JP2000230021A - モノマーおよびそれを用いたポリマー、プラスチック成形体 - Google Patents
モノマーおよびそれを用いたポリマー、プラスチック成形体Info
- Publication number
- JP2000230021A JP2000230021A JP11031594A JP3159499A JP2000230021A JP 2000230021 A JP2000230021 A JP 2000230021A JP 11031594 A JP11031594 A JP 11031594A JP 3159499 A JP3159499 A JP 3159499A JP 2000230021 A JP2000230021 A JP 2000230021A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- group
- monomer
- ppm
- around
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
親水性を有するプラスチック成形体を提供することを目
的とする。 【解決手段】 下記式(a)で表されるモノマーを重合
して得られるプラスチック成形体。 【化1】 [式(a)中、Aはシロキサニル基を表す。Xは炭素炭
素不飽和結合を有する基を表す。G1およびG2はそれぞ
れ独立にH、置換されていてもよいアルキル基および置
換されていてもよいアリール基からなる群から選ばれた
置換基を表す。nは1〜10の整数を表す。]
Description
れを用いたポリマー、プラスチック成形体に関するもの
であり、該プラスチック成形体はコンタクトレンズ、眼
内レンズ、人工角膜などの眼用レンズとして特に好適に
用いられる。
用ポリマーとして3−[トリス(トリメチルシロキシ)
シリル]プロピルメタクリレートなどのシロキサニル基
含有メタクリレートや、変性ポリシロキサンを一成分と
するポリマーが開発され利用されている(特開昭60−
142324号、特開昭54−24047号)。
ー)からなるポリマーは、酸素透過性を向上させる目的
で導入されているシリコーンが持つ性質、即ち疎水性と
分子間相互作用が小さいという性質のために表面が疎水
性となりやすく水をはじいたり汚れが付きやすいという
物性上の欠点が存在していた。
は、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのような親水
性モノマーとの相溶性が悪く、ポリマーの親水性向上の
ためにこのような親水性モノマーを共重合させた場合に
は相分離が起こり透明なポリマーが得られないという欠
点を有していた。
術の欠点を解決しようとするものであり、高い透明性、
高酸素透過性および高親水性を有するプラスチック成形
体を提供することを目的とする。
めに、本発明は、下記の構成を有する。 「(1)下記式(a)で表されるモノマーを重合して得ら
れることを特徴とするモノマー。
す。
す。
れていてもよいアルキル基および置換されていてもよい
アリール基からなる群から選ばれた置換基を表す。
プラスチック成形体。
いてなるコンタクトレンズ。」
する。
(a)で表されるモノマーを重合して得られることを特
徴とする。
す。
す。
れていてもよいアルキル基および置換されていてもよい
アリール基からなる群から選ばれた置換基を表す。
てシロキサニル基とは、少なくとも1つのSi−O−S
i結合を有する基を表す。
される置換基が好ましく使用される。
いに独立にH、置換されていてもよいアルキル基、置換
されていてもよいアリール基を表す。kは0〜200の
整数を表し、a、b、cはそれぞれが互いに独立に0〜
20の整数を表す。ただしk=a=b=c=0の場合は
除く。] 式(A)中、A1〜A11はそれぞれが互いに独立にH、
置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよ
いアリール基を表すが、その具体的な例としてはH、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、sec-ブチル基、t−ブチル基、ヘ
キシル基、シクロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、
オクチル基などのアルキル基、フェニル基、ナフチル基
などのアリール基を挙げることができる。これらの中で
最も好ましいのはメチル基である。
が、好ましくは0〜50、さらに好ましくは0〜10で
ある。a、b、cはそれぞれが互いに独立に0〜20の
整数であるが、好ましくはa、b、cがそれぞれが互いに
独立に0〜5の整数である。k=0の場合、好ましい
a、b、cの組み合わせはa=b=c=1、a=b=1
かつc=0、およびa=1かつb=c=0である。
