JP2000229457A - 印刷裁断処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

印刷裁断処理装置及び記憶媒体

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JP2000229457A
JP2000229457A JP11033142A JP3314299A JP2000229457A JP 2000229457 A JP2000229457 A JP 2000229457A JP 11033142 A JP11033142 A JP 11033142A JP 3314299 A JP3314299 A JP 3314299A JP 2000229457 A JP2000229457 A JP 2000229457A
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cutting
cutter
sheet
paper
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JP11033142A
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Takeshi Ogawara
健 大河原
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、カッターの刃の交換時期を
判別することができること、及び、カッター、スキャ
ナ、印刷部の位置ズレを容易かつ正確に補正することの
できる印刷裁断処理装置、及び読取・印刷・裁断のため
の制御プログラムを格納した記憶媒体を提供することで
ある。 【解決手段】 ワードプロセッサ1は、印刷装置6のキ
ャリッジ60にシール用紙10を裁断するためのカッタ
ー部62を備え、さらに、このカッター部62に、裁断
時にかかる刃62aの圧力を測定する圧力センサー62
bを備える。そして、刃62aの劣化判別を、劣化検査
用図形の裁断に要する圧力の測定や、裁断を行った距離
を累積して規定値と比較することによって、刃62aの
劣化を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷・画像読取・
裁断を行うプリンタにおける、カッターの劣化判断及び
印刷部、スキャナ部、カッター部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシリアル方式のプリンタにおける
印刷は、ピンチローラ等による印刷用紙の搬送と、ガイ
ド軸に沿ったキャリッジの往復移動と、キャリッジに設
けられたヘッドのアップダウンとを制御することによ
り、印刷用紙に文字や図形、画像等を印刷するものであ
る。
【0003】このキャリッジにカッターを搭載し、印刷
した文字や図形などの外形を、印刷と同様の手順によっ
て切り抜くことができる印刷裁断処理装置が存在し、図
形等をシール用紙に印刷した後、印刷した図形等の輪郭
に沿ってシール用紙をカットする等の用途に、一般的に
利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の印刷裁
断処理装置においては、カッターの刃を交換する時期を
知らせる手段がなかったため、ユーザが刃を肉眼で調べ
るか、または裁断された切り口を調べることによって交
換する時期を判断していた。このため、多大な時間を要
して複雑な図形を裁断したにも関わらず、十分に用紙が
裁断されていない場合には、刃の交換後、再度裁断を行
う等の手間が発生する他、稀にしか裁断を行わない場合
等においては、適切な交換時期を認識することは困難で
あった。
【0005】また、上記キャリッジに、上記カッターの
他にさらにスキャナを備え、上記印刷と同様の手順によ
って、用紙に描画された画像等を読み取ることができる
印刷裁断処理装置も存在する。
【0006】しかし、カッターとスキャナは、キャリッ
ジの往復移動方向に対して、キャリッジの両脇にそれぞ
れが備えられているものが一般的であった。従って、読
取、印刷、裁断を行う際の用紙に対する位置は、それぞ
れ横方向にズレが生じる他、用紙の左右端においては、
印刷部による印刷は可能であっても、キャリッジの両脇
に備えられているがために、カッター又はスキャナが届
かない範囲が存在する。
【0007】このため、例えば、画像の読み取りと、裁
断を1枚の用紙に対して連続して行う場合には、カッタ
ーとスキャナがキャリッジの反対側に備えられているた
めに、スキャナに画像を読み取らせた後、一旦用紙を取
り出して、次に上下逆に用紙を挿入することによってカ
ッターにカットさせ、スキャナとカッターの位置ズレを
解消させている。従って、ユーザによる手作業が発生す
ることとなり、使い勝手が悪く、また正確な位置ズレの
補正が困難であった。
【0008】そこで、本発明の課題は、上記問題点を解
決するために、カッターの刃の交換時期を判別すること
ができること、及び、カッター、スキャナ、印刷部の位
置ズレを容易かつ正確に補正することのできる印刷裁断
処理装置、及び読取・印刷・裁断のための制御プログラ
ムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の印
刷裁断処理装置は、予め設定されたカット位置に基づい
て用紙をカッターにより裁断する裁断手段と、この裁断
手段によって用紙が裁断された際に、カッターに加わる
応力を検出する応力検出手段と、この応力検出手段によ
って検出された応力に基づいて、前記カッターの劣化を
判別する判別手段と、を備えることを特徴としている。
【0010】この請求項1記載の発明の印刷裁断処理装
置によれば、裁断手段は、予め設定されたカット位置に
基づいて用紙をカッターにより裁断し、応力検出手段
は、この裁断手段によって用紙が裁断された際に、カッ
ターに加わる応力を検出し、判別手段は、この応力検出
手段によって検出された応力に基づいて、前記カッター
の劣化を判別する。
【0011】したがって、予め設定されたカット位置に
基づいて、用紙が裁断されるが、この時にカッターに加
わる応力が検出されて、カッターの劣化が自動的に判別
されるため、ユーザがカッターの劣化状況を判断する必
要のない、実用的な印刷裁断処理装置を実現することが
できる。
【0012】請求項4記載の発明の印刷裁断処理装置
は、カッターにより用紙を裁断する裁断手段と、この裁
断手段による裁断毎に裁断された距離を算出し、この裁
断距離を累積して記憶する裁断距離累積手段と、この裁
断距離累積手段によって累積して記憶された裁断距離に
基づいて、前記カッターの劣化を判別する判別手段と、
を備えることを特徴としている。
【0013】この請求項4記載の発明の印刷裁断処理装
置によれば、裁断手段は、カッターにより用紙を裁断
し、裁断距離累積手段は、この裁断手段による裁断毎に
裁断された距離を算出し、この裁断距離を累積して記憶
し、判別手段は、この裁断距離累積手段によって累積し
て記憶された裁断距離に基づいて、前記カッターの劣化
を判別する。
【0014】したがって、裁断された距離が累積記憶さ
れ、累積記憶された裁断距離に基づいて、カッターの劣
化が自動的に判別されるため、ユーザがカッターの劣化
状況を判断する必要のない、実用的な印刷裁断処理装置
を実現することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、スキャナ又はカッ
ターの何れかを着脱自在に取り付けることのできる装填
部を有するキャリッジを備えた印刷裁断処理装置であっ
て、前記装填部に前記スキャナ又は前記カッターの何れ
が装着されたかを判別する判別手段と、この判別手段に
よって判別された結果に応じて、前記装填部に装着され
