JP2000234283A - メッシュ生地の装飾方法 - Google Patents
メッシュ生地の装飾方法Info
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Landscapes
- Decoration Of Textiles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レースなどのメッシュ生地にも接着剤で金属
箔などの着色材を適正に固定して、その表面上に着色材
を確りと残して艶やかな模様を鮮明に表せるようにす
る。 【構成】 基板3上に転写シート4を介してレース、オ
ーガンジー、紗、又は絽などのメッシュ生地1を重ね
る。次いで、メッシュ生地1の表面上に接着剤5を塗布
して金属箔などの着色材2を固定する。そして、その接
着剤5が凝固した後、メッシュ生地1と転写シート4と
を引き剥がす。このとき、転写シート4に形成される薄
膜4Bが接着剤5に付着したまま支持体4Aより剥離し
てメッシュ生地1の裏面側に転写され、接着剤5がメッ
シュ生地1から離脱するを防ぐ。このため、メッシュ生
地1には接着剤5にて固定された着色材2が確り残って
艶やかで鮮明な模様を形成する。
箔などの着色材を適正に固定して、その表面上に着色材
を確りと残して艶やかな模様を鮮明に表せるようにす
る。 【構成】 基板3上に転写シート4を介してレース、オ
ーガンジー、紗、又は絽などのメッシュ生地1を重ね
る。次いで、メッシュ生地1の表面上に接着剤5を塗布
して金属箔などの着色材2を固定する。そして、その接
着剤5が凝固した後、メッシュ生地1と転写シート4と
を引き剥がす。このとき、転写シート4に形成される薄
膜4Bが接着剤5に付着したまま支持体4Aより剥離し
てメッシュ生地1の裏面側に転写され、接着剤5がメッ
シュ生地1から離脱するを防ぐ。このため、メッシュ生
地1には接着剤5にて固定された着色材2が確り残って
艶やかで鮮明な模様を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の生地に
接着剤により着色材を固定して装飾を施す方法に係わ
り、特にレースなど透孔をもつメッシュ生地にも着色材
を適正に固定して艶やかな色彩の模様を施せるようにし
たメッシュ生地の装飾方法に関する。
接着剤により着色材を固定して装飾を施す方法に係わ
り、特にレースなど透孔をもつメッシュ生地にも着色材
を適正に固定して艶やかな色彩の模様を施せるようにし
たメッシュ生地の装飾方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シート状生地の装飾方法とし
て、刺繍加工や種々の染料を用いる捺染加工のほか、種
々の着色材を接着剤で固定する方法など様々な装飾法が
知られている。このうち、着色材を接着剤で固定するも
のは、着色材として主に金属箔が多用されることから金
彩加工や箔加工などと呼ばれ呉服地の装飾などに広く利
用されている。この種の装飾法は、例えば木板などから
成る基板上に装飾する生地を広げてその周縁を粘着テー
プなどにて固定し、次いでその生地の上に型紙を当てて
合成樹脂系や澱粉系の糊などで成る接着剤を塗布し、そ
の後その塗布部に着色材として金属箔や金粉を付着させ
て固定するか、又は着色材として金粉などの顔料を含ん
だ接着剤を用いるなどして該接着剤の塗布部に着色材に
よる彩色を発現させるものであり、このような装飾法に
よれば生地の表面に着色材による模様を比較的容易に且
つ奇麗に施すことができる。
て、刺繍加工や種々の染料を用いる捺染加工のほか、種
々の着色材を接着剤で固定する方法など様々な装飾法が
知られている。このうち、着色材を接着剤で固定するも
のは、着色材として主に金属箔が多用されることから金
彩加工や箔加工などと呼ばれ呉服地の装飾などに広く利
用されている。この種の装飾法は、例えば木板などから
成る基板上に装飾する生地を広げてその周縁を粘着テー
プなどにて固定し、次いでその生地の上に型紙を当てて
合成樹脂系や澱粉系の糊などで成る接着剤を塗布し、そ
