JP2000227000A - トンネル換気制御システム - Google Patents
トンネル換気制御システムInfo
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- JP2000227000A JP2000227000A JP11030526A JP3052699A JP2000227000A JP 2000227000 A JP2000227000 A JP 2000227000A JP 11030526 A JP11030526 A JP 11030526A JP 3052699 A JP3052699 A JP 3052699A JP 2000227000 A JP2000227000 A JP 2000227000A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トンネル内を走行する車両に関する詳細な情
報に基づいて、各換気機の運転台数を決め、これによっ
て消費電力を低く抑えながら、トンネル内の換気制御精
度を飛躍的に高くして、トンネル内の汚染濃度を許容範
囲に維持させ、利用者の安全性、快適性を確保するのに
必要な視環境を確保させる。 【解決手段】 トンネル2内に設けられた車両データ受
信装置5によって、トンネル2内を走行する車両3に設
けられた車両データ送信装置4から送信される車両情報
を収集しながら、トンネル2内に設けられた測定装置6
によってトンネル2内の視界、CO濃度、風向風速など
を測定し、これら各車両情報、各測定動作で得られた各
測定結果に基づき、トンネル2内を通過する車両3の種
類、台数などを予測して、必要な台数だけ各換気機8を
運転させる。
報に基づいて、各換気機の運転台数を決め、これによっ
て消費電力を低く抑えながら、トンネル内の換気制御精
度を飛躍的に高くして、トンネル内の汚染濃度を許容範
囲に維持させ、利用者の安全性、快適性を確保するのに
必要な視環境を確保させる。 【解決手段】 トンネル2内に設けられた車両データ受
信装置5によって、トンネル2内を走行する車両3に設
けられた車両データ送信装置4から送信される車両情報
を収集しながら、トンネル2内に設けられた測定装置6
によってトンネル2内の視界、CO濃度、風向風速など
を測定し、これら各車両情報、各測定動作で得られた各
測定結果に基づき、トンネル2内を通過する車両3の種
類、台数などを予測して、必要な台数だけ各換気機8を
運転させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル内に設置
された複数の換気機を制御して、トンネル内の汚染濃度
を許容範囲に維持するトンネル換気制御システムに関す
る。
された複数の換気機を制御して、トンネル内の汚染濃度
を許容範囲に維持するトンネル換気制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】道路トンネルなどでは、トンネル内に配
置された各種センサなどの検知結果に基づき、トンネル
換気制御装置によって必要な換気量を演算し、この演算
結果に基づき、トンネル内に設けられた送風機、排風
機、ジェットファン、集塵機などの換気機を運転させ
て、汚染物質濃度を予め設定されている許容値以下にし
て、利用者の安全性、快適性を確保するのに必要な視環
境を確保している。
置された各種センサなどの検知結果に基づき、トンネル
換気制御装置によって必要な換気量を演算し、この演算
結果に基づき、トンネル内に設けられた送風機、排風
機、ジェットファン、集塵機などの換気機を運転させ
て、汚染物質濃度を予め設定されている許容値以下にし
て、利用者の安全性、快適性を確保するのに必要な視環
境を確保している。
【0003】図3はこのようなトンネルの換気を行うト
ンネル換気制御システムの一例を示すブロック図であ
る。
ンネル換気制御システムの一例を示すブロック図であ
る。
【0004】この図に示すトンネル換気制御システム1
01は、トンネル102内を通過する各車両103の台
数、速度などを計測するTC(Traffic Counter)10
4と、トンネル102内に設けられたVI(Visibility
Index)計105、CO(一酸化炭素)計106、AV
(Air Velocity)計107などによって構成され、トン
ネル102内の視界、CO濃度、風向風速などを測定す
る測定装置108と、交通量予測部109、換気計画部
110、換気フィードバック制御部111、協調部11
2などを有し、TC104、測定装置108によって得
られた各測定結果などに基づき、トンネル102内を通
過する車両103の台数を予測して、トンネル102内
の汚染濃度を許容範囲内に維持するのに必要な換気量を
求め、運転指令、停止指令などを生成するトンネル換気
制御装置113と、トンネル102内に配置され、トン
ネル換気制御装置113から出力される運転指令、停止
指令に基づき、トンネル102内の換気などを行う複数
の換気機114とを備えている。
01は、トンネル102内を通過する各車両103の台
数、速度などを計測するTC(Traffic Counter)10
4と、トンネル102内に設けられたVI(Visibility
Index)計105、CO(一酸化炭素)計106、AV
(Air Velocity)計107などによって構成され、トン
ネル102内の視界、CO濃度、風向風速などを測定す
る測定装置108と、交通量予測部109、換気計画部
110、換気フィードバック制御部111、協調部11
2などを有し、TC104、測定装置108によって得
られた各測定結果などに基づき、トンネル102内を通
過する車両103の台数を予測して、トンネル102内
の汚染濃度を許容範囲内に維持するのに必要な換気量を
求め、運転指令、停止指令などを生成するトンネル換気
制御装置113と、トンネル102内に配置され、トン
ネル換気制御装置113から出力される運転指令、停止
指令に基づき、トンネル102内の換気などを行う複数
の換気機114とを備えている。
【0005】そして、トンネル102内を通過する車両
103の台数、トンネル102内の視界、CO濃度、風
向風速などを測定するとともに、これら各測定動作で得
られた各測定結果に基づき、トンネル102内を通過す
る車両103の台数を予測して、必要な換気量を確保す
るのに必要な台数だけ、各換気機114を運転させ、こ
れによって汚染物質濃度を予め設定されている許容値以
下にして、利用者の安全性、快適性を確保するのに必要
な視環境を確保する。
103の台数、トンネル102内の視界、CO濃度、風
向風速などを測定するとともに、これら各測定動作で得
