JP2000230409A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents
内燃機関の可変動弁装置Info
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Abstract
ト19の中心から偏心させて、確実にタペット19を回
転させる。 【解決手段】 駆動軸12の外周に、一対のカムロブ1
6を外周に有するカムシャフト14を相対回転可能に外
嵌する。各カムロブ16と吸気弁18との間にタペット
19を介装する。駆動軸12とカムシャフト14とに掛
け渡されたリンク機構(22,28,30)に、吸気弁
18のリフト特性を変化させる可変機構(24)を設け
る。各タペット19A,19Bの中心に対し、カムロブ
16A,16Bの軸方向中心を、リンク機構のロッド状
リンク30とカムシャフト14の軸方向一端部とが連結
するリンク連結部側へ軸方向にオフセットさせる。
Description
気弁又は排気弁)の開閉時期及びバルブリフト量を内燃
機関の運転状態に応じて変えることができる可変動弁装
置の改良に関する。
ける燃費の改善や安定した運転性並びに高速高負荷時に
おける吸気の充填効率の向上による充分な出力を確保す
る等のため、吸・排気弁の開閉時期とバルブリフト量と
を機関の運転状態に応じて変化させる可変動弁装置が種
々提案されている。
機関と同期して回転する駆動軸と、吸・排気弁を駆動す
るカムシャフトと、をリンク機構により連携し、このリ
ンク機構に、吸・排気弁のリフト特性を変化させる可変
機構を連携した構成が、特開平7−34820号公報に
記載されている。
同期して回転する駆動軸1の外周には、各気筒毎に分割
されたカムシャフト2が回転可能に外嵌されている。各
カムシャフト2の外周には、一対のカムロブ3が設けら
れており、各カムロブ3は、吸・排気弁の上端に設けら
れたタペット(バルブリフタ)4にそれぞれ当接し、吸
・排気弁を開閉駆動するようになっている。
達するリンク機構は、駆動軸1の外周に固定されたドラ
イブプレート5と、このドライブプレート5のフランジ
部5aとピン6を介して連携された環状ディスク7と、
この環状ディスク7とカムシャフト2のフランジ部2a
とを連携するピン8と、を有している。環状ディスク7
は、隙間Sを介して駆動軸1の外周に遊嵌され、かつ、
カムシャフト2のフランジ部2aとドライブプレート5
のフランジ部5aとの軸方向間隙に介装されている。
る可変機構は、環状ディスク7の外周を相対回転可能に
支持する制御ディスク9を有しており、この制御ディス
ク9を図外の駆動機構によって揺動させることにより、
駆動軸1に対する制御ディスク9及び環状ディスク7の
偏心位置が変化する。この結果、駆動軸1に対するカム
シャフト2の回転位相が変化して、リフト特性が可変制
御される。
可能に支持するシリンダヘッドと駆動軸1との間には所
定のスラストクリアランスが設定されている。また、同
軸上に配置されたカムシャフト2と環状ディスク7とド
ライブプレート5との間にも、それぞれ所定のスラスト
クリアランスが設定されている。
ッドのガイド穴内に摺動自在に嵌挿されるタペット4
は、シリンダヘッドとの摺動面が偏磨耗することのない
ように、カムロブ3からの押圧力を利用して、自身の軸
周りに適宜に回転させる必要がある。このようにタペッ
ト4を回転させるためには、カムロブ3の押圧力をタペ
ット4の中心から外れた軸方向位置に作用させて、タペ
ット4に回転力を作用させる必要がある。
装置においては、上述したように、駆動軸1とシリンダ
ヘッドとの間にスラストクリアランスが設定されている
ことに加え、カムシャフト2と環状ディスク7とドライ
ブプレート5との間にもそれぞれスラストクリアランス
が設定されているため、タペット4に対するカムロブ3
のスラスト方向の位置バラツキが比較的大きい。
対してオフセットさせた場合でも、上記の位置バラツキ
等に起因して、カムロブ3からの押圧力がタペット4の
