JP2000229336A - 成形用金型 - Google Patents
成形用金型Info
- Publication number
- JP2000229336A JP2000229336A JP11032960A JP3296099A JP2000229336A JP 2000229336 A JP2000229336 A JP 2000229336A JP 11032960 A JP11032960 A JP 11032960A JP 3296099 A JP3296099 A JP 3296099A JP 2000229336 A JP2000229336 A JP 2000229336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- nozzle
- sprue bush
- temperature
- mold
- Prior art date
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- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 成型機のノズルがスプルブッシュに接しても
温度低下することがなく、コールドスラグが発生し難い
成形用金型を提供すること。 【解決手段】 スプルブッシュ3のノズルタッチ部32
を断熱材にて形成し、成形機のノズル内の成形材料の温
度が低下しないようにした。
温度低下することがなく、コールドスラグが発生し難い
成形用金型を提供すること。 【解決手段】 スプルブッシュ3のノズルタッチ部32
を断熱材にて形成し、成形機のノズル内の成形材料の温
度が低下しないようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、合成樹脂の成形
用金型に係るもので、より詳しくは、成形用金型のスプ
ルブッシュの改良に関するものである。
用金型に係るもので、より詳しくは、成形用金型のスプ
ルブッシュの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製品は射出成形法等により成形
されることが多いが、このときに用いられる成形用金型
は、開閉可能にされた固定型と可動型からなり、両型は
閉合して内部に成形品に該当する空間部分のキャビティ
を形成するようになっており、固定型には、成型機のノ
ズルからの成形材料をキャビティ又はランナに導く流路
のスプルを備えたスプルブッシュが設けられている。
されることが多いが、このときに用いられる成形用金型
は、開閉可能にされた固定型と可動型からなり、両型は
閉合して内部に成形品に該当する空間部分のキャビティ
を形成するようになっており、固定型には、成型機のノ
ズルからの成形材料をキャビティ又はランナに導く流路
のスプルを備えたスプルブッシュが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スプルブッ
シュは、機械構造用炭素鋼、炭素工具鋼等の金属材料か
ら製せられており、少なくとも成形中は成型機のノズル
の成形材料吐出口部と当接しており、スプルブッシュの
温度は成型機のノズルに比してかなり温度が低いため、
ノズル温度は低下する。そのため、ノズル内部の成形材
料の温度が低下して硬化し、いわゆるコールドスラグの
発生原因になり易いという問題があった。
シュは、機械構造用炭素鋼、炭素工具鋼等の金属材料か
ら製せられており、少なくとも成形中は成型機のノズル
の成形材料吐出口部と当接しており、スプルブッシュの
温度は成型機のノズルに比してかなり温度が低いため、
ノズル温度は低下する。そのため、ノズル内部の成形材
料の温度が低下して硬化し、いわゆるコールドスラグの
発生原因になり易いという問題があった。
【0004】すなわち、射出成形法での成形機のノズル
内の成形材料の温度(樹脂温)は、射出開始−保圧−型
冷却−成形品取り出しまでの1成形サイクルの時間経過
によって変化する。従来は、図3の点線Bで示すとお
り、射出が始まると成形機内で高温に溶融された樹脂が
ノズルを通過するので、ノズル内の樹脂温は上昇してい
くが、保圧時間に到ると溶融樹脂の流れは止まり、低温
のスプルブッシュにより急速に熱を奪われて低下する。
樹脂温は型冷却に伴って更に低下し、その傾向は成形品
の取り出しまで続くことになる。
内の成形材料の温度(樹脂温)は、射出開始−保圧−型
冷却−成形品取り出しまでの1成形サイクルの時間経過
によって変化する。従来は、図3の点線Bで示すとお
り、射出が始まると成形機内で高温に溶融された樹脂が
ノズルを通過するので、ノズル内の樹脂温は上昇してい
くが、保圧時間に到ると溶融樹脂の流れは止まり、低温
のスプルブッシュにより急速に熱を奪われて低下する。
樹脂温は型冷却に伴って更に低下し、その傾向は成形品
の取り出しまで続くことになる。
【0005】このようなノズル内に留まっている温度低
下した樹脂は、次の射出の際、スプル等を経てキャビテ
ィ内に入るが、温度が低いため他の樹脂との融着が悪
く、いわゆるコールドスラグと称する成形不良が発生す
る原因になっていた。
下した樹脂は、次の射出の際、スプル等を経てキャビテ
ィ内に入るが、温度が低いため他の樹脂との融着が悪
く、いわゆるコールドスラグと称する成形不良が発生す
る原因になっていた。
