JP2000234918A - レーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法 - Google Patents
レーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法Info
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- JP2000234918A JP2000234918A JP11037254A JP3725499A JP2000234918A JP 2000234918 A JP2000234918 A JP 2000234918A JP 11037254 A JP11037254 A JP 11037254A JP 3725499 A JP3725499 A JP 3725499A JP 2000234918 A JP2000234918 A JP 2000234918A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検査対象物に生じた貫通孔だけでなく、検査
対象物のレーザー溶接側の表面に生じた穴アキや窪みな
どの不要な溶解部分を検出することができ、さらに溶解
部分による溶接強度の低下を自動的に判定することがで
き、高精度に検査対象物の欠陥検査を行える。 【解決手段】 画像入力装置により撮像した検査対象物
の画像データを用いて、溶接部の中心部分を検出する溶
接位置検出部、溶接位置検出部により検出した中心部分
及びその周辺部分についてラベリング処理を施すラベリ
ング処理部、及びラベリング処理部によりラベリングさ
れた領域毎に、所定の特徴量を算出して、算出した特徴
量に基づいて、その検査対象物の良品、または不良品の
判定を行う溶接部欠陥判断部を備えている。
対象物のレーザー溶接側の表面に生じた穴アキや窪みな
どの不要な溶解部分を検出することができ、さらに溶解
部分による溶接強度の低下を自動的に判定することがで
き、高精度に検査対象物の欠陥検査を行える。 【解決手段】 画像入力装置により撮像した検査対象物
の画像データを用いて、溶接部の中心部分を検出する溶
接位置検出部、溶接位置検出部により検出した中心部分
及びその周辺部分についてラベリング処理を施すラベリ
ング処理部、及びラベリング処理部によりラベリングさ
れた領域毎に、所定の特徴量を算出して、算出した特徴
量に基づいて、その検査対象物の良品、または不良品の
判定を行う溶接部欠陥判断部を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー溶接を施
した溶接部を画像処理して、その溶接部での欠陥の有無
を検査するレーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方
法に関する。
した溶接部を画像処理して、その溶接部での欠陥の有無
を検査するレーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザー溶接は、周知のように、気体レ
ーザーや固体レーザー等のレーザー光を用いて、溶接材
料、または被溶接物を溶解し溶着することにより溶接を
行う。このようなレーザー溶接は、レーザー光の指向性
のよさを利用して精密な溶接を行うことが可能なもので
あり、真空環境を必要とする電子ビーム溶接と異なって
開放(自然)環境下で行うことができるので小規模な設
備によって精密な溶接を容易に行える。近年、レーザー
溶接を施した被溶接物を検査対象物として検査するレー
ザー溶接欠陥検査装置が知られている。このようなレー
ザー溶接欠陥検査装置では、テレビカメラを含んだ撮像
手段によって撮影した画像(検査対象物)を画像処理し
て、その欠陥検査を自動的に行うことが一般的なものと
なってきている。
ーザーや固体レーザー等のレーザー光を用いて、溶接材
料、または被溶接物を溶解し溶着することにより溶接を
行う。このようなレーザー溶接は、レーザー光の指向性
のよさを利用して精密な溶接を行うことが可能なもので
あり、真空環境を必要とする電子ビーム溶接と異なって
開放(自然)環境下で行うことができるので小規模な設
備によって精密な溶接を容易に行える。近年、レーザー
溶接を施した被溶接物を検査対象物として検査するレー
ザー溶接欠陥検査装置が知られている。このようなレー
ザー溶接欠陥検査装置では、テレビカメラを含んだ撮像
手段によって撮影した画像(検査対象物)を画像処理し
て、その欠陥検査を自動的に行うことが一般的なものと
なってきている。
【0003】ここで、従来のレーザー溶接欠陥検査装置
について、図8を参照して具体的に説明する。図8は、
従来のレーザー溶接欠陥検査装置の構成を示すブロック
図である。図8に示すように、従来のレーザー溶接欠陥
検査装置では、照明器52が検査対象物50を載置した
位置決めテーブル51の下方に配設され、テレビカメラ
53が検査対象物50の上方に配設されている。検査対
象物50は、例えば厚さ0.1mm程度のアルミ箔を上
下2段に重ねて、一方のアルミ箔の表面にレーザー光を
照射しそれらのアルミ箔を互いに溶着したものである。
位置決めテーブル51は、透明なガラスあるいは透明な
合成樹脂を用いて形成したものであり、主コントローラ
59からの指示信号によって動作する駆動機構(図示せ
ず)により作動する。
について、図8を参照して具体的に説明する。図8は、
従来のレーザー溶接欠陥検査装置の構成を示すブロック
図である。図8に示すように、従来のレーザー溶接欠陥
検査装置では、照明器52が検査対象物50を載置した
位置決めテーブル51の下方に配設され、テレビカメラ
53が検査対象物50の上方に配設されている。検査対
象物50は、例えば厚さ0.1mm程度のアルミ箔を上
下2段に重ねて、一方のアルミ箔の表面にレーザー光を
照射しそれらのアルミ箔を互いに溶着したものである。
位置決めテーブル51は、透明なガラスあるいは透明な
合成樹脂を用いて形成したものであり、主コントローラ
59からの指示信号によって動作する駆動機構(図示せ
ず)により作動する。
【0004】テレビカメラ53は、レーザー溶接欠陥検
査処理部54に接続され、撮像した検査対象物50の画
像データを出力する。レーザー溶接欠陥検査処理部54
は、画像記憶部55、ラベリング処理部56、面積算出
処理部57、及び欠陥判断部58を備えている。画像記
憶部55はテレビカメラ53からの検査対象物50の画
像データを記憶する。ラベリング処理部56は画像記憶
部55に記憶されている画像データにラベリング処理を
施す。詳細には、ラベリング処理部56は検査対象物5
0の画像データの輝度を所定の2値化しきい値に基づき
濃淡いずれかに分けて、さらに淡い画像の塊部分である
領域を検出して順次番号付け(ラベリング)を行う。面
積算出処理部57はラベリング処理部56によってラベ
リングされた領域毎に面積を算出する。欠陥判断部58
はラベリングされた領域毎に、面積算出処理部57によ
って算出された面積に基づいて、その領域が欠陥部分で
あるかどうかについて判断する。欠陥判断部58は、欠
陥部分に有無に応じて良品または不良品の判定を行い、
その判定結果を主コントローラ59に出力する。主コン
トローラ59は、当該欠陥検査装置全体の制御を行うも
のであり、欠陥判断部58から判定結果を入力して作業
者に通知する。
査処理部54に接続され、撮像した検査対象物50の画
像データを出力する。レーザー溶接欠陥検査処理部54
は、画像記憶部55、ラベリング処理部56、面積算出
処理部57、及び欠陥判断部58を備えている。画像記
憶部55はテレビカメラ53からの検査対象物50の画
像データを記憶する。ラベリング処理部56は画像記憶
部55に記憶されている画像データにラベリング処理を
施す。詳細には、ラベリング処理部56は検査対象物5
0の画像データの輝度を所定の2値化しきい値に基づき
濃淡いずれかに分けて、さらに淡い画像の塊部分である
領域を検出して順次番号付け(ラベリング)を行う。面
積算出処理部57はラベリング処理部56によってラベ
リングされた領域毎に面積を算出する。欠陥判断部58
はラベリングされた領域毎に、面積算出処理部57によ
って算出された面積に基づいて、その領域が欠陥部分で
あるかどうかについて判断する。欠陥判断部58は、欠
陥部分に有無に応じて良品または不良品の判定を行い、
その判定結果を主コントローラ59に出力する。主コン
トローラ59は、当該欠陥検査装置全体の制御を行うも
のであり、欠陥判断部58から判定結果を入力して作業