られた各測定結果に基づき、トンネル102内を通過す
る車両103の台数を予測して、必要な換気量を確保す
るのに必要な台数だけ、各換気機114を運転させ、こ
れによって汚染物質濃度を予め設定されている許容値以
下にして、利用者の安全性、快適性を確保するのに必要
な視環境を確保する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のトンネル換気制御システム101では、TC10
4として、トンネル102の天上部分などに配置された
超音波送受器から路面に向けて間欠的に超音波を出射し
ながら、路面側で反射されて戻る反射波を受波し、これ
が車両103で反射された超音波か、路面で反射された
超音波かを識別して、トンネル102内を通過する車両
103の台数をカウントする超音波方式のセンサ、また
はトンネル102の天上部分などに配置された赤外線送
受器から路面に向けて赤外線を出射しながら、路面側で
反射されて戻る反射波を受光し、これが車両103で反
射された赤外線か、路面で反射された赤外線かを識別し
て、トンネル102内を通過する車両103の台数をカ
ウントする光学方式のセンサ、あるいはトンネル102
の路面下に埋め込まれたループコイルに電流を流して磁
界を発生させながら、磁界の変化に基づき、車両103
の通過を検知し、トンネル102内を通過する車両10
3の台数をカウントするループコイル方式のセンサのい
ずれかを使用して、トンネル102内の路線上を走行す
る車両103が大型車か、小型車かを区別しながら、各
区別毎に、車両103の台数と、速度とを測定して、こ
れらの各測定結果を交通量計測値として、トンネル換気
制御装置113に供給している。
従来のトンネル換気制御システム101では、TC10
4として、トンネル102の天上部分などに配置された
超音波送受器から路面に向けて間欠的に超音波を出射し
ながら、路面側で反射されて戻る反射波を受波し、これ
が車両103で反射された超音波か、路面で反射された
超音波かを識別して、トンネル102内を通過する車両
103の台数をカウントする超音波方式のセンサ、また
はトンネル102の天上部分などに配置された赤外線送
受器から路面に向けて赤外線を出射しながら、路面側で
反射されて戻る反射波を受光し、これが車両103で反
射された赤外線か、路面で反射された赤外線かを識別し
て、トンネル102内を通過する車両103の台数をカ
ウントする光学方式のセンサ、あるいはトンネル102
の路面下に埋め込まれたループコイルに電流を流して磁
界を発生させながら、磁界の変化に基づき、車両103
の通過を検知し、トンネル102内を通過する車両10
3の台数をカウントするループコイル方式のセンサのい
ずれかを使用して、トンネル102内の路線上を走行す
る車両103が大型車か、小型車かを区別しながら、各
区別毎に、車両103の台数と、速度とを測定して、こ
れらの各測定結果を交通量計測値として、トンネル換気
制御装置113に供給している。
【0007】しかしながら、このようなTC104とし
て使用されている超音波方式のセンサ、光学方式のセン
サ、ループコイル方式のセンサは、いずれの方式のセン
サでも、大型車を小型車と誤認したり、小型車を大型車
に誤認したり、車線を外れて走行する車両103を認識
できないことがあり、これらの認識ミスによって、換気
制御を行うとき、車両103による交通換気力、汚染物
質の発生量などの見積もりを誤り、換気機114の運転
風量不足、台数不足などが発生し、トンネル102内の
汚染物質濃度を急激に上昇させたり、換気機114を過
剰に運転させて、余分な電力を消費させたりするという
問題があった。
て使用されている超音波方式のセンサ、光学方式のセン
サ、ループコイル方式のセンサは、いずれの方式のセン
サでも、大型車を小型車と誤認したり、小型車を大型車
に誤認したり、車線を外れて走行する車両103を認識
できないことがあり、これらの認識ミスによって、換気
制御を行うとき、車両103による交通換気力、汚染物
質の発生量などの見積もりを誤り、換気機114の運転
風量不足、台数不足などが発生し、トンネル102内の
汚染物質濃度を急激に上昇させたり、換気機114を過
剰に運転させて、余分な電力を消費させたりするという
問題があった。
【0008】また、TC104として使用されている現
在のセンサでは、車両103に関する詳細な情報、例え
ばエンジン種類(ガソリン車、ディーゼル車の区別)、
エンジン排気量、前面投影面積などを測定することがで
きないことから、これらの各情報を換気制御に用いるこ
とができないという問題があった。
在のセンサでは、車両103に関する詳細な情報、例え
ばエンジン種類(ガソリン車、ディーゼル車の区別)、
エンジン排気量、前面投影面積などを測定することがで
きないことから、これらの各情報を換気制御に用いるこ
とができないという問題があった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑み、請求項1で
は、トンネル内を走行する車両に関する詳細な情報を収
集することができ、これによってトンネル内の換気制御
精度を飛躍的に高くして、消費電力を低く抑えさせなが
ら、トンネル内の汚染濃度を許容範囲内に維持させるこ
とができるトンネル換気制御システムを提供することを
目的としている。
は、トンネル内を走行する車両に関する詳細な情報を収
集することができ、これによってトンネル内の換気制御
精度を飛躍的に高くして、消費電力を低く抑えさせなが
ら、トンネル内の汚染濃度を許容範囲内に維持させるこ
とができるトンネル換気制御システムを提供することを
目的としている。
【0010】請求項2では、トンネル内を走行する車両
に関する詳細な情報として、大型車、小型車の種別、エ
ンジン種類、エンジン排気量、汚染物質排出量、前面投
影面積、車速などの情報を収集することができ、これに
よってトンネル内の換気制御精度を飛躍的に高くして、
消費電力を低く抑えさせながら、トンネル内の汚染濃度
を許容範囲に維持させることができるトンネル換気制御
システムを提供することを目的としている。
に関する詳細な情報として、大型車、小型車の種別、エ
ンジン種類、エンジン排気量、汚染物質排出量、前面投
影面積、車速などの情報を収集することができ、これに
よってトンネル内の換気制御精度を飛躍的に高くして、
消費電力を低く抑えさせながら、トンネル内の汚染濃度
を許容範囲に維持させることができるトンネル換気制御
システムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、トンネル内の汚染濃度を