【0006】この発明は、上記の点に鑑み、成型機のノ
ズルがスプルブッシュに接しても温度低下することがな
く、コールドスラグが発生し難い成形用金型を提供する
ことを目的とする。
ズルがスプルブッシュに接しても温度低下することがな
く、コールドスラグが発生し難い成形用金型を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の成形用金型
は、スプルブッシュのノズルタッチ部が断熱材にて形成
されていることを特徴としている。
は、スプルブッシュのノズルタッチ部が断熱材にて形成
されていることを特徴としている。
【0008】この発明において、断熱材とは、従来のス
プルブッシュを形成している機械構造用炭素鋼、炭素工
具鋼等の金属材料に比して熱伝導率の小さい素材をいう
ものであって、例えば、熱硬化性樹脂、セラミックス等
があげられる。
プルブッシュを形成している機械構造用炭素鋼、炭素工
具鋼等の金属材料に比して熱伝導率の小さい素材をいう
ものであって、例えば、熱硬化性樹脂、セラミックス等
があげられる。
【0009】(作用)この発明の成形用金型は、成型機
のノズルがスプルブッシュのノズルタッチ部に接して
も、ノズルタッチ部が断熱材で形成されているから、ノ
ズルの熱がスプルブッシュに伝わり難く、ノズル温度が
低下せず成形材料の温度低下が少なく硬化しない。した
がって、コールドスラグの発生が抑制される。
のノズルがスプルブッシュのノズルタッチ部に接して
も、ノズルタッチ部が断熱材で形成されているから、ノ
ズルの熱がスプルブッシュに伝わり難く、ノズル温度が
低下せず成形材料の温度低下が少なく硬化しない。した
がって、コールドスラグの発生が抑制される。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の成形用金型の実施の形
態を図面を参照して説明する。図1はこの発明の成形用
金型の一例を示す断面図、図2はスプルブッシュの拡大
断面図である。図1及び図2において、1は固定型、2
は可動型、3はスプルブッシュ、4はキャビティであ
る。
態を図面を参照して説明する。図1はこの発明の成形用
金型の一例を示す断面図、図2はスプルブッシュの拡大
断面図である。図1及び図2において、1は固定型、2
は可動型、3はスプルブッシュ、4はキャビティであ
る。
【0011】固定型1は、スプルブッシュ3を備える
他、固定側取付け板11、固定側型板12、ロケートリ
ング13等から構成されている。可動型2は、可動側取
付け板21、可動側型板22、コア23、受け板24、
スペーサブロック25、突出し板26、突出し板27、
突出しピン28等から構成されている。
他、固定側取付け板11、固定側型板12、ロケートリ
ング13等から構成されている。可動型2は、可動側取
付け板21、可動側型板22、コア23、受け板24、
スペーサブロック25、突出し板26、突出し板27、
突出しピン28等から構成されている。
【0012】固定型1と可動型2とが閉合し、固定側型
板12、可動側型板22及びコア23に囲まれた、成形
品に該当する空間部分のキャビティ4が形成される。
板12、可動側型板22及びコア23に囲まれた、成形
品に該当する空間部分のキャビティ4が形成される。
【0013】スプルブッシュ3は、スプルブッシュ本体
31と成形機のノズル5が当接する側のノズルタッチ部
32とから構成されている。スプルブッシュ本体31
は、従来のものと同様、機械構造用炭素鋼、炭素工具鋼
等の金属材料から製せられているが、ノズルタッチ部3
2は、熱硬化性樹脂やセラミックス等の断熱材を素材と
して形成され、かつ入れ子タイプとし、交換可能のもの
としている。
31と成形機のノズル5が当接する側のノズルタッチ部
32とから構成されている。スプルブッシュ本体31
は、従来のものと同様、機械構造用炭素鋼、炭素工具鋼
等の金属材料から製せられているが、ノズルタッチ部3
2は、熱硬化性樹脂やセラミックス等の断熱材を素材と
して形成され、かつ入れ子タイプとし、交換可能のもの
としている。
【0014】このノズルタッチ部32は、成形材料の流
路321と、成型機のノズル5に接するノズルタッチ面
322を備えている。この流路321はスプルブッシュ
本体31の成形材料の流路311に連通し両者でスプル
を構成している。なお、図示の成形用金型では、スプル
がそのままゲートとなるダイレクトゲート方式を採用し
ているが、スプルブッシュ3のスプルがランナ、制限ゲ
ートに連通する構成の成形用金型であってもよいことは
勿論である。
路321と、成型機のノズル5に接するノズルタッチ面
322を備えている。この流路321はスプルブッシュ
本体31の成形材料の流路311に連通し両者でスプル
を構成している。なお、図示の成形用金型では、スプル
がそのままゲートとなるダイレクトゲート方式を採用し
ているが、スプルブッシュ3のスプルがランナ、制限ゲ
ートに連通する構成の成形用金型であってもよいことは
勿論である。
【0015】次に、図1及び図2に示す成形用金型を用
いて、成形品を成形する手順及び成形結果を説明する。
いて、成形品を成形する手順及び成形結果を説明する。
【0016】図示していない成形機に固定型1と可動型
2を取り付け、両型を閉合し、射出を開始する。このと
き、成形機のノズル5はスプルブッシュ3のノズルタッ
チ部32に当接している。
