JP2000223504A - 電界効果型半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
電界効果型半導体装置およびその製造方法Info
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Landscapes
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- Weting (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソース抵抗およびゲート抵抗を低減し、十分
なゲート耐圧を保ちつつ、ゲート容量を低減し、高精度
にかつ歩留りよく形成することができるT型ゲート電極
を備えた電界効果型半導体装置およびその製造方法を提
供することである。 【解決手段】 n−Al0.22Ga0.78As層5上にn−
GaAs第1ドープ層6、Al0.22Ga0.78Asサイド
エッチング防止層7およびn−GaAs第2ドープ層8
が順に積層される。第2ドープ層8、サイドエッチング
防止層7および第1ドープ層6の中央部の領域にn−A
l0.22Ga0.78As層5が露出するように凹部が形成さ
れる。凹部内の露出したn−Al0.22Ga0.78As層5
上にT型ゲート電極11が形成される。サイドエッチン
グ防止層7のエッチングレートは第1および第2ドープ
層6,8のエッチングレートよりも小さい。
なゲート耐圧を保ちつつ、ゲート容量を低減し、高精度
にかつ歩留りよく形成することができるT型ゲート電極
を備えた電界効果型半導体装置およびその製造方法を提
供することである。 【解決手段】 n−Al0.22Ga0.78As層5上にn−
GaAs第1ドープ層6、Al0.22Ga0.78Asサイド
エッチング防止層7およびn−GaAs第2ドープ層8
が順に積層される。第2ドープ層8、サイドエッチング
防止層7および第1ドープ層6の中央部の領域にn−A
l0.22Ga0.78As層5が露出するように凹部が形成さ
れる。凹部内の露出したn−Al0.22Ga0.78As層5
上にT型ゲート電極11が形成される。サイドエッチン
グ防止層7のエッチングレートは第1および第2ドープ
層6,8のエッチングレートよりも小さい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、T型ゲート電極お
よびリセス構造を有する電界効果型半導体装置およびそ
の製造方法に関する。
よびリセス構造を有する電界効果型半導体装置およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GaAsを始めとする化合物半導体を用
いたヘテロ接合MESFET(金属−半導体電界効果ト
ランジスタ)は、電子移動度が高いことから、マイクロ
波やミリ波帯に用いる半導体装置として、近年、様々な
分野で応用されている。
いたヘテロ接合MESFET(金属−半導体電界効果ト
ランジスタ)は、電子移動度が高いことから、マイクロ
波やミリ波帯に用いる半導体装置として、近年、様々な
分野で応用されている。
【0003】一般に上述したFETの高性能化には、ゲ
ート長の精度を高めること、およびソースやゲートなど
の寄生抵抗を低減し、かつ十分なゲート耐圧が得られる
ことが求められている。
ート長の精度を高めること、およびソースやゲートなど
の寄生抵抗を低減し、かつ十分なゲート耐圧が得られる
ことが求められている。
【0004】これらを満足するために、各種セルフアラ
イメントプロセスが開発されている。また、エッチング
技術を用いた階段状のリセス(凹部)構造が採用され、
ソース抵抗の低減が図られている。さらに、ゲート抵抗
を低減するために、パターニング技術によるT型ゲート
電極が用いられている。
イメントプロセスが開発されている。また、エッチング
技術を用いた階段状のリセス(凹部)構造が採用され、
ソース抵抗の低減が図られている。さらに、ゲート抵抗
を低減するために、パターニング技術によるT型ゲート
電極が用いられている。
【0005】図4および図5は従来のFETの製造方法
を示す模式的工程断面図である。以下、図4および図5
を参照しながら従来のFETの製造方法について説明す
る。
を示す模式的工程断面図である。以下、図4および図5
を参照しながら従来のFETの製造方法について説明す
る。
【0006】まず、図4(a)に示すように、GaAs
基板21上に、厚さ800nmのアンドープのGaAs
バッファ層22、厚さ10nmのアンドープのIn0.2
Ga 0.8 As層23、厚さ2nmのアンドープのAl
0.22Ga0.78As層24、厚さ35nmのSiドープの
n−Al0.22Ga0.78As層25、厚さ20nmのSi
ドープのn−GaAs層26および厚さ50nmのSi
ドープのn−GaAs層27を順にエピタキシャル成長
させる。n−Al0.22Ga0.78As層25の電子濃度は
2×1018cm-3であり、n−GaAs層26の電子濃
度は7×1017cm-3であり、n−GaAs層27の電
子濃度は3×1018cm-3である。
基板21上に、厚さ800nmのアンドープのGaAs
バッファ層22、厚さ10nmのアンドープのIn0.2
Ga 0.8 As層23、厚さ2nmのアンドープのAl
0.22Ga0.78As層24、厚さ35nmのSiドープの
n−Al0.22Ga0.78As層25、厚さ20nmのSi
ドープのn−GaAs層26および厚さ50nmのSi
ドープのn−GaAs層27を順にエピタキシャル成長
させる。n−Al0.22Ga0.78As層25の電子濃度は
2×1018cm-3であり、n−GaAs層26の電子濃
度は7×1017cm-3であり、n−GaAs層27の電
子濃度は3×1018cm-3である。
【0007】次に、n−GaAs層27上の所定領域に
フォトレジストを形成し、酒石酸系エッチャントを用い
てエッチングを行い、メサパターン(台形状のパター
ン;図示せず)を形成する。この後、フォトレジストを
除去する。
フォトレジストを形成し、酒石酸系エッチャントを用い
てエッチングを行い、メサパターン(台形状のパター
ン;図示せず)を形成する。この後、フォトレジストを
除去する。
【0008】続いて、n−GaAs層27上のソース電
極形成領域およびドレイン電極形成領域に開口部を有す
