JP2000228542A - 発光ダイオード及び発光ダイオードアレイ - Google Patents

発光ダイオード及び発光ダイオードアレイ

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JP2000228542A
JP2000228542A JP2948199A JP2948199A JP2000228542A JP 2000228542 A JP2000228542 A JP 2000228542A JP 2948199 A JP2948199 A JP 2948199A JP 2948199 A JP2948199 A JP 2948199A JP 2000228542 A JP2000228542 A JP 2000228542A
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electrode
emitting diode
insulating film
contact layer
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Hiroyuki Fujiwara
博之 藤原
Masaharu Nobori
正治 登
Shigeki Ogura
茂樹 小椋
Masumi Koizumi
真澄 小泉
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光出力の大きい発光ダイオード及び発光ダ
イオードアレイを実現する。 【解決手段】 基板13上に、発光部としての活性層1
9の上下両面をクラッド層17、21で挟んでなるダブ
ルへテロ構造を有し、活性層上面上のクラッド層上にコ
ンタクト層23を設け、このコンタクト層23上に電極
27を設けた発光ダイオード10において、コンタクト
層23と電極27との間に部分的に介在する絶縁膜25
aを設け、その直下に絶縁膜25aが存在しない電極2
7の周辺端部で電極27とコンタクト層23とを電気的
に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プリンタ
の光源であるLEDプリンタヘッドなどに用いられる発
光ダイオード(以下、LEDという)および発光ダイオ
ードアレイ(以下、LEDアレイという)に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、LEDは、例えば電子写真方
式のプリンタ用光源に利用されている。
【0003】この種のLEDとして、例えば、生駒俊
明、河東田隆、長谷川文夫著、“電子材料シリーズ ガ
リウムヒ素”、丸善株式会社(1988)第168〜1
69頁(以下、文献という)に開示される面発光型のL
EDがある。この文献に開示されたLEDは、その第1
69頁の図4.41(b)に示されるように、n型In
P基板にn型InPクラッド層、InGaAsP活性
層、p型InPクラッド層を順次エピタキシャル成長に
より積層したダブルヘテロ構造を有し、またその上にp
型InGaAsPコンタクト層をエピタキシャル成長に
より積層し、さらにその上にコンタクトホールを設けた
SiO2絶縁膜を形成し、さらにp側電極、n側電極を
形成した構造となっている(なお、この図4.41
(b)では、一部誤記があるが、上記説明ではこの誤記
を訂正した形で説明している)。この構造において、光
の外部取り出し効率を上げるため、n側電極を部分的に
取り除き、電極直下から離れた箇所に電流を流すように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の面発光型LEDは電極直下に電流が集中し、電極下
部が最も強く発光するため光の外部取り出し効率が悪
く、そのため基板を深くエッチングしたり、電流を電極
直下からずれた箇所に流すためにp側電極とn側電極を
精度良く加工しなけらばならなかった。
【0005】また、上記従来の面発光型LEDをアレイ
状に配列したLEDアレイでは、電極直下周辺で発光が
強く、この領域を電極が被覆してしまうので、電極の加
工精度により光出力のばらつきが大きいという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記課題を解決し、発光出力の
大きい発光ダイオード及び発光ダイオードを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、基板上に、少なくとも発光部と
該発光部上に設けられたコンタクト層とを有し、該コン
タクト層上に電極を設けた発光ダイオードにおいて、前
記コンタクト層と前記電極との間に部分的に介在する絶
縁膜を設け、その直下に絶縁膜が存在しない前記電極の
周辺端部で該電極と前記コンタクト層とが電気的に接続
されていることを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、基板上に、少な