者に通知する。
【0005】上述の従来のレーザー溶接欠陥検査装置で
は、透明な材質により形成した位置決めテーブル51上
に検査対象物50を配置して、位置決めテーブル51の
上方及び下方にそれぞれテレビカメラ53及び照明器5
2を配置していた。これにより、従来のレーザー溶接欠
陥検査装置では、位置決めテーブル51の上下方向に貫
通する貫通孔が検査対象物50に生じていた場合、レー
ザー溶接欠陥検査処理部54がその貫通孔を淡い画像の
領域として検出し検査対象物50の欠陥部分と判断し
て、その検査対象物50を不良品として判定していた。
は、透明な材質により形成した位置決めテーブル51上
に検査対象物50を配置して、位置決めテーブル51の
上方及び下方にそれぞれテレビカメラ53及び照明器5
2を配置していた。これにより、従来のレーザー溶接欠
陥検査装置では、位置決めテーブル51の上下方向に貫
通する貫通孔が検査対象物50に生じていた場合、レー
ザー溶接欠陥検査処理部54がその貫通孔を淡い画像の
領域として検出し検査対象物50の欠陥部分と判断し
て、その検査対象物50を不良品として判定していた。
【0006】以下、従来のレーザー溶接欠陥検査装置の
動作について、図8と図9を用いて説明する。図9は、
図8に示したレーザー溶接欠陥検査装置の動作を示すフ
ローチャートである。図9において、従来のレーザー溶
接欠陥検査装置では、透明な位置決めテーブル51上の
検査対象物50が照明器52により下方から光を照射さ
れた状態でテレビカメラ53により撮像され、その画像
データが画像記憶部55に記憶される。そして、ラベリ
ング処理部56が、画像記憶部55に記憶された画像デ
ータに所定の2値化しきい値を用いてラベリング処理を
施し、検査対象物50の淡い画像の領域に順次番号付け
る(ステップS51)。次に、面積算出処理部57が、
ラベリングされた各領域について、その面積を算出し欠
陥判断部58に出力する(ステップS52)。続いて、
欠陥判断部58が、算出された面積に基づいて、検査対
象物50での欠陥部分の有無について判断する(ステッ
プS53)。検査対象物50には欠陥部分が無いと判断
した場合、欠陥判断部50はその検査対象物50が良品
であると判定して(ステップS54)、その良品判定の
判定結果を主コントローラ59に出力し検査を終了す
る。一方、検査対象物50には欠陥部分が有ると判断し
た場合、欠陥判断部50はその検査対象物50が不良品
であると判定して(ステップS55)、その不良品判定
の判定結果を主コントローラ59に出力し検査を終了す
る。
動作について、図8と図9を用いて説明する。図9は、
図8に示したレーザー溶接欠陥検査装置の動作を示すフ
ローチャートである。図9において、従来のレーザー溶
接欠陥検査装置では、透明な位置決めテーブル51上の
検査対象物50が照明器52により下方から光を照射さ
れた状態でテレビカメラ53により撮像され、その画像
データが画像記憶部55に記憶される。そして、ラベリ
ング処理部56が、画像記憶部55に記憶された画像デ
ータに所定の2値化しきい値を用いてラベリング処理を
施し、検査対象物50の淡い画像の領域に順次番号付け
る(ステップS51)。次に、面積算出処理部57が、
ラベリングされた各領域について、その面積を算出し欠
陥判断部58に出力する(ステップS52)。続いて、
欠陥判断部58が、算出された面積に基づいて、検査対
象物50での欠陥部分の有無について判断する(ステッ
プS53)。検査対象物50には欠陥部分が無いと判断
した場合、欠陥判断部50はその検査対象物50が良品
であると判定して(ステップS54)、その良品判定の
判定結果を主コントローラ59に出力し検査を終了す
る。一方、検査対象物50には欠陥部分が有ると判断し
た場合、欠陥判断部50はその検査対象物50が不良品
であると判定して(ステップS55)、その不良品判定
の判定結果を主コントローラ59に出力し検査を終了す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
ーザー溶接欠陥検査装置では、上述の貫通孔以外の欠陥
を検出することは困難なものであった。このため、従来
のレーザー溶接欠陥検査装置では、検査対象物の欠陥検
査を精度よく行うことができないという問題点があっ
た。具体的にいえば、この従来のレーザー溶接欠陥検査
装置では、検査対象物50のレーザー溶接を施した表面
での穴アキや窪みなどの不要な溶解部分の検出、及びこ
の溶解部分による溶接強度の低下を判定することはでき
なかった。その結果、この従来のレーザー溶接欠陥検査
装置では、欠陥検査の精度が低く、上述の不要な溶解部
分の有無、及び溶接強度の低下を判定するために、例え
ば作業者による検査を再度実施する必要があった。
ーザー溶接欠陥検査装置では、上述の貫通孔以外の欠陥
を検出することは困難なものであった。このため、従来
のレーザー溶接欠陥検査装置では、検査対象物の欠陥検
査を精度よく行うことができないという問題点があっ
た。具体的にいえば、この従来のレーザー溶接欠陥検査
装置では、検査対象物50のレーザー溶接を施した表面
での穴アキや窪みなどの不要な溶解部分の検出、及びこ
の溶解部分による溶接強度の低下を判定することはでき
なかった。その結果、この従来のレーザー溶接欠陥検査
装置では、欠陥検査の精度が低く、上述の不要な溶解部
分の有無、及び溶接強度の低下を判定するために、例え
ば作業者による検査を再度実施する必要があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、検査対象物に生じた貫通
孔だけでなく、検査対象物のレーザー溶接側の表面に生
じた穴アキや窪みなどの不要な溶解部分を検出すること
ができ、さらに溶解部分による溶接強度の低下を自動的
に判定することができ、高精度に検査対象物の欠陥検査
を行えるレーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法
を提供することを目的とする。
るためになされたものであり、検査対象物に生じた貫通
孔だけでなく、検査対象物のレーザー溶接側の表面に生
じた穴アキや窪みなどの不要な溶解部分を検出すること
ができ、さらに溶解部分による溶接強度の低下を自動的
に判定することができ、高精度に検査対象物の欠陥検査
を行えるレーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザー溶接欠
陥検査装置は、検査対象物を上方から撮像して、その濃
淡画像の画像データを生成する画像入力装置、前記検査
対象物の上方に配置され、前記検査対象物を照らすため
の照明器、前記画像入力装置からの画像データを用い
て、溶接部の中心部分を検出する溶接位置検出部、前記
溶接位置検出部により検出した中心部分及びその周辺部
分についてラベリング処理を施すラベリング処理部、及
び前記ラベリング処理部によりラベリングされた領域毎
に、所定の特徴量を算出して、算出した特徴量に基づい
て、その検査対象物の良品、または不良品の判定を行う
溶接部欠陥判断部を備えている。このように構成するこ
とにより、検査対象物に生じた貫通孔だけでなく、検査
対象物のレーザー溶接側の表面に生じた穴アキや窪みな
どの不要な溶解部分を検出することができ、さらに溶解
部分による溶接強度の低下を自動的に判定することがで
き、高精度に検査対象物の欠陥検査を行える。
陥検査装置は、検査対象物を上方から撮像して、その濃
淡画像の画像データを生成する画像入力装置、前記検査
対象物の上方に配置され、前記検査対象物を照らすため
の照明器、前記画像入力装置からの画像データを用い
て、溶接部の中心部分を検出する溶接位置検出部、前記
溶接位置検出部により検出した中心部分及びその周辺部
分についてラベリング処理を施すラベリング処理部、及
び前記ラベリング処理部によりラベリングされた領域毎
に、所定の特徴量を算出して、算出した特徴量に基づい
て、その検査対象物の良品、または不良品の判定を行う
溶接部欠陥判断部を備えている。このように構成するこ
とにより、検査対象物に生じた貫通孔だけでなく、検査
対象物のレーザー溶接側の表面に生じた穴アキや窪みな
どの不要な溶解部分を検出することができ、さらに溶解
部分による溶接強度の低下を自動的に判定することがで
き、高精度に検査対象物の欠陥検査を行える。
【0010】本発明の欠陥検査方法は、検査対象物を上
方から撮像して、その濃淡画像の画像データを生成する
生成ステップ、前記生成ステップで生成した画像データ
を用いて、溶接部の中心部分を検出する検出ステップ、
