JP2000232917A - 身障者用テーブル - Google Patents

身障者用テーブル

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JP2000232917A
JP2000232917A JP11036697A JP3669799A JP2000232917A JP 2000232917 A JP2000232917 A JP 2000232917A JP 11036697 A JP11036697 A JP 11036697A JP 3669799 A JP3669799 A JP 3669799A JP 2000232917 A JP2000232917 A JP 2000232917A
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JP
Japan
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area
top plate
person
edge
handicapped
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Withdrawn
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JP11036697A
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English (en)
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Hideko Fujito
秀子 藤戸
Masaru Kamei
勝 亀井
Hiroyuki Takai
博之 高井
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Suntech Co
Original Assignee
Suntech Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を可能にすると共に、介護の必要性の
有無にかかわらず車椅子を利用する身障者と車椅子を利
用しない健常者とが同時に着席することができるように
する。 【解決手段】 互いに平行な第1対向縁13及び第2対
向縁14を有する矩形状の天板11と、天板11の下面
に取り付けられた複数の脚部12とを備え、天板11の
第1対向縁13側には健常者用の第1エリア131と身
障者用の第2エリア132とが、第2対向縁14側には
健常者用の第1エリア141と身障者用の第2エリア1
42とがそれぞれ隣接して形成され、第2エリア13
2,142における天板11の周縁に身障者の身体が嵌
まる大きさの凹所133,143が形成されている。第
1対向縁13側の第1エリア131は第2対向縁14側
の第2エリアと対向し、第1対向縁13側の第2エリア
132は第2対向縁14側の第1エリア141と対向す
るようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健常者と車椅子を
利用する身障者とが同時に着席することができる身障者
用テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車椅子を利用した複数の被介護者
が介護者と共に着席して食事を摂ることができるように
した介護用食事テーブルが知られている(例えば、特開
平7−241319号公報)。この介護用食事テーブル
は、図12に示すように、輪郭が略円形状とされた天板
101の外周縁に車椅子を利用した被介護者の身体が嵌
まる大きさの複数の凹所102が所定間隔で連続して形
成され、天板101の略中央に介護者が着席する介護エ
リア103が形成されたものである。
【0003】このように構成された介護用食事テーブル
は、被介護者が収容される養護施設等で用いられるもの
であり、被介護者が各凹所102に入り込むようによう
にして車椅子104のままで着席する一方、介護者が中
央の介護エリア103に着席して各被介護者が食事を摂
るときに介護を行うことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】養護施設等に収容され
る人はすべて車椅子104を利用するとは限らず、杖を
利用すれば歩行可能な人もおり、自力で歩行可能な人も
いる。また、食事を摂るときに介護を必要としない人も
いる。ところが、上記従来の介護用食事テーブルは、全
ての人が車椅子104を利用し、かつ介護を必要とする
という前提のもとに設計されたものである。そのため、
中央に介護エリア103を設ける必要があることから輪
郭が略円形状となり、また、各着席箇所の天板101の
下方に車椅子104を収容するスペースを設ける必要が
あることから大型化することが避けられず、しかも介護
を必要としない車椅子を利用する身障者と介護を必要と
せず車椅子も利用しない健常者とが同時に着席して食事
等を摂るような場合には必ずしも利便性に優れたものと
はいえないという問題があった。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、介護の必要性の有無にかかわらず車椅子を利用す
る身障者と車椅子を利用しない健常者とが同時に着席す
ることができる小型化が可能な身障者用テーブルを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、健常者と車椅子を利用する身障
者とが同時に着席できる身障者用テーブルであって、矩
形状の天板及び該天板の下面に取り付けられた複数の脚
部を備え、前記天板には健常者用の第1エリアと、身障
者用の第2エリアとが形成され、前記第2エリアにおけ
る天板の周縁に身障者の身体が嵌まる大きさの凹所が形
成されたことを特徴している。
【0007】この構成によれば、第1エリアには車椅子
を利用しない健常者が備付けの椅子等を利用して着席す
ると共に、第2エリアには車椅子を利用する身障者が車
椅子のまま凹所に身体を嵌まり込ませて着席することに
より食事等を摂ることが可能になる。また、天板が矩形
状とされていることから天板上に無駄なエリアが形成さ
れないようになる結果、小型化が可能になる。なお、第
2エリアには介護を必要とする身障者が車椅子のまま着
席することもできる。この場合、介護者は健常者用の第
1エリアに着席して身障者の介護を行うことができる。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記天板は互いに平行な対向縁を有し、