くとも発光部と該発光部上に設けられたコンタクト層と
を有し、該コンタクト層上に電極を設けた発光ダイオー
ドにおいて、前記コンタクト層をコの字形状パターンに
露出するコンタクトホールを設けた絶縁膜を備え、前記
電極が前記コンタクトホールのコの字形状パターンの凹
部にはいり込むように突出した絶縁膜の突き出し部上を
全て覆い且つその周辺端部でコンタクトホールに露出し
たコンタクト層と電気的に接続するようにパターン形成
されていることを特徴とする。
【0009】また、請求項3の発明は、基板上に、少な
くとも発光部と該発光部上に設けられたコンタクト層と
を有し、該コンタクト層上に電極を設けた発光ダイオー
ドにおいて、前記コンタクト層を四角形の中央部を絶縁
膜からなる分離部で2つの部分に分割された形状のパタ
ーンに露出するコンタクトホールを設けた絶縁膜を備
え、前記電極が、コンタクトホールの2つの部分に挟ま
れた絶縁膜からなる分離部上を全て覆い且つその周辺端
部でコンタクトホールに露出したコンタクト層と電気的
に接続するようにパターン形成されていることを特徴と
する。
【0010】上述の請求項1乃至請求項3の構成とした
ことにより、電流は電極の中心部直下に流れず、第2導
電型コンタクト層と接している電極周辺端部を流れる事
になる。その結果、効率良く発光する領域が、電極周辺
部になり、高出力化が出来る。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの請求項に記載の発光ダイオードにおいて、
前記発光部が前記基板上にモノリシックに形成されてい
ることを特徴とする。
【0012】また、請求項5の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの請求項に記載の発光ダイオードにおいて、
該発光ダイオードが、前記発光部としての活性層の上面
及び下面をクラッド層で挟んでなるダブルヘテロ構造を
有し、前記コンタクト層は活性層の上面上に設けられる
クラッド層上に設けられることを特徴とする。
【0013】また、請求項6の発明は、発光ダイオード
アレイが、請求項1乃至5のいずれかの請求項に記載の
発光ダイオードを共通の前記基板上にアレイ状に配列し
たことを特徴とする。
【0014】また、請求項7の発明は、請求項6記載の
発光ダイオードアレイにおいて、個々の前記発光部が島
状に素子分離されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態に係るL
EDアレイの構成を示す図であり、図1(A)はその要
部を示す部分平面図、図1(B)は図1(A)のA−
A’断面図である。また、図2は、図1(A)のB−
B’断面の拡大図である。
【0017】以下、図1(A)、(B)及び図2を参照
して、本発明の第1の実施の形態に係るLEDアレイに
ついて説明する。
【0018】このLEDアレイは、発光部としての活性
層19の上下両面をクラッド層17及び21で挟んでな
るダブルヘテロ構造を有するLED10をアレイ状に配
列して構成されている。このLEDアレイの各LED
は、n型GaAs基板13を共通の基板として用い、n
型GaAs基板13上にモノリシックに形成されてい
る。ここで、このn側GaAs基板はその(100)面
を用いるものとする。
【0019】以下、さらに詳細に説明する。図1、図2
に示すように、このLEDアレイは、n型GaAsから
なる基板13上に、n型GaAsバッファ層15、n型
AlyGa1-yAsクラッド層17が積層され、さらにそ
の上に個々のLED10に対応する島状部24としてノ
ンドープAlxGa1-xAs活性層19、p型AlzGa
1-zAsクラッド層21、p+型GaAsコンタクト層2
3が積層され、島状部の頂部に設けるコンタクトホール
26の部分を除いて絶縁膜25で被覆され、この絶縁膜
25上に個々のLED10に対応する個別電極としての
p側電極27のパターンが形成されている。なお、添え
字x、y、zはAlの混晶比を示し、例えばx=0.1
5、y=z=0.4とする事が出来る。
【0020】ここで、前述したように、発光部としての
ノンドープAlxGa1-xAs活性層19の上下両面を、
下面側はn型AlyGa1-yAsクラッド層17で、上面
側はp型AlzGa1-zAsクラッド層21で挟んだダブ
ルヘテロ構造となっており、そして、ノンドープAlx
Ga1-xAs活性層19、p型AlzGa1-zAsクラッ
ド層21は素子分離のために島状に加工された島状部2
4に位置している。
【0021】また、個別電極としてのp側電極27は、
その電極パッド部27aから島状部24の頂部にわたっ
て延びるようパターン形成されている。しかも、このp
側電極27は、島状部24の頂部においては絶縁膜25
に開口された「コの字形状」のコンタクトホール26の
「コの字形状」パターンの凹部にはいり込むように突出
した絶縁膜の突き出し部25a上を全て覆い且つその周
辺端部でコンタクトホール26に露出したコンタクト層
23と電気的に接続するようにパターン形成されてい
る。そして、電極パッド部27aは図1(A)に示すよ
うに千鳥上に配設している。またn型GaAS基板11
の裏面には各LEDの共通電極としてのn側電極31が
形成されている。このようにして各々の島状部24に対
応するp側電極27からn側電極31にわたる部分がそ
れぞれ個々のLED部10として構成される。
【0022】この構造により、発光動作時は、所定のp
側電極とn側電極間に電圧を印加することにより、島状
部24に位置するp側電極27の中心部は絶縁膜25の
突き出し部25aにより遮蔽されて電流が流れず、コン
タクト層23と接しているp側電極の周辺端部からコン
タクト層23を通ってn側電極側に流れる。従って、電
極の周辺端部直下が最も効率良く発光する。しかも、突
き出し部25aの両側及び先端の近傍から発光する。こ
れにより、面発光型LEDにおいて、活性層19で発光
した光は、ほとんど電極に遮られる事なく外部に取り出
す事が可能になる。
【0023】次に、図3を参照して、第1の実施の形態
に係るダブルへテロ構造のLEDアレイの製造工程につ
いて説明する。
【0024】まず、図3(A)に示すように、n型Ga
As基板13上に、n型GaAsバッファ層15、n型
AlyGa1-yAsクラッド層17、ノンドープAlx
1-xAs活性層19、p型AlzGa1-zAsクラッド
層21、p+型GaAsコンタクト層23を順次エピタ
キシャル成長により積層形成する。ここで、添え字x、
y、zはAlの混晶比を示し、例えばx=0.15、y
=z=0.4とする事が出来る。
【0025】次に、図3(B)に示すように、ノンドー
プAlxGa1-xAs活性層19、p型AlzGa1-zAs
クラッド層21、p+型GaAsコンタクト層23をエ
ッチングにより島状に素子分離する。素子分離の方法は
特に限定されないが、ここではウェットエッチング法で
行う。もちろん、ドライエッチング法等を用いても良
い。ウェットエッチング法を用いる場合、そのエッチャ
ントとしては、例えば過酸化水素水とリン酸の溶液が使
用出来る。エッチング深さはノンドープ活性層19より
も深ければ特に限定されないが、ここではn型Aly
1-yAsクラッド層17表面が露出するまでとする。
このようにして個々のLED部10に対応する島状部2
4が形成され且つ島状部以外の部分ではn型AlyGa
1-yAsクラッド層17表面が露出した状態となる。
【0026】次に、図3(C)に示すように、島状部2
4及び露出されたn型AlyGa1-yAsクラッド層17
の表面を覆うように絶縁膜25を周知の方法により成膜
する。絶縁膜25は例えば酸化珪素、窒化珪素等が使用
出来る。
【0027】次に、図3(D)に示すように、周知のホ
トリソ技術およびエッチング技術により絶縁膜25を所
望の形状に加工する。この加工は、島状部24のコンタ
クト層23とp側電極27とが電気的に接続できるよう
にコンタクト層23の直上の絶縁膜25にコンタクトホ
ール26を開口し、かつ、後に形成されるp側電極27
の中心部に対応した位置に電流抑止用の絶縁膜25aを
残す様にする。この例では、このコンタクトホール26
の形状は「コの字形状」となっており、絶縁膜25は、
コンタクトホール26の「コの字形状」のパターンの凹
部にはいり込むように突出した突き出し部25aを持つ
パターンとなっている。この加工された絶縁膜25のパ
ターンの部分平面図を図4に示す。
【0028】次に、図3(E)に示すように、p側電極
27をリフトオフ法等の周知の方法により形成する。こ
のp側電極27は、「コの字形状」のコンタクトホール
26の「コの字形状」パターンの凹部にはいり込むよう
に突出した絶縁膜の突き出し部25a上を全て覆い且つ
その周辺端部でコンタクトホール26に露出したコンタ
クト層23と電気的に接続するようにパターン形成され
ている。また、この例では、p側電極27の先端近傍の
コンタクト層23はコンタクトホール26に露出させて
いる。このp側電極27は、コンタクト層23とオーミ
ック接続出来る材料であれば特に限定されない。このp
側電極27として、ここでは、例えば、Au/AuZn
/Auからなる積層構造の電極を用いている。また、n
型GaAs基板13の裏面には、n側電極31を形成す
る。このn側電極31はn型GaAs基板13とオーミ
ックコンタクトが取れる材料であれば特に限定されな
い。ここでは、例えば、AuGe/Ni/Auからなる
積層構造のn側電極を用いている。
【0029】この構造により、p側電極27とn側電極
31間に電圧を印加すると、p側電極27の中心部は絶
縁膜25aにより電流が流れず、コンタクト層23と接
するp側電極の周辺端部を通って電流は流れる。従っ
て、電極の周辺端部の直下が最も効率良く発光する。こ
れにより、面発光型LEDにおいて、活性層19で発光
した光は、ほとんど電極に遮られる事なく外部に取り出
す事が可能になる。
【0030】次に最後の工程(図示せず)として、所定
のダイシングを行う。すなわち、LEDアレイを複数形
成し終えた基板13をダイシングし、個々のLEDアレ
イに分離し、図1に示すような個々のLEDアレイが完
成する。
【0031】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。
【0032】図5は本発明の第2の実施の形態に係るL
EDアレイの構成を示す図であり、図5(A)はその要
部を示す部分平面図、図5(B)は図5(A)のA−
A’断面図である。また、図6は、図5(A)のB−
B’断面の拡大図である。また、説明に用いる各図にお
いて第1の実施の形態と同様な構成部については同一の
番号を付して示してある。
【0033】以下、図5(A)、(B)及び図6を参照
して、本発明の第2の実施の形態に係るLEDアレイに
ついて説明する。
【0034】このLEDアレイも、発光部としての活性
層19の上下両面をクラッド層17及び21で挟んでな
るダブルヘテロ構造を有するLED10をアレイ状に配
列して構成されている。このLEDアレイの各LED
は、n型GaAs基板13を共通の基板として用い、n
型GaAs基板13上にモノリシックに形成されてい
る。ここで、このn側GaAs基板はその(100)面
を用いるものとする。
【0035】以下、さらに詳細に説明する。図5、図6
に示すように、このLEDアレイは、n型GaAsから
なる基板13上に、n型GaAsバッファ層15、n型
AlyGa1-yAsクラッド層17が積層され、さらにそ
の上に個々のLED10に対応する島状部24としてノ
ンドープAlxGa1-xAs活性層19、p型AlzGa
1-zAsクラッド層21、p+型GaAsコンタクト層2
3が積層され、島状部24の頂部に設けるコンタクトホ
ール26の部分を除いて絶縁膜25で被覆され、この絶
縁膜25上に個々のLED10に対応する個別電極とし
てのp側電極27のパターンが形成されている。なお、
添え字x、y、zはAlの混晶比を示し、例えばx=
0.15、y=z=0.4とする事が出来る。
【0036】ここで、前述したように、発光部としての
ノンドープAlxGa1-xAs活性層19の上下両面を、
下面側はn型AlyGa1-yAsクラッド層17で、上面
側はp型AlzGa1-zAsクラッド層21で挟んだダブ
ルヘテロ構造となっており、そして、ノンドープAlx
Ga1-xAs活性層19、p型AlzGa1-zAsクラッ
ド層21は素子分離のために島状に加工された島状部に
位置している。
【0037】また、個別電極としてのp側電極27は、
その電極パッド部27aから島状部24の頂部にわたっ
て延びるようパターン形成されている。しかも、このp
側電極27は、島状部24の頂部においては絶縁膜25
に開口された「四角形の中央部を絶縁膜25からなる分
離部25bでその一方の部分26aと他方の部分26b
に分割された形状」のコンタクトホール26の各部分2
6aと26bとに挟まれた絶縁膜25からなる分離部2
5b上を全て覆い且つその周辺(端部)でコンタクトホ
ール26(各部分26a、26b)に露出したコンタク
ト層23と電気的に接続するようにパターン形成されて
いる。そして、電極パッド部27bは図1(A)に示す
ように千鳥上に配設している。またn型GaAs基板1
3の裏面には各LEDの共通電極としてのn側電極31
が形成されている。このようにして各々の島状部24に
対応するp側電極27からn側電極31にわたる部分が
それぞれ個々のLED部10として構成される。
【0038】この構造により、発光動作時は、所定のp
側電極とn側電極間に電圧を印加することにより、島状
部に位置するp側電極27の中心部は絶縁膜25からな
る分離部25bにより電流が流れず、コンタクト層23
と接するp側電極の端部からコンタクト層23を通って
n側電極側に流れる。従って、電極の端部直下が最も効
率良く発光する。しかも、分離部25bの両側の近傍か
ら発光する。これにより、面発光型LEDにおいて、活
性層19で発光した光は、ほとんど電極に遮られる事な
く外部に取り出す事が可能になる。
【0039】次に、図7を参照して、第2の実施の形態
に係るLEDアレイの製造工程について説明する。
【0040】まず、図7(A)に示す各エピタキシャル
成長層17、19、21、23の積層工程、図7(B)
に示す島状部24に素子分離する工程、図7(C)に示
す絶縁膜25形成工程は、それぞれ、第1の実施の形態
において説明した図3(A)に示す各エピタキシャル成
長層17、19、21、23の積層工程、図3(B)に
示す島状部24に素子分離する工程、図3(C)に示す
絶縁膜25形成工程と同様である。従って、その説明は
重複するため、ここでは省略する。
【0041】図7(A)〜図7(C)の工程を実施後、
次に、図7(D)に示すように、周知のホトリソ技術お