前記検出ステップで検出した中心部分及びその周辺部分
についてラベリング処理を施すラベリングステップ、及
び前記ラベリングステップでラベリングした領域毎に、
所定の特徴量を算出して、算出した特徴量に基づいて、
その検査対象物の良品、または不良品の判定を行う判定
ステップを備えている。このように構成することによ
り、検査対象物に生じた貫通孔だけでなく、検査対象物
のレーザー溶接側の表面に生じた穴アキや窪みなどの不
要な溶解部分を検出することができ、さらに溶解部分に
よる溶接強度の低下を自動的に判定することができ、高
精度に検査対象物の欠陥検査を行える。
方から撮像して、その濃淡画像の画像データを生成する
生成ステップ、前記生成ステップで生成した画像データ
を用いて、溶接部の中心部分を検出する検出ステップ、
前記検出ステップで検出した中心部分及びその周辺部分
についてラベリング処理を施すラベリングステップ、及
び前記ラベリングステップでラベリングした領域毎に、
所定の特徴量を算出して、算出した特徴量に基づいて、
その検査対象物の良品、または不良品の判定を行う判定
ステップを備えている。このように構成することによ
り、検査対象物に生じた貫通孔だけでなく、検査対象物
のレーザー溶接側の表面に生じた穴アキや窪みなどの不
要な溶解部分を検出することができ、さらに溶解部分に
よる溶接強度の低下を自動的に判定することができ、高
精度に検査対象物の欠陥検査を行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザー溶接欠陥
検査装置、及び欠陥検査方法を示す好ましい実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
検査装置、及び欠陥検査方法を示す好ましい実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0012】《第1の実施例》図1は、本発明の第1の
実施例であるレーザー溶接欠陥検査装置の構成を示すブ
ロック図である。図2は、図1に示した検査対象物、照
明器、及びテレビカメラの位置関係を示す説明図であ
る。図1に示すように、本実施例のレーザー溶接欠陥検
査装置は、検査対象物50を載置するための位置決めテ
ーブル1、その位置決めテーブル1の上方に設けられ、
検査対象物50を照らすためのリング状の照明器2、及
び照明器2の上方に設置され、位置決めテーブル1上の
検査対象物50を撮像して、その濃淡画像の画像データ
を生成するテレビカメラ3を備えている。さらに、本実
施例のレーザー溶接欠陥検査装置には、テレビカメラ3
により撮像した検査対象物50の画像データを入力し
て、その画像データに基づき検査対象物50の欠陥検査
を行うレーザー溶接欠陥検査処理部4、及び当該欠陥検
査装置全体の制御を行う主コントローラ9が設けられて
いる。位置決めテーブル1には、主コントローラ9から
の指示信号に基づいて作動する駆動機構(図示せず)が
設けられている。これにより、位置決めテーブル1は、
所望の位置に移動される。本実施例のレーザー溶接欠陥
検査装置では、検査対象物50はその溶接部の中心部分
(以下、”ナゲット”ともいう)Nがテレビカメラ3の
ほぼ真下に位置するよう位置決めテーブル1によって予
め所定位置に配置され欠陥検査が行われる。
実施例であるレーザー溶接欠陥検査装置の構成を示すブ
ロック図である。図2は、図1に示した検査対象物、照
明器、及びテレビカメラの位置関係を示す説明図であ
る。図1に示すように、本実施例のレーザー溶接欠陥検
査装置は、検査対象物50を載置するための位置決めテ
ーブル1、その位置決めテーブル1の上方に設けられ、
検査対象物50を照らすためのリング状の照明器2、及
び照明器2の上方に設置され、位置決めテーブル1上の
検査対象物50を撮像して、その濃淡画像の画像データ
を生成するテレビカメラ3を備えている。さらに、本実
施例のレーザー溶接欠陥検査装置には、テレビカメラ3
により撮像した検査対象物50の画像データを入力し
て、その画像データに基づき検査対象物50の欠陥検査
を行うレーザー溶接欠陥検査処理部4、及び当該欠陥検
査装置全体の制御を行う主コントローラ9が設けられて
いる。位置決めテーブル1には、主コントローラ9から
の指示信号に基づいて作動する駆動機構(図示せず)が
設けられている。これにより、位置決めテーブル1は、
所望の位置に移動される。本実施例のレーザー溶接欠陥
検査装置では、検査対象物50はその溶接部の中心部分
(以下、”ナゲット”ともいう)Nがテレビカメラ3の
ほぼ真下に位置するよう位置決めテーブル1によって予
め所定位置に配置され欠陥検査が行われる。
【0013】照明器2は、図示しない支持部材により支
持されて、位置決めテーブル1とテレビカメラ3との間
に配置されている。この照明器2は、好ましくは直径3
0mm程度のリング状のハロゲンランプを有するものであ
り、位置決めテーブル1上の検査対象物50を斜方から
照らす。詳細には、照明器2は、図2に示すように、検
査対象物50のナゲットNからの反射光(同図の矢印”
A”で図示)がテレビカメラ3に入光し、そのナゲット
Nの周辺部分の反射光(同図の矢印”B”で図示)が直
接テレビカメラ3に入光しないように、検査対象物50
に対して所定の角度θ(例えば30°程度)で光を照射
する。これにより、貫通孔、穴アキ、窪みなどを含む不
要な溶解部分(欠陥部分)が検査対象物50に生じてい
ない場合、照明器2からの光は、表面が凸凹な状態であ
るナゲットNの部分においてのみ乱反射し周りの部分に
比べて白く光って、淡い画像として撮像され検出され
る。また、上述の欠陥部分はその表面が凸凹な状態に形
成されるので、もし欠陥部分が検査対象物50に生じて
いる場合、ナゲットNと同様に白く光って淡い画像とし
て検出される(詳細は後述)。
持されて、位置決めテーブル1とテレビカメラ3との間
に配置されている。この照明器2は、好ましくは直径3
0mm程度のリング状のハロゲンランプを有するものであ
り、位置決めテーブル1上の検査対象物50を斜方から
照らす。詳細には、照明器2は、図2に示すように、検
査対象物50のナゲットNからの反射光(同図の矢印”
A”で図示)がテレビカメラ3に入光し、そのナゲット
Nの周辺部分の反射光(同図の矢印”B”で図示)が直
接テレビカメラ3に入光しないように、検査対象物50
に対して所定の角度θ(例えば30°程度)で光を照射
する。これにより、貫通孔、穴アキ、窪みなどを含む不
要な溶解部分(欠陥部分)が検査対象物50に生じてい
ない場合、照明器2からの光は、表面が凸凹な状態であ
るナゲットNの部分においてのみ乱反射し周りの部分に
比べて白く光って、淡い画像として撮像され検出され
る。また、上述の欠陥部分はその表面が凸凹な状態に形
成されるので、もし欠陥部分が検査対象物50に生じて
いる場合、ナゲットNと同様に白く光って淡い画像とし
て検出される(詳細は後述)。
【0014】尚、検査対象物50は、図2に示すよう
に、例えば厚さ0.1mm程度のアルミ箔50a,50
bを上下2段に重ねて、一方のアルミ箔50aの表面側
からレーザー光を照射しそれらのアルミ箔50a,50
bを互いに溶着したものである。これらのアルミ箔50
a,50bからなる溶接品は、例えばリチウムイオン電
池の封口板における安全弁として用いられる。
に、例えば厚さ0.1mm程度のアルミ箔50a,50
bを上下2段に重ねて、一方のアルミ箔50aの表面側
からレーザー光を照射しそれらのアルミ箔50a,50
bを互いに溶着したものである。これらのアルミ箔50
a,50bからなる溶接品は、例えばリチウムイオン電
池の封口板における安全弁として用いられる。
【0015】図1に戻って、画像入力装置であるテレビ
カメラ3は、撮像した検査対象物50を所定の階調をも
つ濃淡画像の画像データに変換して、レーザー溶接欠陥
検査処理部4に出力する。詳細には、テレビカメラ3
は、好ましくは縦×横、512×480画素により検査
対象物50を撮像して、各画素において例えば256階
調をもつ画像データに変換し出力する。レーザー溶接欠
陥検査処理部4は、画像記憶部5、画像記憶部5に記憶
されている画像データを用いて、検査対象物50のナゲ
ットNの位置を検出するための溶接位置検出部6、画像
記憶部5に記憶されている画像データにラベリング処理
を施すラベリング処理部7、及び検査対象物50に生じ
た欠陥を判断する溶接部欠陥判断部8を備えている。画
像記憶部5は、RAMあるいは類似のデータ記録装置に
より構成され、テレビカメラ3からの画像データを画素