るフォトレジストを形成し、AuGe膜、Ni膜および
Au膜を順に真空蒸着し、リフトオフ法によりフォトレ
ジスト上のAuGe膜、Ni膜およびAu膜をフォトレ
ジストとともに除去し、ソース電極28およびドレイン
電極29を形成する。さらに、ソース電極28およびド
レイン電極29を400℃で2分間熱処理し、合金化を
行う。
極形成領域およびドレイン電極形成領域に開口部を有す
るフォトレジストを形成し、AuGe膜、Ni膜および
Au膜を順に真空蒸着し、リフトオフ法によりフォトレ
ジスト上のAuGe膜、Ni膜およびAu膜をフォトレ
ジストとともに除去し、ソース電極28およびドレイン
電極29を形成する。さらに、ソース電極28およびド
レイン電極29を400℃で2分間熱処理し、合金化を
行う。
【0009】次に、図4(b)に示すように、n−Ga
As層27上のゲート電極形成領域に開口部32を有す
るフォトレジスト31を形成する。
As層27上のゲート電極形成領域に開口部32を有す
るフォトレジスト31を形成する。
【0010】次に、図4(c)に示すように、リン酸系
エッチャント(リン酸:過酸化水素:水=2:1:4
0)を用いてn−GaAs層27およびn−GaAs層
26の途中までをエッチングする。エッチング時間は3
0秒である。この場合、n−GaAs層27およびn−
GaAs層26は深さ方向にエッチングされるとともに
横方向にもサイドエッチングされる。
エッチャント(リン酸:過酸化水素:水=2:1:4
0)を用いてn−GaAs層27およびn−GaAs層
26の途中までをエッチングする。エッチング時間は3
0秒である。この場合、n−GaAs層27およびn−
GaAs層26は深さ方向にエッチングされるとともに
横方向にもサイドエッチングされる。
【0011】続いて、図5(d)に示すように、BCl
2 およびSF6 の混合ガスを用いたRIE法(反応性イ
オンエッチング法)により、フォトレジスト31をマス
クとしてn−GaAs層26をエッチングし、二段のリ
セス構造を形成する。
2 およびSF6 の混合ガスを用いたRIE法(反応性イ
オンエッチング法)により、フォトレジスト31をマス
クとしてn−GaAs層26をエッチングし、二段のリ
セス構造を形成する。
【0012】その後、図5(e)に示すように、フォト
レジスト31上および開口部32内のn−Al0.22Ga
0.78As層25上に、Ti膜、Pd膜およびAu膜から
なるゲート電極層30aを真空蒸着により形成する。
レジスト31上および開口部32内のn−Al0.22Ga
0.78As層25上に、Ti膜、Pd膜およびAu膜から
なるゲート電極層30aを真空蒸着により形成する。
【0013】その後、リフトオフ法によりフォトレジス
ト31上のゲート電極層30aをフォトレジスト31と
ともに除去し、図5(f)に示すようなT型ゲート電極
30を形成する。
ト31上のゲート電極層30aをフォトレジスト31と
ともに除去し、図5(f)に示すようなT型ゲート電極
30を形成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、T型ゲ
ート電極30の傘部がn−GaAs層26と接するた
め、ゲート容量が増大し、高周波特性が劣化する。ま
た、T型ゲート電極30の傘部の寸法を精度よく制御で
きず、歩留りが向上しないという課題がある。
ート電極30の傘部がn−GaAs層26と接するた
め、ゲート容量が増大し、高周波特性が劣化する。ま
た、T型ゲート電極30の傘部の寸法を精度よく制御で
きず、歩留りが向上しないという課題がある。
【0015】本発明の目的は、ソース抵抗の低減化、ゲ
ート耐圧の向上およびゲート抵抗の低減化を図りつつ、
ゲート容量を低減し、高精度にかつ歩留りよく形成する
ことができるT型ゲート電極を備えた電界効果型半導体
装置およびその製造方法を提供することである。
ート耐圧の向上およびゲート抵抗の低減化を図りつつ、
ゲート容量を低減し、高精度にかつ歩留りよく形成する
ことができるT型ゲート電極を備えた電界効果型半導体
装置およびその製造方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係る電界効果型半導体装置は、第1の半導体層上に第
2の半導体層、第3の半導体層および第4の半導体層が
順に形成され、第4の半導体層、第3の半導体層および
第2の半導体層に第1の半導体層が露出するように凹部
が形成され、凹部内の第1の半導体層上に傘部および足
部からなるT型のゲート電極が形成され、凹部内で第2
の半導体層の側面とゲート電極の足部の側面との間に間
隙が形成され、凹部内で第3の半導体層の側面がゲート
電極の足部の側面に接し、ゲート電極の傘部が第3の半
導体層の上面に延びたものである。
に係る電界効果型半導体装置は、第1の半導体層上に第
2の半導体層、第3の半導体層および第4の半導体層が
順に形成され、第4の半導体層、第3の半導体層および
第2の半導体層に第1の半導体層が露出するように凹部
が形成され、凹部内の第1の半導体層上に傘部および足
部からなるT型のゲート電極が形成され、凹部内で第2
の半導体層の側面とゲート電極の足部の側面との間に間
隙が形成され、凹部内で第3の半導体層の側面がゲート
電極の足部の側面に接し、ゲート電極の傘部が第3の半
導体層の上面に延びたものである。
【0017】本発明に係る電界効果型半導体装置におい
ては、第2の半導体層、第3の半導体層および第4の半
導体層によりリセス構造が形成されるので、ソース抵抗
の低減化およびゲート耐圧の向上が図られる。また、T
型のゲート電極の傘部によりゲート抵抗の低減化が図ら
れる。さらに、ゲート電極の傘部の下部に間隙が形成さ
れているので、ゲート容量が低減される。したがって、
素子特性が向上する。また、凹部内の第3の半導体層間
の間隔によりゲート長に相当するT型ゲート電極の足部
の寸法が規定されるので、T型ゲート電極を高精度にか
つ歩留りよく形成することが可能となる。
ては、第2の半導体層、第3の半導体層および第4の半
導体層によりリセス構造が形成されるので、ソース抵抗
の低減化およびゲート耐圧の向上が図られる。また、T
型のゲート電極の傘部によりゲート抵抗の低減化が図ら
れる。さらに、ゲート電極の傘部の下部に間隙が形成さ
れているので、ゲート容量が低減される。したがって、