に比較的安価に入手できることから特に好適なものは、
トリス(トリメチルシロキシ)シリル基、ビス(トリメ
チルシロキシ)メチルシリル基、トリメチルシロキシジ
メチルシリル基、ポリジメチルシロキサン基、ポリメチ
ルシロキサン基およびポリ−コ−メチルシロキサン−ジ
メチルシロキサン基などである。
する基を表すが、その好適な具体例を例示すれば、下記
式(x1)〜(x6)で表される置換基である。
はメチル基を表す。] 式(a)中、G1およびG2はそれぞれ独立にH、置換さ
れていてもよいアルキル基および置換されていてもよい
アリール基からなる群から選ばれた置換基を表すが、そ
の好適な置換基の例を挙げる。Hは好適である。置換さ
れていてもよいアルキル基としては直鎖状であっても分
枝状であっても特に限定されるものではないが、炭素数
1〜20のものが好ましく、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ベ
ンジル基、フェネチル基などである。置換されていても
よいアリール基としては特に限定されるものではない
が、炭素数6〜20のものが好ましく、具体的にはフェ
ニル基、4−ヒドロキシフェニル基、2−ヒドロキシフ
ェニル基などが挙げられる。これらの中で、最も好適な
ものはHおよびメチル基である。
が、高い酸素透過性が得られる点および合成の容易さの
点で好ましくは1〜3の整数であり、最も好ましくは3
である。
の一例としては、以下の方法を挙げることができる。す
なわち、式(a1)
表される化合物を、炭素炭素不飽和結合を有する適当な
化合物と反応させることによって式(a)で表される化
合物を得る方法である。前記の炭素炭素不飽和結合を有
する適当な化合物とは、Xの種類によって異なるが、例
えばXが式(x1)で表される基である場合は対応する
エポキシ化合物、Xが式(x2)、式(x5)および式
(x6)で表される基である場合は対応するハロゲン化
物、Xが式(x3)および式(x4)で表される基であ
る場合は対応するイソシアネート化合物である。
(a)で表されるモノマーを単独で重合して得ること
も、他のモノマーと共重合して得ることも可能である。
他のモノマーと共重合する場合の共重合モノマーとして
は、共重合さえ可能であれば何ら制限はなく、(メタ)ア
クリロイル基、スチリル基、アリル基、ビニル基および
他の共重合可能な炭素炭素不飽和結合を有するモノマー
を使用することができる。
限定されるものではない。(メタ)アクリル酸、イタコ
ン酸、クロトン酸、桂皮酸、ビニル安息香酸、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレートなどの
アルキル(メタ)アクリレート類、ポリアルキレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、ポリアルキレングリコ
ールモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、ポリ
アルキレングリコールビス(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリス(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールテトラキス(メタ)アクリレート、両
末端に炭素炭素不飽和結合を有するシロキサンマクロマ
ーなどの多官能(メタ)アクリレート類、トリフルオロ
エチル(メタ)アクリレート、ヘキサフルオロイソプロピ
ル(メタ)アクリレートなどのハロゲン化アルキル(メタ)
アクリレート類、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2,3−ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
トなどの水酸基を有するヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレート類、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N
−ジエチルアクリルアミド、N,N−ジ−n−プロピル
アクリルアミド、N,N−ジイソプロピルアクリルアミ
ド、N,N−ジn−ブチルアクリルアミド、N−アクリ
ロイルモルホリン、N−アクリロイルピペリジン、N−
アクリロイルピロリジン、N−メチル(メタ)アクリル
アミドなどの(メタ)アクリルアミド類、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルピリジンなどの芳香族ビニル
モノマー、マレイミド類、N−ビニルピロリドンなどの
ヘテロ環ビニルモノマー、3−[トリス(トリメチルシ
ロキシ)シリル]プロピル(メタ)アクリレート、3−
[ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル]プロピル
(メタ)アクリレート、3−[(トリメチルシロキシ)
ジメチルシリル]プロピル(メタ)アクリレート、3−
[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピル(メ
タ)アクリルアミド、3−[ビス(トリメチルシロキ
シ)メチルシリル]プロピル(メタ)アクリルアミド、
3−[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリル]プロピ
ル(メタ)アクリルアミド、[トリス(トリメチルシロ
キシ)シリル]メチル(メタ)アクリレート、[ビス
(トリメチルシロキシ)メチルシリル]メチル(メタ)
アクリレート、[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリ
ル]メチル(メタ)アクリレート、[トリス(トリメチ
ルシロキシ)シリル]メチル(メタ)アクリルアミド、
[ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル]メチル
(メタ)アクリルアミド、[(トリメチルシロキシ)ジ
メチルシリル]メチル(メタ)アクリルアミド、[トリ
ス(トリメチルシロキシ)シリル]スチレン、[ビス
(トリメチルシロキシ)メチルシリル]スチレン、
[(トリメチルシロキシ)ジメチルシリル]スチレンな
どである。
良好な機械物性が得られ、消毒液や洗浄液に対する良好
な耐性が得られるという意味で、1分子中に2個以上の
共重合可能な炭素炭素不飽和結合を有するモノマーを共
重合成分として用いることが好ましい。1分子中に2個
以上の共重合可能な炭素炭素不飽和結合を有するモノマ
ーの共重合比率は0.1重量%以上が好ましく、0.3
重量%以上がより好ましく、0.5重量%以上がさらに
好ましい。
る一般式(a)で表されるモノマーの(共)重合比率
は、高い酸素透過性を確保するという点からは、好まし
くは30重量%〜100重量%、より好ましくは50重
量%〜99重量%、最も好ましくは60重量%〜95重
量%である。
収剤や色素、着色剤などを含むものでもよい。また重合
性基を有する紫外線吸収剤や色素、着色剤を、共重合し
た形で含有してもよい。
成形方法としては、公知の方法を使用することができ
る。例えば、一旦、丸棒や板状等に重合、成形しこれを
切削加工等によって所望の形状に加工する方法、モール
ド重合法、およびスピンキャスト重合法などである。
により得る際は、重合をしやすくするために過酸化物や
アゾ化合物に代表される熱重合開始剤や、光重合開始剤
を添加することが好ましい。熱重合を行う場合は、所望
の反応温度に対して最適な分解特性を有するものを選択
して使用する。一般的には10時間半減期温度が40〜
120℃のアゾ系開始剤および過酸化物系開始剤が好適
である。光重合開始剤としてはカルボニル化合物、過酸
化物、アゾ化合物、硫黄化合物、ハロゲン化合物、およ
び金属塩などを挙げることができる。これらの重合開始
剤は単独または混合して用いられ、およそ1重量%くら
いまでの量で使用される。
により得る際は、重合溶媒を使用することができる。溶
媒としては有機系、無機系の各種溶媒が適用可能であり
特に制限は無い。例を挙げれば、水、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、
イソプロピルアルコール、ノルマルブチルアルコール、
イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等
のアルコール系溶剤、メチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブ、イソプロピルセロソルブ、ブチルセロソルブ、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル
等のグリコールエーテル系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、酢酸アミル、乳酸エチル、安息香酸メチル等のエス
テル系溶剤、ノルマルヘキサン、ノルマルヘプタン、ノ
ルマルオクタン等の脂肪族炭化水素系溶剤、シクロへキ
サン、エチルシクロへキサン等の脂環族炭化水素系溶
剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン系溶剤、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素系溶剤、石油系溶剤等各種のもの
であり、これらは単独あるいは混合して使用することが
できる。
成形方法としては、公知の方法を使用することができ