測定して得られた各測定値に基づき、前記トンネル内に
設けられた各換気機の一部または全部を運転して、前記
トンネル内の汚染濃度を許容範囲内に維持するトンネル
換気制御システムにおいて、前記トンネルを走行する車
両側に設けられ、車両に関する情報を送信する車両デー
タ送信装置と、前記トンネル側に設けられ、前記車両デ
ータ送信装置から送信される情報を受信し、車両データ
計測値を出力する車両データ受信装置と、この車両デー
タ受信装置から出力される前記車両データ計測値、およ
び前記トンネル内に設けられた測定装置から出力される
各測定値に基づき、換気機の運転台数を求めて、前記各
換気機を指定された台数だけ運転するトンネル換気制御
装置とを備えたことを特徴としている。
めに本発明は、請求項1では、トンネル内の汚染濃度を
測定して得られた各測定値に基づき、前記トンネル内に
設けられた各換気機の一部または全部を運転して、前記
トンネル内の汚染濃度を許容範囲内に維持するトンネル
換気制御システムにおいて、前記トンネルを走行する車
両側に設けられ、車両に関する情報を送信する車両デー
タ送信装置と、前記トンネル側に設けられ、前記車両デ
ータ送信装置から送信される情報を受信し、車両データ
計測値を出力する車両データ受信装置と、この車両デー
タ受信装置から出力される前記車両データ計測値、およ
び前記トンネル内に設けられた測定装置から出力される
各測定値に基づき、換気機の運転台数を求めて、前記各
換気機を指定された台数だけ運転するトンネル換気制御
装置とを備えたことを特徴としている。
【0012】請求項2では、請求項1に記載のトンネル
換気制御システムにおいて、前記車両データ送信装置
は、大型車、小型車の種別、エンジン種類、エンジン排
気量、汚染物質排出量、前面投影面積、または車速のう
ち、少なくともいずれかを含む情報を送信することを特
徴としている。
換気制御システムにおいて、前記車両データ送信装置
は、大型車、小型車の種別、エンジン種類、エンジン排
気量、汚染物質排出量、前面投影面積、または車速のう
ち、少なくともいずれかを含む情報を送信することを特
徴としている。
【0013】上記の構成により、請求項1では、トンネ
ル側に設けられた車両データ受信装置によって、トンネ
ル内を走行する車両側の車両データ送信装置から送信さ
れる情報を受信し、車両データ計測値を生成するととも
に、この車両データ計測値と、トンネル内に設けられた
測定装置から出力される各測定値とに基づき、トンネル
換気制御装置によって、換気機の運転台数を求めて、こ
の運転台数に応じた台数だけ各換気機を運転させる。こ
れにより、トンネル内を走行する車両に関する詳細な情
報を収集し、トンネル内の換気制御精度を飛躍的に高く
して、消費電力を低く抑えさせながら、トンネル内の汚
染濃度を許容範囲内に維持させる。
ル側に設けられた車両データ受信装置によって、トンネ
ル内を走行する車両側の車両データ送信装置から送信さ
れる情報を受信し、車両データ計測値を生成するととも
に、この車両データ計測値と、トンネル内に設けられた
測定装置から出力される各測定値とに基づき、トンネル
換気制御装置によって、換気機の運転台数を求めて、こ
の運転台数に応じた台数だけ各換気機を運転させる。こ
れにより、トンネル内を走行する車両に関する詳細な情
報を収集し、トンネル内の換気制御精度を飛躍的に高く
して、消費電力を低く抑えさせながら、トンネル内の汚
染濃度を許容範囲内に維持させる。
【0014】請求項2では、車両データ送信装置によっ
て、大型車、小型車の種別、エンジン種類、エンジン排
気量、汚染物質排出量、前面投影面積、車速のうち、少
なくともいずれかを含む情報を送信する。これにより、
トンネル内を走行する車両に関する詳細な情報として、
大型車、小型車の種別、エンジン種類、エンジン排気
量、汚染物質排出量、前面投影面積、車速などの情報を
収集し、トンネル内の換気制御精度を飛躍的に高くし
て、消費電力を低く抑えさせながら、トンネル内の汚染
濃度を許容範囲に維持させる。
て、大型車、小型車の種別、エンジン種類、エンジン排
気量、汚染物質排出量、前面投影面積、車速のうち、少
なくともいずれかを含む情報を送信する。これにより、
トンネル内を走行する車両に関する詳細な情報として、
大型車、小型車の種別、エンジン種類、エンジン排気
量、汚染物質排出量、前面投影面積、車速などの情報を
収集し、トンネル内の換気制御精度を飛躍的に高くし
て、消費電力を低く抑えさせながら、トンネル内の汚染
濃度を許容範囲に維持させる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるトンネル換気
制御システムの一実施の形態を示すブロック図である。
制御システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【0016】この図に示すトンネル換気制御システム1
は、トンネル2内を通過する各車両3毎に設けられる車
両データ送信装置4と、トンネル2内の天上などに配置
され、車両3に設けられた車両データ送信装置4から送
信される無線信号を受信して、各車両3の詳細な車両情
報を収集する車両データ受信装置5と、トンネル2内の
視界、CO濃度、風向風速などを測定する測定装置6
と、これら車両データ受信装置5、測定装置6によって
得られた各車両情報、各測定結果などに基づき、トンネ
ル2内を通過する車両3の台数を予測して、トンネル2
内の汚染濃度を許容範囲内に維持するのに必要な換気量
を求め、運転指令、停止指令などを生成するトンネル換
気制御装置7と、トンネル2内に配置され、トンネル換
気制御装置7から出力される運転指令、停止指令に基づ
き、トンネル2内の換気などを行う複数の換気機8とを
備えており、トンネル2内を通過する車両3の車両情報
を収集しながら、トンネル2内の視界、CO濃度、風向
風速などを測定し、これら各車両情報、各測定動作で得
られた各測定結果に基づき、トンネル2内を通過する車
両3の種類、台数などを予測し、この予測結果に応じた
台数だけ、各換気機8を運転させ、これによって汚染物
質濃度を予め設定されている許容値以下にして、利用者
の安全性、快適性を確保するのに必要な視環境を確保す
る。
は、トンネル2内を通過する各車両3毎に設けられる車
両データ送信装置4と、トンネル2内の天上などに配置
され、車両3に設けられた車両データ送信装置4から送
信される無線信号を受信して、各車両3の詳細な車両情
報を収集する車両データ受信装置5と、トンネル2内の
視界、CO濃度、風向風速などを測定する測定装置6
と、これら車両データ受信装置5、測定装置6によって