中心部に作用してしまい、タペット4を良好に回転させ
ることができなくなり、上記の偏摩耗を生じる虞があ
る。
れたものであり、内燃機関の可変動弁装置において、カ
ムロブの押圧力を確実にタペット中心から外れた軸方向
位置に作用させて、タペットを確実に回転させることを
目的としている。
可変動弁装置は、機関と連動して回転する駆動軸と、吸
・排気弁を駆動するカムロブを外周に有するカムシャフ
トと、上記カムロブと吸・排気弁との間に介装されるタ
ペットと、上記駆動軸とカムシャフトの軸方向一端部と
に掛け渡され、上記駆動軸の駆動力をカムシャフトに伝
達するリンク機構と、このリンク機構に連携し、吸・排
気弁のリフト特性を変化させる可変機構と、を備えてい
る。
リンク機構を介してカムシャフトへ伝達されると、カム
ロブがタペットを押圧して、吸・排気弁が開閉駆動され
る。また、機関の運転状態に応じて可変機構が駆動制御
されると、リンク機構を介して吸・排気弁のリフト特性
が可変制御される。
向一端部に連結されている等の関係で、カムシャフト
は、軸方向でリンク連結部側の部分が相対的にタペット
に近接する形となる。このため、カムロブは、リンク連
結部側の軸方向端部でタペットに強く接触する。従っ
て、このカムロブがタペットを押圧する押圧位置は、カ
ムロブの軸方向中心に対してリンク連結部側へずれるこ
ととなる。
の中心に対し、このタペットに接触する上記カムロブの
軸方向中心を、上記リンク機構とカムシャフトの軸方向
一端部とが連結するリンク連結部側へ軸方向にオフセッ
トさせている。
軸方向中心に対してずれる方向に、カムロブ自体をタペ
ットに対してオフセットさせている。
分と、上記のオフセット量とを合計した分、カムロブの
押圧位置がタペットの中心に対してリンク連結部側へ軸
方向にずれる形となる。
等に起因してタペットに対するカムロブの軸方向位置に
多少のばらつきが生じたとしても、カムロブの押圧位置
をタペットの中心から確実にリフト連結部側へずらすこ
とができ、タペットを確実に回転させることができる。
は、上記駆動軸の外周に相対回転可能に外嵌され、上記
可変機構は、上記駆動軸と略平行に延びる制御軸と、こ
の制御軸の外周に設けられた制御カムと、を有し、上記
リンク機構は、上記駆動軸の外周に設けられた偏心カム
と、この偏心カムの外周に相対回転可能に外嵌するリン
グ状リンクと、このリング状リンクと一端で連結すると
ともに、上記制御カムの外周に相対回転可能に外嵌する
ロッカアームと、このロッカアームと上記カムシャフト
の軸方向一端部とを連結するロッド状リンクと、を有し
ている。
に相対回転可能に外嵌する構成となっていると、リンク
機構の各部品を駆動軸の周囲に集約して小型化を図るこ
とができる。また、リンク機構の連結部が面接触となる
ため、耐磨耗性に優れており、潤滑も行い易い。
シャフトに対して上記カムロブが軸方向両側2箇所に設
けられた構成においては、バルブリフト初期の段階で、
駆動軸からリンク機構を介してカムシャフトへ入力する
駆動力等に起因して、リンク連結部側のカムロブが相対
的にタペットに接近する。
ロブからタペットへ作用する押圧力が相対的に小さくな
り、このタペットに作用する回転力が不足する虞があ
る。また、リンク連結部側のカムロブが先にタペットを
押圧してしまい、一対の吸・排気弁のリフト時期がずれ
てしまう虞がある。
部から遠い側のタペットに充分な回転力が作用するよう
に、リンク連結部から遠い側のカムロブのオフセット量
を、上記リンク連結部に近い側のカムロブのオフセット
量よりも相対的に大きく設定したことを特徴としてい
る。
時にタペット(吸・排気弁)をリフトさせるように、リ
ンク連結部から遠い側のカムロブとタペットとの間のバ
ルブクリアランス量を、上記リンク連結部に近い側のカ
ムロブとタペットとの間のバルブクリアランス量よりも
相対的に小さく設定したことを特徴としている。
フト連結部側の部分が相対的にタペットに接近する等の
関係で、カムシャフトにはタペットから反リンク連結部
側への反力が作用する。このため、リンク連結部から遠
