JP2000230421A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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- JP2000230421A JP2000230421A JP11031031A JP3103199A JP2000230421A JP 2000230421 A JP2000230421 A JP 2000230421A JP 11031031 A JP11031031 A JP 11031031A JP 3103199 A JP3103199 A JP 3103199A JP 2000230421 A JP2000230421 A JP 2000230421A
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関の排気浄化装置において、NOx 放
出制御の開始時期を精度良く判定して排気ガス特性や燃
費の悪化を抑制する。 【解決手段】 吸蔵型NOx触媒24の上流側に流入す
る排気ガス中の酸素濃度を検出する#1O2 センサ26
を配設する一方、下流側に放出される排気ガス中の酸素
濃度を検出する#2O2 センサ27を配設し、#1O2
センサ26の出力値D1から#2O2 センサ27の出力
値D2を減算して出力値ΔDを求め、この出力差ΔDに
基づいて吸蔵されたNOxの放出開始時期を判定する。
出制御の開始時期を精度良く判定して排気ガス特性や燃
費の悪化を抑制する。 【解決手段】 吸蔵型NOx触媒24の上流側に流入す
る排気ガス中の酸素濃度を検出する#1O2 センサ26
を配設する一方、下流側に放出される排気ガス中の酸素
濃度を検出する#2O2 センサ27を配設し、#1O2
センサ26の出力値D1から#2O2 センサ27の出力
値D2を減算して出力値ΔDを求め、この出力差ΔDに
基づいて吸蔵されたNOxの放出開始時期を判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気通路に吸蔵型
NOx触媒を有する内燃機関の排気浄化装置に関する。
NOx触媒を有する内燃機関の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関をリーン空燃比で運転し
て燃費の向上を図るようにした希薄燃焼内燃機関が実用
化されている。この希薄燃焼内燃機関では、リーン空燃
比で運転すると、三元触媒がその浄化特性から排ガス中
のNOx(窒素酸化物)を充分に浄化できないという問
題があり、最近では、リーン空燃比で運転中に排ガス中
のNOxを吸蔵し、理論空燃比(ストイキオ)またはリ
ッチ空燃比で運転中に吸蔵されたNOxを放出還元する
吸蔵型NOx触媒が採用されてきている。
て燃費の向上を図るようにした希薄燃焼内燃機関が実用
化されている。この希薄燃焼内燃機関では、リーン空燃
比で運転すると、三元触媒がその浄化特性から排ガス中
のNOx(窒素酸化物)を充分に浄化できないという問
題があり、最近では、リーン空燃比で運転中に排ガス中
のNOxを吸蔵し、理論空燃比(ストイキオ)またはリ
ッチ空燃比で運転中に吸蔵されたNOxを放出還元する
吸蔵型NOx触媒が採用されてきている。
【0003】この吸蔵型NOx触媒は、内燃機関の酸素
の過剰状態で排ガス中のNOxを硝酸塩(X−NO3 )
として付着させて吸蔵し、吸蔵したNOxを一酸化炭素
(CO)の過剰状態で放出して窒素(N2 )に還元させ
る特性(同時に炭酸塩X−CO3 が生成される)を有し
た触媒である。従って、実際には、リーン空燃比運転が
所定時間継続すると、空燃比を理論空燃比またはリッチ
空燃比に制御するようなリッチ空燃比運転に定期的に切
換え(これをリッチスパイクという)、これによってC
Oの多い還元雰囲気を生成し、吸蔵したNOx を放出し
て浄化還元(NOx パージ)することで吸蔵型NOx 触
媒の再生を図ることができる。このような技術は、例え
ば、特許第2586738号公報等に開示されている。
の過剰状態で排ガス中のNOxを硝酸塩(X−NO3 )
として付着させて吸蔵し、吸蔵したNOxを一酸化炭素
(CO)の過剰状態で放出して窒素(N2 )に還元させ
る特性(同時に炭酸塩X−CO3 が生成される)を有し
た触媒である。従って、実際には、リーン空燃比運転が
所定時間継続すると、空燃比を理論空燃比またはリッチ
空燃比に制御するようなリッチ空燃比運転に定期的に切
換え(これをリッチスパイクという)、これによってC
Oの多い還元雰囲気を生成し、吸蔵したNOx を放出し
て浄化還元(NOx パージ)することで吸蔵型NOx 触
媒の再生を図ることができる。このような技術は、例え
ば、特許第2586738号公報等に開示されている。
【0004】ところで、このようなリッチスパイクを実
施する場合、吸蔵型NOx触媒におけるNOx の吸蔵量
に応じたリッチスパイクの開始時期や運転期間、リッチ
空燃比度合を設定する必要がある。例えば、特開平10
−121944号公報に開示された「NOx トラップの
状態を診断する方法」にあっては、リーン空燃比運転時
の継続時間によって吸蔵型NOx 触媒の堆積NOx 量を
推定し、リーン空燃比運転時の継続時間が所定時間を経
過するとリッチスパイクを開始し、推定された堆積NO
x 量に応じて予め所定時間及び所定のリッチ空燃比に設
定されるようになっている。
施する場合、吸蔵型NOx触媒におけるNOx の吸蔵量
に応じたリッチスパイクの開始時期や運転期間、リッチ
空燃比度合を設定する必要がある。例えば、特開平10
−121944号公報に開示された「NOx トラップの
状態を診断する方法」にあっては、リーン空燃比運転時
の継続時間によって吸蔵型NOx 触媒の堆積NOx 量を
推定し、リーン空燃比運転時の継続時間が所定時間を経
過するとリッチスパイクを開始し、推定された堆積NO
x 量に応じて予め所定時間及び所定のリッチ空燃比に設
定されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際には、
吸蔵型NOx 触媒に堆積するNOx 量は、吸蔵型NOx
触媒の温度や排気ガスの流量などに影響し、内燃機関の
運転条件、あるいは触媒の劣化状態によって変化する。
そのため、上述したように、リッチスパイクの開始時期
をリーン空燃比運転時の継続時間に応じて設定すると、
実際に吸蔵型NOx 触媒に堆積したNOx 量に対応しな
い時期にリッチスパイクを開始する虞がある。即ち、リ
ッチスパイクの開始時期が早いと、不要なリッチ空燃比
運転が実施されることとなって燃費の悪化等の要因とな
る。一方、リッチスパイクの開始時期が遅れると、排気
ガス中のNOxを十分に吸蔵することができずに排気ガ
ス特性の悪化等の要因となる。
吸蔵型NOx 触媒に堆積するNOx 量は、吸蔵型NOx
触媒の温度や排気ガスの流量などに影響し、内燃機関の
運転条件、あるいは触媒の劣化状態によって変化する。
そのため、上述したように、リッチスパイクの開始時期
をリーン空燃比運転時の継続時間に応じて設定すると、
実際に吸蔵型NOx 触媒に堆積したNOx 量に対応しな
い時期にリッチスパイクを開始する虞がある。即ち、リ
ッチスパイクの開始時期が早いと、不要なリッチ空燃比
運転が実施されることとなって燃費の悪化等の要因とな
る。一方、リッチスパイクの開始時期が遅れると、排気
ガス中のNOxを十分に吸蔵することができずに排気ガ
ス特性の悪化等の要因となる。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、NOx 放出制御の開始時期を精度良く判定して
排気ガス特性や燃費の悪化を抑制した内燃機関の排気浄
化装置を提供することを目的とする。
あって、NOx 放出制御の開始時期を精度良く判定して
排気ガス特性や燃費の悪化を抑制した内燃機関の排気浄
化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の内燃機関の排気浄化装置では、内燃機関の
