JP2000234407A - 木造門型フレームを用いた耐震壁構造 - Google Patents

木造門型フレームを用いた耐震壁構造

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JP2000234407A
JP2000234407A JP11038095A JP3809599A JP2000234407A JP 2000234407 A JP2000234407 A JP 2000234407A JP 11038095 A JP11038095 A JP 11038095A JP 3809599 A JP3809599 A JP 3809599A JP 2000234407 A JP2000234407 A JP 2000234407A
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Katsumune Nagai
克宗 永井
Nobuo Nishiyama
誕生 西山
Minoru Endo
稔 遠藤
Kenji Hasegawa
賢司 長谷川
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面にガレージ用等の大きな開口部からなる
出入口を備えた木造建築物であって、上記大きな出入口
を設けているにもかかわらず、耐震性と施工性に優れた
壁構造を提供する。 【解決手段】 左右一対の縦部材を出入口の幅間隔を存
して立設すると共にこれらの縦部材の上端部対向面に接
合金物を介して上下横架材を連結、固着することにより
軸組構造の木造門型フレームを形成すると共にこの木造
門型フレームの上記左右縦部材に接合金物を介して上下
水平補強材を後方に向かって直角に連結することにより
直交壁を形成してあり、地震や台風時における水平力を
門型フレームから接合金物を介して直交壁全体に均一に
伝達して支持させるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は木造建築物におい
て、大きな開口部からなる出入口を形成するための門型
フレームを備えた木造建築物の耐震壁構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、都市型の木造建築物においては、
前面側にガレージのような幅広く且つ高さの大なる開口
部からなる出入口を設けた住宅等が広く要望されてお
り、このため、左右の柱芯材間に梁芯材を釘着によって
連結すると共にこれらの芯材の前後面に耐力面材を張設
して該耐力面材の四方周縁部を芯材に釘着することによ
り広い開口幅と大きな高さを有するパネル構造の門型フ
レームを形成し、この門型フレームを前面に配して該門
型フレームの左右柱芯材の後面に木造門型フレームに直
交する壁又は垂れ壁からなる直交壁を接合、連結してな
る木造建築物が構築されている。
【0003】しかしながら、上記のような木造建築物に
おいては、門型フレームはパネル構造であって芯材と耐
力面材との釘着による接合のみで接合強度を確保してい
るものであるから、フレーム全体の剪断耐力が小さくて
建物に作用する水平力に対して強度不足となり、また、
このような門型フレームを前面に配した木造建築物は必
要な壁量(水平力に対して最低必要な耐力壁の長さ)や
偏心率を満たすのが困難であり、特に地震や台風時に受
ける水平力に対しては充分な安全性が期待できないとい
う問題点がある。このため、門型フレームを軽量鉄骨造
りやRC造りとし、この門型フレームA'を前面に配して
強度的に補強した混構造の建築物が築造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように門型フレー
ムA'によって補強された建築物によれば、門型フレーム
A'のみが水平力に対して耐力を備えた構造となり、門型
フレームA'とこの門型フレームA'に直交する両側の壁B'
との接合強度が不十分なため、地震や風圧等の水平力を
受けた時に木造建築部が該接合部で変形する虞れがあ
る。また、門型フレームA'の壁面と両側の壁面B'との強
度がアンバランスとなって上記水平荷重を均等に分担さ
せることができなく、該両側の壁B'に荷重と変形が集中
して接合部等において破断が生じる虞れもあった。
【0005】さらに、上記のような軽量鉄骨造りやRC
造りの門型フレームA'の場合には、施工に際してクレー
ンなどの重機が必要となるが、門型フレーム自体は都市
におけるカーポート付き住宅等の出入口の形成を目的と
