JP2000232784A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000232784A
JP2000232784A JP11031781A JP3178199A JP2000232784A JP 2000232784 A JP2000232784 A JP 2000232784A JP 11031781 A JP11031781 A JP 11031781A JP 3178199 A JP3178199 A JP 3178199A JP 2000232784 A JP2000232784 A JP 2000232784A
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忠志 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力可変範囲の全てにおいて常に安定した電
力を負荷に供給することができる電源装置を得る。 【解決手段】 高圧電源装置10の高圧電源部12に含
まれる整流平滑回路18を昇圧トランス16の出力電圧
を昇圧する機能を有するものとすることにより昇圧トラ
ンス16の昇圧率を小さく抑え、これによって昇圧トラ
ンス16に対する絶縁材料によるモールドを不要とし、
整流平滑回路18のみについて絶縁材料によるモールド
を行ってモールド部38を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置に係り、
より詳しくは、トランスの1次巻線への電源入力をスイ
ッチングして電源出力を得る電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開昭62−279366号
公報に記載されているような電源装置の出力電圧、又は
出力電流を安定して目標値に一致させることを目的とし
て、電源装置を図6(A)に示すような構成として、電
圧検出回路22によって生成された電圧モニタ信号V
monが示す電圧モニタ値、又は電流検出回路24によっ
て生成された電流モニタ信号Imonが示す電流モニタ値
をA/D変換器36を介してCPU30にフィードバッ
クし、その値が目標値に一致するようにパルス発振器3
4により生成されるPWM(Pulse Width Modulation、
パルス幅変調)信号PWMのデューティを制御し、該P
WM信号PWMによって昇圧トランス16への直流電源
26により生成された直流電圧の印加/非印加を制御す
るためのスイッチ素子20のオン/オフを制御する、と
いう所謂デジタル制御方式の電源装置が広く知られてい
る。なお、以降の説明では、電圧モニタ値が目標値に一
致するようにする制御を定電圧制御といい、電流モニタ
値が目標値に一致するようにする制御を定電流制御とい
う。
【0003】しかしながら、このようなデジタル制御方
式の電源装置には、次のような問題点がある。
【0004】図6(A)、(B)に示すような電源装置
では、スイッチ素子20がオン/オフを繰り返すことで
出力を発生し、その値はスイッチ素子20をオン/オフ
させる前記PWM信号PWMのデューティに大きく依存
する。すなわち、出力を大きくしたいときはデューティ
を大きくし、また出力を小さくしたいときはデューティ
を小さくする。
【0005】ここで問題となるのは、このデューティの
可変分解能である。図6(B)に示すような従来の所謂
アナログ制御方式の電源装置では、PWM信号PWMの
デューティの可変分解能はほぼ無限といえるが、図6
(A)に示すようなテジタル制御方式の電源装置の場
合、PWM信号PWMをCPU30の制御によってパル
ス発振器34で生成しているため、所定の最小ビット単
位でしかデューティを変更できない。
【0006】すなわち、例えば、CPU30の基準クロ
ック信号の周波数が20MHzである場合、図7(A)
に示すように、1パルスの周期は50nSである。ここ
で、パルス発振器34が8ビット構成である場合は1周
期が256パルスとなるので、図7(B)に示すよう
に、1周期の時間は12.8μSとなり、この場合の周
波数は約80kHz(=20MHz/256パルス)と
なり、更にこの場合の1ビット当たりの分解能は約0.