単位に記憶する。
カメラ3は、撮像した検査対象物50を所定の階調をも
つ濃淡画像の画像データに変換して、レーザー溶接欠陥
検査処理部4に出力する。詳細には、テレビカメラ3
は、好ましくは縦×横、512×480画素により検査
対象物50を撮像して、各画素において例えば256階
調をもつ画像データに変換し出力する。レーザー溶接欠
陥検査処理部4は、画像記憶部5、画像記憶部5に記憶
されている画像データを用いて、検査対象物50のナゲ
ットNの位置を検出するための溶接位置検出部6、画像
記憶部5に記憶されている画像データにラベリング処理
を施すラベリング処理部7、及び検査対象物50に生じ
た欠陥を判断する溶接部欠陥判断部8を備えている。画
像記憶部5は、RAMあるいは類似のデータ記録装置に
より構成され、テレビカメラ3からの画像データを画素
単位に記憶する。
【0016】溶接位置検出部6は、検査対象物50の画
像データを用いて、そのナゲットNを識別、検出できる
かどうかについて判断する。詳細には、溶接位置検出部
6は、階調の値が所定値以下の画素からなる淡い画像の
領域が検査対象物50の中心部分に存在しているかどう
かについて調べる。淡い画像の領域が存在している場
合、溶接位置検出部6はその領域をナゲットNとして検
出して、さらにそのナゲットNの位置座標を算出しラベ
リング処理部7、及び溶接部欠陥判断部8に出力する。
ナゲットNを検出できなかった場合、溶接位置検出部6
はナゲットNを検出できなかったことをラベリング処理
部7、及び溶接部欠陥判断部8に通知する。尚、ここで
いう位置座標とは、テレビカメラ3により撮像された画
像データにおける画素の平面上(二次元上)の位置をい
う。ナゲットNは上記のように溶接部の中心部分を構成
する部分であるので、ナゲットNを検出したとき溶接位
置検出部6はそのナゲットNでの平面上の輪郭を構成す
る複数の画素の各位置座標を出力する。
像データを用いて、そのナゲットNを識別、検出できる
かどうかについて判断する。詳細には、溶接位置検出部
6は、階調の値が所定値以下の画素からなる淡い画像の
領域が検査対象物50の中心部分に存在しているかどう
かについて調べる。淡い画像の領域が存在している場
合、溶接位置検出部6はその領域をナゲットNとして検
出して、さらにそのナゲットNの位置座標を算出しラベ
リング処理部7、及び溶接部欠陥判断部8に出力する。
ナゲットNを検出できなかった場合、溶接位置検出部6
はナゲットNを検出できなかったことをラベリング処理
部7、及び溶接部欠陥判断部8に通知する。尚、ここで
いう位置座標とは、テレビカメラ3により撮像された画
像データにおける画素の平面上(二次元上)の位置をい
う。ナゲットNは上記のように溶接部の中心部分を構成
する部分であるので、ナゲットNを検出したとき溶接位
置検出部6はそのナゲットNでの平面上の輪郭を構成す
る複数の画素の各位置座標を出力する。
【0017】ラベリング処理部7は、画素単位に検査対
象物50の画像データの階調(輝度)を所定の2値化し
きい値に基づき濃淡いずれかに分けて、さらに淡い画像
の塊部分である領域を検出して順次番号付け(ラベリン
グ)を行う。本実施例のラベリング処理部7は、溶接位
置検出部6からのナゲットNの位置座標に基づいて、そ
のナゲットN及びその周辺部分について上述のラベリン
グ処理を行う。ラベリング処理部7は、ラベリングした
領域毎に、その領域の輪郭を構成する画素の各位置座標
を溶接部欠陥判断部8に出力する。溶接部欠陥判断部8
は、溶接位置検出部6からのナゲットNの検出結果、及
びラベリング処理部7からのラベリングされた領域に基
づいて、検査対象物50に欠陥部分があるかどうかにつ
いて判断する。具体的には、ナゲットNを検出できなか
ったことを溶接位置検出部6から通知されたとき、溶接
部欠陥判断部8は検査対象物50での溶接(溶解)が不
充分であるとして、その検査対象物50を不良品と判断
する。また、溶接部欠陥判断部8は、ラベリング処理部
7からのラベリングされた各領域毎に、その位置座標に
基づき面積、幅、長さ、及び方向強度からなる特徴量を
算出して、その検査対象物50に貫通孔、穴アキ、窪み
などの不要な溶解部分の発生、及びこの溶解部分による
溶接強度の低下を判定する(詳細は後述)。
象物50の画像データの階調(輝度)を所定の2値化し
きい値に基づき濃淡いずれかに分けて、さらに淡い画像
の塊部分である領域を検出して順次番号付け(ラベリン
グ)を行う。本実施例のラベリング処理部7は、溶接位
置検出部6からのナゲットNの位置座標に基づいて、そ
のナゲットN及びその周辺部分について上述のラベリン
グ処理を行う。ラベリング処理部7は、ラベリングした
領域毎に、その領域の輪郭を構成する画素の各位置座標
を溶接部欠陥判断部8に出力する。溶接部欠陥判断部8
は、溶接位置検出部6からのナゲットNの検出結果、及
びラベリング処理部7からのラベリングされた領域に基
づいて、検査対象物50に欠陥部分があるかどうかにつ
いて判断する。具体的には、ナゲットNを検出できなか
ったことを溶接位置検出部6から通知されたとき、溶接
部欠陥判断部8は検査対象物50での溶接(溶解)が不
充分であるとして、その検査対象物50を不良品と判断
する。また、溶接部欠陥判断部8は、ラベリング処理部
7からのラベリングされた各領域毎に、その位置座標に
基づき面積、幅、長さ、及び方向強度からなる特徴量を
算出して、その検査対象物50に貫通孔、穴アキ、窪み
などの不要な溶解部分の発生、及びこの溶解部分による
溶接強度の低下を判定する(詳細は後述)。
【0018】ここで、図1乃至図5を参照して、本実施
例のレーザー溶接欠陥検査装置でのナゲットN及び欠陥
部分の判断方法について具体的に説明する。図3は、図
1に示したテレビカメラにより撮像された欠陥部分を生
じていない検査対象物の画像の一例を示す説明図であ
る。図4は図1に示したテレビカメラにより撮像された
欠陥部分を生じている検査対象物の画像の一例を示す説
明図であり、図5は図4に示した欠陥部分を拡大した拡
大図である。本実施例のレーザー溶接欠陥検査装置で
は、まず溶接位置検出部6がナゲットNの検出を行い、
溶接部欠陥判断部8が検出されたナゲットNについて上
記特徴量に基づき欠陥部分かどうかの判断を行う。さら
に、溶接部欠陥判断部8はナゲットNの周辺部分に欠陥
部分が生じていないかどうかについて判断する。より詳
細に述べると、欠陥部分を生じていない溶接良品の画像
の特徴は、図3の斜線部で示す円形のナゲットNだけが
照明器2からの光を反射して、白く光って淡い画像とし
てテレビカメラ3に撮像され、同図の破線C1,C2で
囲んだ周辺部分には淡い画像の領域は検出されない。こ
の周辺部分は、図2に示したように、ナゲットNを底部
とする、すり鉢状に形成された部分であり、照明器2か
らの光の反射光が直接的にテレビカメラ3に入光せずに
ナゲットNに比べて黒く濃い画像として撮像される。ま
た、ナゲットNは図3に示す円形以外にリング状に撮像
される場合がある。
例のレーザー溶接欠陥検査装置でのナゲットN及び欠陥
部分の判断方法について具体的に説明する。図3は、図
1に示したテレビカメラにより撮像された欠陥部分を生
じていない検査対象物の画像の一例を示す説明図であ
る。図4は図1に示したテレビカメラにより撮像された
欠陥部分を生じている検査対象物の画像の一例を示す説
明図であり、図5は図4に示した欠陥部分を拡大した拡
大図である。本実施例のレーザー溶接欠陥検査装置で
は、まず溶接位置検出部6がナゲットNの検出を行い、
溶接部欠陥判断部8が検出されたナゲットNについて上
記特徴量に基づき欠陥部分かどうかの判断を行う。さら
に、溶接部欠陥判断部8はナゲットNの周辺部分に欠陥
部分が生じていないかどうかについて判断する。より詳
細に述べると、欠陥部分を生じていない溶接良品の画像
の特徴は、図3の斜線部で示す円形のナゲットNだけが
照明器2からの光を反射して、白く光って淡い画像とし
てテレビカメラ3に撮像され、同図の破線C1,C2で
囲んだ周辺部分には淡い画像の領域は検出されない。こ
の周辺部分は、図2に示したように、ナゲットNを底部
とする、すり鉢状に形成された部分であり、照明器2か
らの光の反射光が直接的にテレビカメラ3に入光せずに
ナゲットNに比べて黒く濃い画像として撮像される。ま
た、ナゲットNは図3に示す円形以外にリング状に撮像
される場合がある。
【0019】一方、欠陥部分を生じている溶接不良品の
画像は、図4及び図5に示すように、欠陥部分Fが破線
C1,C2で囲まれた周辺部分内で淡い画像の領域とし
