JP2000229834A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
脂質抑制効果、荒れ肌改善効果、角質改善効果、ターン
オーバー速度を速くする効果)に優れ、頭皮における毛
根の代謝を賦活して毛根の発育を促進する優れた効果を
有し、且つ保湿性に優れ、べたつきのない官能特性に優
れた新規化粧料を提供することにある。 【解決手段】プロアントシアニジンを主成分とする松樹
皮由来成分を含有することを特徴とする化粧料、並びに
プロアントシアニジンを主成分とする松樹皮由来成分と
ジイソプロピルアミンジクロロアセテートとを含有する
ことを特徴とする化粧料によって達成される。
Description
(活性酸素抑制、過酸化脂質抑制効果、荒れ肌改善効
果、角質改善効果、ターンオーバー速度を速くする効
果)に優れ、頭皮における毛根の代謝を賦活して毛根の
発育を促進する優れた効果を有し、且つ保湿性に優れ、
べたつきのない官能特性に優れた新規化粧料に関する。
さのない荒れ肌で、角質細胞剥離現象が認められる皮膚
である。そして老化皮膚は、ターンオーバー速度が遅
く、また皮膚に老化防止効果が付与発現するとターンオ
ーバー速度が速くなると言われている。これまで荒れ
肌、老化の視点などから多くの皮膚化粧料(例えば特開
平7−304639号公報、特開平9−118611号
公報、特開平9−176008号公報など)が提案され
ているが、未だ満足し得るものではない。
の栄養成分であるアミノ酸およびビタミン類を配合して
なる養毛化粧料が知られている。さらには、皮脂腺の肥
大防止効果をもつ成分や、男性ホルモンの抑制作用をも
つ成分を配合する医療用養毛剤や養毛化粧料も数多く提
案されている。
物質は、皮膚刺激が強くその配合量に制限があったり、
血行促進の持続時間が短いという欠点がある。
過剰作用が原因の一つと言われているが、血行の不良や
毛母細胞の活性低下、皮脂腺の肥大化、頭皮の線維化等
の現象が複雑に絡みあって生じていると推察されてい
る。
いわれる毛母細胞の活性低下や皮脂腺の肥大化を抑制す
るために、単に抗男性ホルモン剤等を育毛剤として用い
ても、育毛作用を発現するまでには至らないのが現状で
ある。また、毛母細胞賦活剤や血行促進剤を用いても、
良好な成績は得られない。
くの養毛・育毛剤(例えば特開平5−58850号公
報、特開平5−139936号公報、特開平5−170
625号公報など)が提案されているが、末梢血流を促
進し、毛母細胞の賦活化をする物質を用いても格段の育
毛作用については見出せず、また組成物においても充分
満足すべき効果を得るまでには至らず、育毛効果、脱毛
予防効果に改良の余地があるのが実情である。
場の乾燥から肌を守る等の目的で保湿剤が配合されてい
る。従来より用いられてきた保湿剤としては、グリセリ
ン、プロピレングリコールおよびソルビトールに代表さ
れる水溶性多価アルコール、ヒアルロン酸およびキサン
タンガムに代表される水溶性高分子、ピロリドンカルボ
ン酸塩およびアミノ酸に代表される天然保湿因子、セラ
ミドに代表される細胞間脂質等が挙げられる。
効果を有するものの、水溶性多価アルコールおよび水溶
性高分子は、塗布時および塗布直後にべたつき感を有す
るものが多く、官能特性上必ずしも満足すべきものでは
なく、これを改善した化粧料が求められている。
は、皮膚老化防止効果(活性酸素抑制効果、過酸化脂質
抑制効果、荒れ肌改善効果、角質改善効果、ターンオー
バー速度を速くする効果)に優れ、頭皮における毛根の
代謝を賦活して毛根の発育を促進する優れた効果を有
し、且つ保湿性に優れ、べたつきのない官能特性に優れ
た新規化粧料を提供することにある。
実情に鑑み、優れた皮膚老化防止効果(活性酸素抑制効
果、過酸化脂質抑制効果、荒れ肌改善効果、角質改善効
果、ターンオーバー速度を早くする効果)および毛根の
発育を促進する効果に優れ、且つ保湿性に優れ、皮膚に
対しべたつきがない化粧料について鋭意検討した結果、
プロアントシアニジンを主成分とする松樹皮由来成分を
配合した化粧料、好ましくはプロアントシアニジンを主
成分とする松樹皮由来成分とジイソプロピルアミンジク
ロロアセテートとを組み合わせて配合した化粧料に前記
の優れた効果を有するとともに、幅広い製剤に適用可能
であることを見いだして本発明を完成するに至った。
シアニジンを主成分とする松樹皮由来成分を含有するこ