して採用されるので、狭隘な場所での施工現場が多く、
従って、重機の使用は非常に困難となって施工性が悪く
なり、また、重機が使用できたとしても、軽量鉄骨造り
やRC造りでは作業の内容が木造とは全く異なるため、
通常の大工作業では施工ができず、専門の職人が必要と
なると共に設計や工程の管理も複雑化し、コストアップ
の要因になるという問題点があった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは門型フレームを有す
る建築物全体が木造であるにもかかわらず、優れた耐震
性を発揮すると共に施工も容易に行える壁構造を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る発明は、左右に所定間隔を存して立設
した縦部材の上端部間に上下に一定の間隔を存して並設
した横架材を配設してこれらの上下横架材の両側端を縦
部材の対向内側面に接合金物を介して一体に連結すると
共に上下横架材の前面間に該横架材と上記左右縦部材と
を結合する耐力面材を固着することより木造の門型フレ
ームを形成していると共に、この木造門型フレームにお
ける左右縦部材の後面に該木造門型フレームの壁面に直
交する壁又は垂れ壁からなる直交壁を接合、連結してな
る壁構造において、上記直交壁の一部を水平補強材によ
り形成し、この水平補強材を上記木造門型フレームの下
側横架材に対応する高さに設けて縦部材に一体に連結し
てなる耐震壁構造としている。
【0008】また、請求項2に係る発明は、上記構造を
有する木造の門型フレームにおける左右縦部材の後面に
木造門型フレームの壁面に対して直交する壁又は垂れ壁
からなる直交壁を接合、連結してなる壁構造において、
上記直交壁の一部を構成する梁を上記木造門型フレーム
の上側横架材の上端部後面に連結すると共にこれらの上
側横架材と梁とを耐力面材又は火打ち梁によって緊結し
てなる耐震壁構造を有している。
【0009】上記請求項1又は請求項2に記載の木造門
型フレームを用いた耐震壁構造において、請求項3に係
る発明は、左右縦部材と上下横架材とを緊結している接
合金物を耐力面材によって被覆していることを特徴とし
ている。
【0010】
【作用及び効果】門型フレームは、左右の縦部材におけ
る上端部対向内側面に固着した接合金物に上下の横架材
の端部を連結、緊締しているので、左右の縦部材と横架
材とが接合金物を介して強固に一体化した軸組構造を構
成して接合部のモーメント抵抗が大きくなり、その上、
上下横架材の前面間に該横架材と上記左右縦部材とを結
合する耐力面材を固着しているので、門型フレーム全体
の剪断耐力が増大して木造の門型フレームであるにもか
かわらず、建物にかかる水平荷重に拮抗して優れた耐力
を発揮することができる。
【0011】さらに、木造の門型フレームであるから、
該門型フレームを前面に配した木造建築物の施工が通常
の大工作業で行うことができ、従って、作業能率の向上
を図ることができると共に設計や工程の管理も簡易とな
って経済的の施工が可能となる。
【0012】また、請求項1に係る発明によれば、上記
木造門型フレームの左右縦部材の後面に接合、連結して
なる直交壁の一部を水平補強材により形成し、この水平
補強材を上記木造門型フレームの下側横架材に対応する
高さに設けて該門型フレームの縦部材に一体に連結して
いるので、木造の門型フレームと直交壁とが一体化した
構造となって木造建築物全体が地震時等に受ける水平力
に対して均等に抵抗して変形量を分散させることができ
るバランスのとれた耐力壁構造となり、優れた水平耐力
を発揮することができる。
【0013】一方、請求項2に係る発明によれば、上記
直交壁の一部を構成する梁を上記木造門型フレームの上
側横架材の上端部後面に連結すると共にこれらの上側横
架材と梁とを耐力面材又は火打ち梁によって緊結してい
るので、木造の門型フレームと直交壁とが耐力面材又は
火打ち梁を介して一体化している耐力壁構造を構成する
ことができ、従って、門型フレームに作用する水平荷重
を上記請求項1に記載した耐力壁構造と同様に直交壁に
均等に分散、支持させることができ、バランスのとれた
耐力壁構造を提供することができる。
【0014】請求項3に係る発明によれば、上記請求項
1又は請求項2に記載の木造門型フレームを用いた耐震
壁構造において、木造門型フレームにおける左右縦部材
と上下横架材とを緊結している接合金物を耐力面材によ
って被覆していることを特徴とするものであり、このよ
うに構成したことによって左右の縦部材と横架材とは接
