JP2000226609A - ランスの異常監視方法 - Google Patents
ランスの異常監視方法Info
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- JP2000226609A JP2000226609A JP11029986A JP2998699A JP2000226609A JP 2000226609 A JP2000226609 A JP 2000226609A JP 11029986 A JP11029986 A JP 11029986A JP 2998699 A JP2998699 A JP 2998699A JP 2000226609 A JP2000226609 A JP 2000226609A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ランスの異常を検知することと、更に、ラン
スの異常を検知した場合においては、その異常の拡大を
防止することができ、もって、高炉操業の安全性を高め
る。 【解決手段】 炉内に熱風を送風するブローパイプ1の
壁を貫通させて配設したランス2の異常を検知し、その
異常の拡大を防止するランス2の異常監視方法であっ
て、ランス2に酸素を供給する配管20に圧力測定手段
24を設け、圧力測定手段24の指示値の推移により、
ランス2の異常を検知する。
スの異常を検知した場合においては、その異常の拡大を
防止することができ、もって、高炉操業の安全性を高め
る。 【解決手段】 炉内に熱風を送風するブローパイプ1の
壁を貫通させて配設したランス2の異常を検知し、その
異常の拡大を防止するランス2の異常監視方法であっ
て、ランス2に酸素を供給する配管20に圧力測定手段
24を設け、圧力測定手段24の指示値の推移により、
ランス2の異常を検知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ブローパ
イプを介して高炉に微粉炭や酸素等を供給する微粉炭吹
込みランスの異常監視方法に関するものである。
イプを介して高炉に微粉炭や酸素等を供給する微粉炭吹
込みランスの異常監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高炉への微粉炭吹込みは、コーク
スとの価格差に基づくコストメリット、およびコークス
炉の寿命延長の観点から、微粉炭の多量吹込みを指向し
た技術開発が活発に行われている。
スとの価格差に基づくコストメリット、およびコークス
炉の寿命延長の観点から、微粉炭の多量吹込みを指向し
た技術開発が活発に行われている。
【0003】通常の微粉炭吹込み操業では、微粉炭吹込
み用の短管ランスの先端部をブローパイプ内に突出さ
せ、ランス先端の開口部から微粉炭を吹込む方法が一般
的である。
み用の短管ランスの先端部をブローパイプ内に突出さ
せ、ランス先端の開口部から微粉炭を吹込む方法が一般
的である。
【0004】更に、微粉炭の燃焼性を向上させるため
に、特開平2−213406号公報や特開平6−100
912号公報では、ランスを2重管構造として、内管よ
り微粉炭を供給する一方、外管と内管との間にある隙間
から、空気または酸素、あるいはこれらの混合ガスを供
給することにより、微粉炭と酸素との接触効率を高め、
微粉炭の燃焼性を向上する方法が開示されている。
に、特開平2−213406号公報や特開平6−100
912号公報では、ランスを2重管構造として、内管よ
り微粉炭を供給する一方、外管と内管との間にある隙間
から、空気または酸素、あるいはこれらの混合ガスを供
給することにより、微粉炭と酸素との接触効率を高め、
微粉炭の燃焼性を向上する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、高炉にお
ける燃焼性を向上させるためのランスの構造について
は、これまで様々な改良が重ねられてきている。しかし
ながら、ランスに異常が発生した場合における対策は検
討されておらず、ランスに異常があったときの検知の方
法や、その異常の拡大を防止する方法や対策についての
技術は確立されていなかった。
ける燃焼性を向上させるためのランスの構造について
は、これまで様々な改良が重ねられてきている。しかし
ながら、ランスに異常が発生した場合における対策は検
討されておらず、ランスに異常があったときの検知の方
法や、その異常の拡大を防止する方法や対策についての
技術は確立されていなかった。
【0006】ランスに異常が発生すると、ランス自身の
異常燃焼のみならず、ブローパイプが破損して高炉の内
圧によって熱風が吹き出すことによって、設備の破壊
