JP2000227242A - 空調設備の予冷予熱制御方法 - Google Patents
空調設備の予冷予熱制御方法Info
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- JP2000227242A JP2000227242A JP11024862A JP2486299A JP2000227242A JP 2000227242 A JP2000227242 A JP 2000227242A JP 11024862 A JP11024862 A JP 11024862A JP 2486299 A JP2486299 A JP 2486299A JP 2000227242 A JP2000227242 A JP 2000227242A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱源設備から見た熱供給の無駄と電気消費量
の無駄を省くこと。 【解決手段】 夜間の安い電気料金時間内に配管内の液
温を測定し、学習計算によるデータを基に計算した時刻
に熱源設備を起動した後、空調機の送風ファンを運転す
ることなく、その日に運転を予定している空調機の冷液
コイルまたは温液コイルのバルブを強制的に全開して、
実際に空調機を使用開始する時間までに、熱源設備から
空調機のこれらのコイルまでの予冷予熱を最短時間で行
い、電力消費量の削減と液体による熱の供給の無駄を無
くす。
の無駄を省くこと。 【解決手段】 夜間の安い電気料金時間内に配管内の液
温を測定し、学習計算によるデータを基に計算した時刻
に熱源設備を起動した後、空調機の送風ファンを運転す
ることなく、その日に運転を予定している空調機の冷液
コイルまたは温液コイルのバルブを強制的に全開して、
実際に空調機を使用開始する時間までに、熱源設備から
空調機のこれらのコイルまでの予冷予熱を最短時間で行
い、電力消費量の削減と液体による熱の供給の無駄を無
くす。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内の冷暖房の
制御に関するものであり、特に、熱源設備からの冷液や
温液を用いて熱交換を行う空調設備において、熱源設備
と空調機の間を循環する冷液又は温液の予冷予熱に関す
る。
制御に関するものであり、特に、熱源設備からの冷液や
温液を用いて熱交換を行う空調設備において、熱源設備
と空調機の間を循環する冷液又は温液の予冷予熱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、以下の理由により、空調機のフ
ァン停止中、その空調機の冷液コイルまたは温液コイル
のバルブを全閉するように自動的に制御しており、空調
機のファン停止中は、その空調機の冷液コイルまたは温
液コイルのバルブを外部から強制的に開ける制御が出来
なかった。 (1)熱源設備による液体の循環が停止状態において、
空調機の冷液または温液バルブを開ける事により、空調
機コイル内および配管内で落液が発生する。 (2)ある空調機の使用による熱源設備運転中に、停止
中の他の空調機の冷液または温液バルブを開ける事によ
り、冷液または温液が停止中の空調機にも流れ、熱源設
備から見て熱の供給の無駄となる。
ァン停止中、その空調機の冷液コイルまたは温液コイル
のバルブを全閉するように自動的に制御しており、空調
機のファン停止中は、その空調機の冷液コイルまたは温
液コイルのバルブを外部から強制的に開ける制御が出来
なかった。 (1)熱源設備による液体の循環が停止状態において、
空調機の冷液または温液バルブを開ける事により、空調
機コイル内および配管内で落液が発生する。 (2)ある空調機の使用による熱源設備運転中に、停止
中の他の空調機の冷液または温液バルブを開ける事によ
り、冷液または温液が停止中の空調機にも流れ、熱源設
備から見て熱の供給の無駄となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような理由から、
実際には、空調機が必要とする液温に達しないまま空調
機の送風ファンを起動しており、居室内の温度が希望温
