JP2000227451A - 回路基板検査装置 - Google Patents

回路基板検査装置

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JP2000227451A
JP2000227451A JP11027037A JP2703799A JP2000227451A JP 2000227451 A JP2000227451 A JP 2000227451A JP 11027037 A JP11027037 A JP 11027037A JP 2703799 A JP2703799 A JP 2703799A JP 2000227451 A JP2000227451 A JP 2000227451A
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circuit board
probe
probes
jig
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Toshihiko Kanai
敏彦 金井
Yoshito Yamaguchi
良人 山口
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Hioki EE Corp
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Hioki EE Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減および検査時間の短縮化を
図る。 【解決手段】 検査用プローブ22と、所定位置に配置
された検査対象の回路基板Pの一面Pa側における任意
のX−Y方向に検査用プローブ22を移動させるための
移動機構とを備え、移動機構を駆動して検査用プローブ
22を順次移動させると共に、検査用プローブ22によ
って検出された検出信号に基づいて、回路基板Pに形成
された導体パターン43Gaについて所定の電気的検査
を実行可能に構成されている回路基板検査装置1におい
て、複数の検査用プローブ22a〜22mを所定間隔で
列状に配設した検査用治具5を備え、各検査用プローブ
22a〜22mの各々によって検出される検出信号に基
づいて電気的検査を実行可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査対象の回路基
板に形成された複数の導体パターンについて所定の電気
的検査を実行するための回路基板検査装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の回路基板検査装置として、図1
0に示す回路基板検査装置51が従来から知られてい
る。この回路基板検査装置51は、検査対象の回路基板
Pの良否を検査するための検査装置であって、回路基板
Pに形成された各導体パターンの導通絶縁検査などを実
行可能に構成され、検査対象の回路基板Pを載置するた
めの載置台2と、検査信号出力用の複数のプローブ23
Aa〜23Mm(同図は、プローブ23Ga〜23Gm
のみを図示する。以下、区別しないときには「プローブ
23」という)を保持するプローブ保持盤6と、プロー
ブ保持部52を介して図外のX−Y移動機構に取り付け
られて回路基板Pの表面Pa側に配設される静電容量測
定用のプローブ53とを備えている。この場合、載置台
2には、回路基板Pの外形とほぼ同形状の嵌入用孔2a
が形成され、嵌入用孔2aの下端には、鍔部2bが形成
されている。したがって、嵌入用孔2aに回路基板Pを
嵌入することにより、回路基板Pの位置ずれが防止され
ると共に、嵌入状態の回路基板Pの脱落が鍔部2bによ
って防止される。また、プローブ保持盤6は、回路基板
Pの裏面Pb側に形成された例えばランド42Aa〜4
2Mm(図9(c)参照)に対向するように、プローブ
23Aa〜23MmをM行×m列のマトリクス状に回路
基板Pの裏面Pb側の所定位置に保持する。
【0003】一方、検査対象の回路基板Pは、図9
(a)〜(c)に示すように、例えば、ベアチップなど
を実装可能に構成されたボールグリッドアレイ(BG
A)型の多層基板であって、表面Pa側には、同図
(a)に示すように、ワイヤボンディングやバンプ接続