い側のカムシャフトのスラスト面が相対的に磨耗し易く
なる。
に作用する反リンク連結部側への反力に応じて、リンク
連結部から遠い側のカムシャフトのスラスト面を、上記
リンク連結部に近い側のカムシャフトのスラスト面より
も相対的に大きく設定したことを特徴としている。
シム型又はシムレス型としたことを特徴としている。つ
まり、カムロブからの押圧力によりタペットが良好に回
転するように、カムロブが直接的にタペットと当接する
構造としている。
を、上記リンク連結部に近い部分が相対的に上記タペッ
トに近接するテーパ状に形成したことを特徴としてい
る。この場合、カムロブの軸方向において、タペットを
強く押圧する押圧位置が、より確実にリンク連結部側へ
ずれることとなる。つまり、カムロブの軸方向における
面圧の差をより大きく与えることができる。
トの中心に対し、カムロブの押圧位置が確実にリンク連
結部側へずれる形となるため、タペットを確実に回転さ
せることができ、タペットの回転不足による偏磨耗の発
生を確実に抑制することができる。
動弁装置を、各気筒毎に一対の吸気弁及び排気弁が設け
られた内燃機関に適用した実施の形態を示している。
わたって連続した駆動軸12が設けられている。この駆
動軸12は、図外の一端にスプロケットが取り付けら
れ、タイミングチェーンを介して機関のクランクシャフ
トに連動して回転する。なお、駆動軸12は、内部に潤
滑油を導入する軸方向油路12aが形成された中空状に
形成されている。また、駆動軸12が円滑に回転するよ
うに、この駆動軸12とこれを支持するシリンダヘッド
10との間には、適宜なスラストクリアランスが設定さ
れている。
割された中空状のカムシャフト14が相対回転可能に外
嵌されている。各カムシャフト14の外周には、揺動カ
ムとしての一対のカムロブ16が軸方向両側2箇所に一
体に設けられ、かつ、これらカムロブ16の軸方向中間
部に設けられたジャーナル17が、下部ブラケット40
とシリンダヘッド10との間で回転可能支持されてい
る。
(図1の左側端部)と後述するリンク機構のロッド状リ
ンク30とが連結するリンク連結部に近い側のカムロブ
16をカムロブ16A,リンク連結部から遠い側のカム
ロブ16をカムロブ16Bとし、同様に、後述する吸気
弁18及びタペット19においても、リンク連結部に近
い側を吸気弁18A,タペット19Aとし、リンク連結
部から遠い側を吸気弁18B,タペット19Bとする。
(又は排気弁)18との間には、有底円筒状のタペット
19がそれぞれ介装されている。各タペット19は、各
吸気弁18のステム上端を覆うように取り付けられ、か
つ、シリンダヘッド10のガイド穴10aに嵌挿されて
いる。一方、図3に示すように、各吸気弁18のステム
上端部には、バルブスプリング44の一端を受けるリテ
ーナ46が固定されている。そして、各カムロブ16が
タペット19を押圧することにより、吸気弁18がバル
ブスプリング44の反力に抗して開閉駆動される。
の押圧力により自身の軸周りに適宜に回転するように、
その頂部にシムが設けられておらず、カムロブ16と直
接的に当接する構造となっている。より具体的には、タ
ペット19は、図3(a)に示すように、そのボス部1
9aに吸気弁18のステム端面が直接的に当接するシム
レス型となっており、あるいは図3(b)に示すよう
に、ボス部19aとステム端面との間に適宜な厚さのシ
ム48が介装されたインナーシム型となっている。
軸方向一端部(図1の左端部)との間には、駆動軸12
の回転駆動力をカムシャフト14へ伝達するリンク機構
が掛け渡され、このリンク機構には、吸気弁18のリフ
ト特性を変化させる可変機構が機械的に連携されてい
る。
びる制御軸24と、この制御軸24の外周に設けられた
制御カム26と、を有している。制御軸24は、図外の
アクチュエータ等により機関の運転状態に応じて所定の
角度範囲で回転制御されるようになっており、ボルト4
2によりシリンダヘッド10側へ締結固定される上部ブ
ラケット38と下部ブラケット40の間で回転可能に支