た前記スキャナによる用紙の読取又は前記カッターによ
る用紙の裁断を制御する制御手段と、を備えることを特
徴としている。
【0016】この請求項5記載の発明によれば、スキャ
ナ又はカッターの何れかを着脱自在に取り付けることの
できる装填部を有するキャリッジを備えた印刷裁断処理
装置であって、判別手段は、前記装填部に前記スキャナ
又は前記カッターの何れが装着されたかを判別し、制御
手段は、この判別手段によって判別された結果に応じ
て、前記装填部に装着された前記スキャナによる用紙の
読取又は前記カッターによる用紙の裁断を制御する。
【0017】したがって、必要に応じてスキャナ又はカ
ッターをキャリッジに装着することによって、用紙の読
取、裁断を行うことが可能であるため、スキャナとカッ
ターを共に備える印刷裁断処理装置と同一の機能を有す
る上、さらに、キャリッジのサイズを小さくできるた
め、キャリッジの移動に係る空間を省スペース化し、印
刷裁断処理装置を小型化することが可能である。
【0018】請求項6記載の発明は、用紙の裁断を行う
カッターと、用紙への印刷を行う印字ヘッドとを搭載す
るキャリッジを備えた印刷裁断処理装置において、前記
キャリッジは、前記カッターと前記印字ヘッドとを、前
記キャリッジの移動方向又は前記用紙の用紙送り方向の
何れかの同一線上に搭載し、前記キャリッジに搭載され
た前記カッターと前記印字ヘッドとの搭載位置に応じ
て、前記カッターによる用紙の裁断と前記印字ヘッドに
よる用紙への印刷を制御する制御手段をさらに備えたこ
とを特徴としている。
【0019】この請求項6記載の発明によれば、用紙の
裁断を行うカッターと、用紙への印刷を行う印字ヘッド
とを搭載するキャリッジを備えた印刷裁断処理装置にお
いて、前記キャリッジは、前記カッターと前記印字ヘッ
ドとを、前記キャリッジの移動方向又は前記用紙の用紙
送り方向の何れかの同一線上に搭載し、制御手段は、前
記キャリッジに搭載された前記カッターと前記印字ヘッ
ドとの搭載位置に応じて、前記カッターによる用紙の裁
断と前記印字ヘッドによる用紙への印刷を制御する。
【0020】したがって、カッターと印字ヘッドとを、
キャリッジの移動方向又は用紙送り方向の何れかの同一
線上に搭載することによって、キャリッジの移動方向又
は用紙送り方向に対する構造的な位置ズレをなくすこと
ができるため、用紙の印刷と裁断を連続して行う場合の
位置ズレを容易に補正することのできる実用的な印刷裁
断処理装置を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1〜図10は、本発明を適用し
た第1の実施の形態におけるワードプロセッサ1の一実
施例を示す図である。
【0022】まず構成を説明する。図1(a)は、本第
1の実施の形態のワードプロセッサ1の要部構成を示す
ブロック図である。このワードプロセッサ1は、印刷装
置6によるシール用紙への印刷を行った後、印刷イメー
ジを切り取るために選択・指定される切取枠に従って、
シール用紙の裁断(カット)を行う装置である。また、
ワードプロセッサ1は、カッター部62の刃62a(図
5参照)の劣化判別を、劣化検査用図形(図3参照)の
裁断に要する圧力を測定したり、裁断した距離を累積す
ることによって、規定値を超えた場合に刃62aの劣化
の程度を判別する装置である。
【0023】図1(a)において、ワードプロセッサ1
は、CPU2、入力装置3、RAM4、表示装置5、印
刷装置6、記憶装置7、及び記憶媒体8によって構成さ
れており、記憶媒体8を除く各部はバス9によって接続
されている。
【0024】CPU(Central Processing Unit)2
は、記憶媒体8内に格納されている印刷処理や給紙処理
等の各種システムプログラムに従って、RAM4との間
で当該システムプログラムに係るデータ授受を行いなが
ら各種動作に必要な数値を演算処理し、この演算処理に
基づいてワードプロセッサ1内の各部を制御するための
各種制御信号を出力する。
【0025】また、CPU2は、記憶媒体8内に格納さ
れているシール作成処理プログラムに従って、後述する
シール作成処理(図7参照)を実行し、まず刃62aの
劣化を判別するためのカッター劣化判別処理(図8〜9
参照)を行った後、印刷データ、印刷する用紙サイズ、
及びカット用の切取枠が選択されると、選択された切取
枠内に印刷データが収まるように、切取枠を拡大・縮小
して、切取枠の線分化データ(図2参照)を作成する。
【0026】そして、CPU2は、シール用紙10の搬
送制御を行うとともに、印刷装置6内のキャリッジ60
(図5参照)の往復移動制御と、キャリッジ60に設け
られたヘッド64のアップダウン制御とを実行すること
によって、シール用紙10上に上記画像データの印刷を
行う。次いで、用紙を逆向きに搬送させて、用紙を先頭
位置に戻し、上記線分化データに基づいた用紙カット処
理(図10参照)を行う。
【0027】線分化データとは、図2に示すハート型の
図形をカットするための線分化データのように、曲線部
分を複数の直線に分割することによって多角形として表
したデータであり、この各直線上をカッター部62によ
ってカットされる。図2において、線分化データの各直
線は、裁断開始位置Sと、終了位置Eとを結ぶ矢印とし
て表されており、終了位置Eと、次の直線の裁断開始位
置Sとは、各直線が連続しているため、同一の位置とな
る。CPU2は、裁断開始位置Sに刃62aの移動と、
シール用紙10の搬送制御を行った後、カッター部62
のソレノイド62c(図6参照)に所定の電圧を印加す
ることにより、刃62aをカッター部62から突出させ
て、シール用紙10に押圧させる。そして、カッター部
62の移動と、シール用紙10の搬送とを、同時に行わ
せることによって、当該直線の終了位置Eまでのカット
を行う。この1つの直線に係る処理を全ての線分化デー
タの直線に対して行うことによって、ワードプロセッサ
1は、任意の図形のカットを行う。
【0028】また、カッター劣化判別処理において、C
PU2は、刃62aの劣化を判別するが、劣化検査用の
図形である検査パターンのデータ(図3参照)をRAM
4から読み出して、この検査パターンデータに基づい
て、用紙の所定位置をカットする。この際、カットに係
る刃62aの圧力を測定することによって、CPU2
は、刃62aの劣化を判別する。
【0029】図3を参照して、カッター劣化判別処理に
おいて使用される検査パターンデータについて説明す
る。図3は、カッター劣化判別処理に用いられる検査パ
ターンデータを示す図である。図3において、検査パタ
ーンデータは、円と、円の内部に描かれた十字とによっ
て構成される図形データである。カッター劣化判別処理
において、CPU2は、まず、十字についてのカットを
行う。即ち、図3(a)において、検査パターンデータ
のA点から、図中下方向に直線的にカットを行い、刃6
2aに加えられた応力をトルクとして圧力センサー62
b(図6参照)によって検出し、規定値と比較すること
によって、刃62aの劣化を判別する。次いで、横方向
についても同様に、検査パターンデータのB点から、図
中右方向へ直線的にカットを行い、刃62aに加えられ
た応力を検出して、規定値と比較することによって、刃
62aの劣化を判別する。
【0030】次いで、CPU2は、検査パターンデータ
のC点から図中左周りにカットを行って、検査パターン
データの円周をカットする。図3(b)は、検査パター
ンデータの円周のカットにおける線分化データの一部を
模式的に示す図である。CPU2は、この線分化データ
の各直線におけるカットに要したトルクを、同じく圧力
センサー62bによって検出し、トルク累積情報として
累積して記憶するとともに、円周のカットに要した回
