JP2000228728A - カラー電子写真の画像処理方法及びその電子写真装置 - Google Patents
カラー電子写真の画像処理方法及びその電子写真装置Info
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Abstract
リーンの網点ピッチを等しくする。 【解決手段】本発明は、複数のドットからなる網点によ
り階調を表現する画像処理において、ドット内に画像再
生データに応じて所定の面積で所定の位置にある現像領
域にトナーを付着させる画像再生エンジンを利用する。
そして、単一のドットにより或いは隣接する複数のドッ
トにより形成される網点の重心位置を、ドットの中心か
ら任意の位置にずらすことで、所望のスクリーン角また
は所望の網点ピッチを実現する。その結果、無理正接の
スクリーン角を実現することができるとともに、複数色
のスクリーンでの網点ピッチをすべて等しくすることも
できる。
Description
なる網点によってハーフトーン処理を行うカラー電子写
真装置の画像処理方法及びその電子写真装置、更に、そ
の画像処理を行うプログラムを記録した記録媒体に関す
る。
写真装置は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
のトナーを利用してカラー画像の再生を行う。特に、カ
ラープリンタのうちレーザビームを利用して感光体ドラ
ム上に潜像を形成し、帯電したトナーにより現像し、現
像されたトナーによる画像を転写紙に転写するページプ
リンタは、レーザビームの照射領域をドット内において
種々変更することができ、単位面積当たりのドット数が
少ない場合でも、より高解像度で且つより高い階調のカ
ラー画像を再現することを可能にする。
像の階調再現の2値化手法として、ディザ法(Dither M
ethod )が広く利用される。このディザ法によれば、入
力信号である各色の階調データに対して、階調データと
画像再生情報との対応を有するディザマトリクス或いは
閾値マトリクス等と称される変換テーブルを参照し、そ
れぞれのドットでの表示の有無(1,0)を決定する。
そして、複数の隣接するドットでの表示の有無により網
点を生成し、その網点の大きさにより濃淡画像の中間階
調を再現する。
主走査方向と転写紙が送られる副走査方向とに沿って配
置され、各ドットの階調データの濃淡値が濃くなるに従
い、表示されるドットが発生して網点の成長核が生成さ
れ、更に階調データの濃淡値が濃くなると、表示される
ドットの数が増大して網点のサイズが次第に大きくな
る。
普及しているシアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
の各スクリーン角の組み合わせを示す図である。図示さ
れる通り、従来の方法では、4色のスクリーン角につい
て、イエローYが0°、シアンC(またはマゼンタM)
が15°、ブラックKが45°、マゼンタM(またはシ
アンC)が75°に設定される。
らすと、いわゆるモアレ縞が生成されることが知られて
いる。このモアレ縞の空間周波数を高くして目立たなく
する為には、2色間で約30°スクリーン角がずれてい
ることが最適であることが経験上確認されている。そし
て、イエローは、他の色に比較して比視感度が低く人間
の目にとって目立ちにくいことから、イエロー以外のシ
アン、マゼンタ、ブラックのスクリーン角をそれぞれ3
0°づつずらすことが行われている。更に、最も目立ち
やすいブラックについては、人間が認識しやすい縦横方
向の0°、90°から最も遠い45°に設定され、残る
シアンとマゼンタがそれぞれ15°、75°に設定され
る。そして、イエローは0°に設定される。人間が最も
認識しやすい縦横方向にイエローのスクリーン角が形成
されるが、イエローが最も目立ちにくいことから、さほ
どそのスクリーン角が目立つことはない。
ンタやシアンを15°または75°に設定し、それぞれ
の色のスクリーンをその角度に回転させてモアレ縞の発
生を抑えている。また、それぞれのスクリーンをそのま
ま回転させるので、それぞれの網点ピッチは等しく保た
れる。
用する電子写真装置において、画像再生データに基づい
て実際の画像を現像するエンジンでは、現像可能なドッ