の後その塗布部に着色材として金属箔や金粉を付着させ
て固定するか、又は着色材として金粉などの顔料を含ん
だ接着剤を用いるなどして該接着剤の塗布部に着色材に
よる彩色を発現させるものであり、このような装飾法に
よれば生地の表面に着色材による模様を比較的容易に且
つ奇麗に施すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来法は不織布や厚手の布地などには適用できる
が、レース、オーガンジー、紗、又は絽など透孔をもつ
多孔質で粗目の比較的薄いシート状のメッシュ生地に同
様の加工を施した場合には、その表面上に着色材による
模様を鮮明に表すことができないという難点があった。
ような従来法は不織布や厚手の布地などには適用できる
が、レース、オーガンジー、紗、又は絽など透孔をもつ
多孔質で粗目の比較的薄いシート状のメッシュ生地に同
様の加工を施した場合には、その表面上に着色材による
模様を鮮明に表すことができないという難点があった。
【0004】つまり、その種のメッシュ生地に上記同様
の加工を施した場合、接着剤が生地を透過して基板に付
着したまま凝固し、基板上から生地を剥がすときに接着
剤の多くが基板に付着したまま分離してしまうのであ
る。この結果、着色材も接着剤と共にメッシュ生地の透
孔から基板側に引き取られ、メッシュ生地の表面上には
僅かに残った着色材により色ボケした模様が表れるにし
かすぎなくなる。
の加工を施した場合、接着剤が生地を透過して基板に付
着したまま凝固し、基板上から生地を剥がすときに接着
剤の多くが基板に付着したまま分離してしまうのであ
る。この結果、着色材も接着剤と共にメッシュ生地の透
孔から基板側に引き取られ、メッシュ生地の表面上には
僅かに残った着色材により色ボケした模様が表れるにし
かすぎなくなる。
【0005】そこで、本発明はレースなどのメッシュ生
地にも接着剤で着色材を適正に固定して、その表面上に
着色材を確りと残して艶やかな模様を鮮明に表せるよう
にすることを目的とする。
地にも接着剤で着色材を適正に固定して、その表面上に
着色材を確りと残して艶やかな模様を鮮明に表せるよう
にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、シート状の生地に接着剤で着色材を固定して
装飾を施す方法であって、前記生地として接着剤を通す
メッシュ生地を用い、これを接着剤の塗布部に転写する
薄膜上に重ねた後、そのメッシュ生地の表面上に接着剤
を塗布して着色材を固定することを特徴とするメッシュ
生地の装飾方法を提供するものである。
するため、シート状の生地に接着剤で着色材を固定して
装飾を施す方法であって、前記生地として接着剤を通す
メッシュ生地を用い、これを接着剤の塗布部に転写する
薄膜上に重ねた後、そのメッシュ生地の表面上に接着剤
を塗布して着色材を固定することを特徴とするメッシュ
生地の装飾方法を提供するものである。
【0007】特に、シート状の生地を基板上に広げて固
定し、その生地の表面に接着剤を塗布して着色材を固定
することにより該生地の表面に着色材による装飾を施す
方法であって、前記生地として接着剤を通すレース、オ
ーガンジー、紗、又は絽などの透孔をもつメッシュ生地
を用い、これを接着剤に付着して支持体より剥離する薄
膜を介して基板上に重ね、次いでそのメッシュ生地の表
面上に接着剤を塗布して着色材を固定し、その接着剤が
凝固した後、基板上からメッシュ生地を取り除いてその
裏面に接着剤の塗布部に付着した薄膜を転写するように
した。
定し、その生地の表面に接着剤を塗布して着色材を固定
することにより該生地の表面に着色材による装飾を施す
方法であって、前記生地として接着剤を通すレース、オ
ーガンジー、紗、又は絽などの透孔をもつメッシュ生地
を用い、これを接着剤に付着して支持体より剥離する薄
膜を介して基板上に重ね、次いでそのメッシュ生地の表
面上に接着剤を塗布して着色材を固定し、その接着剤が
凝固した後、基板上からメッシュ生地を取り除いてその
裏面に接着剤の塗布部に付着した薄膜を転写するように
した。
【0008】又、本発明は支持体上に転写用の薄膜を形
