JP2000224794A - 電動機のコイル端接続部の絶縁装置及び絶縁処理方法 - Google Patents

電動機のコイル端接続部の絶縁装置及び絶縁処理方法

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JP2000224794A
JP2000224794A JP11025196A JP2519699A JP2000224794A JP 2000224794 A JP2000224794 A JP 2000224794A JP 11025196 A JP11025196 A JP 11025196A JP 2519699 A JP2519699 A JP 2519699A JP 2000224794 A JP2000224794 A JP 2000224794A
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coil end
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coil
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JP11025196A
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English (en)
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Takakimi Miyajima
卓仁 宮島
Toshio Arai
利夫 荒井
Tomoaki Oikawa
智明 及川
Takashi Yamamoto
隆史 山本
Hideaki Maeyama
英明 前山
Fumihiko Ishizono
文彦 石園
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機固定子のコイル端接続部の絶縁装置の
コイルへの固定作業で作業性が悪い。 【解決手段】 フィルム状の絶縁紙を複数回円筒状に巻
き、円筒の端部又は中央部を溶着した後、円筒の端部又
は中央部の溶着部に対して略垂直で円筒の中心軸と略平
行に溶着し複数の袋状の収納部が形成された電動機固定
子のコイル端接続部の絶縁装置であって、前記絶縁装置
は電動機固定子のコイル端接続部を挿入する収納部が接
続箇所挿入方向に対して略垂直方向に複数設置され、少
なくとも一つの収納部はコイルエンドの間に挿入され、
コイルエンドに最初に挿入される収納部からは、前記フ
ィルム状の絶縁紙を複数回円筒状に巻かれた最外周部の
絶縁紙が溶着されずに外側へ出ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電動機の固定子に
おいてリード線とコイル端またはコイル端同志の電気的
な接続箇所の絶縁を行う絶縁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6(a)は例えば特開平9−8428
8号公報に示された従来の電動機固定子のコイル端とリ
ード線との接続箇所の絶縁装置を示す側面図であり、図
6(b)はその正面図を示す。図6において、3は袋状
で電動機固定子のコイル端接続箇所を挿入する接続箇所
の収納部であり、横一列に3個連続で形成され、図6
(a)で収納部3のそれぞれ右側が開口挿入部となって
いる。また、8は溶着部、9は台座部である。上記台座
部9のみを電動機固定子コイルエンドの内相コイルのコ
イルエンドと外相コイルのコイルエンドとの間に挿入す
ることにより、上記収納部3はコイルの中に埋没するこ
となく絶縁装置がコイルエンド表面に固定される。コイ
ルエンド表面の定位置に絶縁装置が固定できるためにレ
ーシングしてコイルエンドを整形する工程において絶縁
装置がコイルエンド上から逃げないため作業性が向上す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の絶縁装置は以上
のように構成されているので、電動機固定子の内相コイ
ルのコイルエンドと外相コイルのコイルエンドとの間に
挿入するのは台座部のみであり、リード線とコイル端と
の接続箇所は全てコイルエンド表面に配置される。電動
機の相数や極数によっては、例えば3相4極電動機では
リード線とコイル端またはコイル端同志の接続箇所の総
