JP2000233478A - 積層フィルム - Google Patents
積層フィルムInfo
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- JP2000233478A JP2000233478A JP11358367A JP35836799A JP2000233478A JP 2000233478 A JP2000233478 A JP 2000233478A JP 11358367 A JP11358367 A JP 11358367A JP 35836799 A JP35836799 A JP 35836799A JP 2000233478 A JP2000233478 A JP 2000233478A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ガスバリア性積層フィルムにおいて、二軸延伸
ポリプロピレンフィルムの使用による、外観・仕上がり
不良、この不良に伴う酸素バリア性の低下、製袋時の熱
融着によるシワの発生によるガスバリア性の低下を全て
解消すること。 【解決手段】フィルムの機械軸方向およびそれと直交す
る方向における、150℃の熱収縮率がいずれも5%以
下である二軸延伸ポリプロピレンフィルム並びにその少
なくとも片面上に積層された高分子ガスバリア層からな
る積層フィルム。
ポリプロピレンフィルムの使用による、外観・仕上がり
不良、この不良に伴う酸素バリア性の低下、製袋時の熱
融着によるシワの発生によるガスバリア性の低下を全て
解消すること。 【解決手段】フィルムの機械軸方向およびそれと直交す
る方向における、150℃の熱収縮率がいずれも5%以
下である二軸延伸ポリプロピレンフィルム並びにその少
なくとも片面上に積層された高分子ガスバリア層からな
る積層フィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二軸延伸ポリプロ
ピレンフィルム(以下、OPPフィルムともいう)を使
用した新規な積層フィルムに関するものである。さらに
詳しくは、酸素、水蒸気、窒素等のガスに対するバリア
性(ガス不透過性)に優れ、かつ良好な外観を有し、食
品等の包装に使用するガスバリア性フィルムとして有用
な積層フィルムに関するものである。
ピレンフィルム(以下、OPPフィルムともいう)を使
用した新規な積層フィルムに関するものである。さらに
詳しくは、酸素、水蒸気、窒素等のガスに対するバリア
性(ガス不透過性)に優れ、かつ良好な外観を有し、食
品等の包装に使用するガスバリア性フィルムとして有用
な積層フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】OPPフィルムは、良好な加工適性、優
れた機械強度、透明性、防湿性、製袋性等の二次加工性
などに優れた性質を有しているので、包装用フィルムと
して広く使用されている。
れた機械強度、透明性、防湿性、製袋性等の二次加工性
などに優れた性質を有しているので、包装用フィルムと
して広く使用されている。
【0003】ところが、上記OPPフィルムは、ガスバ
リア性のうち、特に、酸素ガスに対するバリア性が低
く、上記包装用途において、これらの性質が要求される
場合、例えば、食品包装用途、とりわけ、レトルト食品
包装用途においては、使用上の問題があった。
リア性のうち、特に、酸素ガスに対するバリア性が低
く、上記包装用途において、これらの性質が要求される
場合、例えば、食品包装用途、とりわけ、レトルト食品
包装用途においては、使用上の問題があった。
【0004】そのため、OPPフィルムに酸素等のガス
バリア性の機能を付与する目的で、OPPフィルム表面
に塩化ビニリデン系樹脂やポリビニルアルコール系樹脂
等の水溶性高分子よりなる高分子ガスバリア層を積層す
ることが行われている。
バリア性の機能を付与する目的で、OPPフィルム表面
に塩化ビニリデン系樹脂やポリビニルアルコール系樹脂
等の水溶性高分子よりなる高分子ガスバリア層を積層す
ることが行われている。
【0005】また、より高度なガスバリア性を付与する
ため、特開平4−345841号公報、特開平8−99
390号公報、特開平9−278968号公報、特開平
9−291251号公報等には、金属アルコキシドをゾ
ル−ゲル法により重縮合して得られる無機ポリマーとポ
リビニルアルコール系樹脂とよりなる組成物を熱硬化す
ることによって縮合させて形成した複合ポリマー層より
なる高分子ガスバリア層を熱可塑性樹脂フィルムに積層
して構成された積層フィルムが開示されている。
ため、特開平4−345841号公報、特開平8−99
390号公報、特開平9−278968号公報、特開平
9−291251号公報等には、金属アルコキシドをゾ
ル−ゲル法により重縮合して得られる無機ポリマーとポ
リビニルアルコール系樹脂とよりなる組成物を熱硬化す
ることによって縮合させて形成した複合ポリマー層より
なる高分子ガスバリア層を熱可塑性樹脂フィルムに積層
して構成された積層フィルムが開示されている。
【0006】しかしながら、上記高分子ガスバリア層を
OPPフィルムに積層して得られる積層フィルムは、こ
れを熱融着して製袋しようとした場合、融着面にシワが
発生し、包装袋としてのガスバリア性が低下するという
問題を有している。
OPPフィルムに積層して得られる積層フィルムは、こ
れを熱融着して製袋しようとした場合、融着面にシワが
発生し、包装袋としてのガスバリア性が低下するという
問題を有している。
【0007】また、OPPフィルム表面に高分子ガスバ
リア層として前記複合ポリマー層を形成する場合、熱処
理時に該フィルムが収縮、カール等を起こし、硬化膜で
ある複合ポリマー層が損傷し、得られる積層フィルムの
ガスバリア性が低下したり、外観不良等が発生するとい
った問題点も有していた。
リア層として前記複合ポリマー層を形成する場合、熱処
理時に該フィルムが収縮、カール等を起こし、硬化膜で
ある複合ポリマー層が損傷し、得られる積層フィルムの
ガスバリア性が低下したり、外観不良等が発生するとい
った問題点も有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、OPPフィルムに高分子ガスバリア層を積層し
た積層フィルムにおいて、OPPフィルムを基材として
使用することによる外観・仕上がり不良の問題、該不良
による酸素バリア性の低下の問題、さらには、製袋時の
熱融着によるシワの発生による包装袋としてのガスバリ
ア性が低下する問題を全て解消した、優れた特性を有す
る積層フィルムを提供することにある。
目的は、OPPフィルムに高分子ガスバリア層を積層し
た積層フィルムにおいて、OPPフィルムを基材として
使用することによる外観・仕上がり不良の問題、該不良
による酸素バリア性の低下の問題、さらには、製袋時の
熱融着によるシワの発生による包装袋としてのガスバリ
ア性が低下する問題を全て解消した、優れた特性を有す
る積層フィルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく、鋭意研究を重ねてきた。その結果、熱収
縮率を特定の範囲に限定したOPPフィルムを基材とし
て使用し、この基材に高分子ガスバリア層を積層するこ
とにより、上記課題が全て解決できることを見い出し、
本発明を完成するに至った。
を達成すべく、鋭意研究を重ねてきた。その結果、熱収
縮率を特定の範囲に限定したOPPフィルムを基材とし
て使用し、この基材に高分子ガスバリア層を積層するこ
とにより、上記課題が全て解決できることを見い出し、
本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、本発明は、フィルムの機械軸
(MD)方向および該機械軸方向と直交する(TD)方
向における、150℃の熱収縮率がいずれも5%以下で
ある二軸延伸ポリプロピレンフィルムと、該フィルムの
少なくとも片面上に積層された高分子ガスバリア層とか
らなることを特徴とする積層フィルムである。
(MD)方向および該機械軸方向と直交する(TD)方
向における、150℃の熱収縮率がいずれも5%以下で
ある二軸延伸ポリプロピレンフィルムと、該フィルムの
少なくとも片面上に積層された高分子ガスバリア層とか
らなることを特徴とする積層フィルムである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、基材フィルムと
して使用されるOPPフィルムは、二軸延伸によりポリ
プロピレン分子が配向した構造をなしているため、優れ
た機械的強度を有するとともに、特に水蒸気に対するガ
スバリア性に優れ、これに積層される高分子ガスバリア
層との組合せによって、高レベルの総合的なガスバリア
性を示すことが可能となる。
して使用されるOPPフィルムは、二軸延伸によりポリ
プロピレン分子が配向した構造をなしているため、優れ
た機械的強度を有するとともに、特に水蒸気に対するガ
スバリア性に優れ、これに積層される高分子ガスバリア
層との組合せによって、高レベルの総合的なガスバリア
性を示すことが可能となる。
【0012】本発明において重要な要件は、上記基材フ
ィルムとして使用されるOPPフィルムとして、150
℃における、MDおよびTD方向の熱収縮率(以下、単
に熱収縮率ともいう)がいずれも5%以下であるものを
用いることにある。
ィルムとして使用されるOPPフィルムとして、150
℃における、MDおよびTD方向の熱収縮率(以下、単
に熱収縮率ともいう)がいずれも5%以下であるものを
用いることにある。
【0013】上記熱収縮率が5%より大きくなると、高
分子ガスバリア層として後記の複合ポリマー層を形成す
る際の加熱において、熱収縮によるカールの程度が増加
し、得られるフィルムの外観不良や、ガスバリア性の低
下が生じるので好ましくない。また、熱融着時にシワの
発生が起こりやすく、得られる包装袋のガスバリア性の
低下を招くようになるので好ましくない。
分子ガスバリア層として後記の複合ポリマー層を形成す
る際の加熱において、熱収縮によるカールの程度が増加
し、得られるフィルムの外観不良や、ガスバリア性の低
下が生じるので好ましくない。また、熱融着時にシワの
発生が起こりやすく、得られる包装袋のガスバリア性の
低下を招くようになるので好ましくない。
【0014】また、上記OPPフィルムの熱収縮率は、
積層フィルムの外観やバリア性を勘案すると、MD、T
D両方向とも4%以下であることがより好ましく、3%
以下であることがさらに好ましい。
積層フィルムの外観やバリア性を勘案すると、MD、T
D両方向とも4%以下であることがより好ましく、3%
以下であることがさらに好ましい。
【0015】本発明におけるOPPフィルムの熱収縮率
は、後記の実施例にも示したように、JIS C231
8に記載されている方法に準じて、150℃におけるM
DおよびTD方向の熱収縮率を測定した値である。
は、後記の実施例にも示したように、JIS C231
8に記載されている方法に準じて、150℃におけるM
DおよびTD方向の熱収縮率を測定した値である。
【0016】なお、前記引用公報には、高分子ガスバリ
ア層を積層する基材フィルムとしてポリプロピレンフィ
ルムを使用することは示されているが、OPPフィルム
を使用した積層フィルムにおいて、前記したような種々
の課題が発生することについては、何ら記載されていな
い。すなわち、従来、本発明が解決した課題すら知られ
ていず、したがってその解決手段は、本発明者らによっ
て初めて提案されたものである。
ア層を積層する基材フィルムとしてポリプロピレンフィ
ルムを使用することは示されているが、OPPフィルム
を使用した積層フィルムにおいて、前記したような種々
の課題が発生することについては、何ら記載されていな
い。すなわち、従来、本発明が解決した課題すら知られ
ていず、したがってその解決手段は、本発明者らによっ
て初めて提案されたものである。
【0017】本発明において、OPPフィルムを構成す
るポリプロピレン樹脂としては、公知のものが特に制限
なく使用される。例えば、プロピレン単独重合体、エチ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン等のプロピレン以外のα−オレフ
ィンとプロピレンとのランダムまたはブロック共重合
体、さらにこれら重合体の混合物が挙げられる。
るポリプロピレン樹脂としては、公知のものが特に制限
なく使用される。例えば、プロピレン単独重合体、エチ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン等のプロピレン以外のα−オレフ
ィンとプロピレンとのランダムまたはブロック共重合
体、さらにこれら重合体の混合物が挙げられる。
【0018】上記ポリプロピレン樹脂の中で、前記OP
Pフィルムの好適な熱収縮率、融点等を達成することを
勘案すると、プロピレン以外のα−オレフィンの共重合
割合が、2モル%以下であることが好ましく、1モル%
以下であることがより好ましい。さらに好ましいポリプ
ロピレン樹脂は、プロピレン単独重合体である。
Pフィルムの好適な熱収縮率、融点等を達成することを
勘案すると、プロピレン以外のα−オレフィンの共重合
割合が、2モル%以下であることが好ましく、1モル%
以下であることがより好ましい。さらに好ましいポリプ
ロピレン樹脂は、プロピレン単独重合体である。
【0019】また、上記ポリプロピレン樹脂は、結晶性
を示す13C−NMRによるアイソタクチックペンタッド
分率が、0.950〜0.995であることが好まし
く、0.970〜0.990である高結晶のポリプロピ
レン樹脂(以下、高結晶性PP樹脂ともいう)を使用す
ることがより好ましい。
を示す13C−NMRによるアイソタクチックペンタッド
分率が、0.950〜0.995であることが好まし
く、0.970〜0.990である高結晶のポリプロピ
レン樹脂(以下、高結晶性PP樹脂ともいう)を使用す
ることがより好ましい。
【0020】上記ペンタッド分率が0.950より小さ
い場合は、OPPフィルムの融点が低下し、熱収縮率が
高くなったり、防湿性が低下する等の問題が起こりやす
くなる。また、0.995より大きい場合はOPPフィ
ルム製造時の延伸加工性が低下する。
い場合は、OPPフィルムの融点が低下し、熱収縮率が
高くなったり、防湿性が低下する等の問題が起こりやす
くなる。また、0.995より大きい場合はOPPフィ
ルム製造時の延伸加工性が低下する。
【0021】なお、上記アイソタクチックペンタッド分
率は、エー.ザンベリ(A.Zambelli)らによってマクロモ
レキュールズ(Macromolecules),13,267(1980)に発表さ
れた1 3C−NMRスペクトルのピーク帰属に基づいて定
量されたプロピレンユニット5個が連続して等しい立体
配置をとる分率である。
率は、エー.ザンベリ(A.Zambelli)らによってマクロモ
レキュールズ(Macromolecules),13,267(1980)に発表さ
れた1 3C−NMRスペクトルのピーク帰属に基づいて定
量されたプロピレンユニット5個が連続して等しい立体
配置をとる分率である。
【0022】上記ポリプロピレン樹脂は、公知の製造方
法により得ることができる。例えば、TiCl3、担持
型TiCl3、メタロセン系触媒等の公知のポリプロピ
レン用重合触媒を用いて、上記した単量体を重合する方
法が挙げられる。また、重合後、必要に応じて、過酸化
物などによる分解を行ってもよい。
法により得ることができる。例えば、TiCl3、担持
型TiCl3、メタロセン系触媒等の公知のポリプロピ
レン用重合触媒を用いて、上記した単量体を重合する方
法が挙げられる。また、重合後、必要に応じて、過酸化
物などによる分解を行ってもよい。
【0023】上記ポリプロピレン樹脂のDSCにおける
ピークトップの測定値(融点)は、フィルムの耐熱性を
勘案すると、155〜165℃が好ましく、160〜1
65℃がより好ましい。このような融点を有するポリプ
ロピレン樹脂を用いることにより、前記したOPPフィ
ルムの好ましい融点を容易に達成することができる。
ピークトップの測定値(融点)は、フィルムの耐熱性を
勘案すると、155〜165℃が好ましく、160〜1
65℃がより好ましい。このような融点を有するポリプ
ロピレン樹脂を用いることにより、前記したOPPフィ
ルムの好ましい融点を容易に達成することができる。
【0024】また、上記ポリプロピレン樹脂の230℃
におけるメルトフローレート(以下、MFRという)
は、OPPフィルム製造時の押出性や延伸加工性を勘案
すると、1〜10g/10minが好ましく、3〜6g
/10minがより好ましい。
におけるメルトフローレート(以下、MFRという)
は、OPPフィルム製造時の押出性や延伸加工性を勘案
すると、1〜10g/10minが好ましく、3〜6g
/10minがより好ましい。
【0025】本発明において、上記ポリプロピレン樹脂
には、本発明の効果を阻害しない程度で他の樹脂を混合
することができる。混合する樹脂としては、特に制限さ
れないが、例えばポリエチレン、ポリブテン等のポリオ
レフィン系樹脂;ポリオレフィン系ワックス;ポリオレ
フィン系エラストマー;石油樹脂やテルペン樹脂等の炭
化水素系樹脂;エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸エス
テル、アクリル酸モノマーとの共重合体;またはこれら
の重合体よりなる2種以上の混合物を挙げることができ
る。
には、本発明の効果を阻害しない程度で他の樹脂を混合
することができる。混合する樹脂としては、特に制限さ
れないが、例えばポリエチレン、ポリブテン等のポリオ
レフィン系樹脂;ポリオレフィン系ワックス;ポリオレ
フィン系エラストマー;石油樹脂やテルペン樹脂等の炭
化水素系樹脂;エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸エス
テル、アクリル酸モノマーとの共重合体;またはこれら
の重合体よりなる2種以上の混合物を挙げることができ
る。
【0026】さらに、上記ポリプロピレン樹脂には、必
要に応じ本発明の効果を阻害しない範囲で、帯電防止
剤、防曇剤、アンチブロッキング剤、酸化防止剤、光安
定剤、結晶核剤、滑剤、滑り性付与およびアンチブロッ
キング性付与を目的とした界面活性剤等の公知の添加剤
を配合してもよい。
要に応じ本発明の効果を阻害しない範囲で、帯電防止
剤、防曇剤、アンチブロッキング剤、酸化防止剤、光安
定剤、結晶核剤、滑剤、滑り性付与およびアンチブロッ
キング性付与を目的とした界面活性剤等の公知の添加剤
を配合してもよい。
【0027】本発明において使用されるOPPフィルム
は、前記した熱収縮率を有していれば、他の特性は特に
制限されるものではなく、目的に応じて、フィルムを構
成する原料樹脂の種類、製造条件等によって発現され
る、機械的性質、防湿性、積層フィルムの二次加工性等
が優れたものを適宜選択して使用すればよい。
は、前記した熱収縮率を有していれば、他の特性は特に
制限されるものではなく、目的に応じて、フィルムを構
成する原料樹脂の種類、製造条件等によって発現され
る、機械的性質、防湿性、積層フィルムの二次加工性等
が優れたものを適宜選択して使用すればよい。
【0028】例えば、フィルムの耐熱性や防湿性を勘案
すると、OPPフィルムの示差走査熱測定(以下、DS
Cという)によるピークトップの測定値(以下、OPP
フィルムの融点ともいう)が、160〜180℃である
ものが好ましく、165〜180℃であるものがより好
ましい。
すると、OPPフィルムの示差走査熱測定(以下、DS
Cという)によるピークトップの測定値(以下、OPP
フィルムの融点ともいう)が、160〜180℃である
ものが好ましく、165〜180℃であるものがより好
ましい。
【0029】上記OPPフィルムの融点が160℃より
低い場合は、熱収縮率が大きくなるので、前記熱収縮率
を達成するためには防湿性が低下する傾向にある。一
方、180℃より高いものは、OPPフィルムの製造が
困難となる傾向にある。
低い場合は、熱収縮率が大きくなるので、前記熱収縮率
を達成するためには防湿性が低下する傾向にある。一
方、180℃より高いものは、OPPフィルムの製造が
困難となる傾向にある。
【0030】また、上記OPPフィルムは、包装用途、
特にガスバリアフィルムとして好適に使用されることを
勘案すると透明であることが好ましい。具体的には、ヘ
イズ値が15%以下であることが好ましく、10%以下
であることがより好ましい。
特にガスバリアフィルムとして好適に使用されることを
勘案すると透明であることが好ましい。具体的には、ヘ
イズ値が15%以下であることが好ましく、10%以下
であることがより好ましい。
【0031】本発明において、OPPフィルムの厚み
は、特に制限されないが、好ましくは5〜100μmの
範囲で適宜選択される。
は、特に制限されないが、好ましくは5〜100μmの
範囲で適宜選択される。
【0032】また、上記OPPフィルムは、単層フィル
ムでも多層フィルムでもよい。たとえば、プロピレン単
独重合体を主成分とした単層フィルム、プロピレン単独
重合体を主成分とした層と、プロピレンとプロピレン以
外のα−オレフィンとのランダム共重合体を主成分とし
た層との多層フィルム等が挙げられる。
ムでも多層フィルムでもよい。たとえば、プロピレン単
独重合体を主成分とした単層フィルム、プロピレン単独
重合体を主成分とした層と、プロピレンとプロピレン以
外のα−オレフィンとのランダム共重合体を主成分とし
た層との多層フィルム等が挙げられる。
【0033】上記多層フィルムの場合は、熱収縮率等を
勘案すると、プロピレン単独重合体を主成分とした層の
厚みが、全層厚みの70%以上であることが好ましく、
80%以上であることがより好ましい。
勘案すると、プロピレン単独重合体を主成分とした層の
厚みが、全層厚みの70%以上であることが好ましく、
80%以上であることがより好ましい。
【0034】本発明に使用される前記熱収縮率を有する
OPPフィルムは、前記したポリプロピレン樹脂を用
い、以下に示すように、テンター逐次二軸延伸法、テン
ター同時二軸延伸法等による二軸延伸法における延伸加
工条件、熱弛緩処理等の後処理の条件を適宜選択するこ
とにより好適に製造することができる。
OPPフィルムは、前記したポリプロピレン樹脂を用
い、以下に示すように、テンター逐次二軸延伸法、テン
ター同時二軸延伸法等による二軸延伸法における延伸加
工条件、熱弛緩処理等の後処理の条件を適宜選択するこ
とにより好適に製造することができる。
【0035】例えば、延伸倍率は、テンター逐次二軸延
伸法の場合、MD方向に3〜5.5倍、TD方向に7〜
11倍に延伸することが好適である。延伸倍率が、MD
方向で3倍、TD方向で7倍より小さいとフィルムの機
械強度(引張弾性率等)が低下するために好ましくな
く、MD方向で5.5倍、TD方向で11倍より大きい
と熱収縮率が大きくなるために好ましくない。
伸法の場合、MD方向に3〜5.5倍、TD方向に7〜
11倍に延伸することが好適である。延伸倍率が、MD
方向で3倍、TD方向で7倍より小さいとフィルムの機
械強度(引張弾性率等)が低下するために好ましくな
く、MD方向で5.5倍、TD方向で11倍より大きい
と熱収縮率が大きくなるために好ましくない。
【0036】また、テンター同時二軸延伸の場合の延伸
倍率は、MD方向、TD方向ともに4〜8倍であること
が好ましい。延伸倍率が4倍より小さいとフィルムの機
械強度が低下するために好ましくなく、8倍より大きい
と熱収縮率が大きくなるために好ましくない。
倍率は、MD方向、TD方向ともに4〜8倍であること
が好ましい。延伸倍率が4倍より小さいとフィルムの機
械強度が低下するために好ましくなく、8倍より大きい
と熱収縮率が大きくなるために好ましくない。
【0037】上記延伸加工条件としては、上記結晶性ポ
リプロピレン系樹脂の配向を比較的抑制する温度条件を
採用することが重要であり、一般的には、延伸温度を比
較的高温に設定して行われる。
リプロピレン系樹脂の配向を比較的抑制する温度条件を
採用することが重要であり、一般的には、延伸温度を比
較的高温に設定して行われる。
【0038】例えば、延伸温度は、製膜機械の特性によ
って多少異なるが、例えば、テンター逐次二軸延伸法の
場合、MD延伸は通常ロール延伸により行われ、ロール
延伸時の未延伸シートの加熱温度は、130〜160℃
が好ましく、140〜155℃がより好ましい。上記M
D延伸時の未延伸シートの加熱温度が130℃より低い
場合は、熱収縮率が大きくなるために好ましくなく、1
60℃より高い場合は、MDシートがロール粘着するた
めに好ましくない。
って多少異なるが、例えば、テンター逐次二軸延伸法の
場合、MD延伸は通常ロール延伸により行われ、ロール
延伸時の未延伸シートの加熱温度は、130〜160℃
が好ましく、140〜155℃がより好ましい。上記M
D延伸時の未延伸シートの加熱温度が130℃より低い
場合は、熱収縮率が大きくなるために好ましくなく、1
60℃より高い場合は、MDシートがロール粘着するた
めに好ましくない。
【0039】また、テンター逐次二軸延伸法におけるT
D延伸は、通常テンター内で行われ、テンター延伸時の
加熱温度は、145〜165℃が好ましく、150〜1
60℃がより好ましい。上記TD延伸時の加熱温度が1
45℃より低い場合は、熱収縮率が大きくなるために好
ましくなく、165℃より高い場合はフィルムの白化が
起こるために好ましくない。
D延伸は、通常テンター内で行われ、テンター延伸時の
加熱温度は、145〜165℃が好ましく、150〜1
60℃がより好ましい。上記TD延伸時の加熱温度が1
45℃より低い場合は、熱収縮率が大きくなるために好
ましくなく、165℃より高い場合はフィルムの白化が
起こるために好ましくない。
【0040】一方、テンター同時二軸延伸の場合、延伸
時の加熱温度は、145〜165℃が好ましく、150
〜160℃がより好ましい。上記延伸時の加熱温度が1
45℃より低い場合は、熱収縮率が大きくなるために好
ましくなく、165℃より高い場合はフィルムの白化が
起こるために好ましくない。
時の加熱温度は、145〜165℃が好ましく、150
〜160℃がより好ましい。上記延伸時の加熱温度が1
45℃より低い場合は、熱収縮率が大きくなるために好
ましくなく、165℃より高い場合はフィルムの白化が
起こるために好ましくない。
【0041】上記延伸加工後、熱弛緩処理として、16
0〜180℃の雰囲気温度内で数秒〜数十秒程度、MD
方向、TD方向とも1〜8%程度熱処理を施すことが、
OPPフィルムの熱収縮率を所定の範囲まで低減させる
ために好ましい。
0〜180℃の雰囲気温度内で数秒〜数十秒程度、MD
方向、TD方向とも1〜8%程度熱処理を施すことが、
OPPフィルムの熱収縮率を所定の範囲まで低減させる
ために好ましい。
【0042】前記高結晶性PP系樹脂をフィルム原料と
して使用する場合、上記熱弛緩処理として、MD方向の
処理は特に必要としない場合もあり、その場合、TD方
向について上記熱弛緩処理を行うことによって前記熱収
縮率を達成することができる。また、このような熱弛緩
処理は、TD延伸処理後にライン内で行ってもよい。
して使用する場合、上記熱弛緩処理として、MD方向の
処理は特に必要としない場合もあり、その場合、TD方
向について上記熱弛緩処理を行うことによって前記熱収
縮率を達成することができる。また、このような熱弛緩
処理は、TD延伸処理後にライン内で行ってもよい。
【0043】本発明の積層フィルムにおいて、前記OP
Pフィルムに積層される高分子ガスバリア層は、公知の
ものが特に制限なく使用できる。例えば、水溶性高分子
層、水溶性高分子並びに金属アルコキシドおよび/また
はケイ素アルコキシドをゾル−ゲル法により重縮合して
得られる酸化物ポリマーよりなり、必要に応じて、該水
溶性高分子と酸化物ポリマーとを縮合させてなる複合ポ
リマー層等が挙げられる。
Pフィルムに積層される高分子ガスバリア層は、公知の
ものが特に制限なく使用できる。例えば、水溶性高分子
層、水溶性高分子並びに金属アルコキシドおよび/また
はケイ素アルコキシドをゾル−ゲル法により重縮合して
得られる酸化物ポリマーよりなり、必要に応じて、該水
溶性高分子と酸化物ポリマーとを縮合させてなる複合ポ
リマー層等が挙げられる。
【0044】そのうち、上記複合ポリマー層が、水溶性
高分子単独よりなる層に比べて、ガスバリア性が優れ、
ガスバリア性の湿度依存性が小さく、しかも、塩素系の
水溶性高分子に対して焼却性、廃棄性に優れるため、本
発明において好適に使用することができる。
高分子単独よりなる層に比べて、ガスバリア性が優れ、
ガスバリア性の湿度依存性が小さく、しかも、塩素系の
水溶性高分子に対して焼却性、廃棄性に優れるため、本
発明において好適に使用することができる。
【0045】上記複合ポリマー層としては、(1)金属
アルコキシドおよびケイ素アルコキシドよりなる群から
選ばれる少なくとも1種のアルコキシドの部分加水分解
重縮合物と水溶性高分子との混合物、(2)該部分加水
分解重縮合物と水溶性高分子との反応生成物、または
(3)該部分加水分解重縮合物、水溶性高分子および該
反応生成物との混合物のいずれか1種からなるものが好
ましい。
アルコキシドおよびケイ素アルコキシドよりなる群から
選ばれる少なくとも1種のアルコキシドの部分加水分解
重縮合物と水溶性高分子との混合物、(2)該部分加水
分解重縮合物と水溶性高分子との反応生成物、または
(3)該部分加水分解重縮合物、水溶性高分子および該
反応生成物との混合物のいずれか1種からなるものが好
ましい。
【0046】上記水溶性高分子は、常温で水に完全に溶
解もしくは微分散可能な高分子であり、具体的に例示す
ると、ポリビニルアルコールおよびその誘導体;一酸化
炭素−エチレン系共重合体からなるポリケトンを還元し
て得たポリアルコール;カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体;
酸化でんぷん、エーテル化でんぷん、デキストリン等の
でんぷん類;ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、またはそのエステル、塩類およびそ
れらの共重合体等のビニル系共重合体;あるいはこれら
の各種重合体のカルボキシル基、シリル基等による官能
基変性重合体等が挙げられる。
解もしくは微分散可能な高分子であり、具体的に例示す
ると、ポリビニルアルコールおよびその誘導体;一酸化
炭素−エチレン系共重合体からなるポリケトンを還元し
て得たポリアルコール;カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体;
酸化でんぷん、エーテル化でんぷん、デキストリン等の
でんぷん類;ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、またはそのエステル、塩類およびそ
れらの共重合体等のビニル系共重合体;あるいはこれら
の各種重合体のカルボキシル基、シリル基等による官能
基変性重合体等が挙げられる。
【0047】これらの水溶性高分子の中で、ポリビニル
アルコール系重合体およびその誘導体が好ましく、さら
に、けん化度75モル%以上のポリビニルアルコール、
全水酸基の40モル%以下がアセタール化されているポ
リビニルアルコール、ビニルアルコール単位が60モル
%以上であるエチレン−ビニルアルコール共重合体(以
下、EvOHという)等の共重合ポリビニルアルコール
がより好ましい。
アルコール系重合体およびその誘導体が好ましく、さら
に、けん化度75モル%以上のポリビニルアルコール、
全水酸基の40モル%以下がアセタール化されているポ
リビニルアルコール、ビニルアルコール単位が60モル
%以上であるエチレン−ビニルアルコール共重合体(以
下、EvOHという)等の共重合ポリビニルアルコール
がより好ましい。
【0048】また、上記ポリビニルアルコール系重合体
およびその誘導体の重合度は、ガスバリア性や加工性を
勘案すると、100〜5,000が好ましく、500〜
3,000がより好ましい。
およびその誘導体の重合度は、ガスバリア性や加工性を
勘案すると、100〜5,000が好ましく、500〜
3,000がより好ましい。
【0049】一方、複合ポリマー層の形成において使用
される前記金属アルコキシドおよびケイ素アルコキシド
は、ゾル−ゲル法により重縮合し、酸化金属化合物ポリ
マーや酸化ケイ素化合物ポリマーのような酸化物ポリマ
ーが形成可能であれば特に制限されない。具体的には、
テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、メチル
トリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、イソ
プロピルトリメトキシシラン、ブチルトリメトキシシラ
ン等の酸化ケイ素形成可能なケイ素アルコキシド;テト
ラメトキシチタン、テトラエトキシチタン、メチルトリ
メトキシチタン、テトラブトキシチタン、テトライソプ
ロポキシチタン、メチルトリイソプロポキシチタン等の
酸化チタン形成可能なチタンアルコキシド;テトラメト
キシジルコニウム、テトラエトキシジルコニウム、テト
ラブトキシジルコニウム、メチルトリメトキシジルコニ
ウム、メチルトリエトキシジルコニウム、メチルトリエ
トキシジルコニウム、メチルトリイソプロポキシジルコ
ニウム等の酸化ジルコニウム形成可能なジルコニウムア
ルコキシド;トリメトキシアルミニウム、トリエトキシ
アルミニウム、トリイソプロポキシアルミニウム、メチ
ルジイソプロポキシアルミニウム等の酸化アルミニウム
形成可能なアルミニウムアルコキシド;テトラメトキシ
マグネシウム、テトラエトキシマグネシウム、テトライ
ソプロポキシマグネシウム等の酸化マグネシウム形成可
能なマグネシウムアルコキシド;グリシドキシメチルト
リメトキシシラン、2−グリシドキシエチルトリメトキ
シシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルトリブトキシシラン、
(3,4−エポキシシクロへキシル)メチルトリプロポ
キシシラン、2−(3,4−エポキシシクロへキシル)
エチルトリメトキシシラン、3−(3,4−エポキシシ
クロへキシル)プロピルトリメトキシシラン等のエポキ
シ基を有するケイ素アルコキシド;アミノメチルトリエ
トキシシラン、2−アミノエチルトリメトキシシラン、