成した転写シートを用い、その転写シートの薄膜上にレ
ース、オーガンジー、紗、又は絽などの透孔をもつシー
ト状のメッシュ生地を重ね、そのメッシュ生地の表面上
に型紙を当てて接着剤を塗布するとともに、その塗布部
に着色材を付着させて固定し、そのまま一定時間放置し
て接着剤が凝固した後、メッシュ生地と転写シートとを
引き剥がしてメッシュ生地の裏面側に接着剤の付着した
薄膜を転写するようにしたものである。
成した転写シートを用い、その転写シートの薄膜上にレ
ース、オーガンジー、紗、又は絽などの透孔をもつシー
ト状のメッシュ生地を重ね、そのメッシュ生地の表面上
に型紙を当てて接着剤を塗布するとともに、その塗布部
に着色材を付着させて固定し、そのまま一定時間放置し
て接着剤が凝固した後、メッシュ生地と転写シートとを
引き剥がしてメッシュ生地の裏面側に接着剤の付着した
薄膜を転写するようにしたものである。
【0009】ここで、着色材として様々な無機又は有機
顔料を用い、これを接着剤の塗布後に付着させるか、若
しくは予め接着剤に分散させておくようにしてもよい
が、好ましくは金属箔又は金粉を用い、これを接着剤の
塗布部に付着させるようにすることが望ましい。
顔料を用い、これを接着剤の塗布後に付着させるか、若
しくは予め接着剤に分散させておくようにしてもよい
が、好ましくは金属箔又は金粉を用い、これを接着剤の
塗布部に付着させるようにすることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の適用例を詳細に説
明する。先ず、図1は本発明により得られる装飾加工布
の一部を示す。図中、1は多数の透孔をもつ網目状の薄
いシートから成るメッシュ生地であり、これは例えば絹
糸や合成糸などを透かし目を入れて織ったレース、オー
ガンジー、紗、又は絽などのシースルー性を有する布
地、又はこれに類するものである。一方、2はメッシュ
生地1の表面上に固定した着色材であり、この着色材2
は所定位置に順次固定されて図1のような花柄その他の
模様を形成する。特に、この着色材2は金属箔や金粉で
成り、これらを所定の接着剤を用いて固定している。
明する。先ず、図1は本発明により得られる装飾加工布
の一部を示す。図中、1は多数の透孔をもつ網目状の薄
いシートから成るメッシュ生地であり、これは例えば絹
糸や合成糸などを透かし目を入れて織ったレース、オー
ガンジー、紗、又は絽などのシースルー性を有する布
地、又はこれに類するものである。一方、2はメッシュ
生地1の表面上に固定した着色材であり、この着色材2
は所定位置に順次固定されて図1のような花柄その他の
模様を形成する。特に、この着色材2は金属箔や金粉で
成り、これらを所定の接着剤を用いて固定している。
【0011】図2は、以上のような装飾加工布を得るフ
ローを示す。この図に示すように、先ず最初の工程とし
て、生地すなわちメッシュ生地のセッティングを行う。
詳細には、装飾するためのメッシュ生地と該生地を支持
するための基板を準備する。メッシュ生地はレースなど
上記のような透孔をもつ繊維質の薄いシートであり、基
板としてはメッシュ生地より稍大きい程度の木板を用い
る。そして、その基板の上にメッシュ生地を広げ、その
周縁を粘着テープなどで固定するのであるが、メッシュ
生地を基板の上に直接重ねるのでなく、基板とメッシュ
生地との間には所定の薄膜を介在させる。薄膜は基板上
に金粉などの微粒子を均等に散布するようにしてもよい
が、本例では薄膜をセパレータなどの支持体上に形成し
て成る公知の転写シートを用いる。つまり、その転写シ
ートを転写用の薄膜を上にして基板上に敷き、その薄膜
の上にメッシュ生地を重ねて固定するのである。
ローを示す。この図に示すように、先ず最初の工程とし
て、生地すなわちメッシュ生地のセッティングを行う。
詳細には、装飾するためのメッシュ生地と該生地を支持
するための基板を準備する。メッシュ生地はレースなど
上記のような透孔をもつ繊維質の薄いシートであり、基
板としてはメッシュ生地より稍大きい程度の木板を用い
る。そして、その基板の上にメッシュ生地を広げ、その