数が7箇所にもなる場合があり、従来の絶縁装置では7
つの接続箇所収納部全てがコイルエンド表面に配置され
るため連続して配置された接続箇所収納部の全長がコイ
ルエンド表面一周分より長くなってしまい、接続箇所収
納部がコイルエンド表面で横に二列で並んで固定される
部分が発生し、コイルエンド整形の作業性が低下してし
まうという問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電動機固定子のコイル端接続箇
所を絶縁した絶縁装置をコイルエンドに固定した後のコ
イルエンドを整形する作業において良好な作業性を得る
ための絶縁装置を提供することを目的とする。また、絶
縁装置の使用数を削減できる絶縁装置を提供することを
目的とする。また、絶縁不良を生じない絶縁装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る電動機のコイル端接続部の絶縁装置は、絶縁紙を袋
状に形成して電動機の固定子のコイル端接続部を絶縁収
納する接続箇所収納部を備えた電動機のコイル端接続部
の絶縁装置において、接続箇所収納部として、接続箇所
挿入案内部を有し、電動機の固定子のコイルエンド間に
挿入される案内部付き接続箇所収納部と、案内部付き接
続箇所収納部をコイルエンド間に挿入時に、案内部付き
接続箇所収納部に対してコイルエンドと反対側に位置
し、案内部付き接続箇所収納部と一体に形成されるとと
もに案内部付き接続箇所収納部とは別の接続箇所収納部
とを備えたものである。
【0006】また、この発明の第2の発明に係る電動機
のコイル端接続部の絶縁装置は、第1の発明において、
絶縁紙を袋状に形成して電動機の固定子のコイル端接続
部を絶縁収納する接続箇所収納部を、フィルム状の絶縁
紙を複数層積層して形成したものである。
【0007】また、この発明の第3の発明に係る電動機
のコイル端接続部の絶縁処理方法は、絶縁紙を袋状に形
成することにより、接続箇所挿入案内部を有する案内部
付き接続箇所収納部と、案内部付き接続箇所収納部をコ
イルエンド間に挿入時に、案内部付き接続箇所収納部に
対してコイルエンドと反対側に位置し、案内部付き接続
箇所収納部と一体に形成されるとともに案内部付き接続
箇所収納部とは別の接続箇所収納部とを備えた絶縁装置
を形成し、電動機の固定子のコイル端とリ−ド線、及び
コイル端どうしを電気的に接続した接続部のうち少なく
とも一方の接続部を形成し、接続部を絶縁装置の案内部
付き接続箇所収納部と案内部付き接続箇所収納部とは別
の接続箇所収納部とに挿入し、接続箇所挿入案内部を利
用して、両接続箇所収納部のうち少なくとも案内部付き
接続箇所収納部を電動機の固定子のコイルエンド間に挿
入固定するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、実施の形態
1について図に基づいて説明する。図1(a)はこの発
明の絶縁装置の側面図であり、図1(b)は正面図を示
す。図1において、1aは電動機固定子のリード線、1
bは電動機固定子のコイル端であり、1cはコイル端接
続部であり、リード線1aとコイル端1bとの接続箇所
で、1dはコイル端接続部であり、コイル端1b同志の
接続箇所であり、接続箇所1cまたは1dではリード線
1aやコイル端1bを溶接等で電気的に接続している。
2aは溶着可能でフィルム状の絶縁紙を複数層円筒状に
巻き、円筒の片端部全体を溶着した端部溶着部で、2b
は端部溶着部2aに対して略垂直で円筒の中心軸と略平
行な溶着部であるが、最外周の絶縁紙は溶着しない。3
は電動機固定子のリード線1aとコイル端1bとの接続
箇所1cまたは電動機固定子のコイル端1b同志の接続
箇所1dを開口部3aより挿入できる袋状の接続箇所収
納部で、4も電動機の固定子コイル端接続箇所1cまた
は1dを開口部4aより挿入できる袋状の案内部付き接
続箇所収納部であり、案内部付き接続箇所収納部4の最
外周からは溶着しなかった絶縁紙である接続箇所挿入案
内部4bが出ている。接続箇所収納部3、案内部付き接
続箇所収納部4は接続箇所挿入方向に対して略垂直方向
に溶着部2bを挟んで並列に配置されている。即ち、接
続箇所収納部3と案内部付き接続箇所収納部4との関係
は、案内部付き接続箇所収納部4をコイルエンド間に挿
入時に、電動機固定子のコイルエンド表面に案内部付き