て検出される。この欠陥部分Fは、検査対象物50のテ
レビカメラ3側(レーザー溶接側)の表面に生じた穴ア
キや窪みを含む不要な溶解部分であり、ラベリング処理
部7によってナゲットNと同様に淡い画像としてラベリ
ングされる。また、検査対象物50での溶接が不充分、
つまり溶接強度が不充分である場合、ナゲットNが形成
されないか、またはナゲットNが形成されていてもナゲ
ットNの周りに白く光ったリング状の領域が検出されラ
ベリングされる。溶接部欠陥判断部8は、下記の(1)
〜(4)式に示す特徴量の判定条件に基づいて、ラベリ
ングされた領域がナゲットNまたは欠陥部分であるかど
うかについて判断する。 (1) V1 ≦ 面積(S) ≦ V2、 (2) V3 ≦ 幅(W) ≦ V4、 (3) V5 ≦ 長さ(L) ≦ V6、 (4) V7 ≦ 方向強度(H) ≦ V8 尚、(1)〜(4)式でのV1〜V8は、溶接部欠陥判
断部8に設定される所定のしきい値である。方向強度
(H)は、長さ(L)/幅(W)にて求められるパラメ
ータである。
画像は、図4及び図5に示すように、欠陥部分Fが破線
C1,C2で囲まれた周辺部分内で淡い画像の領域とし
て検出される。この欠陥部分Fは、検査対象物50のテ
レビカメラ3側(レーザー溶接側)の表面に生じた穴ア
キや窪みを含む不要な溶解部分であり、ラベリング処理
部7によってナゲットNと同様に淡い画像としてラベリ
ングされる。また、検査対象物50での溶接が不充分、
つまり溶接強度が不充分である場合、ナゲットNが形成
されないか、またはナゲットNが形成されていてもナゲ
ットNの周りに白く光ったリング状の領域が検出されラ
ベリングされる。溶接部欠陥判断部8は、下記の(1)
〜(4)式に示す特徴量の判定条件に基づいて、ラベリ
ングされた領域がナゲットNまたは欠陥部分であるかど
うかについて判断する。 (1) V1 ≦ 面積(S) ≦ V2、 (2) V3 ≦ 幅(W) ≦ V4、 (3) V5 ≦ 長さ(L) ≦ V6、 (4) V7 ≦ 方向強度(H) ≦ V8 尚、(1)〜(4)式でのV1〜V8は、溶接部欠陥判
断部8に設定される所定のしきい値である。方向強度
(H)は、長さ(L)/幅(W)にて求められるパラメ
ータである。
【0020】溶接部欠陥判断部8は、ラベリングされた
領域が上述の(1)〜(4)式を全て満足したとき、そ
の領域をナゲットNとして判断し、いずれか一つの式を
満足していなければ欠陥部分であると判断する。具体的
には、ラベリングされた領域の面積がしきい値V1より
小さいとき、溶接部欠陥判断部8は形成されたナゲット
Nが小さいとして溶接強度が不充分であると判断して、
その検査対象物50を不良品と判断する。また、面積が
しきい値V2より大きいとき、溶接部欠陥判断部8は形
成されたナゲットNが大きすぎるとして溶接強度の低下
が生じていると判断して、その検査対象物50を不良品
と判断する。また、溶接部欠陥判断部8は、幅と長さに
基づいて、その領域の二次元上の広がりの程度を判別し
て、適切なナゲットNが形成されているかどうかについ
て判断する。また、溶接部欠陥判断部8は、方向強度に
基づいて、その領域の二次元上の形状、すなわち細長い
形状か円形の形状かについて判別し、適切なナゲットN
が形成されているかどうかについて判断する。
領域が上述の(1)〜(4)式を全て満足したとき、そ
の領域をナゲットNとして判断し、いずれか一つの式を
満足していなければ欠陥部分であると判断する。具体的
には、ラベリングされた領域の面積がしきい値V1より
小さいとき、溶接部欠陥判断部8は形成されたナゲット
Nが小さいとして溶接強度が不充分であると判断して、
その検査対象物50を不良品と判断する。また、面積が
しきい値V2より大きいとき、溶接部欠陥判断部8は形
成されたナゲットNが大きすぎるとして溶接強度の低下
が生じていると判断して、その検査対象物50を不良品
と判断する。また、溶接部欠陥判断部8は、幅と長さに
基づいて、その領域の二次元上の広がりの程度を判別し
て、適切なナゲットNが形成されているかどうかについ
て判断する。また、溶接部欠陥判断部8は、方向強度に
基づいて、その領域の二次元上の形状、すなわち細長い
形状か円形の形状かについて判別し、適切なナゲットN
が形成されているかどうかについて判断する。
【0021】さらに、ナゲットNを2個以上検出した場
合、溶接部欠陥判断部8はナゲットNと同様な形状をも
つ貫通孔、穴アキや窪みを含む不要な溶解部分が生じて
いるとして、それらの溶解部分により溶接強度の低下が
生じていると判断して、その検査対象物50を不良品と
判断する。また、一つのナゲットNが検出され、それ以
外の淡い画像の領域、例えば欠陥部分Fがラベリングさ
れているとき、その欠陥部分Fの面積、幅、長さ、及び
方向強度のいずれかががそれぞれ上述のしきい値V1,
V3,V5,V7以上のとき、溶接部欠陥判断部8はそ
の欠陥部分Fにより溶接強度の低下が生じていると判断
して、その検査対象物50を不良品と判断する。尚、ナ
ゲットN以外にラベリングされた領域の面積、幅、長
さ、及び方向強度の全ての値が上述のしきい値V1,V
3,V5,V7よりもそれぞれ小さい別の所定値V
1’,V3’,V5’,V7’未満のとき、溶接部欠陥
判断部8がその領域による溶接強度の低下は許容できる
ものであると判断して、その検査対象物50を不良品と
判定せずに良品と判定するよう構成してもよい。
合、溶接部欠陥判断部8はナゲットNと同様な形状をも
つ貫通孔、穴アキや窪みを含む不要な溶解部分が生じて
いるとして、それらの溶解部分により溶接強度の低下が
生じていると判断して、その検査対象物50を不良品と
判断する。また、一つのナゲットNが検出され、それ以
外の淡い画像の領域、例えば欠陥部分Fがラベリングさ
れているとき、その欠陥部分Fの面積、幅、長さ、及び
方向強度のいずれかががそれぞれ上述のしきい値V1,
V3,V5,V7以上のとき、溶接部欠陥判断部8はそ
の欠陥部分Fにより溶接強度の低下が生じていると判断
して、その検査対象物50を不良品と判断する。尚、ナ
ゲットN以外にラベリングされた領域の面積、幅、長
さ、及び方向強度の全ての値が上述のしきい値V1,V
3,V5,V7よりもそれぞれ小さい別の所定値V
1’,V3’,V5’,V7’未満のとき、溶接部欠陥
判断部8がその領域による溶接強度の低下は許容できる
ものであると判断して、その検査対象物50を不良品と
判定せずに良品と判定するよう構成してもよい。
【0022】以下、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装
置の動作について、図1と図6を参照して説明する。図
6は、図1に示したレーザー溶接欠陥検査装置の動作を
示すフローチャートである。図6に示すように、本実施
例のレーザー溶接欠陥検査装置では、テレビカメラ3に
より撮像された検査対象物50の濃淡画像の画像データ
が画像記憶部5に記憶される(ステップS1)。その
後、溶接位置検出部6がナゲットNが検査対象物50の
中心部分で検出できるかどうかについて調べる(ステッ
プS2)。ナゲットNを検出できた場合、溶接位置検出
部6は検出したナゲットNの位置座標を算出して(ステ
ップS3)、ラベリング処理部7、及び溶接部欠陥判断
部8に出力する。次に、ラベリング処理部7は、溶接位
置検出部6からのナゲットNの位置座標に基づいて、そ
のナゲットN及びその周辺部分についてラベリング処理
を行い(ステップS4)、ラベリングした領域の位置座
標を溶接部欠陥判断部8に出力する。
置の動作について、図1と図6を参照して説明する。図
6は、図1に示したレーザー溶接欠陥検査装置の動作を
示すフローチャートである。図6に示すように、本実施
例のレーザー溶接欠陥検査装置では、テレビカメラ3に
より撮像された検査対象物50の濃淡画像の画像データ
が画像記憶部5に記憶される(ステップS1)。その
後、溶接位置検出部6がナゲットNが検査対象物50の
中心部分で検出できるかどうかについて調べる(ステッ
プS2)。ナゲットNを検出できた場合、溶接位置検出
部6は検出したナゲットNの位置座標を算出して(ステ
ップS3)、ラベリング処理部7、及び溶接部欠陥判断
部8に出力する。次に、ラベリング処理部7は、溶接位
置検出部6からのナゲットNの位置座標に基づいて、そ
のナゲットN及びその周辺部分についてラベリング処理
を行い(ステップS4)、ラベリングした領域の位置座
標を溶接部欠陥判断部8に出力する。
【0023】続いて、溶接部欠陥判断部8は、ラベリン
グ処理部7からのラベリングされた各領域毎に、その位