排気通路に排気空燃比がリーン空燃比であるときに排気
ガス中のNOxを吸蔵すると共にリッチ空燃比または理
論空燃比であるときに吸蔵されたNOxを放出して還元
する吸蔵型NOx触媒を設け、この吸蔵型NOx触媒に
流入するNOx濃度に相関する値を検出する第1検出手
段と、吸蔵型NOx触媒に吸蔵されるNOx濃度に相関
する値を検出する第2検出手段とを設け、放出判定手段
が第1検出手段と第2検出手段の出力に基づいて吸蔵さ
れたNOxを放出する時期を判定し、このとき、NOx
放出制御手段が排気空燃比をリッチ空燃比または理論空
燃比に変更するするようにしている。
めの本発明の内燃機関の排気浄化装置では、内燃機関の
排気通路に排気空燃比がリーン空燃比であるときに排気
ガス中のNOxを吸蔵すると共にリッチ空燃比または理
論空燃比であるときに吸蔵されたNOxを放出して還元
する吸蔵型NOx触媒を設け、この吸蔵型NOx触媒に
流入するNOx濃度に相関する値を検出する第1検出手
段と、吸蔵型NOx触媒に吸蔵されるNOx濃度に相関
する値を検出する第2検出手段とを設け、放出判定手段
が第1検出手段と第2検出手段の出力に基づいて吸蔵さ
れたNOxを放出する時期を判定し、このとき、NOx
放出制御手段が排気空燃比をリッチ空燃比または理論空
燃比に変更するするようにしている。
【0008】従って、第1及び第2検出手段にて検出さ
れるNOx濃度に相関する値から、吸蔵型NOx触媒に
吸蔵されたNOxの放出時期を判定することで、吸蔵型
NOx 触媒の堆積NOx 量を高精度に推定し、適正時期
にNOx放出制御を開始することができる。そのため、
NOx を吸蔵するリーン空燃比運転の運転期間やNOx
の放出に必要なリッチ空燃比運転の運転期間が極めて適
正なものとなり、NOx 放出制御の早期開始による燃費
の悪化やNOx 放出制御の開始遅れによる排気ガス特性
の悪化を防止できる。
れるNOx濃度に相関する値から、吸蔵型NOx触媒に
吸蔵されたNOxの放出時期を判定することで、吸蔵型
NOx 触媒の堆積NOx 量を高精度に推定し、適正時期
にNOx放出制御を開始することができる。そのため、
NOx を吸蔵するリーン空燃比運転の運転期間やNOx
の放出に必要なリッチ空燃比運転の運転期間が極めて適
正なものとなり、NOx 放出制御の早期開始による燃費
の悪化やNOx 放出制御の開始遅れによる排気ガス特性
の悪化を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳細に説明する。
施形態を詳細に説明する。
【0010】図1に本発明の一実施形態に係る内燃機関
の排気浄化装置の概略構成、図2にO2 センサの空燃比
に対する出力特性を表すグラフ、図3に本実施形態の排
気浄化装置によるNOx パージ制御のフローチャート、
図4にNOx パージ制御のタイムチャート、図5にO2
センサの出力値の差に対する目標空燃比を表すグラフを
示す。
の排気浄化装置の概略構成、図2にO2 センサの空燃比
に対する出力特性を表すグラフ、図3に本実施形態の排
気浄化装置によるNOx パージ制御のフローチャート、
図4にNOx パージ制御のタイムチャート、図5にO2
センサの出力値の差に対する目標空燃比を表すグラフを
示す。
【0011】本実施形態の内燃機関(以下、エンジンと
称する。)は、例えば、燃料噴射モード(運転モード)
を切換えることで、吸気行程での燃料噴射(吸気行程噴
射モード)または圧縮行程での燃料噴射(圧縮行程噴射
モード)を実施可能な筒内噴射型火花点火式直列4気筒
ガソリンエンジンである。そして、この筒内噴射型のエ
ンジン11は、容易にして理論空燃比(ストイキオ)で
の運転やリッチ空燃比での運転(リッチ空燃比運転)の
他、リーン空燃比での運転(リーン空燃比運転)が実現
可能となっており、特に圧縮行程噴射モードでは、超リ
ーン空燃比での運転が可能となっている。
称する。)は、例えば、燃料噴射モード(運転モード)
を切換えることで、吸気行程での燃料噴射(吸気行程噴
射モード)または圧縮行程での燃料噴射(圧縮行程噴射
モード)を実施可能な筒内噴射型火花点火式直列4気筒
ガソリンエンジンである。そして、この筒内噴射型のエ
ンジン11は、容易にして理論空燃比(ストイキオ)で
の運転やリッチ空燃比での運転(リッチ空燃比運転)の
他、リーン空燃比での運転(リーン空燃比運転)が実現
可能となっており、特に圧縮行程噴射モードでは、超リ
ーン空燃比での運転が可能となっている。
【0012】本実施形態において、図1に示すように、
エンジン11のシリンダヘッド12には、各気筒毎に点
火プラグ13と共に電磁式の燃料噴射弁14が取付けら
れており、この燃料噴射弁14によって燃焼室15内に
燃料を直接噴射可能となっている。この燃料噴射弁14
には、図示しない燃料パイプを介して燃料タンクを擁し
た燃料供給装置(燃料ポンプ)が接続されており、燃料
タンク内の燃料が高燃圧で供給され、この燃料を燃料噴
射弁14から燃焼室15内に向けて所望の燃圧で噴射す
る。この際、燃料噴射量は燃料ポンプの燃料吐出圧と燃
料噴射弁14の開弁時間(燃料噴射時間)とから決定さ
れる。
エンジン11のシリンダヘッド12には、各気筒毎に点
火プラグ13と共に電磁式の燃料噴射弁14が取付けら
れており、この燃料噴射弁14によって燃焼室15内に
燃料を直接噴射可能となっている。この燃料噴射弁14
には、図示しない燃料パイプを介して燃料タンクを擁し
た燃料供給装置(燃料ポンプ)が接続されており、燃料
タンク内の燃料が高燃圧で供給され、この燃料を燃料噴
射弁14から燃焼室15内に向けて所望の燃圧で噴射す
る。この際、燃料噴射量は燃料ポンプの燃料吐出圧と燃
料噴射弁14の開弁時間(燃料噴射時間)とから決定さ
れる。
【0013】シリンダヘッド12には、各気筒毎に略直
立方向に吸気ポートが形成されており、各吸気ポートと
連通するようにして吸気マニホールド16の一端がそれ
ぞれ接続されている。そして、吸気マニホールド16の
他端にはドライブバイワイヤ(DBW)方式の電動スロ
ットル弁17が接続されており、このスロットル弁17
にはスロットル開度θthを検出するスロットルポジショ
ンセンサ18が設けられている。また、シリンダヘッド
12には、各気筒毎に略水平方向に排気ポートが形成さ
れており、各排気ポートと連通するようにして排気マニ
ホールド19の一端がそれぞれ接続されている。
立方向に吸気ポートが形成されており、各吸気ポートと
連通するようにして吸気マニホールド16の一端がそれ
ぞれ接続されている。そして、吸気マニホールド16の
他端にはドライブバイワイヤ(DBW)方式の電動スロ
ットル弁17が接続されており、このスロットル弁17
にはスロットル開度θthを検出するスロットルポジショ
ンセンサ18が設けられている。また、シリンダヘッド
12には、各気筒毎に略水平方向に排気ポートが形成さ
れており、各排気ポートと連通するようにして排気マニ
ホールド19の一端がそれぞれ接続されている。
【0014】そして、エンジン11には、クランク角を
検出するクランク角センサ20が設けられており、この
クランク角センサ20はエンジン回転速度Neを検出可
能となっている。なお、上述した筒内噴射型エンジン1
1は既に公知のものであり、その構成の詳細については
ここでは説明を省略する。
検出するクランク角センサ20が設けられており、この
クランク角センサ20はエンジン回転速度Neを検出可
能となっている。なお、上述した筒内噴射型エンジン1
1は既に公知のものであり、その構成の詳細については
ここでは説明を省略する。
【0015】また、エンジン11の排気マニホールド1
9には排気管(排気通路)21が接続されており、この
排気管21には排気浄化触媒装置22を介して図示しな
いマフラーが接続されている。そして、この排気管21
における排気浄化触媒装置22の上流側の部分には排気
温度を検出する高温センサ23が設けられている。
9には排気管(排気通路)21が接続されており、この
排気管21には排気浄化触媒装置22を介して図示しな
いマフラーが接続されている。そして、この排気管21
における排気浄化触媒装置22の上流側の部分には排気
