JP2000227282A - マルチアーム式ドラッガー排滓法および装置 - Google Patents
マルチアーム式ドラッガー排滓法および装置Info
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- JP2000227282A JP2000227282A JP11024779A JP2477999A JP2000227282A JP 2000227282 A JP2000227282 A JP 2000227282A JP 11024779 A JP11024779 A JP 11024779A JP 2477999 A JP2477999 A JP 2477999A JP 2000227282 A JP2000227282 A JP 2000227282A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱ロスを防ぎつつも目的の鋼組成を得るため
に、迅速性と正確性の求められる排滓工程において、溶
滓を効率的に迅速に除去する方法、及びそれを可能にす
る装置を提供すること。 【解決手段】 複数のアーム付き掻き出し板2を、前後
で重なる部分を持たせて左右に配列し、重なり部分が残
る範囲で左右に掻き出し板を移動させて、容器形状に合
わせて掻き出し板の列の全長を伸縮させて容器内の溶滓
を効率的に掻き出す。
に、迅速性と正確性の求められる排滓工程において、溶
滓を効率的に迅速に除去する方法、及びそれを可能にす
る装置を提供すること。 【解決手段】 複数のアーム付き掻き出し板2を、前後
で重なる部分を持たせて左右に配列し、重なり部分が残
る範囲で左右に掻き出し板を移動させて、容器形状に合
わせて掻き出し板の列の全長を伸縮させて容器内の溶滓
を効率的に掻き出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排滓方法及び排滓装
置にかかり、特に溶融金属上部にある溶滓をドラッガー
によって除去する方法とそれを可能にする装置に関す
る。
置にかかり、特に溶融金属上部にある溶滓をドラッガー
によって除去する方法とそれを可能にする装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の製鉄業における製錬工程では、コ
スト低減や鋼材の高品位化をめざし、かつての転炉一括
精錬から、炉外で脱Si、脱P、脱Sの溶銑予備処理を
行い、転炉では脱炭と高効率の合金化を図る、極低燐
鋼、極低硫鋼などの超清浄鋼を得るためのプロセスに移
行してきた。このようなプロセスでは、各精錬工程で生
成するスラグを完全に、あるいは必要量を残して迅速に
除去することが重要である。
スト低減や鋼材の高品位化をめざし、かつての転炉一括
精錬から、炉外で脱Si、脱P、脱Sの溶銑予備処理を
行い、転炉では脱炭と高効率の合金化を図る、極低燐
鋼、極低硫鋼などの超清浄鋼を得るためのプロセスに移
行してきた。このようなプロセスでは、各精錬工程で生
成するスラグを完全に、あるいは必要量を残して迅速に
除去することが重要である。
【0003】溶滓の除去に於いては、堰によるスラグと
メタルの分離(例えば実開昭55−49892号公
報)、真空吸引式除滓(特開昭60−91186号公
報)等の技術が知られているが、実操業では、ドラッガ
ーによる機械式排滓が用いられる場合がほとんどであ
る。しかし、このドラッガー式排滓法はスラグの除去
率、生産性、作業性に問題があり、これまでにも改善策
が数多く提案されてきた。
メタルの分離(例えば実開昭55−49892号公
報)、真空吸引式除滓(特開昭60−91186号公
報)等の技術が知られているが、実操業では、ドラッガ
ーによる機械式排滓が用いられる場合がほとんどであ
る。しかし、このドラッガー式排滓法はスラグの除去
率、生産性、作業性に問題があり、これまでにも改善策
が数多く提案されてきた。
【0004】実プロセスでは、掻き出し板が容器に比べ
て小さい上に1枚であり、排滓に費やすことの出来る時
間が限られており、その結果、多くの溶滓を残したまま
次工程に移ってしまうのが実状である。効率を上げるた
めには、掻き出し板を大きくすることが考えられるが、
排滓時には容器の外に掻き出すために容器を傾動する事
が通常で、そのため片持ち構造しか取ることが出来ず、
大きな掻き出し板は使えない。そこで、複数の掻き出し
板を用いることにより、効率を上げようという試みがな
されたが(特開平2−130389号公報)、スラグの
後逸は防げず、また、動作パターンがいくつかの種類に
固定されており、意図しない所を掻くなど、決定的な改
善とはならなかった。このようにほとんどの改善策が、
実操業で用いられたとしても短い期間で、決定的な改善
がなされていないのが現状である。
て小さい上に1枚であり、排滓に費やすことの出来る時
間が限られており、その結果、多くの溶滓を残したまま
次工程に移ってしまうのが実状である。効率を上げるた
めには、掻き出し板を大きくすることが考えられるが、
排滓時には容器の外に掻き出すために容器を傾動する事
が通常で、そのため片持ち構造しか取ることが出来ず、