素子特性が向上する。また、凹部内の第3の半導体層間
の間隔によりゲート長に相当するT型ゲート電極の足部
の寸法が規定されるので、T型ゲート電極を高精度にか
つ歩留りよく形成することが可能となる。
【0018】特に、第2の半導体層および第4の半導体
層は第3の半導体層よりも大きなエッチングレートを有
することが好ましい。
層は第3の半導体層よりも大きなエッチングレートを有
することが好ましい。
【0019】この場合、第4の半導体層、第3の半導体
層および第2の半導体層に凹部を形成する際に、第2の
半導体層および第4の半導体層のサイドエッチング量が
第3の半導体層のサイドエッチング量よりも大きくな
る。それにより、ゲート電極の形成時に凹部内で第2の
半導体層の側面とゲート電極の足部の側面との間に間隙
を形成し、凹部内で第3の半導体層の側面でゲート電極
の足部の寸法を規定することができるとともに、第3の
半導体層の上面に延びるゲート電極の傘部を形成するこ
とができる。
層および第2の半導体層に凹部を形成する際に、第2の
半導体層および第4の半導体層のサイドエッチング量が
第3の半導体層のサイドエッチング量よりも大きくな
る。それにより、ゲート電極の形成時に凹部内で第2の
半導体層の側面とゲート電極の足部の側面との間に間隙
を形成し、凹部内で第3の半導体層の側面でゲート電極
の足部の寸法を規定することができるとともに、第3の
半導体層の上面に延びるゲート電極の傘部を形成するこ
とができる。
【0020】また、第2、第3および第4の半導体層を
構成する材料が、GaAs、InGaAs、AlGaA
s、InAlAs、InGaPおよびInPよりなる材
料群から選択された2つまたは3つの材料であってもよ
い。
構成する材料が、GaAs、InGaAs、AlGaA
s、InAlAs、InGaPおよびInPよりなる材
料群から選択された2つまたは3つの材料であってもよ
い。
【0021】この場合、上記の材料群のうち、エッチン
グレートの大きな材料により第2および第4の半導体層
が構成され、エッチングレートの小さな材料により第3
の半導体層が構成される。それにより、凹部の形成の際
に、第4の半導体層および第2の半導体層のサイドエッ
チング量を大きくし、第3の半導体層のサイドエッチン
グ量を小さくすることが可能となる。
グレートの大きな材料により第2および第4の半導体層
が構成され、エッチングレートの小さな材料により第3
の半導体層が構成される。それにより、凹部の形成の際
に、第4の半導体層および第2の半導体層のサイドエッ
チング量を大きくし、第3の半導体層のサイドエッチン
グ量を小さくすることが可能となる。
【0022】凹部を挟んで対向する第4の半導体層上に
オーミック電極が形成されてもよい。この場合、リセス
構造によりソース抵抗が低減するとともにゲート耐圧が
向上する。
オーミック電極が形成されてもよい。この場合、リセス
構造によりソース抵抗が低減するとともにゲート耐圧が
向上する。
【0023】本発明に係る電界効果型半導体装置の製造
方法は、第1の半導体層上に、第2の半導体層、第2の
半導体層よりも小さなエッチングレートを有する第3の
半導体層、および第3の半導体層よりも大きなエッチン
グレートを有する第4の半導体層を順に形成する工程
と、第4の半導体層上に第1の開口部を有するマスクパ
ターンを形成する工程と、マスクパターンの第1の開口
部を通して第2の半導体層が露出するように第4の半導
体層および第3の半導体層をエッチングする工程と、マ
スクパターンをエッチングして第1の開口部よりも大き
な第2の開口部を形成する工程と、マスクパターンの第
2の開口部を通して第1の半導体層が露出するように第
2の半導体層をエッチングする工程と、マスクパターン
の第2の開口部内の第1の半導体層上にT型のゲート電
極を形成する工程とを備えたものである。
方法は、第1の半導体層上に、第2の半導体層、第2の
半導体層よりも小さなエッチングレートを有する第3の
半導体層、および第3の半導体層よりも大きなエッチン
グレートを有する第4の半導体層を順に形成する工程
と、第4の半導体層上に第1の開口部を有するマスクパ
ターンを形成する工程と、マスクパターンの第1の開口
部を通して第2の半導体層が露出するように第4の半導
体層および第3の半導体層をエッチングする工程と、マ
スクパターンをエッチングして第1の開口部よりも大き
な第2の開口部を形成する工程と、マスクパターンの第
2の開口部を通して第1の半導体層が露出するように第
2の半導体層をエッチングする工程と、マスクパターン
の第2の開口部内の第1の半導体層上にT型のゲート電
極を形成する工程とを備えたものである。
【0024】本発明に係る電界効果型半導体装置の製造
方法においては、第1の半導体層上に第2の半導体層、
第3の半導体層および第4の半導体層を順に形成する。
第2の半導体層および第4の半導体層のエッチングレー
トは第3の半導体層のエッチングレートよりも大きい。
そして、第4の半導体層上に第1の開口部を有するマス
クパターンを形成する。このマスクパターンの第1の開
口部を通して第2の半導体層が露出するように第4の半
導体層および第3の半導体層をエッチングする。これに
より、第4の半導体層および第3の半導体層にマスクパ
ターンの第1の開口部に相当する大きさの凹部が形成さ
れる。
方法においては、第1の半導体層上に第2の半導体層、
第3の半導体層および第4の半導体層を順に形成する。
第2の半導体層および第4の半導体層のエッチングレー
トは第3の半導体層のエッチングレートよりも大きい。
そして、第4の半導体層上に第1の開口部を有するマス
クパターンを形成する。このマスクパターンの第1の開
口部を通して第2の半導体層が露出するように第4の半
導体層および第3の半導体層をエッチングする。これに
より、第4の半導体層および第3の半導体層にマスクパ
ターンの第1の開口部に相当する大きさの凹部が形成さ
れる。
【0025】次に、マスクパターンをエッチングして第
1の開口部よりも大きな第2の開口部を形成する。この
マスクパターンの第2の開口部を通して第1の半導体層
が露出するように第2の半導体層をエッチングする。こ
のとき、第4の半導体層および第2の半導体層のエッチ
ングレートが第3の半導体層のエッチングレートよりも
大きいので、凹部内の第4の半導体層が横方向にエッチ
ングされるとともに第2の半導体層が深さ方向および横
