JP2000228233A - 色素吸着半導体微粒子および半導体微粒子への色素吸着方法ならびに光電変換素子および光電気化学電池 - Google Patents

色素吸着半導体微粒子および半導体微粒子への色素吸着方法ならびに光電変換素子および光電気化学電池

Info

Publication number
JP2000228233A
JP2000228233A JP11027621A JP2762199A JP2000228233A JP 2000228233 A JP2000228233 A JP 2000228233A JP 11027621 A JP11027621 A JP 11027621A JP 2762199 A JP2762199 A JP 2762199A JP 2000228233 A JP2000228233 A JP 2000228233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor fine
dye
ring
fine particles
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11027621A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
Masaki Okazaki
正樹 岡崎
Akiyuki Inoue
礼之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11027621A priority Critical patent/JP2000228233A/ja
Publication of JP2000228233A publication Critical patent/JP2000228233A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/542Dye sensitized solar cells

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換効率の優れた色素増感された半導体
微粒子および光電変換素子を提供することならびにこれ
に有効な色素の凝集を防止する方法を提供する。 【解決手段】 半導体微粒子に色素を吸着する方法であ
って、下記のa)およびb)の少なくともいずれかの方
法により行う半導体微粒子への色素の吸着方法、ならび
にこの方法により得られる半導体微粒子およびこれを用
いた光電変換素子。 a)吸着させる色素の溶液中に式(I)で表される化合
物を共存させ、この溶液に半導体微粒子を浸漬する。 b)半導体微粒子に色素を吸着した後に、式(I)で表
される化合物を含む溶液に該半導体微粒子を浸漬する。 【化1】 〔式(I)中、Qはヘテロ環を表し、Qは縮環していて
も置換基を有していてもよい。Lは単結合または二価の
連結基を表す。Zは解離性のプロトンを有する酸性基を
表し、Wは分子の電荷を中和させるのに必要な対イオン
を表す。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は色素を吸着した半導
体微粒子およびその吸着法に関する。特に、色素増感型
の光電変換素子または光電気化学電池に用いられる色素
吸着半導体微粒子およびその色素の吸着法に関する。
【0002】
【従来の技術】Nature(第353巻、第737〜740頁、1991
年)および米国特許4927721号等に、色素によって増感
された半導体微粒子を用いた光電変換素子および太陽電
池、ならびにこれを作成するための材料および製造技術
が開示された。提案された電池は、ルテニウム錯体によ
って分光増感された二酸化チタン多孔質薄膜を作用電極
とする湿式太陽電池である。この方式の利点は二酸化チ
タン等の安価な酸化物半導体を高純度に精製することな
く用いることができるため、安価な光電変換素子を提供
できる点である。
【0003】このような色素増感光電変換素子用の増感
色素としてはルテニウム錯体色素以外にも種々の錯体色
素や有機色素を用いることができるが、これらを適用す
るときの問題点として、半導体微粒子に色素を吸着させ
るに際して色素が好ましくない凝集を起こし、得られる
光電変換素子の性能(特に光電変換効率)が低下するこ
とが挙げられる。この色素間の凝集を防止するためにス
テロイド系化合物を色素吸着液に混合する方法がChemic
alCommunication(第719〜720頁、1998年)に記
載されているが、効果は充分でなく、またステロイド化
合物は高価であるという難点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光電
変換効率の優れた色素増感された半導体微粒子を提供す
ることおよびこれに有効な色素の凝集を防止する方法を
提供することである。さらにはこのような方法により作
製された半導体微粒子を用いた光電変換素子および光電
気化学電池を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、本発明
を特定する下記の事項およびその好ましい態様により達
成された。 (1) 色素および下記式(I)で表される化合物を吸
着させた半導体微粒子。
【0006】
【化3】
【0007】〔式(I)中、Qはヘテロ環を表し、Qは
縮環していても置換基を有していてもよい。Lは単結合
または二価の連結基を表す。Zは解離性のプロトンを有
する酸性基を表し、Wは分子の電荷を中和させるのに必
要な対イオンを表す。〕 (2) Qが含窒素ヘテロ環である上記(1)の半導体
微粒子。 (3) Qがピロール環、チアゾール環、オキサゾール
環、セレナゾール環、イミダゾール環、2-キノリン環、
4-キノリン環およびこれらのベンゾ縮環体由来の核から
選ばれる環である上記(2)の半導体微粒子。 (4) Zがカルボン酸またはスルホン酸である上記
(1)〜(3)のいずれかの半導体微粒子。 (5) Lが単結合、炭素数1〜5の二価の連結基また
は1つの硫黄、酸素もしくは窒素原子と炭素数0〜5個
を含む連結基である上記(1)〜(4)のいずれかの半
導体微粒子。 (6) 式(I)で表される化合物が実質的に可視部に
吸収を有さない化合物である上記(1)〜(5)のいず
れかの半導体微粒子。 (7) 前記色素がルテニウム錯体色素、ポリメチン色
素およびフタロシアニン系色素から選ばれる少なくとも
いずれか1つの色素である上記(1)〜(6)のいずれ
かの半導体微粒子。 (8) 吸着された式(I)で表される化合物の吸着色
素に対するモル比が1/10以下である(1)〜(7)
のいずれかの半導体微粒子。 (9) 前記半導体微粒子が金属酸化物である上記
(1)〜(8)のいずれかの半導体微粒子。 (10) 前記半導体微粒子が酸化チタンまたは酸化ニ
オブである上記(1)〜(9)のいずれかの半導体微粒
子。 (11) 上記(1)〜(10)のいずれかの半導体微
粒子を用いた光電変換素子。 (12) 半導体微粒子に色素を吸着する方法であっ
て、下記のa)およびb)の少なくともいずれかの方法
により行う、半導体微粒子への色素の吸着方法。 a)吸着させる色素の溶液中に式(I)で表される化合
物を共存させ、この溶液に半導体微粒子を浸漬する。 b)半導体微粒子に色素を吸着した後に、式(I)で表
される化合物を含む溶液に該半導体微粒子を浸漬する。
【0008】
【化4】
【0009】〔式(I)中、Qはヘテロ環を表し、Qは