度に至るまで空調機の送風ファンの運転時間が長くなっ
て、電気消費量の無駄となっていた。本発明はこの問題
を解決するために、空調機の冷液又は温液バルブを開け
る事による空調機コイル内及び配管内の落液防止とし
て、熱源設備を起動後に空調機の冷液コイルまたは温液
コイルのバルブを開ける制御を行い、かつ、空調機の冷
液コイルまたは温液コイルのバルブを閉めた後に熱源設
備の停止を行なおうとするものである。さらに、冷液コ
イルまたは温液コイルのバルブを開ける対象となる空調
機を、実際に使用する空調機に限定して、熱源設備から
見た熱の供給の無駄を無くそうとするものである。
実際には、空調機が必要とする液温に達しないまま空調
機の送風ファンを起動しており、居室内の温度が希望温
度に至るまで空調機の送風ファンの運転時間が長くなっ
て、電気消費量の無駄となっていた。本発明はこの問題
を解決するために、空調機の冷液又は温液バルブを開け
る事による空調機コイル内及び配管内の落液防止とし
て、熱源設備を起動後に空調機の冷液コイルまたは温液
コイルのバルブを開ける制御を行い、かつ、空調機の冷
液コイルまたは温液コイルのバルブを閉めた後に熱源設
備の停止を行なおうとするものである。さらに、冷液コ
イルまたは温液コイルのバルブを開ける対象となる空調
機を、実際に使用する空調機に限定して、熱源設備から
見た熱の供給の無駄を無くそうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に、夜間の
安い電気料金時間内に配管内の液温を測定し、学習計算
によるデータを基に計算した時刻に熱源設備を起動した
後、空調機の送風ファンを運転することなく、その日に
運転を予定している空調機の冷液コイルまたは温液コイ
ルのバルブを強制的に全開して、実際に空調機を使用開
始する時間までに、熱源設備から空調機のこれらコイル
までの予冷予熱を最短時間で行い、電力消費量の削減と
液体による熱の供給の無駄を無くそうとしたものであ
る。
安い電気料金時間内に配管内の液温を測定し、学習計算
によるデータを基に計算した時刻に熱源設備を起動した
後、空調機の送風ファンを運転することなく、その日に
運転を予定している空調機の冷液コイルまたは温液コイ
ルのバルブを強制的に全開して、実際に空調機を使用開
始する時間までに、熱源設備から空調機のこれらコイル
までの予冷予熱を最短時間で行い、電力消費量の削減と
液体による熱の供給の無駄を無くそうとしたものであ
る。
【0005】その具体的な構成は、熱源設備からの液体
をバルブを介し空調機の熱交換器に通して循環させると
ともに、前記バルブを自動制御装置により制御して温度
調節を行う空調設備の制御において、循環液の温度を測
定する温度計測装置と、前記熱源設備の起動時刻を求め
る演算処理装置と、前記演算処理装置からの指令に基づ
いて前記バルブを強制的に開閉制御する制御出力装置
と、前記空調機の一日におけるON時刻及びOFF時刻
が登録された空調機管理ファイルと、前記熱源設備の起
動時刻、該起動時刻直前の前記循環液の温度平均値、前
記熱源設備の停止時刻、及び該停止時刻直前の前記循環
液の温度平均値を一つのレコードとし、過去のレコード
を履歴として複数登録した予冷予熱実績データ履歴ファ
イルとを備え、毎朝決められた時刻から所定時間毎に測
定した循環液の温度平均値と、予め定められた該循環液
の基準温度と、その日一番早い空調機の運転開始時刻
と、前記予冷予熱実績データ履歴ファイルの所定のデー
タとを基に前記熱源設備の起動時刻を計算し、前記空調
機管理ファイルからその日の運転時間が登録されている
空調機に対応するバルブを選択し、先に求めた熱源設備
の起動時刻に該熱源設備をONし、その後、前記選択さ
れバルブの強制開制御を行い、さらに、前記空調機の運
転開始時刻、夜間電気料金終了時刻の指定があるときの
該終了時刻又は前記空調機から前記熱源設備に戻る前記
循環液の温度が基準温度に到達した時刻のいずれか早い
時刻に、強制開状態の前記バルブを強制閉制御し、その
後、前記熱源設備を停止させることにより、前記熱源設
備から空調機の熱交換器までを学習計算方式で予冷予熱