によってベアチップの接続端子に接続されるランド41
Aa〜41Mm(以下、区別しないときには「ランド4
1」という)が0.2mm程度の間隔でM行×m列のマ
トリクス状に形成され、その裏面Pb側には、同図
(c)に示すように、ランド42Aa〜42Mm(同図
は、ランド42Aa〜42Gmのみを図示する。以下、
区別しないときには「ランド42」という)が1.27
mm程度の間隔でM行×m列のマトリクス状に形成され
ている。この場合、各ランド41,42は、同図(b)
に示すように、対応するランド41,42同士がスルー
ホールなどの導体パターン43Aa〜43Mm(同図
は、導体パターン43Ga〜43Gmのみを図示する。
以下、区別しないときには「導体パターン43」とい
う)によって電気的に相互に接続されており、例えば、
ランド41Aaが導体パターン43Aaを介してランド
42Aaに接続され、ランド41Mmが導体パターン4
3Mmを介してランド42Mmに接続されている。な
お、同図は回路基板Pの構造についての理解を容易にす
るように図示しているため、同図におけるランド41,
42の形成ピッチや回路基板Pの厚みなどは、実際の回
路基板Pとは相違する。
【0004】この回路基板検査装置51を用いた回路基
板Pの電気的検査に際しては、まず、載置台2の嵌入用
孔2aに回路基板Pを嵌入する。次に、プローブ保持盤
6を上動させることにより、各ランド42に対応する各
プローブ23をそれぞれ接触させる。次いで、例えばラ
ンド41Gf,42Gf間の導通検査の際には、X−Y
移動機構を駆動して回路基板Pの表面Paに沿ってプロ
ーブ保持部52を移動させることにより、図11に示す
ように、ランド41Gfの上方にプローブ53を配置す
る。この際には、同図に示すように、回路基板Pの表面
Paに対して隙間S分離間するようにプローブ53を配
置する。次に、プローブ23Gfに検査信号を供給し、
プローブ53を介して出力される検査信号に基づいて、
ランド41Gfおよびプローブ53間の静電容量Cを測
定する。次いで、測定した静電容量Cと、良品の回路基
板Pから吸収した検査用基準データとに基づいて、ラン
ド41Gf,42Gf間の導通状態を検査する。
【0005】この際に、例えば、導体パターン43Gf
が断線しているときには、測定された静電容量Cが低下
して検査用基準データに対する許容範囲外の容量値とな
る。また、導体パターン43Gfが正常に導通している
ときには、測定した静電容量Cが、検査用基準データに
対する許容範囲内の容量値となる。したがって、許容範
囲外の容量値のときには、ランド41Gf,42Gf間
が断線していると判別する。また、他のランド41,4
2間の導通検査の際には、X−Y移動機構を駆動するこ
とによりプローブ保持部52を移動させ、検査対象のラ
ンド41の上方にプローブ53を配置した状態で、ラン
ド41Gf,42Gf間の検査と同様にして、そのラン
ド41,42間の導通状態を検査する。この後、すべて
のランド41,42間の導通状態を正常と判別したとき
に、回路基板Pを良品回路基板と判別する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の回路
基板検査装置51には、以下の問題点がある。第1に、
従来の回路基板検査装置51には、プローブ53の移動
に長時間を要するために、検査時間が長時間化している
という問題点がある。具体的には、従来の回路基板検査
装置51では、静電容量測定用のプローブ53を1本し
か備えていないため、導通検査の際には、各ランド41
およびプローブ53間の静電容量を測定する都度、X−
Y移動機構を駆動してプローブ保持部52を検査対象の
ランド41の上方に移動させる必要がある。このため、
従来の回路基板検査装置51では、すべてのランド41
およびプローブ53間の静電容量Cをそれぞれ測定する
ために非常に長時間を要することとなる。
【0007】一方、例えば、すべてのランド41の各々
に対向させて数多くのプローブ53を配設した専用の検
査用治具を用いることも可能ではある。この場合、検査
時には、その検査用治具を回路基板Pにおける表面Pa
の上方に配置した状態で、複数のプローブ53の中から
任意のプローブ53を順次選択して電気的検査を実行す
る。この方法によれば、プローブ53を移動させずに各
