JP2000233092A - ミシンの制御装置 - Google Patents
ミシンの制御装置Info
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- JP2000233092A JP2000233092A JP11034624A JP3462499A JP2000233092A JP 2000233092 A JP2000233092 A JP 2000233092A JP 11034624 A JP11034624 A JP 11034624A JP 3462499 A JP3462499 A JP 3462499A JP 2000233092 A JP2000233092 A JP 2000233092A
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- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明の目的は、複数の電源仕様に対応可
能で、且つ、その切り替え作業を操作性よく行うことの
できるミシンの制御ボックスを提供することである。 【解決手段】 外部の交流電源を入力して整流平滑する
整流平滑部8C,9Cと、整流平滑部8C,9Cで整流
平滑した直流電源によりミシンモータを駆動するモータ
駆動ドライバ11と、外部の交流電源を入力して電圧を
変換する電源トランス24と、電源トランス24により
電圧変換された交流電源によりミシンKアクチュエータ
を駆動するアクチュエータドライバとを備えたミシンの
制御装置である。そして、整流平滑部8C,9Cは全波
整流手段および倍電圧整流手段を有し、電源トランス2
4は独立した2つ以上の巻線n1,n2を有し、更に、
整流平滑部8C,9Cにおける全波整流手段と倍電圧整
流手段との切換え、並びに、電源トランス24における
巻線の切換えを同時に行なう切換え手段23を備えてい
る。
能で、且つ、その切り替え作業を操作性よく行うことの
できるミシンの制御ボックスを提供することである。 【解決手段】 外部の交流電源を入力して整流平滑する
整流平滑部8C,9Cと、整流平滑部8C,9Cで整流
平滑した直流電源によりミシンモータを駆動するモータ
駆動ドライバ11と、外部の交流電源を入力して電圧を
変換する電源トランス24と、電源トランス24により
電圧変換された交流電源によりミシンKアクチュエータ
を駆動するアクチュエータドライバとを備えたミシンの
制御装置である。そして、整流平滑部8C,9Cは全波
整流手段および倍電圧整流手段を有し、電源トランス2
4は独立した2つ以上の巻線n1,n2を有し、更に、
整流平滑部8C,9Cにおける全波整流手段と倍電圧整
流手段との切換え、並びに、電源トランス24における
巻線の切換えを同時に行なう切換え手段23を備えてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部の交流電源
を整流平滑する整流平滑部、外部交流電源の電圧を変換
する電源トランス、ミシンモータを駆動するモータ駆動
ドライバ、ミシンに備わるアクチュエータを駆動するア
クチュエータドライバを備えたミシンの制御装置に関す
るものである。
を整流平滑する整流平滑部、外部交流電源の電圧を変換
する電源トランス、ミシンモータを駆動するモータ駆動
ドライバ、ミシンに備わるアクチュエータを駆動するア
クチュエータドライバを備えたミシンの制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の工業用ミシンの構成例を
示す斜視図である。同図中、1はミシン本体、2はミシ
ンモータ、3は制御装置としての制御ボックス、4は電
源スイッチ、5はペダル、6は操作ボックスである。近
年の工業用ミシンは、ミシン本体1に複数のアクチュエ
ータ(ソレノイド、エアーシリンダ等)を装備し、糸切
り装置や返し縫い機構等の動作を自動化している。ミシ
ンモータ2は、位置制御や速度制御を行うためのインバ
ータモータやサーボモータ等を使用しているのが一般的
である。制御ボックス3は、商用電源から前記ミシンモ
ータに電力供給を行う回路や前記アクチュエータを駆動
する回路を有し、これらを制御するマイクロコンピュー
タ等にて構成されている。電源スイッチ4は、制御ボッ
クス3に商用電源の接続/切断を行う。ペダル5は、縫
製者(以下オペレータ)がミシンをコントロールするた
めのもので、制御ボックス3に取り付けられたセンサに
てペダルの動きを電気信号にて変換し、制御ボックス3
にてミシンモータ2、アクチュエータのコントロールを
行う。操作パネル6は、オペレータが各種縫製パターン
等を設定するもので、これらの情報は制御ボックス3に
送られ、オペレータの指示する縫製動作を実現する。
示す斜視図である。同図中、1はミシン本体、2はミシ
ンモータ、3は制御装置としての制御ボックス、4は電
源スイッチ、5はペダル、6は操作ボックスである。近
年の工業用ミシンは、ミシン本体1に複数のアクチュエ
ータ(ソレノイド、エアーシリンダ等)を装備し、糸切
り装置や返し縫い機構等の動作を自動化している。ミシ
ンモータ2は、位置制御や速度制御を行うためのインバ
ータモータやサーボモータ等を使用しているのが一般的
である。制御ボックス3は、商用電源から前記ミシンモ
ータに電力供給を行う回路や前記アクチュエータを駆動
する回路を有し、これらを制御するマイクロコンピュー
タ等にて構成されている。電源スイッチ4は、制御ボッ
クス3に商用電源の接続/切断を行う。ペダル5は、縫
製者(以下オペレータ)がミシンをコントロールするた
めのもので、制御ボックス3に取り付けられたセンサに
てペダルの動きを電気信号にて変換し、制御ボックス3
にてミシンモータ2、アクチュエータのコントロールを
行う。操作パネル6は、オペレータが各種縫製パターン
等を設定するもので、これらの情報は制御ボックス3に
送られ、オペレータの指示する縫製動作を実現する。
【0003】図9は、従来の制御ボックス3の一構成例
を示したブロック図である。商用電源は、電源スイッチ
4からフィルタ部7にてノイズ分を除去され、整流部
8、平滑部9にて直流電圧に変換される。突入電流制限
回路10は、電源投入時に流れる過大電流を防止する回
路で、種々の回路がありえるが、リレー接点と抵抗の並
列回路が一般的である。直流に変換された電源はモータ
ドライバ11にてミシンモータ2へ電力供給される。ま
た、DC−DCコンバータ12にて電圧変換を行い、制
御電源(+5V、+12V等)をCPU13やその周辺
回路に供給する。CPU13は、前記マイクロコンピュ
ータでミシンモータ2に内蔵されたエンコーダ14から
エンコーダ信号を受け、モータ制御手段15にモータの
制御指令を行う。モータ制御手段15では、モータの励
磁タイミング指令をモータドライバ11に送りミシンモ
ータ2を回転させる。
を示したブロック図である。商用電源は、電源スイッチ
4からフィルタ部7にてノイズ分を除去され、整流部
8、平滑部9にて直流電圧に変換される。突入電流制限
回路10は、電源投入時に流れる過大電流を防止する回
路で、種々の回路がありえるが、リレー接点と抵抗の並
