JP2000224593A - フレーム補間方法および装置およびこの方法を記録した記録媒体 - Google Patents
フレーム補間方法および装置およびこの方法を記録した記録媒体Info
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- JP2000224593A JP2000224593A JP1928799A JP1928799A JP2000224593A JP 2000224593 A JP2000224593 A JP 2000224593A JP 1928799 A JP1928799 A JP 1928799A JP 1928799 A JP1928799 A JP 1928799A JP 2000224593 A JP2000224593 A JP 2000224593A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 動きの異なる複数被写体によって実際と異な
る画像の補間フレームが生成されない補償予測符号化・
復号を簡単な補間方法及び装置で実現する。 【解決手段】 まず領域分割部110により、復号対象
小ブロックの動き補償フレーム間差分絶対値を画素毎に
閾値と比較し、閾値より小さい画素の第1の領域と大き
い画素の第2の領域に分割する。補間値演算部116は
第1の領域の画素値と参照ブロック中の対応画素値を平
均して補間フレームを構成する。補間値演算部117
は、第2の領域の復号対象フレームでの遮蔽・出現を判
定し、復号対象ブロック又は参照ブロックの対応領域の
一方を基準領域とし、基準領域が属しないフレームを再
探索参照フレームとする。次いで基準領域と再探索参照
フレーム間で求めた第2の動きベクトルの1/2から定
まる再探索参照フレームの画素値を補間フレームの第2
の領域にコピーして補間フレームを構成する。
る画像の補間フレームが生成されない補償予測符号化・
復号を簡単な補間方法及び装置で実現する。 【解決手段】 まず領域分割部110により、復号対象
小ブロックの動き補償フレーム間差分絶対値を画素毎に
閾値と比較し、閾値より小さい画素の第1の領域と大き
い画素の第2の領域に分割する。補間値演算部116は
第1の領域の画素値と参照ブロック中の対応画素値を平
均して補間フレームを構成する。補間値演算部117
は、第2の領域の復号対象フレームでの遮蔽・出現を判
定し、復号対象ブロック又は参照ブロックの対応領域の
一方を基準領域とし、基準領域が属しないフレームを再
探索参照フレームとする。次いで基準領域と再探索参照
フレーム間で求めた第2の動きベクトルの1/2から定
まる再探索参照フレームの画素値を補間フレームの第2
の領域にコピーして補間フレームを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化された動画
像信号を再生するにあたって符号化されていないフレー
ムを効率的に補間して、時間あたりの表示フレーム数を
増大させることを目的とした、フレーム補間方法および
装置に関するものである。
像信号を再生するにあたって符号化されていないフレー
ムを効率的に補間して、時間あたりの表示フレーム数を
増大させることを目的とした、フレーム補間方法および
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画像の符号化においては、時間方向の
相関性の高さを利用した動き補償予測符号化がよく用い
られる。動き補償予測符号化においては、符号化対象フ
レームを小ブロックに分割して、各符号化対象小ブロッ
クに対し、すでに復号済みのフレームから最も類似する
ブロックを検出し、その差分信号を量子化・符号化する
ものである。このとき、類似ブロックが符号化対象小ブ
ロックに対して空間的にどれだけずれているかを示す信
号を、動きベクトルとして符号化する。動きベクトルは
各小ブロックごとに求める。
相関性の高さを利用した動き補償予測符号化がよく用い
られる。動き補償予測符号化においては、符号化対象フ
レームを小ブロックに分割して、各符号化対象小ブロッ
クに対し、すでに復号済みのフレームから最も類似する
ブロックを検出し、その差分信号を量子化・符号化する
ものである。このとき、類似ブロックが符号化対象小ブ
ロックに対して空間的にどれだけずれているかを示す信
号を、動きベクトルとして符号化する。動きベクトルは
各小ブロックごとに求める。
【0003】このような動き補償予測符号化において
は、定められたビットレート以内に発生情報量を抑える
ために、圧縮率が高くなるとすべてのフレームを符号化
せずに、ある間隔でフレームをスキップして符号化する
ような駒落とし制御が行われる。駒落としが行われて符
号化された情報を再生すると、フレームがスキップされ
ているので動きがなめらかでなく不自然となる。このた
め、再生時にスキップされたフレームを復号フレームか
らの内挿補間によって作成することでフレーム数を増大
させる手法が考えられている。
は、定められたビットレート以内に発生情報量を抑える
ために、圧縮率が高くなるとすべてのフレームを符号化
せずに、ある間隔でフレームをスキップして符号化する
ような駒落とし制御が行われる。駒落としが行われて符
号化された情報を再生すると、フレームがスキップされ
ているので動きがなめらかでなく不自然となる。このた
め、再生時にスキップされたフレームを復号フレームか
らの内挿補間によって作成することでフレーム数を増大
させる手法が考えられている。
【0004】図4は動き補償予測符号化を用いた場合の
従来のフレーム補間方法を示すものである。ここでは時
間的に中央のフレームが間引かれているものとする。動
き補償予測符号化においては、復号対象小ブロックごと
にすでに復号済みのフレームからの動きベクトルが送ら
れてくるので、時間的に復号済みのフレームと現在復号
中のフレームとの間にあるスキップフレームの画素値
を、復号対象小ブロックと動きベクトルで示される復号
済みフレーム上の類似ブロックとの平均値をもって内挿
するものである。このとき、内挿画素位置は、小ブロッ
クの動きが並行移動しているとみなして、動きベクトル
を半分の大きさにして示される位置としている。
従来のフレーム補間方法を示すものである。ここでは時
間的に中央のフレームが間引かれているものとする。動
き補償予測符号化においては、復号対象小ブロックごと
にすでに復号済みのフレームからの動きベクトルが送ら
れてくるので、時間的に復号済みのフレームと現在復号
中のフレームとの間にあるスキップフレームの画素値