や、人身災害を引き起こす場合も考えられるため、ラン
スの異常を検知し、その異常の拡大を防止することは、
安全対策上重要である。
異常燃焼のみならず、ブローパイプが破損して高炉の内
圧によって熱風が吹き出すことによって、設備の破壊
や、人身災害を引き起こす場合も考えられるため、ラン
スの異常を検知し、その異常の拡大を防止することは、
安全対策上重要である。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ランスの異常を検知することと、更に、ラ
ンスの異常を検知した場合においては、その異常の拡大
を防止することができ、もって、高炉操業の安全性を高
めることができるランスの異常監視方法を提供すること
を目的とする。
ものであり、ランスの異常を検知することと、更に、ラ
ンスの異常を検知した場合においては、その異常の拡大
を防止することができ、もって、高炉操業の安全性を高
めることができるランスの異常監視方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0009】すなわち、請求項1の発明では、炉内に熱
風を送風するブローパイプの壁を貫通させて配設したラ
ンスの異常を検知し、その異常の拡大を防止するランス
の異常監視方法であって、ランスに酸素を供給する配管
に圧力測定手段を設け、圧力測定手段で測定された圧力
値の推移に基づいて、ランスの異常を検知する。
風を送風するブローパイプの壁を貫通させて配設したラ
ンスの異常を検知し、その異常の拡大を防止するランス
の異常監視方法であって、ランスに酸素を供給する配管
に圧力測定手段を設け、圧力測定手段で測定された圧力
値の推移に基づいて、ランスの異常を検知する。
【0010】従って、請求項1の発明においては、ラン
スに供給する酸素の圧力を測定することによって、ラン
スの異常を検知することができる。
スに供給する酸素の圧力を測定することによって、ラン
スの異常を検知することができる。
【0011】請求項2の発明では、炉内に熱風を送風す
るブローパイプの壁を貫通させて配設したランスの異常
を検知し、その異常の拡大を防止するランスの異常監視
方法であって、ランスとブローパイプとの接続部付近に
温度測定手段を設け、温度測定手段で測定された温度値
の推移に基づいて、ランスの異常を検知する。
るブローパイプの壁を貫通させて配設したランスの異常
を検知し、その異常の拡大を防止するランスの異常監視
方法であって、ランスとブローパイプとの接続部付近に
温度測定手段を設け、温度測定手段で測定された温度値
の推移に基づいて、ランスの異常を検知する。
【0012】従って、請求項2の発明においては、ラン
スの温度を測定することによって、ランスの異常を検知
することができる。
スの温度を測定することによって、ランスの異常を検知
することができる。
【0013】請求項3の発明では、ランスの異常を検知
したとき、ランスへの酸素供給を停止し、窒素等の不活
性ガスをランスに供給することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2の発明のランスの異常監視方法とする。
したとき、ランスへの酸素供給を停止し、窒素等の不活
性ガスをランスに供給することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2の発明のランスの異常監視方法とする。
【0014】従って、請求項3の発明においては、ラン
スの異常を検知した場合においては、ランスへの酸素供
給を停止し、代わりに窒素等の不活性ガスを供給する。
これにより、ランスの温度上昇を抑制することができ、
その結果、ランスの異常の拡大を防ぐことができる。
スの異常を検知した場合においては、ランスへの酸素供
給を停止し、代わりに窒素等の不活性ガスを供給する。
これにより、ランスの温度上昇を抑制することができ、
その結果、ランスの異常の拡大を防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0016】(第1の実施の形態)第1の実施の形態を
図1、図2、および図3を用いて説明する。
図1、図2、および図3を用いて説明する。
【0017】図1は、本実施の形態によるランスの異常
監視方法が適用される、高炉に熱風を供給するための配
管の系統図である。
監視方法が適用される、高炉に熱風を供給するための配
管の系統図である。
【0018】高炉に対して熱風を供給するブローパイプ
1に一対のランス2が取りつけられている。各ランス2
には、酸素を供給するための酸素供給本管10に通じる
酸素供給支管20、微粉炭を供給するための微粉炭供給