とを特徴とする化粧料、およびプロアントシアニジンを
主成分とする松樹皮由来成分とジイソプロピルアミンジ
クロロアセテートとを含有することを特徴とする化粧料
である。
数、Rは水素原子または水酸基を示す。)
て説明する。
(Proanthocyanidin)を主成分とする松樹皮由来成分と
しては、プロアントシアニジンが約20〜70%以上の
高含量を認める松樹皮、例えばフランス海岸松から水ま
たは特定の有機溶媒を用いて抽出して調製したものが挙
げられるが、またそれら抽出物をコストが許容される範
囲で濃縮、分子ふるい、クロマトグラフィーなどによる
精製によって調製されたものでも良い。具体的にはホー
ファー・リサーチ・ラボラトリー社(スイス)製の原料
ピクノジェノール(商品名、粉末状)が特に好ましいも
のとして挙げられる。該ピクノジェノールは、フランス
のボルドー地方とピレネー山脈の大西洋沿岸に生育する
学名:PINUS PINSTER、フランス海岸松と呼ばれる松の
樹皮より抽出された物質である。該ピクノジェノールに
は60%以上のプロアントシアニジンを主成分として含
み、それ以外に40種以上の有機酸(ポリフェノールな
ど)を含むものである。
ジン(Proanthocyanidin)を主成分とする松樹皮由来成
分は、他の穀物、果物に含有するプロアントシアニジン
(例えば、特開平06−336421号公報)また特開
平02−134309号公報に記載のプロシアニジンと
は異なり、抗チロシナーゼ(マッシュルームチロシナー
ゼ)活性が認められない成分である。
を主成分とする松樹皮由来成分を調製する際の抽出溶媒
としては、例えばフランス海岸松の樹皮を、水、エタノ
ール、エタノール水溶液、ベンゼン、アセトンなどで抽
出、調製されたものが挙げられる。
を主成分とする松樹皮由来成分の配合量(抽出液の乾燥
固形分換算)としては、当該化粧料の総量を基準とし
て、0.01〜10重量%が相応しく、特に0.05〜
5重量%が好ましい。0.01重量%より少ないと効果
の発現性が充分でない場合があり、また10重量%より
多い量ではそれ以上の効果はそれ程期待できない場合が
ある。
ンジクロロアセテート(DADAと略称)とは、下記式
で示されるもので、白色結晶性の粉末状を呈し、匂いは
殆んどなく、味は苦く、水、エタノール等に溶けやす
い。また、その融点は、118〜122℃で5%水溶液
のpHは5.6〜6.8である。
ジクロロアセテートの配合量としては、当該化粧料の総
量を基準として、0.01〜10重量%が相応しく、特
に0.05〜5重量%が好ましい。0.01重量%より
少ないと効果の発現性が充分でない場合があり、また1
0重量%より多い量ではそれ以上の効果はそれ程期待で
きない場合がある。
クリーム、乳液、ファンデーション、パック、浴用剤、
ヘアートニック、ヘアーローション、ヘアートリートメ
ント、ヘアークリーム、ヘアーコンディショナー、ヘア
ージェル、ヘアーミスト、ヘアーフォーム、コロン、洗
顔料、ボディーシャンプー、シャンプー、リンスおよび
浴用剤等が挙げられる。
料一般に許容されるところの組成物を構成するための基
剤、香料、防腐剤、保存剤、保湿剤、薬効物質および界
面活性剤等を適宜配合することができる。
る。尚、以下における%表示は、特に指定しない限り、
重量%を示す。尚、実施例に先立ち(1)角質層のター
ンオーバー速度測定方法、(2)荒れ肌改善効果の測定
試験法、(3)角質改善効果の測定試験法、(4)マウ
ス毛成長促進効果試験法、(5)ヒト頭髪毛成長促進効
果試験法、(6)活性酸素生成抑制試験、(7)過酸化
脂質抑制試験、(8)保湿性試験、(9)官能(ベタツ
キ感)試験を説明する。
法 蛍光色素のダンシルクロリドを白色ワセリン中に5%配
合した軟膏を作り、被験者の前腕部の皮膚に24時間閉
塞塗布し、角質層にダンシルクロリドを浸透結合させ
た。その後同じ部位に1日2回(朝、夕)被験試料を塗
布し、毎日ダンシルクロリドの蛍光を調べ、その蛍光が
消滅するまでの日数を皮膚角質層のターンオーバー速度
とした。
4週間連続塗布効果を調べた。被験者の左側脚試験部位
に1日2回約1gの試料を塗布し、試験開始前および終
了後の皮膚の状態を表1の判定基準により判定した。な
お、右側下脚は試料を塗布せず対象とした。
を比較し、皮膚乾燥度が2段階以上改善された場合(例
えば+→−,++→±)を「有効」、1段階改善された
