JP2000224848A - 同期整流器を使用した非対称フライバック回路 - Google Patents

同期整流器を使用した非対称フライバック回路

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JP2000224848A
JP2000224848A JP2000013011A JP2000013011A JP2000224848A JP 2000224848 A JP2000224848 A JP 2000224848A JP 2000013011 A JP2000013011 A JP 2000013011A JP 2000013011 A JP2000013011 A JP 2000013011A JP 2000224848 A JP2000224848 A JP 2000224848A
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Sang-Yun Lee
相潤 李
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パルス幅変調部の出力を利用して同期整流器の
ターンオフ時、二重の遅延を防止する。 【解決手段】 PWMコントローラ70Aでスイッチの
ゲート駆動信号を発生すると同時に基準電圧を発生し、
信号遅延部91ではPWMコントローラ70Aで出力さ
れるスイッチのゲート駆動信号を遅延させる。そして、
反転及び補償部92は信号遅延部91で出力されるゲー
ト駆動信号とPWMコントローラ70Aで出力される基
準電圧を比較し、その結果値を増幅して同期整流器SR
のターンオフ時、補償されたゲート駆動信号を発生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ACアダプタに適
用される非対称フライバック回路に関するもので、特
に、パルス幅変調部の出力を利用して同期整流器のター
ンオン前、同期整流器の2次側のスイッチであるMOS
トランジスタ(MOSFET)の寄生ダイオードの導通
時に発生する損失を最小化し、同期整流器のターンオフ
時、二重の遅延を防止するようにした同期整流器を使用
した非対称フライバック回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近になって、全世界的にノートブック
PCは、小型化、軽量化されていくとともに、高性能化
を追求することによって、必然的にマルチメディア体制
の構築、CPUの高速化、メモリ増加等々、システムの
仕様の増大が持続的に求められている。
【0003】また、各システム仕様のそれぞれの資源に
対する容量が増加する関係でノートブックPC用ACア
ダプタも現在は45〜50ワットの電力を使用している
が、徐々に60ワット、75ワット、及び80ワット以
上の高容量化と携帯が簡便な超小型スリム化、及び高効
率の要求が高まっている。
【0004】さらに、ACアダプタを高効率化にしなけ
ればならない理由は、効率が高くなるということは内部
の電力損失が小さいということであり、これは、内部の
発熱が小さいということを意味するため、小型化が可能
になる。
【0005】しかし、現在、ACアダプタに使われる最
も代表的な方式に、フライバック回路方式と共振型方式
があるけれども、そのうちフライバック回路方式は、半
導体素子であるMOSトランジスタのターンオフ電圧
(Vds)とターンオン電流(Ids)の交差が大きい
ハードスイッチングをするために、電力の損失が大きい
という短所がある。一方、共振型方式は、スイッチング
損失を抑えることができ、小型、軽量化に対して有効な
方法であるが、電圧と電流を正弦波形状に作るため、制
御性が悪く、スイッチング素子に与える電圧、電流のス
トレスが大きいという短所を内包している。
【0006】従って、最近では効率が高いという点から
同期整流器(Synchronous Rectifi
er:SR)を使用する同期整流方式が注目されてい
る。同期整流器は、出力ダイオードの代わりにMOSト
ランジスタを使用し、同期整流器の導通時、Rds(on)
失(IF 2*Rds(on))が発生するが、Rds(on)は、0.
