JP2000227456A - スキャンフリップフロップ - Google Patents

スキャンフリップフロップ

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JP2000227456A
JP2000227456A JP11028414A JP2841499A JP2000227456A JP 2000227456 A JP2000227456 A JP 2000227456A JP 11028414 A JP11028414 A JP 11028414A JP 2841499 A JP2841499 A JP 2841499A JP 2000227456 A JP2000227456 A JP 2000227456A
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JP
Japan
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flop
signal
scan
flip
input
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JP11028414A
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English (en)
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Masayuki Yoshiyama
正之 吉山
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クロック信号のスキューによるシフト誤動作を
防止し、確実にスキャンテストを行うことができるスキ
ャンフリップフロップを提供する。 【解決手段】第1または第2の制御信号がアクティブ状
態の間だけ、各々対応する第1または第2の入力信号を
出力するマルチプレクサと、このマルチプレクサから出
力される信号を保持するデータラッチ回路と、このデー
タラッチ回路に保持された信号をクロック信号に同期し
て保持するフリップフロップとを備え、データラッチ回
路に保持された信号が、クロック信号に同期してフリッ
プフロップに保持される前に、マルチプレクサから出力
される信号をデータラッチ回路に保持しておくことによ
り、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の内部
回路の制御性や観測性を向上させるためのテスト回路と
して用いられるスキャンフリップフロップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のスキャンフリップフロッ
プの一例の構成概念図である。同図に示すスキャンフリ
ップフロップ34は、前述のテスト回路として通常のフ
リップフロップの代わりに使用されるもので、スキャン
イネーブル信号Sの状態に応じて、入力信号D1または
入力信号D0のいずれかを選択的に出力するマルチプレ
クサ36と、このマルチプレクサ36の出力信号をクロ
ック信号CKに同期して保持するフリップフロップ38
とを有する。
【0003】ここで、マルチプレクサ36の入力1,0
には、各々入力信号D1,D0が入力され、その選択入
力にはスキャンイネーブル信号Sが入力され、その出力
信号は、フリップフロップ38のデータ入力に入力され
ている。また、フリップフロップ38のクロック入力に
はクロック信号CKが入力され、フリップフロップ38
からは出力信号Qが出力されている。
【0004】このスキャンフリップフロップ34では、
スキャンイネーブル信号Sがハイレベルの時にマルチプ
レクサ36から入力信号D1が出力され、これに対し
て、スキャンイネーブル信号Sがローレベルの時には入
力信号D0が出力される。そして、マルチプレクサ36
からの出力信号は、クロック信号CKの立ち上がりのタ
イミングに同期してフリップフロップ38に保持される
とともに、出力信号Qとして出力される。
【0005】続いて、図6に、従来のスキャンフリップ
フロップを使用して構成されたスキャン回路の一例の構
成概念図を示す。図示例のスキャン回路40は、図5に
示すスキャンフリップフロップ34を使用して構成され
たテスト回路の一例を示すもので、複数のスキャンフリ
ップフロップ34を直列接続してスキャンチェーン(シ
フトレジスタ)が構成されている。なお、同図には、2
つのスキャンフリップフロップ34が示されている。
【0006】スキャンフリップフロップ34のマルチプ
レクサ36の入力0には内部回路42からの出力信号が
入力され、その入力1には、前段のスキャンフリップフ
ロップ34からの出力信号が入力されている。また、各