得られた各車両情報、各測定結果などに基づき、トンネ
ル2内を通過する車両3の台数を予測して、トンネル2
内の汚染濃度を許容範囲内に維持するのに必要な換気量
を求め、運転指令、停止指令などを生成するトンネル換
気制御装置7と、トンネル2内に配置され、トンネル換
気制御装置7から出力される運転指令、停止指令に基づ
き、トンネル2内の換気などを行う複数の換気機8とを
備えており、トンネル2内を通過する車両3の車両情報
を収集しながら、トンネル2内の視界、CO濃度、風向
風速などを測定し、これら各車両情報、各測定動作で得
られた各測定結果に基づき、トンネル2内を通過する車
両3の種類、台数などを予測し、この予測結果に応じた
台数だけ、各換気機8を運転させ、これによって汚染物
質濃度を予め設定されている許容値以下にして、利用者
の安全性、快適性を確保するのに必要な視環境を確保す
る。
【0017】各車両データ送信装置4は、この車両デー
タ送信装置4が搭載されている車両3に関する詳細な情
報、例えば大型、小型の区別、エンジン種類(ガソリン
車、ディーゼル車の区別)、エンジン排気量、前面投影
面積などの情報(車両情報)が登録された記憶回路、こ
の記憶回路に記憶されている車両情報を取り込んで、電
波信号形式、光信号形式などの無線信号に変換して、こ
れを送信する送信回路などを備えており、車両データ受
信装置5から送信された質問信号を受信したとき、記憶
回路に登録されている車両情報を電波信号形式、光信号
形式などの無線信号にして、車両データ受信装置5に送
信する。
タ送信装置4が搭載されている車両3に関する詳細な情
報、例えば大型、小型の区別、エンジン種類(ガソリン
車、ディーゼル車の区別)、エンジン排気量、前面投影
面積などの情報(車両情報)が登録された記憶回路、こ
の記憶回路に記憶されている車両情報を取り込んで、電
波信号形式、光信号形式などの無線信号に変換して、こ
れを送信する送信回路などを備えており、車両データ受
信装置5から送信された質問信号を受信したとき、記憶
回路に登録されている車両情報を電波信号形式、光信号
形式などの無線信号にして、車両データ受信装置5に送
信する。
【0018】車両データ受信装置5は、予め設定されて
いる所定周期で、電波信号形式、光信号形式などの質問
信号を生成し、これを出射しながら、車両データ送信装
置4から送信される無線信号を受信して復調する送受信
機、この送受信機から出力される復調信号をデコードし
て、各車両に関する情報(大型、小型の区別、エンジン
種類、エンジン排気量、前面投影面積などの車両情報)
を再生し、車両種別毎の車両データ計測値を生成するデ
コーダなどを備えており、予め設定されている所定周期
で、電波信号形式、光信号形式などの質問信号を生成
し、これを路面側に出射しながら、車両データ送信装置
4から送信される無線信号を受信して、各車両3の車両
情報を再生するとともに、この車両情報に基づき、車両
種別毎の車両データ計測値を生成し、これをトンネル換
気制御装置7に供給する。
いる所定周期で、電波信号形式、光信号形式などの質問
信号を生成し、これを出射しながら、車両データ送信装
置4から送信される無線信号を受信して復調する送受信
機、この送受信機から出力される復調信号をデコードし
て、各車両に関する情報(大型、小型の区別、エンジン
種類、エンジン排気量、前面投影面積などの車両情報)
を再生し、車両種別毎の車両データ計測値を生成するデ
コーダなどを備えており、予め設定されている所定周期
で、電波信号形式、光信号形式などの質問信号を生成
し、これを路面側に出射しながら、車両データ送信装置
4から送信される無線信号を受信して、各車両3の車両
情報を再生するとともに、この車両情報に基づき、車両
種別毎の車両データ計測値を生成し、これをトンネル換
気制御装置7に供給する。
【0019】また、測定装置6は、トンネル2内のVI
値(トンネル2内の視界の良さを表わす指標)を測定
し、この測定結果を0%(真っ暗な状態)〜100%
(完全にクリアな状態)の範囲に数値化したVI測定値
を生成するVI計9と、トンネル2内の一酸化炭素濃度
(CO濃度)を測定して、CO測定値を生成するCO計
10と、トンネル2内の風向、風速を測定し、風速測定
値を生成するAV計11とを備えており、トンネル2内
の視界、CO濃度、風向風速などを測定し、これによっ
て得られたVI測定値、CO測定値、風速測定値をトン
ネル換気制御装置7に供給する。
値(トンネル2内の視界の良さを表わす指標)を測定
し、この測定結果を0%(真っ暗な状態)〜100%
(完全にクリアな状態)の範囲に数値化したVI測定値
を生成するVI計9と、トンネル2内の一酸化炭素濃度
(CO濃度)を測定して、CO測定値を生成するCO計
10と、トンネル2内の風向、風速を測定し、風速測定
値を生成するAV計11とを備えており、トンネル2内
の視界、CO濃度、風向風速などを測定し、これによっ
て得られたVI測定値、CO測定値、風速測定値をトン
ネル換気制御装置7に供給する。
【0020】トンネル換気制御装置7は、車両データ受
信装置5から出力される車両データ計測値に基づき、当
該日における変動パターンを作成し、これを各曜日毎に
区分して記憶するとともに、今回の車両データ計測値お
よび前回までの処理で得られた各曜日毎の変動パターン
などに基づき、当該日における各時間帯毎の車両通過台
数を予測した車両データ予測値を生成する車両データ予
測部12と、この車両データ予測部12から出力される
車両データ予測値に基づき、当該日における各時間帯毎
の換気機運転量を求めるとともに、これらの各換気機運
転量に基づき、換気機運転量計画値を生成する換気計画
部13と、測定装置6から出力されるVI測定値、CO
測定値、風速測定値に基づき、換気機運転量補正値を生
成する換気フィードバック制御部14と、換気計画部1
3から出力される換気機運転量計画値に基づき、換気機
運転量指令値を作成するとともに、換気フィードバック
制御部14から出力される換気機運転量補正値に基づ
き、換気機運転量指令値を補正して、トンネル2内の汚
染濃度を許容値範囲内に収める協調部15とを備えてい
る。
信装置5から出力される車両データ計測値に基づき、当
該日における変動パターンを作成し、これを各曜日毎に
区分して記憶するとともに、今回の車両データ計測値お
よび前回までの処理で得られた各曜日毎の変動パターン
などに基づき、当該日における各時間帯毎の車両通過台
数を予測した車両データ予測値を生成する車両データ予
測部12と、この車両データ予測部12から出力される
車両データ予測値に基づき、当該日における各時間帯毎
の換気機運転量を求めるとともに、これらの各換気機運