2を取り付け、両型を閉合し、射出を開始する。このと
き、成形機のノズル5はスプルブッシュ3のノズルタッ
チ部32に当接している。
【0017】射出が開始すると、成形機内で高温に加熱
されて溶融した成形材料の樹脂は、ノズル5から、ノズ
ルタッチ部32の流路321とスプルブッシュ本体31
の流路311を通ってキャビティ4内に充填される。キ
ャビティ4内に充填された樹脂は暫くの保圧時間を経て
冷却される。冷却後、可動型2を移動して型を開き、成
形品を型から取り出す。以下、この成形サイクルを繰り
返す。
されて溶融した成形材料の樹脂は、ノズル5から、ノズ
ルタッチ部32の流路321とスプルブッシュ本体31
の流路311を通ってキャビティ4内に充填される。キ
ャビティ4内に充填された樹脂は暫くの保圧時間を経て
冷却される。冷却後、可動型2を移動して型を開き、成
形品を型から取り出す。以下、この成形サイクルを繰り
返す。
【0018】この実施例の成形用金型を用いた成形例に
おいては、射出開始−保圧−型冷却−成形品取り出しま
での1成形サイクルの時間経過における、ノズル5内の
樹脂温は、図3の実線Aで示すとおりであった。
おいては、射出開始−保圧−型冷却−成形品取り出しま
での1成形サイクルの時間経過における、ノズル5内の
樹脂温は、図3の実線Aで示すとおりであった。
【0019】すなわち、射出が始まると、成形機内で高
温に加熱されて溶融した樹脂がノズル5を通過するの
で、ノズル5内の樹脂温は、保圧時間に到るまでは上昇
していき、その後の型冷却等の間は次第に低下するが、
スプルブッシュ3のノズルタッチ部32が熱硬化性樹脂
やセラミックス等の熱伝導率の小さい断熱材からなるの
で、スプルブッシュ本体31とは断熱され、樹脂温の低
下は、図3の実線Aで示すとおり、従来の点線Bで示す
ものに比し少ないものとなった。
温に加熱されて溶融した樹脂がノズル5を通過するの
で、ノズル5内の樹脂温は、保圧時間に到るまでは上昇
していき、その後の型冷却等の間は次第に低下するが、
スプルブッシュ3のノズルタッチ部32が熱硬化性樹脂
やセラミックス等の熱伝導率の小さい断熱材からなるの
で、スプルブッシュ本体31とは断熱され、樹脂温の低
下は、図3の実線Aで示すとおり、従来の点線Bで示す
ものに比し少ないものとなった。
【0020】このように、ノズル5内の樹脂は十分な高
温を維持しているため、次の射出の際、スプル等を経て
キャビティ内に充填されても、他の樹脂との融着は良好
であり、いわゆるコールドスラグと称する成形不良は発
生しなかった。
温を維持しているため、次の射出の際、スプル等を経て
キャビティ内に充填されても、他の樹脂との融着は良好
であり、いわゆるコールドスラグと称する成形不良は発
生しなかった。
【0021】
【発明の効果】この発明の成形用金型によれば、成型機
のノズルがスプルブッシュのノズルタッチ面に当接して
も、ノズルタッチ部が断熱材で形成されているから、ス
プルブッシュによってノズルの熱が奪われ難く、ノズル
内の成形材料の温度低下をもたらさず、したがって、コ
ールドスラグの発生が抑制され、成形不良を起こさな
い。
のノズルがスプルブッシュのノズルタッチ面に当接して
も、ノズルタッチ部が断熱材で形成されているから、ス
プルブッシュによってノズルの熱が奪われ難く、ノズル
内の成形材料の温度低下をもたらさず、したがって、コ
ールドスラグの発生が抑制され、成形不良を起こさな
い。
【図1】この発明の成形用金型の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】スプルブッシュの拡大断面図である。
【図3】1成形サイクル毎の経過時間とノズル内の成形
材料の樹脂温度との関係を示す図である。
材料の樹脂温度との関係を示す図である。
1 固定型 2 可動型 3 スプルブッシュ 31 スプルブッシュ本体 32 ノズルタッチ部 4 キャビティ 5 成形機のノズル
Claims (1)
- 【請求項1】 スプルブッシュのノズルタッチ部が断熱
材にて形成されていることを特徴とする成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11032960A JP2000229336A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11032960A JP2000229336A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000229336A true JP2000229336A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12373499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11032960A Pending JP2000229336A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000229336A (ja) |
-
1999
- 1999-02-10 JP JP11032960A patent/JP2000229336A/ja active Pending
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