る。例えば、一旦、丸棒や板状等に重合、成形しこれを
切削加工等によって所望の形状に加工する方法、モール
ド重合法、およびスピンキャスト重合法などである。
モールド重合法により得る場合について、次に説明す
る。
のモールドの空隙に充填する。そして光重合あるいは熱
重合を行ってモールドの形状に賦型する。モールドは、
樹脂、ガラス、セラミックス、金属等で製作されている
が、光重合の場合は光学的に透明な素材が用いられ、通
常は樹脂またはガラスが使用される。プラスチック成形
体を製造する場合には、多くの場合、2枚の対向するモ
ールドにより空隙が形成されており、その空隙にモノマ
ー組成物が充填されるが、モールドの形状やモノマーの
性状によってはプラスチック成形体に一定の厚みを与え
かつ充填したモノマー組成物の液モレを防止する目的を
有するガスケットを併用してもよい。空隙にモノマ組成
物を充填したモールドは、続いて紫外線のような活性光
線を照射されるか、オーブンや液槽に入れて加熱されて
重合される。光重合の後に加熱重合したり、逆に加熱重
合後に光重合する両者を併用する方法もありうる。光重
合の場合は、例えば水銀ランプや捕虫灯を光源とする紫
外線を多く含む光を短時間(通常は1時間以下)照射す
るのが一般的である。熱重合を行う場合には、室温付近
から徐々に昇温し、数時間ないし数十時間かけて60℃
〜200℃の温度まで高めて行く条件が、プラスチック
成形体の光学的な均一性、品位を保持し、かつ再現性を
高めるために好まれる。
は純水に対する動的接触角(前進時、浸漬速度0.1m
m/sec)が100゜以下が好ましい。含水率は3%
〜50%が好ましく、5%〜50%がより好ましく、7
%〜50%が最も好ましい。酸素透過性は、酸素透過係
数[ml(STP)cm・cm-2・sec-1・mmHg
-1]60×10-11以上が好ましく、70×10-11以上
がより好ましく、80×10-11以上が最も好ましい。
トレンズ、眼内レンズ、人工角膜などの眼用レンズとし
て特に好適である。
するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。 〔測定方法〕本実施例における各種測定は、以下に示す
方法で行った。 (1)プロトン核磁気共鳴スペクトル 日本電子社製のEX270型を用いて測定した。溶媒に
クロロホルム−dを使用した。 (2)動的接触角 サンプルとして、5mm×10mm×0.2mm程度の
サイズのフィルム状のものを使用し、レスカ社製のWE
T−6000型を用いて前進時の動的接触角を測定し
た。浸漬速度は0.1mm/sec、浸漬深さは7mm
とした。 (3)酸素透過係数 理化精機工業社製の製科研式フィルム酸素透過率系を用
いて35℃の水中にてフィルム状サンプルの酸素透過係
数を測定した。 (4)引張弾性率 サンプルとして、2.0mm×15mm×0.2mm程
度のサイズのフィルム状のものを使用し、オリエンテッ
ク社製のテンシロンRTM−100型を用いて測定し
た。引張速度は100mm/minとし、つかみ間距離
は5mmとした。 〔合成例1〕500ml三角フラスコに3−アミノプロ
ピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン(150.0
g,424.0mmol)、アクリロニトリル(48.
83g,920.3mmol)および酢酸エチル(20
0g)を入れ、室温で7日間撹拌した。ロータリーバキ
ュームエバポレーターで揮発成分を留去した後、減圧蒸
留を行って精製し、無色透明液体(148.3g)を得
た。この液体のプロトン核磁気共鳴スペクトルを測定し
分析した結果、0.1ppm付近(27H)、0.4p
pm付近(2H)、1.3ppm付近(1H)、1.5
ppm付近(2H)、2.5ppm付近(2H)、2.
6ppm付近(2H)および2.9ppm付近(2H)
にピークが検出されたことから式(J1)で表される化
合物であることを確認した。
化合物(50.0g,122.9mmol)およびグリ
シジルメタクリレート(200g,1407mmol)
を入れ、60℃で68時間撹拌した。反応終了後、ロー
タリーバキュームエバポレーターによって過剰のグリシ
ジルメタクリレートを留去した後、さらに減圧下80℃
で4時間かけて揮発成分を除去し、淡黄色透明液体を得
た。プロトン核磁気共鳴スペクトルを測定し分析した結
果、0.1ppm付近(27H)、0.4ppm付近
(2H)、1.5ppm付近(2H)、2.0ppm付
近(3H)、2.4〜3.3ppm付近(8H)、3.
7〜4.4ppm付近(3H)、5.6ppm付近(1
H)および6.1ppm付近(1H)にピークが検出さ
れたことから式(M1)で表される化合物を主成分とす
る混合物であることを確認した。
00mlナス型フラスコに式(J1)の化合物(15.