を、復号対象小ブロックと動きベクトルで示される復号
済みフレーム上の類似ブロックとの平均値をもって内挿
するものである。このとき、内挿画素位置は、小ブロッ
クの動きが並行移動しているとみなして、動きベクトル
を半分の大きさにして示される位置としている。
【0005】図5は従来のフレーム補間方法を実装した
画像符号化・復号装置のブロック図である。
画像符号化・復号装置のブロック図である。
【0006】符号化側においては、画像信号の符号化対
象ブロック501に対し、動きベクトル探索部502に
おいてフレームメモリ511内の参照画像510に対し
て動き検索を行い、動きベクトル503を計算する。動
き補償部506では、選択された動きベクトル503に
対応する参照小ブロック505を求め、減算部504に
おいて符号化対象ブロック501との差を計算し、動き
補償フレーム間差分値507を得た後、量子化部508
において量子化する。量子化された動き補償フレーム間
差分値509を逆量子化部513において逆量子化し、
加算部515において復元された動き補償フレーム間差
分値514と参照小ブロック505との和を計算し、局
部復号出力512としてフレームメモリ511に格納す
る。
象ブロック501に対し、動きベクトル探索部502に
おいてフレームメモリ511内の参照画像510に対し
て動き検索を行い、動きベクトル503を計算する。動
き補償部506では、選択された動きベクトル503に
対応する参照小ブロック505を求め、減算部504に
おいて符号化対象ブロック501との差を計算し、動き
補償フレーム間差分値507を得た後、量子化部508
において量子化する。量子化された動き補償フレーム間
差分値509を逆量子化部513において逆量子化し、
加算部515において復元された動き補償フレーム間差
分値514と参照小ブロック505との和を計算し、局
部復号出力512としてフレームメモリ511に格納す
る。
【0007】復号側では、符号化側から送信されてきた
量子化された動き補償フレーム間差分値509を、逆量
子化部516において逆量子化し、動き補償フレーム間
差分値518を算出する。一方動き補償部521では、
伝送された動きベクトル517を用いて、フレームメモ
リ524に蓄えられた参照画像523上の参照画像ブロ
ック520を求め、加算部519において動き補償フレ
ーム間差分値518との和を計算し、復号画像ブロック
522を得る。また、平均値演算部525において、復
号画像ブロック522と参照画像ブロック520の画素
値の平均値を求め、ベクトルスケーリング部527で1
/2の大きさにスケーリングされた動きベクトル528
によって示される補間画像フレームメモリ526上のア
ドレスに格納して、補間画像ブロック529として出力
する。
量子化された動き補償フレーム間差分値509を、逆量
子化部516において逆量子化し、動き補償フレーム間
差分値518を算出する。一方動き補償部521では、
伝送された動きベクトル517を用いて、フレームメモ
リ524に蓄えられた参照画像523上の参照画像ブロ
ック520を求め、加算部519において動き補償フレ
ーム間差分値518との和を計算し、復号画像ブロック
522を得る。また、平均値演算部525において、復
号画像ブロック522と参照画像ブロック520の画素
値の平均値を求め、ベクトルスケーリング部527で1
/2の大きさにスケーリングされた動きベクトル528
によって示される補間画像フレームメモリ526上のア
ドレスに格納して、補間画像ブロック529として出力
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
小ブロック内に異なる動きを持った複数の被写体が含ま
れる場合に、生成された補間フレーム上で、実際の画像
とは異なる画像が生成されることになる。
小ブロック内に異なる動きを持った複数の被写体が含ま
れる場合に、生成された補間フレーム上で、実際の画像
とは異なる画像が生成されることになる。
【0009】たとえば図6に示すように2つの領域のう
ち、一方の領域R1が他方の領域R2を隠すように動く場
合を考える。図6(3)の復号対象フレーム上の復号対
象ブロックCが領域R1とR2の境界上にあり、動きベク
トルによって定められる参照フレーム上の参照ブロック
Aが図6(1)のように求められている場合、図6
(2)における補間ブロックBの領域B2における画素
値は、参照ブロック内の領域A2と復号対象ブロック内
の領域C2における画素値の平均値となり、参照フレー
ムにおける実際の領域であるB’の画素値とは全く異な
るものになるという問題点があった。
ち、一方の領域R1が他方の領域R2を隠すように動く場
合を考える。図6(3)の復号対象フレーム上の復号対
象ブロックCが領域R1とR2の境界上にあり、動きベク
トルによって定められる参照フレーム上の参照ブロック
Aが図6(1)のように求められている場合、図6
(2)における補間ブロックBの領域B2における画素
値は、参照ブロック内の領域A2と復号対象ブロック内
の領域C2における画素値の平均値となり、参照フレー
ムにおける実際の領域であるB’の画素値とは全く異な
るものになるという問題点があった。
【0010】このような問題を解決する方法として、輪
郭適応ワーピング予測とラベリングを用いたフレーム補
間方法が提案されている(輪郭適応ワーピング予測によ
るフレーム補間方式、横山他、第10回画像符号化シン
ポジウムPCSJ95、9−19、pp.205−20
6)。
郭適応ワーピング予測とラベリングを用いたフレーム補
間方法が提案されている(輪郭適応ワーピング予測によ
るフレーム補間方式、横山他、第10回画像符号化シン
ポジウムPCSJ95、9−19、pp.205−20
6)。
【0011】ワーピング予測とは、画面上のいくつかの
代表点で動きベクトルを検出し、代表点以外の画素の動
きベクトルを、代表点の動きベクトルを用いて補間する
ことにより、全画素での動き補償フレーム間予測を実現
するものである。このワーピング予測において代表点の
位置を被写体の輪郭線に適合させ、動きベクトルの補間
で参照する代表点をパッチごとに適応選択することによ
り被写体境界部分での不連続な動きに対応できるように
したものを輪郭適応ワーピング予測という。補間画像を
生成する際には、前述の輪郭適応ワーピング予測と、各
パッチにラベルとして持たせた被写体の重なり具合の順
位の比較を行うことにより、補間の方法を時間的に順方
向の外挿・時間的に逆方向の外挿・両方向からの内挿の
3通りからいずれかを選択することにより実現する。こ