転量に基づき、換気機運転量計画値を生成する換気計画
部13と、測定装置6から出力されるVI測定値、CO
測定値、風速測定値に基づき、換気機運転量補正値を生
成する換気フィードバック制御部14と、換気計画部1
3から出力される換気機運転量計画値に基づき、換気機
運転量指令値を作成するとともに、換気フィードバック
制御部14から出力される換気機運転量補正値に基づ
き、換気機運転量指令値を補正して、トンネル2内の汚
染濃度を許容値範囲内に収める協調部15とを備えてい
る。
【0021】そして、車両データ受信装置5から出力さ
れる車両データ計測値に基づき、当該日における変動パ
ターンを作成して、これを各曜日毎に区分して記憶しな
がら、この変動パターンおよび前回までの処理で得られ
た各曜日毎の変動パターンなどに基づき、当該日におけ
る各時間帯毎の車両通過台数を予測した車両データ予測
値を作成するとともに、この車両データ予測値に基づ
き、当該日の換気機運転量計画値を生成し、この換気機
運転量計画値に応じて、換気機8に換気機運転量指令値
を供給し、指定した台数だけ運転させる。また、この動
作と並行し、測定装置6から出力されるVI測定値、C
O測定値、風速測定値に基づき、換気機運転量補正値を
生成して、換気機運転量指令値を補正し、トンネル2内
の汚染濃度を許容値範囲内に収める。
れる車両データ計測値に基づき、当該日における変動パ
ターンを作成して、これを各曜日毎に区分して記憶しな
がら、この変動パターンおよび前回までの処理で得られ
た各曜日毎の変動パターンなどに基づき、当該日におけ
る各時間帯毎の車両通過台数を予測した車両データ予測
値を作成するとともに、この車両データ予測値に基づ
き、当該日の換気機運転量計画値を生成し、この換気機
運転量計画値に応じて、換気機8に換気機運転量指令値
を供給し、指定した台数だけ運転させる。また、この動
作と並行し、測定装置6から出力されるVI測定値、C
O測定値、風速測定値に基づき、換気機運転量補正値を
生成して、換気機運転量指令値を補正し、トンネル2内
の汚染濃度を許容値範囲内に収める。
【0022】また、換気機8は、トンネル2内に配置さ
れ、トンネル換気制御装置7から出力される運転指令、
停止指令に基づき、トンネル2内の換気などを行う送風
機、排風機、ジェットファン、集塵機などによって構成
され、トンネル換気制御装置7から出力される運転指
令、停止指令で指定された台数だけ、運転させて、トン
ネル2内を換気する。
れ、トンネル換気制御装置7から出力される運転指令、
停止指令に基づき、トンネル2内の換気などを行う送風
機、排風機、ジェットファン、集塵機などによって構成
され、トンネル換気制御装置7から出力される運転指
令、停止指令で指定された台数だけ、運転させて、トン
ネル2内を換気する。
【0023】次に、図1に示すブロック図を参照しなが
ら、この実施の形態の動作について詳細に説明する。
ら、この実施の形態の動作について詳細に説明する。
【0024】まず、予め設定されている一定周期で、車
両データ受信装置5から質問信号が送信されている状態
で、トンネル2内に車両3が入り、この車両3に搭載さ
れた車両データ送信装置4によって、質問信号が受信さ
れ、この車両データ送信装置4から車両情報を含む無線
信号が送信されると、車両データ受信装置5によって、
無線信号が受信されて、復調処理、デコード処理が行わ
れ、これによって得られた車両情報と、車両が通過した
ことを示す情報とが車両データ計測値として、トンネル
換気制御装置7内の車両データ予測部12に供給され
る。
両データ受信装置5から質問信号が送信されている状態
で、トンネル2内に車両3が入り、この車両3に搭載さ
れた車両データ送信装置4によって、質問信号が受信さ
れ、この車両データ送信装置4から車両情報を含む無線
信号が送信されると、車両データ受信装置5によって、
無線信号が受信されて、復調処理、デコード処理が行わ
れ、これによって得られた車両情報と、車両が通過した
ことを示す情報とが車両データ計測値として、トンネル
換気制御装置7内の車両データ予測部12に供給され
る。
【0025】そして、この車両データ予測部12によっ
て、車両データ受信装置5から出力される車両データ計
測値が取り込まれて、トンネル2内に入った車両3が大
型車か、小型車かが識別されるとともに、汚染物質の発
生量、車速などが判定され、この識別結果、判定結果に
基づき、一定周期、例えば1時間毎に、次式に示す演算
が行われて、予測項目に設定されている汚染物質発生量
平均値μLave,μSaveおよび車速平均値Vtaveが求めら
れる。
て、車両データ受信装置5から出力される車両データ計
測値が取り込まれて、トンネル2内に入った車両3が大
型車か、小型車かが識別されるとともに、汚染物質の発
生量、車速などが判定され、この識別結果、判定結果に
基づき、一定周期、例えば1時間毎に、次式に示す演算
が行われて、予測項目に設定されている汚染物質発生量
平均値μLave,μSaveおよび車速平均値Vtaveが求めら
れる。
【0026】
【数1】 但し、NL:単位時間における大型車の交通量[台/
h] NS:単位時間における小型車の交通量[台/h] μLi:i番目の大型車が発生する汚染物質の量[m3/
台] μSi:i番目の小型車が発生する汚染物質の量[m3/
台] Vti:i番目の車両速度[m/s] μLave:単位時間における大型車の汚染物質発生量平均
値[m3/km/台] μSave:単位時間における小型車の汚染物質発生量平均
値[m3/km/台] Vtave:車速平均値[m/s] 以下、車両データ予測部12によって、1時間毎に、上
述した演算が行われ、1日分の各予測項目が得られたと
き、各予測項目がグラフ化されて、各予測項目毎に、変
動パターンが作成されるとともに、当該日の曜日に応じ
て、変動パターンが平日、休日前、休日、休日明けなど
に分類されて、保存される。
h] NS:単位時間における小型車の交通量[台/h] μLi:i番目の大型車が発生する汚染物質の量[m3/
台] μSi:i番目の小型車が発生する汚染物質の量[m3/
台] Vti:i番目の車両速度[m/s] μLave:単位時間における大型車の汚染物質発生量平均
値[m3/km/台] μSave:単位時間における小型車の汚染物質発生量平均
値[m3/km/台] Vtave:車速平均値[m/s] 以下、車両データ予測部12によって、1時間毎に、上
述した演算が行われ、1日分の各予測項目が得られたと
き、各予測項目がグラフ化されて、各予測項目毎に、変
動パターンが作成されるとともに、当該日の曜日に応じ
て、変動パターンが平日、休日前、休日、休日明けなど
