JP2000224409A - 電子透かし生成装置、電子透かし生成方法および記憶媒体 - Google Patents

電子透かし生成装置、電子透かし生成方法および記憶媒体

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JP2000224409A JP11025111A JP2511199A JP2000224409A JP 2000224409 A JP2000224409 A JP 2000224409A JP 11025111 A JP11025111 A JP 11025111A JP 2511199 A JP2511199 A JP 2511199A JP 2000224409 A JP2000224409 A JP 2000224409A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オリジナルのデジタルデータの作成中に、重
要度の高いと判断されるデータ中の部位が存在するよう
な状況において、適当と判断する箇所に設計者が電子透
かしを自ら設定できるようにする。 【解決手段】 電子透かしとして付加する情報を設定し
て入力する入力手段16、18と、上記電子透かしの領
域データを設定して作成する領域データ作成手段10、
11、12と、上記電子透かしを施すデジタルデータを
表示・再生する第1の表示・再生手段17と、上記電子
透かしを上記デジタルデータに付加する電子透かし付加
手段10、11、12と、上記電子透かしが付加された
デジタルデータを表示・再生する第2の表示・再生手段
17とを設け、デジタルデータ中にある特定の領域に電
子透かしを設定できるようにすることにより、著作物の
改竄による権利侵害を良好に防止できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子透かし生成装
置、電子透かし生成方法および電子透かし生成プログラ
ムを記録した記憶媒体に関し、特に、著作者の権利を示
し、著作物の改ざんによる権利侵害を検知し、それら著
作物およびその印刷物などの正当性を証明する隠蔽され
た信号を送信するために、画像・動画・音声およびそれ
らが組み合わされたマルチメディアデータ、あるいはそ
れらを出力する印刷物等に適用される電子透かし、ある
いはデジタル透かしに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子透かしをデジタルデータに適
用する場合には、一般的な画像、あるいは動画・音声デ
ータなどの形態をとるデジタルデータに、電子透かし情
報を後から二次的に付加するようにしていた。このた
め、データ作成者がオリジナルとなるデジタルデータを
作成しているときに、その領域や、透かしに付加すべき
情報を任意に指定することができなかった。
【0003】また、従来の電子透かしは、既にできあが
ったデジタルデータに対して不変の情報を固定的に付加
するものであり、データ利用時に随時変化する情報部分
に対し、その状況に応じた電子透かし情報をダイナミッ
クに付加するという処理については考慮されていなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来はデ
ジタルデータ中にある特定の領域に電子透かしを設定す
る方法を提供することによって、重要度の高いと判断さ
れるデータ中の部位が存在するような状況において、オ
リジナルのデジタルデータの作成中に、設計者が選択的
に適当と判断する箇所に自ら電子透かしを設定すること
ができない問題があった。
【0005】また、デジタルデータ作成後に、そのデジ
タルデータが利用される状況下で適切な電子透かしを自
動的に随時生成して上記デジタルデータに付加するよう
な設定を自由に行うことができない問題があった。
【0006】本発明は上述の問題点にかんがみ、オリジ
ナルのデジタルデータの作成中に、重要度の高いと判断
されるデータ中の部位が存在するような状況において、
設計者が適当と判断する任意の箇所に電子透かしを自ら
設定できるようにすることを第1の目的とする。また、
データが使用される状況に応じて適切な電子透かしを随
時生成してデジタルデータに付加できるようにすること
を第2の目的とする。また、後付けデータにより補完さ
れるフィールド部をも表示・再生できるようにして、デ
ータ作成後に、そのデジタルデータが使用される状況で
も電子透かしを生成してデータに付加できるようにする
ことを第3の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子透かし生成
装置は、電子透かしとして付加する情報、および上記電
子透かしの領域データを設定するとともに、上記電子透
かしを施すデジタルデータを表示・再生し、上記表示・
再生されたデジタルデータに上記電子透かしを付加し、
上記電子透かしが付加されたデジタルデータを表示・再
生することを特徴としている。また、本発明の電子透か
し生成装置の他の特徴とするところは、電子透かしを生
成する装置であって、上記電子透かしとして付加する情
報を設定して入力する入力手段と、上記電子透かしの領
域データを設定して作成する領域データ作成手段と、上