々のスキャンフリップフロップ34の出力は、内部回路
42にも入力されている。クロック信号は、バッファ4
4を介して各々のスキャンフリップフロップ34に供給
されている。なお、同図では、スキャンイネーブル信号
Sは省略してある。
【0007】このスキャン回路40において、まず、ス
キャンイネーブル信号をローレベルとすると、マルチプ
レクサ36からは内部回路42の出力信号が出力され、
クロック信号に同期してフリップフロップ38に保持さ
れる。その後、スキャンイネーブル信号をハイレベルに
すると、マルチプレクサ36からは、前段のスキャンフ
リップフロップ34の出力信号が出力され、クロック信
号に同期して次段のスキャンフリップフロップ34のフ
リップフロップ38に保持される。
【0008】したがって、例えば初段のスキャンフリッ
プフロップ34のマルチプレクサ36の入力1をスキャ
ン入力のための入力端子に接続し、最終段のスキャンフ
リップフロップ34の出力信号をスキャン出力のための
出力端子に接続することにより、スキャン入力から入力
される信号をスキャンフリップフロップ34に設定して
内部回路42を制御したり、内部回路42の状態をスキ
ャンフリップフロップ34に取り込み、これをスキャン
出力から出力して確認することができる。
【0009】ところで、各々のスキャンフリップフロッ
プ34に保持されている信号は、クロック信号に同期し
て次段のスキャンフリップフロップ34に順次シフトさ
れる。この時、クロック信号の配線の引き回しによって
は、図6に概念的に示すように配線による遅延46が発
生し、前段のスキャンフリップフロップ34に入力され
るクロック信号よりも、次段のスキャンフリップフロッ
プ34に入力されるクロック信号のほうが遅くなる場合
がある。
【0010】この場合、前段のスキャンフリップフロッ
プ34に入力されるクロック信号に同期して、前段のス
キャンフリップフロップ34の出力信号が変化してか
ら、後段のスキャンフリップフロップ34のクロック信
号が変化すると、後段のスキャンフリップフロップ34
は、前段のスキャンフリップフロップ34の変化後の出
力信号を取り込むことになり、1クロックで2クロック
分シフトされてしまうというシフト誤動作が発生する。
【0011】この問題を解決するために、従来より、例
えば前段のスキャンフリップフロップ34の出力信号に
バッファを挿入して遅延させたり、自動配置配線をやり
直して、前段と後段のスキャンフリップフロップ34に
入力されるクロック信号のスキューが許容範囲内に収ま
るようにすることにより、前段のスキャンフリップフロ
ップ34の出力信号が、1クロックで後段のスキャンフ
リップフロップ34に突き抜けるのを防止していた。
【0012】しかし、前述のように、前段のスキャンフ
リップフロップ34の出力信号を遅延させたり、自動配
置配線をやり直したとしても、例えば製造プロセスや、
電圧、温度等の変動の影響によって、スキャンフリップ
フロップ34の出力信号やクロック信号の遅延時間が変
動してしまい、工数や手間がかかる割には、スキャン回
路のシフト誤動作を確実に防止することができるかどう
かは分からないという問題点があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点をかえりみて、クロック信号の
スキューによるシフト誤動作を防止し、確実にスキャン
テストを行うことができるスキャンフリップフロップを
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、同時にアクティブ状態とはならない第1
および第2の制御信号がアクティブ状態の間だけ、アク
ティブ状態の前記第1または第2の制御信号に各々対応
する第1または第2の入力信号を出力するマルチプレク
サと、前記第1または第2の制御信号がアクティブ状態
の間に前記マルチプレクサから出力される信号を保持す
るデータラッチ回路と、このデータラッチ回路に保持さ
れた信号をクロック信号に同期して保持するフリップフ
ロップとを有し、前記データラッチ回路に保持された信
号が、前記クロック信号に同期して前記フリップフロッ
プに保持される前に、前記マルチプレクサから出力され
る信号を前記データラッチ回路に保持しておくことを特
徴とするスキャンフリップフロップを提供するものであ
る。
【0015】ここで、前記データラッチ回路に保持され
た信号が、前記クロック信号に同期して前記フリップフ
ロップに保持される前に、前記マルチプレクサから出力
される信号を前記データラッチ回路に保持させる手段と
しては、スキャンイネーブル信号が変化するタイミング
に応じて、所定パルス幅の前記第1および第2の制御信
号を発生する制御信号発生回路を設け、その出力制御信
号を各々の当該スキャンフリップフロップのマルチプレ