温度を検出する高温センサ23が設けられている。
【0016】この排気浄化触媒装置22は、吸蔵型NO
x触媒24と三元触媒25との2つの触媒を有して構成
されており、三元触媒25の方が吸蔵型NOx触媒24
よりも下流側に配設されている。この吸蔵型NOx触媒
24は、酸化雰囲気においてNOxを一旦吸蔵させ、主
としてCOの存在する還元雰囲気中においてNOxを放
出してN2 (窒素)等に還元させる機能を持つものであ
る。詳しくは、吸蔵型NOx触媒24は、貴金属として
白金(Pt)、ロジウム(Rh)等を有した触媒として
構成されており、吸蔵材としてはバリウム(Ba)等の
アルカリ金属、アルカリ土類金属が採用されている。
x触媒24と三元触媒25との2つの触媒を有して構成
されており、三元触媒25の方が吸蔵型NOx触媒24
よりも下流側に配設されている。この吸蔵型NOx触媒
24は、酸化雰囲気においてNOxを一旦吸蔵させ、主
としてCOの存在する還元雰囲気中においてNOxを放
出してN2 (窒素)等に還元させる機能を持つものであ
る。詳しくは、吸蔵型NOx触媒24は、貴金属として
白金(Pt)、ロジウム(Rh)等を有した触媒として
構成されており、吸蔵材としてはバリウム(Ba)等の
アルカリ金属、アルカリ土類金属が採用されている。
【0017】また、吸蔵型NOx触媒24の上流に位置
して#1O2 センサ(第1検出手段)26が設けられて
おり、更に、吸蔵型NOx 触媒24の下流に位置して#
2O 2 センサ(第2検出手段)27が設けられている。
これら#1O2 センサ26及び#2O2 センサ27は、
排気中のNOx の濃度に相関する値としての酸素濃度を
検出するものである。これらO2 センサ26,27は、
酸素量が少ないときには大きな値をとり、逆に酸素量が
多いときには小さな値をとるように構成されている。つ
まり、O2 センサ26,27の出力特性は、図2に示す
ように、酸素が化合物COとなって存在するリッチ空燃
比雰囲気では大きく、ストイキオ雰囲気近傍では急勾配
で変化し、酸素過剰状態にあるリーン空燃比雰囲気では
小さくなるようにされている。従って、これら#1O2
センサ26及び#2O2 センサ27により吸蔵型NOx
触媒24の上流及び下流の酸素量を検出することで、こ
の吸蔵型NOx 触媒24の上流及び下流の空燃比をそれ
ぞれ良好に検出可能となっている。
して#1O2 センサ(第1検出手段)26が設けられて
おり、更に、吸蔵型NOx 触媒24の下流に位置して#
2O 2 センサ(第2検出手段)27が設けられている。
これら#1O2 センサ26及び#2O2 センサ27は、
排気中のNOx の濃度に相関する値としての酸素濃度を
検出するものである。これらO2 センサ26,27は、
酸素量が少ないときには大きな値をとり、逆に酸素量が
多いときには小さな値をとるように構成されている。つ
まり、O2 センサ26,27の出力特性は、図2に示す
ように、酸素が化合物COとなって存在するリッチ空燃
比雰囲気では大きく、ストイキオ雰囲気近傍では急勾配
で変化し、酸素過剰状態にあるリーン空燃比雰囲気では
小さくなるようにされている。従って、これら#1O2
センサ26及び#2O2 センサ27により吸蔵型NOx
触媒24の上流及び下流の酸素量を検出することで、こ
の吸蔵型NOx 触媒24の上流及び下流の空燃比をそれ
ぞれ良好に検出可能となっている。
【0018】更に、入出力装置、記憶装置(ROM、R
AM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)、
タイマカウンタ等を有するECU(電子コントロールユ
ニット)28が設けられており、このECU28により
エンジン11を含めた本実施形態の排気浄化装置の総合
的な制御が行われる。即ち、ECU28の入力側には、
上述した高温センサ23やNOxセンサ26,27等の
各種センサ類が接続されており、これらセンサ類からの
検出情報が入力する。一方、ECU28の出力側には、
点火コイルを介して上述した点火プラグ13や燃料噴射
弁14等が接続されており、これら点火コイル、燃料噴
射弁14等には、各種センサ類からの検出情報に基づき
演算された燃料噴射量や点火時期等の最適値がそれぞれ
出力される。これにより、燃料噴射弁14から適正量の
燃料が適正なタイミングで噴射され、点火プラグ13に
よって適正なタイミングで点火が実施される。
AM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)、
タイマカウンタ等を有するECU(電子コントロールユ
ニット)28が設けられており、このECU28により
エンジン11を含めた本実施形態の排気浄化装置の総合
的な制御が行われる。即ち、ECU28の入力側には、
上述した高温センサ23やNOxセンサ26,27等の
各種センサ類が接続されており、これらセンサ類からの
検出情報が入力する。一方、ECU28の出力側には、
点火コイルを介して上述した点火プラグ13や燃料噴射
弁14等が接続されており、これら点火コイル、燃料噴
射弁14等には、各種センサ類からの検出情報に基づき
演算された燃料噴射量や点火時期等の最適値がそれぞれ
出力される。これにより、燃料噴射弁14から適正量の
燃料が適正なタイミングで噴射され、点火プラグ13に
よって適正なタイミングで点火が実施される。
【0019】実際に、ECU28では、スロットルポジ
ションセンサ18からのスロットル開度情報θthとクラ
ンク角センサ20からのエンジン回転速度情報Neとに
基づいてエンジン負荷に対応する目標筒内圧、即ち目標
平均有効圧Peを求めるようにされており、更に、この
目標平均有効圧Peとエンジン回転速度情報Neとに応
じてマップ(図示せず)より燃料噴射モードを設定する
ようにされている。例えば、目標平均有効圧Peとエン
ジン回転速度Neとが共に小さいときには、燃料噴射モ
ードは圧縮行程噴射モードとされて燃料が圧縮行程で噴
射され、一方、目標平均有効圧Peが大きくなり、ある
いはエンジン回転速度Neが大きくなると燃料噴射モー
ドは吸気行程噴射モードとされ、燃料が吸気行程で噴射
される。
ションセンサ18からのスロットル開度情報θthとクラ
ンク角センサ20からのエンジン回転速度情報Neとに
基づいてエンジン負荷に対応する目標筒内圧、即ち目標
平均有効圧Peを求めるようにされており、更に、この
目標平均有効圧Peとエンジン回転速度情報Neとに応
じてマップ(図示せず)より燃料噴射モードを設定する
ようにされている。例えば、目標平均有効圧Peとエン
ジン回転速度Neとが共に小さいときには、燃料噴射モ
ードは圧縮行程噴射モードとされて燃料が圧縮行程で噴
射され、一方、目標平均有効圧Peが大きくなり、ある
いはエンジン回転速度Neが大きくなると燃料噴射モー
ドは吸気行程噴射モードとされ、燃料が吸気行程で噴射
される。
【0020】そして、目標平均有効圧Peとエンジン回
転速度Neとから制御目標となる目標空燃比(目標A/
F)が設定され、適正量の燃料噴射量がこの目標A/F
に基づいて決定される。また、高温センサ23により検
出された排気温度情報からは触媒温度Tcat が推定され
る。詳しくは、高温センサ23と吸蔵型NOx触媒24
とが多少なりとも離れて配置されていることに起因する
誤差を補正するために、目標平均有効圧Peとエンジン
回転速度情報Neとに応じて温度差マップが予め実験等
により設定されており、触媒温度Tcat は、目標平均有
効圧Peとエンジン回転速度情報Neとが決まると一義
に推定されるようにされている。
転速度Neとから制御目標となる目標空燃比(目標A/
F)が設定され、適正量の燃料噴射量がこの目標A/F
に基づいて決定される。また、高温センサ23により検
出された排気温度情報からは触媒温度Tcat が推定され
る。詳しくは、高温センサ23と吸蔵型NOx触媒24
とが多少なりとも離れて配置されていることに起因する
誤差を補正するために、目標平均有効圧Peとエンジン
回転速度情報Neとに応じて温度差マップが予め実験等
により設定されており、触媒温度Tcat は、目標平均有
