JP2000228076A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2000228076A
JP2000228076A JP11028067A JP2806799A JP2000228076A JP 2000228076 A JP2000228076 A JP 2000228076A JP 11028067 A JP11028067 A JP 11028067A JP 2806799 A JP2806799 A JP 2806799A JP 2000228076 A JP2000228076 A JP 2000228076A
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の識別用被検出部を設けるテープカセッ
トにおいて、上記複数の識別用被検出部を容易に形成す
ることができるようにする。 【解決手段】 テープカセット1は、一対のテープリー
ル5,6を回転可能に収容したカセット本体4に設けら
れた複数の識別用被検出部42a…42cと、これら複
数の識別用被検出部42a〜42cの少なくとも一つを
開閉する識別プラグ43とからなる誤消去防止装置41
を備えている。上記複数の識別用被検出部42a〜42
cは、互に集合して一つの凹部42として構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオやビデ
オ或はコンピュータのデータ記録用等に用いられるテー
プカセットに関し、特に誤消去防止手段等のカセット識
別手段に改良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】図20〜24に示したように、上記テー
プカセット101は、磁気テープ102を巻き付けた一
対のテープリール103,104がカセット本体105
に回転可能に収容されていて、上記カセット本体105
の底面106側の一隅部には、上記磁気テープ102へ
の記録が可能状態にあるか否かを識別する識別手段、所
謂誤消去防止手段111が設けられている。
【0003】上記誤消去防止手段111は、上記カセッ
ト本体105の底面106に形成された識別用被検出部
としての誤消去防止識別用被検出部112と、該誤消去
防止識別用被検出部112を開閉する識別プラグとして
の誤消去防止プラグ113とで構成されている。
【0004】上記誤消去防止識別用被検出部112は、
上記カセット本体105の底面106に円形孔を設ける
ことにより形成されている。
【0005】図22に示したように、上記誤消去防止プ
ラグ113は、上記円形孔状の誤消去防止識別用被検出
部112を開閉する開閉部114と、スライド操作部1
15と、ロック部116とを備えている。
【0006】図20に示したように、上記誤消去防止プ
ラグ113は、上記スライド操作部115を上記カセッ
ト本体105の背面107に設けた操作用開口部108
から突出させた状態で上記カセット本体105内に左右
方向にスライド可能に取付けられている。
【0007】上記誤消去防止プラグ113は、上記スラ
イド操作部115を操作して一方向にスライドさせる
と、図23に示したように上記開閉部114で上記誤消
去防止識別用被検出部112を閉塞するとともに、上記
ロック部116が上記カセット本体105の内面に設け
た第1のロック係合部109に係合して上記誤消去防止
識別用被検出部112を閉塞した状態でロックされるよ
うになっている。
【0008】また、上記誤消去防止プラグ113は、図
23に示した状態から矢印A方向にスライドさせると、
図24に示したように上記開閉部114による上記誤消
去防止識別用被検出部112の閉塞を解除した状態にな
るとともに、上記ロック部116が上記カセット本体1
05の内面に設けた第2のロック係合部110に係合し
て上記誤消去防止識別用被検出部112を開放した状態
でロックされるようになっている。
【0009】そして、上記誤消去防止プラグ113で上
記誤消去防止識別用被検出部112を閉塞した状態で、
上記テープカセット101を図示省略の記録再生装置に
装填すると、該記録再生装置に設けられた誤消去検出部
材が上記誤消去防止プラグ113によって誤消去防止識
別用被検出部112からカセット本体105内へ導入さ
れるのを阻止されて、上記テープカセット101の磁気
テープ102への記録が可能な状態になる。
【0010】また、上記誤消去防止識別用被検出部11