方向にエッチングされる。一方、第3の半導体層は第2
の半導体層および第4の半導体層よりも小さなエッチン
グレートを有するので、第3の半導体層はほとんどエッ
チングされない。
1の開口部よりも大きな第2の開口部を形成する。この
マスクパターンの第2の開口部を通して第1の半導体層
が露出するように第2の半導体層をエッチングする。こ
のとき、第4の半導体層および第2の半導体層のエッチ
ングレートが第3の半導体層のエッチングレートよりも
大きいので、凹部内の第4の半導体層が横方向にエッチ
ングされるとともに第2の半導体層が深さ方向および横
方向にエッチングされる。一方、第3の半導体層は第2
の半導体層および第4の半導体層よりも小さなエッチン
グレートを有するので、第3の半導体層はほとんどエッ
チングされない。
【0026】その後、マスクパターンの第2の開口部内
の第1の半導体層上にT型のゲート電極を形成する。こ
のゲート電極の足部の寸法は凹部内の第3の半導体層の
側面で規定されるとともに、ゲート電極の傘部の寸法は
マスクパターンの第2の開口部により規定される。ま
た、第2の半導体層の側面とゲート電極の足部の側面と
の間に間隙が形成される。
の第1の半導体層上にT型のゲート電極を形成する。こ
のゲート電極の足部の寸法は凹部内の第3の半導体層の
側面で規定されるとともに、ゲート電極の傘部の寸法は
マスクパターンの第2の開口部により規定される。ま
た、第2の半導体層の側面とゲート電極の足部の側面と
の間に間隙が形成される。
【0027】このように、本発明に係る電界効果型半導
体装置の製造方法においては、第2の半導体層、第3の
半導体層および第4の半導体層によりリセス構造が形成
されるので、ソース抵抗の低減化およびゲート耐圧の向
上が図られる。またT型のゲート電極の傘部によりゲー
ト抵抗の低減化が図られる。さらに、ゲート電極の傘部
の下部に間隙が形成されるので、ゲート容量の低減が図
られる。したがって、素子特性が向上する。
体装置の製造方法においては、第2の半導体層、第3の
半導体層および第4の半導体層によりリセス構造が形成
されるので、ソース抵抗の低減化およびゲート耐圧の向
上が図られる。またT型のゲート電極の傘部によりゲー
ト抵抗の低減化が図られる。さらに、ゲート電極の傘部
の下部に間隙が形成されるので、ゲート容量の低減が図
られる。したがって、素子特性が向上する。
【0028】また、マスクパターンの第2の開口部の寸
法によりT型のゲート電極の傘部の寸法が規定されると
ともに、凹部内の第3の半導体層の側面によりゲート長
に相当するT型のゲート電極の足部の寸法が自己整合的
に規定される。したがって、T型のゲート電極を高精度
にかつ歩留りよく形成することが可能となる。
法によりT型のゲート電極の傘部の寸法が規定されると
ともに、凹部内の第3の半導体層の側面によりゲート長
に相当するT型のゲート電極の足部の寸法が自己整合的
に規定される。したがって、T型のゲート電極を高精度
にかつ歩留りよく形成することが可能となる。
【0029】ゲート電極を形成する工程は、マスクパタ
ーン上および第2の開口部内の第1の半導体層上に導電
性材料を形成する工程と、マスクパターン上の導電性材
料をマスクパターンとともに除去する工程とを含んでも
よい。
ーン上および第2の開口部内の第1の半導体層上に導電
性材料を形成する工程と、マスクパターン上の導電性材
料をマスクパターンとともに除去する工程とを含んでも
よい。
【0030】この場合、リフトオフ法により凹部内の第
1の半導体層上にT型のゲート電極が形成される。
1の半導体層上にT型のゲート電極が形成される。
【0031】本発明に係る電界効果型半導体装置の製造
方法は、第4の半導体層上に1対のオーミック電極を形
成する工程をさらに備えてもよい。この場合、リセス構
造によりソース抵抗が低減化するとともにゲート耐圧が
向上する。
方法は、第4の半導体層上に1対のオーミック電極を形
成する工程をさらに備えてもよい。この場合、リセス構
造によりソース抵抗が低減化するとともにゲート耐圧が
向上する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電界効果型半
導体装置の一例としてMESFETについて説明する。
導体装置の一例としてMESFETについて説明する。
【0033】図1は本発明の一実施例におけるFETの
模式的断面図である。図1において、GaAs基板1上
に、厚さ800nmのアンドープのGaAsバッファ層
2、厚さ10nmのアンドープのIn0.2 Ga0.8 As
層3、厚さ2nmのアンドープのAl0.22Ga0.78As
層4、厚さ35nmのn−Al0.22Ga0.78As層5、
厚さ20nmのn−GaAs層6、厚さ10nmのアン
ドープのAl0.22Ga0.78As層7、および厚さ50n
mのn−GaAs層8が順に積層されている。
模式的断面図である。図1において、GaAs基板1上
に、厚さ800nmのアンドープのGaAsバッファ層
2、厚さ10nmのアンドープのIn0.2 Ga0.8 As
層3、厚さ2nmのアンドープのAl0.22Ga0.78As
層4、厚さ35nmのn−Al0.22Ga0.78As層5、
厚さ20nmのn−GaAs層6、厚さ10nmのアン
ドープのAl0.22Ga0.78As層7、および厚さ50n
mのn−GaAs層8が順に積層されている。
【0034】なお、この場合のn型ドーパントとしては
Siが用いられ、n−Al0.22Ga 0.78As層5の電子
濃度は2×1018cm-3であり、n−GaAs層6およ
びn−GaAs層8の電子濃度は3×1018cm-3であ
る。
Siが用いられ、n−Al0.22Ga 0.78As層5の電子
濃度は2×1018cm-3であり、n−GaAs層6およ
びn−GaAs層8の電子濃度は3×1018cm-3であ
る。
【0035】n−GaAs層8、Al0.22Ga0.78As
層7およびn−GaAs層6の中央部の領域に、n−A
l0.22Ga0.78As層5が露出するように凹部(リセ
ス)が形成されている。
層7およびn−GaAs層6の中央部の領域に、n−A
l0.22Ga0.78As層5が露出するように凹部(リセ
ス)が形成されている。
【0036】以下、n−GaAs層6をn−GaAs第
1ドープ層6と呼び、Al0.22Ga 0.78As層7をAl