よびエッチング技術により絶縁膜25を所望の形状に加
工する。この加工は、島状部のコンタクト層23とp側
電極27とが電気的に接続できるようにコンタクト層2
3の直上の絶縁膜25にコンタクトホール26を開口
し、かつ、後に形成されるp側電極の中心部に対応した
位置に電流抑止用の絶縁膜25aを残す様にする。ここ
で、このコンタクトホール26の形状は「四角形の中央
部を絶縁膜25からなる分離部25bで2つの部分26
a、26bに分割された形状」となっている。この加工
された絶縁膜25のパターンの部分平面図を図8に示
す。
【0042】次に、図7(E)に示すように、p側電極
27をリフトオフ法等の周知の方法により形成する。こ
のp側電極27は、コンタクトホール26の各部分26
aと26bとに挟まれた絶縁膜25の分離部25b上を
全て覆い且つその周辺(端部)でコンタクトホール26
(各部分26a、26b)に露出したコンタクト層23
と電気的に接続するようにパターン形成されている。こ
のp側電極27は、複合半導体基板11のコンタクト層
23とオーミック接続出来る材料であれば特に限定され
ない。このp側電極27として、ここでは、例えば、A
u/AuZn/Auからなる積層構造の電極を用いてい
る。また、n型GaAs基板13の裏面には、n側電極
31を形成する。このn側電極31はn型GaAs基板
13とオーミックコンタクトが取れる材料であれば特に
限定されない。ここでは、例えば、AuGe/Ni/A
uからなる積層構造のn側電極を用いている。
【0043】この構造により、p側電極27とn側電極
31間に電圧を印加すると、p側電極27の中心部は絶
縁膜25bにより電流が流れず、コンタクト層23と接
する27p側電極の周辺端部を流れる。従って、p側電
極27の周辺端部直下が最も効率良く発光する。これに
より、面発光型LED10において、活性層19で発光
した光は、ほとんどp側電極27に遮られる事なく外部
に取り出す事が可能になる。
【0044】次に最後の工程(図示せず)として、所定
のダイシングを行う。すなわち、LEDアレイが複数形
成し終えたn型GaAs基板13をダイシングし、個々
のLEDアレイに分離し、図5に示すような個々のLE
Dアレイが完成する。
【0045】なお、図7(E)のp側電極の形成工程の
際に、電極マスクパターンが前後左右のいずれかの方向
にずれた場合においても、本構造においては、発光部に
占める電極の面積比および、p側電極27とp+型Ga
Asコンタクト層23との接触面積は常に一定となる。
従って、発光部を遮蔽する電極の面積の割合が常に一定
であるので、すべての発光部において、均一な光出力が
得られる。また、接触面積も一定であるため、均一な電
気特性を得る事が出来る。
【0046】なお、前述の各実施の形態では、発光部を
島状部24に素子分離したダブルへテロ構造のLEDア
レイの例について説明したが、本発明は、素子分離を、
島状部に加工する素子分離の方法ではなく、個々のLE
D間に溝を設ける素子分離、あるいは個々のLED間に
絶縁領域を設ける素子分離を行うタイプのダブルへテロ
構造のLEDアレイについても適用できるものである。
【0047】さらに、前述の各実施の形態では、ダブル
へテロ構造のLEDの例について説明したが、本発明
は、構造の単純なシングルヘテロ構造や、さらに発光効
率の良い、例えば量子井戸構造(例えばpn接合構造)
等のLED及びLEDアレイにも当然適用できるもので
ある。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、コンタクト層とそれに接続する電極との接続部に
おいて、コンタクト層と電極の中央部直下との間に電流
を抑止する絶縁膜が介在し、電極の周辺端部でコンタク
ト層と電気的に接続することにより、電流を電極の周辺
端部からコンタクト層に流す事が出来る。これにより、
電極の周辺端部付近で発光効率が最も高くなり、従来電
極に遮られて外部に取り出せなかった光の大部分を取り
出す事が出来る。従って、LEDの発光出力を大きいも
のに出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るLEDアレイ
の構成を示す図であり、図1(A)はその要部を示す部
分平面図、図1(B)は図1(A)のA−A’断面図で
ある。
【図2】図1(A)のB−B’断面の拡大図である。
【図3】第1の実施の形態に係るLEDアレイの製造工
程図である。
【図4】図3で用いられる絶縁膜のパターンの部分平面
図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るLEDアレイ
の構成を示す図であり、図5(A)はその要部を示す部
分平面図、図5(B)は図5(A)のA−A’断面図で
ある。
【図6】図5(A)のB−B’断面の拡大図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るLEDアレイ