ランド41についての静電容量Cを測定することができ
るため、すべてのランド41,42間についての導通検
査を短時間で実行することができる。しかし、BGA型
の回路基板Pでは、各ランド41が狭ピッチで形成され
ている。したがって、ランド41の形成ピッチと同じよ
うにして数多くのプローブ53を配設することは困難と
なる。このため、検査用治具の製作コストが上昇する結
果、装置コストが上昇するという問題が発生する。ま
た、この方法では、ランド41の形成ピッチが相違する
ときには、その種類の回路基板毎に、そのランド41の
形成ピッチに適合する検査用治具を別途製作しなくては
ならないため、装置コストのさらなる上昇を招くという
問題も発生する。
【0008】第2に、従来の回路基板検査装置51に
は、回路基板Pについての検査を高精度で行うことが困
難であるという問題点もある。すなわち、導通絶縁検査
の確実性を高めるためには、プローブ53およびランド
41間の静電容量測定に際して、ランド41およびプロ
ーブ53間の距離を常に一定距離である隙間S分離間さ
せる必要がある。しかし、検査対象の回路基板Pが反っ
ている場合や、嵌入用孔2aへの回路基板Pの嵌入状態
がばらついている場合には、プローブ53がランド41
に接近し過ぎたり、逆に離間し過ぎたりすることがあ
る。かかる場合には、容量測定結果にばらつきが生じる
結果、回路基板Pについての検査を高精度で行うことが
困難となる。
【0009】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、製造コストの低減および検査時間の短縮化
を図ることが可能な回路基板検査装置を提供することを
主目的とする。また、高精度で回路基板検査を実行可能
な回路基板検査装置を提供することを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の回路基板検査装置は、検査用プローブと、
所定位置に配置された検査対象の回路基板の一面側にお
ける任意のX−Y方向に検査用プローブを移動させるた
めの移動機構とを備え、移動機構を駆動して検査用プロ
ーブを順次移動させると共に、検査用プローブによって
検出された検出信号に基づいて、回路基板に形成された
導体パターンについて所定の電気的検査を実行可能に構
成されている回路基板検査装置において、複数の検査用
プローブを所定間隔で列状に配設した検査用治具を備
え、各検査用プローブの各々によって検出される検出信
号に基づいて電気的検査を実行可能に構成されているこ
とを特徴とする。なお、この請求項1記載の発明におけ
る検査用プローブには、導体パターンに接触可能に構成
された接触型検査用プローブや、静電容量測定用プロー
ブなどが含まれる。
【0011】この回路基板検査装置では、例えば複数の
静電容量測定型の検査用プローブを列状に配設した検査
用治具を検査対象回路基板の表面に対して所定間隔離間
させて配置する。次に、移動機構を駆動することによ
り、検査用治具における検査用プローブの配列方向に対
して交差する向きで検査用治具を移動させる。この際
に、検査用治具の移動に伴って導体パターンの上方に位
置する検査用プローブを選択し、その検査用プローブの
検出信号に基づいて、その検査用プローブと検査用導体
パターンとの間の静電容量を測定する。
【0012】この場合、導体パターンの形成ピッチと検
査用プローブの配設ピッチとが等しく、かつ両者が直線
状に形成されているときには、1つの検査用プローブを
任意の導体パターンの上方に配置させることにより、他
の検査用プローブも対応する導体パターンの上方にそれ
ぞれ配置される。このため、検査用治具を1回移動させ
ることにより、検査用プローブの本数に応じた数の導体
パターンについての電気的検査を実行することが可能と
なる。また、導体パターンの形成ピッチや配列が検査用
プローブの配設ピッチや配列と異なるときであっても、
導体パターン上に配置された検査用プローブを順次選択
することにより、検査用治具の1回の移動で複数の導体
パターンについての電気的検査を実行することが可能と
なる。したがって、検査時における検査用プローブの移
動時間を短縮することが可能となるため、回路基板につ
いての電気的検査時間を短縮することが可能となる。ま
た、すべての導体パターンに対応させて数多くの検査用
