JP2000231027A - モードコンディショナ - Google Patents

モードコンディショナ

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JP2000231027A
JP2000231027A JP3312999A JP3312999A JP2000231027A JP 2000231027 A JP2000231027 A JP 2000231027A JP 3312999 A JP3312999 A JP 3312999A JP 3312999 A JP3312999 A JP 3312999A JP 2000231027 A JP2000231027 A JP 2000231027A
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optical
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optical fiber
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optical connector
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Yoshinori Sunaga
義則 須永
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
Takehiko Tokoro
武彦 所
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチモード光ファイバでレーザ光を伝送す
る際に問題となるDMDの影響を低減、除去することが
でき、しかも低コストなモードコンディショナを提供す
る。 【解決手段】 レーザ光源を有する光送受信器30に着
脱自在に嵌合する2連光コネクタ20と、伝送用のマル
チモード光ファイバに接続される2連光コネクタ21
と、両2連光コネクタ20、21を結合する光ファイバ
11、12とで構成されるパッチコード型のモードコン
ディショナにおいて、2連光コネクタ21に偏心したフ
ェルール25を用いることにより、モードコンディショ
ニングを行うので、マルチモード光ファイバを用いた高
速光データ伝送を低コストで実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッチコード型の
モードコンディショナに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光源を有する光送信器と光機器と
を光ファイバケーブルで接続する際にパッチコード型の
モードコンディショナが用いられる。このモードコンデ
ィショナは、光送信器に着脱自在に嵌合する第1の光コ
ネクタと、伝送用のマルチモード光ファイバに接続され
る第2の光コネクタと、両光コネクタを結合する光ファ
イバとで構成されている。
【0003】モードコンディショナに用いられるマルチ
モード光ファイバ、特にグレーテッドインデックス型の
マルチモード光ファイバ(以下「MMF」という)のコ
アの屈折率分布は、モード間のディレイ差による帯域劣
化(モード分散)を抑えるため、中心から外側へ正確な
2次曲線を描いて低下するように設計、製造されてい
る。
【0004】しかし、主に北米において製造されたMM
Fには図7に示すような不完全な屈折率分布を持つもの
があることが知られている。
【0005】図7はMMFの屈折率分布を示す図であ
り、横軸が軸からの距離を示し、縦軸が屈折率を示して
いる。
【0006】このような屈折率分布は伝送性能の劣化に
つながる可能性があるが、これまでMMFは一般に数百
Mb/s以下の伝送に用いられる。また、その伝送の際
に用いられる光源は発光ダイオード(以下「LED」と
いう)であることが多いため、大きな問題とはならなか
った。
【0007】一方、最近では、すでに敷設されているM
MFをGb/sクラスの非常に高速な伝送に用いるとい
う需要が生じており、図7に示すような屈折率分布を有
する光ファイバを用いながらいかに伝送劣化を抑えるか
が課題になっている。
【0008】また、図7に示すような屈折率分布を有す
るMMFにおいては、コア中心付近は屈折率が小さいた
め、光はコア周辺部より速く伝搬する。このため光パル
スを伝送すると、コア中心付近を進む光と、コア周辺部
を進む光とのディレイ差により、パルスが分散する。こ
のような分散を引き起こすディレイをDifferential Mod
e Delay(以下「DMD」という)という。このような現
象は光ファイバコアの中心付近に平行度の高い光が集中
した場合に起こりやすい。
【0009】光送受信器は、伝送速度が同じ場合でも適