0g,36.9mol)、トルエン(30ml)および
トリエチルアミン(3.73g,36.9mmol)を
入れ、フラスコを氷浴に浸し、マグネチックスターラー
で撹拌した。ここへアクリル酸クロリド(3.34g,
36.9mmol)およびトルエン(10ml)からな
る溶液を30分間かけて滴下した。滴下終了後、室温で
18時間撹拌した。反応液を水で2回、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で1回、水で1回、この順序で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムを加えて脱水を行った後、硫酸ナト
リウムを濾過で除いた。ロータリーバキュームエバポレ
ーターによって溶媒を留去した後、減圧下、60℃で2
時間かけて揮発成分を除去し、透明液体を得た。プロト
ン核磁気共鳴スペクトルを測定し分析した結果、0.1
ppm付近(27H)、0.4ppm付近(2H)、
1.5ppm付近(2H)、2.7ppm付近(2
H)、3.3ppm付近(2H)、3.6ppm付近
(2H)、5.6ppm付近(1H)、6.3ppm付
近(1H)および6.5ppm付近(1H)にピークが
検出されたことから式(M2)で表される化合物を主成
分とする混合物であることを確認した。
4g,36.9mmol)のかわりに4−ビニル安息香
酸クロリド(6.15g,36.9mmol)を使用す
る他は、合成例2と同様に行って、粘稠液体を得た。プ
ロトン核磁気共鳴スペクトルを測定し分析した結果、
0.1ppm付近(27H)、0.4ppm付近(2
H)、1.5ppm付近(2H)、2.7ppm付近
(2H)、3.3ppm付近(2H)、3.6ppm付
近(2H)、5.3ppm付近(1H)、5.8ppm
付近(1H)、6.7ppm付近(1H)および7.4
ppm付近(4H)にピークが検出されたことから式
(M3)で表される化合物を主成分とする混合物である
ことを確認した。
194.2g)、3−アミノプロピルメチルジエトキシ
シラン(108.94g)およびメトキシトリメチルシ
ラン(356.0g)を入れ,マグネチックスターラー
を用いて室温で10時間撹拌し、その後一晩放置した。
反応液は有機層と水層に分離したので分液し、水層はさ
らにエチルエーテルを用いて抽出を行った。有機層とエ
チルエーテル抽出液を混合し、無水硫酸ナトリウムを加
えて脱水を行った後、硫酸ナトリウムを濾過で除き、ロ
ータリーバキュームエバポレーターによって溶媒を留去
した。減圧蒸留を行って分離精製し、無色透明液体(6
3.6g)を得た。この液体のプロトン核磁気共鳴スペ
クトルを測定し分析した結果、3−アミノプロピルメチ
ルビス(トリメチルシロキシ)シランであることを確認
した。
リル(11.38g,214.6mmol)、3−アミ
ノプロピルメチルビス(トリメチルシロキシ)シラン
(60.0g,214.6mol)、酢酸エチル(60
g)を加えて室温で7日間撹拌した。反応終了後、ロー
タリーバキュームエバポレーターを用いて溶媒を除去し
た後、減圧蒸留を行ない透明液体を得た。この液体のプ
ロトン核磁気共鳴スペクトルを測定し分析した結果、
0.1ppm付近(21H)、0.4ppm付近(2
H)、1.3ppm付近(1H)、1.5ppm付近
(2H)、2.5ppm付近(2H)、2.6ppm付
近(2H)および2.9ppm付近(2H)にピークが
検出されたことから下記式(J2)
化合物(15.0g,45.1mmol)およびグリシ
ジルメタクリレート(32.04g,225.4mmo
l)を入れ、60℃で50時間撹拌した。反応終了後、
ロータリーバキュームエバポレーターによって過剰のグ
リシジルメタクリレートを留去した後、さらに減圧下8
0℃で4時間かけて揮発成分を除去し、淡黄色透明液体
を得た。プロトン核磁気共鳴スペクトルを測定し分析し
た結果、0.1ppm付近(21H)、0.4ppm付
近(2H)、1.5ppm付近(2H)、2.0ppm
付近(3H)、2.4〜3.3ppm付近(8H)、
3.7〜4.4ppm付近(3H)、5.6ppm付近
(1H)および6.1ppm付近(1H)にピークが検
出されたことから式(M4)で表される化合物を主成分
とする混合物であることを確認した。
00mlナス型フラスコに式(J2)の化合物(15.