020〜0.025Ω程度で非常に小さく、損失が小さ
いため、効率上昇に大きな効果を奏する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような同期整流
方式を適用した従来のACアダプタの構成は、図1のと
おりである。
【0008】図1の構成によれば、入力される商用交流
電源に混ざっているノイズを除去した後、後端に具備さ
れているディバイス側に伝達しつつ、逆に後端のディバ
イス側で発生する電源ノイズが商用交流電源の入力端側
に伝えられることを防止するEMIフィルタ10と、前
記EMIフィルタ10を介して入力されるAC電源を整
流してDC電源に転換させるブリッジ整流部20と、前
記ブリッジ整流部20を介して整流されたDC電源を常
時220Vの交流入力状態でのDC電源の状態で維持す
る電圧ダブラ30と、入力されるスイッチング制御信号
によって前記電圧ダブラ30を介して流入される電源に
対するゼロ電圧スイッチング動作を遂行する非対称フラ
イバックコンバータ40と、前記非対称フライバックコ
ンバータ40でゼロ電圧スイッチング動作される電圧の
変動分に対してトランスT1を介して誘導される電源を
特定の同期信号によって整流する同期整流部50と、前
記同期整流部50を介して最終的に出力される電圧の状
態を感知して前端に電圧状態に対する情報を伝達するフ
ィードバック部100と、前記フィードバック部100
及び前記同期整流部50の後端に位置するディバイスの
損傷を防止する保護回路110と、前記フィードバック
部100を介して伝えられる前記同期整流部50の出力
電圧の状態によって制御信号用PWM信号を変調させる
PWMコントローラ70と、前記PWMコントローラ7
0で出力される制御信号によって前記非対称フライバッ
クコンバータ40のゼロ電圧スイッチング動作を制御す
るための駆動信号を発生させるスイッチゲートドライバ
80と、前記スイッチゲートドライバ80で出力される
駆動信号中、前記非対称フライバックコンバータ40内
部のローサイドスイッチを駆動するための駆動信号Lに
よって前記同期整流部50の同期状態を制御するための
SRゲートドライバ90とから構成される。
【0009】上記のように構成される同期整流方式を適
用した従来のACアダプタの構成中、同期整流方式に関
連した部分の構成をみると、図2に図示されているよう
に、図1の非対称フライバックコンバータ40、同期整
流部50、及びSRゲート駆動部90の簡略的な回路構
成と、PWMコントローラ70及びスイッチゲート駆動
部80が図示されている。
【0010】図2に図示されている構成をみると、パル
ス幅変調信号を発生するPWMコントローラ70と、前
記PWMコントローラ70で出力されるパルス幅変調信
号によってハイサイド及びローサイドスイッチのゲート
を駆動させるスイッチゲートドライバ80と、前記スイ
ッチゲートドライバ80の出力信号によってスイッチン
グ動作をするハイサイドスイッチSWH及びローサイド
スイッチSWLと、前記ハイサイドスイッチSWH及び
ローサイドスイッチSWLのスイッチング動作によって
1次側の電圧を2次側に誘導させるトランスT1と、前
記トランスT1の2次側出力電圧を整流する同期整流器
SRと、前記スイッチゲートドライバ80で出力される
ローサイドスイッチのゲート駆動信号で前記同期整流器
SRのゲートを駆動させる絶縁トランスフォーマT2と
から構成されている。
【0011】このように構成された従来の同期整流器を
使用した非対称フライバック回路はPWMコントローラ
70で出力されるパルス幅変調信号を使用してスイッチ
ゲートドライバ80で、非対称フライバックコンバータ
40内部のハイサイドスイッチSWH及びローサイドス
イッチSWLのゲートを駆動する。
【0012】そして、トランスT1は、前記ハイサイド
スイッチSWH及びローサイドスイッチSWLのスイッ
チング動作によって1次側の電圧を2次側に誘導させる
ようにし、同期整流器SRは、前記トランスT1の2次
側の出力電圧を整流して出力させる。そして、絶縁トラ