効圧Peとエンジン回転速度情報Neとが決まると一義
に推定されるようにされている。
【0021】以下、このように構成された本実施形態の
内燃機関の排気浄化装置の作用について説明する。
内燃機関の排気浄化装置の作用について説明する。
【0022】排気浄化触媒装置22の吸蔵型NOx触媒
24では、リーンモードにおける超リーン燃焼運転時の
ような酸素濃度過剰雰囲気で、排気中のNOxから硝酸
塩が生成され、これによりNOxが吸蔵されて排気の浄
化が行われる。一方、三元触媒25では、酸素濃度が低
下した雰囲気で、吸蔵型NOx触媒24に吸蔵した硝酸
塩と排気中のCOとが反応して炭酸塩が生成されると共
にNOxが放出される。従って、吸蔵型NOx触媒24
へのNOxの吸蔵が進むと、空燃比のリッチ化あるいは
追加の燃料噴射を行うなどして酸素濃度を低下させて吸
蔵型NOx触媒24からNOxを放出させて機能を維持
する。
24では、リーンモードにおける超リーン燃焼運転時の
ような酸素濃度過剰雰囲気で、排気中のNOxから硝酸
塩が生成され、これによりNOxが吸蔵されて排気の浄
化が行われる。一方、三元触媒25では、酸素濃度が低
下した雰囲気で、吸蔵型NOx触媒24に吸蔵した硝酸
塩と排気中のCOとが反応して炭酸塩が生成されると共
にNOxが放出される。従って、吸蔵型NOx触媒24
へのNOxの吸蔵が進むと、空燃比のリッチ化あるいは
追加の燃料噴射を行うなどして酸素濃度を低下させて吸
蔵型NOx触媒24からNOxを放出させて機能を維持
する。
【0023】本実施形態の内燃機関の排気浄化装置で
は、吸蔵型NOx触媒24の上流にある#1O2 センサ
26の出力値と、吸蔵型NOx 触媒24の下流にある#
2O2センサ27の出力値との差からこの吸蔵型NOx
触媒24に吸蔵されたNOxを放出する時期を判定(放
出判定手段)し、この判定結果に基づいて吸蔵型NOx
触媒24に吸蔵されたNOx の放出に必要なパージ制御
(NOx放出制御手段)の期間の開始を決定している。
また、排気浄化装置では、各センサ26,27の出力値
の差に基づいてこのパージ制御の期間の終了を決定して
いる。
は、吸蔵型NOx触媒24の上流にある#1O2 センサ
26の出力値と、吸蔵型NOx 触媒24の下流にある#
2O2センサ27の出力値との差からこの吸蔵型NOx
触媒24に吸蔵されたNOxを放出する時期を判定(放
出判定手段)し、この判定結果に基づいて吸蔵型NOx
触媒24に吸蔵されたNOx の放出に必要なパージ制御
(NOx放出制御手段)の期間の開始を決定している。
また、排気浄化装置では、各センサ26,27の出力値
の差に基づいてこのパージ制御の期間の終了を決定して
いる。
【0024】ここで、本実施形態の排気浄化装置におけ
る吸蔵型NOx 触媒24のNOx パージ制御について、
図3のフローチャート及び図4のタイムチャートに基づ
いて説明する。
る吸蔵型NOx 触媒24のNOx パージ制御について、
図3のフローチャート及び図4のタイムチャートに基づ
いて説明する。
【0025】図3のフローチャートに示すように、ステ
ップS11において、リーン運転が開始されると、ま
ず、ステップS12にて、吸蔵型NOx触媒24の上流
にある#1O2 センサ26の出力値D1と、下流にある
#2O2 センサ27の出力値D2とに基づいて、次式か
ら出力差ΔDを求める。 ΔD=D1−D2
ップS11において、リーン運転が開始されると、ま
ず、ステップS12にて、吸蔵型NOx触媒24の上流
にある#1O2 センサ26の出力値D1と、下流にある
#2O2 センサ27の出力値D2とに基づいて、次式か
ら出力差ΔDを求める。 ΔD=D1−D2
【0026】次に、ステップS13では、この出力差Δ
Dが所定値ΔD0(極小値または値0)より大きけれ
ば、ステップS14にて現在のリーン運転を継続する。
一方、出力差ΔDが所定値ΔD0以下であれば、ステッ
プS15以降でNOxパージ制御あるいはSパージ制御
を実行する。
Dが所定値ΔD0(極小値または値0)より大きけれ
ば、ステップS14にて現在のリーン運転を継続する。
一方、出力差ΔDが所定値ΔD0以下であれば、ステッ
プS15以降でNOxパージ制御あるいはSパージ制御
を実行する。
【0027】即ち、前述したように、リーン運転で酸素
濃度過剰雰囲気の排気ガスが吸蔵型NOx触媒24に流
入すると、この吸蔵型NOx触媒24では排気ガス中の
NOxから硝酸塩が生成されることでNOxが吸蔵され
るが、このとき、吸蔵されたNOxに応じたCOが排出
されることとなるため、吸蔵型NOx触媒24の下流側
ではリッチ雰囲気となる。従って、リーン運転が実行さ
れているときに、吸蔵型NOx触媒24の上流にある#
1O2 センサ26の出力値D1と、下流にある#2O2
センサ27の出力値D2との出力差ΔDがΔD0よりも
大きければ、この吸蔵型NOx触媒24の下流側がリッ
チ雰囲気であり、吸蔵型NOx触媒24は排気ガス中の
NOxをまだ十分に吸蔵可能であると推定でき、ステッ
プS14にて現在のリーン運転を継続する。
濃度過剰雰囲気の排気ガスが吸蔵型NOx触媒24に流
入すると、この吸蔵型NOx触媒24では排気ガス中の
NOxから硝酸塩が生成されることでNOxが吸蔵され
るが、このとき、吸蔵されたNOxに応じたCOが排出
されることとなるため、吸蔵型NOx触媒24の下流側
ではリッチ雰囲気となる。従って、リーン運転が実行さ
れているときに、吸蔵型NOx触媒24の上流にある#
1O2 センサ26の出力値D1と、下流にある#2O2
センサ27の出力値D2との出力差ΔDがΔD0よりも
大きければ、この吸蔵型NOx触媒24の下流側がリッ
チ雰囲気であり、吸蔵型NOx触媒24は排気ガス中の
NOxをまだ十分に吸蔵可能であると推定でき、ステッ
プS14にて現在のリーン運転を継続する。
【0028】一方、各O2 センサ26,27の出力値D
1,D2の出力差ΔDがΔD0以下であれば、吸蔵型N
Ox触媒24の下流側はリーン雰囲気であり、吸蔵型N
Ox触媒24は排気ガス中のNOxをこれ以上吸蔵する
ことができないと推定でき、ステップS15に移行す
る。このステップS15では、リーン運転継続時間Tが
所定時間TS を上回っていればステップS16にてNO
xパージ制御を開始する。
1,D2の出力差ΔDがΔD0以下であれば、吸蔵型N
Ox触媒24の下流側はリーン雰囲気であり、吸蔵型N
Ox触媒24は排気ガス中のNOxをこれ以上吸蔵する
ことができないと推定でき、ステップS15に移行す
る。このステップS15では、リーン運転継続時間Tが
所定時間TS を上回っていればステップS16にてNO
xパージ制御を開始する。
【0029】まず、ステップS17にて、NOx パージ
の開始に際し、目標A/Fを所定の初期値、即ち、初期
リッチ空燃比(例えば、値10)に設定する。これによ
り、図4(a)に示すように、吸蔵型NOx 触媒24に
吸蔵されたNOx が急速に放出されて還元除去され始め
る。次に、ステップS18では、#1O2 センサ26の
出力D1が所定値Ds(例えば、ストイキオに対応する
出力値(図2参照))以上になったか否かを判別する。
ここで、#1O2 センサ26の出力D1が所定値Dsを
越えていなければステップS17に戻って目標A/Fを
所定の初期値、即ち、初期リッチ空燃比(例えば、値1
0)のままに保持する。なお、この初期リッチ空燃比
(例えば、値10)は、NOx パージ制御において使用
される最もリッチ化度合の大きな値とされるのがよい。
の開始に際し、目標A/Fを所定の初期値、即ち、初期
リッチ空燃比(例えば、値10)に設定する。これによ
り、図4(a)に示すように、吸蔵型NOx 触媒24に
吸蔵されたNOx が急速に放出されて還元除去され始め
る。次に、ステップS18では、#1O2 センサ26の
出力D1が所定値Ds(例えば、ストイキオに対応する
出力値(図2参照))以上になったか否かを判別する。
ここで、#1O2 センサ26の出力D1が所定値Dsを
越えていなければステップS17に戻って目標A/Fを
所定の初期値、即ち、初期リッチ空燃比(例えば、値1