1−アミノエチルトリメトキシシラン、3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエト
キシシラン、N−アミノメチルアミノメチルトリメトキ
シシラン、N−アミノメチル−3−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン等の
アミノ基を有するケイ素アルコキシド;ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、N−β−
(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシランまたはその塩酸塩等のビニル基
を有するケイ素アルコキシド;およびこれら金属アルコ
キシドまたはケイ素アルコキシドのアルコキシ基の一部
がハロゲン原子で置き換った化合物等の1種または2種
以上の混合物を挙げることができる。
される前記金属アルコキシドおよびケイ素アルコキシド
は、ゾル−ゲル法により重縮合し、酸化金属化合物ポリ
マーや酸化ケイ素化合物ポリマーのような酸化物ポリマ
ーが形成可能であれば特に制限されない。具体的には、
テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、メチル
トリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、イソ
プロピルトリメトキシシラン、ブチルトリメトキシシラ
ン等の酸化ケイ素形成可能なケイ素アルコキシド;テト
ラメトキシチタン、テトラエトキシチタン、メチルトリ
メトキシチタン、テトラブトキシチタン、テトライソプ
ロポキシチタン、メチルトリイソプロポキシチタン等の
酸化チタン形成可能なチタンアルコキシド;テトラメト
キシジルコニウム、テトラエトキシジルコニウム、テト
ラブトキシジルコニウム、メチルトリメトキシジルコニ
ウム、メチルトリエトキシジルコニウム、メチルトリエ
トキシジルコニウム、メチルトリイソプロポキシジルコ
ニウム等の酸化ジルコニウム形成可能なジルコニウムア
ルコキシド;トリメトキシアルミニウム、トリエトキシ
アルミニウム、トリイソプロポキシアルミニウム、メチ
ルジイソプロポキシアルミニウム等の酸化アルミニウム
形成可能なアルミニウムアルコキシド;テトラメトキシ
マグネシウム、テトラエトキシマグネシウム、テトライ
ソプロポキシマグネシウム等の酸化マグネシウム形成可
能なマグネシウムアルコキシド;グリシドキシメチルト
リメトキシシラン、2−グリシドキシエチルトリメトキ
シシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルトリブトキシシラン、
(3,4−エポキシシクロへキシル)メチルトリプロポ
キシシラン、2−(3,4−エポキシシクロへキシル)
エチルトリメトキシシラン、3−(3,4−エポキシシ
クロへキシル)プロピルトリメトキシシラン等のエポキ
シ基を有するケイ素アルコキシド;アミノメチルトリエ
トキシシラン、2−アミノエチルトリメトキシシラン、
1−アミノエチルトリメトキシシラン、3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエト
キシシラン、N−アミノメチルアミノメチルトリメトキ
シシラン、N−アミノメチル−3−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン等の
アミノ基を有するケイ素アルコキシド;ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、N−β−
(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシランまたはその塩酸塩等のビニル基
を有するケイ素アルコキシド;およびこれら金属アルコ
キシドまたはケイ素アルコキシドのアルコキシ基の一部
がハロゲン原子で置き換った化合物等の1種または2種
以上の混合物を挙げることができる。
【0050】上記金属アルコキシドおよびケイ素アルコ
キシドのうち、特に好適なものは、テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、テトラメトキシチタン、テ
トラエトキシチタン、テトラブトキシチタン、テトライ
ソプロポキシチタン、テトラメトキシジルコニウム、テ
トラエトキシジルコニウム、テトラブトキシジルコニウ
ム、トリメトキシアルミニウム、トリエトキシアルミニ
ウム、トリイソプロポキシアルミニウム、グリシドキシ
メチルトリメトキシシラン、2−グリシドキシエチルト
リメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、3−グリシドキシプロピルトリブトキシシ
ランである。
キシドのうち、特に好適なものは、テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、テトラメトキシチタン、テ
トラエトキシチタン、テトラブトキシチタン、テトライ
ソプロポキシチタン、テトラメトキシジルコニウム、テ
トラエトキシジルコニウム、テトラブトキシジルコニウ
ム、トリメトキシアルミニウム、トリエトキシアルミニ
ウム、トリイソプロポキシアルミニウム、グリシドキシ
メチルトリメトキシシラン、2−グリシドキシエチルト
リメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、3−グリシドキシプロピルトリブトキシシ
ランである。
【0051】本発明において、複合ポリマー層を形成す
るための組成物は、上記水溶性高分子と上記金属アルコ
キシドおよび/またはケイ素アルコキシドとを適宜選択
して混合することにより得ることができる。この場合、
上記水溶性高分子と上記金属アルコキシドおよび/また
はケイ素アルコキシドとの混合割合は、積層フィルムに
形成される複合ポリマー中における、水溶性高分子と酸
化金属化合物ポリマーおよび/または酸化ケイ素化合物
ポリマーとの配合割合(水溶性高分子/酸化金属化合物
ポリマーおよび/または酸化ケイ素化合物ポリマー w
t%/wt%)が、10/90〜80/20となるよう
にその比率を勘案して決定することが良好なガスバリア
性を発揮するために好ましい。該複合ポリマー中の上記
割合は、ガスバリア性および湿度依存性等を勘案する
と、特に、20/80〜70/30であることがより好
ましい。
るための組成物は、上記水溶性高分子と上記金属アルコ
キシドおよび/またはケイ素アルコキシドとを適宜選択
して混合することにより得ることができる。この場合、
上記水溶性高分子と上記金属アルコキシドおよび/また
はケイ素アルコキシドとの混合割合は、積層フィルムに
形成される複合ポリマー中における、水溶性高分子と酸
化金属化合物ポリマーおよび/または酸化ケイ素化合物
ポリマーとの配合割合(水溶性高分子/酸化金属化合物
ポリマーおよび/または酸化ケイ素化合物ポリマー w
t%/wt%)が、10/90〜80/20となるよう
にその比率を勘案して決定することが良好なガスバリア
性を発揮するために好ましい。該複合ポリマー中の上記
割合は、ガスバリア性および湿度依存性等を勘案する
と、特に、20/80〜70/30であることがより好
ましい。
【0052】本発明の積層フィルムにおいて、高分子ガ
スバリア層の厚みは特に制限されないが、積層フィルム
のガスバリア性を勘案すると、0.1μm以上、特に
0.3μm以上が好ましく、また、経済性、積層フィル
ムの効果の二次加工性等を勘案すると、10μm以下が
好ましく、特に6μm以下が好ましい。
スバリア層の厚みは特に制限されないが、積層フィルム
のガスバリア性を勘案すると、0.1μm以上、特に
0.3μm以上が好ましく、また、経済性、積層フィル
ムの効果の二次加工性等を勘案すると、10μm以下が
好ましく、特に6μm以下が好ましい。
【0053】本発明の積層フィルムを製造する方法にお
いて、高分子ガスバリア層の形成方法は特に制限される
ものではなく、公知の形成方法が制限なく採用される。
いて、高分子ガスバリア層の形成方法は特に制限される
ものではなく、公知の形成方法が制限なく採用される。
【0054】例えば、前記複合ポリマー層の形成として
は、前記特定の熱収縮率を有するOPPフィルムの少な
くとも一方の片面に、水溶性高分子および金属アルコキ
シドおよび/またはケイ素アルコキシドを含む組成物よ
りなるコート液をコートして、ゾル−ゲル法により金属
アルコキシドおよび/またはケイ素アルコキシドを重縮
合せしめた後、これを乾燥硬化する方法が一般に採用さ
れる。
は、前記特定の熱収縮率を有するOPPフィルムの少な
くとも一方の片面に、水溶性高分子および金属アルコキ
シドおよび/またはケイ素アルコキシドを含む組成物よ
りなるコート液をコートして、ゾル−ゲル法により金属
アルコキシドおよび/またはケイ素アルコキシドを重縮
合せしめた後、これを乾燥硬化する方法が一般に採用さ
れる。
【0055】上記コート液の組成は、乾燥硬化までに、
OPPフィルム表面に上記金属アルコキシドおよび/ま
たはケイ素アルコキシドの重縮合物を形成可能なもので
あれば特に制限されない。例えば、水溶性高分子と金属
アルコキシドおよび/またはケイ素アルコキシドとを溶
媒に均一に溶解または分散させた液状物よりなる組成
や、これに必要に応じて加水分解剤を配合した組成、さ
らには、金属アルコキシドおよび/またはケイ素アルコ
キシドを、加水分解剤を必要に応じて添加し、重縮合物
である酸化物ポリマーをあらかじめ調製した後、水溶性
高分子とともに溶媒に均一に溶解または分散せしめた組
成などが挙げられる。
OPPフィルム表面に上記金属アルコキシドおよび/ま
たはケイ素アルコキシドの重縮合物を形成可能なもので
あれば特に制限されない。例えば、水溶性高分子と金属
アルコキシドおよび/またはケイ素アルコキシドとを溶
媒に均一に溶解または分散させた液状物よりなる組成
や、これに必要に応じて加水分解剤を配合した組成、さ
らには、金属アルコキシドおよび/またはケイ素アルコ
キシドを、加水分解剤を必要に応じて添加し、重縮合物
である酸化物ポリマーをあらかじめ調製した後、水溶性
高分子とともに溶媒に均一に溶解または分散せしめた組
成などが挙げられる。
【0056】上記加水分解剤としては、公知のものが特
に制限なく使用される。具体的には、塩酸等の無機酸、
酢酸等の有機酸、または水酸化ナトリウム、アンモニ
ア、有機アミン化合物等のアルカリ水溶液が挙げられる
が、水のみでも加水分解剤としての機能を発揮させるこ
とが可能である。
に制限なく使用される。具体的には、塩酸等の無機酸、
酢酸等の有機酸、または水酸化ナトリウム、アンモニ
ア、有機アミン化合物等のアルカリ水溶液が挙げられる
が、水のみでも加水分解剤としての機能を発揮させるこ
とが可能である。
【0057】上記コート液のコート方法としては、高速
での薄膜コート可能な、溶液または溶媒分散コーティン
グ法が本発明の実施において好ましく、好適に採用され
る。これらコーティング法を具体的に例示すると、コー
ト液を、グラビアコート、リバースコート、スプレーコ
ート、キッスコート、ダイコート、メタリングバーコー
ト、チャンバードクター併用グラビアコート、カーテン
コートによりOPPフィルム表面にコートする方法が好
適である。
での薄膜コート可能な、溶液または溶媒分散コーティン
グ法が本発明の実施において好ましく、好適に採用され
る。これらコーティング法を具体的に例示すると、コー
ト液を、グラビアコート、リバースコート、スプレーコ
ート、キッスコート、ダイコート、メタリングバーコー
ト、チャンバードクター併用グラビアコート、カーテン
コートによりOPPフィルム表面にコートする方法が好
適である。
【0058】上記水溶性高分子を溶解または分散させる
溶媒としては、水または水/低級アルコール混合溶媒が
好適である。そのうち、接着性および生産性を勘案する
と、水/低級アルコール混合溶媒を用いることがより好
ましい。
溶媒としては、水または水/低級アルコール混合溶媒が
好適である。そのうち、接着性および生産性を勘案する
と、水/低級アルコール混合溶媒を用いることがより好
ましい。
【0059】該低級アルコールとしては、炭素数が1〜
3のアルコール、具体的には、メタノール、エタノー
ル、n−プロピルアルコール、またはイソプロピルアル
コールが好ましい。水/アルコールの混合比率は、重量
比で99/1〜20/80の範囲から適宜選択される。
3のアルコール、具体的には、メタノール、エタノー
ル、n−プロピルアルコール、またはイソプロピルアル
コールが好ましい。水/アルコールの混合比率は、重量
比で99/1〜20/80の範囲から適宜選択される。
【0060】また、上記コート液中には、OPPフィル
ムへのコート適性を高めるため、コート液の安定性が阻
害されない範囲で、他の水溶性有機化合物を添加しても
よい。具体的には、溶媒として使用される上記低級アル
コール以外に、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のグリコール類;メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ、n−ブチルセロソルブ等のグリコール誘導体;
グリセリン、ワックス類等の多価アルコール類;ジオキ
サン、トリオキサン等のエーテル類;酢酸エチル等のエ
ステル類;メチルエチルケトン等のケトン類;水性イソ
シアネート、ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂等の水
性アンカーコート剤が挙げられる。
ムへのコート適性を高めるため、コート液の安定性が阻
害されない範囲で、他の水溶性有機化合物を添加しても
よい。具体的には、溶媒として使用される上記低級アル
コール以外に、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のグリコール類;メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ、n−ブチルセロソルブ等のグリコール誘導体;
グリセリン、ワックス類等の多価アルコール類;ジオキ
サン、トリオキサン等のエーテル類;酢酸エチル等のエ
ステル類;メチルエチルケトン等のケトン類;水性イソ
シアネート、ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂等の水
性アンカーコート剤が挙げられる。
【0061】本発明の積層フィルムの製造方法におい
て、OPPフィルム上にコート液の被膜を乾燥する方法
としては、公知の乾燥方法が特に制限なく使用できる。
具体的には、熱ロール接触法、熱媒(空気、オイル等)
接触法、赤外線加熱法、マイクロ波加熱法等の1種また
は2種以上が挙げられる。
て、OPPフィルム上にコート液の被膜を乾燥する方法
としては、公知の乾燥方法が特に制限なく使用できる。
具体的には、熱ロール接触法、熱媒(空気、オイル等)
接触法、赤外線加熱法、マイクロ波加熱法等の1種また
は2種以上が挙げられる。
【0062】これらの中で、フィルム外観等の仕上がり
や乾燥効率等を勘案すると、加熱空気接触法や赤外線加
熱法が好ましい。
や乾燥効率等を勘案すると、加熱空気接触法や赤外線加
熱法が好ましい。
【0063】特に、前記複合ポリマー層の乾燥において
は、ガスバリア性の発現や乾燥効率等を勘案すると、基
材フィルムの融点未満の温度範囲において、100℃以
上の温度を採用することが好ましい。また、上記乾燥温
度としては、110℃以上より好ましく、特に120℃
以上がさらに好ましい。また、基材フィルムの融点より
10℃低い温度以下がより好ましく、特に15℃低い温
度以下がさらに好ましい。
は、ガスバリア性の発現や乾燥効率等を勘案すると、基
材フィルムの融点未満の温度範囲において、100℃以
上の温度を採用することが好ましい。また、上記乾燥温
度としては、110℃以上より好ましく、特に120℃
以上がさらに好ましい。また、基材フィルムの融点より
10℃低い温度以下がより好ましく、特に15℃低い温
度以下がさらに好ましい。
【0064】上記乾燥時間は、バリア性や乾燥効率等を
勘案すると、5秒〜10分であることが好ましく、10
秒〜5分であることがより好ましい。
勘案すると、5秒〜10分であることが好ましく、10
秒〜5分であることがより好ましい。
【0065】また、上記乾燥の前後に、必要に応じて、
紫外線、X線、電子線等の高エネルギー線照射を施して
もよく、高エネルギー線照射により重合する成分が配合
されている場合において、該高エネルギー線照射を施す
ことが好適である。
紫外線、X線、電子線等の高エネルギー線照射を施して
もよく、高エネルギー線照射により重合する成分が配合
されている場合において、該高エネルギー線照射を施す
ことが好適である。
【0066】以上、高分子ガスバリア層が複合ポリマー
層である場合について、その形成方法を説明したが、水
溶性高分子層の形成方法も、公知の方法によって制限な
く実施される。一般には、前記水溶性高分子を前記溶媒
に溶解せしめたコート液を調製し、これを前記コート方
法に準じてコートする方法が一般的である。
層である場合について、その形成方法を説明したが、水
溶性高分子層の形成方法も、公知の方法によって制限な
く実施される。一般には、前記水溶性高分子を前記溶媒