合金物によって強固に一体化しているから耐力面材の張
設施工も容易に且つ正確に行えると共に、接合金物は耐
力面材の施工作業に何等の邪魔になることはなく、その
上、耐力面材の施工後においては接合金物が該耐力面材
によって被覆されて優れた外観を呈する門型フレームを
築造することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の具体的な実施の形態
を図面について説明すると、図1において、前面に幅広
く且つ高さの大なる開口部からなる出入口を備えた木造
建築物における耐震壁構造は、上記出入口を形成する木
造の門型フレームAとこの門型フレームAの両側端に後
方に向かって直角に連設してなる壁又は垂れ壁からなる
直交壁Bとから構成している。
【0016】上記木造の門型フレームAは、両脚部とな
る縦部材1、1を左右に開口幅の間隔を存して立設して
いると共にこれらの縦部材1、1の上端部間に上下に一
定間隔を存して並設した横架材2、3を介在させて該横
架材2、3の両側端部を縦部材1、1の上端部対向内側
面に接合金具4を介して一体に連結、緊締してあり、さ
らに、横架材2、3の前面間に耐力面材5を張設して縦
部材1、1と横架材2、3とで囲まれた空間部と該空間
部に向かって突設している上記接合金物4を被覆すると
共に該耐力面材5の四方周縁部を縦部材1、1と横架材
2、3の前面にそれぞれ釘20を小間隔毎に打ち付けるこ
とにより固着して縦部材1、1と下側の横架材3の下面
とで囲まれた空間部を出入口用の開口部Cに形成してな
るものである。
【0017】この門型フレームAにおける上記両側の縦
部材1は、図1においては、一定長さと一定太さを有す
る角柱1a、1bをを2本、左右に小間隔を存して立設する
と共にこれらの角柱1a、1bの対向側面間を上下方向に所
定間隔毎に設けた複数本の横桟1cによって一体に連結し
ていると共に上端から一定寸法だけ下方に位置した上端
部対向側面に接合金物4、4を相対して固着し、これら
の接合金物4、4に短尺の横架材1dの両側端部を緊締、
接合し、さらに、角柱材1a、1bの前面間に図2に示すよ
うに、耐力面材5aを張設してなるものである。
【0018】このように縦部材1として内外に配した角
柱1a、1bを採用している場合には、内側に配設された角
柱1bの長さを梁となる上記上側の横架材2の上下面間の
厚みに等しい長さだけ外側の角柱1aよりも短く形成され
てあり、上側の横架材2の両側部下面を縦部材1、1に
おける内側角柱1b、1bの上端面に受止させた状態にして
内側角柱1bの上端面とこの上端面に受止された該横架材
2の下面とに穿設している取付孔間にピン部材10を挿嵌
させることによって一体に連結していると共に該上側横
架材2の両端部を両側の縦部材1、1における外側角柱
1a、1aの上端部対向内側面に固着している接合金物4に
よって一体に連結、緊締している。
【0019】一方、まぐさとなる下側の横架材3は上側
の横架材2によりも短尺であって両側縦部材1、1の内
側の角柱1b、1bの対向面間の長さに等しく形成されてあ
り、その両端部を内側の角柱1b、1bの上部対向面間に固
着している接合金物4、4に連結、緊締されている。な
お、この下側横架材3の軸芯延長上に上記短尺横架材1d
が設けられている。
【0020】また、これらの上下横架材2、3間の所望
部分間をこれらの横架材2、3に等しい太さを有する数
本の間柱11と補強縦桟12とによって一定に連結してい
る。間柱11の取付手段は、上下横架材2、3の対向面に
穿設している取付孔間にピン部材(図示せず)を挿嵌す
ることによって行われてあり、補強縦桟12は釘着等によ
って上下横架材2、3に固着されている。
【0021】上記縦部材1の内外角柱1a、1bと上下横架
材2、3とは、前後面間の厚さが等しく形成され、従っ
て、これらの縦部材1の角柱1a、1bと横架材2、3とに
よって上記接合金物4を介して軸組されてなる門型状フ
レームAの前後面は面一の垂直面に形成されてあり、こ
のため、耐力面材5、5aの周縁部を面一の角柱1a、1bと
横架材2、3に密接して強固に釘着することができる。
なお、内外角柱1a、1bと横架材2、3は、製材品や集成
材、縦継で材、LVL、PSL(Parallel Strand Lumb
er) 、OSL(Oriemted Strand Lumber) 等のような構
造用木質軸材料からなる。
【0022】一方、耐力面材5、5aには構造用合板、パ
ーティクルボード、OSB、MDF、インシュレーショ