ンスフォーマT2は、前記スイッチゲートドライバ80
で出力されるローサイドスイッチのゲート駆動信号を利
用して前記同期整流器SRのゲートを駆動させる。
【0013】即ち、同期整流器SRのゲート駆動信号
は、ハイサイドスイッチSWHのターンオフと同期整流
器SRのターンオンの間、前記同期整流器SRのターン
オフとハイサイドスイッチSWHのターンオンの間に遅
延されつつ供給される。
【0014】また、ローサイドスイッチSWLのターン
オフ後、ハイサイドスイッチSWHがターンオンされる
前までは、2次側に伝えられたエネルギが消耗された後
であり、マイナスの1次側の電流が流れるため、ローサ
イドスイッチSWLのターンオフ以内に前記同期整流器
SRをターンオフさせなければならない。
【0015】このため、従来では同期整流器SRのゲー
ト信号をローサイドスイッチSWLと同一にする目的で
ローサイドスイッチSWLのゲート駆動信号を、絶縁ト
ランスフォーマT2を介して前記同期整流器SRのゲー
トに印加する。
【0016】図3に図示されている波形aは、前記ハイ
サイドスイッチのゲート電圧の波形で、波形bは、前記
ローサイドスイッチのゲート電圧の波形であり、波形c
は、同期整流器のゲート電圧の波形である。
【0017】前記図3に図示されている電圧波形を参照
して図2に図示されている回路の動作をみると、図3で
波形aの区間に前記ハイサイドスイッチSWHがオン動
作するため、トランスT1にエネルギが蓄えられる。
【0018】以後、前記波形aの電圧状態がロー状態に
転換されると、前記ハイサイドスイッチSWHがターン
オフされ、それによって前記トランスT1の極性が転換
されて2次側に電圧が誘導されることで電流isecが
流れるようになる。
【0019】このとき、前記電流isecが流れるため
に、ローサイドスイッチSWLのターンオン動作の電
圧、即ち、波形bの電圧を利用してSRゲートドライバ
90を介して同期整流器SRをターンオン駆動させる。
【0020】従って、前記ローサイドスイッチSWLが
オン動作する間は、前記電流isecが持続的に流れ、
前記ローサイドスイッチSWLがターンオフされると、
前記電流isecは、流れを止めるようになるのであ
る。
【0021】しかし、実際に前記ハイサイドスイッチS
WHのターンオフ時点と前記ローサイドスイッチSWL
のターンオン時点の間に遅延時間が存在し、前記トラン
スT1の2次側の電流isecは、前記ハイサイドスイ
ッチSWHのターンオフ時点から流れるため、前記同期
整流器SRがターンオンされる前までは、前記同期整流
器SR内部の寄生ダイオードを介して流れるようになる
(図3の波形c参照)。
【0022】従って, 前記同期整流器SR内部の寄生ダ
イオードを介して電流isecが流れる間、寄生ダイオ
ードでの電圧降下による電力損失DSRが発生する。
【0023】また、前記同期整流器SRは、PWMコン
トローラ70の出力信号からスイッチゲートドライバ8
0とSRゲートドライバ90を経由した信号によって動
作するため、二重的な時間遅延が発生する。こうした遅
延時間によって前記ローサイドスイッチSWLのターン
オフ時点より遅れた時点でターンオフ動作するようにな
るため、誤動作の問題点が発生する(図3の波形d参
照)。
【0024】さらに、前記ローサイドスイッチSWLが
ターンオフされると同時にトランスT1の1次側の電流
ipriは、前記ハイサイドスイッチSWHの寄生ダイ
オードを介して流れるため、前記同期整流器SRのター
ンオフ時点は、前記ローサイドスイッチSWLのターン
オフ時点と同一でなければならない。しかし、図2に図
示されている従来の技術では、こうした必要条件を満足
させることができない、という問題点が発生する。
【0025】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、パルス幅変調部の出
力を利用して同期整流器のターンオフ時、二重の遅延を
防止するようにした同期整流器を使用した非対称フライ
バック回路を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、スイッチのゲートを駆動するた