0g,45.1mmol)、トルエン(30ml)およ
びトリエチルアミン(4.56g,45.1mmol)
を入れ、フラスコを氷浴に浸し、マグネチックスターラ
ーで撹拌した。ここへアクリル酸クロリド(4.08
g,45.1mmol)およびトルエン(10ml)か
らなる溶液を30分間かけて滴下した。滴下終了後、室
温で18時間撹拌した。反応液を水で2回、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で1回、水で1回、この順序で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水を行った後、硫酸
ナトリウムを濾過で除いた。ロータリーバキュームエバ
ポレーターによって溶媒を留去した後、減圧下、60℃
で2時間かけて揮発成分を除去し、透明液体を得た。プ
ロトン核磁気共鳴スペクトルを測定し分析した結果、
0.1ppm付近(21H)、0.4ppm付近(2
H)、1.5ppm付近(2H)、2.7ppm付近
(2H)、3.3ppm付近(2H)、3.6ppm付
近(2H)、5.6ppm付近(1H)、6.3ppm
付近(1H)および6.5ppm付近(1H)にピーク
が検出されたことから式(M5)で表される化合物を主
成分とする混合物であることを確認した。
8g,45.1mmol)のかわりに4−ビニル安息香
酸クロリド(7.51g,45.19mmol)を使用
する他は、合成例5と同様に行って、粘稠液体を得た。
プロトン核磁気共鳴スペクトルを測定し分析した結果、
0.1ppm付近(21H)、0.4ppm付近(2
H)、1.5ppm付近(2H)、2.7ppm付近
(2H)、3.3ppm付近(2H)、3.6ppm付
近(2H)、5.3ppm付近(1H)、5.8ppm
付近(1H)、6.7ppm付近(1H)および7.4
ppm付近(4H)にピークが検出されたことから式
(M6)で表される化合物を主成分とする混合物である
ことを確認した。
化合物を主成分とする混合物(85重量部)、N,N−
ジメチルアクリルアミド(15重量部)およびトリエチ
レングリコールジメタクリレート(1重量部)を均一に
混合し、重合開始剤として2,2’−アゾビス−(2,
4−ジメチルバレロニトリル)(0.1重量部)を添加
した後、このモノマ混合物をアルゴン雰囲気下で脱気
し、ガラス板間に注入し、密封した。まず100℃で4
時間重合させ、続いて100℃から40まで3.5時間
かけて降温させた後、40℃で2時間以上保持し、プラ
スチック成形体のフィルム状サンプルを得た。
ンプルを水和処理したときの酸素透過係数と含水率を表
1に示した。該サンプルは高酸素透過性と高親水性を有
していた。 〔実施例2〜6〕合成例1で得た式(M1)で表される
化合物を主成分とする混合物のかわりに、合成例2〜6
で得た式(M2)〜(M6)で表される化合物を主成分
とする混合物をそれぞれ使用する他は、実施例1と同様
に行ってプラスチック成形体のフィルム状サンプルを得
た。
ンプルを水和処理したときの酸素透過係数と含水率を表
1に示した。各サンプルは高酸素透過性と高親水性を有
していた。 〔比較例1〕合成例1で得た式(M1)で表される化合
物を主成分とする混合物のかわりに、3−[トリス(ト
リメチルシロキシ)シリル]プロピルメタクリレートを
使用する他は、実施例1と同様に行ってプラスチック成
形体のフィルム状サンプルを得た。
ンプルを水和処理したときの酸素透過係数と含水率を表
1に示した。該サンプルは親水性に劣っていた。
表される化合物を主成分とする混合物(60重量部)、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート(40重量部)お
よびトリエチレングリコールジメタクリレート(1重量
部)を混合し、重合開始剤としてダロキュア1173
(CIBA社、0.5重量部)を添加した後、このモノ
マー混合物をアルゴン雰囲気下で脱気し、透明樹脂製の
コンタクトレンズ用モールドに注入した。捕虫灯を用い
て光照射(6J/cm2)して重合し眼用レンズ用ポリ
マーのサンプルを得た。該サンプルは透明で濁りが無
く、眼用レンズ用ポリマーとして好適であった。 〔実施例8〜12〕合成例1で得た式(M1)で表され
る化合物を主成分とする混合物のかわりに、合成例2〜
6で得た式(M2)〜(M6)で表される化合物を主成
分とする混合物をそれぞれ使用する他は、実施例7と同
様に行ってプラスチック成形体のフィルム状サンプルを
得た。各サンプルは透明で濁りが無く、眼用レンズ用ポ
リマーとして好適であった。 〔比較例2〕合成例1で得た式(M1)で表される化合
物を主成分とする混合物のかわりに、3−[トリス(ト
リメチルシロキシ)シリル]プロピルメタクリレートを
使用する他は、実施例7と同様に行ってプラスチック成
形体のフィルム状サンプルを得た。
ては不適であった。
性および高親水性を有するプラスチック成形体を提供す
ることができる。
Claims (7)
- 【請求項1】下記式(a)で表されることを特徴とする
モノマー。 【化1】 [式(a)中、Aはシロキサニル基を表す。Xは炭素炭
素不飽和結合を有する基を表す。G1およびG2はそれぞ
れ独立にH、置換されていてもよいアルキル基および置