合する光ファイバの種類や光源の波長により異なる仕様
のものがある。
【0010】しかし、近年、低コスト化や取扱いの簡便
化のため、例えば1300nm帯レーザ光源を有する光
送受信器をシングルモード光ファイバ(以下「SMF」
という)と、MMFとの両方に接続可能にすることが考
えられている。
【0011】ところがSMFに接続可能な光送受信器は
コア中心部に平行度の高い光を集中させて出力させる構
造であるため、この光送受信器をMMFに接続可能とす
るためには、MMFのDMD問題を回避する方法を考え
る必要がある。
【0012】DMD問題を回避する方法の一つは、オフ
セット光入射によるモードコンディショニングである。
【0013】図8は従来のパッチコード型のモードコン
ディショナを示す構成図である。
【0014】パッチコードとはLAN機器31等の伝送
機器から光ファイバ成端パネル(パッチパネル)24ま
での短い距離を結ぶジャンパコードのことである。
【0015】図9は図8に示したモードコンディショナ
の略中間点にある光ファイバ接続部の内部(送信側の
み)の拡大図である。
【0016】上述した従来のモードコンディショナは二
つの2連光コネクタ20、21の間を光ファイバコード
で結合した構成であり、途中に光ファイバコードの接続
部10を有する。光送受信器30の送信側に結合される
光ファイバのみSMF11であり、他の光ファイバはM
MF12である。接続部10の送信側ではSMF11と
MMF12とがコア15、16同士の中心がずれるよう
に融着接続されている。光送受信器30からSMF11
に入力された光は、MMF12に入射するときはコア中
心を避けて、つまりモードを高次モードのみに条件付け
されて入射される。一旦中心からずれて入力された光は
伝搬中にコア16の中心の低屈折率部に入ることはほと
んどないので、DMDの影響を回避することができる。
【0017】なお、本モードコンディショナは、使用す
る伝送用ファイバが図7に示すような異常な屈折率分布
のないMMFであっても何等差し支えは生じない。ま
た、受信側はモードコンディショニングは必要ないた
め、接続部10においてはMMF12同士をずらさずに
融着するか、あるいは通常の光ジャンパのように1本の
MMFの両端に光コネクタを接続するようにすればよ
い。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、SMF11とMMF12とをコア1
5、16の中心をずらして融着接続した点に特徴がある
が、このようなパッチコードは製造コストがかかるとい
う問題がある。
【0019】まず、光ファイバ素線の接続に手間がかか
る。最新の全自動融着接続器を用いればファイバ素線の
みの接続(融着)は以前ほど困難ではなくなってきた
が、それでもこの作業は熟練した作業者が注意深く行う
必要がある。さらにこの種の融着作業は通常の融着作業
と異なり、中心を精密にずらして融着する作業であり、
このずれが一定になるように安定して製造するのは容易
でない。
【0020】また、ファイバ素線融着後にはケブラー等
の補強材の接続や接続部の被覆・保護等の処理も必要で
ある。これらの作業はほとんどを手作業で行う必要があ
り、非常に手間がかかる。
【0021】さらに、ファイバ素線融着後の検査も通過
損失等の簡単な測定だけでは評価できず、マルチモード
ファイバ内のモード分布等を測定する必要があり、検査
作業による製造コストもかさんでしまうという問題があ
った。
【0022】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、マルチモード光ファイバでレーザ光を伝送する際に
問題となるDMDの影響を低減、除去することができ、
しかも低コストなモードコンディショナを提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のモードコンディショナは、レーザ光源を有す
る光送信器に着脱自在に嵌合する第1の光コネクタと、
伝送用のマルチモード光ファイバに接続される第2の光
コネクタと、両光コネクタを結合する光ファイバとで構
成されるパッチコード型のモードコンディショナにおい
て、光ファイバがシングルモード型であり、第2の光コ
ネクタのフェルールのファイバ挿入穴がフェルール中心
より偏心しているものである。
【0024】また、本発明のモードコンディショナは、
レーザ光源を有する光送信器に着脱自在に嵌合する第1
の光コネクタと、伝送用のマルチモード光ファイバに接
続される第2の光コネクタと、両光コネクタを結合する
光ファイバとで構成されるパッチコード型のモードコン
ディショナにおいて、上記光ファイバがマルチモード型
であり、第1の光コネクタのフェルールのファイバ挿入
穴がフェルール中心より偏心しているものである。