れによれば被写体の重なりによる問題を解決し、良好な
補間画像を得ることができる。
代表点で動きベクトルを検出し、代表点以外の画素の動
きベクトルを、代表点の動きベクトルを用いて補間する
ことにより、全画素での動き補償フレーム間予測を実現
するものである。このワーピング予測において代表点の
位置を被写体の輪郭線に適合させ、動きベクトルの補間
で参照する代表点をパッチごとに適応選択することによ
り被写体境界部分での不連続な動きに対応できるように
したものを輪郭適応ワーピング予測という。補間画像を
生成する際には、前述の輪郭適応ワーピング予測と、各
パッチにラベルとして持たせた被写体の重なり具合の順
位の比較を行うことにより、補間の方法を時間的に順方
向の外挿・時間的に逆方向の外挿・両方向からの内挿の
3通りからいずれかを選択することにより実現する。こ
れによれば被写体の重なりによる問題を解決し、良好な
補間画像を得ることができる。
【0012】しかしながら、上記従来の輪郭適応ワーピ
ング予測とラベリングを用いたフレーム補間方法は、輪
郭を抽出したりあらかじめ被写体の重なり具合を定めて
おかなければならず、処理が複雑になるという問題があ
った。
ング予測とラベリングを用いたフレーム補間方法は、輪
郭を抽出したりあらかじめ被写体の重なり具合を定めて
おかなければならず、処理が複雑になるという問題があ
った。
【0013】本発明は、上記従来の技術における被写体
の重なりによる問題、すなわち補償予測符号化・復号方
法および装置において、小ブロック内に異なる動きを持
った複数の被写体が含まれる場合に、生成された補間フ
レーム上で、実際の画像とは異なる画像が生成される問
題を、簡単な処理および構成により解決するフレーム補
間方法および装置を提供することを課題とする。
の重なりによる問題、すなわち補償予測符号化・復号方
法および装置において、小ブロック内に異なる動きを持
った複数の被写体が含まれる場合に、生成された補間フ
レーム上で、実際の画像とは異なる画像が生成される問
題を、簡単な処理および構成により解決するフレーム補
間方法および装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、以下に述べるような手段を採用してい
る。
解決するため、以下に述べるような手段を採用してい
る。
【0015】その一手段は、ディジタル動画像信号に対
して、符号化時には、動画像を構成するフレームを符号
化対象フレームと非符号化フレームとに分割し、該符号
化対象フレームの画像データを小ブロックに分割し、該
分割された符号化対象小ブロックに対して、フレームメ
モリに蓄えられている符号化・復号済みの参照フレーム
から第1の動きベクトルを求め、該第1の動きベクトル
により定まる参照ブロックと現フレームの符号化対象小
ブロックとの動き補償フレーム間差分値を算出して、該
第1の動きベクトルとともに符号化して伝送・記録し、
復号時には、復号対象小ブロックに対して、前記伝送・
記録された第1の動きベクトルにより定まるフレームメ
モリ中の参照ブロックと、前記動き補償フレーム間差分
値とを加算することにより復号フレームを構成し、さら
に非符号化フレームを該復号フレームの値および該第1
の動きベクトルを用いて算出される補間ブロックによっ
て補間フレームとして構成する画像符号化および復号方
法において、補間フレームにおける補間ブロックの画素
値を定める際に、復号対象小ブロックの動き補償フレー
ム間差分絶対値を、画素ごとに、定められた閾値と比較
し、該フレーム間差分絶対値が閾値よりも小さい画素か
ら構成される第1の領域と、該フレーム間差分絶対値が
閾値よりも大きい画素から構成される第2の領域に分割
する段階と、該第1の領域については、その領域の画素
値と前記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック
中の第1の領域に対応する画素値との重みつき平均値で
補間フレームを構成する段階と、該第2の領域について
は、その領域を構成する画素の分布状態と前記第1の動
きベクトルの方向との関係を算出する段階と、該算出さ
れた関係により復号対象ブロック上あるいは前記第1の
動きベクトルで定められる参照ブロック上の対応する領
域のどちらか一方を基準領域とし、該基準領域が属する
フレームとは異なるフレームを再探索参照フレームとす
る段階と、該基準領域と該再探索参照フレームの間で動
き検出を行って第2の動きベクトルを求める段階と、補
間ブロック中の第2の領域に対し、該第2の動きベクト
ルを実数倍することによって定まる再探索参照フレーム
上の画素値をコピーして補間フレームを構成する段階と
を、有することを特徴とするフレーム補間方法である。
して、符号化時には、動画像を構成するフレームを符号
化対象フレームと非符号化フレームとに分割し、該符号
化対象フレームの画像データを小ブロックに分割し、該
分割された符号化対象小ブロックに対して、フレームメ
モリに蓄えられている符号化・復号済みの参照フレーム
から第1の動きベクトルを求め、該第1の動きベクトル
により定まる参照ブロックと現フレームの符号化対象小
ブロックとの動き補償フレーム間差分値を算出して、該
第1の動きベクトルとともに符号化して伝送・記録し、
復号時には、復号対象小ブロックに対して、前記伝送・
記録された第1の動きベクトルにより定まるフレームメ
モリ中の参照ブロックと、前記動き補償フレーム間差分
値とを加算することにより復号フレームを構成し、さら
に非符号化フレームを該復号フレームの値および該第1
の動きベクトルを用いて算出される補間ブロックによっ
て補間フレームとして構成する画像符号化および復号方
法において、補間フレームにおける補間ブロックの画素
値を定める際に、復号対象小ブロックの動き補償フレー
ム間差分絶対値を、画素ごとに、定められた閾値と比較
し、該フレーム間差分絶対値が閾値よりも小さい画素か
ら構成される第1の領域と、該フレーム間差分絶対値が
閾値よりも大きい画素から構成される第2の領域に分割
する段階と、該第1の領域については、その領域の画素
値と前記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック
中の第1の領域に対応する画素値との重みつき平均値で
補間フレームを構成する段階と、該第2の領域について
は、その領域を構成する画素の分布状態と前記第1の動
きベクトルの方向との関係を算出する段階と、該算出さ
れた関係により復号対象ブロック上あるいは前記第1の
動きベクトルで定められる参照ブロック上の対応する領
