JP2000227331A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JP2000227331A JP11338411A JP33841199A JP2000227331A JP 2000227331 A JP2000227331 A JP 2000227331A JP 11338411 A JP11338411 A JP 11338411A JP 33841199 A JP33841199 A JP 33841199A JP 2000227331 A JP2000227331 A JP 2000227331A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、精度の高い位置測定などを行うこと
ができるとともに、作業者にかかる負担を軽減できる測
定装置を提供する。 【解決手段】レーザダイオード105からレーザ光によ
り三角測量の原理に基づいた被検体101表面の高さ測
定を行うとともに、リング状照明131および光源13
7により被検体101の暗視野画像や明視野画像をライ
ンセンサカメラ138で撮像し、それぞれの輝度画像情
報を制御装置121に入力して被検体101の位置測定
や欠陥検査などを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体の高さや位
置などの測定を行う測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体部品は、益々高集積化およ
び大型化する傾向があり、これに伴いベアチップなどを
実装する電気部品実装としてBGAパッケージなどが考
えられている。このようなBGAパッケージについて
も、最近は、ベアチップ自身についてFCボンディング
によるバンプを採用したものがあり、このような実装に
ついては、さらに精度の高い微小物体の位置測定や高さ
測定などが要求されている。
【0003】そこで、従来では、このようなバンプを採
用した電気部品実装については、作業者が1個ずつ実態
顕微鏡を用いて観察しながら位置測定とともに、高さ測
定などを行うようにしている。
【0004】また、被検体から良質の画像を取り込むに
は、光源であるレーザダイオードの光量を最適に調整す
る必要がある。
【0005】そこで、従来、レーザダイオードのレーザ
光の光量を制御する方法として、レーザダイオードの電
源電圧を可変することによりレーザ光の光量を制御する
方法や透過量を順次変化させたNDフィルタをレーザダ
イオードの前面に配置し、この状態からNDフィルタを
移動してレーザ光に対する透過量を変化させることで、
光量を制御する方法などが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、バンプ
を採用した電気部品実装について、作業者が1個ずつ実
態顕微鏡を用いて観察しながら位置測定とともに、高さ
測定などを行う手法では、1個の電気部品実装の外観検
査を行うのに多大な時間がかかってしまい、作業能率が
低下するだけでなく、作業者に多大の負担をかけるとい
う問題がある。
【0007】一方、レーザダイオードのレーザ光の光量
を制御する方法として、レーザダイオードの電源電圧を
可変すると、レーザ光の波長が安定しなくなり、良質な
画像の取り込みが難しく、また、NDフィルタは、レー
ザ光に対する透過量が順次変化するもので、これに対す
るレーザ光は、所定の大きさの断面を有するため、ND
フィルタを通ったレーザ光は、その断面の各所において
光量にバラツキを生じ、均一な光量が得られないという
問題がある。
【0008】また、光ビームの光路中に偏光板を設け、
これを回転させることにより、偏光板を通過する光ビー
ムの強度を変化させる技術もあるが、被検体の測定箇所
や測定条件が変わると最適な明るさも変化するため、常
に良質な画像を安定して取り込めるようにすることは困
難であるという問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、精度の高い各種の測定を短時間で行うことができる
とともに、作業者にかかる負担を軽減できる測定装置を
提供することを目的とする。
【0010】また、被検体の測定箇所や測定条件が変わ
っても常に最適な明るさの画像を安定して取り込むこと
のできる測定装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、レーザ光源からのレーザ光により被検体上を走査し