0.22Ga0.78Asサイドエッチング防止層7と呼び、n
−GaAs層8をn−GaAs第2ドープ層8と呼ぶ。
1ドープ層6と呼び、Al0.22Ga 0.78As層7をAl
0.22Ga0.78Asサイドエッチング防止層7と呼び、n
−GaAs層8をn−GaAs第2ドープ層8と呼ぶ。
【0037】Al0.22Ga0.78Asサイドエッチング防
止層7のエッチングレートは、n−GaAs第1ドープ
層6およびn−GaAs第2ドープ層8のエッチングレ
ートよりも小さい。
止層7のエッチングレートは、n−GaAs第1ドープ
層6およびn−GaAs第2ドープ層8のエッチングレ
ートよりも小さい。
【0038】凹部を挟んで1対のn−GaAs第2ドー
プ層8上にソース電極9およびドレイン電極10がそれ
ぞれ形成されている。ソース電極9およびドレイン電極
10はn−GaAs第2ドープ層8にオーミック接触し
ている。また、凹部内の露出したn−Al0.22Ga0.78
As層5上には、T型ゲート電極11が形成されてい
る。T型ゲート電極11はn−Al0.22Ga0.78As層
5にショットキ接触している。
プ層8上にソース電極9およびドレイン電極10がそれ
ぞれ形成されている。ソース電極9およびドレイン電極
10はn−GaAs第2ドープ層8にオーミック接触し
ている。また、凹部内の露出したn−Al0.22Ga0.78
As層5上には、T型ゲート電極11が形成されてい
る。T型ゲート電極11はn−Al0.22Ga0.78As層
5にショットキ接触している。
【0039】凹部内において、n−GaAs第1ドープ
層6の側面とT型ゲート電極11の足部(下層)110
の側面との間には空隙16が形成されている。また、A
l0. 22Ga0.78Asサイドエッチング防止層7の側面は
T型ゲート電極11の足部110の側面に接触してい
る。さらに、n−GaAs第2ドープ層8の側面はT型
ゲート電極11の傘部(上層)111の側面から離間
し、傘部111はAl0.22Ga0.78Asサイドエッチン
グ防止層7の上面に延びている。
層6の側面とT型ゲート電極11の足部(下層)110
の側面との間には空隙16が形成されている。また、A
l0. 22Ga0.78Asサイドエッチング防止層7の側面は
T型ゲート電極11の足部110の側面に接触してい
る。さらに、n−GaAs第2ドープ層8の側面はT型
ゲート電極11の傘部(上層)111の側面から離間
し、傘部111はAl0.22Ga0.78Asサイドエッチン
グ防止層7の上面に延びている。
【0040】図2および図3は図1のFETの製造方法
を示す模式的工程断面図である。以下、図2および図3
を参照しながら本実施例のFETの製造方法について説
明する。
を示す模式的工程断面図である。以下、図2および図3
を参照しながら本実施例のFETの製造方法について説
明する。
【0041】まず、図2(a)に示すように、GaAs
基板1上に、GaAsバッファ層2、In0.2 Ga0.8
As層3、Al0.22Ga0.78As層4、n−Al0.22G
a0. 78As層5、n−GaAs第1ドープ層6、Al
0.22Ga0.78Asサイドエッチング防止層7、およびn
−GaAs第2ドープ層8を順にエピタキシャル成長さ
せる。
基板1上に、GaAsバッファ層2、In0.2 Ga0.8
As層3、Al0.22Ga0.78As層4、n−Al0.22G
a0. 78As層5、n−GaAs第1ドープ層6、Al
0.22Ga0.78Asサイドエッチング防止層7、およびn
−GaAs第2ドープ層8を順にエピタキシャル成長さ
せる。
【0042】次に、n−GaAs第2ドープ層8上の所
定領域にフォトレジストを形成し、酒石酸系エッチャン
トを用いてエッチングを行い、メサパターン(台形状の
パターン;図示せず)を形成する。この後、フォトレジ
ストを除去する。
定領域にフォトレジストを形成し、酒石酸系エッチャン
トを用いてエッチングを行い、メサパターン(台形状の
パターン;図示せず)を形成する。この後、フォトレジ
ストを除去する。
【0043】続いて、n−GaAs第2ドープ層8上の
ソース電極形成領域およびドレイン電極形成領域に開口
部を有するフォトレジストを形成し、AuGe膜、Ni
膜およびAu膜を順に真空蒸着し、リフトオフ法により
フォトレジスト上のAuGe膜、Ni膜およびAu膜を
フォトレジストとともに除去し、ソース電極9およびド
レイン電極10を形成する。次いで、ソース電極9およ
びドレイン電極10を400℃で2分間熱処理し、合金
化を行う。
ソース電極形成領域およびドレイン電極形成領域に開口
部を有するフォトレジストを形成し、AuGe膜、Ni
膜およびAu膜を順に真空蒸着し、リフトオフ法により
フォトレジスト上のAuGe膜、Ni膜およびAu膜を
フォトレジストとともに除去し、ソース電極9およびド
レイン電極10を形成する。次いで、ソース電極9およ
びドレイン電極10を400℃で2分間熱処理し、合金
化を行う。
【0044】次に、図2(b)に示すように、n−Ga
As第2ドープ層8上のゲート電極形成領域に幅W1の
開口部13を有するフォトレジスト12を形成し、BC
l2およびSF6 の混合ガスを用いたRIE法により、
n−GaAs第1ドープ層8およびAl0.22Ga0.78A
sサイドエッチング防止層7をエッチングする。エッチ
ング条件としては、BCl2 の流量を20sccmと
し、SF6 の流量を10sccmとし、圧力を100m
Torrとし、高周波電力を75Wとし、エッチング時
間を30秒とする。この場合、n−GaAs第2ドープ
層8およびAl0. 22Ga0.78Asサイドエッチング防止
層7は深さ方向にエッチングされる。
As第2ドープ層8上のゲート電極形成領域に幅W1の
開口部13を有するフォトレジスト12を形成し、BC
l2およびSF6 の混合ガスを用いたRIE法により、
n−GaAs第1ドープ層8およびAl0.22Ga0.78A
sサイドエッチング防止層7をエッチングする。エッチ
ング条件としては、BCl2 の流量を20sccmと
し、SF6 の流量を10sccmとし、圧力を100m
Torrとし、高周波電力を75Wとし、エッチング時
間を30秒とする。この場合、n−GaAs第2ドープ
層8およびAl0. 22Ga0.78Asサイドエッチング防止
層7は深さ方向にエッチングされる。
【0045】本実施例では、開口部13の幅W1を0.
