録されたディスク(1)が用意されているもの
とする。図10において、ディスク(1)がセットされ
たか確認し(STEP121)、ディスク(1)がセッ
トされたなら前記で説明した第一の実施の形態と同じ方
法によってディスク判別を行い(STEP122)、セ
ットされたディスク(1)が記録再生できるディスクか
判別する(STEP123)。記録再生できるディスク
と判別された場合、ディスクの種類に対応したレーザー
光源(53)(54)を選択して発光し、ピックアップ
(3)をフォーカスインさせ記録出来るエリアの先頭で
待機する(STEP124)。次にディスク(1)にあ
らかじめ記録された、ライトプロテクトの設定に関する
情報とパスワード情報を読み取り記憶する(STEP1
26)。前記の記憶された情報を識別し(STEP12
7)、書き換え・消去に関して許可を要する場合は、書
き換えもしくは消去の命令を待ち(STEP125)、
命令が入力されるとパスワードの入力を促す表示をし
(STEP128)、ユーザーはパスワードを入力する
(STEP129)。
【0052】入力されたパスワード(図10においてP
2とする)とディスクにあらかじめ記録されたパスワー
ド(図10においてP1とする)を比較し(STEP1
30)、一致していれば書き換え・消去を許可する。今
回書き込んだデータに対してライトプロテクトを設定す
るか否かを入力するように促し(STEP131)、ユ
ーザはライトプロテクトの入力を行なう(STEP13
2)。STEP130で一致していなければ書き換え・
消去を不許可にし処理を終了する。STEP127で記
録書き換え・消去に際して許可を要しない、という設定
の場合は、書き換え・消去を許可しSTEP131へ進
む。最後にユーザーが入力したライトプロテクトの設定
に関する情報と新規の書き換えデータもしくは消去デー
タを書き込む(STEP133)。以上でデータの書き
換え動作を終了する。
【0053】以上説明した第二の実施の形態によれば、
前記の第一の実施の形態と同様な効果があることに加
え、あらかじめディスクに記録された、書き換え・消去
に際しての許可要否の情報、すなわちライトプロテクト
の設定を先に読み取って識別しておくので、書き換え命
令が来た後、直ちに処理が行えて、動作の速度が向上す
る、という効果がある。
【0054】次に本願発明に係る装置の第三の実施の形
態を、図11〜図14を用いて説明する。本実施の形態
の基本構成は、光ディスクの記録再生装置と、記録動作
をコントロールするパーソナルコンピュータ等がネット
ワーク等で接続されたものである。既に説明した第一、
二の実施の形態では、記録可能なディスクかどうかの判
別やディスクのコントロール制御等を全て記録再生装置
内のCPU(22)で行っていた。これから説明する第
三の実施の形態では、光ディスクの記録再生装置にネッ
トワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ等
が前記のディスク判別や制御を行なう点に特徴がある。
【0055】最初に、第三の実施の形態における、構成
を図12および図11を用いて説明する。図12は、第
三の実施の形態において、光ディスクの記録再生装置の
構成を示した構成図である。図11はパーソナルコンピ
ュータ(71)(72)等を含めた装置全体の構成図で
ある。 図12において、記録再生装置内部のCPU
(22)からコントロール・データ及び命令がインター
フィス部(以下 I/Fともいう)(77)に入出力さ
れ、またディスク(1)から再生された出力データ及
び、ディスク(1)に記録される入力データがI/F
(77)を介して他のパーソナルコンピュータ等とやり
取りされる。
【0056】先に説明した第一の実施の形態における、
図4に示された書き換え可・不可判別回路(32)、入
力部(30)および表示部(31)が、第三の実施の形
態における構成である図12には含まれず、図4に示さ
れた他の構成物は図12に含まれている。
【0057】次に第三の実施の形態において、システム
の構成全体をシステムの接続図である図11を用いて説
明する。図11において、記録再生装置(70)はI/
F(77)を接続ポイントとして、例えばSCSI規格
の接続仕様でホストのパーソナルコンピュータであるP
C1(71)に接続され、更にPC1(71)はLAN
を介して、ユーザが端末として用いる他のパーソナルコ
ンピュータであるPC2(72)に接続されている。図
11において、PC1(71)およびPC2(72)に
接続したディスプレイ1(73)およびディスプレイ2
(74)は例えばCRTモニターで、表示機能を有し、
同じくPC1(71)およびPC2(72)に接続した
入力装置1(75)および入力装置2(76)は例えば