て該被検体からの反射光から少なくとも高さ情報を得る
第1の測定手段と、照明光源からの照明光を被検体上に
照射して該被検体からの反射光または散乱光から二次元
情報を得る第2の測定手段と、前記第1の測定手段にお
けるレーザ光と前記第2の測定手段における照明光とが
重なる光路中に設けられる対物レンズとを具備した測定
装置が提供される。
【0012】前記測定装置において、前記第2の測定手
段は、前記被検体の暗視野像または明視野像を撮像する
ラインセンサカメラを有するものであってもよい。
【0013】前記測定装置において、前記照明光源は、
落射照明光源を有するものであってもよい。
【0014】前記測定装置において、前記第1の測定手
段は、前記被検体の二次元情報をも得るものであっても
よい。
【0015】前記測定装置は、前記被検体からの反射光
量を検出する手段と、検出された光量に応じて前記照明
光を制御する手段とを更に具備したものであってもよ
い。
【0016】前記測定装置は、前記レーザ光の光路中に
設けられ回転可能に配置された波長板を更に具備したも
のであってもよい。
【0017】前記測定装置は、前記レーザ光の反射光の
光量を検出する手段と、検出された光量に応じて前記波
長板を回転駆動することにより前記レーザ光を制御する
手段とを更に具備したものであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明が適用される検出装
置の概略構成を示している。図において、101は被検
体(試料)で、この被検体101は、ステージ102上
に載置される。
【0019】このステージ102は、ステージ駆動部2
05により移動できるようになっており、必要に応じて
図に示したZ方向、X方向及びY方向(図の奥行き方
向)にそれぞれ移動することができるようになってい
る。
【0020】ステージ102上の被検体101に対して
対物レンズ103を配置している。この対物レンズ10
3は、無限遠設計の物側テレセントリックレンズを用い
ている。
【0021】対物レンズ103とステージ102との間
に、リング状照明131を配置している。このリング状
照明131は、光ファイバ132を介して光源133を
接続していて、この光源133からの光により対物レン
ズ103周囲から被検体101に向けて照明光を発し、
被検体101の暗視野像を取得するようにしている。
【0022】対物レンズ103と後述するガルバノミラ
ー104との間にダイクロイックミラー134を配置
し、このダイクロイックミラー134の反射光路にハー
フミラー136を配置している。
【0023】また、ハーフミラー136の透過光路に、
落射照明用の光源137を配置している。この光源13
7は、ハーフミラー136、ダイクロイックミラー13
4および対物レンズ103を通って被検体101に向け
て落射照明光を発し、被検体101の明視野像を取得す
るようにしている。
【0024】ここで、ダイクロイックミラー134は、
図2に示すように、上述したリング状照明131による
暗視野像および光源(落射照明用)137による明視野
像のそれぞれの観察系の波長領域に対して低い透過量
(高反射)を呈し、また、後述するレーザダイオード1
05からの測定光の波長域に対して高い透過量を呈する
ような特性を有するものが用いられる。
【0025】そして、これら被検体101の暗視野像ま
たは明視野像は、対物レンズ103を通ってダイクロイ
ックミラー134で反射し、さらにハーフミラー136
で反射し、結像レンズ135を透過して、この結像レン
ズ135の集光位置に配置したラインセンサカメラ13
8に取り込まれるようになっている。
【0026】ここで、ラインセンサカメラ138は、ダ
イクロイックミラー134の反射光路より結像レンズ1
35を介して取り込まれる被検体101の暗視野像また
は明視野像を撮像するものである。また、ラインセンサ
カメラ138は、各ライン毎の撮像位置を後述するガル
バノミラー104の走査位置とずらして、レーザ光の影
響を無くし、暗視野像または明視野像を良好に得られる
ようにしている。
【0027】そして、ラインセンサカメラ138により
撮像された暗視野画像は、輝度画像情報として制御装置
121の位置演算部139に入力される。この位置演算
部139は、ラインセンサカメラ138で取り込まれた
二次元画像情報から被検体101の位置を算出するとと
もに、照明や欠陥に対応した最適な画像処理のアルゴリ
ズムが実行され、異物、欠け、シミ、大きさなどの欠陥
検査を可能にしている。
【0028】また、ラインセンサカメラ138により撮