ンボード等の木質ボード類や石膏ボード、火山性ガラス
質複層板(例えば、大建工業株式会社製、商品名ダイラ
イト)等の無機質板を用いており、上下横架材2、3の
前面間に張設される耐力面材5の縦幅が上下横架材2、
3の上下端間の寸法に等しく且つ横幅が左右の縦部材
1、1の外側端間の寸法に等しい横長長方形状の1枚物
であってもよいが、所定長さ間隔毎に2分割や3分割
等、複数分割したものを用いることが取扱上及び施工
上、好ましい。なお、内外角柱1a、1bの前面間に張設さ
れる耐力面材5aも複数分割しておいてもよい。
【0023】縦部材1における内外角柱1a、1b間に上下
横架材2、3をそれぞれ連結させるための接合金物4や
内外角柱1a、1b間に短尺横架材1dを連結させるための接
合金物4としては、クレテック金物と称されている金物
を用いている。この接合金物4は図3に示すように、鋼
板を平面コ字状に屈折してなるもので、縦長長方形状の
背面板部41の前後両端から支持突板部42、42を互いに平
行に突設し、これらの支持突板部42、42の中央部と先端
部とに上端から一定深さの支持凹部43、44を切欠き形成
してなるもので、背面板部41には複数個の取付孔45が穿
設されていると共に支持突板部42、42には支持凹部43、
44の下方に位置させてドリフトピン13の挿通支持孔46、
46を穿設してなるものである。そして、この接合金物4
は縦部材1、1の内外角柱材1a、1bに内外面間に亘って
貫通状態で挿着しているボルト14により強固に固着され
ている。
【0024】この接合金物4に連結、固定させられる上
下横架材2、3及び短尺横架材1dの両側端部には、端面
に開口するスリット8、8が接合金物4の両側支持突片
部42、42と同一間隔を存して上下面間に亘って貫通、形
成して、このスリット8を有する両側端部を接合金物4
に連結するための仕口9に形成している。この仕口9に
は接合金物4の上下支持凹部43、44の係止させるボルト
15をスリット8を貫通して前後両面間に亘り固定してい
ると共に接合金物4の支持突板部42、42に穿設している
上記ドリフトピン挿通支持孔46、46に合致する位置に同
じくドリフトピン挿通支持孔16、16を前後両面間に亘っ
て穿設している。そして、これらの横架材1d、2、3の
両端部に形成している上記スリット8、8を対向する接
合金物4の支持突板部42、42に挿通させてボルト15を接
合金物4の支持凹部43、44に係止させることにより横架
材2、3を縦部材1、1に支持させていると共にドリフ
トピン挿通支持16、46に打ち込んだドリフトピン13によ
って水平、垂直方向の応力を確実に受止することができ
る優れた強度を発揮する木造の門型フレームAを構成し
ている。
【0025】なお、接合金物4としては上記のようなク
レテックに限らず、梁と柱との緊結に用いられる金物、
例えば、図4に示すような羽子板ボルト4'を用いてもよ
い。この羽子板ボルト4'は、ボルト部4aの先端に長方形
状の羽子板部4bを一体に設けてなるもので、該連結板部
4bには数個のボルト取付孔4cが穿設されている。そし
て、この羽子板ボルト4'のボルト部4bを図4に示すよう
に、縦部材1の角柱に内外面間に亘って貫通してナット
4eにより締結している一方、短尺横架材1d或いは上下横
架材2、3の端部に上下面間に亘ってボルト14a を貫通
させ、該ボルト14a 羽子板部4bのボルト取付孔4cにナッ
ト4eによって締結することによりこの接合金物4'を介し
て角柱材1a、1bと短尺横架材1dや上下横架材2、3とが
強固に連結、緊締している。
【0026】このように構成した門型フレームAの組立
施工方法は、縦部材1、1を基礎の土台材上に立設して
ホールダウン金物等の適宜な脚柱固定用金物によって固
定したのち、下側横架材3と上側横架材2とを順次吊り
上げて縦部材1、1の内外角柱1a、1bに固着している対
向する接合金物4、4にそれぞれ仕口9を連結、緊締
し、耐力面材5を釘着によって張設、固定することによ
って行われる。
【0027】門型フレームAと共に木造建築物の耐震壁
を構成する上記直交壁Bは、図2に示すものにおいて
は、門型フレームAの両側縦部材1、1における外側の
角柱1aの上端部後面に門型フレームAの上下横架材2、
3と同一高さ位置でこれらの上下横架材2、3から後方
に向かって直角に上下水平補強材6、7を配設し、これ
らの上下水平補強材6、7の前端部を角柱1aに接合金物
4Aによって一体に連結、緊締することにより構成してい
る。なお、接合金物4Aによる連結、緊締構造は上記実施