管30、及び窒素を供給する窒素供給管40が接続され
ている。
1に一対のランス2が取りつけられている。各ランス2
には、酸素を供給するための酸素供給本管10に通じる
酸素供給支管20、微粉炭を供給するための微粉炭供給
管30、及び窒素を供給する窒素供給管40が接続され
ている。
【0019】通常の高炉操業では、約1100〜120
0℃の熱風が、ブローパイプ1を通して高炉内へ送られ
る。前記熱風内への酸素の供給は、酸素供給本管10上
の酸素本管遮断弁11と、酸素本管流量調節弁12とを
開くことにより行う。酸素本管流量計13の指示値によ
って酸素の供給流量を、また、酸素本管圧力計14によ
って酸素の供給圧力を、それぞれ測定することができ
る。前記供給圧力の指示値をモニタしながら、酸素本管
流量調節弁12によって、所定の酸素供給流量および圧
力に調節する。
0℃の熱風が、ブローパイプ1を通して高炉内へ送られ
る。前記熱風内への酸素の供給は、酸素供給本管10上
の酸素本管遮断弁11と、酸素本管流量調節弁12とを
開くことにより行う。酸素本管流量計13の指示値によ
って酸素の供給流量を、また、酸素本管圧力計14によ
って酸素の供給圧力を、それぞれ測定することができ
る。前記供給圧力の指示値をモニタしながら、酸素本管
流量調節弁12によって、所定の酸素供給流量および圧
力に調節する。
【0020】ブローパイプ1の壁を貫通させて配設した
ランス2の先端からは、微粉炭と酸素とがブローパイプ
1内に吹き込まれる。このように、微粉炭と酸素とをラ
ンス2から吹き込むことによって、高炉内における微粉
炭の燃焼性を高めることができる。
ランス2の先端からは、微粉炭と酸素とがブローパイプ
1内に吹き込まれる。このように、微粉炭と酸素とをラ
ンス2から吹き込むことによって、高炉内における微粉
炭の燃焼性を高めることができる。
【0021】ランス2への酸素の供給は、酸素供給支管
20上の酸素支管遮断弁21と、酸素支管流量調節弁2
2とを開くことにより行う。酸素支管流量計23の指示
値によって酸素の供給流量を、また、酸素支管圧力計2
4によって酸素の供給圧力を、それぞれ測定することが
できる。前記供給圧力の指示値をモニタしながら、酸素
支管流量調節弁22によって、所定の酸素供給流量およ
び圧力に調節する。
20上の酸素支管遮断弁21と、酸素支管流量調節弁2
2とを開くことにより行う。酸素支管流量計23の指示
値によって酸素の供給流量を、また、酸素支管圧力計2
4によって酸素の供給圧力を、それぞれ測定することが
できる。前記供給圧力の指示値をモニタしながら、酸素
支管流量調節弁22によって、所定の酸素供給流量およ
び圧力に調節する。
【0022】また、ランス2への微粉炭の供給は、微粉
炭供給管30上の微粉炭遮断弁31を開くことにより行
う。
炭供給管30上の微粉炭遮断弁31を開くことにより行
う。
【0023】更に、ランス2へは、窒素供給管40上の
窒素遮断弁41を開くことにより、窒素を供給すること
ができる。窒素の供給圧力は、窒素圧力計42によって
測定することができる。
窒素遮断弁41を開くことにより、窒素を供給すること
ができる。窒素の供給圧力は、窒素圧力計42によって
測定することができる。
【0024】ランス2を通じてブローパイプ1に供給さ
れた前記微粉炭、前記酸素あるいは前記窒素は、ブロー
パイプ1内の熱風にて高炉へと導かれる。
れた前記微粉炭、前記酸素あるいは前記窒素は、ブロー
パイプ1内の熱風にて高炉へと導かれる。
【0025】ブローパイプ1とランス2との接続部付近
に備えられた温度計3は、当該部分のランス2温度を測
定する。
に備えられた温度計3は、当該部分のランス2温度を測
定する。
【0026】次に、以上のように構成した本実施の形態
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0027】本実施の形態においては、ランス2の圧力
異常が発生したときの作用について以下に説明する。
異常が発生したときの作用について以下に説明する。
【0028】ランス2の圧力異常としては、ランス2先
端の閉塞による圧力異常上昇と、ランス2先端の破損等
による圧力異常下降との2つの場合が考えられる。
端の閉塞による圧力異常上昇と、ランス2先端の破損等
による圧力異常下降との2つの場合が考えられる。
【0029】ランス2先端が、何らかの原因により閉塞
した場合においては、酸素供給本管10の圧力がほとん
ど一定なのに対して、酸素供給支管20の圧力は急激に
上昇し始める。したがって、酸素支管圧力計24により
酸素供給支管20の圧力を連続的に測定することによ
り、ランス2先端の閉塞を検知することができる。