【0025】上記構成に加え本発明のモードコンディシ
ョナは、第1の光コネクタ、第2の光コネクタ及び両光
コネクタを結合する光ファイバがそれぞれ2連構造とな
っており、光受信器に接続される側の光ファイバがマル
チモード型であり、光受信器と一体化された光送信器と
容易に着脱できるのが好ましい。
【0026】本発明によれば、光コネクタのフェルール
に偏心フェルールを用いることにより、モードコンディ
ショニングを行うので、中心を精密にずらして融着する
作業やファイバ素線融着後にはケブラー等の補強材の接
続や接続部の被覆・保護等の処理が不要となり、マルチ
モード光ファイバを用いた高速光データ伝送を低コスト
で実現することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0028】図1は本発明のモードコンディショナの一
実施の形態を示すブロック図である。
【0029】本モードコンディショナは、レーザ光源を
有する光送受信器30に着脱自在に嵌合する第1の光コ
ネクタとしての2連光コネクタ20と、一端(図では左
端)が2連光コネクタ20にそれぞれ接続された伝送用
のマルチモード光ファイバMMF12及びシングルモー
ド型光ファイバSMF11からなる平行光ファイバコー
ドと、両光ファイバ11、12の他端(図では右端)接
続された第2の光コネクタとしての2連光コネクタ21
とで構成されている。
【0030】このモードコンディショナは、一体型の光
送受信器30に結合させるためのパッチコード型のモー
ドコンディショナであり、2連光コネクタ21のフェル
ール25の光ファイバ挿入穴17がフェルール18の中
心Lfより偏心したものである。
【0031】光送受信器30の送信側に接続されている
光ファイバはSMF11であり、受信側に接続されてい
る光ファイバはMMF12である。伝送用光ファイバコ
ードの光コネクタ22に、光コネクタ結合用アダプタ2
3を介して接続される2連光コネクタ21の送信側のフ
ェルール25だけが偏心した光ファイバ挿入穴17を有
する偏心フェルールとなっている。
【0032】図2は図1に示したパッチパネルの光コネ
クタ結合用アダプタにおける送信側光コネクタ結合部の
拡大図である。図3は図2に示した光ファイバの結合部
付近の拡大図である。
【0033】光送受信器側(図では左側)のフェルール
25は光ファイバ挿入穴17が約20μmほどフェルー
ル18の中心Lfからずれており、SMF11を挿入・
固定し通常の研磨がなされている。伝送用光ファイバコ
ード側のフェルール18は、偏心のない通常のフェルー
ルであり、光コネクタ結合用アダプタ23内の割スリー
ブ26によって光送受信器側のフェルール25と突き合
わされている。光送受信器30からSMF11によって
送られてきた光信号は、フェルール25の偏心により伝
送用光ファイバコードのMMF19の中心から約20μ
mずれた位置に入射する。このため、MMF19の中心
部の低屈折率の部分には光が入らないか、もしくは入っ
たとしてもごく僅かな量となり、DMDに起因する帯域
劣化による伝送特性劣化は回避することができる。
【0034】このように、本発明によれば、複数のフェ
ルールの内1個のみ偏心フェルールに交換すれば、その
他通常のパッチコードを製作するのと全く同じ工程でモ
ードコンディショナを製作することが可能であり、従来
のように特殊な融着技術や煩雑な工程を用いる必要はな
い。DMD除去効果は従来技術と全く同等のものが期待
できる。以上において、モードコンディショニングパッ
チコードの大幅な低コスト化を図ることができる。
【0035】図4は本発明のモードコンディショナの他
の実施の形態を示すブロック図である。図5は図4に示
した光送受信器の光コネクタ結合部の送信側の拡大図で
ある。図6は図5に示した光ファイバの結合部付近の拡
大図である。
【0036】図1に示したモードコンディショナと同様
に、一体型の光送受信器30に結合させるため、平行光
ファイバコードの両端に2連光コネクタ20、21を取
付けたパッチコードの形状を有している。
【0037】図1に示したモードコンディショナとの相
違点は、光送受信器30の送信側及び受信側に接続され
る光ファイバが両方ともMMF12であり、光送受信器
30の光コネクタ(レセプタクル)に接続される2連光
コネクタ20の送信側のフェルール27だけが偏心した
光ファイバ挿入穴28を有する偏心フェルールとなって
いる点である。
【0038】光送受信器の送信側光学系はフェルール2
9を有するタイプであり、フェルール29内の光ファイ
バ32はSMFである。このフェルール29に嵌合する
光コネクタのフェルール27は光ファイバ挿入穴28が
約20μm中心Lgからずれており、MMF12を挿入
・固定し通常の研磨がなされている。