トの配列は、常にレーザビームが走査される主走査方向
と、紙送りがされる副走査方向に固定され、印刷装置の
如くスクリーンを任意の角度に回転させることはできな
い。従って、電子写真装置においては、上記ディザ法の
ディザマトリクスの位置を適宜上下または左右にずらし
たり変換テーブルのデータを変更したりすることによ
り、所望のスクリーン角を再現することが行われる。
示す図である。この例では、m×mのディザマトリクス
40をずらして画像データに対応させることで、tanθ
=b/aなるスクリーン角θを実現させている。図2の
具体例では、ディザマトリクス40がX軸方向に4個ず
れる間に、Y方向に1個ずれているので、tanθ=1/
4になっている。破線で示したマトリクスは、正方マト
リクスと称され、ディザマトリクス40が複数含まれ
る。
質が良いとされるマゼンタやシアンのスクリーン角の1
5°や75°は、無理正接に対応する角度であり、上記
した主及び副走査方向に配置された限られた数のドット
を利用するかぎり、かかる無理正接の角度を再現するこ
とは不可能である。従って、従来の電子写真装置におい
ては、15°や75°に近い有理正接の角度に各スクリ
ーン角を設定することが行われていた。ここで、有理正
接とはtanθ=a/b(ただしa,bは整数)であり、
θ=15°、75°は有理正接にはならない。
とで、できるだけ15°や75°に近い有理正接の角度
を選択することも考えられる。ところが、上記エンジン
では、単位面積当たりの処理可能なドット数は、例えば
600dpi(dpi:ドット・パー・インチ)と少ない。従
って、ディザマトリクスサイズを大きくすることは、ラ
イン線数の減少を招き解像度の低下を招く。また、ディ
ザマトリクスのサイズを大きくすることは、それに対応
して必要となるガンマテーブルの数が増大することを意
味する。かかるガンマテーブルの数の増大は、変換テー
ブルを記録する記録媒体の容量の増大を招き、電子写真
装置のコストを押し上げてしまう。
方向)と紙送りの走査方向(副走査方向)に固定的に並
んだドットを利用して網点を形成する場合、異なるスク
リーン角を持つスクリーン間でそれらの網点ピッチを等
しくすることは困難である。従って、この点でも、電子
写真装置では産業用印刷装置と同等の画質を提供するこ
とを困難にしている。
らなる網点を利用して画像を再生するカラー電子写真装
置において、無理正接に対応するスクリーン角を実現で
きる画像処理方法、その電子写真装置、及び画像処理プ
ログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
なる網点を利用して画像を再生するカラー電子写真装置
において、複数の色に対応するスクリーンにおける網点
ピッチをそれぞれ等しくすることができる画像処理方
法、その電子写真装置、及び画像処理プログラムを記録
した記録媒体を提供することにある。
ぞれ少ない変換テーブルによって実現することにある。
めに、本発明は、複数のドットからなる網点により階調
を表現する画像処理において、ドット内に画像再生デー
タに応じて所定の面積で所定の位置にある現像領域にト
ナーを付着させる画像再生エンジンを利用する。そし
て、単一のドットにより或いは隣接する複数のドットに
より形成される網点の重心位置を、ドットの中心から任
意の位置にずらすことで、所望のスクリーン角または所
望の網点ピッチを実現する。その結果、無理正接のスク
リーン角を実現することができるとともに、複数色のス
クリーンでの網点ピッチをすべて等しくすることもでき
る。
レーザービームを一定方向に走査しながら照射する方式
の場合は、画像再生データに従ってパルス幅変調(PW
M)によりレーザの駆動パルス信号を適宜発生させるこ
とで、ドット毎のレーザービームの照射位置と照射面積
とを任意の位置、面積に制御することができる。
ラ内やホスト側のドライバ内に設けられる階調データと
画像再生情報との対応を有する変換テーブルの容量を小
さくするために、インデックス方式の変換テーブルを利
用する。かかる変換テーブルは、階調データと画像再生
データとの対応を有する複数のガンマテーブルと、複数
のドットを有するマトリクスに対応して、それぞれ参照
すべきガンマテーブルを示す参照データを有するパター
ンマトリクスとを有する。そうすることにより、パター