39%(=100%/256パルス)となる。
【0007】一方、パルス発振器34が10ビット構成
である場合は1周期が1024パルスとなるので、図7
(C)に示すように、1周期の時間は51.2μSとな
り、この場合の周波数は約20kHz(=20MHz/
1024パルス)となり、更にこの場合の1ビット当た
りの分解能は約0.098%(=100%/1024パ
ルス)となる。
【0008】すなわち、例えば上記のようにCPU30
の基準クロック信号の周波数が20MHzでありパルス
発振器34が10ビット構成である場合、図8(A)に
示すように、PWM信号PWMのデューティは0.09
8%毎のステップ状にしか設定できず、この結果として
図8(B)に示すように出力電圧もステップ状にしか変
更できない。
【0009】同様に、CPU30の基準クロック信号の
周波数が20MHzでありパルス発振器34が8ビット
構成である場合では、PWM信号PWMのデューティは
0.39%毎のステップ状にしか設定できない。
【0010】また、図9の特性T1で示すように従来の
電源装置では、PWM信号のデューティの増加に対して
出力電圧がリニアには増加せず、かつ出力電圧の可変範
囲に対してデューティの可変範囲が小さい。このため、
デューティの増加に対応して出力電圧が大きく増加する
電圧範囲では出力電圧値が目標電圧値から大きくずれた
り、リップルが大きくなってしまう、という問題点があ
った。
【0011】この第1の要因としては、昇圧トランスの
励磁インダクタンスと浮遊容量とにより共振電流が発生
して昇圧トランスの1次巻線側の電流(以下、1次側電
流という)に影響を与えることが挙げられる。
【0012】すなわち、理想的な昇圧トランスの1次側
電流は図10(A)に示すようにリニアに増加する状態
のものであるが、昇圧トランスの励磁インダクタンスと
浮遊容量とによって図10(B)に示すような共振電流
が発生し、この結果、1次側電流は図10(C)に示す
ように電流値が大きく上下しながら増加することにな
る。
【0013】また、第2の要因としては、励磁インダク
タンスが小さく、小さなデューティで必要な1次側電流
が流れてしまうことが挙げられる。
【0014】すなわち、昇圧トランスの1次側電流ip
は次の(1)式で求められるため、昇圧トランスの励磁
インダクタンスLが小さな場合は図11に示すように1
次側電流ipの増加の傾きは急峻となってしまう。
【0015】 ip=(Vin/L)ton (1) ここで、Vinは昇圧トランスの1次巻線に印加されてい
る直流電圧の電圧値を、tonはスイッチ素子がオンする
期間を、各々表す。
【0016】以上の問題点を解決し得る技術として、特
開平9−149637号公報の従来の技術として記載さ
れている技術では、図12に示すように、昇圧トランス
の1次側にスナバ回路を設けて共振電流を消費させるこ
とによって、図10(D)に示すように共振電流の影響
を極力回避して直線に近い状態で1次側電流を増加させ
ている。
【0017】また、特開平9−149637号公報の従
来の技術として記載されている技術では、昇圧トランス
の励磁インダクタンスLを大きくするように調整するこ
とによって、図11に示すように、1次側電流ipの増
加の傾きを緩やかにしている。
【0018】なお、励磁インダクタンスLを大きくする
には、トランスの巻線数を増加したり、各コイル間のギ
ャップを狭くする等の方法がある。
【0019】すなわち、上記特開平9−149637号
公報の従来の技術として記載されている技術では、昇圧
トランスの1次側にスナバ回路を設けることにより共振
電流を消費させ、かつ励磁インダクタンスを調整するこ
とにより、デューティと出力電圧(出力電流)との関係
として、図9に示すように、出力範囲の全域で正比例で
かつ緩やかな特性T2を得て、可変領域で出力分解能が
良くなるようにしている。これによってデューティを最
小ビット分変更したときの出力の変動幅が小さくなり上
記の問題点を改善することができる。
【0020】しかしながら、直流でかつ高圧の電源装置
では、更にデューティと出力との関係を悪化させる問題
がある。
【0021】すなわち、図13に示すように、従来の直
流高圧電源装置における高圧電源部112では、昇圧ト
ランス16及び2次巻線側の部品(整流平滑回路11
8、ダミー負荷としての抵抗86、出力端子84)にお
いて、昇圧トランス16の巻線間や巻線と各部品との間
や各部品間で高電位差が生じ、そのままではリーク等を
発生したり絶縁破壊を起こしてしまうため、この対策と
して樹脂ケース内に昇圧トランス16及び上記2次巻線
側の部品を配置し絶縁材料でモールドしてモールド部1
38を形成していた。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記昇
圧トランス及び2次巻線側の部品を絶縁材料でモールド
する技術では、低デューティ時における出力分解能が悪
化し、出力が可変である場合には出力が小さな領域でリ
ップルが大きくなったり、目標設定値からの乖離が大き
くなる、という問題点があった。