置座標から上述の特徴量を算出し(ステップS5)、算
出した特徴量に基づき欠陥部分の有無を判定する(ステ
ップS6)。すなわち、溶接部欠陥判断部8は、ナゲッ
トNが適切な形状に形成されているかどうかについて判
別し、さらに欠陥部分が生じていないかどうかについて
調べる。そして、ナゲットNが適切な形状に形成され、
欠陥部分が生じていない場合、溶接部欠陥判断部8はそ
の検査対象物50を良品であると判定し主コントローラ
9に通知する(ステップS7)。一方、上記ステップS
2において、ナゲットNを検出できなかった場合、溶接
位置検出部6はナゲットNを検出できなかったことをラ
ベリング処理部7、及び溶接部欠陥判断部8に通知す
る。その後、溶接部欠陥判断部8は、その検査対象物5
0が不良品であると判定し主コントローラ9に通知する
(ステップS8)。さらに、上記ステップS6におい
て、ナゲットNが適切な形状に形成されていない場合、
または欠陥部分が生じている場合も、溶接部欠陥判断部
8は、その検査対象物50が不良品であると判定し主コ
ントローラ9に通知する。
グ処理部7からのラベリングされた各領域毎に、その位
置座標から上述の特徴量を算出し(ステップS5)、算
出した特徴量に基づき欠陥部分の有無を判定する(ステ
ップS6)。すなわち、溶接部欠陥判断部8は、ナゲッ
トNが適切な形状に形成されているかどうかについて判
別し、さらに欠陥部分が生じていないかどうかについて
調べる。そして、ナゲットNが適切な形状に形成され、
欠陥部分が生じていない場合、溶接部欠陥判断部8はそ
の検査対象物50を良品であると判定し主コントローラ
9に通知する(ステップS7)。一方、上記ステップS
2において、ナゲットNを検出できなかった場合、溶接
位置検出部6はナゲットNを検出できなかったことをラ
ベリング処理部7、及び溶接部欠陥判断部8に通知す
る。その後、溶接部欠陥判断部8は、その検査対象物5
0が不良品であると判定し主コントローラ9に通知する
(ステップS8)。さらに、上記ステップS6におい
て、ナゲットNが適切な形状に形成されていない場合、
または欠陥部分が生じている場合も、溶接部欠陥判断部
8は、その検査対象物50が不良品であると判定し主コ
ントローラ9に通知する。
【0024】以上のように、本実施例のレーザー溶接欠
陥検査装置、及び欠陥検査方法では、溶接位置検出部6
が検査対象物50の画像データを用いて、溶接部の中心
部分(ナゲット)Nの位置を検出し、ラベリング処理部
7が検出したナゲットN及びその周辺部分についてラベ
リング処理を行う。さらに、溶接部欠陥判断部8がラベ
リングされた各領域毎に、その位置座標から所定の特徴
量を算出し、算出した特徴量に基づきナゲットNが適切
な形状に形成されているかどうかについて判別し、かつ
欠陥部分が生じていないかどうかについて調べている。
これにより、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装置、及
び欠陥検査方法では、検査対象物に生じた貫通孔だけで
なく、検査対象物50のレーザー溶接側の表面に生じた
穴アキや窪みなどの不要な溶解部分を検出することがで
きる。さらに、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装置、
及び欠陥検査方法では、上記溶解部分による溶接強度の
低下を自動的に判定することができ、高精度に検査対象
物の欠陥検査を行うことが可能となる。
陥検査装置、及び欠陥検査方法では、溶接位置検出部6
が検査対象物50の画像データを用いて、溶接部の中心
部分(ナゲット)Nの位置を検出し、ラベリング処理部
7が検出したナゲットN及びその周辺部分についてラベ
リング処理を行う。さらに、溶接部欠陥判断部8がラベ
リングされた各領域毎に、その位置座標から所定の特徴
量を算出し、算出した特徴量に基づきナゲットNが適切
な形状に形成されているかどうかについて判別し、かつ
欠陥部分が生じていないかどうかについて調べている。
これにより、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装置、及
び欠陥検査方法では、検査対象物に生じた貫通孔だけで
なく、検査対象物50のレーザー溶接側の表面に生じた
穴アキや窪みなどの不要な溶解部分を検出することがで
きる。さらに、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装置、
及び欠陥検査方法では、上記溶解部分による溶接強度の
低下を自動的に判定することができ、高精度に検査対象
物の欠陥検査を行うことが可能となる。
【0025】尚、上述のテレビカメラ3以外にCCD
(Charge Coupled Device)を用いたラインセンサカメ
ラやエリアカメラを検査対象物50を撮像する画像入力
装置として用いる構成でもよい。また、256階調の画
像データを用いる構成について説明したが、発明者が試
作したレーザー溶接欠陥検査装置では、20〜30階調
程度の画像データで欠陥部分をラベリングし検出するこ
とができた。
(Charge Coupled Device)を用いたラインセンサカメ
ラやエリアカメラを検査対象物50を撮像する画像入力
装置として用いる構成でもよい。また、256階調の画
像データを用いる構成について説明したが、発明者が試
作したレーザー溶接欠陥検査装置では、20〜30階調
程度の画像データで欠陥部分をラベリングし検出するこ
とができた。
【0026】《第2の実施例》図7は、本発明の第2の
実施例であるレーザー溶接欠陥検査装置の動作を示すフ
ローチャートである。この実施例では、レーザー溶接欠
陥検査装置の構成において、検査対象物の濃淡画像上で
のナゲットの中心位置を検出して、そのナゲット及び周
辺部分について欠陥部分の有無を判定するよう構成し
た。それ以外の各部は、第1の実施例のものと同様であ
るのでそれらの重複した説明は省略する。本実施例のレ
ーザー溶接欠陥検査装置では、まずラベリング処理部7
(図1)が画像記憶部5(図1)に記憶されている検査
対象物50(図1)の画像データにラベリング処理を行
う。溶接部欠陥判断部8(図1)は、ラベリング処理部
7によりラベリングされた各領域毎に、上述の特徴量を
算出して算出した特徴量に基づきナゲットNをラベリン
グされた領域の中から選択、特定する。溶接部欠陥判断
部8は、特定したナゲットNの位置座標を溶接位置検出
部6(図1)に出力して、溶接位置検出部6は濃淡画像
上でのナゲットNの中心(重心)位置の座標を算出し検
出する。溶接位置検出部6は、検出した中心位置の座標
をラベリング処理部7、及び溶接部欠陥判断部8に出力
する。ラベリング処理部7、及び溶接部欠陥判断部8
は、第1の実施例のものと同様に、ナゲットN及びその
周辺部分について、それぞれラベリング処理、及び欠陥
部分の有無判定処理を行う。以上のように、本実施例の
レーザー溶接欠陥検査装置では、ナゲットNの中心位置
を検出して、検出したナゲットN及びナゲットNの周辺
部分に欠陥部分が生じているかどうかについて判断して
いる。これにより、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装
置では、平面上の画像データでのナゲットNの中心位置
を検出しているので、その検出した位置に基づき位置決
めテーブル1を移動することができ、検査対象物50を
位置決めテーブル1によって予め所定位置に配置するこ
となく検査対象物50の検査を行うことが可能となる。
実施例であるレーザー溶接欠陥検査装置の動作を示すフ
ローチャートである。この実施例では、レーザー溶接欠
陥検査装置の構成において、検査対象物の濃淡画像上で
のナゲットの中心位置を検出して、そのナゲット及び周
辺部分について欠陥部分の有無を判定するよう構成し
た。それ以外の各部は、第1の実施例のものと同様であ
るのでそれらの重複した説明は省略する。本実施例のレ
ーザー溶接欠陥検査装置では、まずラベリング処理部7
(図1)が画像記憶部5(図1)に記憶されている検査
対象物50(図1)の画像データにラベリング処理を行
う。溶接部欠陥判断部8(図1)は、ラベリング処理部
7によりラベリングされた各領域毎に、上述の特徴量を
算出して算出した特徴量に基づきナゲットNをラベリン
グされた領域の中から選択、特定する。溶接部欠陥判断
部8は、特定したナゲットNの位置座標を溶接位置検出
部6(図1)に出力して、溶接位置検出部6は濃淡画像
上でのナゲットNの中心(重心)位置の座標を算出し検
出する。溶接位置検出部6は、検出した中心位置の座標
