JP2000227122A - フランジ形軸受ユニット - Google Patents

フランジ形軸受ユニット

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JP2000227122A
JP2000227122A JP11029712A JP2971299A JP2000227122A JP 2000227122 A JP2000227122 A JP 2000227122A JP 11029712 A JP11029712 A JP 11029712A JP 2971299 A JP2971299 A JP 2971299A JP 2000227122 A JP2000227122 A JP 2000227122A
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Shoki Hane
祥起 羽根
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    • F16C23/06Ball or roller bearings
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    • F16C23/082Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械からの取り外し作業が極めて容易に行
え、しかも、その際につくキズにより機械の外観を損な
うようなこともないフランジ形軸受ユニットを提供する
こと。 【解決手段】 転がり軸受10と、内方に前記転がり軸
受10を保持する環状の軸受保持部21及びこの軸受保
持部21から外方に張り出したフランジ部22を有する
軸受箱20とを備え、フランジ部22に形成された取付
用ボルト孔27に挿通した取付ボルト51により、フラ
ンジ部22裏側の取付面を機械のフレーム52に接触さ
せた状態に取り付けられるフランジ形軸受ユニット1に
おいて、前記フランジ部22に、当該フランジ部を軸方
向に貫通する複数のねじ孔28が、取付用ボルト孔27
の形成位置を避けて周方向に略等間隔に配設されてお
り、各ねじ孔28にフランジ部22の表側からボルト5
7をねじ込んで、各ボルト57の先端部でフレーム52
を押圧できるように構成されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械からの取り外
しを容易に行えるフランジ形軸受ユニットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】転がり軸受と、この転がり軸受を保持す
る軸受箱とからなる軸受ユニットとしては、一般に、
「ピロー形」と呼ばれるタイプと、「フランジ形」と呼
ばれるタイプとが、用途に応じて使い分けられている。
前記のうち、フランジ形の軸受ユニットは、例えば図4
に示したようなものである。すなわち、このフランジ形
軸受ユニット41は転がり軸受42及び軸受箱43から
構成されている。転がり軸受42は、外輪44,内輪4
5,及びこれら外輪44と内輪45との間に介装された
玉等の転動体(不図示)から構成されている。一方、軸
受箱43は、転がり軸受42を保持する環状の軸受保持
部46と、この軸受保持部46から外方に張り出したフ
ランジ部47とを備え、フランジ部47には4つの取付
用ボルト孔(不図示)が形成されている。
【0003】このフランジ形軸受ユニット41は、前記
各取付用ボルト孔に挿通した取付ボルト51により軸受
箱43を機械のフレーム52に固定するとともに、内輪
45とそれに挿通した軸53とを2個の止めねじ54で
固定した状態で使用される。
【0004】ところで、転がり軸受42の磨耗のために
フランジ形軸受ユニット41を新品と交換する場合や、
機械内部のメンテナンスのために軸53を取り外す場合
等には、前記取付状態のフランジ形軸受ユニット41を
機械から取り外さなければならないが、その取り外し作
業は容易ではない。
【0005】すなわち、フランジ形軸受ユニット41を
長期間使用していると、軸受箱43のフランジ部47と
機械のフレーム52とが、錆びつきや、機械に塗られた
塗料の粘着性等により、強固に固着してしまっている場
合が多い。また、転がり軸受42の内輪45と軸53と
の間も、嵌め合いの隙間が元来小さいことに加えて、錆
びつきや、軸53の周面に止めねじ54先端が当たった
キズがついていること等により、容易に抜けないような
状態に嵌まり合っている場合が多い。したがって、手で
引っ張る程度のことではフランジ形軸受ユニット41は
外れない。
【0006】そこで従来、フランジ形軸受ユニット41
を取り外す場合には、止めねじ54を緩め、取付ボルト
51を外した後、図4に示したようにマイナスドライバ
ーやヘラ等の先端部が偏平な工具55をフレーム52と
フランジ部47との間にあてがい、ハンマーにより図中
の矢印方向に打撃を加えて工具55の先端部を両者の間
に叩き込むことにより、軸受箱43をフレーム52から
浮き上がらせるようにしていた。その場合、軸受箱43
がフレーム52に対して斜めになるのを防ぐため、軸受
箱43の直径方向の両側から交互に工具55をあてがっ
て、少しずつ浮き上がらせるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術にあっては、フランジ形軸受ユニット41の
周りに配設された別の部品等が邪魔になり、工具55を