ンマトリクス内の参照データを一部重複させて、パター
ンマトリクス内の複数のドットに重複して同一のガンマ
テーブルを参照させるようにすることができる。
複数の色のトナーを利用し、複数のドットから形成され
る網点により前記各色の階調を表現して画像を再生する
カラー電子写真装置において、前記各色の階調データを
供給され、前記ドットに対応して作成され前記階調デー
タと画像再生情報との対応を有する変換テーブルを参照
して、前記階調データに基づき前記ドットに対する画像
再生データを前記各色毎に生成するハーフトーン処理部
と、前記画像再生データに対応する駆動信号を供給さ
れ、前記ドット内において前記画像再生データに対応す
る面積及び位置を有する現像領域に前記トナーを付着さ
せる画像再生エンジンとを有し、前記ハーフトーン処理
部は、前記複数の色の少なくとも1つの色に対するスク
リーン角を、実質的に無理正接の角度にする前記画像再
生データを生成することを特徴とする。
明は、複数の色のトナーを利用し、複数のドットから形
成される網点により前記各色の階調を表現して画像を再
生するカラー電子写真装置において、前記各色の階調デ
ータを供給され、前記ドットに対応して作成され前記階
調データと画像再生情報との対応を有する変換テーブル
を参照して、前記階調データに基づき前記ドットに対す
る画像再生データを前記各色毎に生成するハーフトーン
処理部と、前記画像再生データに対応する駆動信号を供
給され、前記ドット内において前記画像再生データに対
応する位置及び面積を有する現像領域に前記トナーを付
着させる画像再生エンジンとを有し、前記ハーフトーン
処理部は、前記複数の色の前記網点中心間距離を、実質
的に等しくする前記画像再生データを生成することを特
徴とする。
像処理方法、及びその画像処理を行うプログラムを記録
した記録媒体も提供する。
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
である。この例では、例えば600dpiのピッチで形成
されるドットD1〜D6内に、黒い領域で示された現像
領域を形成することで、一つの網点SPを生成する。か
かる網点の形成を、画像再生データに対してパルス幅変
調方式により変調された駆動パルスに従ってレーザダイ
オードを駆動して、それにより生成されるレーザービー
ムの照射を利用する電子写真の場合で説明する。
の領域にトナーが付着されるように、レーザービームが
照射される。なお、レーザービームは、例えばドットの
縦方向の直径を有し、図3中の横方向に走査しながら、
所望の領域に照射される。従って、ドットD1の場合
は、レーザを駆動する駆動パルスは、右側の約1/4の
領域に対応するタイミングと幅になる。タイミングを制
御することで現像位置を制御することができ、パルス幅
を制御することで現像面積を制御することができる。
ト領域左側の約1/10の領域にレーザービームが照射
される。それにより、隣接するドットD1の照射領域と
結合して所定の幅の現像領域が実現される。更に、ドッ
トD3では、ドット内全てにレーザービームが照射され
る。また、それに隣接するドットD4には、左側約2/
3の領域にレーザービームが照射される。それにより、
ドットD3とD4の照射領域は結合した太い現像領域に
なる。更に、同様にして、ドットD5には右側に約半分
のレーザービーム照射が行われ、ドットD6には左側に
約1/4の領域にレーザービームが照射される。
ドットD1,D2により形成される現像領域は、ドット
D5,D6により形成される現像領域よりも細く、それ
ぞれ隣接するドットD1,D2、ドットD3,D4、及
びドットD5,D6により形成される現像領域は、いず
れも左側にずれていることである。その結果、ドットD
1〜D6により形成される網点SPの重心位置(網点の
中心)は、図中Xにより示される通り、ドットD3〜D
6の中心位置よりも少し左上の位置になる。
せ、そこにトナーを定着させる電子写真装置の画像再生
エンジンでは、図3の如き領域にレーザービーム照射を
行っても、レーザービームの形状やトナーの定着特性に
より、最終的に再生される網点SPは、図3中の黒い領
域よりも丸みを帯びた形状になる。そして、それぞれの
ドットのレーザービーム照射位置と面積を適宜選択する