記電子透かしを施すデジタルデータを表示・再生する第
1の表示・再生手段と、上記電子透かしを上記デジタル
データに付加する電子透かし付加手段と、上記電子透か
しが付加されたデジタルデータを表示・再生する第2の
表示・再生手段とを有することを特徴としている。ま
た、本発明の電子透かし生成装置のその他の特徴とする
ところは、上記デジタルデータを表示・再生する第2の
表示・再生手段は、後付けデータにより補完されるフィ
ールド部をも表示・再生することを特徴としている。ま
た、本発明の電子透かし生成装置のその他の特徴とする
ところは、上記後付けデータにより補完されるフィール
ド部は、上記後付けデータの内容を元に電子透かし情報
を生成することを特徴としている。
【0008】本発明の電子透かし生成方法は、電子透か
しとして付加する情報、および上記電子透かしの領域デ
ータを設定するとともに、上記電子透かしを施すデジタ
ルデータを表示・再生し、上記表示・再生されたデジタ
ルデータに上記電子透かしを付加し、上記電子透かしが
付加されたデジタルデータを表示・再生することを特徴
としている。また、本発明の電子透かし生成方法の他の
特徴とするところは、電子透かしを生成する方法であっ
て、上記電子透かしとして付加する情報を設定して入力
するステップと、上記電子透かしの領域データを設定し
て作成するステップと、上記電子透かしを施すデジタル
データを表示・再生するステップと、上記電子透かしを
上記デジタルデータに付加するステップと、上記電子透
かしが付加されたデジタルデータを表示・再生するステ
ップとを行うことを特徴としている。また、本発明の電
子透かし生成方法のその他の特徴とするところは、上記
デジタルデータを表示・再生する第2の表示・再生ステ
ップは、後付けデータにより補完されるフィールド部を
も表示・再生することを特徴としている。また、本発明
の電子透かし生成方法のその他の特徴とするところは、
上記後付けデータにより補完されるフィールド部は、上
記後付けデータの内容を元に電子透かし情報を生成する
ことを特徴としている。
【0009】本発明の記憶媒体は、上記電子透かし生成
装置を構成する手段としてコンピュータを機能させるた
めのプログラムをコンピュータから読み出し可能に格納
したことを特徴としている。また、本発明の記憶媒体の
他の特徴とするところは、上記電子透かし生成方法の手
順をコンピュータに実行させるためのプログラムをコン
ピュータから読み出し可能に格納したことを特徴として
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら本発
明の電子透かし生成装置、電子透かし生成方法および電
子透かし生成プログラムを記録した記憶媒体の実施の形
態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある図形編集方式が適用される情報処理システムのハー
ドウェアの構成を表わすブロック図である。このシステ
ムは、CPU10による中央処理装置と、ROM11、
RAM12による主記憶装置、FDドライブ13やHD
ドライブ15などによる外部記憶装置、キーボード16
およびマウス18などポインティングデバイスによる入
力装置、CRTディスプレイ17などによる表示装置、
プリンタ19やプロッタによる印刷装置とそれらを結ぶ
システムバス20等からその主要部が構成されている。
【0011】本実施の形態の情報処理システムは、基本
I/Oプログラム、OSおよび図形編集プログラム等を
CPU10が実行することにより動作する。基本I/O
プログラムはROM11に書き込まれており、OSはH
D15に書き込まれている。そして、本制御装置の電源
がONされたときに、基本I/Oプログラム中のIPL
(イニシャルプログラムローディング)機能により、H
D15からRAM12にOSが読み込まれ、OSの動作
が開始される。
【0012】電子透かし生成プログラムは、図2に示さ
れる制御手順のフローチャートに基づいてプログラムコ
ード化されたものである。本実施の形態の場合は、本電
子透かし生成制御プログラムおよび関連データはFD1
4中に記録されており、その記録されている内容の一例
を図3に示す。
【0013】図3に示すように、上記媒体30(FD1
4)の記憶領域は、媒体のボリューム情報領域31、媒
体のディレクトリ情報領域32、制御プログラムの実行
ファイル領域33、制御プログラムの関連データファイ
ル領域34等に区画されている。
【0014】FD14に記録された電子透かし生成制御
プログラム及び関連データは、図1に示すようにFDド
ライブ13を通じて本処理システムにロードすることが
できる。このFD14をFDドライブ13にセットする
と、OSおよび基本I/Oプログラムの制御の下に本電
子透かし生成制御プログラムおよび関連データがFD1
4から読み出され、これがRAM12にロードされて動
作可能となる。
【0015】図4は、本実施の形態における電子透かし
生成制御プログラムがRAM12にロードされ実行可能
となった状態のメモリマップを示しており、媒体40の
記憶領域は基本I/Oプログラム41、OS42、制御
プログラム43、データエリア44、ワークエリア45