換されていてもよいアリール基からなる群から選ばれた
置換基を表す。nは1〜10の整数を表す。] - 【請求項2】式(a)において、Aが下記式(A)で表
される置換基を表すことを特徴とする請求項1に記載の
モノマー。 【化2】 [式(A)中、A1〜A11はそれぞれが互いに独立に
H、置換されていてもよいアルキル基、置換されていて
もよいアリール基を表す。kは0〜200の整数を表
し、a、b、cはそれぞれが互いに独立に0〜20の整
数を表す。ただしk=a=b=c=0の場合は除く。] - 【請求項3】式(a)において、G1がHであり、G2が
Hまたはメチル基であり、nが1〜3の整数であること
を特徴とする請求項2に記載のモノマー。 - 【請求項4】式(a)において、Xが下記式(x1)〜
(x6)で表される置換基から選ばれることを特徴とす
る請求項3に記載のモノマー。 【化3】 [式(x1)〜(x6)中、R1はHまたはメチル基を
表す。] - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のモノマー
を重合してなるとを特徴とするポリマー。 - 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載のモノマー
を重合してなることを特徴とするプラスチック成形体。 - 【請求項7】請求項6記載のプラスチック成形体を用い
ることを特徴とするコンタクトレンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03159499A JP3937629B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | モノマーおよびそれを用いたポリマー、プラスチック成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03159499A JP3937629B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | モノマーおよびそれを用いたポリマー、プラスチック成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000230021A true JP2000230021A (ja) | 2000-08-22 |
| JP3937629B2 JP3937629B2 (ja) | 2007-06-27 |
Family
ID=12335533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03159499A Expired - Fee Related JP3937629B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | モノマーおよびそれを用いたポリマー、プラスチック成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3937629B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013024799A1 (ja) * | 2011-08-17 | 2013-02-21 | 東レ株式会社 | 医療デバイス、コーティング溶液の組合せおよび医療デバイスの製造方法 |
| CN105143316A (zh) * | 2013-06-27 | 2015-12-09 | 第一毛织株式会社 | 可光致固化组合物和包括其的封装器件 |
| WO2023097133A1 (en) * | 2021-11-23 | 2023-06-01 | Dow Global Technologies Llc | Silane hydrolyzate and processes for the preparation and use thereof |
-
1999
- 1999-02-09 JP JP03159499A patent/JP3937629B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013024799A1 (ja) * | 2011-08-17 | 2013-02-21 | 東レ株式会社 | 医療デバイス、コーティング溶液の組合せおよび医療デバイスの製造方法 |
| JPWO2013024799A1 (ja) * | 2011-08-17 | 2015-03-05 | 東レ株式会社 | 医療デバイス、コーティング溶液の組合せおよび医療デバイスの製造方法 |
| JP2016028292A (ja) * | 2011-08-17 | 2016-02-25 | 東レ株式会社 | 低含水性軟質コンタクトレンズおよび低含水性軟質コンタクトレンズの製造方法 |
| US10591749B2 (en) | 2011-08-17 | 2020-03-17 | Toray Industries, Inc. | Medical device, combination of coating solutions, and method for producing medical device |