【0023】すなわち、昇圧トランス及び2次巻線側の
部品を絶縁材料でモールドする場合、絶縁材料硬化等に
起因して昇圧トランスの分布容量(主に、1次巻線と2
次巻線との間の容量)が増大する。このため、図14
(A)に示すように、スイッチ素子がオンする毎に突入
電流が発生し、この突入電流に起因して低デューティ時
における出力分解能が悪化し、出力が可変である場合に
は出力が小さな領域でリップルが大きくなったり、目標
設定値からの乖離が大きくなるのである。
【0024】なお、図15には、スイッチ素子として電
界効果トランジスタ(FET)を用い、昇圧トランスの
1次側に共振電流除去回路を設けず、昇圧トランス及び
整流平滑回路を絶縁材料でモールドした場合の、スイッ
チ素子のドレイン−ソース間電圧(昇圧トランスのスイ
ッチング信号)と1次側電流の実測結果の一例が示され
ている。
【0025】同図に示すように、この場合の1次側電流
では、ドレイン−ソース間電圧が落ちるとき、すなわち
スイッチ素子がオンするときに大きな突入電流が発生
し、その後に値が大きく上下しながら増加している。
【0026】本発明は、上記問題点を解消するために成
されたものであり、出力可変範囲の全てにおいて常に安
定した電力を負荷に供給することができる電源装置を提
供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の電源装置は、トランスと、前記トラン
スの1次巻線側に設けられ、前記トランスの1次巻線へ
の電源入力をスイッチングするスイッチ手段と、前記ト
ランスの2次巻線側に設けられ、前記トランスの2次巻
線側の電圧を昇圧する昇圧手段と、を備えた電源装置で
あって、前記昇圧手段の一部又は全部を絶縁材料により
モールドし、かつ前記トランスをモールドの対象外とす
ることを特徴とするものである。
【0028】請求項1記載の電源装置によれば、トラン
スの1次巻線側に設けられたスイッチ手段によってトラ
ンスの1次巻線への電源入力がスイッチングされる。こ
れによってトランスの2次巻線側には電圧が誘起され、
該電圧はトランスの2次巻線側に設けられた昇圧手段に
よって昇圧される。
【0029】ここで、請求項1記載の電源装置では、上
記昇圧手段の一部又は全部が絶縁材料によりモールドさ
れ、かつ上記トランスはモールドの対象外とされる。
【0030】すなわち、本発明では、トランスの2次巻
線側に昇圧手段を設けることによって、トランスの昇圧
率を低く抑えることができるため、トランスに関しては
高電位差が生じることがなく、リークの発生や絶縁破壊
を未然に防止することができるので、トランスは絶縁材
料によるモールドを行う必要がない。
【0031】なお、上記絶縁材料としてはシリコン材、
エポキシ材等を適用することができる。
【0032】このように請求項1記載の電源装置によれ
ば、トランスの2次巻線側に昇圧手段を備えると共にト
ランスをモールドの対象外とする構成としているので、
トランスの分布容量を小さくすることができ、出力可変
範囲内で常に安定した出力を得ることができる。
【0033】また、請求項2記載の電源装置は、昇圧用
のトランスと、前記トランスの1次巻線側に供給するた
めの直流電源入力を生成する直流電源と、前記トランス
の2次巻線側に発生する交番出力を整流かつ平滑すると
共に昇圧して出力する昇圧手段と、パルス幅変調信号に
応じて前記直流電源から前記1次巻線側に供給される直
流電源入力を断続するスイッチ手段と、前記昇圧手段か
らの出力の大きさを検出する検出手段と、前記出力の大
きさが予め設定された目標値と一致するように前記パル
ス幅変調信号のデューティを制御する制御手段と、を備
えた電源装置であって、前記昇圧手段の一部又は全部を
絶縁材料によりモールドし、かつ前記トランスをモール
ドの対象外とすることを特徴とするものである。
【0034】請求項2記載の電源装置によれば、昇圧用
のトランスの2次巻線側に発生する交番出力を整流かつ
平滑すると共に昇圧して出力する昇圧手段からの出力の
大きさが検出手段によって検出され、該検出された出力
の大きさが予め設定された目標値と一致するようにパル
ス幅変調信号のデューティが制御手段によって制御され
る。
【0035】この際、トランスの1次巻線側には直流電
源から直流電源入力が供給されており、上記の制御手段
による制御によって生成されたパルス幅変調信号に応じ
て上記1次巻線側に供給されている直流電源入力がスイ
ッチ手段によって断続される。
【0036】すなわち、目標値と一致するように制御さ
れる昇圧手段からの出力の大きさが出力電圧の大きさで
ある場合は定電圧制御が、目標値と一致するように制御
される昇圧手段からの出力の大きさが出力電流の大きさ
である場合は定電流制御が、各々制御手段によって行わ
れる。
【0037】ここで、請求項2記載の電源装置では、上
記昇圧手段の一部又は全部が絶縁材料によりモールドさ
れ、かつ上記トランスはモールドの対象外とされる。
【0038】すなわち、本発明では、トランスの2次巻
線側に昇圧手段を設けることによって、トランスの昇圧
