JP2000232989A - 人体部位用冷却・加温具 - Google Patents

人体部位用冷却・加温具

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JP2000232989A
JP2000232989A JP11036358A JP3635899A JP2000232989A JP 2000232989 A JP2000232989 A JP 2000232989A JP 11036358 A JP11036358 A JP 11036358A JP 3635899 A JP3635899 A JP 3635899A JP 2000232989 A JP2000232989 A JP 2000232989A
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cooling
heating
bag
human body
warming
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JP11036358A
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Kenji Fujii
賢治 藤井
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DAIAKKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人体部位用冷却・加温具を、ずれないように当
てることができ、加温時の膨張による破損を防ぎ、経済
的な負担を少なくする。更に、痛みや発熱を気持ちよく
和らげることができ、冷却・加温部位の形状に適合させ
緊密に固定することができるようにする。 【解決手段】人体部位用冷却・加温具Cは、冷却・加温
体1、1、1、1と各冷却・加温体1が挿脱自在に挿入
される袋体2、2、2、2とよりなり、各袋体2は環状
に形成されている。各袋体2間は、屈曲可能に且つ分離
可能に構成されており、中心部にほぼ円形の孔部3を有
する。各冷却・加温体1は下面に圧力調整弁を有する。
各冷却・加温体1は、包被体で包まれた蓄冷熱剤層より
なり、その一つの面には熱伝導緩和層が設けられ、当該
熱伝導緩和層の外面には粘着剤層が設けられ、当該粘着
剤層の外面には剥離シートが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体部位用冷却・加
温具に関し、更に詳しくは、人体の部位等に粘着部で
固定できるようにして必要な箇所を的確に冷却あるいは
加温できるようにし、また、熱伝導緩和層によって冷
却あるいは加温温度を調整可能とし、更に、冷却・加
温体を袋体に収容し、袋体のみを取り替えることによっ
て冷却・加温体を効率的に使用できるようにし、更にま
た、加熱による包被体の破損を防止するようにしたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば出産後の婦人(産婦)の乳腺炎や
乳房炎から生じる痛みや発熱を和らげるため、或いは、
母乳から離乳食へと切り替えていく時期における母乳の
断乳のために、乳房またはその近傍を冷却することが行
われている。従来は上記のような場合の冷却方法とし
て、ジャガイモを主材とした湿布、または、糊を使用し
た湿布などが行われていた。
【0003】ジャガイモを主材とした湿布は、ジャガイ
モを擦りおろしたものに、小麦粉、鶏卵などを混ぜて練
り、これをガーゼに塗ったものである。また、糊を使用
した湿布は、市販の糊、例えば、澱粉糊を適当な量だけ
取ってプラスチック製ラップに包み、これを冷凍庫など
で凍結させ、冷却具の代わりとして使用したものであ
る。
【0004】上記のジャガイモを主材とした湿布は、使
用中湿布が体温で温められ、なま物であるジャガイモや
鶏卵などが腐敗して悪臭がたち、しかも雑菌の繁殖など
により使用箇所によっては炎症を悪化させることもあっ
た。
【0005】上記の市販の糊を使用した湿布は、使用さ
れている澱粉糊の腐敗防止のためにホルマリンなどの防
腐剤が配合されており、人体に対する悪影響が懸念され
る。しかも、これらの湿布は、病院などで看護婦が時間
をさいて作っており、経費の増大につながっていた。
【0006】上記した湿布が有していた課題を解決すべ
く、柔軟性を有する軟質プラスチック製の袋体の中に冷
却・加温媒体を封入した冷却・加温具が市販され、使用