前記第2エリアは前記各対向縁側であって互いに斜め方
向の位置に形成されたことを特徴としている。
【0009】この構成によれば、身障者は天板の各対向
縁の互いに斜め方向となる位置に着席することになる結
果、各対向縁の真向かいの対向方向において車椅子のフ
ットレストどうしがぶつかり合うようなことがなくな
る。このため、各対向縁間方向に必要以上のスペースを
確保しなくてもよいことからテーブルの小型化が促進さ
れる。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項2に係る
ものにおいて、前記第1エリアは前記各対向縁側に形成
され、一方の対向縁側の第1エリアは他方の対向縁側の
第2エリアと対向し、他方の対向縁側の第1エリアは一
方の対向縁側の第2エリアと対向するようにされたこと
を特徴としている。
【0011】この構成によれば、天板の各対向縁に沿っ
て健常者と身障者とが着席する一方、互いに相手側の対
向縁の健常者と身障者とが真向かいに対面した状態で着
席することになる結果、各対向縁の対向方向において車
椅子のフットレストどうしがぶつかり合うようなことが
なくなる。このため、各対向縁間方向に必要以上のスペ
ースを確保しなくてもよいことからテーブルの小型化が
促進される。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項3に係る
ものにおいて、前記各対向縁側に形成された第1エリア
及び第2エリアは互いに隣接して形成されたものである
ことを特徴としている。
【0013】この構成によれば、天板の各対向縁に沿っ
て健常者と身障者とが並んで着席することになる結果、
車椅子のアームレストどうしがぶつかり合うようなこと
がなくなる。このため、隣合う第1エリアと第2エリア
との間に必要以上のスペースを確保しなくてもよいこと
からテーブルの小型化を図ることができる。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記天板は互いに平行な対向縁を有し、
前記第1エリアは一方の対向縁に形成され、前記第2エ
リアは前記一方の対向縁に形成された第1エリアに対向
して形成されたことを特徴としている。
【0015】この構成によれば、天板の各対向縁に健常
者と身障者とが真向かいに対面した状態で着席すること
になる結果、車椅子のフットレストどうしがぶつかり合
うようなことがなくなる。このため、各対向縁間方向に
必要以上のスペースを確保しなくてもよいことからテー
ブルの小型化が促進される。
【0016】また、請求項6の発明は、請求項1乃至5
のいずれかに係るものにおいて、前記天板の第1エリア
近傍のコーナ部に杖等の歩行用補助具を支持する支持部
が設けられたことを特徴としている。
【0017】この構成によれば、健常者が杖等の歩行用
補助具を使用している場合、着席時に杖等の歩行用補助
具を天板のコーナ部の支持部に立て掛ける等して支持さ
せておくことができる結果、着席時に歩行用補助具の置
場所を探す必要がないことからテーブルの利便性が高め
られる。
【0018】また、請求項7の発明は、請求項6に係る
ものにおいて、前記コーナ部は前記天板の対向縁と該対
向縁と交差する側縁とを含み、前記支持部は前記側縁に
設けられたことを特徴としている。
【0019】この構成によれば、杖等の歩行用補助具を
天板側縁の支持部に立て掛ける等して支持させておくこ
とができるので、天板の対向縁側に着席した健常者が立
て掛ける等して支持させた歩行用補助具に足をひっかけ
るようなことがなくなり、歩行用補助具を天板に安定し
て支持させておくことができる。
【0020】また、請求項8の発明は、請求項6又は7
に係るものにおいて、前記支持部は、天板に形成された
凹部からなることを特徴としている。
【0021】この構成によれば、杖等の歩行用補助具を
天板のコーナ部の凹部に立て掛けて支持させたり、歩行
用補助具の頭部に屈曲部が形成されている場合にはその
屈曲部を凹部近傍の天板上面にひっかけて支持させてお
くことができるので、着席時に歩行用補助具の置場所を
探す必要がないことからテーブルの利便性が高められ
る。また、凹部が側縁に形成されている場合は、天板の
対向縁側に着席した健常者が立て掛ける等した歩行用補
助具に足をひっかけるようなことがなくなり、歩行用補
助具を天板に安定して支持させておくことができる。
【0022】また、請求項9の発明は、請求項6又は7
に係るものにおいて、前記支持部は、天板に取り付けら
れた支持部材からなることを特徴としている。
【0023】この構成によれば、杖等の歩行用補助具を
天板のコーナ部に取り付けられた支持部材に立て掛ける
等して支持させておくことができるので、着席時に歩行
用補助具の置場所を探す必要がないことからテーブルの
利便性が高められる。また、凹部が側縁に形成されてい
る場合は、天板の対向縁側に着席した健常者が立て掛け
る等した歩行用補助具に足をひっかけるようなことがな
くなり、歩行用補助具を天板に安定して支持させておく
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態に
係る身障者用テーブル10の斜視図である。この図にお
いて、身障者用テーブル10は、天板11と4本の脚体
12とを備えており、2人の健常者(第1利用者)と2
人の身障者(第2利用者)とが同時に着席可能に構成さ
れたものである。なお、本明細書でいう身障者とは車椅
子を利用している人を指し、健常者とは車椅子を利用し
ていない人を指している。また、身障者及び健常者は、
いずれも介護を必要としない人の場合もあり、介護を必
要とする人の場合もある。
【0025】天板11は、長手方向に互いに平行な第1
対向縁13及び第2対向縁14を有し、第1対向縁13
及び第2対向縁14と交差する方向に互いに対向する第
1側縁15及び第2側縁16を有する矩形状とされたも
のである。なお、第1側縁15及び第2側縁16は本実
施形態では若干湾曲した形状となっているが、本明細書
ではかかる形状のものも含めて矩形状という。
【0026】この天板11の第1対向縁13側には、右
方位置に健常者が備え付けの椅子等を利用して着席し、
手前に食事等を摂ることが可能なスペースを有する第1
エリア131が形成され、第1エリア131に隣接する
左方位置に身障者が車椅子を利用して着席し、手前に食
事等を摂ることが可能なスペースを有する第2エリア1
32が形成されている。第1エリア131近傍には、第
2側縁16に健常者が使用する歩行用補助具である杖を