率を低く抑えることができるため、トランスに関しては
高電位差が生じることがなく、リークの発生や絶縁破壊
を未然に防止することができるので、トランスは絶縁材
料によるモールドを行う必要がない。
【0039】なお、上記絶縁材料としてはシリコン材、
エポキシ材等を適用することができる。
【0040】このように請求項2記載の電源装置によれ
ば、昇圧用のトランスの2次巻線側に昇圧手段を備える
と共にトランスをモールドの対象外とする構成としてい
るので、請求項1記載の発明と同様に、トランスの分布
容量を小さくすることができ、出力可変範囲内で常に安
定した出力を得ることができる。
【0041】なお、請求項3記載の電源装置のように、
請求項1又は請求項2記載の発明における前記トランス
の1次巻線側に、1次巻線に流れる共振電流を除去する
共振電流除去手段を更に備えることが好ましい。該共振
電流除去手段によりトランスの共振電流を消費させるこ
とができるので、より安定した出力を得ることができ
る。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0043】〔第1実施形態〕図1に示すように、本第
1実施形態に係る高圧電源装置10は、負荷40に供給
するための高圧電力を生成する高圧電源部12、所定の
直流電圧を生成する直流電源26、及び装置全体の動作
を司る主制御部28を備えている。
【0044】高圧電源部12は、共振電流除去回路1
4、昇圧トランス16、1入力3出力の整流平滑回路1
8、スイッチ素子20、電圧検出回路22、及び電流検
出回路24を備えており、共振電流除去回路14は昇圧
トランス16の1次巻線の各端子間に接続されている。
また、昇圧トランス16の1次巻線の一方の端子には直
流電源26の出力端が接続されており、直流電源26に
よって生成した直流電圧Vinを昇圧トランス16の1次
巻線の一方の端子に印加することができる。
【0045】また、昇圧トランス16の1次巻線の他方
の端子にはスイッチ素子20の出力端が接続されてお
り、昇圧トランス16の2次巻線の端子は整流平滑回路
18の入力端に接続されている。更に、整流平滑回路1
8の3つの出力端のうちの2つの出力端には各々、電圧
検出回路22及び電流検出回路24の各々の入力端が接
続されている。
【0046】一方、主制御部28は、CPU30、PW
M信号PWMを生成するパルス発振器34、及び2入力
1出力のアナログ/デジタル変換器(以下、A/D変換
器という)36を備えており、更にCPU30は演算器
32を備えている。
【0047】演算器32の出力端はパルス発振器34の
入力端に、演算器32の入力端はA/D変換器36の出
力端に、パルス発振器34の出力端はスイッチ素子20
の入力端に、各々接続されている。従って、スイッチ素
子20にはパルス発振器34によって生成したPWM信
号PWMを入力することができる。
【0048】更に、A/D変換器36の一方の入力端に
は電圧検出回路22の出力端が、A/D変換器36の他
方の入力端には電流検出回路24の出力端が、各々接続
されている。従って、CPU30には電圧検出回路22
によって生成した電圧モニタ信号Vmonが示す電圧モニ
タ値、及び電流検出回路24によって生成した電流モニ
タ信号Imonが示す電流モニタ値の各々をデジタル値と
して入力することができる。
【0049】なお、整流平滑回路18の残りの出力端は
外部の負荷40に対応するものであり、負荷40に接続
される。
【0050】共振電流除去回路14が本発明の共振電流
除去手段に、昇圧トランス16が本発明のトランスに、
スイッチ素子20が本発明のスイッチ手段に、整流平滑
回路18が本発明の昇圧手段に、電圧検出回路22及び
電流検出回路24が本発明の検出手段に、CPU30が
本発明の制御手段に、各々相当する。
【0051】図2は、図1に示した本第1実施形態にお
ける高圧電源部12の具体的な回路構成の一例を示した
ものである。
【0052】同図に示すように、昇圧トランス16の1
次巻線の一方の端子は抵抗50を介して直流電源26の
出力端にも接続されており、直流電源26によって生成
された直流電圧Vinが印加される。
【0053】また、本第1実施形態におけるスイッチ素
子20はFET54によって構成されており、FET5
4のゲート端子は抵抗56を介してパルス発振器34の
出力端に接続されており、パルス発振器34によって生
成されたPWM信号PWMが入力される。また、FET
54のゲート端子は抵抗58を介して接地されている。
【0054】一方、FET54のドレイン端子は昇圧ト
ランス16の1次巻線の他方の端子に接続されており、
昇圧トランス16の1次巻線の他方の端子と一方の端子
との間には抵抗52が接続されており、該抵抗52によ
って共振電流除去回路14が構成されている。また、F
ET54のソース端子は接地されている。
【0055】このように構成されたスイッチ素子20で
は、パルス発振器34から入力されたPWM信号PWM
がハイレベルであるときにFET54がオンされ、PW
M信号PWMがローレベルであるときにFET54がオ