ことで、ドットの配列にかかわらず任意の位置に網点の
中心を形成することができる。
ナーを定着させる現像方式の場合、レーザ駆動用のパル
ス信号のタイミングとパルス幅を制御することで、ドッ
ト内の任意の位置に任意の面積の現像領域を生成するこ
とができる。かかる方法を利用することで、複数のドッ
トの現像領域を利用して網点を形成することで、網点の
位置をドットのピッチや配置にかかわらず任意の位置に
制御することができる。本発明はかかる点を利用するこ
とで、発生する網点位置を任意の位置に制御し、無理正
接のスクリーン角或いは任意の網点ピッチを再現する。
点の例であり、第1の実施の形態例において成長した網
点の例を示す図である。図4には、12行×12列のド
ットD1,1〜D12,12によって形成される複数の網点が示
される。そして、後述するとおり、ドットの階調データ
と画像再生情報との対応を有する変換テーブルは、12
×12のマトリクス構成である。
れる場合もあれば、4個の隣接するドットで形成される
場合もあり、それぞれの網点の中心は、ドットのピッチ
や配置にかかわらず所望の位置に設定される。例えば、
左下の原点ORに対して、水平方向をX軸、垂直方向をY
軸とする座標であらわすと、網点SP1の座標は(8.
2,2.0)、網点SP2の座標は(10.5,10.7)に設定さ
れる。そのために、網点SP1は4つの隣接するドット
により形成され、網点SP2は9つの隣接するドットに
より形成される。
リーン角(網点を結ぶ線の角度)は、垂直方向の線との
間に、14.81°になる。かかるスクリーン角は、無理正
接の角度である15°に極めて近い角度であり、実質的
に無理正接の角度といえる。更に、両網点間の距離は、
9.0ドット長になっている。網点SP1,SP2の間に
は2つの網点が存在しているので、図4の網点ピッチ
(網点間の直線距離)は、3.0ピッチになる。スクリー
ン角が0°のスクリーンにおいて、3.0ドット長の網点
ピッチにすることは、容易であるので、図4の例は、ス
クリーン角0°のスクリーンと同じ網点ピッチを持つこ
とができることが理解される。
15°のスクリーン角を実現することができるし、その
場合の網点ピッチを上記と同様の3.0ドット長にするこ
ともできる。
テーブルを示す図である。変換テーブルは通常電子写真
装置内のコントローラ内に設けられたハーフトーン処理
部に格納される。図5(A)の画像データは、各ドット
に対応する領域の各色の階調データを有する。この階調
データは、RGBの色空間に対応する場合もあれば、Y
MCKの色空間に対応する場合もある。カラー電子写真
装置では、YMCKのトナーを利用することが一般的で
あり、その場合は、画像データはYMCKそれぞれの階
調データを有する。
ターンマトリクスと図5(C)のγテーブルを有する変
換テーブルが対応付けられる。パターンマトリクスは、
本実施の形態例では12×12の行列からなり、パター
ンマトリクスの参照番号i(i=1〜144)に対する
γテーブルが、図5(C)のγテーブル内に格納され
る。例えば画像データのドットPに対するパターンマト
リクスの参照番号は27とすると、そのドットPは、γ
テーブル内の参照番号27に対応するγテーブルによ
り、画像再生情報が決定される。すなわち、参照番号2
7に対応するγテーブルを参照して、入力レベルである
画像データの階調データに対する出力値である画像再生
情報が読み出される。
記の変換テーブルにより決定された画像再生情報を、パ
ルス幅変調方式により変調したレーザ駆動パルスを供給
され、その駆動パルスに従ってレーザダイオードを駆動
し、レーザービームを感光ドラムに照射する。それによ
り、ドット内の右側または左側における所望の面積領域
だけにレーザービームが照射され、トナーが付着され
る。従って、γテーブルの出力である画像再生情報に
は、照射面積に対応するパルス幅データに加えて、ドッ
トの右側か左側かのデータも含まれる。
ーンマトリクスの例を示す図である。上記の通りこのパ
ターンマトリクスは12行×12列のマトリクスであ
り、全部で1〜144の参照番号が行列内に重複するこ
となく割り当てられる。
ーブルの概略例である。γテーブルは、階調データの入
力レベルに対して、どの程度の面積でドットの右側また