2を開放した状態で、上記テープカセット101を記録
再生装置に装填すると、該記録再生装置に設けられた誤
消去検出部材が上記誤消去防止識別用被検出部112か
らカセット本体105内へ導入されて、上記テープカセ
ット101の磁気テープ102への記録が不可能、つま
り誤消去が防止される状態になる。
【0011】ところで、上記図20〜24に示した従来
のテープカセット(以下、第1のフォーマットのテープ
カセットという)101に対して、磁気テープへの高密
度記録を可能にしたテープカセット(以下、第2のフォ
ーマットのテープカセットという)が開発されている。
【0012】図25に示したように、上記第2のフォー
マットのテープカセット201も上記第1のフォーマッ
トのテープカセット101と同様に磁気テープ202を
巻き付けた一対のテープリール203,204がカセッ
ト本体205に回転可能に収容されていて、上記カセッ
ト本体205の底面206側の一隅部には、誤消去防止
装置211が設けられている。
【0013】上記誤消去防止装置211は、上記カセッ
ト本体205の底面206に形成された誤消去防止識別
用被検出部212と、該誤消去防止識別用被検出部21
2を開閉する誤消去防止プラグ213とで構成されてい
る。
【0014】上記誤消去防止識別用被検出部212は、
上記カセット本体205の底面206に円形孔を設ける
ことにより形成されている。
【0015】上記誤消去防止プラグ213も上記第1の
フォーマットのテープカセット101の誤消去防止プラ
グ113と略同様に形成されていて、一方向にスライド
させると上記誤消去防止識別用被検出部212を閉塞
し、他方向にスライドさせると、上記誤消去防止識別用
被検出部212を開放するようになっている。
【0016】上記第2のフォーマットのテープカセット
201のカセット本体205には、上記第1のフォーマ
ットのテープカセット101のカセット本体105が共
用されている。
【0017】そして、上記第2のフォーマットのテープ
カセット201の上記誤消去防止識別用被検出部212
は、上記第1のフォーマットのテープカセット101の
誤消去防止識別用被検出部112の近傍に、これに対し
て所定の間隔Dをもたせた状態で形成されている。
【0018】ところで、近年の技術的進歩による磁気素
材の開発、磁気記録膜層の薄肉化等により上記第2のフ
ォーマットのテープカセット201よりも更に高密度記
録を可能にした第3のフォーマットのテープカセットも
開発されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第2の
フォーマットのテープカセット201のカセット本体2
05を、第3のフォーマットのカセット本体に共用しよ
うとすると次に述べるような問題点があった。
【0020】(1)図26に示したように、上記第3の
フォーマットのテープカセット301のカセット本体3
05の底面306に設けられている第1のフォーマット
のテープカセット用の誤消去防止識別用被検出部112
と第2のフォーマットのテープカセット用の誤消去防止
識別用被検出部212との間に、第3のフォーマットの
テープカセット用の誤消去防止識別用被検出部312を
形成しようとすると、これら第1,第2,第3のフォー
マットのテープカセット用の誤消去防止識別用被検出部
112,212,312が自づと近接したものとなり、
図27に示したように、上記誤消去防止識別用被検出部
112,212,312の間の隔壁321の肉厚tが薄
いものになり成形時に不良品が発生しやすく生産効率が
悪い。また、使用中に上記隔壁321が破損しやすい。
【0021】(2)上記カセット本体305の第3のフ
ォーマットのテープカセット用の誤消去防止識別用被検
出部312を、上記第1,第2のフォーマットのテープ
カセット用の誤消去防止識別用被検出部112,212
から離れた箇所に形成すれば上記(1)の問題点は解消
されるのであるが、上記カセット本体305の底面30
6には、磁気テープの種類を識別するための検出孔33
1やカセット位置決め孔332,333、記録フォーマ
ットの検出孔334、テープエンド検出孔335等が設
けられているためにスペース的な制約を受ける。また、
上記第3のフォーマットのテープカセット用の誤消去防
止識別用被検出部312を、上記第1,第2のフォーマ
ットのテープカセット用の誤消去防止識別用被検出部1
12,212と離れた位置に形成した場合には、記録再