5μmとする。この場合、Al0.22Ga0.78Asサイド
エッチング防止層7の凹部の寸法が後の工程で形成され
るT型ゲート電極の足部の寸法を規定する。
5μmとする。この場合、Al0.22Ga0.78Asサイド
エッチング防止層7の凹部の寸法が後の工程で形成され
るT型ゲート電極の足部の寸法を規定する。
【0046】続いて、図2(c)に示すように、O2 を
用いたプラズマエッチングによりフォトレジスト12の
開口部13を拡大し、幅W2の開口部13aを形成す
る。本実施例では、エッチング量を0.6μmとする。
したがって、開口部13aの幅W2は1.7μmとな
る。このフォトレジストの開口部13aの幅W2が後の
工程で形成されるT型ゲート電極の傘部の寸法を規定す
る。
用いたプラズマエッチングによりフォトレジスト12の
開口部13を拡大し、幅W2の開口部13aを形成す
る。本実施例では、エッチング量を0.6μmとする。
したがって、開口部13aの幅W2は1.7μmとな
る。このフォトレジストの開口部13aの幅W2が後の
工程で形成されるT型ゲート電極の傘部の寸法を規定す
る。
【0047】次に、図3(d)に示すように、クエン酸
系エッチャント(クエン酸:過酸化水素=2:1)を用
いて、n−GaAs第2ドープ層8、Al0.22Ga0.78
Asサイドエッチング防止層7およびn−GaAs第1
ドープ層6をエッチングする。エッチング時間は2分で
ある。この場合、GaAsのエッチングレートはAl
0.22Ga0.78Asのエッチングレートに比べて大きく、
GaAsとAl0.22Ga 0.78Asとのエッチング選択比
は100程度である。したがって、n−GaAs第2ド
ープ層8およびn−GaAs第1ドープ層6は深さ方向
にエッチングされるとともに横方向にもサイドエッチン
グされる。これに対して、Al0.22Ga0. 78Asサイド
エッチング防止層7はほとんどエッチングされない。
系エッチャント(クエン酸:過酸化水素=2:1)を用
いて、n−GaAs第2ドープ層8、Al0.22Ga0.78
Asサイドエッチング防止層7およびn−GaAs第1
ドープ層6をエッチングする。エッチング時間は2分で
ある。この場合、GaAsのエッチングレートはAl
0.22Ga0.78Asのエッチングレートに比べて大きく、
GaAsとAl0.22Ga 0.78Asとのエッチング選択比
は100程度である。したがって、n−GaAs第2ド
ープ層8およびn−GaAs第1ドープ層6は深さ方向
にエッチングされるとともに横方向にもサイドエッチン
グされる。これに対して、Al0.22Ga0. 78Asサイド
エッチング防止層7はほとんどエッチングされない。
【0048】続いて、図3(e)に示すように、フォト
レジスト12上および開口部13a内のAl0.22Ga
0.78As層5上に、Ti膜、Pd膜およびAu膜を真空
蒸着することによりゲート電極層11aを形成し、リフ
トオフ法によりフォトレジスト12上のゲート電極層1
1aをフォトレジスト12とともに除去し、図4(f)
に示すようなT型ゲート電極11を形成する。
レジスト12上および開口部13a内のAl0.22Ga
0.78As層5上に、Ti膜、Pd膜およびAu膜を真空
蒸着することによりゲート電極層11aを形成し、リフ
トオフ法によりフォトレジスト12上のゲート電極層1
1aをフォトレジスト12とともに除去し、図4(f)
に示すようなT型ゲート電極11を形成する。
【0049】ここで、T型ゲート電極11の足部110
の寸法S1はAl0.22Ga0.78Asサイドエッチング防
止層7間の間隔により規定され、本実施例では0.5μ
mとなる。また、T型ゲート電極11の傘部111の寸
法S2はフォトレジスト12の開口部13aの幅W2に
より規定され、本実施例では1.7μmとなる。
の寸法S1はAl0.22Ga0.78Asサイドエッチング防
止層7間の間隔により規定され、本実施例では0.5μ
mとなる。また、T型ゲート電極11の傘部111の寸
法S2はフォトレジスト12の開口部13aの幅W2に
より規定され、本実施例では1.7μmとなる。
【0050】本実施例のFETにおいては、図1に示す
ように、n−GaAs第1ドープ層6、Al0.22Ga
0.78Asサイドエッチング防止層7およびn−GaAs
第2ドープ層8によりリセス構造が形成されるので、ソ
ース抵抗の低減化およびゲート耐圧の向上が図られる。
また、T型ゲート電極11の傘部111によりゲート抵
抗の低減化が図られる。さらに、T型ゲート電極11の
傘部111の下部にn−GaAs第1ドープ層6が存在
せず空隙16が形成されるので、ゲート容量が低減され
る。したがって、素子特性が向上する。
ように、n−GaAs第1ドープ層6、Al0.22Ga
0.78Asサイドエッチング防止層7およびn−GaAs
第2ドープ層8によりリセス構造が形成されるので、ソ
ース抵抗の低減化およびゲート耐圧の向上が図られる。
また、T型ゲート電極11の傘部111によりゲート抵
抗の低減化が図られる。さらに、T型ゲート電極11の
傘部111の下部にn−GaAs第1ドープ層6が存在
せず空隙16が形成されるので、ゲート容量が低減され
る。したがって、素子特性が向上する。
【0051】また、フォトレジスト12の開口部13a
の幅W2によりT型ゲート電極11の傘部111の寸法
S2が規定されるとともに、Al0.22Ga0.78Asサイ
ドエッチング防止層7によりT型ゲート電極11の足部
110の寸法S1がセルフアライン(自己整合的)に規
定される。T型ゲート電極11の足部110の寸法S1
がゲート長に相当する。したがって、T型ゲート電極1
1を高精度にかつ歩留りよく形成することが可能とな
る。
の幅W2によりT型ゲート電極11の傘部111の寸法
S2が規定されるとともに、Al0.22Ga0.78Asサイ
ドエッチング防止層7によりT型ゲート電極11の足部
110の寸法S1がセルフアライン(自己整合的)に規
定される。T型ゲート電極11の足部110の寸法S1
がゲート長に相当する。したがって、T型ゲート電極1
1を高精度にかつ歩留りよく形成することが可能とな
る。
【0052】図1〜図3に示した本実施例のFETおよ
び図4および図5に示した従来のFETを作製し、T型
ゲート電極11,30の傘部の下方におけるゲート容量
Cgsを測定した。その測定結果を表1に示す。
び図4および図5に示した従来のFETを作製し、T型
ゲート電極11,30の傘部の下方におけるゲート容量
Cgsを測定した。その測定結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】表1に示すように、本実施例のFETで
は、ゲート電極11の傘部の下方におけるゲート容量C
gsが従来のFETのゲート電極30の傘部の下方にお
けるゲート容量Cgsの約10%に低減した。
は、ゲート電極11の傘部の下方におけるゲート容量C
gsが従来のFETのゲート電極30の傘部の下方にお
けるゲート容量Cgsの約10%に低減した。
【0055】なお、上記実施例のFETでは、サイドエ
ッチング防止層7としてアンドープのAl0.22Ga0.78
As層を用いているが、低濃度にドープされたn−Al
0.22Ga0.78As層を用いてもよい。
ッチング防止層7としてアンドープのAl0.22Ga0.78
As層を用いているが、低濃度にドープされたn−Al
0.22Ga0.78As層を用いてもよい。
【0056】また、上記実施例のFETでは、第2ドー
プ層8のサイドエッチング量が第1ドープ層6のサイド
エッチング量よりも大きくなっているが、第2ドープ層
8のサイドエッチング量と第1ドープ層6のサイドエッ
チング量が等しくてもよく、あるいは第2ドープ層8の
サイドエッチング量が第1ドープ層6のサイドエッチン
グ量よりも小さくてもよい。
プ層8のサイドエッチング量が第1ドープ層6のサイド
エッチング量よりも大きくなっているが、第2ドープ層
8のサイドエッチング量と第1ドープ層6のサイドエッ