域のどちらか一方を基準領域とし、該基準領域が属する
フレームとは異なるフレームを再探索参照フレームとす
る段階と、該基準領域と該再探索参照フレームの間で動
き検出を行って第2の動きベクトルを求める段階と、補
間ブロック中の第2の領域に対し、該第2の動きベクト
ルを実数倍することによって定まる再探索参照フレーム
上の画素値をコピーして補間フレームを構成する段階と
を、有することを特徴とするフレーム補間方法である。
【0016】あるいは、ディジタル動画像信号に対し
て、符号化時には、動画像を構成するフレームを符号化
対象フレームと非符号化フレームとに分割し、該符号化
対象フレームの画像データを小ブロックに分割し、該分
割された符号化対象小ブロックに対して、フレームメモ
リに蓄えられている符号化・復号済みの参照フレームか
ら第1の動きベクトルを求め、該第1の動きベクトルに
より定まる参照ブロックと現フレームの符号化対象小ブ
ロックとの動き補償フレーム間差分値を算出して、該第
1の動きベクトルとともに符号化して伝送・記録し、復
号時には、復号対象小ブロックに対して、前記伝送・記
録された第1の動きベクトルにより定まるフレームメモ
リ中の参照ブロックと、前記動き補償フレーム間差分値
とを加算することにより復号フレームを構成し、さらに
非符号化フレームを該復号フレームの値および該第1の
動きベクトルを用いて算出される補間ブロックによって
補間フレームとして構成する画像符号化および復号装置
において、補間フレームにおける補間ブロックの画素値
を定める際に、復号対象小ブロックの動き補償フレーム
間差分絶対値を、画素ごとに、定められた閾値と比較
し、該フレーム間差分絶対値が閾値よりも小さい画素か
ら構成される第1の領域と、該フレーム間差分絶対値が
閾値よりも大きい画素から構成される第2の領域に分割
する領域分割手段と、該第1の領域については、その領
域の画素値と前記第1の動きベクトルで定められる参照
ブロック中の第1の領域に対応する画素値との重みつき
平均値で補間フレームを構成する補間値演算手段と、該
第2の領域については、その領域を構成する画素の分布
状態と前記第1の動きベクトルの方向との関係を算出す
る遮蔽・出現判定手段と、該算出された関係により復号
対象ブロック上あるいは前記第1の動きベクトルで定め
られる参照ブロック上の対応する領域のどちらか一方を
基準領域とし、該基準領域が属するフレームとは異なる
フレームを再探索参照フレームとする基準領域抽出手段
と、該基準領域と該再探索参照フレームの間で動き検出
を行って第2の動きベクトルを求める第2の動きベクト
ル抽出手段と、補間ブロック中の第2の領域に対し、該
第2の動きベクトルを実数倍することによって定まる該
再探索参照フレーム上の画素値をコピーして補間フレー
ムを構成する領域抽出手段とを、備えることを特徴とす
るフレーム補間方法である。
て、符号化時には、動画像を構成するフレームを符号化
対象フレームと非符号化フレームとに分割し、該符号化
対象フレームの画像データを小ブロックに分割し、該分
割された符号化対象小ブロックに対して、フレームメモ
リに蓄えられている符号化・復号済みの参照フレームか
ら第1の動きベクトルを求め、該第1の動きベクトルに
より定まる参照ブロックと現フレームの符号化対象小ブ
ロックとの動き補償フレーム間差分値を算出して、該第
1の動きベクトルとともに符号化して伝送・記録し、復
号時には、復号対象小ブロックに対して、前記伝送・記
録された第1の動きベクトルにより定まるフレームメモ
リ中の参照ブロックと、前記動き補償フレーム間差分値
とを加算することにより復号フレームを構成し、さらに
非符号化フレームを該復号フレームの値および該第1の
動きベクトルを用いて算出される補間ブロックによって
補間フレームとして構成する画像符号化および復号装置
において、補間フレームにおける補間ブロックの画素値
を定める際に、復号対象小ブロックの動き補償フレーム
間差分絶対値を、画素ごとに、定められた閾値と比較
し、該フレーム間差分絶対値が閾値よりも小さい画素か
ら構成される第1の領域と、該フレーム間差分絶対値が
閾値よりも大きい画素から構成される第2の領域に分割
する領域分割手段と、該第1の領域については、その領
域の画素値と前記第1の動きベクトルで定められる参照
ブロック中の第1の領域に対応する画素値との重みつき
平均値で補間フレームを構成する補間値演算手段と、該
第2の領域については、その領域を構成する画素の分布
状態と前記第1の動きベクトルの方向との関係を算出す
る遮蔽・出現判定手段と、該算出された関係により復号
対象ブロック上あるいは前記第1の動きベクトルで定め
られる参照ブロック上の対応する領域のどちらか一方を
基準領域とし、該基準領域が属するフレームとは異なる
フレームを再探索参照フレームとする基準領域抽出手段
と、該基準領域と該再探索参照フレームの間で動き検出
を行って第2の動きベクトルを求める第2の動きベクト
ル抽出手段と、補間ブロック中の第2の領域に対し、該
第2の動きベクトルを実数倍することによって定まる該
再探索参照フレーム上の画素値をコピーして補間フレー
ムを構成する領域抽出手段とを、備えることを特徴とす
るフレーム補間方法である。
【0017】あるいは、上記のフレーム補間方法におけ
る段階をコンピュータに実行させるためのプログラム
を、該コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録し
たことを特徴とするフレーム補間方法を記録した記録媒
体である。
る段階をコンピュータに実行させるためのプログラム
を、該コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録し
たことを特徴とするフレーム補間方法を記録した記録媒
体である。
【0018】本発明では、小ブロック単位よりも細かく
補間のモードを設定できるようにすることにより、オク
ルージョンが発生して物体間に重なりがあるような場合
でも、精度良くフレーム補間することを可能にする。
補間のモードを設定できるようにすることにより、オク
ルージョンが発生して物体間に重なりがあるような場合
でも、精度良くフレーム補間することを可能にする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態例を詳細に説明する。なお、以下の説明では補間フレ
ームは2枚の復号対象フレームに対して時間的に中央に
あるものとして進める。
態例を詳細に説明する。なお、以下の説明では補間フレ
ームは2枚の復号対象フレームに対して時間的に中央に
あるものとして進める。
【0020】はじめに、本発明によるフレーム補間方法
の一実施形態例を説明する。
の一実施形態例を説明する。
【0021】本方法では、補間フレームにおける補間ブ
ロックの画素値を定める際に、復号対象小ブロックの動
き補償フレーム間差分絶対値を、画素ごとに、定められ
た閾値と比較し、フレーム間差分絶対値が閾値よりも小
さい画素から構成される第1の領域と、フレーム間差分
絶対値が閾値よりも大きい画素から構成される第2の領
域に分割する。
ロックの画素値を定める際に、復号対象小ブロックの動
き補償フレーム間差分絶対値を、画素ごとに、定められ
た閾値と比較し、フレーム間差分絶対値が閾値よりも小
さい画素から構成される第1の領域と、フレーム間差分
絶対値が閾値よりも大きい画素から構成される第2の領
域に分割する。
【0022】第1の領域については、その領域の画素値
と前記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック中
の第1の領域に対応する画素値との平均値で補間フレー
ムを構成する。
と前記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック中
の第1の領域に対応する画素値との平均値で補間フレー
ムを構成する。
【0023】一方、第2の領域については、その領域を
構成する画素の分布状態と前記第1の動きベクトルの方
向との関係を算出し、復号対象フレームにおける遮蔽・
出現を判定する。
構成する画素の分布状態と前記第1の動きベクトルの方
向との関係を算出し、復号対象フレームにおける遮蔽・
出現を判定する。
【0024】これにより復号対象ブロック上あるいは前
記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック上の対
応する領域のどちらか一方を基準領域とし、また基準領
域が属するフレームとは異なるフレームを再探索参照フ
レームとする。
記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック上の対
応する領域のどちらか一方を基準領域とし、また基準領
域が属するフレームとは異なるフレームを再探索参照フ
レームとする。
【0025】次いで基準領域と再探索参照フレームの間
で動き検出を行って第2の動きベクトルを求め、補間フ
レーム上の第2の領域に対して、第2の動きベクトルを
1/2の大きさにスケーリングされたベクトルによって
定まる再探索参照フレーム上の画素値をコピーする。
で動き検出を行って第2の動きベクトルを求め、補間フ
レーム上の第2の領域に対して、第2の動きベクトルを
1/2の大きさにスケーリングされたベクトルによって
定まる再探索参照フレーム上の画素値をコピーする。
【0026】図1に本発明の方法を実施するためのブロ
ック構成の一実施形態例を示すとともに、本発明の方法
の一実施形態例をより詳細に説明する。なお、図2
(a)および(b)は、それぞれ図1中の第1の補間値
演算部、第2の補間値演算部の内部ブロック構成を示し
ている。
ック構成の一実施形態例を示すとともに、本発明の方法
の一実施形態例をより詳細に説明する。なお、図2
(a)および(b)は、それぞれ図1中の第1の補間値
演算部、第2の補間値演算部の内部ブロック構成を示し
ている。
【0027】はじめに、符号化側から送信されてきた量
子化された動き補償フレーム間差分値101を、逆量子
化部103において逆量子化し、動き補償フレーム間差
分値104を得る。
子化された動き補償フレーム間差分値101を、逆量子
化部103において逆量子化し、動き補償フレーム間差
分値104を得る。
【0028】また、動き補償部108では、符号化側か
ら伝送された第1の動きベクトル102を用いて、フレ
ームメモリ111に蓄えられた参照画像109上の参照
画像ブロック106を求め、加算部105において動き
補償フレーム間差分値104との和を計算して復号画像
ブロック107を得る。
ら伝送された第1の動きベクトル102を用いて、フレ
ームメモリ111に蓄えられた参照画像109上の参照
画像ブロック106を求め、加算部105において動き
補償フレーム間差分値104との和を計算して復号画像
ブロック107を得る。
【0029】一方、補間画像ブロックについては、次の
ような処理を行う。
ような処理を行う。
【0030】まず、領域分割部110において動き補償
フレーム間差分値104の絶対値を、ある定められた閾
値と画素ごとに比較し、絶対値が閾値よりも小さい第1
の領域R1(114)と大きい第2の領域R2(115)
とに分割する。
フレーム間差分値104の絶対値を、ある定められた閾
値と画素ごとに比較し、絶対値が閾値よりも小さい第1
の領域R1(114)と大きい第2の領域R2(115)
とに分割する。
【0031】次に、第1の補間値演算部116では、平
均値演算部122において、復号画像ブロック107と
参照画像ブロック106との領域R1に対応する画素値
を抽出し、これらの平均値118を計算する。平均値1
18は、ベクトルスケーリング部112で1/2の大き
さにスケーリングされた第1の動きベクトル113によ
って示される、補間画像フレームメモリ120上のアド
レスに格納される。
均値演算部122において、復号画像ブロック107と
参照画像ブロック106との領域R1に対応する画素値
を抽出し、これらの平均値118を計算する。平均値1
18は、ベクトルスケーリング部112で1/2の大き
さにスケーリングされた第1の動きベクトル113によ
って示される、補間画像フレームメモリ120上のアド
レスに格納される。
【0032】また、第2の補間値演算部117では、遮
蔽・出現判定部123において、第1の動きベクトル1
02(図1、図2(b)中の矢示A)と復号対象小ブロ
ック内の領域R2の分布状態との関係により、領域R2の
復号対象フレームにおける遮蔽・出現関係124を判定
する。この関係124により、スイッチ125を切り替
え、基準領域抽出部126は復号対象フレーム107上
あるいは参照フレーム109(図1中の矢示B)上の領
域R2に対応する領域のどちらか一方を動き補償の基準
領域とし、基準領域が属するフレームとは異なるフレー
ムを再探索参照フレーム132とする。表1に判定結果
と基準領域および再探索フレームの組み合わせを示す。
蔽・出現判定部123において、第1の動きベクトル1
02(図1、図2(b)中の矢示A)と復号対象小ブロ
ック内の領域R2の分布状態との関係により、領域R2の