生装置側の誤消去検出部材の位置も上記第3のフォーマ
ットのテープカセット用の誤消去防止識別用被検出部3
12の位置に合わせて移転させなければならない。上記
記録再生装置においても、上記誤消去検出部材の位置を
移転させることはスペース的な制約を受け、コスト的に
も困難なものになる。従って、斯かる観点からも上記カ
セット本体305側に第1,第2,第3のフォーマット
のテープカセット用の誤消去防止識別用被検出部11
2,212,312を一箇所にまとめた状態で形成する
ことが要望されている。
【0022】本発明は、上記のような要望に基づいて為
されたものであって、複数の識別用被検出部を互に近接
した位置にまとめて形成することができるようにしたも
のである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のテープ
リールを回転可能に収容したカセット本体に設けられた
複数の識別用被検出部と、上記カセット本体にスライド
可能に取り付けられていて、上記識別用被検出部に進
入、退出する識別プラグとからなるカセット識別手段を
備えたテープカセットにおいて、上記カセット識別手段
の複数の識別用被検出部を、一つの凹部に集合して構成
するとともに、上記カセット識別手段の識別プラグを、
上記凹部に構成される上記複数の識別用被検出部のうち
の少なくとも一つに臨んで配置することにより、上記識
別プラグを上記識別用被検出部に進入させて該部を閉塞
し、上記識別用被検出部内から退出させて該部を開放す
るようにした。
【0024】従って、従来の複数の識別用被検出部を独
立個別に形成する場合のように各識別用被検出部の隔壁
が無くなり、そのぶん複数の識別用被検出部を形成する
ためのスペースを少なくすることができるとともに、上
記隔壁の破損という課題を解消することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1〜19は本発明のテープカセ
ット1の実施の形態を示し、図1は上面側から見た斜視
図、図2は底面側から見た斜視図、図3はリッドを開い
た状態の斜視図、図4は分解斜視図、図5は下ハーフを
底面側から見た斜視図である。
【0026】図2に示したように、上記テープカセット
1は、底面側にカセット識別手段としての誤消去防止手
段41を備えている。
【0027】上記誤消去防止手段41は、第1〜第3の
識別用被検出部42a〜42cを一つに集合させる(互
に隔壁なく連続させる)ことにより構成された被検出部
ユニットとしての凹部42と、該凹部に臨んで配置され
た識別プラグとしての誤消去防止プラグ43とで構成さ
れている。上記第1の識別用被検出部42aは、図20
〜21に示した第1のフォーマットのテープカセット1
01の誤消去防止識別用被検出部112に対応する位置
に形成されている。
【0028】上記第2の識別用被検出部42bは、図2
5に示した第2のフォーマットのテープカセット201
の誤消去防止識別用被検出部212に対応する位置に形
成されている。
【0029】上記第3の識別用被検出部42cは、図2
6に示した第3のフォーマットのテープカセット301
の誤消去防止識別用被検出部312に対応する位置に形
成されている。
【0030】上記誤消去防止プラグ43は、上記凹部4
2の第3の識別用被検出部42cに臨む位置に設けられ
ていて該被検出部42c内に進入して、これを閉塞する
とともに、該被検出部42cから退出して、これを開放
するようになっている。
【0031】次に、本発明のテープカセット1を1…テ
ープカセット全体の概略構造、2…誤消去防止手段、3
…変形例とに項分けして説明する。
【0032】1…テープカセット全体の概略構造。
【0033】テープカセット1は、上ハーフ2と下ハー
フ3とからなるカセット本体4と、上記カセット本体4
内に回転自在に配設される一対のテープリール5,6
と、これらテープリール5,6に巻装される磁気テープ
7とを備えている。
【0034】上記カセット本体4を構成する上ハーフ2
と下ハーフ3は、いずれも磁気テープ7が巻装された一
対のテープリール5,6を回転可能に収納するに足る大
きさに樹脂を射出成形することによって一体成形されて
なる。そして、これら上ハーフ2と下ハーフ3とは、互
いの開口を相対向させて突き合わせることにより、筺体
状をなすカセット本体4を構成するようになっている。
【0035】上記カセット本体4の上面4aには、当該
カセット本体4内に収納される磁気テープ7の巻姿を外
部から目視により確認できるように透明な窓部4bが設
けられている。
【0036】一方、カセット本体4の底面4cには、図
2に示すように、テープリール5,6のハブ部5a,6
aの一部を外方に臨ませ、該テープリール5,6の回転
を規制するためのハブ嵌合穴8,9が設けられている。
これらハブ嵌合穴8,9は、上記供給側のテープリール
5と巻取り側のテープリール6とそれぞれ平行状態の位
置に設けられ、これらテープリール5,6のハブ部の外
径寸法と略同一径とされた円形状をなす穴として設けら
れている。
【0037】また、上記カセット本体4の底面4cに
は、記録再生装置側に設けられる光検出機構を構成する
発光素子がこのカセット本体4内に臨む発光素子挿入用
孔10が設けられている。上記発光素子挿入用孔10
は、記録再生装置側に設けられる発光素子と相対向する
位置に円形の孔として形成されている。すなわち、上記
発光素子挿入用孔10は、記録再生装置のテープ引出し
ピンが挿入されるカセット本体4の前面側に切り欠かれ
たテープ引出し凹部11寄りであって、上記一対のテー
プリール5,6の略中央部分に設けられている。
【0038】さらに、上記カセット本体4の底面4cに
は、記録再生装置側に設けられるカセット位置決めピン
が挿入係合し、該記録再生装置に対するテープカセット
1の位置決めを行うためのカセット位置決め孔12,1
3が設けられている。これらカセット位置決め孔12,
13は、上記カセット本体4のテープ引出し凹部11寄
りの開口両端縁部に円形状をなす孔と楕円形状をなす孔
として形成されている。
【0039】そしてさらに、上記カセット本体4の底面
4cには、記録フォーマットの検出孔14が設けられて
いる。検出孔14は、一方のハブ嵌合穴8に近接するカ
セット本体4のコーナー部分に小さな四角形状をなす止
まり穴として形成されている。また、その反対側のカセ
ット本体4のコーナー部分には、テープの種類を識別す
るための検出穴15が設けられている。検出穴15は、
やはり小さな円形状をなす穴として形成されている。さ
らに、この検出穴15に隣接した位置に上記第1〜第3
の識別用被検出部42a〜42cを一つに集合した凹部
42が形成されている。
【0040】図4に示したように、上記テープリール
5,6は、いずれも磁気テープ7が巻回される円筒状を
なすハブ部5a,6aと、このハブ部5a,6aの下側
に設けられた円盤状をなす下フランジ部5b,6b及び
上側に設けられた透明な上フランジ部5c,6cを有し
ている。これらテープリール5,6は、上フランジ部5
b,6bが設けられる側のハブ部5a,6aの一端部
が、カセット本体4の底面4cに開設されたハブ嵌合穴
8,9に臨むことによって枢支されている。また、これ
らテープリール5,6は、上記ハブ部5a,6aの回転
中心部を上ハーフ2に取付けられたリール押さえバネ1
6,17によって軸方向に押圧されることにより、上記
テープリール5,6のがたつきが抑えられるようになっ
ている。
【0041】そして、これらテープリール5,6に巻回
される磁気テープ7は、各テープリール5,6のハブ部
5a,6aにクランパー18によって一端が固定された
透明なリーダーテープ19の他端に接続されている。こ
れら磁気テープ7とリーダーテープ19は、スプライス
テープと称される透明で薄く、一方の面に粘着層が形成
された接続用テープ20によって接続されている。
【0042】このように接続用テープ20及びリーダー
テープ19を介してテープリール5,6に巻回された磁
気テープ7は、上記カセット本体4のテープ引出し凹部
11の開口周縁部に設けられた半円弧状をなすテープガ
イド部材21,22にガイドされて、上記テープ引出し
凹部11内を直線状に架張されるようになっている。そ
して、このテープ引出し凹部11内を走行する磁気テー
プ7は、記録再生装置に装着されない状態のときに塵埃
や外力等から磁気テープ7を保護するための開閉蓋とし
て機能するフロントリッド23とバックリッド24によ
って挾み込まれる形で覆われている。これらフロントリ
ッド23とバックリッド24は、記録再生装置に装着さ
れない状態のときには、磁気テープ7を挾み込む形で上
記テープ引出し凹部11を覆い、記録再生装置に装着さ
れると図1の矢印A方向に回動して図3に示したように
磁気テープ7をテープ引出し凹部11前面に露出させる
ようになっている。
【0043】なお、図4に示したように、上記フロント
リッド23は、リッド付勢用の捩りコイルバネ25によ
って上記テープ引出し凹部11を閉じる方向の回動力を
付与されているとともに、リッドロック26によって上
記凹部11を閉じた状態にロックされるようになってい
る。
【0044】また、上記テープリール5,6は、リール
ロック27によって回転不可能にロックされるようにな
っている。上記リールロック27は、リールロック付勢
用のコイルバネ28によってリールロック方向に付勢さ
れている。
【0045】そして、上記下ハーフ3の下面の一隅部に
は、誤消去防止手段41が設けられている。
【0046】上記上,下ハーフ2,3には、上記誤消去
防止手段41の誤消去防止プラグ43を上下方向にスラ
イド可能に取付けるためのプラグ収容部29が設けられ
ているとともに、上記上,下ハーフ2,3の背面側に
は、上記誤消去防止プラグ43を外部から操作するため
の操作用窓部30と、上記誤消去防止プラグ43を記録
可能位置又は記録不可能位置にそれぞれロックするため
の第1と第2のロック用窓部31,32が設けられてい
る。
【0047】上記上,下ハーフ2,3は、テープリール
5,6、リール押さえバネ16,17、フロントリッド
23、バックリッド24、リッド付勢用の捩りコイルバ
ネ25、リッドロック26、リールロック27、リール
ロック付勢用のコイルバネ28、誤消去防止プラグ43
等を組付けたのち、ビス33…33によって互いに結合
されてテープカセットとして組立てられるようになって
いる。
【0048】2…誤消去防止手段の構造。
【0049】上述したように誤消去防止手段41は、第
1〜第3の3つの識別用被検出部42a,42b,42
cを合体させた凹部42と、誤消去防止プラグ43とで
構成されている。
【0050】図5に示したように、上記凹部42は、第
1〜第3の3つの識別用被検出部42a,42b,42
cを直列状に連続させ一体化(ユニット化)することに
より構成されていて、該凹部42の中央部、つまり第3
の識別用被検出部42cの底面42dには開口部42e
が設けられている。
【0051】上記第3の識別用被検出部42cに臨んで
上記誤消去防止プラグ43がカセット本体4に取り付け
られている。
【0052】そして、上記開口部42eから次に詳しく
説明する誤消去防止プラグ43の被検出部用の延出部4
4が上記第3の識別用被検出部42c内に進入してこれ
を閉塞するとともに、該部42cから退出してこれを開
放するようになっている。
【0053】図6〜7に示したように、上記誤消去防止
プラグ43は、長方体形状の本体部44と、該本体部4
4の下面に設けられた被検出用の延出部(開閉部)45
と、上記本体部44の前面側に設けられたスライドガイ
ド部46と、該スライドガイド部46の前面の中央部に
設けられたスライド操作部47と、上記スライドガイド
部46の一側部に設けられたロック部48を備えてい
る。
【0054】図8〜9に示したように、上記誤消去防止
プラグ43は、上記下ハーフ3のプラグ収容部29に挿
入される。
【0055】上記誤消去防止プラグ43が上記プラグ収
容部29に挿入されると、上記スライドガイド部46の
両側部は、上記誤消去防止プラグ収容部29内に設けら
れたガイド壁34と下ハーフの背面の一部3aとの間の
スライドガイド溝35に導入されるとともに、上記スラ
イド操作部47は、上記スライド操作用窓部30から外
部に臨むようになっている。
【0056】そして、上記スライド操作部47に爪先を
掛けるなどして押し下げれば、上記ロック部48の突起
48aが上記第1のロック用窓部31内に嵌合して、上
記誤消去防止プラグ43は、押し下げられた状態にロッ
クされる。
【0057】上記誤消去防止プラグ43が押し下げられ
た状態においては、図10に示したように、上記延出部
45は、上記凹部42の底面42dの中央部に設けた開
口部42eから上記第3の識別用被検出部42c内に侵
入し、上記延出部45の先端面45aが上記カセット本
体4の底面4dと略同一の状態になって、上記第3の識
別用被検出部42cは完全に塞がれた状態になる。
【0058】また、図10に示した状態から上記スライ
ド操作部47に爪先を掛けるなどして押し上げれば、図
11に示したように上記ロック部48の突起48aが上
記第2のロック用窓部32内に嵌合して、上記誤消去防
止プラグ43は、押し上げられた状態にロックされる。
この状態において、上記延出部45は、上昇して上記第
3の識別用凹部42c内から退出し、上記延出部45の