プローブをそれぞれ配設した専用の検査用治具と比較し
て、検査用治具への検査用プローブの配設が容易となる
ため、検査用治具の製作コストを低減することが可能と
なる。
【0013】請求項2記載の回路基板検査装置は、請求
項1記載の回路基板検査装置において、移動機構に取り
付けられると共に回路基板に沿って検査用治具を回転さ
せるための回転機構を備えていることを特徴とする。
【0014】この回路基板検査装置では、回転機構を駆
動させることにより、例えば、所定ピッチで形成された
複数の導体パターンのうちの少なくとも2つと、列状に
配設された複数の検査用プローブのうちの少なくとも2
つとが互いに対向するように、検査用治具を回転させ
る。次いで、移動機構を駆動することにより、検査用プ
ローブの配列方向に対して交差する向きで検査用治具を
移動させる。次に、導体パターンの上方に配置させられ
た検査用プローブを順次選択する。これにより、選択し
た各検査用プローブの検出信号に基づいて、その導体パ
ターンが検査される。この場合、検査用治具を回転させ
ることにより、導体パターンの形成ピッチや配列が異な
る各種の回路基板について検査用治具を共通使用するこ
とが可能となるため、製作コストの上昇を抑えることが
可能となる。
【0015】請求項3記載の回路基板検査装置は、請求
項1または2記載の回路基板検査装置において、検査用
治具は、複数の検査用プローブと回路基板とを互いに絶
縁する板状の絶縁板が貼付されて構成され、検査用プロ
ーブは、絶縁板を介して導体パターンに対向配置された
状態で導体パターンとの間の静電容量を測定するための
容量測定用プローブであることを特徴とする。
【0016】この回路基板検査装置では、電気的検査の
際には、検査用治具を回路基板に当接させる。その際
に、検査用プローブは、回路基板に対して、絶縁板の厚
みに相当する一定距離分、常に離間させられる。したが
って、容量測定用プローブを用いての容量測定時の距離
的基準を一定に規定できるため、高精度で導通絶縁検査
を行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る回路基板検査装置の好適な実施の形態について
説明する。なお、従来の回路基板検査装置51と同一の
構成要素については、同一の符号を付して重複した説明
を省略する。
【0018】最初に、回路基板検査装置1の構成につい
て、各図を参照して説明する。
【0019】回路基板検査装置1は、図1に示すよう
に、載置台2、移動機構3、プローブ保持盤6および制
御装置7を備えて構成されている。この場合、移動機構
3は、制御装置7の制御下で検査対象の回路基板P上に
おける任意のX−Y方向、および回路基板Pに対する上
下方向(Z方向)に回転機構4と共に検査用治具5を移
動可能に構成されている。具体的には、移動機構3は、
図3に示すように、X方向に延設されたレール11と、
レール11に取り付けられると共にボールねじ12の回
転に伴ってX方向に移動させられるステージ13と、Y
方向に延設されると共にステージ13に固定されたレー
ル14と、レール14に取り付けられると共にボールね
じ15の回転に伴ってY方向に移動させられるステージ
16と、ステージ16に取り付けられた上下動機構17
と、上下動可能に上下動機構17に取り付けられたアー
ム18とを備えている。
【0020】回転機構4は、アーム18の先端部に固着
されたステッピングモータMで構成され、回路基板Pの
表面Paに沿って図3に示す矢印θの方向で検査用治具
5を回転させる。一方、検査用治具5は、図4(a),
(b)に示すように、絶縁性樹脂製のプローブ保持部2
1と、0.25mm程度のピッチでプローブ保持部21
に列状に配設され例えば導電性ゴムやマグネットワイヤ
などで形成された静電容量測定用のプローブ22a〜2
2mとで構成されている。この場合、プローブ保持部2
1の中央部側面には、同図(a)に示すように、取付片
21aが配設され、取付片21aには、ステッピングモ
ータMの回転軸4aに取り付けるための取付用孔21b
が形成されている。また、プローブ保持部21の下面に
は、同図(b)に示すように、本発明における絶縁板に
相当する絶縁フィルムFが貼付されている。
【0021】プローブ保持盤6は、全体として絶縁性樹