は左側にレーザービームを照射すべきかの画像再生情報
からなる出力を対応づけたテーブルである。図7の例で
は、参照番号jのγテーブルは、入力レベルが低い段階
で高い出力レベルに変換する例であり、パターンマトリ
クス内で比較的低い階調レベルに対して成長するドット
に対応する。参照番号mのγテーブルは、入力レベルに
ほぼ比例する出力レベルを有する例であり、パターンマ
トリクス内で比較的中間の階調レベルに対して成長する
ドットに対応する。そして、参照番号pのγテーブル
は、入力レベルが低い段階では成長せず、入力レベルが
比較的高い階調になって初めて成長するドットに対応す
る。
のパターンマトリクスに144種類のγテーブルを対応
付けている。従って、図7に示したγテーブルも、14
4種類のγ曲線を有する。
リーン角が異なるスクリーンで網点ピッチを等しくする
ためには、パターンマトリクスを例えば1000×1000のよ
うに膨大な大きさにすれば理論的には実現可能である。
しかし、カラーページプリンタなどのような電子写真装
置では、そのような膨大な大きさのパターンマトリクス
を利用することは、第1に、エンジンの解像度(dpi)
に限界があり不可能に近く、また第2に、600dpi程
度で実現しようとすると、網点ピッチが大きくなりすぎ
(従ってライン線数が少なくなり)再生される画像の解
像度が極端に低下してしまう。そこで、第1の実施の形
態例では、ドット内の所望の位置及び面積を有する現像
領域を画像再生情報により制御することで、小さいパタ
ーンマトリクスであっても成長する網点の位置をドット
のピッチや配置に拘束されない任意の位置に制御して、
無理正接のスクリーン角或いは等しい網点ピッチを実現
する。
2行×12列のパターンマトリクスにしても依然として
144通りのγテーブルを設ける必要がある。かかる多
くのγテーブルを設けることは、大容量のメモリ領域を
必要とする。
減らすために入力レベルに対して同等の出力が対応付け
されている隣接γテーブルをまとめて、全体のγテーブ
ルの数を減らす。
デックス方式の変換テーブルを示す図である。図5に示
した変換テーブルのようにパターンマトリクスの各要素
に1つずつ個別のγテーブルが与えられていたのと異な
り、このインデックス方式では、パターンマトリクスの
各要素にはγテーブルのインデックスが与えられ、イン
デックステーブルを参照することによりγテーブルが求
められる。従って、パターンマトリクスの複数の要素が
1つのγテーブルを用いることができ、γテーブルの数
をパターンマトリクスと独立して小さく設定することが
できる。
2で示した通り、縦横に所定量離れたところで完全に同
じパターンが現れる。従って、有限のサイズの正方マト
リクスで誤差なく指定することができる。しかも、正方
マトリクス内に完全に同じパターンが現れる。その意味
から有理正接スクリーンに対しては上記のインデックス
法による変換テーブルはメリットがある。
には同じパターンを持つドットは現れない。そこで、第
2の実施の形態例では、144個のγマトリクスを、第
1にドット内で右側の位置に現像領域(レーザ照射領
域)を持つものと、左側の位置に現像領域を持つものと
に分類し、第2に、それぞれ分類された複数のγテーブ
ルのうち、入力レベルに対して同等の出力が対応付けさ
れている隣接γテーブルをまとめる。そして、そのよう
にしてまとめられた隣接γテーブルに、同じインデック
スが与えられる。
ーンマトリクスの例を示す図である。図9のパターンマ
トリクスは、図8におけるパターンマトリクス(B)と
インデックステーブル(C)とを一つのパターンマトリ
クスにして表している。図6に示した第1の実施の形態
例のパターンマトリクスが、12行×12列の全ての要
素に異なるγテーブルが割り当てられているのに対し
て、図9の例では、12行×12列の144個の要素内
に36種類のγテーブルが割り当てられている。図9の
144個の要素内の番号はγテーブルのインデックスを
示す。従って、一部重複してγテーブルが割り当てられ
ることが理解される。例えば、パターンマトリクスのD
1,1、D1,4、D2,7、D3,10、D7,12、D10,11には、同
じ1番のγテーブルが割り当てられる。
じで、入力に対する出力値が非常に近いγテーブルをま