に溶解せしめたコート液を調製し、これを前記コート方
法に準じてコートする方法が一般的である。
【0067】本発明において、高分子ガスバリア層とO
PPフィルムとの接着性をより向上せしめ、得られる積
層フィルムのガスバリア性、耐久性をより向上させるた
めに、上記OPPフィルムとして種々の表面処理を施さ
れたものを用いることが好適である。
PPフィルムとの接着性をより向上せしめ、得られる積
層フィルムのガスバリア性、耐久性をより向上させるた
めに、上記OPPフィルムとして種々の表面処理を施さ
れたものを用いることが好適である。
【0068】好ましい表面処理OPPフィルムとして、
具体的に例示すると(a)高分子ガスバリア層が積層さ
れる側のOPPフィルムの表面が窒素および/または二
酸化炭素の雰囲気下でコロナ放電処理および/またはフ
レームプラズマ処理に付されているOPPフィルム、
(b)高分子ガスバリア層が積層される側のOPPフィ
ルムの表面が窒素および/または二酸化炭素の雰囲気下
でコロナ放電処理および/またはフレームプラズマ処理
に付されたのち、その表面上に形成されたアンカーコー
ト層を有するOPPフィルム、および(c)高分子ガス
バリア層が積層される側のOPPフィルムの表面がその
上に酸変性ポリオレフィン、含エチレンポリオレフィン
および含ブテン−1ポリオレフィンよりなる群から選ば
れる少なくとも1種のポリオレフィンからなる層を有し
そして該層の表面が窒素および/または二酸化炭素の雰
囲気下でコロナ放電処理および/またはフレームプラズ
マ処理に付されているOPPフィルム、を挙げることが
できる。
具体的に例示すると(a)高分子ガスバリア層が積層さ
れる側のOPPフィルムの表面が窒素および/または二
酸化炭素の雰囲気下でコロナ放電処理および/またはフ
レームプラズマ処理に付されているOPPフィルム、
(b)高分子ガスバリア層が積層される側のOPPフィ
ルムの表面が窒素および/または二酸化炭素の雰囲気下
でコロナ放電処理および/またはフレームプラズマ処理
に付されたのち、その表面上に形成されたアンカーコー
ト層を有するOPPフィルム、および(c)高分子ガス
バリア層が積層される側のOPPフィルムの表面がその
上に酸変性ポリオレフィン、含エチレンポリオレフィン
および含ブテン−1ポリオレフィンよりなる群から選ば
れる少なくとも1種のポリオレフィンからなる層を有し
そして該層の表面が窒素および/または二酸化炭素の雰
囲気下でコロナ放電処理および/またはフレームプラズ
マ処理に付されているOPPフィルム、を挙げることが
できる。
【0069】上記(a)のOPPフィルムにおいて、O
PPフィルムに施すコロナ放電処理は、処理時の雰囲気
が窒素および/または炭酸ガス雰囲気下であることが必
要であり、経済性を勘案すると窒素雰囲気であることが
好ましい。
PPフィルムに施すコロナ放電処理は、処理時の雰囲気
が窒素および/または炭酸ガス雰囲気下であることが必
要であり、経済性を勘案すると窒素雰囲気であることが
好ましい。
【0070】また、窒素および/または炭酸ガス雰囲気
下での酸素濃度は、OPPフィルムと高分子ガスバリア
層との接着性を勘案すると、5容量%以下であることが
好ましく、3容量%以下であることがより好ましい。
下での酸素濃度は、OPPフィルムと高分子ガスバリア
層との接着性を勘案すると、5容量%以下であることが
好ましく、3容量%以下であることがより好ましい。
【0071】電圧×電流/(電極幅×フィルム走行速
度)(W・min/m2)によって算出されるコロナ放
電処理密度は、5〜100W・min/m2が好まし
く、10〜70W・min/m2がより好ましい。
度)(W・min/m2)によって算出されるコロナ放
電処理密度は、5〜100W・min/m2が好まし
く、10〜70W・min/m2がより好ましい。
【0072】すなわち、OPPフィルム表面に対する処
理密度が5W・min/m2より低い場合は、接着性が
低下するために好ましくなく、100W・min/m2
より高い場合はOPPフィルム同士のブロッキングが発
生し、またフィルムの幅方向に対して処理度の異なる処
理ムラが発生するために好ましくない。
理密度が5W・min/m2より低い場合は、接着性が
低下するために好ましくなく、100W・min/m2
より高い場合はOPPフィルム同士のブロッキングが発
生し、またフィルムの幅方向に対して処理度の異なる処
理ムラが発生するために好ましくない。
【0073】上記コロナ放電処理後のOPPフィルム処
理面の濡れ指数は、40〜55mN/mが好ましく、4
5〜50mN/mがより好ましい。濡れ指数が40mN
/mより小さい場合は、接着性が低下するために好まし
くなく、55mN/mより高い場合はOPPフィルム同
士のブロッキングが発生し、またフィルムの幅方向に対
して処理度の異なる処理ムラが発生するために好ましく
ない。該処理ムラは、コート時のコートムラや接着強度
ムラの要因となるために好ましくない。
理面の濡れ指数は、40〜55mN/mが好ましく、4
5〜50mN/mがより好ましい。濡れ指数が40mN
/mより小さい場合は、接着性が低下するために好まし
くなく、55mN/mより高い場合はOPPフィルム同
士のブロッキングが発生し、またフィルムの幅方向に対
して処理度の異なる処理ムラが発生するために好ましく
ない。該処理ムラは、コート時のコートムラや接着強度
ムラの要因となるために好ましくない。
【0074】一方、上記(a)のOPPフィルムにおい
て、フレームプラズマ処理とは、天然ガス、LPG、プ
ロパンガス、ブタンガス等の可燃性ガスをバーナー等に
より燃焼させた時に生じる火炎内のイオン化したプラズ
マを、OPPフィルムの表面に吹き付ける処理である。
て、フレームプラズマ処理とは、天然ガス、LPG、プ
ロパンガス、ブタンガス等の可燃性ガスをバーナー等に
より燃焼させた時に生じる火炎内のイオン化したプラズ
マを、OPPフィルムの表面に吹き付ける処理である。
【0075】このようなフレームプラズマ処理におい
て、フレームプラズマによる処理強度は、処理されるO
PPフィルムによって多少異なるが、好ましくは1〜1
5kcal/m2の範囲から適宜選択され、2〜10k
cal/m2がより好ましい。
て、フレームプラズマによる処理強度は、処理されるO
PPフィルムによって多少異なるが、好ましくは1〜1
5kcal/m2の範囲から適宜選択され、2〜10k
cal/m2がより好ましい。
【0076】すなわち、処理強度が1kcal/m2よ
り低い場合は、高分子ガスバリア層との接着性が低下す
るために好ましくなく、15kcal/m2より高い場
合は、OPPフィルムが、熱収縮等によるシワの発生
や、冷却不良が原因と考えられる端部が熱収縮により厚
くなる現象(以下、耳立ち現象という)が発生しやすく
なるために好ましくない。
り低い場合は、高分子ガスバリア層との接着性が低下す
るために好ましくなく、15kcal/m2より高い場
合は、OPPフィルムが、熱収縮等によるシワの発生
や、冷却不良が原因と考えられる端部が熱収縮により厚
くなる現象(以下、耳立ち現象という)が発生しやすく
なるために好ましくない。
【0077】上記処理強度は、単位時間(min)、単
位バーナー長さ(m)当りのバーナー出力(kcal/
m・min)により表される火炎のエネルギー、フィル
ム走行速度(m/min)、フィルム幅(m)、該フィ
ルムの処理に使用したバーナー長さ(フィルム幅と同じ
長さ)(m)から、下記式(1)により算出される。
位バーナー長さ(m)当りのバーナー出力(kcal/
m・min)により表される火炎のエネルギー、フィル
ム走行速度(m/min)、フィルム幅(m)、該フィ
ルムの処理に使用したバーナー長さ(フィルム幅と同じ
長さ)(m)から、下記式(1)により算出される。
【0078】
【化1】 上記フレームプラズマ処理において、フレームの内炎の
先端から被処理物であるOPPフィルム表面との距離
は、処理レベルの安定性等を勘案すると、1〜5mmが
好ましく、1〜3mmがより好ましい。
先端から被処理物であるOPPフィルム表面との距離
は、処理レベルの安定性等を勘案すると、1〜5mmが
好ましく、1〜3mmがより好ましい。
【0079】また、フレームプラズマ処理は、フィルム
の片面に冷却ロールを接触させた状態で、該フィルムの
反対面に、フィルムが走行状態でフレームプラズマを吹
き付ける方法が一般的である。その際の冷却ロールの温
度は、室温〜60℃の範囲から適宜選択され、30〜4
5℃が好ましい。
の片面に冷却ロールを接触させた状態で、該フィルムの
反対面に、フィルムが走行状態でフレームプラズマを吹
き付ける方法が一般的である。その際の冷却ロールの温
度は、室温〜60℃の範囲から適宜選択され、30〜4
5℃が好ましい。
【0080】上記フレームプラズマ処理したOPPフィ
ルム処理面における濡れ指数は、35〜65mN/mが
好ましく、40〜60mN/mがより好ましく、45〜
60mN/mがさらに好ましい。
ルム処理面における濡れ指数は、35〜65mN/mが
好ましく、40〜60mN/mがより好ましく、45〜
60mN/mがさらに好ましい。
【0081】上記濡れ指数が35mN/mより小さい場
合は、高分子ガスバリア層との接着性が低下するために
好ましくなく、65mN/mより大きい場合は、フィル
ムの熱収縮によるシワが発生するためや、基材フィルム
同士のブロッキングが発生するために好ましくない。
合は、高分子ガスバリア層との接着性が低下するために
好ましくなく、65mN/mより大きい場合は、フィル
ムの熱収縮によるシワが発生するためや、基材フィルム
同士のブロッキングが発生するために好ましくない。
【0082】フレームプラズマ処理されたOPPフィル
ムの処理面の表面粗さ(Ra)は、接着性を勘案する
と、0.5〜100nmが好ましく、1〜80nmがよ
り好ましく、2〜50nmがさらに好ましい。
ムの処理面の表面粗さ(Ra)は、接着性を勘案する
と、0.5〜100nmが好ましく、1〜80nmがよ
り好ましく、2〜50nmがさらに好ましい。
【0083】上記コロナ放電処理とフレームプラズマ処
理は、それぞれ単独でOPPフィルム表面を処理しても
よいし、併用して処理してもよいが、処理の順序は、フ
レームプラズマ処理を最後に施すことが好ましい。
理は、それぞれ単独でOPPフィルム表面を処理しても
よいし、併用して処理してもよいが、処理の順序は、フ
レームプラズマ処理を最後に施すことが好ましい。
【0084】また、本発明で用いられるOPPフィルム
の表面処理は、本発明の効果を損わない範囲で、上記処
理以外の他の表面処理を併用してもよい。具体的には、
励起不活性ガスによるプラズマ処理、電子線照射処理、
紫外線照射処理等が挙げられる。
の表面処理は、本発明の効果を損わない範囲で、上記処
理以外の他の表面処理を併用してもよい。具体的には、
励起不活性ガスによるプラズマ処理、電子線照射処理、
紫外線照射処理等が挙げられる。
【0085】前記(b)のOPPフィルムは、上記のコ
ロナ放電処理および/またはフレームプラズマ処理を施
されたOPPフィルムの処理面にアンカーコート層を積
層したOPPフィルムであり、その上に形成される高分
子ガスバリア層の接着強度が一層向上した、安定な積層
フィルムを得ることができる。
ロナ放電処理および/またはフレームプラズマ処理を施
されたOPPフィルムの処理面にアンカーコート層を積
層したOPPフィルムであり、その上に形成される高分
子ガスバリア層の接着強度が一層向上した、安定な積層
フィルムを得ることができる。
【0086】上記アンカーコート層の形成に使用される
アンカーコート剤としては、公知のものが特に制限され
ず使用できる。例えば、イソシアネート系、ポリウレタ
ン系、ポリエステル系、ポリエチレンイミン系、ポリブ
タジエン系、ポリオレフィン系、アルキルチタネート系
等のアンカーコート剤が挙げられる。これらの中で、本
発明の効果を勘案すると、イソシアネート系、ポリウレ
タン系、ポリエステル系のアンカーコート剤が好まし
く、イソシアネート化合物、ポリウレタンおよびウレタ
ンプレポリマーの1種または2種以上の混合物および反
応生成物、ポリエステル、ポリオールおよびポリエーテ
ルの1種または2種以上とイソシアネートとの混合物お
よび反応生成物、またはこれらの溶液または分散液であ
ることがより好ましい。
アンカーコート剤としては、公知のものが特に制限され
ず使用できる。例えば、イソシアネート系、ポリウレタ
ン系、ポリエステル系、ポリエチレンイミン系、ポリブ
タジエン系、ポリオレフィン系、アルキルチタネート系
等のアンカーコート剤が挙げられる。これらの中で、本
発明の効果を勘案すると、イソシアネート系、ポリウレ
タン系、ポリエステル系のアンカーコート剤が好まし
く、イソシアネート化合物、ポリウレタンおよびウレタ
ンプレポリマーの1種または2種以上の混合物および反
応生成物、ポリエステル、ポリオールおよびポリエーテ
ルの1種または2種以上とイソシアネートとの混合物お
よび反応生成物、またはこれらの溶液または分散液であ
ることがより好ましい。
【0087】上記フレームプラズマ処理した二軸延伸ポ
リプロピレンフィルムの該処理面にアンカーコート層を
積層する積層方法としては、特に制限されないが、工業
的な実施においては、上記アンカーコート剤のコート液
をグラビアコート、リバースコート、スプレーコート、
キッスコート、ダイコート、メタリングバーコート、チ
ャンバードクター併用グラビアコート等のコート法によ
って積層する方法が好ましい。
リプロピレンフィルムの該処理面にアンカーコート層を
積層する積層方法としては、特に制限されないが、工業
的な実施においては、上記アンカーコート剤のコート液
をグラビアコート、リバースコート、スプレーコート、
キッスコート、ダイコート、メタリングバーコート、チ
ャンバードクター併用グラビアコート等のコート法によ
って積層する方法が好ましい。
【0088】また、アンカーコート層の量としては、好
ましくは、乾燥重量で0.01〜5g/m2の範囲から
適宜選択され、0.1〜2g/m2がより好ましい。
ましくは、乾燥重量で0.01〜5g/m2の範囲から
適宜選択され、0.1〜2g/m2がより好ましい。
【0089】前記(c)のOPPフィルムは、OPPフ
ィルムの表面に酸変性ポリオレフィン層を形成した後、
その表面を前記コロナ放電処理および/またはフレーム
プラズマ処理したOPPフィルムであり、その上に形成
される高分子ガスバリア層の接着強度が一層向上した、
安定な積層フィルムを得ることができる。
ィルムの表面に酸変性ポリオレフィン層を形成した後、
その表面を前記コロナ放電処理および/またはフレーム
プラズマ処理したOPPフィルムであり、その上に形成
される高分子ガスバリア層の接着強度が一層向上した、
安定な積層フィルムを得ることができる。
【0090】上記酸変性ポリオレフィン層を構成する樹
脂としては、接着性等を勘案すると、総量で、不飽和有
機酸無水物に由来する単量体単位が0.01〜15重量
%、より好ましくは0.1〜10重量%含んでいるもの
が好適である。また、酸変性ポリオレフィン樹脂は単独
であっても、酸変性ポリオレフィン樹脂とポリオレフィ
ン樹脂との混合物であってもよい。
脂としては、接着性等を勘案すると、総量で、不飽和有
機酸無水物に由来する単量体単位が0.01〜15重量
%、より好ましくは0.1〜10重量%含んでいるもの
が好適である。また、酸変性ポリオレフィン樹脂は単独
であっても、酸変性ポリオレフィン樹脂とポリオレフィ
ン樹脂との混合物であってもよい。
【0091】上記不飽和有機酸無水物に由来する単量体
単位が0.01重量%より少ない場合は、接着性が低下
するために好ましくなく、10重量%より多い場合は透
明性が低下するために好ましくない。
単位が0.01重量%より少ない場合は、接着性が低下
するために好ましくなく、10重量%より多い場合は透
明性が低下するために好ましくない。
【0092】上記酸変性ポリオレフィン樹脂としては、
下記に示す不飽和有機酸無水物、あるいは不飽和有機酸
無水物およびその誘導体を、共重合あるいはグラフト変
性したポリオレフィンが好適であり、具体的には、不飽
和有機酸無水物、あるいは不飽和有機酸無水物およびそ
の誘導体で変性された、酸変性ポリプロピレン、酸変性
ポリエチレン、酸変性エチレン−プロピレン共重合体、
酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体、酸変性エチレン
−ブテン共重合体、酸変性プロピレン−ブテン共重合体
等が挙げられる。
下記に示す不飽和有機酸無水物、あるいは不飽和有機酸
無水物およびその誘導体を、共重合あるいはグラフト変
性したポリオレフィンが好適であり、具体的には、不飽
和有機酸無水物、あるいは不飽和有機酸無水物およびそ
の誘導体で変性された、酸変性ポリプロピレン、酸変性
ポリエチレン、酸変性エチレン−プロピレン共重合体、
酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体、酸変性エチレン
−ブテン共重合体、酸変性プロピレン−ブテン共重合体
等が挙げられる。
【0093】その中でも、透明性、耐熱性等を勘案する
と不飽和有機酸無水物、あるいは不飽和有機酸無水物お
よびその誘導体で変性された、酸変性ポリプロピレンが
好ましい。
