JP2000225536A - 熱変形防止方法および切削用工作機械 - Google Patents

熱変形防止方法および切削用工作機械

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JP2000225536A
JP2000225536A JP11029109A JP2910999A JP2000225536A JP 2000225536 A JP2000225536 A JP 2000225536A JP 11029109 A JP11029109 A JP 11029109A JP 2910999 A JP2910999 A JP 2910999A JP 2000225536 A JP2000225536 A JP 2000225536A
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JP
Japan
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cutting
rail
thermal deformation
machine tool
bed
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JP11029109A
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English (en)
Inventor
Reiji Satou
礼士 佐藤
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切削作業中における案内面の熱変形を防止する
ことが可能な熱変形防止方法、および熱変形防止機能を
有する切削用工作機械を提供する。 【解決手段】旋盤21は、傾斜したベッド1の上面の左
前方に、主軸3を突出させた主軸台2が固定されてお
り、主軸台2の右側に、レール4が敷設されている。ま
た、レール4上には、刃物台6を装着したサドル5が載
置されており、レール4に沿って、摺動可能になってい
る。さらに、サドル5には、切削作業中にタレット7の
周囲に発生する切粉をベッド1の上面に落とさないよう
に、テレスコカバー8が、サドル5の移動に伴って移動
可能に付設されている。そして、ベッド1の右側には、
ファン10が付設されており、テレスコカバー8とレー
ル4との間の空間に向けて、送風できるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋盤等の切削用の
工作機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、切削用工作機械の一種である旋
盤を示したものである。旋盤50は、、ベッド51の上
面(案内面)に、レール54が敷設されており、そのレ
ール54上には、切削工具を固定するための刃物台56
を装着したサドル55が、レール54に沿って摺動可能
に載置されている。また、切削作業中に切粉がレール5
4に堆積しないように、サドル55にテレスコカバー5
8が付設されており、サドル55とともに移動可能にな
っている。さらに、刃物台56に固定されたタレット5
7の下側、およびサドル55の下側には、切削水ノズル
59a,59bが設置されており、切削水を吐出するこ
とによって、切削作業中にテレスコカバー58上に発生
した切粉を、前側下方へ流し落とすようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記旋
盤50の如き旋盤を用いて重切削作業をする場合には、
切粉が大量に発生してしまう。それゆえ、発生するすべ
ての切粉を切削水によって流し落とすことはできず、温
度の高い切粉が、テレスコカバー58上に堆積してしま
う。一方、切粉を流し落とす切削水も、切粉からの熱伝
導等によって高温となる。このため、テレスコカバー5
8のうち、切粉が堆積した部分や切削水が流れる部分の
温度が上昇する。そして、そのテレスコカバー58の熱
が、テレスコカバー58とレール54との間の空間の空
気を媒体として、レール54およびベッド51の上面に
伝わり、レール54およびベッド51上面のうち、切粉
が堆積した部分や切削水が流れる部分の下方に位置した
部位が高温となる。このため、レール54およびベッド
51の上面の温度が不均一となり、熱変形(ねじれや歪
み等)が生じてしまう。なお、切削水の温度上昇を防止
するために、切削水の温度調節装置を設けることもある
が、かかる温度調節装置は高価であり、大きな設置スペ
ースを必要とする上、切削作業中に余分な電力を必要と
する、という不具合がある。
【0004】本発明の目的は、上記従来の工作機械が有
する問題点を解消し、切削作業中(特に重切削作業中)
における案内面の熱変形を防止することが可能な熱変形
防止方法を提供するとともに、熱変形防止機能を有する
切削用工作機械を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の構成の
内、請求項1に記載された発明の構成は、案内面に保護
カバーが設けられた切削用工作機械において、案内面と
保護カバーとの間の空間に空気を流すことによって、保
護カバー上の切粉や切削液等の熱を案内面に伝えないよ
うにした案内面の熱変形防止方法にある。請求項2に記
載された発明の構成は、案内面に保護カバーが設けられ
た切削用工作機械であって、案内面とカバーとの間の空
間に空気を流す送風装置を設けたことにある。請求項3
に記載された発明の構成は、請求項2に記載された発明
において、送風装置が、主軸を冷却するためのファンク
ーラであることにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る切削用工作機
械の一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】[実施例1]図1は、切削用工作機械の一