キーボードであり、ユーザがコマンドやデータを入力す
る機能を有する。
【0058】次に第三の実施の形態におけるデータの記
録、書き換え・消去の動作を図13ないし図14を用い
て説明する。図13は、第三の実施の形態におけるデー
タの記録動作の時間的な流れを示したフローチャートで
ある。図14は、第三の実施の形態におけるデータの書
き換え・消去動作の時間的な流れを示したフローチャー
トである。
【0059】図13において、まず記録再生装置(7
0)は、ディスク(1)が装置にセットされたか確認し
(STEP201)、ディスク(1)がセットされたな
らディスク判別を行う(STEP202)。なおディス
ク判別は前記第一および第二の実施の形態と同じ方法で
実行される。ディスク判別によって、セットされたディ
スク(1)が記録再生できるディスクか否かを判別し
(STEP203)、記録再生できるディスクと判別さ
れた場合、ディスクの種類に対応したレーザー光源(5
3)(54)を選択して発光し、ピックアップ(3)を
フォーカスインさせ、データを記録するエリアの先頭で
待機する(STEP204)。STEP203で記録再
生できるディスクではないと判別された場合は通常の再
生を行うため、本動作処理をぬける。
【0060】次に、ユーザがディスク(1)に対する記
録命令をユーザ端末であるPC2(72)を用いて入力
し、その記録命令がホストのパーソナルコンピュータで
あるPC1(71)を経由して記録再生装置(70)に
到着したとき(STEP205)、これから記録しよう
とするデータのライトプロテクト設定をするか否かの選
択を促す表示をユーザが用いているPC2(72)のデ
ィスプレイ2(74)に表示し(STEP206)、どち
らに設定するかをユーザーが入力装置2(76)を用いて
入力する(STEP207)。
【0061】次にホストのパーソナルコンピュータであ
るPC1(71)は、ユーザが入力したライトプロテク
ト設定の選択が、書き換え・消去を可能とするか否かを
確認し(STEP208)、ライトプロテクト設定をし
ない場合は書き込み自由に設定し(STEP209)、
STEP212に進む。ライトプロテクト設定をする場
合は、ユーザがパスワードを入力するのを促す表示をす
るようにPC1(71)からPC2(72)に命令が出
され、PC2(72)は指示された表示をディスプレイ
2(74)上に表示し(STEP210)、ユーザーは表
示を見て自分が設定するパスワードを入力装置2(7
6)から入力する(STEP211)。
【0062】次に、ユーザが入力した、ライトプロテク
ト設定に関する情報とパスワード情報及びデータをディ
スク(1)へ記録開始する命令をホストのパーソナルコ
ンピュータであるPC1(71)が記録再生装置(7
0)に出し記録を開始する(STEP212)。記録す
る際、ライトプロテクト設定に関する情報とパスワード
情報を、例えばデータの先頭に記録する。
【0063】次に、第三の実施の形態における、データ
の書き換え・消去時の動作を図14を用いて説明する。
図13を用いて説明した、前記の手順で記録されたディ
スク(1)が用意されているとする。まず記録再生装置
(70)がディスク(1)が装置にセットされたか確認
し(STEP221)、ディスク(1)がセットされた
ならディスク判別を行う(STEP222)。ディスク
判別は前記に説明した同じ手順で行なわれる。記録再生
装置(70)は、セットされたディスク(1)が記録再
生できるディスクか否か判別し(STEP223)、記
録再生できるディスクと判別された場合、ディスクの種
類に対応したレーザー光源(53)(54)を選択して
発光し、ピックアップ(3)をフォーカスインさせディ
スク(1)のこれから書き換えようとするデータが記録
されたエリアの先頭で待機させる(STEP224)。
【0064】ユーザがPC2(72)に、ディスク
(1)に対する書き換えもしくは消去命令を入力し、そ
の命令がホストのパーソナルコンピュータであるPC1
(71)を経由して記録再生装置(70)に到達したと
き(STEP225)、ホストのPC1(71)は、デ
ィスク(1)にあらかじめ記録された、ライトプロテク
トの設定に関する情報とパスワード情報とを、記録再生
装置(70)を用いてディスク(1)から読み取り記憶
する(STEP226)。 PC1(71)は、前記の
記憶した情報から、記録の書き換え・消去に際して許可
を要するか否かを判別し(STEP227)、許可を要
する場合はユーザがパスワードを入力するように促す表
示をするようにPC1(71)がPC2(72)に命令
し、PC2(72)はディスプレイ2(74)に表示を
し(STEP228)、ユーザーは先にディスク1