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、市販の冷却・
加温具は、冷却・加温を必要とする人体の部位等に固定
するための手段がなく、従って日常の活動中に設置位置
がずれるなどして冷却・加温効果が十分とはいえなかっ
た。
【0008】また、冷却・加温治療に当たって、使用温
度や治療温度には個人差があり、冷却・加温温度の調整
ができることが好ましいが、従来の市販の冷却・加温具
は、そのような配慮はされていない。
【0009】更に、上記したような産婦が冷却・加温具
を必要とするのは、殆どが1日か2日程度であり、その
後は不必要となる。そのような短期使用のために、一人
一人が冷却・加温具を購入するのは無駄であり、また廃
棄される冷却・加温具の処理にも問題があり、この点の
解決も望まれていた。
【0010】更にまた、出産後は、産婦は再度生理が始
まるが、生理痛がひどい産婦の場合は腹を暖めるなどし
て痛みを緩和している。この様な場合は、冷却・加温具
を暖めて使用しているが、加熱し過ぎると封入した冷却
・加温媒体の膨張等によって軟質プラスチック製の袋体
が破裂する恐れがあった。
【0011】(発明の目的)そこで本発明の目的は、冷
却あるいは加温が必要な箇所を的確に冷却あるいは加温
できるようにした冷却・加温具を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、冷却或いは加温温度の調整
ができる冷却・加温具を提供することにある。更に、本
発明の他の目的は、効率的に使用できる冷却・加温具を
提供することにある。更にまた、本発明の他の目的は、
加熱による包被体の破損を防止するようにした冷却・加
温具を提供することにある。本発明のその他の目的は、
以下の説明から明らかになるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりであ
る。第1の発明にあっては、冷却・加温体と、当該冷却
・加温体を挿脱自在に収容し、外面には粘着部を有する
袋体と、を備えており、上記冷却・加温体は、蓄冷及び
蓄熱が可能な蓄冷熱剤と当該蓄冷熱剤を包含する包被体
と、を備えていることを特徴とする、人体部位用冷却・
加温具である。
【0013】第2の発明にあっては、袋体に、冷却・加
温体による人体部位の冷やし過ぎまたは温め過ぎを防ぐ
ための熱伝導緩和層を備えていることを特徴とする、第
1の発明に係る人体部位用冷却・加温具である。
【0014】第3の発明にあっては、冷却・加温体に、
蓄冷熱剤が冷却によって固化したときにも屈曲可能にす
る薄肉部または不凍結部が設けてあることを特徴とす
る、第1または第2の発明に係る人体部位用冷却・加温
具である。
【0015】第4の発明にあっては、冷却・加温体及び
袋体の形状が地紙状であり、複数連設することにより中
心部分に孔を有する円環状となることを特徴とする、第
1、第2または第3の発明に係る人体部位用冷却・加温
具である。
【0016】第5の発明にあっては、包被体に圧力調整
弁が設けてあることを特徴とする、第1、第2、第3ま
たは第4の発明に係る人体部位用冷却・加温具である。
【0017】本発明において粘着部に使用される粘着剤
としては、例えば天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチ
レン−ブタジェン共重合ゴム、スチレン−イソプレン−
スチレン共重合体、スチレン−ブタジェン−スチレン共
重合体等の高分子の混練物が使用される。
【0018】本発明において蓄冷熱剤としては、例え
ば、水と接触して吸水・膨潤しゲル化する高分子吸水性
樹脂が挙げられる。このような性質を有する高分子吸水
性樹脂としては、人体の部位に接しても安全なものが好
ましく、例えば、グラフト重合化した澱粉系、カルボキ
シメチルセルローズ系、ポリアクリル酸系、ポバール系
等が挙げられる。通常は、カルボキシメチルセルローズ
系が使用される。高分子吸水性樹脂は、上記には限定は
されない。
【0019】ゲル化物の物性を改良するために、ゲル化
促進剤としてカリウムミョウバンなどを使用することも
できる。蓄冷熱剤の凍結を防止するために、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ヘキシレ
ングリコールなどを使用することができる。不凍剤を使
用したゲル化物は冷却しても硬化しないので、蓄冷熱剤
層を冷却しようとする人体の部位の形状に沿って緊密に
当てることができる。
【0020】本発明において熱伝導緩和層を構成する素