| CN105143316A (zh) * | 2013-06-27 | 2015-12-09 | 第一毛织株式会社 | 可光致固化组合物和包括其的封装器件 |
| JP2016529345A (ja) * | 2013-06-27 | 2016-09-23 | サムスン エスディアイ カンパニー, リミテッドSamsung Sdi Co., Ltd. | 光硬化組成物およびそれを含む封止化された装置 |
| CN105143316B (zh) * | 2013-06-27 | 2018-03-02 | 第一毛织株式会社 | 可光致固化组合物和包括其的封装器件 |
| WO2023097133A1 (en) * | 2021-11-23 | 2023-06-01 | Dow Global Technologies Llc | Silane hydrolyzate and processes for the preparation and use thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3937629B2 (ja) | 2007-06-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7317117B2 (en) | Siloxanyl-containing monomers | |
| JP4882136B2 (ja) | モノマー、ポリマーおよびそれを用いた眼用レンズ | |
| EP1386924A1 (en) | Monomer, polymer, and ocular lens and contact lens each obtained therefrom | |
| KR20170097573A (ko) | 실록산 단량체, 이를 포함하는 실리콘하이드로겔 렌즈 제조용 조성물 및 실리콘하이드로겔 렌즈 | |
| EP1403296B1 (en) | Monomers, polymers, and ophthalmic lenses and contact lenses made by using the same | |
| JP2007186709A (ja) | 眼用レンズ用モノマー、眼用レンズ用ポリマーおよびコンタクトレンズ | |
| JP4144088B2 (ja) | コンタクトレンズ用ポリマーおよびそれを用いたコンタクトレンズ | |
| JP2001233915A (ja) | 眼用レンズ用ポリマーの製造法および眼用レンズ | |
| JPWO1997009169A1 (ja) | 眼用レンズの製法およびそれからえられた眼用レンズ | |
| JP5076256B2 (ja) | モノマー組成物、それを用いたポリマーおよび眼用レンズ | |
| JP3982114B2 (ja) | 眼用レンズ用モノマー、眼用レンズ用ポリマーおよびそれを用いたコンタクトレンズ | |
| JP2000191730A (ja) | 眼用レンズ用モノマー、眼用レンズ用ポリマーおよびそれを用いたコンタクトレンズ | |
| JP4123648B2 (ja) | ポリマーおよびそれを用いた眼用レンズ | |
| JP4003332B2 (ja) | 眼用レンズ用モノマー、それを用いたポリマー、眼用レンズおよびコンタクトレンズ | |
| JP4686839B2 (ja) | モノマー、ポリマーおよびそれを用いた眼用レンズ | |
| JP3937629B2 (ja) | モノマーおよびそれを用いたポリマー、プラスチック成形体 | |
| JP4783963B2 (ja) | 眼用レンズ | |
| JP4859004B2 (ja) | コンタクトレンズ、眼内レンズまたは人工角膜用のポリマーおよびコンタクトレンズ | |
| JP4622071B2 (ja) | モノマー、ポリマー、眼用レンズおよびコンタクトレンズ | |
| JP4023019B2 (ja) | モノマーおよびそれを用いたポリマー、プラスチック成形体 | |
| JP4058977B2 (ja) | ポリマー、それを用いた眼用レンズおよびコンタクトレンズ | |
| JP4882137B2 (ja) | 眼用レンズ | |
| JP4058978B2 (ja) | ポリマー、それを用いた眼用レンズおよびコンタクトレンズ | |
| JP4055316B2 (ja) | ポリマーの製造方法、眼用レンズおよびコンタクトレンズ | |
| JP4686840B2 (ja) | モノマー、ポリマーおよびそれを用いた眼用レンズ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041006 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070227 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070306 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070319 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140406 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |