JP2000224712A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置

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JP2000224712A
JP2000224712A JP11024610A JP2461099A JP2000224712A JP 2000224712 A JP2000224712 A JP 2000224712A JP 11024610 A JP11024610 A JP 11024610A JP 2461099 A JP2461099 A JP 2461099A JP 2000224712 A JP2000224712 A JP 2000224712A
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clutch
vehicle
engine
motor
control means
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Yuichi Nochida
祐一 後田
Kaoru Sawase
薫 澤瀬
Takeshi Asano
威 浅野
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines
    • B60K6/20Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
    • B60K6/50Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
    • B60K6/54Transmission for changing ratio
    • B60K6/543Transmission for changing ratio the transmission being a continuously variable transmission

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の複雑化を招くことなく発進クラッチの
故障時における走行を可能とすることのできるハイブリ
ッド車両の制御装置を提供する。 【解決手段】 電動機としてのモータジェネレータ4及
びエンジン2を有し、電動機単独モードを含む複数のモ
ードでエンジン2及びモータジェネレータ4の少なくと
も一方から車両の駆動出力を出力する車両駆動力源2,
4と、同車両駆動力源と車両の駆動車輪10との間に介
装された発進クラッチ8と、発進クラッチ8を介し車両
駆動力源2,4と駆動車輪10側との間を断接制御する
クラッチ制御手段としてのコントローラ28と、クラッ
チ制御手段としてのコントローラ28の異常状態を検知
すると発進クラッチ8を接状態とすると共にモータジェ
ネレータ4を電動機単独モードで運転するバックアップ
制御手段としてのコントローラ28を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両駆動力源とし
てエンジンとモータとを備えたハイブリッド車両の制御
装置、特に、エンジンと駆動車輪の間の駆動系に発進ク
ラッチを有したハイブリッド車両の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大気汚染低減の観点から走行動力源にエ
ンジンとモータジェネレータとを併用するハイブリッド
車両が近年注目されている。このハイブリッド車両は低
負荷での走行時において、エンジンの出力が走行に必要
な出力を上回ると余剰出力でモータジェネレータを発電
機として駆動してバッテリを充電し、一方、加速時等の
大負荷時において、要求される出力に対してエンジン出
力が不足するときはバッテリの電力でモータジェネレー
タをモータとして駆動し、その出力でエンジン出力の不
足を補うものである。
【0003】ところで、このようなハイブリッド車両に
は車両駆動力源側と駆動車輪側との間の自動変速機内に
発進クラッチを介装したものがある。この発進クラッチ
は、例えば、切換操作油圧により断接制御されることに
より、停車時にエンジンをアイドル運転させることを可
能とし、発進時には車両駆動力源側と駆動車輪側との間
を半接続状態に保って、即ち、スリップ制御を行うこと
により駆動車輪側に徐々にトルク伝達を行て車両の発進
を可能とし、更に、通常走行時には直結状態に保持され
て車両駆動力源側の出力を駆動車輪へ確実に伝達するよ
うにしている。
【0004】このように車両駆動力源側と駆動車輪側と
の間に発進クラッチを介装したハイブリッド車両の一例
が特開平9−74602号公報に開示されている。ここ
では、エンジン出力軸をモータジェネレータのロ−タ軸
を介し発進クラッチの入力側部材に直結することにより
エンジンとモータジェネレータを並設し、更に、発進ク
ラッチの出力側部材をCVTを介し駆動車輪に連結した
という構成を採る。ここでは、発進クラッチが半接続状
態を保持する際に、エンジンに並設されるモータジェネ
レータの作動を禁止し、エンジンとモータジェネレータ
を共に駆動した場合に生じる比較的大きなトルクが発進
クラッチを過度に摩耗することを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハイブリッ
ド車両の発進クラッチはクラッチ制御手段により断接制
御される。例えば、このクラッチ制御手段は電子制御系
の切換指示電流を油圧回路内のクラッチ制御弁に入力
し、そのクラッチ制御弁の出力するクラッチ切換油圧で
発進クラッチを断接制御する。しかし、クラッチ制御手
段を成す電子制御系や油圧回路系が故障すると発進クラ
ッチは車両駆動力源側と駆動車輪側との間の断接制御を
行えず、断接いずれかの状態に固定される。このような
故障が発生した場合、特開平9−74602号公報開示
のハイブリッド車両やその他の従来のハイブリッド車両
の場合、発進クラッチが断状態で故障すると車両が走行
できないし、接状態で故障するとエンジンをアイドリン
グ運転できず実質的に走行できないという問題がある。
【0006】このような問題を解決する手法として、発
進クラッチのクラッチ制御手段として、常用の制御系に
加え故障時専用の制御系を並設し、常用の制御系の故障
時には故障時専用の制御系により発進クラッチを断接制
御することが考えられるが、その場合には、常用及び故
障時用の2系統のクラッチ制御手段を配備することとな
り、装置の複雑化やコスト増を招き易いという問題があ
る。本発明の目的は、装置の複雑化を招くことなく発進
クラッチの故障時における走行を可能とすることのでき
るハイブリッド車両の制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、電動機及びエンジンを有し
た車両駆動力源を備え、この車両駆動力源が電動機単独
モードを含む複数のモードで上記エンジン及び上記電動
機の少なくとも一方から車両の駆動出力を出力し、上記
車両駆動力源と上記車両の駆動車輪側との間に発進クラ
ッチを介装し、この発進クラッチに車両駆動力源と車両
の駆動車輪側の両者間を断接制御するクラッチ制御手段
を接続し、バックアップ制御手段を備え、このバックア
ップ制御手段が上記クラッチ制御手段の異常状態を検知
すると上記発進クラッチを接状態とすると共に上記電動
機を電動機単独モードで運転するようにしている。ここ
でクラッチ制御手段が異常状態に陥ると、発進クラッチ
を接状態として電動機と駆動車輪側とを直結状態に保持
でき、その上で電動機を電動機単独モードで運転する。
このため、クラッチ制御手段が異常状態となっても、バ
ックアップ制御手段が電動機を電動機単独モードで運転
して車両を確実に走行させることができ、装置の複雑化
を抑制しながら車両の路上故障を確実に防止することが
できる。又、電動機単独モードで運転するため、エンジ
ンのアイドリングが問題となることもない。
【0008】好ましくは、上記クラッチ制御手段が電子
制御系を介し油圧回路内の発進クラッチを断接制御する
よう構成され、上記油圧回路系はノーマルオープンのク
ラッチ制御弁を介し切換操作油圧を発進クラッチに供給
するようにしても良い。
【0009】この場合、クラッチ制御手段が異常状態に
陥ると、クラッチ制御弁が開状態に切換られて発進クラ
ッチが接状態となり、電動機と駆動車輪側とを直結状態
に容易に保持できるので、バックアップ制御手段が電動
機を電動機単独運転モードで運転することにより、確実
に車両を走行させることができ、特に、構造の簡素化を
図れる利点がある。好ましくは、車両駆動力源を成すエ
ンジンと電動機との間にこれら両者間を断接するクラッ
チを配備することが良い。この場合、電動機単独モード
での走行時にエンジンを電動機側より遮断でき、エンジ
ンの引き摺りによる駆動ロスを低減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1には本発明の適用されたハイ
ブリッド車両の制御装置1を示した。このハイブリッド
車両の制御装置1は車両駆動力源として、エンジン2及
びモータジェネレータ4を備え、それらの少なくとも一
方からの駆動力を自動変速装置を含む動力伝達系PTを
介し駆動車輪10側に出力している。即ち、自動変速装
置を含む動力伝達系PTはエンジン2の回転力をダンパ
3、前後進切換用遊星ギア列5、無段変速機6、減速機
7、発進クラッチ8、デファレンシャル9を介して駆動
車輪10に伝達し、しかも、エンジン2と並設されるモ
ータジェネレータ4の回転力が前後進切換用遊星ギア列
5の出力側に直接伝達されるように構成されている。こ
こでエンジン2は周知のガソリンエンジンで良く、排気
ガスの排出量削減、低燃費、低騒音を達成できる筒内噴
射式ガソリンエンジンが採用されることが望ましい。こ
のエンジン2の一側端には自動変速装置を収容するケー
シング15が一体的に連結されている。
【0011】ダンパ3はエンジン2の図示しないクラン
クシャフトに直結されたフライホイール11と出力軸1
2との間の相対的な回転変位を弾性体で吸収する周知の
構造を採る。モータジェネレータ4は出力軸12に同心
的に相対回転自在に外嵌され、一端が後述のキャリア1
4に結合されるロ−タ軸13と、ロ−タ軸13の外周面
に一体結合されるロ−タ13aと、ロ−タ13aの外側
周辺部分に配設され、ケーシング15に支持され、後述
するインバータ16に接続されるステータ17とを備え
る。モータジェネレータ4はそのステータ17内のコイ
ルに所定の交流電流の供給を受けると回転磁界を形成し
てステータ17内に誘導電流を誘起し、これと回転磁界
の相互作用によりロ−タ軸13側に駆動トルクを生じさ
せる電動機として機能し、逆に、発電機としても機能す
るという周知構成を採る。
【0012】インバータ16は発電機としても機能する
モータジェネレータ4からの交流電力を直流に変換し
て、高圧バッテリ18に供給し、逆に高圧バッテリ18
の直流電流を所定の交流電力に変換し、電動機として機
能するモータジェネレータ4に供給する。なお、高圧バ
ッテリ18はDC−DC変換器19を介し低圧バッテリ
20にも接続されている。図1中の符号21は可動爪を
示し、これは、図示しないシフトレバーに同軸ケーブル
を介して連結される。ここで、可動爪21は発進クラッ
チ8の出力側部材801と一体の出力軸上のパーキング
ギア22にかみ合うことができ、両者はドグクラッチを
構成しており、図示しないシフトレバーがパーキングレ
ンジに切換られた際に車両の移動を阻止できる。ここで
モータジェネレータ4は後述するキャリア14を介して
プライマリプーリ軸6aと直結され、エンジン2側と一
体の出力軸12は後述のエンジンクラッチ40を介しプ
ライマリプーリ軸6aと断接可能に配備されている。
【0013】前後進切換用遊星ギア列5は、出力軸12
と一体のサンギア5aと、ロ−タ軸13及び無段変速機
6のプライマリプーリ軸6aと一体のキャリア14と、
内周歯を有し、後述のエンジンブレーキ41を介しケー
シング15側に接離可能なリングギア5bと、キャリア
14に枢支されサンギア5aにかみ合うインナプラネタ
リギア5cと、キャリア14に枢支されインナプラネタ
リギア5c及びリングギア5bに噛み合うアウタプラネ
タリギア5dとを備える。ここで、後述のエンジンクラ