立て掛ける等して支持する支持部となる凹部161が形
成され、第2エリア132には、第1対向縁13に身障
者の身体が嵌まる大きさの凹所133が形成されてい
る。
【0027】また、天板11の第2対向縁14側には、
第1対向縁13側の第2エリア132に対向する箇所で
ある右方位置に健常者が備え付けの椅子等を利用して着
席し、手前に食事等を摂ることが可能なスペースを有す
る第1エリア141が形成され、第1対向縁13の第1
エリア131に対向する箇所であって第1エリア141
に隣接する左方位置に身障者が車椅子を利用して着席
し、手前に食事等を摂ることが可能なスペースを有する
第2エリア142が形成されている。第1エリア141
近傍には、第1側縁15に健常者が使用する歩行用補助
具である杖を立て掛ける等して支持する支持部となる凹
部151が形成され、第2エリア142には、第2対向
縁14に身障者の身体が嵌まる大きさの凹所143が形
成されている。
【0028】すなわち、この第1実施形態に係る身障者
用テーブル10では、天板11の第1,第2対向縁1
3,14側の各第1エリア131,141は互いに斜め
方向の位置に形成される一方、第1,第2対向縁13,
14側の各第2エリア132,142も互いに斜め方向
の位置に形成されて構成されている。
【0029】なお、天板11の全周面には丸みが形成さ
れ、鋭利な角部が形成されることがないようになってい
る。また、上記の杖を支持する凹部151,161は、
第1,第2対向縁13,14に形成されていてもよく、
要は天板11のコーナ部に形成されていればよい。
【0030】脚体12は、天板11の下面に取り付けら
れた矩形状の枠体17の四隅にねじ等により取外し自在
に取り付けられたものである。なお、これらの脚体12
は、身障者が利用する車椅子と接触しないように第1,
第2側縁15,16に近い位置に取り付けられている。
【0031】このように構成された身障者用テーブル1
0では、図2(a)に示すように、第1対向縁13側の
第1エリア131に健常者KM1が備付けの椅子18を
利用して着席する一方、第2エリア132に身障者SM
1が車椅子19を利用して身体を凹所133に入り込ま
せた状態で着席し、食事を摂ったりする。また、第2対
向縁14側の第1エリア141に健常者KM2が備付け
の椅子20を利用して着席する一方、第2エリア142
に身障者SM2が車椅子21を利用して身体を凹所14
3に入り込ませた状態で着席し、食事を摂ったりする。
この場合、身障者SM1,SM2は、凹所133,143
に入り込んだ状態で着席するため、肘を天板11上に置
くことができ、食事等を容易に摂ることができる。
【0032】なお、健常者KM1,KM2で杖を使用して
いる人は、着席時にその杖を凹部151,161に嵌め
込んで立て掛けて支持させたり、杖の頭部に屈曲部が形
成されている場合にはその屈曲部を凹部151,161
近傍の天板上面にひっかけて支持させておくことができ
る。これらの凹部151,161が第1,第2側縁1
4,15に形成されている場合は、第1エリア131,
141に着席した健常者が立て掛ける等した杖に足をひ
っかけるようなことがなくなる結果、杖を安定して天板
11に支持させておくことができる。
【0033】このように、車椅子を使用しない健常者K
1と車椅子を使用する身障者SM2とが対面して着席す
る一方、車椅子を使用する身障者SM1と車椅子を使用
しない健常者KM2とが対面して着席する(すなわち、
車椅子を使用する身障者SM1,SM2が互いに斜め方向の
位置に着席する)ので、第1対向縁13と第2対向縁1
4間で車椅子の先端部であるフットレストどおしがぶつ
かるようなことがなくなる結果、第1対向縁13と第2
対向縁14間では天板11上で各人が食事等をするスペ
ースを確保するだけでよいことになる。このため、天板
11の第1対向縁13と第2対向縁14間の幅寸法を短
くすることができ、身障者用テーブル10の小型化を図
ることができる。
【0034】また、第1対向縁13側では健常者KM1
と身障者SM1とが横に並んで着席し、第2対向縁14
側では健常者KM2と身障者SM2とが横に並んで着席す
ることになるので、車椅子のアームレストどうしがぶつ
かり合うようなことがなくなり、隣合う第1エリア13
1と第2エリア132間及び隣合う第1エリア141と
第2エリア142間に必要以上のスペースを確保しなく
てもよいことになって身障者用テーブル10の小型化を
図ることができる。
【0035】また、上記のように構成された身障者用テ
ーブル10では、図2(b)に示すように、健常者KM
1は第2側縁16の略中央位置乃至は第1対向縁13寄
りの位置で第1エリア131に向けて着席し、健常者K
2は第1側縁15の略中央位置乃至は第2対向縁14
寄りの位置で第1エリア141に向けて着席することも
できる。このように、健常者KM1,KM2が第1,第2
側縁15,16において第1エリア131,141に向
けて着席するようにした場合は、第1エリア131,1
41の第1,第2対向縁13,14に沿った長さ寸法を
第2エリア132,142よりも短くすることができ、
身障者用テーブル10の小型化をより図ることができ
る。このように健常者KM1,KM2が第1,第2側縁1
5,16において第1エリア131,141に向けて着
席するようにした場合は、実質的に第1エリア131,
141を第1,第2側縁15,16側に形成したことと
同様となる。
【0036】なお、図2(a),(b)に示す着席状態
において、第1エリア131,141に着席した健常者
KM1,KM2が介護を必要としない人であり、第2エリ
ア132,142に着席した身障者SM1,SM2が介護
を必要とする人である場合は、第1エリア131,14
1に着席した健常者KM1,KM2が第2エリア132,
142に着席した身障者SM1,SM2の食事の手助け等
の介護を行うことも可能である。また、図2(a),
(b)に示す着席状態において、第2エリア132,1
42に着席した身障者SM1,SM2が介護を必要とする
人である場合は、健常者用の第1エリア131,141
に介護者が着席する等して身障者SM1,SM2の介護を
行うこともできる。また、健常者KM1,KM2が介護を
必要とする人である場合、図2(a)に示すような着席
状態であれば第1,第2側縁15,16に介護者が着席
する等して健常者KM1,KM2の介護を行うことができ
る。
【0037】図3は、本発明の第2実施形態に係る身障
者用テーブル30の斜視図である。この図において、身
障者用テーブル30は、天板31と4本の脚体32とを