持されている。制御カム26は、制御軸24の外周に圧
入等により一体的に固定されており、制御軸24の軸心
に対して所定量偏心している。
設けられた偏心カム20と、この偏心カム20の外周に
相対回転可能に外嵌するリング状リンク22と、このリ
ング状リンク22と一端で連結するとともに、制御カム
26の外周に相対回転可能に外嵌するロッカアーム28
と、このロッカアーム28とカムシャフト14の軸方向
一端部とを連結するロッド状リンク30と、を有してい
る。
等により固定され、この駆動軸12の軸心に対して所定
量偏心している。また、偏心カム20は、この実施形態
では、駆動軸12の外周に固定されたドライブプレート
21と一体に形成されており、このドライブプレート2
1とともにカムシャフト14の軸方向端面すなわちスラ
スト面14a,14bを受けるように構成されている。
なお、カムシャフト14が円滑に回転するように、カム
シャフト14と、偏心カム20又はドライブプレート2
1との間には、適宜なスラストクリアランスが設定され
ている。
ク22の先端とは、両者を挿通する第1ピン32を介し
て相対回転可能に連結されている。また、図1に示すよ
うに、カムシャフト14の軸方向一端部(図1の左側)
には、リンク連結部側のカムロブ16Aと対向するフラ
ンジ部15が形成されている。そして、フランジ部15
とカムロブ16Aとの間にロッド状リンク30の一端を
介装した状態で第2ピン34を挿通することにより、カ
ムシャフト14とロッド状リンク30とが相対回転可能
に連結されるようになっている。更に、ロッド状リンク
30の他端と、ロッカアーム28の他端とは、両者を挿
通する第3ピン36を介して相対回転可能に連結されて
いる。
駆動軸12が軸周りに回転すると、偏心カム20を介し
てリング状リンク22が並進移動し、これに応じてロッ
カアーム28が制御カム26の軸心周りに揺動し、か
つ、ロッド状リンク30を介してカムシャフト14が駆
動軸12の軸心周りに揺動する。これにより、カムロブ
が揺動してタペット19を押圧し、吸気弁18を開閉駆
動する。
が回転制御されると、ロッカアーム28の揺動支点とな
る制御カム26の軸心位置が変化して、吸気弁18のリ
フト特性、すなわちバルブリフト量(作動角)や開閉時
期が可変制御される。
2の外周に相対回転可能に外嵌する構成となっているた
め、リンク機構の各部品を駆動軸12の周囲に集約して
小型化を図ることができる。また、リンク機構や可変機
構の連結部が面接触となるため、耐磨耗性に優れてお
り、潤滑も行い易い。
に、タペット19Aの中心に対し、このタペット19A
に接触するカムロブ16Aの軸方向中心を、リンク連結
部側すなわち図1の左側へ所定のオフセット量Xaだけ
オフセットさせている。同様に、タペット19Bの中心
に対し、このタペット19Bに接触するカムロブ16B
の軸方向中心を、上記のリンク連結部側(図1の左側)
へ所定のオフセット量Xbだけオフセットさせている。
ガイド穴10a内をタペット19が摺動する構造では、
タペット19の偏磨耗を防止するために、カムロブ16
からの押圧力を利用して、タペット19を軸周りに回転
させる必要がある。
揺動する形式の可変動弁装置においては、図5(a)に
示す吸気弁18のリフト開始時期から図5(b)に示す
最大リフト時期まで、カムロブ16からタペット19へ
作用する押圧力が常に一定方向となるため、図6の符号
50,52で示す部分に荷重が集中する。この結果、タ
ペット19の外周面に偏摩耗が生じやすく、確実にタペ
ット19を回転させる必要がある。
ロブ16の押圧力がタペット19の中心から外れた位置
に作用する必要がある。本実施形態によれば、図1に示
すように、カムロブ16からタペット19へ押圧力が作
用する押圧位置Fa,Fbを、タペット19の中心から
確実にリンク連結部側へ軸方向にずらせることができ
る。
分が中央部のジャーナル17の1ヶ所であり、かつ、軸
方向一端部でリンク機構のロッド状リンク30と連結し