とめることで、全体のγテーブルの数を減らすことがで
きる。即ち、図7に示したγテーブルのうち、隣接する
γテーブルが一つにまとめられる。
長した網点の例を示す図である。この例においても、各
ドット内の現像領域は、左右の位置とそれぞれの面積と
がドット毎に異なる。その結果、成長した網点SP1の
中心座標は(8.2、2.0)となり、網点SP2の座標は
(10.5、10.7)になり、図4と同様の網点位置を得るこ
とができた。この時のスクリーン角θは約15゜、網点
ピッチは3.0になるのも、図4と同様である。
図4におけるドットD1,1、D1,4、D2,7、D3,10、D
7,12、D10,11は、ドットの右側領域が現像されている
か或いはほとんど現像されていないものであるのに対し
て、図10におけるそれらのドットは、全て同じγテー
ブルが割り当てられた結果、全て右側領域に同じ面積だ
け現像されている。
システムの構成図である。この例では、ホストコンピュ
ータ50において、RGBそれぞれの階調データ(各8
ビットで合計24ビット)からなる画像データ56が生
成され、ページプリンタなどの電子写真装置60に与え
られる。ページプリンタなどの電子写真装置60は、供
給された画像データ56をもとにカラー画像を再現す
る。電子写真装置60内には、画像処理を行ってエンジ
ンにレーザの駆動データ69を供給するコントローラ6
2と、その駆動データ69に従って画像の再生を行うエ
ンジン70とを有する。
プロセッサや図形ツールなどのアプリケーションプログ
ラム52により、文字データ、図形データ及びビットマ
ップデータ等が生成される。これらのアプリケーション
プログラム52により生成されたそれぞれのデータは、
ホストコンピュータ50内にインストールされている電
子写真装置用のドライバ54により、ラスタライズさ
れ、画素またはドット毎のRGB各色の階調データから
なる画像データ56に変換される。
クロプロセッサが内蔵され、そのマイクロプロセッサと
インストールされている制御プログラムにより、色変換
部64、ハーフトーン処理部66及びパルス幅変調部6
8等を含むコントローラ62が構成される。また、エン
ジン70は、例えばレーザドライバ72が、駆動データ
69に基づいて、画像描画用のレーザダイオード74を
駆動する。エンジン70には、感光ドラムや転写ベルト
等とその駆動部が含まれるが、図11では省略されてい
る。
給された各ドット毎のRGBの階調データ56を、RG
Bと補色関係にあるCMYKの階調データ10に変換す
る。CMYKの階調データ10は各色8ビットずつの階
調データであり、最大で256階調を有する。尚、色変
換部64は、ドット毎のRGB階調データ56から、C
MYK各色のプレーンのドット毎の階調データ10に変
換する。従って、ハーフトーン処理部66は、各色のプ
レーン毎に、ドットに対応した階調データ10を供給さ
れる。
調データ10に対して、予め作成された階調データと画
像再生情報との対応を有する変換テーブルを参照して、
各ドットに対する画像再生データ30を生成する。この
ハーフトーン処理部66は、例えば多値ディザ法を利用
して、ハーフトーンを表現する画像再生データ30を生
成する。例えば、図5,6,7や図8,9に示したパタ
ーンマトリクスとγテーブルからなる変換テーブルを使
用することで、各ドット毎に左右の領域と面積とを示す
画像再生データ30を生成することができる。
トーン処理部66は、多値ディザ法を利用することで、
例えばカラープリンタ等の600dpi程度の少ないド
ット密度において、網点ピッチが小さく従ってライン線
数が多く解像度が高く、且つドット位置にかかわらず任
意の位置に網点の中心を設定することができる。それに
より、無理正接スクリーンを実現でき、スクリーン角が
異なる複数色のスクリーンの網点ピッチをほぼ等しくす
ることもできる。
である。このシステム構成例は、図11に示したシステ
ム構成例の変形例である。図12のシステムでは、ホス
トコンピュータ50にインストールされているドライバ
80が、ラスタライズ機能54、色変換機能64及びハ
ーフトーン処理機能66とを有する。これらの各機能5
4,64,66は、図11に示した同じ引用番号の機能
と同じである。そして、ハーフトーン処理機能により生