縮環していても置換基を有していてもよい。Lは単結合
または二価の連結基を表す。Zは解離性のプロトンを有
する酸性基を表し、Wは分子の電荷を中和させるのに必
要な対イオンを表す。] (13) 上記a)において、式(I)で表される化合
物の溶液中の濃度が共存させる色素の10ないし100
0倍である上記(12)の色素の吸着方法。 (14) 上記b)において、溶液中の式(I)で表さ
れる化合物の濃度が10 -3モル/リットル以上10モル
/リットル以下である上記(12)または(13)の色
素の吸着方法。 (15) 上記(11)〜(13)のいずれかの方法に
より作製した色素吸着半導体微粒子を用いた光電変換素
子。 (16) 上記(11)または(15)の光電変換素子
を用いた光電気化学電池。
【0010】以下に本発明に使用する式(I)について
詳細に説明する。式(I)中、Qはヘテロ環を表し、Q
はさらに縮環していても置換基を有していてもよい。Q
で完成されるヘテロ環の好ましい例としては、ピロール
環、チアゾール環、オキサゾール環、セレナゾール環、
イミダゾール環、テルラゾール環、2-キノリン環、4-キ
ノリン環、チアゾリン環、オキサジアゾール環およびこ
れらのベンゾ縮環体由来の環が挙げられるが、特に好ま
しくはピロール環、チアゾール環、オキサゾール環、セ
レナゾール環、イミダゾール環、2-キノリン環、4-キノ
リン環およびこれらのベンゾ縮環体由来の環である。環
上の置換基としては、カルボン酸、ホスホン酸、スルホ
ン酸、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、シアノ、アル
コキシ(例えばメトキシ、エトキシ、メトキシエトキシ
など)、アリーロキシ(例えばフェノキシなど)、アル
キル(例えばメチル、エチル、シクロプロピル、シクロ
へキシル、トリフルオロメチル、メトキシエチル、アリ
ル、ベンジルなど)、アルキルチオ(例えばメチルチ
オ、エチルチオなど)、アルケニル(例えばビニル、1
−プロペニルなど)、アリール(例えばフェニル、チエ
ニル、トルイル、クロロフェニルなど)などが挙げられ
る。
【0011】Lは単結合または二価の連結基を表す。L
は2官能性以上の鎖状基であれば何でも良く、QとZが
直接結合する場合は存在しなくとも良い。好ましくは単
結合または炭素、酸素、硫黄、窒素、珪素、燐およびハ
ロゲン原子から選ばれる原子群で形成されており、炭素
数として好ましくは0ないし15であり、より好ましく
は0ないし8である。特に好ましくは単結合、炭素数1
ないし5の二価の連結基または1つの硫黄、酸素もしく
は窒素原子と炭素数0〜5個を含む連結基である。この
場合、窒素原子は上記炭素数とは別のアルキル置換基を
有していてもよい。
【0012】Zは解離性のプロトンを有する酸性基を表
す。好ましい解離性のプロトンを有する酸性基とは、例
えばカルボン酸、スルホン酸、ホスホン酸、ホウ酸、解
離性のフェノール基、ヒドロキシル基などが挙げられる
が、特に好ましくはカルボン酸またはスルホン酸であ
る。
【0013】Wは電荷を中和させるのに対イオンが必要
な場合の対イオンを表す。式(I)の化合物が陽イオ
ン、陰イオンであるか、あるいは正味のイオン電荷を持
つかどうかは置換基に依存する。置換基が解離性基を有
する場合、解離して負電荷を持っても良く、この場合に
も分子全体の電荷はWによって中和される。典型的な陽
イオンは無機または有機のアンモニウムイオン(例えば
テトラアルキルアンモニウムイオン、ピリジニウムイオ
ン)およびアルカリ金属イオンであり、一方、陰イオン
は具体的に無機陰イオンあるいは有機陰イオンのいずれ
であってもよく、例えば、ハロゲン陰イオン、(例え
ば、フッ化物イオン、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨ
ウ化物イオン)、置換アリールスルホン酸イオン(例え
ば、p−トルエンスルホン酸イオン、p−クロロベンゼ
ンスルホン酸イオン)、アリールジスルホン酸イオン
(例えば、1,3−ベンゼンジスルホン酸イオン、1,
5−ナフタレンジスルホン酸イオン、2,6−ナフタレ
ンジスルホン酸イオン)、アルキル硫酸イオン(例え
ば、メチル硫酸イオン)、硫酸イオン、チオシアン酸イ
オン、過塩素酸イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、
ピクリン酸イオン、酢酸イオン、トリフルオロメタンス
ルホン酸イオンが挙げられる。さらに電荷均衡対イオン
としてイオン性ポリマーあるいは、色素と逆電荷を有す
る他の色素を用いてもよいし、金属錯イオン(例えば、
ビスベンゼン−1,2−ジチオラトニッケル(III))も
可能である
【0014】式(I)の化合物は、色素の好ましくない
凝集を防止する目的で加えるものであり、光の有効利用
の観点から、実質的に無色であること、すなわち実質的
に可視部に吸収を持たないことが好ましい。以下に本発
明の式(I)で表される化合物の具体例を示すが、本発
明がこれに限定されるものではない。
【0015】
【化5】
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】本発明において、色素が吸着され、増感さ
れた半導体はいわゆる感光体であり、光を吸収して電荷
分離を行い電子と正孔を生ずる役割を担う。色素増感さ
れた半導体では、光吸収およびこれによる電子および正
孔の発生は主として色素において起こり、半導体はこの
電子を受け取り、伝達する役割を担う。半導体としては
シリコン、ゲルマニウムのような単体半導体の他に、金
属のカルコゲニド(例えば酸化物、硫化物、セレン化物
等)に代表されるいわゆる化合物半導体またはペロブス
カイト構造を有する化合物等を使用することができる。
金属のカルコゲニドとして好ましくはチタン、スズ、亜
鉛、鉄、タングステン、ジルコニウム、ハフニウム、ス
トロンチウム、インジウム、セリウム、イットリウム、
ランタン、バナジウム、ニオブ、もしくはタンタルの酸
化物、カドミウム、亜鉛、鉛、銀、アンチモン、ビスマ
スの硫化物、カドミウム、鉛のセレン化物、カドミウム
のテルル化物等が挙げられる。他の化合物半導体として
は亜鉛、ガリウム、インジウム、カドミウム等のリン化
物、ガリウムヒ素、銅−インジウム−セレン化物、銅−
インジウム−硫化物等が挙げられる。また、ペロブスカ
イト構造を有する化合物として好ましくはチタン酸スト
ロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ナトリウ
ム、チタン酸バリウム、ニオブ酸カリウムが挙げられ
る。本発明に用いられる半導体としてより好ましくは、
具体的にはSi、TiO2、SnO2、Fe2O3 、WO3 、ZnO、Nb2O
5 、CdS、ZnS、PbS、Bi2S3 、CdSe、CdTe、GaP、InP、G
aAs、CuInS2、CuInSe2 が挙げられる。さらに好ましく
はTiO2、ZnO、SnO2、Fe2O3 、WO3 、Nb2O5 、CdS、Pb
S、CdSe、InP、GaAs、CuInS2、CuInSe2 であり、特に好
ましくはTiO2またはNb2O5 であり、最も好ましくはTiO2
である。
【0020】本発明に用いられる半導体は、単結晶で
も、多結晶でもよい。変換効率としては単結晶が好まし
いが、製造コスト、原材料確保、エネルギーペイバック
タイム等の点では多結晶が好ましく、特にナノメートル