数、即ち線分化データの直線の数で、この累積して記憶
したトルクを除算することによって1回のカットに要し
たトルクの平均値を算出する。そして、算出したトルク
の平均値と、規定値とを比較することによって、刃62
aの劣化を判別する。
【0031】刃62aの劣化を判別する規定値は、図4
に示す通り、3種類の値を有する。即ち、図4(a)
の、劣化の状況が軽症である軽症トルク値と、図4
(b)の、劣化が進行していることを示す症状進行トル
ク値と、図4(c)の、刃62aの交換が必要なことを
示す交換するトルク値の3種類の値を有する。また、各
値を超えた場合には、CPU2は、表示装置5に刃62
aの交換を促す交換メッセージを表示する。即ち、図4
において、軽症トルク値を超えている場合には、「複雑
な図形以外は裁断可能です」と表示し、症状進行トルク
値を超えている場合には、「簡単な直線や曲線は裁断可
能です」と表示し、交換するトルク値を超えている場合
には、「交換時期にきています、カッターを交換してく
ださい」を表示する。
【0032】また、CPU2は、用紙カット処理におい
て、1回の裁断毎に、裁断に要した距離を算出し、カッ
ター累積使用距離Tとして累積して記憶する。そして、
予め、刃62aの交換時期として設定されたカッター交
換基準距離Hと比較することによって、カッター劣化判
別処理と同様に、CPU2は、刃62aの劣化を判別
し、表示装置5に交換メッセージを表示する。
【0033】また、CPU2は、記憶媒体8内に格納さ
れているスキャン処理プログラムに従って、スキャン処
理を実行し、印刷装置6の用紙挿入口(不図示)に挿入
された用紙の搬送制御を行うとともに、印刷装置6内の
キャリッジ60の往復移動制御と、キャリッジ60に設
けられたスキャナ61の読取制御とを行って、上記用紙
に印刷されている文字や画像等を読み取り、RAM4内
に画像データとして格納するとともに、表示装置5に表
示する。
【0034】入力装置3は、印刷する文字等の入力を行
うための文字キーや、印刷データ、切取枠の選択を行う
ための矢印キー、各種システムプログラムの実行を指示
する指示キー等を備え、それぞれの入力操作に応じた指
示信号をCPU2に出力する。
【0035】RAM(Random Access Memory)4は、C
PU2によりシール作成処理やカッター劣化判別処理、
用紙カット処理が行われる際に処理される各種データを
格納するメモリエリアを形成しており、電源断時にも各
種データを保持できるよう、SRAM(Static RAM)等
によって構成されている。また、このメモリエリアは、
図1(b)に示す切取枠データ格納エリア4aと、線分
化カットイメージ格納エリア4bと、裁断検査パターン
データ格納エリア4cと、劣化トルクデータ格納エリア
4dと、交換メッセージ格納エリア4eと、カッター累
積使用距離T格納エリア4fと、カッター交換基準距離
H格納エリア4gと、変数データ格納エリア4hと、ワ
ークメモリエリア4iと、から構成される。
【0036】切取枠データ格納エリア4aは、印刷デー
タをカットするための枠である切取枠を複数種類格納
し、線分化カットイメージ格納エリア4bは、印刷デー
タを線分化データとした時のカットイメージを格納し、
裁断検査パターンデータ格納エリア4cは、カッター劣
化判別処理における刃62aの検査用の図形である検査
パターンデータを格納し、劣化トルクデータ格納エリア
4dは、同じくカッター劣化判別処理における刃62a
の劣化基準値となる劣化トルクデータを格納する。
【0037】また、交換メッセージ格納エリア4eは、
刃62aの劣化状況に応じたメッセージである交換メッ
セージを劣化トルクデータに対応付けて格納し、カッタ
ー累積使用距離T格納エリア4fは、用紙カット処理に
おけるカットの累積距離を変数Tとして格納し、カッタ
ー交換基準距離H格納エリア4gは、カットした累積距
離に応じた刃62aの劣化基準となるカッター交換基準
距離を変数Hとして格納する。さらに、変数データ格納
エリア4hは、シール作成処理やカッター劣化判別処
理、用紙カット処理において使用される各種変数とし
て、裁断開始位置Sや裁断の終了位置Eの座標、1回の
裁断に係る距離L等を格納し、ワークメモリエリア4i
はシール作成処理やカッター劣化判別処理、用紙カット
処理等の実行時に発生する各種解析データ等を格納す
る。
【0038】表示装置5は、液晶ディスプレイ等から構
成され、CPU2により実行されるシール作成処理やカ
ッター劣化判別処理、用紙カット処理等に係るデータ、
入力装置3から入力される入力データ等を表示する。
【0039】印刷装置6は、図5に示す印刷装置6の要
部構成図のように、着脱自在のインクリボンカートリッ
ジ63が装着されたキャリッジ60と、シール用紙10
に対する印刷及びカット時の受面となり、キャリッジ6
0と対向する位置に設けられたプラテン65と、シール
用紙10を搬送するための駆動ローラ等を備えた搬送部
(不図示)とを備える。キャリッジ60は、側部60
a、60aに懸架させたガイド軸(不図示)に軸支さ
れ、図中左右方向に往復移動自在に設けられている。こ
のキャリッジ60の移動方向は、搬送部によって送り出
されるシール用紙10の送り方向に交差する方向であ
る。このキャリッジ60には、シール用紙10を裁断す
るための出し入れ可能な刃62aを備えるカッター部6
2と、シール用紙10に対して熱によりインクリボンカ
ートリッジ63のインクリボン63aを溶融・押圧する
ことにより印刷画像を転写するためのヘッド64と、シ
ール用紙10の代わりに所望の画像等が印刷された用紙
を搬送部により搬送させて当該用紙に印刷された画像等
を読み取るスキャナ部61と、が設けられている。
【0040】印刷装置6は、CPU2により実行される
シール作成処理やカッター劣化判別処理、用紙カット処
理、スキャン処理等において、CPU2から入力する制
御信号に応じて、キャリッジ60の往復移動と、搬送部
の駆動とを行って、シール用紙10又は読み取り用紙に
対する指示位置へキャリッジ60を移動させる。また、
印刷装置6は、当該制御信号に基づいて、ヘッド64を
押圧させることによってシール紙10への画像印刷や、
カッター部62の刃62aによるシール紙10へのカッ
ティング、スキャナ部61による読み取り用紙の印刷画
像の読み取り及び読み取った画像データのCPU2への
出力を行う。
【0041】また、カッター部62は、図6(a)に示
すカッター部62の平面図、及び図6(b)に示すカッ
ター部62の断面図のように、刃62aと、センサー6
2bと、ソレノイド62cとを備える。図6(b)にお
いて、ソレノイド62cは、カッター部62内の図中下
部に備えられ、刃62aを遊挿するように構成されてお
り、平常時には、刃62aをカッター部62の内部に保
持するが、シール用紙のカット時においては、CPU2
による制御信号に応じて、所定の電圧を印加することに
よって、刃62aを図中上部、即ちカッター部62の外
部へ突出させることによって、シール用紙を押圧し、カ
ットする。また、図6(b)において、カッター部62
内の図中上部の内部空間62dには、刃62aを取り囲
むように圧力センサー62dが4つ周設されており、刃
62aによるシール用紙10のカット時のトルクを検出
し、CPU2に出力する。
【0042】記憶装置7は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒
体8は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体8は記憶装置7に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体8にはシール作成処理プログラム等の