種である旋盤を示したものである。旋盤21は、基台で
あるベッド1の上面(案内面)が、前下がりの傾斜状に
なっている。そして、その傾斜した案内面の左前方に、
主軸3を突出させた主軸台2が固定されており、主軸台
2の右側の部分に、レール4が敷設されている。レール
4上には、サドル5が載置されており、レール4に沿っ
て、Z方向に摺動可能になっている。また、サドル5の
上には、タレット7を回転可能に突設した刃物台6が載
置されており、X方向に摺動可能になっている。なお、
タレット7は、外周面に切削工具を固定できるようにな
っている。
【0008】さらに、サドル5には、切削作業中にタレ
ット7の周囲に発生する切粉をベッド1の上面に落とさ
ないように、保護カバーであるテレスコカバー8が、サ
ドル5の移動に伴って移動可能に付設されている。ま
た、タレット7およびサドル5下側には、切削水ノズル
9a,9bが設置されており、それぞれ、切削水を吐出
できるようになっている。そして、ベッド1の右側に
は、送風装置であるファン10が付設されており、テレ
スコカバー8とレール4との間の空間(以下、カバー空
間という)に向けて、送風できるようになっている。
【0009】かかる旋盤21においては、切削作業をす
る場合には、切削水ノズル9a,9bから切削水を吐出
することによって、テレスコカバー8上に発生した切粉
を、ベッド1の前側下方へ流し落とす。また、特に重切
削作業を実施する場合には、ファン10に電源を投入す
る。ファン10は、電源が投入されると、カバー空間に
停留した空気を排出し、新しい空気を送り込む。このた
め、重切削作業中においては、テレスコカバー8上に堆
積した切粉や切粉の冷却により高温となった切削水によ
ってテレスコカバー8の温度が上昇した場合でも、その
テレスコカバー8の熱は、カバー空間の空気とともに機
外へ放出されるため、レール4やベッド1の上面まで伝
わらない。したがって、レール4およびベッド1上面の
温度が上昇せず、レール4およびベッド1の上面の温度
分布が均一に保たれ、熱変形したりしない。
【0010】[実施例2]図2は、旋盤の変更例を示し
たものである。旋盤31は、カバー空間の左側に、ファ
ンクーラ11が設置されている。ファンクーラ11は、
発熱した主軸台2を冷却して温度が上昇した冷却油を、
主軸台2の右側上方に設けられたラジエター部(図示せ
ず)において冷却するためのものであり、内部に大型フ
ァン12が取り付けられている。なお、旋盤31のその
他の部分の構成は、旋盤21と同様である。かかる旋盤
31は、ファンクーラ11に内蔵された大型ファン12
によって、カバー空間に停留した空気を排出し、新しい
空気を送り込む。それゆえ、旋盤31においても、旋盤
21の場合と同様に、重切削作業中に温度上昇したテレ
スコカバー8の熱は、カバー空間の空気とともに機外へ
放出されるため、レール4やベッド1の上面まで伝わら
ず、レール4およびベッド1の上面の温度分布が均一に
保たれ、熱変形したりしない。また、旋盤31は、主軸
台2の冷却用のファンクーラ11を、カバー空間へ送風
する送風装置として利用しているので、余分な電力を使
用することなくカバー空間に空気を流すことができる。
【0011】なお、本発明の切削用工作機械の構成は、
上記した各実施例の態様に何ら限定されるものではな
く、ベッド、主軸台、主軸、レール、サドル、刃物台、
タレット、テレスコカバー、切削水ノズル、ファン(送
風装置)の形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。
【0012】たとえば、ファンは、主軸側あるいは主軸
と反対側のいずれに設けることも可能である。また、主
軸を冷却するためのファンクーラを保護カバーの側方に
設置できない場合は、ダクト等を用いて、ファンクーラ
とカバー空間とを接続することも可能である。なお、本
発明の切削用工作機械は、切削用途に使用することがで
きるものあり、案内面の保護カバーを備えたものであれ
ば、他の用途にも併用でるものでも良いし、旋盤以外の
工作機械でも良く、その種類は、何ら限定されない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、切削用工作機械の重切
削時に生じる案内面の温度上昇を、安価に効率良く抑制
することができ、案内面のねじれや傾き等の熱変形を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋盤を示す斜視説明図である。
【図2】旋盤を示す斜視説明図である。
【図3】従来の旋盤を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1・・ベッド、2・・主軸台、3・・主軸、4・・レー
ル、5・・サドル、6・・刃物台、7・・タレット、8
・・テレスコカバー、9a,9b・・切削水ノズル、1
0・・ファン、11・・ファンクーラ、21,31・・
旋盤、50・・旋盤、51・・ベッド、52・・主軸
台、54・・レール、55・・サドル、57・・タレッ
ト、58・・テレスコカバー、59a,59b・・切削
水ノズル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内面に保護カバーが設けられた切削用
    工作機械において、 案内面と保護カバーとの間の空間に空気を流すことによ
    って、保護カバー上の切粉や切削液等の熱を案内面に伝
    えないようにしたことを特徴とする案内面の熱変形防止
    方法。
  2. 【請求項2】 案内面に保護カバーが設けられた切削用
    工作機械であって、 案内面とカバーとの間の空間に空気を流す送風装置を設
    けたことを特徴とする切削用工作機械。
  3. 【請求項3】 送風装置が、主軸を冷却するためのファ
    ンクーラであることを特徴とする請求項2に記載の切削
    用工作機械。
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