思うような方向から叩き込めない場合等もあって、取り
外し作業が極めて困難となっており、1個のフランジ形
軸受ユニット41を取り外すのに平均30〜40分もの
長時間を要していたので、メンテナンスに係る人件費が
高くつくことにもなっていた。また、工具55の先端部
を叩き込む際、フレーム52にキズが入るために、機械
の外観が損なわれるという問題もあった。
【0008】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであって、機械からの取り外し作業
が極めて容易に行え、しかも、その際につくキズにより
機械の外観を損なうようなこともないフランジ形軸受ユ
ニットを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、外輪と内輪との間に転動体を介装してな
る転がり軸受と、内周面に前記転がり軸受の外輪を支持
する軸受座が形成された環状の軸受保持部及びこの軸受
保持部から外方に張り出したフランジ部を有する軸受箱
とを備え、前記フランジ部に形成された取付用ボルト孔
に挿通した取付ボルトにより、フランジ部裏側の取付面
を機械のフレームに接触させた状態に取り付けられるフ
ランジ形軸受ユニットにおいて、前記フランジ部に、当
該フランジ部を軸方向に貫通する複数のねじ孔が、前記
取付用ボルト孔の形成位置を避けて周方向に略等間隔に
配設されており、前記各ねじ孔にフランジ部の表側から
ボルトをねじ込んで、各ボルトの先端部で前記機械のフ
レームを押圧できるように構成されているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
フランジ形軸受ユニットを図1〜図3に基づいて説明す
る。図中に全体を符号1で示されるフランジ形軸受ユニ
ットは、転がり軸受10と軸受箱20とから構成されて
いる。
【0011】転がり軸受10は、外輪11と内輪12と
の間に、保持器14により所定間隔に保持された多数の
玉13(転動体)を介装してなるものであり、外輪11
の外周面は凸状球面の調心座15に構成されている。ま
た、内輪12には2個の止めねじ54がねじ込まれてい
る。
【0012】一方、軸受箱20は、環状の軸受保持部2
1と、この軸受保持部21から外方に(すなわち径方向
外向きに)張り出したフランジ部22とを有している。
軸受保持部21の内周面には凹状球面の軸受座23が形
成され、この軸受座23と調心座15とが係合すること
により、転がり軸受10の外輪11が軸受保持部21に
保持されている。
【0013】フランジ部22の裏側は機械のフレーム5
2への取付面24に構成されるとともに、この取付面2
4の中心に軸受保持部21及びフランジ部22と一体な
円筒状の印ろう部25が突設されている。また、フラン
ジ部22には、上面が軸受保持部21の上面と連続する
突出部26が、周方向に等間隔に4つ形成され、各突出
部26に取付用ボルト孔27(所謂「ばか孔」)がそれ
ぞれ穿設されている。
【0014】さらに、フランジ部22には、このフラン
ジ部22を後述する軸53の軸方向に貫通する、2つの
ねじ孔28が形成されている。各ねじ孔28の内周面に
は適宜な径のボルト(例えばM8〜M12程度)と螺合
する雌ねじが切られている。このようなねじ孔28が、
取付用ボルト孔27の形成位置を避けて、周方向に略等
間隔に(この実施形態では互いに約180°周方向にず
れた位置に)配設されている。
【0015】このフランジ形軸受ユニット1を取り付け
る場合は、機械のフレーム52に形成された印ろう部嵌
合用の孔56に印ろう部25を嵌め込み、各取付用ボル
ト孔27に挿通した取付ボルト51により、取付面24
をフレーム52表面に接触させた状態で軸受箱43をフ
レーム52に固定するとともに、内輪12に軸53を挿
通し、この軸53と内輪12とを2個の止めねじ54で
固定する。
【0016】一方、前記取り付けられたフランジ形軸受
ユニット1を機械から取り外す場合は、止めねじ54を
緩め、取付ボルト51を外すとともに、各ねじ孔28
に、これらのねじ孔28と螺合する径で適宜な長さのボ
ルト57を、フランジ部22の表側からねじ込む。そし
て、各ボルト57の先端部がフレーム52の表面に当接
した後は、スパナやレンチ等の工具(不図示)を用いて
ボルト57をさらにねじ込み、各ボルト57の先端部で
フレーム52を押圧することにより、その反力で軸受箱
20をフレーム52から離れる軸方向に移動させてゆく
(図3参照)。この際、2本のボルト57を適宜な回転
角度ずつ交互にねじ込むことにより、軸受箱20をその
取付面24がフレーム52表面とほぼ平行する状態に保
ちながら移動させることができる。このように、軸受箱
20が斜めになるのを防止できるので、例えば印ろう部
25が孔56に引っ掛かってスムーズに抜け出さないと
いうような問題が生じることはない。
【0017】なお、図3のように、軸受箱20がフレー
ム52表面からある程度浮き上がった状態となれば、転
がり軸受10の内輪12と軸53との間の固着状態も緩
むので、大抵は手で引っ張ってフランジ形軸受ユニット
1を軸53から抜き去ることができるが、なお内輪12
と軸53とが固く嵌まり合って手で引き抜けない場合に
は、所謂「プーリー抜き」(ギアプーラ)を使用するこ
ともできる。
【0018】以上に説明したように、この実施形態で
は、ねじ孔28にねじ込まれるボルト57の先端部がフ
レーム52を押圧することで生じる反力によりフランジ