に分類されて、保存される。
【0027】また、上述した処理と並行し、予め設定さ
れている時刻になる毎に、車両データ予測部12によっ
て、既に分類されて保存されている各予測項目毎の変動
パターンのうち、当該日に対応する過去、一定期間分の
変動パターン、例えば1ヶ月分の変動パターンが各予測
項目毎に平均化されて、予測処理のベースとなる各予測
項目の基本パターン(現時点から後における車両データ
予測値)が生成される。
れている時刻になる毎に、車両データ予測部12によっ
て、既に分類されて保存されている各予測項目毎の変動
パターンのうち、当該日に対応する過去、一定期間分の
変動パターン、例えば1ヶ月分の変動パターンが各予測
項目毎に平均化されて、予測処理のベースとなる各予測
項目の基本パターン(現時点から後における車両データ
予測値)が生成される。
【0028】この際、現在の曜日、時刻が例えば、平日
の午後0時であり、今後1時間の予測を行う場合には、
平日用の基本パターンが参照されて、該当する時間帯の
データと、当該日に得られた各予測項目の内容とがほぼ
一致していれば、基本パターンで示される各データのう
ち、該当する時間帯のデータがそのまま、車両データ予
測値にされ、また平日用の基本パターンが参照されて、
該当する時間帯のデータと、当該日に得られた各予測項
目の内容とを比較したとき、これらの差が許容範囲外で
あれば、予め設定されている補正方法、例えばカルマン
フィルタを使用した自己回帰モデルなどが使用されて、
基本パターンで示される各データのうち、該当する時間
帯のデータと、当該日に得られた各予測項目の内容とに
基づき、車両データ予測値が求められ、これが換気計画
部13に供給される。
の午後0時であり、今後1時間の予測を行う場合には、
平日用の基本パターンが参照されて、該当する時間帯の
データと、当該日に得られた各予測項目の内容とがほぼ
一致していれば、基本パターンで示される各データのう
ち、該当する時間帯のデータがそのまま、車両データ予
測値にされ、また平日用の基本パターンが参照されて、
該当する時間帯のデータと、当該日に得られた各予測項
目の内容とを比較したとき、これらの差が許容範囲外で
あれば、予め設定されている補正方法、例えばカルマン
フィルタを使用した自己回帰モデルなどが使用されて、
基本パターンで示される各データのうち、該当する時間
帯のデータと、当該日に得られた各予測項目の内容とに
基づき、車両データ予測値が求められ、これが換気計画
部13に供給される。
【0029】そして、換気計画部13によって、車両デ
ータ予測部12から出力される車両データ予測値が取り
込まれて、換気対象となるトンネル2の各定数に応じた
換気機運転量計画値が求められる。
ータ予測部12から出力される車両データ予測値が取り
込まれて、換気対象となるトンネル2の各定数に応じた
換気機運転量計画値が求められる。
【0030】この場合、例えば、換気対象となるトンネ
ル2が図2に示すように、交通方向が一方向に設定さ
れ、換気機8として、ジェットファンが使用されてい
る、“ジェット”と呼ばれるトンネル2であれば、トン
ネル2の定数として、以下に示す記号が定義され、 L:トンネル長[m] ρ:空気密度[kg/m3] μ:汚染物質発生量平均値[m3/km/台] μ:汚染物質発生量平均値(単位変換)[m3/m/
s] λ:壁面摩擦損失係数[−] Ar:トンネル断面積[m2] Dr:トンネル代表寸法[m] Nj:ジェットファン運転台数[台] Aj:ジェットファン吹出面積[m2] Vj:ジェットファン吹出速度[m/s] ηj:ジェットファン効率[−] γL:大型車混入率[−] Am:自動車等価抵抗面積[m2] ζe:入口損失係数[−] Ur:トンネル内風速[m/s] P1:抗口1圧力[Pa] P2:抗口2圧力[Pa] ACL:大型車前面投影面積[m2] ACS:小型車前面投影面積[m2] ξCL:大型車抵抗係数[−] ξCS:小型車抵抗係数[−] Kmax:汚染物質濃度許容値[−] さらに車両データ予測部12による予測値として、以下
に示す項目が定義される。
ル2が図2に示すように、交通方向が一方向に設定さ
れ、換気機8として、ジェットファンが使用されてい
る、“ジェット”と呼ばれるトンネル2であれば、トン
ネル2の定数として、以下に示す記号が定義され、 L:トンネル長[m] ρ:空気密度[kg/m3] μ:汚染物質発生量平均値[m3/km/台] μ:汚染物質発生量平均値(単位変換)[m3/m/
s] λ:壁面摩擦損失係数[−] Ar:トンネル断面積[m2] Dr:トンネル代表寸法[m] Nj:ジェットファン運転台数[台] Aj:ジェットファン吹出面積[m2] Vj:ジェットファン吹出速度[m/s] ηj:ジェットファン効率[−] γL:大型車混入率[−] Am:自動車等価抵抗面積[m2] ζe:入口損失係数[−] Ur:トンネル内風速[m/s] P1:抗口1圧力[Pa] P2:抗口2圧力[Pa] ACL:大型車前面投影面積[m2] ACS:小型車前面投影面積[m2] ξCL:大型車抵抗係数[−] ξCS:小型車抵抗係数[−] Kmax:汚染物質濃度許容値[−] さらに車両データ予測部12による予測値として、以下
に示す項目が定義される。
【0031】NLP:大型車時間交通量予測値[台/h] NSP:小型車時間交通量予測値[台/h] μLP:大型車汚染物質発生量予測値[m3/km/台] μSP:小型車汚染物質発生量予測値[m3/km/台] VtP:車速予測値[m/s] そして、次式に示す演算が行われて、次周期の運転台数
制御を行う際に必要となるジェットファン台数の計画値
の1つとして、大型車混入率γLと、汚染物質発生量平
均値μとが求められた後、
制御を行う際に必要となるジェットファン台数の計画値
の1つとして、大型車混入率γLと、汚染物質発生量平
均値μとが求められた後、
【数2】 γL=NLP/(NLP+NSP) …(4) μ=γL・μLP・(1−γL)・μSP …(5) 次式に示す演算が行われて、汚染物質発生量平均値μが
単位時間、単位長さ当たりの単位に変換される。
単位時間、単位長さ当たりの単位に変換される。
【0032】
【数3】 μ’=(NLP+NSP)・μ/(3600・1000) …(6) また、このとき、次式に示す演算が行われて、汚染物質
発生量平均値μ’が汚染物質濃度許容値Kmaxを上回ら
ないようにするのに必要なトンネル内風速Urが求めら
れる。
発生量平均値μ’が汚染物質濃度許容値Kmaxを上回ら
ないようにするのに必要なトンネル内風速Urが求めら
れる。
【0033】
【数4】 Ur=μ’・L/(Ar・Kmax) …(7) また、上述した演算と並行し、次式に示す演算が行われ