像された明視野画像も、輝度画像情報として制御装置1
21に入力される。この場合、制御装置121は、ライ
ンセンサカメラ138の輝度画像情報から照明や欠陥に
対応した最適な画像処理アルゴリズムを実行し、被検体
101の異物、欠け、シミ、大きさなどのを検出する機
能も有している。
【0029】ところで、ダイクロイックミラー134と
ハーフミラー136との間の光路中に、ハーフミラー2
01が設けられている。このミラー201は、被検体1
01からの暗視野像または明視野像の光を反射し、結像
レンズ202を介して受光素子203に導く。受光素子
203の出力は、制御装置121に入力される。なお、
図ではハーフミラー201をイクロイックミラー134
とハーフミラー136との間の光路中に設ける場合を示
しているが、代わりに、ハーフミラー136と結像レン
ズ135との間の光路中に設けるようにしても構わな
い。
【0030】制御装置121は、受光素子203の出力
に基づき、二次元測定が可能な明るさが得られるように
(光量が予め設定された範囲内(上限値と下限値との
間)に収まるように)、光源133又は137の光量を
フィードバック制御する。
【0031】また、リング状照明131の光源133の
前面には、フィルタ140を配置している。このフィル
タ140は、光源133からの光を単波長に変換して、
被検体101の暗視野像を効率よくダイクロイックミラ
ー134で反射させ、ラインセンサカメラ138に取り
込みできるようにしている。また、ラインセンサカメラ
138の撮像面には、フィルタ141を配置している。
このフィルタ141は、後述するレーザダイオード10
5からのレーザ光が被検体101面で反射された際の一
部が、さらにダイクロイックミラー134で反射され、
ラインセンサカメラ138に侵入するのを防止するため
のものである。
【0032】一方、対物レンズ103の瞳面103’に
ダイクロイックミラー134を介して走査手段としての
ガルバノミラー104が配置されている。このガルバノ
ミラー104は、ミラー駆動部120により瞳面10
3’の瞳中心付近を軸として揺動駆動されるものであ
り、測定光を反射し、被検体101面を図に示したX方
向及びY方向(図の奥行き方向)に、それぞれ走査する
ことができるようになっている。
【0033】なお、ここではX方向及びY方向の両方の
走査をガルバノミラー104の揺動により実現している
が、代わりに、X方向の走査をガルバノミラー104の
揺動により実現し、Y方向の走査をステージの移動によ
り実現するようにしてもよい。また、X方向の走査をス
テージの移動により実現し、Y方向の走査をガルバノミ
ラー104の揺動により実現するようにしてもよい。
【0034】105はレーザダイオードであり、このレ
ーザダイオード105の前方にコリメートレンズ10
6、1/2波長板3、偏光ビームスプリッタ107、1
/4波長板108を介して上述したガルバノミラー10
4を配置し、レーザダイオード105からのレーザ光を
コリメートレンズ106で平行光にし、1/2波長板
3、偏光ビームスプリッタ107、1/4波長板108
を透過してガルバノミラー104に入射させ、このガル
バノミラー104での反射光を測定光としてダイクロイ
ックミラー134、対物レンズ103を通して被検体1
01面に集光するようにしている。
【0035】1/2波長板3は、レーザダイオード10
5からのレーザ光の光軸に対し、ほぼ直交して配置され
ている。この場合、1/2波長板3は、レーザ光の光軸
に対し、直角(90度)ではなく、これより0〜10度
の範囲で傾斜させた状態にしておくことが望ましい。こ
れは、1/2波長板3により反射された分のレーザ光が
レーザダイオード105の発光部に照射されてしまうと
いう弊害を防止するためである。1/2波長板3は、円
形をなしていて、その周縁部に沿ってギア3aを形成
し、このギア3aをモータ13の回転軸のギア13aに
噛合され、このモータ13を駆動源として回転可能にな
っている。モータ13は、制御装置121に接続されて
おり、制御装置12からの制御信号により1/2波長板
3の回転角度を設定し、この回転角度に応じてレーザ光
の透過量を可変可能にしている。
【0036】ダイクロイックミラー134は、図3に示
すようにガルバノミラー104で反射され被検体101
面に測定光を導光する対物レンズ103の光軸に直交す
る面に対して、45°より小さな角度に設定することが
好ましく、ここでは、実線で示す35°に設定してい
る。つまり、測定光に対して入射角度を45°より小さ