場合を「やや有効」、変化がなかった場合を「無効」と
した。試験結果は「有効」、「やや有効」となった被験
者の人数で示した。
大)効果の測定試験法 前述の荒れ肌改善測定試験開始前および終了後の被験部
皮膚にスコッチテープ(ニチバンメンディングテープ)
を接着し、これを剥離した時テープに付着した角質細胞
の状態を走査型電子顕微鏡によって詳細に調べ、表2の
判定基準によって皮膚角質層細胞剥離性を分類し、角質
改善効果を求めた。
点と対照部位のそれとの差が2点上の場合を「有効」、
1点の場合を「やや有効」、0点の場合を「無効」とし
た。試験結果は「有効」、「やや有効」となった被験者
の人数で示した。
中央の皮膚を電気バリカンで刈った後、シェーバーによ
り完全に除毛した。翌日より実施例および比較例の各試
料を被験部皮膚に毎日1回、一匹当り0.2ml塗布し
た。一試料に対して動物は一群10匹を使用した。実験
開始後14日目に動物を屠殺し、被験部皮膚の写真撮影
を行なった。つぎに、写真を画像解析装置に取り込み、
最初に毛刈りした面積(A)と、発毛面積(B)を求
め、さらに マウス毛成長促進効果=(B)/(A) を個々の動物について算出した。
0名の頭頂部の頭髪を直径約7mmの円形状に剃毛し
た。更に、毛刈り1日後及び3日後に林らの方法(ブリ
ティッシュ・ジャーナル・オブ・デルマトロジー、12
5巻、123頁、1991年)により毛成長速度を対象
部位の毛髪(約30〜40本)について求めて、平均値
(A)を計算した。次に各被験者に被験部位を中心とし
て、実施例又は比較例の試料を毎日朝夕2回、約3ml
塗布し、よくマッサージさせた。試験開始3ケ月目に同
様にして同一部位の毛成長速度の測定を行い、平均値
(B)を計算した。効果の判定は、各養毛化粧料使用前
後の比(B)/(A)を比較することにより行った。
ml、3mMキサンチン0.1ml、3mMEDTA0.1m
l、0.15%牛血清アルブミン0.1ml、0.75
mM ニトロブルーテトラゾリウム0.1mlの組成中
に、試料溶液(0.001〜0.05%の50%エタノ
ール水溶液)を0.1ml加え、25℃、10分加温す
る。そこにバターミルク由来の150倍希釈キサンチン
オキシダーゼ(シグマ社製)0.1mlを加え、25
℃、20分間反応する。6mM塩化銅0.1ml加え、
反応を停止して、分光光度計を用いて波長560nmに
て吸光度を測定する。試料溶液の代わりに、対照として
50%エタノール溶液を0.1ml加えたものの吸光度
を測定した。この対照に対する抑制率(%)を求め、5
0%抑制の濃度をIC50(%)として表示した。
(0.1%TritonX-100)、試料溶液(0.01〜0.1
%の50%エタノール水溶液)0.4ml、蒸留水、バ
ターミルク由来の10倍希釈キサンチンオキシダーゼ
(シグマ社製)0.15mlの混合液を37℃、24時
間振とう反応する。該組成物0.3mlに10%リンタ
ングステン酸0.5ml、0.67%チオバルビツール
酸1.0mlを加え攪拌の後、95〜100℃、30分
間加熱後、急冷してn−ブタノールを加え振とう攪拌
後、遠心(3000rpm、10分)を行い、上清を分光光度
計を用いて波長535nmにて吸光度を測定した。試料
溶液の代わりに、対照として50%エタノール溶液を
0.4ml加えたものの吸光度を測定した。この対照に
対する抑制率(%)を求め、50%抑制の濃度をIC50
(%)として表示した。
側部に塗布し、30分後の水分量をインピーダンスメー
ターで電気導伝度として測定した。結果は、塗布前を1
00とした際の相対値で示した。
塗布時および塗布後にべたつき感を感じるか否かを評価
し、「感じない」と答えたパネラーの人数で示した。
抑制効果)活性酸素生成抑制効果は、ピクノジェノール
[ホーファー・リサーチ・ラボラトリー社(スイス)製
の原料]の前記方法記載の濃度の50%エタノール水溶
液を調製(実施例1)した。また過酸化脂質抑制効果
は、ピクノジェノールの前記方法記載の濃度の50%エ
タノール水溶液を調製(実施例2)した。それぞれの比
較例である50%エタノール水溶液をそれぞれ比較例
1、比較例2とした。その結果、表3に示したごとく比
較例1、比較例2に比較して実施例1および実施例2は
優れた活性酸素生成抑制効果および過酸化脂質抑制効果
を示した。
・ラボラトリー社(スイス)製の原料を2.0%配合し
た活性剤(Polysorbate80)水溶液を調製