からマイクロメートルサイズの微粒子半導体が好まし
い。これらの半導体微粒子の粒径は、投影面積を円に換
算したときの直径を用いた平均粒径で一次粒子として5
〜200nmであることが好ましく、特に8〜100nmで
あることが好ましい。また、分散物中の半導体微粒子
(二次粒子)の平均粒径としては0.01〜100μm
であることが好ましい。また、2種類以上の粒子サイズ
分布の異なる微粒子を混合して用いてもよく、この場
合、小さい粒子の平均サイズは5nm以下であることが好
ましい。また、入射光を散乱させて光捕獲率を向上させ
る目的で、粒子サイズの大きな、例えば300nm程度の
半導体粒子を混合してもよい。
【0021】半導体微粒子の作製法は、作花済夫の「ゾ
ル−ゲル法の科学」アグネ承風社(1988年)、技術
情報協会の「ゾル−ゲル法による薄膜コーティング技
術」(1995)等に記載のゾル−ゲル法、杉本忠夫の
「新合成法ゲル−ゾル法による単分散粒子の合成とサイ
ズ形態制御」 まてりあ、第35巻、第9号 1012
頁から1018頁(1996)記載のゲル−ゾル法が好
ましい。またDegussa社が開発した塩化物を酸水
素炎中で高温加水分解により酸化物を作製する方法も好
ましい。また酸化チタンの場合は上記のゾル−ゲル法、
ゲル−ゾル法、塩化物を酸水素炎中で高温加水分解法が
いずれも好ましいが、さらに清野学の「酸化チタン物性
と応用技術」技報堂出版(1997)に記載の硫酸法、
塩素法を用いることもできる。酸化チタンの場合は上記
のゾル−ゲル法のうち特にバーブ等の「ジャーナル・オ
ブ・アメリカン・セラミック・ソサエティー 第80
巻、第12号、3157ページから3171ページ(1
997)」記載のものと、バーンサイド等の「ケミカル
・マテリアルズ 第10巻 第9号、2419ページか
ら2425ページ」記載の方法が好ましい。
【0022】本発明に使用する色素は上述の半導体微粒
子に吸着して、色増感するものなら何でもよいが、金属
錯体色素、フタロシアニン系色素またはポリメチン色素
が好ましく、さらに好ましくはフタロシアニン系色素ま
たはポリメチン色素であり、特に好ましくはポリメチン
色素である。本発明では、光電変換の波長域をできるだ
け広くし、かつ変換効率を上げるため、二種類以上の色
素を混合することもできる。そして、目的とする光源の
波長域と強度分布に合わせるように混合する色素とその
割合を選ぶことができる。こうした色素は半導体微粒子
の表面に対する適当な結合基(interlocking group)を
有していることが好ましい。好ましい結合基としては、
COOH基、SO3H基、シアノ基、-P(O)(OH)2基、-OP(O)(OH)
2 基、または、オキシム、ジオキシム、ヒドロキシキノ
リン、サリチレートおよびα−ケトエノレートのような
π伝導性を有するキレート化基が挙げられる。この中で
もCOOH基、-P(O)(OH)2基、-OP(O)(OH)2 基が特に好まし
い。これらの基はアルカリ金属等と塩を形成していても
よく、また分子内塩を形成していてもよい。また、ポリ
メチン色素の場合、メチン鎖がスクアリリウム環やクロ
コニウム環を形成する場合のように酸性基を含有するな
ら、この部分を結合基としてもよい。
【0023】本発明に使用する金属錯体色素の好ましい
形態として、ルテニウム錯体色素が挙げられ、さらに下
記式(II)で表されるRu錯体色素が好ましい。 式(II) (A1)p RuBa b c 式中、pは0〜2であり、好ましくは2である。Ruは
ルテニウムを表す。A 1 はCl、SCN、H2 O、B
r、I、CN、NCOおよびSeCNから選択される配
位子である。Ba 、Bb 、Bc はそれぞれ独立に以下の
B-1〜B-8から選択される有機配位子である。
【0024】
【化9】
【0025】
【化10】
【0026】ここで、Raは水素原子、ハロゲン原子、
炭素原子数(以下C数という)1〜12個で置換もしく
は無置換のアルキル基、C数7〜12個で置換もしくは
無置換のアラルキル基、またはC数6〜12個で置換も
しくは無置換のアリール基を表す。上記のアルキル基、
アラルキル基のアルキル部分は直鎖状であっても分岐状
であってもよく、アリール基、アラルキル基のアリール
部分は単環であっても多環(縮合環、環集合)であって
もよい。本発明に用いられるルテニウム錯体色素として
は、例えば、米国特許4927721号、同4684537号、同5084
365号、同5350644号、同5463057号、同5525440号および
特開平7-249790号明細書に記載の錯体色素が挙げられ
る。
【0027】本発明に用いることができるフタロシアニ
ン系の色素は、金属錯体の形でもよく、例えば特開平6-
188446号、同9-199744号、WO94/05025等に記載のフタ
ロシアニン色素やナフタロシアニン色素などが挙げられ
る。
【0028】以下に本発明に使用する金属錯体色素の好
ましい具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0029】
【化11】
【0030】
【化12】
【0031】
【化13】
【0032】本発明に使用する色素がポリメチン色素で
ある場合、下記式(III)または式(IV)で表される色素
が好ましい。
【0033】
【化14】
【0034】式中、RbおよびRfは各々水素原子、アル
キル基、アリール基、または複素環基を表し、Rc〜Re
は各々水素原子または置換基を表す。Rb〜Rfは互いに
結合して環を形成してもよい。X11およびX12は各々窒
素、酸素、硫黄、セレン、テルルを表す。m11およびm
13は各々0〜2の整数を表し、m12は1〜6の整数を表
す。式(III)で表される化合物は分子全体の電荷に応じ
て対イオンを有してもよい。上記におけるアルキル基、
アリール基、複素環基は、置換基を有していてもよい。
アルキル基は直鎖であっても分岐鎖であってもよく、ア
リール基、複素環基は、単環でも、多環(縮合環、環集
合)であってもよい。またRb〜Rfによって形成される
環は、置換基を有していてもよく、単環であっても縮合
環であってもよい。
【0035】
【化15】
【0036】式中、Zaは含窒素複素環を形成するに必
要な非金属原子群を表す。Rgはアルキル基またはアリ
ール基である。Qaは式(IV)で表される化合物がメチ
ン色素を形成するのに必要なメチン基またはポリメチン
基を表す。X13は電荷均衡対イオンを表し、m14は分子
の電荷を中和するのに必要な0以上10以下の整数を表
す。上記のZaで形成される含窒素複素環は置換基を有
していてもよく、単環であっても縮合環であってもよ
い。また、アルキル基、アリール基は置換基を有してい
てもよく、アルキル基は直鎖であっても分岐鎖であって
もよく、アリール基は単環であっても多環(縮合環、環
集合)であってもよい。式(IV)で表される色素は、下
記式(IV−a)〜(IV−d)で表される色素であること
が好ましい。
【0037】
【化16】
【0038】式(IV−a)〜(IV−d)中、Ra1
a5、Rb1〜Rb4、Rc1〜Rc3、およびRd1〜Rd3はそ
れぞれ独立に水素原子、アルキル基、アリール基、また
は複素環基を表し、Y11、Y12、Y21、Y22、Y31〜Y
35およびY41〜Y46はそれぞれ独立に酸素、硫黄、セレ
ン、テルル、−CRe1e2−、または−NRe3−を表
す。Y23はO-、S-、Se-、Te-、またはNRe4 -