列回路が一般的である。直流に変換された電源はモータ
ドライバ11にてミシンモータ2へ電力供給される。ま
た、DC−DCコンバータ12にて電圧変換を行い、制
御電源(+5V、+12V等)をCPU13やその周辺
回路に供給する。CPU13は、前記マイクロコンピュ
ータでミシンモータ2に内蔵されたエンコーダ14から
エンコーダ信号を受け、モータ制御手段15にモータの
制御指令を行う。モータ制御手段15では、モータの励
磁タイミング指令をモータドライバ11に送りミシンモ
ータ2を回転させる。
【0004】電源トランス16は、商用電源をアクチュ
エータの駆動用電圧(一般にはAC20〜30V程度)
に電圧変換して、これをアクチュエータ電源回路17か
らアクチュエータドライバ18に出力する。アクチュエ
ータドライバ18は、この電源によりミシンに内蔵され
た糸切り19、返し縫い20、押え上げ21等、複数の
アクチュエータ駆動を行う。CPU13は、ペダル5、
操作パネル6、針棒位置センサ22等、複数の入力信号
を受け、ミシンモータ2の速度や停止位置等を最適なタ
イミングで制御し、また、アクチュエータの駆動タイミ
ングを最適に行うことで、オペレータが指示する縫製動
作を実現している。
エータの駆動用電圧(一般にはAC20〜30V程度)
に電圧変換して、これをアクチュエータ電源回路17か
らアクチュエータドライバ18に出力する。アクチュエ
ータドライバ18は、この電源によりミシンに内蔵され
た糸切り19、返し縫い20、押え上げ21等、複数の
アクチュエータ駆動を行う。CPU13は、ペダル5、
操作パネル6、針棒位置センサ22等、複数の入力信号
を受け、ミシンモータ2の速度や停止位置等を最適なタ
イミングで制御し、また、アクチュエータの駆動タイミ
ングを最適に行うことで、オペレータが指示する縫製動
作を実現している。
【0005】一般に商用電源は、AC100V系とAC
200V系とがあり、商用電源を整流部8、平滑部9に
て所定電圧(入力AC電圧×21/2)の直流電圧に変換
し、モータドライバ11に供給され、ミシンモータ2を
駆動するが、AC100V入力時とAC200V入力時
では直流電圧が約2倍異なりミシンモータの出力トルク
もそれに応じて大きく変わるので、そのままでは、実際
のモータ制御に不具合を生じる。
200V系とがあり、商用電源を整流部8、平滑部9に
て所定電圧(入力AC電圧×21/2)の直流電圧に変換
し、モータドライバ11に供給され、ミシンモータ2を
駆動するが、AC100V入力時とAC200V入力時
では直流電圧が約2倍異なりミシンモータの出力トルク
もそれに応じて大きく変わるので、そのままでは、実際
のモータ制御に不具合を生じる。
【0006】このため、通常はAC100V系入力用と
AC200V系入力用に2種類のミシンモータ2を用意
しなければならず、この場合、モータの交換作業が容易
でないという問題を生じる。もしくは、モータの品種を
増したくない等の事情により制御ボックス3を分けるこ
とで対応するのが一般的である。図10は、AC100
V系入力の制御ボックス3の整流部8と平滑部9の構成
例を示すものである。商用電源は、整流部8Aおよび平
滑部9Aにて構成される倍電圧回路によって直流電圧A
(=入力AC電圧×2×21/2)に変換され、モータド
ライバ11に供給される。突入電流制限回路10は、電
源投入時の過大電流を抵抗にて制限し、一定時間後リレ
ーをオンする。
AC200V系入力用に2種類のミシンモータ2を用意
しなければならず、この場合、モータの交換作業が容易
でないという問題を生じる。もしくは、モータの品種を
増したくない等の事情により制御ボックス3を分けるこ
とで対応するのが一般的である。図10は、AC100
V系入力の制御ボックス3の整流部8と平滑部9の構成
例を示すものである。商用電源は、整流部8Aおよび平
滑部9Aにて構成される倍電圧回路によって直流電圧A
(=入力AC電圧×2×21/2)に変換され、モータド
ライバ11に供給される。突入電流制限回路10は、電
源投入時の過大電流を抵抗にて制限し、一定時間後リレ
ーをオンする。
【0007】図11は、AC200V系入力の制御ボッ
クス3の整流部8と平滑部9の構成例を示すものであ
る。商用電源は、整流部8Bおよび平滑部9Bにて構成
される全波整流回路によって直流電圧B(=入力AC電
圧×21/2)に変換され、モータドライバ11に供給さ
れる。AC200V系入力は3相電源である場合があ
り、AC100V入力時のように、整流部8Bの前段に
突入電流制限回路10を配置すると、2個配置する必要
があるため、整流部8Bと平滑部9Bの間に配置するの
が一般的である。そして、AC100V系入力用制御ボ
ックスと、AC200V系入力用制御ボックスを2種類
用意しておき、商用電源の入力電圧に対して使いわけれ
ば、図10で示した直流電圧Aと図11で示した直流電
圧Bは、ほぼ同電圧であるため、共通のミシンモータ2
を制御することが可能となる。また、図9で示した電源
トランス16もアクチュエータ電源回路17に供給する
電圧を同じにするため、AC100V用、AC200V
用におのおの対応したものに使い分けるのが一般的であ
る。前記の説明のように、整流方式や電源トランス16
を入力する商用電源の電圧仕様に合せた制御ボックス3
を複数用意して対応している。
クス3の整流部8と平滑部9の構成例を示すものであ
る。商用電源は、整流部8Bおよび平滑部9Bにて構成
される全波整流回路によって直流電圧B(=入力AC電
圧×21/2)に変換され、モータドライバ11に供給さ
れる。AC200V系入力は3相電源である場合があ
り、AC100V入力時のように、整流部8Bの前段に
突入電流制限回路10を配置すると、2個配置する必要
があるため、整流部8Bと平滑部9Bの間に配置するの
が一般的である。そして、AC100V系入力用制御ボ
ックスと、AC200V系入力用制御ボックスを2種類
用意しておき、商用電源の入力電圧に対して使いわけれ
ば、図10で示した直流電圧Aと図11で示した直流電
圧Bは、ほぼ同電圧であるため、共通のミシンモータ2
を制御することが可能となる。また、図9で示した電源
トランス16もアクチュエータ電源回路17に供給する
電圧を同じにするため、AC100V用、AC200V
用におのおの対応したものに使い分けるのが一般的であ
る。前記の説明のように、整流方式や電源トランス16
を入力する商用電源の電圧仕様に合せた制御ボックス3
を複数用意して対応している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ミシンの制御ボックス3は、ユーザ先の商用電源仕様に
よって制御ボックスが異なるため、例えば、ユーザ先に
て工場の移転やミシンの移動に伴ない電源仕様が変わっ
た場合、制御ボックスの交換作業が必要となる問題点が
あった。また、ミシンを販売する側も電源仕様により複
数の在庫を持つ必要があり、管理の手間を増やすという
問題点があった。
ミシンの制御ボックス3は、ユーザ先の商用電源仕様に
よって制御ボックスが異なるため、例えば、ユーザ先に
て工場の移転やミシンの移動に伴ない電源仕様が変わっ
た場合、制御ボックスの交換作業が必要となる問題点が
あった。また、ミシンを販売する側も電源仕様により複