をラベリング処理部7、及び溶接部欠陥判断部8に出力
する。ラベリング処理部7、及び溶接部欠陥判断部8
は、第1の実施例のものと同様に、ナゲットN及びその
周辺部分について、それぞれラベリング処理、及び欠陥
部分の有無判定処理を行う。以上のように、本実施例の
レーザー溶接欠陥検査装置では、ナゲットNの中心位置
を検出して、検出したナゲットN及びナゲットNの周辺
部分に欠陥部分が生じているかどうかについて判断して
いる。これにより、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装
置では、平面上の画像データでのナゲットNの中心位置
を検出しているので、その検出した位置に基づき位置決
めテーブル1を移動することができ、検査対象物50を
位置決めテーブル1によって予め所定位置に配置するこ
となく検査対象物50の検査を行うことが可能となる。
【0027】以下、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装
置の動作について、図1と図7を用いて具体的に説明す
る。尚、以下の説明では、第1の実施例のものと異なる
動作について主に説明する。図7は、本発明の第2の実
施例であるレーザー溶接欠陥検査装置の動作を示すフロ
ーチャートである。図7において、本実施例のレーザー
溶接欠陥検査装置では、ステップS1に示したように、
検査対象物50の濃淡画像の画像データが画像記憶部5
に記憶される。続いて、ラベリング処理部7が画像記憶
部5に記憶されている全ての画像データ、つまり濃淡画
像全体についてラベリング処理を施す(ステップS
9)、ラベリングした領域の位置座標を溶接部欠陥判断
部8に出力する。続いて、溶接部欠陥判断部8は、ラベ
リング処理部7からのラベリングされた各領域毎に、そ
の位置座標から上述の特徴量を算出する(ステップS1
0)。次に、溶接部欠陥判断部8は、ラベリング処理部
7によりラベリングされた各領域毎に、上述の特徴量を
算出して算出した特徴量に基づきナゲットNをラベリン
グされた領域の中から特定して、ナゲットNを検出でき
るかどうかに判断する(ステップS2’)。ナゲットN
を特定できた場合、溶接部欠陥判断部8は特定したナゲ
ットNの位置座標を溶接位置検出部6に出力する。そし
て、溶接位置検出部6は濃淡画像上でのナゲットNの中
心位置の座標を算出し(ステップS3’)、ラベリング
処理部7、及び溶接部欠陥判断部8に出力する。その
後、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装置は、第1の実
施例と同様な動作を行い、良品または不良品の判定を行
う。
置の動作について、図1と図7を用いて具体的に説明す
る。尚、以下の説明では、第1の実施例のものと異なる
動作について主に説明する。図7は、本発明の第2の実
施例であるレーザー溶接欠陥検査装置の動作を示すフロ
ーチャートである。図7において、本実施例のレーザー
溶接欠陥検査装置では、ステップS1に示したように、
検査対象物50の濃淡画像の画像データが画像記憶部5
に記憶される。続いて、ラベリング処理部7が画像記憶
部5に記憶されている全ての画像データ、つまり濃淡画
像全体についてラベリング処理を施す(ステップS
9)、ラベリングした領域の位置座標を溶接部欠陥判断
部8に出力する。続いて、溶接部欠陥判断部8は、ラベ
リング処理部7からのラベリングされた各領域毎に、そ
の位置座標から上述の特徴量を算出する(ステップS1
0)。次に、溶接部欠陥判断部8は、ラベリング処理部
7によりラベリングされた各領域毎に、上述の特徴量を
算出して算出した特徴量に基づきナゲットNをラベリン
グされた領域の中から特定して、ナゲットNを検出でき
るかどうかに判断する(ステップS2’)。ナゲットN
を特定できた場合、溶接部欠陥判断部8は特定したナゲ
ットNの位置座標を溶接位置検出部6に出力する。そし
て、溶接位置検出部6は濃淡画像上でのナゲットNの中
心位置の座標を算出し(ステップS3’)、ラベリング
処理部7、及び溶接部欠陥判断部8に出力する。その
後、本実施例のレーザー溶接欠陥検査装置は、第1の実
施例と同様な動作を行い、良品または不良品の判定を行
う。
【0028】以上のように、本実施例のレーザー溶接欠
陥検査装置、及び欠陥検査方法では、ラベリング処理部
7がまず画像記憶部5に記憶されている検査対象物50
の画像データにラベリング処理を行い、溶接部欠陥判断
部8がラベリングされた各領域毎に特徴量を算出する。
さらに、溶接部欠陥判断部8が算出した特徴量に基づい
て、ナゲットNをラベリングされた領域の中から特定し
て、溶接位置検出部6がナゲットNの中心位置を算出し
ている。これにより、本実施例のレーザー溶接欠陥検査
装置、及び欠陥検査方法では、算出した中心位置に基づ
き位置決めテーブル1を移動することができ、検査対象
物50を位置決めテーブル1によって予め所定位置に配
置することなく検査対象物50の検査を行うことが可能
となる。
陥検査装置、及び欠陥検査方法では、ラベリング処理部
7がまず画像記憶部5に記憶されている検査対象物50
の画像データにラベリング処理を行い、溶接部欠陥判断
部8がラベリングされた各領域毎に特徴量を算出する。
さらに、溶接部欠陥判断部8が算出した特徴量に基づい
て、ナゲットNをラベリングされた領域の中から特定し
て、溶接位置検出部6がナゲットNの中心位置を算出し
ている。これにより、本実施例のレーザー溶接欠陥検査
装置、及び欠陥検査方法では、算出した中心位置に基づ
き位置決めテーブル1を移動することができ、検査対象
物50を位置決めテーブル1によって予め所定位置に配
置することなく検査対象物50の検査を行うことが可能
となる。
【0029】
【発明の効果】本発明のレーザー溶接欠陥検査装置、及
び欠陥検査方法では、溶接位置検出部が検査対象物の画
像データを用いて、溶接部の中心部分(ナゲット)Nの
位置を検出し、ラベリング処理部が検出したナゲットN
及びその周辺部分についてラベリング処理を行う。さら
に、溶接部欠陥判断部がラベリングされた各領域毎に、
その位置座標から所定の特徴量を算出し、算出した特徴
量に基づきナゲットNが適切な形状に形成されているか
どうかについて判別し、かつ欠陥部分が生じていないか
どうかについて調べている。これにより、本発明のレー
ザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法では、検査対
象物に生じた貫通孔だけでなく、検査対象物のレーザー
溶接側の表面に生じた穴アキや窪みなどの不要な溶解部
分を検出することができる。さらに、本発明のレーザー
溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法では、上記溶解部
分による溶接強度の低下を自動的に判定することがで
き、高精度に検査対象物の欠陥検査を行うことが可能と
なる。
び欠陥検査方法では、溶接位置検出部が検査対象物の画
像データを用いて、溶接部の中心部分(ナゲット)Nの
位置を検出し、ラベリング処理部が検出したナゲットN
及びその周辺部分についてラベリング処理を行う。さら
に、溶接部欠陥判断部がラベリングされた各領域毎に、
その位置座標から所定の特徴量を算出し、算出した特徴
量に基づきナゲットNが適切な形状に形成されているか
どうかについて判別し、かつ欠陥部分が生じていないか
どうかについて調べている。これにより、本発明のレー
ザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法では、検査対
象物に生じた貫通孔だけでなく、検査対象物のレーザー
溶接側の表面に生じた穴アキや窪みなどの不要な溶解部
分を検出することができる。さらに、本発明のレーザー
溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法では、上記溶解部
分による溶接強度の低下を自動的に判定することがで
き、高精度に検査対象物の欠陥検査を行うことが可能と
なる。
【図1】本発明の第1の実施例であるレーザー溶接欠陥
検査装置の構成を示すブロック図
検査装置の構成を示すブロック図
【図2】図1に示した検査対象物、照明器、及びテレビ
カメラの位置関係を示す説明図
カメラの位置関係を示す説明図
【図3】図1に示したテレビカメラにより撮像された欠
陥部分を生じていない検査対象物の画像の一例を示す説
明図
陥部分を生じていない検査対象物の画像の一例を示す説
明図
【図4】図1に示したテレビカメラにより撮像された欠