脂で平板状に形成され、従来の回路基板検査装置51に
おけるプローブ保持盤6と同様に構成されている。ま
た、プローブ保持盤6には、図2に示すように、回路基
板Pの裏面Pbに形成された各ランド42にそれぞれ接
触させるための検査信号出力用のプローブ23Aa〜2
3Mm(同図は、プローブ23Ga〜23Gmのみを図
示する。)が1.27mm程度のピッチでマトリクス状
に配設されている。
【0022】制御装置7は、図1に示すように、制御部
25、スキャナ部26,27、RAM28およびROM
29を備えている。この場合、制御部25は、静電容量
測定処理、移動機構3および回転機構4の駆動制御、ス
キャナ部26,27におけるプローブ22,23の選択
制御、並びに回路基板Pについての良否判別処理などを
実行する。スキャナ部26は、信号ケーブルを介して検
査用治具5の各プローブ22に接続されており、制御部
25の制御下で任意のプローブ22を選択し、選択した
プローブ22を介してプローブ23から出力される検査
信号を制御部25に出力する。スキャナ部27は、信号
ケーブルを介してプローブ保持盤6のプローブ23Aa
〜23Mmに接続されており、制御部25の制御下で、
そのプローブ23Aa〜23Mmから任意のプローブ2
3を選択し、選択したプローブ23への検査信号の出力
制御を実行する。RAM28は、制御部25の演算結果
や、良品の回路基板Pから吸収した各種の検査用基準デ
ータなどを記憶し、ROM29は、制御部25の動作プ
ログラムなどを記憶する。
【0023】次に、回路基板検査装置1による回路基板
Pの導通検査について、各図を参照して説明する。
【0024】まず、載置台2の嵌入用孔2aに検査対象
の回路基板Pを嵌入する。次に、図外の上下動機構を駆
動してプローブ保持盤6を上動させることにより、回路
基板Pのランド42Aa〜42Mmに、対応するプロー
ブ23Aa〜23Mmをそれぞれ接触させる。次いで、
移動機構3を駆動して検査用治具5を回路基板Pの表面
Paの上方に配置する。この際に、図5に示すように、
プローブ22aがランド41Aa〜41Amの配列方向
上に位置し、かつプローブ22eがランド41Fa〜4
1Fmの配列方向上に位置するように、検査用治具5を
配置する。続いて、同図に示す矢印X1の向きで検査用
治具5を移動させてランド41Aaの上方にプローブ2
2aを配置した後に、プローブ保持部21を下動させて
回路基板Pの表面Paに検査用治具5を当接させる。こ
の際に、各プローブ22は、図6に示すように、絶縁フ
ィルムFによって回路基板Pの表面Paに対して隙間S
分離間させられた位置に配置される。また、プローブ2
2a,22e,22iが、ランド41Aa,41Fa,
41Kaの上方にそれぞれ配置される。なお、同図で
は、プローブ22iおよびランド41Ka近傍の図示を
省略する。
【0025】次に、制御部25は、スキャナ部27に対
して選択制御することにより、導体パターン43Aa,
43Fa,43Kaを介してランド41Aa,41F
a,41Kaにそれぞれ接続されている裏面Pb側のラ
ンド42Aa,42Fa,42Kaに接触しているプロ
ーブ23Aa,23Fa,23Kaを選択する。次い
で、制御部25は、選択したプローブ23Aa,23F
a,23Kaにスキャナ部27を介して検査信号を順次
供給する。この処理と併行して、制御部25は、スキャ
ナ部26に対して選択制御することにより、プローブ2
2a,22e,22iを順次選択し、選択したプローブ
22a,22e,22iを介して順次入力される検査信
号の信号レベルに基づいて、回路基板Pの表面Pa側に
おけるランド41Aa,41Fa,41Kaと、選択し
たプローブ22a,22e,22iとの間の静電容量C
1,C2,C3を順次測定する。
【0026】この際に、制御部25は、測定した静電容
量C1,C2,C3がRAM28に記憶されている検査
用基準データに対して所定許容範囲内のときには、これ
らの導体パターン43Aa,43Fa,43Kaの導通
状態が正常であると判別する。一方、測定した静電容量
C1,C2,C3が所定許容範囲外のときには、制御部
25は、その静電容量が測定された導体パターン43に
導通不良が存在すると判別する。例えば、導体パターン
43Faが図6に示す「×」印の部位で断線していると
きには、測定したプローブ22eおよびランド41Fa