プログラムや、当該プログラムを実行することによりC
PU2によって処理されたデータ、シール用紙10に印
刷するための印刷データ等を記憶する。
【0043】また、この記憶媒体8に記憶するプログラ
ムや、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
8を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体8に記憶され
ているプログラムや、データを通信回線を介して使用す
る構成にしてもよい。
【0044】次に動作を説明する。図7は、CPU2に
よって実行されるシール作成処理の動作を示すフローチ
ャートであり、図8〜図9及び図10は、このシール作
成処理の実行中に呼び出されるサブルーチンであるカッ
ター劣化判別処理と、用紙カット処理とを示すフローチ
ャートである。まず、図7を参照してシール作成処理の
動作を説明する。
【0045】まず、CPU2は、シール作成処理の実行
開始と同時に、カッター劣化判別処理(図8〜図9)を
実行することによって、刃62aの劣化を判別する(ス
テップS1)。
【0046】次に、CPU2は、入力装置3から印刷・
裁断を行う所望の印刷データの選択入力がなされると
(ステップS2)、選択された印刷データを記憶媒体8
若しくはRAM4内から読み出して、表示装置5に表示
させる(ステップS3)。次いで、印刷・裁断を行う用
紙サイズが選択入力されると(ステップS4)、CPU
2は、選択された用紙サイズの用紙イメージを表示装置
5に表示させて、印刷データを印刷する領域の指定待ち
となる(ステップS5)。そして、印刷データの印刷領
域が指定されると、CPU2は、指定領域に印刷データ
を配置した用紙イメージを表示させ(ステップS6)、
カットする切取枠の候補をRAM4の切取枠データ格納
エリア4aから読み出して、表示装置5に表示させる
(ステップS7)。
【0047】次いで、切取枠が選択されると(ステップ
S8)、CPU2は、印刷データが収まるように切取枠
を拡大・縮小させて(ステップS9)、切取枠と、印刷
データとを合成する(ステップS10)。そして、印刷
データを印刷装置6へ出力することによって、印刷デー
タの印刷を行う(ステップS11)。次いで、CPU2
は、拡大・縮小してシール用紙への切取位置を決定した
切取枠に対する線分化データを作成し(ステップS1
2)、シール用紙を切取位置へ逆転して搬送させる(ス
テップS13)。そして、線分化データに従って、用紙
カット処理を実行する(ステップS14)ことにより、
シール用紙のカットを行った後、シール作成処理を終了
する。
【0048】次に、図8〜図9を参照して、上記シール
作成処理の実行中に呼び出されて実行されるカッター劣
化判別処理の動作を説明する。
【0049】まず、CPU2は、RAM4の裁断検査パ
ターンデータ格納エリア4cから検査パターンデータを
読み出して(ステップA1)、検査パターンデータの十
字(図3参照)に係る裁断検査を開始する。そして、C
PU2は、縦の裁断開始位置を今回の裁断開始位置と認
識して(ステップA2)、シール用紙10の搬送制御及
びキャリッジ60の移動制御を行って、刃62aを今回
の裁断開始位置へ移動させる(ステップA3)。
【0050】次に、ソレノイド62cに所定の電圧を印
加させることによって、裁断終了位置までの裁断を開始
する(ステップA4)。また、この裁断を開始する際
に、裁断に要したトルクを圧力センサー62bによって
検出させ(ステップA5)、劣化判断基準の規定値とし
て劣化トルクデータ格納エリア4dに格納された劣化ト
ルクデータと比較する(ステップA6)。
【0051】規定値より大きい値であった場合には(ス
テップA7)、CPU2は、刃62aの交換を促す交換
メッセージを表示装置5に表示し(ステップA8)、さ
らに、何らかのキー入力を促すガイダンスを表示して、
キー入力待ちとなる(ステップA9)。そして、キーが
入力されるまで、CPU2は、キー入力待ちとなって
(ステップA10)、何らかのキーが入力された場合に
は、検査パターンデータの横の裁断が終了済みであるか
否かを判別する(ステップA11)。未だ横の裁断を行
っていなかった場合には、CPU2は、横の裁断開始位
置を今回の裁断開始位置とした後(ステップA12)、
ステップA3へ移行し、ステップA3〜ステップA11
までの処理を繰り返し実行する。
【0052】また、ステップA7において、劣化判断基
準の規定値と比較した結果、規定値より大きくなかった
場合、又は、ステップA11において、横の裁断を終了
したと判断した場合には、CPU2は、検査パターンデ
ータの円周に係る裁断を行うため、検査パターンデータ
を再度、RAM4の裁断検査パターンデータ格納エリア
4c内から読み出して、カット用の線分化データを作成
する(ステップA13)。
【0053】そして、CPU2は、裁断に係るトルク値
の累積情報であるトルク累積情報を“0”として、ま
た、裁断の回数を示す裁断回数情報を“0”として、R
AM4内のワークメモリエリア4iに格納する(ステッ
プA14)。次いで、CPU2は、シール用紙10の搬
送制御及びキャリッジ60の移動制御を行うことによっ
て、刃62aを検査パターンデータの円周の裁断開始位
置へ移動させる(ステップA15)。またこのときの裁
断開始位置の座標を位置SとしてRAM4の変数データ
エリア4hに格納する。
【0054】次いで、CPU2は、検査パターンデータ
の線分化データから、1回の裁断に係る終了位置Eの座
標、即ち、次の裁断に係る裁断開始位置の座標を算出し
てRAM4の変数データエリア4hに格納する(ステッ
プA16)。
【0055】そして、CPU2は、位置Sから位置Eま
で、シール用紙10の搬送制御及びキャリッジ60の移
動制御を行うことによって、シール用紙10を裁断し、
ワークメモリエリア4iに格納された裁断回数情報に
“1”を加える(ステップA17)。また、裁断に要し
たトルクを圧力センサー62bに検出させた後、トルク
累積情報に、検出したトルクの値を加算して累積する
(ステップA18)。
【0056】次いで、CPU2は、検査パターンデータ
の円周を1周り裁断したか否かを判別し(ステップA1
9)、未だ裁断していない場合には、位置Eの値を位置
Sに代入して(ステップA20)、ステップA16へ移
行し、ステップA16〜ステップA20までの処理を繰
り返し実行する。
【0057】また、ステップA19において、検査パタ
ーンデータの円周を裁断したと判別した場合には、CP
U2は、ワークメモリエリア4i内に格納したトルク累
積情報と裁断回数情報とを読み出し、トルク累積情報を
裁断回数情報で除算することによって、1回の裁断に要
したトルクを算出する(ステップA21)。そして、算
出したトルクと、劣化判断基準の規定値として劣化トル
クデータ格納エリア4dに格納された劣化トルクデータ
とを比較する(ステップA22)。
【0058】規定値より大きい値であった場合には(ス
テップA23)、CPU2は、刃62aの交換を促す交
換メッセージを表示装置5に表示し(ステップA2
4)、さらに、何らかのキー入力を促すガイダンスを表
示して、キーが入力されるまで、CPU2は、キー入力
待ちとなる(ステップA25、A26)。
【0059】ステップA23において、劣化判断基準の
規定値と比較した結果、規定値より大きくなかった場
合、又は、ステップA26において、何らかのキー入力
がなされた場合には、CPU2は、カッター劣化判別処
理を終了する。なお、上述のステップA6、A22はそ
れぞれのカット状態に応じた軽症トルク値、症状進行ト
ルク値、交換するトルク値と比較し、その値を超えてい
ればステップA8、A24で対応する交換を促す交換メ
ッセージを表示する。