て、大型車抵抗ξcLと、小型車抵抗ξcsと、自動車等価
抵抗面積Amとが求められる。
て、大型車抵抗ξcLと、小型車抵抗ξcsと、自動車等価
抵抗面積Amとが求められる。
【0034】
【数5】 ξcL=0.7786・(ACL/Ar)・100+0.35 …(8) ξcs=0.7786・(ACS/Ar)・100+0.35 …(9) Am=γL・ACL・ξcL+(1−γL)・ACS・ξcs …(10) そして、トンネル2内では、次式に示す圧力バランス式
が成立していることから、
が成立していることから、
【数6】 P1−P2−(1+ξe+λ・L/Dr)・(ρ/2)・Ur2 +(Am/Ar)・(ρ/2)・n・(VtP−Ur)2 +Nj・ηj・ρ・Uj 2・(Aj/Ar)・(1−Ur/Uj) =0 …(11) この(11)式に、(7)式に示すトンネル内風速Ur
が代入された後、ジェットファン台数Njについて、整
理されるとともに、小数点以下が切り上げられて整数化
されて、汚染物質濃度許容値を上回らないようにするの
に必要なジェットファン運転台数が求められ、これが換
気機運転量計画値として、協調部15に供給される。
が代入された後、ジェットファン台数Njについて、整
理されるとともに、小数点以下が切り上げられて整数化
されて、汚染物質濃度許容値を上回らないようにするの
に必要なジェットファン運転台数が求められ、これが換
気機運転量計画値として、協調部15に供給される。
【0035】また、上述した動作と並行し、測定装置6
を構成するVI計9、CO計10、AV計11によっ
て、トンネル2内の視界、CO濃度、風向風速などが測
定され、これによって得られたVI測定値、CO測定
値、風速測定値がトンネル換気制御装置7の換気フィー
ドバック制御部14に供給されて、これらVI測定値、
CO測定値、風速測定値に基づき、ファジィ制御アルゴ
リズムで、トンネル2内の汚染濃度を許容範囲内に維持
するのに必要なジェットファン運転台数の修正量が求め
られるとともに、この修正量に基づき、換気機運転量補
正値が求められ、これが協調部15に供給される。
を構成するVI計9、CO計10、AV計11によっ
て、トンネル2内の視界、CO濃度、風向風速などが測
定され、これによって得られたVI測定値、CO測定
値、風速測定値がトンネル換気制御装置7の換気フィー
ドバック制御部14に供給されて、これらVI測定値、
CO測定値、風速測定値に基づき、ファジィ制御アルゴ
リズムで、トンネル2内の汚染濃度を許容範囲内に維持
するのに必要なジェットファン運転台数の修正量が求め
られるとともに、この修正量に基づき、換気機運転量補
正値が求められ、これが協調部15に供給される。
【0036】そして、この協調部15によって、換気フ
ィードバック制御部14から出力される換気機運転量補
正値に基づき、換気計画部13から出力される換気機運
転量計画値が補正されるとともに、補正済みの換気機運
転量計画値に応じて換気機運転量指令値が生成され、こ
れが換気機8として使用されている各ジェットファンに
供給されて、指定された台数だけ、運転される。
ィードバック制御部14から出力される換気機運転量補
正値に基づき、換気計画部13から出力される換気機運
転量計画値が補正されるとともに、補正済みの換気機運
転量計画値に応じて換気機運転量指令値が生成され、こ
れが換気機8として使用されている各ジェットファンに
供給されて、指定された台数だけ、運転される。
【0037】このように、この実施の形態では、トンネ
ル2内に設けられた車両データ受信装置5によって、ト
ンネル2内を走行する車両3に設けられた車両データ送
信装置4から送信される車両情報を収集しながら、トン
ネル2内に設けられた測定装置6によって、トンネル2
内の視界、CO濃度、風向風速などを測定し、これら各
車両情報、各測定動作で得られた各測定結果に基づき、
トンネル2内を通過する車両3の種類、台数などを予測
して、必要な台数だけ、各換気機8を運転させるように
しているので、トンネル2内を走行する車両3に関する
詳細な情報に基づいて、各換気機8の運転台数を決める
ことができ、これによって消費電力を低く抑えながら、
トンネル2内の換気制御精度を飛躍的に高くして、トン
ネル2内の汚染濃度を許容範囲に維持させ、利用者の安
全性、快適性を確保するのに必要な視環境を確保させる
ことができる。
ル2内に設けられた車両データ受信装置5によって、ト
ンネル2内を走行する車両3に設けられた車両データ送
信装置4から送信される車両情報を収集しながら、トン
ネル2内に設けられた測定装置6によって、トンネル2
内の視界、CO濃度、風向風速などを測定し、これら各
車両情報、各測定動作で得られた各測定結果に基づき、
トンネル2内を通過する車両3の種類、台数などを予測
して、必要な台数だけ、各換気機8を運転させるように
しているので、トンネル2内を走行する車両3に関する
詳細な情報に基づいて、各換気機8の運転台数を決める
ことができ、これによって消費電力を低く抑えながら、
トンネル2内の換気制御精度を飛躍的に高くして、トン
ネル2内の汚染濃度を許容範囲に維持させ、利用者の安
全性、快適性を確保するのに必要な視環境を確保させる
ことができる。
【0038】なお、上述した実施の形態では、車両デー
タ予測部12から出力される車両データ予測値として、
大型車、小型車の判別結果、汚染物質発生量、車速など
を使用するようにしているが、このような車両データ
と、他の情報、例えば車両前面投影面積などを併用させ
て、交通換気力の計算を行わせたり、エンジン種類や排
気量、年式などを併用させて、汚染物質計算を行わせた
りするようにしても良い。
タ予測部12から出力される車両データ予測値として、
大型車、小型車の判別結果、汚染物質発生量、車速など
を使用するようにしているが、このような車両データ
と、他の情報、例えば車両前面投影面積などを併用させ
て、交通換気力の計算を行わせたり、エンジン種類や排
気量、年式などを併用させて、汚染物質計算を行わせた
りするようにしても良い。
【0039】このようにすることにより、上述した実施
の形態より、さらに換気性能を向上させることができ
る。
の形態より、さらに換気性能を向上させることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1のトンネル換気制御システムでは、トンネル内を
走行する車両に関する詳細な情報を収集することがで
き、これによってトンネル内の換気制御精度を飛躍的に
高くして、消費電力を低く抑えさせながら、トンネル内
の汚染濃度を許容範囲内に維持させることができる。
求項1のトンネル換気制御システムでは、トンネル内を