備えており、4人の健常者と2人の身障者とが同時に着
席可能に構成されたものである。
【0038】天板31は、長手方向に互いに平行な第1
対向縁33及び第2対向縁34を有し、第1対向縁33
及び第2対向縁34と交差する方向に互いに対向する第
1側縁35及び第2側縁36を有する矩形状とされたも
のである。この天板31の第1対向縁33側には、右方
位置及び中央位置に2人の健常者が備え付けの椅子等を
利用して着席し、手前に食事等を摂ることが可能なスペ
ースを有する2つの第1エリア331,332が互いに
隣接して形成され、左方位置に身障者が車椅子を利用し
て着席し、手前に食事等を摂ることが可能なスペースを
有する第2エリア333が形成されている。第1エリア
331近傍には、第1対向縁33の右端に健常者が使用
する歩行用補助具である杖を立て掛ける等して支持する
支持部となる凹部334が形成され、第2エリア333
には、第1対向縁33に身障者の身体が嵌まる大きさの
凹所335が形成されている。
【0039】また、天板31の第2対向縁34側には、
第1対向縁33側の第2エリア333に対向する箇所で
ある右方位置及び第1エリア332に対向する箇所であ
る中央位置に2人の健常者が備え付けの椅子等を利用し
て着席し、手前に食事等を摂ることが可能なスペースを
有する2つの第1エリア341,342が形成され、第
1対向縁33の第1エリア331に対向する箇所である
左方位置に身障者が車椅子を利用して着席し、手前に食
事等を摂ることがスペースを有する第2エリア343が
形成されている。第1エリア341近傍には、第2対向
縁34の右端に健常者が使用する歩行用補助具である杖
を立て掛ける等して支持する支持部となる凹部344が
形成され、第2エリア343には、第2対向縁34に身
障者の身体が嵌まる大きさの凹所345が形成されてい
る。
【0040】すなわち、この第2実施形態に係る身障者
用テーブル30では、天板31の第1,第2対向縁3
3,34側の各第1エリア331,341は互いに斜め
方向の位置に形成される一方、第1,第2対向縁33,
34側の各第2エリア333,343も互いに斜め方向
の位置に形成されて構成されている。
【0041】なお、天板31の全周面には丸みが形成さ
れ、鋭利な角部が形成されることがないようになってい
る。また、上記の杖を支持する凹部334,344は、
第1,第2側縁35,36に形成されていてもよく、要
は天板31のコーナ部に形成されていればよい。
【0042】脚体32は、天板31の下面に取り付けら
れた矩形状の枠体37の四隅にねじ等により取外し自在
に取り付けられたものである。なお、これらの脚体32
は、身障者が利用する車椅子と接触しないように第1,
第2側縁35,36に近い位置に取り付けられている。
【0043】このように構成された身障者用テーブル3
0では、図4に示すように、第1対向縁33側の2つの
第1エリア331,332に2人の健常者KM3,KM4
が備付けの椅子38,39を利用して着席する一方、第
2エリア333に身障者SM3が車椅子40を利用して
身体を凹所335に入り込ませた状態で着席し、食事を
摂ったりする。また、第2対向縁34側の2つの第1エ
リア341,342に2人の健常者KM5,KM6が備付
けの椅子41,42を利用して着席する一方、第2エリ
ア343に身障者SM4が車椅子43を利用して身体を
凹所345に入り込ませた状態で着席し、食事を摂った
りする。この場合、身障者SM3,SM4は、凹所33
5,345に入り込んだ状態で着席するため、肘を天板
31上に置くことができ、食事等を容易に摂ることがで
きる。
【0044】なお、健常者KM3乃至KM6で杖を使用し
ている人は、着席時にその杖を凹部334,344に嵌
め込んで立て掛けて支持させたり、杖の頭部に屈曲部が
形成されている場合にはその屈曲部を凹部334,34
4近傍の天板上面にひっかけて支持させておくことがで
きる。これらの凹部334,344が第1,第2側縁3
5,36に形成されている場合は、第1エリア331,
341に着席した健常者が立て掛ける等した杖に足をひ
っかけるようなことがなくなる結果、杖を安定して天板
31に支持させておくことができる。
【0045】このように、車椅子を使用しない健常者K
3と車椅子を使用する身障者SM4とが対面して着席す
る一方、車椅子を使用する身障者SM3と車椅子を使用
しない健常者KM5とが対面して着席する(すなわち、
車椅子を使用する身障者SM3,SM4が互いに斜め方向
の位置に着席する)ので、第1対向縁33と第2対向縁
34間で車椅子の先端部であるフットレストどおしがぶ
つかるようなことがなくなる結果、第1対向縁33と第
2対向縁34間では天板31上で各人が食事等をするス
ペースを確保するだけでよいことになる。このため、天
板31の第1対向縁33と第2対向縁34間の幅寸法を
短くすることができ、身障者用テーブル30の小型化を
図ることができる。
【0046】また、第1対向縁33側では健常者KM4
と身障者SM3とが横に並んで着席し、第2対向縁34
側では健常者KM6と身障者SM4とが横に並んで着席す
ることになるので、車椅子のアームレストどうしがぶつ
かり合うようなことがなくなり、隣合う第1エリア33
2と第2エリア333間及び第1エリア342と第2エ
リア343間に必要以上のスペースを確保しなくてもよ
いことになって身障者用テーブル30の小型化を図るこ
とができる。また、身障者SM3,SM4が介護を必要と
する人である場合、天板31の第1側縁35及び第2側
縁36に介護者が着席する等して身障者SM3,SM4
介護を行うようにすることもできる。さらに、身障者S
3,SM4が介護を必要とする人である場合、健常者用
の第1エリア332,342に介護者が着席する等して
身障者SM3,SM4の介護を行うこともできる。また、
健常者KM3,KM5が介護を必要とする人である場合、
第1,第2側縁35,36に介護者が着席する等して介
護を行うことができる。
【0047】図5は、本発明の第3実施形態に係る身障
者用テーブル50の斜視図である。この図において、身
障者用テーブル50は、天板51と4本の脚体52とを
備えており、第2実施形態の場合と同様に4人の健常者
と2人の身障者とが同時に着席可能に構成されたもので
ある。
【0048】天板51は、長手方向に互いに平行な第1
対向縁53及び第2対向縁54を有し、第1対向縁53
及び第2対向縁54と交差する方向に互いに対向する第
1側縁55及び第2側縁56を有する矩形状とされたも
のである。この天板51の第1対向縁53側には、右方