ている等の関係で、駆動軸12からリンク機構を介して
伝達される回転駆動力や、タペット19からのスプリン
グ反力等に起因して、駆動軸12の軸心に対して傾斜す
る。
19を開弁方向(図の下方向)へ押し始めるリフト初期
の状態(図6,7に示す状態)においては、主に駆動軸
12からリンク機構を介してカムシャフト14へ伝達さ
れる回転動力に起因して、カムシャフト14は、そのリ
ンク連結部側の部分がタペット19側(図の下側)へ接
近するように傾斜する。なお、図6,7では明瞭化の目
的でカムシャフト14の傾斜を誇張して描いており、実
際の傾斜は非常に小さい。
方ともリンク連結部側の軸方向一端部でタペット19
A,19Bに強く接触し、この部分の接触面圧が最も高
くなる。つまり、カムロブ16A,16Bがタペット1
9A,19Bを強く押圧する実質的な押圧位置Fa,F
bは、カムロブ16A,16Bの軸方向中心に対し、そ
の軸方向全長の約半分の長さLa,Lb(図1参照)だ
け、リンク連結部側へずれる形となる。
に、タペット19A,19Bの軸方向中心に対し、カム
ロブ16A,16Bの中心をリンク連結部側へ軸方向に
オフセットさせている(Xa,Xb)。言い換えると、
カムロブ16A,16B自身の押圧位置Fa,Fbのず
れ方向に、カムロブ16A,16B自体をタペット19
A,19Bに対してオフセットさせている。
6A,16B自身のずれ量La,Lbと、カムロブ16
A,16Bのオフセット量Xa,Xbとを合計した分
(La+Xa,Lb+Xb)、カムロブ16A,16B
の押圧位置Fa,Fbがタペット19A,19Bの中心
に対してリンク連結部側へ軸方向にずれる形となる。
等に起因して、タペット19A,19Bに対するカムロ
ブ16A,16Bの軸方向位置に多少のばらつきが生じ
たとしても、カムロブ16A,16Bの押圧位置Fa,
Fbをタペット19A,19Bの中心から確実にリフト
連結部側へ偏心させることができる。
ト19A,19Bを押圧する際に、カムロブ16A,1
6Bの進行方向に沿う形でタペット19A,19Bに回
転モーメントが作用し(図4参照)、タペット19A,
19Bを確実に軸回転させることができる。この結果、
タペット19A,19Bの回転不足による偏磨耗の発生
を確実に抑制することができる。
段階では、カムシャフト14の傾斜により、リンク連結
部側のカムロブ16Aとタペット19Aとが相対的に接
近する。この結果、リンク連結部から遠い側のカムロブ
16Bの押圧力が相対的に小さくなり、タペット19に
作用する回転モーメントが不足する虞がある。また、図
7に示すように、先にリンク連結部側のカムロブ16A
がタペット19Aを押圧してしまい、両吸気弁18A,
18Bのリフト時期がずれる虞がある。
Bに充分な回転力を与えるために、好ましくは反リンク
連結部側のオフセット量Xbをリンク連結部側のオフセ
ット量Xaよりも大きく設定する(Xa<Xb)。
16A,16Bが同時にタペット19A,19Bをリフ
トさせるように、リンク連結部から遠い側のカムロブ1
6Bとタペット19Bとのバルブクリアランス量を、リ
ンク連結部側のカムロブ16Aとタペット19Aとのバ
ルブクリアランス量よりもΔCだけ相対的に小さく設定
している。
えば図3(b)に示すインナーシム形式の場合には、厚
さの異なるシム48を選択的に用いることにより行われ
る。
等に起因して、カムシャフト14にはタペット19より
反リンク連結部側(図1の右側)へのスラスト反力が作
用する。このため、特にリンク連結部から遠い側のカム
シャフト14のスラスト面14bが磨耗し易くなる。
うに、リンク連結部に近い側のカムシャフト14のスラ
スト面14aに対し、リンク連結部から遠い側のスラス
ト面14bを相対的に大きく設定している(Da<D
b)。
る。ここでは、各カムロブ16A,16Bの外周を、軸
方向でリンク連結部に近い部分がタペット19A,19
Bに近接するように、テーパー状に形成している。この
場合、カムロブ16A,16Bの軸方向において、タペ
ット19A,19Bを強く押圧する押圧位置Fa,Fb