0)のままに保持する。なお、この初期リッチ空燃比
(例えば、値10)は、NOx パージ制御において使用
される最もリッチ化度合の大きな値とされるのがよい。
【0030】このようにすれば、次にステップS19に
おいて、#1O2 センサ26の出力D1と#2O2 セン
サ27の出力D2とを用いて演算を行うのであるが、#
1O 2 センサ26及び#2O2 センサ27のNOx パー
ジの開始初期における応答遅れの要素が排除(マスキン
グ)され、正確な演算が可能とされる。一方、ステップ
S18にて、#1O2 センサ26の出力D1が所定値D
s以上となって、#1O2 センサ26や#2O2 センサ
27の応答遅れの要素が排除されたとみなされたら、ス
テップS19に移行する。
おいて、#1O2 センサ26の出力D1と#2O2 セン
サ27の出力D2とを用いて演算を行うのであるが、#
1O 2 センサ26及び#2O2 センサ27のNOx パー
ジの開始初期における応答遅れの要素が排除(マスキン
グ)され、正確な演算が可能とされる。一方、ステップ
S18にて、#1O2 センサ26の出力D1が所定値D
s以上となって、#1O2 センサ26や#2O2 センサ
27の応答遅れの要素が排除されたとみなされたら、ス
テップS19に移行する。
【0031】このステップS19では、前述と同様に次
式により、#1O2 センサ26の出力D1と#2O2 セ
ンサ27の出力D2との出力差ΔDを演算する。 ΔD=D1−D2 即ち、図4(b)には、#1O2 センサ26の出力D1
を一点鎖線で、#2O 2 センサ27の出力D2を実線で
示してあるが、これら出力D1と出力D2の差を演算
し、吸蔵型NOx 触媒24の上流側の排気中の酸素量と
下流側の排気中の酸素量との差、即ち、排気中の空燃比
の差を求めるようにする。
式により、#1O2 センサ26の出力D1と#2O2 セ
ンサ27の出力D2との出力差ΔDを演算する。 ΔD=D1−D2 即ち、図4(b)には、#1O2 センサ26の出力D1
を一点鎖線で、#2O 2 センサ27の出力D2を実線で
示してあるが、これら出力D1と出力D2の差を演算
し、吸蔵型NOx 触媒24の上流側の排気中の酸素量と
下流側の排気中の酸素量との差、即ち、排気中の空燃比
の差を求めるようにする。
【0032】これにより、吸蔵型NOx 触媒24に吸蔵
されたNOx がNOx パージによって放出、還元される
とN2 とともにO2 (酸素)が発生するのであるが、こ
の還元により発生したO2 の量が適切に検出され、ひい
てはNOx の放出量が適切に検出可能とされる。空燃比
がリーン空燃比からリッチ空燃比とされるときには、酸
素量が急激するため、図4(b)に示すように、上述し
た理由に基づき、吸蔵型NOx 触媒24の上流側にある
#1O2 センサ26の出力D1は急勾配で大側に変化し
た後一定に保持される。一方、このとき、吸蔵型NOx
触媒24では、吸蔵されたNOx が初期リッチ空燃比
(例えば、値10)の下に発生する多量のCOにより放
出、還元されてO2 が多量に発生しており、故に吸蔵型
NOx 触媒24の下流側にある#2O2 センサ27の出
力D2は小さいままに保持される。つまり、出力D1が
所定値Ds以上となった時点では、同図(a)及び
(b)に示すように、差ΔD、即ち、NOx の放出量は
比較的大きなものとなっている。
されたNOx がNOx パージによって放出、還元される
とN2 とともにO2 (酸素)が発生するのであるが、こ
の還元により発生したO2 の量が適切に検出され、ひい
てはNOx の放出量が適切に検出可能とされる。空燃比
がリーン空燃比からリッチ空燃比とされるときには、酸
素量が急激するため、図4(b)に示すように、上述し
た理由に基づき、吸蔵型NOx 触媒24の上流側にある
#1O2 センサ26の出力D1は急勾配で大側に変化し
た後一定に保持される。一方、このとき、吸蔵型NOx
触媒24では、吸蔵されたNOx が初期リッチ空燃比
(例えば、値10)の下に発生する多量のCOにより放
出、還元されてO2 が多量に発生しており、故に吸蔵型
NOx 触媒24の下流側にある#2O2 センサ27の出
力D2は小さいままに保持される。つまり、出力D1が
所定値Ds以上となった時点では、同図(a)及び
(b)に示すように、差ΔD、即ち、NOx の放出量は
比較的大きなものとなっている。
【0033】そして、次のステップS20では、このよ
うに求めた出力差ΔDに基づいて最適な目標A/Fを演
算により決定する。実際には、例えば、図5に示すよう
に、出力差ΔDと目標A/Fとの関係を示すマップが予
め実験等により設定されており、目標A/Fは差ΔDに
応じてこのマップより求められる。同図によれば、出力
D1が所定値Ds以上となった時点では、上述したよう
に差ΔDは比較的大きいため、目標A/Fは初期リッチ
空燃比と同じ空燃比(例えば、値10)とされる。
うに求めた出力差ΔDに基づいて最適な目標A/Fを演
算により決定する。実際には、例えば、図5に示すよう
に、出力差ΔDと目標A/Fとの関係を示すマップが予
め実験等により設定されており、目標A/Fは差ΔDに
応じてこのマップより求められる。同図によれば、出力
D1が所定値Ds以上となった時点では、上述したよう
に差ΔDは比較的大きいため、目標A/Fは初期リッチ
空燃比と同じ空燃比(例えば、値10)とされる。
【0034】次のステップS21では、出力差ΔDが所
定値ΔD0以下となったか否かを判別する。つまり、還
元により発生するO2 が極めて少なくなり、吸蔵NOx
量が殆ど還元され尽くしてもはやNOx パージを行う必
要がなくなったか否かを判別する。この時点では、差Δ
Dが比較的大きいため、ステップS19及びステップS
20の実行を繰り返し継続する。
定値ΔD0以下となったか否かを判別する。つまり、還
元により発生するO2 が極めて少なくなり、吸蔵NOx
量が殆ど還元され尽くしてもはやNOx パージを行う必
要がなくなったか否かを判別する。この時点では、差Δ
Dが比較的大きいため、ステップS19及びステップS
20の実行を繰り返し継続する。
【0035】そして、吸蔵型NOx 触媒24に吸蔵され
たNOx の放出、還元が進むと、還元により発生するO
2 が増加した後次第に少なくなり、吸蔵型NOx 触媒2
4の下流側の空燃比もリッチ空燃比側に遷移して#2O
2 センサ27の出力D2も大側に変化し始める。このよ
うに出力D2が大側に変化するようになると、図4
(b)に示すように、出力D1に対して差ΔDは徐々に
小さくなる。そして、差ΔDが、例えば、所定値ΔD1
まで小さくなると、図5のマップに基づいて目標A/F
は若干リッチ化度合の小さい空燃比(例えば、値12)
とされる(図4(c)参照)。つまり、NOx の放出、
還元がある程度進行したときには、もはや還元剤である
COはそれほど必要なく、故に、この場合には燃料供給
量を減らす等して目標A/Fをリッチ化度合の低い側に
変更する。これにより、余剰のCOが排出されることな
くなり、燃費の悪化等が好適に防止されることになる。
たNOx の放出、還元が進むと、還元により発生するO
2 が増加した後次第に少なくなり、吸蔵型NOx 触媒2
4の下流側の空燃比もリッチ空燃比側に遷移して#2O
2 センサ27の出力D2も大側に変化し始める。このよ
うに出力D2が大側に変化するようになると、図4
(b)に示すように、出力D1に対して差ΔDは徐々に
小さくなる。そして、差ΔDが、例えば、所定値ΔD1
まで小さくなると、図5のマップに基づいて目標A/F
は若干リッチ化度合の小さい空燃比(例えば、値12)
とされる(図4(c)参照)。つまり、NOx の放出、
還元がある程度進行したときには、もはや還元剤である
COはそれほど必要なく、故に、この場合には燃料供給
量を減らす等して目標A/Fをリッチ化度合の低い側に
変更する。これにより、余剰のCOが排出されることな
くなり、燃費の悪化等が好適に防止されることになる。
【0036】ところで、#2O2 センサ27の出力D2
は、実際には、図4(b)に示すように、差ΔDが所定