フされる。従って、FET54はPWM信号PWMのデ
ューティに応じた期間でオン/オフの状態を交互に繰り
返すので、PWM信号PWMのデューティに応じて昇圧
トランス16の1次巻線への直流電源26からの直流電
圧Vinの印加/非印加を交互に行うことができる。
【0056】一方、整流平滑回路18は昇圧トランス1
6の2次巻線の一方の端子に一方の端子が接続されたコ
ンデンサ62を備えており、コンデンサ62の他方の端
子はダイオード64のアノード端子、ダイオード66の
カソード端子、及びコンデンサ68の一方の端子に接続
されており、コンデンサ68の他方の端子はダイオード
70のアノード端子、ダイオード72のカソード端子、
及びコンデンサ74の一方の端子に接続されており、コ
ンデンサ74の他方の端子はダイオード76のアノード
端子に接続されている。
【0057】また、ダイオード76のカソード端子はダ
イオード72のアノード端子及びコンデンサ78の一方
の端子に接続されており、コンデンサ78の他方の端子
はダイオード70のカソード端子及びダイオード66の
アノード端子及びコンデンサ80の一方の端子に接続さ
れており、コンデンサ80の他方の端子はダイオード6
4のカソード端子及び昇圧トランス16の2次巻線の他
方の端子に接続されている。なお、整流平滑回路18の
出力端は出力制限用の抵抗82を介して出力端子84に
接続されている。
【0058】すなわち、本実施形態における整流平滑回
路18は多段昇圧構成(半波5倍圧整流)とされてお
り、昇圧トランス16の2次巻線に誘起された交番電流
をコンデンサとダイオードとの組み合わせによって整流
しかつ平滑すると共に、昇圧トランス16の出力電圧の
大きさを略5倍に昇圧する。従って、整流平滑回路18
による昇圧率を略5倍より小さくした場合に比較して昇
圧トランス16による昇圧率を小さくすることができ
る。すなわち、本実施形態のように整流平滑回路18の
昇圧率を略5倍とした場合では、図13に示すように整
流平滑回路118による昇圧率を略2倍とした場合に比
較して、昇圧トランス16による昇圧率を略2/5(5
分の2)とすることができる。
【0059】一方、電圧検出回路22にはオペアンプ9
0が備えられており、オペアンプ90の反転入力端はダ
ミー負荷として機能する抵抗86を介して整流平滑回路
18の出力端に接続されると共に、コンデンサ92と抵
抗94及び可変抵抗96を並列に介してオペアンプ90
の出力端に接続され、かつコンデンサ98を介してオペ
アンプ90の非反転入力端に接続されている。また、オ
ペアンプ90の出力端は抵抗100を介してA/D変換
器36の入力端にも接続されている。なお、オペアンプ
90の非反転入力端は接地されている。
【0060】このように構成された電圧検出回路22で
は、整流平滑回路18の出力電圧の電圧値(電圧モニタ
値)を示す電圧モニタ信号VmonをA/D変換器36に
常時出力することができる。
【0061】また、電流検出回路24には一方の端子が
昇圧トランス16の2次巻線の一方の端子に接続された
抵抗102が備えられており、抵抗102の他方の端子
は可変抵抗104を介して接地されている。また、抵抗
102の一方の端子はコンデンサ106を介して接地さ
れると共に、抵抗108を介してA/D変換器36の入
力端にも接続されている。
【0062】このように構成された電流検出回路24で
は、整流平滑回路18を流れる電流の電流値(電流モニ
タ値)を示す電流モニタ信号ImonをA/D変換器36
に常時出力することができる。
【0063】なお、高圧電源装置10によって定電圧制
御を行う場合は電流検出回路24を、定電流制御を行う
場合は電圧検出回路22を、各々削減することができ
る。
【0064】ここで、本第1実施形態に係る高圧電源装
置10の高圧電源部12では、整流平滑回路18、抵抗
82、出力端子84、及び抵抗86が1枚の基板上に配
置されており、該基板に対して絶縁材料(本実施形態で
はシリコン材)によりモールドすることによってモール
ド部38を構成している。一方、昇圧トランス16に対
してはモールドしない。
【0065】すなわち、本実施形態に係る高圧電源部1
2では、上述したように整流平滑回路18の昇圧率を大
きくすることによって昇圧トランス16の昇圧率を小さ
くしているので、昇圧トランス16においては高電位差
となる部分が発生せず、従ってリーク等を発生したり絶
縁破壊を起こしたりすることがないので、昇圧トランス
16に対しては絶縁材料によるモールドを行う必要がな
いのである。
【0066】次に、本第1実施形態の作用として、主制
御部28のCPU30で実施される制御について図3を
参照して説明する。なお、ここでは、定電圧制御を行う
場合について説明する。従って、この場合には図1及び
図2に示す高圧電源部12から電流検出回路24を削減
することができる。
【0067】図3のステップ200では、高圧電源部1
2が動作可能状態になっているか否かを判定し、動作可
能状態になっていない場合には動作可能状態になるまで
待機する。高圧電源部12が動作可能状態になるとステ