数の在庫を持つ必要があり、管理の手間を増やすという
問題点があった。
【0009】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、複数の電源仕様に対応可能で、且つ、その切り替
え作業を操作性よく行うことのできるミシンの制御ボッ
クスを提供することを目的とする。
ので、複数の電源仕様に対応可能で、且つ、その切り替
え作業を操作性よく行うことのできるミシンの制御ボッ
クスを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、外部の交流電源を入力して
整流平滑する整流平滑部と、該整流平滑部で整流平滑し
た直流電源によりミシンモータを駆動するモータ駆動ド
ライバと、前記外部の交流電源を入力して電圧を変換す
る電源トランスと、該電源トランスにより電圧変換され
た交流電源によりミシンに備わる1個又は複数のアクチ
ュエータを駆動するアクチュエータドライバとを備えた
ミシンの制御装置において、前記整流平滑部は全波整流
手段および倍電圧整流手段を有し、前記電源トランスは
1次側に独立した2つ以上の巻線を有し、更に、前記整
流平滑部における全波整流手段と倍電圧整流手段との切
換え、並びに、前記電源トランスにおける巻線の切換え
を同時に行なう切換え手段を備えた構成とした。
め、請求項1記載の発明は、外部の交流電源を入力して
整流平滑する整流平滑部と、該整流平滑部で整流平滑し
た直流電源によりミシンモータを駆動するモータ駆動ド
ライバと、前記外部の交流電源を入力して電圧を変換す
る電源トランスと、該電源トランスにより電圧変換され
た交流電源によりミシンに備わる1個又は複数のアクチ
ュエータを駆動するアクチュエータドライバとを備えた
ミシンの制御装置において、前記整流平滑部は全波整流
手段および倍電圧整流手段を有し、前記電源トランスは
1次側に独立した2つ以上の巻線を有し、更に、前記整
流平滑部における全波整流手段と倍電圧整流手段との切
換え、並びに、前記電源トランスにおける巻線の切換え
を同時に行なう切換え手段を備えた構成とした。
【0011】この請求項1記載の発明によれば、上記切
換え手段により、整流平滑部の整流方式の切換えと電源
トランスの巻線の切換えを同時に行なうことで、1つの
制御装置および1つのミシンモータを使用したまま、複
数の外部交流電源(例えばAC100V系とAC200
V系の商用電源)に対応することが出来る。また、この
切換えのために必要な主構成は、全波整流手段および倍
電圧整流手段の2つを有する整流平滑部と、独立した2
つ以上の巻線を有する電源トランスのみなので、比較的
安価かつ省スペースにて構成できる。
換え手段により、整流平滑部の整流方式の切換えと電源
トランスの巻線の切換えを同時に行なうことで、1つの
制御装置および1つのミシンモータを使用したまま、複
数の外部交流電源(例えばAC100V系とAC200
V系の商用電源)に対応することが出来る。また、この
切換えのために必要な主構成は、全波整流手段および倍
電圧整流手段の2つを有する整流平滑部と、独立した2
つ以上の巻線を有する電源トランスのみなので、比較的
安価かつ省スペースにて構成できる。
【0012】ここで、上記の巻線の切換えとは、電源ト
ランスで作用する巻線の数を切換える形式や、巻線間に
掛けられる電圧が変わるように巻線の接続を切換える形
式など、種々の形式がありえる。
ランスで作用する巻線の数を切換える形式や、巻線間に
掛けられる電圧が変わるように巻線の接続を切換える形
式など、種々の形式がありえる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のミ
シンの制御装置において、前記切換え手段が、差し換え
により前記整流部と前記電源トランスの切換えを一括し
て行なうコネクタから構成されている。
シンの制御装置において、前記切換え手段が、差し換え
により前記整流部と前記電源トランスの切換えを一括し
て行なうコネクタから構成されている。
【0014】この請求項2記載の発明によれば、コネク
タの差し換えにより、複数の外部交流電源に対する切換
えを行なうので、確実かつ適切な切換えを行なうことが
出来る。すなわち、外部の交流電源が変更される機会
は、工場移転や電力工事があった際など限られた場合し
かなく、また、切換え手段により実際に切換えが行なわ
れるのは、上記工場移転や電力工事で外部の交流電源が
変更されたときや、ミシンの出荷時に出荷先の電源に合
せて切換えを行なうときなどしかない。従って、容易に
しばしば切換えられる形式のものでは間違って偶然に切
り換えられてしまうことが考えられるが、それに対し
て、コネクタの差し換えではそれなりの作業が必要で偶
然に間違って切り換えられてしまうことがなく適切であ
る。
タの差し換えにより、複数の外部交流電源に対する切換
えを行なうので、確実かつ適切な切換えを行なうことが
出来る。すなわち、外部の交流電源が変更される機会
は、工場移転や電力工事があった際など限られた場合し
かなく、また、切換え手段により実際に切換えが行なわ
れるのは、上記工場移転や電力工事で外部の交流電源が
変更されたときや、ミシンの出荷時に出荷先の電源に合
せて切換えを行なうときなどしかない。従って、容易に
しばしば切換えられる形式のものでは間違って偶然に切
り換えられてしまうことが考えられるが、それに対し
て、コネクタの差し換えではそれなりの作業が必要で偶
然に間違って切り換えられてしまうことがなく適切であ
る。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載のミ
シンの制御装置において、前記コネクタが、前記電源ト
ランスの1次側の配線と前記外部の交流電源とを接続す
るコネクタを兼ねている構成とした。
シンの制御装置において、前記コネクタが、前記電源ト
ランスの1次側の配線と前記外部の交流電源とを接続す
るコネクタを兼ねている構成とした。
【0016】従来のミシンの制御装置では、ミシンのア
クチュエータ用の電源を生成するトランスの1次側の配
線と、外部電源を導く配線とを、コネクタにより接続す
る構造が一般である。この請求項3記載の発明によれ
ば、切換え用のコネクタが、従来あるコネクタと同位置
に従来のコネクタと同機能を兼ねて設けられているの
で、コネクタの存在や位置がユーザーや制御装置の製造
者にとって分りやすく、コネクタの差し忘れ等のミスを
少なくすることが出来る。
クチュエータ用の電源を生成するトランスの1次側の配
線と、外部電源を導く配線とを、コネクタにより接続す
る構造が一般である。この請求項3記載の発明によれ
ば、切換え用のコネクタが、従来あるコネクタと同位置
に従来のコネクタと同機能を兼ねて設けられているの
で、コネクタの存在や位置がユーザーや制御装置の製造
者にとって分りやすく、コネクタの差し忘れ等のミスを
少なくすることが出来る。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項2又は3に
記載のミシンの制御装置において、前記整流平滑部が、
前記コネクタが外れている場合に全波整流手段が機能す
る一方倍電圧整流手段が機能しない構成とした。