値ΔD2とされた状態のまま暫くの間継続するのである
が、これは、吸蔵型NOx 触媒24に吸蔵されたNOx
がある程度放出されると、放出され難い一部のNOx の
みが残り、この放出され難いNOx は少しずつしか放出
されず、放出するのに時間がかかるためであり(図4
(a)参照)、この間は、この放出され難いNOx を完
全に放出すべく、目標A/Fは上記若干リッチ化度合の
小さい空燃比(例えば、値12)のままとする。
は、実際には、図4(b)に示すように、差ΔDが所定
値ΔD2とされた状態のまま暫くの間継続するのである
が、これは、吸蔵型NOx 触媒24に吸蔵されたNOx
がある程度放出されると、放出され難い一部のNOx の
みが残り、この放出され難いNOx は少しずつしか放出
されず、放出するのに時間がかかるためであり(図4
(a)参照)、この間は、この放出され難いNOx を完
全に放出すべく、目標A/Fは上記若干リッチ化度合の
小さい空燃比(例えば、値12)のままとする。
【0037】そして、この放出され難いNOx が略完全
に放出、還元されたら、差ΔDは再び減少に向かうた
め、これに応じて、図6のマップに基づいて目標A/F
のリッチ化度合を徐々に小さく変化させるようにする。
これにより、排気中のCOが徐々に減少させられ、つま
り、還元剤であるCOが未だ放出されずに残っているN
Ox の還元に最低限必要な量に抑えられ、やはり余剰の
COが排出されることなく燃費の悪化等が極めて好適に
防止されることになる。
に放出、還元されたら、差ΔDは再び減少に向かうた
め、これに応じて、図6のマップに基づいて目標A/F
のリッチ化度合を徐々に小さく変化させるようにする。
これにより、排気中のCOが徐々に減少させられ、つま
り、還元剤であるCOが未だ放出されずに残っているN
Ox の還元に最低限必要な量に抑えられ、やはり余剰の
COが排出されることなく燃費の悪化等が極めて好適に
防止されることになる。
【0038】その後、ステップS21にて、出力差ΔD
が所定値ΔD0を下回ったら、吸蔵型NOx 触媒24に
吸蔵されたNOx は略完全に除去されたと判断でき、こ
の場合には、もはや還元剤であるCOは必要なく、この
NOx パージ制御を終了する。これにより、吸蔵型NO
x 触媒24に吸蔵されたNOx が過不足なく確実に除去
され、再び、リーン運転が開始される。
が所定値ΔD0を下回ったら、吸蔵型NOx 触媒24に
吸蔵されたNOx は略完全に除去されたと判断でき、こ
の場合には、もはや還元剤であるCOは必要なく、この
NOx パージ制御を終了する。これにより、吸蔵型NO
x 触媒24に吸蔵されたNOx が過不足なく確実に除去
され、再び、リーン運転が開始される。
【0039】なお、図4に示すように、差ΔDが所定値
ΔD0(極小値または値0)となったときには、目標A
/Fはストイキオ(値14.7)近傍のややリッチな空
燃比(例えば、値14.5)とされるが、これは、NO
x パージ終了まではリッチ空燃比を維持して吸蔵型NO
x 触媒24に新たにNOx を吸蔵させないようにするた
めであり、更に、このややリッチな空燃比(例えば、値
14.5)であれば、ストイキオに近いことからCOや
HCの発生をも確実に抑えることができるからである。
ΔD0(極小値または値0)となったときには、目標A
/Fはストイキオ(値14.7)近傍のややリッチな空
燃比(例えば、値14.5)とされるが、これは、NO
x パージ終了まではリッチ空燃比を維持して吸蔵型NO
x 触媒24に新たにNOx を吸蔵させないようにするた
めであり、更に、このややリッチな空燃比(例えば、値
14.5)であれば、ストイキオに近いことからCOや
HCの発生をも確実に抑えることができるからである。
【0040】また、ここでは、図4(c)に示すよう
に、NOx パージを終了した後、再び目標A/Fをリー
ン空燃比としているが、これはエンジン11の運転状態
に応じてたまたま燃料噴射モードがリーン空燃比に対応
したモードとされたためであり、ストイキオフィードバ
ックモードであれば目標A/Fはストイキオとされ、オ
ープンループモードであればリッチ空燃比とされる。
に、NOx パージを終了した後、再び目標A/Fをリー
ン空燃比としているが、これはエンジン11の運転状態
に応じてたまたま燃料噴射モードがリーン空燃比に対応
したモードとされたためであり、ストイキオフィードバ
ックモードであれば目標A/Fはストイキオとされ、オ
ープンループモードであればリッチ空燃比とされる。
【0041】一方、ステップS15にて、リーン運転継
続時間Tが所定時間TS 以下であればステップS22に
てSパージ制御を開始する。即ち、燃料や潤滑油内に含
まれるイオウ成分も排気ガス中に存在し、吸蔵型NOx
触媒24は、酸素濃度過剰雰囲気でNOxと共にSOx
も吸蔵する。つまり、イオウ成分は酸化されてSOxに
なり、このSOxの一部が吸蔵型NOx触媒24上でさ
らに元来NOx用の吸蔵剤と反応して硫酸塩となって吸
蔵型NOx触媒24に吸蔵する。また、吸蔵型NOx触
媒24は、酸素濃度が低下すると吸蔵されたSOxを放
出する機能を有している。つまり、酸素濃度が低下した
雰囲気では、吸蔵型NOx触媒24に吸蔵した硫酸塩の
一部と排気中のCOとが反応して炭酸塩が生成されると
共にSOxが離脱される。しかし、硫酸塩は硝酸塩より
も塩としての安定度が高く、酸素濃度が低下した雰囲気
になってもその一部しか分解されないため、吸蔵型NO
x触媒24に残留する硫酸塩の量は時間とともに増加す
る。これにより、吸蔵型NOx触媒24の吸蔵能力が時
間と共に低下し、吸蔵型NOx触媒24としての性能が
悪化(S被毒)することになる。このため、リーン運転
継続時間Tが所定時間TS 以下となり、吸蔵型NOx触
媒24のS被毒が進行したと判断された場合、本実施形
態では、触媒を所定温度(例えば、650℃)以上とな
るように昇温させ、且つ、空燃比を還元雰囲気にして吸
蔵したSOxを放出する(Sパージ運転)。
続時間Tが所定時間TS 以下であればステップS22に
てSパージ制御を開始する。即ち、燃料や潤滑油内に含
まれるイオウ成分も排気ガス中に存在し、吸蔵型NOx
触媒24は、酸素濃度過剰雰囲気でNOxと共にSOx
も吸蔵する。つまり、イオウ成分は酸化されてSOxに
なり、このSOxの一部が吸蔵型NOx触媒24上でさ
らに元来NOx用の吸蔵剤と反応して硫酸塩となって吸
蔵型NOx触媒24に吸蔵する。また、吸蔵型NOx触
媒24は、酸素濃度が低下すると吸蔵されたSOxを放
出する機能を有している。つまり、酸素濃度が低下した
雰囲気では、吸蔵型NOx触媒24に吸蔵した硫酸塩の
一部と排気中のCOとが反応して炭酸塩が生成されると
共にSOxが離脱される。しかし、硫酸塩は硝酸塩より
も塩としての安定度が高く、酸素濃度が低下した雰囲気
になってもその一部しか分解されないため、吸蔵型NO
x触媒24に残留する硫酸塩の量は時間とともに増加す
る。これにより、吸蔵型NOx触媒24の吸蔵能力が時
間と共に低下し、吸蔵型NOx触媒24としての性能が
悪化(S被毒)することになる。このため、リーン運転
継続時間Tが所定時間TS 以下となり、吸蔵型NOx触
媒24のS被毒が進行したと判断された場合、本実施形
態では、触媒を所定温度(例えば、650℃)以上とな
るように昇温させ、且つ、空燃比を還元雰囲気にして吸
蔵したSOxを放出する(Sパージ運転)。
【0042】このように本実施形態の内燃機関の排気浄
化装置にあっては、吸蔵型NOx触媒24の上流側に流
入する排気ガス中の酸素濃度を検出する#1O2 センサ
26を配設する一方、下流側に放出される排気ガス中の
酸素濃度を検出する#2O2センサ27を配設し、リー
ン空燃比での運転中に#1O2 センサ26の出力値D1
から#2O2 センサ27の出力値D2を減算して出力差
ΔDを求め、この出力差ΔDに基づいて排気空燃比のリ
ッチ化による吸蔵型NOx触媒24のNOxパージ制御
を開始するようにしている。
化装置にあっては、吸蔵型NOx触媒24の上流側に流
入する排気ガス中の酸素濃度を検出する#1O2 センサ