陥部分を生じている検査対象物の画像の一例を示す説明
図
陥部分を生じている検査対象物の画像の一例を示す説明
図
【図5】図4に示した欠陥部分を拡大した拡大図
【図6】図1に示したレーザー溶接欠陥検査装置の動作
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図7】本発明の第2の実施例であるレーザー溶接欠陥
検査装置の動作を示すフローチャート
検査装置の動作を示すフローチャート
【図8】従来のレーザー溶接欠陥検査装置の構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図9】図8に示したレーザー溶接欠陥検査装置の動作
を示すフローチャート
を示すフローチャート
1 位置決めテーブル 2 照明器 3 テレビカメラ 4 レーザー溶接欠陥検査処理部 5 画像記憶部 6 溶接位置検出部 7 ラベリング処理部 8 溶接部欠陥判断部 9 主コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 規之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA03 AA15 AA17 AA49 AA51 BB05 CC00 CC15 FF42 GG17 HH12 HH14 HH16 JJ03 JJ09 JJ19 PP12 QQ00 QQ03 QQ04 QQ21 QQ24 QQ25 QQ28 RR05 TT02 2G051 AA73 AA90 AB13 BB01 CA04 CB01 DA07 EA12 EA14 EA16 ED04 ED11 GC04 GD02 GD03 5B057 AA01 BA02 CA08 CA12 CA16 CC03 DA03 DB02 DB09 DC04 DC14
Claims (4)
- 【請求項1】 検査対象物を上方から撮像して、その濃
淡画像の画像データを生成する画像入力装置、 前記検査対象物の上方に配置され、前記検査対象物を照
らすための照明器、 前記画像入力装置からの画像データを用いて、溶接部の
中心部分を検出する溶接位置検出部、 前記溶接位置検出部により検出した中心部分及びその周
辺部分についてラベリング処理を施すラベリング処理
部、及び前記ラベリング処理部によりラベリングされた
領域毎に、所定の特徴量を算出して、算出した特徴量に
基づいて、その検査対象物の良品、または不良品の判定
を行う溶接部欠陥判断部、 を備えたことを特徴とするレーザー溶接欠陥検査装置。 - 【請求項2】 前記照明器が、前記中心部分の周辺部分
からの反射光が前記画像入力装置に直接的に入光しない
ように、前記検査対象物を照らすことを特徴とする請求
項1に記載のレーザー溶接欠陥検査装置。 - 【請求項3】 前記溶接位置検出部は、前記濃淡画像上
での前記中心部分の中心位置を検出することを特徴とす
る請求項1に記載のレーザー溶接欠陥検査装置。 - 【請求項4】 検査対象物を上方から撮像して、その濃
淡画像の画像データを生成する生成ステップ、 前記生成ステップで生成した画像データを用いて、溶接
部の中心部分を検出する検出ステップ、 前記検出ステップで検出した中心部分及びその周辺部分
についてラベリング処理を施すラベリングステップ、及
び前記ラベリングステップでラベリングした領域毎に、
所定の特徴量を算出して、算出した特徴量に基づいて、
その検査対象物の良品、または不良品の判定を行う判定
ステップ、 を備えたことを特徴とする欠陥検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11037254A JP2000234918A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | レーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11037254A JP2000234918A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | レーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000234918A true JP2000234918A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12492521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11037254A Pending JP2000234918A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | レーザー溶接欠陥検査装置、及び欠陥検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000234918A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010041664A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Canon Inc | 画像合成方法および画像合成装置 |
| WO2010044473A1 (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-22 | 日本軽金属株式会社 | 接合品質管理方法および接合品質管理装置 |
| JP2014092407A (ja) * | 2012-11-01 | 2014-05-19 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 溶接検査装置及び溶接検査方法 |
| JP2014198345A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接部の検査装置とその検査方法 |
| CN112000157A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-27 | 四川诚亿兴科技有限公司 | 一种超声波铝线自动邦定机控制系统 |
| WO2025118071A1 (en) * | 2023-12-07 | 2025-06-12 | Laserax Inc. | Method and system for inspecting laser welds connecting pole regions of a current collector to poles of a stack of battery cells |
| RU2856790C1 (ru) * | 2024-11-06 | 2026-02-24 | ЦЗЯНСУ ИксСиЭмДжи КОНСТРАКШН МАШИНЕРИ РИСЁЧ ИНСТИТЮТ ЛТД. | Способ, устройство, система дефектоскопии сварного шва и носитель данных |
-
1999
- 1999-02-16 JP JP11037254A patent/JP2000234918A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010041664A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Canon Inc | 画像合成方法および画像合成装置 |
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| CN102171552A (zh) * | 2008-10-17 | 2011-08-31 | 日本轻金属株式会社 | 接合质量管理方法及接合质量管理装置 |
| JP5357891B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2013-12-04 | 日本軽金属株式会社 | 接合品質管理方法 |
| CN102171552B (zh) * | 2008-10-17 | 2014-09-24 | 日本轻金属株式会社 | 接合质量管理方法及接合质量管理装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040419 |
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