接続箇所収納部4を接触させ絶縁装置を位置決めした状
態で、接続箇所収納部3は、案内部付き接続箇所収納部
4に対してコイルエンドと反対側に位置し、案内部付き
接続箇所収納部4と一体に形成されるとともに案内部付
き接続箇所収納部4とは別の接続箇所収納部を形成す
る。図2はこの実施の形態の絶縁装置が電動機固定子の
コイルエンドに固定された箇所の断面図であり、図2に
おいて、5は電動機固定子の内相コイルのコイルエン
ド、6は電動機固定子の外相コイルのコイルエンド、7
は電動機固定子の鉄心である。図3は3相電動機固定子
の電気回路で、固定子のリード線1aとコイル端1bと
の接続箇所1cが3箇所、コイル端1b同志の接続箇所
1dが1箇所で接続箇所の総数が4箇所ある例を示す。
【0009】この実施の形態は上記のように構成され、
図1のように絶縁装置の接続箇所収納部3、案内部付き
接続箇所収納部4にそれぞれの開口部3a、4aから接
続箇所1cまたは1dを挿入した後、電動機固定子のコ
イルエンド表面に案内部付き接続箇所収納部4を接触さ
せた状態で絶縁装置を位置決めし、案内部付き接続箇所
収納部4と接続箇所挿入案内部4bとの間を別の例えば
薄板状の挿入片等で押すことにより、少なくとも案内部
付き接続箇所収納部4は図2に示されたように内相コイ
ルのコイルエンド5と外相コイルのコイルエンド6の間
に挿入して絶縁装置をコイルエンドに固定する。また、
案内部付き接続箇所収納部4は内相コイルのコイルエン
ド5と外相コイルのコイルエンド6の間に挿入するが、
接続箇所収納部3まで挿入してもよい。この際、接続箇
所挿入案内部4bにより案内部付き接続箇所収納部4及
び接続箇所収納部3はコイルエンド間に容易に挿入でき
る。尚、図2に示された電動機固定子コイルエンド断面
はコイルが内相コイル5と外相コイル6と2層である
が、3相電動機でコイルエンド断面が3層の固定子の場
合についても2層の場合と同様、絶縁装置をどのコイル
エンド間に挿入してもよい。
【0010】上記のように接続箇所挿入案内部4bが出
ている案内部付き接続箇所収納部4は必ず内相コイルエ
ンド5と外相コイルエンド6の間に挿入して固定される
ので、コイルエンド表面で固定される接続箇所収納部3
の数は電動機の固定子コイル端接続箇所1c及び1dの
総数よりも少なくできる。このために、固定子コイル端
接続箇所1c、1dが多くなっても接続箇所収納部3が
コイルエンド表面で横に2列で並んで固定されることは
なく、コイルエンド整形の作業性の低下はない。また、
絶縁装置はフィルム状の絶縁紙を複数層円筒状に巻いて
作られているので、コイルエンドの形状にならいやす
く、電動機の固定子コイル端接続箇所1cまたは1dに
突起が生じていたとしても電動機の固定子コイル端接続
箇所1cまたは1dが絶縁装置の接続箇所収納部3や案
内部付き接続箇所収納部4の複数層すべてを突き破りコ
イルの電線と接触して絶縁不良を生じることはない。ま
た、コイルエンドの定位置に絶縁装置が固定できるため
にレーシングしてコイルエンドを整形する工程において
絶縁装置がコイルエンド上から逃げないため作業性が向
上する。即ち、本実施の形態によれば電動機固定子のコ
イル端接続箇所を挿入する接続箇所収納部を接続箇所挿
入方向に対して略垂直方向に2個設置し、接続箇所を収
納部に挿入した後、案内部付き接続箇所収納部を内相コ
イルのコイルエンドと外相コイルのコイルエンドの間に
挿入して固定することにより、絶縁装置固定作業におい
て良好な作業性を得るとともに、使用絶縁装置の数を削
減ができる。また、フィルム状の絶縁紙としては、例え
ば厚さが100μm程度で、複数層として積層した全体
が500μm程度が適当であり、材質としてはPET等
の溶着可能で耐冷媒性を有する材質にすれば、冷凍装置
あるいは空調機等の冷媒ガスを圧縮する密閉型圧縮機の
電動機に適用できる。
【0011】次に、この発明の絶縁装置を3相電動機に
適用した例を図3を基に説明する。図3に示された電気
回路の3相電動機固定子はコイル端接続箇所1c、1d
の総数が4箇所なのでこの発明の実施の形態の絶縁装置
を2個使用し、それぞれコイルエンドの対角位置に固定
すれば、コイルエンド全周に渡って略均一なコイルエン
ド断面が得られるので、コイルエンドの高さが部分的に
高くならずコイルエンド整形が容易になる。
【0012】実施の形態2.実施の形態2について図4