26を配設する一方、下流側に放出される排気ガス中の
酸素濃度を検出する#2O2センサ27を配設し、リー
ン空燃比での運転中に#1O2 センサ26の出力値D1
から#2O2 センサ27の出力値D2を減算して出力差
ΔDを求め、この出力差ΔDに基づいて排気空燃比のリ
ッチ化による吸蔵型NOx触媒24のNOxパージ制御
を開始するようにしている。
【0043】そのため、吸蔵型NOx 触媒24に吸蔵さ
れたNOx 量を高精度に推定し、適正時期にNOxパー
ジ制御を開始することができ、NOx を吸蔵するリーン
空燃比運転の運転期間やNOx の放出に必要なリッチ空
燃比運転の運転期間が極めて適正なものとなり、NOx
パージ制御の早期開始による燃費の悪化やNOx パージ
制御の開始遅れによる排気ガス特性の悪化を防止でき
る。
れたNOx 量を高精度に推定し、適正時期にNOxパー
ジ制御を開始することができ、NOx を吸蔵するリーン
空燃比運転の運転期間やNOx の放出に必要なリッチ空
燃比運転の運転期間が極めて適正なものとなり、NOx
パージ制御の早期開始による燃費の悪化やNOx パージ
制御の開始遅れによる排気ガス特性の悪化を防止でき
る。
【0044】なお、上述の実施形態において、第1検出
手段として吸蔵型NOx触媒24の上流に配設された#
1O2 センサ26としたが、これに限らず、エンジン1
1の運転状態に基づいて予め設定記憶されたマップの値
を用いてもよい。また、この第1、第2検出手段として
O2 センサ26,27を用いて放出判定手段が吸蔵型N
Ox触媒24の上流及び下硫の酸素濃度差に基づいてN
Oxパージ開始時期を判定したが、空燃比センサ等を用
いて上流及び下流の空燃比(A/F)の差からNOx 放
出判定を行ってもよい。
手段として吸蔵型NOx触媒24の上流に配設された#
1O2 センサ26としたが、これに限らず、エンジン1
1の運転状態に基づいて予め設定記憶されたマップの値
を用いてもよい。また、この第1、第2検出手段として
O2 センサ26,27を用いて放出判定手段が吸蔵型N
Ox触媒24の上流及び下硫の酸素濃度差に基づいてN
Oxパージ開始時期を判定したが、空燃比センサ等を用
いて上流及び下流の空燃比(A/F)の差からNOx 放
出判定を行ってもよい。
【0045】更に、各O2 センサ26,27の出力差Δ
Dに対する所定値ΔD0を固定値としたが、エンジン1
1の運転状態に基づいて予め設定記憶されたマップの値
としてもよい。
Dに対する所定値ΔD0を固定値としたが、エンジン1
1の運転状態に基づいて予め設定記憶されたマップの値
としてもよい。
【0046】また、本実施形態では、第1、第2検出手
段としてO2 センサ26,27を用いているが、排気ガ
ス中のNOx 濃度を検出可能なNOx センサを用いてN
Oxセンサの出力値から吸蔵型NOx触媒24の吸蔵状
態として、例えば、排出されるNOx量(=吸蔵型NO
x触媒24に流入するNOx量−吸蔵されるNOx
量)、あるいは、吸蔵型NOx触媒24の吸蔵率(=吸
蔵型NOx触媒24に流入するNOx量/吸蔵されるN
Ox量)等を算出したNOx パージ開始時期を判定する
ようにしてもよい。なお、NOx センサは吸蔵型NOx
触媒24の上流または下流の一方のみに配設してもよ
い。
段としてO2 センサ26,27を用いているが、排気ガ
ス中のNOx 濃度を検出可能なNOx センサを用いてN
Oxセンサの出力値から吸蔵型NOx触媒24の吸蔵状
態として、例えば、排出されるNOx量(=吸蔵型NO
x触媒24に流入するNOx量−吸蔵されるNOx
量)、あるいは、吸蔵型NOx触媒24の吸蔵率(=吸
蔵型NOx触媒24に流入するNOx量/吸蔵されるN
Ox量)等を算出したNOx パージ開始時期を判定する
ようにしてもよい。なお、NOx センサは吸蔵型NOx
触媒24の上流または下流の一方のみに配設してもよ
い。
【0047】また、上述した実施形態では、NOx パー
ジ時においてNOx の放出と還元とを併せて実施可能な
吸蔵型NOx 触媒24を用いるようにしたが、吸蔵型N
Ox触媒24をNOx の放出のみ実施可能な吸蔵型NOx
触媒とし、下流の三元触媒25で還元を行うような触
媒構成としてもよい。
ジ時においてNOx の放出と還元とを併せて実施可能な
吸蔵型NOx 触媒24を用いるようにしたが、吸蔵型N
Ox触媒24をNOx の放出のみ実施可能な吸蔵型NOx
触媒とし、下流の三元触媒25で還元を行うような触
媒構成としてもよい。
【0048】また、三元触媒25を用いずにNOx の放
出機能と還元機能とを併せ有した吸蔵型NOx 触媒24
のみを用いる構成としてもよい。また、NOx パージが
開始された後、#1O2 センサ26の出力D1が所定値
Ds以上となるまで出力D1、出力D2の差ΔDの演算
を行わず、#1O2 センサ26及び#2O2 センサ27
の応答遅れの要素を排除(マスキング)するようにした
が、単に初期リッチ空燃比を所定時間が経過するまで継
続するようにしてもよい。この場合、所定時間は、予め
エンジン11の運転条件等に応じて設定したマップから
求めてもよいし、予め設定した固定値であってもよい。
また、このようなマスキングを行わず、出力D1、出力
D2を一次遅れ補正等によって補正するようにしてもよ
い。
出機能と還元機能とを併せ有した吸蔵型NOx 触媒24
のみを用いる構成としてもよい。また、NOx パージが
開始された後、#1O2 センサ26の出力D1が所定値
Ds以上となるまで出力D1、出力D2の差ΔDの演算
を行わず、#1O2 センサ26及び#2O2 センサ27
の応答遅れの要素を排除(マスキング)するようにした
が、単に初期リッチ空燃比を所定時間が経過するまで継
続するようにしてもよい。この場合、所定時間は、予め
エンジン11の運転条件等に応じて設定したマップから
求めてもよいし、予め設定した固定値であってもよい。
また、このようなマスキングを行わず、出力D1、出力
D2を一次遅れ補正等によって補正するようにしてもよ
い。
【0049】そして、上述の実施形態では、エンジン1
1を筒内噴射型火花点火式直列4気筒ガソリンエンジン
としたが、エンジン11は吸蔵型NOx触媒を有する吸
気管噴射型のリーンバーンエンジンであってもよい。
1を筒内噴射型火花点火式直列4気筒ガソリンエンジン
としたが、エンジン11は吸蔵型NOx触媒を有する吸
気管噴射型のリーンバーンエンジンであってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように、本発明の内燃機関の排気浄化装置によれば、吸
蔵型NOx 触媒の堆積NOx 量を高精度に推定し、適正
時期にNOx放出制御を開始することができ、その結
果、NOx を吸蔵するリーン空燃比運転の運転期間やN
Ox の放出に必要なリッチ空燃比運転の運転期間が極め
て適正なものとなり、NOx 放出制御の早期開始による
燃費の悪化やNOx 放出制御の開始遅れによる排気ガス
特性の悪化を防止することができる。
ように、本発明の内燃機関の排気浄化装置によれば、吸
蔵型NOx 触媒の堆積NOx 量を高精度に推定し、適正
時期にNOx放出制御を開始することができ、その結
果、NOx を吸蔵するリーン空燃比運転の運転期間やN
Ox の放出に必要なリッチ空燃比運転の運転期間が極め
て適正なものとなり、NOx 放出制御の早期開始による
燃費の悪化やNOx 放出制御の開始遅れによる排気ガス
特性の悪化を防止することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関の排気浄化
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
【図2】O2 センサの空燃比に対する出力特性を表すグ
ラフである。
ラフである。
【図3】本実施形態の排気浄化装置によるNOx パージ
制御のフローチャートである。
制御のフローチャートである。
【図4】NOx パージ制御のタイムチャートである。
【図5】O2 センサの出力値の差に対する目標空燃比を
表すグラフである。
表すグラフである。