位置に身障者が車椅子を利用して着席し、手前に食事等
を摂ることが可能なスペースを有する第2エリア531
が形成され、中央位置に健常者が備え付けの椅子等を利
用して着席し、手前に食事等を摂ることが可能なスペー
スを有する第1エリア532が形成され、左方位置に身
障者が車椅子を利用して着席し、手前に食事等を摂るこ
とが可能なスペースを有する第2エリア533が形成さ
れている。第2エリア531には、第1対向縁53に身
障者の身体が嵌まる大きさの凹所534が形成され、第
2エリア531近傍には、第2側縁56に健常者が使用
する歩行用補助具である杖を立て掛ける等して支持する
支持部となる凹部561が形成されている。また、第2
エリア533には、第1対向縁53に身障者の身体が嵌
まる大きさの凹所535が形成され、第2エリア533
近傍には、第1側縁55に健常者が使用する歩行用補助
具である杖を立て掛ける等して支持する支持部となる凹
部551が形成されている。
【0049】また、天板51の第2対向縁54側には、
第1対向縁53側の第2エリア533に対向する箇所で
ある右方位置、第1エリア532に対向する箇所である
中央位置、及び第2エリア531に対向する箇所である
左方位置に3人の健常者が備え付けの椅子等を利用して
着席し、手前に食事等を摂ることが可能なスペースを有
する3つの第1エリア541,542,543が形成さ
れている。第1エリア541近傍には、第1側縁55に
健常者が使用する歩行用補助具である杖を立て掛ける等
して支持する支持部となる凹部552が形成され、第1
エリア543近傍には、第2側縁56に健常者が使用す
る歩行用補助具である杖を立て掛ける等して支持する支
持部となる凹部562が形成されている。
【0050】なお、天板51の全周面には丸みが形成さ
れ、鋭利な角部が形成されることがないようになってい
る。また、上記の第1エリア541,543近傍の杖を
支持する凹部552,562は、第2対向縁54に形成
されていてもよく、要は天板51のコーナ部に形成され
ていればよい。
【0051】脚体52は、天板51の下面に取り付けら
れた矩形状の枠体57の四隅にねじ等により取外し自在
に取り付けられたものである。なお、これらの脚体52
は、身障者が利用する車椅子と接触しないように第1,
第2側縁55,56に近い位置に取り付けられている。
【0052】このように構成された身障者用テーブル5
0では、図6に示すように、第1対向縁53側の第2エ
リア531,533に2人の身障者SM5,SM6が車椅
子58,60を利用して身体を凹所534,535に入
り込ませた状態で着席する一方、第1エリア532に健
常者KM7が備付けの椅子59を利用して着席し、食事
を摂ったりする。この場合、身障者SM5,SM6は、凹
所534,535に入り込んだ状態で着席するため、肘
を天板51上に置くことができ、食事等を容易に摂るこ
とができる。また、第2対向縁54側の3つの第1エリ
ア541,542,543に3人の健常者KM8,K
9,KM10が備付けの椅子61,62,63を利用し
て着席し、食事を摂ったりする。
【0053】なお、健常者KM7乃至KM10で杖を使用
している人は、着席時にその杖を凹部551,552,
561,562に嵌め込んで立て掛けて支持させたり、
杖の頭部に屈曲部が形成されている場合にはその屈曲部
を凹部551,552,561,562近傍の天板上面
にひっかけて支持させておくことができる。これらの凹
部551,552,561,562が第1,第2側縁5
5,56に形成されている場合は、第1エリアに着席し
た健常者が立て掛ける等した杖に足をひっかけるような
ことがなくなる結果、杖を安定して天板51に支持させ
ておくことができる。
【0054】このように、車椅子を使用する身障者SM
5と車椅子を使用しない健常者KM10とが対面して着席
する一方、車椅子を使用する身障者SM6と車椅子を使
用しない健常者KM8とが対面して着席するので、第1
対向縁53と第2対向縁54間で車椅子の先端部である
フットレストどおしがぶつかるようなことがなくなる結
果、第1対向縁53と第2対向縁54間では天板51上
で各人が食事等をするスペースを確保するだけでよいこ
とになる。このため、天板51の第1対向縁53と第2
対向縁54間の幅寸法を短くすることができ、身障者用
テーブル50の小型化を図ることができる。
【0055】また、第1対向縁53側では健常者KM7
の右隣に身障者SM5、左隣に身障者SM6がそれぞれ横
に並んで着席することになるので、車椅子のアームレス
トどうしがぶつかり合うようなことがなくなり、隣合う
第1エリア532と第2エリア531間及び第1エリア
532と第2エリア533間に必要以上のスペースを確
保しなくてもよいことになって身障者用テーブル50の
小型化をより図ることができる。また、身障者SM5
SM6が介護を必要とする人である場合、天板51の第
1側縁55及び第2側縁56に介護者が着席する等して
身障者SM5,SM6の介護を行うようにすることもでき
る。さらに、身障者SM5,SM6が介護を必要とする人
である場合、健常者用の第1エリア532に介護者が着
席する等して身障者SM5,SM6の介護を行うこともで
きる。また、健常者KM8,KM10が介護を必要とする
人である場合、健常者用の第1エリア542に介護者が
着席する等して健常者KM8,KM10の介護を行うこと
ができ、また、第1,第2側縁55,56に介護者が着
席する等して健常者KM8,KM10の介護を行うことが
できる。
【0056】図7は、本発明の第4実施形態に係る身障
者用テーブル70の斜視図である。この図において、身
障者用テーブル70は、天板71と4本の脚体72とを
備えており、3人の健常者と3人の身障者とが同時に着
席可能に構成されたものである。
【0057】天板71は、長手方向に互いに平行な第1
対向縁73及び第2対向縁74を有し、第1対向縁73
及び第2対向縁74と交差する方向に互いに対向する第
1側縁75及び第2側縁76を有する矩形状を有するも
のである。この天板71の第1対向縁73側には、右方
位置、中央位置及び左方位置に3人の身障者が車椅子を
利用して着席し、手前に食事等を摂ることができるスペ
ースを有する3つの第2エリア731,732,733
が形成されている。各第2エリア731,732,73
3には、第1対向縁73に身障者の身体が嵌まる大きさ
の凹所734,735,736が形成され、第2エリア
731近傍には、第2側縁76に健常者が使用する歩行
用補助具である杖を立て掛ける等して支持する支持部と
なる凹部761が形成されている。また、第2エリア7