が、より確実にリンク連結部側へずれることとなる。つ
まり、カムロブ16A,16Bの軸方向における面圧の
差をより大きく与えることができる。
装置を示す構成図。
のタペットを示す断面図。
図。
時期の要部断面対応図。
面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 機関と連動して回転する駆動軸と、 吸・排気弁を駆動するカムロブを外周に有するカムシャ
フトと、 上記カムロブと吸・排気弁との間に介装されるタペット
と、 上記駆動軸とカムシャフトの軸方向一端部とに掛け渡さ
れ、上記駆動軸の駆動力をカムシャフトに伝達するリン
ク機構と、 このリンク機構に連携し、吸・排気弁のリフト特性を変
化させる可変機構と、を備え、 上記タペットの中心に対し、このタペットに接触する上
記カムロブの軸方向中心を、上記リンク機構とカムシャ
フトの軸方向一端部とが連結するリンク連結部側へ軸方
向にオフセットさせたことを特徴とする内燃機関の可変
動弁装置。 - 【請求項2】 上記カムシャフトは、上記駆動軸の外周
に相対回転可能に外嵌され、 上記可変機構は、上記駆動軸と略平行に延びる制御軸
と、この制御軸の外周に設けられた制御カムと、を有
し、 上記リンク機構は、上記駆動軸の外周に設けられた偏心
カムと、この偏心カムの外周に相対回転可能に外嵌する
リング状リンクと、このリング状リンクと一端で連結す
るとともに、上記制御カムの外周に相対回転可能に外嵌
するロッカアームと、このロッカアームと上記カムシャ
フトの軸方向一端部とを連結するロッド状リンクと、を
有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可
変動弁装置。 - 【請求項3】 1つのカムシャフトに対して上記カムロ
ブが軸方向両側2箇所に設けられ、上記リンク連結部か
ら遠い側のカムロブのオフセット量を、上記リンク連結
部に近い側のカムロブのオフセット量よりも相対的に大
きく設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の
内燃機関の可変動弁装置。 - 【請求項4】 1つのカムシャフトに対して上記カムロ
ブが軸方向両側2箇所に設けられ、上記リンク連結部か
ら遠い側のカムロブとタペットとの間のバルブクリアラ
ンス量を、上記リンク連結部に近い側のカムロブとタペ
ットとの間のバルブクリアランス量よりも相対的に小さ
く設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の内
燃機関の可変動弁装置。 - 【請求項5】 上記リンク連結部から遠い側のカムシャ
フトのスラスト面を、上記リンク連結部に近い側のカム
シャフトのスラスト面よりも相対的に大きく設定したこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機
関の可変動弁装置。 - 【請求項6】 上記タペットを、インナーシム型又はシ
ムレス型としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
かに記載の内燃機関の可変動弁装置。 - 【請求項7】 上記カムロブの外周を、上記リンク連結
部に近い部分が相対的に上記タペットに近接するテーパ
状に形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか
に記載の内燃機関の可変動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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1999
- 1999-02-09 JP JP03073599A patent/JP4011222B2/ja not_active Expired - Fee Related
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