した場合においては、酸素供給本管10の圧力がほとん
ど一定なのに対して、酸素供給支管20の圧力は急激に
上昇し始める。したがって、酸素支管圧力計24により
酸素供給支管20の圧力を連続的に測定することによ
り、ランス2先端の閉塞を検知することができる。
【0030】このように、ランス2先端の閉塞を検知し
た場合においては、該当するランス2に酸素を供給して
いる酸素支管遮断弁21を開から閉として酸素供給を遮
断する一方、窒素遮断弁41を閉から開として代わりに
パージ用の窒素を吹き込む。
た場合においては、該当するランス2に酸素を供給して
いる酸素支管遮断弁21を開から閉として酸素供給を遮
断する一方、窒素遮断弁41を閉から開として代わりに
パージ用の窒素を吹き込む。
【0031】これによって、ランス2先端の燃焼を抑制
することができる。
することができる。
【0032】図2は、このような、ランス2の閉塞時に
おける酸素供給本管10と酸素供給支管20との圧力推
移の測定例を示す図である。
おける酸素供給本管10と酸素供給支管20との圧力推
移の測定例を示す図である。
【0033】図2の例では、通常操業時における酸素供
給本管10の圧力が8.5kg/Nm3、酸素供給支管
20の圧力が8.0kg/Nm3である。ランス2が閉
塞して酸素供給支管圧力が8.3kg/Nm3に到達し
たときに、ランス2への酸素供給を停止し、代わりに窒
素の供給を開始するしきい値を設定している。
給本管10の圧力が8.5kg/Nm3、酸素供給支管
20の圧力が8.0kg/Nm3である。ランス2が閉
塞して酸素供給支管圧力が8.3kg/Nm3に到達し
たときに、ランス2への酸素供給を停止し、代わりに窒
素の供給を開始するしきい値を設定している。
【0034】図2は、ランス2の閉塞が発生すると、酸
素供給支管圧力が急激に上昇し、前記しきい値である
8.3kg/Nm3に至ったとき、酸素の供給が停止し
たために、その後、酸素供給支管圧力の上昇が収束した
状態を示している。
素供給支管圧力が急激に上昇し、前記しきい値である
8.3kg/Nm3に至ったとき、酸素の供給が停止し
たために、その後、酸素供給支管圧力の上昇が収束した
状態を示している。
【0035】なお、ランス2への酸素供給停止のしきい
値の設定は、上記で説明したように、たとえば8.3k
g/Nm3のように、絶対圧力で設定してもよく、ま
た、(通常操業時の酸素供給本管10の圧力)−0.2
kg/Nm3のように、差圧で設定してもよい。
値の設定は、上記で説明したように、たとえば8.3k
g/Nm3のように、絶対圧力で設定してもよく、ま
た、(通常操業時の酸素供給本管10の圧力)−0.2
kg/Nm3のように、差圧で設定してもよい。
【0036】ランス2の先端が破損等で破れた場合にお
いては、酸素供給本管10の圧力がほとんど一定なのに
対して、酸素供給支管20の圧力は下降する。したがっ
て、酸素支管圧力計24で酸素支管圧力を連続的に測定
することにより、ランス2の先端の破損等を検知するこ
とができる。
いては、酸素供給本管10の圧力がほとんど一定なのに
対して、酸素供給支管20の圧力は下降する。したがっ
て、酸素支管圧力計24で酸素支管圧力を連続的に測定
することにより、ランス2の先端の破損等を検知するこ
とができる。
【0037】このように、ランス2の先端の破損等を検
知した場合においては、該当するランス2に酸素を供給
している酸素支管遮断弁21を開から閉として酸素供給
を遮断する一方、窒素遮断弁41を閉から開として代わ
りにパージ用の窒素を吹き込む。
知した場合においては、該当するランス2に酸素を供給
している酸素支管遮断弁21を開から閉として酸素供給
を遮断する一方、窒素遮断弁41を閉から開として代わ
りにパージ用の窒素を吹き込む。
【0038】図3は、このような、ランス先端が破損等
で破れた場合における酸素供給本管10と酸素供給支管
20との圧力推移の測定例を示す図である。
で破れた場合における酸素供給本管10と酸素供給支管
20との圧力推移の測定例を示す図である。
【0039】図3の例では、通常操業時における酸素供
給本管10の圧力が8.5kg/Nm3、酸素供給支管
20の圧力が8.0kg/Nm3である。ランス2の先
端が破損等で破れて、酸素供給支管圧力が7.5kg/
Nm3にまで下降したときに、ランス2への酸素供給を
停止し、代わりに窒素の供給を開始するしきい値を設定
している。
給本管10の圧力が8.5kg/Nm3、酸素供給支管
20の圧力が8.0kg/Nm3である。ランス2の先
端が破損等で破れて、酸素供給支管圧力が7.5kg/
Nm3にまで下降したときに、ランス2への酸素供給を
停止し、代わりに窒素の供給を開始するしきい値を設定