周縁を粘着テープなどで固定するのであるが、メッシュ
生地を基板の上に直接重ねるのでなく、基板とメッシュ
生地との間には所定の薄膜を介在させる。薄膜は基板上
に金粉などの微粒子を均等に散布するようにしてもよい
が、本例では薄膜をセパレータなどの支持体上に形成し
て成る公知の転写シートを用いる。つまり、その転写シ
ートを転写用の薄膜を上にして基板上に敷き、その薄膜
の上にメッシュ生地を重ねて固定するのである。
【0012】そこで、次の工程として接着剤の塗布を行
う。具体的にはメッシュ生地の表面上の部位に接着剤を
塗布するのである。特に、その塗布時には所定の型紙を
用いる。つまり、種々の模様を型取った型紙をメッシュ
生地の表面に当てたまま、その打ち抜き部分を通してメ
ッシュ生地の表面上に接着剤を部分的に塗布し、その接
着剤によりメッシュ生地の表面に所定の模様を写すので
ある。なお、このとき流動性をもつ接着剤はその一部が
メッシュ生地の透孔を通じて該メッシュ生地の裏面側に
達し、下地としての転写シートの薄膜に付着するが、そ
の大部分は生地の表面側に残って安定する。
う。具体的にはメッシュ生地の表面上の部位に接着剤を
塗布するのである。特に、その塗布時には所定の型紙を
用いる。つまり、種々の模様を型取った型紙をメッシュ
生地の表面に当てたまま、その打ち抜き部分を通してメ
ッシュ生地の表面上に接着剤を部分的に塗布し、その接
着剤によりメッシュ生地の表面に所定の模様を写すので
ある。なお、このとき流動性をもつ接着剤はその一部が
メッシュ生地の透孔を通じて該メッシュ生地の裏面側に
達し、下地としての転写シートの薄膜に付着するが、そ
の大部分は生地の表面側に残って安定する。
【0013】そこで、次に着色材の固定を行う。つま
り、メッシュ生地に塗布した接着剤に着色材を付着させ
るのである。その着色材としては、例えば上述の如く金
属箔や金粉を用い、これを接着剤に付着させたら刷毛な
どを用いて余分な着色材をメッシュ生地上から排除す
る。なお、着色材として金粉その他の顔料を用い、これ
を接着剤に予め分散させておいてもよい。
り、メッシュ生地に塗布した接着剤に着色材を付着させ
るのである。その着色材としては、例えば上述の如く金
属箔や金粉を用い、これを接着剤に付着させたら刷毛な
どを用いて余分な着色材をメッシュ生地上から排除す
る。なお、着色材として金粉その他の顔料を用い、これ
を接着剤に予め分散させておいてもよい。
【0014】斯くて、以上のようにして着色材を固定し
終えたら、そのまま一定時間放置して接着剤が凝固する
まで乾燥させる。その後、最後の仕上げとして、メッシ
ュ生地を基板上から取り除き、メッシュ生地と転写シー
トとを引き剥がすのである。そして、このとき接着剤の
塗布部に付着した薄膜が支持体より部分的に剥離してメ
ッシュ生地の裏面側に転写されるのである。このため、
メッシュ生地には接着剤とこれによって固定された着色
材が脱落せず全て残り、その表面に着色材による艶やか
な模様を鮮明に表すことができる。なお、薄膜として有
色の塗膜を用いたとき、メッシュ生地の裏面側にも表面
側の模様と相対して薄膜による模様が艶やかに形成され
ため、リバーシブル性が得られる。
終えたら、そのまま一定時間放置して接着剤が凝固する
まで乾燥させる。その後、最後の仕上げとして、メッシ
ュ生地を基板上から取り除き、メッシュ生地と転写シー
トとを引き剥がすのである。そして、このとき接着剤の
塗布部に付着した薄膜が支持体より部分的に剥離してメ
ッシュ生地の裏面側に転写されるのである。このため、
メッシュ生地には接着剤とこれによって固定された着色
材が脱落せず全て残り、その表面に着色材による艶やか
な模様を鮮明に表すことができる。なお、薄膜として有
色の塗膜を用いたとき、メッシュ生地の裏面側にも表面
側の模様と相対して薄膜による模様が艶やかに形成され
ため、リバーシブル性が得られる。
【0015】
【実施例】ここで、図3〜図4に本発明の好適な加工例
を示す。図中、3は木製の基板であり、その上には転写
シート4を介してメッシュ生地1を重ねる。転写シート
4は図5のようにプラスチックフィルムなどの薄いシー