11 エンジン(内燃機関) 15 燃焼室 17 スロットル弁 21 排気管(排気通路) 22 排気浄化触媒装置 24 吸蔵型NOx触媒 25 三元触媒 26 #1O2 センサ(第1検出手段) 27 #2O2 センサ(第2検出手段) 28 電子コントロールユニット,ECU(放出判定手
段、NOx放出制御手段)
段、NOx放出制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/04 305 F02D 41/04 305A Fターム(参考) 3G091 AA12 AA17 AA24 AA28 AB03 AB06 BA01 BA11 BA14 CB02 DA02 DB07 DC01 EA01 EA17 EA18 EA33 FC02 GB02Y GB03Y GB05W GB06W HA08 HA36 HA37 HA38 HA42 HA47 3G301 HA01 HA04 HA06 HA15 JA02 JA25 JA33 MA01 NA06 NA08 NC02 ND01 NE13 PD04Z PD09Z
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられて排気空
燃比がリーン空燃比であるときに排気ガス中のNOxを
吸蔵すると共にリッチ空燃比または理論空燃比であると
きに吸蔵されたNOxを放出して還元する吸蔵型NOx
触媒と、該吸蔵型NOx触媒に流入するNOx濃度に相
関する値を検出する第1検出手段と、前記吸蔵型NOx
触媒に吸蔵されるNOx濃度に相関する値を検出する第
2検出手段と、前記第1検出手段の検出値と前記第2検
出手段の検出値との出力に基づいて前記吸蔵型NOx触
媒に吸蔵されたNOxを放出する時期を判定する放出判
定手段と、該放出判定手段によってNOxの放出時期が
判定されたときに排気空燃比をリッチ空燃比または理論
空燃比に変更するNOx放出制御手段とを具えたことを
特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11031031A JP2000230421A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11031031A JP2000230421A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000230421A true JP2000230421A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12320154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11031031A Pending JP2000230421A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000230421A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003161145A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-06-06 | Mitsubishi Motors Corp | 排気浄化装置 |
| WO2004097200A1 (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-11 | Hitachi, Ltd. | 内燃機関の制御装置 |
| US7997068B2 (en) | 2007-03-08 | 2011-08-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Sulfur purge control device for an internal combustion engine |
| WO2015046508A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | いすゞ自動車株式会社 | 排気ガス浄化システム及び排気ガス浄化方法 |
| JP2016166541A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | いすゞ自動車株式会社 | 排気浄化システム |
-
1999
- 1999-02-09 JP JP11031031A patent/JP2000230421A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7246486B2 (en) | 2003-04-30 | 2007-07-24 | Hitachi, Ltd. | Combination of selected opioids with other active substances for use in the therapy of urinary incontinence |
| US7997068B2 (en) | 2007-03-08 | 2011-08-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Sulfur purge control device for an internal combustion engine |
| CN105408597A (zh) * | 2013-09-30 | 2016-03-16 | 五十铃自动车株式会社 | 废气净化系统以及废气净化方法 |
| JP2015068268A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | いすゞ自動車株式会社 | 排気ガス浄化システム及び排気ガス浄化方法 |
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| US9828899B2 (en) | 2013-09-30 | 2017-11-28 | Isuzu Motors Limited | Exhaust gas purification system and exhaust gas purification method |
| CN105408597B (zh) * | 2013-09-30 | 2018-05-25 | 五十铃自动车株式会社 | 废气净化系统以及废气净化方法 |
| JP2016166541A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | いすゞ自動車株式会社 | 排気浄化システム |
| WO2016143564A1 (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | いすゞ自動車株式会社 | 排気浄化システム及び触媒再生方法 |
| CN107407178A (zh) * | 2015-03-09 | 2017-11-28 | 五十铃自动车株式会社 | 排气净化系统及催化剂再生方法 |
| US20180066556A1 (en) | 2015-03-09 | 2018-03-08 | Isuzu Motors Limited | Exhaust purification system and catalyst regeneration method |
| US10233807B2 (en) | 2015-03-09 | 2019-03-19 | Isuzu Motors Limited | Exhaust purification system and catalyst regeneration method |
| CN107407178B (zh) * | 2015-03-09 | 2019-09-13 | 五十铃自动车株式会社 | 排气净化系统及催化剂再生方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081125 |
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