ッチ40が断で、後述のエンジンブレーキ41が接で
は、サンギア5aの回転がインナプラネタリギア5c及
び固定のリングギア5bに噛み合うアウタプラネタリギ
ア5dを介しキャリア14に加わり、キャリア14と一
体のプライマリプーリ軸6aに逆回転を伝達できる。
【0014】無段変速機6は図示しない油圧室をそれぞ
れ内装したプライマリプーリ601とセカンダリプーリ
602をそれぞれ備え、各油圧室の圧油の給排を後述の
油圧回路23により行うことによって巻き掛け径を可変
させ、これによって変速比を可変するという周知の構成
を採る。発進クラッチ8は減速機7とデファレンシャル
9間の回転軸の断接を図示しない油圧室への圧油の給排
を後述の油圧回路23によって行うもので、これによっ
て、駆動源であるエンジン2及びモータジェネレータ4
の駆動力を所望の接続モードで駆動車輪10側に伝達可
能に構成されている。次に、自動変速装置が有する発進
クラッチ8等の油圧アクチュエータに切換油圧を供給す
る油圧回路系23を説明する。
【0015】油圧回路系23は、図2に示すように、オ
イル溜25のオイルをフィルタ26を介し吸入し、吐出
口271より吐出するオイルポンプ27を備える。オイ
ルポンプ27はその吐出量を増減調整可能なよう、電動
モータMを介し後述するコントローラ28(図1参照)
に駆動制御される。オイルポンプ27の吐出口271に
は第1、第2吐出路28,29が分岐して並列状態で連
結され、第1吐出路、第2吐出路28,29の途中には
レギュレータバルブ30,31がそれぞれ配備される。
レギュレータバルブ30によって調圧されたライン圧は
第1吐出路28を介しセカンダリプーリ602内の油圧
室に供給され、一部は分岐部aより分岐路32を径て変
速制御弁33を介しプライマリプーリ601内の油圧室
に供給される。変速制御弁33は変速制御電磁弁34か
らの変速制御油圧を受けることにより、プライマリプー
リ601内の油圧室に供給する油圧を増減操作し、セカ
ンダリプーリ602とプライマリプーリ601の相対的
なベルト巻き掛け径を増減変化させ、無段変速機6の変
速比を増減調整するという周知の構成を採る。
【0016】なお、レギュレータバルブ30の調圧作動
に伴い分流された一部の圧油は第3吐出路35及びその
途中のオイルクーラ36を経て自動変速装置内の複数の
潤滑部37に供給される。第2吐出路29のレギュレー
タバルブ31はスプール311を備える。スプール31
1はその一端が受けるばね312の押圧力と他端が受け
る流出ポート31a側の圧油のパイロット圧とに応じた
バランス位置へ移動するといった周知の調圧作動を行
い、流出ポート31a側の圧油を所定値に保持する。流
出ポート31aは分岐部bを介し第1、第2クラッチ油
路38,39に連通する。
【0017】第1クラッチ油路38は前後進切換用遊星
ギア列5内のエンジンクラッチ40とエンジンブレーキ
41とに電磁油圧制御弁42及び流路切換弁43を介し
選択的に連結される。電磁油圧制御弁42は常閉の電流
比例圧力制御弁であり、後述するコントローラ28(図
1参照)に駆動制御される。即ち、電磁油圧制御弁42
はエンジンクラッチ40あるいはエンジンブレーキ41
の断接切換時に所定の電流で駆動されると、所定の加圧
モードを達成すべく流出ポート42aより所定油圧値の
圧油を流出する。流路切換弁43は後述するコントロー
ラ28に駆動制御される油路切換電磁弁44から適時に
切換用油圧を受ける。これにより、流路切換弁43は流
入ポート43aからの圧油をエンジンクラッチ40側の
第1ポート43aとエンジンブレーキ41側の第2ポー
ト43bに選択的に切換接続するもので、周知の油路切
換弁を採用できる。なお、上述の変速制御電磁弁34及
び油路切換電磁弁44には第2吐出路29の圧油が減圧
弁46により所定値に減圧調整された上で供給されてい
る。
【0018】流出ポート31aより分岐部bを経て延出
する第2クラッチ油路39はクラッチ制御弁45を介し
発進クラッチ8に連結される。クラッチ制御弁45は常
開の電流比例圧力制御弁であり、後述するコントローラ
28に駆動制御されるソレノイド部451の図示しない
針弁と連動するスプール452を備え、そのスプール4
52の先端に戻しばね453を取付ている。これによ
り、非通電時には、図3に示すように、戻しばね453
の押圧力を受けてスプール452が開放位置P1に達し
て第2クラッチ油路39を開放し、通電時にはソレノイ
ド部451の押圧力を受けてスプール452が戻しばね
453の押圧力に抗して閉鎖位置P2に達して第2クラ
ッチ油路39を閉じるという作動を行う。なお、符号4
54は発進クラッチ8側の油圧が所定値を上回るとスプ
ール452を閉方向に付勢し、過度の圧油が発進クラッ
チ8側に加わることを規制する最大圧規制油路を示す。
【0019】コントローラ28はエンジン制御機能、動
力伝達系制御機能の他に、特に、エンジン2及びモータ
ジェネレータ4から成る車両駆動力源と駆動車輪10側
との間を発進クラッチ8を用いて断接制御するクラッチ
制御手段としての機能と、そのクラッチ制御手段の異常
状態を検知した際には、モータジェネレータ4を電動機
単独モードで運転するバックアップ制御手段としての機
能を備える。このようなコントローラ28には、シフト
位置センサ47からシフトレバ位置信号Sが、踏込量セ
ンサ48からアクセル開度θが、車速センサ49から車
速Vが入力され、更に、オイルポンプ用の電動モータM
やインバータ16側に対してドライバーの要求出力や走
行状態等の各種条件に応じた各種制御信号を発するよう
になっている。
【0020】このように構成されたハイブリッド車両の
制御装置1の動作について説明する。 図示しないハイ
ブリッド型車両の駆動時において、コントローラ28は
例えば、図4に示す走行モードマップを用い、アクセル
開度θと車速Vに応じた走行モードを決定する。ここ
で、車速Vのしきい値は増加時の値Vbより減少時の値
Vaを小さく設定し、同様にアクセル開度θのしきい値
は増加時の値θbより減少時のθVaを小さく設定し、
これによって、各モード域の切り換え時におけるハンチ
ングを防止している。このような走行モードマップは、
図4のものに限らず、各種の任意パターンの走行モード
域を組み合わせて設定可能である。
【0021】始動時において、コントローラ28はオイ
ルポンプ27の電動モータMを駆動し、クラッチ制御弁
45を駆動し、発進クラッチ8の接合処理を行う。な
お、電動モータMは後述の各運転モード毎に予め設定さ
れた回転速度で駆動される。
【0022】アクセル開度θ(<θb)と車速V(<V
b)が小さい場合、モータジェネレータ4による電動機
単独モードでの単独走行を行う。この際、電磁油圧制御
弁42をオフしてエンジンクラッチ40及びエンジンブ
レーキ41への圧油の供給を遮断し、これらを共に断
(オフ)に保持し、クラッチ制御弁45を駆動して発進
クラッチ8を接に保持する。この時、インバータ16は
アクセル開度θに応じ他比率で高圧バッテリ18の直流
電流を交流電力に変換し、その交流電力をモータジェネ
レータ4に供給する。この際、プライマリプーリ軸6a
はモータジェネレータ4のみで駆動され、その回転は無
段変速機6、発進クラッチ8等を介して駆動車輪10に
伝達され、車両は発進より車速を徐々に上昇して低速走
行に入れる。なお、電動機単独モード3での単独走行に
おいて、シフト位置センサ47からのシフトレバ位置信
号Sがリバース(R)の場合、油圧回路23側は発進時
と同じで、インバータ16のみがモータジェネレータ4
を逆転させる逆転用電力供給回路に切り換えられ、車両
を後退走行させることとなる。
【0023】車速V(<Vb)が小さく、アクセル開度
θがθbを上回るようになると、モータジェネレータ4
とエンジン2を併用して走行する併用モードが選択され
る。この際、油路切換電磁弁44をオンして電磁油圧制
御弁42の流出ポート42aがエンジンクラッチ40に
連通させるように流路切換弁43を切換る。その上で、
電磁油圧制御弁42を所定の駆動パターンで電流制御
し、エンジンクラッチ40を接合し、エンジンブレーキ
41を断(オフ)に保持し、同時に発進クラッチ8を接
に保持し続ける。この時、インバータ16は高圧バッテ
リ18の直流電流を受け、比較的大きなアクセル開度θ
(>θb)に応じて直流電流を交流電力に変換し、モー
タジェネレータ4に供給し、モータジェネレータ4は電
動機として比較的高トルクを発生する。この時エンジン
2は予め設定されている定格回転数で駆動しており、プ
ライマリプーリ軸6aはモータジェネレータ4とエンジ
ン2との両方より回転力を受けて駆動し、その回転力は
無段変速機6、発進クラッチ8等を介して駆動車輪10
に伝達され、車両は比較的高トルクで走行できる。
【0024】車速V(>Vb)が大きくなると、エンジ
ン2のみで走行するエンジン単独モードが選択される。
この際、併用モードと同様に、油路切換電磁弁44をオ
ンして電磁油圧制御弁42の流出ポート42aをエンジ
ンクラッチ40に連通させ、その上で、電磁油圧制御弁
42を所定の駆動パターンで電流制御し、エンジンクラ
ッチ40を接合し、エンジンブレーキ41を断(オフ)
に保持し、発進クラッチ8を接に保持し続ける。この
時、エンジン単独モードのため、インバータ16はアク
セル開度θに関係なく、モータジェネレータ4を非作動
に保持し、ロ−タ軸13を空回り状態に保持する。エン
ジン2は比較的大きなアクセル開度θ(>θb)に応じ
て運転者の意志に応じて駆動することとなる。
【0025】更に、上述の電動機単独モードにおいて、
高圧バッテリ18側の電圧値が、定格容量の、例えば、
60%を下回ることが検知されると、電動機単独モード
に代えての充電モードに入る。充電モードでは現在のモ
ータジェネレータ4の発生トルクをこれにクランキング
に消費されるトルクを加算した量を上回るだけ上昇さ
せ、その上で、電磁油圧制御弁42を所定の駆動パター
ンで電流制御し、エンジンクラッチ40をショックを生
じないように徐々に接合し、エンジン2を始動させる。
なお、始動後のエンジン2は現在の車速Vを保持でき、
しかも、モータジェネレータ4を発電機として駆動する
のに消費されるトルクを発生することが可能な出力を発
するように、吸気系の調整がコントローラ28により成
される。
【0026】充電モード中に車両が停車したような場
合、コントローラ28はクラッチ制御弁45を駆動して
発進クラッチ8を断(オフ)に保持し、これにより、停
車中もエンジン2を所定の回転数で駆動し、充電モード
を継続できる。なお、発進時にはクラッチ制御弁45を
所定の発進モードで駆動し、即ち、発進クラッチ8を半
クラッチ状態より徐々に接合状態に戻し、再度走行時の
充電モードに入ることとなる。
【0027】次に、発進クラッチ8はこれを制御するク
ラッチ制御手段としてのコントローラ28等の電子制御
系及び油圧回路23内のクラッチ制御弁45を有する
が、このクラッチ制御手段の故障時、例えば、クラッチ
制御弁45への指示電流が最小に固定した状態に陥り、
故障したとする。この場合、クラッチ制御弁45は常開
の電流比例圧力制御弁であることより、開放位置P1に
固定される。この場合、第2クラッチ油路39が開放さ
れ、発進クラッチ8には圧油が供給され、クラッチ接状
態に保持される。その上で、コントローラ28はバック
アップ制御手段として機能し、モータジェネレータ4を
電動機単独モードで駆動し車両を走行させることができ
る。この際、エンジンクラッチ40が断に保持され、エ
ンジンの引き摺りによる駆動ロスを低減できる。なお、
コントローラ28はバックアップ制御手段として図示し
ない表示手段を故障表示するように構成しても良い。
【0028】このように図1のハイブリッド車両の制御
装置は、通常時にはクラッチ制御手段が機能し、クラッ
チ制御手段の一部を成すクラッチ制御弁45の故障時に
はバックアップ制御手段が機能するというフェイルセー
フ機能を持つので、発進クラッチ8を装備するハイブリ
ッド車両の路上故障を確実に防止することができ、故障
時の安全性を向上させることができる。特に、自動変速
機のフェイル時用の専用電子回路及び油圧回路を別途に
持つ必要がなく、システムを簡素化でき、コスト増を招
くこともない。又、電動機単独モードで運転するため、
エンジンのアイドリングが問題となることも無い。
【0029】図1のハイブリッド車両の制御装置は、油