表す。Re1〜Re4はそれぞれ独立に水素原子、アルキル
基、アリール基、または複素環基を表す。V11、V12
21、V22、V31およびV41はそれぞれ独立に置換基を
表し、m15、m31およびm41はそれぞれ独立に1〜6の
整数を表す。上記におけるアルキル基、アリール基、複
素環基は置換基を有していてもよく、アルキル基は直鎖
であっても分岐鎖であってもよく、アリール基、複素環
基は単環であっても多環(縮合環、環集合)であっても
よい。以上のようなポリメチン色素の具体例はM.Okawar
a,T.Kitao,T.Hirasima, M.Matuoka著Organic Colorants
(Elsevier)等に詳しく記載されている。以下に式(II
I)または(IV)で表されるポリメチン色素の好ましい具
体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0039】
【化17】
【0040】
【化18】
【0041】
【化19】
【0042】
【化20】
【0043】
【化21】
【0044】
【化22】
【0045】
【化23】
【0046】
【化24】
【0047】
【化25】
【0048】
【化26】
【0049】
【化27】
【0050】式(III)および式(IV)で表される化合物
は、エフ・エム・ハーマー(F.M.Harmer)著「ヘテロサイ
クリック・コンパウンズ−シアニンダイズ・アンド・リ
レィティド・コンパウンズ(Heterocyclic Compounds-Cy
anine Dyes and Related Compounds)」、ジョン・ウィ
リー・アンド・サンズ(John Wiley & Sons)社−ニュー
ヨーク、ロンドン、1964年刊、デー・エム・スター
マー(D.M.Sturmer)著「ヘテロ素サイクリック・コンパ
ウンズースペシャル・トピックス・イン・複素サイクリ
ック・ケミストリー(Heterocyclic Compounds-Special
topics in heterocyclic chemistry)」、第18章、第
14節、第482から515項、ジョン・ウィリー・ア
ンド・サンズ(John Wiley & Sons)社−ニューヨーク、
ロンドン、1977年刊、「ロッズ・ケミストリー・オ
ブ・カーボン・コンパウンズ(Rodd's Chemistry of Car
bon Compounds)」2nd.Ed.vol.IV,partB,1977刊、第
15章、第369から422項、エルセビア・サイエン
ス・パブリック・カンパニー・インク(Elsevier Scienc
e Publishing Company Inc.)社刊、ニューヨーク、英国
特許第1,077,611号などに記載の方法に基づいて合成す
ることができる。
【0051】半導体微粒子に色素を吸着させるには色素
溶液中によく乾燥した半導体微粒子を数時間浸漬する方
法が一般的である。溶媒は色素を溶解するものならいず
れも用いることができる。色素の吸着は室温で行っても
よいし、特開平7-249790号に記載されているように加熱
還流して行ってもよい。未吸着の色素は洗浄によって除
去することが望ましい。色素の半導体微粒子に対する吸
着量は半導体微粒子1gに対して0.01〜1ミリモル
が好ましい。このような色素量とすることによって、半
導体における増感効果が十分に得られる。これに対し、
色素量が少ないと増感効果が不十分となり、色素量が多
すぎると、半導体に付着していない色素が浮遊し増感効
果を低減させる原因となる。
【0052】また、余分な色素の除去を促進する目的
で、色素を吸着した後にアミン類を用いて半導体微粒子
の表面を処理してもよい。好ましいアミン類としてはピ
リジン、4−tert−ブチルピリジン、ポリビニルピリジ
ン等が挙げられる。これらが液体の場合はそのまま用い
てもよいし有機溶媒に溶解して用いてもよい。
【0053】本発明の式(I)の化合物は、半導体微粒
子に色素を吸着するときの色素吸着液に共存させてもよ
く、あるいは半導体微粒子に色素を吸着した後に式
(I)の化合物の溶液で半導体微粒子を洗浄しても良
い。色素吸着液に溶解する場合の式(I)の化合物の濃
度は色素の濃度の0.1〜10000倍であり、好まし
くは10〜1000倍、最も好ましくは10〜100倍
である。色素吸着後に洗浄する場合、式(I)の化合物
を溶解する溶媒は該化合物が溶解するならばその種類を
問わないが、好ましくはアルコール類またはニトリル類
であり、該化合物の濃度は好ましくは10-3モル/リッ
トル以上10モル/リットル以下である。式(I)の化
合物は、好ましくない色素の凝集を防止するためのもの
であり、半導体微粒子への吸着量は少ない方が好まし
い。具体的には、色素の吸着量以下が好ましく、さらに
好ましくは1/10以下である。下限は、特に限定はし
ないが、1/1000程度である。
【0054】次に、本発明の半導体微粒子を光電変換素
子および光電気化学電池に用いる場合の構成と材料につ
いて詳述する。本発明において色素増感した光電変換素
子は導電性支持体、導電性支持体上に設置される色素等
により増感した半導体微粒子膜(感光層)、電荷移動層
および対極からなる。この光電変換素子を外部回路で仕
事をさせる電池用途に使用できるようにしたものが光電
気化学電池である。感光層は目的に応じて設計され、単
層構成でも多層構成でもよい。感光層に入射した光は色
素等を励起する。励起された色素等はエネルギーの高い
電子を有しており、この電子が色素等から半導体微粒子
の伝導帯に渡され、さらに拡散によって導電性支持体に
到達する。この時色素等の分子は酸化体となっている。
光電気化学電池においては導電性支持体上の電子が外部
回路で仕事をしながら対極および電荷移動層を経て色素
等の酸化体に戻り、色素等が再生する。半導体膜はこの
電池の負極として働く。なお、本発明ではそれぞれの層
の境界において(例えば、導電性支持体の導電層と感光
層の境界、感光層と電荷移動層の境界、電荷移動層と対
極の境界など)、各層の構成成分同士が相互に拡散して
混合していてもよい。
【0055】導電性支持体は、金属のように支持体その
ものに導電性があるものか、または表面に導電剤を含む
導電層(導電剤層)を有するガラスもしくはプラスチッ
クの支持体を使用することができる。後者の場合好まし
い導電剤としては金属(例えば白金、金、銀、銅、アル
ミニウム、ロジウム、インジウム等)、炭素、もしくは
導電性の金属酸化物(インジウム−スズ複合酸化物、酸
化スズにフッ素をドープしたもの等)が挙げられる。上
記導電剤層の厚さは、0.02〜10μm程度であるこ
とが好ましい。導電性支持体は表面抵抗が低い程よい。
好ましい表面抵抗の範囲としては100Ω/cm2以下で
あり、さらに好ましくは40Ω/cm2以下である。この
下限には特に制限はないが、通常0.1Ω/cm2程度で
ある。導電性支持体は実質的に透明であることが好まし
い。実質的に透明であるとは光の透過率が10%以上で
あることを意味し、50%以上であることが好ましく、
70%以上が特に好ましい。透明導電性支持体としては
ガラスもしくはプラスチックに導電性の金属酸化物を塗
設したものが好ましい。この中でもフッ素をドーピング
した二酸化スズからなる導電層を低コストのソーダ石灰
フロートガラスでできた透明基板上に堆積した導電性ガ
ラスが特に好ましい。また、低コストでフレキシブルな
光電変換素子または太陽電池には、透明ポリマーフィル
ムに上記導電層を設けたものを用いるのがよい。透明ポ
リマーフィルムには、テトラアセチルセルロース(TA
C)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエ
チレンナフタレート(PEN)、シンジオクタチックポ
リステレン(SPS)、ポリフェニレンスルフィド(P
PS)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクレート
(PAr)、ポリスルフォン(PSF)、ポリエステル
スルフォン(PES)、ポリエーテルイミド(PE
I)、環状ポリオレフィン、ブロム化フェノキシ等があ
る。透明導電性支持体を用いる場合、光はその支持体側
から入射させることが好ましい。この場合、導電性金属
酸化物の塗布量はガラスもしくはプラスチックの支持体
1m2当たり0.01〜100gが好ましい。
【0056】半導体微粒子を導電性支持体上に塗設する
方法としては、半導体微粒子の分散液またはコロイド溶
液を導電性支持体上に塗布する方法、前述のゾル−ゲル
法などが挙げられる。光電変換素子の量産化、液物性や
支持体の融通性を考えた場合、湿式の膜付与方式が比較
的有利である。湿式の膜付与方式としては、塗布法、印
刷法が代表的である。塗布方法としては、アプリケーシ
ョン系としてローラ法、ディップ法、メータリング系と
してエアーナイフ法、ブレード法等、またアプリケーシ
ョンとメータリングを同一部分でできるものとして、特
公昭58−4589号公報に開示されているワイヤーバ
ー法、米国特許2681294号、同2761419
号、同2761791号等に記載のスライドホッパ法、
エクストルージョン法、カーテン法等が好ましい。また
汎用機としてスピン法やスプレー法も好ましく用いられ
る。湿式印刷方法としては、従来から凸版、オフセッ
ト、グラビアの3大印刷法をはじめ、凹版、ゴム版、ス
クリーン印刷等が好ましい。前記方法の中から、液粘度
やウェット厚みにより好ましい膜付与方式を選択する。
【0057】一般に、半導体微粒子含有層の厚みが増大
するほど単位投影面積当たりの担持色素量が増えるため
光の捕獲率が高くなるが、生成した電子の拡散距離が増
すため電荷再結合によるロスも大きくなる。したがっ
て、半導体微粒子含有層には好ましい厚さが存在する
が、典型的には0.1〜100μmである。光電気化学
電池として用いる場合は1〜30μmであることが好ま
しく、2〜25μmであることがより好ましい。半導体
微粒子の支持体1m2当たりの塗布量は0.5〜400
g、さらには5〜100gが好ましい。
【0058】半導体微粒子は導電性支持体に塗布した後
に粒子同士を電子的にコンタクトさせるため、および塗
膜強度の向上や支持体との密着性を向上させるために加
熱処理することが好ましい。好ましい加熱処理温度の範
囲は40℃以上700℃未満であり、より好ましくは1
00℃以上600℃以下である。また加熱処理時間は1
0分〜10時間程度である。ポリマーフィルムなど融点
や軟化点の低い支持体を用いる場合は、高温処理は支持
体の劣化を招くため、好ましくない。また、コストの観
点からもできる限り低温であることが好ましい。低温化
は、先に述べた5nm以下の小さい半導体微粒子の併用や
鉱酸の存在下での加熱処理等により可能である。また、
加熱処理後、半導体粒子の表面積を増大させたり、半導
体粒子近傍の純度を高め、色素から半導体粒子への電子
注入効率を高める目的で、例えば四塩化チタン水溶液を
用いた化学メッキや三塩化チタン水溶液を用いた電気化
学的メッキ処理を行ってもよい。半導体微粒子は多くの
色素を吸着することができるように表面積の大きいもの
が好ましい。このため半導体微粒子層を支持体上に塗設
した状態での表面積は、投影面積に対して10倍以上で
あることが好ましく、さらに100倍以上であることが
好ましい。この上限には特に制限はないが、通常100
0倍程度である。
【0059】以下、電荷移動層と対極について説明す
る。電荷移動層は色素の酸化体に電子を補充する機能を
有する層である。本発明で用いることのできる代表的な
電荷移動層の例としては酸化還元対を有機溶媒に溶解し
た液体(電解液)、酸化還元対を有機溶媒に溶解した液
体をポリマーマトリクスに含浸したいわゆるゲル電解
質、酸化還元対を含有する溶融塩などが挙げられる。さ
らには固体電解質や正孔(ホール)輸送材料を用いるこ
ともできる。
【0060】本発明で使用する電解液は電解質、溶媒、
および添加物から構成されることが好ましい。本発明の
電解質はI2とヨウ化物の組み合わせ(ヨウ化物として
はLiI、NaI、KI、CsI、CaI2 などの金属
ヨウ化物、あるいはテトラアルキルアンモニウムヨーダ
イド、ピリジニウムヨーダイド、イミダゾリウムヨーダ
イドなど4級アンモニウム化合物のヨウ素塩など)、B
2と臭化物の組み合わせ(臭化物としてはLiBr、
NaBr、KBr、CsBr、CaBr2 などの金属臭
化物、あるいはテトラアルキルアンモニウムブロマイ
ド、ピリジニウムブロマイドなど4級アンモニウム化合
物の臭素塩など)のほか、フェロシアン酸塩−フェリシ
アン酸塩やフェロセン−フェリシニウムイオンなどの金
属錯体、ポリ硫化ナトリウム、アルキルチオール−アル
キルジスルフィドなどのイオウ化合物、ビオロゲン色
素、ヒドロキノン−キノンなどを用いることができる。
この中でもI2とLiIやピリジニウムヨーダイド、イ
ミダゾリウムヨーダイドなど4級アンモニウム化合物の
ヨウ素塩を組み合わせた電解質が本発明では好ましい。
上述した電解質は混合して用いてもよい。また、電解質
はEP-718288号、WO95/18456号、J. Electrochem. Soc.,
Vol.143,No.10,3099(1996)、Inorg. Chem. 1996,35,11
68-1178に記載された室温で溶融状態の塩(溶融塩)を
使用することもできる。溶融塩を電解質として使用する
場合、溶媒は使用しなくても構わない。
【0061】好ましい電解質濃度は0.1M以上15M以
下であり、さらに好ましくは0.2 M以上10M以下であ
る。また、電解質にヨウ素を添加する場合の好ましいヨ
ウ素の添加濃度は0.01M以上0.5M以下である。
【0062】本発明で電解質に使用する溶媒は、粘度が
低くイオン易動度を向上したり、もしくは誘電率が高く
有効キャリアー濃度を向上したりして、優れたイオン伝
導性を発現できる化合物であることが望ましい。このよ
うな溶媒としては、カーボネート化合物、3−メチル−
2−オキサゾリジノンなどの複素環化合物、エーテル化
合物、アルコール類、ニトリル化合物、ジメチルスルフ
ォキシド(DMSO)、スルフォランなど非プロトン極
性物質、水などを用いることができる。
【0063】また、本発明では、J. Am. Ceram. Soc.,8
0 (12)3157-3171(1997)に記載されているようなter-ブ
チルピリジンや、2−ピコリン、2,6−ルチジン等の
塩基性化合物を添加することもできる。塩基性化合物を
添加する場合の好ましい濃度範囲は0.05M以上2M以下で
ある。
【0064】本発明では、電解質はポリマー添加、オイ
ルゲル化剤添加、多官能モノマー類を含む重合、ポリマ
ーの架橋反応等の手法によりゲル化(固体化)させて使
用することもできる。ポリマー添加によりゲル化させる
場合は、"Polymer Electrolyte Reviews-1および2"(J.