めのゲート駆動信号と基準電圧を発生するパルス幅変調
部と、前記パルス幅変調部で出力されるゲート駆動信号
によってハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを
駆動させるスイッチゲート駆動部と、前記ハイサイド及
びローサイドスイッチのスイッチング動作によって1次
側の電圧を2次側に誘導させるトランスと、前記トラン
スの2次側の出力電圧を整流する同期整流部と、前記パ
ルス幅変調部で出力されるゲート駆動信号を遅延させた
後、前記パルス幅変調部で出力される基準電圧と比較
し、その結果値を増幅して前記同期整流部の駆動信号に
提供する整流駆動信号発生部と、前記整流駆動信号発生
部で出力される駆動信号が絶縁トランスフォーマを介し
て入力されて前記同期整流部内に備えられているMOS
トランジスタからなる同期整流器を駆動する同期整流駆
動部とを含むことをその要旨とする。
【0027】請求項2の発明は、請求項1の同期整流器
を使用した非対称フライバック回路において、前記整流
駆動信号発生部は、前記パルス幅変調部で出力されるゲ
ート駆動信号を遅延させる信号遅延手段と、前記信号遅
延手段で出力されるゲート駆動信号と前記パルス幅変調
部で出力される基準電圧を比較し、その結果値を増幅し
て前記同期整流器のターンオフ時、補償されたゲート駆
動信号を発生する反転及び補償手段とを含むことをその
要旨とする。
【0028】請求項3の発明は、請求項2の同期整流器
を使用した非対称フライバック回路において、前記信号
遅延手段は、是正数だけ前記スイッチゲート駆動信号を
遅延させる抵抗及びコンデンサから構成されたRCフィ
ルタを使用することをその要旨とする。
【0029】請求項4の発明は、請求項2に記載の同期
整流器を使用した非対称フライバック回路において、前
記反転及び補償手段は、前記パルス幅変調部で出力され
る基準電圧と前記信号遅延手段で出力される信号を比較
する比較器と、前記比較器の出力信号を増幅して遅延が
補償された同期整流器のゲート駆動信号を発生するバッ
ファー増幅器とを含むことをその要旨とする。
【0030】請求項5の発明は、請求項4の同期整流器
を使用した非対称フライバック回路において、前記バッ
ファー増幅器は、所定の陽電圧が第1抵抗を介してコレ
クタ端子に入力され、前記陽電圧が第2抵抗を介してベ
ース端子に入力されるが、前記ベース端子にかかる前記
比較器の出力信号によってオン/オフ動作する第1トラ
ンジスタと、前記第1トランジスタのエミッタ端子にか
かる電圧がエミッタ端子に入力され、ベース端子には前
記比較器の出力信号が入力されて前記第1トランジスタ
と反動して動作する第2トランジスタとを含むことをそ
の要旨とする。
【0031】請求項6の発明は、請求項1の同期整流器
を使用した非対称フライバック回路において、前記同期
整流部は、前記トランスの2次側の電圧出力端と接地端
の間に並列連結されている第1コンデンサと、前記トラ
ンスの2次側の一端にドレイン端子が連結され、接地端
にソース端子が連結されるMOSトランジスタ素子であ
る同期整流器とを含むことをその要旨とする。
【0032】請求項7の発明は、請求項1の同期整流器
を使用した非対称フライバック回路において、前記同期
整流駆動部は、前記同期整流器のゲート端子と接地端の
間に連結される第3抵抗と、前記同期整流器のゲート端
子にカソード端子が連結され、接地端にアノード端子が
連結される第1ダイオードと、前記絶縁トランスフォー
マの2次側の電圧出力端と前記同期整流器のゲート端子
の間に連結される第4抵抗と、前記絶縁トランスフォー
マの2次側の他端と前記第1ダイオードのアノード端子
との間に連結される第2コンデンサとを含むことをその
要旨とする。
【0033】
【発明の実施の形態】まず、本発明を説明するに先立
ち、本発明における技術的思想を簡略的にみると、従来
技術での問題点がトランスT1の2次側の電流isec
が同期整流器SR内部の寄生ダイオードを介して流れる