(1)にデータを記録する際に入力したのと同じパスワ
ードを入力装置2(76)から入力する(STEP22
9)。
【0065】ホストのパーソナルコンピュータであるP
C1(71)は、今入力されたパスワード(図14にお
いてP2とする)とあらかじめディスク(1)に記録さ
れたパスワード(図14においてP1とする)を比較す
る(STEP230)。比較した結果が一致していれ
ば、PC1(71)は、ディスク(1)に対するデータ
の書き換え・消去を許可し、また今回書き換えようとし
ているデータに対し、ライトプロテクトの設定を入力す
るよう促し(STEP231)、ユーザはPC2(7
2)に入力装置(76)から入力する(STEP23
2)。
【0066】STEP230でパスワードが一致してい
なければ、データの書き換え・消去を不許可にし処理を
終了する。STEP227であらかじめディスク(1)
に記録された、ライトプロテクトの設定が、許可不要の
場合は、STEP231へ進み、ユーザーが入力したラ
イトプロテクト設定に関する情報と新規の書き換えデー
タもしくは消去データを記録再生装置(70)がディス
ク(1)へ書き込む(STEP233)。以上がデータ
の書き換え・消去動作の説明である。
【0067】先に説明した、第一の実施の形態の構成を
示す図4において、書き換え可・不可判別回路(32)
が行なっていた記録可・不可情報の判別と記録再生装置
(70)の動作の制御を、前記第三の実施の形態におい
ては、記録再生装置とネットワーク等で接続したホスト
のパーソナルコンピュータ(71)が行なっている。
【0068】この方法によれば、ネットワークを介して
コントロールされており、複数のユーザにより共同で使
用されることが想定される記録再生装置(70)に関し
て、データの記録と再生が可能な光ディスクにおいて、
データを記録した当のユーザのみがデータの書き換えあ
るいは消去ができるようにして、そのデータを書き換
え、あるいは消去しようとする不注意あるいは故意の行
為から重要なデータを保護することができ、またその機
能は収納ケースから取り出して使用するディスクにおい
ても機能する、消去可・不可判定手段を備えた光ディス
クの記録再生装置が得られる、という効果がある。
【0069】また本実施の形態では、記録再生装置(7
0)を一度ホストのパーソナルコンピュータであるPC
1(71)に接続して、さらにユーザが使用するPC2
(72)に接続した例を示したが、スタンドアローンな
用い方の場合、記録再生装置(70)をホスト兼ユーザ
端末のパーソナルコンピュータに接続し、一台のパーソ
ナルコンピュータでデータ入力や判断を行っても良い。
さらに本実施の形態では、説明を簡単にするために端末
がPC2(72)のみの場合について説明したが、ホス
トのPC1(71)に接続する端末のパーソナルコンピ
ュータはPC3,PC4等複数であっても同様な処理を
行なうことができる(図示せず)。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願発明に
係る装置においては、データの記録と再生が可能な光デ
ィスクにおいて、データを記録した当のユーザのみがデ
ータの書き換えあるいは消去ができるようにして、その
データを書き換え、あるいは消去しようとする不注意あ
るいは故意の行為から重要なデータを保護することがで
き、またその機能は収納ケースから取り出して使用する
ディスクにおいても機能する、消去可・不可判定手段を
備えた光ディスクの記録再生装置が得られる、という効
果がある。
【0071】更にネットワークを介してコントロールさ
れており、複数のユーザにより共同で使用されることが
想定される記録再生装置(70)に関して、データの記
録と再生が可能な光ディスクにおいて、データを記録し
た当のユーザのみがデータの書き換えあるいは消去がで
きるようにして、そのデータを書き換え、あるいは消去
しようとする不注意あるいは故意の行為から重要なデー
タを保護することができ、またその機能は収納ケースか
ら取り出して使用するディスクにおいても機能する、消
去可・不可判定手段を備えた光ディスクの記録再生装置
が得られる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術における光ディスクの記録再生装置の
概略の構成を示す構成図である。
【図2】従来技術における光ディスクの記録再生装置に
おいて、ディスクを収納するケースの外観と、消去防止
タブの動作を示す摸式図である。
【図3】従来技術における光ディスクの記録再生装置に
おいて、消去防止タブの位置を消去防止検出器が検出す
る原理を示す摸式図である。
【図4】本願発明に係る装置の第一の実施の形態おける
概略の構成図である。