く設定することにより、ダイクロイックミラー134で
の測定光の損失を最小限にしている。
【0037】被検体101上の測定光は、対物レンズ1
03の瞳径と焦点距離で決まるNAの収束光として被検
体101上の任意の位置にテレセントリックに集光され
る。
【0038】また、被検体101面で反射された測定光
を、対物レンズ103およびダイクロイックミラー13
4を通過させ、ガルバノミラー104で反射させた後、
1/4波長板108を通して偏光ビームスプリッタ10
7に入射させ、この偏光ビームスプリッタ107で反射
させるようにしている。そして、偏光ビームスプリッタ
107で反射した測定光の光束は、第1の結像レンズ1
09によって一次像面110に集光される。
【0039】一次像面110を通過した光束は、無限系
に設計された第2の対物レンズとしての瞳リレーレンズ
112を通過し、ハーフミラー面113aを有するプリ
ズム113に入射し、反射する光束L1と透過する光束
L2とに分割される。
【0040】プリズム113のハーフミラー面113a
で反射した光束L1は、ミラー113、第1の絞り11
4を経て、第2の結像レンズてあるセパレータレンズ1
15により、光位置検出素子(以下、PSD(Position
Sensing Device)と称する)116上に集光される。
【0041】このPSD116は、測光位置(スポット
位置)Sによって変化する電流信号を出力するものであ
る。スポット位置Sは、被検体101の高さ変化に比例
した量だけ左右に移動する。これは、後で詳しく説明す
る三角測量の原理に基づくものである。
【0042】そして、PSD116からの出力は、被検
体101の明視野画像の輝度画像情報として制御装置1
21に入力されるとともに、高さ演算部122に入力さ
れる。高さ演算部122は、ガルバノミラー104の揺
動角度に応じた被検体101面での測定位置座標x、y
(X方向、Y方向の位置座標)と、PSD116から得
られたスポット位置信号とに基づいて、被検体101表
面での高さzを演算するものである。
【0043】ところで、被検体101の表面に凹凸が存
在する場合、PSD116上のスポットは一定の広がり
を持ってしまい正確な検出が行なえないことがある。こ
の場合、PSD116では光スポットの周辺部分しか検
出できないということになり、少なからぬ検出誤差が生
じることになる。
【0044】したがって、このような場合には、被検体
101の高さ検出は不能であるとして、検出結果を破棄
することが妥当である。この実施形態では、測定の可否
を判断するため、前記プリズム113のハーフミラー面
113aを透過した光束L2を前記プリズム113の後
端側に設けられたミラー面113b、第2の絞り124
を通して分割受光素子125に導く。
【0045】そして、この分割受光素子125の出力
(光量)は、測定可否判断部126に入力される。測定
可否判断部126は、分割受光素子125の出力に基づ
き、高さ測定が可能な明るさになっているか否かを判断
する。具体的には、測定可能な範囲(下限値、上限値)
を設定しておき、光量がその範囲内に収まっているか否
かを判断する。
【0046】また、制御装置121は、分割受光素子1
25の出力に基づき、高さ測定が可能な明るさが得られ
るように(光量が予め設定された範囲内(上限値と下限
値との間)に収まるように)、レーザダイオード105
のレーザ光の光量をフィードバック制御する。
【0047】具体的には、制御装置121は、制御信号
を送ることによりモータ13を起動し、1/2波長板3
を回転させる。すると、レーザ光に対しほぼ直交して配
置される1/2波長板3は、制御装置121からの制御
信号により設定される回転角度だけ回転され、この時の
回転角度に応じてレーザ光の透過量が設定される。これ
により、1/2波長板3を透過した後、ステージ102
上の被検体101上にスポット光として照射されるレー
ザ光は、所望する最適な光量に設定されることになる。
これにより、制御装置121の側では、最適な明るさで
測定された被検体101の画像が得られることになる。
【0048】ところで、第1の結像レンズ109の前側
焦点面は第1の対物レンズ103の瞳面又はその共役面
103’に置かれている。一方、セパレータレンズ11
5は、第2の対物レンズである瞳リレーレンズ112の
後側焦点面に配置されている。したがって、セパレータ
レンズ115は第1の対物レンズ103の瞳面103’
と共役の位置にあることになる。このため、セパレータ
レンズ115は、全ての測定点から反射された測定光の