走行する車両に関する詳細な情報を収集することがで
き、これによってトンネル内の換気制御精度を飛躍的に
高くして、消費電力を低く抑えさせながら、トンネル内
の汚染濃度を許容範囲内に維持させることができる。
【0041】請求項2のトンネル換気制御システムで
は、トンネル内を走行する車両に関する詳細な情報とし
て、大型車、小型車の種別、エンジン種類、エンジン排
気量、汚染物質排出量、前面投影面積、車速などの情報
を収集することができ、これによってトンネル内の換気
制御精度を飛躍的に高くして、消費電力を低く抑えさせ
ながら、トンネル内の汚染濃度を許容範囲に維持させる
ことができる。
は、トンネル内を走行する車両に関する詳細な情報とし
て、大型車、小型車の種別、エンジン種類、エンジン排
気量、汚染物質排出量、前面投影面積、車速などの情報
を収集することができ、これによってトンネル内の換気
制御精度を飛躍的に高くして、消費電力を低く抑えさせ
ながら、トンネル内の汚染濃度を許容範囲に維持させる
ことができる。
【図1】本発明によるトンネル換気制御システムの一実
施の形態を示すブロック図である。
施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示すトンネル換気制御システムが使用さ
れるトンネルの一例を模式的に示す説明図である。
れるトンネルの一例を模式的に示す説明図である。
【図3】従来から知られているトンネル換気制御システ
ムの一例を示すブロック図である。
ムの一例を示すブロック図である。
1:トンネル換気制御システム 2:トンネル 3:車両 4:車両データ送信装置 5:車両データ受信装置 6:測定装置 7:トンネル換気制御装置 8:換気機 9:VI計 10:CO計 11:AV計 12:車両データ予測部 13:換気計画部 14:換気フィードバック制御部 15:協調部
Claims (2)
- 【請求項1】 トンネル内の汚染濃度を測定して得られ
た各測定値に基づき、前記トンネル内に設けられた各換
気機の一部または全部を運転して、前記トンネル内の汚
染濃度を許容範囲内に維持するトンネル換気制御システ
ムにおいて、 前記トンネルを走行する車両側に設けられ、車両に関す
る情報を送信する車両データ送信装置と、 前記トンネル側に設けられ、前記車両データ送信装置か
ら送信される情報を受信し、車両データ計測値を出力す
る車両データ受信装置と、 この車両データ受信装置から出力される前記車両データ
計測値、および前記トンネル内に設けられた測定装置か
ら出力される各測定値に基づき、換気機の運転台数を求
めて、前記各換気機を指定された台数だけ運転するトン
ネル換気制御装置と、 を備えたことを特徴とするトンネル換気制御システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のトンネル換気制御シス
テムにおいて、 前記車両データ送信装置は、大型車、小型車の種別、エ
ンジン種類、エンジン排気量、汚染物質排出量、前面投
影面積、または車速のうち、少なくともいずれかを含む
情報を送信する、 ことを特徴とするトンネル換気制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11030526A JP2000227000A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | トンネル換気制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11030526A JP2000227000A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | トンネル換気制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000227000A true JP2000227000A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12306263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11030526A Pending JP2000227000A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | トンネル換気制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000227000A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057168A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Toshiba Corp | トンネル換気制御装置 |
| KR101101344B1 (ko) | 2009-09-17 | 2012-01-02 | 한국에너지기술연구원 | 작동유체 침투 방지용 유기랭킨사이클용 터보발전기 |
| CN115750425A (zh) * | 2022-11-23 | 2023-03-07 | 北京博宇通达科技有限公司 | 一种隧道风机控制方法 |
| CN119616566A (zh) * | 2025-02-12 | 2025-03-14 | 皇家动力(武汉)有限公司 | 基于列车工况的隧道分段排风方法、系统、介质及产品 |
-
1999
- 1999-02-08 JP JP11030526A patent/JP2000227000A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057168A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Toshiba Corp | トンネル換気制御装置 |
| KR101101344B1 (ko) | 2009-09-17 | 2012-01-02 | 한국에너지기술연구원 | 작동유체 침투 방지용 유기랭킨사이클용 터보발전기 |
| CN115750425A (zh) * | 2022-11-23 | 2023-03-07 | 北京博宇通达科技有限公司 | 一种隧道风机控制方法 |
| CN119616566A (zh) * | 2025-02-12 | 2025-03-14 | 皇家动力(武汉)有限公司 | 基于列车工况的隧道分段排风方法、系统、介质及产品 |
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