クサに供給することによりなされる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明のスキャンフリップフロップを
詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明のスキャンフリップフロッ
プの一実施例の構成概念図である。図示例のスキャンフ
リップフロップ10は、スキャン回路を構成するために
通常のフリップフロップの代わりに使用されるもので、
本発明のマルチプレクサの一例となる3ステートインバ
ータ12,14、インバータ16、本発明のデータラッ
チ回路の一例となるバスホルダー(BH)18、およ
び、フリップフロップ20を有する。
【0018】ここで、3ステートインバータ12,14
の入力には、それぞれ入力信号D1,D0が入力され、
その出力は互いに短絡されてインバータ16に入力され
ている。インバータ16の出力はフリップフロップ20
のデータ入力に入力され、フリップフロップ20のクロ
ック入力にはクロック信号CKが入力され、フリップフ
ロップ20からは出力信号Qが出力されている。また、
バスホルダー18は、インバータ16の入力に接続され
ている。
【0019】なお、3ステートインバータ12の制御入
力およびその反転入力には、それぞれ制御信号SBおよ
びその反転信号SB ̄が入力され、3ステートインバー
タ14の制御入力およびその反転入力には、それぞれ制
御信号SNおよびその反転信号SN ̄が入力されてい
る。これらの制御信号SB,SB ̄および制御信号S
N,SN ̄は、次に述べるように、どちらも所定のパル
ス幅を持つパルス信号であって、同時にはいずれか一方
のみがアクティブ状態とされる。
【0020】続いて、図2(a)に、制御信号発生回路
の一実施例の概念図、同図(b)に、その動作を表す一
実施例のタイミングチャートを示す。図2(a)に示す
制御信号発生回路22は、図1に示す3ステートインバ
ータ12,14の制御入力およびその反転入力に入力さ
れる制御信号SB,SB ̄および制御信号SN,SN ̄
を発生するもので、立ち上がり/立ち下り検出回路24
と、ORゲート26とを有する。
【0021】立ち上がり/立ち下り検出回路24にはス
キャンイネーブル信号Sが入力され、立ち上がり/立ち
下り検出回路24からは、制御信号SB,SN’が出力
されている。また、ORゲート26の一方の入力には制
御信号SN’が入力され、他方の反転入力にはスキャン
テスト信号SCAN_TESTが入力され、ORゲート
26からは制御信号SNが出力されている。なお、同図
では、制御信号SB,NBの反転信号である制御信号S
B ̄,NB ̄は省略してある。
【0022】立ち上がり/立ち下り検出回路24は、本
実施例の場合、図2(b)のタイミングチャートに示す
ように、スキャンイネーブル信号Sの立ち上がりのタイ
ミングを検出して、その立ち上がりのタイミングから所
定のパルス幅を持つ制御信号SBを発生するとともに、
スキャンイネーブル信号の立ち下りのタイミングを検出
して、その立ち下りのタイミングから所定のパルス幅を
持つ制御信号SN’すなわち制御信号SNを発生する。
【0023】スキャンテスト信号SCAN_TEST
は、通常動作モードとスキャンテストモードを切り替え
るテスト用の信号である。本実施例の場合、スキャンテ
スト信号SCAN_TESTがローレベルの時は通常動
作モードとなり、スキャンイネーブル信号Sもローレベ
ルであることから、制御信号SB,SNはそれぞれロー
レベルおよびハイレベルに固定される。したがって、3
ステートインバータ12,14はそれぞれオフ、オンと
なり、入力信号D0がクロック信号CKに同期してフリ
ップフロップ20に保持される。
【0024】これに対し、スキャンテスト信号SCAN
_TESTがハイレベルの時はスキャンテストモードと
なり、制御信号発生回路22から出力される制御信号S
B,SN’(SN)は図2に示すタイミングで動作す
る。すなわち、スキャンイネーブル信号Sを立ち上げる
ことにより制御信号SBが発生し、この制御信号SBが
ハイレベルの間だけ3ステートインバータ12がオンと
なり、入力信号D1の反転信号がバスホルダー18に保
持される。
【0025】同じく、スキャンイネーブル信号Sを立ち
下げることにより制御信号SNが発生し、この制御信号
SNがハイレベルの期間だけ3ステートインバータ14
がオンとなり、入力信号D0の反転信号がバスホルダー
18に保持される。そして、バスホルダー18に保持さ
れた反転信号は、インバータ16により反転され、クロ
ック信号CKの立ち上がりのタイミングでフリップフロ
ップ20に保持されるとともに、出力信号Qとして出力
される。