33近傍には、第1側縁75に健常者が使用する歩行用
補助具である杖を立て掛ける等して支持する支持部とな
る凹部751が形成されている。
【0058】また、天板71の第2対向縁74側には、
第1対向縁73側の第2エリア733に対向する箇所で
ある右方位置、第2エリア732に対向する箇所である
中央位置、及び第2エリア731に対向する箇所である
左方位置に3人の健常者が備え付けの椅子等を利用して
着席し、手前に食事等を摂ることができるスペースを有
する3つの第1エリア741,742,743が形成さ
れている。第1エリア741近傍には、第1側縁75に
健常者が使用する歩行用補助具である杖を立て掛ける等
して支持する支持部となる凹部752が形成され、第1
エリア743近傍には、第2側縁76に健常者が使用す
る歩行用補助具である杖を立て掛ける等して支持する支
持部となる凹部762が形成されている。
【0059】なお、天板71の全周面には丸みが形成さ
れ、鋭利な角部が形成されることがないようになってい
る。また、第1エリア741,743近傍の杖を支持す
る凹部752,762は、第2対向縁74に形成されて
いてもよく、要は天板71のコーナ部に形成されていれ
ばよい。
【0060】脚体72は、天板71の下面に取り付けら
れた矩形状の枠体77の四隅にねじ等により取外し自在
に取り付けられたものである。なお、これらの脚体72
は、身障者が利用する車椅子と接触しないように第1,
第2側縁75,76に近い位置に取り付けられている。
【0061】このように構成された身障者用テーブル7
0では、図8に示すように、第1対向縁73側の第2エ
リア731,732,733に3人の身障者SM7,S
8,SM9が車椅子78,79,80を利用して身体を
凹所734,735,736に入り込ませた状態で着席
し、食事を摂ったりする。この場合、身障者SM7,S
8,SM9は、凹所734,735,736に入り込ん
だ状態で着席するため、肘を天板71上に置くことがで
き、食事等を容易に摂ることができる。また、第2対向
縁74側の第1エリア741,742,743に3人の
健常者KM11,KM12,KM13が備付けの椅子81,8
2,83を利用して着席し、食事を摂ったりする。
【0062】なお、健常者KM11乃至KM13で杖を使用
している人は、着席時にその杖を凹部751,752,
761,762に嵌め込んで立て掛けて支持させたり、
杖の頭部に屈曲部が形成されている場合にはその屈曲部
を凹部751,752,761,762近傍の天板上面
にひっかけて支持させておくことができる。これらの凹
部751,752,761,762は第1,第2側縁7
5,76に形成されているので、第1エリアに着席した
健常者が立て掛ける等した杖に足をひっかけるようなこ
とがなくなり、杖を安定して天板71に支持しておくこ
とができる。これらの凹部751,752,761,7
62は、第1,第2対向縁73,74に形成されていて
もよく、要は天板71のコーナ部に形成されていればよ
い。
【0063】このように、車椅子を使用する身障者SM
7,SM8,SM9と車椅子を使用しない健常者KM11
KM12,KM13とが対面して着席するので、第1対向縁
73と第2対向縁74間で車椅子のフットレストどおし
がぶつかるようなことがなくなる結果、第1対向縁73
と第2対向縁74間では天板71上で各人が食事等をす
るスペースを確保するだけでよいことになる。このた
め、天板71の第1対向縁73と第2対向縁74間の幅
寸法を短くすることができ、身障者用テーブル70の小
型化を図ることができる。
【0064】また、身障者SM7,SM9が介護を必要と
する人である場合、天板71の第1側縁75及び第2側
縁76に介護者が着席する等して身障者SM7,SM9
介護を行うようにすることもできる。また、健常者KM
11,KM13が介護を必要とする人である場合、健常者用
の第1エリア742に介護者が着席する等して健常者K
11,KM13の介護を行うことができ、また、第1,第
2側縁75,76に介護者が着席する等して健常者KM
11,KM13の介護を行うことができる。
【0065】なお、本発明に係る身障者用テーブル1
0,30,50,70は、上記実施形態のものに限定さ
れるものではなく、次に述べるような種々の変形態様を
採用することができる。
【0066】(1)上記実施形態では、天板11,3
1,51,71の全周面に丸みが形成されているが、天
板11,31,51,71の周面を平坦状にし、その平
坦周面にゴム等の弾性部材を貼着等の手段で取り付ける
ようにしてもよい。また、天板11,31,51,71
周面を平坦状にしたままにして角部が形成された状態と
なっていてもよい。
【0067】(2)上記実施形態では、脚部12,3
2,52,72の先端は直接フロアに当接する構成とさ
れているが、図9(a)に示すように、脚部12,3
2,52,72の先端にねじ等で進退自在に構成したア
ジャスタ90を設けるようにしてもよい。こうした場合
は、テーブル利用者の背丈等に合わせて高さ調節を行っ
たり、フロアに凹凸がある場合でもテーブルにがたつき
が生じないようにすることができる。また、図9(b)
に示すように、脚部12,32,52,72の先端に回
転可能なボールを取り付ける等して構成したキャスタ9
1を設けるようにしてもよい。こうした場合は、フロア
面でのテーブルの移動を容易に行うことができる。この
キャスタ91は、アジャスタ90の先端に設けることも
可能である。
【0068】(3)上記実施形態では、天板11,3
1,51,71に歩行用補助具である杖を支持する凹部
151,161,334,344,551,552,5
61,562,751,752,761,762が形成
されているが、これらの凹部は歩行用補助具である松葉
杖を支持することが可能な大きさのものとすることもで
きる。また、杖を支持する凹部と松葉杖を支持する凹部
の両方を設けるようにしてもよい。また、上記実施形態
では、凹部151,161,334,344,551,
552,561,562,751,752,761,7
62は、健常者が使用する杖等の歩行用補助具を支持す
るものとして説明しているが、車椅子を使用する身障者
であっても杖等の歩行用補助具を使用する人もおり、こ
のような場合は身障者が凹部151,161,334,
344,551,552,561,562,751,7
52,761,762を利用することもできる。
【0069】(4)上記実施形態では、歩行用補助具で
ある杖を支持する支持部は天板11,31,51,71
に形成した凹部151,161,334,344,55