記載のミシンの制御装置において、前記整流平滑部が、
前記コネクタが外れている場合に全波整流手段が機能す
る一方倍電圧整流手段が機能しない構成とした。
【0018】この請求項4記載の発明によれば、間違っ
てコネクタが外れている状態で、外部の交流電源を入力
してしまった場合に、交流電源に対して全波整流手段が
働くので、整流された電源電圧は低く抑えられる。それ
ゆえ、その他の機器に損傷を与えるのを防ぐことができ
る。すなわち、コネクタが外れている状態で高い電源電
圧の交流電源が接続された場合は、倍電圧整流手段が働
くと整流された電圧は基準電圧よりも著しく大きくなっ
てしまうのに対して、コネクタが外れた状態で全波整流
手段が働くようにしておけば、高い電源電圧でも低い電
源電圧でも整流された電圧は基準電圧以下に抑えられ
る。
てコネクタが外れている状態で、外部の交流電源を入力
してしまった場合に、交流電源に対して全波整流手段が
働くので、整流された電源電圧は低く抑えられる。それ
ゆえ、その他の機器に損傷を与えるのを防ぐことができ
る。すなわち、コネクタが外れている状態で高い電源電
圧の交流電源が接続された場合は、倍電圧整流手段が働
くと整流された電圧は基準電圧よりも著しく大きくなっ
てしまうのに対して、コネクタが外れた状態で全波整流
手段が働くようにしておけば、高い電源電圧でも低い電
源電圧でも整流された電圧は基準電圧以下に抑えられ
る。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1記載のミ
シンの制御装置において、前記切換え手段が、前記整流
平滑部と前記電源トランスの切換えを一括して行なうス
イッチから構成されている構成とした。
シンの制御装置において、前記切換え手段が、前記整流
平滑部と前記電源トランスの切換えを一括して行なうス
イッチから構成されている構成とした。
【0020】この請求項5記載の発明によれば、外部の
交流電源の変更に対して、スイッチにより作業性よく簡
単に切り換えを行なうことが出来る。ここで、スイッチ
とは、手動により切り換え可能なスイッチや、電気制御
により切り換え可能なリレー接点スイッチやパワートラ
ンジスタなど種々のスイッチが含まれる。
交流電源の変更に対して、スイッチにより作業性よく簡
単に切り換えを行なうことが出来る。ここで、スイッチ
とは、手動により切り換え可能なスイッチや、電気制御
により切り換え可能なリレー接点スイッチやパワートラ
ンジスタなど種々のスイッチが含まれる。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載のミシンの制御装置において、前記整流平滑
部の整流部と平滑部間の正負両側に、突入電流を防ぐ突
入電流制限手段が設けられている構成とした。
れかに記載のミシンの制御装置において、前記整流平滑
部の整流部と平滑部間の正負両側に、突入電流を防ぐ突
入電流制限手段が設けられている構成とした。
【0022】この請求項6記載の発明によれば、2つの
突入電流制限手段だけで、全波整流手段と倍電圧整流手
段との何れの整流方式に対しても突入電流を防ぐことが
でき、突入電流による機器の損傷が防止され、また、一
時的に過大な電力が消費され外部の電源が異常(ブレー
カーが落ちるなど)になってミシンの運転ができないな
どの不都合を回避できる。従って、回路のコスト低減お
よびコンパクト化を計ることが出来る。
突入電流制限手段だけで、全波整流手段と倍電圧整流手
段との何れの整流方式に対しても突入電流を防ぐことが
でき、突入電流による機器の損傷が防止され、また、一
時的に過大な電力が消費され外部の電源が異常(ブレー
カーが落ちるなど)になってミシンの運転ができないな
どの不都合を回避できる。従って、回路のコスト低減お
よびコンパクト化を計ることが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図7の図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の一実施の形態のミシンの制御装置としての
制御ボックス3の構成を示すブロック図である。なお、
従来の技術と同様の構成は同符合を付して説明を省略す
る。商用電源は、電源スイッチ4にて接続されて制御ボ
ックス3に供給された後、フィルタ部7にてノイズ分を
除去され、整流部8Cと平滑部9Cにて直流電源に変換
する。直流電源は、モータドライバ11に供給され、ミ
シンモータ2に電力を伝達する。
いて、図1〜図7の図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の一実施の形態のミシンの制御装置としての
制御ボックス3の構成を示すブロック図である。なお、
従来の技術と同様の構成は同符合を付して説明を省略す
る。商用電源は、電源スイッチ4にて接続されて制御ボ
ックス3に供給された後、フィルタ部7にてノイズ分を
除去され、整流部8Cと平滑部9Cにて直流電源に変換
する。直流電源は、モータドライバ11に供給され、ミ
シンモータ2に電力を伝達する。
【0024】整流平滑部を構成する整流部8Cと平滑部
9Cには、切換え手段である切換え回路23が接続され
ており、整流方式の切換えを可能としている。突入電流
制限回路10a,10bは、整流部8Cと平滑部9Cの
間に2個接続し、全波整流、倍電圧整流の異なる整流方
式でも、電源投入時の過大電流(突入電流)に制限が加
わるようになっている。電源トランス24は、1次側の
巻線が独立して複数に分割されており、切換え回路23
により、この複数に分割された巻線の態様を切り換える
ことで、AC100V入力時、AC200V入力時のい
ずれの場合も、コネクタ34を通してアクチュエータ電
源回路17へ供給する2次側の出力電圧を一定に保つこ
とが可能となっている。次に、この詳細を説明する。
9Cには、切換え手段である切換え回路23が接続され
ており、整流方式の切換えを可能としている。突入電流
制限回路10a,10bは、整流部8Cと平滑部9Cの
間に2個接続し、全波整流、倍電圧整流の異なる整流方
式でも、電源投入時の過大電流(突入電流)に制限が加
わるようになっている。電源トランス24は、1次側の
巻線が独立して複数に分割されており、切換え回路23
により、この複数に分割された巻線の態様を切り換える
ことで、AC100V入力時、AC200V入力時のい
ずれの場合も、コネクタ34を通してアクチュエータ電
源回路17へ供給する2次側の出力電圧を一定に保つこ
とが可能となっている。次に、この詳細を説明する。
【0025】図2は、切換え回路23の詳細を示す配線
図である。切換え回路23は、コネクタ25,26,2
7によって構成されている。コネクタ25,26は、ピ
ン形状が同一で各ピンと整流部8Cと平滑部9Cとが、
基板の銅箔パターンにて図2に示すように配線接続され
ている。コネクタ27は、コネクタ25,26の何れか
に接続されるように構成されており、図2に示すよう
に、各ピンは電源トランス14の1次側巻線n1,n2
の各端子と、ショートピン28に接続されている。電源
トランス24は、1次側がそれぞれ独立した2つの巻線
n1,n2に分割されている。分割された2つの巻線n