ことで発生する電力の損失発生が問題であり、また、同
期整流器SRのオン/オフ動作時点が遅延時間によっ
て、定常動作条件の区間と他の区間で動作するというこ
とが問題である。従って、遅延時間を減らし、前記寄生
ダイオードを介したトランスT1における2次側の電流
isecの流れを抑制することと、2次側の電流ise
cがオフ時、即ち、ローサイドスイッチSWLのターン
オフと同時に同期整流器SRのゲート電圧をターンオフ
させて遅延を防止することが技術的課題である。
【0034】従って、非対称フライバックコンバータ4
0内部のハイサイドスイッチSWHのターンオフ時点に
同期整流器SRをターンオンさせると、前記同期整流器
SRの寄生ダイオードを介したトランスT1における2
次側の電流isecの流れを抑制することができるとい
うことと、スイッチゲートドライバの入力信号、即ち、
PWMコントローラの出力信号を使用すると、同期整流
器のゲート電圧がターンオフ遅延を防止することができ
るという点に着眼している。
【0035】そのため、本発明の要点は、スイッチゲー
トドライバの出力信号を同期整流器SRの駆動信号に使
用した従来技術から脱し、PWMコントローラで出力さ
れる信号を前記同期整流器SRの駆動信号に直接使用す
るということにある。
【0036】以下、本発明を詳細に説明する。
【0037】図4は本発明に伴う同期整流方式を適用し
たACアダプタのブロック構成例示図で、図4に図示さ
れている構成をみると、入力される商用交流電源に混ざ
っているノイズを除去した後、後端に備えられているデ
ィバイス側に伝達し、逆に後端のディバイス側で発生す
る電源ノイズが商用交流電源の入力端側へ伝えられるこ
とを防止するEMIフィルタ10と、前記EMIフィル
タ10を介して入力されるAC電源を整流してDC電源
に転換させるブリッジ整流部20と、前記ブリッジ整流
部20を介して整流されたDC電源を常時220V交流
入力状態でのDC電源の状態に維持する電圧ダブラ30
と、入力されるスイッチング制御信号によって前記電圧
ダブラ30を介して流入される電源に対するゼロ電圧ス
イッチング動作を遂行する非対称フライバックコンバー
タ40と、前記非対称フライバックコンバータ40でゼ
ロ電圧スイッチング動作される電圧の変動分に対してト
ランスT1を介して誘導される電源を特定の同期信号に
よって整流する同期整流部50と、前記同期整流部50
を介して最終的に出力される電圧の状態を感知して前端
に電圧状態に対する情報を伝達するフィードバック部1
00と、前記フィードバック部100及び前記同期整流
部50の後端に位置するディバイスの損傷を防止する保
護回路110と、前記フィードバック部100を介して
伝えられる前記同期整流部50の出力電圧の状態によっ
て制御信号用PWM信号を変調させるPWMコントロー
ラ70と、前記PWMコントローラ70で出力される制
御信号によって前記非対称フライバックコンバータ40
のゼロ電圧スイッチング動作を制御するための駆動信号
を発生させるスイッチゲートドライバ80と、前記PW
Mコントローラ70で出力される制御信号と基準電圧信
号が入力されて前記同期整流部50の同期状態を制御す
るためのSRゲートドライバ90とから構成されてい
る。
【0038】ブロック構成図としては、図4の構成が図
1に図示されている従来技術の構成と特別な差がないよ
うにみえる。従来技術と本発明の差は、以下で説明する
詳細な回路構成によって明確化される。
【0039】図5は、本発明による同期整流器を使用し
た非対称フライバック回路の構成図である。
【0040】図示されたとおり、スイッチのゲートを駆
動するためのゲート駆動信号と基準電圧Vrefを発生
するPWMコントローラ70Aと、前記PWMコントロ
ーラ70Aで出力されるゲート駆動信号によってハイサ
イドスイッチSWH及びローサイドスイッチSWLを駆
動させるスイッチゲート駆動部80と、前記ハイサイド
及びローサイドスイッチSWH,SWLのスイッチング
動作によって1次側の電圧を2次側に誘導させるトラン
スT1と、前記トランスT1の2次側の出力電圧を整流
する同期整流部50Aと、前記PWMコントローラ70
Aで出力されるゲート駆動信号を遅延させた後、前記P
WMコントローラ70Aで出力される基準電圧Vref
と比較してその結果値を増幅して前記同期整流部50A
の駆動信号に提供するSRゲートドライバ90Aとから
構成されている。
【0041】このとき、前記SRゲートドライバ90A
は、前記PWMコントローラ70Aで出力される信号を
遅延させる信号遅延部91と、前記信号遅延部91で出
力されるゲート駆動信号と前記PWMコントローラ70
Aで出力される基準電圧Vrefを比較し、その結果値
を増幅して同期整流器SRのターンオフ時、補償された
ゲート駆動信号を発生する反転及び補償部92とからな
る。前記信号遅延部91は、是正数だけ前記スイッチゲ
ート駆動信号を遅延させる抵抗R1及びコンデンサC3
とから構成される。
【0042】また、前記反転及び補償部92は、前記P
WMコントローラ70Aで出力される基準電圧Vref
と前記信号遅延部91で出力される信号を比較する比較
器OPと、前記比較器OPの出力信号を増幅して同期整
流器のゲート駆動信号を発生するバッファー増幅器93
とから構成される。
【0043】また、前記バッファー増幅器93は、所定
の陽電圧Vccが第5抵抗R5を介してコレクタ端子に
入力され、前記陽電圧Vccが第4抵抗R4を介してベ
ース端子に入力されるものの、前記ベース端子にかかる
前記比較器OPの出力信号によってオン/オフ動作する
第1トランジスタQ1と、前記第1トランジスタQ1の
エミッタ端子にかかる電圧がエミッタ端子に入力され、
ベース端子には前記比較器OPの出力信号が入力されて
前記第1トランジスタQ1と反動して動作する第2トラ
ンジスタQ2とから構成される。
【0044】また、前記反転及び補償部92で出力され
る1次側の信号を2次側に備えられている同期整流器の
ゲート駆動信号に提供するため、絶縁トランスフォーマ
T2が備えられている。
【0045】また、同期整流部50Aは、前記トランス
T1の2次側の電圧出力端と接地端の間に並列連結され
ている第2コンデンサC2と、前記トランスT1の2次
側の一端にドレイン端子が連結され、接地端にソース端
子が連結されるMOSトランジスタ素子である同期整流
器SRとから構成されている。
【0046】また、前記同期整流器SRを駆動するため
の同期整流器の駆動部94は、前記同期整流器SRのゲ
ート端子と接地端の間に連結される第3抵抗R3と、前
記同期整流器SRのゲート端子にカソード端子が連結さ
れ、接地端にアノード端子が連結される第1ダイオード
D1と、前記絶縁トランスフォーマT2の2次側の電圧
出力端と前記同期整流器SRのゲート端子の間に第2抵
抗R2及び前記絶縁トランスフォーマT2の2次側の他
端と前記第1ダイオードD1のアノード端子の間に連結
される第5コンデンサC5とから構成される。
【0047】このように構成された本発明による非対称
フライバック回路は、PWMコントローラ70Aでスイ
ッチゲートを駆動させるためのゲート駆動信号と基準電
圧Vrefを発生するようになり、スイッチゲートドラ
イバ80は、前記ゲート駆動信号によってハイサイドス
イッチSWH及びローサイドスイッチSWLのゲートを
駆動する。
【0048】そして、トランスT1は、前記ハイサイド
スイッチSWH及びローサイドスイッチSWLのスイッ
チング動作によって1次側の電圧を2次側に誘導させる
ようになり、同期整流器SRは、前記トランスT1の2
次側の出力電圧を整流して出力させる。
【0049】一方、同期整流器SRのターンオフ時、遅
延を防止するため、既存のローサイドスイッチのゲート
駆動信号を利用せず、前記PWMコントローラ70Aの
出力信号を直接利用し、比較器OPの反転入力に使用し
た。
【0050】このとき、前記信号遅延部91が備えられ
ている理由は、前記ハイサイドスイッチSWHがオン動
作する間、前記同期整流器SRがオン動作して前記トラ
ンスT1の2次側の電流isecが逆に流れるのを防止
するためである。
【0051】そして、反転及び補償部92内の比較器O