している。
【0040】図3は、ランス2の先端が破損すると、酸
素供給支管圧力が急激に下降し、前記しきい値である
7.5kg/Nm3に至ったとき、酸素の供給が停止し
たために、その後、酸素供給支管圧力の下降が収束した
状態を示している。
素供給支管圧力が急激に下降し、前記しきい値である
7.5kg/Nm3に至ったとき、酸素の供給が停止し
たために、その後、酸素供給支管圧力の下降が収束した
状態を示している。
【0041】なお、ランス2への酸素供給停止のしきい
値の設定は、上記で説明したように、たとえば7.5k
g/Nm3のように、絶対圧力で設定してもよく、ま
た、(通常操業時の酸素供給支管20の圧力)−0.5
kg/Nm3のように、差圧で設定してもよい。
値の設定は、上記で説明したように、たとえば7.5k
g/Nm3のように、絶対圧力で設定してもよく、ま
た、(通常操業時の酸素供給支管20の圧力)−0.5
kg/Nm3のように、差圧で設定してもよい。
【0042】従って、以上のように構成した本実施の形
態によるランスの異常監視方法においては、酸素供給支
管20の圧力の推移を観測することにより、ランスの異
常を検知することができる。
態によるランスの異常監視方法においては、酸素供給支
管20の圧力の推移を観測することにより、ランスの異
常を検知することができる。
【0043】更に、ランス2の異常を検知した場合にお
いては、異常が検知されたランス2への酸素供給を遮断
し、代わりに窒素を吹き込む。これによって、ランス2
の異常の拡大を防止することが可能となる。
いては、異常が検知されたランス2への酸素供給を遮断
し、代わりに窒素を吹き込む。これによって、ランス2
の異常の拡大を防止することが可能となる。
【0044】なお、ランス2の先端が閉塞した場合、あ
るいはランス2の先端が破損した場合、いずれの場合に
おいても、正常なランス2に対しては、通常どおり酸素
供給を継続し、窒素パージは行わない。このように、本
実施の形態は、異常なランス2のみについて対策を講じ
ることができる。その結果、高炉操業を停止する必要が
無く、高炉操業の稼働率が低下することはない。
るいはランス2の先端が破損した場合、いずれの場合に
おいても、正常なランス2に対しては、通常どおり酸素
供給を継続し、窒素パージは行わない。このように、本
実施の形態は、異常なランス2のみについて対策を講じ
ることができる。その結果、高炉操業を停止する必要が
無く、高炉操業の稼働率が低下することはない。
【0045】(第2の実施の形態)第2の実施の形態を
図1、図4、および図5を用いて説明する。
図1、図4、および図5を用いて説明する。
【0046】図1は、第1の実施の形態で説明している
ので、ここではその説明は省略し、以下に本実施の形態
の作用について説明する。
ので、ここではその説明は省略し、以下に本実施の形態
の作用について説明する。
【0047】通常の高炉操業では、ブローパイプ1表面
の温度は約310〜350℃であるが、ランス2が異常
に燃焼した場合においては、ランス2の温度がそれより
も上昇する。したがって、温度計3によって、ランス2
の温度を測定することにより、ランス2の異常燃焼状態
を検知することが可能となる。
の温度は約310〜350℃であるが、ランス2が異常
に燃焼した場合においては、ランス2の温度がそれより
も上昇する。したがって、温度計3によって、ランス2
の温度を測定することにより、ランス2の異常燃焼状態
を検知することが可能となる。
【0048】このように、ランス2の温度が異常に上昇
した場合においては、該当するランス2に酸素を供給し
ている酸素支管遮断弁21を開から閉として酸素供給を
遮断する一方、窒素遮断弁41を閉から開として代わり
にパージ用の窒素を吹き込む。
した場合においては、該当するランス2に酸素を供給し
ている酸素支管遮断弁21を開から閉として酸素供給を
遮断する一方、窒素遮断弁41を閉から開として代わり
にパージ用の窒素を吹き込む。
【0049】これによって、ランス2先端の燃焼を抑
え、もってランス2の温度上昇を抑制することができ
る。
え、もってランス2の温度上昇を抑制することができ
る。
【0050】図4と図5とは、このような、ランス2の
異常燃焼発生時におけるランス2の温度推移の測定例を
示す図である。
異常燃焼発生時におけるランス2の温度推移の測定例を
示す図である。
【0051】図4の例では、ランス2の異常燃焼発生
後、ランス2の温度が上昇する場合を示すものであり、
通常操業時におけるブローパイプ1表面の温度が約34
0℃の場合である。ランス2の温度が上昇して400℃
に到達したときに、ランス2への酸素供給を停止し、代