【0060】次に、図10を参照して、上記シール作成
処理の実行中に呼び出されて実行される用紙カット処理
の動作を説明する。
【0061】まず、CPU2は、切取枠の線分化データ
から、裁断開始位置Sを求める。このときの位置Sの座
標をS(Xs,Ys)とする(ステップB1)。次に、
1回の裁断に係る裁断終了位置Eを求める。このときの
位置Eの座標をE(Xe,Ye)とする(ステップB
2)。次に、CPU2は、位置Sと位置Eの座標から、
この間の距離を算出し、変数Lに代入して変数データエ
リア4hに格納して(ステップB3)、位置Sから位置
Eまでの裁断を実行する(ステップB4)。
【0062】次いで、CPU2は、算出した距離を、カ
ッター累積使用距離格納エリア4fに格納されたカッタ
ー累積使用距離Tに加算し(ステップB5)、カッター
累積使用距離Tの値と、カッターの交換距離基準値とし
てカッター交換基準距離格納エリア4gに格納されたカ
ッター交換基準距離Hと比較する(ステップB6)。カ
ッター累積使用距離Tの方が大きいと判別した場合に
は、CPU2は、刃62aの交換を促す交換メッセージ
を表示装置5に表示し(ステップB7)、さらに、何ら
かのキー入力を促すガイダンスを表示して、キーが入力
されるまで、キー入力待ちとなる(ステップB8、B
9)。
【0063】また、ステップB6において、カッター累
積使用距離Tが、カッター交換距離Hより小さいと判別
した場合、または、ステップB9において、何らかのキ
ー入力がなされた場合には、CPU2は、位置Eの座標
を位置Sに代入する(ステップB10)。そして、CP
U2は、切取枠の裁断を終了したか否かを判別し(ステ
ップB11)、終了するまで、ステップB2〜ステップ
B11の処理を繰り返し実行する。また、切取枠の裁断
を終了したと判別した場合には、CPU2は、用紙カッ
ト処理を終了する。
【0064】以上のように、本第1の実施の形態におけ
るワードプロセッサ1は、印刷装置6のキャリッジ60
にシール用紙10を裁断するためのカッター部62を備
え、さらに、このカッター部62に、裁断時にかかる刃
62aの圧力を測定する圧力センサー62bを備える。
そして、刃62aの劣化判別を、劣化検査用図形の裁断
に要する圧力の測定や、裁断を行った距離を累積して規
定値と比較することによって、刃62aの劣化を判別す
る。
【0065】したがって、裁断を行う前に自動的に刃6
2aの劣化が診断され、また、裁断距離を累積している
ことにより、自動的に劣化基準値である所定距離を超え
ているか否かが判別されるため、ユーザ自らが刃62a
の劣化状況を判断する必要のない、実用的な印刷裁断処
理装置を提供することができる。
【0066】なお、本第1の実施の形態においては、シ
ール作成処理を実行する度にカッター劣化判別処理を実
行することとして説明したが、ワードプロセッサ1の電
源ON時に行うこととしてもよく、また、ユーザーによ
る実行入力によってのみ行うこととしてもよい。
【0067】また、本第1の実施の形態において、シー
ル用紙への印刷・裁断を行うものとして説明したが、所
定の用紙への印刷・裁断行うこととしてもよい。
【0068】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態におけるワードプロセッサ1について、図11〜図
18を参照して説明する。
【0069】本第2の実施の形態におけるワードプロセ
ッサ1の要部構成は、印刷装置6内の構成以外は、第1
の実施の形態におけるワードプロセッサ1の要部構成と
同様のものであるため、説明を省略するとともに、第1
の実施の形態の要部と同一の符番を付して説明する。
【0070】また、ワードプロセッサ1は、印刷装置6
のカッター部62を、ヘッド64の直下に配置すること
により(図11参照)、ヘッド64による印刷位置と、
カッター部62による裁断位置との、シール用紙10に
対する左右方向への構造的な位置ズレをなくし、また、
シール用紙10に対する縦方向への位置ズレを裁断時に
補正することによって、印刷位置と裁断位置との位置ズ
レを起こすことなく、シール用紙10の印刷・裁断を行
う装置である。
【0071】また、ワードプロセッサ1のCPU2が実
行するシール作成処理(図13参照)は、画像等が印刷
された用紙から、当該画像等を読み取った後、位置補正
を行ってシール用紙10への当該画像の印刷・裁断を行
う処理であるため、ワードプロセッサ1の動作において
は、この処理を中心として説明する。
【0072】まず構成を説明する。図11は、本第2の
実施の形態におけるワードプロセッサ1の印刷装置6を
構成するキャリッジ60の外観斜視図である。図11に
おいて、キャリッジ60は、図中手前の肘部60bに懸
架させたガイド軸6aに軸支され、また、印刷装置に固
定された板ギヤ6bをギヤ68(図12参照)と板ギヤ
圧接部68aとで挟持することによって、板ギヤ6bと
螺合したギヤ68により、図中左右方向に往復移動自在
に自走する。このキャリッジ60の移動方向は、搬送部
(不図示)によって送り出されるシール用紙10の送り
方向に交差する方向である。
【0073】このキャリッジ60には、シール用紙10
を裁断するための出し入れ可能な刃62aを備え、ヘッ
ド64の直下に当たるキャリッジ60の背面60dに設
置されたカッター部62と、シール用紙10の代わりに
所望の画像等が印刷された用紙を搬送部により搬送させ
て当該用紙に印刷された画像等を読み取るキャリッジ6
0の図中左端に備えられたスキャナ部61と、CPU2
との間で制御信号及びスキャナ部61による読取結果等
のデータを授受するためのFPC(Flexible Print Cir
cuit)66と、刃62bを交換するために板ギヤ6bの
挟持を解除するスライドスイッチ67と、が設けられて
いる。
【0074】このように、カッター部62は、ヘッド6
4の直下に設置されているため、シール用紙10への印
刷・裁断に際して、シール用紙10に対する印刷と裁断
における横方向(以降、XX方向と呼ぶ)へのズレが生
じない。このため、ワードプロセッサ1は、シール用紙
10に対する縦方向(以降、YY方向と呼ぶ)への補正
のみを行うことにより、ズレの生じない、印刷・裁断を
実現する。
【0075】また、スキャナ部61は、キャリッジ60
の上面60c上に、ヘッド64と平行して設置されてい
る。このため、用紙に印刷された画像を読み取って、別
の用紙にコピー印刷をする場合には、読み取り位置と、
ヘッド64による印刷位置とにおけるYY方向へのズレ
が生じない。このため、コピー印刷を行う場合には、X
X方向を補正することにより、読み取った用紙の画像と
同じ位置に、当該画像の印刷を行うことができる。
【0076】次に、板ギヤ圧接部68aの構造について
図12を用いて説明する。図12は、図11のキャリッ
ジ60におけるa−a´間の断面図である。図12にお
いて、板ギヤ圧接部68aは、スライドスイッチ67に
掛止させるフック68cと、軸68dと、バネ68bと
によって構成されており、フック68cがスライドスイ
ッチ67に掛止されることによって、ギヤ68との間
で、板ギヤ6bを挟持する。また、板ギヤ圧接部68a
は、バネ68bによって図中右方向へ付勢されている。
このため、スライドスイッチ67を図中左方向へスライ
ドさせることによって、フック68cの掛止が解除さ
れ、バネ68bの付勢によって、板ギヤ圧接部68a
は、板ギヤ6bの挟持を解除して、軸68dを中心とし
て図中右上方向へ回動する。
【0077】カッター部62等の印刷装置6の他の構成
は、第1の実施の形態における構成と同様のものである
ため、説明を省略する。
【0078】次に、動作を説明する。図13は、CPU
2によって実行されるシール作成処理の動作を示すフロ
ーチャートであり、図14及び図15は、このシール作