うち、対物瞳面103’の同一部分を通過した光束によ
って、測定スポットをPSD116上に形成することに
なる。
【0049】また、前記第1の絞り114は、図5に示
すように瞳の縁部(中心部から一定距離h離間した位
置)に配置されている。このようにすると、被検体10
1の凹凸によって、PSD116に入射するスポットの
位置は三角測量の原理に基づいて所望の方向に移動す
る。
【0050】そして、この第1の絞り114と、分割受
光素子125に対向する第2の絞り124は、共役な位
置に設けられている。このようにすることによって、分
割受光素子125上に投影される光束は、PSD116
上に投影される光束と対物瞳面103’の同一部分を通
過した光束になる。
【0051】次に、このように構成した実施形態の動作
を説明する。
【0052】まず、リング状照明131より対物レンズ
103周囲から被検体101に向けて照明光が発せられ
る場合、被検体101で反射した光は、暗視野像として
対物レンズ103を通ってダイクロイックミラー134
で反射し、さらにハーフミラー136で反射し、結像レ
ンズ135を透過して、この結像レンズ135の集光位
置に配置したラインセンサカメラ138で撮像される。
そして、このラインセンサカメラ138で撮像された暗
視野画像は、輝度画像情報として制御装置121の位置
演算部139に入力され、位置演算部139により被検
体101の位置が算出されるなどして位置測定が行われ
る。
【0053】次に、光源137より照明光が発せられる
場合、この光は、ハーフミラー136、結像レンズ13
5、ダイクロイックミラー134および対物レンズ10
3を通って被検体101に向けて照射される。すると、
今度は、被検体101で反射した光は、明視野像として
対物レンズ103を通ってダイクロイックミラー134
で反射し、さらにハーフミラー136で反射し、結像レ
ンズ135を透過して、この結像レンズ135の集光位
置に配置したラインセンサカメラ138で撮像される。
そして、このラインセンサカメラ138で撮像された明
視野画像は、輝度画像情報として制御装置121に入力
され、被検体101の各種欠陥に対応した最適なアルゴ
リズムが選択され欠陥検出が行われる。
【0054】このようにすれば、これらリング状照明1
31および光源137を選択的に点灯し、被検体101
の暗視野画像または明視野画像の輝度画像情報を制御装
置121に入力することにより、被検体101の位置測
定や各種欠陥の検査精度を高め、誤検出を低減できる。
また、これらリング状照明131および光源137を同
時に点灯し、被検体101の暗視野画像および明視野画
像を重ね合わせた輝度画像情報を制御装置121に入力
することによっても、この時の輝度画像情報の様々なア
ルゴリズム処理により被検体101の各種測定を行うこ
とができる。
【0055】次に、レーザダイオード105からレーザ
光が発せられると、レーザ光は、コリメートレンズ10
6、偏光ビームスプリッタ107、1/4波長板108
を介してガルバノミラー104に入射され、ガルバノミ
ラー104での反射光が測定光としてダイクロイックミ
ラー134、対物レンズ103を通して被検体101面
に集光される。また、被検体101面で反射された測定
光は、対物レンズ103およびダイクロイックミラー1
34を通過し、ガルバノミラー104で反射され、1/
4波長板108を通して偏光ビームスプリッタ107で
反射され、第1の結像レンズ109によって一次像面1
10に集光される。また、一次像面110を通過した光
束は、瞳リレーレンズ112を通過し、ハーフミラー面
113aを有するプリズム113に入射され、ハーフミ
ラー面113aで反射した光束L1は、ミラー113、
第1の絞り114を経て、セパレータレンズ115を介
してPSD116上に集光される。
【0056】そして、このPSD116からの出力は、
被検体101の明視野画像の輝度情報として制御装置1
21に入力されるとともに、高さ演算部122に入力さ
れる。
【0057】制御装置121では、被検体101の明視
野画像の輝度情報に基づいて被検体101にかかる各種
検査を実行し、また、高さ演算部122によりガルバノ
ミラー104の揺動角度に応じた被検体101面での測
定位置座標x、yと、PSD116から得られたスポッ
ト位置信号とに基づいて、被検体101表面での高さz
を演算する。
【0058】なお、このような高さ測定は、単独に行っ
ても、上述した被検体101の暗視野画像や明視野画像
の輝度画像情報の取得と同時に行うようにしてもよい。