と不飽和有機酸無水物、あるいは不飽和有機酸無水物お
よびその誘導体で変性された、酸変性ポリプロピレンが
好ましい。
【0094】上記酸変性ポリオレフィン樹脂のMFR
は、特に制限されないが、表面への極性基の移行、加工
性等を勘案すると、0.1〜150g/10minの範
囲から適宜選択され、5〜100g/10minが好ま
しい。
は、特に制限されないが、表面への極性基の移行、加工
性等を勘案すると、0.1〜150g/10minの範
囲から適宜選択され、5〜100g/10minが好ま
しい。
【0095】上記不飽和有機酸無水物としては、具体的
には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸等の酸無水物が挙げられ
る。また、上記酸無水物とジオール、アミノアルコー
ル、ジアミン等より得られる酸無水物誘導体を併用する
こともできる。上記ジオール、アミノアルコール、ジア
ミン等は特に制限されないが、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール等のジオール、アミノエタノール、
アミノブタノール等のアミノアルコール、エチレンジア
ミン、ジアミノブタン等のジアミン等が挙げられる。
には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸等の酸無水物が挙げられ
る。また、上記酸無水物とジオール、アミノアルコー
ル、ジアミン等より得られる酸無水物誘導体を併用する
こともできる。上記ジオール、アミノアルコール、ジア
ミン等は特に制限されないが、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール等のジオール、アミノエタノール、
アミノブタノール等のアミノアルコール、エチレンジア
ミン、ジアミノブタン等のジアミン等が挙げられる。
【0096】本発明で用いられる酸変性ポリオレフィン
層において、上記酸変性ポリオレフィン樹脂と混合され
るポリオレフィン樹脂としては、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体等のポリ
オレフィンが特に制限されず使用できるが、これらの中
で、透明性、耐熱性等を勘案すると、ポリプロピレン単
独重合体、エチレンに由来する単量体単位を0.1〜1
5モル%含むエチレン−プロピレンランダム共重合体、
エチレンおよび1−ブテンに由来する単量体単位を1〜
15モル%含むエチレン−プロピレン−1−ブテンラン
ダム共重合体が好ましい。
層において、上記酸変性ポリオレフィン樹脂と混合され
るポリオレフィン樹脂としては、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体等のポリ
オレフィンが特に制限されず使用できるが、これらの中
で、透明性、耐熱性等を勘案すると、ポリプロピレン単
独重合体、エチレンに由来する単量体単位を0.1〜1
5モル%含むエチレン−プロピレンランダム共重合体、
エチレンおよび1−ブテンに由来する単量体単位を1〜
15モル%含むエチレン−プロピレン−1−ブテンラン
ダム共重合体が好ましい。
【0097】上記ポリオレフィン樹脂のMFRは、押出
加工性等を勘案すると、0.1〜20g/10minの
範囲から適宜選択され、1〜10g/minが好まし
い。
加工性等を勘案すると、0.1〜20g/10minの
範囲から適宜選択され、1〜10g/minが好まし
い。
【0098】上記酸変性ポリオレフィン層の厚み構成比
は、特に制限されないが、接着性、加工性、コスト等を
勘案すると、1〜50%の範囲から適宜選択され、5〜
30%が好ましい。
は、特に制限されないが、接着性、加工性、コスト等を
勘案すると、1〜50%の範囲から適宜選択され、5〜
30%が好ましい。
【0099】また、前記(c)のOPPフィルムにおい
て、上記酸変性ポリオレフィン層に対して実施されるコ
ロナ放電処理および/またはフレーム処理は、前記
(a)の積層フィルムで詳述した条件下に、コロナ放電
処理後における処理面の濡れ指数が、40〜55mN/
m、好ましくは45〜50mN/mとなるように行うこ
とが好ましい。
て、上記酸変性ポリオレフィン層に対して実施されるコ
ロナ放電処理および/またはフレーム処理は、前記
(a)の積層フィルムで詳述した条件下に、コロナ放電
処理後における処理面の濡れ指数が、40〜55mN/
m、好ましくは45〜50mN/mとなるように行うこ
とが好ましい。
【0100】以上のような処理を施された処理面を有す
るOPPフィルムを用い、前記方法によって高分子ガス
バリア層を形成することによってガスバリア性、耐久性
に一層優れた本発明の積層フィルムを得ることができ
る。
るOPPフィルムを用い、前記方法によって高分子ガス
バリア層を形成することによってガスバリア性、耐久性
に一層優れた本発明の積層フィルムを得ることができ
る。
【0101】本発明の積層フィルムは、さらに、高分子
ガスバリア層の表面に任意の熱可塑性樹脂フィルムをさ
らに積層することにより、本発明の効果に加えて種々の
機能を有する積層フィルムとすることができる。
ガスバリア層の表面に任意の熱可塑性樹脂フィルムをさ
らに積層することにより、本発明の効果に加えて種々の
機能を有する積層フィルムとすることができる。
【0102】上記した積層フィルムにおいて、さらに積
層される熱可塑性樹脂フィルムの原料樹脂である熱可塑
性樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン
等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−
ナフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナ
イロン12等のポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル、エ
チレン酢酸ビニル共重合体またはそのけん化物、ポリス
チレン、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリフェニ
レンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、芳香族
ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアク
リロニトリル、ポリビニルアルコール等、およびこれら
の共重合体が挙げられる。
層される熱可塑性樹脂フィルムの原料樹脂である熱可塑
性樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン
等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−
ナフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナ
イロン12等のポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル、エ
チレン酢酸ビニル共重合体またはそのけん化物、ポリス
チレン、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリフェニ
レンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、芳香族
ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアク
リロニトリル、ポリビニルアルコール等、およびこれら
の共重合体が挙げられる。
【0103】また、本発明の積層フィルムは、上記ガス
バリア機能に加えて、内容物が包装材料に付着すること
によって生じる、熱シール不良等の問題を防止する目的
で、シール面となるフィルム面の表面固有抵抗logΩ
が11以下となるように積層フィルムの表面固有抵抗を
調整することが好適である。
バリア機能に加えて、内容物が包装材料に付着すること
によって生じる、熱シール不良等の問題を防止する目的
で、シール面となるフィルム面の表面固有抵抗logΩ
が11以下となるように積層フィルムの表面固有抵抗を
調整することが好適である。
【0104】上記した積層フィルムの表面固有抵抗を調
整する方法としては、公知の帯電防止方法により処理す
ることにより達成できる。例えば、積層フィルム表面に
帯電防止剤を塗布する方法、フィルムの原料樹脂中に帯
電防止剤を配合する方法等が挙げられる。
整する方法としては、公知の帯電防止方法により処理す
ることにより達成できる。例えば、積層フィルム表面に
帯電防止剤を塗布する方法、フィルムの原料樹脂中に帯
電防止剤を配合する方法等が挙げられる。
【0105】上記帯電防止剤としては、公知の帯電防止
剤の中で、樹脂との相溶性、熱安定性、物性、環境適合
性、低コスト等を勘案して1種または2種以上を適宜選
択して用いればよい。上記帯電防止剤を具体的に例示す
ると、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル等の多価アルコールの脂肪酸エステル系帯電
防止剤、アルキルジエタノールアミン、アルキルジエタ
ノールアミン脂肪酸エステル等のアルキルアミン系帯電
防止剤、ジエタノールアミンと脂肪酸よりなるアルキル
ジエタノールアミド系帯電防止剤、トリアルキルベンジ
ルアンモニウム塩、テトラアルキルアンモニウム塩等の
カチオン系帯電防止剤、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル
リン酸塩等のアニオン系帯電防止剤、アルキルベタイ
ン、アルキルイミダゾリン等の両性イオン系帯電防止剤
等が挙げられる。これらの中で、帯電防止性、ブロッキ
ング等を勘案するとグリセリン脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、アルキルジエタノールアミン、ア
ルキルジエタノールアミン脂肪酸エステル、アルキルジ
エタノールアミドの1種または2種以上の帯電防止剤が
好ましい。また、上記脂肪酸およびアルキルアミンのア
ルキル基の炭素数は、帯電防止性等を勘案すると6〜2
2が好ましく、12〜20がより好ましい。
剤の中で、樹脂との相溶性、熱安定性、物性、環境適合
性、低コスト等を勘案して1種または2種以上を適宜選
択して用いればよい。上記帯電防止剤を具体的に例示す
ると、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル等の多価アルコールの脂肪酸エステル系帯電
防止剤、アルキルジエタノールアミン、アルキルジエタ
ノールアミン脂肪酸エステル等のアルキルアミン系帯電
防止剤、ジエタノールアミンと脂肪酸よりなるアルキル
ジエタノールアミド系帯電防止剤、トリアルキルベンジ
ルアンモニウム塩、テトラアルキルアンモニウム塩等の
カチオン系帯電防止剤、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル
リン酸塩等のアニオン系帯電防止剤、アルキルベタイ
ン、アルキルイミダゾリン等の両性イオン系帯電防止剤
等が挙げられる。これらの中で、帯電防止性、ブロッキ
ング等を勘案するとグリセリン脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、アルキルジエタノールアミン、ア
ルキルジエタノールアミン脂肪酸エステル、アルキルジ
エタノールアミドの1種または2種以上の帯電防止剤が
好ましい。また、上記脂肪酸およびアルキルアミンのア
ルキル基の炭素数は、帯電防止性等を勘案すると6〜2
2が好ましく、12〜20がより好ましい。
【0106】上記表面固有抵抗を調整した積層フィルム
において、高分子ガスバリア層上に表面固有抵抗log
Ωが11以下である熱可塑性樹脂フィルムを積層する態
様が好ましい。
において、高分子ガスバリア層上に表面固有抵抗log
Ωが11以下である熱可塑性樹脂フィルムを積層する態
様が好ましい。
【0107】具体的層構成としては、高分子ガスバリア
層/表面固有抵抗logΩが11以下であるOPPフィ
ルム、表面固有抵抗logΩが11以下である熱可塑性
樹脂フィルム/高分子ガスバリア層/OPPフィルム、
表面固有抵抗logΩが11以下であるOPPフィルム
/高分子ガスバリア層/表面固有抵抗logΩが11以
下である熱可塑性樹脂フィルム等が挙げられる。
層/表面固有抵抗logΩが11以下であるOPPフィ
ルム、表面固有抵抗logΩが11以下である熱可塑性
樹脂フィルム/高分子ガスバリア層/OPPフィルム、
表面固有抵抗logΩが11以下であるOPPフィルム
/高分子ガスバリア層/表面固有抵抗logΩが11以
下である熱可塑性樹脂フィルム等が挙げられる。
【0108】また、上記の層構成において、食品包装に
おける内容物の静電気による付着を防止することおよび
袋包装用途に用いる場合には、表面固有抵抗logΩが
11以下である熱可塑性樹脂フィルムがシーラントフィ
ルムであることが好適である。
おける内容物の静電気による付着を防止することおよび
袋包装用途に用いる場合には、表面固有抵抗logΩが
11以下である熱可塑性樹脂フィルムがシーラントフィ
ルムであることが好適である。
【0109】上記表面固有抵抗logΩが11以下であ
る熱可塑性樹脂フィルムの厚みは、5〜100μmが好
ましく、10〜80μmがより好ましい。
る熱可塑性樹脂フィルムの厚みは、5〜100μmが好
ましく、10〜80μmがより好ましい。
【0110】本発明の積層フィルムの用途は、特に制限
されないが、ガスバリア(酸素バリア、窒素バリア、炭
酸ガスバリア等)フィルム等の食品包装用フィルム、特
に水物食品包装用、ボイル、レトルト殺菌処理包装用フ
ィルムとして好適である。被包装物としては特に制限さ
れないが、具体的には、漬物、惣菜、佃煮、こんにゃ
く、味噌、かまぼこ、ちくわ、水産加工品、ハンバー
グ、ウインナー、ソーセージ、ハム、その他の畜肉加工
品、チーズ、バター、切り餅、とろろ昆布、カレー、シ
チュー、パックごはん、等の食品が挙げられる。さらに
は、農薬、医薬、肥料、精密材料等の、医療、電子、化
学、機械等の産業包装用途に用いてもよい。
されないが、ガスバリア(酸素バリア、窒素バリア、炭
酸ガスバリア等)フィルム等の食品包装用フィルム、特
に水物食品包装用、ボイル、レトルト殺菌処理包装用フ
ィルムとして好適である。被包装物としては特に制限さ
れないが、具体的には、漬物、惣菜、佃煮、こんにゃ
く、味噌、かまぼこ、ちくわ、水産加工品、ハンバー
グ、ウインナー、ソーセージ、ハム、その他の畜肉加工
品、チーズ、バター、切り餅、とろろ昆布、カレー、シ
チュー、パックごはん、等の食品が挙げられる。さらに
は、農薬、医薬、肥料、精密材料等の、医療、電子、化
学、機械等の産業包装用途に用いてもよい。
【0111】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例を挙げて
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0112】なお、以下の実施例および比較例における
樹脂およびフィルム物性等については下記の方法により
行った。
樹脂およびフィルム物性等については下記の方法により
行った。
【0113】(1)原料樹脂のDSCによる主ピークの
測定 約5〜6mgの試料を秤量後、アルミパンに封入
し、示差熱量計にて20ml/minの窒素気流中で室
温から235℃まで昇温し、この温度で10分間保持
し、次いで10℃/minで室温まで冷却する。この
後、昇温速度10℃/minで得られる融解曲線より、
主ピークを測定した。
測定 約5〜6mgの試料を秤量後、アルミパンに封入
し、示差熱量計にて20ml/minの窒素気流中で室
温から235℃まで昇温し、この温度で10分間保持
し、次いで10℃/minで室温まで冷却する。この
後、昇温速度10℃/minで得られる融解曲線より、
主ピークを測定した。
【0114】(2)フィルムのDSCによる主ピークの
測定 約5〜6mgの試料を秤量後、アルミパンに封入
し、示差熱量計にて20ml/minの窒素気流中、昇
温速度10℃/minで室温から235℃まで昇温し、
得られる融解曲線より、主ピークを測定した。
測定 約5〜6mgの試料を秤量後、アルミパンに封入
し、示差熱量計にて20ml/minの窒素気流中、昇
温速度10℃/minで室温から235℃まで昇温し、
得られる融解曲線より、主ピークを測定した。
【0115】(3)MFR JIS K7210に準拠
して測定した。
して測定した。
【0116】(4)ペンタッド分率(mmmm値)およ
び共重合組成日本電子製のJNM−GSX−270(13
C−核共鳴周波数67.8MHz)を用い、次の条件で
測定した。
び共重合組成日本電子製のJNM−GSX−270(13
C−核共鳴周波数67.8MHz)を用い、次の条件で
測定した。
【0117】 測定モード :1H−完全デカップリング パルス幅 :7.0マイクロ秒(C45度) パルス繰返し時間:3秒 積算回数 :10,000回 溶媒 :オルトシ゛クロルヘ゛ンセ゛ン/重ヘ゛ンセ゛ンの混合溶媒(90/10容量% ) 試料濃度 :120mg/2.5ml溶媒 測定温度 :120℃ この場合、mmmmペンタッド分率は、13C−NMRス