成処理の実行中に呼び出されるサブルーチンであるコピ
ー印刷処理と、用紙カット処理とを示すフローチャート
である。まず、図13を参照してシール作成処理の動作
を説明する。
【0079】まず、画像等が印刷された用紙が印刷装置
6の挿入口に挿入されると、CPU2は、当該用紙の搬
送制御を行うと共に、キャリッジ60の往復移動(以
降、この往復移動方向を桁送り方向と呼ぶ)制御を行っ
て、キャリッジ60を当該用紙の読取開始用の初期位置
に移動させた後、RAM4のワークメモリエリア4iを
クリアする(ステップC1)。次いで、CPU2は、上
記用紙の内、スキャナ部61に対向する位置の用紙表面
を、1桁分(スキャナ部61が読み取る単位のこと)ス
キャナ部61に読み取らせて1桁分の画像データとし、
読み取った画像をRAM4のワークメモリエリア4iに
格納するとともに、表示装置5に表示する(ステップC
2)。
【0080】次いで、CPU2は、読み取る用紙サイズ
を判別済みか否かを判断し(ステップC3)、用紙サイ
ズを未だ判別していなかった場合には、読み取った画像
等に基づいて、スキャナ部61の位置が用紙の左端に位
置するか否かを判別する(ステップC4)。左端である
と判別した場合には、CPU2はその左端の位置をワー
クメモリエリア4iに記憶する(ステップC5)。ま
た、左端でないと判別した場合、又は左端位置を記憶し
た後に、CPU2は、スキャナ部61の位置が用紙の右
端に位置するか否かを判別する(ステップC6)。右端
であると判別した場合には、CPU2はその右端の位置
と、ワークメモリエリア4iに記憶された左端位置とか
ら、用紙サイズを判別し、ワークメモリエリア4iに格
納する(ステップC7)。この用紙サイズの判別は、例
えばA4サイズの用紙の横サイズは210mmというよ
うに、規格化されているため、予め記憶したこの規格に
基づいて判断する。
【0081】また、ステップC3において、用紙サイズ
を判別済みと判断した後、又はステップC7の処理の後
に、CPU2は、スキャナ部61が、往復移動方向(桁
送り方向)に対する用紙の1ライン分を読み取り済みか
否かを、読み取った桁の画像が先頭の桁か、終端の桁か
によって判別する(ステップC8)。そして、先頭桁ま
たは終端桁でなかった場合には、CPU2は、キャリッ
ジ60を桁送り方向へ1桁移動させた後(ステップC1
1)、ステップC2へ移行する。
【0082】また、ステップC8において、読み取った
桁の画像が先頭桁または終端桁であった場合には、CP
U2は、搬送部に1ライン分の用紙送りを行わせて(ス
テップC9)、キャリッジ60の桁送り方向を反転させ
る(ステップC10)。次いで、CPU2は、読み取っ
た画像が、ワークメモリエリア4iに格納した用紙サイ
ズの終端を超えているか否かを判別する(ステップC1
2)。未だ用紙サイズの終端を超えていないと判別した
場合には、CPU2は、ステップC2へ移行し、ステッ
プC2〜ステップC11までの処理を繰り返し実行する
ことによって上記用紙の範囲を全て読み取る。
【0083】また、ステップC12において、読み取っ
た範囲は用紙サイズの終端を超えていると判別した場合
には、CPU2は、表示装置5に読み取り用の用紙の取
り出しと、シール用紙10の挿入を促すメッセージを表
示して、シール用紙10が挿入されるまで待ち状態とな
る(ステップC13)。そして、シール用紙10が挿入
されると、CPU2は、ワークメモリエリア4iに格納
した読み取り画像を、シール用紙10に印刷するコピー
印刷処理(図14参照)を行い(ステップC14)、次
いで、印刷したシール用紙10を裁断する用紙カット処
理(図15参照)を行った後(ステップC15)、シー
ル作成処理を終了する。
【0084】次に、図14を参照して、上記シール作成
処理の実行中に呼び出されて実行されるコピー印刷処理
の動作を説明する。
【0085】まず、CPU2は、スキャナ部61とヘッ
ド64とのXX方向の位置ズレを補正するため、予め設
定された補正分だけキャリッジ60を移動させる(ステ
ップD1)。次に、CPU2は、搬送部への搬送制御を
行って、シール用紙10を印刷用の初期位置へ送り、キ
ャリッジ60をシール用紙10の左端へ移動する(ステ
ップD2)。
【0086】そして、CPU2は、ワークメモリエリア
4iに格納された読み取り済みの画像を読み出して、ヘ
ッド64の位置に対応する画像の一部を印刷する(ステ
ップD3)。次いで、CPU2は、印刷した位置がシー
ル用紙10の左端であるか否かを判別し(ステップD
4)、左端でなかった場合には、さらに、シール用紙1
0の右端であるか否かを判別する(ステップD5)。シ
ール用紙10の左端でも右端でもなかった場合には、C
PU2は、1桁分、キャリッジ60を桁送り方向へ移動
して(ステップD6)、ステップD3へ移行する。
【0087】また、シール用紙10の左端であるか、ま
たは右端であると判別した場合には、CPU2は、シー
ル用紙10を1ライン分搬送させ(ステップD7)、キ
ャリッジ60の桁送り方向を反転させる(ステップD
8)。そして、CPU2は、キャリッジ60の位置が、
印刷範囲であるシール用紙10の終端を超えたか否かを
判別する(ステップD9)。終端を超えていないと判別
した場合には、CPU2は、ステップD3へ移行し、ス
テップD3〜ステップD9までの処理を繰り返し実行す
ることにより、印刷範囲全てに対する印刷を行った後、
コピー印刷処理を終了する。
【0088】次に、図15を参照して、上記シール作成
処理の実行中に呼び出されて実行される用紙カット処理
の動作を説明する。
【0089】まず、CPU2は、カットする切取枠の候
補をRAM4の切取枠データ格納エリア4aから読み出
して、表示装置5に表示する(ステップE1)。そし
て、カットする切取枠の選択指定と(ステップE2)、
当該切取枠の貼付位置の指定がなされると(ステップE
3)、コピー印刷を行ったワークメモリエリア4i内に
格納された画像が収まるように、切取枠を拡大・縮小さ
せて、切取枠のサイズを決定する(ステップE4)。次
いで、CPU2は、サイズ及び位置の決定した切取枠に
対する線分化データを作成し(ステップE5)、キャリ
ッジ60の移動制御を行うことによって、シール用紙1
0に対する裁断のための初期位置へ、キャリッジ60を
移動する(ステップE6)。そしてさらに、カッター部
62とヘッド64とのYY方向の位置ズレを補正するた
め、予め設定された補正分だけ用紙を搬送させる(ステ
ップE7)。
【0090】次いで、CPU2は、切取枠の線分化デー
タから、裁断開始位置S(Xs,Ys)を求める(ステ
ップE8)。次に、1回の裁断に係る裁断終了位置E
(Xe,Ye)を求め(ステップE9)、位置Sから位
置Eまでの裁断を実行する(ステップE10)。そし
て、CPU2は、位置Eの座標を位置Sに代入し(ステ
ップE11)、切取枠の裁断を終了したか否かを判別す
る(ステップE12)。
【0091】切取枠の裁断を終了していないと判別した
場合には、CPU2は、ステップE9に移行し、ステッ
プE9〜ステップE12までの処理を繰り返し実行する
ことによって切取枠の裁断を行って、用紙カット処理を
終了する。
【0092】以上のように、本第2の実施の形態におけ
るワードプロセッサ1は、印刷装置6のカッター部62
を、ヘッド64の直下に配置することによって、印刷と
裁断におけるシール用紙10に対する横方向への構造的
な位置ズレをなくしている。このため、印刷位置と裁断
位置における位置ズレは、シール用紙10に対する縦方
向のみとなり、この縦方向の位置ズレのみを補正するこ
とによって、容易かつ正確に、印刷位置と裁断位置との
位置ズレを補正することのできる印刷裁断処理装置を実
現することができる。
【0093】また、スキャナ部61を、ヘッド64と並