間の静電容量C2が良品の回路基板Pにおける対応する
静電容量よりも低下するため、許容範囲を外れることに
なる。したがって、この場合には、制御部25は、ラン
ド41Faに接続されている導体パターン43Faに導
通不良が存在すると判別する。
【0027】次に、検査用治具5を僅かに上動させて回
路基板Pの表面Paから離間させ、、図5に示す矢印X
1の向きで検査用治具5をさらに移動させてランド41
Abの上方にプローブ22aを配置した後、プローブ保
持部21を下動させて回路基板Pの表面Paにプローブ
保持部21を当接させる。この際には、プローブ22
a,22e、22iが、ランド41Ab,41Fb,4
1Kbの上方にそれぞれ配置される。次いで、導体パタ
ーン43Aa,43Fa,43Kaについての導通検査
と同様にして導体パターン43Ab,43Fb,43K
bについての導通検査を行う。続いて、同図に示す矢印
X1の向きで検査用治具5を順次移動させることによ
り、プローブ22aを介して出力される検査信号に基づ
いて導体パターン43Ac〜43Amについての導通状
態を検査し、プローブ22eを介して出力される検査信
号に基づいて導体パターン43Fc〜43Fmについて
の導通状態を検査し、プローブ22iを介して出力され
る検査信号に基づいて導体パターン43Kc〜43Km
についての導通状態を検査する。
【0028】次に、図5の矢印Y1の向きで検査用治具
5を移動させた後に矢印X2の向きで移動させることに
より、プローブ22aを介して出力される検査信号に基
づいて導体パターン43Bm〜43Baについての導通
状態を検査し、プローブ22eを介して出力される検査
信号に基づいて導体パターン43Gm〜43Gaについ
ての導通状態を検査し、プローブ22iを介して出力さ
れる検査信号に基づいて導体パターン43Lm〜43L
aについての導通状態を検査する。この後、同様にし
て、検査用治具5を矢印Y1の方向に移動しつつ、矢印
X1,X2の方向に移動させることにより、すべての導
体パターン43についての導通状態を検査する。
【0029】このように、この回路基板検査装置1によ
れば、検査用治具5を移動させてプローブ22a,22
e,22i(または、他の3つのプローブ22)を矢印
A1で示すようにつづら折り状にそれぞれ移動させるこ
とにより、回路基板Pにおける表面Paのすべてのラン
ド41についての静電容量Cをそれぞれ測定することが
できるため、すべての導体パターン43についての導通
状態を検査することができる。この場合、移動機構3を
駆動して検査用治具5を1回移動させる毎に、この例で
は3つのランド41についての静電容量Cを測定するこ
とができるため、すべてのランド41についての静電容
量測定に要する移動時間を、従来の回路基板検査装置5
1と比較して約1/3に短縮することができる結果、回
路基板Pについての電気的検査時間を短縮することがで
きる。また、静電容量測定の際に検査用治具5を回路基
板Pに当接させることにより、絶縁フィルムFによって
プローブ22と回路基板Pとの離間距離を常に一定距離
に保つことができるため、静電容量測定時の距離的基準
を一定に規定できる結果、高精度で導通絶縁検査を行う
ことができる。
【0030】一方、この回路基板検査装置1では、検査
用治具5に配設されたすべてのプローブ22を用いて回
路基板Pについての電気的検査をさらに効率よく行うこ
ともできる。以下に、具体的な方法を説明する。なお、
上記した検査方法と同一内容の手順についての説明は省
略するものとする。
【0031】まず、回転機構4を駆動させることによ
り、プローブ22の配列ピッチと、ランド41の形成ピ
ッチとが一致するように、回転軸4a(取付用孔21
b)を中心として図7に示す矢印θ1の向きで検査用治
具5を所定角度(同図では、約37°)回転させる。こ
れにより、同図に示すように、ランド41Aa〜41A
mの配列方向Ba上にプローブ22aが配置され、ラン
ド41Ba〜41Bmの配列方向Bb上にプローブ22
bが配置され、同様にして、各ランド41の配列方向B
c〜Bm上に各プローブ22c〜22mがそれぞれ配置
される。次いで、移動機構3を駆動し、同図に示す矢印
X1の向きで検査用治具5を移動させる。
【0032】この際に、ランド41Aa上にプローブ2