復号対象フレームにおける遮蔽・出現関係124を判定
する。この関係124により、スイッチ125を切り替
え、基準領域抽出部126は復号対象フレーム107上
あるいは参照フレーム109(図1中の矢示B)上の領
域R2に対応する領域のどちらか一方を動き補償の基準
領域とし、基準領域が属するフレームとは異なるフレー
ムを再探索参照フレーム132とする。表1に判定結果
と基準領域および再探索フレームの組み合わせを示す。
【0033】
【表1】
【0034】上記の組み合わせに従って、第2の補間値
演算部117では、第2の動きベクトル抽出部128に
おいて、基準領域となるフレーム上の領域R2(12
7)に関して再探索フレーム132上で動き検出を行っ
て第2の動きベクトル129を算出する。
演算部117では、第2の動きベクトル抽出部128に
おいて、基準領域となるフレーム上の領域R2(12
7)に関して再探索フレーム132上で動き検出を行っ
て第2の動きベクトル129を算出する。
【0035】続いて、第2の補間値演算部117では、
領域抽出部133において、ベクトルスケーリング部1
30で1/2の大きさにスケーリングされた第2の動き
ベクトル131と、ベクトルスケーリング部112で1
/2の大きさにスケーリングされた第1の動きベクトル
113(図1、図2(b)中の矢示C)とによって示さ
れる再探索参照フレーム132上の、補間ブロックの領
域R2に対応する領域を抽出する。
領域抽出部133において、ベクトルスケーリング部1
30で1/2の大きさにスケーリングされた第2の動き
ベクトル131と、ベクトルスケーリング部112で1
/2の大きさにスケーリングされた第1の動きベクトル
113(図1、図2(b)中の矢示C)とによって示さ
れる再探索参照フレーム132上の、補間ブロックの領
域R2に対応する領域を抽出する。
【0036】続いて、抽出された領域の画素値119
を、ベクトルスケーリング部112で1/2の大きさに
スケーリングされた第1の動きベクトル113によって
示される補間画像フレームメモリ120上のアドレスに
格納する。
を、ベクトルスケーリング部112で1/2の大きさに
スケーリングされた第1の動きベクトル113によって
示される補間画像フレームメモリ120上のアドレスに
格納する。
【0037】図3に上記実施形態例における具体的な処
理例を示す。本例は、右に動く背景の上に、左へ動く物
体が重なってくる場合を示している。A(i,j)は復
号対象ブロック、B(i+x,j+y)は参照ブロッ
ク、Cは補間されるべきブロックである。(x,y)≡
v1は第1の動きベクトルを示しており、本例ではx=
4,y=0とする。このとき、動き補償予測誤差値はブ
ロックEのようにE(i,j)=A(i,j)−B(i
+x,j+y)である。E(i,j)は符号化側から伝
送されてくるので、再計算する必要は無い。E(i,
j)の絶対値を閾値T=10で閾値処理すると、閾値よ
り小さい画素値で構成される領域R1(ブロック右下側
の黒領域)と、大きい画素値で構成される領域R2(ブ
ロック左上側の白領域)に分割できる。
理例を示す。本例は、右に動く背景の上に、左へ動く物
体が重なってくる場合を示している。A(i,j)は復
号対象ブロック、B(i+x,j+y)は参照ブロッ
ク、Cは補間されるべきブロックである。(x,y)≡
v1は第1の動きベクトルを示しており、本例ではx=
4,y=0とする。このとき、動き補償予測誤差値はブ
ロックEのようにE(i,j)=A(i,j)−B(i
+x,j+y)である。E(i,j)は符号化側から伝
送されてくるので、再計算する必要は無い。E(i,
j)の絶対値を閾値T=10で閾値処理すると、閾値よ
り小さい画素値で構成される領域R1(ブロック右下側
の黒領域)と、大きい画素値で構成される領域R2(ブ
ロック左上側の白領域)に分割できる。
【0038】まず、補間ブロックC上のR1に対応する
画素については対応するブロックAとBの領域R1の平
均値を取ることで求められる。すなわちC(i+x/
2,j+y/2)=(1/2){A(i,j)+B(i
+x,j+y)}である。
画素については対応するブロックAとBの領域R1の平
均値を取ることで求められる。すなわちC(i+x/
2,j+y/2)=(1/2){A(i,j)+B(i
+x,j+y)}である。
【0039】一方、領域R2については第1の動きベク
トルをv1とし、以下の処理を行う。領域R2を構成する
K個の画素位置をブロックの中心を原点としてベクトル
表現したものをベクトルuk(k=1,2,…,K)と
すれば、 counter=0,(小ブロックごとに0で初期化) すべてのkに対して counter←counter+1 if(v1,
uk)>0 counter←counter−1 if(v1,
uk)<0 counter>0ならば出現、counter<0な
らば遮蔽 ここで(v,u)はベクトルv,uの内積である。本例
の場合、R2を構成する画素のベクトル表現は、u1=
(−2,1),u2=(−1,1),u3=(−2,
0),u4=(−1,0),u5=(−2,−1)となる
ので、 (v1,u1)=(4,0)・(−2,1)=−8<0, (v1,u2)=(4,0)・(−1,1)=−4<0, (v1,u3)=(4,0)・(−2,0)=−8<0, (v1,u4)=(4,0)・(−1,0)=−4<0, (v1,u5)=(4,0)・(−2,−1)=−8<0 となり、counter=−5<0なので、領域R2は
遮蔽と判定される。表1から基準領域となるフレームは
復号対象フレーム、再探索参照フレームは参照フレーム
となる。復号対象フレーム中の領域R2に関して参照フ
レーム上で再動き検出を行った結果、第2の動きベクト
ルv2が図3のようにv2=(p,q)と求められたとす
れば、補間ブロックC上のR2に対応する領域から、v2
の半分の大きさだけ動き補償を行った参照フレーム上の
対応する領域R2の画素値が領域R2にコピーされる。す
なわちC(i+x/2,j+y/2)=B(i+x/2
+p/2,j+y/2+q/2)となる。
トルをv1とし、以下の処理を行う。領域R2を構成する
K個の画素位置をブロックの中心を原点としてベクトル
表現したものをベクトルuk(k=1,2,…,K)と
すれば、 counter=0,(小ブロックごとに0で初期化) すべてのkに対して counter←counter+1 if(v1,
uk)>0 counter←counter−1 if(v1,
uk)<0 counter>0ならば出現、counter<0な
らば遮蔽 ここで(v,u)はベクトルv,uの内積である。本例