するようにしたものである。
をバルブを介し空調機の熱交換器に通して循環させると
ともに、前記バルブを自動制御装置により制御して温度
調節を行う空調設備の制御において、循環液の温度を測
定する温度計測装置と、前記熱源設備の起動時刻を求め
る演算処理装置と、前記演算処理装置からの指令に基づ
いて前記バルブを強制的に開閉制御する制御出力装置
と、前記空調機の一日におけるON時刻及びOFF時刻
が登録された空調機管理ファイルと、前記熱源設備の起
動時刻、該起動時刻直前の前記循環液の温度平均値、前
記熱源設備の停止時刻、及び該停止時刻直前の前記循環
液の温度平均値を一つのレコードとし、過去のレコード
を履歴として複数登録した予冷予熱実績データ履歴ファ
イルとを備え、毎朝決められた時刻から所定時間毎に測
定した循環液の温度平均値と、予め定められた該循環液
の基準温度と、その日一番早い空調機の運転開始時刻
と、前記予冷予熱実績データ履歴ファイルの所定のデー
タとを基に前記熱源設備の起動時刻を計算し、前記空調
機管理ファイルからその日の運転時間が登録されている
空調機に対応するバルブを選択し、先に求めた熱源設備
の起動時刻に該熱源設備をONし、その後、前記選択さ
れバルブの強制開制御を行い、さらに、前記空調機の運
転開始時刻、夜間電気料金終了時刻の指定があるときの
該終了時刻又は前記空調機から前記熱源設備に戻る前記
循環液の温度が基準温度に到達した時刻のいずれか早い
時刻に、強制開状態の前記バルブを強制閉制御し、その
後、前記熱源設備を停止させることにより、前記熱源設
備から空調機の熱交換器までを学習計算方式で予冷予熱
するようにしたものである。
【0006】また、前記一番早い空調機の運転開始時刻
が夜間電気料金時間帯の終了時刻以降のときであって、
前記熱源設備の起動時刻算出に利用する空調機の運転開
始時刻を夜間電気料金時間帯の終了時刻とする指定があ
るときは、その指定に従うようにしたものである。ま
た、新たに求められた前記熱源設備の起動時刻、該起動
直前における前記循環液の温度平均値、前記熱源設備の
停止時刻、および該停止時刻直前における前記循環液の
温度平均値を、新たなレコードとして前記予冷予熱実績
データ履歴ファイルに登録するものである。また、水な
どの循環液の温度平均を、前記熱源設備から各空調機に
向かう送液管における送液温度と、各空調機から前記熱
源設備に戻る還液管における還液温度とから求めるもの
である。
が夜間電気料金時間帯の終了時刻以降のときであって、
前記熱源設備の起動時刻算出に利用する空調機の運転開
始時刻を夜間電気料金時間帯の終了時刻とする指定があ
るときは、その指定に従うようにしたものである。ま
た、新たに求められた前記熱源設備の起動時刻、該起動
直前における前記循環液の温度平均値、前記熱源設備の
停止時刻、および該停止時刻直前における前記循環液の
温度平均値を、新たなレコードとして前記予冷予熱実績
データ履歴ファイルに登録するものである。また、水な
どの循環液の温度平均を、前記熱源設備から各空調機に
向かう送液管における送液温度と、各空調機から前記熱
源設備に戻る還液管における還液温度とから求めるもの
である。
【0007】また、前記前記熱源設備の起動時刻t
onを、後に示す式(1)〜(5)により求めるようにし
たものである。
onを、後に示す式(1)〜(5)により求めるようにし
たものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の詳細を、その例を
示した図を参照しながら説明する。 A.本発明の構成 図1は本発明に係る空調設備予冷予熱制御装置を用いる
空調システムの全体構成図である。本システムは、冷暖
房に供する液体を所定の温度に設定する熱源設備20、
熱源設備20に送液配管30及び還液配管40を介して
連結された複数の空調機M1〜Mn、さらに、熱源設備
20及び空調機M1〜Mnを制御するための空調設備予
冷予熱制御装置10、送液配管30を通る送液の温度を
検知る温度センサ31、及び還液配管40を通る還液の
温度を検知する温度センサ41を備える。