【0059】次に、高さ演算部122での動作を詳しく
説明する。
【0060】まず、高さ演算部122による高さ演算の
原理及びその具体的方法について詳しく説明する。
【0061】図4は図1の一次像面110から後の部分
のみを示したものであり、一次像面110の被検体像を
新たに被検体面101’として考えている。
【0062】システムパラメータとして、瞳リレーレン
ズ(第2の対物レンズ)112の焦点距離をfp、セパ
レータレンズ115の焦点距離をfs、一次像の結像倍
率をM、光軸からセパレータレンズ115の中心までの
高さをh、瞳リレーレンズ112とセパレータレンズ1
15の距離をD、第1の結像レンズ109のNAをNA
OBとする。
【0063】一次像のデフォーカス量(高さ)Z’は被
検体の高さをZとするとZM2であり、PSD116に
は中心からδの位置に光スポットが形成される。この時
δは、図から、 δ=fs・tanα …(1) tanα=h/(b−D) …(2) となる。
【0064】したがって、次式が導かれる。
【0065】 δ=fs・h/(b−D) …(3) h=fp・NAOB/MP …(4) ここで、Pは、図3に示すように、結像レンズ109の
瞳上で算出した絞り中心と瞳の半径の比P=Φ/hであ
る。
【0066】次に、bを計算すると、 1/b=(1/fp)−(1/(fp+M2Z)) …(5) であるから、 b=fp(fp+M2Z)/M2Z …(6) となる。これらの式をまとめると、
【数1】
【0067】となる。さらに、前述したように、セパレ
ータレンズ115と瞳リレーレンズ112の距離Dはf
pなので、
【数2】
【0068】となり、δとZは完全に線形の関係とな
る。
【0069】実際の測定量はδである。したがって、式
(8)を変形し、
【数3】
【0070】となる。
【0071】次に、このような原理に基づいて被検体1
01の高さZを具体的に算出するために、前記制御装置
121に設けられた高さ演算部122は、前記PSD1
16からスポット位置信号δを受け取る。そして、この
高さ演算部122は、このスポット位置信号δ、前記シ
ステムパラメータf、β、θ及び前記ミラー駆動部12
0から順次入力される測定位置情報x、yとを用い、各
測定位置の高さZを連続的に出力する。
【0072】これによれば、各光学系や被検体101を
上下させなくとも、広い測定エリアと広いダイナミック
レンジを持った高さ測定を、極めて高速に行うことがで
きる。
【0073】従って、このようにすれば、レーザダイオ
ード105から測定光による三角測量の原理に基づいた
被検体101表面の高さ測定を高速に行うことができる
とともに、リング状照明131および光源137によ
り、被検体101の暗視野画像または明視野画像をライ
ンセンサカメラ138で撮像し、それぞれの輝度画像情
報を取得することにより、欠陥に対応した最適な条件で
被検体101の位置測定や欠陥検査などを行うこともで
きるので、これら高さ測定や位置測定などの各種の測定
を精度よく、しかも短時間で効率よく行うことができ
る。また、暗視野画像または明視野画像などの二次元画
像情報を得る二次元測定手段と三角測量などによる三次
元測定手段(少なくとも高さを測定する測定手段)を同
一対物レンズ103により取り込むことにより、被検体
101を動かすことなく複数の測定手段を実行すること
ができるため、測定手段の切換えには被検体101の位
置ずれが生じることがなく、作業者にかかる負担を大幅
に軽減することができるとともに、面倒な調整機構も無
くすことができる。
【0074】また、上記実施形態では、レーザ光を発生
するレーザダイオード105の前面にレーザ光に対しほ
ぼ直交に、且つ回転可能に1/2波長板3を配置し、制
御装置121の制御信号により設定される回転角度だけ
モータ13により1/2波長板3を回転させ、この時の
回転角度に応じてレーザ光の透過量を設定するようにし
たので、従来のレーザダイオードの電源電圧を可変する
ものと比べ、レーザ光の波長に変動を生じるようなこと
がなく、良質な画像の取り込みが可能となり、また、従
来の従来のNDフィルタを用いたものと比べても、レー
ザ光の断面の各所において光量にバラツキを生じるよう
なことがなく、均一な光量のレーザ光を連続的に得るこ
とができ、安定したレーザ光の調光制御を実現できる。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、精度
の高い各種の測定を短時間で行うことができるととも