R.MacCallumとC.A. Vincentの共編、ELSEVIER APPLIEDS
CIENCE)に記載された化合物を使用することができる
が、特にポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデン
を好ましく使用することができる。オイルゲル化剤添加
によりゲル化させる場合はJ. Chem Soc. Japan, Ind. C
hem.Soc., 46779(1943), J. Am. Chem. Soc., 111,5542
(1989), J. Chem. Soc., Chem. Commun.,1993, 390, An
gew. Chem. Int. Ed. Engl., 35,1949(1996), Chem. Le
tt., 1996, 885, J. Chm. Soc., Chem. Commun., 1997,
545に記載されている化合物を使用することができる
が、好ましい化合物は分子構造中にアミド構造を有する
化合物である。
【0065】ゲル電解質を多官能モノマー類の重合によ
って形成する場合、多官能モノマー類、重合開始剤、電
解質、溶媒から溶液を調製し、キャスト法、塗布法、浸
漬法、含浸法などの方法により色素を担持した電極上に
ゾル状の電解質層を形成し、その後ラジカル重合するこ
とによってゲル化させる方法が好ましい。多官能性モノ
マーはエチレン性不飽和基を2個以上有する化合物であ
ることが好ましい。ゲル電解質を構成するモノマー類は
この他に単官能モノマーを含んでいてもよい。
【0066】上述のモノマーは、大津隆行・木下雅悦共
著:高分子合成の実験法(化学同人)や大津隆行:講座
重合反応論1ラジカル重合(I)(化学同人)に記載さ
れた一般的な高分子合成法であるラジカル重合によって
重合することができる。また、ポリマーの架橋反応によ
り電解質をゲル化させる場合、架橋可能な反応性基を含
有するポリマーおよび架橋剤を併用することが望まし
い。この場合、好ましい架橋可能な反応性基は、含窒素
複素環(例えば、ピリジン環、イミダゾール環、チアゾ
ール環、オキサゾール環、トリアゾール環、モルホリン
環、ピペリジン環、ピペラジン環など)であり、好まし
い架橋剤は、窒素原子に対して求電子反応可能な2官能
以上の試薬(例えば、ハロゲン化アルキル、ハロゲン化
アラルキル、スルホン酸エステル、酸無水物、酸クロラ
イド、イソシアネートなど)である。
【0067】本発明では、電解質の替わりに有機または
無機あるいはこの両者を組み合わせた正孔輸送材料を使
用することができる。本発明に適用可能な有機正孔輸送
材料としては、N ,N'-ジフエニル-N、N'-ビス(4-メ
トキシフェニル)-(1 ,1'-ビフェニル)-4,4'-ジア
ミン、2,2',7,7'-テトラキス(N,N-ジ-p-メトキシフェ
ニルアミン)9,9'-スピロビフルオレン、1,1-ビス{4-
(ジ-P-トリルアミノ)フェニル}シクロヘキサンの3
級芳香族アミンユニットを連結した芳香族ジアミン化合
物、4 ,4 ,‐ビス〔(N-1-ナフチル)‐N-フェニルア
ミノ〕ビフェニルで代表される2個以上の3級アミンを
含み2個以上の縮合芳香族環が窒素原子に置換した芳香
族アミン、トリフェニルベンゼンの誘導体でスターバー
スト構造を有する芳香族トリアミン、等の芳香族アミン
類、α-オクチルチオフェンおよびα,ω-ジヘキシル-α
-オクチルチオフェン、ヘキサドデシルドデシチオフェ
ン、2,8-ジヘキシルアンスラ〔2,3-b:6,7-b'〕ジチオフ
ェン等のオリゴチオフェン化合物、ポリピロール、" Ha
ndbook of Organic Conductive Molecules and Polymer
s Vol.1,2,3,4"(NALWA著、WILEY出版)に記載されてい
るポリアセチレンおよびその誘導体、ポリ(p-フェニレ
ン) およびその誘導体、ポリ(p-フェニレンビニレン)
およびその誘導体、ポリチエニレンビニレンおよびその
誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導体、ポリアニリ
ンおよびその誘導体、ポリトルイジンおよびその誘導体
等の導電性高分子を好ましく使用することができる。有
機正孔輸送材料は真空蒸着法、キャスト法、塗布法、ス
ピンコート法、浸漬法、電解重合法、光電解重合法等の
手法により電極内部に導入することができる。また、正
孔輸送材料を電解液の替わりに使用するときは短絡防止
のためElectorochim. Acta 40, 643-652(1995)に記載さ
れているスプレーパイロリシス等の手法を用いて二酸化
チタン薄層を下塗り層として塗設することが好ましい。
【0068】無機固体化合物を電解質の替わりに使用す
る場合、ヨウ化銅(p-CuI)、チオシアン化銅等をキャス
ト法,塗布法,スピンコート法、浸漬法、電解メッキ法
等の手法により電極内部に導入することができる。
【0069】電荷移動層の形成方法に関しては2通りの
方法が考えられる。1つは増感色素を担持させた半導体
微粒子含有層の上に先に対極を貼り合わせておき、その
間隙に液状の電荷移動層を挟み込む方法である。もう1
つは半導体微粒子含有層上に直接電荷移動層を付与する
方法で、対極はその後付与することになる。前者の場合
の電荷移動層の挟み込み方法として、浸漬等による毛管
現象を利用する常圧プロセスと常圧より低い圧力にして
気相を液相に置換する真空プロセスが利用できる。後者
の場合、湿式の電荷移動層においては未乾燥のまま対極
を付与し、エッジ部の液漏洩防止措置も施すことにな
る。またゲル電解質の場合には湿式で塗布して重合等の
方法により固体化する方法もあり、その場合には乾燥、
固定化した後に対極を付与することもできる。電解液の
ほか湿式有機正孔輸送材料やゲル電解質を付与する方法
としては、半導体微粒子含有層や色素の付与と同様に、
浸漬法、ローラ法、ディップ法、エアーナイフ法、エク
ストルージョン法、スライドホッパー法、ワーヤーバー
法、スピン法、スプレー法、キャスト法、各種印刷法等
が考えられる。固体電解質や固体の正孔輸送材料の場合
には真空蒸着法やCVD法等のドライ成膜処理で電荷移
動層を形成し、その後対極を付与することもできる。
【0070】なお、電荷移動層中の水分としては10,
000ppm以下が好ましく、さらに好ましくは2,0
00ppm以下であり、特に好ましくは100ppm以
下である。
【0071】対極は、光電変換素子を光電気化学電池と
したとき、光電気化学電池の正極として働くものであ
る。対極は通常前述の導電性支持体と同様に導電性層を
有する支持体を用いることもできるが、強度や密封性が
十分に保たれるような構成では支持体は必ずしも必要で
ない。具体的に対極に用いる導電性の材料としては金属
(例えば白金、金、銀、銅、アルミニウム、ロジウム、
インジウム等)、炭素、または導電性の金属酸化物(イ
ンジウム−スズ複合酸化物、酸化スズにフッ素をドープ
したもの等)が挙げられる。対極の厚さは、特に制限は
ないが、3nm以上10μm以下であることが好まし
い。金属材料である場合は、その膜厚は好ましくは5μ
m以下であり、さらに好ましくは5nm以上3μm以下
の範囲である。感光層に光が到達するためには、前述の
導電性支持体と対極の少なくとも一方は実質的に透明で
なければならない。本発明の光電気化学電池において
は、導電性支持体が透明であって太陽光を支持体側から
入射させるのが好ましい。この場合対極は光を反射する
性質を有することがさらに好ましい。本発明において対
極としては金属または導電性の酸化物を蒸着したガラス
またはプラスチック、あるいは金属薄膜を使用できる。
【0072】対極の塗設については電荷移動層の付与で
記したように、電荷移動層の上に付与する場合と先に半
導体微粒子含有層上に付与する場合の2通りある。いず
れの場合も、対極材の種類や電荷移動層の種類により、
適宜、電荷移動層上または半導体微粒子含有層上に対極
材を塗布、ラミネート、蒸着、貼り合わせなどの方法に
より形成可能である。例えば、対極を貼り合わせる場合
は、上記の導電性材料を塗布、蒸着、CVD等の手法に
より導電層として設けられた基板を貼り合わせることが
できる。また、電荷移動層が固体の場合には、その上に
直接、前述の導電性材料を塗布、メッキ、PVD、CV
D等の手法で対極を形成することができる。
【0073】さらに、作用電極の導電性支持体または対
極に保護層、反射防止膜など、必要な他の機能の層を設
けることも可能である。本発明の光電気化学電池では構
成物の劣化や内容物の揮散を防止するために電池の側面
をポリマーや接着剤等で密封するのが好ましい。
【0074】
〔実施例1〕
1.二酸化チタン粒子含有塗布液の作製 オートクレーブ温度を230℃にした以外はバーブらのジ
ャーナル・オブ・アメリカン・セラミック・ソサイエテ
ィ 80巻3157頁記載の方法と同様の方法で二酸化チタン
濃度11重量%の二酸化チタン分散物を得た。できた二酸
化チタン粒子の平均サイズは約10nmであった。この分散
物に二酸化チタンに対し30重量%のポリエチレングリコ
ール(分子量20000、和光純薬製)を添加し、混合し塗
布液を得た。
【0075】2.色素を吸着した二酸化チタン電極の作
成 フッ素をドープした酸化スズをコーティングした透明導
電性ガラス(日本板硝子製、表面抵抗は約10Ω/cm2
の導電面側にこの塗布液をドクターブレードで140μmの
厚みで塗布し、25℃で30分間乾燥した後、電気炉(ヤマ
ト科学製マッフル炉FP−32型)で450℃にて30
分間焼成した。二酸化チタンの塗布量は15g/m2であり、
膜厚は10μmであった。ガラスを取り出し冷却した後、
表1に示す色素と添加物のエタノール溶液に3時間浸漬
した(用いた色素の構造を下記に示す)。色素の染着し
たガラスを4−tert−ブチルピリジンに15分間浸漬し
た後、アセトニトリルで洗浄し自然乾燥させた。なお、
浸漬液における添加剤の濃度は、その添加剤と色素の組
み合わせに応じて、色素の10倍〜100倍とした。ま
た、色素濃度は、色素の種類に応じ、その吸着量が0.
1〜10ミリモル/m 2 の範囲となるように設定した。
【0076】
【化28】
【0077】3.光電気化学電池の作成 上述のようにして作成した色増感されたTiO2電極基
板(2cm×2cm)をこれと同じ大きさの白金蒸着ガラス
と重ね合わせた(図1参照)。次に、両ガラスの隙間に
毛細管現象を利用して電解液(アセトニトリルとN−メ
チル−2−オキサゾリジノンの体積比90対10の混合
物を溶媒とした沃素0.05モル/リットル、沃化リチウム
0.5モル/リットルの溶液)をしみこませ、TiO2電極
中に導入し、光電気化学電池を得た。本実施例により、
図1に示したとおり、導電性ガラス1(ガラス上に導電
剤層2が設層されたもの)、TiO2電極3、色素層
4、電解液5、白金層6およびガラス7が順に積層され
た光電気化学電池が作成された。
【0078】4.光電変換波長と光電変換効率の測定 本発明の光電変換素子の光電変換能をオプテル社製のIP
CE(Incident Photonto Current Conversion Efficienc
y)測定装置によって測定した。それぞれの色素を用いた
光化学電池が最大変換能を示す波長での光電変換効率を
表1にまとめた。
【0079】
【表1】
【0080】本発明の式(I)の構造を有するいずれの
添加物を加えた電池も無添加の電池(1−1および1−
11)と比べて高い光電変換特性が認められる。
【0081】〔実施例2〕 1.二酸化チタン粒子含有塗布液の作製 オートクレーブ温度を230℃にした以外はバーブらのジ
ャーナル・オブ・アメリカン・セラミック・ソサイエテ
ィ 80巻3157頁記載の方法と同様の方法で二酸化チタン
濃度11重量%の二酸化チタン分散物を得た。できた二酸
化チタン粒子の平均サイズは約10nmであった。この分散
物に二酸化チタンに対し30重量%のポリエチレングリコ
ール(分子量20000、和光純薬製)を添加し、混合し塗
布液を得た。
【0082】2.色素を吸着した二酸化チタン電極の作
成 フッ素をドープした酸化スズをコーティングした透明導
電性ガラス(日本板硝子製、表面抵抗は約10Ω/cm2)の
導電面側にこの塗布液をドクターブレードで140μmの厚
みで塗布し、25℃で30分間乾燥した後、電気炉(ヤマト
科学製マッフル炉FP−32型)で450℃にて30分
間焼成した。二酸化チタンの塗布量は15g/m2であり、膜
厚は10μmであった。ガラスを取り出し冷却した後、表
2に示す色素のエタノール溶液に3時間浸漬した。色素
の染着したガラスを4−tert−ブチルピリジンに15分
間浸漬した後、アセトニトリルで洗浄し自然乾燥させ
た。さらに表2に示す添加物の1モル/リットルのメタ
ノール溶液でこの色素吸着した二酸化チタン電極を洗浄
した。なお、色素の吸着量は、色素の種類に応じ、適宜
0.1〜10ミリモル/m2の範囲から選択した。
【0083】3.光電気化学電池の作成 上述のようにして作成した色増感されたTiO2電極基
板(2cm×2cm)をこれと同じ大きさの白金蒸着ガラス
と重ね合わせた(図1参照)。次に、両ガラスの隙間に
毛細管現象を利用して電解液(アセトニトリルとN−メ
チル−2−オキサゾリジノンの体積比90対10の混合
物を溶媒とした沃素0.05モル/リットル、沃化リチウム
0.5モル/リットルの溶液)をしみこませ、TiO2電極
中に導入し、光電気化学電池を得た。本実施例により、
図1に示したとおり、導電性ガラス1(ガラス上に導電
剤層2が設層されたもの)、TiO2電極3、色素層
4、電解液5、白金層6およびガラス7が順に積層され
た光電気化学電池が作成された。
【0084】4.光電変換波長と光電変換効率の測定 本発明の光電変換素子の光電変換能をオプテル社製のIP
CE(Incident Photonto Current Conversion Efficienc
y)測定装置によって測定した。それぞれの色素を用いた
光化学電池が最大変換能を示す波長での光電変換効率を
表2にまとめた。
【0085】
【表2】
【0086】本発明の式(I)の構造を有するいずれの
添加物の溶液で洗浄した電池も添加物なしで洗浄したも
のと比べて高い光電変換特性が認められる。
【0087】
【発明の効果】本発明により高い光電変換特性を有する
色素増感光電変換素子が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で作成した光電気化学電池の構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 導電性ガラス 2 導電剤層 3 TiO2 電極 4 色素層 5 電解液 6 白金層 7 ガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 礼之 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 4H056 CA01 CA02 CA03 CA05 CB01 CB06 CC02 CC08 CD07 CD08 CE03 CE06 DD03 DD04 DD06 DD07 DD19 DD23 DD28 DD29 FA05 5F051 AA14 5H032 AA06 AS16 BB05 BB10 EE16 EE20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色素および下記式(I)で表される化合
    物を吸着させた半導体微粒子。 【化1】 〔式(I)中、Qはヘテロ環を表し、Qは縮環していて
    も置換基を有していてもよい。Lは単結合または二価の
    連結基を表す。Zは解離性のプロトンを有する酸性基を
    表し、Wは分子の電荷を中和させるのに必要な対イオン
    を表す。〕
  2. 【請求項2】 Qが含窒素ヘテロ環である請求項1の半
    導体微粒子。
  3. 【請求項3】 Qがピロール環、チアゾール環、オキサ
    ゾール環、セレナゾール環、イミダゾール環、2-キノリ
    ン環、4-キノリン環およびこれらのベンゾ縮環体由来の
    核から選ばれる環である請求項2の半導体微粒子。
  4. 【請求項4】 Zがカルボン酸またはスルホン酸である
    請求項1〜3のいずれかの半導体微粒子。
  5. 【請求項5】 前記色素がルテニウム錯体色素、フタロ
    シアニン系色素およびポリメチン色素から選ばれる色素
    である請求項1〜4のいずれかの半導体微粒子。
  6. 【請求項6】 前記半導体微粒子が金属酸化物微粒子で