大きな掻き出し板は使えない。そこで、複数の掻き出し
板を用いることにより、効率を上げようという試みがな
されたが(特開平2−130389号公報)、スラグの
後逸は防げず、また、動作パターンがいくつかの種類に
固定されており、意図しない所を掻くなど、決定的な改
善とはならなかった。このようにほとんどの改善策が、
実操業で用いられたとしても短い期間で、決定的な改善
がなされていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く製錬工程で
の除滓作業では、熱ロスを防ぎつつも目的の鋼組成を得
るために迅速で高効率な除滓が要求される。現在、ドラ
ッガー排滓が主流であるが、その除去率、生産性、作業
性に問題がある。本発明はこれを鑑み、現在主流である
ドラッガー排滓法において、溶滓を効率的に迅速に除去
する方法、及びそれを可能にする装置を提供することを
目的とする。
の除滓作業では、熱ロスを防ぎつつも目的の鋼組成を得
るために迅速で高効率な除滓が要求される。現在、ドラ
ッガー排滓が主流であるが、その除去率、生産性、作業
性に問題がある。本発明はこれを鑑み、現在主流である
ドラッガー排滓法において、溶滓を効率的に迅速に除去
する方法、及びそれを可能にする装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべ
く、本発明の趣旨をするところは、 (1)溶融金属容器に保持された溶融金属上の溶滓を排
滓する方法であって、複数のアーム付き掻き出し板を、
前後で重なる部分を持たせて左右に配列し、重なり部分
が残る範囲で左右に掻き出し板を移動させて、容器形状
に合わせて掻き出し板の列の全長を伸縮させて容器内の
溶滓を掻き出すことを特徴とした、マルチアーム式ドラ
ッガー排滓法。 (2)隣接する掻き出し板の重なり部分において、その
間隔dmmと長さlmmが5mm≦d≦50mm、かつ最大に広
げた状態でl/d≧5を満たす範囲であることを特徴と
する前記(1)記載のマルチアーム式ドラッガー排滓
法。 (3)並列する複数のアーム付き掻き出し板を有し、隣
接する前記掻き出し板同士は前後で重なるように配列さ
れ、アームを全て1つの移動手段に取り付け、この移動
手段は、前記掻き出し板をアーム方向に同時に同一量移
動可能で、かつ、アームに直角な水平方向及び鉛直方向
の掻き出し板の動作に干渉せず、前記移動手段とは別に
アームに駆動手段を設置し、この駆動手段はアームの昇
降とアームに直角な水平方向の移動を行い、かつ、アー
ム方向の掻き出し板の移動に干渉しない事を特徴とした
マルチアーム式ドラッガー排滓装置。 (4)並列する複数のアーム付き掻き出し板を有し、隣
接する前記掻き出し板同士は前後で重なるように配列さ
れ、アームを全て1つの移動手段に取り付け、この移動
手段は、前記掻き出し板をアーム方向に同時に同一量移
動可能で、かつ、アームの昇降とアームに直角な水平方
向に掻き出し板が移動可能であることを特徴としたマル
チアーム式ドラッガー排滓装置。である。
く、本発明の趣旨をするところは、 (1)溶融金属容器に保持された溶融金属上の溶滓を排
滓する方法であって、複数のアーム付き掻き出し板を、
前後で重なる部分を持たせて左右に配列し、重なり部分
が残る範囲で左右に掻き出し板を移動させて、容器形状
に合わせて掻き出し板の列の全長を伸縮させて容器内の
溶滓を掻き出すことを特徴とした、マルチアーム式ドラ
ッガー排滓法。 (2)隣接する掻き出し板の重なり部分において、その
間隔dmmと長さlmmが5mm≦d≦50mm、かつ最大に広
げた状態でl/d≧5を満たす範囲であることを特徴と
する前記(1)記載のマルチアーム式ドラッガー排滓
法。 (3)並列する複数のアーム付き掻き出し板を有し、隣
接する前記掻き出し板同士は前後で重なるように配列さ
れ、アームを全て1つの移動手段に取り付け、この移動
手段は、前記掻き出し板をアーム方向に同時に同一量移
動可能で、かつ、アームに直角な水平方向及び鉛直方向
の掻き出し板の動作に干渉せず、前記移動手段とは別に
アームに駆動手段を設置し、この駆動手段はアームの昇
降とアームに直角な水平方向の移動を行い、かつ、アー
ム方向の掻き出し板の移動に干渉しない事を特徴とした
マルチアーム式ドラッガー排滓装置。 (4)並列する複数のアーム付き掻き出し板を有し、隣
接する前記掻き出し板同士は前後で重なるように配列さ
れ、アームを全て1つの移動手段に取り付け、この移動
手段は、前記掻き出し板をアーム方向に同時に同一量移
動可能で、かつ、アームの昇降とアームに直角な水平方
向に掻き出し板が移動可能であることを特徴としたマル
チアーム式ドラッガー排滓装置。である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、複数枚の掻き出し板を
重なりを持たせて配列し、その全長を容器形状に併せて
可変とする事により、溶滓の後逸を限りなくゼロにし
て、高効率、及び迅速に排滓する事を可能としている。
重なりを持たせて配列し、その全長を容器形状に併せて
可変とする事により、溶滓の後逸を限りなくゼロにし