ップ200の判定が肯定されてステップ202へ移行
し、パルス発振器34に対して所定デューティのPWM
信号PWMを生成させるように制御することによって、
上記所定デューティのPWM信号PWMのスイッチ素子
20への出力を開始する。なお、本第1実施形態におけ
る上記所定デューティは、本定電圧制御において目標と
する電圧値(以下、目標電圧値という)が高圧電源部1
2によって生成される平均的なデューティを実験的に予
め求めておき、該平均的なデューティを適用している。
【0068】次のステップ204では、上記ステップ2
02によるPWM信号PWMの入力に応じて高圧電源部
12から出力される電圧の値が安定するまでに要する時
間に相当する所定時間の経過待ちを行い、次のステップ
206では、A/D変換器36を介して電圧検出回路2
2から入力されている電圧モニタ信号Vmonが示す電圧
モニタ値Voを取込む。
【0069】次のステップ208では、電圧モニタ値V
oが上記目標電圧値に対応する目標値より大きいか否か
を判定し、大きくない場合(否定判定の場合)はステッ
プ210へ移行して電圧モニタ値Voが上記目標値より
小さいか否かを判定する。
【0070】一方、上記ステップ208で電圧モニタ値
oが目標値より大きいと判定された場合(肯定判定の
場合)はステップ212へ移行してPWM信号PWMの
デューティを所定量だけ減少させた後にステップ216
へ移行し、上記ステップ210で電圧モニタ値Voが目
標値より小さいと判定された場合(肯定判定の場合)は
ステップ214へ移行してPWM信号PWMのデューテ
ィを所定量だけ増加させた後にステップ216へ移行す
る。なお、上記ステップ210で電圧モニタ値Voが目
標値より小さくないと判定された場合(否定判定の場
合)は電圧モニタ値Voが目標値と等しい場合であり、
この場合はPWM信号PWMのデューティを変化させる
ことなくステップ216へ移行する。
【0071】すなわち、上記ステップ208〜ステップ
214の処理によって、電圧モニタ値Voが目標値より
大きな場合はPWM信号PWMのデューティを所定量だ
け減少させることによって電圧モニタ値Voを上記所定
量に対応する値だけ減少させ、逆に電圧モニタ値Vo
目標値より小さな場合にはPWM信号PWMのデューテ
ィを所定量だけ増加させることによって電圧モニタ値V
oを上記所定量に対応する値だけ増加させている。
【0072】ステップ216では、高圧電源部12を停
止させる状態になっているか否かを判定し、停止させる
状態になっていない場合(否定判定の場合)は上記ステ
ップ204へ戻って、ステップ204〜ステップ214
の処理を繰り返して実行し、高圧電源部12が停止させ
る状態となった時点で肯定判定となって本制御を終了す
る。
【0073】上記ステップ204〜ステップ214の繰
り返し処理によって、整流平滑回路18の出力電圧が目
標電圧値に一致されるように制御される。
【0074】以上のように定電圧制御が行われる際の、
高圧電源装置10のデューティ−出力電圧特性の一例を
図4の特性T3に示す。
【0075】すなわち、本第1実施形態に係る高圧電源
装置10の高圧電源部12では、昇圧トランス16は絶
縁材料でモールドされていないので、昇圧トランス16
が有する分布容量は絶縁材料でモールドされていた従来
技術に比較して非常に小さくなる。
【0076】従って、上記従来技術で問題となっていた
スイッチング時の突入電流は、例えば図14(B)に示
すように非常に小さくなり、共振電流除去回路14によ
る作用と共同して、PWM信号PWMのデューティの増
加に対する昇圧トランス16の1次側電流の増加は理想
的な三角形に近づき、これに伴ってデューティと出力電
圧との関係は、図4の特性T3に示すように、デジタル
制御に適した出力の範囲内で線形(1次関数)に近く、
かつ傾斜の緩やかな特性となる。
【0077】従って、上記デジタル制御に適した出力範
囲内で常に安定した出力を得ることができる。
【0078】以上詳細に説明したように、本第1実施形
態に係る高圧電源装置では、整流平滑回路により昇圧ト
ランスの出力電圧を昇圧すると共に昇圧トランスの昇圧
率を小さく抑えることによって昇圧トランスに対する絶
縁材料によるモールドを行わない構成としたので、昇圧
トランスの分布容量を小さくすることができ、デジタル
制御に適した出力範囲内で常に安定した出力を得ること
ができる。
【0079】また、本第1実施形態に係る高圧電源装置
では、昇圧トランスの1次巻線側に共振電流除去回路を
設けているので、昇圧トランスの励磁インダクタンスと
浮遊容量による共振電流の発生を回避することができ、
共振電流除去回路を設けない場合に比較して、より安定
した出力を得ることができる。
【0080】〔第2実施形態〕次に、図5を参照して、
本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2
実施形態では、上記第1実施形態における高圧電源部の
別の構成例について説明する。従って、本第2実施形態
における高圧電源部以外の構成及び作用については上記