1,552,561,562,751,752,76
1,762により構成されているが、例えば、図10
(a),(b)に示すような支持部材93で構成するこ
ともできる。図10(a)は支持部材93の平面図であ
り、図10(b)はその側面図である。すなわち、支持
部材93は、歩行用補助具である杖(又は松葉杖)を立
て掛けたり、ひっかけたりするU字状の掛止部931
と、掛止部931に一体形成された取付部932とで構
成されている。この取付部932は、ねじ部材933
と、ねじ部材933を遊嵌させる遊嵌部934とで構成
されたものである。
【0070】このように構成された支持部材93は、図
11に示すように、天板11,31,51,71のコー
ナ部下面にねじ部材933が捩じ込まれ、掛止部931
の遊嵌部934がねじ部材933の周面を回動可能な状
態で取り付けられる。この構成により、支持部材93を
使用するときには掛止部931を天板11,31,5
1,71の外方に引き出し、杖(又は松葉杖)を掛止部
931内で立て掛けて支持させたり、杖の頭部に屈曲部
が形成されている場合にはその屈曲部を掛止部931に
ひっかけて支持させておくようにする一方、支持部材9
3を使用しないときには掛止部931を天板11,3
1,51,71の内方にしまい込むようにする。
【0071】なお、支持部材93は、天板11,31,
51,71の外方に引き出された状態で固定されていて
もよい。また、天板11,31,51,71への取付手
段は、ねじ部材933による螺着の他に挟持や接着等の
種々の方法を採用することが可能である。また、掛止部
931は、U字状に限らず円弧状やV字状等の他の形状
であってもよく、ばね等で挟持できるようになっていて
もよい。さらに、支持部材93は、天板11,31,5
1,71の第1,第対向縁又は第1,第2側縁の下面に
レール部材を取り付けておき、このレール部材に沿わせ
て移動可能に構成することもできる。
【0072】(5)上記実施形態では、天板11,3
1,51,71は1枚の板材で構成されたものである
が、例えば、長手方向に2〜3つに分割した板材で構成
し、各板材を蝶番等の連結具により折たたみ可能に連結
するようにすることもできる。こうした場合は、テーブ
ルを保管する場合等に折たたんで小さくした状態とする
ことができる。
【0073】(6)上記実施形態では、身障者用テーブ
ル10,30,50,70は、食事等を摂るようにした
ものとして説明しているが、天板上で食事以外の他の種
々の作業を行うものとして利用することもできる。
【0074】(7)上記実施形態では、いずれも天板1
1,31,51,71の第1対向縁13,33,53,
73と第2対向縁14,34,54,74には、身障者
用の第2エリアは健常者用の第1エリアと対向するよう
に形成されているが、身障者用の第2エリアどおしが対
向するように形成されていてもよい。こうした場合で
も、天板11,31,51,71が矩形状とされて天板
11,31,51,71上に無駄なエリアが形成されな
いようになっていることから小型化を図ることができ
る。
【0075】(8)上記第3実施形態(図5)では、天
板51の第2対向縁54側はすべて健常者用の第1エリ
ア541,542,543が形成されたものであるが、
中央位置の第1エリア542を身障者用の第2エリアと
することも可能である。この場合は、その第2エリア部
分の第2対向縁54に身障者の身体が嵌まり込む凹所を
形成すればよい。このようにすると、3人の健常者と3
人の身障者とが同時に着席して食事等を摂ることができ
る。
【0076】(9)上記実施形態では、いずれの身障者
用テーブルも健常者用の第1エリア及び身障者用の第2
エリアは天板にそれぞれ複数ずつ形成されたものである
が、天板の一方の対向縁側に第1エリアを1つだけ形成
し、他方の対向縁側に一方の対向縁側の第1エリアに対
向して第2エリアを1つだけ形成した構成とすることも
できる。このようにした場合、車椅子は1つであること
から一方の対向縁と他方の対向縁間で車椅子の先端部で
あるフットレストどおしがぶつかることがないので、両
対向縁間の幅寸法を短くすることができ、身障者用テー
ブルの小型化を図ることができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、矩形状の天板及び該天板の下面に取り付けられ
た複数の脚部を備え、天板には健常者用の第1エリアと
身障者用の第2エリアとが形成され、第2エリアにおけ
る天板の周縁に身障者の身体が嵌まる大きさの凹所が形
成されているので、介護の必要性の有無にかかわらず車
椅子を利用する身障者と車椅子を利用しない健常者とが
同時に着席することができる小型化が可能な身障者用テ
ーブルを実現することができる。
【0078】また、請求項2の発明によれば、天板は互
いに平行な対向縁を有し、第2エリアは各対向縁側であ
って互いに斜め方向の位置に形成されているので、身障
者は天板の各対向縁の互いに斜め方向に対向する位置に
着席することになる結果、各対向縁間方向に必要以上の
スペースを確保しなくてもよいことになってより小型化
が可能な身障者用テーブルを実現することができる。
【0079】また、請求項3の発明によれば、第1エリ
アは各対向縁側に形成され、一方の対向縁側の第1エリ
アは他方の対向縁側の第2エリアと対向し、他方の対向
縁側の第1エリアは一方の対向縁側の第2エリアと対向
するようにされているので、天板の各対向縁に沿って健
常者と身障者とが着席する一方、互いに相手側の対向縁
の健常者と身障者とが真向かいに対面した状態で着席す
ることになる結果、各対向縁間方向に必要以上のスペー
スを確保しなくてもよいことになってより小型化が可能
な身障者用テーブルを実現することができる。
【0080】また、請求項4の発明によれば、各対向縁
側に形成された第1エリア及び第2エリアは互いに隣接
して形成されているので、車椅子のアームレストどうし
がぶつかり合うようなことがなくなる結果、隣合う第1
エリアと第2エリアとの間に必要以上のスペースを確保
しなくてもよいことになってより小型化の可能な身障者
用テーブルを実現することができる。
【0081】また、請求項5の発明によれば、天板は互
いに平行な対向縁を有し、第1エリアは一方の対向縁に
形成され、第2エリアは一方の対向縁に形成された第1
エリアに対向して形成されているので、天板の各対向縁
に健常者と身障者とが真向かいに対面した状態で着席す
ることになる結果、各対向縁間方向に必要以上のスペー
スを確保しなくてもよいことになってより小型化が可能
な身障者用テーブルを実現することができる。
