JP2000227666A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置Info
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Abstract
く、繰り返し使用において安定した特性を有し、かつ機
械的強度の低下の小さい電子写真感光体、この電子写真
感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
を提供する。 【解決手段】 感光層を形成するための樹脂が、少なく
とも一般式(1)で示されるポリアリレート樹脂の構成
単位を含有する電子写真感光体、この電子写真感光体を
有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置。 【化1】 (式中、R1〜R4は水素原子、炭素数1〜3のアルキル
基又はハロゲン原子を示す。R5〜R8は水素原子、炭素
数1〜5のアルキル基、アリール基、炭素数1〜5のア
ルコキシ基又はハロゲン原子を示す)
Description
電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子
写真装置に関し、詳しくは特定ビスフェノール類のポリ
アリレート樹脂を含有する感光層を有する電子写真感光
体、この電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ
及び電子写真装置に関する。
て、電子写真感光体が挙げられる。電子写真技術は、即
時性、高品質の画像が得られること等から、近年では複
写機の分野にとどまらず、各種プリンターの分野でも広
く使われ応用されてきている。その中核となる感光体に
ついては、セレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛に代表さ
れる無機系材料があるが、近年では、無公害性、高生産
性、材料設計の容易性及び将来性等の点から有機系材料
の開発が盛んに行われている。
適用される電子写真プロセスに応じた電気的、機械的、
更には光学的特性等の様々な特性が要求される。特に、
繰り返し使用される感光体にあっては、帯電−露光−現
像−転写−クリーニングといった電気的、機械的な力が
直接的又は間接的に繰り返し加えられるため、それらに
対する耐久性が要求される。
をバインダー樹脂に溶解又は分散して、塗膜を形成して
用いるのが通常である。その塗膜は、有機光導電材料と
バインダー樹脂を溶媒に溶解又は分散後、塗布乾燥して
形成される。バインダー樹脂としては、ポリメチルメタ
クリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等のビニル
重合体及びその共重合体、ポリカーボネート、ポリエス
テル、ポリアリレート、ポリスルフォン、フェノキシ樹
脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の材料が用いられ
ている。
れ、価格も比較的安価に生産されるが、その反面、長期
耐久性等においては改善の余地があり、電子写真プロセ
スにおける帯電時のオゾン発生における感光体のオゾン
暴露や、それに伴う酸化劣化等がある。
て繰り返し使用することにより、帯電器から発生するオ
ゾンにより装置内の雰囲気オゾン濃度が高まる。実際に
おいては、接触帯電方式やコロナ帯電方式等の各構成に
よりオゾン発生の絶対量は異なり、更にオゾン吸着フィ
ルター等により装置外での影響は小さいが、いずれの帯
電器においても、その近傍のオゾン濃度は必ずしも小さ
いとは言い切れない。そこに従来の樹脂を用いた感光体
を用いると、そのオゾンによる影響を受け、帯電能や感
度等の特性低下や、感光体の強度低下を引き起こすた
め、長期間において安定して良好な画像を提供すること
は容易ではない。
電にする手法や、耐オゾン性に優れる化合物を添加する
方法もとられているが必ずしも十分とは言えず、感度等
の特性の低下やポリマー樹脂強度低下等による摩耗量増
加等の問題も小さくなかった。
方法の制限や特性の低下を伴うことなく、繰り返し使用
において安定した特性を有し、かつ機械的強度の低下が
小さく、耐摩耗性が高い電子写真感光体、この電子写真
感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
を提供することにある。
支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、感
光層を形成するための樹脂に少なくとも下記一般式
(1)で示されるスピロビクロマン構造を持つポリアリ
レート樹脂を含有する電子写真感光体、この電子写真感
光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置が
提供される。
のアルキル基又はハロゲン原子を示す。R5〜R8は水素
原子、炭素数1〜5のアルキル基、アリール基、炭素数
1〜5のアルコキシ基又はハロゲン原子を示す。
エチル基及びプロピル基等が挙げられ、アリール基とし
てはフェニル基及びナフチル基等が挙げられ、アルコキ