Pは、前記信号遅延部91で得られる信号を反転データ
の入力端で入力を受け、前記PWMコントローラ70A
で出力される基準電圧Vrefを非反転データの入力端
で入力を受け、その大きさを比較した後、その比較値に
伴う電圧信号をハイ或いはロー状態の電圧信号として出
力する。
【0052】そして、比較器OPの出力は、バッファー
増幅器93で増幅され、同期整流器SRのターンオフ
時、遅延を補償するためのゲート駆動信号で出力される
が、前記バッファー増幅器93で増幅された信号は、前
記比較器OPで出力される信号に対して位相反転された
状態を維持する。
【0053】さらに、絶縁トランスフォーマT2は、1
次側と2次側における絶縁のためのものであり、前記バ
ッファー増幅器93で出力される反転及び補償されたゲ
ート駆動信号として抵抗R1,R3により分圧された
後、前記同期整流器SRのゲートを駆動し、ターンオフ
時、遅延を補償するようになる。
【0054】図6は、同期整流器のゲート電圧とローサ
イドスイッチのゲート電圧の波形を表したものである。
図示されたとおり、ローサイドスイッチSWLのターン
オフと同時に同期整流器SRがターンオフされて遅延が
発生しない、ということがわかる。
【0055】図7は、同期整流器のゲート電圧とトラン
スの2次電流の波形を表したものである。ハイサイドス
イッチのゲート電圧がターンオフされた後、二次電流i
secが導通して最小のRC遅延時間後、同期整流器の
ゲート電圧がターンオンすることで、寄生ダイオードを
介した損失が最小化され、二次電流のオフ時と同時に同
期整流器がターンオフされて寄生ダイオードの導通がな
く、二重遅延現象がなく誤動作を起こすことはない。
【0056】図8は、同期整流器ゲート電圧とハイサイ
ドの電流波形を表したもので、1次ハイサイド電流がマ
イナスに流れる前に、同期整流器のゲート電圧が遅延な
くターンオフされることを図示している。
【0057】
【発明の効果】以上、詳述したとおり、本発明は、パル
ス幅変調部の出力を利用し、比較器を利用して前記パル
ス幅変調部で出力されるスイッチのゲート駆動信号を位
相反転させて同期整流器のゲートを駆動することによっ
て、同期整流器におけるゲート電圧のターンオンの遅延
を防止して寄生ダイオードを介した損失を最小化し、同
期整流器のターンオフ時、発生する遅延を除去すること
ができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 同期整流方式を適用したACアダプタのブロ
ック構成例示図。
【図2】 従来の同期整流方式に関連した部分の簡略的
な回路図。
【図3】 図2に示す回路図の問題点を説明するための
波形図。
【図4】 本発明に伴う同期整流方式を適用したACア
ダプタのブロック構成例示図。
【図5】 本発明による同期整流器を使用した非対称フ
ライバック回路図。
【図6】 本発明でスイッチLのゲート電圧と同期整流
器のゲート電圧を示す波形図。
【図7】 本発明で同期整流器のゲート電圧とトランス
の2次側の電流を示す波形図。
【図8】 本発明で同期整流器のゲート電圧と2次側の
ハイサイド電流を示す波形図。
【符号の説明】
10…EMIフィルタ、20…ブリッジ整流部、30…
電圧ダブラ、40…非対称フライバックコンバータ、5
0A…同期整流部、70A…PWMコントローラ、80
…スイッチゲートドライバ、90A…SRゲートドライ
バ、91…信号遅延部、92…反転及び補償部、93…
バッファー増幅器、100…フィードバック部、110
…保護回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチのゲートを駆動するためのゲー
    ト駆動信号と基準電圧を発生するパルス幅変調部と、 前記パルス幅変調部で出力されるゲート駆動信号によっ
    てハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを駆動さ
    せるスイッチゲート駆動部と、 前記ハイサイド及びローサイドスイッチのスイッチング