先端面45aは、上記凹部42の底面42dと略面一の
状態になる。
【0059】なお、上記延出部45は、上記凹部42の
底面42dに設けられた開口部42eと略同じ大きさ形
状に形成されていて、両者の間に隙間が発生するのを防
止するようになっている。
【0060】上記スライドガイド部46の前面は、上記
操作用窓部30を完全に塞ぐことのできる大きさ(面
積)に形成されている。
【0061】上記スライド操作部47は、図6に示した
ように断面円弧状に形成されているとともに、上記カセ
ット本体4の背面から突出しない高さに形成されてい
る。
【0062】上記ロック部48は、上記スライドガイド
部46の一側部に所謂片持ち梁状に形成されていて、適
度の弾性を有している。そして、上記ロック部48の自
由端側の先端部には半円弧状の係合突起48aが形成さ
れていて、該係合突起48aが上記第1又は第2のロッ
ク用窓部31,32に嵌合するようになっている。上記
突起48aは、赤や黄色等の目立つ色に着色されてい
て、第1又は第2のロック用窓部31,32のいずれに
上記係合突起48aが嵌合しているか、即ち誤消去防止
プラグ43が記録可能位置にあるか、記録不可能位置に
あるかを外部から認識しやすいようになっている。この
場合に上記係合突起48aを部分的に着色しても或は誤
消去防止プラグ43全体を着色してもよい。
【0063】上記誤消去防止プラグ43はプラスチック
により一体に形成されている。なお、図12に示したよ
うに、上記カセット本体4の操作用窓部30の上,下端
縁は傾斜面30aになっていて、上記誤消去防止プラグ
43のスライド操作部47を操作しやすいものにしてい
る。
【0064】実施の形態のテープカセット1は、上述の
ような構成である。従って、図13に示したように、上
記スライド操作部47を操作用窓部30の下端のREC
側に移動させた状態で上記テープカセット1を記録再生
装置に装填すれば、図14に示したように記録再生装置
に設けられた第1の誤消去検出部材411が上記誤消去
防止プラグ43の延出部45の下面45aに当接し、該
延出部45によって押し下げられた状態になって、上記
テープカセット1への記録を可能にする。 また、上記
スライド操作部47を操作用窓部30の上端のSAFE
側に移動させた状態で上記テープカセット1を記録再生
装置に装填すれば、図15に示したように上記第1の誤
消去検出部材411が上記第3の識別用被検出部42c
内に侵入し、上記テープカセット1への記録を不可能に
するのである。 図16〜17は、記録再生装置の誤消
去検出部材411として発光部411aと受光部411
bとからなるフォトセンサを使用した場合を示す。上記
スライド操作部47をREC側に移動させた状態で上記
テープカセット1を上記記録再生装置に装填すれば、図
16に示したように、上記発光部411aが上記第1の
識別用被検出部42a内に侵入するとともに、上記受光
部411bが上記第2の識別用被検出部42b内に侵入
するが、上記発光部411aと受光部411bの間には
上記誤消去防止プラグ43の延出部45が介在されてい
るので、上記発光部411aから発射された検出光は、
上記延出部45で遮断され上記受光部411bに到達せ
ず、これによって上記テープカセット1への記録が可能
な状態になる。
【0065】また、上記スライド操作部47をSAFE
側に移動させた状態で上記テープカセット1を記録再生
装置に装填すれば、図17に示したように、上記発光部
411aと受光部411bとの間に上記誤消去防止プラ
グ43の延出部45は存在せず、上記発光部411aか
ら発射された検出光は受光部411bで受光され、これ
によって、上記テープカセット1への記録が不可能な状
態になるのである。
【0066】なお、図14〜15に示す記録再生装置
は、上記テープカセット1よりも記録容量等の劣る下位
のテープカセットの記録再生を行うことのできる所謂下
位互換性を有する記録再生装置として構成されていて、
上記第1の誤消去検出部材411の一側部と他側部にそ
れぞれ第2,第3の誤消去検出部材412,413を有
している。
【0067】そして、上記記録再生装置に図20〜21
に示したような第1のフォーマットのテープカセット1
01を装填すれば、上記第2の誤消去検出部材412が
作動して、上記第1のフォーマットのテープカセット1
01への記録の可否を検出する。
【0068】また、上記記録再生装置に図25に示した
第2のフォーマットのテープカセット201を装填すれ
ば、上記第3の誤消去検出部材413が作動して、上記
第2のフォーマットのテープカセット201への記録の
可否を検出するようになっている。
【0069】3…変形例。
【0070】図1〜17においては、上記誤消去防止プ
ラグ43の延出部45で上記中央部の第3の識別用被検
出部42cを開閉する構成としたが、図18に示したよ
うに、上記延出部45で上記第1の識別用被検出部42
aを開閉する構成としても或は図19に示したように、
上記延出部45で上記第2の識別用被検出部42bを開
閉する構成としてもよい。
【0071】また、図面に示す実施の形態においては、
上記凹部42を第1〜第3の3つの識別用被検出部42
a〜42cで構成する場合を示したが、4つ以上の識別
用被検出部で構成してもよい。
【0072】また、複数の識別用被検出部は、誤消去防
止用の外にテープ種類識別用などにも用いることが出来
る。
【0073】
【発明の効果】本発明のテープカセットには次に述べる
ような効果がある。
【0074】(1)請求項1のテープカセットは、複数
の識別用被検出部を合体させて一つの凹部として構成し
たので、その形成が容易になる。また、従来の複数の識
別用被検出部を独立して別個に形成する場合のように、
各識別用被検出部の間の隔壁が無くなるのでそのぶん上
記複数の識別用被検出部の配置スペースを小さくして省
スペース化を図ることができる。
【0075】(2)請求項2のテープカセットは、識別
プラグとしての誤消去防止プラグを上記凹部のうちの一
つの識別用被検出部内に侵入させることにより、上記テ
ープカセットが記録可能な状態にあるか否かを検出する
ことができる。
【0076】(3)請求項3のテープカセットは、第3
のフォーマットのテープカセット用の識別用被検出部内
に侵入した誤消去防止プラグの下面で記録再生装置の誤
消去検出部材を押圧操作することにより、上記テープカ
セットが記録可能な状態にあるか記録不可能な状態にあ
るかを検出することができる。また、上記誤消去検出部
材にフォトセンサを使用し、該フォトセンサの発光部と
受光部をそれぞれ、上記凹部の両側部の第1,第2の識
別用被検出部内に導入して、上記テープカセットが記録
可能な状態にあるか否かを検出することができる。
【0077】(4)請求項4のテープカセットは、識別
プラグを上下方向にスライドさせてカセット本体の底面
に設けた識別用被検出部を識別プラグの延出部で開閉す
る構成にしたので、識別プラグを横方向にスライドさせ
るものに較べて、上記識別用被検出部を開閉するのに上
記識別プラグをどちらの方向にスライドさせたら上記識
別用被検出部が閉塞され、また開放されるかの推測が容
易になる。
【0078】(5)請求項5のテープカセットは、ロッ
ク部に設けた係合突起がカセット本体の背面に設けた第
1又は第2のロック用窓部に嵌合することにより、上記
識別プラグを上記識別用被検出部を閉塞した状態又は開
放した状態にロックすることができる。また、上記ロッ
ク部は適度の弾性を有しているので、上記識別プラグの
ロック及びスライド操作も容易に行うことができる。
【0079】(6)請求項6のテープカセットは、上記
ロック部の係合突起が上記第1,第2のロック用窓部の
いずれに嵌合しているかを外部から容易に視認すること
ができる。
【0080】(7)請求項7のテープカセットは、上記
ロック部の係合突起を赤や黄色等の目立つ色に着色する
ことにより、より係合突起の位置を確認しやすいものに
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上面側の斜視図。
【図2】底面側の斜視図。
【図3】リッドを開いた状態の斜視図。
【図4】分解斜視図。
【図5】下ハーフの底面側の斜視図。
【図6】誤消去防止プラグの正面側の斜視図。
【図7】誤消去防止プラグの背面側の斜視図。
【図8】要部の斜視図。
【図9】要部の斜視図。
【図10】要部の一部破断面図。
【図11】要部の一部破断面図。
【図12】要部の縦断面図。
【図13】要部の正面図。
【図14】使用状態の要部の一部破断面図。
【図15】使用状態の要部の一部破断面図。
【図16】使用状態の一部破断面図。
【図17】使用状態の一部破断面図。
【図18】変形例の要部の断面図。
【図19】変形例の要部の断面図。
【図20】従来(第1のフォーマット)のテープカセッ
トの上面側の斜視図。
【図21】従来(第1のフォーマット)のテープカセッ
トの底面側の斜視図。
【図22】誤消去防止プラグの斜視図。
【図23】要部の断面図。
【図24】要部の断面図。
【図25】従来(第2のフォーマット)のテープカセッ
トの底面側の斜視図。
【図26】従来(第3のフォーマット)のテープカセッ
トの底面側の斜視図。
【図27】図26のA−A線断面図。
【符号の説明】
1…テープカセット、4…カセット本体、5,6…テー
プリール、41…誤消去防止手段、31,32…第1,
第2のロック用窓部、42a,42b,42c…第1,
第2,第3の識別用被検出部、42…第1〜第3の識別
用被検出部が集合された凹部、43…識別プラグ(誤消
去防止プラグ)、45…延出部、47…スライド操作
部、48…ロック部、48a…係合突起。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のテープリールを回転可能に収容し
    たカセット本体に設けられた複数の識別用被検出部と、 上記カセット本体にスライド可能に取り付けられてい
    て、上記識別用被検出部内に進入、退出する識別プラグ
    と、 とからなるカセット識別手段を備えたテープカセットに
    おいて、 上記複数の識別用被検出部は、1つの凹部に集合して構
    成され、 上記識別プラグは、上記凹部に構成される上記複数の識
    別用被検出部のうちの少なくとも一つに臨んで配置され
    ていることを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記凹部に構成される上記複数の識別用被検出部のうち
    の1つは、誤消去防止識別用被検出部であり、 上記識別プラグは、上記誤消去防止識別用被検出部に進
    入、退出する誤消去防止プラグであることを特徴とする
    テープカセット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記凹部に構成される識別用被検出部は、3つを直列に
    並べた状態に形成されていて、中央部の識別用被検出部
    が誤消去防止識別用被検出部になっていることを特徴と
    するテープカセット。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記識別プラグは、カセット本体に上下方向にスライド
    可能に取付けられているとともに下端側に被検出用の延
    出部が設けられていて、下方にスライドさせることによ
    り上記延出部が上記識別用被検出部に進入して該識別用
    被検出部を閉塞し、上方にスライドさせることにより上
    記延出部が上記識別用被検出部内から退出して該被検出
    部を開放するようになっていることを特徴とするテープ
    カセット。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記識別プラグは、上記延出部を上記識別用被検出部に
    進入させた状態にロックするとともに、上記延出部を上
    記識別用被検出部から退出した状態にロックするロック
    部を有し、 上記ロック部は、識別プラグの一側部に適度の弾性を有
    する片持ち梁状に形成されているとともに、自由端側の
    先端部に係合突起を有していて、 上記係合突起は、上記カセット本体の背面に設けた第1
    のロック用窓部に嵌合して上記延出部を上記識別用被検
    出部に進入させた状態にロックするとともに、上記カセ
    ット本体の背面に設けた第2のロック用窓部に嵌合し
    て、上記延出部を上記識別用被検出部内から退出した状
    態にロックするようになっていることを特徴とするテー
    プカセット。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記カセット本体の背面に設けられた第1,第2のロッ
    ク用窓部は、上記背面の内、外面を貫通する貫通孔に形
    成されていて、上記係合突起を上記カセット本体の背面
    に露出させるようになっていることを特徴とするテープ
    カセット。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記ロック部の突起は、彩色されていることを特徴とす
    るテープカセット。
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