材としては、ポリウレタンスポンジ等の高分子発泡体や
不織布などが使用される。なお、粘着部の厚みを増した
り、また、蓄冷熱剤を包含している包被体の人体の部位
に当てられる側の厚みを増したりして冷却・加温体によ
る冷却や加温を更に制御し穏やかにすることもできる。
【0021】本発明において袋体の素材としては、所謂
使い捨てカイロ等に使用されている不織布等が好適に使
用される。不織布には、例えば、木綿、再生セルローズ
繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維等を素材とし
たものが使用される。また、袋体には、金属チタン、銀
などの抗菌剤を施すこともできる。
【0022】(作 用)本発明に係る人体部位用冷却・
加温具は、冷却・加温体を収容する袋体の外面に粘着部
を有しており、冷却あるいは加温が必要な箇所に貼り付
けることによって人体の部位の各所に粘着固定できる。
従って日常の活動中に固定位置がずれることもなく冷却
・加温効果が維持できる。なお、袋体の粘着部の表面に
剥離シートを貼付すると、他の物体に触れても付着する
ことがないので、保管や取扱いが容易である。また、粘
着部を下着側に向けて、下着に固定することもできる。
【0023】冷却・加温具は、冷却・加温体を袋体に挿
脱自在に収容する構造としたので、袋体と冷却・加温体
とを別々に購入し、別々に使用することが可能である。
従って、治療に使用した後不用となった冷却・加温具
は、冷却・加温体を袋体から取りだし、新しい袋体に収
容して再使用することが可能となる。このように、一個
の冷却・加温体を複数の患者が使用できるようになるた
めに、患者は袋だけを購入すればよく、経済的な負担が
軽くなる。しかも、冷却・加温具を使用しなくなっても
全部を廃棄する必要はなく、廃棄するのは袋体だけで済
み、廃棄される場合の処理問題も軽減される。
【0024】また、袋体に母乳等が付着し、この母乳の
付着箇所に雑菌が発生しても、冷却・加温体を袋体から
取り出し、新しい袋体に入れ替えることにより、再度、
新鮮な状態で使用することができ、雑菌が他の部位に広
がることはなく、衛生的である。なお、袋体の表面に抗
菌剤を施すことによって、袋体に母乳などが付着して
も、雑菌などが増えるのを防ぐことができる。
【0025】袋体に、冷却・加温体による人体部位の冷
やし過ぎまたは温め過ぎを防ぐための熱伝導緩和層を備
えているものは、熱伝導緩和層の厚みを変えたり、素材
を変えたりすることによって過度の冷却・加温による傷
害の危険がなく、各個人に適した温度や冷却・加温の調
整ができ、人体部位の痛みや発熱を気持ちよく和らげる
ことができる。
【0026】冷却・加温体に、蓄冷熱剤が冷却によって
固化したときにも屈曲可能にする薄肉部または不凍結部
が設けてあるものは、人体の表面に沿って屈曲すること
がができるので、取り扱いに便利であり、しかも全体を
患部に貼り付けることができ冷却・加温効果が維持でき
る。
【0027】冷却・加温体及び袋体の形状が地紙状であ
り、複数連設することにより中心部分に孔を有する円環
状となるものにあっては、乳房が断乳や雑菌の発生によ
り痛みや発熱を伴ったときに、中心部分の孔により、乳
頭や乳輪を除いて乳房全体に装着することができ、乳頭
や乳輪部を傷つけることなく効率的に冷却することがで
きる。
【0028】包被体に圧力調整弁が設けてあるものは、
例えば生理痛の産婦の腹部に当てるために、冷却・加温
体を電子レンジに入れ蓄冷熱剤を加熱する場合におい
て、加熱が進んで蓄冷熱剤から水蒸気などのガスが発生
し包被体中に充満し始めた場合でも、ガスを包被体外部
に逃がすことができ、包被体の破損を防ぐことができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は人体部位用冷却・
加温具の第1の実施例を示したもので、冷却・加温体を
収容している袋体の一部を切欠した斜視図である。図2
は図1に示す冷却・加温体の斜視図、図3は図2のI-I
部分の断面図、図4は図1のII-II部分の断面図で、冷
却・加温体の図示を省略し袋体のみを表している。
【0030】人体部位用冷却・加温具Cは、冷却・加温
体1と冷却・加温体1が挿脱自在に収容される袋体2を
有している。冷却・加温体1と袋体2は、共に地紙形状
に形成されており、袋体2の方が冷却・加温体1よりや
や大きく形成されている。なお、冷却・加温体1と袋体
2は、直線部24,24側を4〜6個隣接して連設した
場合、円環状となるように構成されており、後で説明す