の場合、R2を構成する画素のベクトル表現は、u1=
(−2,1),u2=(−1,1),u3=(−2,
0),u4=(−1,0),u5=(−2,−1)となる
ので、 (v1,u1)=(4,0)・(−2,1)=−8<0, (v1,u2)=(4,0)・(−1,1)=−4<0, (v1,u3)=(4,0)・(−2,0)=−8<0, (v1,u4)=(4,0)・(−1,0)=−4<0, (v1,u5)=(4,0)・(−2,−1)=−8<0 となり、counter=−5<0なので、領域R2は
遮蔽と判定される。表1から基準領域となるフレームは
復号対象フレーム、再探索参照フレームは参照フレーム
となる。復号対象フレーム中の領域R2に関して参照フ
レーム上で再動き検出を行った結果、第2の動きベクト
ルv2が図3のようにv2=(p,q)と求められたとす
れば、補間ブロックC上のR2に対応する領域から、v2
の半分の大きさだけ動き補償を行った参照フレーム上の
対応する領域R2の画素値が領域R2にコピーされる。す
なわちC(i+x/2,j+y/2)=B(i+x/2
+p/2,j+y/2+q/2)となる。
【0040】なお、本例では補間フレームが2枚の復号
フレームに対して時間的に中央にある場合を想定した
が、補間フレームが2枚の復号フレーム中の、任意の時
間的位置にある場合については、ベクトルのスケーリン
グ値を変更することによって、容易に実現できる。
フレームに対して時間的に中央にある場合を想定した
が、補間フレームが2枚の復号フレーム中の、任意の時
間的位置にある場合については、ベクトルのスケーリン
グ値を変更することによって、容易に実現できる。
【0041】また、図1、図2で示したブロックの一部
もしくは全部を、コンピュータを用いて機能させること
ができること、あるいは、図1、図2、図3により説明
した処理の段階をコンピュータで実行させることができ
ることは言うまでもなく、コンピュータをその手段とし
て機能させるためのプログラム、あるいは、コンピュー
タでその処理の段階を実行させるためのプログラムを、
そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、
FD(フロッピーディスク)や、MO、ROM、メモリ
カード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記
録して提供し、配布することが可能である。
もしくは全部を、コンピュータを用いて機能させること
ができること、あるいは、図1、図2、図3により説明
した処理の段階をコンピュータで実行させることができ
ることは言うまでもなく、コンピュータをその手段とし
て機能させるためのプログラム、あるいは、コンピュー
タでその処理の段階を実行させるためのプログラムを、
そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、
FD(フロッピーディスク)や、MO、ROM、メモリ
カード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記
録して提供し、配布することが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上述べたような本発明の方法および装
置によれば、小ブロック単位よりも細かく補間のモード
が設定できるため、オクルージョンが発生して物体間に
重なりがあるような場合でも、精度良くフレーム補間す
ることが可能となる。
置によれば、小ブロック単位よりも細かく補間のモード
が設定できるため、オクルージョンが発生して物体間に
重なりがあるような場合でも、精度良くフレーム補間す
ることが可能となる。
【図1】本発明を実施するためのブロック構成の一実施
形態例を示すとともに、本発明による方法の一実施形態
例を説明するためのブロック図である。
形態例を示すとともに、本発明による方法の一実施形態
例を説明するためのブロック図である。
【図2】(a)は上記ブロック図における第1の補間値
演算部を、(b)は同じく第2の補間値演算部を説明す
るブロック図である。
演算部を、(b)は同じく第2の補間値演算部を説明す
るブロック図である。
【図3】上記実施形態例における具体的な処理例を示す
図である。
図である。
【図4】動き補償予測符号化を用いたフレーム補間方法
の概念図である。
の概念図である。
【図5】従来のフレーム補間方法を実装した画像符号化
・復号装置のブロック図である。
・復号装置のブロック図である。
【図6】従来のフレーム補間方法の問題点を示す図であ
る。
る。
101…量子化された動き補償フレーム間差分値 102…第1の動きベクトル 103…逆量子化部 104…動き補償フレーム間差分値 105…加算部 106…参照画像ブロック 107…復号画像ブロック 108…動き補償部 109…参照画像 110…領域分割部 111…フレームメモリ 112…ベクトルスケーリング部 113…スケーリングされた第1の動きベクトル 114…領域R1 115…領域R2 116…第1の補間値演算部 117…第2の補間値演算部 118…画素値の平均値 119…抽出された領域の画素値 120…補間画像フレームメモリ 121…補間画像ブロック 122…平均値演算部 123…遮蔽・出現判定部 124…遮蔽・出現関係 125…スイッチ 126…基準領域抽出部 127…基準領域 128…第2の動きベクトル抽出部 129…第2の動きベクトル 130…ベクトルスケーリング部 131…スケーリングされた第2の動きベクトル 132…再探索フレーム 133…領域抽出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八島 由幸 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA27 GB19 GB29 GB32 HA33 KA04 KA05 LA11 LA15 5C059 KK01 LB07 LB13 MA05 MD02 NN02 NN28 PP04 RB02 RC16 SS20 TA09 TB08 TC03 TD12 UA02 UA05 UA33 UA38 UA39
Claims (3)
- 【請求項1】 ディジタル動画像信号に対して、 符号化時には、動画像を構成するフレームを符号化対象
フレームと非符号化フレームとに分割し、該符号化対象
フレームの画像データを小ブロックに分割し、該分割さ
れた符号化対象小ブロックに対して、フレームメモリに
蓄えられている符号化・復号済みの参照フレームから第
1の動きベクトルを求め、該第1の動きベクトルにより
定まる参照ブロックと現フレームの符号化対象小ブロッ
クとの動き補償フレーム間差分値を算出して、該第1の
動きベクトルとともに符号化して伝送・記録し、 復号時には、復号対象小ブロックに対して、前記伝送・
記録された第1の動きベクトルにより定まるフレームメ
モリ中の参照ブロックと、前記動き補償フレーム間差分
値とを加算することにより復号フレームを構成し、さら
に非符号化フレームを該復号フレームの値および該第1
の動きベクトルを用いて算出される補間ブロックによっ
て補間フレームとして構成する画像符号化および復号方
法において、 補間フレームにおける補間ブロックの画素値を定める際
に、復号対象小ブロックの動き補償フレーム間差分絶対
値を、画素ごとに、定められた閾値と比較し、該フレー
ム間差分絶対値が閾値よりも小さい画素から構成される
第1の領域と、該フレーム間差分絶対値が閾値よりも大
きい画素から構成される第2の領域に分割する段階と、 該第1の領域については、その領域の画素値と前記第1
の動きベクトルで定められる参照ブロック中の第1の領
域に対応する画素値との重みつき平均値で補間フレーム
を構成する段階と、 該第2の領域については、その領域を構成する画素の分
布状態と前記第1の動きベクトルの方向との関係を算出
する段階と、 該算出された関係により復号対象ブロック上あるいは前
記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック上の対
応する領域のどちらか一方を基準領域とし、該基準領域
が属するフレームとは異なるフレームを再探索参照フレ
ームとする段階と、 該基準領域と該再探索参照フレームの間で動き検出を行
って第2の動きベクトルを求める段階と、 補間ブロック中の第2の領域に対し、該第2の動きベク
トルを実数倍することによって定まる再探索参照フレー
ム上の画素値をコピーして補間フレームを構成する段階
とを、 有することを特徴とするフレーム補間方法。 - 【請求項2】 ディジタル動画像信号に対して、 符号化時には、動画像を構成するフレームを符号化対象
フレームと非符号化フレームとに分割し、該符号化対象
フレームの画像データを小ブロックに分割し、該分割さ
れた符号化対象小ブロックに対して、フレームメモリに
蓄えられている符号化・復号済みの参照フレームから第
1の動きベクトルを求め、該第1の動きベクトルにより
定まる参照ブロックと現フレームの符号化対象小ブロッ
クとの動き補償フレーム間差分値を算出して、該第1の
動きベクトルとともに符号化して伝送・記録し、 復号時には、復号対象小ブロックに対して、前記伝送・
記録された第1の動きベクトルにより定まるフレームメ
モリ中の参照ブロックと、前記動き補償フレーム間差分
値とを加算することにより復号フレームを構成し、さら
に非符号化フレームを該復号フレームの値および該第1
の動きベクトルを用いて算出される補間ブロックによっ
て補間フレームとして構成する画像符号化および復号装
置において、 補間フレームにおける補間ブロックの画素値を定める際
に、復号対象小ブロックの動き補償フレーム間差分絶対
値を、画素ごとに、定められた閾値と比較し、該フレー
ム間差分絶対値が閾値よりも小さい画素から構成される
第1の領域と、該フレーム間差分絶対値が閾値よりも大
きい画素から構成される第2の領域に分割する領域分割
手段と、 該第1の領域については、その領域の画素値と前記第1
の動きベクトルで定められる参照ブロック中の第1の領
域に対応する画素値との重みつき平均値で補間フレーム
を構成する補間値演算手段と、 該第2の領域については、その領域を構成する画素の分
布状態と前記第1の動きベクトルの方向との関係を算出
する遮蔽・出現判定手段と、 該算出された関係により復号対象ブロック上あるいは前
記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック上の対
応する領域のどちらか一方を基準領域とし、該基準領域
が属するフレームとは異なるフレームを再探索参照フレ
ームとする基準領域抽出手段と、 該基準領域と該再探索参照フレームの間で動き検出を行
って第2の動きベクトルを求める第2の動きベクトル抽
出手段と、 補間ブロック中の第2の領域に対し、該第2の動きベク
トルを実数倍することによって定まる該再探索参照フレ
ーム上の画素値をコピーして補間フレームを構成する領
域抽出手段とを、 備えることを特徴とするフレーム補間方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のフレーム補間方法におけ
る段階をコンピュータに実行させるためのプログラム
を、該コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録し
たことを特徴とするフレーム補間方法を記録した記録媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1928799A JP2000224593A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | フレーム補間方法および装置およびこの方法を記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1928799A JP2000224593A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | フレーム補間方法および装置およびこの方法を記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000224593A true JP2000224593A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=11995242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1928799A Pending JP2000224593A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | フレーム補間方法および装置およびこの方法を記録した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000224593A (ja) |
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