成された各色毎の画像再生データ(パルス幅データ)3
0が、ページプリンタなどの電子写真装置60内に設け
られたコントローラ62のパルス幅変調部68に供給さ
れ、所望の駆動データ69に変換され、エンジン70に
与えられる。
ータ側にインストールされるドライバ80により、色変
換処理とハーフトーン処理とが行われる。図11の例で
は、色変換処理とハーフトーン処理とは、電子写真装置
内のコントローラで行っていたが、図12の例ではホス
トコンピュータ50側で行う。電子写真装置60の低価
格化が要求される場合は、コントローラ62の能力を下
げて価格を抑えることが要求される。その場合は、ホス
トコンピュータにインストールされるドライバプログラ
ムにより、図11のコントローラが行っていた機能の一
部である色変換処理とハーフトーン処理とを代わりに実
現することが有効である。ドライバ80にてハーフトー
ン処理が実現される場合、上記したハーフトーン処理手
順をコンピュータに実行させるプログラムが格納された
記憶媒体が、ホストコンピュータ50内に内蔵される。
密度しか再現できない電子写真装置において、網点ピッ
チを小さくして解像度を高く保って、実質的に無理正接
のスクリーン角を実現することができる。また、限られ
たドット密度において、スクリーン角が異なる色のスク
リーンの網点ピッチを全てほぼ等しくすることができ
る。
シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各スクリー
ン角の組み合わせを示す図である。
る。
を示す図である。
す図である。
スの例を示す図である。
図である。
の変換テーブルを示す図である。
スの例を示す図である。
例を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】複数の色のトナーを利用し、複数のドット
から形成される網点により前記各色の階調を表現して画
像を再生するカラー電子写真装置において、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
て作成され前記階調データと画像再生情報との対応を有
する変換テーブルを参照して、前記階調データに基づき
前記ドットに対する画像再生データを前記各色毎に生成
するハーフトーン処理部と、 前記画像再生データに対応する駆動信号を供給され、前
記ドット内において前記画像再生データに対応する面積
及び位置を有する現像領域に前記トナーを付着させる画
像再生エンジンとを有し、 前記ハーフトーン処理部は、前記複数の色の少なくとも
1つの色に対するスクリーン角を、実質的に無理正接の
角度にする前記画像再生データを生成することを特徴と
するカラー電子写真装置。 - 【請求項2】複数の色のトナーを利用し、複数のドット
から形成される網点により前記各色の階調を表現して画
像を再生するカラー電子写真装置において、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
て作成され前記階調データと画像再生情報との対応を有
する変換テーブルを参照して、前記階調データに基づき
前記ドットに対する画像再生データを前記各色毎に生成
するハーフトーン処理部と、 前記画像再生データに対応する駆動信号を供給され、前
記ドット内において前記画像再生データに対応する位置
及び面積を有する現像領域に前記トナーを付着させる画
像再生エンジンとを有し、 前記ハーフトーン処理部は、前記複数の色の前記網点中
心間距離を、実質的に等しくする前記画像再生データを
生成することを特徴とするカラー電子写真装置。 - 【請求項3】請求項1または2において、 前記画像再生エンジンは、前記現像領域にビームを照射
することにより前記トナーを付着させ、 前記画像再生データは、前記ドット内のビーム走査方向
におけるビーム照射位置及び照射面積に対応するデータ
を含むことを特徴とするカラー電子写真装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記変換テーブルは、 前記階調データと前記画像再生データとの対応を有する
複数のガンマテーブルと、 前記複数のドットを有するマトリクスに対応して、それ
ぞれ参照すべき前記ガンマテーブルを示す参照データを