に、作業者にかかる負担を軽減することができる。ま
た、被検体の測定箇所や測定条件が変わっても常に最適
な明るさの画像を安定して取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成を示す図。
【図2】一実施の形態に用いられるダイクロイックミラ
ーの特性を説明するための図。
【図3】一実施の形態に用いられるダイクロイックミラ
ーの配置状態を説明するための図。
【図4】一実施の形態での三角測量の原理を説明するた
めの模式図。
【図5】一実施の形態の受光素子用の絞りを示す平面
図。
【符号の説明】 3…1/2波長板 3a…ギア 13…モータ 13a…ギア 101…被検体 103…対物レンズ 104…ガルバノミラー 105…レーザダイオード 106…コリメートレンズ 107…偏光ビームスプリッタ 108…1/4波長板 109…結像レンズ 110…一次像面 112…瞳リレーレンズ 113…プリズム 113a…ハーフミラー面 113b…ミラー面 114…第1の絞り 115…セパレータレンズ 116…光位置検出素子(PSD:ポジショニングセン
サー) 120…ミラー駆動部 121…制御装置 122…高さ演算部 124…第2の絞り 125…分割受光素子 126…測定可否判断部 131…リング状照明 132…光ファイバ 133…光源 134…ダイクロイックミラー 135…結像レンズ 136…ハーフミラー 137…光源 138…ラインセンサカメラ 139…位置演算部 140、141…フィルタ 201…ハーフミラー 202…結像レンズ 203…受光素子 205…ステージ駆動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源からのレーザ光により被検体
    上を走査して該被検体からの反射光から少なくとも高さ
    情報を得る第1の測定手段と、 照明光源からの照明光を被検体上に照射して該被検体か
    らの反射光または散乱光から二次元情報を得る第2の測
    定手段と、 前記第1の測定手段におけるレーザ光と前記第2の測定
    手段における照明光とが重なる光路中に設けられる対物
    レンズとを具備したことを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の測定手段は、前記被検体の暗
    視野像または明視野像を撮像するラインセンサカメラを
    有することを特徴とする請求項1記載の測定装置。
  3. 【請求項3】 前記照明光源は、落射照明光源を有する
    ことを特徴とする請求項1項記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の測定手段は、前記被検体の二
    次元情報をも得ることを特徴とする請求項1記載の測定
    装置。
  5. 【請求項5】 前記被検体からの反射光量を検出する手
    段と、検出された光量に応じて前記照明光を制御する手
    段とを更に具備したことを特徴とする請求項1記載の測
    定装置。
  6. 【請求項6】 前記レーザ光の光路中に設けられ回転可
    能に配置された波長板を更に具備したことを特徴とする
    請求項1記載の測定装置。
  7. 【請求項7】 前記レーザ光の反射光の光量を検出する
    手段と、検出された光量に応じて前記波長板を回転駆動
    することにより前記レーザ光を制御する手段とを更に具
    備したことを特徴とする請求項6記載の測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321657A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Nikon Corp 顕微鏡の光学系、顕微鏡、及びバーチャルスライド作成システム
JP2006220425A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリント基板外観検査装置及びプリント基板外観検査方法
CN107328786A (zh) * 2017-08-21 2017-11-07 中导光电设备股份有限公司 一种膜表面缺陷检测装置及其检测方法
KR20250022378A (ko) * 2023-08-08 2025-02-17 주식회사 에이치비테크놀러지 다크 필드 조명부의 각도 및 간격 조절이 용이한 광학 검사장치

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