圧回路23を介しコントローラ28が油圧式の発進クラ
ッチ8を断接操作するものとして構成されていたが、こ
の発進クラッチ8に代えて、電磁式の図示しない発進ク
ラッチを用いても良い。この場合、図示しないコントロ
ーラが通常時にクラッチ制御手段として機能し、故障
時、即ち非通電時にクラッチが接に保持され、その上で
図示しないコントローラがバックアップ制御手段として
機能することとなる。この場合も図1のハイブリッド車
両の制御装置と同様の作用効果を得られ、特に、図1の
ハイブリッド車両の制御装置のようにクラッチ制御手段
の一部を成すクラッチ制御弁45用の油路を排除できる
ので、構成の簡素化を図れる。
【0030】図1のハイブリッド車両の制御装置は、電
動機及び発電機として兼用されるモータジェネレータ4
を用いたが、場合により、電動機及び発電機を個々に自
動変速装置に組み込んでも良く、この場合も図1のハイ
ブリッド車両の制御装置と同様の作用効果を得られる。
図1のハイブリッド車両の制御装置が採用された動力伝
達系PTは前後進切換用遊星ギア列5を用いていたが、
この前後進切換用遊星ギア列5に代えて、同部位に図示
しないハイ、ロー切り換え用の遊星ギア列機構を配備し
た動力伝達系を用いても良く、この場合も、図1のハイ
ブリッド車両の制御装置と同様の作用効果を得られる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、クラッチ制御手段が
異常状態となっても、バックアップ制御手段が電動機を
電動機単独モードで運転して車両を確実に走行させるこ
とができるので、装置の複雑化を抑制しながら車両の路
上故障を確実に防止することができる。また、電動機単
独モードで運転するため、エンジンのアイドリングが問
題となることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例としてのハイブリッド車
両の制御装置の概略構成図である。
【図2】図1のハイブリッド車両の制御装置内の油圧回
路の回路図である。
【図3】図1のハイブリッド車両の制御装置で用いるク
ラッチ制御弁の作動説明図である。
【図4】図1のハイブリッド車両の制御装置で用いる走
行モードマップの特性説明図である。
【符号の説明】
1 ハイブリッド車両の制御装置 2 エンジン 4 モータジェネレータ 8 発進クラッチ 10 駆動車輪 23 油圧回路 28 コントローラ 40 エンジンクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 威 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3D041 AA01 AA71 AA80 AB01 AC11 AC20 AD10 AD31 AD51 AE02 AE04 AE14 3J057 AA02 AA03 EE07 GA61 GB05 GB27 GB36 GD03 GE10 GE20 HH01 JJ01 JJ10 5H115 PG04 PI16 PI29 PU08 PU22 PU23 PU25 PV09 QI09 RB08 SE04 SE08 TB01 TO21 TO26 TO30 TZ14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機及びエンジンを有し、電動機単独モ
    ードを含む複数のモードで上記エンジン及び上記電動機
    の少なくとも一方から車両の駆動出力を出力する車両駆
    動力源と、 同車両駆動力源と上記車両の駆動車輪との間に介装され
    これら両者間を断接制御するクラッチ制御手段を接続し
    た発進クラッチと、 上記クラッチ制御手段の異常状態を検知すると上記発進
    クラッチを接状態とすると共に上記電動機を電動機単独
    モードで運転するバックアップ制御手段と、 を備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装
    置。
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