1,n2の巻数は同数である。商用電源がAC100V
の場合は、コネクタ27をコネクタ25に接続し、商用
電源がAC200Vの場合は、コネクタ27をコネクタ
26に接続することで、各商用電源に対応した切換えが
行なわれる。なお、これらコネクタ25,26,27中
に記された「1」〜「6」の数字はコネクタのピン番号
を示している。切換え回路23のコネクタ25,26と
電源トランス24のコネクタ27は、それぞれ同じピン
番号の箇所に接続される。
図である。切換え回路23は、コネクタ25,26,2
7によって構成されている。コネクタ25,26は、ピ
ン形状が同一で各ピンと整流部8Cと平滑部9Cとが、
基板の銅箔パターンにて図2に示すように配線接続され
ている。コネクタ27は、コネクタ25,26の何れか
に接続されるように構成されており、図2に示すよう
に、各ピンは電源トランス14の1次側巻線n1,n2
の各端子と、ショートピン28に接続されている。電源
トランス24は、1次側がそれぞれ独立した2つの巻線
n1,n2に分割されている。分割された2つの巻線n
1,n2の巻数は同数である。商用電源がAC100V
の場合は、コネクタ27をコネクタ25に接続し、商用
電源がAC200Vの場合は、コネクタ27をコネクタ
26に接続することで、各商用電源に対応した切換えが
行なわれる。なお、これらコネクタ25,26,27中
に記された「1」〜「6」の数字はコネクタのピン番号
を示している。切換え回路23のコネクタ25,26と
電源トランス24のコネクタ27は、それぞれ同じピン
番号の箇所に接続される。
【0026】図3は、AC100V使用時における整流
平滑部の整流部8Cや平滑部9Cでの電流の流れを説明
する図である。コネクタ27をコネクタ25に接続する
と同図に示す回路となる。同図中の端子S−R間にAC
100Vを入力すると、端子Rから流れ込む電流dは、
ダイオード8c、突入電流制限回路10a、電解コンデ
ンサ9aを通り端子Sに戻ることで、電解コンデンサ9
aを充電する。端子Sから流れ込む電流eは電解コンデ
ンサ9b、突入電流制御回路10b、ダイオード8fを
通り端子Rに戻ることで、電解コンデンサ9bを充電す
る。ダイオード8b,8eはおのおの電解コンデンサ9
a,9bに逆電圧が加わらないよう保護している。ダイ
オード8a,8dは、AC100V入力時には使用され
ない。電流d,eの通り道には、おのおの突入電流制限
回路10a,10bがあり、電源投入時に流れる過大電
流(突入電流)に制限をかける。
平滑部の整流部8Cや平滑部9Cでの電流の流れを説明
する図である。コネクタ27をコネクタ25に接続する
と同図に示す回路となる。同図中の端子S−R間にAC
100Vを入力すると、端子Rから流れ込む電流dは、
ダイオード8c、突入電流制限回路10a、電解コンデ
ンサ9aを通り端子Sに戻ることで、電解コンデンサ9
aを充電する。端子Sから流れ込む電流eは電解コンデ
ンサ9b、突入電流制御回路10b、ダイオード8fを
通り端子Rに戻ることで、電解コンデンサ9bを充電す
る。ダイオード8b,8eはおのおの電解コンデンサ9
a,9bに逆電圧が加わらないよう保護している。ダイ
オード8a,8dは、AC100V入力時には使用され
ない。電流d,eの通り道には、おのおの突入電流制限
回路10a,10bがあり、電源投入時に流れる過大電
流(突入電流)に制限をかける。
【0027】ここで、直流電源に変換された電圧Cは次
式1のようになる。 C=入力AC電圧(100V)×2×21/2≒280V ……(式1) また、電源トランス24においては、巻線n3に出力さ
れる出力電圧fは次式2のようになる。 f=(m3/m1)×入力AC電圧=(m3/m1)100Vac …(式2) ここで、巻線n1の巻数をm1 巻線n2の巻数をm2 m1=m2 巻線n3の巻数をm3とする。
式1のようになる。 C=入力AC電圧(100V)×2×21/2≒280V ……(式1) また、電源トランス24においては、巻線n3に出力さ
れる出力電圧fは次式2のようになる。 f=(m3/m1)×入力AC電圧=(m3/m1)100Vac …(式2) ここで、巻線n1の巻数をm1 巻線n2の巻数をm2 m1=m2 巻線n3の巻数をm3とする。
【0028】図4は、AC200V使用時における整流
部8Cや平滑部9Cでの電流の流れを説明する図であ
る。コネクタ27をコネクタ26に接続すると同図に示
す回路となる。端子S−R間にAC200Vを入力する
と、整流部8Cにて全波整流され、電流gのループで電
流が流れ電解コンデンサに充電する。電流の通り道に
は、突入電流制御回路10a,10bがあり、前記説明
と同様の働きを行なう。直流電源に変換された電圧Cは
次式3のようになり、AC100V使用時の回路(図
3)における電圧C(式1参照)と同じになる。 C=入力AC電圧(200V)×21/2≒280V ……(式3) また、電源トランス24においては、その出力電圧fは f={m3/(2・m1)}×200=(m3/m1)×100Vac…(式4 ) となり、これもAC100V使用時の回路(図3)にお
ける電圧f(式2参照)と同じになる。図4では、3相
200Vにて説明しているが、端子R,Sに単相200
V電源が入力された場合においても同様の機能を実現で
きる。
部8Cや平滑部9Cでの電流の流れを説明する図であ
る。コネクタ27をコネクタ26に接続すると同図に示
す回路となる。端子S−R間にAC200Vを入力する
と、整流部8Cにて全波整流され、電流gのループで電
流が流れ電解コンデンサに充電する。電流の通り道に
は、突入電流制御回路10a,10bがあり、前記説明
と同様の働きを行なう。直流電源に変換された電圧Cは
次式3のようになり、AC100V使用時の回路(図
3)における電圧C(式1参照)と同じになる。 C=入力AC電圧(200V)×21/2≒280V ……(式3) また、電源トランス24においては、その出力電圧fは f={m3/(2・m1)}×200=(m3/m1)×100Vac…(式4 ) となり、これもAC100V使用時の回路(図3)にお
ける電圧f(式2参照)と同じになる。図4では、3相
200Vにて説明しているが、端子R,Sに単相200
V電源が入力された場合においても同様の機能を実現で
きる。
【0029】このように、コネクタ27の接続を切り換
えるのみで、AC100V入力、AC200V入力とい
う異なる電源入力に対して直流電源電圧Cおよびアクチ
ュエータ電源回路17に対してコネクタ34より出力さ
れる交流電源電圧fを一定に保つことができる。また、
このような構成にすれば、コネクタ27を両方のコネク
タ25,26に接続し忘れても、整流部8Cの働きは図
4で示した全波整流となり、倍電圧回路は構成されない
ため、直流電源に変換された電圧Cは入力AC電圧×2
1/2であり、AC100V、AC200Vのどちらが入
力されても、AC200V入力時で280V、AC10
0V入力時で140Vとなり、正常電圧の280V以下
に抑えられ機器に損傷を与えることがない。
えるのみで、AC100V入力、AC200V入力とい
う異なる電源入力に対して直流電源電圧Cおよびアクチ
ュエータ電源回路17に対してコネクタ34より出力さ
れる交流電源電圧fを一定に保つことができる。また、
このような構成にすれば、コネクタ27を両方のコネク
タ25,26に接続し忘れても、整流部8Cの働きは図
4で示した全波整流となり、倍電圧回路は構成されない
ため、直流電源に変換された電圧Cは入力AC電圧×2
1/2であり、AC100V、AC200Vのどちらが入
力されても、AC200V入力時で280V、AC10
0V入力時で140Vとなり、正常電圧の280V以下
に抑えられ機器に損傷を与えることがない。
【0030】以上のように、この実施の形態のミシンの
制御ボックス3によれば、切換え回路23により、整流
部8Cの整流方式の切換えと電源トランス24の巻線n
1,n2の切換えを同時に行なうことで、1つの制御ボ
ックスおよび1つのミシンモータ2を使用したまま、複
数の外部交流電源(例えばAC100V系とAC200
V系の商用電源)に対応することが出来る。また、この
切換えのために必要な主構成は、全波整流手段および倍
電圧整流手段の2つを有する整流部8Cと平滑部9Cで
構成される整流平滑部と、独立した2つ以上の巻線n
1,n2を有する電源トランス24のみなので、比較的
安価かつ省スペースにて構成できる。
制御ボックス3によれば、切換え回路23により、整流
部8Cの整流方式の切換えと電源トランス24の巻線n
1,n2の切換えを同時に行なうことで、1つの制御ボ
ックスおよび1つのミシンモータ2を使用したまま、複
数の外部交流電源(例えばAC100V系とAC200
V系の商用電源)に対応することが出来る。また、この
切換えのために必要な主構成は、全波整流手段および倍
電圧整流手段の2つを有する整流部8Cと平滑部9Cで
構成される整流平滑部と、独立した2つ以上の巻線n
1,n2を有する電源トランス24のみなので、比較的
安価かつ省スペースにて構成できる。
【0031】また、ミシンの制御ボックスでは、従来よ
り、電源トランスの1次側の配線と、外部電源を導く配
線とを、コネクタにより接続する構造が一般であった。
この実施の形態では、外部の商用電源に対応する切換え
用のコネクタが、従来ある電源トランスのコネクタと同
位置に従来の電源トランスのコネクタと同機能を兼ねて
設けられているので、コネクタ27の存在や位置がユー
ザーや製造者にとって分りやすく、コネクタ27の差し
忘れ等のミスを少なくすることが出来る。
り、電源トランスの1次側の配線と、外部電源を導く配
線とを、コネクタにより接続する構造が一般であった。
この実施の形態では、外部の商用電源に対応する切換え
用のコネクタが、従来ある電源トランスのコネクタと同
位置に従来の電源トランスのコネクタと同機能を兼ねて
設けられているので、コネクタ27の存在や位置がユー
ザーや製造者にとって分りやすく、コネクタ27の差し
忘れ等のミスを少なくすることが出来る。
【0032】また、2個の突入電流制限回路10a,1
0bだけで、全波整流と倍電圧整流との何れの整流方式
に対しても突入電流を防ぐことができ、突入電流による
機器の損傷や、一時的に過大な電力が出力され外部の電
源が異常(ブレーカーが落ちるなど)になってミシンの
運転ができないなどの不都合を回避できる。従って、回
路のコスト低減およびコンパクト化を計ることが出来
る。
0bだけで、全波整流と倍電圧整流との何れの整流方式
に対しても突入電流を防ぐことができ、突入電流による
機器の損傷や、一時的に過大な電力が出力され外部の電
源が異常(ブレーカーが落ちるなど)になってミシンの
運転ができないなどの不都合を回避できる。従って、回
路のコスト低減およびコンパクト化を計ることが出来
る。
【0033】[第2の実施の形態]図5は、第2の実施
の形態のミシンの制御ボックス(制御装置)3Aの構成
を示すブロック図である。第1の実施の形態と同じ構成
は同一の符号を付して説明を省略する。コネクタH1,
H2は、電源トランスの1次側の配線と、外部電源を導
く配線とを接続するものであり、従来一般的な構成であ
る。第2の実施の形態のミシンの制御ボックス3Aは、
第1の実施の形態におけるコネクタ27の差し換えによ
る切換えを、スイッチによる切換えに変更した例であ
る。この実施の形態の切換え手段である切換え回路23
Aは、スイッチ29,30により構成され、これらスイ
ッチ29,30の切り換えにより第1の実施の形態のコ
ネクタ27の差し換えと同一の回路切換えを行なう。こ
れらスイッチ29,30は、例えば3相スイッチやリレ
ースイッチ等で、ほぼ同時に一括して切り換えられる。
図示ではAC200V入力使用時を示しているが、各ス
イッチ29,30を同時に動作させるとAC100V用
として動作する。この実施の形態のミシンの制御ボック
ス3Aによれば、外部の交流電源の変更に対して、スイ
ッチにより作業性よく簡単に切り換えを行なうことが出
来る。
の形態のミシンの制御ボックス(制御装置)3Aの構成
を示すブロック図である。第1の実施の形態と同じ構成
は同一の符号を付して説明を省略する。コネクタH1,
H2は、電源トランスの1次側の配線と、外部電源を導
く配線とを接続するものであり、従来一般的な構成であ
る。第2の実施の形態のミシンの制御ボックス3Aは、
第1の実施の形態におけるコネクタ27の差し換えによ
る切換えを、スイッチによる切換えに変更した例であ
る。この実施の形態の切換え手段である切換え回路23
Aは、スイッチ29,30により構成され、これらスイ
ッチ29,30の切り換えにより第1の実施の形態のコ
ネクタ27の差し換えと同一の回路切換えを行なう。こ
れらスイッチ29,30は、例えば3相スイッチやリレ
ースイッチ等で、ほぼ同時に一括して切り換えられる。
図示ではAC200V入力使用時を示しているが、各ス
イッチ29,30を同時に動作させるとAC100V用
として動作する。この実施の形態のミシンの制御ボック
ス3Aによれば、外部の交流電源の変更に対して、スイ
ッチにより作業性よく簡単に切り換えを行なうことが出
来る。
【0034】[第3の実施の形態]図6は、第3の実施
の形態のミシンの制御ボックス(制御装置)3Bの構成
を示すブロック図である。第1の実施の形態と同じ構成
は同一の符号を付して説明を省略する。第3の実施の形
態のミシンの制御ボックス3Bは、回路を切り換えるコ
ネクタとして、電源トランス24の1次巻線側のコネク
タH1,H2を使用せずに、回路の切換え専用のコネク
タ31〜33を設けたものである。この実施の形態の切
換え手段である切換え回路23Bは、AC100V用の
回路とAC200V用の回路を切り換える専用のコネク
タ31〜33を備え、コネクタ31をコネクタ32に接
続することでAC100V用の回路に、コネクタ31を
コネクタ33に接続することでAC200V用の回路に
切り換えられる。切り換えられた回路構成は、第1の実
施形態のものと同一である。コネクタ33の「1」ピン
から「4」ピンまではどの配線とも接続していない(図
中「N.C(not connect)」で表す)。
の形態のミシンの制御ボックス(制御装置)3Bの構成
を示すブロック図である。第1の実施の形態と同じ構成
は同一の符号を付して説明を省略する。第3の実施の形
態のミシンの制御ボックス3Bは、回路を切り換えるコ