わりに窒素の供給を開始するしきい値を設定している。
したがって、ランス2の温度が急激に上昇し、前記しき
い値である400℃に至ったとき、酸素の供給が停止
し、窒素の供給を開始したために、その後、ランス2の
温度が下降している状態を示している。
後、ランス2の温度が上昇する場合を示すものであり、
通常操業時におけるブローパイプ1表面の温度が約34
0℃の場合である。ランス2の温度が上昇して400℃
に到達したときに、ランス2への酸素供給を停止し、代
わりに窒素の供給を開始するしきい値を設定している。
したがって、ランス2の温度が急激に上昇し、前記しき
い値である400℃に至ったとき、酸素の供給が停止
し、窒素の供給を開始したために、その後、ランス2の
温度が下降している状態を示している。
【0052】図5の例では、ランス2の異常燃焼発生
後、ランス2の温度が急激に上昇した場合を示すもので
あり、通常操業時におけるランス2温度が約310℃の
場合である。ランス2の温度上昇率が、30秒間に10
℃以上の温度上昇率になったとき、ランス2への酸素供
給を停止し、代わりに窒素の供給を開始するしきい値を
設定している。したがって、ランス2の温度上昇率が、
前記しきい値に達したとき、酸素の供給が停止し、窒素
の供給を開始したために、その後、ランス2の温度が下
降している状態を示している。
後、ランス2の温度が急激に上昇した場合を示すもので
あり、通常操業時におけるランス2温度が約310℃の
場合である。ランス2の温度上昇率が、30秒間に10
℃以上の温度上昇率になったとき、ランス2への酸素供
給を停止し、代わりに窒素の供給を開始するしきい値を
設定している。したがって、ランス2の温度上昇率が、
前記しきい値に達したとき、酸素の供給が停止し、窒素
の供給を開始したために、その後、ランス2の温度が下
降している状態を示している。
【0053】従って、以上のように構成した本実施の形
態によるランスの異常監視方法においては、温度計3に
よりランス2の温度推移を観測することにより、ランス
異常を検知することができる。更に、ランス2の温度が
異常に上昇した時には、異常が発生したランス2への酸
素供給を遮断し、代わりに窒素を吹き込む。これによっ
て、異常の拡大を防止することが可能となる。
態によるランスの異常監視方法においては、温度計3に
よりランス2の温度推移を観測することにより、ランス
異常を検知することができる。更に、ランス2の温度が
異常に上昇した時には、異常が発生したランス2への酸
素供給を遮断し、代わりに窒素を吹き込む。これによっ
て、異常の拡大を防止することが可能となる。
【0054】なお、正常なランスに対しては、通常どお
り酸素供給を継続し、窒素パージは行わない。このよう
に、本実施の形態は、異常なランス2のみについて対策
を講じることができる。その結果、高炉操業を停止する
必要が無く、高炉操業の稼働率が低下することはない。
り酸素供給を継続し、窒素パージは行わない。このよう
に、本実施の形態は、異常なランス2のみについて対策
を講じることができる。その結果、高炉操業を停止する
必要が無く、高炉操業の稼働率が低下することはない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のランスの
異常監視方法によれば、ランスの異常を検知することが
可能であるとともに、ランスの異常を検知した場合にお
いては、ランスへの酸素供給を遮断し、代わりに窒素を
供給することにより、異常の拡大を防止することがで
き、ブローパイプが破損して高炉の内圧によって熱風が
吹き出すことなどを回避することができる。
異常監視方法によれば、ランスの異常を検知することが
可能であるとともに、ランスの異常を検知した場合にお
いては、ランスへの酸素供給を遮断し、代わりに窒素を
供給することにより、異常の拡大を防止することがで
き、ブローパイプが破損して高炉の内圧によって熱風が
吹き出すことなどを回避することができる。
【0056】これにより、設備破壊や人災等といった2
次的な災害などに至ることも無くなる。
次的な災害などに至ることも無くなる。
【0057】また、本発明のランスの異常監視方法によ
れば、異常が発生したランスを特定できるため、異常な
ランスのみを対象に、酸素供給を遮断し、窒素を供給す
る対策を講じることができる。よって、高炉を停止する
必要はなく、高炉操業の稼働率を下げることはない。
れば、異常が発生したランスを特定できるため、異常な
ランスのみを対象に、酸素供給を遮断し、窒素を供給す
る対策を講じることができる。よって、高炉を停止する
必要はなく、高炉操業の稼働率を下げることはない。