等に区画されている。
【0016】本実施の形態では、FD14から電子透か
し生成制御プログラム及び関連データをRAM12に直
接ロードして実行させる例を示したが、この例の他に、
FD14からプログラム及び関連データをHD15に一
旦格納(インストール)しておき、本プログラムを動作
させる際に、HD15からRAM12にロードするよう
にしてもよい。
【0017】また、本電子透かし生成制御プログラムを
記録する記憶媒体は、FD以外でもよく、例えばCD−
ROM、ICメモリカードなどであってもよい。さら
に、本プログラムをROM11に記録しておき、これを
メモリマップの一部をなすように構成し、CPU10で
直接実行することも可能である。
【0018】次に、画像データの作成を例にして、図面
を参照しながら本実施の形態の電子透かし生成方法を詳
細に説明する。画像データを作成する設計者(以後、単
に設計者)は、公知である画像作成処理ソフトウェアの
作成操手順に従って画像を作成するものとする。画像デ
ータを作成するとともに、設計者は、電子透かし図形
を、一般の図形作成と同様の手順に従って、画像上の任
意の場所に生成する。また、電子透かし図形には、べ一
スとなる画像データに電子透かしとして付加すべき情報
を設定できるものとする。
【0019】まず、設計者の入力操作に対し、それが電
子透かし図形の電子透かし情報設定を行うことを指示し
ているか、電子透かし図形作成を指示しているか、画像
データの表示を指示しているか、を判定する(ステップ
s01)。
【0020】ステップs01の判定の結果、入力が電子
透かし図形の電子透かし情報設定を指示するものである
と判定された場合には、図5に示すような表示装置上に
表示された領域から、電子透かしを付加する対象の画像
データに付加したい文字列などの情報を入力した上で、
その情報を、後に作成される電子透かし図形用の電子透
かし情報の既定値としてメモリ上のワークエリア45に
保存する(ステップs02)。
【0021】一方、ステップs01の判定の結果、入力
が電子透かし図形の作成を指示するものだと判定された
場合にはステップs03に進み、メモリ上のワークエリ
ア45に保存されている電子透かし図形に設定すべき電
子透かし情報を取得し、その後公知である矩形図形の作
成手順と類似の操作方法により、電子透かし図形データ
をメモリ上のデータエリア44に生成する(ステップs
04)。
【0022】また、ステップs01の判定の結果、入力
が画像データの表示を指示するものであると判定された
場合には、まず電子透かし図形が再表示すべき領域に含
まれているか否かを判定する。この判定を行うために、
メモリ上のデータエリア44から電子透かし図形の位置
を取得する(ステップs05)。
【0023】そして、再表示の領域と電子透かし図形の
領域とを比較し、電子透かし図形が再表示の領域に含ま
れているかどうかを判定する(ステップs06)。この
判定の結果、電子透かし図形が再表示の領域に含まれて
いないと判定された場合には、ステップs07に進んで
通常の画像表示処理を行う。
【0024】一方、ステップs06の判定の結果、電子
透かし図形が再表示の領域に含まれていると判定された
場合には、まず電子透かし図形の領域で描画をクリッピ
ングしたうえ(ステップs08)で、通常の画像表示処
理を行い(ステップs17)、さらにそのクリッピング
範囲に含まれている部分の画像データに関しては、いっ
たんメモリ上のワークエリア45にメモリ画像(図6)
として保存する(ステップs09)。
【0025】次に、その結果であるメモリ画像に対し
て、先のステップs02で保存した透かしの属性を情報
として付加する処理(電子透かしを繰り込む処理)を行
う。次に、メモリ上のワークエリア45に保存したメモ
リ画像(図6)を取得して、そのメモリ画像にメモリ上
のデータエリア44から取得したこの電子透かし図形の
電子透かし情報を付加する。この付加は、公知である電
子透かし付加方法により透かし込み画像(図7)を新た
に生成した上で、それをメモリ上のワークエリア45に
保存する(ステップs10)。
【0026】なお、図中ではこの透かし込み画像の例に
おいて、便宜上、上記電子透かしを可視の状態として図
形表現しているが、実際は電子透かしの性質から見て不
可視の状態にて付加されるのが望ましいことは言うまで
もない。
【0027】次に、こうして得られた画像(図7)を、
保存したメモリ上のワークエリア45から再度取得し、
電子透かし図形の位置を指定して表示装置に対応するメ
モリ領域に転送することでディスプレイ画面上の位置
に、図8に示すように表示する(ステップ11)。
【0028】なお、ここでの電子透かし図形は、上記の
実施の形態に示したような矩形領域だけでなく、多角形
や楕円、曲線などの他の図形であっても構わない。そう
すると、様々な図形型を電子透かしの領域の定義に利用
できることで、効率のよい電子透かしをより自由に生成
することが容易になる。
【0029】また、上記の表示に関わる処理において
は、あるメモリ領域にデータを転送する、という処理の
転送先を変更することで、作成したデータをイメージ画
像ファイルにして保存する処理にも簡単に対応すること