るように乳房全体を冷却する場合に好ましい。なお、円
環状になるための個数は、上記個数に限定されず、任意
に設定できる。
【0031】冷却・加温体1の表面には幅方向に2本の
溝状の薄肉部16、16が設けられている。更に、薄肉
部16、16に直交するようにして1本の溝状の薄肉部
16が設けられている。なお、薄肉部の代りに、当該部
分に不凍結部分を形成することもできる。
【0032】冷却・加温体1は、蓄冷熱剤11を柔軟性
を有する包被体12に封入して構成されている(図3参
照)。包被体12は、ポリアミドフイルムと線状低密度
ポリエチレンとのラミネートフイルムより構成されてい
る。蓄冷熱剤11は、水、ゲル化する高分子吸水性樹脂
としてのカルボキシメチルセルローズ、不凍剤としての
プロピレングリコール、ゲル化促進剤としてのカリウム
ミョウバンなどの混合物で構成されている。
【0033】袋体2はポリエステル繊維製不織布で構成
されている。袋体2の一方の面には、ポリウレタンスポ
ンジよりなる熱伝導緩和層21が設けられている。熱伝
導緩和層21の外面には、ポリイソプレンゴムよりなる
粘着部22の層が設けられている。粘着部22の外面に
は、図示を省略しているが、例えばポリプロピレンより
なる剥離シートが貼設されている。
【0034】冷却・加温体1は、袋体2の外側の円弧部
分に形成されている挿入口23より袋体2内に挿入され
或いは取り出される。なお袋体2は、表面が抗菌剤で処
理されている。
【0035】(作用)産婦が乳児の離乳後、断乳する場
合を例に取り、人体部位用冷却・加温具の作用について
説明する。図5は人体部位用冷却・加温具を使用して断
乳をする場合を説明する側面図である。 冷却・加温体1を袋体2から取りだし(袋体に収容
したままでも良い)、冷蔵庫(冷凍庫)に入れ蓄冷熱剤
11を冷却状態にする。
【0036】 冷却・加温体1を挿入口23から袋体
2の中に入れ、袋体2の剥離シート(図示省略)を取り
粘着部22を露出させ、粘着部22を乳房Mの表面に当
てて、乳輪部Nを中心に円環状に4〜6個を配置する。
なお、円環状に配置された冷却・加温具Cは、中心部に
大略円形の孔部3が形成される。孔部3は乳輪部Nに接
触しないように、通常は直径4cm以上に設定されてい
る。
【0037】上記のような断乳時において、母乳が乳頭
から出て冷却・加温具Cの袋体2に付着して汚れても、
冷却・加温体1を袋体2から取り出し、新しい袋体2に
入れ替えて使用することができる。従って、冷却・加温
体1を新しい袋体2に入れ替えた冷却・加温具Cは、再
度、乳房Mに当てて使用しても、雑菌が乳房Mの他の部
位に広がることはなく、極めて衛生的である。また、袋
体2は、抗菌剤で処理されているので、雑菌が増えるの
を防ぐこともできる。
【0038】袋体2は、冷却・加温体1と乳房Mとの間
に熱伝導緩和層21が介在しているので、乳房Mの冷や
し過ぎを防ぎ、心地よく使用することができる。なお、
熱伝導緩和層21の厚みや素材を異にすることによって
熱伝導率を変えた複数種類を適宜選択できれば、患者一
人一人にあった加熱冷却温度の調整ができる。また、袋
体2は粘着部22が設けられているので、乳房Mの表面
に貼り付け粘着固定することができる。袋体2が不織布
であるので、適度な断熱性があり、熱伝導緩和層21と
共に、乳房Mの冷やし過ぎを防ぐことができる。
【0039】薄肉部16を有するので、各冷却・加温体
1が冷却されることによって柔軟性がなくなったり、い
くらか小さくなっても、当該薄肉部16で曲げて、乳房
Mの表面の形状に合せることができ、人体部位用冷却・
加温具Cを乳房Mの表面に緊密に固定することができ
る。
【0040】脇の下に発生した副乳の治療などでは、人
体部位用冷却・加温具Cを適宜数乳房Mの副乳の部位に
粘着固定して使用する。
【0041】図6は人体部位用冷却・加温具の第2の実
施例を示したもので、冷却・加温体を収容している袋体
の一部を切欠した斜視図である。第2の実施例の場合
は、蓄冷熱剤11に不凍結性の高いものを使用してお
り、通常の使用の場合は凍結硬化しないために、薄肉部
や不凍結部分がなくても使用部位に馴染むようにしてい
る。なお、第1の実施例と同一または同等箇所には同一
符号を付して示しており、作用や効果も第1の実施例の
ものと大体同じである。
【0042】図7は圧力調整弁を有する人体部位用冷却
・加温体の実施例の斜視図である。図8は図7に示した
圧力調整弁部分の拡大平面図、図9は図8のIII-III縦
断面図、図10は保持体の一部を破断して示した拡大平