チング量が等しくてもよく、あるいは第2ドープ層8の
サイドエッチング量が第1ドープ層6のサイドエッチン
グ量よりも小さくてもよい。
【0057】また、上記のFETにおいては、第1ドー
プ層6/サイドエッチング防止層7/第2ドープ層8の
材料として、GaAs/Al0.22Ga0.78As/GaA
sの組み合わせを用いているが、第1ドープ層6/サイ
ドエッチング防止層7/第2ドープ層8の材料の組み合
わせはこれ以外であってもよい。この場合、第1ドープ
層6および第2ドープ層8のエッチングレートがサイド
エッチング防止層7のエッチングレートよりも大きくな
る組み合わせを選択する。例えば、GaAs、In0.2
Ga0.8 As、Al0.22Ga0.78As、In0.49Ga
0.51P、In0.52Al0.48AsおよびInPから構成さ
れる材料群のうち、第1および第2ドープ層6,8とサ
イドエッチング防止層7とのエッチングレートの比、す
なわちエッチング選択比が大きくなる材料を組み合わせ
てもよい。この場合、エッチングレートの大きな材料に
より第1および第2のドープ層6,8を構成するととも
に、エッチングレートの小さな材料によりサイドエッチ
ング防止層7を構成する。これらの材料のクエン酸系エ
ッチャントに対するエッチングレートを表2に示す。
プ層6/サイドエッチング防止層7/第2ドープ層8の
材料として、GaAs/Al0.22Ga0.78As/GaA
sの組み合わせを用いているが、第1ドープ層6/サイ
ドエッチング防止層7/第2ドープ層8の材料の組み合
わせはこれ以外であってもよい。この場合、第1ドープ
層6および第2ドープ層8のエッチングレートがサイド
エッチング防止層7のエッチングレートよりも大きくな
る組み合わせを選択する。例えば、GaAs、In0.2
Ga0.8 As、Al0.22Ga0.78As、In0.49Ga
0.51P、In0.52Al0.48AsおよびInPから構成さ
れる材料群のうち、第1および第2ドープ層6,8とサ
イドエッチング防止層7とのエッチングレートの比、す
なわちエッチング選択比が大きくなる材料を組み合わせ
てもよい。この場合、エッチングレートの大きな材料に
より第1および第2のドープ層6,8を構成するととも
に、エッチングレートの小さな材料によりサイドエッチ
ング防止層7を構成する。これらの材料のクエン酸系エ
ッチャントに対するエッチングレートを表2に示す。
【0058】
【表2】
【0059】表2に示すように、エッチング選択比の大
きな材料の組み合わせは、例えばGaAsとAl0.22G
a0.78As、GaAsとIn0.49Ga0.51P、In0.2
Ga 0.8 AsとAl0.22Ga0.78As、In0.2 Ga
0.8 AsとIn0.52Al0.48As、およびIn0.53Ga
0.47AsとInPであり、各々の組み合わせにおけるエ
ッチング選択比はそれぞれ100、400、100、1
00および500である。
きな材料の組み合わせは、例えばGaAsとAl0.22G
a0.78As、GaAsとIn0.49Ga0.51P、In0.2
Ga 0.8 AsとAl0.22Ga0.78As、In0.2 Ga
0.8 AsとIn0.52Al0.48As、およびIn0.53Ga
0.47AsとInPであり、各々の組み合わせにおけるエ
ッチング選択比はそれぞれ100、400、100、1
00および500である。
【0060】GaAs基板上に形成する第1ドープ層6
/サイドエッチング防止層7/第2ドープ層8の材料の
組み合わせがGaAs/AlGaAs/GaAsまたは
GaAs/InGaP/GaAsである場合と、InP
基板上に形成する第1ドープ層6/サイドエッチング防
止層7/第2ドープ層8の材料の組み合わせがInGa
As/InAlAs/InGaAsまたはInGaAs
/InP/InGaAsである場合とにおいては、基板
と各半導体層とが格子整合するため、各半導体層の膜厚
に対する制限がない。したがって、このような材料系を
第1ドープ層6/サイドエッチング防止層7/第2ドー
プ層8の材料として用いることが好ましい。
/サイドエッチング防止層7/第2ドープ層8の材料の
組み合わせがGaAs/AlGaAs/GaAsまたは
GaAs/InGaP/GaAsである場合と、InP
基板上に形成する第1ドープ層6/サイドエッチング防
止層7/第2ドープ層8の材料の組み合わせがInGa
As/InAlAs/InGaAsまたはInGaAs
/InP/InGaAsである場合とにおいては、基板
と各半導体層とが格子整合するため、各半導体層の膜厚
に対する制限がない。したがって、このような材料系を
第1ドープ層6/サイドエッチング防止層7/第2ドー
プ層8の材料として用いることが好ましい。
【0061】また、第1ドープ層6の材料と第2ドープ
層8の材料とが異なってもよい。例えば、第1ドープ層
6/サイドエッチング防止層7/第2ドープ層8の材料
の組み合わせがGaAs/AlGaAs/InGaAs
であってもよい。
層8の材料とが異なってもよい。例えば、第1ドープ層
6/サイドエッチング防止層7/第2ドープ層8の材料
の組み合わせがGaAs/AlGaAs/InGaAs
であってもよい。
【0062】なお、上記実施例の製造方法では、第1ド
ープ層6、サイドエッチング防止層7および第2ドープ
層8のエッチングにクエン酸系エッチャントを用いてい
るが、第1および第2ドープ層6,8のエッチングレー
トがサイドエッチング防止層7のエッチングレートより
も大きくなる場合には、他のエッチャントを用いてもよ
く、ドライエッチングを用いてもよい。
ープ層6、サイドエッチング防止層7および第2ドープ
層8のエッチングにクエン酸系エッチャントを用いてい
るが、第1および第2ドープ層6,8のエッチングレー
トがサイドエッチング防止層7のエッチングレートより
も大きくなる場合には、他のエッチャントを用いてもよ
く、ドライエッチングを用いてもよい。
【0063】また、上記実施例においては、本発明をシ
ングルヘテロ構造を有するFETに適用した場合につい
て説明したが、これ以外にも、本発明は、ダブルヘテロ
構造またはTMT(Two-Mode channel Transistor)構造
を有する電界効果型半導体装置に適用することも可能で
ある。
ングルヘテロ構造を有するFETに適用した場合につい
て説明したが、これ以外にも、本発明は、ダブルヘテロ
構造またはTMT(Two-Mode channel Transistor)構造
を有する電界効果型半導体装置に適用することも可能で
ある。
【図1】本発明の一実施例におけるFETの製造方法を
示す模式的断面図である。
示す模式的断面図である。
【図2】本発明の一実施例におけるFETの製造方法を
示す模式的工程断面図である。
示す模式的工程断面図である。
【図3】本発明の一実施例におけるFETの製造方法を
示す模式的工程断面図である。
示す模式的工程断面図である。
【図4】従来のFETの製造方法を示す模式的工程断面
図である。
図である。
【図5】従来のFETの製造方法を示す模式的工程断面
図である。
図である。
1 GaAs基板 2 GaAsバッファ層 3 In0.2 Ga0.8 As層 4 Al0.22Ga0.78As層 5 n−Al0.22Ga0.78As層 6 n−GaAs第1ドープ層 7 Al0.22Ga0.78Asサイドエッチング防止層 8 n−GaAs第2ドープ層 9 ソース電極 10 ドレイン電極 11 T型ゲート電極 110 足部 111 傘部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/306 H01L 21/306 B 21/308 S 29/778 29/80 H Fターム(参考) 4M104 AA04 AA05 BB11 BB14 CC01 CC03 DD08 DD10 DD34 DD68 DD78 FF07 FF27 FF28 GG12 5F004 AA03 BA04 BB13 DA11 DA18 DA26 DB19 DB20 DB21 DB26 EA09 EA10 EA17 EA23 EA28 EB02 5F043 AA14 BB07 DD15 DD20 FF01 FF02 GG10 5F102 FA01 FA03 GB01 GC01 GD01 GJ05 GJ06 GK05 GL04 GM06 GN05 GN06 GN08 GQ01 GQ03 GR04 GR10 GS02 GS04 GT03 HB02 HB05 HB07 HC17 HC19