行に、キャリッジ60の上面60cに配置することによ
って、用紙に印刷された画像を読み取って、別の用紙に
コピー印刷をする場合には、読み取り位置と印刷位置に
おける縦方向への構造的な位置ズレが生じない。このた
め、コピー印刷をする場合には、横方向の位置ズレのみ
を補正することによって、容易かつ正確に、読み取り画
像と同位置にコピー印刷を行うことができる。
【0094】なお、本第2の実施の形態における用紙カ
ット処理において、YY方向の補正をステップE7にお
ける1回の補正でまかなっているが、裁断開始位置S及
び終了位置Eの座標を裁断を行う毎に補正することとし
ても良い。その場合の用紙カット処理のフローチャート
を図16に示す。
【0095】即ち、図16において、CPU2は、ま
ず、切取枠の線分化データから、裁断開始位置SのY座
標からYY方向の補正分を減じた位置S(Xs,Ys−
YY)を求める(ステップF1)。次に、1回の裁断に
係る裁断終了位置Eを、同じくYY方向の補正分を減じ
た位置E(Xe,Ye−YY)として求める(ステップ
F2)。そして、位置Sから位置Eまでの裁断を実行し
て(ステップF3)、位置Eの座標を位置Sに代入し
(ステップF4)、切取枠の裁断を終了したか否かを判
別する(ステップF5)。そして、切取枠の裁断を終了
するまでステップF2〜ステップF5の処理を繰り返し
実行する。
【0096】このように、位置S及び位置EのY座標
を、裁断毎に補正することによって実現することとして
もよい。
【0097】また、キャリッジ60は、図17に示すキ
ャリッジ60の構成の変形例1のように構成することと
してもよい。
【0098】即ち、図17において、キャリッジ60
は、上記第2の実施の形態におけるスキャナ部61の位
置に、カートリッジ装填部69を備え、スキャナ部61
又はカッター部62をこのカートリッジ装填部69へ着
脱自在にした構成であり、カートリッジ装填部69に
は、スキャナ部61のツメ61c、又はカッター部62
のツメ62cが挿入される凹部69cと、スキャナ部6
1のコネクタ61aと接合して制御信号等のデータの授
受を行うスキャナ用コネクタ69aと、同じくカッター
部62のコネクタ62bと接合して制御信号等のデータ
の授受を行うカッター用コネクタ69dとが設けられて
いる。
【0099】また、スキャナ部61は、図17(b)に
示すスキャナ部61の平面図、及び図17(c)に示す
スキャナ部61の左側面図のように、カートリッジ装填
部69の凹部69に挿入し、スキャナ部61を掛止させ
るツメ61cと、スキャナ用コネクタ69aに接合し
て、制御信号等のデータの授受を行うコネクタ61aと
を備える。
【0100】また、同様に、カッター部62は、図17
(d)に示すカッター部62の平面図、及び図17
(e)に示すカッター部62の左側面図のように、カー
トリッジ装填部69の凹部69に挿入し、カッター部6
2を掛止させるツメ61cと、スキャナ用コネクタ69
aに接合して、制御信号等のデータの授受を行うコネク
タ62bとを備える。
【0101】このように、キャリッジ60は、スキャナ
部61又はカッター部62のどちらかをカートリッジ装
填部69に装着することにより、画像読取又は裁断を行
う。このため、キャリッジ60のサイズを小さくし、キ
ャリッジ60の移動に係る空間を省スペース化すること
によって、印刷装置6を小型化することが可能である。
一方、スキャナ部61又はカッター部62の何れが装着
されたかはコネクタにより判別可能であり、上記第2の
実施の形態におけるスキャナ部61の位置へ、スキャナ
部61又はカッター部62が備えられるため、YY方
向、即ち用紙の搬送方向への位置ズレは生じない。この
ため、ヘッド64との横方向の位置ズレのみを補正する
ことによって、上記第2の実施の形態の効果と同様な、
容易かつ正確な画像の読取、印刷、裁断を行うことがで
きる。
【0102】また、キャリッジ60は、図18に示すキ
ャリッジ60の構成の変形例2のように構成することと
してもよい。
【0103】即ち、図18において、キャリッジ60
は、スキャナ部61とカッター部62とを積層すること
によって構成される。このため、本第2の実施の形態に
おいて説明したヘッド64との位置ズレの補正を行う必
要はあるが、画像の読み取り、印刷、裁断を連続して行
う場合には、用紙をずらす必要がなく、また、用紙の左
右端におけるスキャナ部61と、カッター部62との互
いに届かない範囲をなくすことができる。
【0104】
【発明の効果】請求項1及び請求項8記載の発明によれ
ば、予め設定されたカット位置に基づいて、用紙が裁断
されるが、この時にカッターに加わる応力が検出され
て、カッターの劣化が自動的に判別されるため、ユーザ
がカッターの劣化状況を判断する必要のない、実用的な
印刷裁断処理装置及び印刷・裁断を行う制御プログラム
を記憶した記憶媒体を提供することができる。
【0105】請求項2及び請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の効果に加えて、カッターの劣
化が報知され、または、カッターの劣化状況に応じた報
知が行われるため、カッターの劣化状況を具体的に知る
ことができ、より使い勝手の良い、実用的な印刷裁断処
理装置を実現することができる。
【0106】請求項4及び請求項9記載の発明によれ
ば、裁断された距離が累積記憶され、累積記憶された裁
断距離に基づいて、カッターの劣化が自動的に判別され
るため、ユーザがカッターの劣化状況を判断する必要の
ない、実用的な印刷裁断処理装置及び印刷・裁断を行う
制御プログラムを記憶した記憶媒体を実現することがで
きる。
【0107】請求項5記載の発明によれば、必要に応じ
てスキャナ又はカッターをキャリッジに装着することに
よって、用紙の読取、裁断を行うことが可能であるた
め、スキャナとカッターを共に備える印刷裁断処理装置
と同一の機能を有する上、さらに、キャリッジのサイズ
を小さくできるため、キャリッジの移動に係る空間を省
スペース化し、印刷裁断処理装置を小型化することが可
能である。
【0108】請求項6記載の発明によれば、カッターと
印字ヘッドとを、キャリッジの移動方向又は用紙送り方
向の何れかの同一線上に搭載することによって、キャリ
ッジの移動方向又は用紙送り方向に対する構造的な位置
ズレをなくすことができるため、用紙の印刷と裁断を連
続して行う場合の位置ズレを容易に補正することのでき
る実用的な印刷裁断処理装置を実現することができる。
【0109】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明の効果である、キャリッジの移動方向又は用紙
送り方向に対する構造的な位置ズレがないことに加え、
用紙の印刷と裁断を連続して行う場合の位置ズレを自動
的に補正することができるため、正確な位置の補正を行
うことができる実用的な印刷裁断処理装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、第1の実施の形態のワードプロセッ
サ1の要部構成を示すブロック図。(b)は、第1の実
施の形態のRAM4の構成を示す図。
【図2】図1のCPU2によって実行されるシール作成
処理において作成される線分化データの一例を示す図。
【図3】図1のCPU2によって実行されるカッター劣
化判別処理において用いられ検査パターンデータの一例
を示す図。
【図4】図1のCPU2によって実行されるシール作成
処理において、刃62aの劣化を判別する規定値である
劣化トルクデータと、交換メッセージとの一例を示す
図。
【図5】第1の実施の形態における印刷装置6の要部構
成を示す図。
【図6】(a)は、図5のカッター部62の平面図。