ペクトルのメチル基領域における分裂ピークの測定によ
り求めた。また、メチル基領域のピークの帰属は、A.Za
mbelli et al[Macromolecules 13,267(1980)]に従って
行った。
ペクトルのメチル基領域における分裂ピークの測定によ
り求めた。また、メチル基領域のピークの帰属は、A.Za
mbelli et al[Macromolecules 13,267(1980)]に従って
行った。
【0118】(5)透明性(ヘイズ) JIS K67
14に準拠して測定した。
14に準拠して測定した。
【0119】(6)熱収縮率 JIS C2318に準
じ、MD方向およびTD方向の150℃における熱収縮
率を測定した。
じ、MD方向およびTD方向の150℃における熱収縮
率を測定した。
【0120】(7)酸素バリア性 JIS K7126
B法に準じて、酸素透過率測定装置(mocon社
製;OX−TRAN100)を用いて測定した。測定条
件は、25℃、0%RH、80%RHおよび90%RH
の雰囲気下で行った。
B法に準じて、酸素透過率測定装置(mocon社
製;OX−TRAN100)を用いて測定した。測定条
件は、25℃、0%RH、80%RHおよび90%RH
の雰囲気下で行った。
【0121】(8)防湿性(水蒸気バリア性) JIS
K7129 B法に準じて、透湿度測定装置(moc
on社製;PERMATRAN−W TWIN)を用
い、40℃、90%RHの雰囲気下で測定した。
K7129 B法に準じて、透湿度測定装置(moc
on社製;PERMATRAN−W TWIN)を用
い、40℃、90%RHの雰囲気下で測定した。
【0122】(9)コート加工後のフィルム外観 幅3
0cmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムに、以下の条
件でコートおよび乾燥硬化させた後のフィルム外観を下
記の基準に従い評価した。(条件) 乾燥方法 :ガイドロールアーチ型熱風ジェットノズル
吹付式 コート方式:コンマバーコーター方式 コート速度:18m/min 乾燥炉長 :6m 設定温度 :100〜140℃ 乾燥時間 :20秒 (フィルム外観評価) ◎:シワ、カールがほとんど見られない。 ○:少しのシワまたはカールが見られる。 ×:かなりのシワまたはカールが見られる。
0cmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムに、以下の条
件でコートおよび乾燥硬化させた後のフィルム外観を下
記の基準に従い評価した。(条件) 乾燥方法 :ガイドロールアーチ型熱風ジェットノズル
吹付式 コート方式:コンマバーコーター方式 コート速度:18m/min 乾燥炉長 :6m 設定温度 :100〜140℃ 乾燥時間 :20秒 (フィルム外観評価) ◎:シワ、カールがほとんど見られない。 ○:少しのシワまたはカールが見られる。 ×:かなりのシワまたはカールが見られる。
【0123】(10)コロナ放電処理 春日電機社製コロナ放電処理機を使用したテスト機を用
い、以下の条件で表面処理を行った。空気雰囲気下のコ
ロナ放電処理も、同様の処理機により行った。 導入気体 :窒素または窒素/炭酸ガス 酸素濃度 :5容量%以下フィルム 走行速度 :100m/min 電極 :アルミ3型電極 電極−フィルム間距離 :2.0mm ジェネレータ :春日電気社製 AGI−200 処理前ロール温度 :65℃ 有効処理幅 :1,000mm
い、以下の条件で表面処理を行った。空気雰囲気下のコ
ロナ放電処理も、同様の処理機により行った。 導入気体 :窒素または窒素/炭酸ガス 酸素濃度 :5容量%以下フィルム 走行速度 :100m/min 電極 :アルミ3型電極 電極−フィルム間距離 :2.0mm ジェネレータ :春日電気社製 AGI−200 処理前ロール温度 :65℃ 有効処理幅 :1,000mm
【0124】(11)フレームプラズマ処理 フリン・バーナー社(米)製フレームプラズマ処理テス
ト機を用い、以下の条件で表面処理を行った。 燃料 :天然ガス(空気混合) バーナー出力 :328〜853kcal/m・min (バーナー幅1m、1min当りの燃焼カロリー) フレーム内炎−フィルム表面間距離:2mm フィルム走行速度 :100m/min 冷却ロール温度 :38℃ 有効処理幅 :600mm
ト機を用い、以下の条件で表面処理を行った。 燃料 :天然ガス(空気混合) バーナー出力 :328〜853kcal/m・min (バーナー幅1m、1min当りの燃焼カロリー) フレーム内炎−フィルム表面間距離:2mm フィルム走行速度 :100m/min 冷却ロール温度 :38℃ 有効処理幅 :600mm
【0125】(12)ブロッキング 2枚の基材フィルム(12×12cm)の表面処理面と
反対面を重ね合せ、全面に10kgの荷重をかけた状態
で、50℃、湿度90%RHの雰囲気下24時間放置し
た。幅30mm、長さ40mmの重なり部分とチャック
の掴みしろ(上下チャックにそれぞれフィルム1枚づつ
掴む)が残るようにサンプルを切り出し、引張試験機
(引張速度;100mm/min、チャック間距離40
mm)によりせん断剥離強度を測定し、下記の基準に従
いブロッキング性を評価した。
反対面を重ね合せ、全面に10kgの荷重をかけた状態
で、50℃、湿度90%RHの雰囲気下24時間放置し
た。幅30mm、長さ40mmの重なり部分とチャック
の掴みしろ(上下チャックにそれぞれフィルム1枚づつ
掴む)が残るようにサンプルを切り出し、引張試験機
(引張速度;100mm/min、チャック間距離40
mm)によりせん断剥離強度を測定し、下記の基準に従
いブロッキング性を評価した。
【0126】(13)表面粗さ(Ra) デジタルインスツルメンツ社製、走査型プローブ顕微鏡
(NanoScopeIIIa)を用い、以下の条件で測
定し、数回の平均値により中心線表面粗さを求めた。 モード :タッピングモードAFM 走査範囲 :10μm×10μm 探針半径 :5〜10nm 探針材質 :単結晶シリコン 走査速度 :1.5Hz カンチレバーの自由振幅:1.5V カンチレバーのセットポイント:1.1〜1.3V カンチレバーの共振周波数:300kHz
(NanoScopeIIIa)を用い、以下の条件で測
定し、数回の平均値により中心線表面粗さを求めた。 モード :タッピングモードAFM 走査範囲 :10μm×10μm 探針半径 :5〜10nm 探針材質 :単結晶シリコン 走査速度 :1.5Hz カンチレバーの自由振幅:1.5V カンチレバーのセットポイント:1.1〜1.3V カンチレバーの共振周波数:300kHz
【0127】(14)接着性 バーコーターにて二軸延伸ポリプロピレンフィルム表面
に、乾燥時のコート層厚み約3μmとなるようにコート
液をマニュアルコートし、乾燥させた。室温で1日以上
放置後、得られた積層フィルムのコート面の中央部分
を、Xカットテープ法(JIS K5400)に準じ、
剥離の程度によって下記の基準に従い評価した。 5:Xカット部の剥離無し 4:Xカット部の1割未満が剥離 3:Xカット部の1割以上、3割未満が剥離 2:Xカット部の3割以上、5割未満が剥離 1:Xカット部の5割以上、10割未満が剥離 0:Xカット部の10割が剥離
に、乾燥時のコート層厚み約3μmとなるようにコート
液をマニュアルコートし、乾燥させた。室温で1日以上
放置後、得られた積層フィルムのコート面の中央部分
を、Xカットテープ法(JIS K5400)に準じ、
剥離の程度によって下記の基準に従い評価した。 5:Xカット部の剥離無し 4:Xカット部の1割未満が剥離 3:Xカット部の1割以上、3割未満が剥離 2:Xカット部の3割以上、5割未満が剥離 1:Xカット部の5割以上、10割未満が剥離 0:Xカット部の10割が剥離
【0128】(15)シール強度 積層フィルムのシーラント面同士を5×200mmのヒ
ートシールバーを用い、150℃においてヒートシール
した。ヒートシール圧力1kg/cm2、ヒートシール
時間1.0秒の条件でシールした試料から15mm幅の
サンプルを切り取り、引張試験機を用い、引張速度10
0mm/min、サンプル長40mm(チャック間)で
引張強度を測定し、シール強度とした。結果は5サンプ
ルの平均値とした。
ートシールバーを用い、150℃においてヒートシール
した。ヒートシール圧力1kg/cm2、ヒートシール
時間1.0秒の条件でシールした試料から15mm幅の
サンプルを切り取り、引張試験機を用い、引張速度10
0mm/min、サンプル長40mm(チャック間)で
引張強度を測定し、シール強度とした。結果は5サンプ
ルの平均値とした。
【0129】(16)ペンタッド分率(mmmm値)お
よび共重合組成 日本電子製のJNM−GSX−270(13C−核共鳴周
波数67.8MHz)を用い、次の条件で測定した。 測定モード :1H−完全デカップリング パルス幅 :7.0マイクロ秒(C45度) パルス繰返し時間:3秒 積算回数 :10,000回 溶媒 :オルトシ゛クロルヘ゛ンセ゛ン/重ヘ゛ンセ゛ン混合溶媒(90/10容量%) 試料濃度 :120mg/2.5ml溶媒 測定温度 :120℃ この場合、mmmmペンタッド分率は、13C−NMRス
ペクトルのメチル基領域における分裂ピークの測定によ
り求めた。また、メチル基領域のピークの帰属は、A.Za
mbelli et al[Macromolecules 13,267(1980)]に従って
行った。
よび共重合組成 日本電子製のJNM−GSX−270(13C−核共鳴周
波数67.8MHz)を用い、次の条件で測定した。 測定モード :1H−完全デカップリング パルス幅 :7.0マイクロ秒(C45度) パルス繰返し時間:3秒 積算回数 :10,000回 溶媒 :オルトシ゛クロルヘ゛ンセ゛ン/重ヘ゛ンセ゛ン混合溶媒(90/10容量%) 試料濃度 :120mg/2.5ml溶媒 測定温度 :120℃ この場合、mmmmペンタッド分率は、13C−NMRス
ペクトルのメチル基領域における分裂ピークの測定によ
り求めた。また、メチル基領域のピークの帰属は、A.Za
mbelli et al[Macromolecules 13,267(1980)]に従って
行った。
【0130】実施例1 表1に示す樹脂Aを、Tダイ押出機を用いて280℃で
加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固化
した後、加熱ロール延伸機によりシート温度151℃で
4.4倍に縦延伸し、続いてテンター横延伸機により1
58℃で10.5倍に横延伸した後、雰囲気温度175
℃で10秒間熱処理しながら、TD方向に8%の弛緩処
理を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。得
られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムの片面にコロナ
処理を施した。得られた二軸延伸フィルムの評価結果を
表2に示した。次いで、テトラエトキシシラン30重量
部、エタノール20重量部、2N塩酸1重量部、水4重
量部を混合し、室温で1時間攪拌した。次いで、γ−グ
リシドキシトリメトキシシラン3重量部、ソアノール2
0L(日本合成化学社製エチレン−ビニルアルコール水
/IPA溶液)40重量部、N,N−ジメチルベンジル
アミン0.15重量部を加えて攪拌し、コート液Aとし
た。上記二軸延伸ポリプロピレンフィルムのコロナ処理
面に、上記コート液Aをバーコーターにより乾燥後のコ
ート層厚みが3μmとなるようにコートし、表3に示し
た条件で乾燥硬化した。得られた積層フィルムの評価結
果を表3に示した。
加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固化
した後、加熱ロール延伸機によりシート温度151℃で
4.4倍に縦延伸し、続いてテンター横延伸機により1
58℃で10.5倍に横延伸した後、雰囲気温度175
℃で10秒間熱処理しながら、TD方向に8%の弛緩処
理を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。得
られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムの片面にコロナ
処理を施した。得られた二軸延伸フィルムの評価結果を
表2に示した。次いで、テトラエトキシシラン30重量
部、エタノール20重量部、2N塩酸1重量部、水4重
量部を混合し、室温で1時間攪拌した。次いで、γ−グ
リシドキシトリメトキシシラン3重量部、ソアノール2
0L(日本合成化学社製エチレン−ビニルアルコール水
/IPA溶液)40重量部、N,N−ジメチルベンジル
アミン0.15重量部を加えて攪拌し、コート液Aとし
た。上記二軸延伸ポリプロピレンフィルムのコロナ処理
面に、上記コート液Aをバーコーターにより乾燥後のコ
ート層厚みが3μmとなるようにコートし、表3に示し
た条件で乾燥硬化した。得られた積層フィルムの評価結
果を表3に示した。
【0131】実施例2、3および比較例1、2 表2に示した二軸延伸ポリプロピレンフィルムを使用
し、表3に示した条件で乾燥硬化させた以外は、実施例
1と同様の操作を行い、積層フィルムを得た。評価結果
を表3に示した。
し、表3に示した条件で乾燥硬化させた以外は、実施例
1と同様の操作を行い、積層フィルムを得た。評価結果
を表3に示した。
【0132】比較例3 コート剤としてソアノール20L単体を使用した以外
は、実施例1と同様の操作を行い、積層フィルムを得
た。評価結果を表3に示した。
は、実施例1と同様の操作を行い、積層フィルムを得
た。評価結果を表3に示した。
【0133】
【表1】
【0134】
【表2】
【0135】
【表3】
【0136】実施例4 表1に示す樹脂Aを、Tダイ押出機を用いて280℃で
加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固化
した後、加熱ロール延伸機によりシート温度148℃で
4.4倍に縦延伸し、続いてテンター横延伸機により1
63℃で9.5倍に横延伸した後、雰囲気温度168℃
で10秒間熱処理しながら、TD方向に8%の弛緩処理
を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。その
後、フィルムの片面にフレームプラズマ処理(処理強
度;6.8kcal/m2)を行い、20μmの表面処
理基材フィルムを得た。得られた表面処理基材フィルム
の評価結果を表4に示した。 次いで、得られた表面処
理基材フィルムの表面処理面に、実施例1で得られたコ
ート液Aをバーコーターにより乾燥後のコート層厚みが
3μmとなるようにコートし、120℃で2分間乾燥硬
化した。得られた積層フィルムの評価結果を表5に示し
た。
加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固化
した後、加熱ロール延伸機によりシート温度148℃で
4.4倍に縦延伸し、続いてテンター横延伸機により1
63℃で9.5倍に横延伸した後、雰囲気温度168℃
で10秒間熱処理しながら、TD方向に8%の弛緩処理
を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。その
後、フィルムの片面にフレームプラズマ処理(処理強
度;6.8kcal/m2)を行い、20μmの表面処
理基材フィルムを得た。得られた表面処理基材フィルム
の評価結果を表4に示した。 次いで、得られた表面処
理基材フィルムの表面処理面に、実施例1で得られたコ
ート液Aをバーコーターにより乾燥後のコート層厚みが
3μmとなるようにコートし、120℃で2分間乾燥硬
化した。得られた積層フィルムの評価結果を表5に示し
た。
【0137】実施例5、6 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例1と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を表
5に示した。
施例1と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を表
5に示した。
【0138】実施例7 実施例4で得られた積層フィルムの複合ポリマー層面
に、バーコーターを用いてアンカーコート剤(東洋モー
トン社製TM329/CAT−8B 100重量部/1
00重量部を、酢酸エチル溶剤にて、不揮発分が10重
量%となるよう調整)を、乾燥重量で2g/m2となる
ようにコートした後、80℃で乾燥させた。さらに、上
記アンカーコート層上に40μmの無延伸LLDPEフ
ィルムをドライラミネートして、積層フィルムを得た。
評価結果を表5に示した。
に、バーコーターを用いてアンカーコート剤(東洋モー
トン社製TM329/CAT−8B 100重量部/1
00重量部を、酢酸エチル溶剤にて、不揮発分が10重
量%となるよう調整)を、乾燥重量で2g/m2となる
ようにコートした後、80℃で乾燥させた。さらに、上
記アンカーコート層上に40μmの無延伸LLDPEフ
ィルムをドライラミネートして、積層フィルムを得た。
評価結果を表5に示した。
【0139】実施例8 40μmの無延伸LLDPEフィルムの代わりに、25
μmのシーラントCPP(融点140℃、エチレン含量
3モル%、1−ブテン含量1モル%のプロピレン−エチ
レン−1−ブテン三元ランダム共重合体フィルム)を使
用すること以外は、実施例7と同様にして積層フィルム
を得た。評価結果を表5に示した。
μmのシーラントCPP(融点140℃、エチレン含量
3モル%、1−ブテン含量1モル%のプロピレン−エチ
レン−1−ブテン三元ランダム共重合体フィルム)を使
用すること以外は、実施例7と同様にして積層フィルム
を得た。評価結果を表5に示した。
【0140】実施例9 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例7と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を表
5に示した。
施例7と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を表
5に示した。
【0141】実施例10 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例8と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を表
5に示した。
施例8と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を表
5に示した。
【0142】
【表4】
【0143】
【表5】
【0144】実施例11 表1に示す樹脂Aを、Tダイ押出機を用いて280℃で
加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固化
した後、加熱ロール延伸機により4.4倍に縦延伸し、
続いてテンター横延伸機により9.5倍に横延伸した
後、雰囲気温度168℃で10秒間熱処理しながら、T
D方向に8%の弛緩処理を行い、二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムを得た。その後、フィルムの片面にフレーム
プラズマ処理(処理強度;6.8kcal/m2)を行
い、20μmの表面処理基材フィルムを得た。次いで、
得られた表面処理基材フィルムの表面処理面に、アンカ
ーコート剤(東洋モートン社製TM329/CAT−8
B 100重量部/100重量部を、酢酸エチル溶剤に
て、不揮発分が10重量%となるよう調整)をバーコー
ターによりマニュアルコートし、100℃で5分間乾燥
させ、さらに室温で一日以上放置し積層フィルムを得
た。アンカーコート層の乾燥重量は、2g/m2であっ
た。実施例1で得られたコート液Aをバーコーターによ
り乾燥後のコート層厚みが3μmとなるようにコート
し、120℃で2分間乾燥硬化した。得られた積層フィ
ルムの評価結果を表6に示した。
加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固化
した後、加熱ロール延伸機により4.4倍に縦延伸し、
続いてテンター横延伸機により9.5倍に横延伸した
後、雰囲気温度168℃で10秒間熱処理しながら、T
D方向に8%の弛緩処理を行い、二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムを得た。その後、フィルムの片面にフレーム
プラズマ処理(処理強度;6.8kcal/m2)を行
い、20μmの表面処理基材フィルムを得た。次いで、
得られた表面処理基材フィルムの表面処理面に、アンカ
ーコート剤(東洋モートン社製TM329/CAT−8
B 100重量部/100重量部を、酢酸エチル溶剤に
て、不揮発分が10重量%となるよう調整)をバーコー
ターによりマニュアルコートし、100℃で5分間乾燥
させ、さらに室温で一日以上放置し積層フィルムを得
た。アンカーコート層の乾燥重量は、2g/m2であっ
た。実施例1で得られたコート液Aをバーコーターによ
り乾燥後のコート層厚みが3μmとなるようにコート
し、120℃で2分間乾燥硬化した。得られた積層フィ
ルムの評価結果を表6に示した。
【0145】実施例12、13 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例11と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を
表6に示した。
施例11と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を
表6に示した。
【0146】実施例14 アンカーコート剤として、東洋モートン社製AD335
A/CAT−10 100重量部/6重量部を、MEK
/トルエン1重量部/1重量部の混合溶剤にて、不揮発
分が10重量%となるよう調整したものを使用する以外
は、実施例11と同様にして積層フィルムを得た。評価
結果を表6に示した。
A/CAT−10 100重量部/6重量部を、MEK
/トルエン1重量部/1重量部の混合溶剤にて、不揮発
分が10重量%となるよう調整したものを使用する以外
は、実施例11と同様にして積層フィルムを得た。評価
結果を表6に示した。
【0147】実施例15、16 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例11と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を
表6に示した。
施例11と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を
表6に示した。
【0148】実施例17 実施例11と同様な方法で得られた表面処理基材フィル
ムの表面処理面に、井上金属工業社製テストコーター3
号機を用い、アンカーコート剤(東洋モートン社製TM
329/CAT−8B 100重量部/100重量部
を、酢酸エチル溶剤にて、不揮発分が10重量%となる
よう調整)を、乾燥重量で1g/m2となるように積層
した。次いで、実施例1で得られたコート液Aを、乾燥
後のコート層厚みが3μmとなるようグラビアコートし
た。さらに、上記アンカーコート剤を乾燥重量が2g/
m2となるように積層し、その上に40μmの無延伸L
LDPEフィルムをドライラミネートして、積層フィル
ムを得た。評価結果を表6に示した。
ムの表面処理面に、井上金属工業社製テストコーター3
号機を用い、アンカーコート剤(東洋モートン社製TM
329/CAT−8B 100重量部/100重量部
を、酢酸エチル溶剤にて、不揮発分が10重量%となる
よう調整)を、乾燥重量で1g/m2となるように積層
した。次いで、実施例1で得られたコート液Aを、乾燥
後のコート層厚みが3μmとなるようグラビアコートし
た。さらに、上記アンカーコート剤を乾燥重量が2g/
m2となるように積層し、その上に40μmの無延伸L
LDPEフィルムをドライラミネートして、積層フィル
ムを得た。評価結果を表6に示した。
【0149】実施例18 40μmの無延伸LLDPEフィルムの代わりに、20
μmのシーラントCPP(融点140℃、エチレン含量
3モル%、1−ブテン含量1モル%のプロピレン−エチ
レン−1−ブテン三元ランダム共重合体フィルム)を使
用すること以外は、実施例17と同様にして積層フィル
ムを得た。評価結果を表6に示した。
μmのシーラントCPP(融点140℃、エチレン含量
3モル%、1−ブテン含量1モル%のプロピレン−エチ
レン−1−ブテン三元ランダム共重合体フィルム)を使
用すること以外は、実施例17と同様にして積層フィル
ムを得た。評価結果を表6に示した。
【0150】実施例19 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例17と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を
表6に示した。
施例17と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を
表6に示した。
【0151】実施例20 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例18と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を
表6に示した。
施例18と同様にして積層フィルムを得た。評価結果を
表6に示した。
【0152】実施例21 実施例11と同様な方法で得られた表面処理基材フィル
ムの表面処理面に、井上金属工業社製テストコーター3
号機を用い、アンカーコート剤(東洋モートン社製AD
335A/CAT−10 100重量部/6重量部を、
MEK/トルエン1重量部/1重量部の混合溶剤にて、
不揮発分が10重量%となるよう調整)を、乾燥重量で
1g/m2となるように積層した。次いで、実施例1で
得られたコート液Aを、乾燥後のコート層厚みが3μm
となるようグラビアコートした。さらに、アンカコート
剤(東洋モートン社製TM329/CAT−8B 10
0重量部/100重量部を、酢酸エチル溶剤にて、不揮
発分が10重量%となるよう調整)を乾燥重量が2g/
m2となるように積層し、その上に40μmの無延伸L
LDPEフィルムをドライラミネートして、積層フィル
ムを得た。結果を表6に示した。
ムの表面処理面に、井上金属工業社製テストコーター3
号機を用い、アンカーコート剤(東洋モートン社製AD
335A/CAT−10 100重量部/6重量部を、
MEK/トルエン1重量部/1重量部の混合溶剤にて、
不揮発分が10重量%となるよう調整)を、乾燥重量で
1g/m2となるように積層した。次いで、実施例1で
得られたコート液Aを、乾燥後のコート層厚みが3μm
となるようグラビアコートした。さらに、アンカコート
剤(東洋モートン社製TM329/CAT−8B 10
0重量部/100重量部を、酢酸エチル溶剤にて、不揮
発分が10重量%となるよう調整)を乾燥重量が2g/
m2となるように積層し、その上に40μmの無延伸L
LDPEフィルムをドライラミネートして、積層フィル
ムを得た。結果を表6に示した。
【0153】実施例22 40μmの無延伸LLDPEフィルムの代わりに、20
μmのシーラントCPP(融点140℃、エチレン含量
3モル%、1−ブテン含量1モル%のプロピレン−エチ
レン−1−ブテン三元ランダム共重合体フィルム)を使
用すること以外は、実施例21と同様にして積層フィル
ムを得た。結果を表6に示した。
μmのシーラントCPP(融点140℃、エチレン含量
3モル%、1−ブテン含量1モル%のプロピレン−エチ
レン−1−ブテン三元ランダム共重合体フィルム)を使
用すること以外は、実施例21と同様にして積層フィル
ムを得た。結果を表6に示した。
【0154】実施例23 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例21と同様にして積層フィルムを得、評価した。結
果を表6に示した。
施例21と同様にして積層フィルムを得、評価した。結
果を表6に示した。
【0155】実施例24 表4に示す表面処理基材フィルムを使用した以外は、実
施例22と同様にして積層フィルムを得、評価した。結
果を表6に示した。
施例22と同様にして積層フィルムを得、評価した。結
果を表6に示した。
【0156】
【表6】
【0157】実施例25 表1に示す樹脂Aを、Tダイ押出機を用いて280℃で
加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固化
した後、加熱ロール延伸機により4.4倍に縦延伸し、
一軸延伸シートを得た。酸変性ポリオレフィン層とし
て、表1に示す樹脂Dとユーメックス1001(三洋化
成工業社製無水マレイン酸変性ポリプロピレン:不飽和
有機酸無水物に由来する単量体単位0.5wt%)との
混合樹脂(D/ユーメックス1001=80/20(w
t%/wt%))を、Tダイ押出機により、230℃で
加熱溶融下シート状に押出してチルロール上にて、前記
一軸延伸シートに貼り合せて二層シートを得、続いてテ
ンター横延伸機により9.5倍に横延伸した後、雰囲気
温度168℃で10秒間熱処理しながら、TD方向に8
%の弛緩処理を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィルム
を得た。その後、酸変性ポリオレフィン層側表面にフレ
ームプラズマ処理(処理強度;6.5kcal/m2)
を行い、表7に記載の20μmの表面処理基材フィルム
iを得た。得られたフィルムの表面処理面に、実施例1
で得られたコート液Aをバーコーターにて乾燥後のコー
ト層厚みが3μmとなるようにコートし、120℃で2
分間乾燥させて積層フィルムを得た。各種評価結果を表
8に示した。
加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固化
した後、加熱ロール延伸機により4.4倍に縦延伸し、
一軸延伸シートを得た。酸変性ポリオレフィン層とし
て、表1に示す樹脂Dとユーメックス1001(三洋化
成工業社製無水マレイン酸変性ポリプロピレン:不飽和
有機酸無水物に由来する単量体単位0.5wt%)との
混合樹脂(D/ユーメックス1001=80/20(w
t%/wt%))を、Tダイ押出機により、230℃で
加熱溶融下シート状に押出してチルロール上にて、前記
一軸延伸シートに貼り合せて二層シートを得、続いてテ
ンター横延伸機により9.5倍に横延伸した後、雰囲気
温度168℃で10秒間熱処理しながら、TD方向に8
%の弛緩処理を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィルム
を得た。その後、酸変性ポリオレフィン層側表面にフレ
ームプラズマ処理(処理強度;6.5kcal/m2)
を行い、表7に記載の20μmの表面処理基材フィルム
iを得た。得られたフィルムの表面処理面に、実施例1
で得られたコート液Aをバーコーターにて乾燥後のコー
ト層厚みが3μmとなるようにコートし、120℃で2
分間乾燥させて積層フィルムを得た。各種評価結果を表
8に示した。
【0158】実施例26〜28 表1に示す樹脂および表7に示す表面処理基材フィルム
を使用した以外は、実施例25と同様にして積層フィル
ムを得た。評価結果を表8に示した。
を使用した以外は、実施例25と同様にして積層フィル
ムを得た。評価結果を表8に示した。
【0159】実施例29 表1に示す樹脂Aを、Tダイ押出機を用いて、280℃
で加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固
化した後、加熱ロール延伸機により4.4倍に縦延伸し
一軸延伸シートを得た。表1に示す樹脂DとタフマーX
R110T(三井化学社製プロピレン−ブテン−1共重
合体)との混合樹脂(D/XR110T=80/20
(wt%/wt%))をTダイ押出機により、230℃
で加熱溶融下シート状に押出してチルロール上にて、前
記一軸延伸シートに貼り合せて二層シートを得、続いて
テンター横延伸機により9.5倍に横延伸した後、雰囲
気温度168℃で10秒間熱処理しながら、TD方向に
8%の弛緩処理を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィル
ムを得た。その後、フィルムの片面に窒素雰囲気下コロ
ナ放電処理(処理密度;48w・min/m2)を施
し、さらにフレームプラズマ処理(処理強度;6kca
l/m2)を行い、表7に記載の20μmの表面処理基
材フィルムlを得た。得られたフィルムの表面処理面
に、実施例1で得られたコート液Aをバーコーターにて
乾燥後のコート層厚みが3μmとなるようにコートし、
120℃で2分間乾燥させて、積層フィルムを得た。各
種評価結果を表8に示した。
で加熱溶融下シート状に押出し、チルロール上で冷却固
化した後、加熱ロール延伸機により4.4倍に縦延伸し
一軸延伸シートを得た。表1に示す樹脂DとタフマーX
R110T(三井化学社製プロピレン−ブテン−1共重
合体)との混合樹脂(D/XR110T=80/20
(wt%/wt%))をTダイ押出機により、230℃
で加熱溶融下シート状に押出してチルロール上にて、前
記一軸延伸シートに貼り合せて二層シートを得、続いて
テンター横延伸機により9.5倍に横延伸した後、雰囲
気温度168℃で10秒間熱処理しながら、TD方向に
8%の弛緩処理を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィル
ムを得た。その後、フィルムの片面に窒素雰囲気下コロ
ナ放電処理(処理密度;48w・min/m2)を施
し、さらにフレームプラズマ処理(処理強度;6kca
l/m2)を行い、表7に記載の20μmの表面処理基
材フィルムlを得た。得られたフィルムの表面処理面
に、実施例1で得られたコート液Aをバーコーターにて
乾燥後のコート層厚みが3μmとなるようにコートし、
120℃で2分間乾燥させて、積層フィルムを得た。各
種評価結果を表8に示した。
【0160】実施例30 表1に示す樹脂B、表1に示す樹脂Dとユーメックス1
010(三洋化成工業社製無水マレイン酸変性ポリプロ
ピレン・不飽和有機酸無水物に由来する単量体単位1.
0重量%)との混合樹脂(D/ユーメックス1010=
80/20(wt%/wt%))を多層Tダイ押出機を
用いて、280℃で加熱溶融下シート状に押出し、チル
ロール上で冷却固化した後、加熱ロール延伸機により5
倍に縦延伸し、続いてテンター横延伸機により9.5倍
に横延伸した後、雰囲気温度168℃で10秒間熱処理
しながら、TD方向に8%の弛緩処理を行い、二軸延伸
ポリプロピレンフィルムを得た。その後、フィルムの片
面に窒素雰囲気下コロナ放電処理(処理密度;50w・
min/m2)を行い、表7に記載の20μmの表面処
理基材フィルムmを得た。得られたフィルムの表面処理
面に、実施例1で得られたコート液Aをバーコーターに
て乾燥後のコート層厚みが3μmとなるようにコート
し、120℃で2分間乾燥させて、積層フィルムを得
た。各種評価結果を表8に示した。
010(三洋化成工業社製無水マレイン酸変性ポリプロ
ピレン・不飽和有機酸無水物に由来する単量体単位1.
0重量%)との混合樹脂(D/ユーメックス1010=
80/20(wt%/wt%))を多層Tダイ押出機を
用いて、280℃で加熱溶融下シート状に押出し、チル
ロール上で冷却固化した後、加熱ロール延伸機により5
倍に縦延伸し、続いてテンター横延伸機により9.5倍
に横延伸した後、雰囲気温度168℃で10秒間熱処理
しながら、TD方向に8%の弛緩処理を行い、二軸延伸
ポリプロピレンフィルムを得た。その後、フィルムの片
面に窒素雰囲気下コロナ放電処理(処理密度;50w・
min/m2)を行い、表7に記載の20μmの表面処
理基材フィルムmを得た。得られたフィルムの表面処理
面に、実施例1で得られたコート液Aをバーコーターに
て乾燥後のコート層厚みが3μmとなるようにコート
し、120℃で2分間乾燥させて、積層フィルムを得
た。各種評価結果を表8に示した。
【0161】実施例31 実施例30と同様な方法で得られた表面処理基材フィル
ムmの表面処理面に、井上金属工業社製テストコーター
3号機を用い、実施例1で得られたコート液Aを乾燥後
のコート層厚みが3μmとなるようグラビアコートし
た。さらに、アンカーコート剤を乾燥重量(東洋モート
ン社製TM329/CAT−8B 100重量部/10
0重量部を、酢酸エチル溶剤にて、不揮発分が10重量
%となるよう調整)が2g/m2となるように積層し、
その上に40μmの無延伸LLDPEフィルムをドライ
ラミネートして積層フィルムを得た。評価結果を表8に
示した。
ムmの表面処理面に、井上金属工業社製テストコーター
3号機を用い、実施例1で得られたコート液Aを乾燥後
のコート層厚みが3μmとなるようグラビアコートし
た。さらに、アンカーコート剤を乾燥重量(東洋モート
ン社製TM329/CAT−8B 100重量部/10
0重量部を、酢酸エチル溶剤にて、不揮発分が10重量
%となるよう調整)が2g/m2となるように積層し、
その上に40μmの無延伸LLDPEフィルムをドライ
ラミネートして積層フィルムを得た。評価結果を表8に
示した。
【0162】実施例32 40μmの無延伸LLDPEフィルムの代わりに、25
μmのシーラントCPP(融点140℃、エチレン含量
3モル%、1−ブテン含量1モル%のプロピレン−エチ
レン−1−ブテン三元ランダム共重合体フィルム)を使
用し、実施例25と同様な方法で得られた表面処理基材
フィルムiを使用すること以外は、実施例31と同様に
して積層フィルムを得た。評価結果を表8に示した。
μmのシーラントCPP(融点140℃、エチレン含量
3モル%、1−ブテン含量1モル%のプロピレン−エチ
レン−1−ブテン三元ランダム共重合体フィルム)を使
用し、実施例25と同様な方法で得られた表面処理基材
フィルムiを使用すること以外は、実施例31と同様に
して積層フィルムを得た。評価結果を表8に示した。
【0163】
【表7】
【0164】
【表8】
【0165】実施例33 表9、表10に示した二軸延伸ポリプロピレンフィルム
(X層)の表面処理面に、アンカーコート剤(東洋モー
トン社製TM329/CAT−8B 100重量部/1
00重量部を、酢酸エチル溶剤にて、不揮発分が10重
量%となるよう調整)をバーコーターにより乾燥重量が
2g/m2となるようにコートし、90℃で5分間乾燥
させた後、該アンカーコート面上に、実施例1で得られ
たコート液Aをバーコーターによりコートし、120℃
で5分間乾燥硬化させた(Y層)。該硬化面上に、さら
に、上記と同様に同じアンカーコート剤を用いて、表
9、表11に示した熱可塑性樹脂フィルム(Z層)をド
ライラミネートし、積層フィルムを得た。得られた積層
フィルムの評価結果を表12に示した。
(X層)の表面処理面に、アンカーコート剤(東洋モー
トン社製TM329/CAT−8B 100重量部/1
00重量部を、酢酸エチル溶剤にて、不揮発分が10重
量%となるよう調整)をバーコーターにより乾燥重量が
2g/m2となるようにコートし、90℃で5分間乾燥
させた後、該アンカーコート面上に、実施例1で得られ
たコート液Aをバーコーターによりコートし、120℃
で5分間乾燥硬化させた(Y層)。該硬化面上に、さら
に、上記と同様に同じアンカーコート剤を用いて、表
9、表11に示した熱可塑性樹脂フィルム(Z層)をド
ライラミネートし、積層フィルムを得た。得られた積層
フィルムの評価結果を表12に示した。
【0166】実施例34 表9〜表11に示した二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム、熱可塑性樹脂フィルムを使用すること以外は、実施
例33と同様の操作を行い、積層フィルムを得た。評価
結果を表12に示した。
ム、熱可塑性樹脂フィルムを使用すること以外は、実施
例33と同様の操作を行い、積層フィルムを得た。評価
結果を表12に示した。
【0167】比較例4 コート剤としてソアノール20L単体を使用した以外
は、実施例33と同様の操作を行い、積層フィルムを得
た。評価結果を表11に示した。
は、実施例33と同様の操作を行い、積層フィルムを得
た。評価結果を表11に示した。
【0168】比較例5 モンモリロナイト(クニミネ工業社製クニピアF)をイ
オン交換水に1wt%となるように、超音波分散させた
(B液)。ポリビニルアルコール(日本合成化学社製ゴ
ーセノールNL05)をイオン交換水に1wt%になる
ように加熱溶解させた(C液)。B液およびC液を等量
混合し、コート液とした。上記コート液を使用すること
以外は、実施例33と同様の操作を行い、積層フィルム
を得た。評価結果を表11に示した。
オン交換水に1wt%となるように、超音波分散させた
(B液)。ポリビニルアルコール(日本合成化学社製ゴ
ーセノールNL05)をイオン交換水に1wt%になる
ように加熱溶解させた(C液)。B液およびC液を等量
混合し、コート液とした。上記コート液を使用すること
以外は、実施例33と同様の操作を行い、積層フィルム
を得た。評価結果を表11に示した。
【0169】
【表9】
【0170】
【表10】
【0171】
【表11】
【0172】
【表12】
【0173】上記したように、本発明の積層フィルム
は、優れた高湿度下での酸素バリア性と防湿性を示す。
一方、比較例4のように、水溶性高分子のみを用いた場
合、および、比較例5のように層状無機化合物を含む樹
脂を用いた場合では、十分な高湿度下での酸素バリア性
と防湿性とを兼ね備えることができない。
は、優れた高湿度下での酸素バリア性と防湿性を示す。
一方、比較例4のように、水溶性高分子のみを用いた場
合、および、比較例5のように層状無機化合物を含む樹
脂を用いた場合では、十分な高湿度下での酸素バリア性
と防湿性とを兼ね備えることができない。
【0174】実施例35 帯電防止剤としてミリスチン酸ジエタノールアミド0.
5重量%含んだポリプロピレン(MFR;4g/10m
in、融点;165℃、ペンタッド分率;0.980)
を原料としTダイ押出機を用いて280℃で加熱溶融下
シート状に押出し、チルロール上で冷却固化した後、加
熱ロール延伸機により4.4倍に縦延伸し、続いてテン
ター横延伸機により9.5倍に横延伸した後、雰囲気温
度168℃で10秒間熱処理しながら、TD方向に8%
の弛緩処理を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを
得た。その後、フィルムの片面に窒素雰囲気下コロナ放
電処理(処理密度;50w・min/m2)を行い、熱
収縮率MD/TD;3.2%/4.2%、濡れ指数;4
8mN/m、20μmの表面処理基材フィルムを得た。
該表面処理基材フィルムの処理面にバーコーターで乾燥
膜厚が1μmとなるようにアンカーコート剤(東洋モー
トン社製;主剤AD335AE 100重量部/硬化剤
CAT−10 10重量部)をコートした後、実施例1
で得られたコート液Aをバーコーターで乾燥後のコート
層厚みが3μmとなるようコートした。該コート面上に
さらに、上記と同様のアンカーコート処理を施した後、
帯電防止剤としてミリスチン酸ジエタノールアミド0.
3重量%含んだランダムポリプロピレン(MFR;7g
/10min、融点;140℃、エチレン含量2wt
%)を原料とした、50μmの両面コロナ処理(濡れ指
数;40mN/m(強処理)および37mN/m(弱処
理))無延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネー
トし、積層フィルムを得た。評価結果を表13に示し
た。また、上記積層フィルムを無延伸ポリプロピレンフ
ィルム側が内側となるようにして包装体を作成し、削り
節を入れたが、内装面への付着はなかった。
5重量%含んだポリプロピレン(MFR;4g/10m
in、融点;165℃、ペンタッド分率;0.980)
を原料としTダイ押出機を用いて280℃で加熱溶融下
シート状に押出し、チルロール上で冷却固化した後、加
熱ロール延伸機により4.4倍に縦延伸し、続いてテン
ター横延伸機により9.5倍に横延伸した後、雰囲気温
度168℃で10秒間熱処理しながら、TD方向に8%
の弛緩処理を行い、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを
得た。その後、フィルムの片面に窒素雰囲気下コロナ放
電処理(処理密度;50w・min/m2)を行い、熱
収縮率MD/TD;3.2%/4.2%、濡れ指数;4
8mN/m、20μmの表面処理基材フィルムを得た。
該表面処理基材フィルムの処理面にバーコーターで乾燥
膜厚が1μmとなるようにアンカーコート剤(東洋モー
トン社製;主剤AD335AE 100重量部/硬化剤
CAT−10 10重量部)をコートした後、実施例1
で得られたコート液Aをバーコーターで乾燥後のコート
層厚みが3μmとなるようコートした。該コート面上に
さらに、上記と同様のアンカーコート処理を施した後、
帯電防止剤としてミリスチン酸ジエタノールアミド0.
3重量%含んだランダムポリプロピレン(MFR;7g
/10min、融点;140℃、エチレン含量2wt
%)を原料とした、50μmの両面コロナ処理(濡れ指
数;40mN/m(強処理)および37mN/m(弱処
理))無延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネー
トし、積層フィルムを得た。評価結果を表13に示し
た。また、上記積層フィルムを無延伸ポリプロピレンフ
ィルム側が内側となるようにして包装体を作成し、削り
節を入れたが、内装面への付着はなかった。
【0175】
【表13】
【0176】
【発明の効果】本発明の積層フィルムは、特定の二軸延
伸ポリプロピレンフィルムを基材フィルムとし、該基材
フィルムの少なくとも片面に、特定の組成物がゾル−ゲ
ル法により重縮合して得られた複合ポリマー層を積層す
ることにより、酸素バリア性や酸素バリア性の湿度依存
性が良好であることのみならず、コート加工やシーラン
トラミネート後の熱シール加工後の外観・仕上がりに関
しても優れた積層フィルムである。従って、本発明の積
層フィルムは、ガスバリアフィルムとして好適であるだ
けでなく、広く食品包装用フィルムとして有用である。
伸ポリプロピレンフィルムを基材フィルムとし、該基材
フィルムの少なくとも片面に、特定の組成物がゾル−ゲ
ル法により重縮合して得られた複合ポリマー層を積層す
ることにより、酸素バリア性や酸素バリア性の湿度依存
性が良好であることのみならず、コート加工やシーラン
トラミネート後の熱シール加工後の外観・仕上がりに関
しても優れた積層フィルムである。従って、本発明の積
層フィルムは、ガスバリアフィルムとして好適であるだ
けでなく、広く食品包装用フィルムとして有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 7/00 303 C08J 7/00 303 7/04 CES 7/04 CESP C08K 5/05 C08K 5/05 C08L 23/12 C08L 23/12 29/04 29/04 A
Claims (2)
- 【請求項1】フィルムの機械軸方向および該機械軸方向
と直交する方向における、150℃の熱収縮率がいずれ
も5%以下である二軸延伸ポリプロピレンフィルムと、
該フィルムの少なくとも片面上に積層された高分子ガス
バリア層とからなることを特徴とする積層フィルム。 - 【請求項2】高分子ガスバリア層が、(1)金属アルコ
キシドおよびケイ素アルコキシドよりなる群から選ばれ
る少なくとも1種のアルコキシドの部分加水分解重縮合
物と水溶性高分子との混合物、(2)該部分加水分解重
縮合物と水溶性高分子との反応生成物、または(3)該
部分加水分解重縮合物、水溶性高分子および該反応生成
物との混合物のいずれか1種からなる請求項1に記載の
積層フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11358367A JP2000233478A (ja) | 1998-12-18 | 1999-12-17 | 積層フィルム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-359882 | 1998-12-18 | ||
| JP35988298 | 1998-12-18 | ||
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