ネクタとして、電源トランス24の1次巻線側のコネク
タH1,H2を使用せずに、回路の切換え専用のコネク
タ31〜33を設けたものである。この実施の形態の切
換え手段である切換え回路23Bは、AC100V用の
回路とAC200V用の回路を切り換える専用のコネク
タ31〜33を備え、コネクタ31をコネクタ32に接
続することでAC100V用の回路に、コネクタ31を
コネクタ33に接続することでAC200V用の回路に
切り換えられる。切り換えられた回路構成は、第1の実
施形態のものと同一である。コネクタ33の「1」ピン
から「4」ピンまではどの配線とも接続していない(図
中「N.C(not connect)」で表す)。
【0035】なお、本発明は、上記第1〜第3の実施の
形態のミシンの制御ボックス3〜3Bに限られず、発明
の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例え
ば、整流平滑部における全波整流手段および倍電圧整流
手段は、同じダイオードを利用したものでなく、独立し
た2個の整流手段を用いて切り換え可能としても良い。
また、電源トランスにおける巻線の切換えも、2個の巻
線n1,n2を直列に接続するか並列に接続するかの切
換えのほか、独立した巻数の異なる2個の巻線を用いて
通電する巻線を切換える方式など、種々の方式が可能で
ある。また、第1〜第3の実施の形態のミシンの制御ボ
ックス3〜3Bにおいて、突入電流制御回路10a,1
0bを整流部8Cと平滑部9Cの間に2個接続した例を
挙げたが、突入電流制限回路の配置の変更例を示す図7
に示すように、平滑部9Cの平滑コンデンサ9c,9d
と直列に突入電流制限回路10c,10dを接続するよ
うにしても良い。
形態のミシンの制御ボックス3〜3Bに限られず、発明
の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例え
ば、整流平滑部における全波整流手段および倍電圧整流
手段は、同じダイオードを利用したものでなく、独立し
た2個の整流手段を用いて切り換え可能としても良い。
また、電源トランスにおける巻線の切換えも、2個の巻
線n1,n2を直列に接続するか並列に接続するかの切
換えのほか、独立した巻数の異なる2個の巻線を用いて
通電する巻線を切換える方式など、種々の方式が可能で
ある。また、第1〜第3の実施の形態のミシンの制御ボ
ックス3〜3Bにおいて、突入電流制御回路10a,1
0bを整流部8Cと平滑部9Cの間に2個接続した例を
挙げたが、突入電流制限回路の配置の変更例を示す図7
に示すように、平滑部9Cの平滑コンデンサ9c,9d
と直列に突入電流制限回路10c,10dを接続するよ
うにしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば
以下の効果が得られる。すなわち、比較的安価かつ省ス
ペースにて、例えばAC100VとAC200Vの異な
る外部の交流電源に対して同一のミシンの制御装置およ
びミシンモータで対応することが出来る。また、コネク
タの差し換えという簡単な作業で異なる交流電源に対応
する切り換えを行なうことが出来る。
以下の効果が得られる。すなわち、比較的安価かつ省ス
ペースにて、例えばAC100VとAC200Vの異な
る外部の交流電源に対して同一のミシンの制御装置およ
びミシンモータで対応することが出来る。また、コネク
タの差し換えという簡単な作業で異なる交流電源に対応
する切り換えを行なうことが出来る。
【0037】また、コネクタの差し忘れという作業ミス
に対しても制御ボックスに損傷を与えることがない。ま
た、コネクタの差し換えでなくスイッチで切り換えるよ
うにすることで、より簡単な作業で異なる交流電源に対
応する切り換えを行なうことが出来る。また、2つの突
入電流制限回路を設けるだけで、AC100V使用時で
も、AC200V使用時でも電源投入時の過大電流を入
力電圧に応じて制限することが出来るため、回路コスト
の低減およびコンパクト化を計ることが出来る。
に対しても制御ボックスに損傷を与えることがない。ま
た、コネクタの差し換えでなくスイッチで切り換えるよ
うにすることで、より簡単な作業で異なる交流電源に対
応する切り換えを行なうことが出来る。また、2つの突
入電流制限回路を設けるだけで、AC100V使用時で
も、AC200V使用時でも電源投入時の過大電流を入
力電圧に応じて制限することが出来るため、回路コスト
の低減およびコンパクト化を計ることが出来る。
【図1】本発明の一実施の形態のミシンの制御ボックス
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】同ミシンの制御ボックス中の切換え回路の詳細
を示す配線図である。
を示す配線図である。
【図3】同ミシンの制御ボックスにおいてAC100V
使用時における整流部や平滑部での電流の流れを説明す
る図である。
使用時における整流部や平滑部での電流の流れを説明す
る図である。
【図4】同ミシンの制御ボックスにおいてAC200V
使用時における整流部や平滑部での電流の流れを説明す
る図である。
使用時における整流部や平滑部での電流の流れを説明す
る図である。
【図5】第2の実施の形態のミシンの制御ボックスの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図6】第3の実施の形態のミシンの制御ボックスの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図7】第1〜第3の実施の形態のミシンの制御ボック
スにおいて突入電流制限回路の配置の変更例を示す回路
図である。
スにおいて突入電流制限回路の配置の変更例を示す回路
図である。
【図8】従来の工業用ミシンの構成例を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】従来のミシンの制御ボックスの一構成例を示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図10】AC100V系入力の制御ボックスの整流部
と平滑部の構成例を示すものである。
と平滑部の構成例を示すものである。
【図11】AC200V系入力の制御ボックスの整流部
と平滑部の構成例を示すものである。
と平滑部の構成例を示すものである。
3,3A,3B ミシンの制御ボックス(制御装置) 4 電源スイッチ 5 ペダル 6 操作パネル 7 フィルタ部 8C 整流部 9C 平滑部 10a,10b 突入電流制限回路(突入電流制限手
段) 10c,10d 突入電流制限回路(突入電流制限手
段) 11 ミシンモータドライバ 12 DC−DCコンバータ 15 モータ制御手段 17 アクチュエータ電源回路 19〜21 ミシンのアクチュエータ 23,23A,23B 切換え回路 24 電源トランス n1,n2,n3 巻線 25〜27 コネクタ 29,30 スイッチ 31〜34 コネクタ
段) 10c,10d 突入電流制限回路(突入電流制限手
段) 11 ミシンモータドライバ 12 DC−DCコンバータ 15 モータ制御手段 17 アクチュエータ電源回路 19〜21 ミシンのアクチュエータ 23,23A,23B 切換え回路 24 電源トランス n1,n2,n3 巻線 25〜27 コネクタ 29,30 スイッチ 31〜34 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 CE03 CE09 CE22 CE25 JA02 KA04 QA05 QA06 5H006 BB05 CA01 CA12 CA13 CB01 CB04 CB09 CC01 FA02 GA01 HA05 5H007 AA17 BB06 CA01 CB04 CB05 CC01 CC23 DA05 DB01 DB12 DC07 GA03 HA03
Claims (6)
- 【請求項1】 外部の交流電源を入力して整流平滑する
整流平滑部と、 該整流平滑部で整流平滑した直流電源によりミシンモー
タを駆動するモータ駆動ドライバと、 前記外部の交流電源を入力して電圧を変換する電源トラ
ンスと、 該電源トランスにより電圧変換された交流電源によりミ
シンに備わる1個又は複数のアクチュエータを駆動する
アクチュエータドライバとを備えたミシンの制御装置に
おいて、 前記整流平滑部は全波整流手段および倍電圧整流手段を
有し、 前記電源トランスは1次側において独立した2つ以上の
巻線を有し、 更に、 前記整流平滑部における全波整流手段と倍電圧整流手段
との切換え、並びに、前記電源トランスにおける巻線の
切換えを同時に行なう切換え手段を備えたことを特徴と
するミシンの制御装置。 - 【請求項2】 前記切換え手段は、差し換えにより前記
整流平滑部と前記電源トランスの切換えを一括して行な
うコネクタから構成されていることを特徴とする請求項
1記載のミシンの制御装置。 - 【請求項3】 前記コネクタは、前記電源トランスの1
次側の配線と前記外部の交流電源とを接続するコネクタ
を兼ねていることを特徴とする請求項2記載のミシンの
制御装置。 - 【請求項4】 前記整流平滑部は、前記コネクタが外れ
ている場合に全波整流手段が機能する一方倍電圧整流手
段が機能しないことを特徴とする請求項2又は3に記載
のミシンの制御装置。 - 【請求項5】 前記切換え手段は、前記整流平滑部と前
記電源トランスの切換えを一括して行なうスイッチから
構成されていることを特徴とする請求項1記載のミシン
の制御装置。 - 【請求項6】 前記整流平滑部の整流部と平滑部間の正
負両側に、突入電流を防ぐ突入電流制限手段がそれぞれ
設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか
に記載のミシンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034624A JP2000233092A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ミシンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034624A JP2000233092A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ミシンの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000233092A true JP2000233092A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12419556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11034624A Pending JP2000233092A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ミシンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000233092A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3079251A1 (fr) * | 2015-04-07 | 2016-10-12 | STMicroelectronics (Tours) SAS | Convertisseur de puissance à limitation du courant d'appel |
| US9755541B2 (en) | 2015-04-07 | 2017-09-05 | Stmicroelectronics (Tours) Sas | AC-DC converter with inrush current limitation |
| CN107786109A (zh) * | 2016-08-26 | 2018-03-09 | 天津市中马骏腾精密机械制造有限公司 | 一种开关电源内置的智能缝纫机 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11034624A patent/JP2000233092A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3079251A1 (fr) * | 2015-04-07 | 2016-10-12 | STMicroelectronics (Tours) SAS | Convertisseur de puissance à limitation du courant d'appel |
| FR3034926A1 (fr) * | 2015-04-07 | 2016-10-14 | St Microelectronics Tours Sas | Convertisseur de puissance a limitation du courant d'appel |
| CN106059275A (zh) * | 2015-04-07 | 2016-10-26 | 意法半导体(图尔)公司 | 具有涌入电流限制的功率转换器 |
| US9755541B2 (en) | 2015-04-07 | 2017-09-05 | Stmicroelectronics (Tours) Sas | AC-DC converter with inrush current limitation |
| US9774243B2 (en) | 2015-04-07 | 2017-09-26 | Stmicroelectronics (Tours) Sas | Power converter with inrush current limitation |
| US10014797B2 (en) | 2015-04-07 | 2018-07-03 | Stmicroelectronics (Tours) Sas | AC/DC converter with inrush current limitation |
| CN107786109A (zh) * | 2016-08-26 | 2018-03-09 | 天津市中马骏腾精密机械制造有限公司 | 一种开关电源内置的智能缝纫机 |
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