【0058】以上により、ランスの異常の検知と、その
異常拡大防止とを図ることが可能となり、もって、高炉
操業の安全性向上を実現することができる。
異常拡大防止とを図ることが可能となり、もって、高炉
操業の安全性向上を実現することができる。
【図1】本発明の実施の形態によるランスの異常監視方
法が適用される配管の系統図の例。
法が適用される配管の系統図の例。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるランス異常時
における酸素圧力推移の測定例を示す図。
における酸素圧力推移の測定例を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるランス異常時
における酸素圧力推移の測定例を示す図。
における酸素圧力推移の測定例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態によるランス異常時
におけるランスの温度推移の測定例を示す図。
におけるランスの温度推移の測定例を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態によるランス異常時
におけるランスの温度推移の測定例を示す図。
におけるランスの温度推移の測定例を示す図。
1…ブローパイプ、 2…ランス、 3…温度計、 10…酸素供給本管、 11…酸素本管遮断弁、 12…酸素本管流量調節弁、 13…酸素本管流量計、 14…酸素本管圧力計、 20…酸素供給支管、 21…酸素支管遮断弁、 22…酸素支管流量調節弁、 23…酸素支管流量計、 24…酸素支管圧力計、 30…微粉炭供給管、 31…微粉炭遮断弁、 40…窒素供給管、 41…窒素遮断弁、 42…窒素圧力計。
Claims (3)
- 【請求項1】 炉内に熱風を送風するブローパイプの壁
を貫通させて配設したランスの異常を検知し、その異常
の拡大を防止するランスの異常監視方法であって、前記
ランスに酸素を供給する配管に圧力測定手段を設け、前
記圧力測定手段で測定された圧力値の推移に基づいて、
前記ランスの異常を検知することを特徴とするランスの
異常監視方法。 - 【請求項2】 炉内に熱風を送風するブローパイプの壁
を貫通させて配設したランスの異常を検知し、その異常
の拡大を防止するランスの異常監視方法であって、前記
ランスと前記ブローパイプとの接続部付近に温度測定手
段を設け、前記温度測定手段で測定された温度値の推移
に基づいて、前記ランスの異常を検知することを特徴と
するランスの異常監視方法。 - 【請求項3】 前記ランスの異常を検知したとき、前記
ランスへの酸素供給を停止し、窒素等の不活性ガスを前
記ランスに供給することを特徴とする前記請求項1また
は前記請求項2に記載のランスの異常監視方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11029986A JP2000226609A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ランスの異常監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11029986A JP2000226609A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ランスの異常監視方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000226609A true JP2000226609A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12291294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11029986A Pending JP2000226609A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ランスの異常監視方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000226609A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-02-08 JP JP11029986A patent/JP2000226609A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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