(実施例3)し、ピクノジェノールおよびジイソプロピ
ルアミンジクロロアセテーをそれぞれ1.0%配合した
活性剤(Polysorbate80)水溶液をそれぞ
れ調製(実施例4)した。また比較例3、4として、そ
れぞれグリセリン、ピロリドンカルボン酸ナトリムの
2.0%配合水溶液を調製し、水を比較例5とした。
水に比較して本発明に用いられるピクジェノール(実施
例3)およびピクノジェノールとDADAとの組み合わ
せ(実施例4)は保湿性、べたつき感において優れてい
た。一方、グリセリン(比較例3)およびピロリドンカ
ルボン酸ナトリウム(比較例4)は保湿性、べたつき感
において劣っていた。
ム) ピクノジェノール[ホーファー・リサーチ・ラボラトリ
ー社(スイス)製の粉末原料を利用した。
混合した後、78℃にした。次いでこれを、75℃に加
熱した原料(C)へ攪拌しながら徐々に加え、予備乳化
を行った。その後ホモジナイザーにかけて乳化を完全に
行い、50℃に冷却後、(D)を添加し、30℃まで冷
却した。
表5に示す。ピクノジェノール(実施例5,6,7)お
よびピクノジェノールとDADAとを配合した(実施例
8,9)は、比較例6に比較し、ターンオーバー速度、
荒れ肌改善効果、角質改善効果いずれの試験においても
優れた効果を示した。
常法により調製し、前記ターンオーバー速度、荒れ肌改
善効果、角質改善効果、保湿性および官能性について各
種試験を実施した結果、本発明の化粧水(実施例10)
は、有効成分を含まない化粧水と比較しいずれの点でも
優れており、パネラー20名中、14名にしっとり感が
あり、べたつき感がないとの評価であった。
ニックを常法により調製し、前記、マウス毛成長促進効
果およびヒト頭髪毛成長促進効果について各試験を実施
した結果(表6)、本発明のヘアートニック(実施例1
2〜16)は、有効成分を含まないヘアートニック(比
較例7)と比較しいずれの点でも優れていた。また、保
湿性および官能性について各試験を実施した結果、パネ
ラー20名中、16名にしっとり感があり、べたつき感
がないとの評価であった。
ラー20名中、11〜14名の範囲で有効成分を含まな
いシャンプーと比較し、髪がしっとりするとの評価であ
り、実施例18の本発明の浴用剤は、パネラー20名
中、11〜16名の範囲で有効成分を含まない浴用剤と
比較し何れも荒れ肌改善効果、角質改善効果および官能
試験において優れており、肌がしっとりするとの評価で
あった。
化防止効果(活性酸素抑制効果、過酸化脂質抑制効果、
荒れ肌改善効果、角質改善効果、ターンオーバー速度を
速くする効果)に優れ、頭皮における毛根の代謝を賦活
して毛根の発育を促進する優れた効果を有し、且つ保湿
性に優れ、べたつきのない官能特性に優れた新規化粧料
を提供することは明らかである。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式のプロアントシアニジンを主
成分とする松樹皮由来成分を含有することを特徴とする
化粧料。 【化1】 (但し、式中で、nは1〜1000の個数、Rは水素原
子または水酸基を示す。) - 【請求項2】 プロアントシアニジンを主成分とする松
樹皮由来成分とジイソプロピルアミンジクロロアセテー
トとを含有することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11032480A JP2000229834A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11032480A JP2000229834A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000229834A true JP2000229834A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12360162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11032480A Pending JP2000229834A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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