第1実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略す
る。また、図5における図2と同様の部分には同一の符
号を付して、その説明を省略する。
【0081】図5に示すように、本第2実施形態に係る
高圧電源部12’は、上記第1実施形態に係る高圧電源
部12に対して、絶縁材料によってモールドを行うモー
ルド部が第1実施形態におけるモールド部38のコンデ
ンサ62及びダイオード64を除いた領域であるモール
ド部38’とされている点のみが上記第1実施形態と相
違している。
【0082】すなわち、絶縁材料によるモールド対象と
する領域は高電位差が生じている領域であり、必ずしも
整流平滑回路18の全てを含める必要はなく、図5に示
すように、整流平滑回路18のなかでも電位が高くなる
後段側のみをモールド対象としても、図4の特性T3に
示すものと略同様の良好な特性を得ることができる。
【0083】以上詳細に説明したように、本第2実施形
態に係る高圧電源装置では、上記第1実施形態と同様
に、整流平滑回路により昇圧トランスの出力電圧を昇圧
すると共に昇圧トランスの昇圧率を小さく抑えることに
よって昇圧トランスに対する絶縁材料によるモールドを
行わない構成としたので、昇圧トランスの分布容量を小
さくすることができ、デジタル制御に適した出力範囲内
で常に安定した出力を得ることができると共に、絶縁材
料によるモールド実施の領域を上記第1実施形態に比較
して狭くしたので、上記第1実施形態に比較して低コス
ト化及び省スペース化を行うことができる。
【0084】なお、上記各実施形態では、作用としてC
PU30が定電圧制御を行う場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、定電流制御を
行うこともできる。
【0085】この場合は、電流検出回路24からA/D
変換器36を介して入力されている電流モニタ信号I
monが示す電流モニタ値(電流値を示すデジタル値)が
目標値と一致するようにPWM信号PWMのデューティ
を制御する。
【0086】ここで、出力電流値を大きくする場合はP
WM信号PWMのデューティを大きくし、出力電流値を
小さくする場合にはPWM信号PWMのデューティを小
さくすればよい。このPWM信号PWMはスイッチ素子
20に入力されてPWM信号PWMのデューティに応じ
てスイッチ素子20がオン/オフを繰り返すことによっ
て出力電流の値が目標値と一致するように制御される。
この場合は、図1、図2及び図5における電圧検出回路
22を削減することができる。
【0087】また、上記各実施形態において図2(図
5)に示した整流平滑回路18の回路構成は一例であ
り、昇圧トランスから入力された交番出力を整流しかつ
平滑すると共に昇圧することができる構成であれば如何
なるものでも適用することができる。
【0088】また、上記各実施形態において図2(図
5)に示した高圧電源部12(12’)を構成する共振
電流除去回路14、スイッチ素子20、電圧検出回路2
2、及び電流検出回路24の回路構成についても一例で
あり、上記各部の機能を実現することができる回路構成
であれば如何なるものでも適用することができることは
いうまでもない。
【0089】また、上記各実施形態では、図3のステッ
プ202において適用している所定デューティを、目標
電圧値の電圧が整流平滑回路18によって生成されると
きの平均的なデューティとした場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、高圧電源
装置を構成している各部に対して支障のないデューティ
であれば如何なるデューティでも適用することができ
る。
【0090】また、上記各実施形態では、デジタル制御
方式の電源装置に本発明を適用した場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明
は図6(B)に示すようなアナログ制御方式の電源装置
にも適用することができる。
【0091】更に、上記各実施形態では、整流平滑回路
等をモールドする際に用いる絶縁材料としてシリコン材
を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えばエポキシ材を適用する形
態としてもよい。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、トランスの2次巻線側
に昇圧手段を備えると共にトランスをモールドの対象外
とする構成としているので、トランスの分布容量を小さ
くすることができ、出力可変範囲内で常に安定した出力
を得ることができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る高圧電源装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】 第1実施形態に係る高圧電源装置の高圧電源
部の構成の一例を示す回路図である。
【図3】 第1実施形態に係る高圧電源装置の作用を示