例と同様であるのでその説明は省略する。
【0028】上記直交壁Bの下側水平補強材7は前後方
向に所定間隔毎に立設した支柱17によって固定、支持さ
れていると共に上下水平補強材6、7の対向面間には上
記支柱16の延長線上に位置して間柱18が介在、固着して
いる。なお、上下水平補強材6、7の外側面間や隣接す
る支柱17、17の外側面間に図1に示すように耐力面材5b
を張設しておいてもよい。
【0029】このように門型フレームAと直交壁Bとに
よって構成された耐震壁は、接合金物4Aによって門型フ
レームAと直交壁Bとが強固に一体化してなり、且つ、
門型フレームAの上下横架材2、3と直交壁Bの上下水
平補強材6、7とが互いに同一水平面上で直角に連設し
ているので、これらの各部材からなる耐力要素が偏在す
ることなく均等に釣合いよく配された構造となり、従っ
て、地震や台風時に水平力を受けた場合、門型フレーム
Aと直交壁Bとの接合部が破壊することなく、水平荷重
が門型フレームAを介して直交壁B全体に均一に伝達
し、直交壁Bの変形量も分散されて優れた水平耐力を発
揮するものである。
【0030】図6は本発明の別な直交壁B1の実施例を示
すもので、門型フレームAの両側縦部材1、1における
外側の角柱1aの上端部後面に門型フレームAの上側横架
材2と同一高さ位置で該上側横架材2から後方に向かっ
て直角に梁6Aを配設し、この梁6Aの前端部を角柱1aに接
合金物4Aによって一体に連結、緊締すると共に上側横架
材2の端部後面と梁6Aの対向端部の内側面間に火打ち梁
6Bを介在させて該火打ち梁6Bの両端を横架材2と梁6Aに
ボルト14b によって緊結してなるものである。なお、接
合金物4Aによる連結、緊締構造は上記実施例と同様であ
るのでその説明は省略する。
【0031】このように門型フレームAと直交壁B1とに
よって構成された耐震壁は、接合金物4Aによって門型フ
レームAと直交壁B1とが強固に一体化してなり、且つ、
門型フレームAの上側横架材2と直交壁B1の梁6Aとが互
いに同一水平面上で上記接合金物4Aによって直角に連設
していると共に上側横架材2と梁6Aとが火打ち梁6Bによ
って強固に連結しているので、地震や台風時等に門型フ
レームAに作用する水平荷重を上記耐力壁構造と同様に
直交壁B1に均等に分散、支持させることができるバラン
スのとれた耐力壁構造を構成しているものである。
【0032】図7は本発明の更に別な直交壁B2の実施例
を示すもので、門型フレームAの両側縦部材1、1にお
ける外側の角柱1aの上端部後面に門型フレームAの上側
横架材2と同一高さ位置で該上側横架材2から後方に向
かって直角に梁6Aを配設し、この梁6Aの前端部を角柱1a
に接合金物4Aによって一体に連結、緊締すると共に両側
の梁6A、6Aの上面間に耐力面材5cを張設して該耐力面材
5cの周縁部を門型フレームAの上側横架材2の上面と梁
6A、6Aの上面に釘着することによって固着してなるもの
である。
【0033】このように門型フレームAと直交壁B2とに
よって構成された耐震壁は、接合金物4Aによって門型フ
レームAと直交壁B2とが強固に一体化してなり、且つ、
門型フレームAの上側横架材2と直交壁B2の梁6Aとが互
いに同一水平面上で上記接合金物4Aによって直角に連設
していると共に上側横架材2と梁6Aとが水平壁面を構成
している耐力面材5cによって一体に連結しているので、
地震や台風時等に門型フレームAに作用する水平荷重を
上記耐力壁構造と同様に直交壁B2に均等に分散、支持さ
せることができ、バランスのとれた耐力壁構造を提供で
きる。
【0034】なお、上記いずれの実施例においても、門
型フレームAの縦部材1として短尺横架材1dと複数本の
横桟1cとによって連結した内外角柱1a、1b間に耐力面材
5を張設してなる構造としているが、図8に示すよう
に、縦部材1を一本の角柱から構成しておいてもよい。
この場合は、左右の縦部材1、1の上端部対向内側面に
上下に一定間隔を存して同一長さを有する上下横架材
2、3'を配してこれらの上下横架材2、3'の両端部を上
記実施例と同様に接合金物4、4を介して縦部材1、1
に連結、緊締してなるものである。その他の構造は上記
実施例と同様であるので、同一部分に同一符号を付して
具体的な説明は省略する。
【0035】また、耐震壁構造としては、上記木造の門
型フレームAに対して図2で示した上下水平補強材6、
7と図6で示した火打ち梁6B又は図7で示した耐力面材
5cとの組み合わせ構造や、火打ち梁6Bと耐力面材5cとの