Claims (7)
- 【請求項1】 第1の半導体層上に第2の半導体層、第
3の半導体層および第4の半導体層が順に形成され、前
記第4の半導体層、前記第3の半導体層および前記第2
の半導体層に前記第1の半導体層が露出するように凹部
が形成され、前記凹部内の前記第1の半導体層上に傘部
および足部からなるT型のゲート電極が形成され、前記
凹部内で前記第2の半導体層の側面と前記ゲート電極の
足部の側面との間に間隙が形成され、前記凹部内で前記
第3の半導体層の側面が前記ゲート電極の足部の側面に
接し、前記ゲート電極の傘部が前記第3の半導体層の上
面に延びたことを特徴とする電界効果型半導体装置。 - 【請求項2】 前記第2の半導体層および前記第4の半
導体層は前記第3の半導体層よりも大きなエッチングレ
ートを有することを特徴とする請求項1記載の電界効果
型半導体装置。 - 【請求項3】 前記第2、第3および第4の半導体層を
構成する材料は、GaAs、InGaAs、AlGaA
s、InAlAs、InGaPおよびInPよりなる材
料群から選択された2つまたは3つの材料であることを
特徴とする請求項2記載の電界効果型半導体装置。 - 【請求項4】 前記凹部を挟んで対向する前記第4の半
導体層上にオーミック電極が形成されたことを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の電界効果型半導体装
置。 - 【請求項5】 第1の半導体層上に第2の半導体層、前
記第2の半導体層よりも小さなエッチングレートを有す
る第3の半導体層、および前記第3の半導体層よりも大
きなエッチングレートを有する第4の半導体層を順に形
成する工程と、 前記第4の半導体層上に第1の開口部を有するマスクパ
ターンを形成する工程と、 前記マスクパターンの前記第1の開口部を通して前記第
2の半導体層が露出するように前記第4の半導体層およ
び前記第3の半導体層をエッチングする工程と、 前記マスクパターンをエッチングして前記第1の開口部
よりも大きな第2の開口部を形成する工程と、 前記マスクパターンの前記第2の開口部を通して前記第
1の半導体層が露出するように前記第2の半導体層をエ
ッチングする工程と、 前記マスクパターンの前記第2の開口部内の前記第1の
半導体層上にT型のゲート電極を形成する工程とを備え
たことを特徴とする電界効果型半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記ゲート電極を形成する工程は、 前記マスクパターン上および前記第2の開口部内の前記
第1の半導体層上に導電性材料を形成する工程と、 前記マスクパターン上の前記導電性材料を前記マスクパ
ターンとともに除去する工程とを含むことを特徴とする
請求項5記載の電界効果型半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記第4の半導体層上に1対のオーミッ
ク電極を形成する工程をさらに備えたことを特徴とする
請求項5または6記載の電界効果型半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11026649A JP2000223504A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 電界効果型半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11026649A JP2000223504A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 電界効果型半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000223504A true JP2000223504A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12199298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11026649A Pending JP2000223504A (ja) | 1999-02-03 | 1999-02-03 | 電界効果型半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000223504A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100400718B1 (ko) * | 2002-02-01 | 2003-10-08 | 한국전자통신연구원 | 티(t)형 게이트 형성 방법 |
| JP2006196764A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置 |
| JP2006324514A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2014183282A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Fujitsu Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP5695246B1 (ja) * | 2014-03-27 | 2015-04-01 | 日本電信電話株式会社 | 電界効果型トランジスタ及び電界効果型トランジスタの製造方法 |
| CN105448713A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-30 | 中国电子科技集团公司第五十五研究所 | 一种真空空洞栅结构赝配高电子迁移率晶体管制作方法 |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP11026649A patent/JP2000223504A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100400718B1 (ko) * | 2002-02-01 | 2003-10-08 | 한국전자통신연구원 | 티(t)형 게이트 형성 방법 |
| JP2006196764A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置 |
| JP2006324514A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2014183282A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Fujitsu Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP5695246B1 (ja) * | 2014-03-27 | 2015-04-01 | 日本電信電話株式会社 | 電界効果型トランジスタ及び電界効果型トランジスタの製造方法 |
| CN105448713A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-30 | 中国电子科技集团公司第五十五研究所 | 一种真空空洞栅结构赝配高电子迁移率晶体管制作方法 |
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