示した図を参照しながら説明する。 A.本発明の構成 図1は本発明に係る空調設備予冷予熱制御装置を用いる
空調システムの全体構成図である。本システムは、冷暖
房に供する液体を所定の温度に設定する熱源設備20、
熱源設備20に送液配管30及び還液配管40を介して
連結された複数の空調機M1〜Mn、さらに、熱源設備
20及び空調機M1〜Mnを制御するための空調設備予
冷予熱制御装置10、送液配管30を通る送液の温度を
検知る温度センサ31、及び還液配管40を通る還液の
温度を検知する温度センサ41を備える。
【0009】空調設備予冷予熱制御装置10は、温度セ
ンサ31,41からのデータを受け取り、送液と還液の
温度を所定時間毎、例えば、1分毎に計測する温度計測
装置11と、後から説明する予冷予熱実績データ履歴フ
ァイルの履歴データとを基に熱源設備20の最適起動時
刻を計算し、かつ後から説明する空調機管理ファイルの
中からその日運転予定の空調機の送風ファンのON時刻
やその温液又は冷液コイルに対応するバルブおよびリレ
ーを検索する演算処理装置12と、演算処理装置12か
らの指令に基づいて熱源設備20の起動と停止、及びバ
ルブの強制開閉制御を行う制御出力装置13とを備えて
いる。
ンサ31,41からのデータを受け取り、送液と還液の
温度を所定時間毎、例えば、1分毎に計測する温度計測
装置11と、後から説明する予冷予熱実績データ履歴フ
ァイルの履歴データとを基に熱源設備20の最適起動時
刻を計算し、かつ後から説明する空調機管理ファイルの
中からその日運転予定の空調機の送風ファンのON時刻
やその温液又は冷液コイルに対応するバルブおよびリレ
ーを検索する演算処理装置12と、演算処理装置12か
らの指令に基づいて熱源設備20の起動と停止、及びバ
ルブの強制開閉制御を行う制御出力装置13とを備えて
いる。
【0010】各空調機M1〜Mnは、熱交換器M1x〜
Mnx(ここでは温液コイル又は冷液コイル)とファン
M1f〜Mnfに加えて、これらの熱交換器への液体の通
路を開閉するためのバルブM1v〜Mnv、空調設備予冷
予熱制御装置10からの信号に基づいて、バルブM1v
〜Mnvを開閉制御するためのリレーM1r〜Mnrを有
している。
Mnx(ここでは温液コイル又は冷液コイル)とファン
M1f〜Mnfに加えて、これらの熱交換器への液体の通
路を開閉するためのバルブM1v〜Mnv、空調設備予冷
予熱制御装置10からの信号に基づいて、バルブM1v
〜Mnvを開閉制御するためのリレーM1r〜Mnrを有
している。
【0011】B.本発明の動作 (B−1)熱源設備の最適起動時刻の学習計算 毎朝、予め決められた時刻から、例えば、1分毎に、演
算処理装置12にて、内部に予め登録しておいた空調機
管理ファイル(図2参照)の中から、その日のON時刻
が一番早い空調機のON時刻をAConとして、以下の式
(1)〜(5)基づいて、熱源設備20の起動時刻ton
を求める。この場合、AConの時刻が夜間電気料金時間
帯の終了時刻以降であって、AConの時刻を夜間電気料
金時間帯の終了時刻に置き換える指定があるときは、そ
のように置き換えるものとする。計算により得られた起
動時刻tonが、その演算を行った時刻から見て、その演
算周期より遅くなった場合には、引き続く演算周期の際
に、起動時刻tonを再度計算し直すとより適切な起動時
刻が得られるが、それについては任意に定めて良い。こ
こでは、得られた起動時刻tonが、演算を行った時刻か
ら見て2分以内となるまで計算を繰り返すものとする。
算処理装置12にて、内部に予め登録しておいた空調機
管理ファイル(図2参照)の中から、その日のON時刻
が一番早い空調機のON時刻をAConとして、以下の式
(1)〜(5)基づいて、熱源設備20の起動時刻ton
を求める。この場合、AConの時刻が夜間電気料金時間
帯の終了時刻以降であって、AConの時刻を夜間電気料
金時間帯の終了時刻に置き換える指定があるときは、そ
のように置き換えるものとする。計算により得られた起
動時刻tonが、その演算を行った時刻から見て、その演
算周期より遅くなった場合には、引き続く演算周期の際
に、起動時刻tonを再度計算し直すとより適切な起動時