シ基としてはメトキシ基、エトキシ基及びプロポキシ基
等が挙げられ、ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素
原子及び臭素原子等が挙げられる。
細に説明する。
脂は、一般式(2)に示されように他構造のビスフェノ
ールと共重合することにより、強度や他特性を付加させ
ることも可能であり、スピロビクロマン構造による特性
と他特性の向上等の特徴を持たせることもできる。
産性の高い浸漬塗布法による生産があるが、その際のバ
インダー樹脂の溶解性、溶液の保存性等の使用する系の
適合性によって、一般式(2)に示すような共重合や一
般式(4)に示すポリカーボネートとのブレンドをする
ことも可能であり、生産性向上等の特徴を持たせること
もできる。
ポリアリレート樹脂からなる感光体は、オゾン雰囲気に
おける特性の低下を抑制することができ、かつ耐摩耗性
も良好にすることができた。本発明の感光体の効果にお
けるメカニズム解明は十分になされていないが、スピロ
ビクロマン構造は耐オゾン性に優れていると考えられて
おり、その構造をポリマー主鎖としてフタル酸との間で
重縮合したポリアリレート樹脂とすることにより、フタ
ル酸の芳香環でのポリマー鎖間の重なりが得られ、更に
用いる有機光導電材料との親和性も高まりポリマー強度
が得られていると推測される。よって、この特定構造を
持つポリアリレート樹脂を電子写真感光体に用いること
により、電子写真感光体に必要とされるオゾン雰囲気に
おける安定した特性と耐摩耗性をもった特性が得られた
と推定される。
子量としてMw=20000〜200000が好まし
く、強度、生産性等の面から、50000〜15000
0が特に好ましい。
具体例を示すが、これらに限られるものではない。
は、一般式(1)と一般式(3)との共重合体として表
され、その具体例としては、上記した構成単位例(1−
1)〜(1−12)と次に示す一般式(3)の具体的な
構成単位例(3−1)〜(3−14)との共重合体とし
て表され、その組み合わせについては限定されない。
(3)=95/5〜5/95において各々の特性の効果
を出すことができるが、本発明の耐オゾン性の効果をよ
り発現させるためには、80/20〜20/80とする
ことが好ましい。分子量は、Mw=20000〜200
000が好ましく、特に50000〜150000が好
ましい。
例を示すが、この構造に限定はされない。
リアリレートは、一般式(4)で表されるポリカーボネ
ートと混合して用いることも可能であり、耐オゾン性及
び感光体生産時の生産性や溶液の安定性等の向上され
る。その混合比率は、一般式(3)/一般式(4)=5
/95〜95/5で可能であり、効果を効率よく発現さ
せるためには、20/80〜80/20が好ましい。
が、好ましくはMv=20000〜80000である。
以下に一般式(4)の構成単位の具体例を示す。構造及
び混合における組み合わせに限定はされない。
例は、常法により合成されるが、一例として構成単位例
(1−1)の合成例を以下に示す。
位例(1−1)を構成するビスフェノールモノマーを加
えて溶解した。更に、重合触媒としてトリメチルベンジ
ルアンモニウムクロライドを添加し攪拌した。別に、テ
レフタル酸クロライド/イソフタル酸クロライドの等量
混合物をジクロロメタンに溶解させた。このジクロロメ
タン溶液を先に調製した水酸化ナトリウム水溶液に攪拌
しながら添加し、重合を開始した。
ら、3時間攪拌を行った。その後、酢酸の添加により反
応を終了させ、水相が中性になるまで水で洗浄を繰り返
した。洗浄後、攪拌下のメタノールに滴下しポリマーを
沈殿させた。更に、ポリマーを真空乾燥させて本発明の
構成単位例を得た。
いて説明する。
輸送材料と電荷発生材料とを同一の層に含有する単層
型、電荷輸送材料を含有する電荷輸送層と電荷発生材料
を含有する電荷発生層とを有する積層型のいずれの場合
にも適用される。
ー樹脂及び溶媒は、用いる感光層における限定はなく、
バインダー樹脂に感光体を形成させるための材料(例え
ば、電荷発生材や電荷輸送材)を溶解及び分散させて用
いる層、例えば、積層型感光体においては、電荷発生
層、電荷輸送層、保護層に可能であり、単層型において
も可能である。
知られているものが使用可能であり、例えば、セレン−
テルル、ピリリウム、金属フタロシアニン、無金属フタ
ロシアニン、アントアントロン、ジベンズピレンキノ
ン、トリスアゾ、シアニン、ジスアゾ、モノアゾ、イン
ジゴ、キナクドリン等の各顔料が挙げられる。
ンダー樹脂及び溶剤と共に、ホモジナイザー、超音波分
散、ボールミル、振動ミル、サンドミルアトライター、
ロールミル、液衝突型高速分散機等を使用して、良く分
散した分散液とする。積層型感光体の場合、この液を塗
布し、乾燥することによって電荷発生層が得られる。膜
厚は5μm以下であることが好ましく、特には0.1〜
2μmであることが好ましい。
でき、例えば、トリアリールアミン系化合物、ヒドラゾ
ン系化合物、スチルベン系化合物、ピラゾリン系化合
物、オキサゾール系化合物、トリアリルメタン系化合
物、チアゾール系化合物等が挙げられる。これらの化合
物は、バインダー樹脂と共に溶剤に溶解し溶液とする。