(b)は、図5のカッター部62の断面図。
【図7】図1のCPU2によって実行されるシール作成
処理の動作を示すフローチャート。
【図8】図7のシール作成処理の実行中に呼び出される
サブルーチンであるカッター劣化判別処理の動作を示す
フローチャート(図9へ続く)。
【図9】図7のシール作成処理の実行中に呼び出される
サブルーチンであるカッター劣化判別処理の動作を示す
フローチャート(図8からの続き)。
【図10】図7のシール作成処理の実行中に呼び出され
るサブルーチンである用紙カット処理の動作を示すフロ
ーチャート。
【図11】第2の実施の形態におけるワードプロセッサ
1の印刷装置6を構成するキャリッジ60の外観斜視
図。
【図12】図11のキャリッジ60におけるa−a´間
の断面図。
【図13】第2の実施の形態における、CPU2によっ
て実行されるシール作成処理の動作を示すフローチャー
ト。
【図14】図13のシール作成処理の実行中に呼び出さ
れるサブルーチンであるコピー印刷処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図15】図13のシール作成処理の実行中に呼び出さ
れるサブルーチンである用紙カット処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図16】図15の用紙カット処理の変形例を示すフロ
ーチャート。
【図17】第2の実施の形態におけるキャリッジ60の
変形例1の構成を示す図。
【図18】第2の実施の形態におけるキャリッジ60の
変形例2の構成を示す図。
【符号の説明】
1 ワードプロセッサ 2 CPU 3 入力装置 4 RAM 5 表示装置 6 印刷装置 6a ガイド軸 6b 板ギヤ 60 キャリッジ 61 スキャナ部 62 カッター部 62a 刃 62b 圧力センサー 62c ソレノイド 63 インクリボンカートリッジ 63a インクリボン 64 ヘッド 67 スライドスイッチ 68 ギヤ 65 プラテン 7 記憶装置 8 記憶媒体 9 バス 10 シール用紙

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定されたカット位置に基づいて用紙
    をカッターにより裁断する裁断手段と、 この裁断手段によって用紙が裁断された際に、カッター
    に加わる応力を検出する応力検出手段と、 この応力検出手段によって検出された応力に基づいて、
    前記カッターの劣化を判別する判別手段と、 を備えることを特徴とする印刷裁断処理装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段によって判別された前記カッ
    ターの劣化を報知する報知手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項1記載の印刷裁断処理装置。
  3. 【請求項3】前記判別手段は、前記応力検出手段によっ
    て検出された応力に基づいて、前記カッターの劣化の状
    態を段階的に判別し、 前記報知手段は、この判別手段によって判別された前記
    カッターの劣化状態に応じて、前記カッターの劣化状態
    を報知することを特徴とする請求項2記載の印刷裁断処
    理装置。
  4. 【請求項4】カッターにより用紙を裁断する裁断手段
    と、 この裁断手段による裁断毎に裁断された距離を算出し、
    この裁断距離を累積して記憶する裁断距離累積手段と、 この裁断距離累積手段によって累積して記憶された裁断
    距離に基づいて、前記カッターの劣化を判別する判別手
    段と、 を備えることを特徴とする印刷裁断処理装置。
  5. 【請求項5】スキャナ又はカッターの何れかを着脱自在
    に取り付けることのできる装填部を有するキャリッジを
    備えた印刷裁断処理装置であって、 前記装填部に前記スキャナ又は前記カッターの何れが装
    着されたかを判別する判別手段と、 この判別手段によって判別された結果に応じて、前記装
    填部に装着された前記スキャナによる用紙の読取又は前
    記カッターによる用紙の裁断を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする印刷裁断処理装置。
  6. 【請求項6】用紙の裁断を行うカッターと、用紙への印
    刷を行う印字ヘッドとを搭載するキャリッジを備えた印
    刷裁断処理装置において、 前記キャリッジは、前記カッターと前記印字ヘッドと
    を、前記キャリッジの移動方向又は前記用紙の用紙送り
    方向の何れかの同一線上に搭載し、 前記キャリッジに搭載された前記カッターと前記印字ヘ
    ッドとの搭載位置に応じて、前記カッターによる用紙の
    裁断と前記印字ヘッドによる用紙への印刷を制御する制
    御手段をさらに備えたことを特徴とする印刷裁断処理装
    置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記印字ヘッドによる印
    刷と、前記カッターによる裁断とを連続して行う際に、
    該印字ヘッドと該カッターの前記同一線上の各搭載位置
    に基づいて、当該カッターの裁断位置を補正することを
    特徴とする請求項6記載の印刷裁断処理装置。
  8. 【請求項8】用紙の印刷と裁断を行うための制御プログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、 予め設定されたカット位置に基づいて用紙をカッターに
    より裁断させるためのコンピュータが実行可能なプログ
    ラムコードと、 前記用紙が前記裁断された際に、カッターに加わる応力
    を検出させるためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムコードと、 前記検出された応力に応じて、前記カッターの劣化を判
    別させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコ
    ードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  9. 【請求項9】用紙の印刷と裁断を行うための制御プログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、 前記用紙の裁断毎に裁断された距離を算出させ、この裁
    断距離を累積して記憶させるためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 前記累積して記憶させた裁断距離に応じて、カッターの
    劣化を判別させるためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021088188A (ja) * 2021-02-09 2021-06-10 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム
JP2021088189A (ja) * 2021-02-09 2021-06-10 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム

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JP7060123B2 (ja) 2021-02-09 2022-04-26 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム
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