刻が得られるが、それについては任意に定めて良い。こ
こでは、得られた起動時刻tonが、演算を行った時刻か
ら見て2分以内となるまで計算を繰り返すものとする。
【0012】
【数2】
【0013】さらに、 Th=予め定めた温液の基準温度、 Tc=予め定めた
冷液の基準温度、 Ts=計測された実際の送液温度、 Tr=計測された
実際の還液温度、 Tsn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルの暖房時
期用(または冷房時期用)における熱源設備起動直前の
送液還液温度平均値の履歴データの中で、今回計測され
た温度を利用した、(Ts+Tr)÷2の値に最も近い
値をもつm個の点での各送液還液温度平均値(ただし、
mは予め定めた任意の整数)、 Ten=図3の予冷予熱実線データ履歴ファイルの暖房時
期用(または冷房時期用)における熱源設備停止直前の
送液還液温度平均値の履歴データの中で、上記Tsnに対
応するm個の点での各送液還液温度平均値、 toffn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルの暖房
時期用(または冷房時期用)における熱源設備停止時刻
の履歴データの中で、上記Tsnに対応するm個の点での
各停止時刻、 tonn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルの暖房時
期用(または冷房時期用)における熱源設備起動時刻の
履歴データの中で、上記Tsnに対応するm個の点での各
起動時刻、とする。
冷液の基準温度、 Ts=計測された実際の送液温度、 Tr=計測された
実際の還液温度、 Tsn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルの暖房時
期用(または冷房時期用)における熱源設備起動直前の
送液還液温度平均値の履歴データの中で、今回計測され
た温度を利用した、(Ts+Tr)÷2の値に最も近い
値をもつm個の点での各送液還液温度平均値(ただし、
mは予め定めた任意の整数)、 Ten=図3の予冷予熱実線データ履歴ファイルの暖房時
期用(または冷房時期用)における熱源設備停止直前の
送液還液温度平均値の履歴データの中で、上記Tsnに対
応するm個の点での各送液還液温度平均値、 toffn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルの暖房
時期用(または冷房時期用)における熱源設備停止時刻
の履歴データの中で、上記Tsnに対応するm個の点での
各停止時刻、 tonn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルの暖房時
期用(または冷房時期用)における熱源設備起動時刻の
履歴データの中で、上記Tsnに対応するm個の点での各
起動時刻、とする。
【0014】なお、予冷予熱実績データが履歴ファイル
の暖房時期用(または冷房時期用)にm個以上蓄積され
ていないときは、予め定めた固定時間(例えば、還液の
温度を1℃予冷又は予熱するのに3分かかるとして計算
した時間)をKhまたはKcとする。また、式(2)ま
たは式(4)で求められたtの値が負のときはt=0と
する。
の暖房時期用(または冷房時期用)にm個以上蓄積され
ていないときは、予め定めた固定時間(例えば、還液の
温度を1℃予冷又は予熱するのに3分かかるとして計算
した時間)をKhまたはKcとする。また、式(2)ま
たは式(4)で求められたtの値が負のときはt=0と
する。
【0015】(Bー2)熱源設備の最適起動とバルブの
強制開制御 上記(1)式で求めた熱源設備20の起動時刻tonに、
熱源設備20の起動を演算処理装置12から制御出力装
置13に指令する。次に、演算処理装置12は、予め登
録しておいた図2の空調機管理ファイルの中からON時
刻が登録されている空調機のバルブを選択し、制御出力
装置13にそれらのバルブに対応するリレーのON指令
を行う。続いて、制御出力装置13にて熱源設備20の
ON出力を行い、その後、ON指令されたリレーを実際