トを支持体4Aとして、その片面にメッシュ生地1に転
写するための薄膜4Bを形成したものである。なお、薄
膜4Bは樹脂又は金属による塗膜であって、その厚さは
数〜数十μm程度である。その種の塗膜の形成法は公知
であるが、例えばこれは樹脂や金属の溶射、蒸着により
形成することができ、樹脂系では透明塗料を用いるか、
又は顔料を含んだペイントを用いて形成することもでき
る。そして、この転写シート4はその片面に形成される
薄膜4Bを上にしてメッシュ生地1とともに基板3上に
広げてその周縁を粘着テープで固定する。
を示す。図中、3は木製の基板であり、その上には転写
シート4を介してメッシュ生地1を重ねる。転写シート
4は図5のようにプラスチックフィルムなどの薄いシー
トを支持体4Aとして、その片面にメッシュ生地1に転
写するための薄膜4Bを形成したものである。なお、薄
膜4Bは樹脂又は金属による塗膜であって、その厚さは
数〜数十μm程度である。その種の塗膜の形成法は公知
であるが、例えばこれは樹脂や金属の溶射、蒸着により
形成することができ、樹脂系では透明塗料を用いるか、
又は顔料を含んだペイントを用いて形成することもでき
る。そして、この転写シート4はその片面に形成される
薄膜4Bを上にしてメッシュ生地1とともに基板3上に
広げてその周縁を粘着テープで固定する。
【0016】次に、そのメッシュ生地1の表面上に接着
剤5を塗布するのであるが、メッシュ生地1は上述の如
く接着剤5を通すシースルー性の薄い繊維シートであっ
て、例えば予め染料により全体をピンクなどに染めたオ
ーガンジーを用いる。一方、接着剤5はメッシュ生地1
を透過するものであって、澱粉糊など水溶性のものも利
用できるが、本例では合成樹脂系の油性糊を用いる。そ
して、その種の接着剤5を型紙6を介してメッシュ生地
1の上に乗せた後、その上に図4の如く着色材2として
例えば金属箔2Aを貼るか、又は金粉2Bを散布するな
どして固定する。なお、その着色材2は具体的にはアル
ミニウムの箔又は粉であり、特に金色などに彩色した数
色のものを用い、これを色別に数回に分けて固定する。
つまり、所定の部位に接着剤5を塗布して着色材2を固
定した後、再度別の部位に接着剤5を塗布して色の異な
る着色材2を固定し、これを繰り返し行って花柄などの
模様を施してゆくのである。
剤5を塗布するのであるが、メッシュ生地1は上述の如
く接着剤5を通すシースルー性の薄い繊維シートであっ
て、例えば予め染料により全体をピンクなどに染めたオ
ーガンジーを用いる。一方、接着剤5はメッシュ生地1
を透過するものであって、澱粉糊など水溶性のものも利
用できるが、本例では合成樹脂系の油性糊を用いる。そ
して、その種の接着剤5を型紙6を介してメッシュ生地
1の上に乗せた後、その上に図4の如く着色材2として
例えば金属箔2Aを貼るか、又は金粉2Bを散布するな
どして固定する。なお、その着色材2は具体的にはアル
ミニウムの箔又は粉であり、特に金色などに彩色した数
色のものを用い、これを色別に数回に分けて固定する。
つまり、所定の部位に接着剤5を塗布して着色材2を固
定した後、再度別の部位に接着剤5を塗布して色の異な
る着色材2を固定し、これを繰り返し行って花柄などの
模様を施してゆくのである。
【0017】そして、着色材2の固定作業が全て終了し
たら接着剤5が凝固するまで一定時間放置して乾燥し、
養生する。なお、乾燥に要する時間は使用する接着剤に
より異なるが30〜60分で十分である。斯くて、接着
剤5が凝固した後には、メッシュ生地1を基板3上から
取り除きつつ転写シート4から引き剥がすのであり、こ
のときメッシュ生地1の裏面側には図6のように接着剤
5の塗布部に転写シートの薄膜4Bが転写されることに
なる。
たら接着剤5が凝固するまで一定時間放置して乾燥し、
養生する。なお、乾燥に要する時間は使用する接着剤に
より異なるが30〜60分で十分である。斯くて、接着
剤5が凝固した後には、メッシュ生地1を基板3上から
取り除きつつ転写シート4から引き剥がすのであり、こ
のときメッシュ生地1の裏面側には図6のように接着剤
5の塗布部に転写シートの薄膜4Bが転写されることに