形軸受ユニット1を軸方向に移動させてフレーム52か
ら浮き上がらせている。したがって、軸受箱20の取付
面24とフレーム52との間や、転がり軸受10の内輪
12と軸53との間が、錆びつき等により強固に固着し
ている場合でも、確実にフランジ形軸受ユニット1を移
動させて取り外すことができる。
【0019】また、前記従来技術にあっては、フランジ
形軸受ユニットの周りに別の部品等が配設されている
と、それが邪魔になって軸受ユニットの取り外しが一層
困難となった。それに対し、この実施形態では、フラン
ジ形軸受ユニット1の前方にさえ障害物が無ければ、周
りに別の部品等が配設されていても、柄の長いTレンチ
等を用いてボルト57を回すことができ、極めて容易に
フランジ形軸受ユニット1を取り外すことができる。ま
た、充分に長いボルト57を用いることにより、周りの
部品等に邪魔されずにボルト57を回せるようにするこ
とも可能である。そして、以上のようにすることによ
り、従来30〜40分もかかっていたフランジ形軸受ユ
ニットを1個取り外す作業が、本発明では5分程度の短
時間で可能となるので、メンテナンスに係る人件費の節
減も図れる。
【0020】さらに、ボルト57の先端部が当接するこ
とによりフレーム52にキズがつくことはあり得るが、
前記従来技術で工具を叩き込む際につくキズに比べると
極めて軽微なキズであり、しかもこのキズは再びフラン
ジ形軸受ユニット1を取り付けたときにはねじ孔28の
奥となって外からはほとんど見えなくなる。よって、キ
ズにより機械の外観が損なわれることはない。
【0021】なお、本発明が以上の実施形態に限定され
ないことは言うまでもなく、例えば前記ではフランジ部
22にねじ孔28を2つ形成したが、3つ以上のねじ孔
28を周方向に略等間隔に配設することも考えられる。
また、前記では印ろう部25を有するものを示したが、
軸受箱に印ろう部が設けられていないフランジ形軸受ユ
ニットにも本発明は適用可能である。さらに、前記では
玉13を転動体としたものを示したが、コロを転動体と
する転がり軸受を備えたフランジ形軸受ユニットにも本
発明は適用可能である。さらにまた、前記では軸受箱1
0のフランジ部22が円形の所謂「丸フランジ形」の軸
受ユニットを示したが、フランジ部が略正方形の所謂
「角フランジ形」の軸受ユニットや、軸受保持部の直径
方向の両側に略三角形のフランジ部が張り出した形状の
所謂「ひしフランジ形」の軸受ユニット(取付用ボルト
孔が2つのもの)や、前記した以外の種々の形状の軸受
箱を備えたフランジ形軸受ユニットにも、本発明は適用
可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フランジ部のねじ孔にねじ込まれるボルトの先端部が機
械のフレームを押圧することで生じる反力によりフラン
ジ形軸受ユニットを軸方向に移動させ、フレームから浮
き上がらせて取り外すので、フランジ形軸受ユニットの
周りに別の部品等が配設されているような場合でも、確
実且つ容易に取り外しが可能であり、しかも、従来のよ
うに取り外す際につくキズにより機械の外観が損なわれ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るフランジ形軸受ユニ
ットの取付状態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線における拡大断面図である。
【図3】フランジ形軸受ユニットを取り外す状態を説明
する、図2に相当する切断面における拡大断面図であ
る。
【図4】従来のフランジ形軸受ユニットの取付状態及び
取り外しかたを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 フランジ形軸受ユニット 10 転がり軸受 11 外輪 12 内輪 13 玉(転動体) 20 軸受箱 21 軸受保持部 22 フランジ部 23 軸受座 24 取付面 27 取付用ボルト孔 28 ねじ孔 51 取付ボルト 52 フレーム 57 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪と内輪との間に転動体を介装してな
    る転がり軸受と、内周面に前記転がり軸受の外輪を支持
    する軸受座が形成された環状の軸受保持部及びこの軸受
    保持部から外方に張り出したフランジ部を有する軸受箱
    とを備え、前記フランジ部に形成された取付用ボルト孔
    に挿通した取付ボルトにより、フランジ部裏側の取付面
    を機械のフレームに接触させた状態に取り付けられるフ
    ランジ形軸受ユニットにおいて、 前記フランジ部に、当該フランジ部を軸方向に貫通する
    複数のねじ孔が、前記取付用ボルト孔の形成位置を避け
    て周方向に略等間隔に配設されており、前記各ねじ孔に
    フランジ部の表側からボルトをねじ込んで、各ボルトの
    先端部で前記機械のフレームを押圧できるように構成さ
    れていることを特徴とするフランジ形軸受ユニット。
JP11029712A 1999-02-08 1999-02-08 フランジ形軸受ユニット Pending JP2000227122A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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