【図5】本願発明に係る装置の第一の実施の形態おけ
る、ディスクにデータを記録する動作の時間的な推移を
示したフローチャートである。
【図6】本願発明に係る装置の第一の実施の形態おけ
る、ディスクに記録されたデータを書き換えたり消去す
る際の動作の時間的な推移を示したフローチャートであ
る。
【図7】本願発明に係る装置の、ピックアップの構成図
である。
【図8】本願発明に係る装置の、ディスク判別動作に際
して、ピックアップの出力波形の時間的な変化を示した
特性図である。
【図9】本願発明に係る装置の、FE信号中のS字カー
ブを用いてディスクの判別を行なう動作のフローチャー
トである。
【図10】本願発明に係る装置の第二の実施の形態にお
ける、データの書き換え・消去時の動作を示したフロー
チャートである。
【図11】本願発明の第三の実施の形態における、シス
テムの接続図である。
【図12】本願発明の第三の実施の形態における、光デ
ィスクの記録再生装置の構成図である。
【図13】本願発明の第三の実施の形態における、デー
タを記録する動作のフローチャートである。
【図14】本願発明の第三の実施の形態における、デー
タの書き換え・消去時のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 4 プリアンプ 5 サーボアンプ 6 第1のA/D変換器 7 第1のイコライザ・増幅器 8 第1のD/A変換器 9 第2のA/D変換器 10 第2のイコライザ・増幅器 11 第2のD/A変換器 12 第1のドライバ 13 第2のドライバ 14 APC回路 15 デコーダ 16 第3のA/D変換器 17 第3のイコライザ・増幅器 18 同期検出回路 19 スピンドルエラー検出回路 20 第3のD/A変換器 21 第3のドライバ 22 CPU 23 メモリ 24 ケース 25 消去防止タブ 26 消去防止検出器 27 復調回路 28 変調回路 29 記録回路 30 入力部 31 表示部 32 書き換え可・不可判別回路 50 CD用レンズ 51 DVD用レンズ 52 フォーカスコイル 53 DVD用LD 54 CD用LD 55 DVD用ハーフミラー 56 DVD用ミラー 57 CD用ハーフミラー 58 CD用ミラー 59 CD用受光素子 60 DVD用受光素子 70 光ディスク記録再生装置 71 ホストのパーソナルコンピュータ(PC1) 72 ユーザ端末のパーソナルコンピュータ(PC2) 73 ディスプレイ1 74 ディスプレイ2 75 入力装置1 76 入力装置2 77 インターフェイス部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的にデータの記録及び再生が可能な光
    ディスクの記録再生装置において、 データを読み出すための発光源を複数発光して前記光デ
    ィスクの種類を判別する判別手段と、 前記光ディスクにデータを記録する際にデータのライト
    プロテクト設定の宣言と認証パスワードとをデータに付
    随して記録することが可能な記録手段と、 前記光ディスクに記録された前記ライトプロテクト設定
    が宣言された前記データの付随して記録された前記認証
    パスワードの認証を行なう認証手段と、 前記認証手段による前記認証パスワードの認証が不成功
    であれば前記データの書き換え・消去を行なわない制御
    手段とを含むことを特徴とした光学的にデータの記録及
    び再生が可能な光ディスクの記録再生装置。
  2. 【請求項2】光学的にデータの記録及び再生が可能な光
    ディスクの記録再生装置と前記記録再生装置の記録再生
    動作を制御する制御装置が相互に信号の送受が可能なよ
    うに接続された装置において、 データを読み出すための発光源を複数発光して前記光デ
    ィスクの種類を判別する判別手段と、 前記光ディスクにデータを記録する際にデータのライト
    プロテクト設定の宣言と認証パスワードとをデータに付
    随して記録することが可能な記録手段と、 前記光ディスクに記録された前記ライトプロテクト設定
    が宣言された前記データの付随して記録された前記認証
    パスワードの認証を行なう認証手段とを含み、 前記制御装置は前記認証手段による前記認証パスワード
    の認証が不成功であれば前記データの書き換え・消去を
    行なわないことを特徴とした光学的にデータの記録及び
    再生が可能な光ディスクの記録再生装置と前記記録再生
    装置の記録再生動作を制御する制御装置が相互に信号の
    送受が可能なように接続された装置。
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