なる。
【0018】ここで、以上のようにして得られた装飾加
工布は、和風のドレス例えば打ち掛け、又は呉服地用の
反物として提供することができる。
工布は、和風のドレス例えば打ち掛け、又は呉服地用の
反物として提供することができる。
【0019】以上、本発明の適用例を詳細に説明した
が、本発明によれば接着剤を塗布する際に通常は型紙を
用いるものの、これを用いず筆などを用いて接着剤を塗
布するようにしてもよい。又、本発明の応用例として、
転写シートを用いず、基板上に予め接着剤を容易に剥離
し得るようシリコーン樹脂、フッ素樹脂、又は蝋などに
よる剥離層を形成することも考えられる。
が、本発明によれば接着剤を塗布する際に通常は型紙を
用いるものの、これを用いず筆などを用いて接着剤を塗
布するようにしてもよい。又、本発明の応用例として、
転写シートを用いず、基板上に予め接着剤を容易に剥離
し得るようシリコーン樹脂、フッ素樹脂、又は蝋などに
よる剥離層を形成することも考えられる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よればメッシュ生地を転写用の薄膜の上に重ね、その状
態にして該メッシュ生地の表面上に接着剤にて着色材を
固定するようにしたことから、接着剤が基板などの上に
接着されずメッシュ生地上に残されるため、その表面上
には接着剤で固定した着色材により艶やかな模様を鮮明
に表すことができる。又、着色材として、金属箔や金粉
を用いることから、光沢のある模様にして高級感が発現
され、しかもベースがメッシュ生地であることから軽く
着心地の良い衣服などを縫製することが可能となり、特
に打ち掛け又は呉服など斬新な和風ドレスに仕立ててそ
の普及を望むことができる。
よればメッシュ生地を転写用の薄膜の上に重ね、その状
態にして該メッシュ生地の表面上に接着剤にて着色材を
固定するようにしたことから、接着剤が基板などの上に
接着されずメッシュ生地上に残されるため、その表面上
には接着剤で固定した着色材により艶やかな模様を鮮明
に表すことができる。又、着色材として、金属箔や金粉
を用いることから、光沢のある模様にして高級感が発現
され、しかもベースがメッシュ生地であることから軽く
着心地の良い衣服などを縫製することが可能となり、特
に打ち掛け又は呉服など斬新な和風ドレスに仕立ててそ
の普及を望むことができる。
【図1】本発明により得られる装飾加工布の一部を示し
た平面概略図
た平面概略図
【図2】本発明に係る装飾法のフロー図
【図3】メッシュ生地に接着剤を塗布する状態を示した
部分拡大断面図
部分拡大断面図
【図4】接着剤の塗布部に着色材を固定する状態を示し
た部分拡大断面図
た部分拡大断面図
【図5】本発明に用いる転写シートを示した部分拡大断
面図
面図
【図6】装飾が施されたメッシュ生地の部分拡大図
1 メッシュ生地 2 着色材 3 基板 4 転写シート 4A 支持体 4B 薄膜 5 接着剤 6 型紙
Claims (4)
- 【請求項1】 シート状の生地に接着剤で着色材を固定
して装飾を施す方法であって、前記生地として接着剤を
通すメッシュ生地を用い、これを接着剤の塗布部に転写
する薄膜上に重ねた後、そのメッシュ生地の表面上に接
着剤を塗布して着色材を固定することを特徴とするメッ
シュ生地の装飾方法。 - 【請求項2】 シート状の生地を基板上に広げて固定
し、その生地の表面に接着剤を塗布して着色材を固定す
ることにより該生地の表面に着色材による装飾を施す方
法であって、前記生地として接着剤を通すレース、オー
ガンジー、紗、又は絽などの透孔をもつメッシュ生地を
用い、これを接着剤に付着して支持体より剥離する薄膜
を介して基板上に重ね、次いでそのメッシュ生地の表面
上に接着剤を塗布して着色材を固定し、その接着剤が凝
固した後、基板上からメッシュ生地を取り除いてその裏
面に接着剤の塗布部に付着した薄膜を転写するようにし
たことを特徴とするメッシュ生地の装飾方法。 - 【請求項3】 支持体上に転写用の薄膜を形成した転写
シートを用い、その転写シートの薄膜上にレース、オー
ガンジー、紗、又は絽などの透孔をもつシート状のメッ