ができる。
【0030】また、複製の操作によって、アプリケーシ
ョン間で共通に利用できるメモリ領域(一般的にクリッ
プボードと呼ばれる)に画像をコピーする場合などにも
対応することができる。また、印刷デバイスに対する印
刷出力の処理に対応することができる。
【0031】さらに、以上の処理は、画像においてだけ
でなく、動画や音声、あるいはそれらが組み合わされた
マルチメディアデータについても同様に有効である。こ
れらのマルチメディアデータでも、通常時間軸などに沿
って可視化された画像上の操作によってデータに処理を
加えることが一般的であり、それぞれの処理系に従った
操作で画像に対する場合の電子透かし図形と同様に、マ
ルチメディアデータ上での電子透かしの領域を設定する
ことができる。
【0032】その上で、各データを再生する場合に、電
子透かしを設定された領域においては再生データに電子
透かし情報を付加して再生するルーチンは、画像の場合
と全く同様に構成することが可能である。
【0033】[第2の実施の形態]上述した第1の実施
の形態の電子透かしの生成方法に対して、この第2の実
施の形態においてはオリジナルデータの作成時には決定
しないデータ部分が存在するような場合を考える。
【0034】ここでは、帳票画像をその一例として説明
する。一般的に知られるように、帳票処理では帳票の一
部は空自領域となっており、その項目は実際にはプレビ
ュー表示あるいは印刷出力時にデータベースなどから数
値・文字列・画像などのデータを取得することで補完さ
れる。
【0035】そのような、空白領域を「フィールド」と
呼ぶ。このフィールドを構成するための図形要素を、以
後「フィールド図形」と呼ぶ。また、フィールドを補完
するためのデータを以後「後付けデータ」と呼ぶ。した
がって、設計者はデータ作成時においては、未だフィー
ルドの項目に対して、後付けデータを補完した最終的な
イメージ画像を入手することができない状況にある。
【0036】このようなフィールド図形が存在するデー
タをプレビュー表示、あるいは印刷する際には、第1の
実施の形態と同様の透かしの付加処理を行うのである
が、その際、第1の実施の形態の処理と異なるのは、ス
テップs07の処理である。
【0037】まず、通常の画像表示処理を行う際に、フ
ィールド図形が含まれていた場合、フィールド図形に後
付けデータを補完した形で表示することである。その
後、電子透かしデータを付加する処理を同様に行えば、
後付けデータを含めた形での画像データヘの透かしの付
加(繰り込み)が行なえる。
【0038】以上の処理は、画像データにおいてだけで
なく、動画データや音声データ、あるいはそれらが組み
合わされたマルチメディアデータについても同様に有効
である。すなわち、動画データや音声データにおいても
実際の再生時になんらかの付加情報が決定されるような
状況を考えればよい。
【0039】例えば、共有されるマルチメディア・デー
タベースから複数の情報提供者が全く同じオリジナルの
情報ソースを引き出し、そのソースデータに提供元を明
らかにする情報(情報提供者あるいは提供先の名前、そ
の他)などを電子透かし情報として付加して顧客に提供
する場合などを考えればよい。
【0040】[本実施の形態特有の効果]フィールド図
形が後付けデータで補完されて表示されるときに電子透
かし処理を行うことによって、オリジナルデータ作成時
には決定されない部分についても実際の運用表示時、あ
るいは印刷時などに電子透かし情報を付加することがで
きる。
【0041】[第3の実施の形態]上述した第2の実施
の形態の電子透かしの生成方法に対して、フィールド図
形自身がその後付けデータ内容を元に、透かしに付加す
る情報内容を自動生成する手段を付加することが考えら
れる。
【0042】例えば、文字列を印刷するフィールド図形
に文字列データが与えられて表示・印刷される時、その
文字列自体を電子透かし情報として、第2の実施の形態
のように処理することによって、文字列の内容が実際に
読み取れる画像データであるとともに、透かしによって
本来のデータの内容が付加され、データの内容の改ざん
防止がより強化された画像データを自動的に入手するこ
とができる。
【0043】本実施の形態においては、まず、第2の実
施の形態のフィールド図形に対して、表示装置上の図9
に示すような領域から透かし属性を設定できるものとす
る。この例では、文字列データがフィールドに後付けで
送られるものと仮定して、その文字列内容を電子透かし
情報に付加するか、あるいは自分で固定的に付加するべ
き文字列を自動的に設定できるという二つの設定方法を
設けた。
【0044】ここで設定された内容は、第1の実施の形
態と同様に、ここではフィールド図形の電子透かし情報
の既定値としてメモリ上のワークエリア45に格納さ
れ、作成されるフィールド図形の属性として使用される
ものとする。
【0045】そのような透かし属性を実際に設定された
フィールド図形の表示動作について説明する。画像の再
表示が要求された時、まず、再表示すべき領域にフィー
ルド図形が含まれているか否かを判定する。
【0046】そのために、主記憶装置上のメモリ上のデ
ータエリア44からフィールド図形の位置を取得する。