【0039】光送受信器30のフェルール29とパッチ
コードの2連光コネクタ20のフェルール27は、光送
受信器の光コネクタ内の割スリーブ33によって突き合
わされる。光送受信器30から出力された光信号は、フ
ェルール27の偏心によりパッチコードのMMF12の
中心からずれた位置に入射する。このため、MMF12
の中心部の低屈折率の部分には光が入らないか、たとえ
入ったとしてもごく僅かな量となり、DMDに起因する
帯域劣化による伝送特性劣化は回避することができる。
なお、割スリーブ33は光送受信器30側でなく2連光
コネクタ20側にあってもよい。
【0040】本実施の形態においても、複数のフェルー
ルのうち1個のみ偏心フェルールに交換すれば、通常の
パッチコードを製作するのと全く同じ工程でモードコン
ディショナを製作することが可能である。従ってモード
コンディショニングパッチコードの大幅な低コスト化を
図ることができる。本実施の形態において、光送受信器
の送信側光学系はフェルールを有するが、これに限定さ
れずフェルールのない光送受信器の場合でも同様の効果
が期待できる。
【0041】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0042】マルチモード光ファイバでレーザ光を伝送
する際に問題となるDMDの影響を低減、除去すること
が可能なモードコンディショナの低コスト化を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモードコンディショナの一実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】図1に示したパッチパネルの光コネクタ結合用
アダプタにおける送信側光コネクタ結合部の拡大図であ
る。
【図3】図2に示した光ファイバの結合部付近の拡大図
である。
【図4】本発明のモードコンディショナの他の実施の形
態を示すブロック図である。
【図5】図4に示した光送受信器の光コネクタ結合部の
送信側の拡大図である。
【図6】図5に示した光ファイバの結合部付近の拡大図
である。
【図7】MMFの屈折率分布を示す図である。
【図8】従来のパッチコード型のモードコンディショナ
を示す構成図である。
【図9】図8に示したモードコンディショナの略中間点
にある光ファイバ接続部の送信側の内部の拡大図であ
る。
【符号の説明】
11 SMF(シングルモード光ファイバ) 12 MMF(マルチモード光ファイバ) 20 2連光コネクタ(第1の光コネクタ) 21 2連光コネクタ(第2の光コネクタ) 25 フェルール 26 割スリーブ 30 光送受信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 所 武彦 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA35 DA06 DA31 2H047 KA04 KB03 LA24 RA00 TA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源を有する光送信器に着脱自在
    に嵌合する第1の光コネクタと、伝送用のマルチモード
    光ファイバに接続される第2の光コネクタと、両光コネ
    クタを結合する光ファイバとで構成されるパッチコード
    型のモードコンディショナにおいて、上記光ファイバが
    シングルモード型であり、第2の光コネクタのフェルー
    ルのファイバ挿入穴がフェルール中心より偏心している
    ことを特徴とするモードコンディショナ。
  2. 【請求項2】 レーザ光源を有する光送信器に着脱自在
    に嵌合する第1の光コネクタと、伝送用のマルチモード
    光ファイバに接続される第2の光コネクタと、両光コネ
    クタを結合する光ファイバとで構成されるパッチコード
    型のモードコンディショナにおいて、上記光ファイバが
    マルチモード型であり、第1の光コネクタのフェルール
    のファイバ挿入穴がフェルール中心より偏心しているこ
    とを特徴とするモードコンディショナ。
  3. 【請求項3】 第1の光コネクタ、第2の光コネクタ及
    び両光コネクタを結合する光ファイバがそれぞれ2連構
    造となっており、上記光受信器に接続される側の光ファ
    イバがマルチモード型であり、上記光受信器と一体化さ
    れた光送信器と容易に着脱できる請求項1または2に記
    載のモードコンディショナ。
JP3312999A 1999-02-10 1999-02-10 モードコンディショナ Pending JP2000231027A (ja)

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