    動作によって1次側の電圧を2次側に誘導させるトラン
    スと、 前記トランスの2次側の出力電圧を整流する同期整流部
    と、 前記パルス幅変調部で出力されるゲート駆動信号を遅延
    させた後、前記パルス幅変調部で出力される基準電圧と
    比較し、その結果値を増幅して前記同期整流部の駆動信
    号に提供する整流駆動信号発生部と、 前記整流駆動信号発生部で出力される駆動信号が絶縁ト
    ランスフォーマを介して入力されて前記同期整流部内に
    備えられているMOSトランジスタからなる同期整流器
    を駆動する同期整流駆動部とを含むことを特徴とする同
    期整流器を使用した非対称フライバック回路。
  2. 【請求項2】 前記整流駆動信号発生部は、 前記パルス幅変調部で出力されるゲート駆動信号を遅延
    させる信号遅延手段と、 前記信号遅延手段で出力されるゲート駆動信号と前記パ
    ルス幅変調部で出力される基準電圧を比較し、その結果
    値を増幅して前記同期整流器のターンオフ時、補償され
    たゲート駆動信号を発生する反転及び補償手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の同期整流器を使用し
    た非対称フライバック回路。
  3. 【請求項3】 前記信号遅延手段は、是正数だけ前記ス
    イッチゲート駆動信号を遅延させる抵抗及びコンデンサ
    から構成されたRCフィルタを使用することを特徴とす
    る請求項2に記載の同期整流器を使用した非対称フライ
    バック回路。
  4. 【請求項4】 前記反転及び補償手段は、 前記パルス幅変調部で出力される基準電圧と前記信号遅
    延手段で出力される信号を比較する比較器と、 前記比較器の出力信号を増幅して遅延が補償された同期
    整流器のゲート駆動信号を発生するバッファー増幅器と を含むことを特徴とする請求項2に記載の同期整流器を
    使用した非対称フライバック回路。
  5. 【請求項5】 前記バッファー増幅器は、 所定の陽電圧が第1抵抗を介してコレクタ端子に入力さ
    れ、前記陽電圧が第2抵抗を介してベース端子に入力さ
    れるが、前記ベース端子にかかる前記比較器の出力信号
    によってオン/オフ動作する第1トランジスタと、 前記第1トランジスタのエミッタ端子にかかる電圧がエ
    ミッタ端子に入力され、ベース端子には前記比較器の出
    力信号が入力されて前記第1トランジスタと反動して動
    作する第2トランジスタとを含むことを特徴とする請求
    項4に記載の同期整流器を使用した非対称フライバック
    回路。
  6. 【請求項6】 前記同期整流部は、 前記トランスの2次側の電圧出力端と接地端の間に並列
    連結されている第1コンデンサと、 前記トランスの2次側の一端にドレイン端子が連結さ
    れ、接地端にソース端子が連結されるMOSトランジス
    タ素子である同期整流器とを含むことを特徴とする請求
    項1に記載の同期整流器を使用した非対称フライバック
    回路。
  7. 【請求項7】 前記同期整流駆動部は、 前記同期整流器のゲート端子と接地端の間に連結される
    第3抵抗と、 前記同期整流器のゲート端子にカソード端子が連結さ
    れ、接地端にアノード端子が連結される第1ダイオード
    と、 前記絶縁トランスフォーマの2次側の電圧出力端と前記
    同期整流器のゲート端子の間に連結される第4抵抗と、 前記絶縁トランスフォーマの2次側の他端と前記第1ダ
    イオードのアノード端子との間に連結される第2コンデ
    ンサとを含むことを特徴とする請求項1に記載の同期整
    流器を使用した非対称フライバック回路。
JP2000013011A 1999-01-25 2000-01-21 同期整流器を使用した非対称フライバック回路 Pending JP2000224848A (ja)

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