面図である。この実施例の特徴は、冷却・加温体が圧力
調整弁を有することにある。なお、上記実施例と同一ま
たは同等箇所には同一符号を付して示している。
【0043】包被体12は、熱伝導緩和層21、粘着部
22の反対側の面のほぼ中央部に貫通孔17を有してい
る。当該貫通孔17を塞ぐようにして圧力調整弁4と当
該圧力調整弁4と協働する保持体5とが設けられてい
る。
【0044】圧力調整弁4は断面U字形に形成されたほ
ぼ円形のボディ41と当該ボディ41の内面に載置され
ている弾性弁体42とより構成されている。上記ボディ
41は縁部にフランジ部43が形成されており、フラン
ジ部43の上面で包被体12の内面に固定されている。
また、上記ボディ41のほぼ円形の開口側端部には、開
口側に内狭まりとなるように傾斜内面44が形成されて
いる。また、底壁45には貫通孔46(または逃がし
孔)が形成されている。底壁45の内面は弾性弁体42
と協働するように平坦に形成され、当該平坦面がバルブ
シート47となっている。
【0045】保持体5は円形で傾斜端縁51を有し、ボ
ディ41の内側に嵌め込まれている。当該保持体5はボ
ディ41の開口端縁の内径よりわずかに大きな外形を有
しかつ上記傾斜内面44に嵌合することができる。そし
て、保持体5には、当該保持体5の中心に対して互いに
ほぼ平行に位置しかつ外縁に至るように延在する一対の
凸条押圧部52が表裏両面に形成されている。上記各凸
条押圧部52の各外縁には、上記ボディ41の上記傾斜
内面44に対応する傾斜端面51が形成されている(図
10参照)。
【0046】保持体5がボディ41に嵌め込まれたと
き、上記凸条押圧部52、52の端面により弾性弁体4
2の一部がボディ41のバルブシート47に圧着され、
上記弾性弁体42の一部がボディ41に対して固定され
るようになっている(図9参照)。
【0047】上記保持体5は外周部に一対のほぼ半円形
状の切欠き部53を有している。そして、包被体12内
部に充填されている蓄冷熱剤層11が加温時に水蒸気な
どのガスを発生したとき、貫通孔46から排出し、その
ガスを切欠き部53から逃がすことができるような構成
になっている。(図8及び図10参照)。
【0048】なお、上記貫通孔46は保持体5がボディ
41に対して任意の角度で嵌め込まれたときに保持体5
の上記凸条押圧部52の端面により閉塞されてしまう可
能性が考えられる。しかし、本実施の形態においては、
この貫通孔46をボディ41の底壁45に6個形成する
ことにより、保持体5がボディ41中に任意の角度で嵌
め込まれても、複数個の貫通孔46が常に機能するよう
になっている。
【0049】(作用)例えば生理痛の産婦の腹部に当て
るために、冷却・加温体1を電子レンジに入れ蓄冷熱剤
11を加温する。加温が進むと、蓄冷熱剤11から水蒸
気などのガスが発生し包被体12中に充満し始める。す
ると、ガスが貫通孔46から排出され、切欠き部53か
ら外部に逃がすことができ、包被体12中の圧力は小さ
くなり、包被体12の破損を防ぐことができる。
【0050】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴及びその一部と等価
の用語と表現を除外する意図はない。また、本発明の技
術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能である。
【0051】
【発明の効果】(1) 本発明に係る人体部位用冷却・加温
具は、冷却・加温体を収容する袋体の外面に粘着部を有
しているので、冷却あるいは加温が必要な箇所に貼り付
けることによって、人体の部位の各所に粘着固定でき
る。従って日常の活動中に固定位置がずれることもなく
冷却・加温効果が維持できる。
【0052】(2) 冷却・加温具は、冷却・加温体を袋体
に挿脱自在に収容する構造としたので、袋体と冷却・加
温体とを別々に購入し、別々に使用することが可能であ
る。従って、治療に使用した後不用となった冷却・加温
具は、冷却・加温体を袋体から取りだし、新しい袋体に
収容して再使用することが可能となる。このように、一
個の冷却・加温体を複数の患者が使用できるようになる
ために、患者は袋だけを購入すればよく、経済的な負担
が軽くなる。しかも、冷却・加温具を使用しなくなって
も全部を廃棄する必要はなく、廃棄するのは袋体だけで
済み、廃棄される場合の処理問題も軽減される。
【0053】(3) 袋体に母乳等が付着し、この母乳の付
着箇所に雑菌が発生しても、冷却・加温体を袋体から取