て、高効率、及び迅速に排滓する事を可能としている。
【0008】高炉出銑後、または、脱珪、脱燐、脱硫、
脱炭または脱ガス後の溶滓が浮いた溶銑・溶鋼を入れ
た、トーピードカー、鍋、転炉を、溶銑・溶鋼が流れ出
る寸前まで容器1を傾動させる。作業位置からみて容器
最奥に、アーム3間隔を掻き出し板2が容器内側面にぎ
りぎりまで近づくよう調節する(図1のa位置)。その
後、全てのアーム3が取り付けられた移動手段4(図
2)を後方に移動させることにより、全ての掻き出し板
2をアーム方向に同時に同一量移動させる。図2では、
アーム3の端部に移動手段4を設けたが、移動手段はア
ーム端部以外の掻き出し板2に近い側に設けても良い。
脱炭または脱ガス後の溶滓が浮いた溶銑・溶鋼を入れ
た、トーピードカー、鍋、転炉を、溶銑・溶鋼が流れ出
る寸前まで容器1を傾動させる。作業位置からみて容器
最奥に、アーム3間隔を掻き出し板2が容器内側面にぎ
りぎりまで近づくよう調節する(図1のa位置)。その
後、全てのアーム3が取り付けられた移動手段4(図
2)を後方に移動させることにより、全ての掻き出し板
2をアーム方向に同時に同一量移動させる。図2では、
アーム3の端部に移動手段4を設けたが、移動手段はア
ーム端部以外の掻き出し板2に近い側に設けても良い。
【0009】この移動手段4は、構造を簡便とするた
め、アームの昇降とアームに直角な水平方向の移動に関
する駆動力を持たない事が好ましい。例として図3の装
置例が考えられる。この例では駆動装置6によって車輪
7を回転させ軌条8上を移動することによって、この装
置に取り付けられた全てのアーム3を同時に同一量移動
させる事を可能としている。また、この場合、アームの
昇降とアームに直角な水平方向の移動に干渉しないよう
な構造が必要である。そのため、図3の例ではアーム3
は取り付け治具9に、取り付け位置を支点としてアーム
3が傾くことができるように接続され、さらにこの取り
付け治具9の下部は、貫通溝10にはめ込まれており、
アーム3に垂直な水平方向の移動に自由度を持つと共に
強固にこの移動手段に接続されている。
め、アームの昇降とアームに直角な水平方向の移動に関
する駆動力を持たない事が好ましい。例として図3の装
置例が考えられる。この例では駆動装置6によって車輪
7を回転させ軌条8上を移動することによって、この装
置に取り付けられた全てのアーム3を同時に同一量移動
させる事を可能としている。また、この場合、アームの
昇降とアームに直角な水平方向の移動に干渉しないよう
な構造が必要である。そのため、図3の例ではアーム3
は取り付け治具9に、取り付け位置を支点としてアーム
3が傾くことができるように接続され、さらにこの取り
付け治具9の下部は、貫通溝10にはめ込まれており、
アーム3に垂直な水平方向の移動に自由度を持つと共に
強固にこの移動手段に接続されている。
【0010】また、この移動手段4に、アームに直角な
水平方向の移動に関する駆動力を持たせない場合には、
移動手段4とは別に駆動手段5(図2)を設けることに
よって、容器の形状に併せて掻き出し板2を移動させ
る。図2では移動手段4と容器1の間に駆動手段5を設
けた例を示したが、移動手段4より容器から遠い位置に
駆動手段5を設ける事も考えられる。掻き出し板をアー
ム方向にそのまま平行に移動させると、掻き出し板と容
器内側面とのあいだに隙間が出来る。そこで、アーム方
向に移動しながら、最も外側のアームの間隔を広げ、掻
き出し板と容器内側面の間隔が最小となるよう調節す
る。その時最も外側の掻き出し板とそれに隣接する内側
の掻き出し板のあいだに隙間が出来るとスラグの後逸の
原因となるので、隣接する内側の掻き出し板も外側に動
かす。さらに、その内側の掻き出し板も同様に動かす。
このようにして全ての掻き出し板を動かすことにより、
容器内側面と掻き出し板、及び、掻き出し板同士の隙間
をなくすことができ、スラグの後逸を最小限にとどめる
ことが出来る(図1のb位置)。掻き出し板が奇数枚の
場合は、中央のアームをアームに直角な水平方向に移動
できないように固定する。
水平方向の移動に関する駆動力を持たせない場合には、
移動手段4とは別に駆動手段5(図2)を設けることに
よって、容器の形状に併せて掻き出し板2を移動させ
る。図2では移動手段4と容器1の間に駆動手段5を設
けた例を示したが、移動手段4より容器から遠い位置に
駆動手段5を設ける事も考えられる。掻き出し板をアー
ム方向にそのまま平行に移動させると、掻き出し板と容
器内側面とのあいだに隙間が出来る。そこで、アーム方
向に移動しながら、最も外側のアームの間隔を広げ、掻
き出し板と容器内側面の間隔が最小となるよう調節す
る。その時最も外側の掻き出し板とそれに隣接する内側
の掻き出し板のあいだに隙間が出来るとスラグの後逸の
原因となるので、隣接する内側の掻き出し板も外側に動
かす。さらに、その内側の掻き出し板も同様に動かす。
このようにして全ての掻き出し板を動かすことにより、
容器内側面と掻き出し板、及び、掻き出し板同士の隙間
をなくすことができ、スラグの後逸を最小限にとどめる
ことが出来る(図1のb位置)。掻き出し板が奇数枚の
場合は、中央のアームをアームに直角な水平方向に移動
できないように固定する。
【0011】移動手段4によってアームの昇降を行うこ
とも考えられるが、装置の簡便性のために、アームに直
角な水平方向の移動を担う駆動手段5によってアームの
昇降も行うのが好ましい。掻き出し板を最も手前まで移
動させ、集めたスラグを容器外に除去する際には容器を
損傷させないように、掻き出し板を上昇させながら間隔
を調節する。ここまでを1回の掻き出しとする。掻き出
し板を上昇させたまま容器最奥に移動させて最初のよう
に掻き板を並べて、掻き出しを繰り返すことにより、数
回の掻き出しでスラグをほぼ完全に除去することが出来
る。
とも考えられるが、装置の簡便性のために、アームに直
角な水平方向の移動を担う駆動手段5によってアームの
昇降も行うのが好ましい。掻き出し板を最も手前まで移
動させ、集めたスラグを容器外に除去する際には容器を
損傷させないように、掻き出し板を上昇させながら間隔
を調節する。ここまでを1回の掻き出しとする。掻き出
し板を上昇させたまま容器最奥に移動させて最初のよう
に掻き板を並べて、掻き出しを繰り返すことにより、数
回の掻き出しでスラグをほぼ完全に除去することが出来
る。
【0012】図3の装置を移動手段4とした場合の駆動
手段5の例を図4に示す。この例では、アーム3に直角
な水平方向の移動は駆動装置11によって歯車12を介
してチェーン13に取り付けられた治具14によって行
う。この治具14はアーム方向の移動に対して自由度を
もつ。また、アーム3の昇降は、油圧装置15の変位量
を調節しながら行う。二つの油圧装置15の変位量を変
えることにより、移動手段4の高さが変化しない場合に
生じるアーム3の傾きに対応する。
手段5の例を図4に示す。この例では、アーム3に直角
な水平方向の移動は駆動装置11によって歯車12を介
してチェーン13に取り付けられた治具14によって行
う。この治具14はアーム方向の移動に対して自由度を
もつ。また、アーム3の昇降は、油圧装置15の変位量
を調節しながら行う。二つの油圧装置15の変位量を変
えることにより、移動手段4の高さが変化しない場合に
生じるアーム3の傾きに対応する。
【0013】また、図3の装置を移動手段4とした場合
の駆動手段5の別の例として、軌条を用いた図5の装置
例も考えられる。この場合、アーム3に直角な水平方向
の移動のみに関与する駆動力を持たなくて良く、装置が
さらに簡便になる。掻き出し板の全長を容器形状に合わ
せるようにアームを動かした場合、アーム上のある一点
の描く軌跡は、容器形状と容器位置がある程度の範囲で
定まっていれば、自ずとある一定の軌跡になる。この軌
跡を軌条16として再現し、アーム3に固定した治具1
7がこの軌条16に沿って動くようにすると、移動手段
4によってアーム方向の移動の駆動力を与えるだけで、
アームに直角な水平方向の移動が可能となる。また、治
具16に油圧装置18を組み込む事により、1本1本の
アームを昇降させることができる。
の駆動手段5の別の例として、軌条を用いた図5の装置
例も考えられる。この場合、アーム3に直角な水平方向
の移動のみに関与する駆動力を持たなくて良く、装置が
さらに簡便になる。掻き出し板の全長を容器形状に合わ
せるようにアームを動かした場合、アーム上のある一点
の描く軌跡は、容器形状と容器位置がある程度の範囲で
定まっていれば、自ずとある一定の軌跡になる。この軌
跡を軌条16として再現し、アーム3に固定した治具1
7がこの軌条16に沿って動くようにすると、移動手段
4によってアーム方向の移動の駆動力を与えるだけで、
アームに直角な水平方向の移動が可能となる。また、治
具16に油圧装置18を組み込む事により、1本1本の
アームを昇降させることができる。
【0014】装置設置場所の制約などによって、移動手
段4の他に駆動手段5を設置する余裕が無く、移動手段
4によってアームに直角な水平方向の移動を行う場合の
装置例を図6に示す。図6の例は、図3の装置例の移動
手段の治具9に油圧装置19とモーター20と車輪21
を取り付けたものである。油圧装置19によって掻き板
の昇降を行い、モータ20と車輪21によってアームに
直角な水平方向の移動を行う。
段4の他に駆動手段5を設置する余裕が無く、移動手段
4によってアームに直角な水平方向の移動を行う場合の
装置例を図6に示す。図6の例は、図3の装置例の移動
手段の治具9に油圧装置19とモーター20と車輪21
を取り付けたものである。油圧装置19によって掻き板
の昇降を行い、モータ20と車輪21によってアームに
直角な水平方向の移動を行う。
【0015】一枚一枚の掻き出し板を独立に上下させる
ことが出来れば、より効率的な掻き出しが出来るので好
ましい。図4の装置例では、治具14とチェーン13の
間に油圧装置を取り付けることによって対応できる。
ことが出来れば、より効率的な掻き出しが出来るので好
ましい。図4の装置例では、治具14とチェーン13の
間に油圧装置を取り付けることによって対応できる。
【0016】アーム方向の移動を一つの台車によって行
うため、掻き出しの動力源が一つで済む、個々の掻き出
し板の移動量の調整が要らない、メンテナンスが簡便で
ある等の利点がある。また、アームの昇降をこの移動台
車で行わないため、片持ち構造を回避でき、アームにか
かる負荷を低減出来る。さらに、アームに直角な水平方
向の移動をアーム方向の移動と別の動力源・装置とした
ため、それぞれの装置が簡素化される。
うため、掻き出しの動力源が一つで済む、個々の掻き出
し板の移動量の調整が要らない、メンテナンスが簡便で
ある等の利点がある。また、アームの昇降をこの移動台
車で行わないため、片持ち構造を回避でき、アームにか
かる負荷を低減出来る。さらに、アームに直角な水平方
向の移動をアーム方向の移動と別の動力源・装置とした
ため、それぞれの装置が簡素化される。
【0017】隣接する掻き出し板同士の重なり長さlと
間隔d(図7)は、スラグの後逸防止のために重要であ
る。間隔がせまいと、地金・スラグが掻き出し板に付い
た場合に掻き板のアーム垂直方向の移動が妨げられる。
これを防ぐために間隔を広くしただけでは、後逸しやす
くなり、効率が下がるため、間隔に応じた重なり長さを
持たせなければならない。スラグをニュートン流体と考
えると、掻き出し板に挟まれた部分を通るスラグは、掻
き出し板の壁面から摩擦力をうけるため、壁面に平行な
方向の時間当たりの変位量が、間隔dmmに比例し、長さ
lmmに反比例する。1300℃から1550℃の範囲で
脱硅、脱燐、脱硫、脱炭、脱ガススラグを用いて試験を
行った結果、最大に広がった状態、つまり重なりが最も
少なくなった状態でl/d≧5を満たしているときに、
スラグの後逸が少なく、効率的な除去が出来た。l/d
の上限は特に定める必要はないが、lが長くなると付着
した地金・スラグによって掻き出し板同士が接着してし
まうことが頻繁に生じるので、200以下とすることが
好ましい。
間隔d(図7)は、スラグの後逸防止のために重要であ
る。間隔がせまいと、地金・スラグが掻き出し板に付い
た場合に掻き板のアーム垂直方向の移動が妨げられる。
これを防ぐために間隔を広くしただけでは、後逸しやす
くなり、効率が下がるため、間隔に応じた重なり長さを
持たせなければならない。スラグをニュートン流体と考
えると、掻き出し板に挟まれた部分を通るスラグは、掻
き出し板の壁面から摩擦力をうけるため、壁面に平行な
方向の時間当たりの変位量が、間隔dmmに比例し、長さ
lmmに反比例する。1300℃から1550℃の範囲で
脱硅、脱燐、脱硫、脱炭、脱ガススラグを用いて試験を
行った結果、最大に広がった状態、つまり重なりが最も
少なくなった状態でl/d≧5を満たしているときに、
スラグの後逸が少なく、効率的な除去が出来た。l/d
の上限は特に定める必要はないが、lが長くなると付着
した地金・スラグによって掻き出し板同士が接着してし
まうことが頻繁に生じるので、200以下とすることが
好ましい。
【0018】また、間隔dは5mm≦d≦50mmの範囲で
最も効率が高かった。間隔5mm未満ではスラグの後逸は
ほとんど無くなるが、地金・スラグが付着した場合に掻
き出し板の移動が出来なくなり、50mm超では、後逸が
著しく、効率が低下した。掻き出し板の間隔と重なり長
さは、地金・スラグを付着に対応して、操作中に調整で
きるようにすれば、より効率的な排滓が可能となる。
最も効率が高かった。間隔5mm未満ではスラグの後逸は
ほとんど無くなるが、地金・スラグが付着した場合に掻
き出し板の移動が出来なくなり、50mm超では、後逸が
著しく、効率が低下した。掻き出し板の間隔と重なり長
さは、地金・スラグを付着に対応して、操作中に調整で
きるようにすれば、より効率的な排滓が可能となる。
【0019】また、一枚の掻き出し板の大きさについて
は、容器形状をトレースするために、容器最大径を掻き
出し板の枚数で割った長さより、一枚の掻き出し板を長
くしなければならない。しかし、掻き出し板が長すぎる
と、容器最奥やスラグを容器から外に出す時に、掻き出
し板と容器との間の隙間が大きくなり、効率が低下す
る。また一枚の掻き出し板が重くなり、アームに大きな
負担がかかる。掻き出し板のサイズを小さくし、枚数を
多くするほど容器形状を正確にトレース出来るが、掻き
出し板の枚数はアームの数に等しく、設備やメンテナン
スの観点から枚数を安易に増やすことは出来ない。ま
た、正確にトレースできても、スラグ量が多ければ、集
められたスラグは自重で掻き板の下をくぐり、後逸して
しまう。掻き出し板の枚数と効率を調査した図8の結果
から、5〜7枚で容器最大径をカバーできるような長さ
にすると、枚数と効率の比が最も高くなることがわか
る。
は、容器形状をトレースするために、容器最大径を掻き
出し板の枚数で割った長さより、一枚の掻き出し板を長
くしなければならない。しかし、掻き出し板が長すぎる
と、容器最奥やスラグを容器から外に出す時に、掻き出
し板と容器との間の隙間が大きくなり、効率が低下す
る。また一枚の掻き出し板が重くなり、アームに大きな
負担がかかる。掻き出し板のサイズを小さくし、枚数を
多くするほど容器形状を正確にトレース出来るが、掻き
出し板の枚数はアームの数に等しく、設備やメンテナン
スの観点から枚数を安易に増やすことは出来ない。ま
た、正確にトレースできても、スラグ量が多ければ、集
められたスラグは自重で掻き板の下をくぐり、後逸して
しまう。掻き出し板の枚数と効率を調査した図8の結果
から、5〜7枚で容器最大径をカバーできるような長さ
にすると、枚数と効率の比が最も高くなることがわか
る。
【0020】掻き出し板が複数になった分、メンテナン
スの負荷が高くなることが予想される。スラグの除去に
よる設備の消耗には、掻き出し板の溶損、アームの疲労
などがある。このうち、掻き出し板へのスラグ・地金の
付着以外は、掻き出し回数に比例して増大する。本発明
法による除去では従来のドラッガー法に比べて遥かに少
ない回数で掻き出しを完了するので、全ての掻き板を考
慮した延べ掻き出し回数はほとんど変化が無く、したが
って、これらのメンテナンスの負荷は大きくならない。
また、掻き出し板へのスラグ・地金の付着はある程度回
数にも関係するが、一度溶鋼溶滓に接してしまえば付着
は免れない。本発明では複数の掻き出し板が協調して動
作することが重要であるので、掻き出し板同士の間に付
着したスラグ・地金によってその動作が妨害される場合
は、これを防止しなくてはならない。その手段として
は、掻き出し板表面に常時ガスを吹き付ける、掻き出し
板に剥離剤を塗布しておく、等が好ましい。
スの負荷が高くなることが予想される。スラグの除去に
よる設備の消耗には、掻き出し板の溶損、アームの疲労
などがある。このうち、掻き出し板へのスラグ・地金の
付着以外は、掻き出し回数に比例して増大する。本発明
法による除去では従来のドラッガー法に比べて遥かに少
ない回数で掻き出しを完了するので、全ての掻き板を考
慮した延べ掻き出し回数はほとんど変化が無く、したが
って、これらのメンテナンスの負荷は大きくならない。
また、掻き出し板へのスラグ・地金の付着はある程度回
数にも関係するが、一度溶鋼溶滓に接してしまえば付着
は免れない。本発明では複数の掻き出し板が協調して動
作することが重要であるので、掻き出し板同士の間に付
着したスラグ・地金によってその動作が妨害される場合
は、これを防止しなくてはならない。その手段として
は、掻き出し板表面に常時ガスを吹き付ける、掻き出し
板に剥離剤を塗布しておく、等が好ましい。
【0021】
【実施例】取鍋に入った、脱燐処理後の溶銑とその上に
浮かんだスラグに対して、本発明方法で排滓を行った。
溶銑重量300t、スラグ9t、温度1350℃であ
り、容器は最大内径4mの取鍋を用いた。この例では、
移動手段には図3、駆動手段には図4に示す装置を用い
た。長さ700mm×高さ500mm×幅200mmの普通鋼
製の掻き出し板を7枚有しており、隣接する掻き出し板
同士の間隔dは10mmとし、最大に広がった時点で重な
り長さlはそれぞれ150mmであり、l/d=15であ
った。このマルチアーム式ドラッガー排滓装置の前に取
鍋をセットし、排滓を開始した。
浮かんだスラグに対して、本発明方法で排滓を行った。
溶銑重量300t、スラグ9t、温度1350℃であ
り、容器は最大内径4mの取鍋を用いた。この例では、
移動手段には図3、駆動手段には図4に示す装置を用い
た。長さ700mm×高さ500mm×幅200mmの普通鋼
製の掻き出し板を7枚有しており、隣接する掻き出し板
同士の間隔dは10mmとし、最大に広がった時点で重な
り長さlはそれぞれ150mmであり、l/d=15であ
った。このマルチアーム式ドラッガー排滓装置の前に取
鍋をセットし、排滓を開始した。
【0022】一度目の掻き出しで、4.5tのスラグを
掻き出し、スラグ原単位は約30kg/tから15kg/tとな
った。以下同様に2回目は2.1tを掻き出し8kg/t、
3回目は1.5tを掻き出し3kg/t、4回目は0.6t
を掻き出して1kg/tとなり、4回の掻き出しでスラグを
ほぼ完全に除去した。地金の巻き込みもほとんど無く、
鍋の溶銑重量は300tのままであった。
掻き出し、スラグ原単位は約30kg/tから15kg/tとな
った。以下同様に2回目は2.1tを掻き出し8kg/t、
3回目は1.5tを掻き出し3kg/t、4回目は0.6t
を掻き出して1kg/tとなり、4回の掻き出しでスラグを
ほぼ完全に除去した。地金の巻き込みもほとんど無く、
鍋の溶銑重量は300tのままであった。
【0023】比較のために、従来の1枚の掻き出し板の
みを用いたドラッガー式排滓法でもスラグを除去した。
掻き出し板が一枚であること以外は全て上記と同じ条件
で行った。その結果、1回目は0.9tのスラグを掻き
出し、スラグ原単位は27kg/tになったが、回を重ねる
毎に効率は顕著に落ち、5回の掻き出しを終えた時点で
も掻き出したスラグの総量が4.5t、スラグ原単位で
20kg/t程度までしか除去できず、20回の除去で、総
量で7.5t、スラグ原単位で5kg/tまで除去したが、
この後はスラグの後逸が激しく、これ以上の除去は困難
となったので、排滓を終了した。上記の本発明例と従来
法の比較の結果を図9に示す。
みを用いたドラッガー式排滓法でもスラグを除去した。
掻き出し板が一枚であること以外は全て上記と同じ条件
で行った。その結果、1回目は0.9tのスラグを掻き
出し、スラグ原単位は27kg/tになったが、回を重ねる
毎に効率は顕著に落ち、5回の掻き出しを終えた時点で
も掻き出したスラグの総量が4.5t、スラグ原単位で
20kg/t程度までしか除去できず、20回の除去で、総
量で7.5t、スラグ原単位で5kg/tまで除去したが、
この後はスラグの後逸が激しく、これ以上の除去は困難
となったので、排滓を終了した。上記の本発明例と従来
法の比較の結果を図9に示す。
【0024】
【発明の効果】以上説明した本発明により、スラグの後
逸を防ぐことによって、効率の顕著な低下を防ぎ、除去
にかかる時間を大幅に削減することが出来る。
逸を防ぐことによって、効率の顕著な低下を防ぎ、除去
にかかる時間を大幅に削減することが出来る。
【図1】本発明を適用するための掻き出し板の移動の仕
方を説明する図。
方を説明する図。
【図2】本発明に係る排滓装置の一例を示す概略図。
【図3】(a)は排滓装置における移動手段4の装置例
の平面図、(b)はA−A′面の断面図、(c)はC−
C′面の立面図。
の平面図、(b)はA−A′面の断面図、(c)はC−
C′面の立面図。
【図4】(a)は駆動手段5の装置例の平面図、(b)
はB−B′面の立面図、(c)はC−C′面の立面図、
(d)はD−D′面の立面図。
はB−B′面の立面図、(c)はC−C′面の立面図、
(d)はD−D′面の立面図。
【図5】(a)は本発明の装置例の平面図、(b)は本
発明の装置例の立面図。
発明の装置例の立面図。
【図6】(a)は本発明の装置例の平面図、(b)はA
−A′面の断面図。
−A′面の断面図。
【図7】掻き出し板同士の間隔と重なりの長さの関連を
示す説明図。
示す説明図。
【図8】掻き出し板の枚数と除滓効率の関係を示す図。
【図9】掻き出し板とスラグ原単位との関係を本発明法
と従来法とで比較した図。
と従来法とで比較した図。
1 容器 2 掻き出し板 3 アーム 4 アーム方向移
動手段 5 掻き出し板駆動手段 6 駆動装置 7 車輪 8 軌条 9 取り付け治具 10 貫通溝 11 駆動装置 12 歯車 13 チェーン 14 治具 15 油圧装置 16 軌条 17 治具 18 油圧装置 19 油圧装置 20 モーター 21 車輪
動手段 5 掻き出し板駆動手段 6 駆動装置 7 車輪 8 軌条 9 取り付け治具 10 貫通溝 11 駆動装置 12 歯車 13 チェーン 14 治具 15 油圧装置 16 軌条 17 治具 18 油圧装置 19 油圧装置 20 モーター 21 車輪
Claims (4)
- 【請求項1】 溶融金属容器に保持された溶融金属上の
溶滓を排滓する方法であって、複数のアーム付き掻き出
し板を、前後で重なる部分を持たせて左右に配列し、重
なり部分が残る範囲で左右に掻き出し板を移動させて、
容器形状に合わせて掻き出し板の列の全長を伸縮させて
容器内の溶滓を掻き出すことを特徴とした、マルチアー
ム式ドラッガー排滓法。 - 【請求項2】 隣接する掻き出し板の重なり部分におい
て、その間隔dmmと長さlmmが5mm≦d≦50mm、かつ
最大に広げた状態でl/d≧5を満たす範囲であること
を特徴とする請求項1に記載のマルチアーム式ドラッガ
ー排滓法。 - 【請求項3】 並列する複数のアーム付き掻き出し板を
有し、隣接する前記掻き出し板同士は前後で重なるよう
に配列され、アームを全て1つの移動手段に取り付け、
この移動手段は、前記掻き出し板をアーム方向に同時に
同一量移動可能で、かつ、アームに直角な水平方向及び
鉛直方向の掻き出し板の動作に干渉せず、前記移動手段
とは別にアームに駆動手段を設置し、この駆動手段はア
ームの昇降とアームに直角な水平方向の移動を行い、か
つ、アーム方向の掻き出し板の移動に干渉しない事を特
徴としたマルチアーム式ドラッガー排滓装置。 - 【請求項4】 並列する複数のアーム付き掻き出し板を
有し、隣接する前記掻き出し板同士は前後で重なるよう
に配列され、アームを全て1つの移動手段に取り付け、
この移動手段は、前記掻き出し板をアーム方向に同時に
同一量移動可能で、かつ、アームの昇降とアームに直角
な水平方向に掻き出し板が移動可能であることを特徴と
したマルチアーム式ドラッガー排滓装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11024779A JP2000227282A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | マルチアーム式ドラッガー排滓法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11024779A JP2000227282A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | マルチアーム式ドラッガー排滓法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000227282A true JP2000227282A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12147679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11024779A