にONして、対応するバルブを強制開させる。
強制開制御 上記(1)式で求めた熱源設備20の起動時刻tonに、
熱源設備20の起動を演算処理装置12から制御出力装
置13に指令する。次に、演算処理装置12は、予め登
録しておいた図2の空調機管理ファイルの中からON時
刻が登録されている空調機のバルブを選択し、制御出力
装置13にそれらのバルブに対応するリレーのON指令
を行う。続いて、制御出力装置13にて熱源設備20の
ON出力を行い、その後、ON指令されたリレーを実際
にONして、対応するバルブを強制開させる。
【0016】(Bー3)履歴データの作成 熱源設備20の起動時刻tonおよび起動時刻ton直前の
還液温度Trと送液温度Tsの値をTrs、Tssとした場
合の(Trs+Tss)÷2の値を、予冷予熱実績データ履歴
として予冷予熱実績データ履歴ファイルに、その日の日
付とともに登録する。なお、既に履歴ファイルの実績デ
ータが、予め定めた日数分、例えば1か月分、登録され
ているときは、履歴データ登録日の一番古い日のデータ
を削除してから登録する。また、このファイルは、暖房
時期用と冷房時期用で、別個に作られる。
還液温度Trと送液温度Tsの値をTrs、Tssとした場
合の(Trs+Tss)÷2の値を、予冷予熱実績データ履歴
として予冷予熱実績データ履歴ファイルに、その日の日
付とともに登録する。なお、既に履歴ファイルの実績デ
ータが、予め定めた日数分、例えば1か月分、登録され
ているときは、履歴データ登録日の一番古い日のデータ
を削除してから登録する。また、このファイルは、暖房
時期用と冷房時期用で、別個に作られる。
【0017】(Bー4)熱源設備の停止とバルブ強制開
状態の解除 先に説明したAConの時刻または還液温度TrがACon
の時刻以前にTh(またはTc)の温度に達したとき
は、熱源設備20の停止と、既にON指令したリレーと
バルブのOFF指令を演算処理装置12から制御出力装
置13に行う。そして、この時刻をtoffとする。続い
て、制御出力装置13により、リレーを介してバルブの
強制閉出力を行って該当バルブを閉じ、その一定時間後
に熱源設備20を停止するとともに、OFF指令された
リレーをOFF出力し、バルブ制御を自動制御装置50
を介した通常の制御に切り替える。
状態の解除 先に説明したAConの時刻または還液温度TrがACon
の時刻以前にTh(またはTc)の温度に達したとき
は、熱源設備20の停止と、既にON指令したリレーと
バルブのOFF指令を演算処理装置12から制御出力装
置13に行う。そして、この時刻をtoffとする。続い
て、制御出力装置13により、リレーを介してバルブの
強制閉出力を行って該当バルブを閉じ、その一定時間後
に熱源設備20を停止するとともに、OFF指令された
リレーをOFF出力し、バルブ制御を自動制御装置50
を介した通常の制御に切り替える。
【0018】(B−5)履歴データの作成 熱源設備20の停止指令時刻toffおよび停止指令時刻
toff直前の還液温度Trと送液温度Tsの値をTre、T
seとした場合の(Tre+Tse)÷2の値を、予冷予熱実績
データ履歴として予冷予熱実績データ履歴ファイルに、
その日の日付とともに登録する。なお、既に履歴ファイ
ルの実績データが、予め定めた日数分、例えば1か月
分、登録されているときは、履歴データ登録日の一番古
い日のデータを削除してから登録する。また、このファ
イルは、暖房時期用と冷房時期用で、別個に作られる。
toff直前の還液温度Trと送液温度Tsの値をTre、T
seとした場合の(Tre+Tse)÷2の値を、予冷予熱実績
データ履歴として予冷予熱実績データ履歴ファイルに、
その日の日付とともに登録する。なお、既に履歴ファイ
ルの実績データが、予め定めた日数分、例えば1か月
分、登録されているときは、履歴データ登録日の一番古
い日のデータを削除してから登録する。また、このファ
イルは、暖房時期用と冷房時期用で、別個に作られる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果を奏する事が出来る。 (1)夜間の安い電気料金時間内に、熱源設備から空調
機の熱交換器迄を最短時間で予冷予熱する事が出来き、
空調機運転開始時の空気の吹出し温度が最短時間で希望
温度となり、電力消費を効率よくしかも無駄なく行う事
が出来る。 (2)予冷予熱実績データ履歴ファイルを基に、毎朝の
熱源設備の最適起動時刻を学習計算方式にて計算する事
により、外気温度の季節変動や熱源設備の経年変化によ
る能力劣化までが考慮されて、年間を通した自動運転が
可能となる。 (3)熱源設備を起動後に空調機の熱交換機入口のバル
ブを開ける制御を行い、かつ、そのバルブを閉めた後に
熱源設備の停止を行う事により、熱交換器内および送液
・還液配管内での落液を防止する事が出来る。 (4)実際に使用する空調機を、空調機管理ファイルの
中から探索してそのバルブの強制開閉を行う事により、
熱源設備から見た熱の供給の無駄を無くす事が出来る。
次のような効果を奏する事が出来る。 (1)夜間の安い電気料金時間内に、熱源設備から空調
機の熱交換器迄を最短時間で予冷予熱する事が出来き、
空調機運転開始時の空気の吹出し温度が最短時間で希望
温度となり、電力消費を効率よくしかも無駄なく行う事
が出来る。 (2)予冷予熱実績データ履歴ファイルを基に、毎朝の
熱源設備の最適起動時刻を学習計算方式にて計算する事
により、外気温度の季節変動や熱源設備の経年変化によ
る能力劣化までが考慮されて、年間を通した自動運転が
可能となる。 (3)熱源設備を起動後に空調機の熱交換機入口のバル
ブを開ける制御を行い、かつ、そのバルブを閉めた後に
熱源設備の停止を行う事により、熱交換器内および送液
・還液配管内での落液を防止する事が出来る。 (4)実際に使用する空調機を、空調機管理ファイルの
中から探索してそのバルブの強制開閉を行う事により、
熱源設備から見た熱の供給の無駄を無くす事が出来る。
【図1】本発明の予冷予熱制御方法を利用した空調シス
テムの全体構成図である。
テムの全体構成図である。
【図2】本発明で利用する空調機管理ファイルの例示図
である。
である。
【図3】本発明で利用する予冷予熱実績データ履歴ファ
イルの例示図である。
イルの例示図である。
10 空調設備予冷予熱制御装置 11 温度計測装置 12 演算処理装置 13 制御出力装置 20 熱源設備 30 送液配管 31 送液温度センサ 40 還液配管 41 還液温度センサ M1〜Mn 空調機 M1v〜Mnv バルブ M1r〜Mnr リレー
Claims (5)
- 【請求項1】熱源設備からの液体をバルブを介し空調機
の熱交換器に通して循環させるとともに、前記バルブを
自動制御装置により制御して温度調節を行う空調設備の
制御において、 循環液の温度を測定する温度計測装置と、 前記熱源設備の起動時刻を求める演算処理装置と、 前記演算処理装置からの指令に基づいて前記バルブを強
制的に開閉制御する制御出力装置と、 前記空調機の一日におけるON時刻及びOFF時刻が登
録された空調機管理ファイルと、 前記熱源設備の起動時刻、該起動時刻直前の前記循環液
の温度平均値、前記熱源設備の停止時刻、及び該停止時
刻直前の前記循環液の温度平均値を一つのレコードと
し、過去のレコードを履歴として複数登録した予冷予熱
実績データ履歴ファイルとを備え、 毎朝決められた時刻から所定時間毎に測定した循環液の
温度平均値と、予め定められた該循環液の基準温度と、
その日一番早い空調機の運転開始時刻と、前記予冷予熱
実績データ履歴ファイルの所定のデータとを基に前記熱
源設備の起動時刻を計算し、 前記空調機管理ファイルからその日の運転時間が登録さ
れている空調機に対応するバルブを選択し、 先に求めた熱源設備の起動時刻に該熱源設備をONし、
その後、前記選択されバルブの強制開制御を行い、さら
に、 前記空調機の運転開始時刻、夜間電気料金終了時刻の指
定があるときの該終了時刻又は前記空調機から前記熱源
設備に戻る前記循環液の温度が基準温度に到達した時刻
のいずれか早い時刻に、強制開状態の前記バルブを強制
閉制御し、その後、前記熱源設備を停止させることによ
り、 前記熱源設備から空調機の熱交換器までを学習計算方式