【0026】すなわち、本発明のスキャンフリップフロ
ップ10では、フリップフロップ20のクロック信号C
Kがハイレベルに立ち上がる前に、スキャンイネーブル
信号Sを変化させることにより、入力信号D1または入
力信号D0の反転信号をあらかじめバスホルダー18に
保持しておくことができる。その後、バスホルダー18
に保持された反転信号はインバータによりさらに反転さ
れ、クロック信号CKの立ち上がりでフリップフロップ
20に保持される。
【0027】なお、本発明のスキャンフリップフロップ
10は1つのマクロセルとして構成されるものである。
ここで、3ステートインバータ12,14の代わりに3
ステートバッファ等を用いてもよく、この場合、インバ
ータ16は不要である。本発明のデータラッチ回路とし
てバスホルダーを例示しているが、データを保持する従
来公知のデータラッチ回路はいずれも適用可能である。
また、立ち上がり/立ち下り検出回路24も従来公知の
全てのものが適用可能である。
【0028】また、フリップフロップ20のクロック入
力は、図示例のポジティブエッジタイプでも、その反対
のネガティブエッジタイプでもよい。スキャンテスト信
号SCAN_TESTは、本発明のスキャンフリップフ
ロップを使用して構成したスキャン回路のテスト専用に
設けてもよいが、通常、半導体装置には、内部の機能ブ
ロックを個別にテストするためにテスト専用の入力端子
や内部レジスタが設けられるので、これを使用するのが
好ましい。
【0029】続いて、図3に、本発明のスキャンフリッ
プフロップを使用して構成されたスキャン回路の一実施
例の構成概念図を示す。図示例のスキャン回路28は、
図1に示す本発明のスキャンフリップフロップ10を複
数個直列接続してスキャンチェーン(シフトレジスタ)
を構成した場合の一例を示すものである。なお、同図に
は、従来技術との比較が容易となるように、2つのスキ
ャンフリップフロップ10を示してある。
【0030】スキャンフリップフロップ10の入力D0
(3ステートインバータ14の入力)には内部回路30
からの出力信号が入力され、その入力D1(3ステート
インバータ12の入力)には、前段のスキャンフリップ
フロップ10からの出力信号が入力されている。各々の
スキャンフリップフロップ10には制御信号SBおよび
SNが入力され、その出力は内部回路30にも入力され
ている。また、クロック信号CKが、各々のスキャンフ
リップフロップ10に供給されている。
【0031】以下、図4に示すタイミングチャートを参
照しながら、図3に示すスキャン回路28の動作につい
て説明する。なお、図3に示すように、以下の説明で
は、前段(図中左側)および後段(図中右側)のスキャ
ンフリップフロップ10に入力されるクロック信号をそ
れぞれクロック信号CK1,CK2とし、その出力信号
をそれぞれ出力信号Q1,Q2とする。また、図4のタ
イミングチャートでも同じ符号を使用している。
【0032】ここで、後段のスキャンフリップフロップ
10に入力されるクロック信号CK2は、図3のスキャ
ン回路28に概念的に示すように、クロック信号CKか
ら、後段のスキャンフリップフロップ10のクロック入
力まで引き回される配線による遅延32により、図4の
タイミングチャートに示すように、前段のスキャンフリ
ップフロップ10に入力されるクロック信号CK1より
も所定時間遅延しているものとする。
【0033】したがって、図6に示す従来のスキャン回
路40であれば、クロック信号CK1の立ち上がりタイ
ミングに同期して、前段(図中左側)のスキャンフリッ
プフロップ34の出力信号が変化した後でクロック信号
CK2が立ち上がるため、後段(図中右側)のスキャン
フリップフロップ34には、クロック信号CK2の立ち
上がりタイミングに同期して、前段のスキャンフリップ
フロップ34の変化後の出力信号が保持され、シフト誤
動作が生じる。
【0034】これに対し、図3に示す本発明のスキャン
回路28では、まず、クロック信号CK1の立ち上がり
タイミングよりも前に、すなわち、前段のスキャンフリ
ップフロップ10の出力信号(data1,2,3,
…)が変化する前に、スキャンイネーブル信号Sを立ち
上げる。これにより、制御信号SBが所定の一定時間ア
クティブ状態であるハイレベルとなり、後段のスキャン
フリップフロップ10のバスホルダー18に、前段のス
キャンフリップフロップ10の変化前の出力信号が保持
される。
【0035】続いて、図4のタイミングチャートに示す
ように、前段のスキャンフリップフロップ10の変化前
の出力信号が、後段のスキャンフリップフロップ10の
バスホルダー18に保持された後、クロック信号CK1
が立ち上がり、前段のスキャンフリップフロップ10の
出力信号が変化する。その後、クロック信号CK2が立