次に、再表示の領域と電子透かし図形の領域とを比較
し、フィールド図形が再表示の領域に含まれているかど
うかを判定する。
【0047】フィールド図形が再表示の領域に含まれて
いると判定されていた場合には、まず通常の画像表示処
理を行い、後付けデータで補完されたフィールド図形を
含むすべての画像データの描画を行った後、フィールド
図形の領域で描画をクリッピングし、その範囲に含まれ
ている部分の画像だけをいったん他のメモリ領域に画像
として生成する。これは、主記憶装置上のメモリ上のワ
ークエリア45に保存される。
【0048】次に、その結果である画像データに対し
て、メモリ上のデータエリア44から取得したフィール
ド図形の透かし属性を用い、第1の実施の形態と同様に
電子透かしを付加する処理を行う。
【0049】以上の処理は、画像データにおいてだけで
なく、動画データや音声データ、あるいはそれらが組み
合わされたマルチメディアデータについても同様に有効
である。なお、動画データおよび音声データにおいて
は、元データ自体が大きなデータ量となるため、その内
容そのままを電子透かし情報として使用することは現実
的ではない。ただし、そのことを否定するものではな
い。
【0050】しかし、実データとともにそのデータを代
表する値や文字情報などを一緒に取得し、適切に電子透
かし情報に使用することで同様の効果が期待できる。例
えば、製作者が独自のデータに対して、ある音楽や映像
の素材を重ね合わせて使用する場合など、重ね合わせて
得られたデジタルデータに対して素材として使用された
データに由来するタイトル名や権利者・購入者名などを
電子透かしとして挿入することが考えられる。その場
合、素材が違法に改変されることなく使用されているこ
とを証明することができる。
【0051】[本実施の形態に特有の効果]フィールド
図形に後付けデータと関連して与えられる情報を電子透
かし情報に付加することで、後付けデータとして与えら
れるデータ部分についての改竄をより有効的に防止する
ことができる。
【0052】(本発明の他の実施の形態)本発明は複数
の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース
機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに
適用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0053】また、上述した実施の形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、上記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するための
ソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも、本発明の範
疇に含まれる。
【0054】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、およびその
プログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体
は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶す
る記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0055】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の
共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にも
かかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれ
ることは言うまでもない。
【0056】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、オリジ
ナルのデジタルデータの作成中に、重要度が高いと判断
されるデータ中の部位が存在するような状況において、
設計者が適当と判断する箇所に電子透かしを自ら設定す
ることが可能となり、これにより、著作者の権利を明確
にすることが可能となり、著作物の改竄による権利侵害
を良好に防止することができる。また、本発明の他の特
徴によれば、後付けデータにより補完されるフィールド
部をも表示・再生できるようにしたので、データ作成後
に、そのデジタルデータが使用される状況でも電子透か
しを生成して上記データに付加することができる。ま
た、本発明のその他の特徴によれば、データが使用され
る状況に応じて適切な電子透かしを随時生成してデジタ
ルデータに付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、ハードウェアの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の電子透かし生成装置の動作
のフローチャートである。
【図3】記憶媒体に記録されている内容の構成の例を示
す図である。