で予冷予熱する空調設備の予冷予熱制御方法。 - 【請求項2】 前記一番早い空調機の運転開始時刻が夜
間電気料金時間帯の終了時刻以降のときであって、前記
熱源設備の起動時刻算出に利用する空調機の運転開始時
刻を夜間電気料金時間帯の終了時刻とする指定があると
きは、その指定に従う請求項1記載の空調設備の予冷予
熱制御方法。 - 【請求項3】 新たに求められた前記熱源設備の起動時
刻、該起動直前における前記循環液の温度平均値、前記
熱源設備の停止時刻、および該停止時刻直前における前
記循環液の温度平均値を、新たなレコードとして前記予
冷予熱実績データ履歴ファイルに登録する請求項1又は
2記載の空調設備の予冷予熱制御方法。 - 【請求項4】 循環液の温度平均を、前記熱源設備から
各空調機に向かう送液管における送液温度と、各空調機
から前記熱源設備に戻る還液管における還液温度とから
求める請求項1又は2記載の空調設備の予冷予熱制御方
法。 - 【請求項5】 前記前記熱源設備の起動時刻tonを、以
下の式により求める請求項1又は2記載の空調設備の予
冷予熱制御方法。 【数1】 さらに、 Th=予め定めた温液の基準温度、 Tc=予め定めた
冷液の基準温度、 Ts=計測された実際の送液温度、 Tr=計測された
実際の還液温度、 Tsn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルにおける
熱源設備起動直前の送液還液温度平均値の履歴データの
中で、今回計測された温度を利用した、(Ts+Tr)
÷2の値に最も近い値をもつm個の点での各送液還液温
度平均値(ただし、mは予め定めた任意の整数)、 Ten=図3の予冷予熱実線データ履歴ファイルにおける
熱源設備停止直前の送液還液温度平均値の履歴データの
中で、上記Tsnに対応するm個の点での各送液還液温度
平均値、 toffn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルにおけ
る熱源設備停止時刻の履歴データの中で、上記Tsnに対
応するm個の点での各停止時刻、 tonn=図3の予冷予熱実績データ履歴ファイルにおける
熱源設備起動時刻の履歴データの中で、上記Tsnに対応
するm個の点での各起動時刻、とし、 予冷予熱実績データが履歴ファイルの暖房時期用(また
は冷房時期用)にm個以上蓄積されていないときは、予
め定めた固定時間(例えば、還液の温度を1℃予冷又は
予熱するのに3分かかるとして計算した時間)をKhま
たはKcとし、式(2)または式(4)で求められたt
の値が負のときはt=0とする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11024862A JP2000227242A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 空調設備の予冷予熱制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11024862A JP2000227242A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 空調設備の予冷予熱制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000227242A true JP2000227242A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12150039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11024862A Pending JP2000227242A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 空調設備の予冷予熱制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000227242A (ja) |
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