ち上がり、後段のスキャンフリップフロップ10には、
そのバスホルダー18に保持されている信号が保持され
る。
【0036】すなわち、後段のスキャンフリップフロッ
プ10には、前段のスキャンフリップフロップ10の変
化前の出力信号が正しく保持される。このように、本発
明のスキャンフリップフロップ10によれば、スキャン
回路28において、たとえ前段のスキャンフリップフロ
ップ10のクロック信号CK1よりも、後段のスキャン
フリップフロップ10のクロック信号CK2の方が遅れ
ていても、シフト誤動作を起こすことなく、確実かつ正
常にスキャンテストを行うことができる。
【0037】続いて、次のクロックサイクルに備えてス
キャンイネーブル信号Sを立ち下げる。この時、同じよ
うに制御信号SNが所定の一定時間アクティブ状態であ
るハイレベルとなり、後段のスキャンフリップフロップ
10のバスホルダー18には、一時的に内部回路30の
出力信号が保持される。なお、バスホルダー18に保持
された内部回路30の出力信号は、クロック信号CK2
が立ち上がらないのでフリップフロップ20には保持さ
れない。
【0038】以後、前述の動作が繰り返し行われ、クロ
ック信号CKが立ち上がる毎に、前段のスキャンフリッ
プフロップ10の出力信号が、後段のスキャンフリップ
フロップ10にシフトされる。以上、本発明のスキャン
フリップフロップについて詳細に説明したが、本発明は
上記実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろ
んである。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明のスキ
ャンフリップフロップは、データラッチ回路に保持され
た信号が、クロック信号に同期してフリップフロップに
保持される前に、マルチプレクサから出力される信号を
データラッチ回路に保持しておくものである。これによ
り、本発明のスキャンフリップフロップによれば、スキ
ャン回路において、前段のスキャンフリップフロップの
出力信号がクロック信号に同期して変化し、その後で後
段のスキャンフリップフロップに入力されるクロック信
号が変化する場合であっても、シフト誤動作を発生する
ことなく、自動配置配線をやり直す工数や手間をかける
必要もなく、スキャン回路におけるシフト動作を完全に
保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスキャンフリップフロップの一実施
例の構成概念図である。
【図2】 (a)は、制御信号発生回路の一実施例の概
念図、(b)は、その動作を表す一実施例のタイミング
チャートである。
【図3】 本発明のスキャンフリップフロップを使用し
て構成されたスキャン回路の一実施例の構成概念図であ
る。
【図4】 図3に示すスキャン回路の動作を表す一実施
例のタイミングチャートである。
【図5】 従来のスキャンフリップフロップの一例の構
成概念図である。
【図6】 従来のスキャンフリップフロップを使用して
構成されたスキャン回路の一例の構成概念図である。
【符号の説明】
10,34 スキャンフリップフロップ 12,14 3ステートインバータ 16 インバータ 18 バスホルダー 20,38 フリップフロップ 22 制御信号発生回路 24 立ち上がり/立ち下り検出回路 26 ORゲート 28,40 スキャン回路 30,42 内部回路 32,46 遅延 36 マルチプレクサ 44 バッファ D1,D0 入力信号 Q,Q1,Q2 出力信号 SB,SB ̄,SN’,SN,SN ̄ 制御信号 CK,CK1,CK2 クロック信号 S スキャンイネーブル信号 SCAN_TEST スキャンテスト信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同時にアクティブ状態とはならない第1お
    よび第2の制御信号がアクティブ状態の間だけ、アクテ
    ィブ状態の前記第1または第2の制御信号に各々対応す
    る第1または第2の入力信号を出力するマルチプレクサ
    と、前記第1または第2の制御信号がアクティブ状態の
    間に前記マルチプレクサから出力される信号を保持する
    データラッチ回路と、このデータラッチ回路に保持され
    た信号をクロック信号に同期して保持するフリップフロ
    ップとを有し、 前記データラッチ回路に保持された信号が、前記クロッ
    ク信号に同期して前記フリップフロップに保持される前
    に、前記マルチプレクサから出力される信号を前記デー
    タラッチ回路に保持しておくことを特徴とするスキャン
    フリップフロップ。
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