    ある請求項1〜5のいずれかの半導体微粒子。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの半導体微粒子
    を用いた光電変換素子。
  8. 【請求項8】 半導体微粒子に色素を吸着する方法であ
    って、下記のa)およびb)の少なくともいずれかの方
    法により行う、半導体微粒子への色素の吸着方法。 a)吸着させる色素の溶液中に式(I)で表される化合
    物を共存させ、この溶液に半導体微粒子を浸漬する。 b)半導体微粒子に色素を吸着した後に、式(I)で表
    される化合物を含む溶液に該半導体微粒子を浸漬する。 【化2】 〔式(I)中、Qはヘテロ環を表し、Qは縮環していて
    も置換基を有していてもよい。Lは単結合または二価の
    連結基を表す。Zは解離性のプロトンを有する酸性基を
    表し、Wは分子の電荷を中和させるのに必要な対イオン
    を表す。〕
  9. 【請求項9】 請求項8の方法により作製した色素吸着
    半導体微粒子を用いた光電変換素子。
  10. 【請求項10】 請求項7または9の光電変換素子を用
    いた光電気化学電池。
JP11027621A 1999-02-04 1999-02-04 色素吸着半導体微粒子および半導体微粒子への色素吸着方法ならびに光電変換素子および光電気化学電池 Pending JP2000228233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11027621A JP2000228233A (ja) 1999-02-04 1999-02-04 色素吸着半導体微粒子および半導体微粒子への色素吸着方法ならびに光電変換素子および光電気化学電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11027621A JP2000228233A (ja) 1999-02-04 1999-02-04 色素吸着半導体微粒子および半導体微粒子への色素吸着方法ならびに光電変換素子および光電気化学電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000228233A true JP2000228233A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12226029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11027621A Pending JP2000228233A (ja) 1999-02-04 1999-02-04 色素吸着半導体微粒子および半導体微粒子への色素吸着方法ならびに光電変換素子および光電気化学電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000228233A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002075474A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電池
KR100697511B1 (ko) * 2003-10-21 2007-03-20 삼성전자주식회사 광경화성 반도체 나노결정, 반도체 나노결정 패턴형성용 조성물 및 이들을 이용한 반도체 나노결정의 패턴 형성 방법
JP2007103338A (ja) * 2005-09-06 2007-04-19 Gifu Univ 色素増感型光電変換素子に用いられる増感色素と該増感色素が用いられた太陽電池
WO2008004580A1 (en) 2006-07-05 2008-01-10 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Dye-sensitized solar cell
JP2014514708A (ja) * 2011-04-04 2014-06-19 ポステック アカデミー‐インダストリー ファウンデーション イオン層を含む色素増感太陽電池及びその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002075474A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電池
KR100697511B1 (ko) * 2003-10-21 2007-03-20 삼성전자주식회사 광경화성 반도체 나노결정, 반도체 나노결정 패턴형성용 조성물 및 이들을 이용한 반도체 나노결정의 패턴 형성 방법
US8758864B2 (en) 2003-10-21 2014-06-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Photosensitive semiconductor nanocrystals, photosensitive composition comprising semiconductor nanocrystals and method for forming semiconductor nanocrystal pattern using the same
JP2007103338A (ja) * 2005-09-06 2007-04-19 Gifu Univ 色素増感型光電変換素子に用いられる増感色素と該増感色素が用いられた太陽電池
WO2008004580A1 (en) 2006-07-05 2008-01-10 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Dye-sensitized solar cell
JP2014514708A (ja) * 2011-04-04 2014-06-19 ポステック アカデミー‐インダストリー ファウンデーション イオン層を含む色素増感太陽電池及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000294306A (ja) 光電変換素子および光電気化学電池
EP1083582A2 (en) Dye sensitized photoelectrochemical cell
JP2000268892A (ja) 光電変換素子および光電池
JP2002105346A (ja) 金属錯体色素、光電変換素子および光電池
JP2002008741A (ja) 光電変換素子および光電池
JP2001256828A (ja) 電解質組成物、光電変換素子及び光電気化学電池
JP2003187881A (ja) 光電変換素子の作製方法、光電変換素子及び光電池
JP2002222968A (ja) 光電変換素子および光電気化学電池
JP2000223167A (ja) 光電変換素子および光電気化学電池
JP4763120B2 (ja) 光電変換素子およびこれを用いた光電池
JP2001143771A (ja) 光電変換素子および光電池
JP4460686B2 (ja) 光電変換素子および光電気化学電池
JP2002025636A (ja) 光電変換素子およびこれを用いた光電池
JP4100491B2 (ja) 半導体微粒子層、光電変換素子及び光電池
JP2001035253A (ja) 電解質組成物、光電変換素子および光電気化学電池
JP4521737B2 (ja) 太陽光発電装置
JP4247810B2 (ja) 光電変換素子及び光電池
JP4578695B2 (ja) 光電変換素子の作成方法
JP2000228233A (ja) 色素吸着半導体微粒子および半導体微粒子への色素吸着方法ならびに光電変換素子および光電気化学電池
JP2001035552A (ja) 電解質組成物、光電変換素子および光電気化学電池
JP4072891B2 (ja) 光電変換素子の作製方法及び光電池
JP2002042909A (ja) 光電変換素子および光電池
JP2000235874A (ja) 光電変換素子および光電気化学電池
JP2001067931A (ja) 電解質組成物、光電変換素子および光電気化学電池
JP2001236999A (ja) 光電変換素子および光電池