有するパターンマトリクスとを有することを特徴とする
カラー電子写真装置。 - 【請求項5】請求項4において、 前記パターンマトリクス内の前記参照データは一部重複
し、前記パターンマトリクス内の複数のドットに重複し
て同一のガンマテーブルが参照されることを特徴とする
カラー電子写真装置。 - 【請求項6】複数の色のトナーを利用し、複数のドット
から形成される網点により前記各色の階調を表現して画
像を再生するカラー電子写真の画像処理方法において、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
て作成され前記階調データと画像再生情報との対応を有
する変換テーブルを参照して、前記階調データに基づき
前記ドットに対する画像再生データを前記各色毎に生成
するハーフトーン処理工程と、 前記画像再生データに対応する駆動信号を供給され、前
記ドット内において前記画像再生データに対応する面積
及び位置を有する現像領域に前記トナーを付着させる画
像再生工程とを有し、 前記ハーフトーン処理工程は、前記複数の色の少なくと
も1つの色に対するスクリーン角を、実質的に無理正接
の角度にする前記画像再生データを生成することを特徴
とするカラー電子写真の画像処理方法。 - 【請求項7】複数の色のトナーを利用し、複数のドット
から形成される網点により前記各色の階調を表現して画
像を再生するカラー電子写真の画像処理方法において、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
て作成され前記階調データと画像再生情報との対応を有
する変換テーブルを参照して、前記階調データに基づき
前記ドットに対する画像再生データを前記各色毎に生成
するハーフトーン処理工程と、 前記画像再生データに対応する駆動信号を供給され、前
記ドット内において前記画像再生データに対応する位置
及び面積を有する現像領域に前記トナーを付着させる画
像再生工程とを有し、 前記ハーフトーン処理工程は、前記複数の色の前記網点
中心間距離を、実質的に等しくする前記画像再生データ
を生成することを特徴とするカラー電子写真の画像処理
方法。 - 【請求項8】複数の色のトナーを利用し、複数のドット
から形成される網点により前記各色の階調を表現して画
像を再生するカラー電子写真の画像処理手順を、コンピ
ュータに実行させる画像処理プログラムを記録した記録
媒体において、 前記画像処理手順は、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
て作成され前記階調データと画像再生情報との対応を有
する変換テーブルを参照して、前記階調データに基づき
前記ドットに対する画像再生データを前記各色毎に生成
するハーフトーン処理手順を有し、 前記画像再生データは、前記ドット内において現像領域
の位置及び面積についてのデータを有し、前記ハーフト
ーン処理手順は、前記複数の色の少なくとも1つの色に
対するスクリーン角を、実質的に無理正接の角度にする
前記画像再生データを生成することを特徴とするカラー
電子写真の画像処理プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項9】複数の色のトナーを利用し、複数のドット
から形成される網点により前記各色の階調を表現して画
像を再生するカラー電子写真の画像処理手順を、コンピ
ュータに実行させる画像処理プログラムを記録した記録
媒体において、 前記画像処理手順は、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
て作成され前記階調データと画像再生情報との対応を有
する変換テーブルを参照して、前記階調データに基づき
前記ドットに対する画像再生データを前記各色毎に生成
するハーフトーン処理手順を有し、 前記画像再生データは、前記ドット内において現像領域
の位置及び面積についてのデータを有し、前記ハーフト
ーン処理手順は、前記複数の色の前記網点中心間距離
を、実質的に等しくする前記画像再生データを生成する
ことを特徴とするカラー電子写真の画像処理プログラム
を記録した記録媒体。
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