すフローチャートである。
【図4】 第1実施形態に係る高圧電源装置のデューテ
ィ−出力電圧特性の一例を示すグラフである。
【図5】 第2実施形態に係る高圧電源装置の高圧電源
部の構成の一例を示す回路図である。
【図6】 従来の電源装置の概略構成を示す図であり、
(A)はデジタル制御方式の電源装置の構成例を、
(B)はアナログ制御方式の電源装置の構成例を、各々
示すブロック図である。
【図7】 (A)はCPUの基準クロック信号の状態
を、(B)はパルス発振器が8ビット構成である場合の
1周期の状態及び1ビット当たりの分解能を、(C)は
パルス発振器が10ビット構成である場合の1周期の状
態及び1ビット当たりの分解能を、各々示すタイムチャ
ートである。
【図8】 (A)はCPUの基準クロック信号とPWM
信号との関係を示すタイムチャートであり、(B)はP
WM信号のデューティと出力電圧との関係を示すグラフ
である。
【図9】 従来技術の問題点の説明に用いるデューティ
−出力電圧特性のグラフである。
【図10】 従来技術の問題点の説明に用いる図であ
り、(A)は昇圧トランスの1次側電流の理想的な波形
を、(B)は共振電流の波形を、(C)は(B)の共振
電流の影響を受けた昇圧トランスの1次側電流の波形
を、(D)は共振電流除去回路を設けた場合の昇圧トラ
ンスの1次側電流の波形を、各々示す波形図である。
【図11】 従来技術の別の問題点の説明に用いる波形
図である。
【図12】 従来技術の回路構成の一例を示す回路図で
ある。
【図13】 従来技術の回路構成の別の例を示す回路図
である。
【図14】 (A)は従来技術の問題点の説明に用いる
波形図であり、(B)は本発明の効果の説明に用いる波
形図である。
【図15】 従来技術の問題点の説明に用いる実測波形
図である。
【符号の説明】
10 高圧電源装置 12、12’ 高圧電源部 14 共振電流除去回路(共振電流除去手段) 16 昇圧トランス(トランス) 18 整流平滑回路(昇圧手段) 20 スイッチ素子(スイッチ手段) 22 電圧検出回路(検出手段) 24 電流検出回路(検出手段) 26 直流電源 28 主制御部 30 CPU(制御手段) 32 演算器 34 パルス発振器 36 A/D変換器 38、38’ モールド部 40 負荷

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスと、 前記トランスの1次巻線側に設けられ、前記トランスの
    1次巻線への電源入力をスイッチングするスイッチ手段
    と、 前記トランスの2次巻線側に設けられ、前記トランスの
    2次巻線側の電圧を昇圧する昇圧手段と、 を備えた電源装置であって、 前記昇圧手段の一部又は全部を絶縁材料によりモールド
    し、かつ前記トランスをモールドの対象外とすることを
    特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 昇圧用のトランスと、 前記トランスの1次巻線側に供給するための直流電源入
    力を生成する直流電源と、 前記トランスの2次巻線側に発生する交番出力を整流か
    つ平滑すると共に昇圧して出力する昇圧手段と、 パルス幅変調信号に応じて前記直流電源から前記1次巻
    線側に供給される直流電源入力を断続するスイッチ手段
    と、 前記昇圧手段からの出力の大きさを検出する検出手段
    と、 前記出力の大きさが予め設定された目標値と一致するよ
    うに前記パルス幅変調信号のデューティを制御する制御
    手段と、 を備えた電源装置であって、 前記昇圧手段の一部又は全部を絶縁材料によりモールド
    し、かつ前記トランスをモールドの対象外とすることを
    特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 前記トランスの1次巻線側に、1次巻線
    に流れる共振電流を除去する共振電流除去手段を更に備
    えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電源
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010192808A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Nuflare Technology Inc 電子ビーム描画装置、その電子ビーム描画装置の電子銃のカソード加熱用の電力制御装置及び電力制御方法
JP2015019533A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 キヤノン株式会社 高圧電源装置及び画像形成装置
CN113992025A (zh) * 2021-10-28 2022-01-28 北京机械工业自动化研究所有限公司 一种用于轻量化加速器的脉冲高压电源系统及控制方法

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