2aが配置されたときに移動機構3の駆動を停止すると
共に、プローブ22aを介して出力される検査信号に基
づいてランド41Aaについての静電容量Cを測定する
ことにより、導体パターン43Aaについての導通状態
を検査する。次に、移動機構3を駆動して矢印X1の向
きで検査用治具5をランド41の配列ピッチに相当する
距離分移動させ、プローブ22bをランド41Baの上
方に配置する。次いで、同様にして、プローブ22bを
介して出力される検査信号に基づいてランド41Baに
ついての静電容量Cを測定することにより、導体パター
ン43Baについての導通状態を検査する。この後、各
ランド41についての静電容量Cの測定を完了する都
度、移動機構3を駆動して検査用治具5を移動させるこ
とにより、すべてのランド41についての静電容量Cを
それぞれ測定する。これにより、回路基板Pのすべての
導体パターン43についての導通状態が検査される。
【0033】このように、この回路基板検査装置1で
は、回路基板P上のランド41の形成ピッチに応じて回
転機構4を駆動して検査用治具5を回転させることによ
り、ランド41の形成ピッチが異なる各種の回路基板P
の電気的検査に検査用治具5を共通的に使用することが
できる。この場合、ランド41の形成ピッチよりも広い
ピッチでプローブ22を検査用治具5に配設できるた
め、検査用治具5を容易に製作できる結果、検査用治具
5を安価に製作することができる。また、この場合に
は、検査用治具5の移動時間をさらに短縮することがで
きる結果、検査時間を大幅に短縮することができる。
【0034】なお、本発明は、上記した本発明の実施の
形態に示した構成に限定されない。例えば、本発明の実
施の形態では、各プローブ22を1列に配設して検査用
治具5を構成した例について説明したが、例えば、図8
(a)に示す検査用治具31のように、プローブ22を
2列(または3列以上)に配列してもよいし、同図
(b)に示す検査用治具33のように、プローブ22を
千鳥格子状に配設してもよい。また、本発明の実施の形
態では、静電容量測定型の検査用プローブを配設した検
査用治具を例に挙げて説明したが、本発明における検査
用治具には、例えば接触型のピン型検査用プローブ、電
磁プローブおよびEO(Erectro-Optic )プローブなど
を配設してもよい。さらに、回路基板検査装置1では、
スキャナ部26に対してプローブ22の選択制御を行う
例について説明したが、各プローブ22a〜22mに対
して互いに異なる周波数の検査信号をそれぞれ検出させ
ることにより、スキャナ部26を用いないで構成するこ
ともできる。
【0035】さらに、検査用治具5の移動方法は、本発
明の実施の形態に示したつづら折り状などの移動方法に
限定されず、ランド41の配列ピッチや配列パターンな
どに応じて効率的な移動方法を適宜採用することができ
る。また、本発明の実施の形態では、回転機構4として
ステッピングモータMを採用した例について説明した
が、例えば、アーム18上にモータと、モータの回転を
減速する減速ギアを配設し、減速ギアを介して検査用治
具5を回転させるように構成することもできる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の回路基板
検査装置によれば、複数の検査用プローブを所定間隔で
列状に配設した検査用治具を備えたことにより、検査時
における検査用プローブの移動時間を短縮することがで
きるため、回路基板についての電気的検査時間を短縮す
ることができる。また、すべての導体パターンに対応さ
せて数多くの検査用プローブをそれぞれ配設した専用の
検査用治具と比較して、検査用治具への検査用プローブ
の配設が容易となるため、検査用治具の製作コスト、ひ
いては装置の製造コストを低減することができる。
【0037】また、請求項2記載の回路基板検査装置に
よれば、回路基板に沿って検査用治具を回転させるため
の回転機構を備えたことにより、導体パターンの形成ピ
ッチや配列が異なる各種の回路基板について検査用治具
を共通使用することができるため、装置の製作コストの
上昇を抑えることができる。
【0038】さらに、請求項3記載の回路基板検査装置
によれば、絶縁板を貼付して検査用治具を構成し、その
絶縁板を介して導体パターンについての静電容量を測定