組み合わせ構造、即ち、上記直交壁B、B1、B2を適宜に
組み合わせた構造を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切欠斜視図、
【図2】その要部の一部切欠斜視図、
【図3】接合金物による縦部材と横架材との連結構造の
分解斜視図、
【図4】別な接合金物の斜視図、
【図5】その接合金物による連結構造を示す簡略正面
図、
【図6】本発明の別な実施例を示す一部切欠斜視図、
【図7】本発明の更に別な実施例を示す一部切欠斜視
図、
【図8】縦部材の別な構造を示す一部切欠斜視図、
【図9】従来例を示す簡略斜視図。
【符号の説明】
1 縦部材 1a、1b 角柱 2、3 上下横架材 4 接合金物 5、5a、5b、5c 耐力面材 6、7 水平補強材 6B 火打ち梁 A 門型フレーム B 直交壁 C 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 稔 大阪市北区中之島2ー3ー18 大建工業株 式会社内 (72)発明者 長谷川 賢司 大阪市北区中之島2ー3ー18 大建工業株 式会社内 Fターム(参考) 2E002 EA04 EB12 EC03 EC05 FA03 FA09 FB05 FB07 FB16 GA03 MA07 MA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木造門型フレームは、左右に所定間隔を
    存して立設した縦部材の上端部間に上下に一定の間隔を
    存して並設した横架材を配設してこれらの上下横架材の
    両側端を縦部材の対向内側面に接合金物を介して一体に
    連結すると共に上下横架材の前面間に該横架材と上記左
    右縦部材とを結合する耐力面材を固着してなり、この木
    造門型フレームにおける左右縦部材の後面に木造門型フ
    レームの壁面に対して直交する壁又は垂れ壁からなる直
    交壁を接合、連結してなる壁構造において、上記直交壁
    の一部を水平補強材により形成し、この水平補強材を上
    記木造門型フレームの下側横架材に対応する高さに設け
    て縦部材に一体に連結していることを特徴とする木造門
    型フレームを用いた耐震壁構造。
  2. 【請求項2】 木造門型フレームは、左右に所定間隔を
    存して立設した縦部材の上端部間に上下に一定の間隔を
    存して並設した横架材を配設してこれらの上下横架材の
    両側端を縦部材の対向内側面に接合金物を介して一体に
    連結すると共に上下横架材の前面間に該横架材と上記左
    右縦部材とを結合する耐力面材を固着してなり、この木
    造門型フレームにおける左右縦部材の後面に木造門型フ
    レームの壁面に対して直交する壁又は垂れ壁からなる直
    交壁を接合、連結してなる壁構造において、上記直交壁
    の一部を構成する梁を上記木造門型フレームの上側横架
    材の上端部後面に連結すると共にこれらの上側横架材と
    梁とを耐力面材又は火打ち梁によって緊結していること
    を特徴とする木造門型フレームを用いた耐震壁構造。
  3. 【請求項3】 左右縦部材と上下横架材とを緊結してい
    る接合金物を耐力面材によって被覆していることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の木造門型フレーム
    を用いた耐震壁構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010077783A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Toshio Kato ドア付シャッターを備えた建築物
JP2011144509A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Misawa Homes Co Ltd 建築構造材の接合構造
JP2011144508A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Misawa Homes Co Ltd 建築構造材および門型フレーム、建物の施工方法
JP2020076229A (ja) * 2018-11-06 2020-05-21 株式会社アクト 耐力パネル及び木造軸組建築物

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