(a)、(b)、(c)、(d)に基づいて説明する。
実施の形態2は実施の形態1において、図1に示す絶縁
装置に関し、端部溶着部2aおよび端部溶着部2aに対
して略垂直で円筒の中心軸と略平行な溶着部2bを変更
したものである。
【0013】図4(a)において、2cは溶着可能でフ
ィルム状の絶縁紙を複数層円筒状に巻き、円筒両端の別
々の側を部分的に溶着した端部溶着部で、2bは円筒の
中心軸と略平行で端部溶着部2cに対して略垂直な溶着
部である。3は袋状で電動機固定子の接続箇所を開口部
3aより挿入できる接続箇所収納部、4も袋状で接続箇
所を開口部4aより挿入できる案内部付き接続箇所収納
部であり、開口部3aと4aとは開口部の大きさが同じ
で、反対側に開口している。このため、電動機固定子の
接続箇所を異方向から挿入できるため、絶縁装置までの
接続箇所の無駄な引き回しが省略できるため、コストが
抑えられる。
【0014】図4(b)において、2dは溶着可能でフ
ィルム状の絶縁紙を複数層円筒状に巻き、円筒の中心軸
と略垂直方向に円筒中央部を溶着した中央部溶着部で、
2bは円筒の中心軸と略平行で中央溶着部2dに対して
略垂直な溶着部である。溶着部2b、2dによって、接
続箇所収納部3と案内部付き接続箇所収納部4が各2個
形成され、絶縁装置1個で4個の電動機固定子の接続箇
所を絶縁でき、図1で示された絶縁装置2個を端部溶着
部2a同志で接続したものと等価であり、使用絶縁装置
の数を減らすことができる。
【0015】図4(c)は図1において、円筒の中心軸
と略平行な溶着部2bの位置を中央部より接続箇所挿入
案内部4b側へ変更したものであり、この結果、接続箇
所収納部3が案内部付き接続箇所収納部4に対して大き
くなっている。このため、3相電動機の中性点(図3の
1d)のように多数のコイル端を電気的に接続したため
に太くなった接続箇所を接続箇所収納部3に挿入して接
続箇所を絶縁することができる。
【0016】図4(d)は図1において、円筒の中心軸
と略平行な溶着部2bを複数設けたものであり、この結
果、複数の接続箇所収納部3と一つの案内部付き接続箇
所収納部4が形成されて、絶縁装置一つで電動機の固定
子コイル端接続箇所1cまたは1dを3個以上(また
は、電動機の固定子コイル端接続箇所1c及び1dを合
わせて3個以上)絶縁できるので、使用絶縁装置の数を
減らすことができる。この場合、コイルエンド間に挿入
するのは、案内部付き接続箇所収納部4まででも、案内
部付き接続箇所収納部4側の接続箇所収納部3までで
も、また、場合によっては接続箇所収納部を3個とも挿
入してもよいのは前記の通りである。
【0017】尚、上記、図4(a)で説明した円筒両端
の別々の側を溶着した端部溶着部2cを設けること、図
4(b)で説明した円筒の中心軸と略垂直方向に円筒中
央部を溶着した中央部溶着部2dを設けること、図4
(c)で説明した円筒の中心軸と略平行な溶着部2bの
位置変更、図4(d)で説明した円筒の中心軸と略平行
な溶着部2bを複数設置すること等を適宜選択組合せた
構造とすることにより、各前記の作用、効果を合わせて
持つようにでき、電動機固定子のコイル端接続部の多様
な要求に対応できる。例えば、絶縁装置までの接続箇所
の無駄な引き回しが省略できるためのコスト低減と使用
絶縁装置の削減が同時にできる。なお、本実施の形態の
接続箇所収納部3と案内部付き接続箇所収納部4との関
係は、実施の形態1に記載と同様である。即ち、案内部
付き接続箇所収納部4をコイルエンド間に挿入時に、電
動機固定子のコイルエンド表面に案内部付き接続箇所収
納部4を接触させ絶縁装置を位置決めした状態で、接続
箇所収納部3は、案内部付き接続箇所収納部4に対して
コイルエンドと反対側に位置し、案内部付き接続箇所収
納部4と一体に形成されるとともに案内部付き接続箇所
収納部4とは別の接続箇所収納部を形成する。
【0018】また、実施の形態2で説明した絶縁装置に
は全て実施の形態1における特徴的構成要素である接続
箇所挿入案内部4bが存在し、案内部付き接続箇所収納
部4の最外周から出ている。このため、案内部付き接続
箇所収納部4と接続箇所挿入案内部4bとの間を別の例
えば薄板状の挿入片等で押すことにより、少なくとも案
内部付き接続箇所収納部4は図2に示されたように内相
コイルのコイルエンド5と外相コイルのコイルエンド6
の間に挿入して絶縁装置をコイルエンドに固定すること
ができ、レーシングしてコイルエンドを整形する工程に
おいて絶縁装置がコイルエンド上から逃げないため作業
性が向上する。
【0019】次に、前記各実施の形態1、2の絶縁装置
を3相と単相の電動機に適用した例を図を基に説明す
る。図5(a)は3相電動機固定子の電気回路で、固定
子のリード線1aとコイル端1bとの接続箇所1cが3
箇所、コイル端1b同志の接続箇所1dが4箇所で接続
箇所の総数が7箇所あり、図5(b)は単相電動機固定
子の電気回路で、固定子のリード線1aとコイル端1b
との接続箇所1cが3箇所ある。
【0020】例えば、図5(a)の3相電動機には、コ
イル端の接続箇所の総数が7箇所あるので図1(a)で
示された絶縁装置を2個と図4(d)で示された絶縁装
置を1個使用して、等間隔にコイルエンドに固定すれ
ば、コイルエンド全周に渡って略均一なコイルエンド断
面が得られるので、コイルエンドの高さが部分的に高く
ならずコイルエンド整形が容易になる。
【0021】図5(b)の単相電動機にはコイル端の接
続箇所の総数が3箇所あるので図4(d)で示された絶
縁装置を1個使用してコイルエンドに固定すれば、絶縁
装置は1個だけとなり、絶縁装置の使用数を少なくでき
る。
【0022】前記各実施の形態では、絶縁装置は接続箇
所挿入案内部4bを設けるようにしているが、これはか
ならずしも必要とはせず、ない場合はコイルエンド間へ
の挿入がやりにくくなる他は前記の各実施の形態に記載
の作用効果は同様に得られる。また、絶縁装置は薄手の
絶縁紙を複数回巻いて形成しているが、厚手のものを1
巻きとしてもよく、同様に前記の各実施の形態に記載の
作用効果は得られる。但し、コイルエンドの形状になら
いやすくするため材質の選択が必要となる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1の発明に
係る電動機のコイル端接続部の絶縁装置は、絶縁紙を袋
状に形成して電動機の固定子のコイル端接続部を絶縁収
納する接続箇所収納部を備えた電動機のコイル端接続部
の絶縁装置において、接続箇所収納部として、接続箇所
挿入案内部を有し、電動機の固定子のコイルエンド間に
挿入される案内部付き接続箇所収納部と、案内部付き接
続箇所収納部をコイルエンド間に挿入時に、案内部付き
接続箇所収納部に対してコイルエンドと反対側に位置
し、案内部付き接続箇所収納部と一体に形成されるとと
もに案内部付き接続箇所収納部とは別の接続箇所収納部
とを備えたので、コイル端接続部の数が多くなっても接
続箇所収納部がコイルエンド表面で横に二列で並んで固
定されることがなく、絶縁装置固定作業において良好な
作業性を得るとともに、絶縁装置の使用数を削減でき
る。
【0024】また、この発明の第2の発明に係る電動機
のコイル端接続部の絶縁装置は、第1の発明において、
絶縁紙を袋状に形成して電動機の固定子のコイル端接続
部を絶縁収納する接続箇所収納部を、フィルム状の絶縁
紙を複数層積層して形成したので、第1の発明の効果に
加えて、絶縁装置はコイルエンドの形状にならいやす
く、コイル端接続部に突起が生じていたとしても接続箇
所収納部の絶縁紙の複数層すべてを突き破り絶縁不良を
生じることがない。
【0025】また、この発明の第3の発明に係る電動機
のコイル端接続部の絶縁処理方法は、絶縁紙を袋状に形
成することにより、接続箇所挿入案内部を有する案内部
付き接続箇所収納部と、案内部付き接続箇所収納部をコ
イルエンド間に挿入時に、案内部付き接続箇所収納部に
対してコイルエンドと反対側に位置し、案内部付き接続
箇所収納部と一体に形成されるとともに案内部付き接続
箇所収納部とは別の接続箇所収納部とを備えた絶縁装置
を形成し、電動機の固定子のコイル端とリ−ド線、及び
コイル端どうしを電気的に接続した接続部のうち少なく
とも一方の接続部を形成し、接続部を絶縁装置の案内部
付き接続箇所収納部と案内部付き接続箇所収納部とは別
の接続箇所収納部とに挿入し、接続箇所挿入案内部を利
用して、両接続箇所収納部のうち少なくとも案内部付き
接続箇所収納部を電動機の固定子のコイルエンド間に挿
入固定するので、コイル端接続部の数が多くなっても接
続箇所収納部がコイルエンド表面で横に二列で並んで固
定されることがなく、絶縁装置固定作業において良好な
作業性を得るとともに、絶縁装置の使用数を削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による絶縁装置を示
す正面図および側面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による絶縁装置がコ
イルエンドに固定された状態を示す断面図である。
【図3】 コイル端接続箇所が4箇所ある3相電動機固
定子の電気回路である。
【図4】 この発明の実施の形態2による絶縁装置を示
す側面図である。
【図5】 コイル端接続箇所が7箇所ある3相電動機固
定子およびコイル端接続箇所が3箇所ある単相電動機固
定子の電気回路である。
【図6】 従来の絶縁装置を示す正面図および側面図で
ある。
【符号の説明】
1a 電動機固定子のリード線、1b 電動機固定子の
コイル端、1c リード線とコイル端との接続箇所(コ
イル端接続部)、1d コイル端同志の接続箇所コイル
端接続部)、3 接続箇所収納部、4 案内部付き接続
箇所収納部(接続箇所収納部)、4b 接続箇所挿入案
内部、5 電動機固定子の内相コイルのコイルエンド、
6 電動機固定子の外相コイルのコイルエンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 及川 智明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 隆史 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 前山 英明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石園 文彦 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H604 AA05 AA08 BB01 BB14 CC01 CC05 CC13 CC16 PB03 PC01 PC05 QB01 QB15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁紙を袋状に形成して電動機の固定子
    のコイル端接続部を絶縁収納する接続箇所収納部を備え
    た電動機のコイル端接続部の絶縁装置において、 前記接続箇所収納部として、接続箇所挿入案内部を有
    し、電動機の固定子のコイルエンド間に挿入される案内
    部付き接続箇所収納部と、前記案内部付き接続箇所収納
    部をコイルエンド間に挿入時に、前記案内部付き接続箇
    所収納部に対してコイルエンドと反対側に位置し、前記
    案内部付き接続箇所収納部と一体に形成されるとともに
    前記案内部付き接続箇所収納部とは別の接続箇所収納部
    とを備えたことを特徴とする電動機のコイル端接続部の
    絶縁装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁紙を袋状に形成して電動機の固
    定子のコイル端接続部を絶縁収納する接続箇所収納部
    を、フィルム状の絶縁紙を複数層積層して形成したこと
    を特徴とする請求項1の電動機のコイル端接続部の絶縁
    装置。
  3. 【請求項3】 絶縁紙を袋状に形成することにより、接
    続箇所挿入案内部を有する案内部付き接続箇所収納部
    と、前記案内部付き接続箇所収納部をコイルエンド間に
    挿入時に、前記案内部付き接続箇所収納部に対してコイ
    ルエンドと反対側に位置し、前記案内部付き接続箇所収
    納部と一体に形成されるとともに前記案内部付き接続箇
    所収納部とは別の接続箇所収納部とを備えた絶縁装置を
    形成し、電動機の固定子のコイル端とリ−ド線を電気的
    に接続した接続部、及びコイル端どうしを電気的に接続
    した接続部のうち少なくとも一方の接続部を形成し、前
    記接続部を前記絶縁装置の案内部付き接続箇所収納部と
    前記案内部付き接続箇所収納部とは別の接続箇所収納部
    とに挿入し、 前記接続箇所挿入案内部を利用して、前記両接続箇所収
    納部のうち少なくとも前記案内部付き接続箇所収納部を
    電動機の固定子のコイルエンド間に挿入固定することを
    特徴とする電動機のコイル端接続部の絶縁処理方法。
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