り出し、新しい袋体に入れ替えることにより、再度、新
鮮な状態で使用することができ、雑菌が他の部位に広が
ることはなく衛生的である。
【0054】(4) 袋体に、冷却・加温体による人体部位
の冷やし過ぎまたは温め過ぎを防ぐための熱伝導緩和層
を備えているものは、熱伝導緩和層の厚みを変えたり、
素材を変えたりすることによって過度の冷却・加温によ
る傷害の危険がなく、各個人に適した温度や冷却・加温
の調整ができ、人体部位の痛みや発熱を気持ちよく和ら
げることができる。
【0055】(5) 冷却・加温体に、蓄冷熱剤が冷却によ
って固化したときにも屈曲可能にする薄肉部または不凍
結部が設けてあるものは、人体の表面に沿って屈曲する
ことがができるので、取り扱いに便利であり、しかも全
体を患部に貼り付けることができ冷却・加温効果が維持
できる。
【0056】(6) 冷却・加温体及び袋体の形状が地紙状
であり、複数連設することにより中心部分に孔を有する
円環状となるものにあっては、乳房が断乳や雑菌の発生
により痛みや発熱を伴ったときに、中心部分の孔によ
り、乳頭や乳輪を除いて乳房全体に装着することがで
き、乳頭や乳輪部を傷つけることなく効率的に冷却する
ことができる。
【0057】(7) 包被体に圧力調整弁が設けてあるもの
は、例えば生理痛の産婦の腹部に当てるために、冷却・
加温体を電子レンジに入れ蓄冷熱剤を加熱する場合にお
いて、加熱が進んで蓄冷熱剤から水蒸気などのガスが発
生し包被体中に充満し始めた場合でも、ガスを包被体外
部に逃がすことができ、包被体の破損を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】人体部位用冷却・加温具の第1の実施例を示し
たもので、冷却・加温体を収容している袋体の一部を切
欠した斜視図である。
【図2】図1に示す冷却・加温体の斜視図である。
【図3】図2のI-I部分の断面図である。
【図4】図1のII−II部分の断面図で、冷却・加温体の
図示を省略し袋体のみを表している。
【図5】人体部位用冷却・加温具を使用して断乳をする
場合を説明する側面図である。
【図6】人体部位用冷却・加温具の第2の実施例を示し
たもので、冷却・加温体を収容している袋体の一部を切
欠した斜視図である。
【図7】本発明に係る人体部位用冷却・加温具の第3の
実施例の斜視図である。
【図8】圧力調整弁を有する人体部位用冷却・加温体の
実施例の斜視図である。
【図9】図8のIII−III縦断面図である。
【図10】保持体の一部を破断して示した拡大平面図で
ある。
【符号の説明】
C 人体部位用冷却・加温具 M 乳房 1 冷却・加温体 11 蓄冷熱剤 12 包被体 16 薄肉部 2 袋体 21 熱伝導緩和層 22 粘着部 23 挿入口 4 圧力調整弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却・加温体(1)と、 当該冷却・加温体(1) を挿脱自在に収容し、外面には粘
    着部を有する袋体(2)と、 を備えており、 上記冷却・加温体(1)は、 蓄冷及び蓄熱が可能な蓄冷熱剤(11)と当該蓄冷熱剤(11)
    を包含する包被体(12)と、 を備えていることを特徴とする、 人体部位用冷却・加温具。
  2. 【請求項2】 袋体(2)に、冷却・加温体(1)による人体
    部位の冷やし過ぎまたは温め過ぎを防ぐための熱伝導緩
    和層(21)を備えていることを特徴とする、 請求項1記載の人体部位用冷却・加温具。
  3. 【請求項3】 冷却・加温体(1)に、蓄冷熱剤が冷却に
    よって固化したときにも屈曲可能にする薄肉部(16)また
    は不凍結部が設けてあることを特徴とする、 請求項1または2記載の人体部位用冷却・加温具。
  4. 【請求項4】 冷却・加温体(1)及び袋体(2)の形状が地
    紙状であり、複数連設することにより中心部分に孔を有
    する円環状となることを特徴とする、 請求項1、2または3記載の人体部位用冷却・加温具。
  5. 【請求項5】 包被体(12)に圧力調整弁が設けてあるこ
    とを特徴とする、請求項1、2、3または4記載の人体
    部位用冷却・加温具。
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KR101833044B1 (ko) 2016-06-29 2018-02-27 키위스 주식회사 피부마사지기

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