【0082】また、請求項6の発明によれば、天板の第
1エリア近傍のコーナ部に杖等の歩行用補助具を支持す
る支持部が設けられているので、健常者が着席時に歩行
用補助具の置場所を探す必要がなくなり、利便性の高い
身障者用テーブルを実現することができる。
【0083】また、請求項7の発明によれば、支持部は
天板の側縁に設けられているので、杖等の歩行用補助具
を天板側縁の支持部に立て掛ける等して支持させておく
ことができる結果、天板の対向縁側に着席した健常者が
歩行用補助具に足をひっかけるようなことがなくなり、
歩行用補助具を天板に安定して支持可能な身障者用テー
ブルを実現することができる。
【0084】また、請求項8の発明によれば、支持部は
天板に形成された凹部からなっているので、簡単な構成
で利便性の高い身障者用テーブルを実現することができ
る。
【0085】また、請求項9の発明によれば、支持部は
天板に取り付けられた支持部材からなっているので、歩
行用補助具を天板に安定して支持可能な身障者用テーブ
ルを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る身障者用テーブル
の斜視図である。
【図2】図1に示す身障者用テーブルの利用方法を説明
するための図で、(a)は第1の着席状態を示す図、
(b)は第2の着席状態を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る身障者用テーブル
の斜視図である。
【図4】図2に示す身障者用テーブルの利用方法を説明
するための図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る身障者用テーブル
の斜視図である。
【図6】図5に示す身障者用テーブルの利用方法を説明
するための図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係る身障者用テーブル
の斜視図である。
【図8】図7に示す身障者用テーブルの利用方法を説明
するための図である。
【図9】本発明に係る身障者用テーブルの変形例を説明
するための図で、(a)は脚体の先端にアジャスタを取
り付けた図、(b)は脚体の先端にキャスタを取り付け
た図である。
【図10】本発明に係る身障者用テーブルに使用する支
持部材の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側
面図である。
【図11】図10に示す支持部材の取付方法及び使用方
法を説明するための図である。
【図12】従来例の介護用食事テーブルの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,30,50,70 身障者用テーブル 11,31,51,71 天板 12,32,52,72 脚体 13,33,53,73 第1対向縁 14,34,54,74 第2対向縁 15,35,55,75 第1側縁 16,36,56,76 第2側縁 93 支持部材 131,141,331,332,341,342,5
32,541,542, 543,741,742,7
43 第1エリア 132,142,333,343,531,533,7
31,732,733第2エリア 133,143,335,345,534,535,7
34,735,736凹所 334,344,551,552,561,562,7
51,752,761, 762 凹部
フロントページの続き (72)発明者 高井 博之 大阪府東大阪市中小阪5−14−23 社会福 祉法人 ひびき福祉会内 Fターム(参考) 3B053 PA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 健常者と車椅子を利用する身障者とが同
    時に着席できる身障者用テーブルであって、矩形状の天
    板及び該天板の下面に取り付けられた複数の脚部を備
    え、前記天板には健常者用の第1エリアと、身障者用の
    第2エリアとが形成され、前記第2エリアにおける天板
    の周縁に身障者の身体が嵌まる大きさの凹所が形成され
    たことを特徴とする身障者用テーブル。
  2. 【請求項2】 前記天板は互いに平行な対向縁を有し、
    前記第2エリアは前記各対向縁側であって互いに斜め方
    向の位置に形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    身障者用テーブル。
  3. 【請求項3】 前記第1エリアは前記各対向縁側に形成
    され、一方の対向縁側の第1エリアは他方の対向縁側の
    第2エリアと対向し、他方の対向縁側の第1エリアは一
    方の対向縁側の第2エリアと対向するようにされたこと
    を特徴とする請求項2記載の身障者用テーブル。
  4. 【請求項4】 前記各対向縁側に形成された第1エリア
    及び第2エリアは、互いに隣接して形成されたものであ
    ることを特徴とする請求項3記載の身障者用テーブル。
  5. 【請求項5】 前記天板は互いに平行な対向縁を有し、
    前記第1エリアは一方の対向縁に形成され、前記第2エ
    リアは前記一方の対向縁に形成された第1エリアに対向
    して形成されたことを特徴とする請求項1記載の身障者
    用テーブル。
  6. 【請求項6】 前記天板の第1エリア近傍のコーナ部に
    杖等の歩行用補助具を支持する支持部が設けられたこと
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の身障者
    用テーブル。
  7. 【請求項7】 前記コーナ部は天板の対向縁と該対向縁
    と交差する側縁とを含み、前記支持部は前記側縁に設け
    られたことを特徴とする請求項6記載の身障者用テーブ
    ル。
  8. 【請求項8】 前記支持部は、天板に形成された凹部か
    らなることを特徴とする請求項6又は7記載の身障者用
    テーブル。
  9. 【請求項9】 前記支持部は、天板に取り付けられた支
    持部材からなることを特徴とする請求項6又は7記載の
    身障者用テーブル。
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WO2018147035A1 (ja) 2017-02-10 2018-08-16 株式会社コジマ 斜度調整ユニットおよび家具
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