【図4】実施の形態における実行可能状態での記憶領域
の構成例を示す図である。
【図5】実施の形態の電子透かし情報設定画面の一例を
示す図である。
【図6】実施の形態の画像データの例を示す図である。
【図7】実施の形態の電子透かし図形の付加状態のイメ
ージ画像例を示す図である。
【図8】実施の形態の電子透かし図形の表示状態のイメ
ージ画像例を示す図である。
【図9】第3の実施の形態の電子透かし図形の設定画面
の例を示す図である。
【符号の説明】
10 中央演算処理装置(CPU) 11 読取専用主記憶装置(ROM) 12 読み書き可能主記憶装置(RAM) 13 外部記憶装置(FDドライブ) 14 外部記憶媒体(FD) 15 外部記憶装置(HDドライブ) 16 入力装置(キーボード) 17 表示装置(ディスプレイ) 18 入力装置(マウス) 19 印刷装置 20 システムバス 30 媒体 31 媒体のボリューム情報領域 32 媒体のディレクトリ情報領域 33 制御プログラムの実行ファイル領域 34 制御プログラムの関連データファイル領域 40 記憶領域 41 基本1/0プログラム領域 42 OS領域 43 制鈎プログラム領域 44 データエリア 45 ワークエリア

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子透かしとして付加する情報、および
    上記電子透かしの領域データを設定するとともに、上記
    電子透かしを施すデジタルデータを表示・再生し、上記
    表示・再生されたデジタルデータに上記電子透かしを付
    加し、次いで、上記電子透かしが付加されたデジタルデ
    ータを表示・再生することを特徴とする電子透かし生成
    装置。
  2. 【請求項2】 電子透かしを生成する装置であって、 上記電子透かしとして付加する情報を設定して入力する
    入力手段と、 上記電子透かしの領域データを設定して作成する領域デ
    ータ作成手段と、 上記電子透かしを施すデジタルデータを表示・再生する
    第1の表示・再生手段と、 上記電子透かしを上記デジタルデータに付加する電子透
    かし付加手段と、 上記電子透かしが付加されたデジタルデータを表示・再
    生する第2の表示・再生手段とを有することを特徴とす
    る電子透かし生成装置。
  3. 【請求項3】 上記デジタルデータを表示・再生する第
    2の表示・再生手段は、後付けデータにより補完される
    フィールド部をも表示・再生することを特徴とする請求
    項2に記載の電子透かし生成装置。
  4. 【請求項4】 上記後付けデータにより補完されるフィ
    ールド部は、上記後付けデータの内容を元に電子透かし
    情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の電子
    透かし生成装置。
  5. 【請求項5】 電子透かしとして付加する情報、および
    上記電子透かしの領域データを設定するとともに、上記
    電子透かしを施すデジタルデータを表示・再生し、上記
    表示・再生されたデジタルデータに上記電子透かしを付
    加し、次いで、上記電子透かしが付加されたデジタルデ
    ータを表示・再生することを特徴とする電子透かし生成
    方法。
  6. 【請求項6】 電子透かしを生成する方法であって、 上記電子透かしとして付加する情報を設定して入力する
    ステップと、 上記電子透かしの領域データを設定して作成するステッ
    プと、 上記電子透かしを施すデジタルデータを表示・再生する
    ステップと、 上記電子透かしを上記デジタルデータに付加するステッ
    プと、 上記電子透かしが付加されたデジタルデータを表示・再
    生するステップとを行うことを特徴とする電子透かし生
    成方法。
  7. 【請求項7】 上記電子透かしが付加されたデジタルデ
    ータを表示・再生するステップは、後付けデータにより
    補完されるフィールド部をも表示・再生することを特徴
    とする請求項7に記載の電子透かし生成方法。
  8. 【請求項8】 上記後付けデータにより補完されるフィ
    ールド部は、上記後付けデータの内容を元に電子透かし
    情報を生成することを特徴とする請求項6に記載の電子
    透かし生成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4に記載の電子透かし生成装
    置を構成する手段としてコンピュータを機能させるため
    のプログラムをコンピュータから読み出し可能に格納し
    たことを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 請求項5〜8の何れか1項に記載の電
    子透かし生成方法の手順をコンピュータに実行させるた
    めのプログラムをコンピュータから読み出し可能に格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
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