シュ生地を重ね、そのメッシュ生地の表面上に型紙を当
てて接着剤を塗布するとともに、その塗布部に着色材を
付着させて固定し、そのまま一定時間放置して接着剤が
凝固した後、メッシュ生地と転写シートとを引き剥がし
てメッシュ生地の裏面側に接着剤の付着した薄膜を転写
するようにしたことを特徴とするメッシュ生地の装飾方
法。 - 【請求項4】 着色材として、金属箔又は金粉を用いる
請求項1〜3の何れか一項に記載したメッシュ生地の装
飾方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11035155A JP2000234283A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | メッシュ生地の装飾方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11035155A JP2000234283A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | メッシュ生地の装飾方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000234283A true JP2000234283A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12434011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11035155A Pending JP2000234283A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | メッシュ生地の装飾方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000234283A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020086841A (ko) * | 2002-09-27 | 2002-11-20 | 허무권 | 장식용 핫피스의 부착방법 및 그 부착구조 |
| WO2004105526A1 (fr) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Takshing Lu | Ornement metallique fixe sur un tissu a mailles |
| KR100785887B1 (ko) | 2007-01-19 | 2007-12-17 | 주식회사 신한양행 | 반짝이시트 및 그 제조방법 |
| JP2019069544A (ja) * | 2017-10-09 | 2019-05-09 | 中塚工業株式会社 | 透光性布帛 |
-
1999
- 1999-02-15 JP JP11035155A patent/JP2000234283A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020086841A (ko) * | 2002-09-27 | 2002-11-20 | 허무권 | 장식용 핫피스의 부착방법 및 그 부착구조 |
| WO2004105526A1 (fr) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Takshing Lu | Ornement metallique fixe sur un tissu a mailles |
| KR100785887B1 (ko) | 2007-01-19 | 2007-12-17 | 주식회사 신한양행 | 반짝이시트 및 그 제조방법 |
| JP2019069544A (ja) * | 2017-10-09 | 2019-05-09 | 中塚工業株式会社 | 透光性布帛 |
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