積層型感光体の場合、この液を塗布し、乾燥することに
よって電荷輸送層が得られる。膜厚は5〜40μmであ
ることが好ましく、特には15〜30μmであることが
好ましい。
荷発生材や電荷輸送材を上述のようなバインダー樹脂に
分散し及び溶解した溶解した溶液を塗布し、乾燥するこ
とによって形成することができる。膜厚は5〜40μm
であることが好ましく、特には15〜30μmであるこ
とが好ましい。
ー樹脂を溶剤に溶解した溶液を、塗布し乾燥することに
より得られる。必要に応じて電子写真感光体の材料に、
抵抗値の制御のための導電材、潤滑性を持たせるための
滑材等を添加することもできる。保護層を設けない感光
体においては、その表面層に酸化防止材や滑材等を必要
に応じて用いることができる。
層、あるいは導電層と感光層の間に必要に応じて接着機
能及び電荷バリアー機能を有する中間層を設けることが
できる。中間層の材料としては、例えば、ポリアミド、
ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、エチル
セルロース、カゼイン、ポリウレタン及びポリエーテル
ウレタン等が挙げられる。これらは、溶剤に溶解して塗
布し乾燥される。中間層の膜厚は0.05〜5μmであ
ることが好ましく、特には0.2〜1μmであることが
好ましい。また、溶媒と中間層の材料との割合(重量
比)は1/0.5〜1/2であることが好ましい。
なく、浸漬塗布法、スプレー塗布法、バーコート法等の
通常知られている手段で使用できる。
ロセスカートリッジを用いた電子写真装置の概略構成を
示す。
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正又は負の所定電位の
均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービー
ム走査露光等の露光手段(不図示)から出力される目的
の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応して強
調変調された露光光4を受ける。こうして感光体1の周
面に対し、目的の画像情報に対応した静電潜像が順次形
成されていく。
によりトナー現像され、現像されたトナー像は、不図示
の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体1の
回転と同期して取り出されて給紙された転写材7に、感
光体1の表面に形成担持されているトナー画像が転写手
段6により順次転写されていく。
光体面から分離されて像定着手段8へ導入されて像定着
を受けることにより画像形成物(プリント、コピー)と
して装置外へプリントアウトされる。
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用され
る。なお、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接
触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱自在に構成してもよい。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも一つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過
光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化し、こ
の信号に従って行われるレーザービームの走査、LED
アレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等により
照射される光である。
機に利用するのみならず、レーザービームプリンター、
CRTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター
及びレーザー製版等の電子写真応用分野にも広く用いる
ことができる。
明する。実施例中「部」は重量部を表す。
ルミニウムシリンダー上に、以下の材料より構成される
塗料を浸漬塗布法にて塗布し、140℃で30分熱硬化
することにより、膜厚が15μmの導電層を形成した。
ル化ナイロン3部及び共重合ナイロン3部をメタノール
65部/n−ブタノール30部の混合溶剤に溶解した溶
液を浸漬塗布法で塗布し、乾燥することによって、膜厚
が0.5μmの中間層を形成した。
ック角(2θ±0.2゜)の9.0°、14.2°、2
3.9°、27.1°に強いピークを有するオキシチタ
ニウムフタロシアニン4部、ポリビニルブチラール(商
品名:エスレックBM2、積水化学製)2部及びシクロ
ヘキサノン60部を1mmφガラスビーズを用いたサン
ドミル装置で4時間分散した後、酢酸エチル100部を
加えて電荷発生層用分散液を調製した。この分散液を中
間層上に浸漬塗布法で塗布し、乾燥することによって、
膜厚が0.1μmの電荷発生層を形成した。
化合物(Mw=75000)10部をモノクロロベンゼ
ン50部/ジクロロメタン30部の混合溶剤に溶解し、
電荷輸送層用の塗布液を得た。この塗布液を浸漬塗布法
で塗布し、120℃にて1時間乾燥し、膜厚が27μm
の電荷輸送層を形成した。
ノン(株)製複写機GP210(接触帯電方式)を用い
た。まず、初期電位を測定した。暗部電位Vd=−70
0Vとして、明部電位Vl=−200Vとした。装置の
排気ファンを停止させて装置内のオゾン雰囲気を高めて
評価した。A4サイズの普通紙を1枚複写ごとに1度停
止するを間欠モードにて、10000枚の複写を行い、
その後、変化した暗部電位(ΔVd)と感光体膜厚の摩
耗量を測定した。
脂として構成単位例(1−2)(Mw=78000)と
した以外は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(1−4)(Mw=70000)と
した以外は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(1−5)(Mw=80000)と
した以外は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(1−9)(Mw=76000)と
した以外は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(3−1)で示されるポリアリレー
ト(Mw=70000)とした以外は、実施例1と同様
に感光体を作製した。
脂として構成単位例(1−1)/(3−1)=50/5
0からなる共重合体(Mw=80000)とした以外
は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(1−1)/(3−2)=50/5
0からなる共重合体(Mw=78000)とした以外
は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(1−3)/(3−4)=20/8
0からなる共重合体(Mw=75000)とした以外
は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(1−6)/(3−12)=50/
50からなる共重合体(Mw=80000)とした以外
は、実施例1と同様に感光体を作製した。
樹脂として構成単位例(1−8)/(3−15)=80
/20からなる共重合体(Mw=80000)とした以
外は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(3−1)/(3−2)=50/5
0とした共重合(Mw=75000)とした以外は、実
施例1と同様に感光体を作製した。評価する装置とし
て、キヤノン(株)製複写機GP−30(コロナ帯電)
を用いて、実施例1と同様に行った。
樹脂として構成単位例(1−1)で示された化合物(M
w=75000)を5部、構成単位例(3−1)で示さ
れるポリアリレート(Mw=70000)を5部とした
以外は、実施例1と同様に感光体を作製した。
樹脂として構成単位例(1−1)/(3−2)=50/
50の共重合体(Mw=80000)を5部、構成単位
例(3−1)で示されるポリアリレート(Mw=750
00)を5部とした以外は、実施例1と同様に感光体を
作製した。
樹脂として構成単位例(1−1)で示された化合物(M
w=75000)を5部、構成単位例(4−13)で示
されるポリカーボネート(Mv=40000)を5部と
した以外は、実施例1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(3−1)で示されるポリアリレー
ト(Mw=70000)を10部とした以外は、実施例
1と同様に感光体を作製した。
脂として構成単位例(3−1)で示されるポリアリレー
ト(Mw=70000)を5部、構成単位例(4−1
3)で示されるポリカーボネート(Mv=40000)
を5部とした以外は、実施例1と同様に感光体を作製し
た。
で示された化合物を構成するビスフェノールモノマーと
ホスゲンからポリカーボネート合成の常法であるホスゲ
ン法により重合し、下記構造式のポリカーボネートを得
た(Mv=45000)。
記構造式のポリカーボネート10部とした以外は、実施
例1と同様に感光体を作製した。これらの感光体につい
て、実施例6と同様に評価した。
体は、オゾン雰囲気における繰り返し使用においても、
帯電能の変化が小さく電位安定性優れていることがわか
った。また、耐摩耗性も向上しており、オゾンによるポ
リマーの酸化反応等が小さく、強度低下を低く抑えられ
たと考えられる。また、比較例5に示したポリカーボネ
ートにおけるスピロビクロマン構造からなる感光体の摩
耗量は多いことから、本発明に示したポリアリレート樹
脂の優位性は示された。
を持つポリアリレート樹脂を用いた電子写真感光体は、
オゾン雰囲気での特性の低下を抑えることができる。そ
のため、繰り返し使用における帯電能の低下や、摩耗量
の増加を抑えることができる電子写真感光体、この電子
写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真
装置が提供することができた。
トリッジを用いる電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真感光体において、該感光層を形成するための樹脂が、
少なくとも下記一般式(1)で示されるポリアリレート
樹脂の構成単位を含有することを特徴とした電子写真感
光体。 【化1】 (式中、R1〜R4は水素原子、炭素数1〜3のアルキル
基又はハロゲン原子を示す。R5〜R8は水素原子、炭素
数1〜5のアルキル基、アリール基、炭素数1〜5のア
ルコキシ基又はハロゲン原子を示す) - 【請求項2】 前記感光層を形成するための樹脂が、少
なくとも下記一般式(2)で示される構成単位を有する
ポリアリレート共重合体を含有する請求項1に記載の電
子写真感光体。 【化2】 (式中、R9〜R12は水素原子、炭素数1〜3のアルキ
ル基又はハロゲン原子を示す。R13〜R16及びR17〜R
20は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、アリール
基、炭素数1〜5のアルコキシ基又はハロゲン原子を示
す。また、X1は単結合、−CR21R22−を示す。R21
及びR22は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリ
ール基又はR21とR22が結合することによって形成させ
るアルキリデン基を示す。m及びnは正の整数を示す) - 【請求項3】 前記感光層を形成するための樹脂が、少
なくとも下記一般式(3)で示されるポリアリレート樹
脂の構成単位を含有する請求項1又は2に記載の電子写
真感光体。 【化3】 (式中、R23〜R26は水素原子、炭素数1〜5のアルキ
ル基、アリール基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素
数1〜5のアルコキシ基又はハロゲン原子を示す。ま
た、X2は単結合、−CR27R28−を示す。R27及びR
28は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基
又はR27とR28が結合することによって形成させるアル
キリデン基を示す) - 【請求項4】 前記感光層を形成するための樹脂が、少
なくとも下記一般式(4)で示されるポリカーボネート
樹脂の構成単位を含有する請求項1又は2に記載の電子
写真感光体。 【化4】 (式中、R29〜R32は水素原子、炭素数1〜5のアルキ
ル基、アリール基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素
数1〜5のアルコキシ基又はハロゲン原子を示す。ま
た、Xは単結合、−CR33R34−を示す。R33及びR34
は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基又
はR33とR34が結合することによって形成させるアルキ
リデン基を示す) - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の電子写
真感光体を、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、
静電潜像の形成された電子写真感光体をトナーで現像す
る現像手段、及び転写工程後の感光体上に残余するトナ
ーを回収するクリーニング手段からなる群より選ばれた
少なくとも一つの手段と共に一体に支持し、電子写真装
置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカー
トリッジ。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の電子写
真感光体、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯
電した電子写真感光体に対し露光を行い静電潜像を形成
する露光手段、静電潜像の形成された電子写真感光体を
トナーで現像する現像手段、及び転写材上のトナー像を
加熱転写する転写手段を有することを特徴とする電子写
真装置。
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|---|---|---|---|
| JP02772899A JP3740309B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP02772899A Expired - Fee Related JP3740309B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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|---|---|
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| JP2019032525A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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1999
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