して検査することにより、その容量測定時の距離的基準
を一定に規定できるため、高精度で導通絶縁検査を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置1
の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置1
の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置1
における移動機構3の構成を示す上面図である。
【図4】(a)は本発明の実施の形態に係る検査用治具
5の上面図、(b)は検査用治具5の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置1
の稼働状態における検査用治具5および回路基板Pの上
面図である。
【図6】検査用治具5、プローブ保持盤6および回路基
板Pの拡大断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置1
の稼働状態における検査用治具5および回路基板Pの上
面図である。
【図8】本発明における検査用治具の他の実施の形態を
示す図であって、(a)は検査用治具31の上面図、
(b)は検査用治具33の上面図である。
【図9】検査対象である回路基板Pの一例を示す図であ
って、(a)は表面Pa側を示す表面図、(b)は回路
基板Pの断面図、(c)は裏面Pb側を示す裏面図であ
る。
【図10】従来の回路基板検査装置51の構成を示す断
面図である。
【図11】従来の回路基板検査装置51におけるプロー
ブ53および回路基板Pの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 回路基板検査装置 3 移動機構 4 回転機構 4a 回転軸 5 検査用治具 6 プローブ保持盤 21 プローブ保持部 22a〜22m プローブ 31 検査用治具 33 検査用治具 41Aa〜41Mm ランド 42Aa〜42Mm ランド 43Aa〜43Mm 導体パターン F 絶縁フィルム M ステッピングモータ P 回路基板
フロントページの続き Fターム(参考) 2G011 AA02 AA16 AB06 AC01 AC06 AE01 AF06 2G014 AA02 AA13 AB59 AC09 2G032 AA00 AB01 AD03 AE04 AE07 AE10 AE12 AF04 AF05 AK03 AL00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査用プローブと、所定位置に配置され
    た検査対象の回路基板の一面側における任意のX−Y方
    向に前記検査用プローブを移動させるための移動機構と
    を備え、前記移動機構を駆動して前記検査用プローブを
    順次移動させると共に、前記検査用プローブによって検
    出された検出信号に基づいて、前記回路基板に形成され
    た導体パターンについて所定の電気的検査を実行可能に
    構成されている回路基板検査装置において、 複数の前記検査用プローブを所定間隔で列状に配設した
    検査用治具を備え、前記各検査用プローブの各々によっ
    て検出される前記検出信号に基づいて前記電気的検査を
    実行可能に構成されていることを特徴とする回路基板検
    査装置。
  2. 【請求項2】 前記移動機構に取り付けられると共に前
    記回路基板に沿って前記検査用治具を回転させるための
    回転機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    回路基板検査装置。
  3. 【請求項3】 前記検査用治具は、前記複数の検査用プ
    ローブと前記回路基板とを互いに絶縁する板状の絶縁板
    が貼付されて構成され、前記検査用プローブは、前記絶
    縁板を介して前記導体パターンに対向配置された状態で
    当該導体パターンとの間の静電容量を測定するための容
    量測定用プローブであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の回路基板検査装置。
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