の製造工程図である。
【図8】図7で用いられる絶縁膜のパターンの部分平面
図である。
【符号の説明】
10 LED 13 n型GaAs(100)基板 15 n型GaAsバッファ層 17 n型AlyGa1-yAsクラッド層 19 ノンドープAlxGa1-xAs活性層 21 p型AlzGa1-zAsクラッド層 23 p+型GaAsコンタクト層 24 島状部 25 絶縁膜 25a 絶縁膜の突き出し部 25b 分離部 26 コンタクトホール 26a コンタクトホール26の一方の部分 26b コンタクトホール26の他方の部分 27 p側電極 27a p側電極パッド部 31 n側電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小椋 茂樹 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 小泉 真澄 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C162 FA17 FA23 5F041 AA04 CA04 CA35 CA36 CA93 CB22 FF13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、少なくとも発光部と該発光部
    上に設けられたコンタクト層とを有し、該コンタクト層
    上に電極を設けた発光ダイオードにおいて、 前記コンタクト層と前記電極との間に部分的に介在する
    絶縁膜を設け、その直下に絶縁膜が存在しない前記電極
    の周辺端部で該電極と前記コンタクト層とが電気的に接
    続されていることを特徴とする発光ダイオード。
  2. 【請求項2】 基板上に、少なくとも発光部と該発光部
    上に設けられたコンタクト層とを有し、該コンタクト層
    上に電極を設けた発光ダイオードにおいて、 前記コンタクト層をコの字形状パターンに露出するコン
    タクトホールを設けた絶縁膜を備え、 前記電極が前記コンタクトホールのコの字形状パターン
    の凹部にはいり込むように突出した絶縁膜の突き出し部
    上を全て覆い且つその周辺端部でコンタクトホールに露
    出したコンタクト層と電気的に接続するようにパターン
    形成されていることを特徴とする発光ダイオード。
  3. 【請求項3】 基板上に、少なくとも発光部と該発光部
    上に設けられたコンタクト層とを有し、該コンタクト層
    上に電極を設けた発光ダイオードにおいて、 前記コンタクト層を四角形の中央部を絶縁膜からなる分
    離部で2つの部分に分割された形状のパターンに露出す
    るコンタクトホールを設けた絶縁膜を備え、 前記電極が、コンタクトホールの2つの部分に挟まれた
    絶縁膜からなる分離部上を全て覆い且つその周辺端部で
    コンタクトホールに露出したコンタクト層と電気的に接
    続するようにパターン形成されていることを特徴とする
    発光ダイオード。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの請求項に記
    載の発光ダイオードにおいて、前記発光部が前記基板上
    にモノリシックに形成されていることを特徴とする発光
    ダイオード。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかの請求項に記
    載の発光ダイオードにおいて、該発光ダイオードが、前
    記発光部としての活性層の上面及び下面をクラッド層で
    挟んでなるダブルヘテロ構造を有し、前記コンタクト層
    は活性層の上面上に設けられるクラッド層上に設けられ
    ることを特徴とする発光ダイオード。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかの請求項に記
    載の発光ダイオードを共通の前記基板上にアレイ状に配
    列したことを特徴とする発光ダイオードアレイ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の発光ダイオードアレイに
    おいて、個々の前記発光部が島状に素子分離されている
    ことを特徴とする発光ダイオードアレイ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1767373A2 (en) 2000-02-16 2007-03-28 Seiko Epson Corporation Ink cartridge for ink jet recording apparatus, connection unit and ink jet recording apparatus
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