Withdrawn JP2000227282A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | マルチアーム式ドラッガー排滓法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000227282A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101791698A (zh) * | 2010-04-23 | 2010-08-04 | 杭州冠重铸机有限公司 | 一种钢包自动倾倒扒渣防溅系统及自动扒渣方法 |
| US8153050B2 (en) * | 2003-12-15 | 2012-04-10 | Fuchun Sheng | Device for implementing a high efficiency method of scooping-up slag from liquid iron |
| CN102921939A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-02-13 | 鞍钢集团工程技术有限公司 | 一种铁水聚渣扒渣方法 |
| JP2013053363A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Kobe Steel Ltd | 取鍋からのスラグの除滓方法 |
| KR101443790B1 (ko) * | 2012-09-24 | 2014-09-24 | 주식회사 포스코 | 배재장치 |
| KR20160148083A (ko) * | 2015-06-15 | 2016-12-26 | 주식회사 포스코 | 스키머장치 |
| JP2020059901A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | 日本製鉄株式会社 | 脱珪スラグの除滓方法 |
| CN116275001A (zh) * | 2023-03-03 | 2023-06-23 | 苏州朗信智能科技有限公司 | 一种伸缩式铁水扒渣机 |
-
1999
- 1999-02-02 JP JP11024779A patent/JP2000227282A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8153050B2 (en) * | 2003-12-15 | 2012-04-10 | Fuchun Sheng | Device for implementing a high efficiency method of scooping-up slag from liquid iron |
| US8679223B2 (en) | 2003-12-15 | 2014-03-25 | Fuchun Sheng | Method for scooping-up slag from liquid iron |
| CN101791698A (zh) * | 2010-04-23 | 2010-08-04 | 杭州冠重铸机有限公司 | 一种钢包自动倾倒扒渣防溅系统及自动扒渣方法 |
| CN101791698B (zh) * | 2010-04-23 | 2012-12-05 | 杭州冠重铸机有限公司 | 一种钢包自动倾倒扒渣防溅系统 |
| JP2013053363A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Kobe Steel Ltd | 取鍋からのスラグの除滓方法 |
| KR101443790B1 (ko) * | 2012-09-24 | 2014-09-24 | 주식회사 포스코 | 배재장치 |
| CN102921939A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-02-13 | 鞍钢集团工程技术有限公司 | 一种铁水聚渣扒渣方法 |
| KR20160148083A (ko) * | 2015-06-15 | 2016-12-26 | 주식회사 포스코 | 스키머장치 |
| KR101696074B1 (ko) | 2015-06-15 | 2017-01-13 | 주식회사 포스코 | 스키머장치 |
| JP2020059901A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | 日本製鉄株式会社 | 脱珪スラグの除滓方法 |
| JP7124623B2 (ja) | 2018-10-12 | 2022-08-24 | 日本製鉄株式会社 | 脱珪スラグの除滓方法 |
| CN116275001A (zh) * | 2023-03-03 | 2023-06-23 | 苏州朗信智能科技有限公司 | 一种伸缩式铁水扒渣机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |